Micro Motion モデル 3700 トランスミッタ MVD モデル 3350 フローコントローラ 現場取付け 設置説明書-Installation Instruction Japanese Installation Instructions [ja]

設置説明書
20001022Rev BC
2021 3
Micro Motion® モデル 3700 伝送器 (MVD) またはモデル 3350 ペリフェラル
フィールド取り付け用設置マニュアル
ヨーロッパ指令に適合させるためには、マイクロモーション製品を本説明書に従い正しく設置する必要があります。本製品に 適用されるヨーロッパ指令については、EC 適合宣言をご参照ください。欧州連合外の地域での設置用の IECEx 設置説明書、
北米での設置用の CSA 設置説明書のほか、EC 適合宣言、および該当する欧州指針と包括的な ATEX 設置図面と説明書は、
www.micromoti
on.com にてオンラインで、または最寄りの Micro Motion サポートセンターから入手できます。
圧力容器指令に適用する
ヨーロッパにおける危険場所での設置については、該当する国や地域の規定が当てはまらない場合、EN 60079-14 のガイドラ インに従ってください。
その他の情報
製品仕様の詳細については製品仕様書を参照してください。トラブルシューティングについては、伝送器の説明書を参照して ください。製品仕様書と取扱説明書については、弊社のウェブサイト (www.micromotion.com/documentation) をご参照ください。
返品について
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の安全性を維持するために重要な要件と なっております。定められた返品手続きが守られない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返品手続きの詳細につきましては、弊社ウェブサイト(www.micromotion.com をご参照ください。また弊社カスタマサービ ス部門までお電話でご連絡いただくこともできます。
Emerson Flow カスタマーサービス部門
電子メール:
全世界共通:flow.support@emerson.com
アジア太平洋地域:APflow.support@emerson.com
電話番号:
南北アメリカ ヨーロッパ&中東 アジア太平洋地域 アメリカ カナダ メキシコ アルゼンチン ブラジル ベネズエラ
機器に添付されている情 z 報は、www.micromotion.com/documentation からご入手いただけます。
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0800 000 0015
800 70101
431 0044
663 299 01
800 991 390
800 844 9564
800 0444 0684
オーストラリア ニュージーランド インド パキスタン 中国 日本 韓国 シンガポール タイ マレーシア
800 158 727
099 128 804
800 440 1468
888 550 2682
+86 21 2892 9000
+81 3 5769 6803
+82 2 3438 4600
+65 6 777 8211
001 800 441 6426
800 814 008
目次
目次
1 ご使用の前に................................................................. 5
1.1 設置キット.................................................................... 5
1.2 場所の選択.................................................................... 6
1.3 ケーブルの長さ................................................................ 8
1.4 ATEX ゾーン 1 向けの電線管開口部の準備 ......................................... 9
1.5 ( オプション ) モデル 3350 とモデル 3700 の向きの設定 ............................ 9
2 取り付け..................................................................... 11
2.1 アプリケーションプラットフォーム取り付け...................................... 11
2.2 コアプロセッサの設置.......................................................... 13
3 配線......................................................................... 15
3.1 入力および出力配線の接続...................................................... 15
3.2 Model 3700 のセンサへの接続 ................................................... 17
3.3 センサのリモートコアプロセッサへの配線........................................ 22
3.4 電源配線の接続................................................................ 24
設置説明書 3
4
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地

1 ご使用の前に

平ワッシャ x 4
ロックワッシャ x 4
M8x16 ボルトアセンブリ x 4
取り付けブラケット
ブラケットの上で伝送器 の向きを決めることがで きます。
セクション
1.5
を参照してください。
この設置マニュアルでは、Micro Motion モデル 3350 ならびにモデル 3700 MVD アプリ ケーションプラットフォームの
本質安全防爆(I.S.)アプリケーションの情報については、MicroMotion 認証文書をご 参照ください。
構成、保守、運用の詳細手順については、伝送器と併せて納品されるマニュアルをご 覧ください。
警告!
危険区域で不適切な設置を行った場合、爆発する危険性があります。 危険な適用に関する情報については、メータに同梱されている該当の説明書を参照するか、弊
社のウェブサイトにアクセスし入手してください。
警告!
危険電圧によって、重篤な負傷または死亡につながる可能性があります。 伝送器を設置し、すべての配線を完了してから電源を入れてください。
基本的な設置ガイドライン
ご使用の前に
について解説しています。
注意!
不適切な設置は、測定エラーやメータの故障の原因となることがあります。 すべての手順指示に従ってください。

