Rohde&Schwarz QAR, QAR-Z10, QAR-Z20, QAR-Z21, QAR-Z30 User Manual

...
R&S®QAR 高品質車載用レドームテスター
ユーザ・マニュアル
(;ÜÖ0B)
バージョン 04
ユーザ・マニュアル
本書では、以下の R&S®QAR モデルおよびオプションを対象としています。
R&S®QAR QAR 反射測定用パネル(1336.6008.02)
R&S®QAR-Z10 トランスミッターモジュール(1336.5401.02)
R&S®QAR-Z20 プラットフォーム(1336.5418.02)
R&S®QAR-Z21 レーダー位置決め測定用プラットフォーム(1336.5524.02)
R&S®QAR-Z30 校正セット(1336.5430.02)
R&S®QAR-Z40 レドーム測定用ベリフィケーションキット(1336.5447.02)
R&S®QAR-Z41 バンパー測定用ベリフィケーションキット(1336.5499.02)
R&S®QAR-Z42 レーダー位置決め測定用ベリフィケーションキット(1336.5530.02)
R&S®QAR-Z50 DUT マウントテーブル(1336.5424.02)
R&S®QAR-Z60 リファレンスリフレクター(1336.5453.02)
R&S®QAR-Z61 スタンドリファレンスリフレクター(1336.5476.02)
R&S®QAR-K10 レドーム測定(1336.5501.02)
R&S®QAR-K60 バンパー測定(1336.5482.02)
R&S®QAR-K100 レーダー位置決め測定(1336.5518.02)
本書は、以下のソフトウェアバージョンに対応しています。
レドーム測定:1.3.0.70 以上
バンパー測定:1.3.0.40 以上
レーダー位置決め測定:1.4.0.221 以上
© 2019 Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG Mühldorfstr. 15, 81671 München, Germany Phone: +49 89 41 29 - 0 Fax: +49 89 41 29 12 164 E-mail: info@rohde-schwarz.com Internet: www.rohde-schwarz.com お断りなしに記載内容の一部を変更させていただくことがあります。 あらかじめご了承ください。 R&S® は、Rohde & Schwarz GmbH & Co. KG. の登録商標です。
1178.7200.18 | バージョン 04 | R&S®QAR
本マニュアル全体を通じて、ローデ・シュワルツ製品は、®シンボルを省いて、R&S®QAR を R&S QAR のように記載します。
目次R&S®QAR
目次
1 安全注意事項................................................... 7
2 ドキュメントの概要............................................. 9
3 R&S QAR ツアー................................................. 10
3.1 主電源.....................................................................11
3.2 電源ボタン.................................................................12
3.3 トランスミッターモジュール制御.............................................13
3.4 モニターのコネクタ.........................................................14
3.5 LAN インタフェース......................................................... 14
3.6 USB ポート................................................................. 15
4 使用準備...................................................... 16
4.1 R&S QAR の開梱..............................................................16
4.2 R&S QAR の設置..............................................................16
4.2.1 R&S QAR の床への設置........................................................17
4.2.2 R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z20)への設置........................... 19
4.2.3 レドーム測定要素の設置.....................................................21
4.2.4 バンパー測定要素の設置.....................................................23
4.2.5 R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z21)への設置........................... 24
4.3 R&S QAR の接続..............................................................26
4.4 R&S QAR の電源のオン/オフ..................................................27
4.5 オペレーティングシステム...................................................28
4.5.1 ウイルス対策...............................................................29
4.5.2 サービスパックとアップデート...............................................29
4.5.3 ユーザーアカウント.........................................................29
5 R&S QAR の操作................................................. 31
5.1 レドーム測定...............................................................31
5.1.1 テストセットアップ.........................................................32
5.1.2 グラフィカル・ユーザー・インタフェース.....................................33
5.1.3 測定.......................................................................35
5.1.4 構成.......................................................................38
5.1.5 検証.......................................................................41
3ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
目次R&S®QAR
5.2 バンパー測定...............................................................45
5.2.1 テストセットアップ.........................................................46
5.2.2 グラフィカル・ユーザー・インタフェース.....................................46
5.2.3 測定.......................................................................48
5.2.4 構成.......................................................................49
5.2.5 検証.......................................................................51
5.3 レーダー位置決め測定.......................................................53
5.3.1 テストセットアップ.........................................................53
5.3.2 グラフィカル・ユーザー・インタフェース.....................................55
5.3.3 測定.......................................................................57
5.3.4 構成.......................................................................59
5.3.5 検証.......................................................................63
6 リモート制御 - SCPI........................................... 66
6.1 リモート制御インタフェースとプロトコル.....................................66
6.2 リモートコマンド...........................................................67
6.2.1 共通コマンド...............................................................67
6.2.2 レドーム測定...............................................................72
6.2.3 バンパー測定...............................................................78
7 リモート制御 - OPC............................................ 81
7.1 OPC 変数................................................................... 81
7.1.1 PLC 通信から............................................................... 82
7.1.2 PLC 通信へ................................................................. 83
7.1.3 変数のデータ形式...........................................................85
7.2 デバイス状態...............................................................86
7.3 タイミングダイアグラム.....................................................87
7.4 エラー処理.................................................................87
7.4.1 初期化エラー...............................................................88
7.4.2 測定エラー.................................................................88
8 メンテナンス.................................................. 90
8.1 クリーニング情報...........................................................90
4ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
目次R&S®QAR
8.2 ソフトウェアアップデート...................................................91
用語集........................................................ 92
索引.......................................................... 94
5ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
目次R&S®QAR
6ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
安全注意事項R&S®QAR

