Roland VB-99 User Manual [ja]

取扱説明書
このたびは、ローランド VB-99 をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
201a
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.2 〜 3) と「使用上のご注意」(P.4 〜 5)をよくお読みください。また、この機器の優れた機 能を十分ご理解いただくためにも取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必 要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください
202
©
2008 
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
ローランド株式会社

安全上のご注意

安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
注意の意味について警告と
取扱いを誤った場合に、使用者が
警告
注意
死亡または重傷を負う可能性が想 定される内容を表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が 傷害を負う危険が想定される場合 および物的損害のみの発生が想定 される内容を表わしています。  ※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 損害を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
002c
● この機器および AC アダプターを分解したり、改 造したりしないでください。
図記号の例
 は、注意(危険、警告を含む)を表わしていま す。 具体的な注意内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を 表わしています。
 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい ます。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。 左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
は、強制(必ずすること)を表わしています。
具体的な強制内容は、 左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜 くこと」を表わしています。
008c
● AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電源で使用してください。
の中に描かれています。
..............................................................................................................
003
● 修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれ ていないことは、絶対にしないでください。必
ずお買い上げ店またはローランドお客様相談セ ンターに相談してください。
..............................................................................................................
004
● 次のような場所に設置しないでください。
○ 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場
所、暖房機器の近く、発熱する機器の上など)
○ 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)
や湿度の高い場所
○ 湯気や油煙が当たる場所 ○ 塩害の恐れがある場所
○ 雨に濡れる場所 ○ ほこりや砂ぼこりの多い場所
○ 振動や揺れの多い場所
..............................................................................................................
005
● この機器をラックに設置するには、ローランド が推奨する RAD-99 を、スタンドに設置するに
は PDS-10 を使用してください(P.93)。
..............................................................................................................
006
● この機器の設置に PDS-10 を使用する場合、ぐ らつくような所や傾いた所に PDS-10 を設置し
ないでください。安定した水平な所に設置して ください。機器を単独で設置する場合も、同様
に安定した水平な所に設置してください。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
008d
● 電源供給用の RRC2 IN コネクターには、指定の 機器(FC-300)のみを接続してください。
..............................................................................................................
008e
● 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ さい。また、付属の電源コードを他の製品に使
用しないでください。
..............................................................................................................
009
● 電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上 に重いものを載せたりしないでください。電源
コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火 災や感電の恐れがあります。
..............................................................................................................
010
● この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン プ、スピーカーと組み合わせて使用した場合、設
定によっては永久的な難聴になる程度の音量に なります。大音量で、長時間使用しないでくだ
さい。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、直 ちに使用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
..............................................................................................................
2
警告
注意
011
● この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針 金など)や液体(水、ジュースなど)を絶対に
入れないでください。
..............................................................................................................
012b
● 次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはローランドお客様相談センターに修理を 依頼してください。
○ AC アダプター本体、電源コード、またはプラグが破
損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき ○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき ○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
013
● お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の 取り扱いやいたずらに注意してください。必ず
大人のかたが、監視/指導してあげてください。
..............................................................................................................
014
● この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を 与えないでください。
..............................................................................................................
015
● 電源は、タコ足配線などの無理な配線をしない でください。特に、電源タップを使用している
場合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を 超えると発熱し、コードの被覆が溶けることが
あります。
..............................................................................................................
016
● 外国で使用する場合は、お買い上げ店または ローランドお客様相談センターに相談してくだ
さい。
..............................................................................................................
023
● CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤー で再生しないで下さい。大音量によって耳を痛
めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。
..............................................................................................................
注意
101b
● この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正 常な通気が保たれている場所に設置して、使用
してください。
..............................................................................................................
101c
● 本製品は当社製のスタンド(PDS-10)、または 当社製のラック・マウント・アダプター(RAD-
99)とのみ、組み合わせて使用できるよう設計 されています。他のスタンドやラック・マウン
ト・アダプターと組み合わせて使うと、不安定 な状態となって落下や転倒を引き起こし、けが
をするおそれがあります。
..............................................................................................................
101f
● 取扱説明書に記載の注意事項が守られていて も、演奏のしかたによってはスタンドから本機
が落下したりスタンドが転倒したりする可能性 がありますので、使用にあたっては事前に安全
を確認したうえでお使いください。
..............................................................................................................
102c
● AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き 差しするときは、必ずプラグを持ってください。
..............................................................................................................
103b
● 定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ ラグ部分のゴミやほこりを拭き取ってくださ
い。また、長時間使用しないときは、AC アダプ ターをコンセントから外してください。AC アダ
プターとコンセントの間にゴミやほこりがたま ると、絶縁不良を起こして火災の原因になりま
す。
..............................................................................................................
104
● 接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな いように配慮してください。特に、コードやケー
ブル類は、お子様の手が届かないように配慮し てください。
..............................................................................................................
106
● この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの を置かないでください。
..............................................................................................................
107c
● 濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機 器本体やコンセントに抜き差ししないでくださ
い。
..............................................................................................................
108d(選択)
● この機器を移動するときは以下のことを確認し た後に運んでください。このとき、手をはさん
だり、足の上に落とさないように注意してくだ さい。
1
○ 機器本体とスタンドを固定しているネジまたは付属
のノブ・ボルトがゆるんでいないか、確認する。ゆる んでいる場合は、しっかり固定する。
2
○ 電源コードを外す。
3
○ 外部機器との接続を外す。
..............................................................................................................
109b
● お手入れをするときには、電源を切って AC ア ダプターをコンセントから外してください
(P.25 )。
..............................................................................................................
110b
● 落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプター をコンセントから外してください。
..............................................................................................................
118c
● 取り外したネジや付属のノブ・ボルトは、小さ なお子様が誤って飲み込んだりすることのない
ようお子様の手の届かないところへ保管してく ださい。(P.93 、P.94 )。
..............................................................................................................
3

