ȜΠΑΠυδ
ঀဥ୰ྶ
ୋୃௌȂঀဥஜຈঀဥ୰ྶ။ȃ
このたびは、ペンタックスオートストロボAF540FGZをお買い上げいただき、誠にありがとうご
ざいます。
AF540FGZは、TTLオートで日中シンクロ撮影などが簡単にお楽しみいただけるほか、ワイヤレ
スでもTTLオート(P-TTLオート)撮影やハイスピードシンクロが可能です。さらに暗いところ
でも正確なピント合わせができるAF補助光を内蔵したクリップオン型のストロボです。
ご使用前に、この使用説明書をよくお読みのうえ正しくお使いください。
「PENTAX」、「ペンタックス」はHOYA株式会社の登録商標です。
ストロボを安全にお使いいただくために
この製品の安全性については十分注意を払っておりますが、2ページにある下記マークの内容に
ついては特に注意をしてお使いください。
警告
このマークの内容を守らなかった場合、人が重大な傷害を受ける可能性があることを示すマーク
です。
注意
このマークの内容を守らなかった場合、人が軽傷または中程度の傷害を受けたり、物理的損害の
可能性があることを示すマークです。
は、禁止事項を表わすマークです。
は、注意を促すためのマークです。
1
警告
ストロボを分解しないでください。ス
トロボ内部には高電圧部があり、感電
の危険があります。
落下などにより、ストロボ内部が露出
したときは、絶対に露出部分に手をふ
れないでください。感電の危険があり
ます。
ストロボを水に濡らさないでくださ
い。感電の危険があります。
2
注意
目の近くでストロボを発光させないで
ください。目を痛めることがあります。
特に、乳幼児にはご注意ください。
電池が破裂・発火する恐れがあります
ので、以下の行為はしないでください。
● 電池をショートさせる
● 電池を火の中に入れる
● 電池を分解する
● 電池の外装シールを剥がす
充電式ではない電池を充電する
ストロボ内の電池が発熱・発煙を起こ
したときは、速やかに電池を取り出し
てください。この場合、やけどに十分
ご注意ください。
取り扱い上の注意
● 汚れ落としに、シンナーやアルコール・ベンジンなどの有機溶剤は使用しないでください。
● 高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでご注意ください。
● 強い振動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・車・船などの振動は、
クッションなどを入れて保護してください。
● 雨水などが直接かかるところでは使用できません。
● ストロボをカメラから離して使う場合、信号接点に金属が触れないようにしてください。
TTLオートが正しく働かなくなります。
● 高性能を保つため、1~2年毎に定期点検をしてください。長期間使用しなかったときや、大
切な撮影の前には点検やテスト発光をしてください。
●
ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分などがストロボの中に入らないようにご注意く
ださい。故障の原因になります。雨や水滴などが付いたときは、よく拭いて乾かしてください。
● 黒い被写体や白い被写体などでは、光量補正などを利用して、撮影してください。
● 接点数の異なるアクセサリー(ホットシューグリップなど)を接続しないでください。一部
の機能が正しく働かなくなることがあります。
● 他社製カメラを本製品に使用されたことによる事故、故障などにつきましては保証いたしか
ねます。
3
■ 電池の取り扱いについてのご注意
● このストロボは、単3形アルカリ電池、単3形リチウム電池、単3ニッケル水素電池のいず
れか4本を使用します。これら以外の電池は使用しないでください。電池の種類によって
は、ストロボが正常に動作しない、または十分な性能が発揮できない場合があるほか、スト
ロボ本体が発熱することがあります。
● 単3形アルカリ電池、単3形リチウム電池は、電池自体を充電することはできません。また
電池は分解しないでください。無理に充電や分解をすると、破裂や液漏れの原因となります。
● 電池を交換するときは、メーカー、種類、容量の異なる電池を混ぜて入れないでください。
● 電池の「+」と「-」の向きを間違えて入れないでください。電池の破裂や発火の原因とな
ります。
● 寒冷地などの低温下では、一時的に電池の性能が低下することがあります。予備の電池を用
意して、交互に保温しながら使用してください。
● 長期間使用しないときは、電池を取り出しておいてください。液漏れなどでストロボ内部を
傷めることがあります。
4
目 次
ストロボを安全にお使いいただくために............... 1
取り扱い上の注意................................................... 3
電池の取り扱いについてのご注意
................................4
各部の名称 ............................................................. 6
操作部名称
主な同梱品
表示パネル名称
