NTT RV-230SE User Manual

RV-230SE
取扱説明書
このたびは、RV-230SEをご利用いただ きまして、まことにありがとうございます。
● ご使用の前に、この「取扱説明書」をよくお読み のうえ、内容を理解してからお使いください。
● お読みになったあとも、本商品のそばなどいつも 手もとに置いてお使いください。
技術基準適合認証品
【廃棄(または譲渡、返却)される場合の留意事項】
本商品は、お客様固有のデータを登録または保持可能な商品です。本商品内のデー タ流出などによる不測の損害を回避するために、本商品を廃棄(または譲渡、返却) される際には、本書をご覧のうえ、本商品内に登録または保持されたデータを消去 くださいますようお願いいたします。
● 本商品に搭載されているソフトウェアの解析(逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジ ニアリングなど)、コピー、転売、改造を行うことを禁止します。
● Microsoft ける登録商標または商標です。
● Windows
● Windows
● Windows
● Windows
● Windows Microsoft
● Windows
● Macintosh る登録商標です。
● Ethernet
● Acrobat の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
● JavaScript
● VxWorks
● その他、本書に記載されている会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
● Ⓡ マークおよび TM 表記については本文中に明記しません。
● This product includes software developed by the Apache Group for use in the Apache HTTP server project(http://www.apache.org/).
● Copyright(C)1993-2002 by Darren Reed.
および WindowsⓇは、米国 MicrosoftⓇ Corporation の米国およびその他の国にお
の正式名称は、MicrosoftⓇ WindowsⓇoperating system です。
Me は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ Millennium Edition operating system の略です。
98 は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ 98 operating system の略です。
98SE は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ 98 Second Edition operating system の略です。
XP は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ XP Home Edition operating system および
WindowsⓇ XP Professional operating system の略です。
2000 は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ 2000 Professional operating system の略です。
、MacⓇ、MacⓇ OS は、米国 Apple Computer, Inc.の米国およびその他の国におけ
は米国 XEROX 社の登録商標です。
Reader, AdobeⓇ ReaderⓇは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)
は、米国 Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
は米国 Wind River Systems, Inc.の登録商標です。
本商品の機能がバージョンアップされ、取扱説明書などの記載事項に変更・追加が生じた場合、
取扱説明書などもバージョンアップされ、当社ホームページに公開されます。
最新の取扱説明書などが必要なときは、これをダウンロードしてください。
http://www.ntt-east.co.jp/ced
ご使用にあたってのお願い
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ スB情報技術装置です。この装置は家庭環境で使用することを目的としていますが、 この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き 起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
● 本商品(取扱説明書、ソフトウェアを含む)は日本国内向仕様であり、外国の
規格などには準拠しておりません。また海外で保守サービスおよび技術サービ スは行っておりません。国内で使用する場合でも、日本語環境によるご利用の みのサービスとなっております。 This product is designed for only use in Japan and we are not offering maintenance service and technical service of this product in any foreign country. It works properly in only Japanese Operating System.
● 本商品(ソフトウェア含む)は、外国為替および外国貿易法に定める輸出規制品
に該当するため、日本国外に持ち出す場合は同法による許可が必要です。
● 本商品の故障、誤動作、不具合、あるいは停電などの外部要因によって、通信
などの機会を逸したために生じた損害や、万一本商品に登録された情報内容が 消失してしまうことなどの純粋経済損失につきましては、当社は一切その責任 を負いかねますので、あらかじめご了承ください。本商品に登録された情報内 容は、別にメモをとるなどして保管くださるようお願いします。
● 本商品を設置するための配線工事および修理には、工事担任者資格を必要とし
ます。無資格者の工事は、違法となり、また事故のもとともなりますので絶対 におやめください。
● 本商品を分解したり改造したりすることは絶対に行わないでください。
