Rosemount 2051CF シリーズ流量計 4–20 mA HART および 1–5Vdc 低出力 HART プロトコル搭載 ( レビジョン 5 および 7) Manuals & Guides [ja]

クイック・スタート・ガイド
00825-0104-4107, Rev DC
20
Rosemount™ 2051 圧力伝送器および Rosemount 2051CF シリーズ流量計
4–20 mA HART® および 1–5Vdc 低出力 HART プロトコル搭載 ( レビジョン 5 および 7)
19 年 4 月
クイック・スタート・ガイド
警告
2019 4
注記
本書は、
Rosemount 2051
ンテナンス、修理、トラブルシューティング、防爆性、耐圧防爆性、本質安全 説明は、含まれていません。詳細説明については てください。本マニュアルは、
爆発が発生すると、死亡または重傷に至る場合があります。
爆発性の環境に本伝送器を設置する場合は、国、地方、および国際的な規格、規則、慣行に従う必要が あります。安全な設置に関連する各種制限事項については、Rosemount 2051 リファレンス・マニュ
アル に記載されている製品認可のセクションを参照してください。
HARTベースのコミュニケータを爆発性雰囲気で接続する前に、ループ内の計器を本質的防爆あるい
は防火対策を講じた配線方法に従って設置していることを確認してください。
防爆性 / 耐圧防爆性を備えた設置の場合、ユニットに給電されている時には伝送器のカバーを外さな
いでください。
プロセス液の漏洩は危害や死亡事故につながるおそれがあります。
プロセス液の漏洩を防ぐため、対応するフランジ・アダプタと一緒にシーリングするように設計さ
れている O リングのみを使用してください。
感電により死亡または重傷に至るおそれがあります。
リード線および端子には触れないでください。リード線に高電圧が残留している場合、感電するお
それがあります。
コンジット /ケーブル入口
特に表記がない限り、伝送器ハウジングのコンジット /ケーブル入口のねじの形式は M20」と表記されているコンジット /ケーブル入口のねじの形式は M201.5 です。コンジット入口
が複数ある機器の場合、ねじの形式はすべて同じです。
これらの入口を閉じるには、必ずねじの形式に互換性のあるプラグ、アダプタ、グランド、コン
ジットのみを使用してください。
圧力伝送器の基本ガイドラインを提供するものです。ただし、構成、診断、メ
Emerson.com/Rosemount
Rosemount 2051
にて電子形態でもご利用いただけます。
リファレンス・マニュアル を参照し
(I.S.)
設置法についての
1
/2–14 NPT です。
目次
装置の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
伝送器の取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
ハウジングの回転についての考慮事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
スイッチの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ワイヤ類の接続および電源投入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
伝送器の設定の確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
伝送器のトリミング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
安全計装システム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
製品の取得済み認証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
2
2019 4
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1.0 装置の準備

1.1 HART レビジョン機能の確認

HART ベースの制御 /AMSを使用する場合、伝送器の設置を行う前にその
装置の HART 機能を確認してください。すべての装置が HART レビジョ7 プロトコルとの通信機能に対応しているわけではありません。この伝 送器は HART レビジョン 5 または 7 のいずれに対しても設定可能です。
伝送器の HART レビジョンを変更する手順については、ページ 15 を参照
してください。

1.2 適切なデバイス・ドライバーの確認

最新のデバイス・ドライバー (DD/DTM
通信を適切に確立 /維持できる状態になっていることを確認してくださ い。
最新のデバイス・ドライバー・ファイルは Emerson.com あるいは
HARTComm.org からダウンロードできます。
) が装置に読み込まれており、

1.3 Rosemount 2051 機器のレビジョンおよびファイル

最新のデバイス・ドライバー (DD/DTM) が装置に読み込まれており、通信を 適切に確立 /維持できる状態になっていることを確認してください。
1 最新の DD (デバイス・ドライバー) Emerson.com または
HARTComm.or g からダウンロードできます。
2 Browse by Memberドロップダウン・メニューで、エマソン・プロセス・
マネジメントの Rosemount 事業部を選択します
3 目的の製品を選択します。表 1 で HART ユニバーサル・レビジョンと機器の
レビジョン番号を参照し、適切なデバイス・ドライバーを探し出します。
1 Rosemount 2051 機器のレビジョンおよびファイル
機器の識別
ソフト
ウェアのリ
リース日
2012 4
1998 1 月 該当なし
NAMUR
フトウェ アのレビ ジョン
1.0.0 01
(1)
HART ソフ
トウェア・
レビジョン
(2)
178 5 3
デバイス・
ドライバーの検出
HART ユニ バーサル・ レビジョン
7 10 5 9
機器のレビ
(2)
ジョン
手順の確認 機能の確認
マニュアル文
書番号
AA
ソフトウェアへ
変更の一覧につ いては脚注 3
の変更
参照。
該当なし
(3)
1. NAMUR ソフトウェアのレビジョンは、機器のハードウェア・タグに記載されています。HART ソフトウェアのレビジョンは HART 対応設定ツールの使用で読み取れます。
2. デバイス・ドライバーのファイル名では、デバイスと DD レビジョンが使用されます (10_01 など ) HART プロトコルは、古いデバイス・ドライバーのレビジョンでも引き続き新しい HART 機器と
通信し続けられるように設計されています。新機能にアクセスするには、新しいデバイス・ド ライバーをダウンロードする必要があります。完全な機能を利用するため、新しいデバイス・ ドライバーをダウンロードすることをお勧めします。
3. HART レビジョン 5 および 7 を選択可能。安全性認定済み。ローカル・オペレーター・インター フェイス、プロセス・アラート、スケール変数、設定可能アラーム、拡張工学単位。
3
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A
Flow
流れ
B
Flow
A
流れ
A
Flow
B
流れ

