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このたびは、ペンタックスオートストロボAF360FGZをお買い上げいただき、誠にありがとうご
ざいます。
AF360FGZは、TTLオートで日中シンクロ撮影などが簡単にお楽しみいただけるほか、ワイヤレ
スでもTTLオート(P-TTLオート)撮影やハイスピードシンクロが可能です。さらに暗いところ
でも正確なピント合わせができるAF補助光を内蔵したクリップオン型のストロボです。
ご使用前に、この使用説明書をよくお読みのうえ正しくお使いください。
主な同梱品
本製品には以下の付属品が同梱されています。
お使いになる前に、付属品に不足がないかお確かめください。
● ケース
● 使用説明書(本書)
● 保証書
「PENTAX」、「ペンタックス」はHOYA株式会社の登録商標です。
ストロボを安全にお使いいただくために
この製品の安全性については十分注意を払っておりますが、2ページにある下記マークの内容に
ついては特に注意をしてお使いください。
警告
このマークの内容を守らなかった場合、人が重大な傷害を受ける可能性があることを示すマーク
です。
注意
このマークの内容を守らなかった場合、人が軽傷または中程度の傷害を受けたり、物理的損害の
可能性があることを示すマークです。
は、禁止事項を表わすマークです。
は、注意を促すためのマークです。
1
警告
ストロボを分解しないでください。ス
トロボ内部には高電圧部があり、感電
の危険があります。
落下などにより、ストロボ内部が露出
したときは、絶対に露出部分に手をふ
れないでください。感電の危険があり
ます。
ストロボを水に濡らさないでくださ
い。感電の危険があります。
2
注意
目の近くでストロボを発光させないで
ください。目を痛めることがあります。
特に、乳幼児にはご注意ください。
電池が破裂・発火する恐れがあります
ので、以下の行為はしないでください。
● 電池をショートさせる
● 電池を火の中に入れる
● 電池を分解する
● 電池の外装シールを剥がす
● 充電式ではない電池を充電する
ストロボ内の電池が発熱・発煙を起こ
したときは、速やかに電池を取り出し
てください。この場合、やけどに十分
ご注意ください。
取り扱い上の注意
● 汚れ落としに、シンナーやアルコール・ベンジンなどの有機溶剤は使用しないでください。
● 高温多湿の所は避けてください。特に車の中は高温になりますのでご注意ください。
● 強い振動・ショック・圧力などを加えないでください。オートバイ・車・船などの振動は、
クッションなどを入れて保護してください。
● 雨水などが直接かかるところでは使用できません。
● ストロボをカメラから離して使う場合、信号接点に金属が触れないようにしてください。
TTLオートが正しく働かなくなります。
● 高性能を保つため、1~2年毎に定期点検をしてください。長期間使用しなかったときや、大
切な撮影の前には点検やテスト発光をしてください。
●
ゴミや泥・砂・ホコリ・水・有害ガス・塩分などがストロボの中に入らないようにご注意く
ださい。故障の原因になります。雨や水滴などが付いたときは、よく拭いて乾かしてください。
● 黒い被写体や白い被写体などでは、光量補正などを利用して、撮影してください。
● 接点数の異なるアクセサリー(ホットシューグリップなど)を接続しないでください。一部
の機能が正しく働かなくなることがあります。
● 他社製カメラを本製品に使用されたことによる事故、故障などにつきましては保証いたしか
ねます。
3
■ 電池の取り扱いについてのご注意
● このストロボは、単3形アルカリ電池、単3形リチウム電池、単3ニッケル水素電池のいず
れか4本を使用します。これら以外の電池は使用しないでください。電池の種類によって
は、ストロボが正常に動作しない、または十分な性能が発揮できない場合があるほか、スト
ロボ本体が発熱することがあります。
● 単3形アルカリ電池、単3形リチウム電池は、電池自体を充電することはできません。また
電池は分解しないでください。無理に充電や分解をすると、破裂や液漏れの原因となります。
● 電池を交換するときは、メーカー、種類、容量の異なる電池を混ぜて入れないでください。
● 電池の「+」と「-」の向きを間違えて入れないでください。電池の破裂や発火の原因とな
ります。
● 寒冷地などの低温下では、一時的に電池の性能が低下することがあります。予備の電池を用
意して、交互に保温しながら使用してください。
● 長期間使用しないときは、電池を取り出しておいてください。液漏れなどでストロボ内部を
傷めることがあります。
4
目 次
ストロボを安全にお使いいただくために............... 1
取り扱い上の注意................................................... 3