● 本書に、他社商品の記載がある場合、これは参考を目的としたものであり、記
載商品の使用を強制するものではありません。
● 本書の内容につきましては万全を期しておりますが、お気づきの点がございま
したら、巻末のお問い合わせ窓口にお申し付けください。
● 取扱説明書、ハードウェア、ソフトウェア、および外観の内容について将来予
告なしに変更することがあります。
● 本商品の電話機ポートは、加入電話の仕様とは完全に一致していないため、接
続される通信機器によっては、正常に作動しないことがあります。
ご使用にあたってのお願い 1
安全にお使いいただくために必ずお読みください
本書には、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぎ、本商品を安全に お使いいただくために、守っていただきたい事項を示しています。 その表示と図記号の意味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文を お読みください。 本書を紛失または損傷したときは、当社のサービス営業所またはお買い求めになった 販売店でお求めください。
本書中のマーク説明
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死
警告
F
注意
F
お願い
亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示して います。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷 害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみ の発生が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、本商品 の本来の性能を発揮できなかったり、機能停止を招く内 容を示しています。
お知らせ
2 安全にお使いいただくために必ずお読みください
この表示は、本商品を取り扱ううえでの注意事項を示し ています。
お使いになる前に(設置環境)
警 告
F
● 本商品やモジュラージャックや電話配線のそばに、水や液体の入った花びん、 植木鉢、コップ、化粧品、薬用品などの容器、または小さな金属類を置かない でください。本商品に水や液体がこぼれたり、小さな金属類が中に入った場合、 火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品やモジュラージャックをふろ場や加湿器のそばなど、湿度の高いところに 設置および使用しないでください。 火災・感電の原因となることがあります。
● 水のかかる場所で使用したり、水に濡らすなどして使用しないでください。 漏電して、火災・感電の原因となることがあります。
● テーブルタップや分岐電源コンセント、分岐ソケットを使用した、タコ足配線 はしないでください。 火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品を直射日光の当たるところや、ストーブ、ヒータなどの発熱器のそばな ど、温度の高いところに置かないでください。 内部の温度が上がり、火災の原因となることがあります。
● 本商品やモジュラージャックを調理台のそばなど油飛びや湯気が当たるよう な場所、ほこりの多い場所、鉄粉や有毒ガスが発生する場所、水、油、薬品が かかる恐れがある場所に置かないでください。 火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合は、医用電気機器の近くでの 設置や使用をしないでください。 手術室、集中治療室、CCU(冠状動脈疾患監視病室)などに持ち込まないでくだ さい。本商品からの電波が、医用電気機器に影響を及ぼすことがあり、誤動作 による事故の原因になります。
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合は、自動ドア、火災報知器な どの自動制御機器の近くに置かないでください。 本商品からの電波が自動制御機器に影響を及ぼすことがあり、誤動作による事 故の原因になります。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 3
お使いのとき
警告
F
● 万一、煙が出ている、へんな臭いがするなどの異常状態のまま使用すると、火 災・感電の原因となることがあります。すぐに電源アダプタ(電源プラグ)を 電源コンセントから引き抜いて、煙が出なくなるのを確認して、当社のサービ ス営業所に修理をご依頼ください。お客様による修理は危険ですから絶対にお やめください。
● 万一、本商品を落としたり、キャビネットを破損した場合は、すぐに電源アダ プタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜いて、当社のサービス営業所 にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となることがあり ます。
● 本商品やモジュラージャックや電話配線の内部に水などの液体が入ったり、本 商品を濡らした場合は、すぐに電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセント から引き抜いて、当社のサービス営業所にご連絡ください。そのまま使用する と、火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品の通風孔などから、内部に金属類や燃えやすいものなどの異物を差し込 んだり、落としたりしないでください。万一、異物が入った場合は、すぐに電 源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜いて、当社のサービス 営業所にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となること があります。特にお子様のいるご家庭ではご注意ください。
● 異常音がしたり、キャビネットが熱くなっている状態のまま使用すると、火災・ 感電の原因となることがあります。すぐに電源アダプタ(電源プラグ)を電源コ ンセントから引き抜いて、当社のサービス営業所に修理をご依頼ください。
● AC100V の家庭用電源以外では、絶対に使用しないでください。 火災・感電の原因となることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)のコードが傷んだ(芯線の露出・断線など)状態 のまま使用すると火災・感電の原因となることがあります。すぐに電源アダプ タ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜いて、当社のサービス営業所に 修理をご依頼ください。