2.0 伝送器の取り付け

2.1 液体用途

1 タップを配管の側面に設置してください。 2 タップの側面または底面に取り付けます。 3 ドレン /ベント・バルブが上向きになるように伝送器を取り付けます。
1 液体用途
B
A. コプレーナ
ライン
B. イン

2.2 ガス用途

1 配管の上面または側面にタップを設置してください。 2 タップの側面または上面に取り付けます。
2 ガス用途
2019 4

2.3 蒸気用途

4
A. コプレーナ B. イン
ライン
1 タップを配管の側面に設置してください。 2 タップの側面または底面に取り付けます。 3 インパルス・ラインに水を満たします。
3 蒸気用途
A. コプレーナ
ライン
B. イン
2019 4
4 パイプ / パネルの取付
パネル取付
Rosemount 2051C
(1)
コプレーナ・フランジ
トラディショナル・フランジ
クイック・スタート・ガイド
パイプ取付
Rosemount 2051T
1. パネルのボルトは客先にてご用意ください。
5
クイック・スタート・ガイド
A
B
C
D
4 × 1.75-in. (44 mm)
4 × 1.75-in. (44 mm)
4 × 2.88-in. (73 mm)
4 × 1.75-in. (44 mm)
4 × 1.75-in. (44 mm)
4 × 2.25-in. (57 mm)
44 mm
(4 × 1.75-in.)
44 mm
(4 × 1.75-in.)
44 mm (4 × 1.75-in.)
44 mm (4 × 1.75-in.)
57 mm
(4 × 2.25-in.)
73 mm (4 × 2.88-in.)

2.4 ボルト締めに関する考慮事項

伝送器の取付においてプロセス・フランジ、マニホールド、またはフラン ジ・アダプタを組み立てる必要がある場合は、伝送器の性能特性を最適に保 てるよう、以下の組立ガイドラインに従って確実に密閉してください。使用 できるボルトは、伝送器に同梱されているボルト、あるいはエマソン ロセス・マネジメントからスペア部品として供給されるボルトのみです。
5 に、伝送器の標準的な組立部品、および伝送器を適切に組み立てるため
に必要なボルト長が図解されています。
5 伝送器の標準的な組立部品
2019 4
・プ
A. 伝送器、コプレーナ・フランジ付き B. 伝送 C. 伝送 D. 伝送器
ボルトは通常、炭素鋼またはステンレス鋼です。ボルト頭部のマーキングと
2を照合し、材質を確認してください。ボルトの材質が2に含まれてい
ない場合には、詳細について最寄のエマソン・プロセス・マネジメント担当 者までお問い合わせください。
ボルトは次の手順で取り付けてください。
1 炭素鋼のボルトは潤滑の必要はありません。ステンレス鋼のボルトは、取り
2 ボルトを手締めします。 3 初期トルク値まで、ボルトを十字を描く順で交互に締めます。
4 最終トルク値まで、ボルトを同じように十字を描く順で交互に締めま
5 圧力を適用する前に、絶縁体板からフランジ・ボルトが突出しているこ
6
器、コプレーナ・フランジ、オプションのフランジ・アダプタ付き 器、トラディショナル・フランジ、オプションのフランジ・アダプタ付き
、コプレーナ・フランジ、オプションのマニホールドとフランジ・アダプタ
付き
付けやすくするため事前に潤滑油でコーティングが施されています。いず れのタイプのボルトも、取り付け時にもう一度潤滑を行う必要はありません。
初期トルク値については2を参照してください。
す。最終トルク値については2を参照してください。
とを確認してください。
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警告
B7M
Rosemount 3051S/3051/2051/3095
Rosemount 1151
クイック・スタート・ガイド
2 フランジおよびフランジ・アダプタ・ボルトのトルク値
ボルト材質 ヘッド・マーキング 初期トルク 最終トルク
炭素鋼 (CS) 34 Nm 73.5 Nm
316
ステンレス鋼 (SST) 17 N・m
適切なフランジ・アダプタ O リングを取り付けないとプロセスに漏洩が起こる可能性があり、 その場合には死亡または重傷に至るおそれがあります。2 個のフランジ・アダプタは、O リング の固有の溝により識別できます。特定のフランジ・アダプタ専用に設計されている O リングの みを使用してください (下図を参照):
316
B8M
STM 316
R
316
SW 316
34 N・m
Rosemount 3051S/3051/2051/3095
A
B
C D
Rosemount 1151
A
B
C D
A. フランジ・アダプタ B. O リング C. PTFE ベース (角型 ) D. エラストマー (丸型)

2.5 ハウジング周辺の密封処理

コンジットのシール部分に耐水 /耐塵性を持たせるため、かつ NEMA® タイプ 4XIP66IP68 の要件に準拠させるため、コンジットの雄ねじ側にシーリン
グ・テープ (PTFE テープ ) を巻き付けるかペーストを使用して耐水処理を 行ってください。他にも準拠させる保護等級定格があるかについては、工場 までお問い合わせください。
M20 ねじの場合、コンジット・プラグの取付では、ねじを完全に、あるいは 機械抵抗が感じられるまで締めてください。
7
クイック・スタート・ガイド
注意
A

2.6 インライン・ゲージ伝送器の方向

インライン・ゲージ伝送器の下側の圧力ポート (大気圧基準 ) は、伝送器の首 元のハウジングの裏側にあります。通気路は、ハウジングからセンサまで伝 送器の周囲 360 ° にわたり設けられています。(図 6 を参照。)
伝送器を汚染物が排出されるように取り付けて、通気路に塗料、粉塵、潤滑油などの障害物が残 らないようにしてください。
6 インライン・ゲージ下側の圧力ポート
A
A. 下側の圧力ポート ( 大気圧基準 )

