
クイック・スタート・ガイド
00825-0104-4001, Rev MB
2022 年 3 月
Rosemount™ 3051 圧力伝送器および
3051CF シリーズ流量計
(4~20 mA HART® および 1~5 Vdc 低電力
プロトコル使用)

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
目次
本ガイドについて....................................................................................................................... 3
伝送器の取り付け....................................................................................................................... 5
ハウジングの回転..................................................................................................................... 12
ジャンパの設定......................................................................................................................... 13
配線と起動................................................................................................................................ 14
構成設定の確認......................................................................................................................... 18
送信機のトリム......................................................................................................................... 22
安全計装システム (SIS)..............................................................................................................24
製品認証.................................................................................................................................... 28
2 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
1
1.1
本ガイドについて
このガイドは Rosemount 3051 伝送器の基本的ガイドラインを示すもの
です。ここでは、構成設定、診断、保守、整備、トラブルシュート、防
爆、耐圧防爆、または本質安全防爆 (IS) の設置手順は説明しません。詳細
な手順については、Rosemount 3051 リファレンスマニュアル を参照して
ください。このガイドの電子版は、Emerson.com/Rosemount で入手でき
ます。
安全上の注意事項
伝送器を設置する前に、正しい機器ドライバがホストシステムに読み込ま
れていることを確認してください。
警告
爆発
爆発すると、死亡または重傷を負うおそれがあります。
爆発の可能性のある環境にこの伝送器を設置する場合、その地域およ
び国家の、ならびに国際的な基準、法令および慣例に従う必要があり
ます。
防爆性/防炎性の環境でユニットが通電している際は伝送器のカバー
を取り外さないでください。
プロセス漏出
プロセスからの漏出物は有害であり、死にいたるおそれがあります。
プロセス漏出を避けるために、対応するフランジアダプタを密封でき
る O リングだけを使用してください。
感電
感電による死亡または重傷にいたるおそれがあります。
リード線や端子に触らないでください。リード線に高電圧が残留して
いる場合、感電するおそれがあります。
クイック・スタート・ガイド
3

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
警告
コンジット/ケーブル導入口
マークが付いていない限り、ハウジングのコンジット/ケーブル導入口は
½~14 NPT ねじ形状を使用しています。「M20」とマークされた入端は、
M20×1.5 ねじ形状です。複数のコンジット入端のある機器では、すべての
導入口のねじサイズは同一です。導入口を閉じるときは、互換性のあるね
じ形状のプラグ、アダプタ、グランドまたはコンジットのみを使用してく
ださい。
危険区域に設置する場合、ケーブル/コンジット導入口には、適切なリスト
に掲載された、あるいは Ex 認証済みプラグ、グランド、アダプタのみを使
用してください。
物理的アクセス
資格のない者がエンドユーザの機器への重大な損傷や設定ミスを引き起
こすことがあります。これは故意または過失で行なわれる場合があり、 そ
れを防ぐ必要があります。
物理的なセキュリティは、どのセキュリティ計画にとっても重要な部分で
あり、システムを保護する上で必要不可欠です。エンドユーザの資産を保
護するため、無資格者による物理的アクセスを制限します。これは、施設
内で使われるすべてのシステムが対象です。
4 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
2
2.1
2.2
伝送器の取り付け
液体流量用途
手順
1. ラインの側面にタップを付けます。
2. タップの脇または下に取り付けます。
3. ドレン/ベントバルブが上向きになるように伝送器を取り付けま
す。
ガス流量用途
手順
1. ラインの上または側面にタップを付けます。
2. タップの横や上に取り付けます。
注
伝送器と伝送器に入る ¼-in チューブをサポートするにはブラケッ
トが必要です。
クイック・スタート・ガイド
5

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
2.3
蒸気流量用途
手順
1. ラインの側面にタップを付けます。
2. タップの脇または下に取り付けます。
3. 導圧管に水を満たします。
6 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
2.4
パネルおよびパイプの取り付け
図 2-1 : パネルおよびパイプの取り付け
パネル取付け
(1)
同一平面フランジ
従来フランジ
Rosemount 3051T
パイプ取付け
(1)
5/16 × 1½
クイック・スタート・ガイド
パネルボルトはお客様がご用意ください。
Rosemount 3051H
7

A
4 × 1.75-in.
(44 mm)
D
4 × 1.75-in.
(44 mm)
4 × 2.25-in.
(57 mm)
C
4 × 1.75-in.
(44 mm)
4
× 1.50-in.
(38 mm)
B
4 × 2.88-in.
(73 mm)
クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
2.5
ボルト締めに関する考慮事項
伝送器を設置するためにプロセスフランジ、マニフォールド、またはフラ
ンジアダプタの組み立てが必要である場合、伝送器の性能特性を最適にす
るために、これらの組み立てガイドラインに従って確実に密閉する必要が
あります。伝送器に付属しているボルトまたは Emerson がスペア部品と
して販売しているボルトだけを使用してください。図 2-2 一般的な伝送
器アセンブリ、および伝送器の正しい組み立てに必要となるボルトの長さ
を示します。
図 2-2 : 共通伝送器アセンブリ
A.
同一平面フランジ付伝送器
B.
同一平面フランジおよびオプションフランジアダプタ付伝送器
C.
従来型フランジおよびオプションフランジアダプタ付伝送器
D.
同一平面フランジおよびオプションマニフォールド/フランジアダ
プタ付伝送器
ボルトは一般的には炭素鋼またはステンレス鋼製です。ボルトの頭にあ
るマーキングを確認、参照して材質を確認します。表 2-1 ボルトの材質が
表 2-1 にない場合は、詳細について Emerson の担当者に連絡してくださ
い。
2.5.1
ボルトの取り付け
注
8 Emerson.com/Rosemount
炭素鋼ボルトは潤滑の必要はなく、ステンレス鋼ボルトは潤滑剤でコーテ
ィングして容易に取り付けるられるようにします。ただし、どちらかのタ
イプのボルトを取り付ける場合、潤滑剤を追加しないでください。

316
316
316
SW
316
STM
316
R
B8M
2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
手順
1. ボルトを指で締め付けます。
2. 交差する順序でボルトを初期トルクで締め付けます(トルク値につ
いては表 2-1 参照)。
3. 同じ交差する順序でボルトを最終トルクで締め付けます(トルク値
については表 2-1 参照)。
4. 圧力を印加する前に、フランジボルトがアイソレータプレートから
突き出ていることを確認します。
表 2-1 : フランジおよびフランジアダプタボルトのトルク値
ボルト材質 頭部のマーキング 初期トルク 最終トルク
炭素鋼(CS)
300 in-lb
650 in-lb
クイック・スタート・ガイド
ステンレス
鋼(SST)
150 in-lb 300 in-lb
9

A
B
C
D
Rosemount 3051S/3051/2051
クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
2.6
フランジアダプタ付 O-リング
警告
正しいフランジアダプタ O-リングを取り付けなかった場合、プロセスリ
ークが生じ、死亡や重傷につながるおそれがあります。この 2 種類のフラ
ンジアダプタは O-リングの溝の違いで区別されます。以下に示すよう
に、特定のフランジアダプタのために設計された O-リングだけを使用し
てください。
図 2-3 : O-リングの位置
A.
フランジアダプタ
B. O‐
リング
C. PFTE
D.
ベースの形状(正方形)
エラストマーの形状(円形)
フランジまたはアダプタを取り外した場合は、O-リングを目視点検してく
ださい。 刻み目や切傷といった損傷の痕跡がある場合は交換してくださ
い。O-リングを交換する場合、PTFE 製 O-リングのシール性を補正するた
めに、取り付け後にフランジボルトと調整ねじを締め付け直してくださ
い。
2.7
10 Emerson.com/Rosemount
ハウジングの環境用シール
NEMA® 4X、IP66 および IP68 の要件に対しては、ねじシール (PTFE) テープ
またはペーストをコンジットの外ねじ部に用いて、水や粉じんに対する密
閉シールを提供します。その他の浸入防止格付けが必要な場合は工場に
ご相談ください。
M20 ねじの場合は、ねじが完全に噛み合うか、機械的な抵抗が適合するよ
うになるまで、コンジットプラグを取り付けてください。

