Paloma PD-N56WV-R, PD-N56WV-L, PD-N56W-R, PD-N56W-L User guide [ja]

取扱説明書
ビルトインコンロ<システムキッチン用コンロ>
PD-N56WV-R PD-N56WV-L PD-N56W-R PD-N56W-L
温もり あ る明日 の ために
保証書付家庭用 ガス機器防火性能評定品
◎両面焼き水なしグリル ◎
ハイパーガラスコートトッププレート/ガラストッププレート
◎機能選択モード付き(揚げもの・湯沸かし・炊飯機能)
このたびはガスビルトインコンロをお求めいただきまして、ありがとうございます。
●正しく安全にお使いいただくために、ご使用前にこの「取扱説明書」を必ず最初から順番にお読みいただき、 よく理解してくださるようお願いいたします。
●この「取扱説明書」をいつでもすぐに取り出せるところに大切に保管しておいてください。
 また、この「取扱説明書」の裏表紙が「保証書」になっています。保証期間、保証内容などを確認のうえ、  大切に保管しておいてください。
●この取扱説明書の他に工事説明書があります。機器の移設、取り替え、修理の際に必要となりますので取扱
 説明書と一緒に大切に保管してください。
●この機器は家庭用ですので、業務用のような使い方をされますと著しく寿命が縮まります。
●取扱説明書を紛失された場合はお近くのパロマまでお問い合わせください。
すべての方にもっと安心して、もっと便利に、もっと笑顔で料理を 楽しんでいただくために、ガスコンロが進化しました。 安心(Safety)、便利(Support)、笑顔(Smile)を約束する、 賢い(intelligent)温度センサーをすべてのコンロに搭載した 進化したスマートなコンロ「Siセンサーコンロ」です。
おまかせ機能で調理を楽しく、安心に
おまかせ機能で調理を楽しく、安心に
温度
約370℃で自然に油から発火
400℃
いつもより高い温度が必要な調理に
高温炒め機能使用時
300℃
200℃
100℃
煎りもの料理
炒めもの料理
揚げもの料理
約180℃
沸騰中
約250℃
あぶり料理や煎りもの料理など、 より高温が必要な料理に使用。
消火
約290℃
消火
約290℃の高温調理ができます。
消火
消火
通常使用時
センサーが温度を検知し弱火・強火を繰り返す
異常過熱防止機能
鍋底が約250℃(高温炒め機能使用時は約290℃)になると 自動で弱火・強火を繰り返して火力を調節して温度をキープ。
消火
【早切れ防止機能】
1
「ついうっかり」をフォロー
焦げつき消火機能
自動火力調節開始より約30分後消火
時間 *ご使用中にSiセンサーコンロの安全機能によって、火力が小さくなったり、  消火することがありますが、機器の故障ではありません。
よくある質問を
もくじ
各部のなま え 3
5特長と便利 機 能
点火ボタンを押しても 火がつかない
乾電池を確認してください
乾電池が消耗すると火がつきません。
乾電池の交換は…20ページ参照
勝手に火が小さくなったり、 火が消えたりする
安全機能が働いています
センサーの温度が上昇すると自動で火力を切り 替えて高温になりすぎることを防止しています。 さらに温度が上昇したり、自動火力調節開始後 約30分経過すると安全のため消火します。 *高温炒め機能を使用しているときも同様です。
安全な ご 使用の た めに
安全上のご注意
設置につい て
ご使用 前 に確認 く ださい
部品の取り 付 け と取り外し
乾電池の交 換 方 法
コンロをご 使 用 の前に
使いか た
コンロの使 い か た(基本の操作)
煎りもの・炒めものをする
(高温炒め機能)
コンロタイ マ ー を使う
揚げものを す る
(機能選択モード)
6安全機能
7使用時に必ずお守りください
15
17
20
21
23
25
27
29
→26ページ参照
お湯を沸か す
(機能選択モード)
ごはん・お か ゆ を炊く
(機能選択モード)
グリルの使 い か た
各種設定の 変 更
(カスタマイズ機能・さらに安心モード)
長くご 利 用いた だ くため に
日常点検と お 手 入れ
よくあるご 質 問
ブザーが鳴ってこんな表示が出たら
保管とアフ タ ー サービス
仕様
31
33
37
41
46
53
61
63
65
保証書
裏表紙
2
各部のなまえ
取扱説明書中の図はPD-N56WV-R・PD-N56W-Rのご紹介となっております。 PD-N56WV-L・PD-N56W-Lは、強火力バーナ・操作部が左側、標準バーナ・電池ケース・ 電池交換サインが右側についています。
グリル排気口
トッププレート
標準バーナ (左コンロ)
ごとく(大)
