クイックスタート ガイド
00825-0204-4148, Rev BA
Rosemount™ 148 温度伝送器
2020 年 3 月
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
安全性メッセージ
通知
このガイドは Rosemount 148 温度伝送器接地の基本的なガイドラインを提供します。このガイド
は、詳細な構成、診断、メンテナンス、サービス、トラブルシュートあるいは設置の指示を記載し
たものではありません。 詳細な操作指示については、Rosemount 148 温度伝送器の 参照マニュア
ル を参照してください。さらに、マニュアルとこのガイド電子版が Emerson.com/Rosemount から
ご利用いただけます。
警告
爆発
爆発は死亡または重傷にいたる可能性があります。
この装置を爆発性環境中へ設置するには、適切な地方、国および国際基準、規約および慣行に
準ずる必要があります。
安全な設置に関連する制限については、危険区域証明書を確認してください。
警告
プロセスリーク
プロセス漏れは死亡または重傷にいたる可能性があります。
加圧する前にサーモセルまたはセンサを取り付けて固定します。
作動中にサーモウェルを取り外さないでください。
警告
感電
電気ショックは死亡または重傷を引き起こす場合があります。
リード線および端子との接触を避けます。リード線が高電圧である場合、電気ショックを引き起こ
す可能性があります。
警告
コンジット / ケーブルエントリ
マークが付いていない限り、トランスミッターハウジングのコンジット/ ケーブルエントリは、
½ –14 NPT スレッドフォームを使用します。「M20 」とマークされたエントリーは M20 x 1.5 ネ
ジ溝形式です。複数のコンジット入端のある装置では、すべての入端に同じスレッドフォーム
を使用します。
これらの入端を閉じる際は、互換性のあるスレッドフォームとともにプラグ、アダプタ、パッ
キン押え、またはコンジットだけを使用します。
防爆区画に設置する際は、適切に一覧されたまたは Ex 認定のプラグ、パッキン押え、またはア
ダプタだけをコンジット/ ケーブル入端に使用します。
2 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
警告
物理的アクセス
許可されていない人物はエンドユーザーの装置に多大な損傷を与えたり誤設定を引き起こす可能
性があります。これには意図的または偶発的な場合があり、防御する必要があります。
物理的なセキュリティはあらゆるセキュリティプログラムの重要な部分であり、御社システムの保
護の基礎です。エンドユーザーの資産を保護するために、許可されていない人物によるアクセスを
制限します。上記は、施設内で使用されるすべてのシステムに対して当てはまります。
目次
ソフトウェアのインストール..................................................................................................... 5
構造............................................................................................................................................. 6
伝送器の取り付け....................................................................................................................... 7
配線の接続................................................................................................................................ 12
製品証明書................................................................................................................................ 17
クイックスタート ガイド
3
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
4 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
1
ソフトウェアのインストール
手順
1. Rosemount 148 PC プログラマー CD_ROM をドライブに挿入しま
す。
2. Windows™ XP、 7、 8 または 10 から setup.exe を実行します。
3. ソフトウェアを初めて使用するときに、「通信」メニューから Port
Settings (ポート設定) を選択して、適切な COM ポートを構成し
ます。
4. Rosemount 148 システムでベンチ構成を開始する前に、MACTek