電池の取り扱いについてのご注意
................................4
各部の名称 ............................................................. 6
操作部名称
表示パネル名称
........................................................................6
................................................................8
電池の入れ方........................................................10
カメラへの取り付け方 ......................................... 12
電源の入れ方........................................................13
セレクトボタン(S)/ 調節ダイアルの機能に
ついて.......................................................... 15
カメラの画面サイズ(フォーマット)と
ズーム(照射角度)調整について .............. 17
発光モードを活用する ......................................... 22
P-TTL
オートストロボ撮影
TTL
オートストロボ撮影
外光オートストロボ撮影
マニュアルストロボ撮影
..........................................23
..............................................24
..............................................25
..............................................27
シンクロモードを活用する ..................................29
先幕シンクロモード
後幕シンクロモード
ハイスピードシンクロモード
光量比制御シンクロモード
......................................................30
......................................................30
......................................31
..........................................33
応用的な使い方 ....................................................35
ワイヤレスモード
スレーブ発光
..........................................................35
..................................................................47
スレーブモードの設定方法
低速シンクロ撮影
バウンス撮影
AF
補助光
ワイドパネル板/キャッチライト板
モデリングライト発光・テスト発光
AF360FGZ
.................................................................. 51
........................................................................ 53
を延長コードでつなぐ
.......................................... 49
.......................................................... 50
........................... 54
.......................... 55
.............................. 56
各機能とカメラの対応について ........................... 57
各発光モードに対応しているカメラ
各シンクロモードに対応しているカメラ
ワイヤレスモードに対応しているカメラ
低速シンクロモードに対応しているカメラ
各発光モードの連動機能
各シンクロモードの制限事項
低速シンクロ撮影での制限事項
スレーブ発光で撮影するときの注意事項
.............................................. 61
