Roland Corporation RMP-1 Owner's Manual

取扱説明書
この度は、ローランド RM-2、RP-2 をお買い上げいただき、 まことにありがとうございます。
201a
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご 注意」(P.2 〜 3)と「使用上のご注意」(P.4)をよくお読みくださ い。また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、 取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐ に見ることができるよう、手元に置いてください。
RP-2 をご使用になる前に、必ずヘッドの張り具合の調整を 行ってください。ヘッドの張りがゆるんだ状態でヘッドを 叩くと、センサーを破損することがあります。
220
※文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
202
©
 ローランド株式会社
 2002
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

安全上のご注意

 
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
001
● この機器を使用する前に、以下の指示と 取扱説明書をよく読んでください。
......................................................................................................
002c
● この機器および AC アダプターを分解し たり、改造したりしないでください。
......................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に 書かれていないことは、絶対にしないで ください。必ずお買い上げ店またはロー ランド・サービスに相談してください。
......................................................................................................
004
● 次のような場所での使用や保存はしない でください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当
たる場所、暖房機器の近く、発熱する 機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた
床など)や湿度の高い場所 ○ 雨に濡れる場所 ○ ホコリの多い場所 ○ 振動の多い場所
......................................................................................................
005
● この機器の設置には、ローランドが推奨 する専用スタンド(PDS-2)を使用して ください。
......................................................................................................
警告 警告
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、の中に描かれています。 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
006
● この機器の設置に PDS-2 を使用する場 合、ぐらついた所や傾いた所に PDS-2を 設置しないでください。安定した水平な 所に設置してください。機器を単独で設 置する場合も、同様に安定した水平な所 に設置してください。
.....................................................................................................
008b
● ACアダプターは、必ず指定のもの(BOSS PSA-100)を、AC100Vの電源で使用し てください。
.....................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コー ドの上に重いものを載せたりしないでく ださい。電源コードに傷がつき、ショー トや断線の結果、火災や感電の恐れがあ ります。
.....................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、 アンプ、スピーカーと組み合わせて使用 した場合、設定によっては永久的な難聴 になる程度の音量になります。大音量で、 長時間使用しないでください。万一、聴 力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用 をやめて専門の医師に相談してくださ い。
.....................................................................................................
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬 貨、針金など)や液体(水、ジュースな ど)を絶対に入れないでください。
.....................................................................................................
2
012c
● 次のような場合は、直ちに電源を切って ACアダプターをコンセントから外し、お 買い上げ店またはローランド・サービス に修理を依頼してください。
警告
○ AC アダプター本体や電源コードが破
損したとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれ
たりしたとき ○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
......................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お 子様の取り扱いやいたずらに注意してく ださい。必ず大人のかたが、監視/指導 してあげてください。
......................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い 衝撃を与えないでください。
......................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線を しないでください。特に、電源タップを 使用している場合、電源タップの容量
(ワット/アンペア)を超えると発熱し、
コードの被覆が溶けることがあります。
......................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店ま たはローランド・サービスに相談してく ださい。
......................................................................................................
019
● 電池は、充電、加熱、分解したり、また は火や水の中に入れたりしないでくださ い。
......................................................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しの よい、正常な通気が保たれている場所に 設置して、使用してください。
......................................................................................................
102d
AC アダプターを機器本体やコンセントに 抜き差しするときは、必ず AC アダプター の本体やプラグを持ってください。
......................................................................................................
103b
長時間使用しないときは、AC アダプター をコンセントから外してください。
......................................................................................................
104
接続したコードやケーブル類は、繁雑にな らないように配慮してください。特に、 コードやケーブル類は、お子様の手が届か ないように配慮してください。
......................................................................................................
106
注意
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重 いものを置かないでください。
.....................................................................................................
107d
● 濡れた手で AC アダプターの本体やプラ グを持って、機器本体やコンセントに抜 き差ししないでください。
.....................................................................................................
108b
● この機器を移動するときは、AC アダプ ターをコンセントから外し、外部機器と の接続を外してください。
.....................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC アダプターをコンセントから外して ください(P.9)。
.....................................................................................................
110b
落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプ ターをコンセントから外してください。
.....................................................................................................
111(選択)
● 電池の使いかたを間違えると、破裂した り、液漏れしたりします。次のことに注 意してください(P.9)。
1
○ 電池の + と -を間違えないように、指
示どおり入れてください。
2
○ 新しい電池と一度使用した電池や、違
う種類の電池を混ぜて使用しないで ください。
3
○ 長時間使用しないときは、電池を取り
出しておいてください。
5
○ 液漏れを起こした場合は、柔らかい布
で電池ケースについた液をよくふき とってから新しい電池を入れてくだ さい。また、漏れた液が身体についた 場合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあ ります。また眼に入ると危険ですので すぐに水でよく洗い流してください。
6
電池を、金属性のボールペン、ネックレ ス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、 保管したりしないでください。
.....................................................................................................
112
● 使用済みの電池は、あなたの地域のゴミ 分別収集のしかたに従って、捨ててくだ さい。
.....................................................................................................
118
● チ ューニン グ・ボルト、ワッシ ャー、 チューニング・キーを外した場合は、小 さなお子様が誤って飲み込んだりするこ とのないようお子様の手の届かないとこ ろへ保管してください。
.....................................................................................................
3