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
2.8
インラインゲージ伝送器のオリエンテーション
インラインゲージ伝送器の低圧側ポート(大気圧基準)は伝送器のネック
部のハウジングの背後にあります。その通気経路はハウジングとセンサ
の間で伝送器の周囲 360° にあります。(図 2-4 参照。)
塗料、粉じん、潤滑油などの障害物が通気経路上にないように伝送器を取
り付けることで、液体がドレンできるようにしてください。
図 2-4 : インラインゲージ伝送器の低圧側ポート
A.
圧力ポート位置
クイック・スタート・ガイド
11

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
3
ハウジングの回転
配線へのフィールドアクセスを改善したり、オプションの液晶ディスプレ
イを見やすくするには:
手順
1. 5/64 in の六角レンチを使用してハウジング回転固定小ねじをゆる
めます。
2. ハウジングをその当初の位置から左または右に最大 180° まで回転
させます。
3. 希望する場所に到達したら、ハウジング回転固定小ねじを 7 in-lb
以下のトルクで締め付けます。
注
回転させすぎると伝送器が損傷します。
図 3-1 : ハウジングの回転
(3)
A.
ハウジング回転固定小ねじ(
Rosemount 3051C
(3)
当初の位置はブラケット用穴の反対側です。
12 Emerson.com/Rosemount
の当初の位置は「H」側に一致します。
5/64 in
)
Rosemount 3051T
の

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
4
ジャンパの設定
アラームジャンパおよびセキュリティジャンパが取り付けられていない
場合、伝送器は初期アラーム条件 high
(オフ)
手順
で通常作動します。
1. 伝送器が設置されている場合、ループを固定して、電力を落として
ください。
2. フィールド端子の反対側のハウジングカバーを取り外します。回
路に通電しているときは、爆発の可能性のある雰囲気において計器
カバーを取り外さないでください。
3. ジャンパを再度配置します。導線および端子との接触は避けてく
ださい。ジャンパの位置および ON
置については、図 4-1 を参照してください。
4. 伝送器カバーを元の位置に取り付けます。カバーは防爆要件に従
って完全に固定されている必要があります。
図 4-1 : 伝送器電子基板
LCD ディスプレイなし LCD ディスプレイ
(高)
およびセキュリティ条件 off
(オン)
および OFF
あり
(オフ)
位
A.
アラーム
B.
セキュリティ
クイック・スタート・ガイド
13

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
5
配線と起動
図 5-1 Rosemount 3051 に給電し、ハンドヘルドコニュニケータと通信す
るために必要な配線接続を示します。
伝送器の配線を行うには以下のステップを踏みます:
手順
1. フィールド端子側のハウジングカバーを取り外します。
2. プラス配線を「+」端子(PWR/COMM)に、マイナス配線を「-」
端子に接続します。
3. 端子台のねじとワッシャが完全に接触していることを確認します。
直接配線法を使用する場合、配線を時計回りに巻いて端子台の小ね
じを締め付けたときに所定位置にくるようにします。
時間が経つにつれ、または振動下において、接続部のゆるみがより
疑われるようになるので、ピンまたはフェルール式の配線端子を使
用することは推奨しません。
4. 必ず適切に接地してください。
計器のケーブルシールドは以下のとおりであることが重要です。
• 伝送器ハウジングに接触しないように、短くトリムして絶縁す
ること
• ジャンクションボックスを介して配置する場合、次のシールド
に接続すること
• 電源にある良好なアース点に接続すること
給電中の信号配線を試験端子に接続しないでください。試験接続
で試験ダイオードが損傷を受ける可能性があります。最良の結果
を得るためには、シールド付きツイストケーブルを使用してくださ
い。24 AWG 以上の配線を使用し、1,500 m(5,000 ft)を超えない
ようにしてください。
5. 未使用の電線管接続部をふさいで密封します。
6. 該当する場合、ドリップループを付けて配線を行います。ドリップ
の循環を整理して、その底部がコンジット接続および伝送器のハウ
ジングよりも低くならないようにします。
7. ハウジングカバーを再び取り付けます。
14 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
図 5-1 : 伝送器配線図(4~20 mA)
A.
電流計
B. RL ≥ 250 Ω
C. 24 Vdc
電源
図 5-2 : 低電力伝送器の配線
A.
電圧計
B. 6~12 Vdc
注
Rosemount 3051 のケースが正しくアースされていない限り、過渡
電流防止端子台を取り付けても過渡電流防止にはなりません。
5.1
信号線のアース
電力配線がある、または近くに大型電気製品があるコンジット内またはオ
ープントレーに信号線を通さないでください。電子回路ハウジングの外
側と端子コンパートメントの内部には接地された終端が用意されます。
過渡電流防止端子台が設置されている場合や、地域の法令を順守する必要
がある場合、これらの接地点が使用されます。ケーブルシールドの接地方
法については、ステップ 2 を参照してください。
クイック・スタート・ガイド
電源
15

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
手順
1. フィールド端子ハウジングカバーを取り外します。
2. 配線ペアおよびアースを図 5-3 に示すようにして接続します。
• 伝送器ハウジングに接触しないように、短くトリムして絶縁す
ること
• 終端点に連続的に接続すること
• 電源にある良好なアース点に接続すること
図 5-3 : 配線
A.
距離を最小に
B.
シールドをトリミングして絶縁
C.
過渡電流保護のためのアース
D.
シールドを電源のアースに接続します。
E.
絶縁シールド
3. ハウジングカバーは交換してください。
カバーとハウジングの間にすき間がなくなるまでカバーを締め付
けることを推奨します。
4. 使用しないコンジット接続部はプラグを付けるかシールしてくだ
さい。
5.2
16 Emerson.com/Rosemount
4~20 mA HART® 用電源
伝送器は、伝送器の端子電圧として 10.5~4.2 Vdc で作動します。この DC
電源は 2 % 未満のリップルの電力を提供する必要があります。250 Ω の抵
抗を持つループでは 16.6 V 以上必要です。
注
伝送器は Field Communicator と通信するために 250 Ω 以上である必要が
あります。1 台の電源を使用して複数の Rosemount 3051 伝送器に給電し

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
ている場合、使用している電源および伝送器間で共通する回路が、1200
Hz で 20 Ω を超えるインピーダンスを持たないことを確認してください。
図 5-4 : 負荷制限
最大ループ抵抗 = 43.5 x(電源電圧 - 10.5)
負荷(Ω)
A.
B.
電圧(
Vdc
)
C.
作動領域
総抵抗負荷は信号線の抵抗値とコントローラ、インジケータ、IS バリアお
よび関連要素の負荷抵抗の合計です。 本質安全防爆バリアを使用する場
合、抵抗と電圧降下を含めます。
5.3
クイック・スタート・ガイド
1~5 Vdc HART 低電力用電源
低出力伝送器は 6~12 Vdc で作動します。この DC 電源は 2% 未満のリッ
プルの電力を提供する必要があります。V
要があります。
負荷は 100 kW 以上である必
out
17

