RV-230SE
取扱説明書
このたびは、RV-230SEをご利用いただ
きまして、まことにありがとうございます。
● ご使用の前に、この「取扱説明書」をよくお読み
のうえ、内容を理解してからお使いください。
● お読みになったあとも、本商品のそばなどいつも
手もとに置いてお使いください。
技術基準適合認証品
【廃棄(または譲渡、返却)される場合の留意事項】
本商品は、お客様固有のデータを登録または保持可能な商品です。本商品内のデー
タ流出などによる不測の損害を回避するために、本商品を廃棄(または譲渡、返却)
される際には、本書をご覧のうえ、本商品内に登録または保持されたデータを消去
くださいますようお願いいたします。
● 本商品に搭載されているソフトウェアの解析(逆コンパイル、逆アセンブル、リバースエンジ
ニアリングなど)、コピー、転売、改造を行うことを禁止します。
Ⓡ
● Microsoft
ける登録商標または商標です。
● Windows
● Windows
● Windows
● Windows
● Windows
Microsoft
● Windows
● Macintosh
る登録商標です。
● Ethernet
● Acrobat
の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
● JavaScript
● VxWorks
● その他、本書に記載されている会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
● Ⓡ マークおよび TM 表記については本文中に明記しません。
● This product includes software developed by the Apache Group for use in the Apache HTTP
server project(http://www.apache.org/).
● Copyright(C)1993-2002 by Darren Reed.
および WindowsⓇは、米国 MicrosoftⓇ Corporation の米国およびその他の国にお
Ⓡ
の正式名称は、MicrosoftⓇ WindowsⓇoperating system です。
Ⓡ
Me は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ Millennium Edition operating system の略です。
Ⓡ
98 は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ 98 operating system の略です。
Ⓡ
98SE は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ 98 Second Edition operating system の略です。
Ⓡ
XP は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ XP Home Edition operating system および
Ⓡ
WindowsⓇ XP Professional operating system の略です。
Ⓡ
2000 は、MicrosoftⓇ WindowsⓇ 2000 Professional operating system の略です。
Ⓡ
、MacⓇ、MacⓇ OS は、米国 Apple Computer, Inc.の米国およびその他の国におけ
Ⓡ
は米国 XEROX 社の登録商標です。
Ⓡ
Reader, AdobeⓇ ReaderⓇは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)
Ⓡ
は、米国 Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。
Ⓡ
は米国 Wind River Systems, Inc.の登録商標です。
本商品の機能がバージョンアップされ、取扱説明書などの記載事項に変更・追加が生じた場合、
取扱説明書などもバージョンアップされ、当社ホームページに公開されます。
最新の取扱説明書などが必要なときは、これをダウンロードしてください。
http://www.ntt-east.co.jp/ced
ご使用にあたってのお願い
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラ
スB情報技術装置です。この装置は家庭環境で使用することを目的としていますが、
この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き
起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
● 本商品(取扱説明書、ソフトウェアを含む)は日本国内向仕様であり、外国の
規格などには準拠しておりません。また海外で保守サービスおよび技術サービ
スは行っておりません。国内で使用する場合でも、日本語環境によるご利用の
みのサービスとなっております。
This product is designed for only use in Japan and we are not offering
maintenance service and technical service of this product in any foreign
country. It works properly in only Japanese Operating System.
● 本商品(ソフトウェア含む)は、外国為替および外国貿易法に定める輸出規制品
に該当するため、日本国外に持ち出す場合は同法による許可が必要です。
● 本商品の故障、誤動作、不具合、あるいは停電などの外部要因によって、通信
などの機会を逸したために生じた損害や、万一本商品に登録された情報内容が
消失してしまうことなどの純粋経済損失につきましては、当社は一切その責任
を負いかねますので、あらかじめご了承ください。本商品に登録された情報内
容は、別にメモをとるなどして保管くださるようお願いします。
● 本商品を設置するための配線工事および修理には、工事担任者資格を必要とし
ます。無資格者の工事は、違法となり、また事故のもとともなりますので絶対
におやめください。
● 本商品を分解したり改造したりすることは絶対に行わないでください。
● 本書に、他社商品の記載がある場合、これは参考を目的としたものであり、記
載商品の使用を強制するものではありません。
● 本書の内容につきましては万全を期しておりますが、お気づきの点がございま
したら、巻末のお問い合わせ窓口にお申し付けください。
● 取扱説明書、ハードウェア、ソフトウェア、および外観の内容について将来予
告なしに変更することがあります。
● 本商品の電話機ポートは、加入電話の仕様とは完全に一致していないため、接
続される通信機器によっては、正常に作動しないことがあります。
ご使用にあたってのお願い 1
安全にお使いいただくために必ずお読みください
本書には、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防ぎ、本商品を安全に
お使いいただくために、守っていただきたい事項を示しています。
その表示と図記号の意味は次のようになっています。内容をよく理解してから本文を
お読みください。
本書を紛失または損傷したときは、当社のサービス営業所またはお買い求めになった
販売店でお求めください。
本書中のマーク説明
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死
警告
F
注意
F
お願い
亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示して
います。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷
害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみ
の発生が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、本商品
の本来の性能を発揮できなかったり、機能停止を招く内
容を示しています。
お知らせ
2 安全にお使いいただくために必ずお読みください
この表示は、本商品を取り扱ううえでの注意事項を示し
ています。
お使いになる前に(設置環境)
警 告
F
● 本商品やモジュラージャックや電話配線のそばに、水や液体の入った花びん、
植木鉢、コップ、化粧品、薬用品などの容器、または小さな金属類を置かない
でください。本商品に水や液体がこぼれたり、小さな金属類が中に入った場合、
火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品やモジュラージャックをふろ場や加湿器のそばなど、湿度の高いところに
設置および使用しないでください。
火災・感電の原因となることがあります。
● 水のかかる場所で使用したり、水に濡らすなどして使用しないでください。
漏電して、火災・感電の原因となることがあります。
● テーブルタップや分岐電源コンセント、分岐ソケットを使用した、タコ足配線
はしないでください。
火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品を直射日光の当たるところや、ストーブ、ヒータなどの発熱器のそばな
ど、温度の高いところに置かないでください。
内部の温度が上がり、火災の原因となることがあります。
● 本商品やモジュラージャックを調理台のそばなど油飛びや湯気が当たるよう
な場所、ほこりの多い場所、鉄粉や有毒ガスが発生する場所、水、油、薬品が
かかる恐れがある場所に置かないでください。
火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合は、医用電気機器の近くでの
設置や使用をしないでください。
手術室、集中治療室、CCU(冠状動脈疾患監視病室)などに持ち込まないでくだ
さい。本商品からの電波が、医用電気機器に影響を及ぼすことがあり、誤動作
による事故の原因になります。
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合は、自動ドア、火災報知器な
どの自動制御機器の近くに置かないでください。
本商品からの電波が自動制御機器に影響を及ぼすことがあり、誤動作による事
故の原因になります。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 3
お使いのとき
警告
F
● 万一、煙が出ている、へんな臭いがするなどの異常状態のまま使用すると、火
災・感電の原因となることがあります。すぐに電源アダプタ(電源プラグ)を
電源コンセントから引き抜いて、煙が出なくなるのを確認して、当社のサービ
ス営業所に修理をご依頼ください。お客様による修理は危険ですから絶対にお
やめください。
● 万一、本商品を落としたり、キャビネットを破損した場合は、すぐに電源アダ
プタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜いて、当社のサービス営業所
にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となることがあり
ます。
● 本商品やモジュラージャックや電話配線の内部に水などの液体が入ったり、本
商品を濡らした場合は、すぐに電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセント
