Rosemount 0085 パイプクランプセンサアセンブリ Manuals & Guides [ja]

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クイック・スタート・ガイド
00825-0104-4952, Rev GA
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Rosemount™ 0085 パイプクランプセンサ アセンブリ
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クイック・スタート・ガイド 2022 6
目次
Rosemount X-well™ 技術に関する注意事項...............................................................................15
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1
1.1

このガイドについて

本ガイドでは、Rosemount 0085 パイプクランプセンサの基本的なガイド ラインを説明します。設定、診断、保守、点検、トラブルシューティン グ、防爆、防炎、本質安全 (I.S.) の設置に関しては説明しません。
Emerson.com/Rosemount を参照してください。
Rosemount 0085 センサを温度伝送器として組み立てるように注文した場
合の構成および危険な場所の認証に関する情報については、該当するクイ ックスタートガイドを参照してください。

安全性に関するメッセージ

警告
物理的アクセス
資格のない者がエンドユーザの機器への重大な損傷や設定ミスを引き起 こすことがあります。これは故意または過失で行なわれる場合があり、 れを防ぐ必要があります。
物理的なセキュリティは、どのセキュリティ計画にとっても重要な部分で あり、システムを保護する上で必要不可欠です。エンドユーザの資産を保 護するため、無資格者による物理的アクセスを制限します。これは、施設 内で使われるすべてのシステムが対象です。
注意
コンジット/ケーブルエントリ
他に印のない限り、ハウジングエンクロージャのコンジット/ケーブルエ ントリには ½- NPT フォームを使用します。エントリを閉じるときは、互 換性のあるスレッド形式のプラグ、アダプタ、グランドまたはコンジット のみを使用してください。
M20 とマークされたエントリのねじサイズは、M20 x 1.5 です。複数のコ ンジットエントリのある機器では、すべてのエントリのねじサイズは同一 です。
危険な場所に設置する場合は、ケーブル/コンジットエントリに適切に記 載された、または Ex 認定のプラグ、グランド、またはアダプタのみを使 用してください。
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3
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注意
クイックスタートガイド書類の製品証明書セクションを参照してくださ い。
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A
B
C
D
E
F
G
H
2
Rosemount 0085 パイプクランプセンサアセン
ブリ分解図
A.
伝送器
B.
バネ式アダプタ付きセンサ
C.
エクステンションのニップルユニオン
D.
クイック・スタート・ガイド
ナット
E. O-
リング
F.
取り付け金具
G.
防食インレイ(オプション)
H.
パイプクランプ
5
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3

位置と方向

パイプクランプセンサは、プロセス媒体がパイプ壁の内側に接触して
いる外側部分に取り付ける必要があります。
パイプの表面が汚れていないことを確認します。
パイプクランプセンサは、設置後に回転することがないように確実に
取り付ける必要があります。
Rosemount 0085 パイプクランプセンサのナットを 2 lbf · in のトルク
まで締めて O リングを圧縮し、確実な侵入保護のためのシールを形成 することができます。センサとエクステンションの間のニップルユニ オンを取り外すと、ナットを締め付けることができます。各パーツの 位置については、Rosemount 0085 パイプクランプセンサアセンブリ分
解図 を参照してください。
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360°
Recommended
Zone
3.1

水平方向

Rosemount 0085 パイプクランプセンサは、フルパイプフローアプリケー ション向けに任意の方向に取り付けることができますが、最良の方法は、 パイプクランプセンサをパイプの上半分に取り付けることです。
3-1 : 水平方向
フルパイプフロー 部分パイプフロー
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360°
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3.2

垂直方向

パイプクランプセンサは、パイプ外周のどの位置にでも取り付けることが できます。
3-2 : 垂直方向
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3.3

特別な注意事項

ほとんどの場合、Rosemount 0085 パイプクランプセンサは、ダイレクト マウント構成で取り付けることができます。プロセスからの熱は、パイプ クランプセンサから伝送器のハウジングに伝わるため、予想されるプロセ ス温度が仕様の限界に近いか、それを超える場合は、伝送器をプロセスか ら隔離するためにリモートマウント構成の使用を検討してください。温 度の影響については、適切な伝送器のリファレンスマニュアルを参照して ください。
3-3 : リモートマウント構成のパイプクランプセンサアセンブリ
外部アンテナを備えた無線伝送器では、複数のアンテナ構成が用意されて います。確実に他の装置と通信するために、すべての無線伝送器は、大き な構造物や建物から 3 ft. (1 m) 離れた位置にある必要があります。外部ア ンテナを備えた無線伝送器は、垂直方向、真上または真下に配置する必要 があります。
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3-4 : 無線伝送器の方向
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A
D
B
C
A
D
B
C
4