● 差込口が 2 つ以上ある壁の電源コンセントに他の電気製品の電源アダプタ(電 源プラグ)を差し込む場合は、合計の電流値が電源コンセントの最大値を超え ないように注意してください。
4 安全にお使いいただくために必ずお読みください
● 濡れた手で本商品やモジュラージャックや電話配線を操作したり、接続しない でください。 感電の原因となることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)は必ず付属のものを使用し、それ以外のものは絶 対にお使いにならないでください。 火災、感電の原因となることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントに確実に差し込んでください。 電源アダプタ(電源プラグ)の刃に金属などが触れると、火災・感電の原因と なることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜くときは、必ず電源 アダプタ(電源プラグ)を持って引き抜いてください。電源アダプタ(電源プ ラグ)のコードを引っ張るとコードが傷つき、火災・感電の原因となることが あります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)は、ほこりが付着していないことを確認してから 電源コンセントに差し込んでください。ほこりにより火災・感電の原因となる ことがあります。また、半年から1年に1回は、電源アダプタ(電源プラグ) を点検してください。なお点検は当社サービス営業所にご相談ください。
● お近くに雷が発生したときは、電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセント から引き抜いて使用を控えてください。雷によっては、火災・感電の原因とな ることがあります。
● 本商品の通風孔をふさがないでください。通風孔をふさぐと本商品の内部に熱 がこもり、火災の原因となることがあります。次のような使いかたはしないで ください。
・じゅうたんやふとんの上に置く。 ・テーブルクロスなどをかける。 ・毛布やふとんをかぶせる。 ・本棚、タンスの中、押入れの中など風通しの悪い場所に置く。
● 電源アダプタ(電源プラグ)のコードには、延長コードは使わないでください。 火災の原因となることがあります。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 5
その他
警告
F
● 本商品や電源アダプタ(電源プラグ)を分解・改造したりしないでください。 火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品のキャビネットは外さないでください。感電の原因となることがありま す。キャビネットを開けられた場合は、本商品の保証対象外といたします。 指定以外の内部の点検・調整・清掃・修理は、当社のサービス営業所にご連絡 ください。
● 電源アダプタ(電源プラグ)のコードに傷をつけたり、破損したり、加工したり、 無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、束ねたりしないでください。また、 重いものをのせたり、加熱したりすると電源アダプタ(電源プラグ)のコードが 破損し、火災・感電の原因となることがあります。電源アダプタ(電源プラグ) のコードが傷んだら、当社のサービス営業所に修理をご依頼ください。
● 本商品やモジュラージャックに水が入ったりしないよう、また濡らさないよう にご注意ください。 漏電して、火災・感電の原因となることがあります。
● 付属の電源アダプタ(電源プラグ)を本商品以外には使用しないでください。 火災、感電の原因となることがあります。
● 本商品を移動させる場合は、電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントか ら引き抜き、電話機コードを差込口から引き抜いて、外部の接続線を外したこ とを確認のうえ、行ってください。 コードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品を医療機器や高い安全性が要求される用途では使用しないでください。 人が死亡または重傷を負う可能性があり、社会的に大きな混乱が発生する恐れ があります。
6 安全にお使いいただくために必ずお読みください
お使いになる前に(設置環境)
注意
F
● ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に置かないでください。 また、本商品の上にものを置かないでください。バランスがくずれて倒れたり、 落下してけがの原因となることがあります。
● 振動・衝撃の多い場所に置かないでください。バランスがくずれて倒れたり、 落下してけがの原因となることがあります。
● 本商品の設置面以外には 3cm 以上の空間を作るようにして設置してください。 換気が悪くなると本商品内部の温度が上がり、故障の原因となることがあります。
● 屋外には設置しないでください。屋外に設置した場合の動作保証はいたしません。
● 温度 0℃~40℃・湿度 5%~80%で、結露しない場所に設置してください。温度や 湿度がこの範囲を超えたり、結露が発生すると故障の原因となることがあります。
結露とは、空気中の水蒸気が金属板の表面などに付着し、水滴となる現象です。本商品を寒 い場所から急に暖かい場所に移動させたようなときには、本商品内部に結露が発生し、故障 の原因となります。万一結露した場合は、電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き 抜いた状態で放置しておき、完全に乾燥してから電源を入れてください。
● 本商品は安定した水平なところに縦置きで設置してください。 設置方法については本文中をご参照ください。
● 本商品を製氷倉庫など特に温度が下がるところに置かないでください。 本商品が正常に動作しないことがあります。
● 塩水がかかる場所、亜硫酸ガス、アンモニアなどの腐食性ガスが発生する場所 で使用しないでください。故障の原因となることがあります。
● 電気製品、AV・OA 機器などの磁気を帯びているところや電磁波が発生してい るところに置かないでください(電子レンジ、スピーカ、テレビ、ラジオ、蛍光灯、 電気こたつ、インバータエアコン、電磁調理器など)。