使用上のご注意

291a
2ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について
301
● 雑音を発生する装置(モーター、調光器など)や消 費電力の大きな機器とは、別のコンセントを使用し
てください。
302
● ACアダプターを長時間使用するとACアダプター本 体が多少発熱しますが、故障ではありません。
303a
● この機器は消費電流が大きいため、ACアダプターの 使用をお薦めします。電池で使用する場合はアルカ
リ電池を使用してください。
304a
● 電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの 破損を防ぐため、他の機器と接続する前にこの機器
の電源を切った状態で行なってください。
306b
● この機器には、電池が付属されています。この電池 は、機器の動作確認用のため、寿命が短い場合があ
ります。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を 防ぐため、必ずすべての機器の電源を切ってくださ
い。
設置について
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、 テレビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出
ることがあります。この場合は、この機器を遠ざけ て使用してください。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用する と、着信時や発信時、通話時に本機から雑音が出る
ことがあります。この場合は、それらの機器を本機 から遠ざけるか、もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉 め切った車内などに放置しないでください。変形、変
色することがあります。
355
● 故障の原因になりますので、雨や水に濡れる場所で 使用しないでください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅 く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激
しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取っ てから、柔らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよび アルコール類は、使用しないでください。
修理について
451d(和文のみ)
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解(取扱説 明書に記載されている指示(P.11 )を除く)、改造
された場合、以後の性能について保証できなくなり ます。また、修理をお断りする場合もあります。
453
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能 を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年
間保有しています。この部品保有期間を修理可能の 期間とさせていただきます。なお、保有期間が経過
した後も、故障箇所によっては修理可能の場合があ りますので、お買い上げ店、または最寄りのローラ
ンド・サービスにご相談ください。
その他の注意について
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出 力端子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでく ださい。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、 プラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかから ないように、特に夜間は、音量に十分注意してくだ
さい。ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽し みいただけます。
558d
● 本機は、演奏時の打撃音を小さくする設計になって いますが、床や壁を通じての振動は意外によく伝わ
りますので、特に夜間やヘッドホン使用時の演奏は、 隣近所に迷惑がかからないように注意しましょう。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入ってい た箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
562
● 接続には、付属のケーブルもしくは当社ケーブル
(PCS シリーズなど)をご使用ください。他社製の
接続ケーブルをご使用になる場合は、次の点にご注 意ください。
○ 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。
本機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用 しないでください。パッドの感度が悪くなるた め、音が極端に小さくなったり、全く聞こえな くなる場合があります。ケーブルの仕様につき ましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせ ください。
追加1
● フープのゴム部分は、使っている年月とともに消耗 する消耗部品です。
消耗したゴム部分をそのまま使用し続けると、誤動 作したりフープを破損することがあります。このよ
うな場合には、フープ・ゴムを交換してください。 なお、フープ・ゴムの交換に関しては、ローランド・
サービスにご相談ください。
追加2
● ヘッド中央部分の下にあるセンサーに無理な力をか けないでください。打撃を正しく感知できなくなっ
たり、センサーを破損することがあります。
追加3
● センサーの素材の性質上、気温、湿度の変化によっ て、センサーの感度が変わることがあります。
追加4
● RP-2 をご使用になる前に、必ずヘッドの張り具合の 調整を行ってください。ヘッドの張りがゆるんだ状
態でヘッドを叩くと、センサーを破損することがあ ります。
985(ディスプレイか画面のどちらかを使う)
● 本書では、ディスプレイを使用して機能説明をして いますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文
中のディスプレイ上の設定は一致していません。あ らかじめご了承ください。
4
目次
安全上のご注意 ........................................................................................ 2
使用上のご注意 ........................................................................................ 4
目次 .......................................................................................................... 5
はじめに................................................................................................... 6
主な特長............................................................................................................................6
このパッケージに入っているもの...............................................................................6
各部の名称と働き..................................................................................... 7
RHYTHM COACH(RM-2).........................................................................................7
V-PRACTICE PAD(RP-2).........................................................................................8
演奏する前に............................................................................................ 9
RM-2 の操作方法.................................................................................... 13
メトロノームを鳴らす................................................................................................13
たたいたテンポにあわせてメトロノームを鳴らす(タップ・テンポ)....13
メトロノームの設定を変える.............................................................................13
パラメーター一覧 .................................................................................................13
パッドをたたいたときの音色/感度を設定する...................................................15
RP-2 を 2 台接続する..........................................................................................15
パラメーター一覧 .................................................................................................16
コーチと練習!.............................................................................................................18
パラメーター一覧 .................................................................................................18
正確にタイミングよくたたくための練習........................................................18
持久力と耐久力をつけるための練習................................................................20
製品出荷時の設定に戻す(ファクトリー・リセット)........................................22
エラー・メッセージが出たら....................................................................................22
すすんだ使いかた................................................................................... 23
RP-2 以外のパッドを接続する.................................................................................23
パッドを接続する .................................................................................................23
リム・ショット対応のパッドを接続する........................................................24
トリガー・パラメーターの設定方法................................................................26
パラメーター・リスト.........................................................................................27
おもな仕様.............................................................................................. 31
索引 ........................................................................................................ 32
5