から引き抜いて、当社のサービス営業所にご連絡ください。そのまま使用する
と、火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品の通風孔などから、内部に金属類や燃えやすいものなどの異物を差し込
んだり、落としたりしないでください。万一、異物が入った場合は、すぐに電
源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜いて、当社のサービス
営業所にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・感電の原因となること
があります。特にお子様のいるご家庭ではご注意ください。
● 異常音がしたり、キャビネットが熱くなっている状態のまま使用すると、火災・
感電の原因となることがあります。すぐに電源アダプタ(電源プラグ)を電源コ
ンセントから引き抜いて、当社のサービス営業所に修理をご依頼ください。
● AC100V の家庭用電源以外では、絶対に使用しないでください。
火災・感電の原因となることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)のコードが傷んだ(芯線の露出・断線など)状態
のまま使用すると火災・感電の原因となることがあります。すぐに電源アダプ
タ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜いて、当社のサービス営業所に
修理をご依頼ください。
● 差込口が 2 つ以上ある壁の電源コンセントに他の電気製品の電源アダプタ(電
源プラグ)を差し込む場合は、合計の電流値が電源コンセントの最大値を超え
ないように注意してください。
4 安全にお使いいただくために必ずお読みください
● 濡れた手で本商品やモジュラージャックや電話配線を操作したり、接続しない
でください。
感電の原因となることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)は必ず付属のものを使用し、それ以外のものは絶
対にお使いにならないでください。
火災、感電の原因となることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントに確実に差し込んでください。
電源アダプタ(電源プラグ)の刃に金属などが触れると、火災・感電の原因と
なることがあります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き抜くときは、必ず電源
アダプタ(電源プラグ)を持って引き抜いてください。電源アダプタ(電源プ
ラグ)のコードを引っ張るとコードが傷つき、火災・感電の原因となることが
あります。
● 電源アダプタ(電源プラグ)は、ほこりが付着していないことを確認してから
電源コンセントに差し込んでください。ほこりにより火災・感電の原因となる
ことがあります。また、半年から1年に1回は、電源アダプタ(電源プラグ)
を点検してください。なお点検は当社サービス営業所にご相談ください。
● お近くに雷が発生したときは、電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセント
から引き抜いて使用を控えてください。雷によっては、火災・感電の原因とな
ることがあります。
● 本商品の通風孔をふさがないでください。通風孔をふさぐと本商品の内部に熱
がこもり、火災の原因となることがあります。次のような使いかたはしないで
ください。
・じゅうたんやふとんの上に置く。
・テーブルクロスなどをかける。
・毛布やふとんをかぶせる。
・本棚、タンスの中、押入れの中など風通しの悪い場所に置く。
● 電源アダプタ(電源プラグ)のコードには、延長コードは使わないでください。
火災の原因となることがあります。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 5
その他
警告
F
● 本商品や電源アダプタ(電源プラグ)を分解・改造したりしないでください。
火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品のキャビネットは外さないでください。感電の原因となることがありま
す。キャビネットを開けられた場合は、本商品の保証対象外といたします。
指定以外の内部の点検・調整・清掃・修理は、当社のサービス営業所にご連絡
ください。
● 電源アダプタ(電源プラグ)のコードに傷をつけたり、破損したり、加工したり、
無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、束ねたりしないでください。また、
重いものをのせたり、加熱したりすると電源アダプタ(電源プラグ)のコードが
破損し、火災・感電の原因となることがあります。電源アダプタ(電源プラグ)
のコードが傷んだら、当社のサービス営業所に修理をご依頼ください。
● 本商品やモジュラージャックに水が入ったりしないよう、また濡らさないよう
にご注意ください。
漏電して、火災・感電の原因となることがあります。
● 付属の電源アダプタ(電源プラグ)を本商品以外には使用しないでください。
火災、感電の原因となることがあります。
● 本商品を移動させる場合は、電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントか
ら引き抜き、電話機コードを差込口から引き抜いて、外部の接続線を外したこ
とを確認のうえ、行ってください。
コードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。
● 本商品を医療機器や高い安全性が要求される用途では使用しないでください。
人が死亡または重傷を負う可能性があり、社会的に大きな混乱が発生する恐れ
があります。
6 安全にお使いいただくために必ずお読みください
お使いになる前に(設置環境)
注意
F
● ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所に置かないでください。
また、本商品の上にものを置かないでください。バランスがくずれて倒れたり、
落下してけがの原因となることがあります。
● 振動・衝撃の多い場所に置かないでください。バランスがくずれて倒れたり、
落下してけがの原因となることがあります。
● 本商品の設置面以外には 3cm 以上の空間を作るようにして設置してください。
換気が悪くなると本商品内部の温度が上がり、故障の原因となることがあります。
● 屋外には設置しないでください。屋外に設置した場合の動作保証はいたしません。
● 温度 0℃~40℃・湿度 5%~80%で、結露しない場所に設置してください。温度や
湿度がこの範囲を超えたり、結露が発生すると故障の原因となることがあります。
結露とは、空気中の水蒸気が金属板の表面などに付着し、水滴となる現象です。本商品を寒
い場所から急に暖かい場所に移動させたようなときには、本商品内部に結露が発生し、故障
の原因となります。万一結露した場合は、電源アダプタ(電源プラグ)を電源コンセントから引き
抜いた状態で放置しておき、完全に乾燥してから電源を入れてください。
● 本商品は安定した水平なところに縦置きで設置してください。
設置方法については本文中をご参照ください。
● 本商品を製氷倉庫など特に温度が下がるところに置かないでください。
本商品が正常に動作しないことがあります。
● 塩水がかかる場所、亜硫酸ガス、アンモニアなどの腐食性ガスが発生する場所
で使用しないでください。故障の原因となることがあります。
● 電気製品、AV・OA 機器などの磁気を帯びているところや電磁波が発生してい
るところに置かないでください(電子レンジ、スピーカ、テレビ、ラジオ、蛍光灯、
電気こたつ、インバータエアコン、電磁調理器など)。
・磁気や電気雑音の影響を受けると、雑音などが大きくなったり、通信ができなくなる
ことがあります(特に電子レンジ使用時には影響を受けることがあります)。
・テレビ、ラジオなどに近いと、受信障害の原因となったり、テレビ画面が乱れること
があります。
・放送局や無線局などが近く、雑音などが大きいときは、本商品の設置場所を移動して
みてください。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 7
● 硫化水素が発生する場所(温泉地)などでは、本商品の寿命が短くなることが
あります。
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合は、次のような場所でのご使
用は避けてください。
(電波を混信したり、誤動作の原因となることがあります。)
・特定無線局や移動通信体のある屋内
・電子レンジの近く
・盗難防止装置など2.4GHz周波数帯域を利用している装置のある屋内
● 本商品に無線 LAN カードを装着してご利用の場合で、本商品と無線端末の間に
次のような物質があるときは設置場所を変更したり、仕切りを取り払うなどし
てください。(電波を通しにくい物質が周囲にあると通信ができなかったり通
信速度が遅くなる場合があります。)
・鉄のドア
・スチール棚や仕切り
・コンクリート、石、レンガなどの壁
・防火ガラス
・アパートなどの上階と下階
8 安全にお使いいただくために必ずお読みください
お使いのとき
注意
F
● 使用中にケーブルを誤って外さないでください。ケーブルに足などを引っ掛けない
でください。
使用中にケーブルが抜けると、大切なデータを失うことがあります。
● 機器の電源の入れ直しは、10 秒間以上おいてから行ってください。
本商品が正常に動作しない場合があります。
● 本商品に乗らないでください。特に小さなお子様のいるご家庭ではご注意くだ
さい。
こわれてけがの原因となることがあります。
● 本書に従って接続してください。
間違えると接続機器や回線設備が故障することがあります。
● 無線 LAN カードの抜き差しは、本商品の電源を切った状態で行ってください。
本商品および無線 LAN カードが故障することがあります。
● IEEE802.11a モードは法律により屋外での使用は禁止されています。
その他
注意
F
● 長期間使用されないときは、安全のため必ず電源アダプタ(電源プラグ)を電
源コンセントから引き抜いてください。
● お手入れをするときは、安全のため必ず電源アダプタ(電源プラグ)を電源コ
ンセントから引き抜いてください。
安全にお使いいただくために必ずお読みください 9
日頃のお手入れ
お願い
● 本商品をベンジン、シンナー、アルコールなどで拭かないでください。本商品の
変色や変形の原因となることがあります。汚れがひどいときは、薄い中性洗剤を
つけた布をよくしぼって汚れを拭き取り、柔らかい布でからぶきしてください。
● 本商品を落としたり、強い衝撃を与えないでください。
故障の原因となることがあります。
● 本商品に殺虫剤などの揮発性のものをかけたりしないでください。また、ゴム
やビニール、粘着テープなどを長時間接触させないでください。
変形、変色の原因となることがあります。
10 安全にお使いいただくために必ずお読みください
無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意
無線 LAN は LAN ケーブルの代わりに電波を利用して、パソコンと無線アクセスポイ
ント間などで通信するため、電波の届く範囲であれば自由に LAN 接続できるという
利点があります。
その反面、電波が届く範囲であれば障害物(壁など)を越えてすべての場所に届く
ため、セキュリティ関係の設定を行わないと、以下のような問題が発生する可能性
