Nikon f-35-56G-ED-AF-S-VR User Manual [en, de, es, fr, it]

使用説明書
(P. 6–11)
Instruction Manual
(PP. 12–17)
Bedienungsanleitung
(S. 18–23)
Manuel d'utilisation
(P. 24–29)
(PP. 30–35)
Manuale di istruzioni
(PP. 36–41) (P. 42–46) (P. 47–51)
J E G F S IT
Ck Ch
2
J
警告
分解したり修理・改造をしないこと
感電したり、異常動作をしてケガの原因となります。
落下などによって破損し、内部が露出したときは、露出 部に手を触れないこと
感電したり、破損部でケガをする原因となります。 カメラの電池を抜いて、販売店または当社サービス機関に修理 を依頼してください。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷 を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると人が傷害を負う可能性 が想定される内容および物的損害の発生が想定される内容を示してい ます。
安全上のご注意
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。 この「安全上のご注意」は、製品を安全に正しく使用していただき、あなたや他の 人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、重要な内容を記載して います。お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管 してください。
表示について
表示と意味は次のようになっています。
注意
警告
接触禁止
すぐに修理依頼を
分解禁止
絵表示の例
△記号は、注意(警告を含む)を促す内容を告げるものです。図の中や近 くに具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号は、禁止(してはいけないこと)の行為を告げるものです。図の中
や近くに具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
●記号は、行為を強制すること(必ずすること)を告げるものです。図の 中や近くに具体的な強制内容(左図の場合は電池を取り出す)が描かれて います。
お守りいただく内容の種類を、次の絵表示で区分し、説明しています。
3
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警告
熱くなる、煙が出る、こげ臭いなどの異常時は、速やか にカメラの電池を取り出すこと
そのまま使用すると火災、やけどの原因となります。電池を取 り出す際、やけどに十分注意してください。電池を抜いて、販 売店または当社サービス機関に修理を依頼してください。
水につけたり水をかけたり、雨にぬらしたりしないこと
発火したり感電の原因となります。
引火・爆発のおそれのある場所では使用しないこと
プロパンガス・ガソリンなど引火性ガスや粉塵の発生する場所 で使用すると、爆発や火災の原因となります。
レンズまたはカメラで直接太陽や強い光を見ないこと
失明や視力障害の原因となります。
注意
ぬれた手でさわらないこと
感電の原因になることがあります。
製品は幼児の手の届かないところに置くこと
ケガの原因になることがあります。
使用しないときは、レンズにキャップをつけるか太陽光 のあたらない所に保管すること
太陽光が焦点を結び、火災の原因になることがあります。
三脚にカメラやレンズを取り付けたまま移動しないこと
転倒したりぶつけたりしてケガの原因になることがあります。
電池を取る
すぐに修理依頼を
水かけ禁止
禁 止
禁 止
感電注意
放置禁止
移動禁止
保管注意
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M/A M
1
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16
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8
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はじめに
このたびはニッコールレンズをお買い上げいただき、ありがとうございます。 このレンズは、高速で静かなAF(オートフォーカス)撮影を可能にするレンズ
内超音波モーター(サイレント・ウェーブ・モーター)駆動方式を採用した高性 能なズームレンズです。
特に、F5、F4シリーズ、F100、F90X/F90/F80各シリーズ、F70D、 ニコン 、プロネア600i、プロネアSカメラ、およびデジタルカメラ D1/D1x/D1
H/D100との組み合わせでは、AF撮影が可能なばかりでなく、
AF撮影中にも瞬時にマニュアルフォーカスモードに切り換えることのできる
「マニュアル優先オートフォーカス」機能が威力を発揮します。
また、被写体までの距離情報をカメラボディ側に伝達する機能を備え、3D測光 機能を持ったカメラとの組み合わせ時により的確な露出制御を実現する3D-マル チパターン測光・3D-マルチBL調光を可能とします(SB-28、SB-27、SB­26、SB-25使用時)。さらに、ニコンAF[オートフォーカス(F3AF除く)]カ メラボディとの組み合わせではフォーカスエイドによるマニュアルフォーカス撮 影(手動によるピント合わせ)が可能です。
ニコン独自のED(特殊低分散)ガラスによる色収差の補正とともに、非球面レ ンズや良好なボケ味を再現する円形絞りの採用により優れた光学性能、描写性能 を発揮します。
開放F値はF2.8と非常に明るく、動きの激しいスポーツ写真や暗い所での撮影に 威力を発揮します。また、ニコン内焦方式を採用しているため、ピント合わせ時 の保持バランスが良いなど、操作性にも優れています。
各部の名称
1
焦点距離目盛基準線
2
距離目盛基準線
3
距離目盛
4
赤外指標(焦点距離28/50mm時)
5
フード取り付け指標
6
距離リング
7
フォーカスモード切換えスイッチ
8
焦点距離目盛
9
絞り指標/着脱指標
!