はじめに

このたびは、ローランド製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 本書は、RHYTHM COACH(RM-2)および V-PRACTICE PAD(RP-2)共通の取扱説明書 です。RHYTHM COACH(RM-2)のみお買い上げいただいた場合は、該当する箇所だけを お読みください。

主な特長

RHYTHM COACH(RM-2)
練習に必須のメトロノームの動きを LED
表示。視覚からも練習をサポートします。 厳選された表現力豊かなサウンドを搭載。
楽しく効果的に上達する、インテリジェ
ントなコーチ機能を搭載。(P.18) 簡単操作、視認性を考えたデザイン、持
ち運びに便利なコンパクト・ボディです。 MD や CDの音とあわせて練習できます。
(ミックス・イン)
V-PRACTICE PAD(RP-2)との併用で、
さらに使いかたが広がります。
本体からだけでなく、パッドをたたいて テンポを変えることもできます。(タッ
プ・テンポ)(P.13)
PD-80R / 120 のリム・センサーにも対応し、リム・ショットが可能です。(P.24)
2 つのトリガー・インプットを使えば、パッド 2 台をつないだ練習や、KD-7 をつないでキッ クと合わせた練習も行うことができます。(P.23)
長時間の電池駆動のほか、ACアダプター(別売)の使用も可能です。
RM-2
RP-2
PDS-2 (別売)
V-PRACTICE PAD(RP-2)
ローランド V-Drumsシリーズでおなじみの網素材のヘッドを使用。打感触に優れ、打撃音 も静かなため、練習用として最適です。
ヘッドを好みのテンションに変えられます。
高さ/角度を自由に変えられる専用スタンド(PDS-2)を用意しています(別売)。 立っても座っても使用できるので、長時間の練習に最適です。

このパッケージに入っているもの

□ RHYTHM COACH(RM-2)本体 □ チューニング・キー *1 □ V-PRACTICE PAD(RP-2)本体 *1 □ 取り付けネジ(2 本)*2
■ 取扱説明書(本書) □ 単三乾電池(4 本) □ 接続ケーブル *1 □ 保証書
0.2m(モノラル)
*1 RHYTHM COACH(RM-2)のみお買い上げの場合には含まれません。 *2 RHYTHM COACH(RM-2)およびV-PRACTICE PAD(RP-2)をセットでお買い上げの
場合は、最初から取り付けネジで組み立てられた状態になっています。
6

各部の名称と働き

RHYTHM COACH(RM-2)

fig.01-01(フロントから見た図)
9
1
2345
8 7
6
1. [VOLUME]つまみ
ヘッドフォン/アウトプット・ジャックから の出力音量を調節します。
2. ディスプレイ
テンポなどを表示します。 また、トリガー・インプット 1 および 2 に接 続されたパッドをたたくと、対応するトリ ガー 1、2 インジケーターが点滅します。 電池が消耗してくると、バッテリー・ロー・ インジケーターが点滅します。(P.9)
fig.01-05
バッテリー・ロー・インジケーター
トリガー1、2インジケーター
3. ブザー
ヘッドフォン/アウトプット・ジャックに何 も接続していない場合、ここからメトロノー ムのビープ音が鳴ります。パッドの音は鳴り ません。
4. VALUE [▲][▼]ボタン
各パラメーターの値を上げたり下げたりし ます。
[▲]ボタンを押しながら[▼]ボタンを押
すと、設定値が高速に増加、[▼]ボタンを 押しながら[▲]ボタンを押すと、設定値が 高速に減少します。(メトロノームのテンポ 表示のときは、スタンダードなメトロノーム と同じように、段階的に値が変化します。)
5. [TAP]ボタン
ボタンやパッドをたたいた間隔にあわせて メトロノームのテンポを調節します。(P.13)
6. RP-2 取り付け用穴
7. [メトロノーム]ボタン
メトロノームをスタート/ストップします。
8. [SELECT]ボタン
RM-2 上部にある、8 つのパラメーターを選 択します。[SELECT]ボタンを押すと、BEAT から順に COACH まで選択し、一巡して通常 のテンポ表示画面に戻ります。[SELECT]ボ タンを押しながら[▼]ボタンを押すと、逆 方向に選択していきます。
9. パラメーター・インジケーター
メトロノームの表示をおこないます。 もしくは、選択されたパラメーターが点滅し ます。
7
各部の名称と働き
fig.01-02(側面から図- その1)0
4 3
2 1
ヘッドホン
1. トリガー・インプット 1
2. トリガー・インプット 2
パッドを接続します。
RM-2 には、RP-2 の他にも、様々な パッドを接続することができます。ま た、トリガー・インプット 1 と 2 を 使って、2 個のパッドを接続すること もできます。RP-2 を 2 台接続する場 合は「RP-2を 2 台接続する」(P.15) を、その他のパッドを接続する場合 は、「RP-2以外のパッドを接続する
(P.23)をご覧ください。
3. PHONES / OUTPUT
(ヘッドホン/アウトプット)ジャック
ヘッドフォンやアンプ、オーディオ・システ ムを接続します。
※ RM-2 の出力はモノラルです。
CD/MDデッキ、 カセット・ プレーヤーなど
4. MIX IN(ミックス・イン)ジャック
MD や CD の出力をここに接続すれば、音楽 とあわせて練習することができます。
988
5. 盗難防止用ロック
市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤー などを接続することができます。 盗難防止用ロックは、キーケーブルロック等の セキュリティー・ワイヤーに対応しています。 日本国内総販売代理店は、以下のとおりです。 日本ポラデジタル株式会社 〒 104-0032 東京都中央区八丁堀1丁目5番2号はごろもビル Tel: 03-3537-1070、 Fax: 03-3537-1071
6. AC アダプター・ジャック
AC アダプター(別売)を接続します。(P.9)
7. POWER(パワー)・スイッチ
電源をオン/オフします。(P.10)
5
6 7
( SECURITY LOCK)
ACアダプター