3.0 ハウジングの回転についての考慮事項

以下を行うことで、現場で配線へのアクセスを容易にしたりオプションの
LCD ディスプレイを見やすくしたりすることができます。 15/64 インチ六角レンチを使用し、ハウジング回転止めねじを緩めます。 2 ハウジングを左右に回転させます。元の位置から 180° まで動かせます。
2019 4
(1)
注記
回転させ過ぎると伝送器が損傷するおそれがあります。
3 希望の位置になったら、ハウジング回転止めねじを 0.8 N・m 以内で締め直
します。
7 伝送器ハウジングの止めねじ
A. ハウジング回転止めねじ (5/64-in.)
1. Rosemount 3051C では元の位置を「H」面に合わせます。Rosemount 3051T の場合、元の位置はブラケット
の穴の反対側になります。
8
2019 4
B
A
クイック・スタート・ガイド

4.0 スイッチの設定

設置する前に、8 に従ってアラームとセキュリティ・スイッチを設定し ます。
アラーム・スイッチでは、アナログ出力アラームが「ハイ」または
「ロー」にセットされます。
- デフォルト設定では「ハイ」になっています。
セキュリティ・スイッチでは、伝送器の設定が許可される () か、また
は禁止 () されます。
- デフォルト設定では「オフ」 () になっています。
スイッチの設定を変更するには以下の手順に従ってください。
1 伝送器が設置されている場合、ループを固定し、電源を切ります。 2 フィールド端子の反対側からハウジング・カバーを取り外します。爆発
性の雰囲気では、回路を動作させた状態で計器のカバーを外さないでく ださい。
3 小型のドライバーを使用し、セキュリティ/ アラーム・スイッチを希望の位
置までスライドさせます。
4 伝送器のカバーを付け直します。耐圧防爆要件を満たすため、伝送器のカ
バーは必ず完全にはめ込んでください。
8 伝送器の電子基盤
LCD ディスプレイ測定器なし LOI/LCD ディスプレイ付き
A. アラーム B.
キュリティ
9
クイック・スタート・ガイド
注意
A
B

5.0 ワイヤ類の接続および電源投入

最良の結果を得るにはツイスト・ペア・シールド線を使用する必要がありま す。24 AWG 以上の、1,500 メートル (5,000 フィート ) までの長さのワイヤを 使用してください。該当する場合、ドリップ・ループを付けて配線を行いま す。ドリップ・ループの下端がコンジット接続部および伝送器ハウジングよ り低くなるように配置します。
9 伝送器の配線 (4 20 mA HART)
A
A. Vdc 電源 B. R
250 (HART 通信のみに必要 )
L
2019 4
B
10
10 伝送器の配線 (1 5 Vdc 低電力 )
A. 電源
B. 電圧
過渡保護端子ブロックを設置しても、Rosemount 2051 のケースが正しく接地されていない限り、
過渡保護は提供されません。
信号配線をコンジットまたはオープン・トレイに電源配線と一緒に設置しないでください。
また、重電機器の近くにも配線しないようにしてください。
給電中の信号配線を試験端子に接続しないでください。電力によって端子ブロックの試験ダ
イオードが損傷を受ける可能性があります。
2019 4
DP
A
B
C
E
D
クイック・スタート・ガイド
伝送器に配線するには以下の手順に従ってください。
1 フィールド端子側からハウジング・カバーを取り外します。 2 図 9 または図 10 に従ってリード線を接続します。 3 端子のねじを締めて、端子ブロックのねじとワッシャを完全に接触させま
す。直接配線の場合、端子ブロックのねじを締めるときにはワイヤを適切 な位置に時計回りに巻き付けてください。
注記
ピンやフェルールワイヤ端子は、時間の経過または振動によって接続が緩む可能性が
あるため、使用はお奨めできません。
4 地域の接地規定に従ってハウジングを接地します。 5 必ず適切に接地してください。装置のケーブル・シールドは以下に従って
処理されていなければなりません。 a 伝送器ハウジングに接触しないようトリミングされ、絶縁されている
こと。
b 端子箱を通してケーブルを配線している場合、次のシールドに接続され
ていること。
c 電源側で適切なアース接地に接続されていること。
6 避雷器が必要な場合は、接地の手順について、「避雷器の接地」( ペー
12) セクションを参照してください。
7 未使用のコンジット接続部にブラグを付けてシールします。 8 ハウジング・カバーを再度取り付けます。
11 アース
A. シールドをトリムし絶縁する B. シールドを絶縁する C ケーブル・シールド・ドレン・
ワイヤーをアース接地面に終端処理する
D. 内部アースの場所 E. 外部アースの場所
11
クイック・スタート・ガイド

5.1 避雷器の接地

アースの終端は、電子部品ハウジングの外側、および端子コンパートメント の内部にあります。これらのアースは避雷器を取り付ける場合に使用しま す。ハウジング接地とアース接地との接続には (内部、外部ともに )、18 AWG 以上のワイヤを使用することをお勧めします。
伝送器がまだ電源および通信に配線されていない場合、「ワイヤ類の接続お
よび電源投入」(ページ 10) の ステップ 1 から 8 の手順に従ってください。伝
送器が適切に配線されたら、内部および外部の過渡電流接地の位置を11 で 確認してください。

6.0 伝送器の設定の確認

HART 対応コンフィギュレーション・ツールまたはローカル・オペレータ・ インターフェイス (LOI) (オプション・コード M4) を使用して設定を確認して ください。フィールド・コミュニケータおよび LOI の設定方法の説明は本項 に含まれています。AMS™ デバイス・マネージャによる設定方法について は、Rosemount 2051 リファレンス・マニュアル

