
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に別紙「安全上のご注意」と「使用上のご注意」をよくお
読みください。
また、この機器の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書
は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
主な特長
● 多彩なボーカル向けエフェクトをつまみ操作1つで利用可能
最適にセットアップされた 30 種類の音色を搭載
•
つまみで音色を選ぶだけで、即座に効果を得ることが可能
•
● 高品位エフェクトを多数搭載
声に広がりや奥行きを加える「リバーブ」、「ディレイ」
•
声に美しい響きや厚みを加える 2 パートの「ダブル/ハーモニー」
•
音量のばらつきを抑える「ダイナミクス」、音程を補正する「ピッチ・コレクト」
•
•
「ディストーション」、「ラジオ」などの効果で個性的な演出が可能
● ライブ・パフォーマンス性を高めるペダル機能
•
声を繰り返し重ねて録音していくことができる「フレーズ・ループ機能」を搭載
リアルタイムにアンサンブルを作成するなどの演出が可能
•
HARMONY ペダルでハーモニー効果をリアルタイムにオン/オフ可能
n
2009 ボス株式会社
©
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
*G6017480-02*

目次
主な特長..................................1
電池の入れかた.......................3
クイック・スタート................4
1. 準備する............................................... 4
2. 歌う....................................................... 5
3. 音色(サウンド)を切り替える..... 5
4.HARMONY ペダルを使う................. 6
5. 電源を切る .......................................... 6
接続のしかた ..........................7
ライブで使うときは............................... 7
各部の名称と働き ...................8
フロント・パネル................................... 8
リア・パネル........................................... 9
サウンドを調節する..............10
サウンドとは.........................................10
エフェクトとは.....................................10
リバーブ効果を調節する....................11
ディレイ効果を調節する....................11
ハーモニー効果を調節する................11
エフェクトを調節する ........................12
サウンドに名前をつける....................12
フレーズ・ループで声を重ねる...13
便利な機能............................14
HARMONY ペダルでハーモニー以外の
エフェクトをオン/オフする............... 14
ペダルでサウンドを切り替える....... 14
録音した声でサウンドを調節する
(サウンド・チェック)........................ 14
サウンドを別のユーザー・サウンドに
保存する .................................................... 15
サウンドを入れ替える........................ 15
出力のしかたを設定する
(ステレオ、モノ/ドライ)................ 16
コンデンサー・マイクを使う
( ファンタム電源 ) ............................... 16
不要な低音域をカットする................ 16
画面の見やすさを調節する
(コントラスト).................................... 16
資料.......................................17
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)................ 17
サウンド・リスト................................ 17
パラメーター・ガイド........................ 18
故障かな?と思ったら........................ 19
主な仕様................................20
文中の表記/アイコンについて
特に注意して欲しいことを説明しています。
文中で補足したいことを説明しています。
知っていると便利なことを説明しています。
、、(P.**)
※ 本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上
の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。
2
参照ページを示しています。

電池の入れかた
図のように、向きに注意して電池を入れます。
•
本体を裏返す際は、つまみなどを破損しないように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に
敷いてください。また、その際、つまみなどが破損しないような位置に配置してください。
•
本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう取扱いにご注意ください。
•
電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりします。次のことに注意してください。
•
電池の + と - を間違えないように、指示どおり入れてください。
•
新しい電池と一度使用した電池や、違う種類の電池を混ぜて使用しないでください。
•
長時間使用しないときは、電池を取り出しておいてください。
•
液漏れを起こした場合は、柔らかい布で電池ケースについた液をよくふきとってから新しい電池を入れてくだ
さい。また、漏れた液が身体についた場合は、皮膚に炎症を起こす恐れがあります。また眼に入ると危険です
のですぐに水でよく洗い流してください。
•
電池を、金属性のボールペン、ネックレス、ヘアピンなどと一緒に携帯したり、保管したりしないでください。
電池のセットや交換は、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、他の機器と接続する前にこの
•
機器の電源を切った状態で行なってください。
この機器には、電池が付属されています。この電池は、機器の動作確認用のため、寿命が短い場合
•
があります。
電池だけで使用する場合、電池が消耗してくるとPOWER インジケーターが暗くなり、消灯します。
•
早めに電池を交換してください。電池交換の際は、単 3 電池を 6 本使用してください。
•
長時間連続して使用する場合は、AC アダプターの使用をお勧めします。電池で使用する場合はア
ルカリ電池をお勧めします。
電池による連続使用時間は、アルカリ電池で約 8 時間、マンガン電池で約 2 時間です。(使用状態に
よって異なります。)
3

