RICOH RR30 User Manual

使用説明書(使いこなしガイド)

マニュアル構成について

Caplio RR30 には、次の 2 種類のマニュアルが付属しています。
[まず、こちらをお読みください]
『使用説明書(かんたんガイド)』(紙マニュアル)
「撮影前の準備」から、「静止画を撮る」→「見る」→「パソコン
で活用する」まで、Caplio RR30 を簡単にひととおり楽しむため の説明書です。
ご使用の前に、まず最初にこちらのマニュアルをお読みください。
[必要に応じて、お読みください]
『使用説明書(使いこなしガイド)』※このファイルです。
Caplio RR30 のすべての機能と使いかたを説明しています。
Caplio RR30 を十分にご活用いただくために、一度最後までお読みください。また、必要なときに随時ご利用くだ さい。

本マニュアルの読み方

マークについて 本マニュアルは次のマークを使って表記して
います。
注意事項 操作上、守っていただきたい注意事項 や制限事項です。
メモ そのページに関する補足説明や、操作 について知っておくと役に立つ事柄 です。
用語説明 そのページで説明されている内容か ら、知っておいていただきたい用語を ピックアップして解説しています。
参照 関連する機能のページを示していま す。 なお、本文中に参照ページを「→P.xx」 という表記で示している場合もあり ます。
目次
マニュアル構成について .................... 2
本マニュアルの読み方 ...................... 2
第 1 部 カメラの使いかた
第 1 章 準備する
同梱品を確認しよう ........................ 6
各部の名称 ................................ 7
モードダイヤルの使いかた .................. 8
電池をセットする .......................... 9
AC アダプターを使うときには ............... 10
電源をオン / オフする ..................... 11
日付時刻を設定する(日時設定) ............ 12
SD メモリーカードをセットする ............. 13
液晶モニターの見かた ..................... 14
撮影するときの画面 .................... 14
再生するときの画面 .................... 17
画面表示を切り替える .................. 18
ボタンの働き一覧 ......................... 19
画面一覧 ................................. 20
撮影メニュー / 再生メニューの基本的な
使いかた ........................... 24
SETUP 画面の基本的な使いかた .......... 25
第 2 章 撮影する
カメラの構えかた ......................... 27
ピントの合わせかた ....................... 28
静止画を撮る ............................. 30
ピント合わせを確認して撮る (半押し) ... 30
一瞬を逃がさない撮りかた(全押し) ..... 31
被写体が構図の中央にないときには
(フォーカスロック) .................... 32
シーンに合わせて撮る ..................... 33
各シーンモードと機能の組み合わせ ......... 35
連写で撮る ............................... 36
連写の設定をする(連写) ............... 37
連写で撮影する ........................ 38
S 連写で撮影する ...................... 38
M 連写で撮影する ...................... 38
動画を撮る ............................... 39
ズームを使って撮る ....................... 40
デジタルズームを使って撮る ............... 41
接写する(マクロ撮影) .................... 42
第 3 章 こんな撮影がしたいときには
フラッシュを使うには ..................... 44
セルフタイマーを使うには ................. 46
露出を変えるには(露出補正) .............. 47
自然光や照明光を使うには
(ホワイトバランス) ....................... 49
画質モード / 画像サイズを選ぶには
(画質・サイズ)........................ 52
画質モードについて .................... 52
画像サイズについて .................... 52
静止画の画質モード / 画像サイズを
変更する ........................... 53
動画の画像サイズを変更する ............ 54
手動でピントを合わせて撮影する
(フォーカス) .......................... 55
マニュアルフォーカスで撮影する ........ 55
撮影距離を固定して撮影する ............ 56
測光方式を変えるには(測光方式) .......... 57
撮影感度を設定するには(ISO 感度) ........ 59
静止画の質感を変えるには(シャープネス) .. 60 露出を変化させて連続撮影するには
(オートブラケット) .................... 61
露光時間を設定するには(長時間露光) ...... 63
一定間隔で自動撮影する(インターバル撮影) 64 静止画に日付を入れるには(日付入れ撮影) .. 66 撮影メニューの設定を元に戻す
(撮影設定初期化) ...................... 67
液晶モニターにグリッドガイドを表示するには .. 68 文字撮影のときの濃淡を変えるには(文字濃度) .69
第 4 章 静止画や動画を見る
直前に撮った 1 枚を見る ................... 71
表示した静止画を拡大表示する .......... 72