モデムドライバを完全にインストールします。
注
ソフトウェアは最初に使用可能な COM ポートをデフォルトとし
ます。
®
クイックスタート ガイド
5
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
2
2.1
2.2
構造
伝送器の設定
Rosemount 148 は特定の基本的な変数が動作するために設定する必要が
あります。 伝送器は注文仕様または出荷時のデフォルトに従って事前設
定されています。伝送器が設定されていない場合や、設定変数を修正する
必要がある場合は、設定を必要とすることがあります。これは、Emerson
Automation Solutions に出荷時の設定を注文するか、ベンチ設定場面で
Rosemount 148 PC プログラミングインターフェースを使用するか 2 つの
方法で行うことができます。Rosemount 148 PC プログラミングキットに
は設定ソフトウェアと通信モデムが付属されています。Rosemount 148
機器には、構成のために 12 ~42.4 Vdc の外部電源が必要です。伝送器の
設定:
手順
1. 伝送器と、電源と直列に配線された負荷抵抗器(250 〜 1100 Ω )を
接続します。
2. モデムを負荷抵抗器と並列に接続して、それを PC に接続します。
伝送器の設定を検証
伝送器にセンサ(テストセンサまたは実際に設置されるハードウェア)が
接続されている場合は、Rosemount 148 PC プログラマーインターフェー
スの情報タブから設定を確認することができます。更新を選択しステー
タスを更新して、伝送器が正しく設定されていることを確認します。問題
が発生した場合、トラブルシューティングに関する推奨事項については、
参照マニュアル を参照してください。
6 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
3
3.1
伝送器の取り付け
ヨーロッパおよびアジア太平洋地域での典型的な設置
DIN プレート型センサ搭載のヘッド取付伝送器
手順
1. パイプまたはプロセスコンテナ壁にサーモウェルを取り付けます。
プロセス圧力を加える前に、サーモウェルを取り付け、締め付けま
す。
2. センサに伝送器を取り付けます。
a) センサ取付けプレートに、伝送器取付ねじを押し込んで通
します。
3. 伝送器にセンサを配線します。
4. 接続ヘッドに伝送器センサ組品を挿入します。
a) 接続ヘッド取付け穴に、伝送器取付ねじをねじ込みます。
b) 拡張材を接続ヘッドに取り付けます。
c) サーモウェルに組品を挿入します。
5. ケーブルグランドにシールドケーブルを挿入します。
6. ケーブルグランドをシールドケーブルに取り付けます。
7. 接続ヘッドにケーブルエントリを通してシールドケーブルリード
線を挿入します。ケーブルグランドを接続して締め付けます。
8. 伝送器電源端子にシールド電源ケーブルリード線を接続します。セ
ンサリード線およびセンサ接続と接触しないように注意してくだ
さい。
9. 接続ヘッドカバーを取り付けて締め付けます。筐体カバーは、耐圧
防爆性要件を完全に満たす必要があります。
クイックスタート ガイド
7
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
図 3-1 : ヨーロッパおよびアジア太平洋地域での典型的な設置
A.
伝送器取付ねじ
B. Rosemount 248
C.
フライングリード付き一体型マウントセンサ
D.
接続ヘッド
E.
拡張材
F.
サーモウェル
伝送器
3.2
北米および南米での典型的な設置
ねじ溝付きセンサー搭載のヘッド取付伝送器。
手順
1. パイプまたはプロセスコンテナ壁面にサーモウェルを取り付けま
す。プロセス圧力を加える前に、サーモウェルを取り付け、締め付
けます。
2. サーモウェルに必要な拡張ニプルおよびアダプタを取り付けます。
3. シリコーンテープでニプルとアダプタのねじ溝を密閉します。
4. サーモウェルへセンサをねじ込みます。過酷な環境や規制上必要
な場合は、排水管シールを取り付けます。
5. ユニバーサルヘッドおよび伝送器を通してセンサ配線リード線を
引き出します。
6. ユニバーサルヘッド取付け穴に、伝送器取付ねじを通して、ユニバ
ーサルヘッドに伝送器を取り付けます。
7. サーモウェルに伝送器センサ組品を取り付けます。アダプタねじ溝
部を、シリコーンテープで密閉します。
8. ユニバーサルヘッドの電線管入口にフィールド配線用電線管を取
り付けます。電線管ねじ溝部を、シリコーンテープで密閉します。
9. 電線管を経由して、ユニバーサルヘッドにフィールド配線リード線
を通します。
10. 伝送器にセンサと電源リード線を取り付けます。他の端子と接触
しないように注意します。
11. ユニバーサルヘッドのカバーを取り付けて締め付けます。
8 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
注
筐体カバーは、耐圧防爆性要件を完全に満たす必要があります。
例
図 3-2 : 北米および南米での典型的な設置
A.