V-PRACTICE PAD(RP-2)

fig.01-04(上から見た図。RP-2から取る。)
ヘッド
盗難防止用 ロック
フープ(リム)
RM-2取り付け部
8
ワッシャー
チューニング・ ボルト
センサー
ゴム足
アウトプット・ジャック
フレーム
スタンド取り付け用ナット(M8)

演奏する前に

921
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必 ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。
928
本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しないように、新聞や雑誌な どを重ねて本体の四隅や両端に敷いてください。また、その際、ボタン、つ
まみなどが破損しないような位置に配置してください。
929
本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。
電池を入れる
fig.
付属の電池を+、−の向きに注意して入れます。
電池交換の際は、単三アルカリ電池(4 本)を使用してください。また、電池は新しいもの と古いものを混ぜて使用しないでください。
アルカリ電池を使用したときの連続使用時間は、常温で約 10 時間です。(ただし使 用状況などにより異なります。)
DC 6V(1.5V 4 R6 LR6 SIZE(AA
/
)
)
SER. NO.
MADE IN CHINA
電池の交換時期
944a
fig. 03-02()
電池が消耗してくるとバッテリー・ロー・インジケーターが点滅を始めます。電池が少なく なると、音質が劣化したり、動作が不安定になることがあります。早目に電池の交換をして ください。
AC アダプターをつなぐ
別売りの ACアダプター(BOSS PSA-100)を使用すれば、家庭用のコンセントから電源を 供給することができます。
必ず、BOSS PSA-100 を使用してください。他の AC アダプターの使用は、誤動 作や故障の原因となりますので、絶対におやめください。
電池がなくなってくると、 点滅します。
9
演奏する前に
音源にパッドを取り付ける
付属のネジを使用して、音源(RM-2)とパッド(RP-2)を以下のように取り付けます。
1.
fig.(何をどこにつけるか、の図)
RM-2 および RP-2 をセットでお買い上げの場合は、最初から音源とパッドが接続 された状態になっています。
付属のケーブルを、RP-2 のアウトプット・ジャックと RM-2のトリガー・インプット 1 にさ
2.
し込みます。 パッドをたたくと、演奏対象となるパッドを表示するトリガー1インジケーターが点滅します。
3.
RP-2 を 2 台接続する場合は、RP-2 のアウトプット・ジャックと RM-2 のトリガー・インプッ ト 2 にさし込みます。(P.15)
パッドをたたくと、演奏対象となるパッドを表示するトリガー2インジケーターが点滅します。
926
抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、接続した機器の音量が小さくなることがあ ります。抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)をご 使用ください。
電源を入れる/切る
1.
[VOLUME]つまみを左いっぱいに回しきって、音量を最小にします。
2.
接続しているアンプやオーディオ・システムがあれば、音量を最小にします。
3.
[POWER]スイッチを ONにして、電源を入れます。
4.
ヘッドフォンやアンプを接続します。 接続しているアンプやオーディオ・システムがあれば、電源を入れます。
5.
パッドをたたいて音を聞きながら、[VOLUME]つまみを徐々に回して、音量を調節します。
6.
アンプやオーディオ・システムを接続している場合は、先に音量を適当な大きさに調節します。
10
941
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違え ると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。
必ず、電源を入れてからヘッドフォンを接続してください。手順を間違える と、誤動作をしたりヘッドフォンなどが破損する恐れがあります。
943
音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れると きに音がすることがありますが、故障ではありません。
電源を切るときは、以下の手順で行ってください。 RM-2、および接続している外部機器の音量を最小にします。
1.
2.
外部機器の電源を切ります。
3.
RM-2 の[POWER]スイッチを OFFにして、電源を切ります。
ヘッドの張り具合を調整する
調整するときは、付属のチューニング・キーをお使いください。
※ ヘッドの張りがゆるんだ状態でヘッドを叩くと、センサーやヘッドを破損することがありま
す。また、うまく調整ができていない状態でご使用になりますと、以下の症状がでます。
演奏時に音が出ないことがある(音量にムラがある)。
音が小さい(感度が低い)。
fig.03-05
演奏する前に
打感触を確かめながら、チューニング・ボルトを 8 ケ所すべて、チューニング・キーで適切 な張り具合に調整してください。チューニング・ボルトは、必ず上の図の番号順にしめてく ださい。
張り具合は、アコースティック・ドラムの打感触とほぼ同じくらいが適切です。
パッドを長く使っていると、ヘッドの張り具合が変わってくることがありま す。必要に応じて調整しなおしてください。
RP-2 のヘッドの張り具合の調整は、打感触の調整を行うもので、アコース ティック・ドラムのように、音の高さ(ピッチ)を調整するものではありま
せん。
1 ケ所のチューニング・ボルトを一度に強くしめないでください。ヘッドを均一に 張ることができないため、誤動作の原因となります。
11
演奏する前に
ヘッドを交換する
ヘッドは、使っている年月とともに性能が劣化する消耗部品です。ヘッド面が破れたり、ヘッ ドの張り具合を正しく調整しても、ヘッド面にたるみが残るような場合は、ヘッドを交換し てください。
交換用ヘッド(別売)
MH-8 メッシュ・ヘッド
ヘッド交換の手順
交換するときには、付属のチューニング・キーをお使いください。 すべてのチューニング・ボルトとワッシャーを取り外します。
1.
それぞれ順に少しずつ反時計方向に回してゆるめてください。
2.
フープを取り外します。 古いヘッドを取り外します。
3.
新しいヘッドをフレームの上にのせます。
4.
ヘッドの上にフープをのせます。
5.
チューニング・ボルトにワッシャーを通し、フープをフレームに取り付けます。
6.
チューニング・ボルトを 8 ケ所すべて、フープに軽くあたるまでしめ付けます。
7.
次にヘッドの張り具合を調整します。「ヘッドの張り具合を調整する」(P.11)をご覧くだ
8.
さい。
取り外したチューニング・ボルトやワッシャーをなくさないようご注意ください。
12