表示した静止画や動画を削除する ........ 73
撮影した静止画や動画を見る ............... 74
SD メモリカードに記録された静止画を見る .. 74 内蔵メモリーに記録された静止画を見る .. 75
動画を見る ............................ 76
一覧にして見る ........................... 77
拡大して見る ............................. 78
自動的に順に表示する(スライドショー) .... 79
テレビの画面で見る ....................... 80
第 5 章 静止画や動画を削除する
不要な静止画や動画を削除する ............. 82
静止画 1 枚を削除する .................. 82
すべてを一度に削除する ................ 83
複数を一度に削除する .................. 84
削除できないように設定する(プロテクト) .. 85
表示している静止画をプロテクトする .... 85
すべての静止画をプロテクトする ........ 87
複数の静止画や動画を一度に
プロテクトする ..................... 88
内蔵メモリーの内容をカードへコピーする
(CARD へコピー) ........................ 89
プリントサービスを利用する(プリント) .... 90
表示している静止画に DPOF 設定する ..... 90
すべての静止画に DPOF 設定する ......... 91
複数の静止画に DPOF 設定する ........... 92
第 6 章 カメラの設定を変更する
SD メモリーカードを使えるようにする(CARD フォー
マット) ............................... 94
誤って画像を消さないようにするには .... 94
内蔵メモリーをフォーマットする
(IN フォーマット) ...................... 95
節電モードの設定を変える(節電モード) .... 96
オートパワーオフの設定を変える
(オートパワーオフ) .................... 97
記録時にブザー音を鳴らす(ブザー音) ...... 98
ファイル名の設定を変える(CARD 連続 No.) ..99
画像確認時間を変える(画像確認時間) ..... 100
液晶モニターの明るさを調整する
(LCD 輝度調整) ........................ 101
表示言語を変える(LANGUAGE) ............. 102
テレビで見るときの再生方式を変える
(ビデオ方式) ......................... 103
第 2 部 パソコンで画像 ( 静止画 / 動画)
を楽しむ
第 1 章 画像をパソコンに取り込む
付属のソフトでできること ................ 105
OS と使用ソフトの対応表 .............. 105
付属ソフトを使うために必要な環境 ........ 106
ソフトをインストールする ................ 108
Windows 98/98SE/Me/2000 をご使用の場合 ....109
ソフトを削除するには
(Windows 98/98SE/Me/2000 の場合) ... 111
Windows XP をご使用の場合 ............ 112
ソフトを削除するには
(Windows XP の場合) ................ 113
Mac OS 8.6 ~ 9.2.2 をご使用の場合 .... 114
ソフトを削除するには
(Mac OS 8.6 ~ 9.2.2 の場合) ........ 115
Mac OS X 10.1.2 ~ 10.1.4 をご使用の場合 ..116 ソフトを削除するには
(Mac OS X 10.1.2 ~ 10.1.4 の場合) .117
カメラとパソコンを接続する .............. 118
画像をパソコンに取り込む ................ 119
Windows 98/98SE/Me/2000 の場合 ....... 120
Windows XP の場合 .................... 121
Mac OS 8.6 ~ 9.2.2 の場合 ............ 123
Mac OS X の場合 124
RICOH Gate L の使いかた .................. 125
RICOH Gate L のウィンドウ
(Windows 98/98SE/Me/2000 の場合) ... 125
[オプション設定]の使いかた .......... 126
[背景イラスト設定]の使いかた ........ 127
RICOH Gate L のウィンドウ ............ 128
(Mac OS 8.6 ~ 9.2.2 の場合) .......... 128
[オプション設定]の使いかた .......... 129
SD メモリーカードから直接パソコンに画像を取り
込むときには ......................... 130
PC カード内の画像 .................... 130
第 2 章 画像をサムネイル表示する (DU-10 の使いかた)
DU-10 の起動と終了 .......................132
サムネイル表示の見かた ...................133
画像を並べ替える .........................134
表示サイズを変更する .....................135
画像の情報を見る .........................138
ビューワー画面に表示する .................139
付録
A. 主な仕様 ..............................141
B. 別売り品について ......................143
C.SD メモリーカードに記録できる枚数一覧 ..143
D. 海外でお使いのときは ..................143
E. お手入れと保管について ................144
F. お困りのときは ........................145
G. エラーメッセージが表示されたら ........152
H. アフターサービスについて ..............153