1 安全注意事項

R&S QAR 高品質車載用レドームテスターは、最高の技術基準に従って製造されていま す。本スキャナーを安全にご使用いただくために、本書および製品ドキュメントに記載
されている注意事項に従ってください。ドキュメントを本機の近くに保管し、他のユー ザーが読めるようにしてください。
R&S QAR は、意図された使用目的および性能制限内でのみ使用してください。性能制限 は、データシート、マニュアル、本カタログなどの製品ドキュメントに記載されていま
す。適切な使用目的がわからない場合は、ローデ ・ シュワルツのカスタマーサービス までご連絡ください。
R&S QAR の使用には、専門家または専門の訓練を受けた人員が必要です。また、オペレ ーターには、ユーザーインタフェースと製品ドキュメントで使用されるいずれかの言語
に関する確かな知識を有することが求められます。
本製品に損傷または破損している箇所がある場合は、使用を中止してください。 R&S QAR の筐体またはコンポーネントを開けないでください。ローデ ・ シュワルツの
認可を受けたサービス担当者のみが、本製品を修理することができます。
R&S QAR の吊り上げ、運搬、および設置
R&S QAR は重量があり、落下または転倒した場合に怪我をするおそれがあります。
R&S QAR の設置とセットアップは、訓練を受けた要員が行ってください。R&S QAR を運 搬、吊り上げ、または移動する場合は、R&S QAR の背面にある運搬用ハンドルを使用し てください。設置中は、設置を行う人員のみが設置場所に出入りできるようにしてくだ
さい。落下を防止するために、すべてのねじが締められるまで、R&S QAR を所定の場所 に固定してください。
重量があるため、R&S QAR の移動または設置には最低でも 2 人の力のある人員が必要で す。
R&S QAR の納品に使用されたパレットを移動する場合は、フォークリフトを使用してく ださい。
運搬、設置、または修理時は、現地の規則および規定に適合した適切な保護服を着用し てください。使用する機器がわからない場合は、安全監督者におたずねください。
以下の着用を推奨します:
靴のつま先部に耐衝撃性能をそなえた静電気帯電(ESD)防止安全靴
保護手袋
ESD 防止安全靴と保護手袋の着用により、ハードウェアの損傷も防止できます。
使用場所の選択
R&S QAR は屋内でのみ使用してください。R&S QAR は防水仕様ではないため、内部に水 が入ると筐体と帯電部が電気的に接続されるおそれがあります。このため、筐体に触れ
ると、感電、重傷、死亡事故につながることがあります。
周囲温度および湿度などの動作環境条件の詳細は、データシートを参照してください。
7ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
安全注意事項R&S®QAR
ケーブルの設置
R&S QAR、モニター、およびトランスミッタモジュールで構成される R&S QAR 装置は、 ケーブル接続(電源ケーブル、LAN ケーブルなど)が必要です。すべてのケーブルを床に
固定し、完全に覆ってください。
ケーブルがたるんでいると、つまずく危険があります。ケーブルにつまずいて怪我をす るおそれがあります。
ケーブルを適切に覆うことで、ケーブルの損傷も最小限に抑えられます。
R&S QAR の給電
R&S QAR を電源に接続する前に、すべての接続(LAN、USB など)を完了してください。 これに従わない場合、R&S QAR が損傷するおそれがあります。
家電製品および同様の負荷などのエネルギー消費機器への給電に通常使用される配電 システムに、R&S QAR を接続することができます。電動製品は感電、火災、怪我、死亡
事故などのリスクがあります。
安全のために、以下の対策を講じてください。
R&S QAR に同梱されている電源ケーブルのみを使用してください。このケーブル は、国固有の安全要件に適合しています。プラグは、認可された接地コンセントに
のみ差し込んでください。
外部 AC アダプタが必要なコンポーネントの場合は、コンポーネントに同梱されて いるアダプタのみを使用してください。
完全なケーブルのみを使用し、ケーブルが損傷しないよう注意して配線してくださ い。電源ケーブルを定期的にチェックし、損傷していないことを確認してくださ い。
電圧または周波数が 230 V または 50 Hz 以上の場合、R&S QAR のリーク電流が制限を 超えていると思われます。その場合は、電源に接続する前に、パネルごとに保護接
地接続を確立してください。
R&S QAR は、最大 20 A のヒューズ保護を備えた給電ネットワークにのみ接続してく ださい。
いつでも製品を電源から切断できることを確認してください。電源プラグを抜い て、本製品を電源から切断してください。電源プラグは簡単にアクセスできなけれ ばなりません。
安全ラベルの意味
製品に貼られている安全ラベルは、潜在的な危険を警告しています。
潜在的な危険
怪我や製品の損傷を避けるために、製品ドキュメントをお読みください。
電気的な危険
帯電部を示しています。感電、火災、怪我、死亡事故の危険があります。
PE 端子
この端子を接地外部コンダクタまたは保護接地に接続してください。電気的な問題が発生し た場合に、感電から保護されます。
8ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
ドキュメントの概要R&S®QAR