.......................... 57
.................. 59
.................. 60
.............. 61
...................................... 69
.................................. 74
.................. 76
撮影可能距離........................................................77
計算で撮影可能距離を求める方法
ガイドナンバー(GN)
P-TTL
および
.................................................. 79
TTL
オート調光範囲
.............................. 77
............................. 82
別売アクセサリー................................................. 84
主な仕様 ............................................................... 85
アフターサービスについて ..................................88
ペンタックスピックアップリペアサービス
.............. 89
5
各部の名称
■ 操作部名称
バウンス角度目盛
表示パネル
発光モード切り替えボタン
セレクトボタン
調節ダイアル
照明ボタン/フォーマットボタン
ズーム切り替えボタン/
チャンネルボタン
テストボタン/モデリングボタン/
充電完了ランプ
設定切り替えレバー
電源スイッチ
ワイヤレスモード切り替えスイッチ
@ シンクロモード切り替えスイッチ
6
> バウンスロック解除ボタン
S 電池ぶた
Y シューロックピン
G ストロボ信号接点
T シューブラケット
V 締め付けノブ
[ ワイドパネル板
W キャッチライト板
K AF補助光発光部
Q 外光オート受光部
R 発光部
" ワイヤレス受光部
>
S
@
[
W
K
Q
V
Y㧔ᅏߩࡇࡦ㧕
G
T
R
"
7
■ 表示パネル名称
ズーム表示
フォーマット表示
発光モード表示
光量補正表示
ISO表示
バーグラフ
連動距離表示
AF補助光
シンクロモード表示
バウンス警告表示
発光量調節表示
F値表示
@ チャンネル表示
> ワイヤレスモード表示
8
:
A Zoom → M Zoom xxmm= 20、24、28、35、50、70、85(35mmカメラ)
35、45、55、70、100、135、150(645)
55、60、70、90、120、180、190(67)
13、16、19、24、34、48、58(デジタルカメラ)
:
35mm → 645 → 67
:
P-TTL → A → M → SB
:
-3.0~+1.0 0.5ステップ
:
ISO 25~1600
:
最短距離-最長距離(P-TTL、TTL、Aの時)
最短距離(マニュアルの時)
:SB
:
(先幕)- (後幕)- (光量比制御)-
(ハイスピード)
:
:
○○/××
:
F2~F22(ISO100の場合)
:
1~4CH
:
MASTER、CONTROL、SLAVE
暗いところで表示パネルが見えない時、照明
ボタン(LIGHT)を押すと約10 秒間照明でき
ます。もう一度押すと消灯します。
● MZ-S取り付け時は、同時にMZ-Sの表示パネル
も照明されます(カメラの測光タイマーが作動
しているとき)。
オートチェック表示
正しく調光が行なわれると 、発光モード表示
とファンダー内の( )が点滅します。
>
@
表示が点滅しない場合は、光量が不足してい
ます。撮影可能距離(77ページ参照)を確認
して被写体との距離を調節してください。ま
たは絞りを開放側にしてください。
表示が点滅しても、被写体との距離が近すぎ
る場合は、調光は正しく行われません。
● 発光モードとカメラの組み合わせによっては、
オートチェック表示は表示されません。
9
電池の入れ方
図のように電池ぶたをスライドしてから
1 2
()、電池ぶたを右に開けます()。
10
4本の単3形電池を電池室内の+-に合わ
せて入れ、電池ぶたを元のように閉じま
す。
電池の種類
電池は、次の種類の単3形電池で同一種類のも
のを4本使用します。
単3形アルカリ電池(LR6)
単3形リチウム電池(FR6)
単3形ニッケル水素電池(Ni-MH)
(ニッケルマンガン電池とNi-Cd電池は使用で
きません。)
● 発光間隔と発光回数については、主な仕様(86
ページ)を参照してください。
● 表示パネルの表示と充電完了ランプが点灯し
ない時は、電池が正しく入っていないか消耗し