第 1 部 カメラの使いかた

第 1 章 準備する

ここでは、パッケージからカメラを取り出して、撮影できる状態に 準備するまでを説明します。
第 1 部 第 1 章 準備する

同梱品を確認しよう

カメラのパッケージには次のものが入っています。すべて揃っているか確認しましょう。
Caplio RR30
ビデオケーブル
単三アルカリ乾電池(2 本)
USB ケーブル
ハンドストラップ
CD-ROM
※ソフトウェアと『使用説明書(使いこ
なしガイド)』が含まれています。
ハンドストラップの取 り付けかた
ストラップの先端を、カメ ラのストラップ取り付け部 に通し、図のように取り付
ける
『使用説明書(かんたんガイド)』
保証書 / ご愛用者登録カード
別売り品について
AC アダプター(AC-4a)
リチャージャブルバッテリー
(DB-43)
バッテリーチャージャー
(BJ-2)
・その他の別売り品:PC カードアダプター(FM-SD53)、リチャージャブルバッテリー(DB-40)
・ 万一不足していたり、破損していた場合には、お買い上げの販売店へご連絡ください。 ・ 保証書は、内容をお確かめの上、大切に保管してください。
6
第 1 部 第 1 章 準備する

各部の名称

カメラの各部の名称です。本マニュアルでの説明を読む上で必要になります。ひととおり確認してお きましょう。
■カメラ本体
前面
背面
①シャッターボタン ②電源ボタン ③モードダイヤル ④フラッシュ発光部 ⑤AF 窓 ⑥ファインダー ⑦端子カバー ⑧レンズ ⑨USB 端子 ⑩ビデオ出力端子
①オートフォーカスランプ ②ファインダー ③フラッシュランプ
(削除)/ (セルフタイマー)ボタン ⑤ (広角)/ (サムネイル表示)ボタン ⑥ (望遠)/ (拡大表示)ボタン ⑦ / (クィックレビュー)ボタン ⑧ / (フラッシュ)ボタン
⑨ボン ⑩ / (マクロ)ボタン ⑪ボン ⑫ ボタン ⑬ ボタン
⑭液晶モニター ⑮バッテリーカバー ⑯カードカバー ⑰電源(DC 入力)ケーブルカバー ⑱ストラップ取り付け部 ⑲三脚ネジ穴(底面)
7
第 1 部 第 1 章 準備する

モードダイヤルの使いかた

カメラの上部にはモードダイヤルがあります。 撮影、再生(静止画を見る)、設定の変更などのカメラの操作は、このモードダイヤルを切り替えて から行います。
モードダイヤルを回して、使用するモードの マークに合わせる
[モードダイヤルのマークと働き]
マーク モード名 働き
SETUP モード
(セットアップ)
動画モード 動画を記録できます。
SCENE モード
(シーン)
撮影モード 静止画を撮影できます。
再生モード 静止画や動画を液晶モニターで見ることができます。削除も行えます
カメラの設定や設定確認ができます。
6 種類のシーンに適した撮影ができます。
8
第 1 部 第 1 章 準備する

電池をセットする

カメラには、次の電池が使用できます。用途に合わせて使い分けてください。
電池の種類 特徴
単三アルカリ乾電池(LR6)(付属) どこでも入手しやすいので、旅行のときなどに便利です。
ただし、寒冷地などの低温環境では、撮影可能枚数が少なくなりま す。電池を温めて使用してください。
リチャージャブルバッテリ- DB-43、DB-40
(別売り)
ニッケル水素電池(市販)
下記に撮影可能枚数の目安を示します。参考にしてください。
電池の種類 枚数 枚数(シンクロモニターモードのとき:→ P.18) 単三アルカリ乾電池(LR6) 約 50 枚 約 60 枚 リチャージャブルバッテリ- 約 350 枚 約 400 枚
※枚数は、22 ℃、約 30 秒間隔、2 回に 1 回フラッシュを発光して撮影した場合です。 節電モードにすると、撮影可能枚数を増やすことができます。 なお、電池の他にも、AC アダプター(別売り)がご使用いただけます。
リチウムイオン電池です。バッテリーチャージャー BJ-2(別売り) で充電して繰り返し使用できるので、経済的です。持続時間が長いの で、旅行のときなどに便利です。
充電して繰り返し使用できるので、経済的です。充電には市販の充電 器をご使用ください。
電池は、次の手順でセットします。
バッテリーカバーをスライドさせて開ける
電池の向きに気を付けて、電池を 2 本入れる
バッテリーカバーを閉じて、スライドさせる
電池が消耗したときには
電池が消耗してくると、液晶モニターに、 が表示されます。 その場合には、新しい電池を用意してください。
・ マンガン乾電池(R6)およびニッカド電池は、ご使用になれません。 ・ 長い期間カメラをご使用にならない場合には、電池を抜いてカメラを保管してください。 ・ 単三アルカリ電池の場合、ご購入の電池によっては撮影可能枚数が異なることがあります。
9
第 1 部 第 1 章 準備する