RM-2 の操作方法

メトロノームを鳴らす

メトロノームを鳴らすには、[メトロノーム]ボタンを押します。
[▲]/[▼]ボタンを押してテンポを調節します。調整範囲は 10 〜 300BPM です。
■ たたいたテンポにあわせてメトロノームを鳴らす(タップ・テンポ)
曲に合わせてボタンを押したり、パッドを叩いたりして、メトロノームのテンポを設定する ことができます。
[TAP]ボタンを押します。
1.
ディスプレイのテンポの値が点滅します。 曲にあわせて[TAP]ボタンを押すか、または接続されたパッドを複数回叩きます。
2.
メトロノームと同じ音が鳴ります。 ボタンを押した、またはパッドをたたいた間隔で、メトロノームのテンポが調節されます。
ちょうどよいテンポになったら、[TAP]ボタンを 2 秒程度押し続けるか、または
3.
[SELECT]ボタンか[メトロノーム]ボタンを押して値を確定します。[メトロノーム]ボ
タンを押すと、メトロノームがスタートします。
あらかじめメトロノームを鳴らした状態で行うと、テンポの変化を確認しながら調 整することができます。
■ メトロノームの設定を変える
メトロノームの拍子、リズム・タイプ、音色、音量、表示を変えることができます。
fig.04-01
リズム・タイプ 音量
音色拍子 表示
1.
[SELECT]ボタンを押して、変更するパラメーターを選択します。
[SELECT]ボタンを押しながら[▼]ボタンを押すと、逆方向に選択していきます。
[▲]/[▼]ボタンを押して、各パラメーターの値や種類を設定します。
2.