.........................................................................6
.........................................................................9
...............................................................10
電池の入れ方........................................................12
外部電源(別売品)を使う
...........................................13
カメラへの取り付け方 ......................................... 14
電源の入れ方........................................................15
セレクトボタン(S)/ 調節ダイアルの機能に
ついて.......................................................... 18
カメラの画面サイズ(フォーマット)と
ズーム(照射角度)調整について .............. 20
発光モードを活用する ......................................... 25
P-TTL
オートストロボ撮影
TTL
オートストロボ撮影
外光オートストロボ撮影
マニュアルストロボ撮影
...........................................26
...............................................27
...............................................28
...............................................30
シンクロモードを活用する ..................................32
先幕シンクロモード
後幕シンクロモード
ハイスピードシンクロモード
光量比制御シンクロモード
.......................................................33
.......................................................33
.......................................34
...........................................36
応用的な使い方 ....................................................38
ワイヤレスモード
スレーブ発光
スレーブモードの設定方法
低速シンクロ撮影
バウンス撮影
AF
補助光
ワイドパネル板/キャッチライト板
モデリングライト発光・テスト発光
AF540FGZ
........................................................... 38
................................................................... 50
................................................................... 54
......................................................................... 56
を延長コードでつなぐ
........................................... 52
........................................................... 53
............................ 57
........................... 58
............................... 59
各機能とカメラの対応について ........................... 60
各発光モードに対応しているカメラ
各シンクロモードに対応しているカメラ
ワイヤレスモードに対応しているカメラ
低速シンクロモードに対応しているカメラ
各発光モードの連動機能
各シンクロモードの制限事項
低速シンクロ撮影での制限事項
スレーブ発光で撮影するときの注意事項
............................................... 64
........................... 60
................... 62
................... 63
............... 64
....................................... 72