AC アダプターを使うときには

撮影や静止画を見る際に長時間使用したり、パソコンと接続する場合には、AC アダプター(別売り) を接続して、家庭用コンセントから電源をとることをお勧めします。
AC アダプター用 バッテリー
AC アダプター
電源(DC 入力)ケーブルカバーを開け、ケー
カメラの電源がオフになっていることを確 認する
バッテリーカバーをスライドさせて開ける
ブルを外に出す
バッテリーカバーを閉じて、スライドさせる
AC アダプター用バッテリーを挿入する
電源プラグをコンセントに差し込む
・ 電源プラグや接続ケーブルは、しっかりと差し込んでください。 ・ カメラをご使用にならないときには、AC アダプターをカメラや電源コンセントから抜いておきましょう。 ・ カメラの使用中に AC アダプターを取り外したり、電源プラグがコンセントから抜けたりすると、データが
破壊されることがあります。
10

電源をオン / オフする

カメラの電源のオン、オフは、次のように操作します。
第 1 部 第 1 章 準備する
■電源をオンにする
電源ボタンを押す
フラッシュランプとオートフォーカスラン プが、約数秒間交互に点滅します。
オートパワーオフについて
・ 設定した時間内にカメラのボタンを押す操作をしないと、節電のために自動的に電源がオフになります
(オートパワーオフ)。引き続きカメラを使用したいときには、もう一度電源ボタンを押してオンにします。
 購入時のオートパワーオフは 1 分に設定されています。
・ オートパワーオフは、パソコンと接続しているときには、働きません。
■電源をオフにする
電源ボタンを押す
オートパワーオフ時間を変更するには→ P.97
11
第 1 部 第 1 章 準備する

日付時刻を設定する(日時設定)

静止画に日付や時刻を入れて撮影することができます。 購入時には正しい日時に設定されていないので、カメラを使いはじめる前に、まず日付時刻を設定し ましょう。
日付時刻を設定するには、次のように操作しま す。
ここで使うボタン
電源が入っていることを確認して、モードダ イヤルを に合わせる
液晶モニターに SETUP 画面が表示されます。
ボタンを押して、年・月・日・時・分
を設定する
ボタンを押し続けると、高速で数値を増減させる
ことができます。
[ 書式 ] で日時の書式を選ぶ
ボタンを押して、[日 時 設 定]を 選 び、
ボタンを押す
画面の下部の表示を確認し、 ボタンを 押す
日時が設定されて、SETUP 画面に戻ります。
電池を取り出してから約 2 週間経過すると、設定した日付・時刻がリセットされます。再度、設定しなおして ください。
12
第 1 部 第 1 章 準備する

SD メモリーカードをセットする

撮影した静止画や動画は、カメラ本体に内蔵されているメモリーか、SD メモリー カード(市販)に記録されます。
SD メモリーカードをセットしていないときに は、内蔵メモリーに記録され、SD メモリーカー ドをセットしているときには SD メモリーカード に記録されます。
内蔵メモリーの容量は、8MB です。
記録先について
本体のみのとき
内蔵メモリー に記録
SD メモリーカードがセットされているとき
SD メモリー カードに記録
SD メモリーカードは、次のような手順でセット します。
カードの向きに気を付けて、「カチッ」と音 がするまでカードを奥へ挿入する
カードカバーを閉じる
電源をオフにする
カメラ側面のカードカバーのくぼみに指を 入れ、カードカバーを開ける
SD メモリーカードをセットする際、カードの金 属端子部を汚さないように注意してください。
13
第 1 部 第 1 章 準備する