クイック・スタート
1. 準備する
INPUTジャックにマイクを、OUTPUTジャックに
1
ミキサーやレコーダーなどを接続します。
ミキサーやレコーダーなどの入力ゲイ
ンやボリュームが下がっていることを
確認してから接続してください。
リア・パネルのPOWERスイッチをONにします。
(電源がオンになります。)
2
点灯
•
電池で使用する場合は、あらかじめ
電池 を入れ ておい てくだ さい。
『電池の入れかた』(P.3)
AC アダプター(BOSS PSA-100:
•
別 売)を使 用 す る場 合 は、DC IN
ジャックに AC アダプターを接続し
てください。
ファ ンタ ム電源 が必 要なコ ンデ ン
•
サー・マイクを使用する場合は、
Phantom Power パ ラ メー タ ー を
On にします。
『コンデンサー・マイクを使 う
( ファンタム電源 )』(P.16)
ヘッ ドホン を使用 する場 合は、
•
PHONES/LINE ジャ ックに ヘッ ド
ホンを接続します。
電源をオンにすると、以下のような画
面が表示されます。この画面を「プレ
イ画面」といいます。
入力感度を調節します。
3
VE-20を最適な状態で使用するため、入力感度を調節し
ます。
1. MENUボタンを押します。
2. カーソル・ボタン( )を押して、MicSensを選びます。
3. SOUNDつまみを回して調節します。
大きな声で歌ったときに、メーターが時々右端まで
表示(下図)される程度が最適です。声が割れて聞
こえる場合はMicSensを下げてください。
メーター
MicSens は、使用す るマイ クまた は
ボーカリストが変わらない限り、次回
以降設定する必要はありません。
SETUP [====]
MicSens 40
4

EXITボタンを押して、プレイ画面に戻ります。
4
ミキサーやレコーダーなどの入力ゲインやボリ
ュームを徐々に上げていきます。
5
2. 歌う
歌ってみましょう。
ON/OFFペダルでオン/オフを切り替えて、効果を確認
1
してみましょう。
ON/OFFインジケーターはVE-20の効果がオンのときに
点灯します。
点灯
クイック・スタート
3. 音色(サウンド)を切り替える
中央のSOUNDつまみを回すと、音色(以下「サウ
1
ンドと呼びます)が切り替わります。
各サウンドには効果をイメージできる名前(サウンド・ネーム)
が付いています。『サウンド・リスト』(P.17)も参照して選ん
でみましょう。
サウンドの詳細については、『サウンド
とは』(P.10)をご覧ください。
5

クイック・スタート
4.HARMONY ペダルを使う
HARMONYペダルを踏むと、ハーモニー効果がかかり
ます。
1
HARMONYインジケーターが点灯します。
点灯
•
ハー モニー 効果の 調節 につい ては、
『ハーモニー効果を調節する』(P.11)
をご覧ください。
•
HARMONY ペダルの操作で、ハーモ
ニー以外の効 果をかけることができ
ます。
『HARMONY ペ ダ ルで ハ ーモ
ニー以外のエ フェクトをオン/オフ
する』(P.14)
5. 電源を切る
ミキサーやレコーダーのボリュームを下げます。
1
リア・パネルのPOWERスイッチをOFFにします。
2
(電源がオフになります。)
6

接続のしかた
マイク
ACアダプター
ステレオ
ヘッドホン
•
AC アダプターを使用する場合は、必ず指定のもの(PSA-100:別売)をお使いください。指定のアダプター以
外を使用すると、故障の原因になります。
•
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、電源
を切った状態で接続してください。
•
接続ケーブルには抵抗が入ったもの があります。抵抗入りのケーブルを使用すると音が極 端に小さくなったり、
まったく聞こえなくなる場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル(ローランド:PCS シリーズなど)
をご使用くだ さい。他社製の接続 ケーブルをご使用 になる場合、ケーブ ルの仕様につきま しては、ケーブルの
メーカーにお問い合わせください。
出力機器(ミキサーやレコーダーなど)の入 力ゲインやボリュームが下がっていることを 確認してから接続し、
•
電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れがあります。
この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばらくは動作しません。
•
ミキサーなどへ標準プラグで接続したい場合は、PHONES/LINEジャックを使用します。接続には Y 字ケーブル
(Roland PCS-31L など:別売)などを利用してください。
マイク
延長ケーブル(必要に応じて)
PSA-100
(別売)
ミキサー、レコーダーなど
ミキサー
白(L)
赤(R)
PCS-31L(別売)
ライブで使うときは
事前に
「マイクにエフェ クター(VE-20)を使いたい」という意向をライブ主催者へ伝 えておくのが良いでしょう。そうす
ることで、必要な機材(接続ケーブルなど)を確認でき、リハーサルや本番をスムーズに行うことができます。
接続時のご注意
ライブでは多くの PA 機材が使用されています。不用意に接続を切ると大音量のノイズが鳴ってしまうだけでなく、
場合によっては機材の破損にもつながります。
電源のオン/オフや、ケーブルの抜き差しを行うときは、必ずスタッフへの確認を行い、了解を得てから作業するの
が良いでしょう。
7