焼網・焼網台
グリル受け皿・ グリル受け皿台
グリル扉
グリル取っ手
小バーナ(奥コンロ)
グリル排気口カバー
ごとく(小)
強火力バーナ (右コンロ)
グリルサイドカバー
*グリル庫内の両サイドに  あります。
標準バーナ用 点火確認ランプ
標準バーナ用 火力調節つまみ
ロックつまみ ロックつまみ
標準バーナ用操作ボタン
小バーナ用 点火確認ランプ
小バーナ用 火力調節つまみ
小バーナ用 操作ボタン
正 面   図
グリル用 点火確認ランプ
下火グリル用 火力調節つまみ
グリル用 操作ボタン
強火力バーナ用 火力調節つまみ
上火グリル用 火力調節つまみ
強火力バーナ用 点火確認ランプ
強火力バーナ用 操作ボタン
電池交換サイン
3
電池ケース 操作部
バーナ 部  拡大 図
強火力バーナ・標準バーナ
温度センサー
バーナ本体
バーナリング
炎検出部 (立消え安全装置)
バーナキャップ
炎口
電極 (点火プラグ)
操作部   拡大図
小バーナ
炎検出部 (立消え安全装置)
電極 (点火プラグ)
*小バーナは炎検出部の位置が異なります。
■操作部の開けかた
操作部のつまみを持って手前に開いてください。
つまみ
◎PD-N56WV-R・PD-N56W-Rの操作部(強火力バーナが右側の機器)
湯沸かし表示ランプ
揚げもの温度表示ランプ
おかゆ・ごはん 表示ランプ
炊飯スイッチ
揚げもの温度 選択スイッチ
湯沸かしスイッチ
高温炒め 表示ランプ
高温炒めスイッチ
コンロ・グリルタイマー 表示ランプ
コンロタイマー 選択スイッチ
◎PD-N56WV-L・PD-N56W-Lの操作部(強火力バーナが左側の機器)
タイマー表示部
「−」「+」スイッチ
4
特 長
■ツインシールドバーナ
従来のコンロに比べ受け皿がなく、お手入れが簡単です。コンロバーナ周りとバーナリング周りの 両方をパッキンで密閉し、万が一ふきこぼれても煮汁の浸入を防ぎます。
強火力バーナ
標準バーナ
小バーナ
■らくグリル
水のいらない両面焼きワイドグリルで、大きめの食材も素早く、こんがり焼き上げます。グリルを 従来より長く引き出せるため、食材の出し入れも楽々。 グリル受け皿・焼網はお手入れしやすいコーティング加工、グリルサイドカバーは左右共通で簡単に 着脱してお手入れできます。
■トッププレート
ハイパーガラスコートトッププレート:美観性に加えて万が一の衝撃にも強い素材です。 ガラストッププレート:美観性が高く、鏡のような光沢がキッチンを美しく演出します。
便利機能
グリル
■タイマー機能
コンロはいずれか1ケ所で1〜99分まで設定できます。グリルは1〜15分まで設定できます。 設定した時間が経過すると自動消火し、ブザーでお知らせします。
カスタマイズ機能(41ページ)
→タイマー終了のお知らせ音をブザー音からメロディに変更することもできます。
■高温炒め機能
煎りもの料理など高温が必要な調理の場合にご使用ください。高温炒め機能をご使用時も異常過熱 防止機能が働き、高温になり過ぎたときや、自動火力調節開始から約30分を過ぎると消火します。
■機能選択モード
「揚げもの」「炊飯」「湯沸かし」  機能選択モードが付いています。
■揚げもの温度調節機能
天ぷらなどの揚げもの調理をするときに、油の温度を7段階(140〜200℃)のいずれかに一定に保ちます。
調理時に自動的に火力を調節したり、消火することのできる
強火力バーナ
強火力バーナ
強火力バーナ
強火力バーナ
■炊飯機能
標準バーナ
標準バーナ
標準バーナ
小バーナ
グリル
5
ごはんを炊く:自動的にごはんを炊き、炊きあがり後に自動消火します。その後、むらします。 おかゆを炊く:自動的におかゆを炊き、炊きあがり後に自動消火します。
■湯沸かし機能
沸騰後に自動消火します。
カスタマイズ機能(41ページ)
→沸騰後自動消火せず、5分間保温するように変更することもできます。
強火力バーナ
安全機能
■立消え安全装置
風や煮こぼれなどで炎が消えたときに自動的にガスを止めます。
■天ぷら油過熱防止機能
調理油の過熱を防止するために、温度センサーが消火温度に近付くと自動的に火力を調節します。 この状態が約30分続くか、または弱火の状態でも温度の上昇が続くと、自動で火が消えます。 (小バーナは自動で火力調節は行いません。)
■消し忘れ消火機能
万一の消し忘れのために、点火後最大でコンロは約120分、グリルは約15分で自動消火します。
カスタマイズ機能(41ページ)
→コンロは自動消火するまでの時間を10分〜90分(10分間隔)に変更することもできます。
■焦げつき消火機能
煮物などの調理時に鍋底が焦げつきはじめると自動的にガスを止め消火します。 (鍋の材質、調理物の種類、火力によって焦げの程度は異なります。)