ねじ溝付きサーモウェル
B.
標準拡張
C.
ねじ溝付きセンサ
D.
ユニバーサルヘッド
E.
電線管入口
3.3
DIN レールへの取り付け
Rosemount 148H を DIN レールに取り付けるには、図に示すように適切な
レール・マウント・キット(部品番号 00248-1601-0001 )を伝送器に組み
付けます。
クイックスタート ガイド
9
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
図 3-3 : DIN レールへの取り付け
A.
取り付け金具
B.
伝送器
C.
レールクリップ
3.4
リモート・マウント・センサ搭載のレールマウント伝送
器
最も簡単な組品には以下を使用します:
• リモートマウント伝送器
• ターミナル・ブロック付き一体型取付センサー
• 一体型の接続ヘッド
• 標準拡張
• ねじ溝付きサーモウェル
センサおよび取り付けアクセサリの全情報については、 製品データシート
を参照してください。
10 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
3.5
ねじ溝付きセンサ搭載のレールマウント伝送器
最も簡単な組品には以下を使用します:
• フライングヘッド付きねじ溝付きセンサ
• ねじ溝付きセンサー接続ヘッド
• ユニオンおよびニップル拡張組品
• ねじ溝付きサーモウェル
センサおよび取り付けアクセサリの全情報については、 Rosemount セン
サの製品データシート を参照してください。
クイックスタート ガイド
11
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
4
4.1
4.2
配線の接続
図面および電源
• 配線図は伝送器上部のラベルにあります。
• 伝送器を操作するには、外部電源が必要です。
• 伝送器電源端子間で必要な電源は 12~42.4 Vdc です(電源端子の定格
は 42.4 Vdc です)。
注
伝送器破損を防ぐため、設定パラメータを変更するときには、端子電圧が
12.0 Vdc 未満に低下しないようにしてください。
伝送器への給電
手順
1. 「 +」 端子に正極電源リード線を接続します。
2. 「ー」 端子に負極電源リード線を接続します。
3. 端子ねじを締めます。
4. 電源を入れます( 12-42 Vdc)。
例
図 4-1 : 電源、通信およびセンサ端子
A.
センサ端子
B.
電源/通信端子
4.3
12 Rosemount 148
伝送器の接地
接地していない熱電対、mV および RTD / Ω 入力
それぞれのプロセス設置には異なる接地についての要件があります。特
定のセンサタイプについては、設備で推奨された接地オプションを使用す
るか、あるいは 接地オプション 1 (最も一般的な使用法)で始めてくださ
い。
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
4.3.1
伝送器の接地: オプション 1
接地されているハウジングにはこの方法を使用してください。
手順
1. 伝送器ハウジングにセンサ配線シールドを接続します。
2. センサシールドが、周囲の接地された備品から電気的に絶縁されて
いることを確認します。
3. 信号配線シールドの接地は電源終端で行います。
図 4-2 : オプション 1: 接地されているハウジング
A.
センサ配線
B.
伝送器
C. DCS
D.
ホストシステム
シールド接地点
4.3.2
クイックスタート ガイド
伝送器の接地: オプション 2
接地されているハウジングにはこの方法を使用してください。
手順
1. センサー配線シールドに、信号配線シールドを接続します。
2. 2 つのシールドを結束し、伝送器ハウジングから電気的に絶縁され
3. 接地は必ず電源終端で行います。
4. センサシールドが、周囲の接地された備品から電気的に絶縁されて
ていることを確認します。
いることを確認します。
13
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
図 4-3 : オプション 2: 接地されているハウジング
A.
センサ配線
B.
伝送器
C. DCS
ホストシステム
D.
