NEC N8151-61, N8151-61A User Manual

N8151-61 N8151-61A
内蔵
AIT
取扱説明書
製品をご使用になる前に必ず本書をお読みください。本書は 熟読の上、大切に保管してください。
2-630-454-21(1)

商標について

Microsoft
標です。
Advanced Intelligent Tape
記載の会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
とそのロゴ、および
Windows
はソニー株式会社の商標です。
は米国
Microsoft Corporation
の米国およびその他の国における登録商
Windows 2000は、Microsoft® Windows® 2000 Professional operating system、Microsoft® Windows 2000 Server operating system
の略称です。
Windows XPは、Microsoft® Windows® XP Professional operating system XP Home Edition operating system
、および
Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server operating system
、および
Microsoft® Windows
の略称です。
®
®
Windows XP x64 Edition は、Microsoft® Windows® XP Professional x64 Edition operating system
です。
の略称
Windows Server 2003は、Microsoft® Windows Server™ 2003 Standard Edition operating system Microsoft® Windows Server™ 2003 Enterprise Edition operating system、Microsoft® Windows
、および
Server™ 2003 Datacenter Edition operating system Web Edition operating system
の略称です。
Microsoft® Windows Server™ 2003
Windows Server 2003 x64 Editions は、Microsoft Windows Server™ 2003, Standard x64 Edition operating system
の略称です。
tem
サンプルアプリケーションで使用している名称は、すべて架空のものです。実在する品名、団体名、個人名とは一 切関係ありません。
Für kunden in Deutshland
Diese Ausrüstung erfüllt die Europäischen EMC-Bestimmungen für die Verwendung in folgender / folgenden Umgebung(en):
• Wohngegenden
• Gewerbegebiete
• Leichtindustriegebiete (Diese Ausrüstung erfüllt die Bestimmungen der Norm EN55022, Klasse B.)
および
Microsoft Windows Server™ 2003, Enterprise x64 Edition operating sys-
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 (
) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
2
3)NEC
4
(5) 運用した結果の影響については(4)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
の許可なく複製・改変などを行うことはできません。
) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきのこ
とがありましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
© 
NEC Corporation 2006
この取扱説明書は、必要なときすぐに参照できるよう、お手元に置いておくようにし てください。「使用上のご注意」を必ずお読みください。
使用上のご注意
本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。
〜必ずお読みください〜

安全にかかわる表示について

本書にはどこが危険か、どのような危険に遭うのか、どうすれば危険を避けられるかなど について説明されています。 本書、および警告ラベルでは危険の程度を表す言葉として、「警告」と「注意」という用語を 使用しています。それぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義されます。
警告
注意
危険に対する注意・表示は次の のような意味を持つものとして定義されています。
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示 します。
種類の記号を使って表しています。それぞれの記号は次
3
注意の喚起 この記号は危険が発生するおそれがあることを表
します。記号の中の絵表示は危険の内容を図案化 したものです。
(例)
(感電注意)
行為の禁止 この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近
くの絵表示は、してはならない行為の内容を図案 化したものです。
行為の強制 この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵
表示は、しなければならない行為の内容を図案化 したものです。危険を避けるためにはこの行為が 必要です。
使用上のご注意
(例)
(分解禁止)
(例)
(プラグを抜け)
(本書での表示例)
注意を促す記号 危険に対する注意の内容 危険の程度を表す用語
注意
電源が
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は 必ず主電源に接続している さい。 しや接続をすると感電をするおそれがあります。
のまま取り付け・取り外しをしない
ON
コードをコンセントから抜いてくだ
AC
コードがコンセントに接続されたまま取り付け・取り外
AC

本書および警告ラベルで使用する記号とその内容

注意の喚起
感電のおそれがあることを示し ます。
指などがはさまれるおそれがあ ることを示します。
高温による障害を負うおそれが あることを示します。
行為の禁止
特定しない一般的な禁止を示し ます。
発煙または発火のおそれがある ことを示します。
特定しない一般的な注意・警告 を示します。
本製品を分解・修理・改造しな いでください。感電や火災のお それがあります。
行為の強制
使用上のご注意
本製品の電源プラグをコンセン トから抜いてください。火災や 感電のおそれがあります。
特定しない一般的な使用者の行 為を指示します。説明に従った 操作をしてください。

安全上のご注意

本製品を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理解し、 安全にご活用ください。記号の説明については巻頭の『安全にかかわる表示について』の説 明を参照してください。
全般的な注意事項
警告
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は、医療機器・原子力設備や機器、航空宇宙機器・輸送設備 や機器など、人命に関わる設備や機器および高度な信頼性を必要と する設備や機器などへの組み込みやこれらの機器の制御を目的とし た使用は意図されておりません。これらの設備や機器、制御システ ムなどに本製品を使用した結果、人身事故、財産被害などが生じて も当社はいかなる責任も負いかねます。
煙や異臭、異音がしたまま使用しない
万一、煙、異臭、異音などが生じた場合は、ただちに本体装置の電 源を ブルを抜いてください。その後、お買い求めの販売店または保守 サービス会社にご連絡ください。そのまま使用すると火災の原因と なります。
にしてACコードをコンセントから抜き、本製品のDCケー
OFF
針金や金属片を差し込まない
通気孔やカートリッジ挿入口から金属片や針金などの異物を差し込 まないでください。感電の危険があります。
注意
製品内に水や異物を入れない
製品内に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでく ださい。火災や感電、故障の原因となります。もし入ってしまった ときは、すぐに本体装置の電源を から抜き、本製品の 売店または保守サービス会社に連絡してください。
ケーブルを抜いてください。分解しないで販
DC
にしてACコードをコンセント
OFF
使用上のご注意
電源・ACコードに関する注意事項
ぬれた手でDCケーブルを持たない
警告
ぬれた手で それがあります。
ケーブルの抜き差しをしないでください。感電するお
DC
注意
電源がONのまま取り付け・取り外しをしない
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は 必ず主電源に接続している い。 接続をすると感電をするおそれがあります。
中途半端に差し込まない
DC
と接触不良のため発熱し、火災の原因となることがあります。また 差し込み部にほこりがたまり、水滴などが付くと発熱し、火災の原 因となるおそれがあります。
指定以外の接続をしない
DC
い。指定以外の接続や配線は火災や感電の原因となるおそれがあり ます。
コードがコンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや
AC
ケーブルはしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込む
ケーブルの接続や配線は本書の説明に従って正しく行ってくださ
コードをコンセントから抜いてくださ
AC
使用上のご注意
破損したケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピン が曲がっていたり、汚れたりしていないことを確認してください。 破損や曲がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用すると ショートにより火災を引き起こすおそれがあります。
指定以外のケーブルを使用しない
本体装置と接続するケーブルは当社指定のものを使用し、接続先を よく確認してください。指定以外のケーブルを使用したり、指示と は異なる接続のまま使用したりすると火災を引き起こすおそれがあ ります。
設置・移動・保管・接続に関する注意事項
注意
通気孔をふさがない
本製品の前面にある通気孔をふさがないでください。内部の温度が上昇 し、誤動作の原因となるばかりでなく、火災や感電の原因となります。
プラグを差し込んだままインタフェースケーブルの取り付けや取り 外しをしない
インタフェースケーブルの取り付け/取り外しは本体装置の ドをコンセントから抜いて行ってください。たとえ電源を ても り、ショートによる火災を起こしたりすることがあります。
指定以外のインタフェースケーブルを使用しない
インタフェースケーブルは、 る製品やコネクタを確認した上で接続してください。指定以外の ケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、ショートにより 火災を起こすことがあります。
また、インタフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意 をお守りください。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス(二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニ ア、オゾンなど)の存在する環境に設置し、使用しないでください。 また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分(塩化ナトリウムや硫黄 など)や導電性の金属などが含まれている環境へも設置しないでくだ さい。製品内部のプリント板が腐食し、故障および発煙・発火の原 因となるおそれがあります。 もしご使用の環境で上記の疑いがある場合は、販売店または保守 サービス会社にご相談ください。
コードを接続したままケーブルやコネクタに触ると感電した
AC
が指定するものを使用し、接続す
NEC
ケーブルを踏まない。 ケーブルの上にものを載せない。 ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない。 破損したケーブルを使用しない。 破損したケーブルコネクタを使用しない。 ネジ止めなどのロックを確実に行ってください。
AC
OFF
コー にし
使用上のご注意
高温注意
注意
本体装置の電源を はじめ装置内の部品が高温になっています。十分に冷めたことを確 認してから取り付け/取り外しを行ってください。
お手入れに関する注意事項
自分で分解・修理・改造はしない
本製品の分解や、修理・改造は絶対にしないでください。製品が正 常に動作しなくなるばかりでなく、感電や火災の危険があります。
本製品でお客様が行える分解は次の作業のみです。 次に記述する以外の分解は絶対にしないでください。
ブラケットの取り外し/取り付け
・信号ケーブルの取り付け/取り外し
•DC
プラグを差し込んだまま取り扱わない
お手入れは、本体装置の電源を から抜き、本製品の
にしても、ACコードを接続したまま製品内の部品に触ると感電
OFF
するおそれがあります。
した直後は、内蔵型のハードディスクなどを
OFF
警告
にして、ACコードをコンセント
OFF
ケーブルを抜いてください。たとえ電源を
DC
使用上のご注意
注意
中途半端に取り付けない
ケーブルやインタフェースケーブルは確実に取り付けてくださ
DC
い。中途半端に取り付けると接触不良を起こし、発煙や発火の原因 となるおそれがあります。
運用中の注意事項
注意
カートリッジ挿入口に手を入れない
カートリッジ挿入口に手を入れないでください。手を挟まれたり、 巻き込まれたりしてけがをするおそれがあります。
雷がなったら触らない
雷が鳴りだしたら、本製品内蔵の本体装置には、触れないでくださ い。感電の原因となります。
ペットを近づけない
本製品にペットなどの生き物を近づけないでください。排泄物や体 毛が製品内部に入って火災や感電の原因となります。
近くで携帯電話や
本製品のそばでは携帯電話や しておいてください。電波による誤動作の原因となります。
、ポケットベルを使わない
PHS
、ポケットベルの電源を
PHS
OFF
使用上のご注意