ています。電池の向きを確認し、それでも点灯
しなければ、新品電池に交換してください。
● リチウム電池で、ストロボを連続して発光させ
ると、電池の発熱により電池の安全回路が働
き、一時的にご使用いただけなくなることがあ
ります。この場合、しばらく休ませて電池の温
度を下げると、問題なく使用できるようになり
ます。
11
カメラへの取り付け方
1
カメラのホットシューカバーを外しま
1
す。
ストロボをカメラに取り付けます。
2
ストロボの締め付けノブを(FIX→)と
反対の方向(表示パネル側から見て左
方向)に回します。
ストロボのシューブラケットをカメラの
ホットシューに後方から差し込みます。
ストロボの締め付けノブを(FIX→)の
方向に回して固定します。
12
2
● 以下のカメラには、シューロックピンがありま
す。取り付けるときは、締め付けノブを(FIX
→)の方向に回して、シューロックピンでスト
ロボを固定してください。取り外すときは、必
ず締め付けノブを(FIX→)と反対の方向に回
してシューロックピンを緩めてから取り外し
てください。固定したままの取り外しは、ホッ
トシューが傷つく原因となります。
K20D、K10D、K200D、K100D Super、K100D、
*ist Dシリーズ、*ist、MZ-S、MZ-L、MZ-60
●672
にはホットシューがありません。別売のホッ
トシューグリップ
672をご使用ください。
電源の入れ方
ഩۖၭρϋί
電源スイッチを(ON)の位置に合わせると電
源が入ります。充電完了ランプが点灯すれば
充電完了です。(OFF)の位置に合わせると電
源が切れます。
充電に20秒以上かかるときは電池が消耗して
いますので、新しい電池と交換してください。
電池が消耗した状態で使用すると、設定内容
が電源をONにした時の状態に戻ります。
● カメラの電源を入れてからストロボの電源を
入れてください。
● 電源スイッチの
置は、ワイヤレスモードとスレーブ発光のとき
に使用します。使い方については各機能の説明
をご覧ください。
→ワイヤレスモード(
→スレーブ発光(
WIRELESS
35~46
47~48
(ワイヤレス)の位
ページ)
ページ)
13
オートパワーオフ機能
オートパワーオフは、電源スイッチを(ON)
にした状態で、約3分間放置すると自動的に電
源が切れる節電機能です。
● 外光オート(A)時は約6 分後に電源が切れま
す。
● ワイヤレスモードで使用する場合は、約1時間
後に電源が切れます。
クイックオン機能
ストロボがオートフォーカスカメラに取り付
けられている場合は、シャッターボタンを半
押しすると電源が入ります。
14
セレクトボタン(S)/調節ダイアルの機能について
セレクトボタン(S)と調節ダイアルは、次ページの4種類の設定が出来ます。
設定手順
セレクトボタン(S)を押して、調節する
1
数字を点滅させます。
調節ダイアルを回して、点滅している数
2
字を調節します。
15
連動する発光モード 調節範囲
光量補正
ISO
感度/F(絞り値)設定 外光オートストロボ(A)
マニュアル発光量 マニュアル(
発光量設定
16
P-TTL
オートストロボ -
M
ワイヤレス(
ワイヤレス(
W
W
セレクトボタン(S)を押して点滅を止
3
めます。同様に他の項目も設定します。
● P-TTL あるいは TTL オートに設定している複
数のストロボの光量を同時に補正する場合は、
カメラの露出補正をご利用ください。
)
)のマスター発光(M)
)のスレーブ発光(S)
3.0~+1.0
ISO25~1600、F2~22(ISO100
1/1、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32
1/1、2/3、1/2、1/3
段階(EV)(
0.5
ステップ)
時)
カメラの画面サイズ(フォーマット)とズーム(照射角度)調整について
AF360FGZは、使用するレンズの画角に合わせ
て照射角度を調節できますので、ストロボ光
を効率よく配光させることが可能です。
照射角度はストロボの表示パネルに、事前に
設定したカメラの画面サイズ(FORMAT)に
応じて、使用可能なレンズの焦点距離で表示
されます。
フォーマットのセット
1
まず、お使いのカメラの画面サイズに合
わせてFORMAT(フォーマット)をセッ
トします。
以下のカメラとの組み合わせでは、カメ
ラのシャッターボタンを半押しすると自
動的にセットされます。
K20D、K200D、K100D Super、K10D、
K100D、*ist DL2、*ist DS2、*ist、DL、*ist
DS、*ist D、MZ-L、MZ-S
その他のカメラは、使用前に下記の手順
で、カメラに合わせてセットしてくださ
い。
設定切り替えレバーを下側(黄色・)
にスライドさせます。