液晶モニターの見かた

液晶モニターは、撮影時に被写体を表示したり、撮影した静止画や動画を再生することができます。 液晶モニターの画面には、カメラの状態や設定を示すマーク / 数字が表示されます。
撮影するときの画面
       静止画モード               動画モード
マーク 表示内容 参照ページ
①フラッシュ
②ホワイトバランス 表示なし
(発光禁止)
(オート)
(オート赤目)
(強制発光)
(スローシンクロ)
(屋外)
(曇天)
(白熱灯)
(AUTO)
フラッシュの発光 / 発光禁止等のモードを示しま す。
ホワイトバランスの設定値を示します。 P.49
P.44
(蛍光灯)
(ワンプッシュ)
14
第 1 部 第 1 章 準備する
マーク 表示内容 参照ページ
③フォーカス 表示なし
(AF: オートフォーカス)
MF(マニュアルフォーカス)
(スナップ)
(無限遠)
④記録先 内蔵メモリーに記録されることを示します。 P.13
⑤モードの種類 静止画の撮影モードを示します。 P.30
フォーカスの設定値を示します。 P.55
SD メモリーカードに記録されることを示します。 P.13
動画モードを示します。 P.39
連写モードを示します。 P.37
S 連写モードを示します。 P.38
M 連写モードを示します。 P.38
ポートレートモードを示します。 P.33
スポーツモードを示します。 P.33
遠景モードを示します。 P.33
夜景モードを示します。 P.33
文字モードを示します。 P.33
高感度モードを示します。 P.33
⑥インターバル撮影 インターバル インターバル撮影を示します。 P.64
⑦画質
⑧画像サイズ (設定値) 画像のサイズを示します。 P.52
⑨ ISO 感度 (設定値) ISO 感度の設定値を示します。 P.59
⑩露出補正 (設定値) 露出補正値を示します。 P.47
⑪シャープネス SOFT シャープネス(質感)の設定値を示します。 P.60
(ファイン)
(ノーマル)
表示なし(標準)
画質の設定を示します。 P.52
SHARP
⑫日付 / 時刻 日付入れ撮影を示します。 P.66
⑬長時間露光 (設定値) 露光時間を示します。 P.63
15
第 1 部 第 1 章 準備する
マーク 表示内容 参照ページ
⑭シャッタースピード シャッタースピードを示します。
⑮絞り値 絞り値を示します。
⑯電池
⑰ズームバー ズームの状態を示します。 P.40
⑱オートブラケット AB オートブラケット撮影を示します。 P.61
⑲測光方式 表示なし(マルチ) 測光方式を示します。 P.57
⑳セルフタイマー
マクロ撮影
残り記録枚数
残り記録時間
記録時間
メッセージ
(容量不足)
(中央)
(スポット)
(10 秒後)
(2 秒後)
(数値) 現在の設定で撮影できる枚数を示します。
(数値) 現在の設定で撮影できる時間数を示します。
(数値) 記録した時間数を示します。
操作やカメラの状態に関するメッセージが表示さ
電池の残量の有無を示します。
セルフタイマー撮影を示します。 P.46
マクロ撮影を示します。 P.42
れます。
手ぶれ注意
明るすぎる環境での撮影時などでは、露出オーバーとなり露出補正もできないことがあります。その場合には、
「!AE」のマークが表示されます。
ピント調整時に表示されることがあります。
16
第 1 部 第 1 章 準備する
再生するときの画面
       静止画モード               動画モード
マーク 表示内容 参照ページ
①プロテクト プロテクトされていることを示します。 P.85
②再生元 内蔵メモリーからの再生であることを示します。 P.13
SD メモリーカードからの再生であることを示します。 P.13
③モードの種類 静止画の再生モードであることを示します。 P.74
動画再生モードであることを示します。 P.76
④再生ファイル数 再生しているファイルの番号を示します。
⑤総ファイル数 記録されているファイルの総数を示します。
⑥画質
⑦画像サイズ (設定値) 画像のサイズを示します。 P.52
⑧フォルダ番号 ファイルが保存されているフォルダ番号を示します。
⑨ファイル番号 再生しているファイル番号を示します。
⑩シャッタースピード シャッタースピードを示します。
⑪絞り値 絞り値を示します。
⑫電池
⑬プリント DPOF 設定されていることを示します。 P.90
(ファイン)
(ノーマル)
(容量不足)
画質の設定を示します。 P.52
電池の残量の有無を示します。
⑭インジケーター 動画の再生経過を示します。
⑮再生時間 (時間) 動画の再生時間を示します。
⑯メッセージ 操作やカメラの状態に関するメッセージが表示されま
す。
17
画面表示を切り替える
ボタンを押すと、マークの表示 / 非表示を切り替えるなど、画面の表示状態を変更することが
できます。
■撮影時
第 1 部 第 1 章 準備する
マーク表示
シンクロモニターモードにすると、以下のカメラ操作時以外、液晶モニターの表示がオフ(非表示)になります。節
電に効果のあるモードです。
・ シャッターボタンを半押しする
液晶モニターの表示がオンになり、構図を確認することができます。全押しで撮影を終了すると、液晶モニターの 表示がオフになります。
(クイックレビュー)ボタンを押す
直前に撮った 1 枚を見ることができます(→ P.71)。もう一度、 (クイックレビュー)ボタンを押すと、液晶モニ ターをオフにすることができます。
ボタンを押す
液晶モニターの表示がオンになり、いろいろな撮影方法の設定ができます(P.24)。もう一度、 ボタンを押す と、液晶モニターをオフにすることができます。
(セルフタイマー)ボタン、 (フラッシュ)ボタン、 (マクロ)ボタンを押しても、液晶モニターの表示のオン
/ オフは切り替わりません。
・ 液晶モニターの表示をオフにすると、節電になります。その場合、ファインダーのみで撮影します。
表示なし
グリッドガイド表示
ボタン
シンクロモニターモード
表示なし、およびグリッドガイド表示時は、フラッシュ、セルフタイマー、マクロボタンのいず れかを押すと、その直後の数秒間だけは、押したボタンのみ表示されます。
グリッドガイド表示について→ P.68
■再生時
マーク表示
表示なし
ボタン
18