強火力バーナ 標準バーナ 小バーナ グリル
強火力バーナ
強火力バーナ
強火力バーナ
標準バーナ
標準バーナ
標準バーナ
小バーナ
小バーナ
小バーナ
グリル
異常過熱防止機能【早切れ防止機能】
炒めもの調理・焼きもの調理など比較的温度の高い調理や、 鍋のから焼きをしたときに、弱火⇔強火と火力を自動調節 し、鍋などの異常過熱を防止します。この状態が約30分 続いた場合、または弱火状態でも温度センサーが更に高い 温度になった場合は自動消火します。
カスタマイズ機能(41ページ)
→高温での調理が続いた場合、約30分で自動消火する設定を約15分に変更することもできます。
強火力バーナ
標準バーナ
弱火 強火強火
■グリル過熱防止機能
魚などの調理物を入れずにから焼きした場合や、グリル庫内の温度が異常に高くなった場合に 自動的にガスを止め、消火します。
■操作ボタン戻し忘れお知らせ機能
湯沸かし機能、炊飯機能、コンロタイマー機能、グリルタイマー機能が作動し自動消火した場合や、 安全装置が働き自動消火したときに、操作ボタンを戻し忘れると、1分毎に"ピー・ピー・ピーと 3回ブザーが鳴り、お知らせします。また、点火確認ランプを点滅させてその箇所をお知らせします。 操作ボタンを押し戻してください。
強火力バーナ
標準バーナ
小バーナ グリル
グリル
■フレームトラップ【グリル排気口遮炎装置】
万一グリル庫内で炎が上がっても、フレームトラップがグリル排気口より炎があふれ出すのを抑制し、 火災を未然に防ぎます。
グリル
6
安全上のご注意(使用時に必ずお守りください)
製品を正しくお使いいただくためや、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止する ために必ずお守りいただきたいことを次のように説明しています。 以下に示す表示と意味をよく理解してから本文をお読みください。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う危険、
危険 警告 注意
■絵表示について次のような意味があります。
禁止
または火災の危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う可能性、 または火災の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が軽傷を負う可能性や物的損害 のみの発生が想定される内容を示しています。
この絵表示はしてはいけない「禁止」の内容です。
分解禁止火気禁止
火気禁止
この絵表示は気をつけていただきたい「注意喚起」の内容です。
注意
必ず行う
危険
発火注意
この絵表示は必ず行っていただきたい「強制」の内容です。
換気必要
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う危険、 または火災の危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
■ガス漏れ時使用厳禁
ガス漏れに気づいたときは…
■ガス事業者の処置が終わるまでの間、絶対に火をつけない
■電気器具(換気扇その他)のスイッチの入/切をしない
■電源プラグの抜き差しをしない
■周辺で電話を使用しない
7
必ず行う
→炎や火花で引火し、爆発事故を起こすことがあります。
■すぐに使用を中止する
①すぐに使用をやめ、ガス栓を閉める。 ②窓や戸を開け、ガスを外へ出す。 ③お近くのガス事業者(供給業者)に  連絡する。
屋外で 電話する
警告
■使用中は…
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う可能性、 または火災の可能性が想定される内容を示しています。
禁止
禁止
■火をつけたまま機器から絶対に離れない、就寝、外出をしない
●調理中のものが異常過熱し火災の原因になります。  特に天ぷらや揚げものをしているときは注意してください。
●グリルを消し忘れると調理中のものに火がつくことがありますので注意してください。
●電話や来客の場合は必ず火を消してください。
■コンロ使用中は身体や衣服を炎に近づけない
衣服に炎が移ってやけどのおそれがあります。また、 温度センサーが作動して炎が自動的に大きくなったり、 風で炎があおられて鍋底からあふれ、衣服に移ること がありますので注意してください。特にコンロの奥に 手をのばすときは注意してください。
機器の上や周囲には可燃物や引火物を置かない、近づけない
■  また、引火物を使用しない
ガスコンロの近くには…
禁止
禁止
