取扱説明書
家庭用保証書付
PD-K1EH
PD-K1EH-B
P1G310A0NHN
ガス機器
防火性能評定品
特長1
特長2
特長3
特長4
省エネルギー高効率コンロバーナ
従来のコンロに比べ、熱効率が大幅に向上して
いますのでガス代を節約できます。
天ぷら油過熱防止機能
調理油の過熱を防止するために、温度センサー
が消火温度になると自動的にガスを止め消火し
ます。
焦げつき消火機能
煮物などの調理時になべ底が焦げつきはじめる
と自動的にガスを止め消火します。
(なべの材質、調理物の種類、火力によって焦
げの程度は異なります。)
消し忘れ消火機能
万一の消し忘れのために、点火後、約120分
経過すると自動消火します。高温での調理が
続いた場合には、約30分で自動消火します。
このたびはガスビルトイン機器をお求め
いただきまして、ありがとうございます。
●正しく安全にお使いいただくために、
ご使用前にこの「取扱説明書」を必ず
最初から順番にお読みいただき、よく
理解してくださるようお願いいたしま
す。また、この「取扱説明書」をいつ
でもすぐに取り出せるところに大切に
保管しておいてください。
●この「取扱説明書」に書かれている内
容以外ではご使用にならないでくださ
い。
●「取扱説明書」を紛失された場合はお
近くの当社までお問い合わせください。
各部のなまえ
ごとく
トッププレート
本体表示
(使用上の注意)
電池ケース
(位置:底面)
温度センサー
バーナ
受け皿
操作つまみ
ガス接続口
(ガス入口)
もくじ
各部のなまえ 表紙
必ずお守りください 1
設置について 6
コンロの使いかた 8
安全装置について 10
点検とお手入れ 10
故障かな?と思ったら 12
保管とアフターサービス 13
仕 様 14
保証書 裏
安全に正しくお使いいただくために
必ずお守りください
製品を正しくお使いいただくためや、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するためにこの取
扱説明書および製品への表示では、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う危険、または
危険
警告
注意
絵表示について次のような意味があります。
火災の危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡、重傷を負う可能性、または
火災の可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性や物的損害のみ
の発生が想定される内容を示しています。
一般的
な禁止
火気禁止
分解禁止
危険
■ガス漏れ時使用厳禁
ガス漏れに気付いたときはガス事業者(供給業者)の
処置が終わるまでの間、絶対に火を付けたり電気器具
(換気扇その他)のスイッチの入・切や電源プラグの
抜き差しおよび周辺で電話を使用しないでください。
炎や火花で引火し、爆発事故を起こすことがあります。
①すぐに使用をやめ、ガス栓を閉める。
②窓や戸を開け、ガスを外へ出す。
③お近くのガス事業者まで連絡する。
警告
■機器の銘板に表示してあるガス種
(ガスグループ)の適合を確認する
表示のガス種が一致しないと不完全燃
焼による一酸化炭素中毒になったり、
爆発着火でやけどをしたり、機器が故
障する場合があります。特に転居した
場合は必ずガス種が一致しているか確
認してください。
*おわかりにならない場合または合
っていない場合はお買い上げの販
売店かお近くのガス事業者までご
連絡ください。
*銘板は機器内部に貼り付けしてあります。
ごとく、受け皿をはずしてご確認ください。
発火注意
必ず行う
【例】銘板(LPガスの場合)
銘板
器具名:PD-K1EH-6
LPガス用
**・**−******
換気必要
器具名
型式名
A1−2−4(3)
製造番号
ガスの種類
およびグループ
例)・都市ガス用12A・13A
・LPガス用
屋外で
電話する
ガス消費量
2.45kW
パロマ
1
警告
■絶対に改造・分解は行わない
改造・分解は一酸化炭素中毒やガス漏れなどの
思わぬ事故や故障、火災の原因になります。
■火をつけたまま機器から絶対に離れ
ない、外出、就寝をしない
料理中のものが焦げたり燃えたりして火災の原
因になります。とくに天ぷら、揚げものをして
いるときは注意してください。
■異常時・緊急時の処置
①点火しない場合または、使用中に異常な燃焼、
臭気、異常音を感じた場合、使用途中で消火し
た場合、地震、火災など緊急の場合はただちに
使用を中止し、ガス栓を閉じる。
②「故障かな?と思ったら」に従い処置する。
③上記の処置をしても直らない場合は使用を中止
し、お買い上げの販売店かお近くの当社まで連
絡する。
②ガス栓を閉じる①消火
■市販の補助具を使用しない
市販の補助具(省エネ性をうたった補助具、市
販のアルミはく製しる受け皿、焼網など)を使
用しないでください。一酸化炭素中毒や、異常
燃焼、点火不良のおそれがあります。また、ト
ッププレートやごとくの変色、変形の原因にも
なります。
<市販の補助具>
■機器の上や周囲には可燃物や引火物を
置かない、近づけない