使用上のご注意

電源について
301
● 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのイ ンバーター制御の製品やモーターを使った電気製品が接
続されているコンセントと同じコンセントに接続しない でください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイ
ズにより本機が誤動作したり、雑音が発生する恐れがあ ります。電源コンセントを分けることが難しい場合は、
電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
302
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体 が多少発熱しますが、故障ではありません。
307
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを 持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて ください。
352a
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく ださい。
352b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着 信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、 もしくは電源を切ってください。
354a
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め 切った車内などに放置しないでください。変形、変色す
ることがあります。
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって から使用してください。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ることがあります。 ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使
いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしな いことを確認してからお使いください。
お手入れについて
401a
● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く 絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいと
きは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔 らかい布で乾拭きしてください。
402
● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル コール類は、使用しないでください。
修理について
451c
● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された 場合、以後の性能について保証できなくなります。また、
修理をお断りする場合もあります。
452
● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ ります。大切な記憶内容は、他の MIDI 機器(シーケン
サーなど)に保存するか、記憶内容をメモしておいてく ださい。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意
を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容 が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修
復に関しましては、補償も含めご容赦願います。
453a
● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維 持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有し
ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上 げ店、またはローランドお客様相談センターにご相談く
ださい。
その他の注意について
551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、 失われることがあります。失っても困らないように、大
切な記憶内容はバックアップとして他の MIDI 機器
(シーケンサーなど)に保存しておいてください。
552(*** は、複数になる場合もあります)
● 本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関しましては、 補償を含めご容赦願います。
553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端 子などに過度の力を加えないでください。
554
● ディスプレイを強く押したり、たたいたりしないでくだ さい。
556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ ラグを持ってください。
558a
● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ ます。
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、 各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
561
● エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別 売:ローランド EV-5、ボス FV-500L/500H+ ローラン
ド PCS-33)をお使いください。他社製品を接続すると、 本体の故障の原因になる場合があります。
562
4
使用上のご注意
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。本機と の接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでくださ
い。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくな る場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブル
(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブルの 仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わ
せください。
563
● 同梱の CD-ROM を権利者の許諾なく賃貸等に使用する ことを禁じます。また、無断複製することは法律で禁じ
られています。
566b
● D ビーム・コントローラーは周辺の明るさによって感度 が変化します。期待どおりの動作をしないときは感度を
調節しなおしてください。
801
● 付属 CD-ROM の裏面(信号面)に触れたり、傷をつけ たりしないでください。データの読み出しがうまくいか
ないことがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専 用クリーナーでクリーニングしてください。
文中の表記/アイコンについて
記号/アイコン 説明
[ ]で囲んだ英字/数字 パネル上のボタンを表しています。
操作にあたって特に注意してほしいこ とを説明しています。
操作にあたって気にとめてほしいこと を説明しています。
操作にあたって知っていると便利なこ とを説明しています。
(P.**)
参照ページを示しています。
5
目次
主な特長 ..........................................................................................................11
各部の名称と働き ............................................................................................12
トップ・パネル........................................................................................................................... 12
リア・パネル .............................................................................................................................. 14
信号の流れ(シグナル・フロー)................................................................................................ 15
第 1 章 音を出す............................................................................................16
ディバイデッド・ピックアップを取り付ける............................................................................ 16
接続の前に.................................................................................................................................. 16
接続する ..................................................................................................................................... 17
電源を入れる .............................................................................................................................. 19
プレイ画面について............................................................................................................................................ 20
ディスプレイの表示について(基本操作).................................................................................................... 20
音量を調節する....................................................................................................................................................20
MAIN OUT と接続する機器(アンプ)を設定する(アウトプット・セレクト)................................21
ディバイデッド・ピックアップの設定をする(GK セッティング)........................................... 21
ベースをチューニングする(TUNER)....................................................................................... 23
音色(パッチ)を切り替える..................................................................................................... 24
パッチ番号について............................................................................................................................................ 24
PATCH/VALUE ダイヤルで切り替える........................................................................................................ 25
電源を切る.................................................................................................................................. 25
第 2 章 音を作る............................................................................................26
COSM BASS(COSM ベース)の音色を設定する.................................................................... 26
ベースのダイレクト音をワンタッチで出力する(BASS DIRECT)........................................... 27
ノーマル・ピックアップ音に COSM アンプやエフェクトをかける.......................................... 27
COSM AMP(COSM アンプ)の音色を設定する ..................................................................... 27
エフェクトを設定する................................................................................................................ 28
POLY FX(ポリ・エフェクト)....................................................................................................................... 28
FX(エフェクト).................................................................................................................................................28
エフェクトやアンプの接続順序を入れ替える(CHAIN)........................................................... 29
演奏する曲のテンポとキー(調)を設定する............................................................................ 29
テンポを設定する................................................................................................................................................29
キーを設定する....................................................................................................................................................30
COSM ベースとノーマル・ピックアップの音をミックスする.................................................. 30
音量バランスを設定する ...................................................................................................................................30
COSM ベース/ノーマル・ピックアップ音の接続位置を設定する .......................................................31
チャンネル A とチャンネル B の音色をミックスする(MIXER)............................................... 31
各チャンネルの音量や定位を設定する .......................................................................................................... 31
ミックス・バランスを設定する.......................................................................................................................32
ディレイとリバーブを設定する(DELAY/REVERB)................................................................................32
演奏の強弱で 2 つのチャンネルのミックスをコントロールする(DYNAMIC).................................. 32
パッチ全体の音量を設定する(V-BASS LEVEL)...................................................................................... 33
パッチ全体の音質を調節する(TOTAL EQ)...............................................................................................33
パッチごとの出力信号とレベルを設定する(OUTPUT)..........................................................................33
パッチに名前をつける(PATCH NAME)................................................................................... 34
パッチを保存する(PATCH WRITE)......................................................................................... 34
第 3 章 機器全体の設定(SYSTEM).............................................................35
ディバイデッド・ピックアップの設定をする............................................................................ 35
セッティングを選ぶ............................................................................................................................................ 35
GK セッティングに名前をつける(GK ネーム).......................................................................................... 35
ディバイデッド・ピックアップのタイプを選ぶ(GK ピックアップ・タイプ)................................... 36
ベースのスケールを入力する(ベース・スケール)....................................................................................36
ディバイデッド・ピックアップの配置を選択する(GK ピックアップ・ポジション)....................... 36
ディバイデッド・ピックアップとノーマル・ピックアップの位相を合わせる
(GK ピックアップ・フェイズ)........................................................................................................................ 37
6
ディバイデッド・ピックアップの取り付け方向を設定する
(GK ピックアップ・ディレクション)............................................................................................................37
DOWN/S1, UP/S2 スイッチの配置を設定する(S1, S2 ポジション)................................................ 37
ディバイデッド・ピックアップとブリッジの距離を設定する(ピックアップ <--> ブリッジ)....... 38
弦ごとに感度を調節する(センシティビティー)........................................................................................38
ディバイデッド・ピックアップを使用するかどうかを設定する(GK コネクト)............................... 39
パッチごとに異なるベース・セッティングを使う(セット・モード).................................................. 39
GK ボリューム、DOWN/S1, UP/S2 の機能を切り替える(GK ファンクション)............................ 39
使用環境に合わせて全体の音色を調整する(グローバル/アウトプット・セレクト)............. 40
セッティングを選ぶ............................................................................................................................................ 40
設定に名前をつける............................................................................................................................................ 40
接続する機器の種類を設定する(アウトプット・セレクト)...................................................................40
全体の音色を調節する(グローバル EQ)......................................................................................................41
ノイズ・サプレッサーの効き全体をコントロールする(トータル・ノイズ・サプレッサー)......... 41
リバーブ量全体をコントロールする(トータル・リバーブ)...................................................................42
SUB OUT コネクターからの出力レベルをコントロールする(サブ・アウト・レベル).................. 42
GK ボリュームやスイッチ、ペダルの機能をシステム共通で設定する
(システム・コントロール・アサイン)....................................................................................... 42
パッチ呼び出し時に外部ペダルや GK ボリュームなどの値を反映する(アサイン・ホールド)....... 43
ファンクションつまみの機能をシステム共通で設定する
(システム・ダイレクト・エディット)....................................................................................... 43
切り替え可能なパッチを限定する(パッチ・エクステント).................................................... 44
画面のコントラストを調節する ................................................................................................. 44
出力信号とレベルを設定する(システム・アウトプット)........................................................ 45
目次
第 4 章 FC-300 と組み合わせて使う.............................................................46
RRC2 による接続 ....................................................................................................................... 46
FC-300 に関する設定 ................................................................................................................. 46
FC-300 のコントロールの設定........................................................................................................................46
パッチ切り替えのタイミングを設定する ......................................................................................................47
FC-300 から VB-99 のチューナーを起動する(クイック・チューナー)................................... 47
FC-300 アンプ・コントロールの設定 ........................................................................................ 48
第 5 章 MIDI を使う.......................................................................................49
MIDI について ............................................................................................................................. 49
MIDI を使ってできること .................................................................................................................................. 49
VB-99 で扱う主な MIDI 情報 ........................................................................................................................... 50
MIDI インプリメンテーションについて ......................................................................................................... 51
MIDI 情報のやりとり ..........................................................................................................................................51
MIDI チャンネルについて .................................................................................................................................. 51
バンク・セレクトとプログラム・チェンジ.................................................................................................. 52
MIDI に関する機能を設定する.................................................................................................... 52
外部機器からの MIDI クロックに同期させる ............................................................................. 58
外部のシンセサイザー音源を鳴らす(ベース・トゥー MIDI)................................................... 58
ベース・トゥー MIDI 機能の設定をする(システム・パラメーター).................................................... 59
ベース・トゥー MIDI 機能の設定をする(パッチ・パラメーター)........................................................61
第 6 章 コンピューターと USB 接続して使う ..............................................65
USB 接続の前に ......................................................................................................................... 65
ドライバ・モードを切り替える.......................................................................................................................66
USB に関する機能を設定する .................................................................................................... 66
デジタル・オーディオ信号の出力/入力の設定..........................................................................................66
ダイレクト・モニターの設定........................................................................................................................... 67
VB-99 の出力をコンピューターで録音する ............................................................................... 68
コンピューターのオーディオ再生音に VB-99 でエフェクトをかける....................................... 69
7
目次
第 7 章 その他の機能 ....................................................................................70
D ビームやリボン・コントローラーでリアルタイムに音色を変化させる................................. 70
D ビームの調整をする(キャリブレーション)............................................................................................ 70
D ビームを無効にする(ディスエーブル).................................................................................................... 71
手やベースのネックの動きで音色をコントロールする(D ビーム・コントローラー)..................... 71
リボン・コントローラーの調整をする(キャリブレーション)............................................................... 72
指の動きで音色をコントロールする(リボン・コントローラー)...........................................................73