■爆発のおそれのあるものを置かない
ペットボトル、調理油などは火災の原因になります。また、スプレー缶やカセット コンロ用ボンベなどは、熱でスプレー缶内の圧力が上がりスプレー缶が爆発するおそれ があります。
■引火のおそれのあるものを使用しない
スプレー、ガソリン、ベンジンなどは、引火して火災のおそれがあります。
■グリル排気口の上に
ットト
禁止
 ふきんや鍋をのせたり、  アルミはくなどでふさが  ない
不完全燃焼による一酸化炭素 中毒や火災、機器焼損の原因 になります。
禁止
■トッププレートに衝撃を加えない、トッププレートの上に乗らない
トッププレートが破損し、異常過熱や火災の原因になります。破損したときは、 お買い上げの販売店かお近くのパロマまでご連絡ください。
8
安全上のご注意(使用時に必ずお守りください)
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う可能性、
警告
■コンロには…
または火災の可能性が想定される内容を示しています。
禁止
■コンロを覆うような大きな鉄板類や鍋は使わない
不完全燃焼や機器の異常過熱、ごとくの変形、 トッププレートの損傷の原因になります。
禁止
■市販の補助具は使用しない
●補修用性能部品および補助具は当社の純正部品以外は使わないでください。それ以外  のものを使用した場合の機器の故障、事故については、当社では責任を負いかねます。
●市販の補助具(省エネ性をうたった補助具、市販のアルミはく製しる受け皿など)を  使用しないでください。一酸化炭素中毒や、  異常燃焼、点火不良のおそれがあります。  また、温度センサーが働き消火したり、  トッププレートやごとくの変色、変形の  原因にもなります。
省エネごとく
アルミはく製
しる受け皿
■焼網は使用しない
トッププレートに落ちた油などが発火したり、 機器の異常過熱のおそれがあります。
焼網
禁止
禁止
発火注意
必ず行う
■グリルには…
■グリル受け皿にはグリル石や
グリル石
 グリルシート、水を入れない
機器の損傷や火災など思わぬ事故の 原因になります。
■脂が多く出る調理では、グリル焼網の上や下に  アルミはくを敷かない
アルミはくの上に脂がたまり、過熱され発火するおそれがあります。
■グリル庫内に食品くずやふきんがないことを確認する
■グリル扉に魚などをはさんだまま使用しない
使用中に燃えることがあります。使用前に庫内を点検してください。 *取り除く際はケガをしないように注意してください。
■グリルを使用後および連続使用の場合はグリル受け皿にたまった脂を  取り除く
たまった脂に火がついて火災のおそれがあります。
禁止
9
■点火・消火の確認
■異常時・緊急時の処置
必ず行う
禁止
●点火時は  火がついたことを確認する
●消火時は  操作ボタンを消火の状態に
必ず行う
①点火しない場合または、使用中に  異常な燃焼、臭気、異常音を感じ  た場合、使用途中で消火した場合、  地震、火災など緊急の場合はただち  に使用を中止し、ガス栓を閉じる。
 戻し、火が消えたことを  確認してガス栓を閉める
消し忘れによる火災の原因に なります。特にグリルは消し 忘れしやすいので必ず火が消 えたことを確認してください。
②「よくあるご質問」に従い処置する。
③上記の処置をしても直らない場合は  使用を中止しお買い上げの販売店か  お近くのパロマまで連絡する。
■高温炒め機能を使用中は揚げもの調理を  しない
禁止
■揚げもの調理のときは…
調理油が過熱され発火のおそれがあります。
■冷凍食材を鍋の底面中央に密着させた状態で揚げもの調理をしない
鍋の底面中央(温度センサーの接触位置)に冷凍食材が密着した状態で揚げもの調理 をすると、温度センサーが鍋底の温度を正しく検知しないため、発火するおそれがあ ります。食材は中央部を避けて置いてください。
必ず行う
調理油 冷凍食材
冷凍食材を鍋の底面中央(温度センサーの接触位置)に密着させない
禁止
■複数回使用した調理油で揚げもの調理をしない
何回も使用して茶褐色に変色した調理油、にごった調理油、揚げカスなどが沈んだまま 残っている調理油は使用しないでください。発火が起こりやすくなる場合があります。
■揚げすぎない
豆腐などの水分の多いものや、衣つきのコロッケなどの破裂しやすいものは特に注意し てください。揚げすぎると油が飛び散り、発火ややけどのおそれがあります。
■揚げもの調理は食材全体が十分につかるまで調理油(必ず200mL  以上)を入れて行う
調理油の量が少なかったり、減ってきたりすると、温度センサーが働かず、発火する おそれがあります。特にフライパンなどの底が広い鍋で揚げもの調理をする際は、食材 全体が調理油に十分につかっていないと発火するおそれがあります。