正しく動作させるために

本製品を正しく動作させるために、次の点について注意してください。
データカートリッジの取り扱いに関する注意事項については、「
AIT
ジ」の章を参照してください。
AIT
データカートリッ
● 本製品のジャンパとその他の さい。
→ 誤動作の原因となります。
● 本製品前面にある
にしないでください。
OFF
→ 故障、およびバックアップデータの破損の原因となります。
● 腐食性ガスの発生する場所、薬品類の近くや薬品類がかかるおそれのある場所に保 管しないでください。
→ 部品が変形したり傷んだりして正常に動作しなくなるおそれがあります。
● 強い振動の発生する場所に保管しないでください。
→ 故障の原因となります。
● 本製品にセットするデータカートリッジには、当社製の「
(EF、N型番品)を使用してください。
→ 当社製以外のデータカートリッジを使用するとリード/ライトエラーを起こす
ことがあります。
● 定期的にクリーニングを実施してください。
→クリーニングについては、「クリーニング」(
●本製品のクリーニングには、当社製の「
(型番
: EF-3237J
→ 当社製以外のクリーナーを使用すると故障の原因となることがあります。
● カートリッジを入れたままでの移動はやめてください。
→ 衝撃が加わったとき、製品やカートリッジを傷める原因となります。
● バックアップ完了後は、カートリッジを取り出してください。
→ カートリッジの寿命が短くなったり、誤動作の原因となるおそれがあります。
TAPE MOTION LED
)」を使用してください。
機器のジャンパが重複しないように設定してくだ
IDE
が点滅しているときに本体装置の電源を
データカートリッジ」
AIT
ページ)を参照してください。
47
クリーニングカートリッジ
AIT
使用上のご注意
10

本書について

本書は、 の手引きです。内蔵 が起きたときにご利用ください。
本書は、内蔵 いおよび保守)と内蔵 使いになるための事柄(取り扱い方法や保管方法)の
N8151-61/-61A 内蔵AIT
のセットアップを行う場合や日常使用する上で、わからないこと
AIT
を安全に、正しくお使いになるための事柄(セットアップや日常の取り扱
AIT
で使用できるカートリッジ「
AIT
を正しくセットアップし、使用できるようにするため
データカートリッジ」を正しくお
AIT
つの章から構成されています。
2

はじめて取り扱うときの読み方

本製品を梱包箱から取り出して、はじめて取り扱うときは次の順序で本書を参照して、 セットアップをしてください。
箱の中身を確認する ............................... 箱の中身について(→14ページ)
1.
取り扱う上での注意事項を覚える ......... 使用上のご注意(→3〜9ページ)
2.
内蔵
3.
取り付け前の設定をする ........................ セットアップ(→20〜23ページ)
4.
本体装置に取り付ける ........................... セットアップ(→24〜26ページ)
5.
ドライバをインストールする*............... テープドライバのインストール
6.
カートリッジの取り扱い方法を覚える ..
7.
カートリッジをセットする .................... 取り扱い(→43〜46ページ)
8.
9. LED
内蔵
10.
の部品の名前を覚える .............. 各部の名称と機能(→18〜20ページ)
AIT
(→
27〜41
AIT
品)について(→
表示を確認する .............................. 取り扱い(→46ページ)
をクリーニングする ................. クリーニング(→47〜48ページ)
AIT
ページ)
データカートリッジ(EF、N型番
49〜54
ページ)
*
Windows 2000、Windows XP
プを使用する場合のみ
データの保存のしかたやデータの保存形式などの設定については、バッ クアップソフトに添付の説明書を参照してください。
および
Windows Server 2003
の標準バックアッ
使用上のご注意
11

本文中の記号について

本文中では、次の記号を使って運用上の注意やヒントを示しています(安全上の注意事項 に関する記号については巻頭の説明をご覧ください)。
製品の取り扱いや、ソフトウェアの操作で守らなければならない事柄や 特に注意をすべき点を示します。
知っておくと役に立つ情報や、便利なことなどを示します。
その他

第三者への譲渡について

本製品または本製品に添付されているものを第三者に譲渡(または売却)するときは、次の 注意を守ってください。
●本製品本体について
本製品を第三者へ譲渡(または売却)する場合は、本書を一緒にお渡しください。
●その他の付属品について
その他の付属品もセットアップするときなどに必要となりますので、一緒にお渡し ください。
テープ内のデータについて
使用していたテープに保存されている大切なデータ(例えば経営情報や企業の経理情報な ど)が第三者へ漏洩することのないように、お客様の責任において確実に処分しておいて ください。 このようなトラブルを回避するために、使用しているバックアップソフトでデータを完 全消去し、確実にデータを処分することを強くおすすめします。データの消去について の詳細はバックアップソフトの取扱説明書をご参照ください。 なお、データの処分をしないまま譲渡(または売却)し、大切なデータが漏洩された場 合、その責任は負いかねます。
使用上のご注意
12
●添付ソフトウェアについて
本製品に添付のソフトウェアを第三者に譲渡(売却)する場合には、以下の条件を満 たす必要があります。
添付されているすべてのものを譲渡し、譲渡した側は一切の複製物を保持しないこと。 各ソフトウェアに添付されている「ソフトウェアのご使用条件」の譲渡、移転に関す る条件を満たすこと。

消耗品・製品の廃棄について

本製品、およびカートリッジの廃棄については各自治体の廃棄ルールに従ってください。 詳しくは、各自治体へお問い合わせください。

製品寿命について

本製品の製品寿命は5年です。

保証について

本製品には『保証書』が添付されています。『保証書』は販売店で所定事項を記入してお渡し しますので、記載内容を確認のうえ、大切に保管してください。保証期間中に故障が発生 した場合は、『保証書』の記載内容にもとづき無料修理いたします。詳しくは『保証書』をご 覧ください。
保証期間後の修理についてはお買い求めの販売店、最寄りの ビス会社に連絡してください。
本製品に対し保守契約を結ばれたお客様へ
本製品の保守停止時期は、製造打ち切り後
年になります。
5
NEC
または
の保守サー
NEC
使用上のご注意
13

