Micro Motion モデル 3500 トランスミッタ MVD モデル 3300 フローコントローラ パネル取付け 設置説明書-Installation Instruction Japanese Installation Instructions [ja]

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設置説明書
20000898Rev BA
2015 年 2 月
Micro Motion® モデル 3500 伝送器 (MVD) / モデル 3300 コントローラ
パネル取り付け用設置マニュアル
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ヨーロッパ指令に適合させるためには、マイクロモーション製品を本説明書に従い正しく設置する必要があります。本製品に 適用されるヨーロッパ指令については、EC 適合宣言をご参照ください。適用されるすべてのヨーロッパ指令と EC 適合宣言の 関連書類、ATEX 設置図面および説明は www.micromotion.com にアクセスしてご入手いただくか、弊社カスタマケアセンターへ お問い合わせください。
圧力容器指令に適用する機器に添付されている情報は、www.micromotion.com/documentation からご入手いただけます。
ヨーロッパにおける危険場所での設置については、該当する国や地域の規定が当てはまらない場合、EN 60079-14 のガイドラ インに従ってください。
その他の情報
製品仕様の詳細については製品仕様書を参照してください。トラブルシューティングについては、伝送器の説明書を参照して ください。製品仕様書と取扱説明書については、弊社のウェブサイト www.micromotion.com/documentation をご参照ください。
返品について
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の安全性を維持するために重要な要件となっ ております。定められた返品手続きが守られない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返品手続きの詳細につきましては、弊社ウェブサイト(www.micromotion.com をご参照ください。また弊社カスタマサービス 部門までお電話でご連絡いただくこともできます。
マイクロモーションのカスタマサービス
電子メール:
全世界共通:flow.support@emerson.com
アジア太平洋地域:APflow.support@emerson.com
電話番号:
南北アメリカ ヨーロッパ&中東 アジア太平洋地域 アメリカ カナダ メキシコ アルゼンチン ブラジル ベネズエラ
800-522-6277
+1 303-527-5200
+41 (0) 41 7686 111
+54 11 4837 7000
+55 15 3413 8000
+58 26 1731 3446
イギリス オランダ フランス ドイツ イタリア 中央&東ヨーロッパ ロシア /CIS 諸国 エジプト オマーン カタール クウェート 南アフリカ サウジアラビア アラブ首長国連邦
0870 240 1978
+31 (0) 704 136 666
0800917901
0800 182 5347
8008 77334
+41 (0) 41 7686 111
+7 495 981 9811
0800 000 0015
800 70101
431 0044
663 299 01
800 991 390
800 844 9564
800 0444 0684
オーストラリア ニュージーランド インド パキスタン 中国 日本 韓国 シンガポール タイ マレーシア
800 158 727
099 128 804
800 440 1468
888 550 2682
+86 21 2892 9000
+81 3 5769 6803
+82 2 3438 4600
+65 6 777 8211
001 800 441 6426
800 814 008
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目次
1 ご使用の前に................................................................. 5
1.1 設置キット.................................................................... 5
1.2 場所の選択.................................................................... 6
1.3 ケーブルの長さ................................................................ 8
1.4 モデル 3300 / モデル 3500 のパネルへの設置 ...................................... 9
2 取り付け..................................................................... 11
2.1 コアプロセッサの取り付け...................................................... 11
3 配線......................................................................... 13
3.1 入力および出力配線の接続...................................................... 13
3.2 モデル 3500 のセンサへの接続 .................................................. 16
3.3 センサのリモートコアプロセッサへの配線........................................ 24
3.4 電源配線の接続................................................................ 25
設置説明書
3
Page 4
4
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 5