音を永久に持続させる(FREEZE).................................................................................................................73
トレモロ・アームのように音程を変化させる(T-ARM)..........................................................................74
音にクセをつける(FILTER)........................................................................................................................... 75
プレイ中にファンクションつまみで音色を変化させる(ダイレクト・エディット)................ 76
スイッチやペダル、MIDI で音色をコントロールする(コントロール・アサイン)................... 77
操作をきっかけに仮想的なエクスプレッション・ペダルを動かす
(インターナル・ペダル・システム)............................................................................................................... 81
好みの音色をワンタッチで呼び出す(ダイレクト・パッチ).................................................... 81
ダイレクト・パッチを設定する.......................................................................................................................81
パッチの管理をする ................................................................................................................... 82
パッチを保存/コピーする(PATCH WRITE)............................................................................................ 82
現在のパッチを別のパッチと入れ替える(PATCH EXCHANGE)......................................................... 82
ユーザー・パッチを初期化する(PATCH INITIALIZE)............................................................................ 83
チャンネル A とチャンネル B の間で設定をコピーする(A/B COPY)................................................ 83
チャンネル A とチャンネル B の設定を入れ替える(A/B EXCHANGE)............................................. 83
別パッチのパラメーターを部分的にコピーする(MODULE COPY).................................................... 84
部分的にパッチ・パラメーターを初期化する(MODULE INITIALIZE)................................................84
パッチをグループ分けする(カテゴリー)................................................................................. 85
カテゴリーを使ってパッチを呼び出す .......................................................................................................... 85
パッチにカテゴリーを設定する.......................................................................................................................85
ユーザー・カテゴリーに名前をつける(カテゴリー・ネーム)............................................................... 86
好みのセッティングを個別に記憶しておく(フェイバリット・セッティング)........................ 86
フェイバリット・セッティングとは...............................................................................................................86
フェイバリット・セッティングの呼び出しかた..........................................................................................87
音色の設定を変更する ....................................................................................................................................... 87
変更した音色を記憶する ...................................................................................................................................88
フェイバリット・セッティングに名前を付ける(フェイバリット・ネーム)......................................89
同じフェイバリット・セッティングを使っているパッチを調べる......................................................... 89
ベースで映像をコントロールする(V-LINK)............................................................................. 90
V-LINK とは? ......................................................................................................................................................90
V-LINK 機器の接続例 ......................................................................................................................................... 90
V-LINK をオン/オフする ................................................................................................................................. 91
V-LINK を設定する ............................................................................................................................................. 91
スタンドに取り付けて使う......................................................................................................... 93
ラックに取り付けて使う ............................................................................................................ 94
工場出荷時の状態に戻す(ファクトリー・リセット)............................................................... 95
第 8 章 パラメーター・ガイド ......................................................................96
COSM BASS(COSM ベース).................................................................................................. 96
E.BASS(エレクトリック・ベース)...................................................................................................................98
AC BASS(アコースティック・ベース)........................................................................................................100
SYNTH(シンセサイザー)................................................................................................................................. 100
E.GTR(エレクトリック・ギター)................................................................................................................... 105
COSM BASS 共通パラメーター ....................................................................................................................... 105
POLY FX(ポリ・エフェクト)................................................................................................. 108
POLY COMP(ポリ・コンプレッサー)..........................................................................................................108
POLY LIMITR(ポリ・リミッター)................................................................................................................. 108
POLY DEFRET(ポリ・デフレッター)..........................................................................................................109
POLY DIST(ポリ・ディストーション).........................................................................................................109
POLY EQ(ポリ・イコライザー)..................................................................................................................... 109
POLY OCTAVE(ポリ・オクターブ)............................................................................................................. 110
POLY RING(ポリ・リング・モジュレーター)............................................................................................110
POLY SG(ポリ・スロー・ギア).....................................................................................................................110
8
STRING MODLNG(ストリング・モデリング)........................................................................................... 110
FX(エフェクト)...................................................................................................................... 111
COMP(コンプレッサー)................................................................................................................................... 111
OD/DS(オーバードライブ/ディストーション)........................................................................................ 112
EQ(イコライザー)..............................................................................................................................................112
DELAY(ディレイ)..............................................................................................................................................113
HOLD(ホールド・ディレイ)の使いかた................................................................................................ 115
CHORUS(コーラス).......................................................................................................................................... 115
MOD1、MOD2 ...................................................................................................................................................... 116
ハーモニストのスケールを作成する(ボイス・インターバル)............................................................ 121
NS(ノイズ・サプレッサー).............................................................................................................................. 127
FV(フット・ボリューム)..................................................................................................................................127
COSM AMP(COSM アンプ).................................................................................................. 128
スピーカー設定 ...................................................................................................................................................... 129
MIXER(ミキサー)................................................................................................................... 131
MIXER(ミキサー)............................................................................................................................................... 131
DELAY/REVERB(ディレイ/リバーブ)....................................................................................................... 133
DYNAMIC(ダイナミック)................................................................................................................................ 134
MASTER(マスター)............................................................................................................... 135
CONTROL ASSIGN(コントロール・アサイン)......................................................................................... 135
GK VOL(GK ボリューム)............................................................................................................................135
GK S1, S2(DOWN/S1、UP/S2 スイッチ)........................................................................................... 135
PANEL CTL1/CTL2(コントロール・ボタン 1 / 2).......................................................................... 136
D BEAM(D ビーム)....................................................................................................................................... 136
RIBBON(リボン)........................................................................................................................................... 138
EXP PEDAL(エクスプレッション・ペダル).......................................................................................... 139
CTL3, CTL4(コントロール 3、コントロール 4).................................................................................. 139
FC-300 CONTROL(FC-300 コントロール).......................................................................................... 140
ASSIGN 1 〜 16(アサイン 1 〜 16)......................................................................................................... 140
DIRECT EDIT F1 〜 F6(ダイレクト・エディット F1 〜 F6)............................................................. 141
NAME/KEY/BPM(ネーム/キー/ BPM)................................................................................................... 142
V-BASS LEVEL(V ベース・レベル)............................................................................................................. 142
BASS TO MIDI(ベース・トゥー MIDI).................................................................................. 143
PATCH(パッチ)..................................................................................................................................................143
SYSTEM(システム)...........................................................................................................................................144
SYSTEM(システム)............................................................................................................... 145
LCD CONTRAST(LCD コントラスト).........................................................................................................145
DIRECT PATCH(ダイレクト・パッチ)........................................................................................................ 145
GK SETTING(GK セッティング)...................................................................................................................145
CTL(コントロール)............................................................................................................................................146
CONTROL ASSIGN(コントロール・アサイン).................................................................................... 146
割り当て可能なパラメーター........................................................................................................................ 147
CONTROL(コントロール).......................................................................................................................... 148
FC-300 ....................................................................................................................................................................148
MIDI .......................................................................................................................................................................... 149
OUTPUT(アウトプット)..................................................................................................................................150
USB ..........................................................................................................................................................................151
BPM .......................................................................................................................................................................... 152
V-LINK .....................................................................................................................................................................153
V-LINK PATCH(V-LINK パッチ)............................................................................................................... 153
V-LINK SYSTEM(V-LINK システム)....................................................................................................... 155
CATEGORY NAME(カテゴリー・ネーム).................................................................................................. 155
D BEAM CALIB(D ビーム・キャリブレーション).................................................................................... 155
PATCH EXTENT(パッチ・エクステント)...................................................................................................155
FACTORY RESET(ファクトリー・リセット)............................................................................................156
GLOBAL(グローバル)............................................................................................................ 157
TUNER(チューナー).............................................................................................................. 158
目次
9
目次
パッケージ内容の確認
VB-99 には、次のものが付属しています。パッケージを開けたら、すべてのものが入っているか確認してください。 不足している場合は、お買い上げになった販売店までご連絡ください。
VB-99
AC アダプター(PSB-1U)
GK ケーブル(5m)
第 9 章 資料 .................................................................................................159
MIDI インプリメンテーション・チャート................................................................................ 159
主な仕様 ................................................................................................................................... 163
付属ソフトウェアの動作条件................................................................................................... 164
Windows ............................................................................................................................................................ 164
Mac OS .............................................................................................................................................................. 164
エラー・メッセージ一覧 .......................................................................................................... 165
困ったときには......................................................................................................................... 165
音に関するトラブル......................................................................................................................................... 165
その他のトラブル.............................................................................................................................................167
索引 ...............................................................................................................168
USB ケーブル
RRC2 ケーブル
ノブ・ボルト× 4
VB-99 ソフトウェア CD-ROM
10
取扱説明書(本書) 保証書
ローランド ユーザー登録カード