食材 調理油
食材全体が十分につかるまで
必ず行う
10
安全上のご注意(使用時に必ずお守りください)
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が軽傷を負う可能性や物的損害
禁止
注意
■使用中や使用直後は…
■操作部・操作ボタン・つまみ・グリル取っ手以外は触らない
●やけどのおそれがあります。
●グリルのみ使用してもグリルバーナの炎や排気の熱によりトッププレートは熱く  なります。触らないように注意してください。
■熱くなったグリル扉ガラスに衝撃を加えたり(グリル扉の落下も  含む)キズをつけたりしない  また、使用中や使用直後に水をかけない
ガラスが割れてやけどやケガをする原因になります。
■点火操作時や使用中はバーナ付近に触れたり、顔を近づけたりしない
のみの発生が想定される内容を示しています。
換気必要
禁止
熱や炎でやけどをするおそれがあります。
■使用中は必ず換気する
■閉めきった部屋で長時間使用しない
■使用中は窓を開けるか換気扇を回す
一酸化炭素中毒の原因になります。
*自然排気式給湯器および風呂釜を同時に使用する場合は、換気扇を回さず窓などを  開けて換気してください。換気扇を回すと自然排気式給湯器および風呂釜の排気ガス  が屋内に流れ込み、一酸化炭素中毒のおそれがあります。
■調理以外の用途には使わない
■衣類(ふきんなど)の乾燥  などに使用しない
衣服の乾燥や練炭の火起こしなどを すると、過熱・異常燃焼による機器 焼損や火災の原因になります。
11
禁止
禁止
■窓から吹き込む風や冷暖房  機器の風、扇風機の風などを  機器にあてない
安全機能が正しく働かず機器焼損や 作動不良の原因になります。
禁止
■コンロ使用時には…
■ごとくをはずして使用しない
鍋などを直接こんろにおいて使用しないでください。不完全燃焼や機器焼損のおそれ があります。
■片手鍋・底が凹んだ鍋・丸い鍋・底がすべりやすい鍋・径の小さい  鍋などは不安定な状態で使用しない
片手鍋などは、調理中に鍋のふたを取ったり、水分の蒸発 などにより調理物の重さが軽くなると温度センサーの力に より押し上げられ、傾いたり、ずれ落ちる場合があります ので必ず取っ手を持ちながら調理してください。
■やかん、鍋などの大きさに合わせて火力を調節する
禁止
必ず行う
火力が強すぎると、やけどのおそれや鍋などの取っ手が破損する原因になります。
■中華鍋などの底の丸い鍋は、取っ手を持ちながら使用する
不安定な状態で使用すると、鍋が傾いて調理物が体にかかるなどしてやけどの原因に なります。
■片手鍋やフライパンなど、重心が片寄った鍋は不安定な状態に  ならないよう、取っ手をごとくのツメ方向に合わせる
取っ手を持って使用する、取っ手を機器の 前面からはみ出さないように向けて置くなど、 安定した状態で使用してください。
■コンロには石焼きいもつぼなどの空焼きをする調理具は使用しない
禁止
異常過熱による機器損傷の原因になります。
■幼いお子様  だけで触ら
禁止 禁止
 せない
必ず行う
取っ手とごとくのツメの 方向を合わせる
取っ手
ごとくのツメ
■グリル扉に重いものを乗せたり、強い力を  加えたりしない
グリル扉が外れ、ケガや機器破損の原因になります。
必ず行う
やけどやけがなど 思わぬ事故の原因 になります。
禁止
■この機器の点火装置以外の方法では点火  しない
やけどをするおそれがあります。
■点火操作をしても点火しない場合は操作ボタンを戻して、周囲のガス  がなくなってから再度点火操作をする
すぐに点火操作をすると周囲のガスに点火して衣服に燃え移ったり、やけどをするおそ れがあります。繰り返し点火操作を行うとグリル庫内にガスがたまる場合があります。 グリル庫内のガスがなくなってから顔などを近づけないで点火操作をしてください。
12
安全上のご注意(使用時に必ずお守りください)
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が軽傷を負う可能性や物的損害
注意
■グリル使用時は…
■グリル使用時は魚を焼きすぎない
魚に火がつき機器焼損の原因になります。
禁止
■グリル使用中はグリル扉を開けたままにしない
あふれた熱気により、トッププレートやつまみ・ボタン等が過熱されやけどや変色・ 変形の原因になります。
のみの発生が想定される内容を示しています。
万一、グリル使用中に調理物や脂に火がついたときは…
①操作ボタンを押して消火状態にする ②火が完全に消えるまでグリルを引き出さない ③消火後、点検を依頼する