箱の中身について

N8151-61/-61A 内蔵AIT
の梱包箱の中には、内蔵
本体以外にいろいろな付属品が
AIT
入っています。下図を参照してすべてがそろっていることを確認し、それぞれ点検してく ださい。万一足りないものや損傷しているものがある場合は、販売店に連絡してください。
N8151-61/-61A
CD
(取扱説明書、デバイスドライバ)
□ 保証書
□ クリーニング
カートリッジ
製品
AIT
取り扱いについて
ブラケット( 出荷しています。
□ネジ(
4
※ 本製品を本体装置に
取り付けるときのみ に使用します。
□ スタートアップガイド
本)をネジ止め(4本)した状態で
2
本)
IDE
ケーブル
● 梱包箱や箱の中に入っていた固定用部材は、本製品を取り外して輸送する際に必要と なります。大切に保管しておいてください。
● 接続する環境によっては使用しない部品がありますが、環境が変わったときなどに使 用する可能性がありますので、大切に保管してください。
● 添付のCDのバックアップをとってください。また、添付のCDをマスタディスクと して大切に保管し、バックアップディスクを使用してください。
● 添付の保証書はアフターサービスを受けるときに必要となります。大切に保管してお いてください。
使用上のご注意
14
目 次
使用上のご注意
〜必ずお読みください〜
内蔵
AIT
について
商標について .............................................................
安全にかかわる表示について ...................................
本書および警告ラベルで使用する記号とその内容 ...
安全上のご注意 .........................................................
正しく動作させるために........................................
本書について ..........................................................
はじめて取り扱うときの読み方 .................
本文中の記号について ................................
その他.....................................................................
第三者への譲渡について ............................
消耗品・製品の廃棄について .....................
製品寿命について .......................................
保証について ..............................................
箱の中身について ..................................................
特長 ........................................................................
使用可能カートリッジおよび互換表 .....................
各部の名称と機能 ..................................................
製品前面 ......................................................
製品前面(防塵カバーが開いているとき)...
製品背面 ......................................................
製品底面 ......................................................
セットアップ ..........................................................
ブラケットの取り外し、取り付け方法 ......
内蔵
内蔵
本体装置への取り付け ................................
バックアップソフト使用のご注意 ..............
テープデバイスドライバのインストール ... テープデバイスドライバ(
機能を使用する場合 .......................................
ASR
の設定 
AIT
〜ジャンパピンを使った設定〜 ..............
の設定 
AIT
スイッチを使った設定〜 ..............
DIP
x64 Edition
インストール ...........................................
)の
2 3
4
5 10 11
11 12
12 12 13 13 13
14
17 18 18
19 19 19 20
20 20
22
23 24 26 27
36 42
目 次
15
取り扱い .................................................................
データカートリッジのセット ...............
AIT
データカートリッジの取り出し ...........
AIT
表示 .....................................................
LED
データのリード/ライト ............................
クリーニング ..........................................................
リード/ライトヘッドのクリーニング ......
本体のクリーニング ...................................
43 43 45 46 46
47 47 48
データカートリッジ
AIT
(EF、N型番品)について
データカートリッジの各部の名称 .........................
使用・保管・運搬条件 ...........................................
ラベル.....................................................................
ラベル貼り付け位置 ...................................
ラベルへの記入上の注意事項 .....................
ライトプロテクト ..................................................
取り扱い上の注意事項 ...........................................
使用上のご注意 ...........................................
一般的注意事項 ...........................................
使用禁止基準 ..........................................................
寿命 ........................................................................
重要なデータの保存について ................................
データの3世代管理について..................................
データカートリッジの保管について .....................
バックアップと惨事復旧手順の制定 .....................
仕 様.....................................................................
運用状況お客様記入シート ....................................
トラブルシューティング チェックリスト .............
49 50 50
50 51
51 52
52 52
53 53 54 54 54 54
55 57 58
16
目 次
内蔵
本製品のセットアップから取り付け、日常の取り扱い方法について説明します。
AIT
について
特長
本製品には、次のような特長があります。
Advanced Intelligent Tape (AIT)
リッジに大容量記録できます。
データ圧縮機能により、次の容量をデータカートリッジに記録できます。
フォーマットを使ってデータをデータカート
規格
AIT-2 Turbo EF-2431
AIT-2 EF-2423
AIT-1 Turbo EF-2429
AIT-1 EF-2420L
記憶容量は圧縮効率が2倍である場合の値です。圧縮効率はデータパターンにより変 化します。
データカートリッジに記録されているデータが圧縮されているのか、されていな
AIT
いのかを自動判別しますので、従来の機器で記録した タも、そのまま読み出すことができます。
● 出荷時は、ドライブ部の両端にブラケットが取り付けられている スですが、ブラケットを取り外すことにより、ドライブのみの なります。
カートリッジ(型番) 圧縮記憶容量(
AIT
約 約
EF-2423S
EF-2420
データカートリッジのデー
AIT
約 約 約 約
5.25
インチデバイスに
3.5
160 Gbyte 100 Gbyte 72 Gbyte 80 Gbyte 70 Gbyte 50 Gbyte
インチデバイ
Gbyte
インチデバイス実装タイプ(出荷時)
5.25
インチデバイス実装タイプ
3.5
内蔵
AIT
について
17

使用可能カートリッジおよび互換表

本製品には、当社製 外の ます。
データカートリッジを使用するとリード/ライトエラーの原因となる場合があり
AIT
本製品の
AIT
AIT-2 Turbo EF-2431
AIT-2 EF-2423
AIT-1 Turbo EF-2429
AIT-1 EF-2420L
データカートリッジ(EF、N型番品)をご使用ください。当社製以
AIT
カートリッジの互換は、下記の通りです。
規格 型番 読み取り 書き込み テープ長
○○
EF-2423S 170 m
EF-2420 170 m
○○
○○
○○

各部の名称と機能

本製品の各部の名称と機能について説明します。
インチデバイスベイ実装タイプと
5.25
み)の、各部の名称と働きおよび設定方法は、共通です。(以降、本書では、 デバイスの図を使用して説明します。)
インチデバイスベイ実装タイプ(ドライブ部の
3.5
5.25
186 m 230 m
186 m 230 m
インチ
18
内蔵
AIT
について

製品前面

1
654 3
7
2

製品前面(防塵カバーが開いているとき)

8
1
1 防塵カバー
カートリッジ挿入口を保護するカバー
ページ)。
(→
43
2 通風口
(ドライブ部には通風口はありません。)
3
4
5
6
7 ブラケット
8 カートリッジ挿入口
ボタン
EJECT
データカートリッジを本製品から取り
AIT
出すときに押す(→
ページ)。
45
REPLACE TAPE LED
データカートリッジの交換を示す
AIT
(→46ページ)。
CLEANING REQUEST LED
データカートリッジのクリーニングを
AIT
示す
LED(→46
ページ)。
TAPE MOTION LED
データカートリッジの状態を示す
AIT
(→46ページ)。
カートリッジをセットするスロット
AIT
ページ)。
(→
44
LED
LED

製品背面

3
4
1 電源コネクタ
本体の内蔵DC電源ケーブルを接続する
(→
ページ)。
26
2 ジャンパピン
の設定をするピン(→22ページ)。
内蔵
AIT
コネクタ
3
IDE
本体の内蔵
ページ)。
(→
26
12
4 ファン
弊社装置に実装する場合は十分な冷却能力 があるため、本製品のファンは、常時停止 の設定としております。
IDE Flat
内蔵
AIT
ケーブルを接続する
について
19

製品底面

セットアップ

12345678
1
スイッチ
ON
DIP
の設定をするスイッチ
内蔵
AIT
(→
ページ)。
23
1
本製品を
Express5800
シリーズ製品などの「本体装置」に取り付けるまでの手順を説明します。

ブラケットの取り外し、取り付け方法

本製品を
ブラケットの取り外し
プラスドライバを使ってネジを取り外すと、ブラケットが外れます。
インチデバイスで使用するときは、左右のブラケットを取り外します。
3.5
● 取り外したブラケットとネジは、大切に保管しておいてください。
● このネジは、ブラケットを取り付けるときのみに使用します。 このネジはミリネジ(長さ
4.0 mm
となります。
)です。このネジより長いものを使用すると故障の原因
5.0 mm
、ワッシャより下の長さ
4.0 mm
ミリネジ
20
内蔵
AIT
について
ブラケットの取り付け
本製品のネジ穴とブラケットの長穴の後部を合わせ、プラスドライバを使ってネジを取り 付けます。
内蔵
AIT
について
21
内蔵
の設定 〜ジャンパピンを使った設定〜
AIT
本製品を 本製品を含む スは、それぞれ異なる
には、「
ID
標準装備の 用してください。
は、本製品背面にあるデバイス設定ピンのピン1〜3を使って設定できます(本製品で
ID
は、工場出荷時は
インチデバイスベイに取り付ける前に、本製品の設定を確認します。
5.25
デバイスは、IDの設定が必要です。同じ
IDE
を設定しておかないと正しく動作しません。
ID
MASTER
CD-ROM
SLAVE
インタフェースコネクタ
IDE
」、「
SLAVE
ドライブ(
ジャンパ ドライブの設定
」、「
CABLE SELECT」の3
MASTER
に設定されています)。
MASTER
SLAVE
CABLE SELECT
)と同一バス上に接続するため、「
MASTER SLAVE CABLE SELECT
未使用
バス上に接続されるデバイ
IDE
つがありますが、本製品は
電源コネクタ
4
321
5V 12VGND GND
SLAVE
」で使
22
内蔵
AIT
について
内蔵
の設定 
AIT
スイッチを使った設定〜
DIP
本製品の底面にある
DC Control (1)
DC Control (2)
● スイッチ
1~6
データ圧縮の設定 〜
スイッチでは次の設定を変更することができます。
DIP
(データ圧縮設定)(工場出荷時の設定は「ON」)
(データ圧縮設定)(工場出荷時の設定は「
12345678
スイッチ1〜 スイッチ
4: Fan
スイッチ5〜 スイッチ
7: DC Control (1)
スイッチ
8: DC Control (2)
は設定を変更しないでください。
DC Control (1)
本製品が持つデータ圧縮機能を有効にするか無効にするかを設 定します。 設定はスイッチ データ圧縮機能を有効にする設定に、「
を使います。「ON(工場出荷時の設定)」で
7
」でデータ圧縮機
OFF
能を無効にする設定になります。
」)
OFF
ON
3: Drive Mode
6: Drive Mode
12345678
ON
データ圧縮の設定 〜
DC Control (2)
バックアップソフトからデータ圧縮の制御を有効にするか無効 にするかを設定します。 設定はスイッチ らのデータ圧縮制御を無効にする設定に、「
を使います。「ON」でバックアップソフトか
8
(工場出荷時
OFF
の設定)」でバックアップソフトからのデータ圧縮制御を有効に する設定になります。
12345678
内蔵
AIT
について
ON
23