フォーマットボタン(FORMAT)を何
回か押して、表示パネルに使用するカ
メラの種類(画面サイズ)を表示させ
ます。
35mm→645 →67→35mm の順で切り替
わります。
17
ズーム(照射角度)のセット
2
次に、使用するレンズの焦点距離に合わ
せて、ズーム(照射角度)をセットします。
オートズーム(A.Zoom)
カメラとレンズがどちらともオートフォー
カスの場合は、カメラのシャッターボタン
を半押しすると、レンズの焦点距離に応じ
て、自動で照射角度が設定されます。
オートズームは測光タイマーが作動して
いる間(ファインダー内で情報が表示さ
れている間)、機能が働きます。
18
フォーマットのセットを手動で行って
いる場合は、設定切り替えレバーを上
側(白点・)の位置に戻します。
表示パネルに(
たら、ズーム切り替えボタン(
何回か押して、(
● カメラ、レンズともオートフォーカスであって
も、発光モードを外光オートに設定している場
合はオートズームが作動しませんので、マニュ
アルズームで設定してください。
マニュアルズーム(M.Zoom)
カメラとレンズのどちらか、またはどち
らともマニュアルフォーカスの場合は、
手動で照射角度を設定します。
フォーマットのセットを手動で行って
いる場合は、設定切り替えレバーを上
側(白点・)の位置に戻します。
ズーム切り替えボタン(ZOOM)を何
回か押して、表示パネルに使用するレ
ンズの焦点距離、またはそれより広角
側のズーム位置を表示させます。
ズーム位置は、20ページの図のような
順序で切り替わります。
M.Zoom
A.Zoom
)が表示されてい
ZOOM
)を
)を表示させます。
カメラの種類によるズーム位置
*ワイドパネル使用時
35mmカメラ 645カメラ 67カメラ デジタルカメラ
20mm* 35mm* 55mm* 13mm*
24mm 45mm 60mm 16mm
28mm 55mm 70mm 19mm
35mm 70mm 90mm 24mm
50mm 100mm 120mm 34mm
70mm 135mm 180mm 48mm
85mm 150mm 190mm 58mm
● ワイドパネル使用時、ズーム切り替えボタン
(ZOOM)は機能しません。(内蔵ワイドパネ
ルは発光部前面上部に収納されていますので、
引き出して発光部にかぶせて使用します。
キャッチライト板は、必要でない場合は収納し
てください。)
19
35mmカメラ 645カメラ 67カメラ デジタルカメラ
20
●(A.Zoom)のとき、照射角度が自動的にズー
ムするのは、シャッターボタンを半押して測光
タイマーが作動しているときです。
● ストロボ側のズーム(照射角度)がレンズの焦
点距離に対応できない場合の警告表示は以下
のとおりです。
・以下のカメラとレンズを組み合わせた場合
は、ズーム表示が点滅します。
カメラの種類 レンズの種類
*ist Dシリーズ
35mm オートフォー
カス一眼レフ
645NⅡ、645N
DA、D FA、FA J、FA 、
F
D FA、FA J、FA、F
FA645
・以下の場合は、警告表示はされません。
カメラの種類 焦点距離
*ist、MZ-L、MZ-S 20mm以上24mm未満
*ist DL、*ist DS、
*ist D
13mm以上16mm未満
●(A.Zoom)にしたとき、カメラ側から焦点距
離の情報が入らない場合、ズーム位置は35mm
カメラとデジタルカメラでは24mm、645 は
45mm、67は 60mmにセットされます。
● ワイドパネル使用時は、A.Zoom、M.Zoom 共
35mm カメラでは20mm、645 では35mm、67
では55mm、デジタルカメラでは13mmに固定
されます。
21
発光モードを活用する
AF360FGZ
には、以下の発光モードがあります。
撮影目的に合わせて選んでお使いください。
撮影する前に、以下を確認してください。
1 お使いのカメラは、使いたい発光モードに対応
しているか。
→
各発光モードに対応しているカメラ
(57ページ)
2 お使いのカメラと設定した発光モードの組み
合わせで、どの機能が使えるか。
→
各発光モードの連動機能(61~68
ページ)
P-TTLオートストロボ(P-TTL)
本発光前に小光量を発光して、被写体の状態
(距離、輝度、輝度差、逆光など)をカメラ側
の分割測光用センサーで確認し、その情報を
元に本発光の量を調整しますので、通常の
TTLより更に正確な露出が得られます。
撮影方法は、23ページを参照してください。
22
TTLオートストロボ(TTL)
レンズを通してフィルム面に当たる光の反射
を測光し適正露出になるように、カメラが自
動的にストロボの発光量を調節します。
撮影方法は、24ページを参照してください。
外光オートストロボ(A)
ストロボに内蔵されている調光用センサー