絞り目盛
"
最小絞りロックレバー
#
ファインダー内直読用絞り目盛
$
露出計連動ガイド
%
最小絞り信号ガイド(EE連動ガイド)
&
CPU信号接点
(
開放F値連動ガイド
)
絞りリング
~
ズーミングリング
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注記
レンズのCPU信号接点は汚さないようにご注意ください。
AF-Iテレコンバーター(TC-14E/TC-20E)は、ご使用になれません(装着 できますが広角側にズーミングをするとレンズ後部がテレコンバーターに干渉 します)。
CPU信号接点を破損しますので、オート接写リングPK-1、PK-11/11A、オ ートリング BR-4またはK1リングはご使用になれません。その他のアクセサ リーとカメラボディとの組み合わせ使用に際しては、必ず各製品の使用説明書 も併せてご参照ください。
ニコンF3AF用DX-1ファインダーと組み合わせての使用はできません。
ピント合わせの方法
ご使用のカメラや撮影目的によって、下表のようなピント合わせが選択できます。
※このレンズはF3AFカメラではご使用できません。
■M/A(マニュアル優先オートフォーカス)モードの使い方
フォーカスモード切換えスイッチをM/Aにセットしますと、AF(オートフ ォーカス)撮影時、シャッターボタンの半押しやAF作動ボタンを保持した まま、距離リングを手で回転させるとオートフォーカスがマニュアルに切 り換わり、マニュアルフォーカス撮影が行えます。半押しやAF作動ボタン から指をはなすと、マニュアルフォーカスモードは解除されます。(図1)
マクロ撮影(近接撮影)について
このレンズの撮影距離は、通常撮影で無限遠(∞)から0.7mまでとなっておりま すが、全焦点距離(28〜70mm)にて、0.7mを越えて最短撮影距離0.5mまで距 離リングを回転させマクロ撮影を行うことができます。撮影倍率は28mmで1/13、 70mmで最大撮影倍率1/5.6になります。
カメラ
フォーカスモード
(カメラ)
レンズの設定モード
M/A M
F5、F4シリーズ、F100 F90Xシリーズ、F90シリーズ F80シリーズ、F70D、 ニコン  、 プロネア600i、プロネアS、 D1/D1
X/D1H/D100
上記以外のAF(
オートフォーカス
)
カメラ(F3AF除く)
AF(オートフォーカス)以外のカメラ
マニュアルフォーカス撮影のみ
マニュアル優先
オートフォーカス撮影
マニュアルフォーカス撮影
(フォーカスエイド可)
マニュアルフォーカス撮影のみ
(フォーカスエイド可)
C S
AF
M
C S
AF
M
マニュアルフォーカス撮影のみ
(フォーカスエイド可)
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ズーミングと被写界深度
オートフォーカス撮影を行う場合は、ズーミングリングを回転させ構図を 決めてから、ピント合わせを行ってください。M(マニュアルフォーカス) モードではどの焦点距離でもピント合わせは行えますが、望遠側にするほ ど像が大きく、被写界深度も浅くなるので合わせやすくなります。プレビ ュー(絞り込み)機構を持つカメラでは、撮影前に被写界深度を確認するこ とができます。
注)このレンズは、光学特性上1.4m以下の近距離ではズーミング動作に伴いピ
ントが変化します。したがってカメラのフォーカスモードがC(コンティニ ュアスAFモード)以外の場合は、ズーミング動作を行った後に再度ピント 合わせを行ってください。
赤外指標について
モノクロフィルムで赤外線撮影する場合には、ピント合わせを補正する必 要があります(カラーフィルムの場合は、補正の必要はありません)。 距離目盛基準線の左側の白点は、焦点距離28mm/50mm時の補正位置 指標です。 まず、マニュアルでピントを合わせ、そのときの撮影距離を白点に合わせ 直してから、赤外撮影用フィルター(R60)を付けて撮影してください。そ の他の焦点距離での補正位置は、下表を参考にしてください。
焦点距離 補正位置の目安(距離目盛窓上の展開長で)
28mm 3.0mm(白点) 35mm 2.2mm 50mm 1.3mm(白点) 70mm 0.8mm
最小絞りロックレバー
プログラムオートやシャッター優先オートによる撮影時は、絞りリングを 最小絞りに固定しておくことができます。まずレンズの絞りリングを回し、 最小絞り(最も大きい数値)を絞り指標に合わせます。次に、最小絞りロッ クレバーを絞りリングの方向にスライドし白色指標とオレンジ指標を合わ せます。これで絞りリングは最小絞りでロックされます。ロックレバーを 反対方向にスライドするとロックは解除されます。(図2)