があります。
通信内容を盗み見られる
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
- ユーザ名(ID)やパスワード
- クレジットカード番号などの個人情報
- メールの内容
などの通信内容を盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
- 個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
- 特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
- 傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
- コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為を行う可能性があります。
本来、無線 LAN カードや無線アクセスポイントには、これらの問題に対応するため
のセキュリティ(防護策)が用意されています。無線 LAN 製品のセキュリティ設定
を有効にし、製品を使用することで、これらの問題が発生する可能性は少なくなり
ます。
無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意 11
無線 LAN セキュリティ
無線 LAN 製品は、購入直後の状態においては、セキュリティ設定が有効に設定され
ていない場合があります。
問題発生の可能性を少なくするために、無線 LAN 製品をご使用になる前に必ず無線
LAN 製品のセキュリティに関するすべての設定を取扱説明書にしたがい設定して
ください。
なお、無線 LAN の仕様上、特殊な方法によりセキュリティが破られることもあり得
ますので、ご理解のうえご使用ください。
セキュリティ設定についてお客様で対処できない場合は、「本商品のお取り扱いに
関するお問い合わせ」(T p.218)までお問い合わせください。
お客様がセキュリティ設定を有効にしないで使用した場合の問題を充分理解した
うえで、お客様ご自身の判断と責任においてセキュリティ設定を有効にしてご使用
ください。
12 無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意
目 次
ご使用にあたってのお願い ......................................... 1
安全にお使いいただくために必ずお読みください ..................... 2
無線 LAN 使用時におけるセキュリティに関するご注意 ................ 11
目 次 ........................................................... 13
取扱説明書の読み進めかた ........................................ 16
機能詳細ガイド .................................................. 17
1 最初に確認する......................................................................................23
1-1 付属品の確認 ............................................... 23
1-2 各部の名前 ................................................. 26
1-2-1 前 面 ................................................. 26
1-2-2 背 面 ................................................. 28
1-2-3 上面および側面 ........................................30
1-3 周辺環境の確認 ............................................. 31
2 本商品を設置する .................................................................................33
2-1 本商品の設置 ............................................... 33
2-1-1 縦置き................................................34
2-1-2 壁掛け................................................35
2-2 本商品の接続 ............................................... 36
2-2-1 通常の接続 ............................................37
2-2-2 ひかり電話と一般電話を併用する接続 ....................39
2-3 設定方法の確認 ............................................. 43
3 ひかり電話の使いかた .........................................................................44
3-1 ひかり電話ご利用に関するご注意 ............................. 44
3-2 ひかり電話の使いかた ....................................... 46
3-2-1 発信(電話をかける) ..................................46
3-2-2 着信(電話をうける) ..................................48
3-2-3 ひかり電話で発着信できるサービス ......................49
3-2-4 ひかり電話で接続できる番号 ............................50
3-2-5 保 留 ................................................. 52
3-2-6 内 線 ................................................. 53
3-2-7 内線転送 ..............................................55
目 次 13
3-2-8 キャッチホン ..........................................56
3-2-9 ナンバー・ディスプレイ ................................58
3-2-10 発信者番号通知/非通知 .................................59
3-2-11 複数チャネル(ダブルチャネル) ........................60
3-2-12 追加番号(マイナンバー) ..............................61
3-2-13 優先着信 .............................................. 62
3-2-14 指定着信機能 ..........................................63
3-3 パソコンから設定 ........................................... 64
3-3-1 ひかり電話共通設定 .................................... 72
3-3-2 内線設定 ..............................................74
3-3-3 設定例................................................82
3-4 電話機から設定 ............................................ 109
3-4-1 操作方法 .............................................110
4 インターネット接続の設定をする..................................................... 118
4-1 設定の流れ ................................................ 118
4-2 ネットワーク設定の確認 .................................... 119
4-3 接続の確認 ................................................ 122
4-4 本商品の設定 .............................................. 123
4-5 インターネットへ接続 ...................................... 129
5 無線 LAN のご利用について............................................................ 130
5-1 設定の流れ ................................................ 130
5-2 無線 LAN カードの取り付け .................................. 131
5-3 無線 LAN 設定 .............................................. 133
5-3-1 接続の確認 ...........................................133
5-3-2 SSID の公開 ..........................................135
5-3-3 SSID の隠蔽 ..........................................143
5-3-4 無線 LAN の確認 .......................................145
5-4 パソコンに無線 LAN カードを設定する ........................ 146
5-4-1 インストール .........................................146
5-4-2 インストール完了の確認 ...............................149
5-4-3 無線アクセスポイントへの無線接続 .....................152
14 目 次
6 本商品のバージョンアップ................................................................ 155
6-1 ファームウェアの更新 ...................................... 155
6-1-1 ファームウェアの確認 .................................157
6-1-2 電話機から手動更新 ................................... 158
6-1-3 Web 設定画面から自動更新..............................161