主な特長

V-LINK
V-LINK は、音楽と映像を同時に演奏するための機能で す。V-LINK に対応した機器同士を MIDI で接続すること
により、演奏表現に連動したさまざまな映像効果を簡単 に楽しむことができます。
無限の音づくりを可能にする、究極 のベース・モデリング・システム
VB-99 はローランド COSM テクノロジーによるベース・モ デリング・システムの集大成です。その高度なソフトウェア
は最新のカスタム DSP チップに支えられ、大型でハイ・コ ントラストの LCD や高品位 AD/DA コンバーターの採用、
XLR バランス出力端子、デジタル出力端子、USB 端子を装 備するなど、まさにプロ・スペックのシステムです。
COSM(Composite Object Sound Modeling)
COSM とは、電気回路や構造、素材など、音に影響する 様々な要素を解析し、それらを組み合わせて再構築して
いくローランド/ボス独自のモデリング技術です。
完全 2 系統の音づくり
2 系統の COSM ベース、COSM アンプを搭載。2 種類のモ デリング・ベースを同時に使用しそれぞれのベースを別々の
アンプで音づくりできます。さらに COSM エフェクトを含め ローランド/ボスで培ってきた数々のエフェクトも 2 系統搭
載。それぞれの COSM ベースに完璧な処理が行えます。
FC-300 との組み合わせで完璧なラ イブ・システムが完成
FC-300(MIDI フット・コントローラー:別売)を接続すれ ば、ハンズ・フリーで VB-99 の音色切り替えなどができま
す。また RRC2 端子を装備しており、VB-99 と FC-300 の 間は1本のケーブルのみで接続できます。この RRC2 では双
方向通信と FC-300 への電源供給も行うため、機器間の配線 を大幅に簡略できます。
ベース・トゥー MIDI 変換機能搭載
ベースの演奏情報を MIDI に変換して出力できますので、シ ンセサイザー音源などを接続すればベース・シンセサイザー
としても動作可能となります。
V-LINK 機能搭載
演奏情報やペダル操作などにより映像をコントロールするこ とができます。
D ビーム、リボンなどの新たなリア ルタイム・コントローラーを搭載
これまででは考えられなかった、ベースのネックや手を使っ た新しい演奏表現が可能となります。もちろんこれまで通り、
エクスプレッション・ペダルやフットスイッチも接続可能で す。
コンソール・スタイルで様々な使用 環境に対応
レコーディングやコンピューター入力に使用する時にはデス クトップで、ライブ・ユースではスタンド(別売)に取り付
けてプレイヤーの手元に、またはラック・マウント・アダプ ター(別売)を使用してラックに取り付けるなど、さまざま
な使用状況に対応します。
11

各部の名称と働き

トップ・パネル

fig.00-020
1 2
7
8 9
10 11 12
13 14
20 21 22
D BEAM(D ビーム)
1.
手やベースのネックをかざすことで、音にいろいろな効 果をかけることができます。
3 つのボタンでさまざまな 効果をダイレクトにオン/オ フできます。(P.71)
PITCH(ピッチ)ボタン ベースの音程を変化させるほか、ベースの音色を永久に
持続させるフリーズ機能が使えます。(P.73)
FILTER(フィルター)ボタン ベースの音色を変化させます。(P.75)
ASSIGNABLE(アサイナブル)ボタン D ビ ーム にさま ざまな パラ メータ ーや 機能を 割り当 て
て、音色をリアルタイムに変化させます。(P.77)
2.
LCD
VB-99 のさまざまな情報を表示します。
3.
PATCH/VALUE(パッチ/バリュー)ダイヤル
パッチの切り替えや設定値を変更します。
4.
CATEGORY(カテゴリー)ボタン
パッチのカテゴリーの選択や変更をします。(P.85)
ファンクションつまみ F1 〜 F6
5.
LCD に表示されたパラメーターの設定値を選択/変更し ます。
15
3
4
30
32
33
23 24
5
6
25
26
16
27
17
19
28
18
29
31
ファンクション・ボタン F1 〜 F6
6.
LCD に表示されたパラメーターを選択/変更します。
BASS DIRECT(ベース・ダイレクト)ボタン
7.
ノーマル・ピックアップ音のみを出力します。(P.27)
8.
COSM BASS(COSM ベース)ボタン
COSM ベースのタイプや音色を設定します。(P.26)
9.
POLY FX(ポリ・エフェクト)ボタン
ポリ・エフェクトを設定します。(P.28)
FX(エフェクト)ボタン
10.
エフェクトを設定します。(P.28)
COSM AMP(COSM アンプ)ボタン
11.
COSM アンプを設定します。(P.27)
MIXER(ミキサー)ボタン
12.
ミキサーの設定をします。(P.31)
13.
DELAY/REVERB(ディレイ/リバーブ)ボタン
ミキサー部のディレイ/リバーブを設定します。(P.32)
14.
DYNAMIC(ダイナミック)ボタン
ダイナミック機能の設定をします。(P.32)
BALANCE(バランス)つまみ
15.
ミックス・バランスを設定します。(P.32)
12
各部の名称と働き
ボタンが点灯している場合、そのボタンの機能がオ
CHAIN(チェイン)ボタン
16.
エフェクトと COSM ベース/ COSM アンプの接続順を 設定します。(P.31)
CONTROL ASSIGN(コントロール・アサイン)ボタン
17.
ペダルやスイッチに割り当てる機能を設定します。
(P.77)
18.
NAME/KEY/BPM(ネーム/キー/ BPM)ボタン
パッチの名前(P.34)や、テンポ/キー(P.29)などを 設定します。
19.
V-BASS LEVEL(V ベース・レベル)つまみ
パッチの音量を設定します。(P.33)
20.
V-LINK(V リンク)ボタン
V-LINK 機能のオン/オフを切り替えます。(P.90)
21.
DIRECT PATCH(ダイレクト・パッチ)1 〜 5 ボタン
設定されたパッチを直接呼び出します。(P.81)
CONTROL(コントロール)ボタン
22.
さまざまな機能を割り当て、操作することができます。
(P.77)
RIBBON CONTROLLER(リボン・コントローラー)
30.
指でこすることで音色を変化させます。
3 つのボタンで さまざまな効果をダイレクトにオン/オ フできます。(P.73)
PITCH(ピッチ)ボタン
ベースの音程を変化させます。(P.74)
FILTER(フィルター)ボタン
ベースの音色を変化させます。(P.75) ASSIGNABLE(アサイナブル)ボタン
リボン・コントローラーにさまざまなパラメーターや機 能を割り当てて、リアルタイムに変化させます。(P.77)
31.
GK IN(GK イン)コネクター
GK ケーブルを接続します。
32.
POWER(パワー)スイッチ
電源をオン/オフします。(P.19)(P.25)
OUTPUT LEVEL(アウトプット・レベル)つまみ
33.
MAIN OUT ジャックとヘッドホン・ジャックの音量を調 節します。
23.
EXIT(イグジット)ボタン
前の画面に戻したり、操作を取り消すときに使用します。
24.
WRITE(ライト)ボタン
パッチの設定を記憶したり、入れ替えやコピー操作を実 行するときに使用します。(P.34)(P.82)
25.
PAGE(ページ)ボタン
LCD の表示画面を切り替えます。
26.
BASS TO MIDI(ベース・トゥー MIDI)ボタン
ベース・トゥー MIDI 機能(ベース演奏を MIDI 信号に変 換する機能)の設定をします。(P.58)
27.
SYSTEM(システム)ボタン
VB-99 全体に対する設定をします。(P.35)
28.
GLOBAL(グローバル)ボタン
グローバル機能(音色全体に対する機能)を設定します。
(P.40)
TUNER(チューナー)ボタン
29.
チューナー機能をオン/オフします。(P.23)
ボタンの点灯について
ンになっていることを示しています。
※ DIRECT PATCH1 〜 5 ボタンは、ダイレクト・
パッチ1 〜 5 を選択しているときに点灯します。
13
各部の名称と働き

リア・パネル

fig.00-030
1
2
3
4
7 8 9
10 11 12 13
5
15
6
988
盗難防止用ロック( SECURITY LOCK)
1.
市販の盗難防止用セキュリティ・ワイヤーなどを接続し ます。
http://www.kensington.com/
BASS INPUT(ベース・インプット)ジャック
2.
ノーマル・ベースを直接入力するときはこのジャックに 接続します。
BASS OUTPUT(ベース・アウトプット)ジャック
3.
GK-3B に接続したノーマル・ベースの音や、BASS INPUT からの信号をそのまま出力します。
4.
SUB OUT(サブ・アウト)コネクター L、R
XLR コネクターによるバランス出力のジャックです。パ ワー・アンプやミキサーなどに接続します。
※ SUB OUT コネクター(XLR タイプ)からの出力は、
OUTPUT LEVEL つまみの位置に関わらず一定(+ 4dBu)です。
GND LIFT(グランド・リフト)スイッチ
5.
SUB OUT コネクターの1 番ピンを VB-99 のグランドか ら切り離すことができます。
アース・ループなどによってハムやノイズが出た場合は LIFT に切り替えます。通常は GND で使用します。
6.
MAIN OUT(メイン・アウト)ジャック L/MONO、R
標準ジャックによるアンバランス出力のジャックです。 モニター・アンプやミキサー、ベース・アンプなどに接
続します。
7.
PHONES(ヘッドホン)ジャック
ヘッドホンを接続します。
DIGITAL OUT(デジタル・アウト)コネクター
8.
デジタル・オーディオ信号が出力されます。(P.33)
14
EXP PEDAL(エクスプレッション・ペダル)ジャック
9.
別売のエクスプレッション・ペダル(EV-5 など)を接続 します。(P.18)
※ 工場出荷時、自動的にフット・ボリュームとして使用で
きるように設定されています。
10.
CTL3,4(コントロール 3、4)ジャック
別売のフットスイッチ(FS-6 など)を接続します。(P.19)
※ 工場出荷時には、パッチのアップ/ダウン機能が割り当
てられています。
USB コネクター
11.
USB ケーブルを使ってパソコンと接続し、VB-99 とパソ コンとの間でデータのやりとりを行います。(P.65)
12.
RRC2 IN(RRC2 イン)コネクター
FC-300(別売)を接続します。
FC-300 への電源供給と双方向のデータ通信をします。
(P.46)
※ RRC2 IN コネクターは FC-300 専用です。その他の機器
には使用できません。
13.
MIDI OUT、IN(MIDI アウト、イン)コネクター
外部 MIDI 機器を接続して、MIDI 情報の送信/受信をし ます。(P.52)
14.
DC IN(AC アダプター)ジャック
付属の AC アダプターを接続します。
事故防止のため、付属の AC アダプター以外は使用しな いでください。
15.
コード・フック
AC アダプターのケーブルが誤って抜けないよう、ここに ケーブルを引っ掛けてご使用ください。(P.18)
※ 使用中に AC アダプターが抜けると、大切なデータが破
壊される場合があります。
14