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ファインダースクリーンとの組み合わせ
F5+DP-30
F5+DA-30
F4+DP-20
F4+DA-20
EC-B EC-E
ABC EF
H3 H4
S T
G3G2G1 G4H1 K L M P R U
F3
◎
◎
─
─
─
◎
◎
─
─
◎
◎
◎
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─
─
─
─
─
─
─
─
H2
─
─
─
─
─
─
─
─
◎◎
◎
◎
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◎
◎
◎
◎
◎
─
─
◎
◎
◎
◎
◎
◎
─
─
─
─
◎
◎
◎
─
─
◎
─
─
─
─
─
─
+0.5)(+0.5)+1.0
+0.5
+0.5
+0.5
+0.5
+0.5
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
○
○
○
─
─
─
スクリーン 
カメラ
■構図の決定やピント合わせの目的には
好適です。 ○ 視野の一部が多少見にくくなりますが、撮影結果に全く影響がありません。 ― 各カメラに存在しないファインダースクリーンを指しています。
() 中央部重点測光時の補正値です。
空欄 使用不適当です。ただし、Mスクリーンの場合、撮影倍率1/1倍以上の近接撮影に用
いられるため、この限りではありません。
注意:上記以外のカメラでB、E、K2、B2、E2スクリーンをご使用の場合は、それぞれB、
E、Kスクリーンの欄をご覧ください。
カメラ内蔵スピードライト使用時のご注意
ご使用のカメラと焦点距離および撮影距離の組み合わせによって、ケラレ が発生する場合がありますので、ご注意ください。
F80シリーズカメラ:焦点距離50mmで撮影距離0.8m以上のとき使用可能。 F70Dカメラ:焦点距離50mmで撮影距離1.2m以上のとき使用可能。 ニコン   カメラ:焦点距離70mmで撮影距離1.5m以上のとき使用可能。 ニコン   カメラ:焦点距離70mmのとき使用可能。 F60D、F50D、F-601カメラ:焦点距離70mmで撮影距離1.2m以上のとき
使用可能。 プロネア600iカメラ:焦点距離50mmで撮影距離1.2m以上、および焦点距離
70mmで撮影距離0.7m以上のとき使用可能。
プロネアSカメラ:すべての焦点距離で使用不可。 D100カメラ:焦点距離28mmで撮影距離2m以上、および焦点距離35mmで
撮影距離0.7m以上のとき使用可能。
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フードHB-19取り付けの際のご注意
フードを取り付けるときは、レンズ先端のフード取り付け指標とフードの 指標(白)を合わせフード前方より見て右回りにクリックが入るまで回転 させ確実に取り付けます。フードが正しく取り付けられないと撮影画面に ケラレを生じますのでご注意ください。 また、フードの着脱はフード先端を強く掴みますと、着脱が困難になりま すので着脱の際は、フードの根本(取り付け部分)付近を持って行ってく ださい。収納時はフードをレンズに逆向きに取り付けることができます。
レンズのお手入れと取り扱い上のご注意
レンズ面の清掃は、ホコリを拭う程度にしてください。指紋がついたと きは、柔らかい清潔な木綿の布に無水アルコール(エタノール)を少量湿 らせ、レンズの中心から外周へ渦巻状に、拭きムラ、拭き残りのないよ うに注意して拭いてください。
シンナーやベンジンなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。
レンズ表面の汚れや傷を防ぐために、L37Cフィルターを常用することを おすすめします。また、レンズフードも役立ちます。
レンズをケースに入れるときは、必ず、レンズキャップを前後に取り付け てください。
レンズを長期間使用しないときは、カビやサビを防ぐために、高温多湿 のところを避けて風通しのよい場所に保管してください。また、直射日 光のあたるところ、ナフタリンや樟脳のあるところも避けてください。
レンズを水に濡らすと、部品がサビつくなどして故障の原因となります のでご注意ください。
ストーブの前など、高温になるところに置かないでください。極端に温 度が高くなると、外観の一部に使用している強化プラスチックが変形す ることがあります。
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付属アクセサリー