各部の名称と働き
フロント・パネル
ディスプレイ
PHRASE LOOP
(フレーズ・ループ)
インジケーター
フレーズ・ループ機能がオンの
ときに点灯します。
PHRASE LOOP
(フレーズ・ループ)ボタン
フレーズ・ループ機能をオン/
オフします。
『フレーズ・ループで声を重
ねる』(P.13)
EXIT(イグジット)
ボタン
前の 画面に戻したり、操
作を取 り消すときに使用
します。
サウンドの番号、名前などを表示します。サウンドや機能の設定
画面では、設定パラメーターや設定値を表示します。
※ ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
SOUND(サウンド)
つまみ
サウンドの切り替えや設
定値を変更します。
MENU(メニュー)ボタン
サウンドや機能を設定します。
REVERB LEVEL
(リバーブ・レベル)ボタン
リバーブ・レベルを調節します。
『リバーブ効果を調節する』(P.11)
カーソル・ボタン
パラ メータ ーの切 り替えや
カー ソルの 移動に 使用しま
す。
ON/OFF(オン/オフ)ペダル
ペダルを踏むたびに、VE-20 の効果のオン/オフ
が切り替わります。
2 秒以上踏むと、フレーズ・ループ機能のオン/オ
フが切り替わります。
フレーズ・ループ機能がオンのときは、フレーズの
録音、再生、停止操作で使用します。
ON/OFF(PLAY)(オン/オフ ( プレイ ) )
インジケーター
VE-20 の効果がオンのときに点灯します。フレー
ズ・ループ機能がオンのときは、フレーズの再生中
に点灯します。
REC(レコーディング)インジケーター
フレーズ・ループ機能がオンのとき、フレーズの
録音中に点灯します。
8
HARMONY(ハーモニー)ペダル
ペダルを踏むたびに、HARMONY のオン/オフが切り替
わります。
HARMONY以外の機能をオン/オフすることもできます。
『ハーモニー効果を調節する』(P.11)
『HARMONYペダルでハーモニー以外のエフェクト
をオン/オフする』(P.14)
HARMONY(ハーモニー)インジケーター
HARMONYペダルでコントロールしている機能がオンの
ときに点灯します。
POWER(パワー)インジケーター
電源のオン/オフ表示と、バッテリー・チェックの機能
を兼ね備えたインジケーターです。
※ インジケーターが 暗くなったり点灯し なくなった
ときは、電池が消 耗していますので、新 しい電池
と交換してください。交換方法については、『電池
の入れかた』(P.3)をご覧ください。

リア・パネル
INPUT(インプット)ジャック
マイクを直接接続します。XLR タイプと標準タイプのプラグに対応し、
接続する機器に応じて選択することができます。また、バランス/ア
ンバランスのいずれも接続が可能です。
XLR タイプは、ファンタム電源 48V に対応しており、ファンタム電源
対応のコンデンサー・マイクを接続することができます。
※ VE-20 はバランス(XLR/TRS)タイプの端子を装備しており、
次のように配線されています。接続する機器の配線をご確認のう
え、接続してください。
GND(SLEEVE)
1:GND
HOT(TIP)
2:HOT
3:COLD
COLD(RING)
※ マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンと
いう音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処
してください。
1. マイクの向きを変える
2. マイクをスピーカーから遠ざける
3. 音量を下げる
エフェ クターなどの出力からは 接続しないでください。音が 割れ
•
る場合や、正しい効果が得られない場合があります。
フ ァ ンタ ム 電 源が 必 要な マ イ クを 接 続す る 場 合は、Phantom
•
Power パラメーターをオンにしてください。
『コンデンサー・マイクを使う ( ファンタム電源 ) 』(P.16)
各部の名称と働き
DC IN(AC アダプター)ジャック
AC アダプター(BOSS PSA-100:別
売)を接続します。
AC アダプターを使用すると、電池切れ
の心配がなく使用できます。
AC アダプターをご使用になる場合は、
必ず指定のもの(PSA-100:別売)を
お使いください。指定のアダプター以外
を使用すると、故障の原因になります。
PHONES/LINE(ヘッドホン/ライン)ジャック
ステレオ・ヘッドホンを接
続します。
ライン出力 として利 用す
るときは、Y 字ケー ブル
(Roland PCS-31L など:
別売)を接続します。
PCS-31L(別売)
POWER(電源)スイッチ
電源をオン/オフします。
赤(R)白(L)
OUTPUT(アウトプット)コネクター
(R、L/MONO)
VE-20 の音をバランス出力します。
※ VE-20 はバランス(XLR)
タイプ の端子 を装備し て
おり、次 のよう に配線 さ
れて います。接 続する 機
器の配線をご確認 のう
え、接続してください。
※ OUTPUT コネクターからはマイク・レベルで出力
されます。
『出力のしかたを設定する (ステレオ、モノ/ドラ
イ)』(P.16)
『SETUP( セットアップ )』(P.19)
9