信号の流れ(シグナル・フロー)

レコーダーなど
パソコン
オーディオ信号
ベース
GK-3B
ディバイデッド・
ピックアップ
ヘッドホン
ベース・アンプ
ミキサー
ベース・アンプ
BASS
OUT
PHONES
SUB OUT
DIGITAL OUT
BASS
IN
CHAIN A
CHAIN B
USB
DIVIDED
PU
POLYFX
CH
POLYFX
SW
D OUT
SUB OUT
MAIN OUT
DIRECT MON
MAIN OUT LEVEL
NORMAL
PU
GK
CONNCT
BASS A
FX
POLY
BASS B
AMP A
AMP B
FX
FX
MAIN
SUB
DIGITAL
GLOBAL
SUB
EQ
GLOBAL
MAIN
EQ
OUTPUT
SELECT
SUB OUT LEVEL
D OUT LEVEL
A
B
USB OUTUSB IN
USB IN
LEVEL
USB OUT
LEVEL
MIXER
CH
DELAY
A/B
BALANCE
LEVEL
PAN
CH
DELAY
LEVEL
PAN
V-BASS
LEVEL
REVERB
SEND
4
5
6
DELAY
SEND
DELAY/REVERB
TOTAL
EQ
FX
FX
(OFF)
A
COSM BASS A
E
SUB OUT
C
NORMAL PU
B
COSM BASS B
D
MAIN OUT
ED
MAIN & SUB
CH A
CH B
MIXER (DRY)
123
4
678
9
5
COSM BASS A
CH B
NORMAL PU
COSM BASS B
CH A
MIXER (DRY)
MAIN OUT
MIXER
SUB OUT
C
D
E
7
4
5
6
8
9
Audio OUT
Audio IN
COSM BASS A
CH B
NORMAL PU
COSM BASS B
CH A
MIXER (DRY)
MAIN OUT
SUB OUT
123
4
6
8
9
5
11
MAIN
OUT
OUTPUT
LEVEL
GLOBAL
SUBOUT
LEVEL
BASS
DIRECT
11
COSM BASS
SW
BASS DIRECT
10
10
1
3
2
各部の名称と働き
15

第 1 章 音を出す

ディバイデッド・ピックアップ を取り付ける

最初に、お使いのベースにディバイデッド・ピックアップ GK­3B を取り付けます。取り付け方法については、GK-3B の取
扱説明書をご覧ください。
GK-3B は次のようなベースでは使用できません(取り 付けても正常に動作しません)。
7 弦以上の多弦ベースや、ウッド・ベースなど、弦構
成が特殊なベース ナイロン弦、ガット弦など、鉄以外の弦を使用して
いるベース
その他、構造上、GK-3B を正しく装着するスペース のないベース
GK-3B の GK ボリュームについて
VB-99 では GK-3B の GK ボリュームにさまざまな機能を割 り当てることが可能です。(P.77)
GK ボリュームに VB-99 の音量をコントロールするパラメー ター以外を割り当てた場合、GK ボリュームによる VB-99 の
音量コントロールはできなくなる場合があります。

接続の前に

VB-99 を演奏するために、次の機器を準備してください。
GK-3Bを取り付けたベースまたはGK機能を内蔵した ベース
アンプ/スピーカー、またはヘッドホン
次の機器をお使いになるとさらに便利です。
MIDI フット・コントローラー(別売:ローランド FC-
300)
エクスプレッション・ペダル(別売:ローランド EV­5、ボス FV-500L/500H+ ローランド PCS-33)
ペダル・スイッチ(別売:ボス FS-5U、FS-6)
GK-3B の切り替えスイッチについて
VB-99 ではパッチごとに COSM ベースとノーマル・ベース の音量バランスを設定することができるので、基本的に切り
替えスイッチは MIX でお使いいただくことをお勧めします。 また、GK ボリュームの機能が音量以外のパラメーターに割
り当てられているときは、この切り替えスイッチは正常に動 作しません。
16

接続する

RRC2ケーブル
ACアダプターPSB-1U
V-LINK対応機器
(EDIROLP-10など)
MIDI IN
ベース・アンプ
(ノーマル・ベース音)
ステレオ
ヘッドホン
(ノーマル・ベース)
デジタル・ レコーダーなど
MIDIフット・コントローラー
FC-300
ミキサー
EXPペダル
(EV-5など)
フットスイッチ
(BOSSFS-6など)
コンピューター
コンセントへ
MIDI IN MIDI OUT
MIDI IN
シンセサイザー(外部音源)など
MIDIシーケンサーなど
トップ・パネル
第 1 章 音を出す
第1章
リア・パネル
GKケーブル
GK-3B/GK-2B付きベース
エフェクター使用時の接続例
例1) 例2)
GK-3B/GK-2B付きベース GK-3B/GK-2B付きベース
MAIN
ベース・アンプ エフェクター
OUT
VB-99
GK-IN
GKケーブル GKケーブル
ベース・アンプ エフェクター
MAIN OUT
VB-99
GK-IN
BASS INPUT
エフェクター
17
第 1 章 音を出す
インジケーター
コンセントへ
ACアダプター
電源コード
※ GK ケーブルはロック式のケーブルですので、ケーブルを
はずす際には無理に引っぱらず、ロックを解除してから ゆっくりとケーブルをはずしてください。
指でロック部分を押しながら、プラグをずらすようにす ることで、簡単にはずすことができます。
ロック部
921
※ 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの
破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り電源を 切った状態で行ってください。
932
※ AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある面が
上になるように設置してください。
※ AC アダプターをコンセントに接続すると、インジ
ケーターが点灯します。
924
AC アダプターのコードは図のようにコード・フックに固 定してください。誤ってコードを引っ張ってしまっても、
プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、DC IN ジャッ クに無理な力が加わることを防ぐことができます。
fig.01-040
ACアダプターのコード
コンセントへ
コード・フック
922
※ 本機はバランス・タイプの端子(XLR=SUB OUT)を装
備しており、次のように配線されています。接続する機 器の配線をご確認のうえ、接続してください。
fig.XLRJack
925
※ エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:
ローランド EV-5、ボス FV-500L/500H+ ローランド PCS-33)をお使いください。他社製品を接続すると、本
体の故障の原因になる場合があります。
927
fig.01-040
※ 設置条件によっては本体や接続されたマイク、
ベースなどの金属部に触れると、違和感を覚えた りざらつくような感じになるときがあります。こ
れは人体に全く害のない極微量の帯電によるもの ですが、気になる方は、必要に応じ、接地端子(図
参照)を使って外部のアースか大地に接地してご 使用ください。接地した場合、設置条件によって
はわずかにハム(うなり)が混じる場合がありま す。なお接続方法がわからないときはローランド
お客様相談センターにご相談ください。
接続してはいけないところ
水道管(感電の原因になります)
ガス管(爆発や引火の原因になります) 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
926a
※ 抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、BASS INPUT に
接続した機器の音量が小さくなることがあります。この ときは、抵抗の入っていない接続ケーブルをご使用くだ
さい。
※ VB-99 のRRC2 IN コネクターは FC-300 のRRC2 OUT
コネクター以外とは絶対に接続しないでください。LAN やその他同型のモジュラー・ジャック(RJ45)を使用し
た他の機器と接続した場合、VB-99 や接続先の機器の故 障の原因となる場合があります。
※ CTL3,4 ジャックは次のように配線されています。接続
する機器の配線をご確認のうえ、接続してください。
=CTL3 =CTL4
18
RRC2 ケ は、以下の仕様を満たすケーブルをお使いください。
ーブルとして、市販の LAN ケーブルを使う場合
カテゴリー 5(Cat5)以上 長さ 15 メートル以内 ストレート接続用ケーブル
※ クロスオーバー・ケーブルは使用できません。
※ RRC2 ケーブルには強い力を加えないでください。
※ RRC2 ケーブルは確実に奥まで差し込んでください。
※ モノで出力する場合は、MAIN OUT L/MONO ジャック
だけにケーブルを接続してください。
※ BASS IN に入力された信号には COSM BASS、POLY
BOSS FS-5U
FX は使用できません。BOSS GT-10B 相当の FX、COSM AMP、MIXER などが完全 2 チャンネルで使用できます。
※ EXP PEDAL ジャックにエクスプレッション・ペダルを
接続する際は、ミニマム・ボリュームを MIN の位置でお 使いください。
※ CTL3,4 ジャックにフットスイッチ FS-6(別売)を接続
する際は、MODE スイッチ、POLARITY スイッチを次の ように設定してください。
BA
BOSS FS-6
※ CTL3,4 ジャックにフットスイッチ FS-5U(別売)を接
続する際は、POLARITY スイッチを次のように設定して ください。
第 1 章 音を出す