本体装置への取り付け

注意
電源がONのまま取り付け・取り外しをしない
本製品の取り付け・取り外しの際や、ケーブルの接続の際は必ず主電源 に接続している
コードをコンセントから抜いてください。ACコード
AC
がコンセントに接続されたまま取り付け・取り外しや接続をすると感電 をするおそれがあります。
本体装置機器等への設置方法例を以下に示します。
本体装置によってはレールを使用するものもあります。設置方法については、本体装置 の取扱説明書も参照してください。
1. CD-ROM
ドライブの下に
り付けます。
● 本製品にレールを取り付ける場 合は、 バー側のネジ穴を使用してくだ さい( に、片側2箇所、計4箇所をネ ジ止めしてください。)
レールが、フロントカバー部の モールド部までくる場合があり ますが、問題ありません。
Fig. 3
(レールの形状は本体装置によ
り異なります。)
に示すフロントカ
Fig. 1
)。(反対側も同様
Fig. 2
N8151-61/-61A内蔵AIT
フロントカバー
ネジ穴
フロントカバー
レール
を取
Fig. 1
Fig. 2
24
内蔵
AIT
について
フロントカバー
レール
Fig. 3
● 必ず本製品に添付されているネジを使って固定してください。本製品
インチデバイスタイプ、
5.25
ジは同じです。
に添付のネジは、ミリネジ(長さ
3.0 mm
原因となります。
)です。添付のネジより長いものを使用すると製品の故障の
3.5
インチデバイスタイプのどちらの場合も使用するネ
4.0 mm
、ワッシャより下の長さ
ミリネジ
注意
破損したケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピンが曲 がっていたり、汚れたりしていないことを確認してください。破損や曲 がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用するとショートにより 火災を引き起こすおそれがあります。
本製品を している 用してください。ただし、本体装置側から指定がある場合はそれに従ってください。
Express5800/110Eh、120Ef、120Ga
ケーブルを使用してください。上記以外には本製品添付の
IDE
に接続する場合は、本体装置に添付
ケーブルを使
IDE
3.0 mm
内蔵
AIT
について
25
本製品に添付の
2.
ケーブルを本製
IDE
品および標準で搭載されている
CD-ROM
ザーボード上の
ドライブに接続し、マ
コネクタに接続
IDE
します。
CD-ROM
ドライブとマザーボード を接続していたケーブルは取り外 してください。また、取り外した ケーブルは大切に保管しておいて ください。
ケーブルはマザーボード上のコ
IDE
ネクタ、本製品、
CD-ROM
ブの順に接続してください。
本体装置にカバーを取り付けて、
3.
電源コードをコンセントに接続す る。
本体装置の電源をONにする。
4.
ドライ
マザーボード
ピン
CD-ROM
添付のケーブル
IDE
1
本製品
コネクタ
(ピン
1
インタフェース
IDE
ケーブル
電源ケーブ
DC
ル(システム内で 使用可能な空き コネクタ)

バックアップソフト使用のご注意

NECのWeb
「テクニカル情報(テクニカルガイド)」−「
情報ページである8番街(
http://www.express.nec.co.jp
Express5800/100
シリーズテクニカルガイド」に
ありますバックアップ装置の<バックアップ装置対応ソフトウェア>を確認してください。
問い合わせ先:
内蔵
26
webmaster@ace.comp.nec.co.jp
について
AIT
)の「サポート情報」−