サウンドを調節する
サウンドとは
VE-20 では、音声のさまざまな要素(音量、音質、音程、音響)を最適にセットアップして「サウン
ド」という単位にまとめています。ボーカリストは、この「サウンド」を選ぶだけで効果を即座に得
ることができます。VE-20 には合計 30 個のプリセット・サウンドが記憶されています。
サウンド・ナンバー サウンドの種類 解説
01 〜 30 プリセット・サウンド 読み出し専用です。
設定を変更したプリセット・サウンドを残しておきたいとき
は、ユーザー・サウンドに保存することができます(P.15)。
31 〜 80 ユーザー・サウンド 設定を保存、変更することができます。
エフェクトとは
音声のさまざまな要素(音量、音質、音程、音響)を変化させるのが「エフェクト」です。VE-20 に
は 6 つのエフェクトが搭載されています。エフェクトはそれぞれオン/オフができるほか、効果の調
節も行うことができます。調節のしかたについては、『エフェクトを調節する』(P.12)をご覧ください。
各エフェクトの詳細については、『パラメーター・ガイド』(P.18)をご覧ください。
エフェクト 解説
DYNAMICS(ダイナミクス) 音量のばらつきを抑えます。
PITCH CORRECT
(ピッチ・コレクト)
TONE/SFX(トーン/ SFX) 音質の補正または特殊効果が得られます。
DOUBLE/HARMONY
(ダブル/ハーモニー)
音程のふらつきを抑えます。
音程変化を階段状にして、機械的な効果も作り出すことができます。
ダブル・トラック効果やハーモニー効果が得られます。2 つまでパート
(Part1、Part2)を重ねることができます。
ダブル・トラック効果とは?
レコーディングの際に同じ人が同じメロディーを重ねて録音し、声に厚み
を与える効果です。
DELAY(ディレイ) 山びこのような効果が得られます。
REVERB(リバーブ) 部屋の中やホールで歌っているような音の広がりや、残響感が得られます。
•
修理 に出される場合、記憶した 内容が失われること があります。大切な記憶内 容はメモしておいてく ださ
い。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容
が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
•
記憶 した内容は、機器の故障 や誤った操作などに より、失われることがあり ます。失っても困らない よう
に、大切な記憶内容はメモしておいてください。
•
本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
10

サウンドを調節する
リバーブ効果を調節する
REVERB LEVEL ボタンを押します。
1.
SOUND つまみを回して、好みの音量に調節
2.
します。
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
3.
す。
※ リバーブ効果をオフにしたい場合は、RevLevel を
0 にしてください。
他のリバーブ・パラメーターの調節については、
『エフェクトを調節する』(P.12)
をご覧ください。
ディレイ効果を調節する
カーソル・ボタンを数回押して、DlyLevel を
1.
選びます。
2.
SOUND つまみを回して、好みの音量に調節
します。
3.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
※ ディレイ効果をオフにしたい場合は、DlyLevel を 0
にしてください。
ハーモニー効果を調節する
ハーモニーを曲のキーに合わせる
カーソル・ボタンを数回押して、Key を選び
1.
ます。
SOUND つまみを回して、Key を歌う曲の
2.
キーにあわせます。
曲のキーは、楽譜の調号(♯ , ♭ )によっ
て次のようになります。
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻ります。
3.
ハーモニーの音量を調節する
VE-20 では、自分の声に対して 2 音 (Part1 と
Part2)のハーモニー音を重ねることができます。
カーソル・ボタンを数回押して、Part1Lev を
1.
選びます。
他のディレイ・パラメーターの調節については、
『エフェクトを調節する』(P.12)
をご覧ください。
2.
SOUND つまみを回して、好みの音量に調節
します。
3.
同様に、Part2 Lev を調節します。
4.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻ります。
※ ハーモニー音を 1 音だけにしたい場合は、不要な
パートのレベルを 0 にしてください。
他のハーモニー・パラメーターの調節については、
『エフェクトを調節する』(P.12)
をご覧ください。
11

サウンドを調節する
エフェクトを調節する サウンドに名前をつける
MENU ボタンを押します。
1.
SOUND つまみを回して、調節したいエフェ
2.
クトを選びます。
カーソル・ボタンを押して、調節したいパラ
3.
メーターを選びます。
パラメーターの詳細については、『パラメー
ター・ガイド』(P.18)をご覧ください。
4.
SOUND つまみを回して、パラメーターを調
節します。
他のパラメーターの設定を変更するときは、
5.
操作 3 〜 4 を繰り返します。
調節した設定を元に戻したいときは、EXIT
ボタンを押しながらカーソル・ボタン()
を押します。
6.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
サウンドには効果をイメージできるように、最大
12 文字までの名前をつけることができます。
MENU ボタンを押します。
1.
SOUND つまみを回して、NAME を選びます。
2.
3.
カーソル・ボタン( )を押します。
4.
カーソル・ボタンを押して変更する文字を選
び、SOUND つまみを回して1文字ずつ文字
を変更します。
5.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
12