1 ご使用の前に

この設置マニュアルでは、Micro Motion モデル 3300 ならびにモデル 3500 MVD アプリ ケーションプラットフォームの
本質安全防爆(I.S.)アプリケーションの情報については、Micro Motion 認証文書をご 参照ください。
構成、保守、運用の詳細手順については、伝送器と併せて納品されるマニュアルをご覧 ください。
警告!
危険区域で不適切な設置を行った場合、爆発する危険性があります。 危険な利用に関する情報については、メータに同梱されている該当の説明書を参照するか、弊
社のウェブサイトにアクセスし入手してください。
警告!
危険電圧によって、重篤な負傷または死亡につながる可能性があります。 伝送器を設置し、すべての配線を完了してから電源を入れてください。
基本的な設置ガイドライン
ご使用の前に
について解説しています。
注意!
不適切な設置は、測定エラーやメータの故障の原因となることがあります。すべての手順指示 に従ってください。

1.1 設置キット

この設置キットには、ベゼル、フレーム、ネジ付きの取り付けブラケット(2 個)、 電源配線コネクタ、取り付け用電源配線用クリップアセンブリが含まれています。
1-1 を参照してください。
アプリケーションのプラットフォームは、2 mm (5/64 インチ ) ~ 13 mm (1/2 インチ ) の厚さのパネルの 138 mm (5 7/16 インチ ) の大きさの正方形の穴に適合します。ベゼ ルはパネルの穴とアプリケーションプラットフォームのハウジングの間に IP65 防水 シールを提供します。
さらに、この設置キットは以下のいずれかが含まれます。
ネジ式コネクタ用ブラケット付き配線コネクタ。
I/O ケーブルとコネクタ。
1-1 を参照してください。
3-3 を参照してください。
3-2 を参照してください。
設置説明書
5
Page 6
ご使用の前に
電源配線コネクタ
電源配線用保持クリップアセンブリ
ネジ付き取り付けブラケット x2
フレーム
ベゼル
パネルの厚さ : 最小 2 mm (5/64 インチ ) 最大 13 mm (1/2 インチ )
1-1: パネル取り付け設置キット

1.2 場所の選択

伝送器の設置場所を決める際に、以下に説明する設置要件に合った場所を選んでくださ い。
1.2.1 環境要件
モデル 3300 / 3500 は、周囲温度が –20 +60 °C (–4 +140 °F) の範囲の場所に設置し てください。
1.2.2 寸法
型式 外形寸法図
ネジ型配線コネクタ
I/O ケーブル
ネジ型配線コネクタと I/O ケーブルを対比させた図については、図3-1図3-3 を参照 してください。
図 図
1-2
1-3
6
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 7
1-2: パネル取り付け式ネジ型配線コネクタの寸法
114
(4 1/2)
165
(6 1/2)
ベゼル
パネル
152
(6)
防爆認定タグ
フレーム
本質安全防爆シールド
(モデル 3500 のみ)
197
(7 3/4)
12
(1/2)
216
(8 1/2)
152
(6)
mm
( インチ )
170
(6 11/16)
165
(6 1/2)
ベゼル
パネル
152
(6)
170
(6 11/16)
曲げ半径最小 108 mm
(4 1/4 インチ )
防爆認定タグ
12
(1/2)
222
(8 3/4)
135
(5 5/16)
フレーム
152
(6)
mm
( インチ )
ご使用の前に
設置説明書
1-3: パネル取り付け式 I/O ケーブル付きの寸法
7
Page 8
ご使用の前に
モデル 3500
4 線ケーブル
センサ
コアプロセッサ
センサ
端子箱
9 線ケーブル
4 線ケーブル
モデル 3500
コアプロセッサ
(スタンダードのみ)