2 ドキュメントの概要

このセクションでは、R&S QAR のユーザードキュメントの概要について説明します。
ユーザ・マニュアル
R&S QAR システムについて、R&S QAR ソフトウェアで使用可能な機能を含めて説明して います。製品には印刷版のユーザ・マニュアルが付属しています。
サービス・マニュアル
定格仕様の確認、モジュールの交換と修理、ソフトウェアの更新、トラブルシューティ ングの方法について説明しています。
安全注意事項
安全注意事項や、操作条件などの重要な情報について説明しています。製品には印刷版 の安全指示が付属しています。
データシートおよびカタログ
データシートでは、R&S QAR、オプション、アクセサリの技術仕様について説明してい ます。
カタログには、R&S QAR の概要と、その特性が示されています。
オープン・ソース・アクノリッジメント(OSA)
オープン・ソース・アクノリッジメント文書には、使用されているオープン・ソース・ ソフトウェアのライセンステキストがそのまま記載されています。OSA はソフトウェ アに統合されています("Info" > "Open Source Acknowledgement")。
9ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
R&S QAR ツアーR&S®QAR

3 R&S QAR ツアー

R&S QAR は、車載用レーダーセンサの周波数バンドで動作する、ミリ波イメージングシ ステムです。反射および伝送損失測定に対する空間分解能を備えた R&S QAR は、レドー ムとバンパーがレーダー性能に与える影響を評価するための、直感的で強力な方法を提
供します。
R&S QAR は 1 枚のパネルから成り、パネルには送信アンテナや受信アンテナなどの測定 用電子機器が装備されています。測定を操作および制御するための専用ソフトウェア
を備えた PC も含まれます。
レドーム測定 基本構成では、レドームの反射を測定できます。 高分解能の画像が得られるため、レドーム内のどんなに小さい妨害物でも識別が可 能です。R&S QAR は、72 GHz~82 GHz の周波数レンジを使用します。したがって、ミ
リ波画像に表示される障害と、レドームとレーダーセンサの組み合わせの性能に は、直接の相関関係があります。 オプションのトランスミッターモジュール(R&S QAR-Z10)を使用すると、レドーム
の伝送損失を測定する際、R&S QAR の機能を拡張できます。 R&S QAR をマウントできるオプションのプラットフォーム(R&S QAR-Z20)や、被試 験デバイス用テーブル(DUT マウントテーブル、R&S QAR-Z50)などの追加機器も利 用できます。
バンパー測定 バンパーに起因する平均伝送損失(減衰)を測定するには、オプションのリファレ ンスリフレクター(R&S QAR-Z60)を使用できます。
このリフレクターは 102 ポイントで減衰を測定するので、バンパー塗装の均一性と レーダー全体の透過性の評価が可能です。
レーダー位置決め測定 基本構成では、車内のレーダーの位置を測定し、メーカーの CAD ファイルに示され ている理論上の位置と比較できます。 許容範囲を設定すると、数秒で、レーダーが正しく配置されているかどうかの確認 を行えます。 R&S QAR をマウントできるオプションのプラットフォーム(R&S QAR-Z21)や、検証
セット(R&S QAR-Z42)などの追加機器も利用できます。
納品パーツ
1×R&S QAR
2×支持体
1×電源ケーブル
測定の実行に必要な機材
モニター(DVI ケーブル付き) モニターには 1650×1050 以上の解像度が必要です(1920×1200 を推奨します)。
USB キーボード
USB マウス
10ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
コネクタ
R&S QAR の背面には、複数のコネクタがあります。
R&S QAR ツアーR&S®QAR
主電源
8
7
6
5
図 3-1: コネクタ
1 = AC インレットおよび主電源スイッチ 2 = グランド端子 3 = トランスミッターモジュール制御 4 = モニター用電源(2 個のヒューズ付き) 5 = LAN インタフェース 6 = ディスプレイコネクタ(DVI) 7 = USB ポート(4 個) 8 = 電源ボタン