................................... 77
................... 79
撮影可能距離........................................................80
計算で撮影可能距離を求める方法
ガイドナンバー(GN)
P-TTL
および
................................................... 82
TTL
オート調光範囲
............................... 80
.............................. 85
別売アクセサリー................................................. 87
主な仕様 ............................................................... 88
アフターサービスについて ..................................92
ペンタックスピックアップリペアサービス
............... 93
5
各部の名称
■ 操作部名称
バウンス角度目盛
表示パネル
発光モード切り替えボタン
セレクトボタン
調節ダイアル
照明ボタン/フォーマットボタン
ズーム切り替えボタン/
チャンネルボタン
テストボタン/モデリングボタン/
充電完了ランプ
設定切り替えレバー
電源スイッチ
ワイヤレスモード切り替えボタン
@ シンクロモード切り替えスイッチ
6
> バウンスロック解除ボタン
S 電池ぶた
Y シューロックピン
G ストロボ信号接点
T シューブラケット
V 締め付けノブ
@
V
>
S
Y
G
T
7
[ 5Pソケット
W 外部電源ソケット
K ソケットカバー
Q ワイヤレス受光部
R ワイドパネル板
" キャッチライト板
= 発光部
C AF補助光発光部
U 外光オート受光部
R
"
[
W
C
K
U
Q
8
■ 主な同梱品
スタンド
ࣺ࢛
ストロボのシューブラケットをスタンドの差
し込み口に後方から差し込みます。
● 付属のスタンドには、オフカメラシューアダプ
ター Fを取り付けることはできません。
● ストロボをスタンドに取り付けるときに、締め
付けノブをきつく締め付けすぎないでくださ
い。スタンドから取り外したあと、カメラの
ホットシューに取り付けるときに、十分に締め
付けができなくなる場合があります。
ケース
使用説明書(本書)
保証書
9
■ 表示パネル名称
ズーム表示
フォーマット表示
発光モード表示
光量補正表示
ISO表示
バーグラフ
連動距離表示
AF補助光
シンクロモード表示
バウンス警告表示
発光量調節表示
F値表示
@ チャンネル表示
> ワイヤレスモード表示
10
:
A Zoom→M Zoom xxmm= 20、24、28、35、50、70、85(35mmカメラ)
35、45、55、70、100、135、150(645)
55、60、70、90、120、180、190(67)
13、16、19、24、34、48、58(DIGITAL)
:
35mm→645→67 →DIGITAL
:
P-TTL→A→M→SB
:
-3.0~+1.0 0.5ステップ
:
ISO 25~1600
:
最短距離-最長距離(P-TTL、TTL、Aの時)
最短距離(マニュアルの時)
:SB
:
(先幕)- (後幕)- (光量比制御)-
(ハイスピード)
:
:
○○/××
:
F2~F22(ISO100の場合)
:
1~4CH
:
MASTER、CONTROL、SLAVE
暗いところで表示パネルが見えない時、照明
ボタン(LIGHT)を押すと約10秒間照明でき
ます。もう一度押すと消灯します。
● MZ-S取り付け時は、同時にMZ-Sの表示パネル
も照明されます(カメラの測光タイマーが作
動しているとき)。
オートチェック表示
正しく調光が行なわれると 、発光モード表示
とファンダー内の( )が点滅します。
>
@
表示が点滅しない場合は、光量が不足してい
ます。撮影可能距離(80ページ参照)を確認
して被写体との距離を調節してください。ま
たは絞りを開放側にしてください。
表示が点滅しても、被写体との距離が近すぎ
る場合は、調光は正しく行われません。
● 発光モードとカメラの組み合わせによって
は、オートチェック表示は表示されません。
11
電池の入れ方
図のように電池ぶたをスライドしてから
1 2
()、電池ぶたを右に開けます()。
12
4本の単3形電池を電池室内の+-に合わ
せて入れ、電池ぶたを元のように閉じま
す。
電池の種類
電池は、次の種類の単3形電池で同一種類のも
のを4本使用します。
単3形アルカリ電池(LR6)
単3形リチウム電池(FR6)
単3形ニッケル水素電池(Ni-MH)
(ニッケルマンガン電池とNi-Cd電池は使用で
きません。)
● 発光間隔と発光回数については、主な仕様(89
ページ)を参照してください。
● 表示パネルの表示と充電完了ランプが点灯し
ない時は、電池が正しく入っていないか消耗し
ています。電池の向きを確認し、それでも点灯
しなければ、新品電池に交換してください。