フレーズ・ループで声を重ねる
ON/OFF ペダルを使って、フレーズ・ループ機能を操作することができます。
フレーズ・ループ機能とは?
最大 38 秒のフレーズ(モノラルのみ)を録音し、繰り返し再生(ループ再生)させることができる機能です。
さらに別のフレーズを重ねて録音(オーバーダビング)することもできます。
異なるメロディー・ラインを重ねて一人でアカペラ・コーラスを再現したり、ボイス・パーカッションを組み
合わせてリズム・フレーズを作るといったパフォーマンスが演出可能です。
フレーズ・ループ機能でオーバーダビングするときは、あらかじめ LoopType パラメーターを Perform に設定(P.14)
しておいてください。
1. 2. 3. 4. 5. 6.
2回踏む
インジケーター
点灯:
消灯:
PHRASE LOOP ボタンを押して、フレーズ・ループ機能をオン(PHRASE LOOP インジケーター
1.
録音開始 停止
録音
再生 再生
オーバーダビング
点灯)にします。
ON/OFF ペダルでフレーズ・ループ機能をオン/オフする
ON/OFF ペダルを 2 秒以上踏み続けると、フレーズ・ループ機能がオン(PHRASE LOOP インジケーター
点灯)になります。再度 ON/OFF ペダルを 2 秒以上踏み続けると、フレーズ・ループ機能がオフ
(PHRASE LOOP インジケーター消灯)になります。
ON/OFF ペダルを踏んで、録音を開始します。
2.
REC インジケーター(赤)が点灯します。ここで、最初に録音するフレーズを歌います。
3.
ON/OFF ペダルを踏んで、録音を終了します。
PLAY インジケーター(緑)が点灯し、 録音したフレーズのループ再生が始まります。
4.
ON/OFF ペダルを踏んで、オーバーダビングを開始します。
REC インジケーター(赤)が点灯します。ここで、重ねて録音するフレーズを歌います。
5.
ON/OFF ペダルを踏んで、オーバーダビングを終了します。
PLAY インジケーター(緑)が点灯し、 録音したフレーズのループ再生が始まります。
さらにオーバーダビングする場合は、操作 4 〜 5 を繰り返します。また、必要に応じてサウンド
も切り替えます。
6.
ON/OFF ペダルを連続して 2 回踏みます。
PLAY インジケーターと REC インジケーターの両方が消灯し、フレーズのループ再生および録音
が停止します。
※ 1 秒以内の間隔で、ON/OFF ペダルを連続して 2 回踏んでください。
※ ループ再生を停止またはフレーズ・ループ機能をオフにすると、録音したフレーズは消去されます。
13

便利な機能
HARMONY ペダルでハーモニー
以外のエフェクトをオン/オフする
HARMONY ペダルを使って、ハーモニー以外の
エフェクトをオン/オフすることができます。
例 1)DELAY のオン/オフを切り替える。
1.
MENU ボタンを押します。
2.
SOUNDつまみを回して、HARMONY PEDAL
を選びます。
3.
カーソル・ボタン( )を押します。
4.
SOUNDつまみを回して、DELAYを選びます。
EXITボタンを押して、プレイ画面に戻ります。
5.
HARMONY ペダルを踏むたびに、DELAY の
6.
オン/オフが切り替わります。
例 2)複数のエフェクトを一度にオン/
オフする。
MENU ボタンを押します。
1.
SOUNDつまみを回して、HARMONY PEDAL
2.
を選びます。
カーソル・ボタン( )を押します。
3.
SOUND つまみを回して、CUSTOM を選びま
4.
す。
5.
カーソル・ボタン( )を押して、オン/
オフしたいエフェクトを選びます。
ペダルでサウンドを切り替える
サウンドの切り替えは、SOUND つまみだけでな
くVE-20のペダル操作でも行うことができます。
1.
HARMONY ペダルを 2 秒以上踏み続けます。
サウンド・ナンバーが点滅します。
点滅
2.
ペダルを踏んで、サウンドを切り替えます。
各ペダルは次のように機能します。
ペダル 機能
ON/OFF ペダル 一 つ前のサウ ンド・ナンバー に切り替
HARMONY ペダル 次のサウンド・ナ ンバーに切 り替えま
3.
HARMONY ペダルを 2 秒以上踏み続けます。
サウンド・ナンバーが点灯に戻り、通常のペ
ダル機能に戻ります。
えます。
す。
録音した声でサウンドを調節す
る(サウンド・チェック)
フレーズ・ループ機能でエフェクトがかかる前の声
を録音して、録音した声を再生しながらサウンドの
チェックや調節をすることができます。
1.
MENU ボタンを押します。
2.
カーソル・ボタン()を押して、LoopType
を選びます。
3.
SOUND つまみを回して、Checkに設定しま
す。
SOUND つまみを回して、oに設定します。
6.
7.
操作 5 〜 6 を繰り返し、オン/オフしたいエ
フェクトを設定します。
8.
EXITボタンを押して、プレイ画面に戻ります。
9.
HARMONY ペダルを踏むたびに、設定したエ
フェクトのオン/オフが一度に切り替わります。
14
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
4.
す。
以上の設定でフレーズ・ループ機能をサウンド・
チェック用に使う準備ができました。
フレーズ・ループ機能の詳細については、『フレー
ズ・ループで声を重ねる』(P.13)をご覧ください。
※ フレーズ再生中に ON/OFF ペダルを踏むと、録音し
たフレーズは消去され、新たに録 音が始まります。
(フレーズを重ねて録音することはできません。)