77mmスプリング式前キャップ 裏ぶた LF-1 バヨネットフード HB-19 ハードケース CL-74
別売アクセサリー
77mmねじ込み式フィルター(円偏光フィルター*を含む) テレコンバーター TC-14AS/TC-201S
* 円偏光フィルターでは焦点距離28mmでケラレを生じます。また、円偏光フィ
ルターに専用フードHN-29、HN-34を使用すると、焦点距離28mm、 35mmでケラレを生じます。
仕様
型式: ニコンFマウントCPU内蔵Dタイプ、AFズームレンズ 焦点距離: 28mm ― 70mm 最大口径比: 1:2.8 レンズ構成: 11群15枚(PGM非球面ガラス1枚、EDガラス2枚) 画角: 74°―34°20
(IX240カメラ装着時63°―27°40)
焦点距離目盛: 28、35、50、70mm 撮影距離情報: カメラボディへの撮影距離情報出力可能 ズーミング: ズーミングリングによる回転式 ピント合わせ: ニコン内焦方式(超音波モータによるオートフォーカ
ス)、マニュアルフォーカス可能
撮影距離目盛: ∞〜0.7m、2.5ft(併記) 絞り目盛: 2.8、4、5.6、8、11、16、22、最小絞りロック
レバーでロック可能(ファインダー内直読用目盛併記)
絞り方式: 自動絞り 測光方式: CPU・AI方式のカメラボディでは開放測光、従来方式
のカメラボディでは絞り込み測光
アタッチメントサイズ:
77mm(P=0.75mm)
大きさ: 約88.5mm(最大径)x約121.5mm(長さ:バヨネッ
ト基準面からレンズ先端まで、最短時)、全長約 130mm(最短時)
質量(重さ): 約935g
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Nomenclature
1 Focal length scale index line 2 Distance index line 3 Distance scale 4
Infrared compensation indexes (at 28/50mm)
5 Hood mounting index 6 Focus ring 7 Focus mode switch 8 Focal length scale 9 Aperture index/Mounting index ! Aperture scale
" Minimum aperture lock lever # Aperture-direct-readout scale $ Meter coupling ridge % Minimum aperture signal post
(EE servo coupling post)
& CPU contacts ( Aperture indexing post ) Aperture ring ~ Zoom ring
Introduction
The AF-S Zoom-Nikkor ED 28-70mm f/2.8D IF employs a Silent Wave Motor inside the lens to drive the focusing mechanism, thus the “S” designation. As a result, autofocusing is smooth, silent and almost instantaneous. In addition, this lens features internal focusing (IF), so there is no change in the overall length of the lens from infinity to its closest focusing distance of 0.5m (1.6 ft.), contributing to balanced hand-held operation. Moreover, one aspherical and two ED (Extra-low Dispersion) lens elements ensure that images that are sharp and clear from center to edges and virtually free of color fringing, regardless of the focal length setting. Also, by utilizing a 9-bladed diaphragm that produces a nearly circular aperture, out-of­focus images in front of or behind the subject are rendered as pleasing blurs.