電源を入れる

941
正しく接続したら(P.17)、必ず次の手順で電源を投入して ください。
942
※ この機器は回路保護のため、電源をオンしてからしばら
くは動作しません。
943
※ 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞って
も、電源を入れるときに音がすることがありますが、故 障ではありません。
※ 手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破
損する恐れがあります。
1.
VB-99のトップ・パネルにあるPOWER スイッチをオンに します。
ディスプレイの表示が次のように変わり、数秒後に通常 の演奏ができる状態になります。
このときの画面を「プレイ画面」といいます。
fig.01-060d
第1章
※ 専用の接続コード PCS-31(Roland:別売)を使えば、
FS-5U を 2 つ接続することができます。
※ 専用の接続コード PCS-33(Roland:別売)を使って
FS-6 を CTL3,4 ジャックに接続した場合、ペダル・ス イッチ B がコントロール 3、ペダル・スイッチ A がコン
トロール 4 の設定で動作します。
CTL3,4ジャックへ CTL3,4ジャックへ
PCS-31ケーブル
白 赤
BOSS
BOSS
FS-5U
(CTL3)
FS-5U
(CTL4)
EXP PEDAL ジャックに、エクスプレッション・
白 赤
(CTL3)(CTL4)
CTL3,4ジャックへ
(CTL4)(CTL3)
ペダルを接続して使用するときは、『EXP PEDAL (エクスプレッション・ペダル)』
(P.139)の設定を行ってください。
CTL3,4 ジャックにフットスイッチを接続して使用 するときは、『CTL3, CTL4 (コントロール 3、コ
ントロール 4)』(P.139)の設定を行ってください。
本取扱説明書では、特に注意がないかぎり、プレイ画面が表 示されているものとして操作します。
※ 電源投入時は、前回電源を切るときに選んでいたパッチ
が選ばれています。
985(ディスプレイか画面のどちらかを使う)
※ 本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工
場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定 は一致していません。あらかじめご了承ください。
2.
モニター・アンプやミキサーの電源をオンにします。
※ アンプのボリュームは、すべての機器の電源をオンにし
たあとに上げてください。
19
第 1 章 音を出す

プレイ画面について ディスプレイの表示について

VB-99 はプレイ画面を選ぶことができます。プレイ画面を表 示した状態で PAGE[ ][ ]を押して切り替えます。
画面 1:
パッチ・ネームの前半 9 文字を大きく表示するとともに、両 チャンネルのベースとアンプをイラストで表示します。
fig.01-060d
画面 2:
パッチ・ネームを 16 文字全て表示します。
fig.01-060d
(基本操作)
画面によってはパラメーターが複数ページ分ある場合があり ます。画面右上にページ・ナンバーが表示されます。
fig.01-060d
1.
PAGE[ ][ ]でページが切り替わります。
[F1]〜[F6]または F1 〜 F6 つまみで値を変更します。
2.
画面下部に SET** と表示されている場合、対応する ファンクション・ボタンを押すと、パラメーターは **
の値に設定されます。
fig.01-060d
画面 3:
両チャンネルで使用しているエフェクトと接続順(CHAIN) を表示します。
fig.01-060d
画面 4:
GK IN の Hi C 弦から Low B 弦までと、ノーマル・ピックアッ プ、MAIN OUT、SUB OUT のレベル・メーターを表示します。
fig.01-060d
プレイ画面での F1 〜 F6 つまみは『プレイ中にファン クションつまみで音色を変化させる (ダイレクト・エ
ディット)』(P.76)でパラメーターを割り当てることで 値を操作することができます。また[F1]〜[F6]を
押すと、割り当てられたパラメーターとその値をポップ アップで表示します。

音量を調節する

OUTPUT LEVEL つまみを回し、適当な音量に設定します。
fig.01-070
※ SUB OUT コネクター(XLR タイプ)からの出力レベル
は、OUTPUT LEVEL つまみの操作に影響されません。
※ エクスプレッション・ペダルまたはGK-3Bの GKボリュー
ムに機能を設定することによって、音量を調節すること ができます。詳しくは『スイッチやペダル、MIDI で音色
をコントロールする(コントロール・アサイン)』(P.77) をご覧ください。
20
第 1 章 音を出す
GK セッティングは、VB-99 をより良い音色で演奏する
3
4
1
2
5 6
7 9
12
10 11
8
第1章

MAIN OUT と接続する機器(アンプ) を設定する(アウトプット・セレクト)

MAIN OUT ジャックに接続する機器の種類を設定します。
fig.01-071
3
4
3
1.
[GLOBAL]を押します。
グローバル画面が表示されます。
fig.01-060d
PAGE[ ]を押して 1 ページを表示します。
2.
2
1

ディバイデッド・ピックアップの 設定をする(GK セッティング)