ペットボトル、調理油などは火災の原因になり
ます。また、スプレー缶やカセットコンロ用ボ
ンベなどは、熱でスプレー缶内の圧力が上がり
スプレー缶が爆発するおそれがあります。
ぺ
ル
ットト
ボ
油
ス
プ
ー
レ
■機器の周囲では引火のおそれの
あるものを使用しない
スプレー、ガソリン、ベンジン
などは、引火して火災のおそれ
があります。
シュー
アルミはく製
しる受け皿
焼網
省エネごとく
■ねじ接続
この機器の接続は配管技能者が行う
ため、お買い上げの販売店に依頼し
てください。
■点火操作、消火操作をしたときは
必ず炎を確認する
就寝・外出時は機器のガス栓も閉じて
ください。
2
必ずお守りください
警告
■当社の純正部品を使用する
補修用性能部品および補助具は当社の
純正部品以外は使わないでください。
それ以外のものを使用した場合の機器
の故障、事故については、当社では責
任を負いかねます。
注意
■ガス事故防止(換気に注意)
閉めきった部屋で長時間使用しないで、使用中
は窓を開けるか換気扇を回してください。一酸
化炭素中毒の原因になります。また、ストーブ
など他の燃焼機器を長時間使用している部屋で
お使いの場合は、点火しにくかったり、正常に
燃焼しない場合があります。
*自然排気式給湯器および風呂釜を同時に使用
する場合は、換気扇を回さず窓などを開けて
換気してください。換気扇を回すと自然排気
式給湯器および風呂釜の排気ガスが屋内に流
れ込むおそれがあります。
■コンロを覆うような大きな
鉄板類やなべは使わない
不完全燃焼や機器の異常過熱、
ごとくの変形、トッププレート
の損傷の原因になります。
■調理以外の用途には使わない
過熱・異常燃焼による機器焼損や火災の原因に
なります。
■ごとくをはずして使用しない
なべなどを直接コンロにおいて使用しないで
ください。不完全燃焼や機器焼損の原因にな
ります。
■使用中はコンロの奥へ手をの
ばしたり、身体の一部や衣服
を炎・バーナに近づけない
袖やエプロンなど衣服に着火したり、
熱によるやけどのおそれがあります。
なべを動かすときや、温度センサーが
作動し炎の大きさが自動的に弱火から
強火へ変化する場合に炎がなべ底から
あふれることがあるため注意してくだ
さい。
■点火操作時や使用中はバーナ
付近に触れたり、顔を近づけ
たりしない
衣服に炎が移ったり、熱や
炎でやけどをするおそれが
あります。
換気必要
■ごとくに安定してのるなべを使用する
底がすべりやすいなべ、径の小さいなべなど
不安定ななべは使用しないでください。傾い
てやけどのおそれがあります。
■使用中や使用直後は操作部以外は
触らない
機器本体とその周辺および調理道具が熱くなる
ため、やけどをするおそれがあります。
*特に小さなお子さまがいる家庭では注意して
ください。
3
つまみ
注意
■この機器の点火装置以外の方法では
点火しない
やけどをするおそれがあります。
■バーナキャップを水洗いしたときは
水気を十分ふき取る
水滴が バーナに落ち
て目づ まりし、点火
不良に なることがあ
ります。
■点検・お手入れの際は必ず手袋を
して行う
手袋をしないでお手
入れすると機器の突
起物などでけがをす
ることがあります。
手袋
■水平で安定したところに設置する
■やかん、なべなどの大きさに合わせて
火力を調節する
火力が強すぎると、やけどのおそれやなべ
などの取っ手が破損する原因になります。
■点火操作をしても点火しない場合は
操作つまみを戻して、周囲のガスが
なくなってから再度点火操作をする
すぐに点火操作をすると周囲のガス
に点火して、衣服に燃え移ったり、
やけどをするおそれがあります。
■みそ汁などを温めなおすときは火力を
弱めにして、よくかき混ぜながら温め
る
強火で急に温め直すとなべ底に沈んだみそが
突然噴き上がり(突沸現象)、みそ汁などが
飛び散ったり、なべがはね上がってひっくり
返ることがあります。特に、だし入
り豆みそ(赤みそなど)に注意して
ください。
機器が傾いていると、調理中の鍋などが滑り落
ちて、やけどやけがをするおそれがあります。
また事故や故障の原因になります。
■窓から吹き込む風や冷暖房機器の風、
扇風機の風などを機器にあてない
機器焼損や作動不良の原因に
なります。
■幼児や小さな子供に触らせない
思わぬ事故の原因になります。
【突沸現象について】
突沸現象とは、突然に沸騰する現象です。水、
牛乳、豆乳、酒、みそ汁、コーヒーなどの液体
を温めるときに、ささいなきっかけ(容器をゆ
する、塩、砂糖などを入れる)で生じます。直
火でこれらを温めるときにも起きることがあり
ます。
この現象が調理中に起きると、なべがはねあが
ったり、高温の液体が飛び散るため、やけどや
ケガをするおそれがあります。これらの予防法
として次の点にご注意ください。
●カレー、ミートソースなどのとろみのある料
理やみそ汁などの汁物の温めは弱火でかき混
ぜながら加熱する。(強火で急に加熱しない。)
●熱々の汁物に塩、砂糖などの調味料を入れる
場合は、少しさましてから行う。
●鍋の大きさにあった火力で加熱する。
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