6.1 フィールド・コミュニケータを使用した設定の確認

設定を確認するにはフィールド・コミュニケータに Rosemount 2051 DD がイ ンストールされていなければなりません。最新の DD のファスト・キー・ シーケンスについては 表 3 (ページ 12) を参照してください。古い DD を使用 したファスト・キー・シーケンスについては、最寄りのエマソン・プロセ ス・マネジメント販売店にお問い合わせください。
を参照してください。
2019 4
注記
全機能にアクセスできるよう、DD をインストールして最新の状態に保つことをお勧め します。デバイス・ドライバ・ファイルは Emerson.com または HARTComm.orgからダ ウンロードできます。
1 表 3 のファスト・キー・シーケンスに従って機器の設定を確認します。
a チェック印 (
) が付いているのは基本設定パラメータです。少なくと
も、これらのパラメータを設定および起動の一部として確認する必要 があります。
b 7」と併記されている項目は、HART レビジョン 7 モードでのみ使用
可能です。
3 機器レビジョン 9 および 10 (HART7)DD レビジョン 1 のファスト・
キー・シーケンス
機能
Alarm and Saturation Levels (アラームおよび飽和レベル) 22257 22257
Damping (ダンピング) 22115 22115
Range Values (レンジ値 ) 222 222
Tag (タグ) 22711 22711
12
ファスト・キー・シーケンス
HART 7 HART 5
2019 4
クイック・スタート・ガイド
3 機器レビジョン 9 および 10 (HART7)DD レビジョン 1 のファスト・
キー・シーケンス
機能
Transfer Function (転送機能) 22116 22116
Units (単位) 22114 22114 Burst Mode (バースト・モード ) 2253 2253 Custom Display Configuration (ディスプレイ設定のカスタ
マイズ )
Date (日付) 22714 22713 Descriptor (記述子) 22715 22714 Digital to Analog Trim (4—20 mA Output) (デジタル- アナ
ログ・トリム (4 20 mA 出力 ))
Disable Configuration Buttons ( 設定ボタンを無効にする ) 2263 2263 Rerange with Keypad (キーパッドによるレンジ変更) 2221 2221 Loop Test (ループ試験 ) 351 351 Lower Sensor Trim (下限センサ・トリム) 3412 3412 Message (メッセージ) 22716 22715 Scaled D/A Trim (4—20 mA Output) ( スケール D/A トリム
(4 ~ 20 mA 出力 ))
Sensor Temperature/Trend (センサ温度 /トレンド) 333 333 Upper Sensor Trim (上限センサ・トリム) 3411 3411 Digital Zero Trim (デジタル・ゼロ・トリム ) 3413 3413 Password (パスワード) 2265 2264 Scaled Variable (スケール変数 ) 322 322 HART Revision 5 to HART Revision 7 switch (HART レビ
ジョン 5 から HART レビジョン 7 への切り替え)
Long Tag (ロングタグ ) 22712 該当なし
Find Device (機器の検索) 345 該当なし
Simulate Digital Signal (デジタル信号のシミュレート) 345 該当なし
ファスト・キー・シーケンス
HART 7 HART 5
224 224
342 342
342 342
22523 22523

6.2 LOI による設定の確認

機器との通信にはオプションの LOI (ローカル・オペレータ・インターフェ イス ) を使用することができます。LOI は、内部と外部のボタンがある 2 ボタ ン式の設計です。内部のボタンは伝送器のディスプレイ上に、そして外部の ボタンは上部の金属タグの下にあります。LOI を有効にするにはいずれかの ボタンを押してください。LOI ボタンの機能はディスプレイ下部の各コー ナーに記載されています。ボタンの操作やメニューについては4 および
13 を参照してください。
13
クイック・スタート・ガイド
B
12 内部と外部の LOI ボタン
A
A. 内部ボタン B. 外部
ボタン
注記
外部ボタンの機能を確認するには 図 14 ( ページ 17) を参照してください。
4 LOI ボタン操作
2019 4
ボタン
No(いいえ) Scroll(スクロール) Yes(はい) Enter(入力)
14
2019 4
⟝೾ų⛜Ṷ
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NFП$Ɨḽ⠟
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420 mA ځƗ⟝೾
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HART Q8LX
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F0JПų󱂝Օ
クイック・スタート・ガイド
13 LOI メニュー

6.3 HART レビジョン・モードの切り替え

HART コンフィギュレーション・ツールが HART レビジョン 7 との通信に対 応していない場合、 Rosemount 2051 は機能が限定された汎用のメニューをロードします。次の手 順で、HART レビジョン・モードを汎用メニューから切り替えられます。
1 マニュアル・セットアップ > 機器情報 > 識別 > メッセージ
a HAR T レビジョン 5 に変更するには、メッセージ・フィールドに
HART5」と入力します。
bHART レビジョン 7 に変更するには、メッセージ・フィールドに
HART7」と入力します。
15
クイック・スタート・ガイド
注意

7.0 伝送器のトリミング

機器は工場で校正されています。機器を設置したら、取付位置や静圧の影響 によるエラーを避けるため、ゲージおよび差圧伝送器のゼロ・トリミングを 行うことをお勧めします。ゼロ・トリミングはフィールド・コミュニケータ あるいは設定ボタンで実行できます。
AMS デバイス・マネージャによる実行方法については、Rosemount 2051
ファレンス・マニュアル を参照してください。
注記
ゼロ・トリミングでは、均圧弁が開いていること、およびウェットレグがいずれも正 しいレベルまで満たされていることを確認してください。
絶対圧伝送器、Rosemount 2051TA モデルのゼロ調整はお勧めできません。
1 実行するトリミング手順を選択します。
a アナログ・ゼロ・トリミングアナログ出力を 4 mA に設定します。
「レンジ変更」とも呼ばれるこの手順では、下限値 (LRV) が測定圧に
等しく設定されます。
ディスプレイとデジタル HART 出力は変わりません。
b. デジタル・ゼロ・トリミングセンサはゼロ校正されます。
下限値 (LRV) に影響はありません。圧力値はゼロ (ディスプレイ、
HART 出力ともに ) になります。4 mA ポイントはゼロにならない場
合があります。
ここでは、工場で校正されたゼロ圧が URL 3% 以内の範囲 (0 ± 3% ×
URL) であることが条件となります。
2019 4
URV = 250 inH2O 適用されるゼロ圧 = +0.03
× 250 inH
O = +7.5 inH2O (工場設定との比較におい
2
)。伝送器はこの範囲外の値を拒絶します。