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
6
6.1
構成設定の確認
ハンドヘルドコニュニケータのユーザインターフェー
ス
従来型インターフェース - 機器レビジョン 3 および DD レビジョン 2 Fast
Key シーケンスについては 12 ページに記載されています。
図 6-1 : 従来型インターフェース - 機器レビジョン 3 および DD レビジョ
ン 2
機器ダッシュボード - 機器レビジョン 3 および DD レビジョン 6 Fast Key
シーケンスについては表 6-2 に記載されています。
図 6-2 : 機器ダッシュボード - 機器レビジョン 3 および DD レビジョン 6
注
チェックマーク (✓) は基本的な設定パラメータであることを示します。
少なくとも、これらのパラメータについては構成設定および起動手順の一
部として確認する必要があります。
18 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
表 6-1 : 従来型インターフェース - 機器レビジョン 3 および DD レビジョ
ン 2 Fast Key シーケンス
機能 Fast Key シーケン
ス
アラームと飽和レベル
アナログ出力アラームタイプ
バーストモード制御
バースト動作
カスタムメータの設定
カスタムメータの値
✓ ダンピング
日付
ディスクリプタ
デジタル - アナログトリム(4~20 mA 出力)
ローカルスパン/ゼロ点調整無効
フィールド機器情報
フルトリム
キーパッド入力 – リレンジ
ローカルゼロ点/スパン制御
Loop Test (ループ試験)
下側センサトリム
メッセージ
メータオプション
要求されたプリアンブルの数
ポーリングアドレス
複数回ドロップした伝送器のポーリング 左矢印, 4, 1, 1
範囲値
リレンジ
スケーリングされた D/A トリム(4~20 mA 出力)
自己診断試験(伝送器)
センサ情報
センサ温度
1, 4, 2, 7
1, 4, 3, 2, 4
1, 4, 3, 3, 3
1, 4, 3, 3, 3
1, 3, 7, 2
1, 4, 3, 4, 3
1, 3, 6
1, 3, 4, 1
1, 3, 4, 2
1, 2, 3, 2, 1
1, 4, 4, 1, 7
1, 4, 4, 1
1, 2, 3, 3
1, 2, 3, 1, 1
1, 4, 4, 1, 7
1, 2, 2
1, 2, 3, 3, 2
1, 3, 4, 3
1, 4, 3, 4
1, 4, 3, 3, 2
1, 4, 3, 3, 1
1, 3, 3
1, 2, 3, 1
1, 2, 3, 2, 2
1, 2, 1, 1
1, 4, 4, 2
1, 1, 4
クイック・スタート・ガイド
19

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
表 6-1 : 従来型インターフェース - 機器レビジョン 3 および DD レビジョ
ン 2 Fast Key シーケンス (続き)
機能 Fast Key シーケン
ス
センサトリム点
ステータス
✓タグ
転送機能(出力タイプ設定)
✓伝送器のセキュリティ(書き込み防止)
アナログ出力のトリム
✓単位(プロセス変数)
上側センサトリム
ゼロトリム
1, 2, 3, 3, 5
1, 2, 1, 1
1, 3, 1
1, 3, 5
1, 3, 4, 4
1, 2, 3, 2
1, 3, 2
1, 2, 3, 3, 3
1, 2, 3, 3, 1
表 6-2 : 従来型インターフェース - 機器レビジョン 3 および DD レビジョ
ン 2 Fast Key シーケンス
機能 Fast Key シーケン
ス
✓アラームレベルと飽和レベル
バーストモード制御
バーストオプション
カスタムディスプレイ設定
✓ダンピング
日付
ディスクリプタ
デジタル - アナログトリム(4~20 mA 出力)
ゼロ点/スパン調整の無効化
キーパッドを使用したリレンジ
Loop Test (ループ試験)
下側センサトリム
メッセージ
✓値のリレンジ
スケーリングされた D/A トリム(4~20 mA 出力)
1, 7, 5
2, 2, 4, 1
2, 2, 4, 2
2, 2, 3
2, 2, 1, 2
2, 2, 6, 1, 4
2, 2, 6, 1, 5
3, 4, 2, 1
2, 2, 5, 2
2, 2, 2, 1
3, 5, 1
3, 4, 1,2
2, 2, 6, 1, 6
2, 2, 2
3, 4, 2, 2
20 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
表 6-2 : 従来型インターフェース - 機器レビジョン 3 および DD レビジョ
ン 2 Fast Key シーケンス (続き)
機能 Fast Key シーケン
ス
センサ温度/トレンド(Rosemount 3051S)
✓タグ
✓伝送機能
伝送器のセキュリティ(書き込み防止)
✓単位
上側センサトリム
ゼロトリム
2, 2, 1, 6
2, 2, 6, 1,1
2, 2, 1, 3
2, 2, 5, 1
2, 2, 1, 1
3, 4, 1, 1
3, 4, 1, 3
クイック・スタート・ガイド
21

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
7
7.1
7.1.1
送信機のトリム
注
伝送器は、要求に応じてまたは工場出荷時のフルスケール(スパン = 上側
範囲限度)で完全に校正された状態で出荷されます。
ゼロトリム
ゼロトリムとは取り付け位置の影響を補正するために使用されるシング
ルポイント調整のことです。ゼロトリムを実行する場合、均圧バルブが開
いていて、すべてのウェットレグが正しいレベルまで充填されていること
を確認してください。
取り付けの影響を補正する方法には以下の 2 つがあります。
• ハンドヘルドコミュニケータを使用したゼロトリム
• 伝送器のゼロ調整ボタンの使用
ハンドヘルドコミュニケータを使用したゼロトリム
ゼロオフセットが URL の 3% 以内の場合、以下の指示に従ってください。
このゼロトリムは 4~20 mA の値、HART PV および表示値に影響を与えま
す。
手順
1. 伝送器を均圧化またはベントし、Field Communicator を接続しま
す。
2. メニューで HART Fast Key シーケンスを入力します(表 6-1 または
表 6-2 参照)。
3. コマンドに従ってゼロトリムを実行します。
7.1.2
22 Emerson.com/Rosemount
伝送器のゼロ調整ボタンの使用
伝送器のゼロ調整ボタンを使用すると、範囲下限値(LRV)を伝送器に印
加されている圧力に設定することができます。この調整は 4~20 mA の
値にしか影響を与えません。以下の手順を実行して、ゼロ調整ボタンを使
用したリレンジを実施します。
手順
1. 認証ラベルの小ねじをゆるめ、ラベルをスライドさせてゼロ調整ボ
タンを露出させます。
2. ゼロボタンを 2 秒間長押しして 4 mA ポイントを設定します。出
力が 4 mA であることを確認します。
オプションの LCD ディスプレイには「ZERO PASS」と表示されま
す。

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
図 7-1 : ゼロ調整ボタン
A.
ゼロ調整ボタン
クイック・スタート・ガイド
23

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
8
8.1
8.2
安全計装システム (SIS)
以下の項は、SIS アプリケーションで使用される Rosemount 3051C に適用
されます。
設置
この文書で説明する標準設置作業以外の、特殊な設置は不要です。電子回
路ハウジングカバーを取り付けることで、金属同士を接触させて常に適切
にシールされるようにしてください。
伝送器の出力が 22.5 mA のときに端子電圧が 10.5 Vdc よりも低下しない
ように、ループを設計する必要があります。
セキュリティスイッチを ON 位置にして、通常作動中に構成設定データが
不意または故意に変更されないようにしてください。
構成
任意の HART 準拠マスタを使用して Rosemount 3051 と通信し、構成設定
を確認します。
ユーザが選択した減衰は、適用プロセスにおいて変更に応答するトランス
デューサの能力に影響を与えます。減衰値 + 応答時間はループ要件を超
えないようにする必要があります。
1. 伝送器の出力は、構成設定変更、マルチドロップ、ループテストの
際は安全格付けされていません。伝送器の構成設定および保守作
業の際は、プロセス安全性を保証するために代替手段を用いる必要
があります。
2. DCS または安全ロジックソルバーを伝送器の構成設定に適合する
ように設定する必要があります。図 8-1 利用可能な 2 通りのアラ
ームレベルとそれらの作動値を指定します。アラームスイッチを
必要となる「HI」または「LO」のアラーム位置にします。
24 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
図 8-1 : アラームレベル
Rosemount アラームレベル
NAMUR アラームレベル
注
Rosemount アラームレベルに表示される 3.6 および 22.5 mA レベルは、伝送器の
不具合を示します。ハードウェアアラームの位置は LO または HI のいずれかで
す。
注
検出された故障の一部は、アラームスイッチの選択に関わらず、アナログ出力で
は高アラーム以上のレベルで表示されます。
8.3
8.3.1
運用と保守
プルーフテストおよび点検
以下のプルーフテストを推奨します。安全機能に不具合が見つかった場
合は、プルーフテストおよび実施した修正措置を Emerson.com/
Rosemount/Report-A-Failure に記録する必要があります。
表 6-1 または表 6-2 で Fast Key シーケンスを使用して、ループテスト、ア
ナログ出力のトリム、またはセンサのトリムを実施します。追加情報につ
いては、Rosemount 3051 リファレンスマニュアルを参照してください。
検証試験 1
(4)
このプルーフ試験では、Rosemount 3051 の自動診断では検出できない DU
不具合の 59.6% を検出します。
手順
1. マスタリセットコマンドを実行すると起動時に診断を開始します。
(4)
この試験では伝送器の
クイック・スタート・ガイド
DU
不具合の約
94.6%
を検出します。
25