6-1-4 Web 設定画面から手動更新..............................164
6-1-5 ファイルを指定して手動更新 ...........................167
7 故障かなと思ったら ............................................................................ 170
8 付 録 ..................................................................................................... 179
8-1 パソコンのネットワーク設定 ................................ 179
8-1-1 TCP/IP の設定 ........................................179
8-1-2 IP 設定の確認 ........................................ 186
8-2 無線 IP 端末の設定 ......................................... 191
8-3 本商品の初期化 ............................................ 193
8-4 電源の入れ直し ............................................ 194
8-5 無線 LAN の暗号化モードと暗号化方式 ........................ 195
8-6 ひかり電話以外のサービスとの同時利用 ...................... 196
8-6-1 「050IP 電話」との同時利用............................196
8-6-2 「フレッツ・セーフティ」との同時利用 .................201
8-6-3 「フレッツの IP-VPN サービス」との同時利用 ............203
8-6-4 「Mフレッツホスト」との同時利用 .....................205
8-7 用語集 .................................................... 206
8-8 索 引 ..................................................... 214
8-9 仕様一覧 .................................................. 216
8-10 お問い合わせ窓口 .......................................... 218
目 次 15
取扱説明書の読み進めかた
本商品をご使用していただくには、次のような手順で設定します。
T
T
T
T
本書以外にも「機能詳細ガイド」を用意しています。(T p.17)
より高度な機能をご使用になる場合にご参照ください。
16 取扱説明書の読み進めかた
T
T
機能詳細ガイド
付属のRV-230SE 専用 CD-ROM には、本商品の詳細な機能について説明
した「機能詳細ガイド」が HTML ファイル形式で収録されています。
機能詳細ガイドの見かた
別冊「最初にお読みください」を参照し、まるごと設定ツールをインス
トールします。
Windows のスタートメニューから[すべてのプログラム] → [RV-230SE
まるごと設定ツール] → [機能詳細ガイド]をクリックします。
機能詳細ガイドが起動します。
お知らせ
・Windows 2000をご利用の場合は、[プログラム] → [RV-230SEまるごと
設定ツール] → [機能詳細ガイド]をクリックします。
・Windows XP/2000以外のOSをご利用されている場合は、RV-230SE
専用CD-ROMをパソコンにセットし、CD-ROM内の実行ファイルをダブルクリッ
クします。
機能詳細ガイド 17
機能詳細ガイド目次
機能詳細ガイドでは以下の項目について説明をしています。
機能詳細説明
電話機能 ひかり電話
ルータ機能
無線機能
WAN 側機能
その他の機能
IP マスカレード/NAT
静的 IP マスカレード/NAT
静的ルーティング
パケットフィルタリング
ステートフル パケット インスペクション
DHCP サーバ
UPnP
DMZ
IEEE802.11a 無線 LAN
IEEE802.11b 無線 LAN
IEEE802.11g 無線 LAN
暗号化
MAC アドレスフィルタリング機能
無線ネットワーク名(SSID)によるセキュリティ機能
無線ネットワーク名(SSID)の隠蔽 (ANY 接続拒否)
PPPoE ブリッジ
PPPoE マルチセッション
複数固定 IP サービス(Unnumbered)
無通信監視タイマ
PPP キープアライブ
「機器設定用パスワード」の変更
時刻設定
情報表示(装置情報、状態表示)
ファームウェア更新
18 機能詳細ガイド
設定例
フレッツ関連
その他の設定例
ブリッジモード ブリッジモード
フレッツ接続ツール紹介
フレッツ・スクウェアで利用するには
フレッツ・グループアクセス
端末型払い出しで利用するには
LAN 型払い出しで利用するには
フレッツ・コネクトで利用するには
複数固定 IP サービスを利用するには
ネットワークゲームをするには
外部にサーバを公開するには
Windows XP の場合
Windows 2000 の場合
Windows Me/98SE/98 の場合
Mac OS の場合
ファイアウォールを設定するには
PPPoE マルチセッション環境でサーバを公開するには
機能詳細ガイド 19
Web 設定
-
基本設定 接続先設定
詳細設定
メンテナンス
起動のしかた
トップページ
設定のしかた
ひかり電話共通設定 電話設定
内線設定
内線設定(アナログ端末)
内線設定(IP 端末)
無線 LAN 設定 無線 LAN 関連
MAC アドレスフィルタリング
LAN 側設定
DHCP 固定 IP アドレス配布設定
パケットフィルタ設定
静的 IP マスカレード/NAT 設定
静的ルーティング設定
高度な設定
機器設定用パスワードの変更
時刻設定
設定値の保存&復元
設定値の初期化
ファームウェア更新
PING テスト
機器再起動
UPnP NAT 情報消去
20 機能詳細ガイド
情報
現在の状態
障害ログ
通話ログ
発信履歴
着信履歴
内線履歴
更新ログ
通信ログ
セキュリティログ
UPnP ログ
UPnP CP テーブル
UPnP NAT 設定情報
DHCP テーブル
無線 LAN 情報
機能詳細ガイド 21
無線機能の使いかた
ひかり電話の使いかた
無線 LAN カードの使いかた -
無線セキュリティ
無線 LAN 設定 無線 LAN 設定
MAC アドレスフィルタリング
-
電話機で設定する 電話機からひかり電話の設定をするには
その他(付録)
- 用語集
本商品に接続できる機器について
アナログ端末を接続するには
IP 端末(音声)を接続するには
IP 端末(映像)を接続するには
ひかり電話共通設定 電話設定
内線設定
内線設定(アナログ端末)
内線設定(IP 端末)
22 機能詳細ガイド
1
最初に確認する
本章では、本商品をご使用していただく前に知っておいていただきたいことを説明し
ます。ご使用の前にぜひ目をお通しください。
1-1 付属品の確認
本商品には付属品が同梱されています。ご使用の前に不足品がないかご確認く
ださい。
万一、不足品がありましたら、お問い合わせ窓口(T p.218)までご連絡く
ださい。
最初に確認する 23
24 最初に確認する
お客様にご用意いただくもの
ひかり電話を利用する
お知らせ
ホームテレホンの内線電話機やデジタル電話機、G4 FAXなどは接続できません。
インターネットに接続する
無線 LAN を利用する
最初に確認する 25
1-2 各部の名前
1-2-1 前 面
名 称 表示(色) 機能説明
① 電源ランプ
② アラーム
ランプ
③ PPPランプ
④ ひかり電話
ランプ
緑 点灯 本商品の電源が入っている。
- 消灯 本商品の電源が切れている。
赤点 灯
- 消灯 ひかり電話装置部が正常です。
緑 点灯 1セッション接続中です。
橙 点灯 2セッション以上接続中です。
- 消灯 オフライン状態です。
緑
-消 灯 ひかり電話利用できません。
本商品故障(ひかり電話装置部)、また
はファームウェアの更新中です。
点灯 ひかり電話利用可能です。
ひかり電話利用中です。
点滅
(発信中/着信中/通話中)
26 最初に確認する
名 称 表示(色) 機能説明
ひかり電話機能、内蔵のルータ機能が
点灯
緑
⑤ ACTランプ
-消 灯
緑
⑥ 登録ランプ
⑦ 初期状態
ランプ
⑧ VDSLランプ
⑨ FAILランプ
お知らせ
・各ランプの状態は、本商品前面からご確認ください。
・ひかり電話設定情報および、最新のファームウェアの取得中は、
アラームランプ(赤色)と初期状態ランプ(橙色)が同時に点灯します。
このとき、本商品の電源は切らないでください。
・本商品の故障、または各種エラーが表示されたときは「7 故障かなと思っ
たら」(T p.170)を参照し、問題を解決してください。
赤
- 消灯 ひかり電話設定情報が未設定です。
橙
- 消灯 通常動作中です。
緑
-消 灯
赤 点灯 本商品故障(VDSLモデム部)です。
- 消灯 VDSLモデム部が正常です。
利用できます。
ひかり電話機能、内蔵のルータ機能で
点滅
データ通信中です。
ひかり電話機能、内蔵のルータ機能が
利用できません。
点灯 ひかり電話の設定が完了です。
点滅 ひかり電話の設定中です。
ひかり電話の設定が失敗です。
点灯
(認証エラー)
ひかり電話の設定が失敗です。
点滅
(その他エラー)
工場出荷時の状態、または最新のファー
点灯
ムウェアのダウンロード中です。
点滅 IPアドレスが重複中です。
点灯 VDSLリンクが確立しています。
VDSL回線の接続動作中、または回線が
点滅
未接続です。
VDSL回線の接続動作停止中、または本商
品が故障しています。
最初に確認する 27
1-2-2 背 面
① 初期化
② LAN1~4
名 称 表 示 機能説明
設定を初期化するためのスイッチ
です。
パソコンを接続します。
スイッチ
ポート
初期化
LAN1~4
③ 電話機1~2
ポート
④ VDSL LINE
ポート
⑤ 電源端子 DC IN 12V 専用の電源アダプタ(12V)を接続します。
28 最初に確認する
電話機
1~2
VDSL LINE VDSL回線と接続します。
アナログ通信機器(電話機、ファクス
など)を接続します。
最大2台までの接続が可能です。
名 称 表示(色) 機能説明
⑥ 10/100BASE-T
ランプ
⑦ LINKランプ
お知らせ
初期化スイッチの使用方法については、「8-3 本商品の初期化」(T p.193)
をご参照ください。
橙点 灯
- 消灯 10Mbpsでリンクが確立しています。
緑
- 消灯 LANリンクが未確立です。
100Mbpsでリンクが確立しています。
点灯
LANリンクが確立しています。
点滅
データ通信中です。
最初に確認する 29
1-2-3 上面および側面
名 称 機能説明
① 無線LANカードスロット
② 壁掛け用フック穴
無線LAN機能をご使用の場合は、オプショ
ン品の無線LANカード「SC-32SE」
を装着します。(T p.131)
本商品を壁掛けで使用する際、壁掛け用
ネジを挿入します。(T p.35)
30 最初に確認する
1-3 周辺環境の確認
本商品をご使用される前に、以下の環境が整っているかご確認ください。
パソコンの準備
●LAN ポート
本商品に接続するパソコンには LAN ポート(100BASE-TX/10BASE-T)が必要