1.1 設置キット

Model 3350 および Model 3700 設置キットに含まれる部品は、図 1-1 に示すとおりです。
1-1: 現場取り付け設置キット
設置説明書
5
ご使用の前に
mm ( インチ )
ディスプレイカバーは必要に応じ
回転させてください
取り付けブラケットは必要 に応じ回転させてください
直径 9mm (5/16
インチ ) x 4
234
(9 3/16)
102
(4)
92
(3 5/8)
152
(6)
279 (11)
305 (12)
71
(2 13/16)

1.2 場所の選択

伝送器の設置場所を決める際に、以下に説明する設置要件に合った場所を選んでくだ さい。
警告!
危険区域で不適切な設置を行った場合、爆発する危険性があります。 防爆認定タグの指定に対して適切な区域に伝送器を取り付けてください。 ださい。
1.2.1 環境要件
モデル 3350 / 3700 は、周囲温度が —20 +60 °C (—4 +140 °F) の範囲の場所に設置し てください。
1.2.2 寸法
1-2: 正面図寸法
1-3 を参照してく
6
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地
1-3: 上面図寸法
防爆認定タグ
回路基板の取り外し用に 129 mm (5 1/16 イン
チ ) のクリアランスを設けてください
mm
( インチ )
288
(11 5/16)
158
(6 1/8)
394
(15 1/2)
221
(8 11/16)
5 x 3/4-14 NPT また
5 x M20 x 1.5- 6H
ケース接地
取り付け面
mm
( インチ )
2 x 24
(15/16)
48
(1 7/8)
2 x 71
(2 13/17)
265
(10 3/8)
191
(7 1/2)
147
(5 3/4)
ご使用の前に
1-4: 電線管開口部図寸法
設置説明書
7
ご使用の前に
モデル 3700
4 線ケーブル
センサ
コアプロセッサ
(スタンダードまたは高機能)

1.3 ケーブルの長さ

センサからモデル 3700 伝送器までの最大のケーブル長さは、設置の種類とケーブル の種類により異なります
設置の種類 最大のケーブル長さ
4 線リモート伝送器 4 線ケーブルの最大許容長さは
リモートコアプロセッサ(リモート 伝送器付き)
モデル 3350 コントローラを伝送器と組み合わせて設置する場合、伝送器の周波数出 力とモデル 3350 の周波数入力の間の最大のケーブル長さは 150 m (500 フィート ) と なります。
1-5: 4 線リモート伝送器
1-5 表 1-1 を参照し
てください。
4 線ケーブル、9 線ケーブルの最大許容長さは図 1-6
1-1 を参照してください。
1-6: リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)
センサ
4 線ケーブル
端子箱
9 線ケーブル
モデル 3700
コアプロセッサ
8
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地
1-1: センサと伝送器の間の最大許容ケーブル長さ
ケーブルタイプ ワイヤゲージ 最大長さ
Micro Motion 4 線ケーブル なし 300 m (1000 ft) Ex 認定なし
150 m (500 ft) IIC 等級セン
サの場合
300 m (1000 ft) IIB 等級セン
サの場合 Micro Motion 9 線ケーブル なし 客先提供 4 線ケーブル
VDC 0.35 mm2 (22 AWG) 90 m (300 ft)
VDC 0.5 mm
VDC 0.8 mm2 (18 AWG) 300 m (1000 ft)
RS-485 0.35 mm
2
(20 AWG) 150 m (500 ft)
2
(22 AWG) 以上
20 m (60 ft)
300 m (1000 ft)

1.4 ATEX ゾーン 1 向けの電線管開口部の準備

Model 3350 および Model 3700 ATE X ゾーン 1 の認定に対応する場合 :
1. ねじ保護具を電線管開口部から取り外します。
2. 使用中の電線管開口部に工場提供のケーブルグランドまたは客先提供の E-Exe ケー
ブル入口装置を取り付けます。
3. 使用されていない電線管開口部に E-Exe プラグを取り付けてください。
1-7 を参照してください。
ご使用の前に