パイプクランプセンサの取り付け

水平方向.の推奨事項に従って、パイプクランプセンサを取り付ける場所
を選択します。パイプにパイプクランプセンサーを取り付け、ボルトを締 めます。センサがパイプクランプの穴を通り、センサ先端とパイプが直接 接触していることを確認します。 詳細については、 3-3 を参照してくだ さい。ボルトを締めて、パイプクランプセンサをパイプに固定します。
4-1 : センサの先端とパイプの接触
正しい
間違い
A.
センサ
B.
パイプクランプのエクステンション
C.
パイプクランプ
D.
パイプ
4.1

伝送器の取り付け

センサ伝送器の取り付けについては、該当する伝送器のリファレンスマニ ュアルを参照してください。
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White
White
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Black Black
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4-2 : センサリード線の終端
シングルエレメント、3 線式シングルエレメント、4 線式ダブルエレメント、3 線式
4.2

伝送器の試運転

伝送器の試運転手順については、該当する伝送器のリファレンスマニュア ルを参照してください。
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A
B
C
D
E
5

オプションアクセサリの取り付け

防食インレイ
防食インレイは、パイプクランプとパイプの間に異種金属腐食が生じる可 能性を最小限に抑えることに役立つ保護層を提供します。インレイは、パ イプクランプとパイプの間に取り付けます。取り付け後、センサが保護イ ンレイの穴を通っていることを確認してください。
5-1 : 保護インレーを付けたパイプクランプセンサアセンブリ
A.
パイプクランプのエクステンション
B.
パイプクランプ
C.
センサ
D.
防食インレイ
E.
パイプ
5.1
クイック・スタート・ガイド

交換用センサ

パイプクランプセンサのバネ式センサ交換手順。
バネ式センサは、Rosemount 0085 パイプクランプセンサ 製品データシー
を使用して交換用に注文できます。.
手順
1. パイプクランプのエクステンションから元のセンサーを緩めて外 します。
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2. 新しいセンサのネジ山にパイプコンパウンドまたは PTFE テープ (現地の配管規定が許す場合) を塗布または巻きます。
3. パイプクランプセンサのエクステンションに新しいセンサを差し
込み、センサの先端がパイプクランプの穴を通過していることを確 認します。 詳細については、交換用センサを参照してください。
4. センサをねじ込み、24 ft-lbs のトルクで締めつけます。
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Rosemount X-well™ 技術に関する注意事項

Rosemount X-well 技術は温度監視アプリケーション用であり、制御または 安全アプリケーション用ではありません。この技術は、Rosemount 0085 パイプクランプセンサを使用して工場で組み立てられた直接マウント構 成の Rosemount 3144P 温度伝送器と 648 ワイヤレス温度伝送器で使用で きます。リモートマウント構成では使用できません。
Rosemount X-well 技術は、工場で供給および組み立てられた Rosemount 0085 パイプクランプシルバーチップ付きシングルエレメントセンサで、
エクステンションの長さが 80 mm の仕様でのみ機能します。他のセンサ ーと併用した場合は、仕様どおりに機能しません。誤ったセンサを取り付 けて使用すると、プロセス温度を正確に計算することができません。 Rosemount X-well 技術が仕様どおりに確実に機能するためには、上記の要 件とインストール手順に従うことが非常に重要です。
一般的に、パイプクランプセンサ取り付けのベストプラクティス( 位置と
方向を参照)と、以下に示す特定の Rosemount X-well 技術の要件に従う
必要があります。
Rosemount X-well 技術が正しく機能するためには、パイプクランプセ
ンサに伝送器を直接取り付ける必要があります。 6-1 は、ダイレク トマウント構成の伝送器/パイプクランプアセンブリを示しています。
6-1 : ダイレクトマウント構成のパイプクランプセンサアセンブリ
クイック・スタート・ガイド
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アセンブリは、ボイラやヒートトレースのような高温の外部熱源から
離れた場所に設置する必要があります。
パイプクランプセンサはパイプ表面に直接接触します。センサとパイ
プ表面の間に水分が溜まったり、アセンブリ内のセンサがハングアッ プしたりすると、プロセス温度の計算が不正確になることがあります。 センサとパイプ表面の適切な接触に関する詳細な情報については、
イプクランプセンサの取り付けを参照してください。
熱損失を防ぐために、センサクランプアセンブリと伝送器ヘッドまで
のセンサエクステンションには、½-in. 以上の厚さの断熱材(R > 0.42 m2 × K/W)が必要です。パイプクランプセンサの両側には、最低 6
ンチの厚さの断熱材を取り付けます。断熱材とパイプ間の空間を最小 限にするように注意してください。詳細な情報については、 6-2 を 参照してください。
6-2 : パイプクランプの断熱
伝送器ヘッドの上には絶縁材を付けないでください。
工場出荷時には正しく構成されていますが、パイプクランプ RTD セン
サが正しい配線構成で組み立てられていることを確認してください。 正しい配線構成については、適切な伝送器のリファレンスマニュアル を参照してください。
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7
7.1
7.2
7.3
7.4