1.3 ケーブルの長さ

センサからモデル 3500 伝送器までの最大のケーブル長さは、設置の種類とケーブルの 種類により異なります。
設置の種類 最大ケーブル長さ
4 線リモート伝送器
リモートコアプロセッサ(リモート 伝送器付き)
モデル3300 アプリケーション用のペリフェラルを伝送器と組み合わせて設置する場合、 伝送器の周波数出力とモデル 3300 の周波数入力の間の最大のケーブル長さは 150 (500 フィート ) となります。
1-4: 4 線リモート伝送器
4 線ケーブルの最大長さは図1-4 表 1-1 を参照してく ださい。
4 線ケーブル、9 線ケーブルの最大長さは を参照してください。
1-5 表 1-1
m
1-5: リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)
8
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 9
ご使用の前に
手順 1
手順 2
手順 3
手順 4
1-1: センサと伝送器の間の最大ケーブル長さ
ケーブルタイプ ワイヤゲージ 最大長さ
Micro Motion 4 線ケーブル なし 300 m (1000 ft) Ex 認定なし
150 m (500 ft) IIC 等級セン
サ付きの場合
300 m (1000 ft) IIB 等級セン
サ付きの場合 Micro Motion 9 線ケーブル なし 客先提供 4 線ケーブル
VDC 0.35 mm2 (22 AWG) 90 m (300 ft)
VDC 0.5 mm
VDC 0.8 mm2 (18 AWG) 300 m (1000 ft)
RS-485 0.35 mm
2
(20 AWG) 150 m (500 ft)
2
(22 AWG) 以上
20 m (60 ft)
300 m (1000 ft)

1.4 モデル 3300 / モデル 3500 のパネルへの設置

1-6 を参照して、以下の手順に従ってください :
1. モデル 3300 / モデル 3500 をパネル穴に差し込みます。
2. ハウジングにフレームをスライドさせます。
3. ブラケットのポストをハウジングのレールに差し込みます。
4. トルク 1.13 1.38 Nm (10 14 インチ・ポンド ) でネジを均一に締め、ガスケッ
トとパネルの間の防水シールを確実にします。
1-6: パネル設置手順
設置説明書
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ご使用の前に
10
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 11

2 取り付け

コアプロセッサ
カバー
上部電線管リング
コアプロセッサ
下部電線管リング
終端キャップ
取り付けブラケット
リモートコアプロセッサ

2.1 コアプロセッサの取り付け

リモートコアプロセッサまたはリモート高機能コアプロセッサを使用してリモート伝 送器を設置する場合にのみこのセクションを適用します。 4 線ケーブルリモートが設置されている場合は、
2-1 はコアプロセッサと取り付けブラケットの両方のタイプを示しています。取り付
けブラケットを使用して、コアプロセッサを の長さの要件に従って適切な位置に設置します。
2-1: リモートコアプロセッサとリモート高機能コアプロセッサ構成部品
セクション
セクション
1.2 に説明されているケーブル
取り付け
1-5 を参照してください。
3.1 に進んでください。
設置説明書
11
Page 12
取り付け
12
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 13

3 配線

非本質安全防爆入力 / 出力配線ターミナルストリップ
本質安全防爆センサ配線ターミナルストリップ
(モデル 3500 のみ)
本質安全防爆シールド
(モデル 3500 のみ)
ブラケット付き配線コネクタ
入力 / 出力配線ターミナル ストリップ用配線コネクタ
センサ配線ターミナルストリップ用 配線コネクタ(モデル 3500 のみ)