1.5 ( オプション ) モデル 3350 とモデル 3700 の向 きの設定

モデル 3350 とモデル 3700 の取り付けブラケットでの向きは、必要に応じて決めるこ とができ、ディスプレイカバーはアプリケーションプラットフォーム上で回転できま
1-7 に向きの例が掲載されています。
す。
1. 付属の取り付けボルトアセンブリ 4 個を使用します。
2. 13 mm 六角レンチで、ボルトアセンブリをトルク 16 Nm (12 ft-lb) で取り付けます。
3. ディスプレイカバーを必要に応じて回転させます。
伝送器の設置マニュアルを参照してください。
設置説明書
9
ご使用の前に
非本質安全防爆入力 / 出力配線用の電線
管開口部
本質安全防爆センサ配線用電線管開口部
ディスプレイカバー
電線管開口部(右) 電線管開口部(下)
電線管開口部(左)
1-7: 向きの例
10
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地

2 取り付け

4 x 5/16 インチまたは M8 ボルト ( 客先提供 )

2.1 アプリケーションプラットフォーム取り付け

取り付け
平面への取り付けについては、
柱面への取り付けについては、
2.1.1 平面への取り付け
1. 4 本のボルトすべてを同一面に取り付けます。
2. 取り付け面が平らでない場合は、ワッシャを使用してブラケットの面を調整します。
3. 独立して別々に動く桁、梁、壁間柱などにはボルトを固定しないでください。
2-1: 平面への取り付け例
セクション セクション
2.1.1 を参照してください。
2.1.2 を参照をしてください。
設置説明書
11
取り付け
4 x 5/16 インチ ナット
( 客先提供 )
2 x 5/16 インチ U ボルト
2 インチパイプ向け、客先提供)
2.1.2 柱面への取り付け
2-2: 柱面への取り付け例
12
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地

2.2 コアプロセッサの設置

コアプロセッサ
カバー
上部電線管リング
コアプロセッサ
下部電線管リング
終端キャップ
取り付けブラケット
リモートコアプロセッサ
リモートコアプロセッサまたはリモート高機能コアプロセッサを使用してリモート伝 送器を設置する場合にのみこのセクションを適用します。 4 線ケーブルリモートが設置されている場合は、
2-3 はコアプロセッサと取り付けブラケットの両方のタイプを示しています。取り
付けブラケットを使用して、コアプロセッサを ブルの長さの要件に従って適切な位置に設置します。
2-3: リモートコアプロセッサとリモート高機能コアプロセッサ構成部品
セクション
セクション
取り付け
1-6 を参照してください。
3.1 に進んでください。
1.2 に説明されているケー
設置説明書
13
取り付け
14
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地

3 配線

本質安全防爆センサ配線ターミナル
(青色のターミナルブロック)
回路基板コンパートメント
配線コンパートメントは、電源がオンの間は
閉めておいてください。
センサ配線ターミナルのラベルは、
3-2 を参照してください
ロックアウト装置
( 全ユニットに付属しているとは限りません )
本質安全防爆センサ入力 / 出力配線ター ミナル(灰色のターミナルブロック)
電源の接地
入力/出力配線ターミナルのラベル
ディスプレイカバー

3.1 入力および出力配線の接続

3-1 は、Model 3350 および Model 3700 の配線ターミナル位置を示しています。
1. ディスプレイカバーをハウジングに固定しているキャプティブスクリュー 4 個を
マイナスドライバーでゆるめます。
2. 入力 / 出力配線を灰色のターミナルブロックの該当するターミナルに接続します。
3-1 とディスプレイカバーの裏に添付されているラベル ( 図 3-1 に表示 ) を参照
してください。
0.35 1.5 mm
ケーブルシールドは一点でのみ接地してください。
単一のターミナルに 2 本以上の配線を接続しなければならない場合には、圧
着端子またはスペードラグで接続を行ってください。
3-1: 配線ターミナル
2
(22 16 AWG) シールド付き撚り対線を使用してください。
配線
設置説明書
15
配線
AC 電源
ターミナル 9:
プラス
ターミナル 10:
マイナス
ターミナル 9: ライン
(L または L2)
ターミナル 10:
ニュートラル
(N または L1)
DC 電源
3-1: 入力/出力配線ターミナル
ターミナル番号 名称
1 — 2 +
3 — 4 +
5 — 6 +
5 — 7 +
5 — 8 +
プライマリ 4—20 mA 出力 / HART
セカンダリ 4—20 mA 出力
周波数入力
ディスクリート入力 1
ディスクリート入力 2
11 (B ライン )12 (A ライン ) RS-485 出力
20 — 16 +
20 — 17 +
20 — 18 +
20 — 19 +
ディスクリート出力 3
ディスクリート出力 2
ディスクリート出力 1
周波数出力
3-2: モデル 3350 とモデル 3700 の配線ターミナルラベル
16
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地