個々のパラメーターについて、詳しくは次のパラメーター一覧をご覧ください。

[SELECT]ボタンを何度か押して「COACH」まで選択すると、次に通常のテンポ表示画
3.
面に戻ります。
[SELECT]ボタンを 2 秒程度押し続けて、通常のテンポ表示に戻ることもできます。
■ パラメーター一覧
BEAT(拍子)
メトロノームの拍子を変更します。
0〜 13、2-3、3-2、3-4、4-3
13
RM-2の操作方法
RHYTHM TYPE(リズム・タイプ)
fig.(楽譜で説明。)
メトロノームのリズム・タイプを変更します。
小節の頭で鳴ります。
(2分音符)
(4分音符)
(8分音符)
(8分音符)
3-2ソン・クラーべ
2-3ソン・クラーべ
(16分音符)
(16分音符)
(16分音符)
(6連符)
(3連符)
3-2ルンバ・クラーべ
(3連符)
2-3ルンバ・クラーべ
METRONOME INST(メトロノームの音色)
メトロノームの音色を変更します。
ヘッドフォン/アウトプット・ジャック使用時の音色一覧
音色名 説明
1 トラディショナル・
メトロノーム 2 エレクトリック・ビープ 電子ビープ音 3
シンプル・エレクトリック 4 ユニーク・スウィープ 生ドラムの練習など大音量の中でも聞き取り
5 ザップ 長時間の練習に最適な電子音。 6 ハイ・ハット リズム・タイプを 8 分音符、3 連符、16 分
7 カウベル 音の余韻が長く、テンポの遅い曲にも対応。 8 シェイカー リズム・タイプを 8 分音符、16 分音符に
9 クラベス リズム・タイプをクラーベにセットし、マン
10 スティック 自然で明瞭なスティック音。 11 ボイス 変拍子や混合拍子の練習に最適。
※ テンポを速く設定した場合、メトロノームの音が途切れて聞こえることがあります。
ヘッドフォン/アウトプット・ジャックを使用しない時は、ブザーからビープ音が鳴ります。 1 〜 7 までのビープ音を選択することができます。
スタンダードな振り子式メトロノーム。
シンプルな電子メトロノーム。
やすい電子音。
音符などにセットすれば、キックとスネアの コンビネーション練習に使用できます。
セットすると最適。
ボ、サルサなどの練習に使用。
14
METRONOME LEVEL(メトロノームの音量)
メトロノーム音の大きさを調節します。
off、1 〜 8 off、1 〜 2(ヘッドフォン/アウトプット・ジャックを使用しない時のビープ音の大きさを
調節します。)
METRONOME MODE(表示)
メトロノームの表示が変わります。
off、1 〜 7

パッドをたたいたときの音色/感度を設定する

RM-2 には、表現力豊かなドラム音色が 28 種類搭載されています。 また、パッドをたたいたときの感度も細かく調整できるため、好みの打感触を得ることがで
fig.04-03
きます。
感度
音色
1.
[SELECT]ボタンを押して、変更するパラメーターを選択します。
RM-2の操作方法
[SELECT]ボタンを押しながら[▼]ボタンを押すと、逆方向に選択していきます。
[▲]/[▼]ボタンを押して、「PAD INST」、「PAD SENS」の値や種類を設定します。
2.
個々のパラメーターについて、詳しくは次のパラメーター一覧をご覧ください。
[SELECT]ボタンを何度か押して「COACH」まで選択すると、次に通常のテンポ表示画
3.
面に戻ります。
[SELECT]ボタンを 2 秒程度押し続けて、通常のテンポ表示に戻ることもできます。
■ RP-2を 2 台接続する
トリガー・インプット 1 および 2 に RP-2 を 2 台接続した場合、それぞれのパッドに異なる 音色を設定することができます。
1.
[SELECT]ボタンで、「PAD INST」を選択します。
2.
トリガー・インプット 1 に接続したパッドをたたきます。 設定対象となるパッドを表示するトリガー 1インジケーターが点滅します。
3.
[▲]/[▼]ボタンを押して、「PAD INST」を選択します。
4.
同様に、「PAD SENS」を変更します。
5.
トリガー・インプット 2 に接続したパッドを叩きます。 設定対象となるパッドを表示するトリガー 2インジケーターが点滅します。
同様に「PAD INST」、「PAD SENS」を変更します。
6.
15
RM-2の操作方法
■ パラメーター一覧
PAD INST(パッドの音色)
パッドをたたいたときの音色を選択します。
1 メープル・スネア(14"x6-1/2") 2 スチール・スネア(14"x5-1/2") 3 ブラス・スネア(14"x5-1/2") *1 4 ブラス・スネア・リム(14"x5-1/2") *1 弱打時に 3 番の音色、強打時にリ
5 メイプル・ピッコロ・スネア(14"x3-1/2") *2 6 メイプル・ピッコロ・スネア・リム
(14"x3-1/2") 7 ブラス・ピッコロ・スネア(14"x3-1/2") 8 13 インチ・スネア 9 ディープ・シェル・スネア
10 マーチング・スネア *3 11 マーチング・スネア・リム *3
12 マーチング・テナー・ドラム 13 ハイ・タム・タム(10") 14 ミッド・タム・タム(12") 15 ロー・タム・タム(14") 16 マーチング・クワッド・タム 1(8") 17 マーチング・クワッド・タム 2(10") 18 マーチング・クワッド・タム 3(12") 19 マーチング・クワッド・タム 4(13") 20 バス・ドラム(22") 21 マーチング・バス・ドラム 1(18") 22 マーチング・バス・ドラム 2(24") 23 ティンバレス・ハイ(リム・ショット) 24 ティンバレス・ロー 25 カウベル 弱打時にミュート、強打時にオー
26 クラベス 27 プラクティス・ボード 1 スティック・ワークの強化に最適
28 プラクティス・ボード 2 強打時に音が変化し、アクセント
*1、*2、*3: リム・ショット対応パッド (PD-80R/120) 使用時に、同じ注意番号のついた音色(3 と 4、 5 と 6、10 と 11)を一組として割り当てて使用します。詳しくは「リム・ショット対応の パッドを接続する」(P.24)をご覧ください。リム・ショットに対応していないパッドでは、 最適な効果を得られません。
音色名 説明
ム・ショットが鳴ります。
*2 弱打時に 5 番の音色、強打時にリ
ム・ショットが鳴ります。
弱打時にサイド・スティック、強 打時にリム・ショットが鳴ります
プン・ショットが鳴ります。
な、粒立ちのハッキリとした練習 用音色。
の練習に最適な音色。
16
PAD SENS(パッドの感度)
1〜16
パッドの感度を調節し、たたく強さと音の大きさのバランスを調節します。値を大きくする と感度が高くなり、パッドを弱くたたいても大きな音量でなります。
パッドをたたく強さ(ベロシティー)に応じて、ディスプレイに 6 段階でベロシ ティーが表示されます。
設定の目安は、最も強くたたいたときにベロシティー 127 になるように値を設定します。
fig.04-04
たたく強さ
強い
弱い
RM-2の操作方法
ベロシティー
127
100〜126
75〜99
50〜74
25〜49
1〜24
17
RM-2の操作方法