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
2. 高アラーム状態を示す mA 値を入力します。
3. 基準メータを点検して、mA 出力が入力した値に対応していること
を確認します。
4. 低アラーム状態を示す mA 値を入力します。
5. 基準メータを点検して、mA 出力が入力した値に対応していること
を確認します。
検証試験 2
(5)
このプルーフ試験を 5 年次プルーフ試験と組み合わせると、Rosemount
3051 の自動診断では検出できない DU 不具合の 94.6% を検出します。
手順
1. マスタリセットコマンドを実行すると起動時に診断を開始します。
2. 4~20 mA の範囲点を校正点として使用することで、2 点以上のセ
ンサ校正点検を実施します。
3. 基準 mA メータを点検して、mA 出力が圧力入力値に対応している
ことを確認します。
4. 必要に応じて Rosemount 3051 リファレンスマニュアルに記載さ
れているトリム手順の 1 つを使用して校正を実施します。
注
導圧管に対するプルーフ試験要件はユーザが判断します。
目視点検不要です。
特殊工具不要です。
製品の修理伝送器の診断またはプルーフ試験によって検出された
すべての不具合は報告する必要があります。フィード
バックについては Emerson.com/Rosemount/Report-A-
Failure に電子形式で提出することができます。
Rosemount 3051 は主要構成品の交換による修理が可能
です。追加情報については Rosemount 3051 リファレン
スマニュアルの指示に従ってください。
(5)
この試験では伝送器の
26 Emerson.com/Rosemount
DU
不具合の約
94.6%
を検出します。

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
8.4
参照先
仕様
Rosemount 3051 は、Rosemount 3051 リファレンスマニュアルに規定さ
れる機能/性能仕様に従って作動させる必要があります。
故障率データ
FMEDA レポートには故障率および共通原因のベータ要因予測が含まれま
す。このレポートは Emerson.com/Rosemount で入手できます。
Rosemount 3051 安全性故障値
安全性精度:
安全応答時間:
製品寿命
50 年 – 最悪条件の構成部品摩耗メカニズムに基づき、摩耗プロセス濡れ
材には基づきません
0.065 パーセント
100 msec
クイック・スタート・ガイド
27

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
9
9.1
9.2
9.3
9.3.1
製品認証
改訂 2.13 版
欧州指令情報
EU 適合宣言書の写しは、クイック・スタート・ガイドの最後にあります。
EU 適合宣言書の最新版は Emerson.com/Rosemount で見ることができま
す。
通常の場所での使用に関する保証
標準として、伝送器は、連邦労働安全衛生局(OSHA)により認定された
国内公認試験所(NRTL)によって、設計が基本的な電気的要求事項、機
械的要求事項および防火要件を満たしているという判定を行うために、検
査およびテストされています。
北米
E5 米国 防爆 (XP) および粉塵防爆 (DIP)
レンジ 1~5 (HART)
認定書
標準規格 FM クラス 3600 – 2018、FM クラス 3615 – 2018、FM クラス
マーキングXP CL I、DIV 1、GP B、C、D; DIP CL II、DIV 1、GP E、F、G; CL
FM16US0121
3616 - 2011、FM Class 3810 – 2005、ANSI/NEMA 250 – 2008
III; T5(-50 °C ≤ Ta ≤ +85 °C); 工場でシール; タイプ 4X
レンジ 1 ~ 6 (HART/Fieldbus/PROFIBUS®)
認定書
標準規格ANSI/ISA 12.27.01-2003、CSA 規格 C22.2 No. 30 -M1986、CSA
マーキングXP クラス I、ディビジョン 1、グループ B、 C、D、T5、(-50 °C
9.3.2
28 Emerson.com/Rosemount
I5 米国 本質安全防爆 (IS)/ノンインセンディブ (NI)
レンジ 1~5(HART)
認定書
1053834
規格 C22.2 No.142-M1987、CSA 規格 C22.2 No. 213 - M1987
≤ Ta ≤ 85 °C) クラス I、ゾーン 1、グループ IIB+H2、T5; DIP クラ
ス II および クラス III、ディビジョン 1、グループ E、F、G、T5、
(-50 °C ≤ Ta≤ 85 °C) ; Type 4X; 工場でシール; シングルシール (図
面 03031-1053 参照)
FM16US0120X

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
標準規格FM クラス 3600 - 2011、FM クラス 3610 - 2010、FM クラス 3611
- 2004、FM クラス 3810 - 2005、ANSI/NEMA 250 - 2008
マーキングIS CL I、DIV 1、GP A、B、C、D; CL II、DIV 1、GP E、F、G; クラ
ス III; Rosemount 図面 03031-1019 に従って接続した場合 DIV
1; NI CL 1、DIV 2、GP A、B、C、D; T4(–50 ℃ ≤ Ta ≤ +70 ℃)
[HART]、T4(–50 ℃ ≤ Ta ≤ +60 ℃)[Fieldbus/PROFIBUS]; タイプ
4X
安全な使用のための特別条件 (X):
1. Rosemount 3051 伝送器のハウジングはアルミニウムを含むため、
衝撃や摩擦による発火の潜在的リスクが考えられます。設置と使
用の際には衝撃や摩擦を避けるよう注意してください。
2. 過渡抑制端子台(オプションコード T1)を取り付けた Rosemount
3051 伝送器は 500 Vrms の絶縁耐圧試験で不合格になるため、設置
時にはこの点を考慮してください。
レンジ 1~6 (HART/Fieldbus/PROFIBUS)
9.3.3
認定書
1053834
標準規格ANSI/ISA 12.27.01-2003、CSA 規格 C22.2 No.142-M1987、CSA
規格 C22.2.No.157-92
マーキングRosemount 図面 03031-1024 に従って接続した場合 IS クラス
I、II、III、ディビジョン 1 グループ A、B、C、D、E、F、G、ク
ラス I、ゾーン 0 グループ IIC に適合; クラス I、ディビジョン 2、
グループ A、B、C、D; NIFW; クラス I、、ゾーン 2、グループ IIC
に適合。T4(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +70 ℃)、 T5(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +40 ℃)
Fieldbus/PROFIBUS: T4(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +60 ℃)タイプ 4X
IE 米国の FISCO
レンジ 1~5(HART)
認定書
標準規格 FM クラス 3600 - 2011、FM クラス 3610 - 2010、FM クラス
マーキングRosemount 図面 03031-1019 に従って接続した場合 IS CL I、
FM16US0120X
3611 - 2004、FM クラス 3810 - 2005
DIV 1、GP A、B、C、D(–50 ℃ ≤ Ta ≤ +60 ℃); タイプ 4X
クイック・スタート・ガイド
29