です。ご使用のパソコンに LAN ポートがない場合は、100BASE-TX/10BASE-T
対応の LAN カード/LAN ボードを取り付けてください。
取り付け方法については LAN カード/LAN ボードに付属の説明書をご参照く
ださい。
●ファイアウォールなどの終了
本商品の設定前に、ファイアウォールなどのソフトウェアはすべて終了させ
てください。
これらのソフトウェアを起動させたままでいると、本商品の設定ができな
かったり、正しく通信ができないことがあります。
本商品の設定終了後に、改めて起動させてください。
●無線 LAN カード
本商品に専用無線 LAN カード「SC-32SE」を取り付けることで、無線
LAN 通信ができます。
お知らせ
無線LAN通信にはWindows XP/2000のみ対応しています。
対応 OS の確認
本商品は下記の OS に対応しています。
・Windows XP/2000/Me/98SE/98(日本語版)
・Mac OS X/9.x/8.x(日本語版)
お知らせ
無線LAN通信にはWindows XP/2000のみ対応しています。
最初に確認する 31
Web ブラウザの確認
本商品は下記の Web ブラウザに対応しています。
<Windows XP/2000/Me/98SE/98>
・Microsoft Internet Explorer Ver.6.0 SP1 以上(日本語版)
<Macintosh(Mac OS Ⅹ以降/Mac OS 9.x/Mac OS 8.x)>
・Microsoft Internet Explorer Ver.5.1 以上(日本語版)
お知らせ
・WebブラウザやOSの設定でプロキシサーバを使用する設定になっている場合、
正しく表示や操作ができないことがあります。
・Javaスクリプトの設定を「有効」にしてください。
・ダイヤルアップの設定がある場合は、パソコンの「インターネットオプション」
の「接続」で「ダイヤルしない」に設定してください。
まるごと設定ツールの動作環境
・OS :Windows XP/2000(SP4)
・Web ブラウザ
:Microsoft Internet Explorer Ver.6.0 SP1 以上(日本語版)
・ハードディスクの空き容量
:30MB 以上を推奨
・メモリ :64MB 以上
・画面 :800 × 600 ピクセル以上の領域指定
・Windows の推奨環境以上のパーソナルコンピュータ
お願い
・まるごと設定ツールはインストール時に、2つ以上のLANボード(無線LANまたは
LANカード)が装着されたパソコンの設定はサポートしていません。
・設定の前に、ファイアウォール、ウィルスチェックなどのソフトウェアは終了
させてください。
動作させたままでいると本商品の設定ができなかったり、通信が正常に行えな
い場合があります。本商品の設定が終了したら、いったん終了させたファイア
ウォール、ウィルスチェックなどのソフトウェアを元に戻してください。
・フレッツ接続ツールをご利用になっていた場合、フレッツ接続ツールのアンイ
ンストールを実施してください。
32 最初に確認する
2
本商品を設置する
本商品を設置し、各周辺機器と接続します。
2-1 本商品の設置
本商品は縦置きと壁掛けに対応しています。
F
注意
換気が悪くなると本商品内部の温度が上がり、故障の原因となります。
「お使いになる前に(設置環境)」(T p.7)とあわせてお読みください。
本商品を設置する 33
2-1-1 縦置き
付属のスタンドを本商品底面に装着します。
スタンドを本商品の前後に合わせ、確実に装着してください。
安定した水平な場所に縦置きで設置します。
本商品の設置面以外は 3cm 以上の空間を作るようにしてください。
34 本商品を設置する
2-1-2 壁掛け
壁などの垂直面に設置します。
お願い
・壁掛けに使用する壁に、十分な強度があることをご確認ください。
・壁に掛けた状態で、コードを強く引っ張らないでください。
・本商品の放熱で壁が変色することがあります。壁掛け場所の選定をしてください。
壁にフックを用意します。
付属の壁掛け用ネジを使用します。
ネジ間隔は付属の「壁掛け用ネジ位置合わせシート」を参考にしてください。
壁のフックに、本商品の壁掛け用フック穴を引っ掛けます。
本商品の設置面以外には 3cm 以上の空間を作るようにしてください。
本商品を設置する 35
2-2 本商品の接続
本商品と各周辺機器を接続します。
お知らせ
無線LANカードの取り付けについては「5-2 無線LANカードの取り付け」
(T p.131)をご参照ください。
接続できる電話機について
本商品と接続できる電話機には以下のような制限があります。
本商品に接続する前に、ご使用の電話機の取扱説明書をご参照ください。
・ 本商品の電話機ポートは擬似的にアナログ電話回線と同様の環境を作って
います。実際のアナログ電話回線とは異なるので、通信機器によってはひか
り電話をご利用できない場合があります。
・ ホームテレホンの内線電話機やデジタル電話機、G4 FAX などは接続できま
せん。
・ ファクスやアナログモデム通信の送受信は、回線の状況によりご利用できな
い場合があります。
・ 1 つの電話機ポートに接続できる電話機は 1 台のみです。
36 本商品を設置する
2-2-1 通常の接続
本商品を設置する 37
本商品の LAN ポートとパソコンを LAN ケーブルで接続します。
付属 LAN ケーブル(緑色)を使用します。
本商品の電話機 1~2 ポートと電話機を電話機コードで接続します 。
現在ご使用中の電話機コード、もしくは市販電話機コードを使用します。
本商品の VDSL LINE ポートと壁面のモジュラージャックをモジュラー
ケーブルで接続します。
付属モジュラーケーブル(灰色)を使用します。
本商品の電源端子に、電源アダプタのプラグを接続します。
電源アダプタ本体に、電源アダプタのコードを接続します。
電源アダプタのコードを、電源コンセントに接続します。
38 本商品を設置する
2-2-2 ひかり電話と一般電話を併用する接続
VDSL 回線と電話回線を同時に接続
1 つのモジュラージャックから、VDSL 回線と電話回線(アナログまたは ISDN)
を同時に使用します。
本商品を設置する 39
本商品の LAN ポートとパソコンを LAN ケーブルで接続します。
付属 LAN ケーブル(緑色)を使用します。
本商品の電話機 1~2 ポートと電話機を電話機コードで接続します 。
ひかり電話として使用する電話機を接続します。
現在ご使用中の電話機コード、もしくは市販電話機コードを使用します。
2 分岐モジュラージャックと壁面のモジュラージャックをモジュラー
ケーブルで接続します。
付属モジュラーケーブル(白色)を使用します。
本商品の VDSL LINE ポートと2 分岐モジュラージャックをモジュラー
ケーブルで接続します。
付属モジュラーケーブル(灰色)を使用します。
2 分岐モジュラージャックとインラインフィルタ(LINE)をモジュラー
ケーブルで接続します。
付属モジュラーケーブル(白色)を使用します。
2 分岐モジュラージャックの端子は左右共通です。設置環境に合わせて
手順 と挿入位置を変更できます。
インラインフィルタ(PHONE)と電話機を電話機コードで接続します 。
アナログまたは ISDN 電話として使用する電話機を接続します。
ISDN 電話の場合は ISDN 用 DSU 内蔵 TA が必要です。
現在ご使用中の電話機コード、もしくは市販電話機コードを使用します。
本商品の電源端子に、電源アダプタのプラグを接続します。
電源アダプタ本体に、電源アダプタのコードを接続します。
電源アダプタのコードを、電源コンセントに接続します。
40 本商品を設置する
同一回線上の異なるモジュラージャックに接続
同一回線上の異なるモジュラージャックに接続して VDSL 回線と電話回線(ア
ナログまたは ISDN)を同時に使用します。
本商品を設置する 41
壁面のモジュラージャックとインラインフィルタ(LINE)をモジュラー
ケーブルで接続します。
付属モジュラーケーブル(白色)を使用します。
インラインフィルタ(PHONE)と ISDN 用 DSU 内蔵 TA を電話機コードで接
続します。
市販電話機コードを使用します。
アナログ電話の場合は ISDN 用 DSU 内蔵 TA は不要です。
インラインフィルタ(PHONE)と電話機を電話機コードで接続します
ISDN 用 DSU 内蔵 TA と電話機を電話機コードで接続します 。
ISDN 回線電話として使用する電話機を接続します。
現在ご使用中の電話機コード、もしくは市販電話機コードを使用します。
本商品の LAN ポートとパソコンを LAN ケーブルで接続します。
付属 LAN ケーブル(緑色)を使用します。
本商品の電話機 1~2 ポートと電話機を電話機コードで接続します 。
ひかり電話として使用する電話機を接続します。
現在ご使用中の電話機コード、もしくは市販電話機コードを使用します。
本商品の VDSL LINE ポートと壁面のモジュラージャックをモジュラー
ケーブルで接続します
付属モジュラーケーブル(灰色)を使用します。
。
本商品の電源端子に、電源アダプタのプラグを接続します。
電源アダプタ本体に、電源アダプタのコードを接続します。
電源アダプタのコードを、電源コンセントに接続します。
42 本商品を設置する
2-3 設定方法の確認
本商品は付属のRV-230SE 専用 CD-ROM に収録されている「まるごと設
定ツール」を利用して、画面の指示に従いながら、簡単に設定できます。
お願い
・まるごと設定ツールのインストール方法については、別冊「最初にお読みくだ
さい」をご参照ください。
・CD-ROM をセットしても自動で起動しない場合は、「マイコンピュータ」内の
RV-230SE アイコンを開き、「Marugoto.exe」をダブルクリックしてください。
・まるごと設定ツールをインストール済みの場合は、[スタート]→[すべてのプ
ログラム](Windows 2000 の場合は[プログラム])→[RV-230SE まるごと設定
ツール]→[まるごと設定ツール]の順にクリックすると起動します。
まるごと設定ツールは Windows XP/2000 に対応しています。
その他の OS でご利用のお客様は、Web ブラウザから本商品にアクセスし、各種
設定ができます。
お知らせ
Windows XP/2000 をご利用されている場合でも、Web ブラウザからの設定はでき
ます。
設定方法 対応 OS 設定方法
まるごと設定ツールを
使った設定
Web ブラウザから設定
Windows XP/2000(SP4)
Windows XP/2000/Me/
98SE/98/Mac OS X/9.x/8.x
別冊「最初にお読みくださ
い」をご参照ください。
本書 3~6 章をご参照くだ
さい。
本商品を設置する 43
3
ひかり電話の使いかた
本章では、ひかり電話を利用した基本的な電話機の使用方法を説明します。
3-1 ひかり電話ご利用に関するご注意
ここではひかり電話をご利用する際に知っておいていただきたいこと、注意し
ていただきたいことを説明します。
ひかり電話をご利用する前にご確認ください。
お知らせ
ひかり電話のいろいろなサービスを利用するための設定方法については、
「3-3-3 設定例」(T p.82)で説明しています。合わせてご参照ください。
(説明例:着信音の鳴り分け、一斉着信など)
44 ひかり電話の使いかた
ご利用の前に
・ひかり電話をご利用する前には、必ず前面のひかり電話ランプが緑
色に点灯していることをご確認ください。
・次の場合、ひかり電話はご利用できません。
- 停電時
- 本商品の電源が切れている