3.1 主電源

4
1
2
3
AC インレットと主電源スイッチは、R&S QAR の背面にあります。
パネルを電源に接続するための電源ケーブルは、付属品として含まれます。
パネルへの電力供給の詳細については、 4.4,「R&S QAR の電源のオン/オフ」 (27 ページ)を参照してください。
11ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
R&S QAR ツアーR&S®QAR
電源ボタン
サーキットブレーカー 主電源スイッチには、R&S QAR の内部電源回路を保護する RCD(残留電流デバイス)が
含まれています。RCD は、電気的な異常を検出すると、R&S QAR を自動的にオフにしま す。
保護接地接続
主電源の電圧と周波数に応じて、保護接地接続を確立する必要があります。
200 V~230 V AC および 50 Hz 追加の保護接地は必要ありません。
230 V~240 V AC または 50 Hz を超える周波数 追加の保護接地が必要です。 個別の保護接地には、メインの感電防止用アース端子に加えて、断面積が 4 mm2以
上の緑/黄色のグランド線が必要です。グランド線は、各 R&S QAR パネルの側面の グランド端子とアースに恒久的に接続する必要があります。
グランド端子は、スキャナーの背面にあります。端子を、スキャナーが設置されて いる建物または部屋の保護接地システムに接続します。 電圧が 500 ms 間 70 %に降下した場合、再起動が発生します
図 3-2: グランドボルト
感電事故の危険 電圧が 230 V を超えるか、または周波数が 50 Hz を超えると、R&S QAR のリーク電流が
制限を超え、感電事故を引き起こす可能性があります。 その場合は、R&S QAR を主電源に接続する前に、保護接地接続を確立してください。

3.2 電源ボタン

電源ボタンは、R&S QAR の背面にあります。それを使用して、R&S QAR のオンとオフを 切り替えます。
12ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
図 3-3: 電源ボタン
R&S QAR のオンとオフの切り替えの詳細については、 4.4,「R&S QAR の電源のオン/オ
フ」 (27 ページ)を参照してください。

3.3 トランスミッターモジュール制御

伝送損失測定用のオプションのトランスミッターモジュールのコネクタは、R&S QAR の 背面にあります。
R&S QAR ツアーR&S®QAR
トランスミッターモジュール制御
トランスミッター制御
"External Transmitter Control" コネクタは、トランスミッターモジュールを制御し ます。
RF 出力
"RF Out" コネクタ(SMA)は、伝送測定用の信号を出力します。コネクタを締めます
(トルク 0.6Nm)。
必要なツール:
トルクレンチ(R&S 注文番号 0041.1218.00)。
13ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
本器の損傷の危険 RF 出力は出力専用として仕様化されているため、DC または RF 信号を RF 出力に供給し
ないでください。これに従わない場合、R&S QAR が損傷するおそれがあります。

3.4 モニターのコネクタ

モニターの DVI インタフェースと電源(AC アウトレット)は、R&S QAR の背面にありま す。それらを使用して、R&S QAR を操作するため外部モニターを接続します。
R&S QAR ツアーR&S®QAR
LAN インタフェース
図 3-4: DVI インタフェース
ヒューズ F1 および F2
同じタイプの 2 個のヒューズ(1 A、識別番号:EN 60127-2/5 T1H250V)が、AC アウト レットの上にあります。不具合がある場合は、両方のヒューズを確認してください。
ヒューズの交換
1. R&S QAR を電源から切断します。
2. ドライバーなどで反時計回りに回して、ヒューズホルダーを開きます。
3. ヒューズを交換します。
4. ヒューズホルダーを閉じます。

3.5 LAN インタフェース

R&S QAR では、LAN インタフェースが R&S QAR の背面に装備されています。それを使用 して、R&S QAR をローカルネットワークに統合します。
14ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
図 3-5: LAN インタフェース