シールド接地点
4.3.3
伝送器の接地: オプション 3
接地されているハウジングまたは接地されていないハウジングには、この
方法を使用してください。
手順
1. 可能な場合は、センサ配線シールドをセンサで接地します。
2. センサ配線と信号配線シールドが、伝送器ハウジングから電気的に
絶縁されていることを確認します。
信号配線シールドは、センサ配線シールドに接続しないでくださ
い。
3. 信号配線シールドの接地は電源終端で行います。
14 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
図 4-4 : オプション 3: 接地されているハウジングまたは接地され
ていないハウジング
A.
センサ配線
B.
伝送器
C. DCS
D.
ホストシステム
シールド接地点
4.3.4
伝送器の接地: オプション 4
接地されている熱電対入力には、この方法を使用してください。
手順
1. センサ部分で、センサ配線シールドを接地します。
2. センサ配線と信号配線シールドが、伝送器ハウジングから電気的に
絶縁されていることを確認します。
信号配線シールドは、センサ配線シールドに接続しないでくださ
い。
3. 信号配線シールドの接地は電源終端で行います。
クイックスタート ガイド
15
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
図 4-5 : オプション 4: 接地されている熱電対入力
A.
センサ配線
B.
伝送器
C. DCS
ホストシステム
D.
シールド接地点
16 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
5
5.1
5.2
5.3
5.4
5.4.1
製品証明書
Rev 1.13
欧州指令情報
EU 適合宣言書の写しは、クイック・スタート・ガイドの最後にあります。
EU 適合宣言書の最新版は Emerson.com/Rosemount をご覧ください。 .
通常の場所での使用に関する認証
標準として、伝送器の設計が基本的な電気的、機械的、および防火要件を
満たしていることを確認するために、連邦労働安全衛生局 (OSHA) の認定
を受けた国家認定試験機関 (NRTL) によって検査および試験されます。
北米
米国
E5 防爆、粉じん防爆
認定書
使用される標
準基準
マーキング CL I/II/III、DIV 1、GP、B、C、D、E、F、G; Rosemount 図
1091070
FM クラス 3600-2011、 FM クラス 3611-2004、 FM クラ
ス 3615-2006、 FM 3616-2011、 UL Std.No. 60079-0:
Ed.6、 UL Std.No. 50E
面 00644-1059 に準じて設置する場合 ; タイプ 4X;
IP66/68
5.4.2
5.5
5.5.1
クイックスタート ガイド
I5 本質安全防爆/ ノンインセンディブ
認定書
使用される
標準基準
マーキング CL I/II/III、DIV 1、GP A、B、C、D、E、F、G; NI CL1、DIV
カナダ
I6 カナダ 本質安全防爆
認定書
1091070
FM クラス 3600-2011、 FM クラス 3610-2010、 FM クラス
3611-2004、 UL Std.No. 60079-0: Ed.6、 UL Std.No.
60079-11: Ed.6、 UL Std.No. 50E
2、 GP A、 B、 C、 D Rosemount 図面 00148-1056 に準じて
設置する場合 ; タイプ 4X; IP66/68
1091070
17
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
5.5.2
5.6
5.6.1
使用される
標準基準
マーキング
CAN/CSA C22.2 No. 0-10、 CSA Std.C22.2 No. 25-1966,
CAN/CSA C22.2 No. 94-M91, CAN/CSA C22.2 No. 157-92,
CSA C22.2 No. 213-M1987, CAN/CSA C22.2 No.