・磁気や電気雑音の影響を受けると、雑音などが大きくなったり、通信ができなくなる
ことがあります(特に電子レンジ使用時には影響を受けることがあります)。
・テレビ、ラジオなどに近いと、受信障害の原因となったり、テレビ画面が乱れること
があります。
・放送局や無線局などが近く、雑音などが大きいときは、本商品の設置場所を移動して
みてください。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 7
● 硫化水素が発生する場所(温泉地)などでは、本商品の寿命が短くなることが あります。
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合は、次のような場所でのご使 用は避けてください。 (電波を混信したり、誤動作の原因となることがあります。)
・特定無線局や移動通信体のある屋内 ・電子レンジの近く ・盗難防止装置など2.4GHz周波数帯域を利用している装置のある屋内
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合で、本商品と無線端末の間に 次のような物質があるときは設置場所を変更したり、仕切りを取り払うなどし てください。(電波を通しにくい物質が周囲にあると通信ができなかったり通 信速度が遅くなる場合があります。)
・鉄のドア ・スチール棚や仕切り ・コンクリート、石、レンガなどの壁 ・防火ガラス ・アパートなどの上階と下階
8 安全にお使いいただくために必ずお読みください
お使いのとき
注意
F
● 使用中にケーブルを誤って外さないでください。ケーブルに足などを引っ掛けない でください。 使用中にケーブルが抜けると、大切なデータを失うことがあります。
● 機器の電源の入れ直しは、10 秒間以上おいてから行ってください。 本商品が正常に動作しない場合があります。
● 本商品に乗らないでください。特に小さなお子様のいるご家庭ではご注意くだ さい。 こわれてけがの原因となることがあります。
● 本書に従って接続してください。 間違えると接続機器や回線設備が故障することがあります。
● 無線 LAN カードの抜き差しは、本商品の電源を切った状態で行ってください。 本商品および無線 LAN カードが故障することがあります。
● IEEE802.11a モードは法律により屋外での使用は禁止されています。
その他
注意
F
● 長期間使用されないときは、安全のため必ず電源アダプタ(電源プラグ)を電 源コンセントから引き抜いてください。
● お手入れをするときは、安全のため必ず電源アダプタ(電源プラグ)を電源コ ンセントから引き抜いてください。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 9
日頃のお手入れ
お願い
● 本商品をベンジン、シンナー、アルコールなどで拭かないでください。本商品の 変色や変形の原因となることがあります。汚れがひどいときは、薄い中性洗剤を つけた布をよくしぼって汚れを拭き取り、柔らかい布でからぶきしてください。
● 本商品を落としたり、強い衝撃を与えないでください。 故障の原因となることがあります。
● 本商品に殺虫剤などの揮発性のものをかけたりしないでください。また、ゴム やビニール、粘着テープなどを長時間接触させないでください。 変形、変色の原因となることがあります。
10 安全にお使いいただくために必ずお読みください
無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意
無線 LAN は LAN ケーブルの代わりに電波を利用して、パソコンと無線アクセスポイ ント間などで通信するため、電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続できるという 利点があります。 その反面、電波が届く範囲であれば障害物(壁など)を越えてすべての場所に届く ため、セキュリティ関係の設定を行わないと、以下のような問題が発生する可能性 があります。
通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
- ユーザ名(ID)やパスワード
- クレジットカード番号などの個人情報
- メールの内容
などの通信内容を盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
- 個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
- 特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
- 傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
- コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為を行う可能性があります。
本来、無線 LAN カードや無線アクセスポイントには、これらの問題に対応するため のセキュリティ(防護策)が用意されています。無線 LAN 製品のセキュリティ設定 を有効にし、製品を使用することで、これらの問題が発生する可能性は少なくなり ます。
無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意 11
無線 LAN セキュリティ
無線 LAN 製品は、購入直後の状態においては、セキュリティ設定が有効に設定され ていない場合があります。 問題発生の可能性を少なくするために、無線 LAN 製品をご使用になる前に必ず無線 LAN 製品のセキュリティに関するすべての設定を取扱説明書にしたがい設定して ください。 なお、無線 LAN の仕様上、特殊な方法によりセキュリティが破られることもあり得 ますので、ご理解のうえご使用ください。 セキュリティ設定についてお客様で対処できない場合は、「本商品のお取り扱いに 関するお問い合わせ」(T p.218)までお問い合わせください。
お客様がセキュリティ設定を有効にしないで使用した場合の問題を充分理解した うえで、お客様ご自身の判断と責任においてセキュリティ設定を有効にしてご使用 ください。
12 無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意
目 次
ご使用にあたってのお願い ......................................... 1
安全にお使いいただくために必ずお読みください ..................... 2