3.2 Model 3700 のセンサへの接続

配線
Model 3350 コントローラを設置している場合には、この手順は不要です。
3.4 に進んでください。
ション
Model 3700 伝送器を Micro Motion センサに接続する場合は、このセクションの手
順に従ってください。
3.2.1 設置オプション
Model 3700 は、次の構成のいずれかでセンサに配線することができます :
4 線ケーブルリモート伝送器 ( 4 線ケーブル )
1-5 および
セクション
参照してください。
リモート伝送器(リモートコアプロセッサつき)(4 線ケーブルおよび 9 線ケーブ
ル要)。
1-6 および
セクション
3.2.3 を参照してください。
3.2.2 4 線ケーブルリモート取り付けの場合の配線
1. センサの取扱説明書の記載に従ってケーブルを準備します。
2. センサの取扱説明書の記載に従ってケーブルをコアプロセッサに接続します。
3. ケーブルを伝送器に接続するには :
a. 4 線ケーブル中のワイヤを確認してください。
Micro Motion 供給の 4 線ケーブルを使用してください。この Micro Motion 供給
4 線ケーブルは 2 組の 2 線ケーブルから構成されています。1 組(赤と黒) は 18AWG (0.75 mm
(0.35mm
2
) RS-485 接続用です。
2
) VDC 接続用です。もう 1 組(緑と白)は 22AWG
セク
3.2.2
b. コアプロセッサからの 4 本のワイヤを伝送器の正しいターミナルに接続します。
3-2図 3-3 ( 標準コアプロセッサ ) または 図 3-3 ( 高機能コアプロセッサ )
参照してください。
むき出しのワイヤをそのままにしないでください。
伝送器でシールドまたはドレインワイヤを接地しないでください。
3-2: 4 線ケーブル用の伝送器ターミナル
ターミナル ワイヤの色
13
14
15
16
(1)
ワイヤの色は
Micro Motion
提供の4線ケーブルのみに適用します。
(1)
機能
VDC+
VDC—
RS-485A
RS-485B
設置説明書
17
配線
コアプロセッサターミナル 4 線ケーブル モデル 3700 ターミナル
青色のターミナルブロック
3-1 を参照してください。
最大ケーブル長さ:
1-1
を参照してください。
客先提供または工場提供の
ケーブル
16 RS-485B ( 緑 ) 15 RS-485A ( 白 )
14 VDC— ( 黒 ) 13 VDC+ ( 赤 )
RS-485B ( 緑 )
RS-485A ( 白 )
VDC+ ( 赤 )
VDC— ( 黒 )
コアプロセッサターミナル
4 線ケーブル モデル 3700 ターミナル
青色のターミナルブロック
3-1 を参照してください。
VDC+ ( 赤 )
RS-485B ( 緑 )
RS-485A ( 白 )
最大ケーブル長さ:
1-1
を参照してください。
客先提供または工場提供の
ケーブル
16 RS-485B ( 緑 ) 15 RS-485A ( 白 )
14 VDC— ( 黒 ) 13 VDC+ ( 赤 )
VDC— ( 黒 )
3-3: モデル 3700(スタンダード)とリモートコアプロセッサに接続の 4 線ケーブル
3-4: モデル 3700 高機能と高機能リモートコアプロセッサに接続の 4 線ケーブル
18
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地
配線
3.2.3 リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)の配 線手順
この配線手順は次の 2 段階からなります :
リモートコアプロセッサの伝送器への配線
センサのリモートコアプロセッサへの配線
リモートコアプロセッサを伝送器に配線するには:
1. 次の方法のいずれかを使用して、配線をシールドします:
設置方法 手順
内部の配線に 360° の成端シールド処理を提供する連続金属製電線管 内の非シールド配線
客先提供のシールドケーブルまたは外装ケーブル付きケーブルグラ ンド、ケーブルグランドのシールドを終端。ケーブルグランドの外 装編組とシールドドレインワイヤの両方を終端。
コアプロセッサハウジングの Micro Motion 提供のケーブルグランド 手順 2 に進んでください
手順 8 に進んでください
手順 8 に進んでください
2. 以下のいずれかを実行します :
シールドケーブルを使用する場合、ケーブルの準備を行い、熱収縮シールド