ボタンの働き一覧

カメラのボタンの働きをまとめています。
電源ボタンについて→ P.11 モードダイヤルについて→ P.8 シャッターボタンについて→ P.30
ボタン 働き
(削除)/ (セルフタイマー)
ボタン
撮影モードのとき   :フラッシュ)ボタン
  ( :マクロ)ボタン   ( :クイックレビュー)
     ボタン 再生モード(一枚表示)のとき  ボン  ボン 再生モード(サムネイル表示)の
とき  ボン メニューが表示されているとき  ボ
(広角)/ (サムネイル表示)
ボタン
(望遠)/ (拡大表示)ボタ
ボタン
ボタン
ボタン
撮影モードのときに押すと、セルフタイマーモードになり、セルフタイマー撮影が できます。(→ P.46)
再生モードのときに押すと、液晶モニターに表示されている静止画や動画を削除で きます。(→ P.82)
フラッシュの発光 / 発光禁止等のモードを切り替えます。(→ P.44) 接写撮影ができます。(→ P.42) 直前に撮った静止画を表示します。(→ P.71)
1 つ前の静止画や動画を表示します。(→ P.74) 次の静止画や動画を表示します。(→ P.74)
上下左右の静止画(または動画)を表示します。(→ P.77)
上下左右の項目へ移動します。(→ P.24) 撮影モードのときに押すと、広角ズーム撮影ができます。(→ P.40)
再生モードのときに押すと、液晶モニター表示が分割表示になり、静止画を一覧
(6 枚ごと)にして見ることができます。(→ P.77)
撮影モードのときに押すと、望遠ズーム撮影ができます。(→ P.40) 再生モードのときに押すと、液晶モニターが約 3.4 倍まで拡大表示になります。(→
P.78) 液晶モニターのマークの表示を切り替えます。(→ P.18)
液晶モニターに表示されたメニュー操作(→ P.20)に使用します。 いろいろな撮影方法を設定したり(→ P.20)、静止画をパソコンに取り込む操作
(→ P.119)などに使用します。
第 1 部 第 1 章 準備する
19