テープデバイスドライバのインストール

Windows 2000、Windows XP
使用する場合のみインストールしてください。 本体装置にテープデバイスドライバをインストールします。ドライバのインストールに は、添付の
を使用します。あらかじめ用意しておいてください。
CD
および
Windows Server 2003
の標準バックアップを
x64 Edition
Windows 2000
「スタート」ボタンをクリックし、「設定」をポイントし、「コントロールパネル」をク
1.
リックして、「システム」をダブルクリックする。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックする。
2.
「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「その他のデバイス」に「
3. SDX-560V
を確認し、「 ダブルクリックする。
をご使用の場合は、36ページを参照してください。
でドライブをご使用のお客様
SONY
」と表示されていること
SONY SDX-560V
」を
SONY SDX-560V
ダイアログボックスが表示されま す。
のプロパティ」
内蔵
AIT
について
27
「ドライバ」タブをクリックし、「ド
4.
ライバの更新」ボタンをクリックす る。
「デバイスドライバのアップグレー
ドウィザード」が表示されます。
「次へ」ボタンをクリックする。
5.
「ハードウェアデバイスドライバの
インストール」画面が表示されま す。
「デバイスに最適なドライバを検索
6.
する(推奨)」を選択し、「次へ」ボタ ンをクリックする。
「ドライバファイルの特定」画面が表
示されます。
を挿入します。
CD
について
AIT
28
添付の
内蔵
7.「CD-ROM
クを入れ、「次へ」ボタンをクリック する。
「ドライバファイルの検索」画面が表
示されます。
ドライバファイルの検索が始まりま す。
ドライブ」にのみチェッ
8.「d:¥DeviceDriver¥win2000 ¥32¥s32ait.inf
とを確認し、[次へ]ボタンをクリッ クする。
「デバイスドライバのアップグレー
ドウィザードの完了」画面が表示さ れます。
(本書では、
ドライブに割り当てられています
D
が、お客様の使用環境により異なり ます。)
[完了]ボタンをクリックする。
9.
」が選ばれているこ
CD-ROM
ドライブが
「デバイスマネージャ」ダイアログ
10.
ボックスで、 ニットが表示されていることを確認 する。
テープドライブユ
AIT
内蔵
AIT
について
29
Windows XP
「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」をクリックして、「システム」
1.
をダブルクリックする。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックする。
2.
「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「その他のデバイス」に「
3. SDX-560V
を確認し、「 ダブルクリックする。
でドライブをご使用のお客様
SONY
」と表示されていること
SONY SDX-560V
」を
SONY SDX-560V
ダイアログボックスが表示されま す。
「ドライバ」タブをクリックし、「ドラ
4.
イバの更新」ボタンをクリックする。
「ハードウェアの更新ウィザード」が
表示されます。
のプロパティ」
30
内蔵
AIT
について
「いいえ、今回は接続しません」を選
5.
択し、「次へ」ボタンをクリックす る。
「新しいハードウェアの検出ウィ
ザード」が表示されます。
「ソフトウェアを自動的にインス
6.
トールする(推奨)」を選択し、 を挿入して、「次へ」ボタンをクリッ クする。
「下の一覧からハードウェアに最適
なソフトウェアを選んでくださ い。」画面が表示されます。
一覧から「
7. ¥32¥s32ait.inf
ボタンをクリックする。
d:¥DeviceDriver¥xp
」を選択し、「次へ」
CD
「ハードウェアの更新ウィザードの
完了」画面が表示されます。
(本書では、
ドライブに割り当てられています
D
が、お客様の使用環境により異なり ます。)
CD-ROM
ドライブが
内蔵
AIT
について
31
「完了」ボタンをクリックする。
8.
「デバイスマネージャ」ダイアログ
9.
ボックスで、 ニットが表示されていることを確認 する。
テープドライブユ
AIT
インストールしたテープデバイスドライバは、システムの再起動後に有効になります。
32
内蔵
AIT
について
Windows Server 2003
「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」をポイントして、「システム」
1.
をクリックする。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックする。
2.
「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「その他のデバイス」に「
3. SDX-560V
を確認し、
SONY SDX-560V
リックする。
」と表示されていること
でドライブをご使用のお客様
SONY
」をダブルク
SONY SDX-560V
ダイアログボックスが表示されま す。
「ドライバ」タブをクリックし、「ドラ
4.
イバの更新」ボタンをクリックする。
「ハードウェアの更新ウィザード」が
表示されます。
のプロパティ」
内蔵
AIT
について
33
「いいえ、今回は接続しません」を選
5.
択し、「次へ」ボタンをクリックす る。
次の「ハードウェアの更新ウィザー ド」画面が表示されます。
「ソフトウェアを自動的にインス
6.
トールする(推奨)」を選択し、 を挿入して、「次へ」ボタンをクリッ クする。
「下の一覧からハードウェアに最適
なソフトウェアを選んで下さい。」 画面が表示されます。
一覧から「
7. ¥32¥s32ait.inf
ボタンをクリックする。
d:¥DeviceDriver¥w2k3
」を選択し、「次へ」
CD
「ハードウェアの更新ウィザードの
完了」画面が表示されます。
(本書では、
ドライブに割り当てられています
D
が、お客様の使用環境により異なり ます。)
内蔵
34
AIT
CD-ROM
について
ドライブが
「完了」ボタンをクリックする。
8.
「デバイスマネージャ」ダイアログ
9.
ボックスで、 ニットが表示されていることを確認 する。
テープドライブユ
AIT
以上でテープデバイスドライバのインストールが完了しました。
内蔵
AIT
について
35
テープデバイスドライバ(
x64 Edition
)のインストール
Windows XP x64 Edition
アップを使用する方のみインストールしてください。 本体装置にテープデバイスドライバをインストールします。ドライバのインストールに は、添付の
Windows XP
「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」をクリックして、「システム」
1.
をダブルクリックする。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックする。
2.
「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「その他のデバイス」に「
3. SDX-560V
を確認し、「 ダブルクリックする。
SONY SDX-560V
ダイアログボックスが表示されま す。
を使用します。あらかじめ用意しておいてください。
CD
でドライブをご使用のお客様
」と表示されていること
SONY SDX-560V
および
Windows Server 2003 x64 Edition
SONY
」を
のプロパティ」
の標準バック
「ドライバ」タブをクリックし、「ドラ
4.
イバの更新」ボタンをクリックする。
「ハードウェアの更新ウィザード」が
表示されます。
36
内蔵
AIT
について
「いいえ、今回は接続しません」を選
5.
択し、「次へ」ボタンをクリックす る。
「新しいハードウェアの検出ウィ
ザード」が表示されます。
「ソフトウェアを自動的にインス
6.
トールする(推奨)」を選択し、 を挿入して、「次へ」ボタンをクリッ クする。
「下の一覧からハードウェアに最適
なソフトウェアを選んでくださ い。」画面が表示されます。
一覧から「
7. ¥64¥sx64ait.inf
へ」ボタンをクリックする。
d:¥DeviceDriver¥xp
」を選択し、「次
CD
「ハードウェアの更新ウィザードの
完了」画面が表示されます。
(本書では、
ドライブに割り当てられています
D
が、お客様の使用環境により異なり ます。)
CD-ROM
ドライブが
内蔵
AIT
について
37
「完了」ボタンをクリックする。
8.
「デバイスマネージャ」ダイアログ
9.
ボックスで、 ニットが表示されていることを確認 する。
テープドライブユ
AIT
インストールしたテープデバイスドライバは、システムの再起動後に有効になります。
38
内蔵
AIT
について
Windows Server 2003
「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」をポイントして、「システム」
1.
をクリックする。
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
「ハードウェア」タブをクリックし、「デバイスマネージャ」ボタンをクリックする。
2.
「デバイスマネージャ」ダイアログボックスが表示されます。
「その他のデバイス」に「
3. SDX-560V
を確認し、
SONY SDX-560V
リックする。
」と表示されていること
でドライブをご使用のお客様
SONY
」をダブルク
SONY SDX-560V
ダイアログボックスが表示されま す。
「ドライバ」タブをクリックし、「ドラ
4.
イバの更新」ボタンをクリックする。
「ハードウェアの更新ウィザード」が
表示されます。
のプロパティ」
内蔵
AIT
について
39
「いいえ、今回は接続しません」を選
5.
択し、「次へ」ボタンをクリックす る。
次の「ハードウェアの更新ウィザー ド」画面が表示されます。
「ソフトウェアを自動的にインス
6.
トールする(推奨)」を選択し、 を挿入して、「次へ」ボタンをクリッ クする。
「下の一覧からハードウェアに最適
なソフトウェアを選んで下さい。」 画面が表示されます。
一覧から「
7. ¥64¥sx64ait.inf
ボタンをクリックする。
d:¥DeviceDriver¥w2k3
」を選択し、「次へ」
CD
「ハードウェアの更新ウィザードの
完了」画面が表示されます。
(本書では、
ドライブに割り当てられています
D
が、お客様の使用環境により異なり ます。)
内蔵
40
AIT
CD-ROM
について
ドライブが
「完了」ボタンをクリックする。
8.
「デバイスマネージャ」ダイアログ
9.
ボックスで、 ニットが表示されていることを確認 する。
テープドライブユ
AIT
以上でテープデバイスドライバのインストールが完了しました。
内蔵
AIT
について
41
ASR
機能を使用する場合
WindowsのASR(Automated System Recovery*
ピーディスクからファイルを読み込んでデバイスドライバをインストールする必要があり ます。空のフロッピーディスクをご用意いただき、添付の ルダの配下にあるファイルをフロッピーディスクにコピーしてください。
フロッピーディスクを作成する際は、ファイルパスが重要になります。
DeviceDriver
い。(「
DeviceDriver
」フォルダの下を下記の画面イメージになるようにコピーしてくださ
」フォルダ自身は含みません)
)機能を使用する場合は、フロッ
CD
内の「
DeviceDriver
」フォ
*ASR(Automated System Recovery Windows XP、Windows Server 2003
ドウェア構成、アプリケーションを保存し、災害から回復する過程において1ステップで復元すること が可能です。詳しい使用方法等については、OS、バックアップソフトのマニュアルを参照ください。
Windows 2000はASR
42
内蔵
AIT
について
機能をサポートしておりません。
でサポートされている機能で、OSやシステム状態、ハー

取り扱い

本製品の取り扱い方法を説明します。
データカートリッジのセット
AIT
● 本製品にセットするデータカートリッジには、当社製の「 使用してください。当社製以外のデータカートリッジを使用するとリード/ライトエ ラーを起こすことがあります。
● データカートリッジをセットしている間は、本体装置の電源を さい。誤動作やデータ破壊の原因となります。
本体装置の電源をONにした後、本
1.
製品の
REPLACE TAPE LED
TAPE MOTION LED、CLEAN­ING REQUEST LED
ことを確認する。
防塵カバーを指で開く。
2.
が消灯した
データカートリッジ」を
AIT
にしないでくだ
OFF
内蔵
AIT
について
43
3. AIT
データカートリッジを右図の向 きにして本製品のデータカート リッジ挿入口に挿入する。
ある程度挿入するとデータカート リッジは自動的に本製品内部に セットされ、
が点灯します。
LED
TAPE MOTION
新品(ブランク)のデータカートリッジを挿入した場合、 るまで、数分間かかります。
防塵カバーを閉める。
4.
● 防塵カバーの取り付け
防塵カバーは破損防止のため、力が
加わると外れる構造になっていま
す。防塵カバーが外れた場合は、
Fig. 1
バーの両端を、片方ずつ、やや斜め
上からまっすぐに押し、カチッと音
がするまで押し込むことで取り付け
ることができます。
に示す矢印の方向に防塵カ
Fig. 1
防塵カバー
TAPE MOTION LED
が点灯す
44
内蔵
AIT
について
データカートリッジの取り出し
AIT
1. TAPE MOTION LED
いないことを確認する。
が点滅して
2. EJECT
巻き戻しが始まります。
巻き戻しが終わるとデータカート リッジは自動的に製品内から排出 されます。
防塵カバーを指で開く。
3.
ボタンを押すと、テープの
● バックアップソフト、OSのロックにより、
ボタンを押しても、巻き戻しやシステム情報更新を行うため、カートリッジ
EJECT
はすぐに排出されません。(5分程度かかることがあります。) 動作中でエラーではありません。
が排出されない場合があります。バックアップソフトによるカートリッジ排出、また はしばらく待ってから は、
ボタンを一定時間(5秒〜10秒)押し続け、強制排出を行ってください。
EJECT
EJECT
が点滅中は、排出
LED
ボタンを押してもカートリッジ
EJECT
ボタンを押してください。それでも排出されない場合
内蔵
AIT
について
45
データカートリッジ挿入口から
4.
データカートリッジを取り出し、 防塵カバーを閉める。
TAPE MOTION LED
が点灯、または点滅している間は、本体装置の電源を
しないでください。誤動作やデータの破壊の原因となります。
● 本製品にデータカートリッジを挿入したまま移動しないでください。本製品の故障の 原因となります。
● バックアップ完了後は、カートリッジを取り出してください。
表示
LED
本製品前面にある3つの
消灯
点灯
点滅(
点滅(
すべての 点滅(
点滅( 点滅(
LED
Slowly
Fast
LED
Fast
):
Fast
):
Slowly
TAPE MOTION
データカートリッジがセット されていない。
データカートリッジがセット されている。
セットされているデータカー トリッジが正常に動いている
Write/Read
セットされているデータカー トリッジが正常に動いている
Write/Read
本製品が故障している。
秒点灯/
0.3
秒点灯/
0.9
で、本製品や
LED
)。
以外)。
秒消灯
0.3
秒消灯
0.3
データカートリッジの状態を知らせます。
AIT
CLEANING REQUEST
本製品のクリーニングの必要 はない。
本製品のクリーニングが必要 である。
ヘッドクリーニング中、ク リーニングカートリッジの テープが終了した。
REPLACE TAPE
データカートリッジにエラー は起きていない。
データカートリッジにエラー が起きている。
OFF