3.6 USB ポート

R&S QAR の背面に、4 つの USB ポートがあります。上の 2 つのポートは、USB 3.0 タイプ A です。下の 2 つのポートは、USB 2.0 タイプ A です。
これらのポートには、以下の複数の用途があります。
R&S QAR を操作するためのキーボードの接続。
R&S QAR を操作するためのマウスの接続。
メモリスティックの接続(例えば、ソフトウェアを更新するため)。
R&S QAR ツアーR&S®QAR
USB ポート
図 3-6: USB ポート(4 つのうちの 1 つ)
15ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04

4 使用準備

R&S QAR を使用するには、次のサブチャプターの説明に従って、設置とデバイスの接続 を行います。
R&S QAR の開梱.......................................................... 16
R&S QAR の設置.......................................................... 16
R&S QAR の接続.......................................................... 26
R&S QAR の電源のオン/オフ.............................................. 27
オペレーティングシステム............................................... 28

4.1 R&S QAR の開梱

1. 段ボール箱を慎重に除去します。
使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
2. 木製の支持要素を取り外します。
3. R&S QAR に取り付けられているハンドルを使用して、R&S QAR を持ち上げてパレット から取り出します。
R&S QAR の輸送 R&S QAR を輸送する必要がある場合は、元のパッケージを使用することを推奨します。

4.2 R&S QAR の設置

R&S QAR を使用するには、転倒防止のため、何らかの支持フィクスチャにしっかりと取 り付ける必要があります。R&S QAR は、購入した機器に応じて、さまざまな方法で設置 できます。
ここで説明したものとは異なるフィクスチャを使用する場合は、ローデ・シュワルツに お問い合わせください。
必要なツール
以下に、プラットフォームへの設置と、DUT マウントテーブルおよびトランスミッター モジュールの設置に必要なツールの完全なリストを示します。
6 角棒レンチサイズ 5(ネジ ISO 10642 M8x20 の場合)
6 角棒レンチサイズ 6(ネジ ISO 4762 M8x40 の場合)
6 角棒レンチサイズ 10(ネジ ISO 4762 M12x55 の場合)
トルクレンチ、サイズ TX20
オープンエンドレンチ、サイズ 19
水準器
16ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
トルクレンチ
パワードリル(床に設置する場合のみ)
アンカーボルト、サイズ 12 mm、例:Fischer FAZ II 12(床に設置する場合のみ)
R&S QAR の床への設置.................................................... 17
R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z20)への設置........................19
レドーム測定要素の設置................................................. 21
バンパー測定要素の設置................................................. 23
R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z21)への設置........................24

4.2.1 R&S QAR の床への設置

R&S QAR は、床またはオプションのプラットフォームに設置できます。プラットフォー ムを使用しない場合は、R&S QAR を床に取り付ける必要があります。
必要なツール:
6 角棒レンチサイズ 5(ネジ ISO 10642 M8x20 の場合)
6 角棒レンチサイズ 6(ネジ ISO 4762 M8x40 の場合)
パワードリル
アンカーボルト、サイズ 12 mm、例:Fischer FAZ II 12
使用準備R&S®QAR
R&S QAR の設置
アンカーボルトとパワードリルは付属していません。
いずれかのオプションプラットフォームがある場合は、以下を参照してください。
4.2.2,「R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z20)への設置」 (19 ページ)
4.2.5,「R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z21)への設置」 (24 ページ)
1. ドリルでグランドに 4 つの穴を開けます。
図 4-1 に、ドリル穴の位置と互いの距離を示します。
図 4-1: ドリル穴の位置と距離
17ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
使用準備R&S®QAR
R&S QAR の設置
A = R&S QAR のドリル穴の位置 B = DUT マウントテーブルのドリル穴の位置
R&S QAR の持ち上げ、移動、運搬の際は、必ず背面にあるハンドルを使用してくだ さい。
2. R&S QAR の各側で 2 個のソケット・ヘッド・ネジ(ISO 10642 M8x20、6 角棒レンチ サイズ 5)を使用して、2 つの支持体を R&S QAR の側面にネジ止めします(図 4-2 を参照)。
図 4-2: 支持体の設置を含む R&S QAR の設置
3. R&S QAR の各側でソケット・ヘッド・ネジ(ISO 4762 M8x40、6 角棒レンチサイズ 6)を使用して、2 つの支持体を R&S QAR にネジ止めします(図 4-2 を参照)。
18ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
図 4-3: 支持体の設置(平面図)
4. R&S QAR を持ち上げて、安定した場所に、床に対して直角に配置します。
5. 2 つの支持体を床にネジ止めして、R&S QAR を固定します。 床のドリル穴によって、支持体の位置が決まります。12 mm のサイズの 2 本のアン カーボルトで各支持体を固定します。
すべてのネジがしっかりとねじ込まれていることを確認してください。