● リチウム電池で、ストロボを連続して発光させ
ると、電池の発熱により電池の安全回路が働
き、一時的にご使用いただけなくなることがあ
ります。この場合、しばらく休ませて電池の温
度を下げると、問題なく使用できるようになり
ます。
■ 外部電源(別売品)を使う
外部電源はTRパワーパック3 型(別売)を使
用します。
● パワーパックの使い方やストロボとのつなぎ
方については、パワーパックに付属の使用説明
書をご覧ください。
● 充電の仕方については、「外部電源を使っての
充電の仕方」(16ページ)をご覧ください。
● TRパワーパック2型は機構上、AF540FGZとの
組み合わせではお使いになれません。
外部電源用電池は、単2形電池を 6本使用しま
す。
単2形アルカリ電池 - - - - - - LR14
(
Ni-Cd
電池は使用できません)
13
カメラへの取り付け方
1
カメラのホットシューカバーを外しま
1
す。
ストロボをカメラに取り付けます。
2
ストロボの締め付けノブを(FIX→)と
反対の方向(表示パネル側から見て左
方向)に回します。
ストロボのシューブラケットをカメラの
ホットシューに後方から差し込みます。
ストロボの締め付けノブを(FIX→)の
方向に回して固定します。
14
2
● 以下のカメラには、シューロックピンがありま
す。取り付けるときは、締め付けノブを(FIX
→)の方向に回して、シューロックピンでスト
ロボを固定してください。取り外すときは、必
ず締め付けノブを(FIX→)と反対の方向に回
してシューロックピンを緩めてから取り外し
てください。固定したままの取り外しは、ホッ
トシューが傷つく原因となります。
K20D、K10D、K200D、K100D Super、K100D、
*ist Dシリーズ、*ist、MZ-S、MZ-L、MZ-60
●672
にはホットシューがありません。別売のホッ
トシューグリップ
672をご使用ください。
電源の入れ方
ഩۖၭρϋί
電源スイッチを(ON)の位置に合わせると電
源が入ります。充電完了ランプが点灯すれば
充電完了です。(OFF)の位置に合わせると電
源が切れます。
充電に20秒以上かかるときは電池が消耗して
いますので、新しい電池と交換してください。
電池が消耗した状態で使用すると、設定内容
が電源をONにした時の状態に戻ります。
● カメラの電源を入れてからストロボの電源を
入れてください。
● 電源スイッチの
置は、ワイヤレスモードとスレーブ発光のとき
に使用します。使い方については各機能の説明
をご覧ください。
→ワイヤレスモード(
→スレーブ発光(
WIRELESS
38~49
50~51
(ワイヤレス)の位
ページ)
ページ)
15
外部電源を使っての充電の仕方
外部電源の説明書に従って、外部電源側
1
を準備します。
ストロボの電源スイッチと外部電源の電
2
源スイッチが(OFF)になっていること
を確認してから、電源コードを外部電源
ソケットに差し込みます。
外部電源の電源スイッチとストロボの電源
3
スイッチをそれぞれ(ON)にします。充電
が完了すると、ストロボの充電完了ランプ
が点灯します。
外部電源を使用するときも必ず、
AF540FGZ 内部の電池は入れたままご
使用ください。電池を入れないと作動
しません。
●TRパワーパック3型の側に、パイロットランプ
がありますが、ストロボ充電完了ランプではあ
りませんので、充電完了は必ずストロボ側で確
認してください。
● 電源を切るときは外部電源の電源スイッチも
(OFF)にしてください。(ON)にしたまま放
置すると、外部電源の電池が消耗します。
16
充電モードの切り替え方
外部電源を使う充電方法は、以下の二つから
選べます。
PP1: 外部電源だけを使って充電する
PP2: 外部電源と内部電池の両方を使って
充電する(充電間隔約2秒の高速充
電が可能になります)
設定切り替えレバーを上に上げます。
1
照明ボタン(LIGHT)を 2 秒間押します。
2
SL1またはSL2が表示されます。
発光モード切り替えボタン(MODE)を
3
2回押して、表示パネルにPP1またはPP2
を表示させます。
セレクトボタン(S)を押すごとに、PP1
4
→PP2→PP1の順で切り替わります。
照明ボタン(LIGHT)を押します。
5
通常の表示に戻ります。
オートパワーオフ機能
オートパワーオフは、電源スイッチを(ON)
にした状態で、約3分間放置すると自動的に電
源が切れる節電機能です。
設定切り替えレバーを上に上げます。
1
照明ボタン(LIGHT)を2秒間押します。
2
SL1またはSL2が表示されます。
発光モード切り替えボタン(
3
します。
S
セレクトボタン(
4
PH2→PH1の順で切り替わります。
PH1:オートパワーオフ機能を有効にし
ます。
PH2:オートパワーオフ機能を無効にし
ます。
照明ボタン(
5
)を押すごとに、
LIGHT
)を押します。
MODE
)を押
PH1
→
● この機能は内部電池のみを使用した場合も、外
部電源を使用した場合も使うことができます。
● 外光オート(A)時は約6 分後に電源が切れま
す。
● ワイヤレスモードで使用する場合は、約1時間