7.1 フィールド・コミュニケータを使用したトリミング

1 フィールド・コミュニケータを接続します。「ワイヤ類の接続および電源
投入」(ページ 10) の手順に従ってください。
2HART メニューに従って必要なゼロ・トリミングを実行します。
5 ゼロ・トリム・ファスト・キー
アナログ・ゼロ (4 mA に設定 ) デジタル・ゼロ
16
ファスト・キー・ シーケンス
342 3413
2019 4
クイック・スタート・ガイド

7.2 設定ボタンを使用したトリミング

ゼロ・トリミングは、上部タグの下にある外部設定ボタン 3 組のいずれかを 使用して行います。
設定ボタンにアクセスするには、ねじを緩めてタグを伝送器の上部にスライ ドさせます。12 を参照し、機能を確認してください。
14 外部設定ボタン
LOI
A. 設定ボタン
ゼロ・トリミングは以下の手順で行います。
LOI による実行手順 ( オプション M4)
1 伝送器の圧力を設定します。 2 操作メニューについては 図 13 (ページ 15) を参照してください。
a アナログ・ゼロ・トリミングを行うには レンジ変更を選択します。 b デジタル・ゼロ・トリミングを行うにはゼロ・トリミングを選択します。
アナログ・
ゼロおよびスパン
デジタル・ゼロ
A
アナログ・ゼロおよびスパンによる実行手順 (オプション D4)
1 伝送器の圧力を設定します。 2 ゼロボタンを押したまま 2 秒間保持し、アナログ・ゼロ・トリミングを行
います。
デジタル・ゼロによる実行手順 (オプション DZ)
1 伝送器の圧力を設定します。 2 ゼロボタンを押したまま 2 秒間保持し、デジタル・ゼロ・トリミングを行
います。

8.0 安全計装システム

安全認定に準じて取り付けるために、Rosemount 2051 リファレンス・マニュ
アル に記載されている取付手順およびシステム要件を参照してください。
17
クイック・スタート・ガイド

9.0 製品の取得済み認証

Rev1.3

9.1 欧州指令情報

EC 適合宣言についてはクイック・スタート・ガイドの巻末を参照してくださ い。EC 適合宣言の最新版は Emerson.com/Rosemount からご確認いただけま す。

9.2 通常使用区域に関する認定

標準として、本伝送器は米連邦労働安全衛生局 (OSHA) 認定の国家認定試験 機関 (NRTL) である Factory Mutual Research Corporation (FM)の検査を経て FM 承認を受けており、その設計が基本的な電気的、機械的、および防火要件を 満たしていると判定されています。

9.3 北米

E5 USA 耐圧防爆 (XP) および粉塵防爆 (DIP)
証明書: 3032938
規格: FM クラス 3600 – 2011FM クラス 3615 – 2006、FM クラス 3616 – 2011、
マーキング:XP CL IDIV 1GP B、CD;DIP CL II、DIV 1、GP E、FG;CL III;
I5 USA 本質安全防爆 (IS) および非発火性 (NI)
証明書: 3033457
規格: FM クラス 3600 – 2011FM クラス 3610 – 2010FM 361 1 – 2004、
マーキング:IS CL IDIV 1GP ABCDCL IIDIV 1GP EFG;クラ
IE USA FISCO
証明書: 3033457
規格: FM クラス 3600 – 2011FM クラス 3610 – 2010FM クラス 3611 – 2004、
マーキング:IS CL IDIV 1GP ABCD (Rosemount 制御図 02051-1009
E6 カナダ耐圧防爆、粉塵防爆
証明書: 2041384
規格: CAN/CSA C22.2 No. 0-10CSA 規格 C22.2 No. 25-1966
マーキング:クラス I、ディビジョン 1、グループ BCD に対する耐圧防爆。ク
FM クラス 3810 – 2 005、ANSI/NEMA 250 – 2008ANSI/IEC 60 529 2004
T5(–50°C T
FM クラス 3810 – 2005ANSI/NEMA 250 – 2008
III;ディビジョン 1 (Rosemount 制御図 02051-1009 に従って接続し
ス た場合;クラス I、ゾーン 0AEx ia IIC T4NI CL 1DIV 2GP A
BCDT4(–50°C T
FM クラス 3810 – 2005
従って接続した場合 ) (–50°C ≤ T
CSA 規格 C22.2 No. 30-M1986CAN/CSA-C22.2 No. 94-M91 CSA 規格 C22.2 No.142-M1987CAN/CSA-C22.2 No.157-92 CSA 規格 C22.2 No. 213-M1987CAN/CSA-E60079-0:07 CAN/CSA-E60079-1:07CAN/CSA-E60079-11-02 CAN/CSA-C22.2 No. 60529:05、ANSI/ISA-12.27.01–2003
ラス II およびクラス III、ディビジョン 1、グループ E、F、G に対す る防塵・防爆。屋内外の危険な場所に関するクラス I、ディビジョン 2;グループ ABCD に適する。クラス I ゾーン 1 Ex d IIC T5 エンクロージャタイプ 4X、工場で密封。 シングル・シール
+85°C);工場にて密閉;タイプ 4X
a
+70°C);タイプ 4x
a
+60°C);タイプ 4x
a
2019 4
18
2019 4
クイック・スタート・ガイド
I6 カナダ本質安全
証明書: 2041384
規格: CSA 規格 C22.2 No. 142 - M1987CSA Std. C22.2 No. 213 - M1987
CSA 規格 C22.2 No. 157 - 92CSA 規格 C22.2 No. 213 - M1987 ANSI/ISA 12.27.01 – 2003、CAN/CSA-E60079-0:07、CAN/CSA-E60079-11:02
マーキング:クラス I、ディビジョン 1、グループ A、BCD に対する本質安全
(Rosemount 制御図 02051-1008 に従って接続した場合 )Ex ia IIC T3C シングル・シール。エンクロージャ・タイプ 4X