製品認証

改訂 1.26

欧州指令情報

EU 適合宣言書の写しは、クイック・スタート・ガイドの最後にあります。 EU 適合宣言書の最新版は Emerson.com/Rosemount で見ることができま
す。

通常使用区域に関する証明書

トランスミッタは標準として、連邦労働安全衛生局 (OSHA) の認定を受け た国家認定試験機関 (NRTL) によって、設計が基本的な電気的、機械的、 および防火要件を満たしていることを確認するための検査および試験が 実施されています。

北米での機器の設置

米国電気工事規程®(NEC)およびカナダ電機規定(CEC)では、ディビジ ョンのマーキングがついた装置のゾーン内での使用と、ゾーンのマークが ついた装置のディビジョンでの使用が許可されています。そのマーキン グは、地域分類、ガス、温度クラスに適合していなければなりません。こ の情報はそれぞれの規定に明確に定義されています。

北米

E5 米国 防爆性
証明書:
規格: FM クラス 3600:2011、FM Class 3611:2004、FM クラス
マーク: XP CL I, DIV 1, GP B, C, D; T5 (-50 °C ≤ Ta ≤ 85 °C) ; タイプ 4X;
E6 カナダ 防爆性
証明書:
規格: CAN/CSA C22.2 No. 0:2010、CAN/CSA C22.2 No.30-M1986
マーク:
クイック・スタート・ガイド
FM 17US0170X
3615:2006FM クラス 3810:2005 ANSI/NEMA 250:1991
00068-0013 に従って設置
70044744
(R2012)、CAN/CSA C22.2 No.94-M1991 (R2011)、CAN/CSA C22.2 No.61010-1:2012
XP CL I, DIV 1, GP B, C, D; T6 (-50 °C ≤ Ta ≤ +80 °C), T5 (-50 °C ≤ T ≤ +95 °C); シール不要; Rosemount 図面 00068-0033 に従って設 ; タイプ 4X および IP 66/67; V
35 VDC750 mW
max
a
max
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7.5

欧州

E1 ATEX 耐圧防爆
証明書:
規格:
マーク:
安全に使用するための特別条件 (X)
1. 防炎処理されたジョイントは、修理を目的としたものではありませ
2. 非標準ペイントオプションは、静電気放電による危険を引き起こす
3. アダプタ式センサを単独で提供する場合には、自由内部容積が 550
DEKRA 19ATEX0076X
EN IEC 60079-0: 2018, EN 60079-1: 2014
II 2 G Ex db IIC T6…T1 Gb(-60 °C ≤ Ta ≤ +80 °C)
ん。
ことがあります。塗装面に静電気が蓄積するような設置を避け、塗 面の清掃は必ず湿った布で行ってください。特殊オプションコー ドの塗装を注文する場合は、詳細をメーカーにお問い合わせくださ い。
cm3 以下である適切な Ex db エンクロージャに組み立てる必要が あります。
プロセス温度範囲 (°C)1周囲温度範囲 (°C)
-60 °C +80 °C -60 °C +80 °C T6
-60°C +95 °C -60 °C +80 °C T5
-60°C +130 °C -60 °C +80 °C T4
-60°C +195 °C -60 °C +80 °C T3
-60°C +290 °C -60 °C +80 °C T2
-60°C +440 °C -60 °C +80 °C T1
1
温度クラス
I1 ATEX 本質安全
証明書:
規格:
マーク:
Baseefa16ATEX0101X
EN60079-0:2012+A11:2013, EN60079-11:2012
II 1 G Ex ia IIC T5/T6 Ga スケジュールは認定書を参照してく
ださい
熱電対; Pi = 500 mW
RTD; Pi = 192 mW T6 -60 °C ≤ Ta ≤ +70 °C
T6 -60 °C ≤ Ta ≤ +70 °C
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RTD; Pi = 290 mW T6 -60 °C ≤ Ta ≤ +60 °C
T5 -60 °C ≤ Ta ≤ +70 °C
安全な使用のための特別条件(X):
少なくとも IP20 保護等級の筐体に機器を取り付ける必要があります。
7.6