無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意 ................ 11
目 次 ........................................................... 13
取扱説明書の読み進めかた ........................................ 16
機能詳細ガイド .................................................. 17
1 最初に確認する......................................................................................23
1-1 付属品の確認 ............................................... 23
1-2 各部の名前 ................................................. 26
1-2-1 前 面 ................................................. 26
1-2-2 背 面 ................................................. 28
1-2-3 上面および側面 ........................................30
1-3 周辺環境の確認 ............................................. 31
2 本商品を設置する .................................................................................33
2-1 本商品の設置 ............................................... 33
2-1-1 縦置き................................................34
2-1-2 壁掛け................................................35
2-2 本商品の接続 ............................................... 36
2-2-1 通常の接続 ............................................37
2-2-2 ひかり電話と一般電話を併用する接続 ....................39
2-3 設定方法の確認 ............................................. 43
3 ひかり電話の使いかた .........................................................................44
3-1 ひかり電話ご利用に関するご注意 ............................. 44
3-2 ひかり電話の使いかた ....................................... 46
3-2-1 発信(電話をかける) ..................................46
3-2-2 着信(電話をうける) ..................................48
3-2-3 ひかり電話で発着信できるサービス ......................49
3-2-4 ひかり電話で接続できる番号 ............................50
3-2-5 保 留 ................................................. 52
3-2-6 内 線 ................................................. 53
3-2-7 内線転送 ..............................................55
目 次 13
3-2-8 キャッチホン ..........................................56
3-2-9 ナンバー・ディスプレイ ................................58
3-2-10 発信者番号通知/非通知 .................................59
3-2-11 複数チャネル(ダブルチャネル) ........................60
3-2-12 追加番号(マイナンバー) ..............................61
3-2-13 優先着信 .............................................. 62
3-2-14 指定着信機能 ..........................................63
3-3 パソコンから設定 ........................................... 64
3-3-1 ひかり電話共通設定 .................................... 72
3-3-2 内線設定 ..............................................74
3-3-3 設定例................................................82
3-4 電話機から設定 ............................................ 109
3-4-1 操作方法 .............................................110
4 インターネット接続の設定をする..................................................... 118
4-1 設定の流れ ................................................ 118
4-2 ネットワーク設定の確認 .................................... 119
4-3 接続の確認 ................................................ 122
4-4 本商品の設定 .............................................. 123