3.1 入力および出力配線の接続

モデル 3300 / モデル 3500 にネジ型コネクタが付属している場合 :
1. モデル 3300 / モデル 3500 の背面パネルのターミナルストリップに、ブラケット付
き配線コネクタを差し込みます。 リューを締め付けてブラケットを背面パネルに固定します。
3-1: ネジ型コネクタとターミナルの配線
3-1 を参照してください。キャプティブスク
配線
2. 入力/ 出力配線を該当する入力/ 出力配線コネクタのターミナルに接続します。パネ
ル上部のスリーブに入っているカード (
2
0.25 1.5 mm
(24 16 AWG) シールド付き撚り対線を使用してください。
3-2に表示) 表 3-1を参照してください。
シールドは一点でのみ接地してください。
3-2: ネジ型コネクタ用入力 / 出力配線ターミナルカード
設置説明書
13
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配線
非本質安全防爆入力 / 出力配線ターミナルストリップ
本質安全防爆センサ配線
ターミナルストリップ
ブラケット付き配線コネクタ
入力/出力配線用ケーブル
センサ配線用ケーブル
(モデル 3500 のみ)
入力/出力配線用コネクタ
センサ配線用コネクタ
(モデル 3500 のみ)
3-1: ネジ型コネクタ用入力 / 出力配線ターミナル
ターミナル番号 指定
c 2+
c 4 + a 4 –
c 6 + a 6 –
c 8 + a 8 –
c 10 + a 10 –
c 12 + a 12 –
c 14 + a 14 –
c 16 + a 16 –
c 18 + a 18 –
c 32 (B ライン ) a 32 (A ライン ) RS-485 出力
a 2
プライマリ 4–20 mA 出力 / HART
セカンダリ 4–20 mA 出力
周波数入力
ディスクリート入力 1
ディスクリート入力 2
周波数出力
ディスクリート出力 1
ディスクリート出力 2
ディスクリート出力 3
3. I/O ケーブル付きのモデル 3300 / モデル 3500 の場合は、ブラケット付き配線コネ
クタを各モデルの背面パネルのターミナルストリップに差し込んでください。
3-3 を参照してください。
4. キャプティブスクリューを締め付けてブラケットを背面パネルに固定します。
3-3: I/O ケーブル用の配線コネクタとターミナル
5. 付属の I/O ターミナルブロックを DIN レールに取り付けます。
ターミナルブロックは各種レールタイプに取り付けが可能です。 ください。
6. 入力 / 出力配線用コネクタを I/O ターミナルブロックに差し込みます。
3-4 を参照して
7. キャプティブスクリューを締め付けて、コネクタを I/O ターミナルブロックに固定
します。
8. 入力 / 出力配線を該当する I/O ターミナルブロックのターミナルに接続します。
14
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 15
ターミナルブロックに付いているラベルを参照してください。図3-5 および
DIN レールタイプ TS 15 DIN レールタイプ TS 32
DIN レールタイプ TS 35 x 7.5
77
(3 3/64)
229
(9)
ラベル
90
(3 17/32)
入力 / 出力配線用ケーブル
コネクタ
I/O ターミナルブロック
DIN レールタイプ TS 35 x 15
66
(2 37/64)
63
(2 31/64)
59
(2 19/64)
57
(2 1/4)
57
(2 15/64)
mm
( インチ )
I/O ターミナルブロック
3-2 を参照してください。
0.25 1.5 mm
2
(24 16 AWG) シールド付き撚り対線を使用してください。
シールドは一点でのみ接地してください。
I/O ターミナルブロックの接地は、ユーザーケーブルシールドを I/O ケーブルシー
ルドに接続するために使用可能です。このケーブルコネクタでは、I/O ケーブルシー ルドをシャーシの接地に接続しません。
3-4: DIN レールの I/O 配線向けターミナルブロック設置手順
配線
3-5: I/O ケーブル用入力 / 出力配線ターミナルラベル
設置説明書
15
Page 16
配線
3-2: I/O ケーブル用入力 / 出力配線ターミナル
ターミナル番号 指定
14 + 15 –
1 + 2 –
3 + 4 –
5 + 6 –
7 + 8 –
16 + 17 –
18 + 19 –
20 + 21 –
22 + 23 –
24 (B ライン )25 (A ライン ) RS-485 出力
プライマリ 4–20 mA 出力 / HART
セカンダリ 4–20 mA 出力
周波数入力
ディスクリート入力 1
ディスクリート入力 2
周波数出力
ディスクリート出力 1
ディスクリート出力 2
ディスクリート出力 3