注意
必ず行う
■グリル使用中、使用直後にグリル扉を開けた状態でコンロ操作をしない
熱くなったグリル扉に手が触れてやけどをするおそれがあります。
■グリル受け皿を勢いよく出し入れしない
ゆっくり出し入れしてください。使用中、使用直後に勢いよく引き出すと脂が高温 になっているためやけどをするおそれがあります。
■魚を裏返すときなどは、手や腕がグリル扉やガラスに触れない  ように注意する
●やけどのおそれがあります。
■鶏肉などの脂の多い食材を焼くときは注意する
飛び散った脂に引火してグリル庫内で調理物が発火するおそれがあります。 焼き具合を見ながら火力を調節してください。
■異なる食材(焼き上げの早い  食材、遅い食材)を同時に  焼くときは注意する
13
禁止
焦げたり、発火するおそれがあります。
■排気口に手や顔を近付けない
■鍋の取っ手などを排気口に  向けない
高温の排気熱が出ているため、やけどや 取っ手が焼損をするおそれがあります。
禁止
必ず行う
必ず行う
■グリル受け皿を持ち運びする  際は、中の脂がこぼれない  ように注意する
使用中、使用直後は脂が高温になって いるためやけどをするおそれがあります。
■機器の点検・お手入れするときは…
■必ず手袋をして行う
■グリル庫内や本体内部をお手  入れする際は各部品の突起物  等に注意する
手袋をしないでお手入れすると機器の 突起物などでけがをすることがあります。
■突沸現象に注意する
必ず行う
【突沸現象について】
突沸現象とは、突然に沸騰する現象です。水、 牛乳、豆乳、酒、みそ汁、コーヒーなどの液体 を温めるときに、ささいなきっかけ(容器を ゆする、塩、砂糖などを入れる)で生じます。 直火でこれらを温めるときにも起きることが あります。 この現象が調理中に起きると、鍋がはねあがっ たり、高温の液体が飛び散るため、やけどや けがをするおそれがあります。
【突沸現象の予防方法】
カレー、ミートソースなどの とろみのある料理や、みそ汁 などを煮たり温めたりするとき は突沸に注意してください。
■バーナキャップを水洗い  したときは水気を十分  ふき取る
水滴がバーナに残り目づまりし、 点火不良になることがあります。
●カレー、ミートソースなどのとろみのある  料理やみそ汁などの汁物の温めは弱火で  かき混ぜながら加熱する。(強火で急に加熱  しない。)
●熱々の汁物に塩、砂糖などの調味料を入れる  場合は、少しさましてから行う。
●鍋の大きさにあった火力で加熱する。
おね がい
■この製品は家庭用ですので業務用のような使用をすると機器の寿命が著しく短くなります。  この場合の修理は保証期間内でも有償となります。
■使用中もときどき正常に燃焼していることを確認してください。
■燃焼中、ガス栓を操作しての消火はしないでください。
■初めて使うときやしばらく使わなかったときなど点火しにくい場合があります。配管内に空気が  入っているためです。繰り返し点火操作してください。
■トッププレートの上でIHジャー炊飯器、卓上型IHクッキングヒーターなど電磁誘導加熱の調理機器  を使わないでください。磁力線により機器が故障する原因になります。
■調理中に鍋をのせかえるときは、必ず火を消してください。
■煮こぼれに注意し、火力調節してください。  煮こぼれが機器内部に入った場合や、トッププレート、ごとく、バーナなどに煮こぼれが焼きつく  と機器を傷めるおそれがあります。
■弱火でご使用の際、キッチンのキャビネット扉は静かに開閉してください。あまり強く開閉すると  消火することがあります。
■熱くなった鍋などをトッププレートのラベルの上に直接置かないでください。ラベルが熱で変色し  たり、損傷したりすることがあります。
■機器を取り替えた場合、旧機器は専門の業者に処理を依頼してください。もし、お客様で旧機器の  処理をする場合、乾電池を取り外してから正規の処理を行ってください。
14
安全上のご注意(設置について)
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う可能性、
必ず行う
警告
■機器の銘板に表示してあるガス種(ガスグループ)の適合を確認する
●表示のガス種が一致しないと不完全燃焼による一酸化炭素中毒になったり、異常着火  でやけどをしたり、機器が故障する場合があります。
●特に転居した場合は必ずガス種が一致しているか確認してください。 *銘板は機器内部の右側面に貼ってあります。グリル排気口受けを奥にずらしてご確認  ください。ガスの種類がわからない場合または合っていない場合はお買い上げの販売  店かお近くのガス事業者(供給業者)までご連絡ください。 *機器前面の電池ケースふたを開けると機器情報シールが貼ってあります。  機器のガス種(ガスグループ)を確認することができます。