で、ストロボの発光量を自動的に調節します。
P-TTL オートストロボやTTL オートストロボ
に対応していないカメラでご使用ください。
撮影方法は、25ページを参照してください。
マニュアルストロボ(M)
カメラをマニュアル露出にした場合、距離と
絞りの組み合わせを調節して使用するマニュ
アルストロボ撮影ができます。マニュアルス
トロボは(1/1,1/2,1/4,1/8,1/16,1/32)の 7段の光
量切り替えが可能です。
撮影方法は、27ページを参照してください。
■ P-TTLオートストロボ撮影
גخෝݻၗ
この発光モードの特徴や使用条件については
22ページを参照してください。
撮影手順
ストロボの電源スイッチを(ON)にします。
1
発光モード切り替えボタン(MODE)を
2
押して、表示パネルに(P-TTL)を表示さ
せます。
撮影目的に合わせて、シンクロモード切
3
り替えスイッチを先幕シンクロ( )
や後幕シンクロ( )または光量比制
御( )にセットします。(29ページ
参照)
● 電源(ON)後は、(P-TTL)、(A.Zoom)に設
定されています。
ズーム(照射角度)を合わせます。(お使いの
4
カメラとレンズによってズーム(照射角度)
18
の合わせ方が異なります。
撮影可能距離と充電完了を確認して、撮
5
影します。
● 以下のカメラでは、正しく調光が行なわれる
と 、発光モード表示とファンダー内の( )が
点滅します。
*ist、MZ-S、MZ-L
詳しくは、
参照してください。
● P-TTLオートでは、オートフォーカスレンズ以
外のレンズでは、正確に調光されません。
● 必要に応じて、+1.0~ -3.0段階(EV)の範囲で
0.5 ステップで調節可能で光量補正します。(15
ページ参照)
「オートチェック表示」(9ページ)
ページ参照)
を
23
■ TTLオートストロボ撮影
この発光モードの特徴や使用条件については
22ページを参照してください。
撮影手順
ストロボの電源スイッチを(ON)にしま
1
す。
24
発光モード切り替えボタン(MODE)を
2
押して、表示パネルに(TTL)を表示さ
せます。
撮影目的に合わせて、シンクロモード切
3
り替えスイッチを先幕シンクロ( )
や後幕シンクロ( )または光量比制
御( )にセットします。(29ページ
参照)
ズーム(照射角度)を合わせます。(お使
4
いのカメラとレンズによってズーム(照
射角度)の合わせ方が異なります。18ペー
ジ参照)
撮影連動距離と充電完了を確認して撮影
5
します。
● 以下のカメラでは、正しく調光が行なわれる
と 、発光モード表示とファンダー内の( )
が点滅します。
SF7 を除く35mm オートフォーカス一眼レフ
カメラ、672、645N2、645N、645、LX、SuperA
詳しくは、
を参照してください。
「オートチェック表示」(9 ページ)
■ 外光オートストロボ撮影
この発光モードの特徴や使用条件については
22ページを参照してください。
25
撮影手順
電源スイッチを(ON)にします。
1
発光モード切り替えボタン(MODE)を
2
押して、表示パネルに外光オート(A)を
表示させます。
絞り値とISOを設定します。
3
① セレクトボタン(S)を押して、表示パ
ネルに(F/絞り値)を点滅させます。
② 調節ダイアルを回して絞り値をセット
します。
● 表示パネルの連動距離表示のバーグラフに撮
影可能距離の目安が表示されます。
③ 被写体までの距離が表示の範囲内であ
ることを確認してから、セレクトボタン
(S)を押します。
④( ISO)が点滅してから、調節ダイアルを
回してISOをセットします。
⑤ セレクトボタン(S)を 1回押して点滅が
止まれば、セット完了です。
使用レンズの絞りを、表示パネルでセッ
4
トした絞り値に合わせます。
26
● カメラの露出モードがプログラム自動露出か
シャッター優先自動露出では、ストロボ側で
セットした絞り値がカメラ側に自動的にセッ
トされます。
ズーム(照射角度)を合わせます。(お使
5
いのカメラとレンズによってズーム(照
射角度)の合わせ方が異なります。18 ペー
ジ参照)
● 使用するレンズの種類に関係なく、
でセットします。
充電完了ランプの点灯を確認して撮影し
6
ます。
● 以下のカメラでは、正しく調光が行われると、
発光モード表示とファインダー内の( )が
点滅します。
645、LX、SuperA、MZ-M、P30T、P30N、P30、
P50、A3Date、A3DateS、ProgramA
詳しくは、「オートチェック表示」(9ページ)
を参照してください。
● 電源を一旦OFFにすると、P-TTLあるいはTTL
オートになります。再度外光オートにセットし
てください。
●
シンクロモードは、先幕シンクロに固定されます。
(
M.Zoom
)