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
安全な使用のための特別条件(X):
1. Rosemount 3051 伝送器のハウジングはアルミニウムを含むため、
衝撃や摩擦による発火の潜在的リスクが考えられます。設置と使
用の際には衝撃や摩擦を避けるよう注意してください。
2. 過渡抑制端子台(オプションコード T1)を取り付けた Rosemount
3051 伝送器は 500 Vrms の絶縁耐圧試験で不合格になるため、設置
時にはこの点を考慮してください。
レンジ 1~6 (HART/Fieldbus/PROFIBUS)
9.3.4
認定書
標準規格ANSI/ISA 12.27.01-2003、CSA 規格 C22.2 No.142-M1987、CSA
マーキングRosemount 図面 03031-1024 に従って接続した場合 IS クラス
1053834
規格 C22.2.No.157-92
I、ディビジョン 1 グループ A、B、C、D、T4(-60 °C ≤ Ta ≤ +60
℃)、クラス I、ゾーン 0 グループ IIC に適合; タイプ 4X。工場
でシール。シングルシール(図面 03031-1053 参照)
C6 カナダ 防爆、粉じん防爆、本質安全防爆、ノンインセンディブ
認定
書
標準規格ANSI/ISA 12.27.01-2003、CSA 規格 C22.2 No. 30 -M1986、CSA 規
マー
キン
グ
1053834
格 C22.2 No.142-M1987、CSA 規格 C22.2.No.157-92、CSA 規格
C22.2 No. 213 - M1987
防爆: クラス I、ディビジョン 1、グループ B、C、D; クラス I、ゾ
ーン 1、グループ IIB+H2、T5 (–50 °C ≤ Ta ≤ +85 °C);
粉じん防爆: クラス II、III ディビジョン 1、グループ E、F、G; T5
(–50 °C ≤ Ta ≤ +85 °C);
Rosemount 図面 03031-1024 に従って接続した場合、本質安全
防爆クラス I、ディビジョン 1、グループ A、B、C、D、温度コー
ド T4; クラス I、ゾーン 0 に適合;
クラス I ディビジョン 2 グループ A、B、C、D、T5; クラス I ゾー
ン 2、グループ IIC に適合; タイプ 4X; 工場でシール; シングルシ
ール (図面 03031-1053 参照)
9.3.5
30 Emerson.com/Rosemount
E6 カナダ 防爆、粉じん防爆、ディビジョン 2
認定書
標準規格ANSI/ISA 12.27.01-2003、CSA 規格 C22.2 No. 30 -M1986、CSA
1053834
規格 C22.2 No.142-M1987、CSA 規格 C22.2 No. 213 - M1987

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
マーキング防爆: クラス I、ディビジョン 1、グループ B、C、D; クラス I、
ゾーン 1、グループ IIB+H2、T5 に適合;
粉じん防爆: クラス II および クラス III、ディビジョン 1、グルー
プ E、F、G、T5 (–50 °C ≤ Ta ≤ +85 °C);
クラス I ディビジョン 2 グループ A、B、C、D、T5; クラス I ゾー
ン 2、グループ IIC に適合; タイプ 4X; 工場でシール; シングルシ
ール (図面 03031-1053 参照)
9.4
9.4.1
ヨーロッパ
E8 ATEX 耐圧防爆/粉じん防爆
証明書
使用される
標準規格
マーク II ½ G Ex db IIC T6...T4 Ga/Gb T6 (–60 °C ≤ Ta ≤+70 °C)、T4/
表 9-1 : プロセス温度
安全使用の特別な条件 (X):
1. この機器には、カテゴリ 1(プロセス接続)とカテゴリ 2(装置の
KEMA00ATEX2013X; Baseefa11ATEX0275X
EN60079-0:2014 + A1:2013、EN60079-11:2012、
EN60079-26:2015、EN60079-31:2009
T5 (–60 °C ≤ Ta ≤ +80 °C);
II 1 D Ex ta IIIC T95 °C T
温度クラス プロセス接続温度
T6
T5
T4
105 °C Da (-20 °C ≤ Ta ≤ +85 °C)
500
-60 °C ~ +70 °C
-60 °C ~ +80 °C
-60 °C ~ +120 °C
その他すべての部分)の間の境界を形成する厚さ 1 mm 未満の薄壁
ダイアフラムが含まれます。ダイアフラムの材質についてはモデ
ルコードとデータシートを参照してください。設置、保守および使
用においてはダイアフラムが受ける環境条件を考慮するようにし
てください。予定されている製品使用期間を通して安全を保証す
るため、設置および保守のための指示を詳細にわたって遵守してく
ださい。
2. 耐圧防爆ジョイントは修理用のものではありません。
3. 標準ではない塗料オプションを使用した場合、静電放電のリスクが
生じます。塗装面に静電気の蓄積を起こすおそれのある設置は避
け、塗装面は湿らせた布だけを使用して清掃するようにしてくださ
い。特殊オプションコードで塗料を発注した場合、詳細情報につい
て製造会社に問い合わせてください。
クイック・スタート・ガイド
31

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
4. 装置の派生タイプの一部では、銘板のマーキングが減っています。
装置全体のマーキングについては認定書を参照してください。
9.4.2
I1 ATEX 本質安全および防塵
認定書
標準規格 EN60079-0:2012 + A11:2013、EN60079-11:2012、
マーキン
グ
表 9-2 : 入力パラメータ
電圧 U
電流 I
電力 P
静電容量 C
インダクタンス L
安全な使用のための特別条件 (X):
BAS97ATEX1089X; Baseefa11ATEX0275X
EN60079-31:2014
HART: II 1 G Ex ia IIC T5/T4 Ga、T5 (-60 °C ≤ Ta ≤ +40 °C)、T4
(-60 °C ≤ Ta ≤ +70 °C)
Fieldbus/PROFIBUS: II 1 G Ex ia IIC Ga T4 (-60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
粉塵: II 1 D Ex ta IIIC T95 °C T
105 °C Da (-20 °C ≤ Ta ≤ +85
500
°C)
HART
i
i
i
i
i
30 V 30 V
200 mA 300 mA
0.9 W 1.3 W
0.012 µF 0 µF
0 mH 0 mH
フィールドバス/
PROFIBUS
1. 装置は EN60079-11:2012 の 6.3.12 項で要求される 500 V の絶縁試
験に耐えることができません。装置を設置する際はこの点に注意
してください。
2. エンクロージャはアルミ合金製で保護用のポリウレタン仕上げが
施されている場合がありますが、装置がゾーン 0 にある場合、衝撃
や摩耗から保護するよう注意してください。
3. 装置の派生タイプの一部では、銘板のマーキングが減っています。
装置全体のマーキングについては認定書を参照してください。
9.4.3 IA ATEX FISCO
認定書
標準規格 EN60079-0:2012 + A11:2013、 EN60079-11:2012
マーキング
32 Emerson.com/Rosemount
BAS97ATEX1089X
II 1 G Ex ia IIC T4 Ga (–60 ℃ ≤ Ta ≤ +60 ℃)

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
表 9-3 : 入力パラメータ
フィールドバス/PROFIBUS
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
インダクタンス L
i
i
17.5 V
380 mA
5.32 W
≤5 nF
≤10 µH
安全な使用のための特別条件(X):
1. 装置は EN60079-11:2012 の 6.3.12 項で要求される 500 V の絶縁試
験に耐えることができません。装置を設置する際はこの点に注意
してください。
2. エンクロージャはアルミ合金製で保護用のポリウレタン仕上げが
施されている場合がありますが、装置がゾーン 0 にある場合、衝撃
や摩耗から保護するよう注意してください。
9.4.4
9.5
9.5.1
N1 ATEX タイプ n および防塵
認定書
標準規格 EN60079-0:2012 + A11:2013、 EN60079-15:2010、
マーキング
安全な使用のための特別条件 (X):
1. 装置は EN60079-15 の 6.8.1 項で要求される 500 V の絶縁試験に耐
2. 装置の派生タイプの一部では、銘板のマーキングが減っています。
BAS00ATEX3105X; Baseefa11ATEX0275X
EN60079-31:2014
II 3 G Ex nA IIC T5 Gc (–40 ℃ ≤ Ta ≤ +70 ℃)
II 1 D Ex ta IIIC T95 ℃ T
105 ℃ Da (–20 ℃ ≤ Ta ≤ +85
500
℃)
えることができません。装置を設置する際はこの点に注意してく
ださい。
装置全体のマーキングについては認定書を参照してください。
インターナショナル
E7 IECEx 耐圧防爆/防塵
証明書
IECEx KEM 09.0034X; IECEx BAS 10.0034X
クイック・スタート・ガイド
33