9.4 欧州

E1 ATEX 耐炎性
証明書: KEMA 08ATEX0090X
規格: EN60079-0:2006EN60079-1:2007EN60079-26:2007
マーキング: II 1/2 G Ex d IIC T6 IP66 (–50°C T
II 1/2 G Ex d IIC T5 IP66 (–50°C ≤ T
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 Ex d ブランキング・エレメント、ケーブル・グランド、配線は、90°C の温度に適
していなければなりません。 2 本機器には薄いダイアフラム壁が含まれています。設置、メンテナンス、および使
用の際には、ダイアフラムが置かれる環境条件を考慮に入れる必要があります。メ ンテナンスに関する製造業者の指示に厳密に従い、予想される機器の耐用期間の 間、安全性を確保してください。
3 修理する場合、耐炎性ジョイントの寸法に関する情報については製造業者にお問い
合わせください。
I1 ATEX 本質安全防爆
証明書: Baseefa08ATEX0129X
規格: EN60079-0:2012EN60079-11:2012
マーキング: II 1 G Ex ia IIC T4 Ga (–60°C T
6 入力パラメータ
パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テスト
500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要があ
ります。 2 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施され
ている場合があります。ただし、ゾーン 0 に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。
HART
30 V 30 V
200 mA 300 mA
1 W 1.3 W
0.012 μF 0 μF 0 mH 0 mH
i
フィールドバス /PROFIBUS
65°C)
a
80°C)
a
+70°C)
a
®
19
クイック・スタート・ガイド
IA ATEX FISCO
証明書: Baseefa08ATEX0129X 規格: EN60079-0:2012EN60079-11:2012 マーキング: II 1 G Ex ia IIC T4 Ga (–60°C T
7 入力パラメータ
+60°C)
a
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パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
i
FISCO
17.5 V
380 mA
5.32 W 0 μF
0 mH
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テスト
500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要があ ります。
2 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施され
ている場合があります。ただし、ゾーン 0 に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。
N1 ATEX タイプ n
証明書: Baseefa08ATEX0130X 規格: EN60079-0:2012EN60079-15:2010 マーキング: II 3G Ex nA IIC T4 Gc (–40°C T
+70°C)
a
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、
EN 60079-15:2010 6.5.1 項で定義されている500 V 電気強度試験に耐える能力はあ
りません。設置の際は、この点を考慮に入れる必要があります。
ND ATEX 防塵
証明書: Baseefa08ATEX0182X 規格: EN60079-0:2012EN60079-31:2009 マーキング: II 1 D Ex ta IIIC T95°C T
105°C Da (–20°C ≤ Ta +85°C)
500
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テス
トの 500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要が あります。

9.5 インターナショナル

E7 IECEx 耐炎性
証明書: IECExKEM08.0024X 規格: IEC60079-0:2004IEC60079-1:2007-04、IEC60079-26:2006 マーキング:Ex d IIC T6/T5 IP66T6(–50°C T
8 プロセス温度
温度等級 プロセスの温度
T6 –50°C to +65°C T5
20
–50°C +80°C
+65°C)T5(–50°C Ta +80°C)
a
2019 4
クイック・スタート・ガイド
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器には、薄壁ダイアフラムが含まれています。設置、メンテナンス、および使用
の際には、ダイアフラムが置かれる環境条件を考慮に入れる必要があります。メン テナンスに関する製造業者の指示に厳密に従い、予想される機器の耐用期間の間、 安全性を確保してください。
2 Ex d ブランキング・エレメント、ケーブル・グランド、配線は、90°C の温度に適
していなければなりません。
3 修理する場合、耐炎性ジョイントの寸法に関する情報については製造業者にお問い
合わせください。
I7 IECEx 本質安全防爆
証明書: IECExBAS08.0045X 規格: IEC60079-0:2011IEC60079-11:2011 マーキング: Ex ia IIC T4 Ga (–60°C T
+70°C)
a
9 入力パラメータ
パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
i
HART
30 V 30 V
200 mA 300 mA
1 W 1.3 W
0.012 μF 0 μF 0 mH 0 mH
フィールドバス /PROFIBUS
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テス
トの 500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要が あります。
2 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施され
ている場合があります。ただし、ゾーン 0 に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。
IG IECEx FISCO
証明書: IECExBAS08.0045X 規格: IEC60079-0:2011IEC60079-11:2011 マーキング: Ex ia IIC T4 Ga (–60°C T
+60°C)
a
10 入力パラメータ
パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テス
トの 500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要が あります。
2 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施され
ている場合があります。ただし、ゾーン 0 に配置した場合は、衝撃や摩耗から保護 するように注意する必要があります。
FISCO
17.5 V
380 mA
5.32 W 0 μF
0 mH
i
21
クイック・スタート・ガイド
N7 IECEx タイプ n
証明書: IECExBAS08.0046X 規格: IEC60079-0:2011IEC60079-15:2010 マーキング:Ex nA IIC T4 Gc (–40°C T
+70°C)
a
安全な使用に関する特別条件 (X):
1 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合、本機器は、IEC60079-15:2010 6.5.1
項で定義されている 500 V 電気強度試験に耐える能力はありません。設置の際は、 この点を考慮に入れる必要があります。