または火災の可能性が想定される内容を示しています。
分解禁止
【例】機器情報シール(LPガスの場合)
PD-N56W-60C-R
LPガス用9.52kW
**・**−******
ガス種(ガスグループ)
銘板
機器情報
シール
■絶対に改造・分解は行わない
不完全燃焼による一酸化炭素中毒やガス漏れなどの 思わぬ事故や故障、火災の原因になります。
【例】銘板(LPガスの場合)
ガス種(ガスグループ)
器具名:PD-N56W-60C-R
LPガス用 **・**−******
E4-7-3
型式名製造番号
グリル排気口受け
ビス(左右両側にあります)
ガス消費量
9.52kW
分解禁止
15
必ず行う
必ず行う
■機器の設置(付帯工事)
機器の設置・移動および付帯工事はお買い上げの販売店に依頼し、安全な位置に 正しく設置してご使用ください。
■ねじ接続
この機器のガス接続工事は専門の資格・技術が必要です。お買い上げの販売店に 依頼してください。
■設置場所
工事説明書に従って正しく設置してあることを確認ください。 *設置後に、機器の周囲の改装(吊り戸棚をつけるなど)を行う場合も設置基準を  お守りください。
■離隔距離について
必ず行う
必ず行う
周囲に可燃物(木製などの可燃性の壁、ステンレス板や薄いタイルなどの不燃材を 可燃性の壁に直接貼り付けた壁、たななど)のある場合
●可燃物と器具は下の表にある離隔距離を離す
●表の離隔距離がとれない場合は、防熱板を取り付ける (本体寸法の幅は65ページの「トッププレートの種類」を参照ください。)
本体寸法 の幅
60cmタイプ
75cmタイプ
可燃物からの離隔距離(cm)
上方 側方 前方 後方
80以上 15以上 15以上 5以上 80以上 7.5以上 15以上 5以上
80cm以上
15cm以上 15cm以上
(7.5cm以上) (7.5cm以上)
*( )の寸法は本体寸法の幅が75cmタイプの場合です。
■防熱板について
別売の防熱板A、B、S(「別売部品のごあんない」64ページ参照)または金属以外の 厚さ3mm以上の不燃材を図のように取り付けてください。 *防熱板A、B、Sを壁に設置する場合は、壁とトッププレートとの隙間が25mm以上  必要で、取り付け方法は壁にネジ止めとなります。
5cm以上
60cm以上
15cm以上
60cm以上
60
60
cm
cm
以上
15
以上
7.5
グリスフィルター
金属以外の不燃材
cm
以上
グリスフィルター
金属以外の不燃材
cm
以上
本体寸法の幅が60cmタイプの場合
側面・背面上方
防熱板B
(3mm以上)
cm
以上
5
隙間 1cm以上
0cm以上
本体寸法の幅が75cmタイプの場合
側面・背面上方
防熱板B
(3mm以上)
cm
以上
5
隙間 1cm以上
防熱板A
30cm以上
防熱板A
30cm以上
1cm
隙間
以上
隙間を設ける  ただしトップ
 プレートより  隙間が高くな
らないこと 
隙間
1cm
以上
防熱板S
7.5cm以上
0cm以上
隙間を設ける  ただしトップ
 プレートより  隙間が高くな
らないこと 
16
部品の取り付けと取り外し
◎工事説明書と合わせてご覧になり、工事説明書通り正しく設置されていることをご確認ください。
バーナキャップやごとくなど、正しくセットされていることを確認してください。
グリル 排 気口カ バ ー
指かけ用の穴を 外側に向ける
指かけ用の穴を外側に し、トッププレート 後方のくぼみにセット してください。
グリル 扉 ・グリ ル 受け皿 台
グリル 受 け皿・ 焼 網・焼 網 台
→19ページ参照
乾電池 の 交換方 法
→20ページ参照
グリル サ イドカ バ ー
●浮きや傾きがないように  セットしてください。
●グリルサイドカバーは  左右共通です。
取り付けかた
1
グリルサイドカバーの上端を支え板の後ろの 隙間に差し込む
支え板
上端
隙間
17
1
グリルサイドカバーを 少し上に浮かせる
2
手前にスライドさせて 引き出す
取り外しかた
1
2
2
支え板にそって奥までスライドさせる
ごとく ・ バーナ キ ャップ
標準バーナ・強火力バーナ
切り欠き 切り欠き
ごとく
バーナ キャップ
バーナ本体
バーナリング
突起
◎バーナキャップ
バーナキャップの
1
凸部が電極の真上 にくる位置に合わ せる
バーナキャップの
2
突起がバーナ本体 後方の切り欠きに はまるようにセッ トする
凸部
小バーナ
凸部
◎ごとく
電極
正面
電極
正面
突起
バーナキャップを真上から見た図