後に電源が切れます。
クイックオン機能
ストロボがオートフォーカスカメラに取り付
けられている場合は、シャッターボタンを半
押しすると電源が入ります。
● この機能は内部電池のみを使用した場合も、外
部電源を使用した場合も使うことができます。
17
セレクトボタン(S)/調節ダイアルの機能について
セレクトボタン(S)と調節ダイアルは、次ページの4種類の設定が出来ます。
設定手順
セレクトボタン(S)を押して、調節する
1
数字を点滅させます。
18
調節ダイアルを回して、点滅している数
2
字を調節します。
連動する発光モード 調節範囲
光量補正
ISO
感度/F(絞り値)設定 外光オートストロボ(A)
マニュアル発光量 マニュアル(
発光量設定
P-TTL
オートストロボ -
M
)
ワイヤレス(
ワイヤレス(
W
)のマスター発光(M)
W
)のスレーブ発光(S)
セレクトボタン(S)を押して点滅を止
3
めます。同様に他の項目も設定します。
● P-TTL あるいは TTL オートに設定している複
数のストロボの光量を同時に補正する場合は、
カメラの露出補正をご利用ください。
3.0~+1.0
ISO25~1600、F2~22(ISO100
1/1、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64
1/1、2/3、1/2、1/3
段階(EV)(
0.5
ステップ)
時)
19
カメラの画面サイズ(フォーマット)とズーム(照射角度)調整について
AF540FGZは、使用するレンズの画角に合わせ
て照射角度を調節できますので、ストロボ光
を効率よく配光させることが可能です。
照射角度はストロボの表示パネルに、事前に
設定したカメラの画面サイズ(FORMAT)に応
じて、使用可能なレンズの焦点距離で表示さ
れます。
20
フォーマットのセット
1
まず、お使いのカメラの画面サイズに合
わせてFORMAT(フォーマット)をセッ
トします。
以下のカメラとの組み合わせでは、カメ
ラのシャッターボタンを半押しすると自
動的にセットされます。
K20D、K200D、K100D Super、K10D、
K100D、*ist DL2、*ist DS2、*ist DL、*ist
DS、*ist D、*ist、MZ-L、MZ-S
その他のカメラは、使用前に下記の手順
で、カメラに合わせてセットしてくださ
い。
設定切り替えレバーを下側(黄色・)
にスライドさせます。
フォーマットボタン(FORMAT)を何
回か押して、表示パネルに使用するカ
メラの種類(画面サイズ)を表示させ
ます。
35mm→ 645→67 →DIGITAL→35mmの
順で切り替わります。
ズーム(照射角度)のセット
2
次に、使用するレンズの焦点距離に合わせ
て、ズーム(照射角度)をセットします。
オートズーム(A.Zoom)
カメラとレンズのいずれもがオートフォー
カスの場合は、カメラのシャッターボタン
を半押しすると、レンズの焦点距離に応じ
て、自動で照射角度が設定されます。
オートズームは測光タイマーが作動してい
る間(ファインダー内で情報が表示されて
いる間)、機能が働きます。
フォーマットのセットを手動で行って
いる場合は、設定切り替えレバーを上
側(白点・)の位置に戻します。
表示パネルに(M.Zoom)が表示されていた
ら、ズーム切り替えボタン(ZOOM)を何回
か押して、(
● カメラ、レンズともオートフォーカスであって
も、発光モードを外光オートに設定している場
合はオートズームが作動しませんので、マニュ
アルズームで設定してください。
マニュアルズーム(M.Zoom)
カメラとレンズのどちらか、またはいず
れもがマニュアルフォーカスの場合は、
手動で照射角度を設定します。
フォーマットのセットを手動で行って
いる場合は、設定切り替えレバーを上
側(白点・)の位置に戻します。
ズーム切り替えボタン(ZOOM)を何
回か押して、表示パネルに使用するレ
ンズの焦点距離、またはそれより広角
側のズーム位置を表示させます。
ズーム位置は、23ページの図のような
順序で切り替わります。
A.Zoom
)を表示させます。
21
フォーマットサイズによるズーム位置
*ワイドパネル使用時
35mmカメラ 645カメラ 67カメラ デジタルカメラ
20mm* 35mm* 55mm* 13mm*
24mm 45mm 60mm 16mm
28mm 55mm 70mm 19mm
35mm 70mm 90mm 24mm
50mm 100mm 120mm 34mm
70mm 135mm 180mm 48mm
85mm 150mm 190mm 58mm
● ワイドパネル使用時、ズーム切り替えボタン
(ZOOM)は機能しません。(内蔵ワイドパネ
ルは発光部前面上部に収納されていますので、
引き出して発光部にかぶせて使用します。
キャッチライト板は、必要でない場合は収納し
てください。)
22
35mmカメラ 645カメラ 67カメラ デジタルカメラ
23
●(A.Zoom)のとき、照射角度が自動的にズー
ムするのは、シャッターボタンを半押して測光
タイマーが作動しているときです。