4.2.2 R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z20)への設置

必要なツール:
6 角棒レンチサイズ 5(ネジ ISO 10642 M8x20 の場合)
6 角棒レンチサイズ 6(ネジ ISO 4762 M8x40 の場合)
6 角棒レンチサイズ 10(ネジ ISO 4762 M12x55 の場合)
オープンエンドレンチ、サイズ 19
水準器
プラットフォームの設置
1. R&S QAR の重量を支えることができる、安定した水平面にプラットフォームを置き ます。
2. 水準器を使用して、プラットフォーム自体が水平であることを確認します。
3. 必要に応じて、プラットフォームが水平になるまで足の高さを調整して、不具合を 解消します。
19ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
R&S QAR の設置
時計回りに動かすと、対応するプラットフォーム領域が下がります。
反時計回りに動かすと、対応するプラットフォーム領域が上がります。
4. オープンエンドレンチを使用して、チェックナットで足を締めます。
使用準備R&S®QAR
図 4-4: プラットフォームの位置調整
R&S QAR のマウント
プラットフォームを設置したら、プラットフォームに R&S QAR をマウントできます。
R&S QAR の持ち上げ、移動、運搬の際は、必ず背面にあるハンドルを使用してください。
1. R&S QAR の各側で 2 個のソケット・ヘッド・ネジ(サイズ 5)を使用して、2 つの支 持体を R&S QAR にネジ止めします(図 4-5 を参照)。
図 4-5: 支持体のマウントを含む R&S
QAR の設置
20ユーザ・マニュアル 1178.7200.18 ─ 04
使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
2. R&S QAR を持ち上げて、プラットフォーム上の安定した場所に、床に対して直角に 配置します。
3. 2 つの支持体をプラットフォームにネジ止めして、R&S QAR を固定します。 プラットフォームの取り付け穴によって、支持体の位置が決まります。
4 個のネジで各支持体を固定します。
外側にサイズ 10 の 2 個のソケット・ヘッド・ネジ
内側にサイズ 6 の 2 個のソケット・ヘッド・ネジ
メモ: 図 4-5 に示すように、ネジと支持体の間にワッシャーを挿入します。
4. 8 個のネジすべてがプラットフォームにしっかりとねじ込まれていることを確認し ます。
4.2.3
図 4-6: 支持体の設置(平面図)

レドーム測定要素の設置

レドーム測定には、DUT マウントテーブルとトランスミッターモジュールが必要です。
必要なツール:
6 角棒レンチサイズ 5
トルクレンチ、サイズ TX20
パワードリル(床に設置する場合のみ)
アンカーボルト、サイズ 12 mm、例:Fischer FAZ II 6(床に設置する場合のみ)
DUT マウントテーブルのプラットフォームへの設置
オプションのマウントテーブルをプラットフォームに設置できます。プラットフォー ムには、テーブルを固定するために使用できる、複数の取り付け穴があります。選択し た取り付け穴によって、マウントテーブルと R&S QAR の距離が決まります。
1. プラットフォーム上の必要な距離にマウントテーブルを置きます。
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使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
2. 4 個のソケット・ヘッド・ネジ(サイズ 5)を使用して、マウントテーブルをプラ ットフォームにネジ止めします。 メモ:図 4-7 に示すように、ネジとマウントテーブルの間にワッシャーを挿入しま す。
図 4-7: DUT マウントテーブルとトランスミッターモジュールの設置
DUT マウントテーブルの床への設置
DUT マウントテーブルを床に直接設置することもできます。
1. ドリルで床に穴を開けます。 ドリル穴の位置と距離は図 4-1 に示されています。
2. サイズ 6 mm の 4 本のアンカーボルト(Fischer FAZ II 6 など)でテーブルを床に ネジ止めします。
アンカーボルトは付属していません。
トランスミッターモジュールのマウントテーブルへの取り付け
伝送損失測定に必要なトランスミッターモジュールは、DUT マウントテーブルの上に設 置することができます。DUT マウントテーブルには、必要な取り付け穴がすでに装備さ れています。
1. トランスミッターモジュールをマウントテーブルの上に置きます。
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使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
2. トルクスレンチを使用して、トランスミッターモジュールをマウントテーブルにね じ込みます。
図 4-8: 上から見た DUT マウントテーブル
ケーブル接続の詳細については、 3.3,「トランスミッターモジュール制御」 (13 ページ)を参照してください。