便利な機能
サウンドを別のユーザー・サウ
ンドに保存する
サウンドを別のユーザー・サウンドに保存するこ
とができます。
変更したプリセット・サウンドを保存したいとき
や、すでにあるサウンドを元に新しいサウンドを
作りたいときに便利です。
※ 保存操作をすると、保存先のサウンドに保存されて
いた元の設定は失われます。
1.
MENU ボタンを押します。
SOUNDつまみを回して、WRITEを選びます。
2.
3.
カーソル・ボタン( )を押します。
REC インジケーターが点滅し、ライト画面が
表示されます。
4.
SOUND つまみを回して、保存先のサウンド
を選びます。
保存先のサウンド・ナンバー
保存先のサウンド・ネーム
保存操作を中止したいときは、EXIT ボタン
を押して元の画面に戻ります。
5.
ON/OFF ペダルを踏みます。
サウンドが保存されます。
※ COMPLETED!が表示されるまでは、絶対に電源
をオフにしないでください。
サウンドを入れ替える
ユーザー・サウンド同士を入れ替えて、サウンド
の並び順を変えることができます。
SOUND つまみを回して、入れ替えたいサウ
1.
ンドを選びます。
MENU ボタンを押します。
2.
SOUNDつまみを回して、WRITEを選びます。
3.
4.
カーソル・ボタン( )を 2 回押します。
REC インジケーターが点滅し、エクスチェン
ジ画面が表示されます。
5.
SOUND つまみを回して、入れ替え先のサウ
ンドを選びます。
入れ替え先のサウンド・ナンバー
入れ替え操作を中止したいときは、EXIT ボ
タンを押して元の画面に戻ります。
ON/OFF ペダルを踏みます。
6.
サウンドが入れ替わります。
※ COMPLETED!が表示されるまでは、絶対に電源
をオフにしないでください。
入れ替え先のサウンド・ネーム
15

便利な機能
出力のしかたを設定する
(ステレオ、モノ/ドライ)
VE-20 をステレ オまたはモノ/ドライで出力す
る場合は、以下の設定を行ってください。
MENU ボタンを押します。
1.
2.
カーソル・ボタン( )を押して、Output
を選びます。
3.
SOUND つまみを回して、Stereo または
Mono/Dry を選びます。
ステレオの場合
各パラメーターの詳細については、『Output』
(P.19)をご覧ください。
4.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
コンデンサー・マイクを使う
( ファンタム電源 )
ファンタム電源が必要なコンデンサー・マイクを
使用する場合は、以下の設定でファンタム電源を
オンにしてください。
1.
MENU ボタンを押します。
2.
カーソル・ボタン( )を押して、Phantom
Power を選びます。
3.
SOUND つまみを回して、On に設定します。
不要な低音域をカットする
不要な低音域をカットしたいときは、LowCut パ
ラメーターをオンにします。
MENU ボタンを押します。
1.
2.
カーソル・ボタン( )を押して、LowCut
を選びます。
3.
SOUND つまみを回して、On に設定します。
4.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
画面の見やすさを調節する
(コントラスト)
1.
MENU ボタンを押します。
2.
カーソル・ボタン( )を押して、Contrast
を選びます。
3.
SOUND つまみを回して、Contrast を調節し
ます。
4.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
4.
EXIT ボタンを押して、プレイ画面に戻りま
す。
注意
ファンタム電源供給の必要なコンデンサー・マイ
クを接続しない場合は、ファンタム電源を必ずオ
フにしてください。ダイナミック・マイクやオー
ディオ再生装置などにファンタム電源を供給す
ると故障の原因になります。マイクの仕様につい
ては、お使いのマイクの取扱説明書をお読みくだ
さい。(本機のファンタム電源:DC48V、10mA
Max)
16

資料
工場出荷時の設定に戻す
(ファクトリー・リセット)
VE-20 に記憶さ れている設定を工場出荷時の設
定に戻すことができます。
1.
MENU ボタンを押します。
2.
SOUNDつまみを回して、FACTORY RESET を選
びます。
3.
カーソル・ボタン( )を押します。
REC インジケーターが点滅し、ファクト
リー・リセット画面が表示されます。
SOUND つまみを回して、
4.
セットの範囲を選びます。
設定値 初期化するデータ
ALL 全ての設定内容
SOUND 全てのユ ーザー・サウ ンドの
SETUP セ ットア ップ・パラメ ーター
ファクトリー・リセットを中止するときは、
EXIT ボタンを押して元の画面に戻ります。
5.
ON/OFF ペダルを踏みます。
選択した範囲の設定が工場出荷時の状態に
戻ります。
※ COMPLETED!が表示されるまでは、絶対に電源
をオフにしないでください。
ファクトリー・リ
設定内容
の設定内容
サウンド・リスト
No. カテゴリー サウンド・ネーム
STANDARD HARD ROCK
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
DOUBLE DOUBLE VOICE
13
14
15
HARMONY 5th HARMONY
16
17
18
19 3rd + DOUBLE
20
21 3rd + 5th
22
23 SFX DISTORTION
24
25 STROBE
26
27 FLANGER
28
29 CHROMATIC
30
POP
BALLAD
OLDIES
ROCK
JAZZ
ECHO
ARENA
CATHEDRAL
HIP HOP
VOICE PERC
HARMONICA
TRIPLE VOICE
6 VOICE
3rd HARMONY
5th + DOUBLE
3rd + 5th LOW
3rd + 5th HIGH
RADIO
CHORUS
PitchCorrect
ROBOT
17