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
規格 IEC60079-0:2011、IEC60079-1:2014-06、IEC60079-26:2014-10、
IEC60079-31:2013
マーク Ex db IIC T6…T4 Ga/Gb T6 (–60 °C ≤ Ta ≤ +70 °C)、T4/T5 (–60 °C ≤
Ta ≤ +80 °C)、Ex ta IIIC T95 °C T
105 °C Da (-20 °C ≤ Ta ≤ +85 °C)
500
表 9-4 : プロセス温度
温度クラス プロセス接続温度
T6
T5
T4
-60 °C ~ +70 °C
-60 °C ~ +80 °C
-60 °C ~ +120 °C
安全使用の特別な条件 (X):
1. この機器には、EPL Ga(プロセス接続)と EPL Gb(装置のその他す
べての部分)の間の境界を形成する厚さ 1 mm 未満の薄壁ダイアフ
ラムが含まれます。ダイアフラムの材質についてはモデルコード
とデータシートを参照してください。設置、保守および使用におい
てはダイアフラムが受ける環境条件を考慮するようにしてくださ
い。予定されている製品使用期間を通して安全を保証するため、設
置および保守のための指示を詳細にわたって遵守してください。
2. 耐圧防爆ジョイントは修理用のものではありません。
3. 標準ではない塗料オプションを使用した場合、静電放電のリスクが
生じます。塗装面に静電気の蓄積を起こすおそれのある設置は避
け、塗装面は湿らせた布だけを使用して清掃するようにしてくださ
い。特殊オプションコードで塗料を発注した場合、詳細情報につい
て製造会社に問い合わせてください。
4. 装置の派生タイプの一部では、銘板のマーキングが減っています。
装置全体のマーキングについては認定書を参照してください。
9.5.2
I7 IECEx 本質的安全性
認定書
IECEx BAS 09.0076X
標準規格 IEC60079-0:2011、IEC60079-11:2011
マーキング HART: Ex ia IIC T5/T4 Ga、T5(-60 °C ≤ Ta ≤ +40 °C)、T4 (-60 °C
≤ Ta ≤ +70 °C)
Fieldbus/PROFIBUS: Ex ia IIC T4(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +60 ℃)
34 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
表 9-5 : 入力パラメータ
HART
フィールドバス/
PROFIBUS
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
i
インダクタンス L
i
30 V 30 V
200 mA 300 mA
0.9 W 1.3 W
0.012 µF 0 µF
0 mH 0 mH
安全な使用のための特別条件 (X):
1. 装置にオプションの 90 V 過渡電流サプレッサが取り付けられてい
る場合、IEC60079-11 の 6.3.12 項で要求されている 500 V 絶縁試験
に耐えることができません。装置を設置する際はこの点に注意し
てください。
2. エンクロージャはアルミ合金製で保護用のポリウレタン仕上げが
施されている場合がありますが、装置がゾーン 0 にある場合、衝撃
や摩耗から保護するよう注意してください。
IECEx 鉱業用(特殊 A0259)
認定書
IECEx TSA 14.0001X
標準規格 IEC60079-0:2011、IEC60079-11:2011
マーキング Ex ia I Ma(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +70 ℃)
表 9-6 : 入力パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
インダクタンス L
i
i
安全な使用のための特別条件 (X):
1. 装置にオプションの 90 V 過渡電流サプレッサが取り付けられてい
る場合、IEC60079-11 で要求されている 500 V 絶縁試験に耐えるこ
とができません。装置を設置する際はこれに注意してください。
クイック・スタート・ガイド
HART
フィールドバス/
FISCO
PROFIBUS
30 V 30 V 17.5 V
200 mA 300 mA 380 mA
0.9 W 1.3 W 5.32 W
0.012 µF 0 µF <5 nF
0 mH 0 mH <10 µH
35

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
2. 設置中に上記の入力パラメータを考慮することは、安全な使用のた
めの条件の 1 つです。
3. ステンレス鋼製のハウジング、カバー、およびセンサモジュールが
取り付けられている装置がグループ 1 アプリケーションに使用さ
れている場合に限定されての製造条件の 1 つです。
9.5.3 IG IECEx FISCO
認定書
IECEx BAS 09.0076X
標準規格 IEC60079-0:2011、IEC60079-11:2011
マーキング Ex ia IIC T4 Ga (-60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
表 9-7 : 入力パラメータ
フィールドバス/PROFIBUS
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
インダクタンス L
i
i
17.5 V
380 mA
5.32 W
≤ 5 nF
≤ 10 µH
安全な使用のための特別条件 (X):
1. 装置にオプションの 90 V 過渡電流サプレッサが取り付けられてい
る場合、IEC60079-11 の 6.3.12 項で要求されている 500 V 絶縁試験
に耐えることができません。装置を設置する際はこの点に注意し
てください。
2. エンクロージャはアルミ合金製で保護用のポリウレタン仕上げが
施されている場合がありますが、装置がゾーン 0 にある場合、衝撃
や摩耗から保護するよう注意してください。
9.5.4
N7 IECEx タイプ n
証明書
IECEx BAS 09.0077X
規格 IEC60079-0:2011、IEC60079-15:2010
マーキング Ex nA IIC T5 Gc(-40 °C ≤ Ta ≤ +70 ℃)
安全な使用のための特別条件(X):
装置は IEC 60079-15 の 6.5.1 項で要求される 500 V の絶縁試験に耐える
ことができません。装置を設置する際はこの点に注意してください。
36 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
9.6
9.6.1
ブラジル
E2 INMETRO 耐圧防爆
証明書
規格
マーク Ex db IIC T6…T4 Ga/Gb、T6(–60 °C ≤ Ta ≤ +70 °C)、T4/T5 (–60 °C ≤
安全に使用するための特別条件 (X):
UL-BR 13.0643X
ABNT NBR IEC 60079-0:2013; ABNT NBR IEC 60079-1:2016; ABNT
NBR IEC 60079-26:2016
Ta ≤ +80 °C)
1. この機器には、ゾーン 0(プロセス接続)とゾーン 1(装置のその
他すべての部分)の間の境界を形成する厚さ 1 mm 未満の薄壁ダイ
アフラムが含まれます。ダイアフラムの材質についてはモデルコ
ードとデータシートを参照してください。設置、保守および使用に
おいてはダイアフラムが受ける環境条件を考慮するようにしてく
ださい。予定されている製品使用期間を通して安全を保証するた
め、設置および保守のための指示を詳細にわたって遵守してくださ
い。
2. 耐圧防爆ジョイントは修理用のものではありません。
3. 標準ではない塗料オプションを使用した場合、静電放電のリスクが
生じます。塗装面に静電気の蓄積を起こすおそれのある設置は避
け、塗装面は湿らせた布だけを使用して清掃するようにしてくださ
い。特殊オプションコードで塗料を発注した場合、詳細情報につい
て製造会社に問い合わせてください。
9.6.2
I2 ブラジル 本質安全防爆
証明書
UL-BR 13.0584X
規格 ABNT NBR IEC 60079-0:2013、ABNT NBR IEC 60079-11:2013
マーク HART: Ex ia IIC T5/T4 Ga、T5(–60 °C ≤ Ta ≤ +40 °C)、T4(–60 °C ≤ T
≤ +70 °C)
Fieldbus/PROFIBUS: Ex ia IIC T4 Ga (–60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
表 9-8 : 入力パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
キャパシタンス C
クイック・スタート・ガイド
a
HART Fieldbus/PROFIBUS
30 V 30 V
200 mA 300 mA
0.9 W 1.3 W
i
0.012 µF 0 µF
37