画面一覧

※購入時の初期設定値は、選択肢に[ ]囲みを付けています。
■撮影メニュー(撮影モード時)
撮影モードのときに ボタンを押して表示する。
第 1 部 第 1 章 準備する
設定項目 選択肢
露出補正 -2 ~ +2 P.47 ホワイトバランス
画質・サイズ F2048/N2048/F1280/[N1280]/N640 P.52 フォーカス [AF]/MF/ スナップ / ∽ P.55 連写 [OFF]/ 連写 /S 連写 /M 連写 P.36 測光方式 [ マルチ ]/ 中央 / スポット P.57 ISO 感度 [AUTO]/ISO200/ISO400/ISO800 P.59 シャープネス シャープ /[ 標準 ]/ ソフト P.60 オートブラケット ON/[OFF] P.61 長時間露光 [OFF]/1 秒 /2 秒 /4 秒 /8 秒 P.63 インターバル撮影 P.64 日付入れ撮影 [OFF]/ 日付 / 日時 P.66 撮影設定初期化 P.67
[ ]/ (屋外)/ (曇天)/ (白熱灯)/ (蛍光灯)/
(ワンプッシュ)
参照
ページ
P.49
20
■撮影メニュー(動画モード時)
動画モードのときに ボタンを押して表示する。
第 1 部 第 1 章 準備する
設定項目 選択肢
動画サイズ [320 × 240]/160 × 120 P.39 ホワイトバランス
フォーカス [AF]/MF/ スナップ / ∽ P.55
[ ]/ (屋外)/ (曇天)/ (白熱灯)/ (蛍光灯) / (ワンプッシュ)
参照
ページ
P.49
■撮影メニュー(SCENE モード時、文字モードを除く)
SCENE モードのときに ボタンを押して表示する。
設定項目 選択肢
ホワイトバランス
画質・サイズ F2048/N2048/F1280/N1280/N640 P.52 フォーカス [AF]/ スナップ / ∽(遠景モードは除く) P.55
[ ]/ (屋外)/ (曇天)/ (白熱灯)/ (蛍光灯) / (ワンプッシュ)
21
参照
ページ
P.49
■撮影メニュー(文字モード時 )
文字モードのときに ボタンを押して表示する。
第 1 部 第 1 章 準備する
設定項目 選択肢
文字濃度 濃い /[ 標準 ]/ 淡い P.69
参照
ページ
■再生メニュー
再生モードのときに ボタンを押して表示する。
設定項目 選択肢
スライドショー ON/[OFF] P.79 プロテクト 1 ファイル選択・解除 / 全ファイル選択・解除 P.85 プリント 1 ファイル選択・解除 / 全ファイル選択・解除 P.90 CARD へコピー P.89
参照
ページ
22
■ SCENE 選択画面(SCENE モード時)
SCENE モードでシーンに適した撮影モードを選択するときに表示される。
第 1 部 第 1 章 準備する
マーク 設定内容
ポートレート P.33
スポーツ P.33
遠景 P.33
夜景 P.33
文字 P.33
高感度 P.33
■ SETUP 画面(SETUP モード時)
SETUP モードのときに表示される。
参照
ページ
設定項目 選択肢 参照ページ
CARD フォーマット P.94 IN フォーマット P.95 日時設定 P.12 節電モード ON/[OFF] P.96 オートパワーオフ OFF/[1 分 ]/5 分 /30 分 P.97 ブザー音 [ON]/OFF P.98 CARD 連続 No. ON/[OFF] P.99 画像確認時間 OFF/[1 秒 ]/2 秒 /3 秒 P.100 LCD 輝度調整 P.101 LANGUAGE [JPN]/ENG/FRA/GER/ 簡体 P.102 ビデオ方式 [NTSC]/PAL P.103
23
撮影メニュー/ 再生メニューの基本 的な使いかた
第 1 部 第 1 章 準備する
メニューを表示するには
モードダイヤルを (撮影モード)または
(再生モード)に合わせる
ボタンを押す
メニューが表示されます。 メニュー画面では、 ボタンで画面間、 ボタン
で項目間を移動することができます。
メニュー画面を切り替えるには(撮影メニュー)
項目を選択するには           
ボタンを押して、選択したい項目を選ぶ
ボタンを押す
設定値を選ぶには(撮影メニュー)     
ボタンを押して、選択したい項目を選ぶ
ボタンを押す
確認画面で実行を選ぶには(撮影メニュー) 
ボタンを押して、[YES]を選ぶ
ボタンを押す
実行したい項目を選ぶには(再生メニュー) 
ボタンを押して、実行したい項目を選ぶ
ボタンを押す
[1]~[3]までのメニュー画面を切り替えることが
できます。
ボタンを押す
撮影画面/再生画面に戻るには   
ボタンを押す
・ 設定値を選択する画面では、先頭にオレンジ色の■が表示されているのが、現在の設定値です。設定値を変
更しても(青色表示を移動しても)、設定を確定するまで、前回の設定値を示すためにオレンジ色の表示は 残ります。
・ 設定変更を行う項目によってメニュー画面の流れが多少異なります。詳しくは第 2 章(P.26 ~ 42)、第3章
(P.43 ~ 69)の各項目の説明を参照してください。
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SETUP 画面の基本的な使いかた
第 1 部 第 1 章 準備する
SETUP 画面を表示するには
モードダイヤルを (SETUP モード)に合 わせる
SETUP 画面が表示されます。
項目を選択するには           
ボタンを押して、選択したい項目を選ぶ
設定値を選ぶには            
ボタンを押して、選択したい項目を選ぶ
[実行]を選んだときには        
ボタンを押す
次の画面が表示されるので、必要な設定を行 う
SETUP 画面を消すには        
モードダイヤルを他のモードに切り替える
設定変更を行う項目によって操作の流れが多少異なります。詳しくは第 6 章(P.93 ~ 103)の各項目の説明を 参照してください。
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第 2 章 撮影する