チューブを手順 6 のように取り付けます。この熱収縮シールドチューブは、 ケーブルのシールドが編組でなくホイルで構成されている場合にグランドに 対しシールド終端を提供します。
外装ケーブルの場合は、手順 6 の記載に従ってケーブルを準備しますが、熱
収縮チューブは取り付けずに、手順 6defg は省いてください。
3.
2-3 に示されているコンポーネントを確認します。
4. コアプロセッサカバーを取り外します。
5. ケーブルの上にグランドナットとグランド留め挿入部をスライドさせます。
3-5 を参照してください。
設置説明書
19
配線
熱収縮シールドチューブ
グランド本体
114 mm
(4 1/2 インチ )
19 mm
(3/4 インチ )
22 mm
(7/8 インチ )
22 mm
(7/8 インチ )
グランド
ナット
グランド留め挿入部
3-5: グランドナットとグランド留め挿入部
6. コアプロセッサハウジングの接続については、シールドケーブルを次に従って用 意してください(外装ケーブルでは d、e、f、g を行う必要はありません。)
a. ケーブル被覆を 114 mm (4 1/2 インチ ) の長さだけ剥がします。
b. ケーブル被覆の内側にある透明のラップを取り去り、ワイヤ間の充填材を取り
除きます。
c. 絶縁ワイヤの周りのホイルを取り去り、19 mm (3/4 インチ ) の長さだけホイル
を残すか編組とドレインワイヤを出してワイヤをほぐします。
d. 露出したホイルの周りにシールドドレインワイヤを 2 回巻き付けます。
3-6 を参照してください。余ったワイヤは切り取ってください。
3-6: 露出したシールドホイルの周りに 2 回巻き付けたシールドドレインワイヤ
e. 熱収縮シールドチューブを露出したままになっているシールドドレインワイヤ
の上に被せます。チューブがドレインワイヤを完全に覆うようにしてください。
f. ケーブルを焦がさないようにチューブに熱 (120 °C または 250 °F) を加えチュー
ブを収縮させます。
3-7 を参照してください。
20
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地
3-7: 露出したドレイン ワイヤを熱収縮シールドチューブで完全に覆う
g. 内部終端が熱収縮チューブと同じ高さになるようにグランド留めの挿入部の位
置を決めます。
h. クロスシールドまたは編組とドレインワイヤをグランド留めの挿入部上で O
ングを約 3mm (1/8 インチ ) 越えるように折り返します。
3-8 を参照してく
ださい。
3-8: 折り返したクロス
配線
i. グランドの本体を、コアプロセッサハウジングの電線管接続口に挿入してくだ
さい。
3-9 を参照してください。
3-9: グランド本体の取り付け
7. ワイヤをグランド本体を通して挿入し、グランドのナットを締め付けてグランド を組み立てます。
8. 4 線ケーブル中のワイヤを確認してください。 Micro Motion 供給の 4 線ケーブルを使用してください。この Micro Motion 供給の
4 線ケーブルは 2 組の 2 線ケーブルから構成されています。1 組(赤と黒)は
2
18AWG (0.75 mm
) VDC 接続用です。もう 1 組(緑と白)は 22AWG (0.35mm2)
RS-485 接続用です。
9. 4 本のワイヤをコアプロセッサの番号が付いたスロットに接続してください。
3-10 を参照してください。
設置説明書
21
配線
電源 +
( 赤のワイヤ )
電源 - (黒のワイヤ)
RS-485A ( 白のワイヤ )
RS-485B ( 緑のワイヤ )
コアプロセッサハウジングの内部接地ネジ
3-10: 4 本のワイヤを番号が付いたスロットに接続
10. アース接地が必要な場合はコアプロセッサハウジングの内部接地ネジに接続します。 アース接地は、コアプロセッサがセンサの配管経由では接地ができず、地域の規
制で内部接地接続が必要とされる場合に必要となります。 シールドドレインワイヤはこのターミナルに接続しないでください。
11. コアプロセッサカバーを再度取付けて締め付けます。
警告!
センサの損傷を防ぐため、コアプロセッサを強くねじり込まないでください。
12. ケーブルを伝送器に接続するには、コアプロセッサからの 4 本のワイヤを伝送器 の正しいターミナルに接続してください。
3-2 および図 3-3 を参照してください。
むき出しのワイヤをそのままにしないでください。
伝送器でシールドまたはドレインワイヤを接地しないでください。