海外

E7 IECEx 耐圧防爆
証明書:
規格:
マーク: Ex db IIC T6…T1 Gb、(-60 °C ≤ Ta ≤ 80 °C)
安全に使用するための特別条件 (X)
1. 防炎処理されたジョイントは、修理を目的としたものではありませ
2. 非標準ペイントオプションは、静電気放電による危険を引き起こす
3. アダプタ式センサを単独で提供する場合には、自由内部容積が 550
IECEx DEK 19.0041X
IEC 60079-0:2017, IEC 60079-1:2014
ん。
ことがあります。塗装面に静電気が蓄積するような設置を避け、塗 面の清掃は必ず湿った布で行ってください。特殊オプションコー ドの塗装を注文する場合は、詳細をメーカーにお問い合わせくださ い。
cm3 以下である適切な Ex db エンクロージャに組み立てる必要が あります。
プロセス温度範囲
-60 °C +80 °C -60 °C +80 °C T6
-60°C +95 °C -60 °C +80 °C T5
-60°C +130 °C -60 °C +80 °C T4
-60°C +195 °C -60 °C +80 °C T3
-60°C +290 °C -60 °C +80 °C T2
-60°C +440 °C -60 °C +80 °C T1
(°C)1周囲温度範囲 (°C)
1
温度クラス
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7.7 EAC

EM 防爆/耐圧防爆
マーク: 1Ex db IIC T6...T1 Gb X; T6 (-55 °C to 40 °C)、T5...T1 (-55 °C to 60
°C) IP66IP68
安全に使用するための特別な条件 (X):
証明書を参照してください。
IM 本質安全性
7.8
7.9
マーク:
安全に使用するための特別な条件 (X):
証明書を参照してください。
0Ex ia IIC T5/T6 Ga X; T5、Pi = 0.29 W、(-60 °C +70 °C); T6、Pi =
0.29 W(-60 °C +60 °C); T6Pi = 0.192 W(-60 °C +70 °C)

韓国

EP 防爆/耐圧防爆
証明書:
マーク:
安全に使用するための特別な条件 (X):
証明書を参照してください。
13-KB4BO-0560X
Ex d IIC T6…T1; T6(-50 °C ≤ T +60 °C)
≤ +40 °C), T5…T1(–50 °C ≤ T
amb

中国

E3 中国防火 隔爆和粉尘防爆
证书: GYJ20.1393X (CCC 认证)
所用: GB3836.1 – 2010GB3836.2 – 2010GB12476.1-2013
GB12476.5-2013
志: Ex d C T1T6 Gb
amb
特殊使用条件(X):
1. 涉及隔爆接合面的须联品制造商。
2. 牌材质为非金属,使用时须防止生静火花,只能用湿布清理。
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使用注意事
1. 产品温度组别和防爆志及使用境温度之的关系
防爆 温度组别 使用境温度
Ex d II C T1~T6 Gb T6 -50 ~ +40
T1~T5 -50 ~ +60
2. 品温度组别程温度之的关系
7.10
温度
程温
()
T6 T5 T4 T3 T2 T1
85 100 135 200 300 450
3. 品外壳有接地端子,用在使用时应可靠接地。
4. 安装现场应不存在对产品外壳有腐作用的有害气体。
5. 不得自行更换该产品的零部件,会同品制造商共同解决运行
中出的故障,以杜绝损象的生。
6. 品的安装、使用和维护应遵守品使用 GB3836.13-2013“爆炸性 13 部分:设备的修理、修、修复
和改造GB/T3836.15-2017“爆炸性环 15 部分:电气装置的、选型和安装GB/T3836.16-2017“爆炸性环境 16 部分:电
装置的检查维护GB50257-2014“气装置安装工程爆炸和火 灾危险环力装置施工及GB15577-2018“防爆 安全的有关定。