60079-11:14, C22.2 No 60529-05
IS CL I、 DIV 1 GP A、B、 C、 D Rosemount 図面 00148-1056
に準じて設置する場合 ; CL I DIV 2 GP A、 B、 C、 D; タイプ
4X、 IP66/68
K6 CSA 本質的安全性、防爆およびディビジョン 2
認定書
使用され
る標準基
準
マーキン
グ
1091070
CAN/CSA C22.2 No. 0-10、 CSA Std.C22.2 No. 25-1966、 CSA
Std.C22.2 No. 30-M1986、 CAN/CSA C22.2 No. 94-M91、 CSA
Std.C22.2 No.142-M1987, CAN/CSA C22.2 No. 157-92, CSA
C22.2 No. 213-M1987, C22.2 No 60529-05
XP CL I/II/III、 DIV 1、 GP B、 C、 D、 E、 F、 G Rosemount 図面
00644-1059 に準じて設置する場合 ; IS CL I、 DIV 1 GP A、 B、
C、 D Rosemount 図面 00148-1056 に準じて設置する場合 ; CL
I DIV 2 GP A、 B、 C、 D; タイプ 4X、 IP66/68; 電線管シールは
不要
欧州
E1 ATEX 防火
認定書
使用される標
準基準
マーキング
安全な使用に関する特別条件 (X) :
1. 環境温度範囲の証明書をご覧ください。
2. 非金属のラベルは静電荷がたまり、 グループ III 環境で引火の恐れ
があります。
3. 4 ジュールを越えるエネルギー衝撃から LCD ディスプレイカバー
を保護してください。
4. 耐圧防爆ジョイントは修理用ではありません。
18 Rosemount 148
FM12ATEX0065X
EN 60079-0: 2012+A11: 2013、 EN 60079-1: 2014、 EN
60529:1991 +A1:2000 + A2:2013
II 2 G Ex db IIC T6…T1 Gb、 T6( -50 °C ≤ Ta ≤ +40 °C)、
T5…T1( -50 °C ≤ Ta ≤ +60 °C) プロセス温度は 表 5-1 を
参照。
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
5. オプション「N」のついた温度プローブには 適切な認証済み Ex d ま
たは Ex tb 筐体が必要です。
6. エンドユーザは装置および DIN スタイルセンサープローブのネッ
ク部分外 表面温度が 266 °F (130 °C )を超過しないことを保証する
責任を負います。
7. 標準ではない塗料オプションを使用した場合、静電放電のリスクを
引き起こす恐れがあります。設置方法では機器塗面上の静電気蓄
積を回避し、塗面の清掃は、必ず湿った布で行います。特殊オプショ
ンコードで塗料を発注した場合、詳細情報についてはメーカーにお
問い合わせください。
5.6.2
5.6.3
I1 ATEX 本質的安全性
認定書
使用される
標準基準
マーキング
安全な使用のための特別な条件 (X):
1. 筐体なしで提供する場合は、少なくとも IP20 保護等級の筐体にデ
バイスを設置する必要があります。非金属の筐体の場合、表面抵抗
が 1 GΩ 未満である必要があります。ゾーン 0 の環境では、軽合金
またはジルコニウム製の筐体を衝撃や摩擦から保護する必要があ
ります。
Baseefa18ATEX0090X
EN IEC 60079-0: 2018、 EN 60079-11: 2012
II 1 G Ex ia IIC T5/T6 Ga、 T5( -60 °C ≤ Ta ≤ +80 °C)、T6
(-60 °C ≤ T a ≤ +60 °C)
エンティティパラメータについては、表 5-2 を参照してく
ださい。
N1 ATEX ゾーン 2 - 筐体付き
認定書
使用される標準基
準
マーキング
Baseefa18ATEX0091X
EN IEC 60079-0:2018 EN 60079-15:2010
II 3 G Ex nA IIC T5/T6 Gc、 T5( -60 °C ≤ Ta ≤
+80 °C)、T6(-60 °C ≤ T a ≤ +60 °C)
5.6.4
クイックスタート ガイド
NC ATEX ゾーン 2 - 筐体なし
認定書
使用される標準基
準
Baseefa18ATEX0091X
EN IEC 60079-0:2018 EN 60079-15:2010
19
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
5.6.5
マーキング
安全な使用のための特別な条件 (X):
1. 筐体なしで供給される場合、IEC 60529 および EN 60079-15 で定め
る最低 IP54 の保護等級が得られるように、適切な認定を受けた筐
体に設置し、また IEC 60664-1 で定義されている汚染度 2 以下の区
域に配置する必要があります。
II 3 G Ex nA IIC T5/T6 Gc、 T5( -60 °C ≤ Ta ≤
+80 °C)、T6(-60 °C ≤ T a ≤ +60 °C)
ND ATEX 粉塵防爆
認定書
使用される標
準基準
マーキング
安全な使用に関する特別条件 (X) :
1. 環境温度範囲の証明書をご覧ください。
2.