3.3 センサのリモートコアプロセッサへの配線

注意!
計器エラーの原因となる場合があるので、シールド レインワイヤがセンサの端子箱に触れない ようにしてください。
22
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地
配線
茶 赤
緑 白
青 灰
橙 紫 黄
黒 ( ワイヤのすべ てのセットから のドレイン )
プラグと ソケット
取付け用ネジ
青 灰 橙
赤 緑 白
茶 紫 黄
接地ネジ
センサからの 9 線ケーブル コアプロセッサ
1. ケーブルのシールド方法と準備については、Micro Motion の「9
ブルの準備と設置ガイド
センサ側で、ケーブルの種類に応じて手順説明に従ってください。
コアプロセッサ側で、MVD 伝送器のケーブルの種類に応じて手順説明に従っ
てください。
2. ワイヤを接続するには、MVD 伝送器のセンサの種類に応じて、Micro Motion
9
線式流量計ケーブルの準備と設置ガイド
サ側のワイヤの配線についての追加情報は以下のとおりです:
2-3 に示されているコンポーネントを確認します。
a.
b. コアプロセッサの終端キャップを取り外します。
c. 9 線ケーブルを電線管開口部を通して挿入します。
d. ワイヤをコアプロセッサに付属しているプラグに接続します。
e. プラグを下部電線管リングの内部にあるソケットに差し込みます。
参照してください。
3-11: コアプロセッサへの 9 線ケーブル
」を参照してください :
」を参照してください。コアプロセッ
線式流量計ケー
3-11
3. ケーブルを接地します。
設置説明書
23
配線
ケーブルタイプ 手順
被覆ケーブル シールドドレインワイヤ(黒ワイヤ)の接地は、下部電線管
リングの内側にある接地用ネジをコアプロセッサに取り付け、 コアプロセッサ側でのみ行ってください。コアプロセッサの 取り付けネジには絶対に接地しないでください。センサの端 子箱のケーブルは絶対に接地しないでください。
シールドケーブルおよび外装 ケーブル
シールドドレインワイヤ(黒ワイヤ)の接地は、下部電線管 リングの内側にある接地用ネジをコアプロセッサに取り付け、 コアプロセッサ側でのみ行ってください。コアプロセッサの 取り付けネジには絶対に接地しないでください。センサの端 子箱のケーブルは絶対に接地しないでください。
両端のケーブル編組をケーブルグランド内で終端処理した上 で接地します。
4. ガスケットに傷がないことを確認し、すべての O リングにオイルを塗布して、端 子箱ハウジングとコアプロセッサの後端キャップ閉じ、すべてのネジを締め付け ます。
注意!
測定エラーやメーターの故障を防ぐため、ハウジングを閉じるときにワイヤが引っかかったり 挟まったりしていないか確認してください。

3.4 電源配線の接続

注意!
計測や機器エラーを防ぐため、入力/出力配線と同じケーブルトレイや電線管に電源配線を
入れないでください。
アプリケーションプラットフォームを設置する前に、必ず電源を落としてください。
電源電圧が電源配線ターミナルに示されている電圧に一致していることを確認してくださ
3-2 を参照してください。
い。
モデル 3350 とモデル 3700 の電源接続手順は次のとおりです :
2
1. 0.75 4.0 mm
2. ディスプレイカバーをハウジングに固定しているキャブティブスクリューをマイ
ナスドライバーでゆるめます。
3. 伝送器の接地手順は次のとおりです :
a. 接地ワイヤを緑の電源接地ネジに接続します。
b. アース接地に電源接地ワイヤを直接接続します。
c. すべての接地リード線はできるだけ短くしてください。
d. 接地線のインピーダンスは 1 オーム以内にしてください。
4. ワイヤを灰色のターミナルブロックのターミナル 9 10 に接続します。
3-2 を参照してください。
よび
5. ディスプレイカバーを閉じて、ネジを締め付けます。
6. ( オプション )。電源供給線に客先提供のスイッチを取り付けます。
欧州では、スイッチを指令 2006/95/EC に従いモデル 3350 とモデル 3700 に近接 して取り付ける必要があります。詳細については、EN 61010-1:2010 条項 5.4.3.d. を参照してください。
(18 12 AWG) ワイヤを用意します。
3-1 を参照してください。
3-1
24
モデル
3700
伝送器またはモデル
3350
ペリフェラル
-
フィールド接地
配線
設置説明書
25
*20001022*
20001022
Rev BC
2021
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