資料
パラメーター・ガイド
サウンド・パラメーター
サウンドごとに設定できるパラメーターです。
DYNAMICS( ダイナミクス )
パラメーター 解説
On, Off DYNAMICS のオン/オフを切り替えます。
Depth DYNAMICS
Enhance
エンハンス効果のかかり具合を調節します。値を大
きくするほど輪郭のはっきりした音になります。
PITCH CORRECT( ピッチ・コレクト )
パラメーター 解説
On、Off
Type Soft 音程をスムーズに補正します。
Scale *1 Chromatic 半音ごとに補正します。
Key *2 歌う曲のキーを設定します(P.11)。
Note *3
Gender 男性(女性)的な特徴のある声に変化します。
Octave 音の高さが変化する量を設定します。
*1 Type を Soft、Hard、Electricにしたときに有効です。
*2 Scale を M aj(Min)にしたときに有効です。
*3 Type を Robot にしたときに有効です。
PITCH CORRECTのオン/オフを切り替えます。
Hard 音程を素早く補正します。
Electric 音程変化を階段状に補正します。
Robot 指定した音名に音程を補正しま
Maj(Min) Key に合った補正をします。
音程を固定します。
TONE/SFX( トーン/ SFX)
パラメーター 解説
On、Off TONE/SFX のオン/オフを切り替えます。
Type PREAMP 音質を補正します。
DISTORTION 歪んだ声が得られます。
RADIO ラジオ・ボイスが得られます。
STROBE 声が細切れになります。
CHORUS 声に厚みが加わります。
Gain *1 レベルを調節します。
Bass *1 低音域の音量を調節します。
Middle *1 中音域の音量を調節します。
Middle f *1
Treble *1 高音域の音量を調節します。
Drive *2 歪み具合を調節します。
Tone *2 音色を調節します。
Speed *3 速さを設定します。
Depth *4 CHORUS のかかり具合を調節します。
*1 Type を PREAMP にしたときに有効です。
*2 Type を DISTORTION にしたときに有効です。
*3 Type を STROBE、FRANGER にしたときに有効です。
*4 Type を CHORUS にしたときに有効です。
FLANGER うねり感が加わります。
Middleパラメーターの効く周波数を調節します。
のかかり具合を調節します。
す。
DOUBLE/HARMONY( ダブル/ハーモニー)
パラメーター 解説
On、Off DOUBLE/HARMONY のオン/オフを切り替え
Part1(2)Type Off パートをオフにします。
Part 1(2)Db l*1Double のかかり具合を 3 段階(Light / Normal
Part1(2 )Level*2パートの音量を調節します。
Part1(2)
Gender *2
Part1(2)Pan L50 〜
Key *2 歌う曲のキーを設定します(P.11)。
*1 Type を Double にしたときに有効です。
*2 Type を -1 〜 +1oct、Unison にしたときに有効です。
ます。
Double ダブル・トラック効果が得られます。
-1 〜
曲のキーを指定(P.11)することで、そ
+1oct
のキーに合ったハーモニーを加えます。
Unison 声質を変えることで、別の人が同 じ
メロディーを一緒に歌った効果が 得
られます。
/ Deep)で調節します。
男性(女性)的な特徴のある声に変化します。
音の定位を設定します。
Center
〜 R50
DELAY( ディレイ )
パラメーター 解説
On、Off DELAY のオン/オフを切り替えます。
Time
Feedback ディレイ音の繰り返し量を調節します。
DelayLevel ディレイ音の音量を調節します。
ディレイ・タイム(1 〜 4000ms)を調節します。
REVERB( リバーブ )
パラメーター 解説
On、Off REVERB のオン/オフを切り替えます。
Type Ambience 空間的な奥行き感が得られます。
Size
RevLevel
Room 暖かみのある残響音が得られま
Hall1 クリアで広がりのある残響音が得
Hall2 落ち着いたマイルドな残響音が得
Plate 高域が伸びた金属 的な響きが得 ら
部屋(空間)の大きさを変えて、残響時間を調
節します。
リバーブ音の音量を調節します。
す。
られます。
られます。
れます。
HARMONY PEDAL( ハーモニー・ペダル )
パラメーター 解説
Type DBL/HRM
DELAY
PITCH
TONE/SFX
REVERB
DYNAMICS
CUSTOM 設定したエフェ クトをオン /
エフ ェクトをオ ン/オフし ま
す(P.14)。
オフします(P.14)。
18