データのリード/ライト

データカートリッジからのデータの読み込み(
AIT
については、バックアップソフトに添付の説明書を参照してください。
46
内蔵
AIT
について
)、または書き込み(
Read
Write
)の方法

クリーニング

本製品を良い状態に保つために、定期的にクリーニングをしてください。

リード/ライトヘッドのクリーニング

CLEANING REQUEST LED
ドを清掃してください。 添付のクリーニングカートリッジ( セット」で説明している手順で本製品にセットします。
クリーニングカートリッジをセットすると自動的にヘッドのクリーニングが開始されま す。
クリーニングが終了すると、自動的にクリーニングカートリッジが出てきます(開始から 約
秒後)。クリーニングカートリッジを取り出してください。
35
●本製品のクリーニングには、当社製の「 )」を使用してください。当社製以外のクリーナーを使用すると故障の原因と
3237J
なることがあります。「 品には使用できません。
● クリーニングカートリッジのテープ面を手で
触ったり、テープを巻き戻して使用したりし ないでください。
● クリーニングカートリッジは約70回使用する
ことができます。本製品では、使い切ったク リーニングカートリッジを挿入した場合や、 クリーニング中にテープが使い切られたため に正常にクリーニングが終了しなかった場合 でも、クリーニングカートリッジは自動的に 排出されません。このような場合は、
ボタンを押して、クリーニングカー
EJECT
トリッジを取り出してください。新しいク リーニングカートリッジを別途お買い求めく ださい。
が点灯しているときは、本製品内部のリード/ライトヘッ
EF-3237J
EF-3237U」もAIT
)を「取り扱い」の「
クリーニングカートリッジ(型番
AIT
のクリーニングカートリッジですが、本製
データカートリッジの
AIT
: EF-
リード/ライトヘッドは、1週間に1回、使用する前にクリーニングカートリッジで清掃 することをお勧めします(使用している環境(チリやホコリの発生状況)や使用回数によっ て異なりますが、一般的な事務室などで毎日使用する場合、1週間に1回の清掃を目安と してください)。
内蔵
AIT
について
47

本体のクリーニング

本製品の外観が汚れたときは、やわらかい布に水または洗剤を含ませて軽く拭いてくださ い。
ベンジン、シンナーなど(揮発性のもの)の薬品で拭くと、変形や変色の原因となること があります。また、殺虫剤をかけた場合も変形や変色の原因となることがあります。薬 品が付着したら、早めに水を含ませた柔らかい布で拭き取ってください。
48
内蔵
AIT
について
AIT
データカートリッジ
型番品)について
データカートリッジの取り扱い方法について説明します。
AIT

データカートリッジの各部の名称

ラベル貼り付け位置
EF
N
ラベル貼り付け位置
ライトプロテクト プラグ
取り付け/取り外し時 の取っ手(反対側にも あります)
データカートリッジについて
AIT
49

使用・保管・運搬条件

■ 使用条件
温度
湿度
放置時間 使用および保管環境条件以外の環境に
■ 保管条件
温度
湿度
保管状態
■ 運搬条件
温度
湿度
温度勾配 最大
10〜45 20〜80
されていた場合には、使用および保管環境条件以外の環境にさらさ れていた時間より長く(最大 てください。温度勾配は最大
5〜32 20〜60 AIT
てください。置き方は水平、垂直どちらでもかまいません。
–40〜45 5〜80
%(ただし、湿球の最高温度は26℃とします。)
%(ただし、湿球の最高温度は26℃とします。)
データカートリッジは、保護ケースに入れて、フタをして保管し
%(ただし、湿球の最高温度は26℃とします。)
℃/時間
10
データカートリッジがさら
AIT
時間)使用環境になじませてから使用し
8
℃/時間とします。
10
運搬状態
ラベル
どの ように

ラベル貼り付け位置

50 AIT
データカートリッジにどのデータをバックアップしているかなどがすぐにわかる
AIT
データカートリッジにラベルを貼り付けておくことをお勧めします。
AIT
データカートリッジについて
データカートリッジを保護ケースに収納してください。輸送の場
AIT
合には、 ださい。
データカートリッジに力が加わらないように包装してく
AIT

ラベルへの記入上の注意事項

データカートリッジの内容を表示するために用いるラベルは簡単に取り換える
AIT
ことができ、取り外した後に粘着物が残らないようなものを使用してください。
● 内容の表示を変更するときは、消しゴムで消さず、必ずラベルを貼り替えてくださ い(
INDEX
● ラベルを貼るときは、前項で指定された位置に確実に貼り、さらに取り換える場合 は古いラベルを取り除いてから新しいラベルを貼ってください。
● 指定の てください。
● 添付の リッジの寿命をチェックする目安となります。
ラベルは
INDEX
INDEX
ラベル以外のものを使用する場合は、大きさが合ったものを使用し
ラベルには、使用開始年月日を記入してください。
データカートリッジに添付されています)。
AIT
データカート
AIT

ライトプロテクト

ライトプロテクトプラグを右図のように 設定すると、テープの内容が保護されま す。
書き込んだデータを消去したくないとき は、このプラグを「 不可)に設定してください。また、プラ グを「 るとテープに書き込み可能となります。
」側(書き込み可能)に設定す
REC
SAFE
」側(書き込み
EF-2429 EF-2423 EF-2423S EF-2431
書き込み不可書き込み可能
ライトプロテクト プラグ
EF-2420L EF-2420
書き込み不可書き込み可能
ライトプロテクト プラグ
データカートリッジについて
AIT
51

取り扱い上の注意事項

使用上のご注意

使用する前
● 使用する り、曲がっているときは、使用しないでください。
● 製品の使用温湿度条件以外で保管されていた 合は、使用温湿度条件以外にあった時間より長く(最大 んでから使用してください。保管場所と使用場所の温度差が大きい場合は、一度に 持ち込むのではなく、温度変化が1時間に10℃以下になるようにして、 カートリッジを使用場所の温度になじませてください。
製品への装着
データカートリッジのセット」での説明に従って
AIT
てください。 チリやホコリの少ない場所で保管してください。
使用した後
使用済みの 所で保管してください。置き方は水平、垂直どちらでもかまいません。
AIT
データカートリッジが、外的損害を受けていたり、または変形した
AIT
データカートリッジを使用する場
AIT
時間)、使用環境に持ち込
8
データカートリッジをセットし
AIT
データカートリッジを取り出した後の保護ケースは、しっかりと閉じ、
AIT
データカートリッジは、必ず保護ケースに入れてチリやホコリの少ない場
AIT
データ

一般的注意事項

● テープに手を触れないでくださ い。また、テープカバーを開閉 しないでください。
● 磁気を発生するものを近づけな いでください。
● 直射日光や暖房器具の近くには 置かないでください。
● 強い衝撃を与えないでください。
● 飲食や喫煙をしながらの取り扱いは避けてください。また、シンナーやアルコール などを付着させないように注意してください。
● 製品への挿入は、ていねいに行ってください。
52 AIT
データカートリッジについて
テープ面
テープカバー