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
表 9-8 : 入力パラメータ (続き)
HART Fieldbus/PROFIBUS
インダクタンス L
i
0 mH 0 mH
安全に使用するための特別条件 (X):
1. 装置にオプションの 90 V 過渡電流サプレッサが取り付けられてい
る場合、ABNT NBR IRC 60079-11 によって要求されている 500 V 絶
縁試験に耐えることができません。装置を設置する際はこの点に
注意してください。
2. エンクロージャはアルミ合金製で保護用のポリウレタン仕上げが
施されている場合がありますが、装置が EPL Ga を必要とする場合、
衝撃や摩耗から保護するよう注意してください。
9.6.3 IB INMETRO FISCO
認定書
UL-BR 13.0584X
標準規格 ABNT NBR IEC60079-0:2013、ABNT NBR IEC60079-11:2013
マーキング Ex ia IIC T4 Ga (-60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C)
表 9-9 : 入力パラメータ
FISCO
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
インダクタンス L
i
i
17.5 V
380 mA
5.32 W
≤5 nF
≤10 µH
安全な使用のための特別条件(X):
1. 装置にオプションの 90 V 過渡電流サプレッサが取り付けられてい
る場合、ABNT NBR IEC 60079-11 によって要求されている 500 V 絶
縁試験に耐えることができません。 装置を設置する際はこの点に
注意してください。
2. エンクロージャはアルミ合金製で保護用のポリウレタン仕上げが
施されている場合がありますが、装置が EPL Ga を必要とする場合、
衝撃や摩耗から保護するよう注意してください。
38 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
9.7
9.7.1
中国
E3 中国防炎
認定書 GYJ19.1056X [伝送器]; GYJ20.1486X [流量計]
標準規格 GB3836.1-2010、GB3836.2-2010、GB3836.20-2010、
GB12476.1-2013、GB12476.5-2013
マーキング 3051 シリーズ: Ex d IIC T6 ~ T4 Ga/Gb、Ex tD A20 IP66 T95 °C
T
105 °C (-20 °C ≤ Ta ≤ +85 °C)
500
3051CF シリーズ:Ex d IIC T5/T6 Ga/Gb
一、产品安全使用特殊条件
证书编号后缀“X”表明产品具有安全使用特殊条件:涉及隔爆接合面的维修
须联系产品制造商。
1. 涉及隔爆接合面的维修须联系产品制造商。.
2. 产品使用厚度小于 1mm 的隔膜作为 0 区(过程连接)和 1 区(产品
其他部分)的隔离,安装和维护时需严格遵守制造商提供的说明书,
以确保安全性。
3. 产品外部涂层可能产生静电危险,使用时须防止产生静电火花,只能
用湿布清理。.
二、产品使用注意事项
1. 用于爆炸性气体环境中,产品温度组别和使用环境温度之间的关系
为:(变送器)
温度
组别 环境温度 过程温度
T6 -60 °C ~ +70 °C -60 °C ~ +70 °C
T5 -60 °C ~ +80 °C -60 °C ~ +80 °C
T4 -60 °C ~ +80 °C -60 °C ~ +120 °C
用于爆炸性气体环境中,产品温度组别和使用环境温度之间的关系
为:(流量计)
温度
组别 使用环境温度
T6 -50 °C ~ +65 °C
T5 -50 °C ~ +80 °C
2. 产品外壳设有接地端子,用户在使用时应可靠接地; -20 °C ≤ Ta ≤ +85
°C
クイック・スタート・ガイド
39

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
3. 产品外壳设有接地端子,用户在使用时应可靠接地
4. 安装现场应不存在对产品外壳有腐蚀作用的有害气体。
5. 现场安装时,电缆引入口须选用国家指定的防爆检验机构按检验认
可、具有 Ex dⅡC,Ex tD A20 IP66 防爆等级的电缆引入装置或堵封
件,冗余电缆引入口须用堵封件有效密封。
6. 用于爆炸性气体环境中,现场安装、使用和维护必须严格遵守“断电
后开盖!”的警告语。用于爆炸性粉尘环境中,现场安装、使用和维
护必须严格遵守“爆炸性粉尘场所严禁开盖!”的警告语。
7. 用于爆炸性粉尘环境中,产品外壳表面需保持清洁,以防粉尘堆积,
但严禁用压缩空气吹扫。
8. 用户不得自行更换该产品的零部件,应会同产品制造商共同解决运行
中出现的故障,以杜绝损坏现象的发生。
9. 产品的安装、使用和维护应同时遵守产品使用说明书、
GB3836.13-2013“爆炸性环境 第 13 部分:设备的修理、检修、修复
和改造”、GB/T3836.15-2017“爆炸性环境 第 15 部分:电气装置的设
计、选型和安装”、GB/T3836.16-2017“爆炸性环境 第 16 部分:电气
装置的检查与维护”、GB50257-2014“电气装置安装工程爆炸和火灾
危险环境电力装置施工及验收规范”和 GB15577-2007“粉尘防爆安
全规程” GB12476.2-2010“可燃性粉尘环境用电气设备 第 1 部分:用
外壳和限制表面温度保护的电气设备 第 2 节 电气设备的选择、安装
和维护”的有关规定。
9.7.2
40 Emerson.com/Rosemount
I3 中国本質的安全性
認定書 GYJ18.1419X; GYJ20.1488X [流量計]
標準規格 GB3836.1-2010、GB3836.4-2010、GB3836.20-2010、
GB12476.1-2000
マーキング 3051 シリーズ: Ex ia IIC T4/T5 Ga、DIP A20 TA 80 ℃ IP66
3051 CF シリーズ: Ex ia IIC T4/T5 Ga
• 产品安全使用特殊条件:
证书编号后缀“X”表明产品具有安全使用特殊条件:
1. 产品(选用铝合金外壳)外壳含有轻金属,用于 0 区时需注意防
止由于冲击或摩擦产生的点燃危险。
2. 当选择 T1 瞬态抑制端子时,此设备不能承受 GB3836.4-2010 标
准中第 6.3.12 条规定的 500V 交流有效值试验电压的介电强度
试验。
3. Transmitter output 为 X 时,需使用由厂家提供的型号为 701PG
的 Smart Power Green Power Module 电池。

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
4. 产品外壳含有非金属部件,使用时须防止产生静电火花,只能用
湿布清理。
• 产品使用注意事项:
1. 产品使用环境温度范围:
气体/粉尘 Transmitter
output
气体 A, M T5 -60 °C ~ +40 °C
气体 A, M T4 -60 °C ~ +70 °C
气体 F, W T4 -60 °C ~ +60 °C
气体 X T4 -40 °C ~ +70 °C
粉尘 A, F, W T80 °C -20 °C ~ +40 °C
温度组别 环境温度范围
2. 本安电气参数:
Transmit
ter
output
A, M 30 200 0.9 12 0
F, W 30 300 1.3 0 0
F, W
(FISCO)
最高输入
电压 Ui
(V)
17.5 380 5.32 5 10
最大输入
电流 Ii
(mA)
最大输入
功率 P
(W)
最大内部等效参数
i
Ci (nF) Li (µH)
注:Transmitter Output 为 F、W(FISCO)时,本安电气参数符
合 GB3836.19-2010 对 FISCO 现场仪表的参数要求。
3. 该产品必须与已通过防爆认证的关联设备配套共同组成本安防
爆系统方可使用于爆炸性气体环境。其系统接线必须同时遵守
本产品和所配关联设备的使用说明书要求,接线端子不得接错。
4. 该产品与关联设备的连接电缆应为带绝缘护套的屏蔽电缆,其屏
蔽层应在安全场所接地。
5. 对于爆炸性粉尘环境,最大输入电压为:
6. 安装现场应不存在对产品外壳有腐蚀作用的有害气体。
クイック・スタート・ガイド
Transmitter output
A 55 V
F, W 40 V
最高输入电压
41