4.2.4 バンパー測定要素の設置

バンパー測定の基本セットアップは、R&S QAR とリファレンスリフレクターで構成され ます。
リファレンスリフレクターは、図 4-10 図 4-9 に示すように、R&S QAR から特定の高 さの、特定の距離に配置する必要があります。許容値は、±2 mm(横方向距離)および
±5.8 mm(正面距離)です。
必要なツール:
6 角棒レンチサイズ 5
トルクレンチ、サイズ TX25
リファレンスリフレクターのスタンドの設置
1. プラットフォーム上の指定された距離にスタンドを置きます。
2. 4 個のソケット・ヘッド・ネジ(サイズ 5)を使用して、スタンドをプラットフォ ームにネジ止めします。 メモ:ネジとスタンドの間にワッシャーを挿入します。
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図 4-9: 側面図 - 高さと正面距離
使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
図 4-10: 平面図 - 横方向距離
リファレンスリフレクターの取り付け
1. リファレンスリフレクターをスタンドに対して保持します。 水準器などを使用して、リフレクターピンの上部が R&S QAR の前面と平行であるこ
とを確認します。 5.2.5,「検証」 (51 ページ)の説明に従って検証を実行し、横 方向の距離を確認します。
2. トルクスレンチを使用して、リファレンスリフレクターをスタンドにねじ込みま す。

4.2.5 R&S QAR のプラットフォーム(R&S QAR-Z21)への設置

必要なツール:
6 角棒レンチサイズ 5(ネジ ISO 10642 M8x20 の場合)
6 角棒レンチサイズ 6(ネジ ISO 4762 M8x40 の場合)
6 角棒レンチサイズ 10(ネジ ISO 4762 M12x55 の場合)
オープンエンドレンチ、サイズ 19
水準器
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使用準備R&S®QAR
QAR の設置
R&S
プラットフォームの設置
1. R&S QAR の重量を支えることができる、安定した水平面にプラットフォームを置き ます。
2. 水準器を使用して、プラットフォーム自体が水平であることを確認します。
3. 必要に応じて、プラットフォームが水平になるまで足の高さを調整して、不具合を 解消します。
時計回りに動かすと、対応するプラットフォーム領域が下がります。
反時計回りに動かすと、対応するプラットフォーム領域が上がります。
4. オープンエンドレンチを使用して、チェックナットで足を締めます。
図 4-11: プラットフォームの位置調整
R&S
QAR のマウント
プラットフォームを設置したら、プラットフォームに R&S QAR をマウントできます。
R&S QAR の持ち上げ、移動、運搬の際は、必ず背面にあるハンドルを使用してください。
1. R&S QAR の各側で 4 個のソケット・ヘッド・ネジ(サイズ 5)を使用して、2 つの支 持体を R&S QAR にネジ止めします(図 4-12 を参照)。
2. R&S QAR を持ち上げて、プラットフォーム上の安定した場所に、床に対して直角に 配置します。
位置は、図 4-12 に示すように、プラットフォーム上の 2 本のピンによって決まり ます。これらの 2 本のピンが、R&S QAR のフレームの 2 つの取り付け穴に収まりま
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使用準備R&S®QAR
R&S QAR の接続
図 4-12: 支持体のマウントを含む R&S QAR の設置
3. 2 つの支持体をプラットフォームにネジ止めして、R&S QAR を固定します。サイズ 10 の 2 個のソケット・ヘッド・ネジで各支持体を固定します。
プラットフォームの取り付け穴によって、支持体の位置が決まります。
メモ: 図 4-12 に示すように、ネジと支持体の間にワッシャーを挿入します。
4. プラットフォームに対する 4 個のネジをすべて締めます。

4.3 R&S QAR の接続

R&S QAR にさまざまなデバイスを接続できます。以下に、可能な接続の概要を示します。
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QAR の電源のオン/オフ
R&S
Monitor (DVI + power) Keyboard (USB)
Mouse (USB)
LAN
R&S QAR
Transmitter module (Radome measurements)
AC Power
図 4-13: オプションのトランスミッターモジュールを備えたシステムでの接続の概要
使用準備R&S®QAR
1. モニターを R&S QAR の DVI ポートに接続します。 電源として、家庭用 AC コンセントまたは内蔵電源を使用して、モニターに給電で
きます(弱電延長ケーブル付きのモニターの場合)。
メモ: モニターには 1650×1050 以上の解像度が必要です(1920×1200 を推奨しま す)。解像度が低いと、測定データが正しく表示されない可能性があります。
2. キーボードとマウスを 2 つの USB ポートに接続します。
3. オプション:LAN インタフェースを経由して、LAN への接続を確立します。
4. オプション(レドーム測定):両方のデバイスの SMA およびトランスミッター制御 コネクタを経由して、トランスミッターモジュールを R&S QAR に接続します。
5. R&S QAR を付属の電源コードで主電源に接続します。
メモ: R&S QAR を主電源に接続する前に、すべてのデバイスの接続を完了してくだ さい。