VB-99 の音質はディバイデッド・ピックアップの取り付け状 態によって大きく変わります。VB-99 を常に最高の状態で鳴
らすために、ディバイデッド・ピックアップに関する設定
(GK セッティング)を行ってください。この設定を適切に行
うことにより、VB-99 は最適な状態で動作します。
※ このほかのパラメーターについて詳しくは『GK
SETTING (GK セッティング)』(P.145)をお読みくだ さい。
VB-99 で演奏するベースが複数ある場合でも、それぞれ のベースに対して設定した内容を個別に保存することが
できます。
ために非常に重要です。必ず正しく入力してください。
fig.01-100
[F4](SELECT)または F4 つまみで、MAIN OUT ジャッ
3.
クに接続する機器の種類を設定します。
設定値 解説
AMP WITH TWEETER
AMP NO TWEETER
LINE/PHONES
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
4.
ツイーター付きのベース・アンプに接続する場 合の設定です。
ツイーターの付いていないベース・アンプに接 続する場合の設定です。高域が補正されます。
ヘッドホンを使用するとき、PA システムに直 接接続するとき、または MTR に接続し てレ コーディングをする場合の設定です。
1.
[SYSTEM]を押します。
システム画面が表示されます。
fig.01-060d
2.
PAGE[ ]を押して 1 ページを表示します。
[F3](GK)を押します。
3.
GK セッティング画面が表示されます。
fig.01-060d
PAGE[ ]を押して 2 ページを表示します。
4.
21
第 1 章 音を出す
6STR
4弦
4弦ベースの場合:
5弦ベースの場合:
6弦ベースの場合:
1弦 2弦 3弦
4STR-24STR-1 4STR-3
5STR Lo2
5STR Lo1 5STR Hi25STR Hi1
4弦
1弦 2弦 3弦
LowB
弦
4弦
1弦 2弦 3弦
LowB
弦
4弦
1弦 2弦 3弦
HiC弦
HiC弦
ディバイデッド・ピックアップのタイプを選択します。
5.
お使いのベースに取り付けられているディバイデッド・ ピックアップのタイプを、F1 つまみで設定します。
fig.01-060d
設定値 解説
GK-3B GK-3B を指定します。 GK-2B GK-2B を指定します。
PIEZO
PIEZO G
PIEZO R
フラットな特性のピエゾ・ピックアップに 適します。
GRAPH TECH 社製ピエゾ・ピッ クアップ に適します。
RMC 社製 ピエゾ・ピ ックアッ プに適 しま す。
※ どのピエゾ・タイプのパラメーターが適しているかわか
らない場合は、演奏しながら、自然に聴こえるピエゾ・ タイプのパラメーターを選んでください。
※ ピエゾ・タイプのピックアップとは、ベースのブリッジ
部分に取り付けられた、圧電素子を利用して弦振動を抽 出するタイプのピックアップのことをいいます。
ディバイデッド・ピックアップの配置を選択します。
7.
お使いのベースに取り付けられているディバイデッド・ ピックアップの配置を、F5 つまみで設定します。
※ GK PU TYPE に PIEZO、PIEZO G または PIEZO R を選
ぶと、さらに高音域や低音域の音質を調節することがで きます。詳しくは、『ディバイデッド・ピックアップのタ
イプを選ぶ(GK ピックアップ・タイプ)』(P.36)をお 読みください。
スケール長を設定します。
6.
お使いのベースのスケール長(ブリッジからナットまで の長さ)を、F4 つまみで設定します。710 〜 940mm ま
たは次の 4 つの値から選択してください。
設定値 スケール長
SHORT 760mm MEDIUM 812mm LONG JB/PB 864mm EXTRA LONG 914mm
PAGE[ ]を押して 4 ページを表示します。
8.
9.
ピックアップからブリッジまでの距離を入力します。
ディバイデッド・ピックアップからブリッジのサドルま での距離を弦ごとに設定します。
fig.01-060d
※ TYPE が PIEZO に設定されている場合、設定する必要は
ありません。
HiC弦
1弦 2弦 3弦 4弦
LowB
弦
弦
22
ブリッジピックアップ
PAGE[ ]を押して 5 ページを表示します。
10.
fig.01-060d
第 1 章 音を出す
第1章
ベースをチューニングする
(TUNER)
VB-99のチューナー機能を使用してベースのチューニングを します。
11.
弦ごとに F1 〜 F6 つまみを回して、ディバイデッド・ピッ クアップの感度を調整します。
まずLow B 弦を実際の演奏で一番強く弾いたときの感覚 で弦を弾き、メーターが振り切れないぎりぎりの位置に
なるように F6 つまみで感度を設定します。 続けて、5 〜 Hi C 弦の感度を設定します。
※ レベル・メーターが振り切れる場合はレベル・オーバー
です。感度設定を下げてください。
※ お使いのベースによっては、感度を最低にしても、レベ
ル・メーターが振り切れてしまう場合があります。この ようなときには、ディバイデッド・ピックアップと弦と
の間隔を、規定よりもやや広めになるように調節してく ださい。
6 本の弦の音量バランスを確認します。
12.
Low B 〜 Hi C 弦を通常の強さで弾き、特に大きい音で 鳴る弦があったらその弦の感度を下げ、各弦間の音量差
が少なくなるように調節してください。
13.
[EXIT]を数回押して、プレイ画面に戻ります。
※ これらの設定は、ディバイデッド・ピックアップを新た
にベースに取り付けたときや、ディバイデッド・ピック アップの高さを変更したときなどに必要です。一度正し
く設定してしまえば、その設定は電源を切っても保存さ れています。以後は、演奏のたびに設定しなおす必要は
ありません。
※ VB-99 をより良い音色でご使用いただくため、チューニ
ングは正確に行ってください。
fig.01-190
7
3
2
1 7
[TUNER]を押します。チューナー 機能がオンに なりま
1.
す。
PAGE[ ][ ]を押してチューナー機能のモードを
2.
選びます。
TUNER 解説
MULTI MODE
SINGLE MODE
3.
ファンクション・ボタン([F5]、[F6 ])で、次の設定を します。
設定したい機能のボタンまたはつまみを回して、設定値 を選んでください。
6 本の弦を同時に鳴らしてチューニングす ることができます。
チューニングする弦だけを単音で鳴らして チューニングすることができます。
このほかのパラメーターについて詳しくは『GK SETTING (GK セッティング)』(P.145)をお読みく
ださい。
設定しない場合は、この操作は必要ありません。操作 4 に進んでください。
[F5](PITCH:435Hz 〜 445Hz)
基準ピッチを設定します。
※ 工場出荷時は、440Hz に設定されています。
※ KEY パラメーターで制御される COSM ベースの PITCH
SHIFT、HARMO、BEND やエフェクトの HARMONIST は、この基準ピッチを参照しています。
23
第 1 章 音を出す
基準ピッチとは
パッチ番号
パッチ名

音色(パッチ)を切り替える

演奏時に音の高さの基準になる楽器(例えばピアノ)の A4(ピアノでは鍵盤中央のラの音)の周波数のことです。
[F6](MUTE OFF、MUTE ON)
チューニング中に出力ジャックから音を出力する/しな いを選びます。
設定値 解説
MUTE OFF チューニング中に音を出力します。
チューニング中に音を出力しません。
MUTE ON
4.
チューニングする弦を開放で弾きます。
5.
チューニングで合わせたい音名がディスプレイに表示さ れるように弦をチューニングします。
※ 工場出荷時は、MUTE ON に設定
されています。
MULTI MODE のとき
fig.01-060d
パッチとは
VB-99 では、COSM BASS、COSM AMP とエフェクト などの音色に関わる設定やパラメーターの設定を400種
類記憶しています。 この1つ1つの設定を「パッチ」と呼びます。
パッチを切り替えることで、一瞬で違う音色に変化させ ることができます。

パッチ番号について

プレイ画面では、次のようにパッチ番号とパッチ名が表示さ れます。
fig.01-060d
SINGLE MODE のとき
fig.01-060d
画面を見ながら、中央のインジケーターだけが点灯する
6.
ようにチューニングします。
操作 3 〜 5 を繰り返して、すべての弦をチューニングし ます。
チューニングができたら、[TUNER]または[EXIT]を
7.
押します。
これで演奏の準備ができました。音を出 してみましょう。
パッチには、ユーザー・パッチとプリセット・パッチがあり ます。
ユーザー・パッチ(1 〜 200)
200 個のパッチが用意されています。音色を自由に変更して 保存することができます。
プリセット・パッチ(201 〜 400)
200 個のパッチが用意されています。音色を変更することは できますが、保存することはできません。変更した音色を保
存しておきたい場合はユーザー・パッチに保存してください。
24
第 1 章 音を出す
3
電源を切ると、「NOW SHUTDOWN...」というメッ セージが表示されます。このとき、VB-99 は現在の
設定をメモリーに保存しています。メッセージが消 えるまで AC アダプターを抜かないでください。
第1章

PATCH/VALUE ダイヤルで切り替 える

連続的にパッチを切り替えることができます。
1.
プレイ画面になっていることを確認します。
プレイ画面以外になっているときは[EXIT]を数回押します。
PATCH/VALUE ダイヤルを回して、パッチを切り替えま
2.
す。
fig.01-230
2
右に回すと次の番号のパッチに切り替わり、左に回すと 前の番号のパッチに切り替わります。

電源を切る

電源を切る前に、次のことを確認します。
1.
本体および接続しているアンプなどの音量が最小に
なっていますか?
ベース・アンプ(パワー・アンプ)などの電源をオフに
2.
します。
3.
[POWER]を押して VB-99 の電源をオフにします。
fig.01-230
25