資料
MASTER( マスター)
パラメーター 解説
Level サウンドの音量を設定します。
NoiseThres ノイズの大きさに応じて調節します。
Key 歌う曲のキーを設定します(P.11)。
ノイズが大きいときは値を大きく、小さいとき
は値を小さくします。
システム・パラメーター
VE-20 全体に作用するパラメーターです。
SETUP( セットアップ)
パラメーター 解説
MicSens 入力感度を調節します。
PhantomPower
Output Mono OUTPUT コネクターからモノ出
LowCut On, Off 不要な低音域をカットします。
LoopType Perform フレーズ・ループ機能でオーバー
Contrast ディスプレイのコントラスト(明瞭度)を調節
FACTORY RESET ( ファクトリー・リセット )
パラメーター 解説
ALL 全ての設定内容を初期化します。
SOUND 全てのユーザー・サウンドの設定内容を初期化
SETUP セットアップ・パラメーターの設定内容を初期
On, Off INPUT ジ ャックに供 給するファ
Stereo OUTPUT コネクターからステレ
Mono/Dry OUTPUT コネクターL/MONOか
Check サウンド・チェックをするときに
します。
します。
化します。
ンタ ム電 源の オン/ オフ を切り
替えます。
力します。
オ出力します。
らはモノ出力し、Rからはドライ
音(エフェクトのかかっていない
音)を出力します。
※ こ の設定は、PHONES/LINE
ジャックの L、R にも有効で
す。
ダビ ング をす るとき に選 びます
(P.13)。
選びます(P.14)。
故障かな?と思ったら
電源が入らない
○ 電池が消耗していませんか?
→ 新しい電池と交換してください(P.3)。
※ 本体に付属の電池は動作確認用の電池です。
○ 指定の AC アダプター(PSA-100:別売)が正しく
接続されていますか?
→ 接続をもう一度確認してください(P.7)。
指定以外の AC アダプターは絶対に使用しないでください。
○ POWER スイッチが O FF になっていませんか?
→ POWER スイッチを ON にしてください(P.4)。
音が出ない/小さい
○ 他の機器と正しく接続されていますか?
→ 接続をもう一度確認してください(P.7)。
○ 接続しているミキサー、レコーダーなどのボリュー
ムが下がっていませんか?
→ 接続機器の設定を確認してください。
○ Phantom Powerパラメーターが Offになっていませ
んか?
→ ファンタム電源が必要なコンデンサー・マイクを使用する場
合は、Phantom Power パラメーターを On にしてください
(P.16)。
○ MicSens や Level が小さな値になっていませんか?
→ 適切な値に調節してください(P.4)。
○ 電池が消耗していませんか?
→ 新しい電池と交換してください(P.3)。
※ 本体に付属の電池は動作確認用の電池です。
POWER インジケーターが暗い
○ 指定 AC アダプター(PSA-100:別売)が正しく接
続されていますか?
→ 接続をもう一度確認してください(P.7)。
※ 指定以外の AC アダプターは絶対に使用しないでください。
○ 電池が消耗していませんか?
→ 新しい電池と交換してください(P.3)。
※ POWERインジケーターが暗くなったり点灯しなくなったと
きは、電池が消耗しています。新しい電池と交換してくださ
い。
※ 本体に付属の電池は動作確認用の電池です。
音が割れる
○ MicSens の設定は適切ですか?
→ 適切な値に調節してください(P.4)。
○ INPUTジャックに他のエフェクターからの出力を接
続していませんか?
→ マイクを直接接続してください。
録音したフレーズを記憶できない
→ 録音したフレーズは本体に記憶できません。
フレーズ・ループでオーバーダビングできない
○ Phrase Loopパラメーターが Checkに設定されてい
ませんか?
→ Check に設定しているとオーバーダビングできません。オー
バーダ ビングし たいと きは Phrase Loop パラメ ーターを
Perform に設定してください(P.14)。
19

主な仕様
VE-20:ボーカル・プロセッサー
規定入力レベル
入力インピーダンス
規定出力レベル
出力インピーダンス
サウンド
最大録音時間
(モノラルのみ)
ディスプレイ
接続端子
*G6017480-02*
INPUT:-40dBu(MicSens=40)
INPUT:4kΩ
OUTPUT:-40dBu
PHONES/LINE:-25dBu
OUTPUT:600Ω
PHONES/LINE:66Ω
30(プリセット) +50(ユーザー)
38 秒
16 桁 2行(バック照明付 LCD)
INPUT ジャック
(XLR タイプ(バランス、ファンタム電源 +48V)、
TRS 標準タイプ(バランス))
OUTPUT ジャック L/MONO,R(XLRタイプ)
PHONES/LINE ジャック(ステレオ標準タイプ)
DC IN ジャック(DC9V)
電源
消費電流
外形寸法
質量
付属品
別売品
※ 0dBu = 0.775 Vrms
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
乾電池単 3 形× 6、ACアダプター(PSA-100)
最大 190mA(9 V 最大時)
※ 電池使用時の連続使用可能時間
(使用条件によって異なります)
マンガン電池:約 2 時間
アルカリ電池:約 8 時間
173(幅)× 158(奥行)× 57(高さ)mm
1.1kg(乾電池含む)
取扱説明書
チラシ(安全上のご注意/使用上のご注意/サー
ビスの窓口)
乾電池単 3 形(アルカリ)× 6
AC アダプター:PSA-100
G6017480R0