- 本商品のひかり電話設定情報の取得に失敗している
- 本商品が再起動中
・ひかり電話通話中に本商品の電源が切れた場合や、再起動中、シス
テム更新中は通信が切断されます。
・お客様のご利用環境によっては、ひかり電話の通話が安定しない可
能性があります。
・ひかり電話でファクスやアナログモデム通信した場合、または音声
ガイドなどで通話中にプッシュ信号の入力が必要な場合は、通信に
失敗することがあります。
通信が失敗した場合でも、失敗するまでの通信に対して使用料金が
かかります。
・接続する電話機の ACR などの機能が動作している場合、ひかり電話
が利用できないことがあります。必ず ACR などの機能は停止させて
ください。
緊急通報について
本商品は緊急通報(警察、海上保安、消防)にも対応しています。
一般の電話と同じように、ダイヤルしてください。
ひかり電話の使いかた 45
3-2 ひかり電話の使いかた
ひかり電話の使いかたについて説明します。
3-2-1 発信(電話をかける)
本商品の電話機ポートに接続した電話機から発信します。
電話機のハンドセット(受話器)を取り上げます。
ハンドセット(受話器)から「ツー」という発信音が聞こえます。
相手の電話番号をダイヤルします。
呼出音が聞こえます。
相手先が通話中だった場合は、「ツーツーツー」という音が聞こえます。
相手の方が出たら、会話します。
46 ひかり電話の使いかた
会話が終われば、ハンドセット(受話器)を置きます。
お願い
お使いの電話機のACR機能、LCR機能はオフにしてください。
お知らせ
続けてひかり電話をご利用する場合は、ハンドセット(受話器)を3秒以上置
いたあとにダイヤルしてください。
ひかり電話の使いかた 47
3-2-2 着信(電話をうける)
着信があると、電話機ポートに接続した電話機に着信します。
そのとき各ポートに接続された機器から着信音が鳴ります。
電話機の着信音が鳴ります。
お知らせ
前面のひかり電話ランプが緑色に点滅することで、着信がわかります。
電話機のハンドセット(受話器)を取り上げて、相手と会話します。
会話が終われば、ハンドセット(受話器)を置きます。
48 ひかり電話の使いかた
3-2-3 ひかり電話で発着信できるサービス
ひかり電話では、以下の電話サービスとの発着信が可能です。
・NTT 東日本/西日本の加入電話および ISDN
・IP 電話サービス(「050IP 電話」サービス)
・国際電話(世界約 200 の国と地域)
・他社の提供する OAB~J 電話サービス
・携帯電話、PHS
通信機器の種類によっては、ひかり電話の付加サービスをご利用いただけない、
または設定の変更が必要となる場合があります。
ひかり電話で以下の操作はできません
・ひかり電話から♯(シャープ)ABCD の発信
・ひかり電話から 00XY 発信(電気通信事業者を指定した発信)
・ひかり電話から NTT DoCoMo の衛星船舶の発信(以下参照)
090-302-20XXX~41XXX
090-302-43XXX~47XXX
090-302-57XXX~63XXX
090-302-66XXX~67XXX
ひかり電話の使いかた 49
3-2-4 ひかり電話で接続できる番号
ひかり電話で接続できる番号は以下の通りです。(2006 年 10 月現在)
電話番号 サービス名など 接続可否
0120 フリーアクセス/フリーダイヤルなど ○
0170 伝言ダイヤル ×
0180 テレゴング/テレドーム/データドーム ×
0190 エンジェルライン/あんないジョーズ ×
0570 ナビアクセス/APナビ/ナビダイヤル ×
0800 フリーアクセス/フリーダイヤルなど ○
0910 公専接続 ×
0990 ダイヤルQ2 ×
010 国際通話 ○
020 ポケベル ×
050 IP電話 ○
060 UPT(eコール) ×
070 PHS ○
080 携帯電話 ○
090 携帯電話 ○
100 100番通話 ×
102 非常・緊急扱い電話 ×
104 番号案内 ○
106 コレクトコール(コミュニケータ扱い) ×
108 自動コレクトコール ×
110 警察(緊急通報) ○
112 共同加入者受付 ×
113 故障受付 ○
114 お話し中調べ ×
115 電報受付 ○
116 営業受付 ○
117 時報 ○
118 海上保安(緊急通報) ○
119 消防(緊急通報) ○
121 クレジット通話サービス ×
50 ひかり電話の使いかた
電話番号 サービス名など 接続可否
122
125 でんわ会議 ×
134 ダイヤルQ2パスワード ×
135 特定番号通知機能 ×
136 ナンバーアナウンス ×
141 でんわばん、二重番号サービス ×
142 ボイスワープ ○
144 迷惑電話おことわりサービス ○
145 キャッチホン2 ×
146 キャッチホン2 ×
147 ボイスワープセレクト、なりわけサービス ○
148 ナンバーリクエスト ○
149 DDX-TP ×
151 メンバーズネット ×
152 メンバーズネット ×
159 あいたらお知らせ ×
161 ファクシミリ通信網 ×
162 ファクシミリ通信網 ×
163 DDX-TP ×
164 DDX-TP ×
165 メール送受信 ×
166 ビデオテックス接続 ×
167 DDX-TP ×
169 DDX-TP ×
171 171災害時伝言ダイヤル ○
177 天気予報 ○
178 オフトーク ×
184 発信者番号通知拒否 ○
186 発信者番号通知 ○
189 ダイヤルQ2 ×
固定優先解除 ×
ひかり電話の使いかた 51
3-2-5 保 留
本商品の電話機ポートに接続した電話機で着信した電話を保留します。
お知らせ
・接続された電話機またはIP端末に、保留機能が用意されているときに有効
・内線通話時には保留機能は動作しません。
通話中、電話機の保留機能を有効にします。
保留中は相手先には保留音が流れます。
です。
お知らせ
保留の操作はご使用の電話機、IP端末の取扱説明書をご参照ください。
保留を解除します。
通話をお続けください。
52 ひかり電話の使いかた
3-2-6 内 線
他の電話機ポートに接続された電話機、ひかり電話に対応した無線 IP 端末、
LAN ポートに接続された有線 IP 端末などを呼び出して、通話することができます。
電話機のハンドセット(受話器)を取り上げます。
ハンドセット(受話器)から「ツー」という発信音が聞こえます。
相手の内線番号をダイヤルします。
内線番号は内線設定画面を参考にしてください。(T p.74)
お知らせ
内線番号のダイヤル方法についてはIP端末、電話機の取扱説明書をご参照く
ださい。
呼出音が聞こえます。
相手先が通話中だった場合は、「ツーツーツー」という音が聞こえます。
ひかり電話の使いかた 53
相手の方が出たら、会話します。
会話が終われば、ハンドセット(受話器)を置きます。
お知らせ
続けてひかり電話や内線をご利用する場合は、ハンドセット(受話器)を3秒
以上置いたあとにダイヤルしてください。
54 ひかり電話の使いかた
3-2-7 内線転送
外の相手との電話を他の電話機ポートに接続された電話機、ひかり電話に対応
した無線 IP 端末、LAN ポートに接続された IP 端末などに取りつぎます。
お知らせ
接続されている電話機、または IP 端末に転送機能が用意されている場合に有効
です。
通話中、保留機能を有効にします。
保留中は相手先には保留音が流れます。
お知らせ
内線転送の操作はご使用の電話機、IP端末の取扱説明書をご参照ください。
相手の内線番号をダイヤルします。
内線番号は内線設定画面を参考にしてください。(T p.74)
呼出音が聞こえます。
相手の方が出たら、ハンドセット(受話器)を置きます。
ひかり電話の使いかた 55
3-2-8 キャッチホン
キャッチホン契約をされている場合は、通話中に他の電話から着信があったと
きに割込音でお知らせします。
お知らせ
複数チャネルをご契約の場合の割込音通知設定については、「割込音通知」
(T p.89)をご参照ください。
通話中に他の電話から着信があった場合は、ハンドセット(受話器)から
「プップッ・・・」と割込音が聞こえます。
相手の方にキャッチホンが入ったことを伝え、キャッチホンボタンを
押します。
通話中だった相手は保留状態になります。
お知らせ
キャッチホンの操作方法はご使用の電話機によって異なります。
詳しくは電話機の取扱説明書をご参照ください。
56 ひかり電話の使いかた
会話が終われば、キャッチホンボタンを押 します。
保留中だった相手と通話できます。
ひかり電話の使いかた 57
3-2-9 ナンバー・ディスプレイ
ナンバー・ディスプレイ契約をされている場合は、電話機に発信者の電話番号
が表示されます。
お知らせ
・ナンバー・ディスプレイ対応の電話機が必要です。
表示方法は電話機の取扱説明書をご参照ください。
・電話機によっては、発信者の電話番号などが正しく表示されないことがあ
ります。
・発信者の電話番号が表示されない場合は、表示されない理由が電話機に表
示されます。
表示内容を確認して電話に出ることができます。
・表示内容は、ご使用の電話機によって異なります。
詳しくは電話機の取扱説明書をご参照ください。
58 ひかり電話の使いかた
3-2-10 発信者番号通知/非通知
相手先にこちらの電話番号を通知できます。
●発信時のダイヤル操作
ひかり電話のご契約内容により、ダイヤル操作が異なります。
契 約
通常通知
(通話ごと非通知)
通常非通知
(回線ごと非通知)
○:通知する ×:通知しない
相手番号
○ × ○
×
ダイヤル操作
184+相手番号 186+相手番号
×
○
ひかり電話の使いかた 59
3-2-11 複数チャネル(ダブルチャネル)
本商品に接続した電話機が通話中でも、他の電話機ポートに接続された電話機
を使用できます。
お知らせ
・複数チャネル(ダブルチャネル)のご契約が必要です。
・追加の契約なしに、キャッチホン相当の機能をご利用になれます。
60 ひかり電話の使いかた
3-2-12 追加番号(マイナンバー)
本商品に接続した電話機で、別々の電話番号で着信したいときに電話機別に電
話番号を持つことができます。
お知らせ
追加番号(マイナンバー)のご契約が必要です。
ひかり電話の使いかた 61
3-2-13 優先着信
本商品の 2 つの電話機ポートを同一着信番号で設定している場合、優先して着
信する電話機ポートを設定できます。(T p.100)
お知らせ
着信中に他からの着信があった場合、電話機のハンドセット(受話器)を取り上
げて通話中になると通知音で連絡します。
(複数チャネル契約時で「割込音通知」を「使用する」に設定している場合)
お知らせ
・電話機ポート1~2に接続された電話機に対して有効です。
・この機能を利用する場合、IP端末は使用できません。
・着信中に他からの着信があった場合、電話機のハンドセット(受話器)を
取り上げて通話中になっても通知音はありません。(複数チャネル契約時)
62 ひかり電話の使いかた
3-2-14 指定着信機能
電話番号に指定着信番号を付加してダイヤルすることで、特定の電話機を直接
呼び出せます。(T p.105)
お知らせ
・電話機ポート1~2に接続された電話機に対して有効です。
・電話機ポート1~2に接続された電話機のどちらか1つに設定できます。
ひかり電話の使いかた 63
3-3 パソコンから設定
Web ブラウザで本商品にアクセスすることで、管理メニューが表示されます。
設定の変更や、ご使用中の機器状態の確認ができます。
ひかり電話の設定を変更しない場合は、必要ありません。
お知らせ
・本商品へアクセスする場合は、パソコンの設定を行ったうえで、Webブラウザ
からアクセスしてください。「8-1 パソコンのネットワーク設定」(T p.179)