使用禁止基準

以下の項目に該当する場合は、新しい す。
● 落下させるなど強い衝撃を与え、 強い衝撃を受けた場合、カートリッジが変形したり、欠けたりする場合がありま す。また、テープカバーが正常に開閉しなくなり、カートリッジが排出されないと いった障害の原因となります。
● 清涼飲料、コーヒー、紅茶など液体、溶剤や金属粉、たばこの灰などで記録面が汚 れている場合。
この状態で 汚したりすることになり、製品の故障の原因となります。また、ヘッドの汚れやキ ズに気づかず、新しい トリッジを汚したり、傷つけたりして被害を広げることになります。
データカートリッジを製品に挿入するとヘッドや製品を損傷したり、
AIT
データカートリッジを製品に挿入すると、
AIT
データカートリッジに取り替える必要がありま
AIT
データカートリッジが損傷を受けた場合。
AIT
データカー
AIT
寿命
テープの寿命は、温度・湿度、ヘッドクリーニング回数などによって左右されます。
AIT
毎日
回使用した場合は、使用開始より1年後、毎回使用していない場合でも、使用開始よ
1
年後に交換をお願いします。また、エラーが頻繁に発生する場合は、その前に交換を
2
お願いします。
データカートリッジの寿命管理として下記の手順を実施していただくことをお勧めし
AIT
ます。
● 新しい トリッジのラベルに記入しておきます。
AIT
ジの使用年数と使用回数を見積もります。
● 定期的に いたり、書き込み、読み取りエラーが発生するなど信頼性が低い リッジを廃棄します。
また、テープ磁性層は、化学物質で構成されており、時間経過と共に劣化します。
この劣化によるテープ寿命は、テープ保管の環境(温度・湿度)により大きく異なります が、カートリッジを使用していない場合でもテープを購入してから約3年を目安に交換し てください。
データカートリッジに管理番号を割り当て、その番号を
AIT
データカートリッジ管理台帳を作り、使用日を記録し、
データカートリッジの管理台帳と標識ラベルを調べ、長く使用されて
AIT
データカートリッジについて
AIT
データカー
AIT
データカートリッ
AIT
データカート
AIT
53

重要なデータの保存について

重要なデータまたはプログラムなどを保存する場合には、万一の場合に備えて、正副2巻 に保存することをお勧めします。 また、保存する際にはバックアップソフトのベリファイ機能を利用し、保存したデータの 確認も行うことをお勧めします。ベリファイ機能の利用方法については、各バックアップ ソフトの取扱説明書を参照してください。 こうしておけば、一方のテープがチリやホコリによるリードエラーを起こしても、もう一 方のテープから復旧でき、大切なデータやプログラムの消失を防げます。

データの3世代管理について

ディスク上のデータを保存する場合は、保存したデータの3世代管理をお勧めします。
世代管理は、テープ3巻(A、B、C)を使用して、ディスク上のデータを1日目はテープ
3
に保存し、2日目はテープBに、3日目はテープCに保存していくものです。 これにより、例えば一巻のテープ してデータを復旧でき、また、テープ タを使用して大切なデータを復旧することができます。
がリードエラーを起こした場合には、データBを使用
C
がリードエラーを起こした場合でもテープAのデー
B

データカートリッジの保管について

A
決められた保管条件を守り、保管場所を常に清潔に保ってください。 書き込みを禁止にしておくことをお勧めします。 長期間にわたって保管する場合は、常にバックアップデータが復旧可能であることを確認 するため、定期的にデータの読み出しを行ってください。 万一の場合を想定してシステムから遠く離れた場所に保管しておくことをお勧めします。 正副
巻のデータカートリッジがある場合には、正、副それぞれを異なる場所に保管して
2
おくとさらに効果的です。

バックアップと惨事復旧手順の制定

バックアップ方法を定めるときは、常に惨事復旧を想定したスケジュールを組んでくださ い。バックアップ・リストアの正しい手順を制定することが、バックアップの運用の第一 歩です。惨事復旧の手順を確立し、正しく運用されることを定期的に確認してください。
54 AIT
データカートリッジについて
仕 様
本製品の仕様について記載します。
■ 性 能
記憶容量
ビットエラーレート データ転送速度(
バス上転送速度
IDE
イニシャライズ時間 ロード時間 平均
アンロード時間 平均
巻き戻し時間 平均
TAPE
17
以下
(圧縮時: (圧縮時: (圧縮時:
(圧縮時:
(圧縮時:
(圧縮時:
160 Gbyte) EF-2431 100 Gbyte) EF-2423 72 Gbyte) EF-2423S
80 Gbyte) EF-2429
70 Gbyte) EF-2420L
50 Gbyte) EF-2420
• 80 Gbyte
• 50 Gbyte
• 36 Gbyte
• 40 Gbyte
• 35 Gbyte
• 25 Gbyte
圧縮時の値は圧縮効率が2倍である場合の値です。 圧縮効率はデータパターンにより変化します。 記憶容量は目安であり、記憶状態によって少なく
なる場合があります。
10
•AIT-1 Turbo、AIT-2、AIT-2 Turbo 12 Mbyte
• AIT-1:8 Mbyte
内部転送レートは接続している本体装置のシステ ム環境により変化します。
Ultra DMA Ultra DMA PIO PIO
接続する基本処理装置により、選択されるモー
ドは異なります。また、選択されるモードによ り内部転送レートは変化する場合があります。
秒未満
5
平均 平均
EF-2423S
平均
EF-2423S
平均 平均80秒 リトライ処理が発生した場合は上記秒数を超える
場合があります。
/秒(非圧縮時)
/秒(非圧縮時)
モード5:
モード4: 転送モード4: 転送モード0:
25秒 EF-2431 80秒 EF-2429
100 Mbyte
66.6 Mbyte
16.6 Mbyte
3.33 Mbyte
使用時 使用時
14秒 EF-2420L、EF-2420、EF-2423
使用時
25秒 EF-2431、EF-2429
使用時
20秒 EF-2420L、EF-2420、EF-2423
使用時
90秒 EF-2431、EF-2429
使用時
105秒 EF-2420L、EF-2423、EF-2423S
EF-2420
使用時
使用時 使用時 使用時 使用時 使用時 使用時
/秒 /秒 /秒 /秒
使用時
仕 様
55
環境条件 使用時 温度
: 10℃〜35
湿度
: 20%〜80%
最大湿球温度
(結露なきこと)
: 26
非動作時 温度
電源仕様
電圧 電流( 電流(
Typ. Max.
5V±5
1.4 A 0.5 A
1.7 A 1.2 A
■ 寸法・重量
N8151-61/-61A 5.25
41.2 mm
149.0 mm
N8151-61/-61A 3.5
41.2 mm
101.6 mm
インチデバイスタイプ
インチデバイスタイプ
: −40℃〜70
湿度
: 5%〜95%
12 V±10
(結露なきこと)
172.2 mm
172.2 mm
重量
重量
1.05 kg
0.78 kg
56
仕 様

運用状況お客様記入シート

本製品を保守・管理する際に必要な情報を記録しておくメモ欄です。
項目 記入欄
本体装置モデル名
オペレーティングシステム(OS)
(名称、バージョン、サービス
パック/パッチの適用状況)
バックアップソフト
(名称、バージョン、サービス
パック/パッチの適用状況)
バス構成
IDE
(ジャンパ/同一バス上のデバイ
ス)製品設置環境
製品設置環境
(温度、湿度、ホコリの状況な
ど)
カートリッジ種類
(メーカ名、EF型番)
クリーニングカートリッジ種類
(メーカ名、EF型番)
クリーニングカートリッジ使 用状況(クリーニング周期、使 用回数や使用開始月の管理方 法など)
カートリッジ使用状況
(使用回数や使用開始月の管理
方法など)
カートリッジの管理状況
運用状況お客様記入シート
57
トラブルシューティング
本製品が思うように動作しない場合は、修理に出す前に以下のチェックリストの内容に 従って、本製品をチェックしてください。リストにある症状に当てはまる項目があると きは、処置に従ってください。
チェックリスト
項番 症状
□ ドライブの電源が入らな
1
い。
が点灯しない。
LED
□ システム起動時にドライ
2
ブが正しく認識されな い。
内蔵型 外付型
内蔵型
外付型
内蔵型 外付型
処置
□ ドライブにDCケーブルが正しく接続されている
ことを確認してください。
□ 集合型ドライブでは電源コネクタを2カ所持って
いるものがあります(専用のDCケーブルが必要な ドライブがあります)。取扱説明書を確認して正 しく接続されていることを確認してください。
□DCケーブルの接触不良が無いか、挿抜して確認
してください。
□ ドライブにACコードが正しく接続されているこ
とを確認してください。
□ACコードが正しくコンセントに接続されている
ことを確認してください。
□ ドライブに
ることを確認してください。
□同一
ケーブルが正しく
SCSI
コネクタ、MBのコネクタなど)に接続されている ことを確認してください。
SCSI
じではないか確認してください。 →同じ
SCSI ID
のIDを使われていない番号へ変更してくださ い(
“7”
てないでください)。
ケーブルが正しく接続されてい
SCSI
SCSI I/F(SCSI
バス上の他のドライブと
のドライブがある場合、どちらか
はホスト側が使用しているため、割り当
ボードの
SCSI ID
が同