● ストロボ側のズーム(照射角度)がレンズの焦
点距離に対応できない場合の警告表示は以下
のとおりです。
・以下のカメラとレンズを組み合わせた場合
は、ズーム表示が点滅します。
カメラの種類 レンズの種類
*ist Dシリーズ
35mm オートフォー
カス一眼レフ
645NⅡ、645N
DA、D FA、FA J、FA 、
F
D FA、FA J、FA、F
FA645
・以下の場合は、警告表示はされません。
カメラの種類 焦点距離
*ist、MZ-L、MZ-S 20mm以上24mm未満
*ist DL、*ist DS、
*ist D
24
13mm以上16mm未満
●(A.Zoom)にしたとき、カメラ側から焦点距
離の情報が入らない場合、ズーム位置は35mm
カメラでは24mm、645は45mm、67は60mm、
DIGITALは16mmにセットされます。
● ワイドパネル使用時は、A.Zoom、M.Zoom 共
35mm カメラでは20mm、645 では35mm、67
では55mm、DIGITALでは13mmに固定されま
す。
発光モードを活用する
AF540FGZ
には、以下の発光モードがあります。
撮影目的に合わせて選んでお使いください。
撮影する前に、以下を確認してください。
1 お使いのカメラは、使いたい発光モードに対応
しているか。
→
各発光モードに対応しているカメラ
(60ページ)
2 お使いのカメラと設定した発光モードの組み
合わせで、どの機能が使えるか。
→
各発光モードの連動機能(64~71
ページ)
P-TTLオートストロボ(P-TTL)
本発光前に小光量を発光して、被写体の状態
(距離、輝度、輝度差、逆光など)をカメラ側
の分割測光用センサーで確認し、その情報を
元に本発光の量を調整しますので、通常の
TTLより更に正確な露出が得られます。
撮影方法は、26ページを参照してください。
TTLオートストロボ(TTL)
レンズを通してフィルム面に当たる光の反射
を測光し適正露出になるように、カメラが自
動的にストロボの発光量を調節します。
撮影方法は、27ページを参照してください。
外光オートストロボ(A)
ストロボに内蔵されている調光用センサー
で、ストロボの発光量を自動的に調節します。
P-TTL オートストロボやTTL オートストロボ
に対応していないカメラでご使用ください。
撮影方法は、28ページを参照してください。
マニュアルストロボ(M)
カメラをマニュアル露出にした場合、距離と
絞りの組み合わせを調節して使用するマニュ
アルストロボ撮影ができます。マニュアルス
トロボは(1/1,1/2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64)の 7段
の光量切り替えが可能です。
撮影方法は、30ページを参照してください。
25
■ P-TTLオートストロボ撮影
גخෝݻၗ
この発光モードの特徴や使用条件については
25ページを参照してください。
撮影手順
ストロボの電源スイッチを(ON)にします。
1
発光モード切り替えボタン(MODE)を
2
押して、表示パネルに(P-TTL)を表示さ
せます。
26
撮影目的に合わせて、シンクロモード切
3
り替えスイッチを先幕シンクロ( )
や後幕シンクロ( )または光量比制
御( )にセットします。(32ページ
参照)
● 電源(ON)後は、(P-TTL)、(A.Zoom)に設
定されています。
ズーム(照射角度)を合わせます。(お使いの
4
カメラとレンズによってズーム(照射角度)
21
の合わせ方が異なります。
撮影可能距離と充電完了を確認して、撮
5
影します。
● 以下のカメラでは、正しく調光が行なわれる
と 、発光モード表示とファンダー内の( )が
点滅します。
*ist、MZ-S、MZ-L
詳しくは、
を参照してください。
● P-TTLオートでは、オートフォーカスレンズ以
外のレンズでは、正確に調光されません。
● 必要に応じて、+1.0~ -3.0段階(EV)の範囲で
0.5 ステップで調節可能で光量補正します。(18
ページ参照)
「オートチェック表示」(11 ページ)
ページ参照)
■ TTLオートストロボ撮影
この発光モードの特徴や使用条件については
25ページを参照してください。
撮影手順
ストロボの電源スイッチを(ON)にしま
1
す。
発光モード切り替えボタン(MODE)を
2
押して、表示パネルに(TTL)を表示さ
せます。
撮影目的に合わせて、シンクロモード切
3
り替えスイッチを先幕シンクロ( )
や後幕シンクロ( )または光量比制
御( )にセットします。(32ページ
参照)
ズーム(照射角度)を合わせます。(お使
4
いのカメラとレンズによってズーム(照
射角度)の合わせ方が異なります。21 ペー
ジ参照)
撮影連動距離と充電完了を確認して撮影
5
します。
● 以下のカメラでは、正しく調光が行なわれる
と 、発光モード表示とファンダー内の( )
が点滅します。
SF7 を除く35mmオートフォーカス一眼レフ
カメラ、672、645N2、645N、645、LX、SuperA
詳しくは、
を参照してください。
「オートチェック表示」(11 ページ)
27