4-5 インターネットへ接続 ...................................... 129
5 無線 LAN のご利用について............................................................ 130
5-1 設定の流れ ................................................ 130
5-2 無線 LAN カードの取り付け .................................. 131
5-3 無線 LAN 設定 .............................................. 133
5-3-1 接続の確認 ...........................................133
5-3-2 SSID の公開 ..........................................135
5-3-3 SSID の隠蔽 ..........................................143
5-3-4 無線 LAN の確認 .......................................145
5-4 パソコンに無線 LAN カードを設定する ........................ 146
5-4-1 インストール .........................................146
5-4-2 インストール完了の確認 ...............................149
5-4-3 無線アクセスポイントへの無線接続 .....................152
14 目 次
6 本商品のバージョンアップ................................................................ 155
6-1 ファームウェアの更新 ...................................... 155
6-1-1 ファームウェアの確認 .................................157
6-1-2 電話機から手動更新 ................................... 158
6-1-3 Web 設定画面から自動更新..............................161
6-1-4 Web 設定画面から手動更新..............................164
6-1-5 ファイルを指定して手動更新 ...........................167
7 故障かなと思ったら ............................................................................ 170
8 付 録 ..................................................................................................... 179
8-1 パソコンのネットワーク設定 ................................ 179
8-1-1 TCP/IP の設定 ........................................179
8-1-2 IP 設定の確認 ........................................ 186
8-2 無線 IP 端末の設定 ......................................... 191
8-3 本商品の初期化 ............................................ 193
8-4 電源の入れ直し ............................................ 194
8-5 無線 LAN の暗号化モードと暗号化方式 ........................ 195
8-6 ひかり電話以外のサービスとの同時利用 ...................... 196
8-6-1 「050IP 電話」との同時利用............................196
8-6-2 「フレッツ・セーフティ」との同時利用 .................201
8-6-3 「フレッツの IP-VPN サービス」との同時利用 ............203
8-6-4 「Mフレッツホスト」との同時利用 .....................205
8-7 用語集 .................................................... 206
8-8 索 引 ..................................................... 214
8-9 仕様一覧 .................................................. 216
8-10 お問い合わせ窓口 .......................................... 218
目 次 15
取扱説明書の読み進めかた
本商品をご使用していただくには、次のような手順で設定します。
T
T T
T
本書以外にも「機能詳細ガイド」を用意しています。(T p.17) より高度な機能をご使用になる場合にご参照ください。
16 取扱説明書の読み進めかた
T
T
機能詳細ガイド
付属のRV-230SE 専用 CD-ROM には、本商品の詳細な機能について説明 した「機能詳細ガイド」が HTML ファイル形式で収録されています。
機能詳細ガイドの見かた
別冊「最初にお読みください」を参照し、まるごと設定ツールをインス
トールします。
Windows のスタートメニューから[すべてのプログラム] → [RV-230SE
まるごと設定ツール] → [機能詳細ガイド]をクリックします。
機能詳細ガイドが起動します。
お知らせ
・Windows 2000をご利用の場合は、[プログラム] → [RV-230SEまるごと
設定ツール] → [機能詳細ガイド]をクリックします。
・Windows XP/2000以外のOSをご利用されている場合は、RV-230SE
専用CD-ROMをパソコンにセットし、CD-ROM内の実行ファイルをダブルクリッ クします。
機能詳細ガイド 17
機能詳細ガイド目次