第 2 章 音を作る

ここではまず VB-99 の内部構成を説明します。
COSM BASS(COSM ベー
● COSM ベース
様々なベース・ギターの音色をモデリングで作り出すことが できます。それはエレクトリック・ベースやアコースティッ
ク・ベースだけではなく現存しないベース・ギターやシンセ・ サウンド、エレクトリック・ギターにまでおよびます。また、
それらの処理は全てディバイデッド・ピックアップから送ら れてきた各弦独立の信号から作り出されますので、ベース・
ギター独特の奏法やピッキングのニュアンスを残したまま演 奏することができます。
VB-99 はこの COSM ベースが 2 種類設定できるので、あた かも全く異なる 2 本のベース・ギターを瞬時に持ち替えたり、
同時に演奏したかのような音作りができます。
● COSM アンプ
ベース・アンプの回路やスピーカーの特性をそのままモデリ ングしますので、歪み方やトーン・コントロールの動作まで
まさに本物のアンプと同じ振る舞いをします。プリアンプと スピーカー・キャビネットは自由に組み合わせることができ、
さらにスタジオでのマイキングまでもモデリングすることが できます。VB-99 にはこの COSM アンプが 2 系統搭載され
ていますので、2 つの COSM ベースに別々のアンプ処理を行 うことができます。
ス)の音色を設定する
[COSM BASS]を押します。
1.
PAGE[ ]を数回押して 1 ページを表示します。
2.
[F1](OFF/ON)または F1 つまみで、COSM BASS のオ
3.
ン/オフを切り替えます。
4.
[F2](SELECT)または F2 つまみで、COSM BASS のモ
デリング・タイプを選びます。
5.
[F3](SELECT)または F3 つまみで、COSM BASS のタ
イプを選びます。
PAGE[ ]を押します。
6.
●ポリ・エフェクト
各弦独立に効果をかけることができる VB 独特のエフェクト です。2 つの COSM ベースのどちらかを選択して効果をかけ
ることができます。
●エフェクト
BOSS の GT-10B クラスのマルチ・エフェクトが 2 系統搭載 されています。2 つの COSM ベースそれぞれに独立して効果
をかけることができます。
●ミキサー
2 つのCOSMベースの音を自由にミックスできるほか、MAIN OUT と SUB OUT それぞれに異なるベースを出力することも
できます。さらに DYNAMIC 機能を使うと演奏の強弱で 2 つ の COSM ベースを切り替えることができます。またこのミキ
サー部にもディレイ/リバーブとイコライザーが用意されて おり、パッチの音全体の音色を調整することが可能です。
※ PAGE[ ]を押すたびに、次のパラメーター設定画面
に移動します。
7.
調節したいパラメーターを、[F1]〜[F6]または F1 〜 F6 つまみで調節します。
8.
好みの音になるまで、パラメーターを調節します。
各パラメーターについての詳細は『COSM BASS
(COSM ベース)』(P.96)をお読みください。
9.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻り
ます。
26
第 2 章 音を作る
ベースのダイレクト音をワン タッチで出力する
(BASS DIRECT)
BASS DIRECT をオンにすると、ベースのダイレクト音をワ ンタッチで出力することができます。
ベースのダイレクト音+シンセ・ベース・サウンドのような、 ベースのダイレクト音に、COSM ベー ス /エ フ ェク ト /
COSMアンプの音を重ねたサウンド・メイキングが可能です。
[BASS DIRECT]を押して、オフ(消灯)/オン(点灯)を
切り替えます。
BASS DIRECT はパッチごとに記憶することができます。
Bass with
GK-3B
Normal
Bass
DIVIDED PU
NORMAL PU
MAIN
SUB
MAIN OUT
PHONES SUB OUT
ノーマル・ピックアップ音に

COSM AMP(COSM アンプ) の音色を設定する

[COSM AMP]を押します。
1.
PAGE[ ]を数回押して 1 ページを表示します。
2.
[F1](OFF/ON)または F1 つまみで、COSM AMP のオン
3.
/オフを切り替えます。
4.
[F2](SELECT)または F2 つまみで、COSM AMP のタイ
プを選びます。
5.
PAGE[ ]を押します。
第2章
COSM アンプやエフェクトをか ける
COSM BASS SW をNORMAL PUにすると、COSM ベー スの代わりに、ベースのノーマル・ピックアップ音を使って
COSM アンプやエフェクトをかけることができます。
OFF
DIVIDED PU
NORMAL PU
ON
NORMAL PU
COSM BASS
SW
FX、COSMAMPへ
※ PAGE[ ]を押すたびに、次のパラメーター設定画面
に移動します。
調節したいパラメーターを、[F1]〜[F6]または F1 〜
6.
F6 つまみで調節します。
7.
好みの音になるまで、パラメーターを調節します。
各パラメーターについての詳細は『COSM AMP
(COSM アンプ)』(P.128)をお読みください。
8.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻し
ます。
27
第 2 章 音を作る

エフェクトを設定する

POLY FX(ポリ・エフェクト)

※ POLY FX は CH Aまたは CH B のどちらかでしか使用で
きません。
使用したい A または B の[POLY FX]を押します。
1.
PAGE[ ]を数回押して 1 ページを表示します。
2.
[F1](OFF/ON)または F1 つまみで、POLY FX のオン/
3.
オフを切り替えます。
4.
[F2](SELECT)または F2 つまみで、POLY FX のタイプ
を選びます。
5.
[F3](A/B)または F3つまみで、POLY FX を使用するチャ
ンネルを切り替えます。
PAGE[ ]を押します。
6.

FX(エフェクト)

エフェクトの設定を行います。
1.
[FX]を押します。
F1 〜 F6 つまみでオン/オフを切り替えます。
2.
PAGE[ ][ ]を押すと、他のエフェクト選択画面
に移動します。
オンにしたエフェクトは、[FX]を押すたびに一括して オフ(消灯)/オン(点灯)することができます。
[F1]〜[F6]を押して、設定 したいエ フェクトを 選び
3.
ます。
4.
調節したいパラメーターを、[F1]〜[F6]または F1 〜 F6 つまみで調節します。
※ PAGE[ ]を押すと、次のパラメーター設定画面に移
動します。
※ PAGE[ ]を押すたびに、次のパラメーター設定画面
に移動します。
7.
調節したいパラメーターを、[F1]〜[F6]または F1 〜 F6 つまみで調節します。
8.
好みの音になるまで、パラメーターを調節します。
各パラメーターについての詳細は『POLY FX(ポリ・ エフェクト)』(P.108)をお読みください。
9.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻し
ます。
5.
好みの音になるまで、パラメーターを調節します。
各パラメーターについての詳細は『FX(エフェクト)』
(P.111)をお読みください。
6.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻し
ます。
28
第 2 章 音を作る

エフェクトやアンプの接続順序 を入れ替える(CHAIN)

エフェクトやCOSMアンプの接続順序を自由に設定すること ができます。
[CHAIN]を押します。
1.
チェイン画面が表示されます。
※ エフェクトや COSM アンプがオフの場合は OFF と表示
されます。
[F1](A/B)で、接続順序を変えたいチャンネルを選び
2.
ます。
[F2]( SEL)[F3](SEL )で、移動したいエフェ
3.
クトまたは COSM アンプ/ COSM ベース/ノーマル・ ピックアップを選びます。
選ばれたエフェクトにおける出力レベルが、画面の右上 に表示されます。
[F4]( ←MOVE)[F5](MOVE →)または PATCH/VALUE
4.
ダイヤルで、挿入したい位置に移動します。
さらに接続順序を変えるには、操作3〜4を繰り返します。
5.
※ 接続順序の設定中でも、エフェクトまたは COSM アンプ
のオン/オフを切り替えることができます。エフェクト または COSM アンプを選んでいる状態で[F6]を押す とオン/オフが切り替わります。

演奏する曲のテンポとキー(調) を設定する

演奏する曲のテンポとキー(調)の設定を行います。ディレ イ・タイムやレートを曲のテンポで指定したい場合(音符で
指定)や HARMONY を使用する場合に設定します。

テンポを設定する

1.
[NAME/KEY/BPM]を押します。
[F3](BPM)を押します。
2.
3.
[F1](TAP)を曲のテンポ(4 分音符)でたたくか、F1
つまみでテンポを調節します。
※ 調節したテンポや、MIDI SYNC でパッチ・パラメーター
をコントロールする場合は、各エフェクトのパラメー ターを BPM 〜 BPM に設定してください。
BPM(beats per minute)とは、1 分間あたりの 4 分音 符の拍数を表わします。
第2章
6.
[EXIT]を押して、プレイ画面に戻ります。
7.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
MIDI SYNC を行う場合は、SYNC CLOCK パラメー ターを AUTO(USB)、AUTO(MIDI)、AUTO
(RRC2)のいずれかに設定してください。詳しくは、 『外部機器からの MIDI クロックに同期させる』(P.58)
をご覧ください。
タップ入力をする場合は、4 分音符を基準にして、変更 したい速さで[F1](TAP)を 2 回以上たたきます。テ
ンポが自動的に計算され、たたく間隔に対応したテンポ に変更されます。
4.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻り
ます。
29
第 2 章 音を作る

キーを設定する

[NAME/KEY/BPM]を押します。
1.
[F2](KEY)を押します。
2.
[F1](SELECT)または F1 つまみで、曲のキーを設定し
3.
ます。
※ ここで設定したキーに従って、COSM ベースの PITCH
SHIFT、HARMO、BEND やエフェクトの HARMONIST が動作します。
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
4.
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻り
ます。

COSM ベースとノーマル・ピッ クアップの音をミックスする

COSM ベースでは、ディバイデッド・ピックアップとノーマ ル・ピックアップを使った音作りが可能です。

音量バランスを設定する

[COSM BASS]を押します。
1.
2.
[F1](OFF/ON)または F1 つまみで、COSM BASS SW
をオンにします。
COSM BASS SW をオ フに すると、ノ ーマル・ピ ック アップ音と COSM ベース音は鳴りません。
PAGE[]を数回押して、MIX LEVEL 画面を表示しま
3.
す。
F1、F2 つまみを回して、COSM ベース音とノーマル・ピッ
4.
クアップ音のバランスを設定します。
F1 つまみ
COSM ベースの音量を調節します。POLY FX がオンの ときは、POLY FX を通った後の音量になります。
F2 つまみ
ノーマル・ピックアップの音量を調節します。
5.
設定したパラメーターを保存する場合は、ライト操作
(P.34)を行います。
※ 保存しない場合は、[EXIT]を押してプレイ画面に戻し
ます。
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