3.2 モデル 3500 のセンサへの接続

モデル 3300 アプリケーション用のペリフェラルを設置している場合には、この手
順は不要です。
セクション
3.4 に進んでください。
モデル 3500 伝送器を Micro Motion センサに接続する場合は、このセクションの手
順に従ってください。
3.2.1 設置オプション
モデル 3500 は、次の構成のいずれかでセンサに配線することができます :
4線ケーブルリモート伝送器(要4線ケーブル)。
してください。
リモート伝送器(リモートコアプロセッサ付き)(4 線ケーブルおよび 9 線ケーブル
が必要)。
1-5 および
セクション
3.2.3 を参照してください。
3.2.2 4 線リモート設置の配線手順
1. センサの取扱説明書の記載に従ってケーブルを準備します。
2. センサの取扱説明書の記載に従ってケーブルをコアプロセッサに接続します。
3. ケーブルを伝送器に接続するには :
a. 4 線ケーブル中のワイヤを確認してください。
Micro Motion 供給の 4 線ケーブルを使用してください。この Micro Motion 供給 4 線ケーブルは 2 組の 2 線ケーブルから構成されています。1 組( 赤 と 黒 )は
0.75 mm RS-485 接続用です。
2
(18AWG) の VDC 接続用です。もう 1 組(緑と白)は 0.35mm2 (22AWG)
1-4 および
セクション
3.2.2 を参照
16
b. ネジ型コネクタ付きの伝送器の場合は、コアプロセッサからの 4 本のワイヤを
伝送器の正しいターミナルに接続してください。
3-3図3-6 (標準コアプロセッサ)または 図3-7 (高機能コアプロセッサ) を参
照してください。
むき出しのワイヤをそのままにしないでください。
伝送器でシールド、編組、またはドレインワイヤを接地しないでください。
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 17
3-3: 4 線ケーブル用の伝送器ターミナル
コアプロセッサターミナル 4 線ケーブル
最大ケーブル長さ:
1-1 を参照してくださ
い。
VDC+
( )
VDC–
( )
RS-485B
( )
RS-485A
( )
客先提供または工場提供の
ケーブル
モデル 3500
センサ配線ターミナル
3-1 を参照してください。
VDC+
( )
RS-485A
( )
VDC–
( )
RS-485B
( )
a a a a a a a a a a a a a a a a
c c c c c c c c c c c c c c c c
2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32
接続の種類
c 4 4
a 4 10
c 6 7
a 6 3
(1)
ワイヤの色は
Micro Motion
提供の4線ケーブルのみに適用します。
3-6: ネジ型コネクタ使用のモデル 3500(スタンダード)とリモートコアプロセッ サに接続の 4 線ケーブル
ワイヤの色 赤 黒 白 緑
配線
(1)
機能ターミナル I/O ケーブル
VDC+
VDC–
RS-485A
RS-485B
設置説明書
17
Page 18
配線
コアプロセッサターミナル 4 線ケーブル
最大ケーブル長さ:
1-1 を参照してください。
客先提供または工場提供
のケーブル
モデル 3500
センサ配線ターミナル
3-1 を参照してください。
VDC+
( )
RS-485A
( )
VDC–
( )
RS-485B
( )
VDC+ ( 赤 )
RS-485B ( 緑 )
RS-485A ( 白 )
VDC– ( 黒 )
a a a a a a a a a a a a a a a a
c c c c c c c c c c c c c c c c
2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32
3-7: ネジ型コネクタ使用のモデル 3500(高機能)とリモート高機能コアプロセッサ に接続する 4 線ケーブル
18
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 19
3-8: DIN レールのセンサ配線用ターミナルブロック
68
(2 11/16)
TS 15 TS 32
TS 35 x 7.5 TS 35 x 15
229
(9)
57
(2 1/4)
58
(2 5/16)
63
(2 1/2)
66