コーチと練習!

RM-2 のコーチ・モードは、練習の効果を最大限に引き出すために用意された、大変ユニー クな練習用モードです。スピードのコントロール能力や、精度、持久力を鍛えるとともに、 タイミングを上手に取る練習に大変適しています。コーチ・モードには、調整可能なパラメー ターがたくさん用意されているため、それぞれのスキルに応じた練習を行うことができます。
1.
[SELECT]ボタンを押して、「COACH」を選択します。
2.
3.
■ パラメーター一覧
(Coach)と文字がスクロールしたのち、コーチ・モードになります。 [▲]/[▼]ボタンを押して、パラメーターを選択します。 [メトロノーム]ボタンを押すと、練習開始です。
メトロノーム動作中にコーチ・モードを選ぶと、メトロノームが止まります。 コーチ・モード実行中に[SELECT]ボタンを押すと、コーチ・モードが終
了します。
コーチ・モードでは、[メトロノーム]ボタンを押して練習を開始する前であれば、
[TAP]ボタンを押して、テンポを変更することが可能です。好みの速さでパッドを
たたくか、[▲]/[▼]ボタンで調整をしてください。
Timer (8 種)
Rhythmic Notes Time Check
Quiet Count Speed Check
Gradual Up Gradual Down
Gradual Up/Down Step Up
Step Down Step Up/Down
正確にタイミングよくたた くための練習(4 種)
持久力と耐久力をつけるた めの練習(6 種)
■ 正確にタイミングよくたたくための練習
Rhythmic Notes ( )
このモードは、ウォーム・アップのために利用したり、あるいは音符のリズムを教える場合 にも、大変すぐれた効果があります。このモードでは、リズム・タイプが、2 小節ごとに変 化していきます。2 分音符から始まって、6 連符まで演奏したら、また 2 分音符まで戻って 繰り返します。
fig.04-13
スタートスタート
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
1.
[メトロノーム]ボタンを押すと、2 小節のカウント・インの後、練習開始です。
2.
[▲]/[▼]ボタンを押すと、練習中でもテンポを変えることができます。
18
Time Check ( )
メトロノームの刻むビートに従って、正確にタイミングよくたたく練習をするためのモード です。パッドをたたいたタイミングが、メトロノームに合っているかどうか、結果がディス
fig.04-1070
プレイに表示されます。
遅れぎみです。
ジャスト・タイミングです。
走りぎみです。
1.
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
2.
[メトロノーム]ボタンを押すと、練習開始です。
[▲]/[▼]ボタンを押すと、練習中でもテンポを変えることができます。
Quiet Count ( )
このモードは、身体でリズムを覚えるためのモードです。最初の 8 小節は設定された音量で メトロノームが鳴りますが、次の 8 小節は音が小さくなります。メトロノーム・ボタンを押 して停止させるまで、この 8 小節間隔のサイクルが続きます。
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
1.
[メトロノーム]ボタンを押すと、練習開始です。
2.
RM-2の操作方法
[▲]/[▼]ボタンを押すと、練習中でもテンポを変えることができます。
Speed Check ( )
メトロノームの音に従って正確にたたく、という点では、Time Check と大変似たモードで す。Speed Check では、8小節の間、メトロノームのタイミング通りに正確に演奏すること ができたら、さらにテンポが 5 BPM 速くなります。テンポが最大値になるまで続きます。
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
1.
[メトロノーム]ボタンを押すと、2 小節のカウント・インの後、スピード・チェックの開
2.
始です。
正確に演奏できると、ディスプレイの表示が 4 回点滅し、さらに 5 BPM速くなり ます。できなかった場合、1 回点滅し次の 8 小節も同じスピードを繰り返します。
19
RM-2の操作方法
■ 持久力と耐久力をつけるための練習
Gradual Up ( )
徐々にスピードを上げていく練習に最適です。メトロノームが最大値になるまで、2 拍ごと に 1 BPM ずつスピードが速くなっていきます。最大値に達すると、スタート時のテンポに 戻り、その後同じ動作を繰り返します。
1.
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
2.
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
演奏中に[▼]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最大値が設定されま す。[▲]ボタンを押すと、その設定がリセットされます(初期値は 300 です)。
Gradual Down ( )
徐々にスピードを落としていく練習に最適です。メトロノームが最小値になるまで、2 拍ご とに 1 BPM ずつスピードが遅くなっていきます。最小値に達すると、スタート時のテンポ に戻り、その後同じ動作を繰り返します。