トラブルシューティングチェックリスト

58
項番 症状
□ システム起動時にドライ
2
ブが正しく認識されな い。
□OS起動後にドライブが
3
正しく認識されない。
(システム起動時は正し
く認識されていた。)
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
処置
□ 終端抵抗が正しく接続・設定されていることを確
認してください。 → 終端抵抗は
いる必要があります。 ・最遠端がケーブル(コネクタ)の場合、終端
コネクタが接続されていることを確認して ください。
・ 最遠端が内蔵型ドライブの場合、ドライブ
の終端抵抗設定がONとなっていることを 確認してください。
・ 最遠端が外付型ドライブの場合、終端コネ
クタが接続されていることを確認してくだ さい。
・ 最遠端が
BIOS
確認してください(それぞれの取扱説明書を 参照してください)。
・ 最遠端でないドライブの終端抵抗がONと
なっていないことを確認してください。
タイプの
PIN
生していないか確認してください(内蔵型 ドライブ側、内蔵/外付 付型
50pin[PIN
→ 折れた
SCSI BIOS
(取扱説明書に設定方法がかかれている場合は参
照してください。 のもあります)。
□ システム構成上、正しい位置に接続されているか
確認してください。
IDE
表示されない仕様のものがあります。
OS
せん。
□ デバイスドライバが正しくインストールされてい
るか確認してください。 →
□ デバイスドライバが正しく起動されているか確認
してください。
PIN
るいはケーブルを交換してください。
装置の場合、システム起動時の
起動後にドライブが認識されれば問題ありま
自動的にインストールされる場合と、手動でイン ストールする必要のある場合があります。またデ バイスドライバが製品に添付されている場合があ ります。取扱説明書を参照してください。
バスの両最遠端に接続されて
SCSI
ボード(MB)の場合、
SCSI
などで正しく設定されていることを
コネクタの場合、
SCSI
PIN
SCSI
折れが発
50pin
のケーブル側、外
68pin
タイプ]のケーブル側など)。
を元に戻して使わずに、ドライブあ
の設定が正しいか確認してください
SCSI BIOS
が変更できないも
表示に
BIOS
トラブルシューティングチェックリスト
59
項番 症状
□ 正しくテープを認識しな
4
い。
□ 正しくバックアップがで
きない。
(バックアップソフトは
ドライブを正しく認識し ている。)
□ 正しくバックアップがで
5
きない。
(バックアップソフトが
ドライブを正しく認識し ていない。)
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
処置
□ クリーニングテープでヘッドのクリーニングを
行ってください。 □ データテープを新品と交換してください。 □ 正しいデータテープを使用しているか確認してく
ださい。
→・
・ 動作保証のされたテープ(EF型番テープな
・ 寿命に達したテープを使用していないか確
・ エラーの発生していたテープを使用してい
SCSI
問題がある可能性があります。
→ もう1度接続を確認してください。 □ 温度・湿度の異なる環境から持ち込んだドライブ
は、使用環境に十分馴染んでいない場合がありま
す。環境の馴染ませを行ってから使用してくださ
い。 □ 空調管理の行われていない環境でシステム起動直
後にバックアップを行うと、ドライブが環境に十
分馴染んでいない場合があります。環境に十分馴
染んでからバックアップするように運用の変更を
行ってください(夜間のシステム起動・バック
アップ開始などで発生しやすい)。 □ バックアップソフトが正しくインストールされて
いるか確認してください。 □
SCSI
いか確認してください。 □ ソフトウェア同士の競合が発生していないか確認
してください。
→ 同時に使用できないデバイスドライバが組み込
まれている場合に片方のドライバを外す必要の ある場合があります。詳しくはソフトウェア側 の説明書を参照してください。
SCSI
問題がある可能性があります。
→ もう1度接続を確認してください。
ドライブに
DDS2
いないか、などのドライブとテープの組み 合わせは正しいか確認してください。
ど)を使用しているか確認してください。
認してください。
ないか確認してください。
ケーブル、コネクタ、終端抵抗等の接続に
バス上の他のデバイスとIDが重複していな
ケーブル、コネクタ、終端抵抗等の接続に
テープを使用して
DDS3
トラブルシューティングチェックリスト
60
項番 症状
□ 正しくバックアップがで
6
きない。
が点滅している、
LED
にエラーを表示し
LCD
ている。)
□ テープが取り出せない。
7
(データテープの場合)
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
処置
□ 取扱説明書に
ある場合は、それを参照してください。 →・クリーニング要求の出ている場合は、ク
・エラー表示(
□ バックアップソフトで自動排出を設定したにも関
わらず排出されない場合は、正しくバックアップ ができていないことが考えられます。
→項番4〜6を参照してください。
□ ドライブの
されない場合は、バックアップソフトによるソフ トウェア的なロックのはたらいていることが考え られます。
→・ソフトウェアを終了させてください。
・ システムを再起動してください。 ・ 電源の
□ ドライブが何らかの不具合を検出して排出させな
いようにしていることが考えられます。 →・
・ システムを再起動してください。 ・ 電源の
□テープがドライブ内部で絡まっていること(テー
プジャム)が考えられます。( 定時間以上押しても排出されない場合)
→ テープジャムを起こしたドライブは、内部の
ヘッド・ドラム・各ガイドピンなどを傷めてい ることが考えられるため、ドライブ交換を行っ てください。
LED・LCD
リーニング実施後にバックアップを行い、 再発するようであればデータテープの交換 を行ってください。
は、ドライブに何らかの不具合を生じてい ることが考えられるため、ドライブの交換 を行ってください。
EJECT
OFF/ON
キーを一定時間(5秒または10秒)以
EJECT
上押下し続けることで強制排出されるドラ イブがありますので、これを行ってくださ い。強制排出の手順に従い、手動で取り出 すことをお勧めします。
OFF/ON
の表示に関する説明が
など)の出ている場合
ERRxx
キーを押下してもテープが排出
を行ってください。
を行ってください。
ボタンを一
EJECT
トラブルシューティングチェックリスト
61
項番 症状
□ テープが取り出せない。
8
(クリーニングテープの
場合)
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
処置
□ 使い切ったクリーニングテープを挿入した場合、
あるいはクリーニング中に使い切ったため正常に
クリーニングが終了しなかった場合に、それを知
らせるためにクリーニングテープが排出されない
ドライブがあります。
□テープがドライブ内部で絡まっていること(テー
プジャム)が考えられます。(
定時間以上押しても排出されない場合)
→ テープジャムを起こしたドライブは、内部の
キーを押下してクリーニングテープを
EJECT
取り出し、新しいクリーニングテープでクリー ニングを再度行ってください。
ボタンを一
EJECT
ヘッド・ドラム・各ガイドピンなどを傷めてい ることが考えられるため、ドライブ交換を行っ てください。
□ マガジンが排出されな
9
い。
(集合型の場合)
□ テープが排出される。
10
(データテープの場合)
□ テープが排出される。
11
(クリーニングテープの
場合)
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
内蔵型 外付型
TAPE MOTION LED
てください。
→ テープの読み取りに時間がかかっている可能性
があります。テープの読み取りが終わるまでお 待ちください。読み取りエラーが発生した場合 はテープを交換してください。
□ 正しいデータテープを使用しているか確認してく
ださい。
→・
・動作保証のされたテープ(EF型番テープな
・ 寿命に達したテープを使用していないか確
・ エラーの発生していたテープを使用してい
□ ヘッドが汚れている可能性があります。
→ ヘッドが汚れていた場合、書き込み/読み取り
時に失敗しテープを排出する場合があります。 クリーニングを行ってください。
□ クリーニングテープが使い切っている可能性があ
ります。
→ 新しいクリーニングテープに交換してください。
ドライブに
DDS2
いないか、また、 テープを使用していないかなど、ドライブ とテープの組み合わせは正しいか確認して ください。
ど)を使用しているか確認してください。
認してください。
ないか確認してください。
が点滅していないか確認し
テープを使用して
DDS3
ドライブに
AIT-1
AIT-2
トラブルシューティングチェックリスト
62
N8151-61/N8151-61A
内蔵
取扱説明書
AIT
2006年  1月
日本電気株式会社
東京都港区芝五丁目7番1号
TEL(03)3454-1111
©
NEC Corporation 2006
日本電気株式会社の許可なく複製・改変などを行う ことはできません。 本書の内容は予告なく変更することがあります。
初版
(大代表)
Loading...