・Webブラウザは下記のバージョンに対応しています。
<Windows XP/2000/Me/98SE/98の場合>
・Microsoft Internet Explorer Ver.6.0 SP1以上(日本語版)
<Macintosh(Mac OS Ⅹ以降/Mac OS 9.x以前)の場合>
・Microsoft Internet Explorer Ver.5.1以上(日本語版)
お願い
ひかり電話の使用中(内線通話を含む)は、登録など本商品の再起動を伴う操作
はできない場合があります。
Web ブラウザを起動します。
Web ブラウザのアドレス欄に下記のアドレスを入力し、Enter キーを押し
ます。
http://ntt.setup/
お知らせ
http://192.168.1.1/でもアクセスできます。
64 ひかり電話の使いかた
機器設定用パスワードの初期設定画面が表示されます。
※ご使用の Web ブラウザや OS のバージョンによって画面表示は異なりますが、
入力が必要な項目は同じです。
お知らせ
機器設定用パスワードの初期設定画面は、本商品に初めてアクセスしたとき
のみ表示されます。
初期設定終了後はパスワード入力画面(T p.67)が表示されます。
パスワードおよびパスワード再入力を入力します。
任意でパスワードを入力してください。
入力したパスワードはメモしておいてください。
パスワード
お知らせ
・ここで入力するパスワードは、本商品にアクセスするためのパスワードです。
プロバイダから提供されたパスワードではありません。
・32文字以内の半角英数文字および記号が使用できます。
ただし、< > \ ’ ” ? & % = : ; @ / は使用できません。
・大文字と小文字は区別されます。
・パスワードおよびパスワード再入力欄の入力文字は、すべて「●」や「*」
に置き換わって表示されます。
・パスワード再入力欄で異なるパスワードを入力した場合は、エラー画面が表
示されます。入力操作をやり直してください。
・空白にすることはできません。
また、スペースのみで設定することもできません。
ひかり電話の使いかた 65
設定 をクリックします。
設定ウィザード画面が表示されます。
インターネットを利用される場合、接続先ユーザ名および接続パスワー
ドを入力します。
プロバイダとの契約書などを参考に入力してください。
接続先ユーザ名:****@****.ne.jp など
「フレッツ・スクウェア接続」を設定します。
フレッツ・スクウェア接続をご利用になる場合は「設定する」を、ご利用
にならない場合は「設定しない」を選択してください。
66 ひかり電話の使いかた
設定 をクリックします。
本商品が自動的に再起動をはじめます。
本商品前面のアラームランプが消灯しているのを確認し、 再表示 を
クリックします。
パスワード入力画面が表示されます。
※ご使用の Web ブラウザや OS のバージョンによって画面表示は異なりますが、
入力が必要な項目は同じです。
ひかり電話の使いかた 67
ユーザー名およびパスワードを入力します。
ユーザー名:
パスワード:手順 で設定したパスワード
お願い
パスワードを忘れた場合は、「8-3 本商品の初期化」(T p.193)を参照
し、初期設定に戻してご使用ください。
user
68 ひかり電話の使いかた
OK をクリックします。
本商品の管理メニューが表示されます。
管理メニューは、メニューフレームと操作フレームに分かれています。
メニューフレームの各項目を選択すると、操作フレームに対応する画面が
表示されます。
ひかり電話の使いかた 69
お知らせ
・操作フレーム右上にある
表示されます。
・説明に使用している画面表示は、お使いのWebブラウザやOSのバージョンに
よって異なります。
・お使いのWebブラウザやWebブラウザの設定により、説明されている操作を
行った際に、Webブラウザが以前に保存していた内容を表示する場合があり
ます。この場合は、Webブラウザのインターネット一時ファイル(キャッ
シュ)を削除してから、画面を更新してください。(詳しくは、各Webブラ
ウザのヘルプをご参照ください。)
・回線の状況や設定によっては、設定内容がWebブラウザに表示されるまでに
時間がかかる場合があります。
・Webブラウザの
ないでください。本商品への操作が正しく行われない場合があります。
・Webブラウザによっては
が閉じないことがあります。その場合はメニューの「ファイル」から「ウィ
ンドウを閉じる」などを選択してください。
・接続先ユーザ名、接続パスワードは「メインセッション」に設定されます。
「メインセッション」の接続モードは「常時接続」です。
・プロバイダからDNSサーバを設定するよう指示がある場合は、機能詳細ガイ
ド(T p.17)をご参照ください。
・「フレッツ・スクウェア接続」で「設定する」を選択した場合は、「セッ
ション3」に設定されます。
・設定時「工事中のため、設定変更はできません。」とメッセージが表示さ
れた場合は、設定変更工事中のため本商品の設定はできません。
・ひかり電話使用中、および使用後の一定時間は、設定後の 再起動 から本
商品を再起動できない場合があります。
ひかり電話の使用後、一定時間が過ぎてから本商品を再起動してください。
(戻る)、 (進む)や、 (更新)のボタンを使用し
マークをクリックすると、各ページのヘルプが
(閉じる)ボタンをクリックしても、ウィンドウ
70 ひかり電話の使いかた
小項目の表示
本商品のメニューは階層化されています。
左側に (プラス)マークがあるメニューをクリックすると、メニューの
小項目が表示されます。
お知らせ
このとき、
お知らせ
本誌ではメニュー間の移動を「-」で表現しています。
例) 「電話設定」-「ひかり電話共通設定」をクリックします。
(プラス)マークは (マイナス)マークに変わります。
ひかり電話の使いかた 71
3-3-1 ひかり電話共通設定
ひかり電話共通設定画面では、ひかり電話に関する共通項目の設定を行います。
メニューフレームの「電話設定」 - 「ひかり電話共通設定」をクリックし
ます。
操作フレームにひかり電話共通設定画面が表示されます。
●[音声優先モード]
インターネットとひかり電話を同時に利用しているとき、インターネットで使
用しているデータ量が増えると、ひかり電話の音声パケットが廃棄され音声品
質が劣化することがあります。
このような場合は、音声パケットを優先的に送出する設定することで、音声品
質を改善できます。
・なし :音声優先モードを使用しない。(初期値)
・優先 :音声パケットを優先処理します。
・最優先 :音声パケットを最優先で処理します。
お知らせ
音声優先モードを使用すると、パケットの優先処理にともないデータ通信
の速度が低下する場合があります。
72 ひかり電話の使いかた
●[優先着信ポート]
本商品の 2 つの電話機ポートを同一着信番号で設定している場合、優先して着
信する電話機ポートを設定します。
・アナログ端末(電話機 1)
:電話機 1 ポートに接続した電話機を優先的に呼び出します。
・アナログ端末(電話機 2)
:電話機 2 ポートに接続した電話機を優先的に呼び出します。
・無効 :優先着信を行いません。(初期値)
お知らせ
・優先着信ポートを設定する場合は、割込音通知機能とIP端末は使用で
きません。(T p.100)
●[PING 応答機能]
WAN 側からの PING に応答するか指定します。
・使用する :PING に応答する。(初期値)
・使用しない :PING に応答しない。
ひかり電話の使いかた 73
3-3-2 内線設定
内線設定画面では、本商品に接続する端末の設定を行います。
メニューフレームの「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
●[利用有無]
内線端末として利用する端末を選択します。
最大 5 台まで同時に利用できます。
初期値として内線 1~5 にチェックが入っています。
お知らせ
当該内線番号のIP端末は、通話中にチェックを外すと通話が切断されます。
●[内線番号]
端末に割当てられた内線番号が表示されます。
内線番号をクリックすると、設定画面が表示されます。(T p.76、79)
初期値として 1~7 が設定されています。
●[ニックネーム]
端末に割当てられたニックネームが表示されます。
ニックネームをクリックすると、設定画面が表示されます。(T p.76、79)
74 ひかり電話の使いかた
●[端末属性]
接続されている内線端末の属性が表示されます。
端末属性をクリックすると、設定画面が表示されます。(T p.76、79)
初期値としてアナログ端末(電話機 1)、(電話機 2)以外は「-」が設定されて
います。
●[優先着信]
優先着信が設定されているか表示されます。(T p.100)
・優先 :優先着信を設定していない状態
・非優先 :優先着信を設定している状態
●[指定着信]
指定着信番号が設定されているか表示されます。(T p.105)
・- :指定着信番号を設定していない状態
・有効 :指定着信番号を設定している状態
●[登録状態]
IP 端末の場合は、内線端末から本商品への内線登録状態が表示されます。
・- :現在利用できない状態
・未登録 :現在利用できない状態
(内線端末に本商品と接続するための設定が未設定)
・登録済み :現在利用できる状態
●[設定の削除]
削除 をクリックすることで、IP 端末の内線設定の登録情報を削除します。
ただし、内線番号は削除されません。
お知らせ
当該内線番号のIP端末は、通話中に 削除 を押すと通話が切断されます。
ひかり電話の使いかた 75
設定する「内線番号」をクリックします。
対応する内線設定画面が表示されます。
お知らせ
・アナログ端末(電話機1)は本商品背面の電話機1ポートに接続された電話
機、アナログ端末(電話機2)は本商品背面の電話機2ポートに接続された
電話機に関する設定を行います。
・画面の電話番号設定に表示されている電話番号は、契約番号として
0300000000、追加番号として0300000001を契約しているときの例です。
アナログ端末設定画面
76 ひかり電話の使いかた
●[内線番号]
内線番号として使用する電話番号を 1~9、10~99 の範囲で設定します。
お知らせ
・0もしくは00を設定することはできません。
・重複した内線番号は設定できません。
●[ニックネーム]
ニックネームを入力します。
任意のニックネームを半角英数字記号 64 文字以内で入力します。
内線番号 初期値
内線番号 1~2 TEL1~2
●[ナンバー・ディスプレイ]
ナンバー・ディスプレイ機能(発信者の電話番号を表示する機能)を使用
するか設定します。
サービス契約および、接続した端末がナンバー・ディスプレイに対応している
必要があります。
・使用する(初期値)
・使用しない
●[モデムダイヤルイン]
電話の着信時にモデムダイヤルイン(着信番号情報をモデム信号として通知す
る機能)を使用するか設定します。
接続した端末がモデムダイヤルインに対応している必要があります。
・使用する
・使用しない(初期値)
●[割込音通知]
複数チャネルご契約時で通話中に着信があったとき、もしくは内線通話中の外
線着信のときに、割込音にて着信を通知するか設定します。
・使用する(初期値)
・使用しない
お知らせ
複数チャネルをご契約の場合の割込音通知設定については、「割込音通
知」(T p.89)をご参照ください。
●[ダイヤル桁間タイマ(秒)]
ダイヤルを入力してから、次のダイヤルの入力待ち状態を満了するまでの時間
を選択します。
設定された秒数以内にダイヤル入力がない場合は、入力済のダイヤル番号で発
信します。
・4~8(初期値 4)
ひかり電話の使いかた 77
●[通知番号]