Note: This lens offers Silent Wave autofocusing with Nikon F5, F4-Series, F100, F90X/N90s*,
F90-Series/N90*, F80-Series/N80-Series*, F70-Series/N70*, F65-Series/N65-Series*, Pronea 600i/6i*, Pronea S cameras and Nikon Digital Camera D1/D1
X/D1H/D100.
* Sold exclusively in the USA.
Important!
•Be careful not to soil or damage the CPU contacts.
•Do not use AF-I Teleconverters TC-14E/TC-20E. (Although they can be attached, the rear elements of the lens will touch the elements in the teleconverter when you zoom toward a wide-angle setting.)
•Do not attach the following accessories to the lens, as they might damage the lens CPU contacts: Auto Extension Ring PK-1, PK-11/11A, Auto Ring BR-4, and K1 Ring. Other accessories may not be suitable when this lens is used with certain camera bodies. For details, refer to instruction manual for each product.
•This lens is not compatible when used with a Nikon F3AF camera with the AF Finder DX-1 attached.
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Focusing
Set your camera’s focus mode selector according to this chart:
* Sold exclusively in the USA.
Autofocus with manual override Set the focus mode switch (Fig. 1) to M/A. Autofocus is provided, but you can manually override the focus by operating the separate manual focus ring while lightly depressing the shutter release button or the AF start (AF-ON) button on the camera body of cameras so equipped. To cancel manual override, remove your finger from the shutter release button or the AF start button.
Macro Focusing
Normal focusing extends from infinity to 0.7m (approx. 2.3 ft.). Macro focusing is available at any zoom setting (28 to 70mm) down to 0.5m (approx. 1.6 ft.). A maximum reproduction ratio of approx. 1:13 is obtained at the 28mm setting, while a reproduction ratio of 1:5.6 is possible at 70mm.
Camera’s focus mode
Cameras
Lens’ focus mode
M/A M
F5, F4-Series, F100, F90X/N90s*, F90-Series/N90*, F80-Series/N80-Series* F70-Series/N70*, F65-Series/N65-Series*, Pronea 600i/6i*, Pronea S and D1/D1
X/D1H/D100
Nikon AF cameras (except for F3AF)
Autofocus with manual priority
C S
AF
C S
AF
M
M
Other Nikon cameras (except for F3AF) Manual focus
Manual focus (Focus assist is available.)
Manual focus (Focus assist is available.)
Manual focus (Focus assist is available.)
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Focusing, Zooming and Depth of Field
In the M/A (autofocus with manual override) mode, first turn the zoom ring until the desired composition is framed in the viewfinder before autofocusing. In the M (manual focus) mode, focusing is possible at any focal length, but the longer the focal length, the larger the image and the shallower the depth of field, making focusing easier. If your camera has a depth of field preview (stop-down) button or lever, depth of field can be observed while looking through the camera viewfinder.
Note: Due to the optical characteristics of this lens, when shooting at 1.4m (4.6 ft.) or closer,
the focal length changes slightly during zooming. Therefore, focus again after zooming when the camera’s focus mode selector is set to other than C (Continuous Servo AF).
Infrared Compensation
When shooting black and white infrared film, it is necessary to make slight manual compensation to the focused distance. With color infrared film, no compensation in focus is needed. The two small white dots just to the left of the distance index line are the infrared compensation indexes at 28mm and 50mm. To make the necessary compensation, focus manually on the subject, then realign your focused distance with the appropriate white dot. Then attach a red (R60) filter for infrared photography. To determine the position of the infrared compensation index at all focal lengths, use this chart:
Zoom setting Compensation from distance index line (on distance scale)
28mm 3.0mm (white dot) 35mm 2.2mm 50mm 1.3mm (white dot)
70mm 0.8mm
Minimum Aperture Lock (Fig. 2)
For programmed auto or shutter-priority auto exposure shooting, use the minimum aperture lock lever to lock the lens aperture at f/22.