ここでは、カメラの構えかたから、静止画や動画などの撮影のしか たまで、撮影に関する基本操作について説明します。
第1部 第2章 撮影する

カメラの構えかた

シャッターボタンを押したときにカメラが動いてしまうと、静止画が鮮明に写りません(手ブレ)。 カメラは次のように正しく構えて撮影しましょう。
カメラを両手でしっかりと持ち、両ひじを軽 く身体につける
シャッターボタンに指を当てる
・ 指や髪、ストラップなどがレンズやフラッシュ発光部にかからないようにしましょう。 ・ 手ブレを防ぐには、カメラを両手でしっかりと持って撮ったり、三脚を使用したりします。
次のような場合には、手ブレが起きやすいので注意しましょう。 ・フラッシュを使わずに、またはスローシンクロモードを使って、暗い場所で撮影する場合 ・ズームを使って撮影する場合
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ピントの合わせかた

液晶モニターに表示されている範囲が、静止画や動画として写ります。 ピントはシャッターボタンを半分まで押して(半押し)合わせます。 ピントを合わせるには、次のように操作します。
第1部 第2章 撮影する
写したい被写体にレンズを向ける
液晶モニターで構図を決める
画面中央部でピント合わせが行われるので、 写したい被写体が画面中央部にくるように
カメラ位置を合わせる
シャッターボタンを半押しする
画面下部に F 値(絞り値)とシャッタースピードが表 示され、ピント合わせが行われます。
ピントが合うと、露出、ホワイトバランスが固定され、 液晶モニター中央部の十字と、ファインダー左下の オートフォーカスランプが緑色に点灯します。いずれ かでピントが合ったことを確認してください。
ピントが合わない場合には、液晶モニター中央部の十 字は、赤く点灯します。
ピント合わせ前
ピントが合った状態
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ピントが合わなかった状態
第1部 第2章 撮影する
被写体が構図の中央にないときには→ P.32
・ 半押しを使わずに、最初から全押しで撮る方法もあります。全押しは、一瞬を逃さないための撮影に効果的
です。ただし、撮影中にピントを確認することはできません。(→ P.31)
・ 節電モードにして(→ P.96)ファインダーを使って撮影すると、電池が長持ちします。ただし、その場合に
は、ピントの状態を確認することができません。また、ファインダーで見える範囲と撮影される範囲が、撮 影距離によって若干ずれる場合があります。ピントや撮影範囲をきちんと確認して撮りたいという場合には、 液晶ファインダーの使用をお勧めします。
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第1部 第2章 撮影する

静止画を撮る

静止画を撮るときには、撮影モードを使います。 シャッターボタンを 2 段階に分けて押す撮影方法(半押し)と、一気に押し切る撮影方法(全押し) があります。 半押しの場合には液晶モニターでピントを確認することができます。また、一瞬のシャッターチャン スを逃したくないという場合には全押しが便利です。
・ ズームを使って撮るには→ P.40 ・ 接写で撮るには→ P.42
ピント合わせを確認して撮る
(半押し)
ここで使うボタン
モードダイヤルを (撮影モード)に合わせ る
被写体が中央にくるようにして、シャッター ボタンを半押しする
画面下部に F 値(絞り値)とシャッタースピードが表 示され、ピント合わせが行われます。
ピントが合うと、露出、ホワイトバランスが固定され、 液晶モニター中央部の十字と、ファインダー左下の オートフォーカスランプが緑色に点灯します。いずれ かでピントが合ったことを確認してください。
半押ししたシャッターボタンをそのまま静 かに押しきる
撮影された静止画は、一瞬液晶モニターに静止状態で 表示され、記録が行われます。
液晶モニターまたはファインダーを見なが ら構図を決める
画像確認時間が OFF の時は表示されません。→ P.100
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