非金属のラベルは静電荷がたまり、 グループ III 環境で引火の恐れ
があります。
3. 4 ジュールを越えるエネルギー衝撃から LCD ディスプレイカバー
を保護してください。
FM12ATEX0065X
EN 60079-0: 2012+A11: 2013、 EN 60079-31: 2014、 EN
60529: 1991 +A1: 2000 +A2: 2013
II 2 D Ex tb IIIC T130 °C Db、(-40 °C ≤ T a ≤ +70 °C); IP66
プロセス温度については、 表 5-1 を参照してください。
4. 防火ジョイントは修理用のものではありません。
5. オプション「N」のついた温度プローブには 適切な認証済み Ex d ま
たは Ex tb 筐体が必要です。
6. エンドユーザは装置および DIN スタイルセンサープローブのネッ
ク部分外 表面温度が 266 °F (130 °C )を超過しないことを保証する
責任を負います。
7. 標準ではない塗料オプションを使用した場合、静電放電のリスクを
引き起こす恐れがあります。設置方法では機器塗面上の静電気蓄
積を回避し、塗面の清掃は、必ず湿った布で行います。特殊オプショ
ンコードで塗料を発注した場合、詳細情報についてはメーカーにお
問い合わせください。
5.7
5.7.1
20 Rosemount 148
国際
E7 IECEx 防火
認定書
IECEx FMG 12.0022X
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
使用される
標準基準
マーキング
IEC 60079-0: 2011、 IEC 60079-1:2014-06、 IEC 60079-31:
2013
Ex db IIC T6…T1 Gb, T6(-50 °C ≤ Ta ≤ +40 °C), T5…T1(-50 °C ≤
Ta ≤ +60 °C);
Ex tb IIIC T130 °C Db, (-40 °C ≤ Ta ≤ +70 °C); IP66
プロセス温度については、表 5-1 を参照してください。
安全な使用に関する特別条件 (X) :
1. 環境温度範囲の証明書をご覧ください。
2. 非金属のラベルは静電荷がたまり、 グループ III 環境で引火の恐れ
があります。
3. 4 ジュールを越えるエネルギー衝撃から LCD ディスプレイカバー
を保護してください。
4. 防火ジョイントは修理用のものではありません。
5. オプション「N」のついた温度プローブには 適切な認証済み Ex d ま
たは Ex tb 筐体が必要です。
6. エンドユーザは装置および DIN スタイルセンサープローブのネッ
ク部分外 表面温度が 266 °F (130 °C )を超過しないことを保証する
責任を負います。
7. 標準ではない塗料オプションを使用した場合、静電放電のリスクを
引き起こす恐れがあります。設置方法では機器塗面上の静電気蓄
積を回避し、塗面の清掃は、必ず湿った布で行います。特殊オプショ
ンコードで塗料を発注した場合、詳細情報についてはメーカーにお
問い合わせください。
5.7.2
I7 IECEx 本質安全
認定書
規格 IEC 60079-0: 2017、IEC 60079-11: 2011
マーキング Ex ia IIC T5/T6 Ga、T5(-60 °C ≤ T a ≤ +80 °C)、T6(-60 °C ≤ T
安全な使用のための特別な条件 (X):
1. 筐体なしで提供する場合は、少なくとも IP20 保護等級の筐体にデ
バイスを設置する必要があります。非金属の筐体の場合、表面抵抗
が 1 GΩ 未満である必要があります。ゾーン 0 の環境では、軽合金
クイックスタート ガイド
IECEx BAS 18.0062X
a
≤ +60 °C ) ;
エンティティパラメータについては、表 5-2 を参照してく
ださい。
21
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
またはジルコニウム製の筐体を衝撃や摩擦から保護する必要があ
ります。
5.7.3
5.7.4
5.8
5.8.1
N7 IECEx ゾーン 2 - 筐体付き
認定書
規格 IEC 60079-0: 2017、IEC 60079-15: 2010