1.
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
2.
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
演奏中に[▲]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最小値が設定されま す。[▼]ボタンを押すと、その設定がリセットされます(初期値は 10 です)。
Gradual Up/Down ( )
「Gradual Up/Down」モードは、スピードを徐々に上げ下げすることによって、持久力を高
める練習に最適です。メトロノームが最大値になるまで、2 拍ごとに 1 BPM ずつスピード が速くなっていき、その後、2 拍ごとに 1 BPM ずつスピードが遅くなって最初のテンポに 戻ります。その後、同じ動作を繰り返します。
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
1.
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
2.
演奏中に[▼]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最大値が設定されま す。[▲]ボタンを押すと、その設定がリセットされます(初期値は 300 です)。
Step Up ( )
スピードの調整能力と同時に、耐久力を鍛えるためのモードです。メトロノームが最大値に なるまで、8 小節ごとに 5 BPM ずつスピードが速くなっていきます。最大値に達すると、ス タート時のテンポに戻り、その後同じ動作を繰り返します。
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
1.
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
2.
20
演奏中に[▼]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最大値が設定されま す。[▲]ボタンを押すと、その設定がリセットされます(初期値は 300 です)。
RM-2の操作方法
Step Down ( )
速いペースから始めて、徐々にスピードを落としていくため、持久力を鍛える練習に最適で す。メトロノームが最小値になるまで、8 小節ごとに 5 BPM ずつスピードが遅くなってい きます。最小値に達すると、スタート時のテンポに戻り、その後同じ動作を繰り返します。
1.
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
2.
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
演奏中に[▲]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最小値が設定されま す。[▼]ボタンを押すと、その設定がリセットされます(初期値は 10 です)。
Step Up/Down ( )
スピードを段階的に上げ下げすることによって、演奏の耐久力を高めます。メトロノームが 最大値になるまで、8 小節ごとに 5 BPM ずつスピードが速くなっていき、その後、8 小節ご とに 5 BPM ずつスピードが遅くなって最初のテンポに戻ります。その後、同じ動作を繰り 返します。
1.
コーチ・モードで[▲]/[▼]ボタンを押して、「 」を選択します。
2.
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
演奏中に[▼]を押すと、そのときのテンポでメトロノームの最大値が設定されま す。[▲]ボタンを押すと、その設定がリセットされます(初期値は 300 です)。
Timer ( )
「Timer」は、演奏期間を決めておくためのシンプルなモードですが、設定時間を変えること
により、様々な練習に利用することが可能です。例えば、短い時間に設定すれば、その間に どれだけ速く演奏できるかチャレンジすることができますし、長い時間に設定すれば、持久 力、耐久力を高めるのに利用できます。
1.
[▲]/[▼]ボタンを押して、t1 〜 t60 までの値を選びます。
タイマー設定時間
: 1 分 : 10 分 : 2 分 : 15 分
: 3 分 : 30 分 : 5 分 : 60 分
[メトロノーム]ボタンを押して、練習を開始します。
2.
残り時間が表示され、1 分を切ると、60 秒のカウント・ダウンが表示されます。設定した時
3.
間が終了すると、アラームが鳴り、すべてのパラメーター・インジケーターが点滅します。
「Timer」動作中は、他のコーチ・モードは使用できません。
「Timer」動作中も、[SELECT]ボタンで、「BEAT」(拍子)や「RHYTHM
TYPE」(リズム・タイプ)などを変更することができます。
コーチ・モード以外でメトロノームを停止させても、タイマーは引き続き動 作を続けます。コーチ・モード以外のときにメトロノームを停止させると、
「COACH」のインジケーターが点滅して、タイマーが動作中であることを表
示します。タイマーを停止するためには、コーチ・モードで
[METRONOME]ボタンを押します。
21
Loading...
+ 47 hidden pages