ごとくの切り欠き 部をバーナリング の突起に合わせて セットする
突起
後方
2
凸部
1
電極
正面
切り欠き
切り欠き
正面
突起
標準バーナ
「 」の刻印が表示してあります。
小バーナ
凸部 凸部
強火力バーナ
●強火力バーナ用のバーナキャップは、  表面に「H」マークを表示しています。  *標準バーナ用と強火力バーナ用  (「H」マーク付)では形状が異なり   ますので、取り付け間違いしない   よう注意してください。 
注意
■バーナキャップは誤った取り付け  では使用しない
禁止 禁止
●点火しない場合があります。
●炎のふぞろいや逆火で不完全燃焼による  一酸化炭素中毒のおそれや、バーナキャ  ップの変形、火災の原因になります。
●機器の中に炎がもぐりこんで焼損する  原因になります。
バーナキャップの浮き・傾き バーナキャップの裏返し
■ごとくは誤った取り付けでは  使用しない
●点火しない場合があります。
●不完全燃焼や火災、故障の  原因になります。
●鍋などが不安定な状態になり、  傾いたり、倒れたりするおそ  れがあります。
禁止
禁止
禁止
18
部品の取り付けと取り外し
グリル 扉 ・グリ ル 受け皿 台
ツメ
取り外しかた
1
グリル扉のツメを下方向に押し下げる グリル扉の穴に受け皿台の突起をはめ込む
2
グリル扉を内側に倒す
1
取り付けかた
突起
1
グリル受け皿台
2
グリル扉
2
グリル扉をおこす
●ツメがグリル受け皿台に  はまります。
1
パチン
2
ツメ
グリル 受 け皿・ 焼 網・焼 網 台
*イラストはグリル扉を取り外した状態で説明していますが、通常は扉を取り付けたままでセットしてください。
グリル 受け皿
凸部
焼網台
みぞ
グリル 受け皿台
2
1
凸部
みぞ
焼網
2
1
セット後
凸部
凸部
3
焼網は中央部の 凹んだ側を下側 にしてください。
下側
セット完了後
19
1
焼網台の凸部をグリル受け皿台のみぞに合わせてのせる
2
グリル受け皿を でセットした上にしっかりのせる
2
3
 でセットした焼網台の上に焼網の凸部をあわせてのせる
1
乾電池の交換方法
電池交換サインが点灯していたら…乾電池が消耗しています
使用時に電池交換サインが点灯したときは、 乾電池が消耗していますので、新しいアルカリ 乾電池(単1形1.5V2個)と交換してください。 交換せずにそのままにしておくと機器が使用でき なくなります。
●乾電池が消耗してくると安全装置が作動しなくなるので、操作ボタンを押したとき点火していても、安全  のため手を離すと消火するようになります。操作ボタンを押し続ければ点火していますが故障の原因と  なりますのでおやめください。
●乾電池が完全に消耗したときは、電池交換サインの点灯もしなくなります。
電池交換サインが点灯
※図は強火力バーナが右側の  機器の場合です。
1
2
3
4
禁止
電池ケースのふたを開ける
つまみ
●電池ケースふたのつまみを持ち、手前に倒して開けます
古い乾電池を取り出す
新しい乾電池を入れる
●新品の単1アルカリ乾電池2個を図のように   を  確認して入れてください。
電池ケースのふたを閉じる
注意
■乾電池は充電・分解・加熱したり、火の中に投入しない
乾電池が破裂し、手や衣服などを汚すだけでなく、目などに入ると大変危険です。
■乾電池に記載してある注意事項をよく読み、正しく使用する
必ず行う
おねがい
●電池ケースに水などの異物が入った場合は、乾電池の接触不良の原因となるため、ふきとってきれいにして  ください。また、乾電池の+・−端子が油で汚れると作動不良の原因となることがあります。
●乾電池の挿入方向を間違えないでください。
●新しい乾電池と古い乾電池、または種類・銘柄の違う乾電池を混ぜて使わないでください。
●乾電池は必ず2個とも同種類・同銘柄の新品のアルカリ乾電池をご使用ください。マンガン乾電池を使用の  場合は寿命が短くなります。
●乾電池の寿命は通常の使いかたで約1年です。未使用の乾電池でも「使用推奨期限(月−年)」を過ぎてい  る場合は放電により寿命が短くなります。また、付属の乾電池は工場出荷時に納められたもので、自己放電  により寿命が短くなっている場合があります。
●単2、単3形乾電池を単1形サイズにする電池スペーサーは電池ケースのー端子が接触せず使用できない場  合があります。また、使用できた場合でも交換時期が極端に短くなります。
●機器を廃棄する場合は、乾電池を外してください。ショートや発熱、液漏れ、破裂によりけがややけどの  原因になります。
20
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