4.4 R&S QAR の電源のオン/オフ

R&S QAR の給電
R&S QAR を主電源に接続する前に、すべての接続(LAN、USB など)を完了してくださ い。
電源定格と電気安全規格については、データシートを参照してください。
1. 保護接地接続が確立されていることを確認します。 詳細については、「保護接地接続」 (12 ページ)を参照してください。
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使用準備R&S®QAR
オペレーティングシステム
2. AC インレットに電源ケーブルを接続します。
3. 主電源に電源ケーブルを接続します。
4. 主電源スイッチをオンにします(「I」の位置)。
R&S QAR に電源が供給されます。 AC インレットと主電源スイッチの詳細については、 3.1,「主電源」 (11 ページ)
を参照してください。
R&S QAR の電源のオン
電源ボタンを押します。
システムが起動します。内蔵 PC にインストールされたソフトウェアが自動的に起 動します。ソフトウェアが自動的に起動しない場合は、Windows デスクトップのシ ョートカットをダブルクリックして手動で起動します。 これで R&S QAR を使用できます。
電源ボタンの詳細については、 3.2,「電源ボタン」 (12 ページ)を参照してくださ い。
ウォームアップ時間 R&S QAR を使用する前に、少なくとも 90 分間ウォームアップしてください。
R&S QAR の電源のオフ
電源ボタンを押します。
システムがシャットダウンします。 電源ボタンの詳細については、 3.2,「電源ボタン」 (12 ページ)を参照してくださ い。
R&S QAR の主電源からの切断
1. 主電源スイッチをオフにします(「0」の位置)。
R&S QAR は、主電源から切り離されています。
2. 主電源から電源ケーブルを取り外します。

4.5 オペレーティングシステム

R&S QAR には、Windows 7 搭載オペレーティングシステムが含まれます。
Windows 7 搭載の更新は、次のサブチャプターの説明に従って行い、設定の変更は、新 しいデバイスを追加する場合やネットワーク設定を更新する場合にのみ実施します。
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R&S QAR の設定を変更するリスク インストールされているドライバーとソフトウェアは、R&S QAR の使用に適合した状態
にあります。Rohde & Schwarz からリリースされたソフトウェアアップデートのみをイ ンストールしてください。

4.5.1 ウイルス対策

本器を感染から保護するために、適切な手段を講じてください。強力なファイアウォー ル設定を使用し、Rohde & Schwarz 機器に使用する外部記憶装置には定期的にウイルス
スキャンを実施してください。また、本器にウイルス対策ソフトウェアをインストール することを推奨します。Rohde & Schwarz は、Windows ベースの測定器でウイルス対策
ソフトウェアをバックグラウンド(「オンアクセス」モード)で実行することは推奨し ません。性能が低下する可能性があります。Rohde & Schwarz は、測定していない空き
時間にウイルス対策ソフトウェアを実行することを推奨します。
使用準備R&S®QAR
オペレーティングシステム
詳細と推奨事項については、Rohde & Schwarz の以下のホワイトペーパーを参照してく ださい。
1DC01:『Malware Protection Windows 7』

4.5.2 サービスパックとアップデート

Microsoft では、Windows ベースのオペレーティングシステムを保護するために、定期 的にセキュリティーパッチやその他のパッチを作成しています。これらは、Microsoft Update ウェブサイトと、関連するアップデートサーバーを通じてリリースされます。 Windows を使用する機器、特にネットワークに接続するものについては、定期的にアッ プデートするようにしてください。
詳細と推奨事項については、Rohde & Schwarz の以下のホワイトペーパーを参照してく ださい。
1DC01:『Malware Protection Windows 7』

4.5.3 ユーザーアカウント

R&S QAR にインストールされている Windows 7 搭載オペレーティングシステムには、2 つの定義済みユーザーアカウントがあります。
標準ユーザーアカウント
ユーザー名 -
パスワード -
管理者アカウント(ソフトウェア、アップデートのインストール、またはユーザー アカウントの作成が可能)
ユーザー名 -
パスワード -
Operator operator
Administrator emodar8Administrator
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