9.6 ブラジル

E2 INMETRO 耐炎性
証明書: UL-BR 14.0375X 規格: ABNT NBR IEC60079-0:2008 + Errata 1:2011ABNT NBR IEC
60079-1:2009 + Errata 1:2011ABNT NBR IEC 60079-26:2008 + Errata 1:2009
マーキング:Ex d IIC T6/T5 Gb IP66T6(–50°C ≤ T
T5(–50°C T
+80°C)
a
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器には、薄壁ダイアフラムが含まれています。設置、メンテナンス、および使用
の際には、ダイアフラムが置かれる環境条件を考慮に入れる必要があります。ま た、設置およびメンテナンスに関するメーカーの指示に厳密に従い、予想されるダ イアフラムの耐用期間の間、安全性を確保してください。
2Ex d ブランキング・エレメント、ケーブル・グランド、配線は、90°C の温度に適
していなければなりません。
3 修理する場合、耐炎性ジョイントの寸法に関する情報については製造業者にお問い
合わせください。
I2 INMETRO 本質安全防爆
証明書: UL-BR 14.0759X 規格: ABNT NBR IEC 60079-0:2008 + Errata 1:2011;
ABNT NBR IEC 60079-11:2009
マーキング:Ex ia IIC T4 Ga (–60°C ≤ T
+70°C)
a
11 入力パラメータ
+65°C)
a
2019 4
パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
HART
30 V 30 V
200 mA 300 mA
1 W 1.3 W
12 nF 0
i
0 0
フィールドバス /PROFIBUS
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テス
トの 500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要が あります。
2 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施され
ている場合があります。ただし、ELP Ga を要する雰囲気に配置した場合は、衝撃 や摩耗から保護するように注意する必要があります。
22
2019 4
クイック・スタート・ガイド
IB INMETRO FISCO
証明書: UL-BR 14.0759X 規格: ABNT NBR IEC 60079-0:2008 + Errata 1:2011;
ABNT NBR IEC 60079-11:2009
マーキング:Ex ia IIC T4 Ga (–60°C ≤ T
+60°C)
a
12 入力パラメータ
パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テス
トの 500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要が あります。
2 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施され
ている場合があります。ただし、ELP Ga を要する雰囲気に配置した場合は、衝撃 や摩耗から保護するように注意する必要があります。
FISCO
17.5 V
380 mA
5.32 W 0 nF
i
0 μH

9.7 中国

E3 中国耐炎性
証明書: GYJ13.1386X; GYJ15.1366X [流量計] 規格: GB3836.1-2010GB3836.2-2010GB3836.20-2010-2010 マーキング 圧力伝 流量計:Ex d IIC Ga/GbT6(–50°C T
安全に使用するための特別条件 (X):
1 記号「X」は、使用に関する特別条件を示すために使用されています。
Ex d ブランキング・エレメント、ケーブル・グランド、配線は、90°C の温度に
本機器には薄いダイアフラム壁が含まれています。設置、メンテナンス、およ
2T コードと周囲温度範囲の間の関係は次のとおりです。
:
送器:Ex d IIC GbT6(–50°C ≤ T
+65°C)T5(–50°C Ta +80°C)
a
+65°C)T5(–50°C Ta +80°C)
a
適していなければなりません。
び使用の際には、ダイアフラムが置かれる環境条件を考慮に入れる必要があり ます。
T
a
–50°C Ta +80°C T5 –50°C Ta +65°C T6
温度等級
3 筐体内のアース接続装置は確実に接続してください。 4 伝送器の設置、使用、メンテナンスの際は、「回路が電源に接続されているときは
カバーを開けないでください」という警告を順守してください。
5 設置においては、耐炎性ハウジングに害のある混合物が周辺にない状態でなければ
なりません。
6 危険区域に設置する際は、NEPSI によって Ex d IIC Gb の保護タイプが認定されて
いるケーブル差込口とコンジット、および適切な形式のねじを使用してください。 冗長ケーブル差込口にはブランキング・エレメントを使用してください。
7 エンドユーザーには内部部品の変更は許可されていません。製品に損傷を与えない
よう、問題の解決についてはメーカーにご連絡ください。
23
クイック・スタート・ガイド
8 メンテナンスは危険区域ではない場所で行ってください。 9 本製品の設置、使用、メンテナンスでは、次の規格に従ってください:
GB3836.13-2013GB3836.15-2000GB3836.16-2006GB50257-2014
I3 中国本質安全防爆
証明書: GYJ12.1295X; GYJ15.1365X [流量計] 規格: GB3836.1-2010, GB3836.4-2010, GB3836.20-2010 マーキング:Ex ia IIC T4 Ga (–60°C T
+70°C)
a
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 記号「X」は、使用に関する特別条件を示すために使用されています。
a 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、1 分間
500 V 絶縁試験に耐えることはできません。機器を設置する際は、この点を考 慮する必要があります。
b 筐体は、アルミニウム合金製で、保護用にポリウレタン・ペイント仕上げが施
されている場合があります。ただし、ゾーン 0 に配置した場合は、衝撃や摩耗 から保護するように注意する必要があります。
2T コードと周囲温度範囲の間の関係は次のとおりです。
モデル T コード 温度範囲
HART、フィールドバス、PROFIBUS
および低出力
T4 –60°C Ta +70°C
3 本質安全防爆パラメータ:
パラメータ
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C インダクタンス L
i
HART
30 V 30 V
200 mA 300 mA
1 W 1.3 W
0.012 μF 0 μF 0 mH 0 mH
i
フィールドバス /PROFIBUS
2019 4
注記 1
FISCO パラメータは GB3836.19-2010 FISCO フィールド機器に準拠しています。
[流量計 ] Rosemount 644 温度伝送器を使用する場合、爆発性ガス雰囲気で使用できる防
爆システムとして確立させるための、Ex 認証を受けた関連機器とともに伝送器を使用 する必要があります。配線および端子は、Rosemount 644 と関連機器の両方の操作マ ニュアルに準じていなければなりません。本製品と Rosemount 644 との間のケーブル にはシールドケーブルを使用してください (ケーブルには絶縁シールドが必要です )。 シールド・ケーブルは、危険ではない区域にしっかりと絶縁してください。
4 本製品は、爆発性ガス雰囲気で使用できる防爆システムとして確立させるための
Ex 認証を受けた関連機器とともに使用する必要があります。配線と端子は、製品
および関連機器の操作マニュアルに従ってください。
5 本製品と関連機器との間のケーブルにはシールドケーブルを使用してください (ケー
ブルには絶縁シールドが必要です )。シールド・ケーブルは、危険ではない区域 にしっかりと絶縁してください。
6 エンドユーザーには内部部品の変更は許可されていません。製品に損傷を与えない
よう、問題の解決についてはメーカーにご連絡ください。
7 本製品の設置、使用、メンテナンスでは、次の規格に従ってください:
GB3836.13-2013GB3836.15 -2000、GB3836.16-2006GB3836. 18-2010 GB5 0257-20 14
24
2019 4
クイック・スタート・ガイド