機能詳細ガイドでは以下の項目について説明をしています。
機能詳細説明
電話機能 ひかり電話
ルータ機能
無線機能
WAN 側機能
その他の機能
IP マスカレード/NAT
静的 IP マスカレード/NAT
静的ルーティング
パケットフィルタリング
ステートフル パケット インスペクション
DHCP サーバ
UPnP
DMZ
IEEE802.11a 無線 LAN
IEEE802.11b 無線 LAN
IEEE802.11g 無線 LAN
暗号化
MAC アドレスフィルタリング機能
無線ネットワーク名(SSID)によるセキュリティ機能
無線ネットワーク名(SSID)の隠蔽 (ANY 接続拒否)
PPPoE ブリッジ
PPPoE マルチセッション
複数固定 IP サービス(Unnumbered)
無通信監視タイマ
PPP キープアライブ
「機器設定用パスワード」の変更
時刻設定
情報表示(装置情報、状態表示)
ファームウェア更新
18 機能詳細ガイド
設定例
フレッツ関連
その他の設定例
ブリッジモード ブリッジモード
フレッツ接続ツール紹介
フレッツ・スクウェアで利用するには
フレッツ・グループアクセス
端末型払い出しで利用するには LAN 型払い出しで利用するには
フレッツ・コネクトで利用するには
複数固定 IP サービスを利用するには
ネットワークゲームをするには
外部にサーバを公開するには
Windows XP の場合 Windows 2000 の場合 Windows Me/98SE/98 の場合 Mac OS の場合
ファイアウォールを設定するには
PPPoE マルチセッション環境でサーバを公開するには
機能詳細ガイド 19
Web 設定
基本設定 接続先設定
詳細設定
メンテナンス
起動のしかた
トップページ
設定のしかた
ひかり電話共通設定 電話設定
内線設定
内線設定(アナログ端末) 内線設定(IP 端末)
無線 LAN 設定 無線 LAN 関連
MAC アドレスフィルタリング
LAN 側設定
DHCP 固定 IP アドレス配布設定
パケットフィルタ設定
静的 IP マスカレード/NAT 設定
静的ルーティング設定
高度な設定
機器設定用パスワードの変更
時刻設定
設定値の保存&復元
設定値の初期化
ファームウェア更新
PING テスト
機器再起動
UPnP NAT 情報消去
20 機能詳細ガイド
情報
現在の状態
障害ログ
通話ログ
発信履歴 着信履歴 内線履歴
更新ログ
通信ログ
セキュリティログ
UPnP ログ
UPnP CP テーブル
UPnP NAT 設定情報
DHCP テーブル
無線 LAN 情報
機能詳細ガイド 21
無線機能の使いかた
ひかり電話の使いかた
無線 LAN カードの使いかた
無線セキュリティ
無線 LAN 設定 無線 LAN 設定
MAC アドレスフィルタリング
電話機で設定する 電話機からひかり電話の設定をするには
その他(付録)
用語集
本商品に接続できる機器について
アナログ端末を接続するには
IP 端末(音声)を接続するには
IP 端末(映像)を接続するには
ひかり電話共通設定 電話設定
内線設定
内線設定(アナログ端末) 内線設定(IP 端末)
22 機能詳細ガイド
1
最初に確認する
本章では、本商品をご使用していただく前に知っておいていただきたいことを説明し ます。ご使用の前にぜひ目をお通しください。
1-1 付属品の確認
本商品には付属品が同梱されています。ご使用の前に不足品がないかご確認く ださい。 万一、不足品がありましたら、お問い合わせ窓口(T p.218)までご連絡く ださい。
最初に確認する 23
24 最初に確認する
お客様にご用意いただくもの
ひかり電話を利用する
お知らせ
ホームテレホンの内線電話機やデジタル電話機、G4 FAXなどは接続できません。
インターネットに接続する
無線 LAN を利用する
最初に確認する 25
1-2 各部の名前
1-2-1 前 面
名 称 表示(色) 機能説明
① 電源ランプ
② アラーム
ランプ
③ PPPランプ
④ ひかり電話
ランプ
点灯 本商品の電源が入っている。
消灯 本商品の電源が切れている。
赤点
消灯 ひかり電話装置部が正常です。
点灯 1セッション接続中です。
点灯 2セッション以上接続中です。
消灯 オフライン状態です。
-消 ひかり電話利用できません。
本商品故障(ひかり電話装置部)、また はファームウェアの更新中です。
点灯 ひかり電話利用可能です。
ひかり電話利用中です。
点滅
(発信中/着信中/通話中)
26 最初に確認する
名 称 表示(色) 機能説明
ひかり電話機能、内蔵のルータ機能が
点灯
⑤ ACTランプ
-消
⑥ 登録ランプ
⑦ 初期状態
ランプ
⑧ VDSLランプ
⑨ FAILランプ
お知らせ
・各ランプの状態は、本商品前面からご確認ください。
・ひかり電話設定情報および、最新のファームウェアの取得中は、
アラームランプ(赤色)と初期状態ランプ(橙色)が同時に点灯します。 このとき、本商品の電源は切らないでください。
・本商品の故障、または各種エラーが表示されたときは「7 故障かなと思っ
たら」(T p.170)を参照し、問題を解決してください。
消灯 ひかり電話設定情報が未設定です。
消灯 通常動作中です。
-消
点灯 本商品故障(VDSLモデム部)です。
消灯 VDSLモデム部が正常です。
利用できます。
ひかり電話機能、内蔵のルータ機能で
点滅
データ通信中です。
ひかり電話機能、内蔵のルータ機能が 利用できません。
点灯 ひかり電話の設定が完了です。
点滅 ひかり電話の設定中です。
ひかり電話の設定が失敗です。
点灯
(認証エラー)
ひかり電話の設定が失敗です。
点滅
(その他エラー)
工場出荷時の状態、または最新のファー
点灯
ムウェアのダウンロード中です。
点滅 IPアドレスが重複中です。
点灯 VDSLリンクが確立しています。
VDSL回線の接続動作中、または回線が
点滅
未接続です。
VDSL回線の接続動作停止中、または本商 品が故障しています。
最初に確認する 27
1-2-2 背 面
① 初期化
② LAN1~4
名 称 表 示 機能説明
設定を初期化するためのスイッチ です。
パソコンを接続します。
スイッチ
ポート
初期化
LAN1~4
③ 電話機1~2
ポート
④ VDSL LINE
ポート
⑤ 電源端子 DC IN 12V 専用の電源アダプタ(12V)を接続します。
28 最初に確認する
電話機
1~2
VDSL LINE VDSL回線と接続します。
アナログ通信機器(電話機、ファクス など)を接続します。 最大2台までの接続が可能です。
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