マーキング Ex nA IIC T5/T6 Gc; T5(-60 °C ≤ T a ≤ +80 °C)、T6 (-60 °C ≤ T
IECEx BAS 18.0063X
≤ +60 °C)
NG IECEx タイプ n – 筐体なし
認定書
規格 IEC 60079-0: 2017、IEC 60079-15: 2010
マーキング Ex nA IIC T5/T6 Gc; T5(-60 °C ≤ T a ≤ +80 °C)、T6 (-60 °C ≤ T
安全な使用のための特別な条件 (X):
1. 筐体なしで供給される場合、IEC 60529 および IEC 60079-15 で定め
IECEx BAS 18.0063X
≤ +60 °C)
る最低 IP54 の保護等級が得られるように、適切な認定を受けた筐
体に設置し、また IEC 60664-1 で定義されている汚染度 2 以下の区
域に配置する必要があります。
ブラジル
I2 ブラジル 本質安全防爆
a
a
認定書
規格 ABNT NBR IEC 60079-0:2013、ABNT NBR IEC 60079-11:2013
マーキン
グ
安全な使用のための特別な条件 (X):
1. 筐体なしで提供する場合は、少なくとも IP20 保護等級の筐体にデ
22 Rosemount 148
UL-BR 19.0202X
Ex ia IIC T5 Ga (-60 °C ≤ Ta ≤ +80 °C); Ex ia IIC T6 Ga (-60 °C ≤ T
≤ +60 °C)
エンティティパラメータについては、表 5-2 を参照してくだ
さい。
バイスを設置する必要があります。非金属の筐体の場合、表面抵抗
が 1 GΩ 未満である必要があります。ゾーン 0 の環境(EPL Ga が必
要なエリア)では、軽合金またはジルコニウム製の筐体を衝撃や摩
擦から保護する必要があります。
a
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
5.9
組み合わせ
K5
E5 および I5 の組み合わせ
クイックスタート ガイド
23
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
5.10
表
表 5-1 : プロセス温度
温度クラス 周辺温度 LCD カバーなしのプロセス温度 (°C )
3 in. 6 in. 9 in.
T6
T5
T4
T3
T2
T1
T130 °C
-50 °C ~ +40 °C
-50 °C ~ +60 °C
-50 °C ~ +60 °C
-50 °C ~ +60 °C
-50 °C ~ +60 °C
-50 °C ~ +60 °C
-40 °C~ +70 °C
拡張なし
55 55 60 65
70 70 70 75
100 110 120 130
170 190 200 200
280 300 300 300
440 450 450 450
100 110 110 120
表 5-2 : エンティティパラメータ
ループ端子 + および - センサ端子 1 ~ 4
電圧 U
i
電流 I
i
電力 P
i
静電容量 C
インダクタンス L
i
i
30 V 30 V
266 mA 26 mA
1 W 191 mW
0 nF 1.54 nF
0 mH 0 µH
24 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
5.11
適合宣言
クイックスタート ガイド
25
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
26 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
クイックスタート ガイド
27
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
5.12 RoHS
28 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
クイックスタート ガイド
29
クイックスタート ガイド 2020 年 3 月
30 Rosemount 148
2020 年 3 月 クイックスタート ガイド
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