1 Set the lens to its minimum aperture (f/22) by aligning it with the aperture index. 2 Slide the lock lever toward the aperture ring, so the white dot on the lever aligns
with the orange dot.
To release the lock, slide the lever in the opposite direction.
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Recommended Focusing Screens
Various interchangeable focusing screens are available for certain Nikon SLR cameras to suit any picture-taking situation. The ones recommended for use with this lens are:
Excellent focusingAcceptable focusing
Slight vignetting or moiré patterns appear in the viewfinder, but not on the film.
Not available.
()Indicates degree of exposure compensation needed (Center-Weighted metering only).
Blank box means not applicable. Since type M screen can be used for both macrophotography at a 1:1 magnification ratio and for photomicrography, it has different applications than other screens. When using the B, E, K2, B2 and E2 focusing screens in cameras other than those listed above, refer to the columns for the B, E and K screens.
Taking Flash Pictures with Cameras having Built-in flash
Check the focal length and shooting distance before taking flash pictures to prevent vignetting from occurring.
With F80-Series/N80-Series* cameras:
Usable at a focal length of 50mm when the shooting distance is 0.8m (2.6 ft.) or greater.
With F70-Series/N70* cameras:
Usable at a focal length of 50mm when the shooting distance is 1.2m (3.9 ft.) or greater.
With F65-Series/N65-Series* cameras:
Usable at a focal length of 70mm when the shooting distance is 1.5m (4.9 ft.) or greater.
With F55-Series/N65-Series* cameras:
Usable at a focal length of 70mm.
F5+DP-30
F5+DA-30
F4+DP-20
F4+DA-20
EC-B EC-E
ABC EF
H3 H4
S T
G3G2G1 G4H1 K L M P R U
F3
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+0.5)(+0.5)+1.0
+0.5
+0.5
+0.5
+0.5
+0.5
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
○
○
○
─
─
─
Screen
Camera
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With F60-Series/N60*, F50-Series/N50*, F-601/N6006* cameras:
Usable at a focal length of 70mm when the shooting distance is 1.2m (3.9 ft.) or greater.
With Pronea 600i/6i* cameras:
Usable at a focal length of 50mm when the shooting distance is 1.2m (3.9 ft.) or greater. Also usable at 70mm when the shooting distance is 0.7m (2.3 ft.) or greater.
With Pronea S cameras:
Not usable at any focal length.
With D100 cameras:
Usable at a focal length of 28mm when the shooting distance is 2m (6.6 ft.) or greater. Also usable at 35mm when the shooting distance is 0.7m (2.3 ft.) or greater.
*Sold exclusively in the U.S.A.
Attaching Bayonet Hood HB-19
Line up the white index on the hood with the hood mounting index on the front of the lens and turn the hood clockwise (as viewed from the front of the lens) until it click stops. To facilitate attachment or removal of the hood, hold it by its base rather than its outer edge. Also, make sure the hood is attached straight on the lens to prevent vignetting. To store the lens hood, you can attach it in the reverse position.
Lens Care
•Clean the lens surface with a blower brush. To remove dirt and smudges, use a soft, clean cotton cloth or lens tissue moistened with ethanol (alcohol) or lens cleaner. Wipe in a circular motion from center to outer edge, taking care not to leave traces or touch other parts.
•Never use thinner or benzene to clean the lens as this might damage the lens, result in a fire, or cause health problems.
•To protect the front lens element, an NC filter is recommended at all times. A lens hood also helps protect the front of the lens.
•When storing the lens in the lens case, attach both front and rear caps.
•When the lens will not be used for a long time, store it in a cool, dry place to prevent mold. Also store the lens away from direct sunlight or chemicals such as camphor or naphthalene.
•Do not get water on the lens or drop it in water as this will cause it to rust and malfunction.
•Reinforced plastic is used for some parts of the lens. To avoid damage, never leave the lens in an excessively hot place.
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