9.8 日本

E4 日本 耐炎性
証明書: TC20598TC20599TC20602TC20603 [HART];
TC20600TC20601 TC20604TC20605 [フィールドバス]
マーキング:Ex d IIC T5

9.9 関税同盟技術規則 (EAC)

EM EAC 耐炎性
証明書: RU C-US.GB05.B.01199 マーキング:Ga/Gb Ex d IIC XT5(–50°C T
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 特別条件については証明書を参照してください。
IM EAC 本質安全防爆
証明書: RU C-US.GB05.B.01199 マーキング:0Ex ia IIC T4 Ga X (–60°C T
安全な使用に関する特別条件 (X)
1 特別条件については証明書を参照してください。
+80°C)T6(–50°C Ta +65°C)
a
+70°C)
a

9.10 組み合わせ

K1 E1I1N1、および ND の組み合わせ K2 E2 I2 の組み合わせ K5 E5 I5 の組み合わせ K6 E6 I6 の組み合わせ K7 E7I7N7、および IECEx 防塵の組み合わせ
IECEx 防塵 証明書: IECEx BAS 08.0058X 規格: IEC60079-0:2011IEC60079-31:2008 マーキング: Ex ta IIIC T95°C T
安全な使用に関する特別条件 (X):
1 機器にオプションの 90 V 過渡サプレッサが取り付けられている場合は、接地テス
トの 500 V 絶縁に耐える能力はありません。設置中、この点を考慮に入れる必要が あります。
KA E1I1、および K6 の組み合わせ KB K5 K6 の組み合わせ KC E1I1、および K5 の組み合わせ KD K1K5、および K6 の組み合わせ KM EM IM の組み合わせ
105°C Da (–20°C ≤ Ta +85°C)
500
25
クイック・スタート・ガイド

9.11 その他の認定

SBS アメリカ船級協会 (ABS) 型式認定
証明書: 09-HS446883B-3-PDA 使用目的: 船舶および沖合用途 – 液体、気体、または蒸気用のゲージまたは絶対
ABS 規定: 2013 鋼鉄製船舶規定 1-1-4/7.71-1-補遺 34-8-3/1.74-8-3/13.1
SBV フランス船級協会 (BV) 型式認定
証明書: 23157/B0 BV BV 規定: 鋼鉄製船舶の分類に関するフランス船級協会規定 用途: クラス表記:AUT-UMSAUT-CCS、AUT-PORT および AUT-IMS;圧
SDN デット・ノルスケ・ベリタス (DNV) 型式認定
証明書: TAA000004F 使用目的: 分類に関する DNV GL 規定 - 船舶および沖合いユニット 用途:
電磁両立性
圧測定。
力伝送器タイプ 2051 はディーゼル・エンジンの場合には取り付けら れません。
場所の分類
タイプ
温度
湿度
振動
筐体
2051
D
B
A
B
D
2019 4
SLL ロイド・レジスター (LR) 型式認定
証明書: 11/60002 用途: ENV1ENV2ENV3、および ENV5 の環境カテゴリ
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15 Rosemount 2051 適合宣言
クイック・スタート・ガイド
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クイック・スタート・ガイド
2019 4
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クイック・スタート・ガイド
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クイック・スタート・ガイド
2019 4
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2019 4
クイック・スタート・ガイド
31
クイック・スタート・ガイド
2019 4
32
2019 4
クイック・スタート・ガイド
33
クイック・スタート・ガイド
2019 4
34
2019 4
China RoHS
㇑᧗⢙䍘䎵䗷ᴰབྷ⎃ᓖ䲀٬Ⲵ䜘Ԧරࡇ㺘
Rosemount 2051
List of Rosemount 2051 Parts with China RoHS Concentration above MCVs
䜘Ԧ〠
Part Name
ᴹᇣ⢙䍘䍘
/ Hazardous Substances
䫵
Lead
(Pb)
⊎
Mercury
(Hg)
䭹
Cadmium
(Cd)
ޝԧ䬜䬜
Hexavalent
Chromium
(Cr +6)
ཊⓤ㚄㚄㤟
Polybrominated
biphenyls
(PBB)
ཊⓤ㚄㚄㤟䟊
Polybrominated diphenyl ethers
(PBDE)
⭥ᆀ㓴Ԧ
Electronics
Assembly
XO O O O O
༣փ㓴Ԧ
Housing
Assembly
XO O X O O
Րᝏಘ㓴Ԧ
Sensor
Assembly
XO O X O O
ᵜ㺘Ṭ㌫׍ᦞ
SJ/T11364
Ⲵ㿴ᇊ㘼ࡦ֌
This table is proposed in accordance with the provision of SJ/T11364.
O:
᜿Ѫ䈕䜘ԦⲴᡰᴹ൷䍘ᶀᯉѝ䈕ᴹᇣ⢙䍘Ⲵ䟿൷վҾ
GB/T 26572
ᡰ㿴ᇊⲴ䲀䟿㾱≲
O: Indicate that said hazardous substance in all of the homogeneous materials for this part is below the limit requirement of GB/T 26572.
X:
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GB/T 26572
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X: Indicate that said hazardous substance contained in at least one of the homogeneous materials used for this part is above the limit requirement of GB/T 26572.
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