この端末から発信する際に、接続先に通知する電話番号を選択します。
選択できる通知番号は 1 つです。
初期値として契約番号が選択されています。
●[着信番号]
契約している電話番号のうち、この端末への着信番号として使用する番号を選
択します。
複数の着信番号を選択できます。
初期値として電話番号設定に表示されているすべての番号が選択されています。
お知らせ
他の端末設定画面で、同じ電話番号を選択することができます。
その場合、複数の電話機(IP端末)から同時に着信音が鳴ります。
●[指定着信機能 使用する]
指定着信機能を使用する電話番号を選択します。
お知らせ
指定着信機能は電話機ポート1~2に接続された電話機のどちらか1つに設
定できます。
●[指定着信機能 指定着信番号]
使用する指定着信番号を入力します。(1~19 桁の半角数字)
●[指定着信機能 指定なし着信]
指定着信番号あり/なし両方の着信を受ける場合、選択します。
●[着信音選択]
指定された番号の外線着信時の呼出音を選択します。
・IR :リーンリーン(ひかり電話の初期値)
・SIR :リンリン(内線の初期値)
お知らせ
・「SIR」を選択した場合、電話機のメロディ着信機能が正常に動作し
ない場合があります。その場合は「IR」に設定してください。
・実際の呼出音は使用される電話機によって異なります。
78 ひかり電話の使いかた
IP 端末設定画面
お知らせ
・本商品にLANポートや無線で接続されたIP端末に関する設定を行います。
・画面の電話番号設定に表示されている電話番号は、契約番号として
0300000000、追加番号として0300000001を契約しているときの例です。
ひかり電話の使いかた 79
●[内線番号]
内線番号として使用する電話番号を 1~9、10~99 の範囲で入力します。
お知らせ
・0もしくは00を設定することはできません。
・重複した内線番号は設定できません。
●[ニックネーム]
任意のニックネームを半角英数字記号 64 文字以内で入力します。
内線番号 初期値
内線番号 3~7 IP phone1~5
●[端末属性]
接続した端末の属性を選択します。
・- (初期値)
・IP 端末(音声)
・IP 端末(映像)
お知らせ
・接続した端末の機能と異なる設定をした場合、正しく動作しません。
接続した端末の機能に合わせて設定してください。
・内線簡易設定機能(T 「機能詳細ガイド」 p.17)をお使いの場合
は、[端末属性]は自動的に設定されます。
●[ダイジェスト認証]
ひかり電話に対応した IP 端末を内線として使用する場合に、セキュリティ保護
の点からユーザ ID、パスワードで認証を行うか設定します。
ダイジェスト認証を「行わない」にしても内線は使用可能です。
・行う(初期値)
・行わない
●[ユーザ ID]
ダイジェスト認証用のユーザ ID を入力します。
お知らせ
・ユーザIDは本商品が自動生成するので、通常は設定を変更しないでく
ださい。
・ダイジェスト認証を使用しない場合は、パスワード未入力で内線の使
用は可能ですが、セキュリティ上ダイジェスト認証を使用することを
お勧めします。
80 ひかり電話の使いかた
●[パスワード]
ダイジェスト認証用のパスワードを入力します。
お知らせ
・パスワードは本商品が自動生成するので、通常は設定を変更しないで
ください。
・ダイジェスト認証を使用しない場合は、パスワード未入力で内線の使
用は可能ですが、セキュリティ上ダイジェスト認証を使用することを
お勧めします。
●[通知番号]
この端末から発信する際に、接続先に通知する電話番号を選択します。
選択できる通知番号は 1 つです。
初期値として契約番号が選択されています。
●[着信番号]
契約している電話番号のうち、この端末への着信番号として使用する番号を選
択します。
複数の着信番号を選択できます。
初期値として電話番号設定に表示されているすべての番号が選択されています。
お知らせ
他の端末設定画面で、同じ電話番号を選択することができます。
その場合、複数の電話機(IP端末)から同時に着信音が鳴ります。
ひかり電話の使いかた 81
3-3-3 設定例
ここでは、本商品の機能を利用するための設定例を紹介します。
機 能 概 要 参 照
着信音の
鳴り分け
ひかり電話もしくは内線からの着信時における、電話機の
着信音を選択できます。
p.83
一斉着信/
着信番号選択
割込音通知
テレビ電話
モデム
ダイヤルイン
ナンバー・
ディスプレイ
優先着信
指定着信機能
最大5台までのひかり電話に対応したIP端末、電話機を一斉
に呼び出せます。
複数チャネル契約時に、通話中の着信を割込音にて通知
します。
ひかり電話に対応したIP端末や携帯電話(FOMA)端末と、
映像と音声による通話ができます。
テレビ電話の契約が必要です。
着信した電話番号を、モデム信号として電話機に送信し
ます。
電話機に発信者の電話番号が表示されます。
ナンバー・ディスプレイの契約が必要です。
本商品の2つの電話機ポートを同一着信番号で設定してい
る場合、優先して着信する電話機ポートを設定できます。
電話番号に指定着信番号を付加してダイヤルすることで、
特定の電話機を直接呼び出せます。
お知らせ
・記載されているサービス名称については、変更になる場合があります。
・無線 LAN の設定については「5-3 無線 LAN 設定」(T p.133)をご参照くだ
さい。
p.85
p.89
p.91
p.94
p.97
p.100
p.105
82 ひかり電話の使いかた
着信音の鳴り分け
ひかり電話もしくは内線からの着信時における、電話機の着信音を
IR(リーンリーン)、SIR(リンリン)から選択できます。
お知らせ
・「SIR」を選択した場合、電話機のメロディ着信機能が正常に動作しない場合が
あります。その場合は「IR」に設定してください。
・実際の呼出音は使用される電話機によって異なります。
・本機能は、電話機に対してのみ提供可能な機能です。
メニューフレームの 「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
ひかり電話の使いかた 83
設定するアナログ端末の「端末属性」をクリックします。
対応する内線設定画面が表示されます。
[電話番号設定]の着信時の[着信音選択]を選択します。
●[着信音選択]
外線着信時の呼出音を選択します。
・IR :リーンリーン
・SIR :リンリン
設定 をクリックします。
設定が反映されました。
84 ひかり電話の使いかた
一斉着信/着信番号選択
最大 5 台までのひかり電話に対応した電話機、IP 端末を一斉に呼び出すこと
(一斉着信)ができます。
お知らせ
・無線IP端末を利用するにはオプション品の無線LANカード「SC-32SE」が必要
です。(T p.131)
・映像着信の場合は、端末属性が「IP端末(映像)」に設定された端末にのみ、着信
します。
一斉着信
本商品に接続されたすべての電話機、IP 端末を呼び出します。
ひかり電話の使いかた 85
着信番号選択
本商品に接続された電話機、IP 端末から選択して呼び出します。
メニューフレームの「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
86 ひかり電話の使いかた
設定する端末の「端末属性」をクリックします。
対応する内線設定画面が表示されます。
お知らせ
ここでは電話機を例に説明します。
ひかり電話の使いかた 87
[着信番号]を選択します。
選択した電話機、IP 端末に対して、呼び出す着信番号を選択してください。
お知らせ
すべてを呼び出す(一斉着信)ときは、すべての電話機、IP端末で[着信番
号]の設定でチェックを入れます。
呼び出す電話機、IP端末を使い分けるときは、呼び出しに使用する電話機、
IP端末にのみ[着信番号]の設定でチェックを入れます。
●[着信番号]
契約している電話番号のうち、この端末への着信番号として使用する番号を選
択します。
設定 をクリックします。
設定が反映されました。
88 ひかり電話の使いかた
割込音通知
複数チャネルご契約時で通話中に着信があったとき、もしくは内線通話中の外
線着信のときに、割込音にて着信を通知します。
お知らせ
本機能は、電話機に対してのみ提供可能な機能です。
メニューフレームの「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
ひかり電話の使いかた 89
設定するアナログ端末の「端末属性」をクリックします。
対応する内線設定画面が表示されます。
[割込音通知]を「使用する」に設定します。
複数チャネルご契約時に、通話中の着信を割込音にて通知するか設定します。
●[割込音通知]
・使用する(初期値)
・使用しない
設定 をクリックします。
設定が反映されました。
90 ひかり電話の使いかた
テレビ電話
ひかり電話対応 IP 端末は、他のひかり電話対応 IP 端末や携帯電話(FOMA)端末
と、映像と音声による通話ができます。
テレビ電話の操作方法については IP 端末、携帯電話端末の取扱説明書をご参照く
ださい。
本商品の LAN1~4 ポートとひかり電話対応 IP 端末を LAN ケーブルで接
続します。
市販 LAN ケーブルを使用します。
ひかり電話の使いかた 91
メニューフレームの「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
92 ひかり電話の使いかた
テレビ電話として使用する IP 端末の「端末属性」をクリックします。
対応する内線設定画面が表示されます。
[端末属性]を「IP 端末(映像)」に設定します。
お知らせ
接続した端末の機能と異なる設定をした場合、正しく動作しません。
接続された端末の機能に合わせて設定してください。
設定 をクリックします。
設定が反映されました。
ひかり電話の使いかた 93
モデムダイヤルイン
着信した電話番号をモデム信号として電話機に送信します。
ファクス付き電話機でファクスと電話を別の電話番号で呼び分けるときに使
います。
お知らせ
・モデムダイヤルイン対応の電話機などが必要です。
操作方法は、ご利用される機器の取扱説明書をご参照ください。
・本機能は、電話機に対してのみ提供可能な機能です。
94 ひかり電話の使いかた
メニューフレームの「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
ひかり電話の使いかた 95
設定するアナログ端末の「端末属性」をクリックします。
対応する内線設定画面が表示されます。
[モデムダイヤルイン]を「使用する」に設定します。
●[モデムダイヤルイン]
電話の着信時にモデムダイヤルイン(着信番号情報をモデム信号として通知す
る機能)を使用するか設定します。
接続した端末がモデムダイヤルインに対応している必要があります。
・使用する
・使用しない(初期値)
設定 をクリックします。
設定が反映されました。
96 ひかり電話の使いかた
ナンバー・ディスプレイ
電話機に発信者の電話番号が表示されます。
お知らせ
・ナンバー・ディスプレイ対応の電話機が必要です。
表示方法は電話機の取扱説明書をご参照ください。
・電話機によっては、発信者の電話番号などが正しく表示されないことがあ
ります。
・発信者の電話番号が表示されない場合は、表示されない理由が電話機に表
示されます。
表示内容を確認して電話に出ることができます。
・表示内容は、ご使用の電話機によって異なります。
詳しくは電話機の取扱説明書をご参照ください。
・本機能は、電話機に対してのみ提供可能な機能です。
ひかり電話の使いかた 97
メニューフレームの「電話設定」 - 「内線設定」をクリックします。
操作フレームに内線設定画面が表示されます。
98 ひかり電話の使いかた