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
7. 现场安装时,电缆引入口须选用国家指定的防爆检验机构按检验
认可、具有 DIP A20 IP66 防爆等级的电缆引入装置、转接头或堵
封件,冗余电缆引入口须用堵封件有效密封。
8. 对于爆炸性粉尘环境,现场安装、使用和维护必须严格遵守“爆炸
性粉尘场所严禁开盖!”的警告语。
9. 用户不得自行更换该产品的零部件,应会同产品制造商共同解决
运行中出现的故障,以杜绝损坏现象的发生。
10. 安装现场确认无可燃性粉尘存在时方可维修。
11. 产品的安装、使用和维护应同时遵守产品使用说明书、
GB3836.13-2013 “爆炸性环境 第 13 部分:设备的修理、检修、
修复和改造”、GB3836.15-2000“爆炸性气体环境用电气设备 第
15 部分:危险场所电气安装(煤矿除外)”、GB3836.16-2006“爆
炸性气体环境用电气设备 第 16 部分:电气装置的检查和维护(煤
矿除外)”、GB3836.18-2010“爆炸性环境 第 18 部分:本质安全
系统”和 GB50257-2014“电气装置安装工程爆炸和火灾危险环境
电力装置施工及验收规范”, GB50527-1996 “电气装置安装工程
爆炸和火灾危险环境电气装置施工验收规范”以及
GB15577-2007 “粉尘防爆安全规程”、GB12476.2-2006 “可燃性
粉尘环境用电气设备 第 1 部分:用外壳和限制表面温度保护的电
气设备 第 2 节:电气设备的选择、安装和维护”的有关规定。
9.7.3
N3 中国 タイプ n
認定書
GYJ20.1110X
標準規格 GB3836.1-2010、GB3836.8-2014
マーキング Ex nA IIC T5 Gc(-40 °C ≤ Ta ≤ +70 ℃)
• 产品安全使用特殊条件
产品防爆合格证号后缀“X”代表产品安全使用有特殊条件:产品不能承受
GB3836.8-2003 标准第 8.1 条中规定的 500V 对地电压试验 1 分钟,安
装时需考虑在内。
• 产品使用注意事项
1. 产品使用环境温度范围为: -40 °C ≤ Ta ≤ 70 °C
2. 最高输入电压:
Transmitter output
A, M
(3051 Enhanced and 3051 Low
Power HART)
42 Emerson.com/Rosemount
最高输入电压
55 Vdc

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
Transmitter output 最高输入电压
F, W 40 Vdc
3. 现场安装时,电缆引入口须选用经国家指定的防爆检验机构检验
认可的、具有 Ex e 或 Ex n 型的电缆引入装置或堵封件,冗余电缆
引入口须用堵封件有效密封。
4. 安装现场确认无可燃性气体存在时方可维修。
5. 用户不得自行更换该产品的零部件,应会同产品制造商共同解决
运行中出现的故障,以杜绝损坏现象的发生。
6. 产品的安装、使用和维护应同时遵守产品使用说明书、
GB3836.13-2013“爆炸性环境 第 13 部分:设备的修理、检修、
修复和改造”、GB3836.15-2000“爆炸性气体环境用电气设备 第
15 部分:危险场所电气安装(煤矿除外)”、GB3836.16-2006“爆
炸性气体环境用电气设备 第 16 部分:电气装置的检查和维护(煤
矿除外)” 、GB50257-1996“电气装置安装工程爆炸和火灾危险环
境电力装置施工及验收规范”的有关规定。
9.8
9.8.1
9.9
9.9.1
9.9.2
日本
E4 日本 防炎
認定書 TC20577、TC20578、TC20583、TC20584 [HART];
TC20579、TC20580、TC20581、TC20582 [Fieldbus]
マーキング
Ex d IIC T5
韓国
EP 韓国 防炎
認定書 11-KB4BO-0188X [シンガポール製]、19-KA4BO-079X [米国
製]
マーキング
IP 韓国 本質安全
認定書 13-KB4BO-0203X [HART – 米国製]、13-KB4BO-0204X [Fieldbus
マーキ
ング
Ex d IIC T6…T4 Ga/Gb
– 米国製]、10-KB4BO-0138X [HART – シンガポール製]、13KB4BO-0206X [Fieldbus – シンガポール製]、18-KA4BO-0354X
[HART – 米国製]、18-KA4BO-0355X [Fieldbus – 米国製]
Ex ia IIC T5/T4 (HART); Ex ia IIC T4 (Fieldbus)
クイック・スタート・ガイド
43

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
9.10
9.10.1
9.10.2
9.11
関税同盟技術規則(EAC)
EM EAC 防炎
マーキング Ga/Gb Ex db IIC T4…T6 X,T4/T5(-60 °C ≤ Ta ≤ +80 °C)、T6(-60
°C ≤ Ta ≤ +70 °C)
安全な使用のための特殊条件(X):
特別条件の認定書をご覧ください。
IM EAC 本質安全防爆
マーキングHART: 0Ex ia IIC T4/T5 Ga X、T4(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +70 ℃)、T5(–
60 ℃ ≤ Ta ≤ +40 ℃)
Fieldbus/PROFIBUS: 0Ex ia IIC T4 Ga X(–60 ℃ ≤ Ta ≤ +60 ℃)
安全な使用のための特殊条件(X)
特別条件の認定書をご覧ください。
組み合わせ
K2
K5
K6
K7
K8
KB
KD
KM
KP
E2、I2 の組み合わせ
E5 および I5 の組み合わせ
C6、E8、および I1 の組み合わせ
E7、I7、N7 の組み合わせ
E8、I1、N1 の組み合わせ
E5、I5、および C6 の組み合わせ
E8、I1、E5、I5、および C6 の組み合わせ
EM、IM の組み合わせ
EP および IP の組み合わせ
9.12
9.12.1
44 Emerson.com/Rosemount
その他の認証
SBS アメリカ船級協会(ABS)型式認定
認定書
目的とする用途海洋/沖合での応用 ― 液体気体および蒸気のゲージ圧
18-HS1814795-PDA
力/絶対圧力の測定。

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
9.12.2
9.12.3
9.12.4
SBV Bureau Veritas (BV) 型式認定
認定書
要件 鋼船の分類に関する Bureau Veritas 規則
用途 船級符号への付記: AUT-UMS、AUT-CCS、AUT-PORT および AUT-
23155
IMS; 圧力伝送器 タイプ 3051 はディーゼルエンジンには設置で
きません。
SDN Det Norske Veritas (DNV) 形式承認
認定書
目的の用途 DNV GL 分類規則 - 船舶および沖合ユニット
用途
TAA000004F
表 9-10 : 位置等級
温度
湿度
振動
EMC B
エンクロージャ
D
B
A
D
SLL ロイド レジスター (LR) 型式承認
証明書
LR21173788TA
適用 環境カテゴリ ENV1、ENV2、ENV3 および ENV5
9.12.5
C5 管理輸送 - Measurement Canada 精度承認
認定書
クイック・スタート・ガイド
AG-0226; AG-0454; AG-0477
45

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
9.13
EU 適合宣言書
46 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
クイック・スタート・ガイド
47

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
48 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
クイック・スタート・ガイド
49

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
50 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
クイック・スタート・ガイド
51

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
52 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
クイック・スタート・ガイド
53

クイック・スタート・ガイド 2022 年 3 月
9.14
中国 RoHS
54 Emerson.com/Rosemount

2022 年 3 月 クイック・スタート・ガイド
クイック・スタート・ガイド
55

*00825-0104-4001*
クイック・スタート・ガイド
00825-0104-4001, Rev. MB
2022 年 3 月
詳細は、
©
す。
Emerson の販売条件は、ご要望に応じて
提供させていただきます。Emerson のロ
ゴは、 Emerson Electric Co. の商標および
サービスマークです。Rosemount は、
Emerson 系列企業である一社のマークで
す。他のすべてのマークは、それぞれの
所有者に帰属します。
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