プロセス温度制限

表 7-1 : センサのみ (伝送器なし)
プロセス温度 °C
延長部の 長さ
任意の延 長長さ
T6 T5 T4 T3 T2 T1 T130°C
85 100 135 200 300 450 130
気体 粉塵
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7-2 : トランスミッタ
プロセス温度 °C
延長部の
長さ
延長なし
3 インチ
延長部
152 mm
延長部
9-in. エク ステンシ
ョン
T6 T5 T4 T3 T2 T1 T130°C
55 70 100 170 280 440 100
55 70 110 190 300 450 110
16 70 120 200 300 450 110
65
75 130 200 300 450 120
気体 粉塵
7-3 のプロセス温度上限を守り、液晶ディスプレイカバーの使用温度上
限を超えないようにします。プロセス温度が 表 7-3 で定義されている上 限を超えることができるのは、液晶ディスプレイカバーの温度が表 7-4 の 使用温度を超えないことを確認し、プロセス温度が 表 7-2 で指定されてい る値を超えない場合に限ります。
7-3 : 液晶ディスプレイカバー付き伝送器 - プロセス温度 (°C)
延長部の長さ
延長なし
3 インチ延長部
152 mm 延長部
229 mm 延長部
T6 T5 T4...T1 T130°C
55 70 95 95
55 70 100 100
16 70 100 100
65 75 110 110
気体 粉塵
7-4 : 液晶ディスプレイカバー付き伝送器 - 使用温度 (°C)
延長部の長さ
延長なし
T6 T5 T4...T1 T130°C
65 75 95 95
気体 粉塵
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適合宣言

8-1 : Rosemount 0085 パイプクランプセンサの適合宣言
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9

中国 RoHS

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10.1

仕様

材質の選択
Emerson は、幅広い用途で優れた性能を発揮する構造部品の材質をはじ め、 多様な製品オプションや構成と共にさまざまな Rosemount 製品を提 供しています。提供されている Rosemount 製品情報は、お客様が用途に 適した製品を選択するためのガイドとして お使いいただくことを目的と したものです。特定のアプリケーションに対して、製品、素材、オプショ ン、成分を指定する場合は、購入者の単独の責任 において、すべてのプロ セスのパラメータ(化学成分、温度、圧力、流量、研磨剤、汚染物質な ど)を慎重に 分析してください。Emerson は、プロセス流体やその他の プロセスパラメータが、選択した製品、オプション、構成または構造部品 用素材に適合するかを評価または保証する立場にはありません。

Rosemount パイプクランププラチナ RTD

公称抵抗値
修正案 1 and 2 を組み込んだ DIN EN 60751/IEC 751:1983 に則って、公称抵 抗値を以下の通り定義します。
0 °C 100 Ω RTD
α = 0.00385 Ω x °C/Ω、 0 100 °C の間で平均化
許容差
公差等級 B、標準として t = ±(0.3 + 0.005 x [t]); 温度範囲 –328 572 °F (– 200 300 °C)
公差等級 A、オプションとして t = ±(0.15 + 0.002 x [t]); 温度範囲 –58 572 °F (–50 300 °C)
プロセス温度範囲
-328 572 °F (-200 300 °C)
周囲温度範囲:
-40 185 °F (-40 85 °C)
自己発熱
DIN EN 60751:1996 で定義された通り測定した場合 0.15 K/mW
絶縁抵抗 (RTD)
室温にて直流 500 Vdc で測定時の最小絶縁抵抗:1000MΩ
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シース素材
鉱物絶縁ケーブル構造およびシルバー又はニッケルチップ付き 321 SST
リード線
PTFE 絶縁銀メッキ銅線 (図 10-1)
識別データ
モデルおよびシリアルナンバーは、バネ式アダプターに直接刻まれていま す。
接続ヘッドの保護等級 (IP) レーティング
IP68 および NEMA® 4X
10-1 : センサリード線の終端 - パイプクランプ RTD バネ式
シングルエレメント 4 線式 ダブルエレメント 3 線式
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A.
B.
C.
D.
E.
F.
振動の影響
Rosemount 0085 パイプクランプセンサは、IEC 60770-12010 に従って、 性能に影響がないよう、以下の仕様について試験を行っています。
周波数
10 60 Hz 0.075 mm 変位
60 1000 Hz 1 g (10 m/s2) 最大加速度
10.2
クイック・スタート・ガイド

機能的仕様

電力 過電圧カテゴリ I
環境 汚染 4
振動
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詳細は、
©
す。
Emerson の販売条件は、ご要望に応じて 提供させていただきます。Emerson のロ ゴは、 Emerson Electric Co. の商標および サービスマークです。Rosemount は、 Emerson 系列企業である一社のマークで す。他のすべてのマークは、それぞれの 所有者に帰属します。
Emerson.com
2022 Emerson 無断複写・転載を禁じま
をご覧ください。
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