(2 9/16)
mm
( インチ )
センサ配線用ターミナルブロック
センサ配線用ケーブル
(モデル 3500 に取り付け
済み)
コネクタ
77
(3 1/16)
コアプロセッサターミナル 4 線ケーブル
最大ケーブル長さ:
1-1 を参照してください。
VDC+
( )
VDC–
( )
RS-485B
( )
RS-485A
( )
客先提供または工場提供の
ケーブル
VDC+
( )
RS-485A
( )
VDC–
( )
RS-485B
( )
モデル 3500
DIN レールに取り付け済みのセンサ
配線用ターミナルブロック
配線
3-9: I/O ケーブル使用のモデル 3500(スタンダード)とリモートコアプロセッサ接 続の 4 線ケーブル
設置説明書
19
Page 20
配線
コアプロセッサターミナル 4 線ケーブル
最大ケーブル長さ:
1-1 を参照してください。
客先提供または工場提供の
ケーブル
VDC+
( )
RS-485A
( )
VDC–
( )
RS-485B
( )
モデル 3500
DIN レールに取り付け済みのセン
サ配線用ターミナルブロック
RS-485B ( 緑 )
RS-485A ( 白 )
VDC+ ( 赤 )
VDC– ( 黒 )
3-10: I/O ケーブル付きのモデル 3500(高機能)とリモート高機能コアプロセッサに 接続の 4 線ケーブル
3.2.3 リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)の配 線手順
この配線手順は次の 2 段階からなります :
リモートコアプロセッサの伝送器への配線
センサのリモートコアプロセッサへの配線
リモートコアプロセッサを伝送器に配線するには:
1. 次の方法のいずれかを使用して、配線をシールドします:
設置方法 手順
内部の配線に 360° の成端シールド処理を提供する連続金属製電線 管内の非シールド配線
客先提供のシールドケーブルまたは外装ケーブル付きケーブルグ ランド、ケーブルグランドのシールドを終端。ケーブルグランドの アーマーブレードとシールドドレインワイヤの両方を終端
コアプロセッサハウジングの Micro Motion 提供のケーブルグランド手順 2 に進んでください
2. 以下のいずれかを実行します :
シールドケーブルを使用する場合、ケーブルの準備を行い、熱収縮シールド
チューブを手順 6 のように取り付けます。この熱収縮シールドチューブは、 ケーブルのシールドが編組でなくホイルで構成されている場合にグランドに 対しシールド終端を提供します。手順 3 に進んでください。
外装ケーブルの場合は、手順 6 の記載に従ってケーブルを準備しますが、熱収
縮チューブは取り付けずに、手順 6de、f、g は省いてください。手順 3 に進 んでください。
手順 8 に進んでください
手順 8 に進んでください
20
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 21
3.
114 mm
(4 1/2 インチ )
19 mm
(3/4 インチ )
22 mm
(7/8 インチ )
22 mm
(7/8 インチ )
熱収縮シールドチューブ
グランド本体
グランド
ナット
グランド留め
挿入部
2-1 に示されている構成部品を確認します。
4. コアプロセッサカバーを取り外します。
5. ケーブルの上にグランドナットとグランド留め挿入部をスライドさせます。
3-11 を参照してください。
3-11: グランドナットとグランド留め挿入部
配線
6. コアプロセッサハウジングの接続については、シールドケーブルを次に従って用意
してください(外装ケーブルの場合は d、e、f、g を行う必要はありません)。
a. ケーブル被覆を 114 mm (4 1/2 インチ ) の長さだけ剥がします。
b. ケーブル被覆の内側にある透明のラップを取り去り、ワイヤ間の充填材を取り
除きます。
c. 絶縁ワイヤの周りのホイルを取り去り、19 mm (3/4 インチ ) の長さだけホイ
ルを残すか編組とドレインワイヤを出してワイヤをほぐします。
d. 露出したホイルの周りにシールドドレインワイヤを 2 回巻き付けます。
3-12 を参照してください。余ったワイヤは切り取ってください。
設置説明書
21
Page 22
配線
3-12: 露出したシールドホイルの周りに 2 回巻き付けたシールドドレインワイヤ
e. 熱収縮シールドチューブを露出したままになっているシールドドレインワイヤ
の上に被せます。チューブがドレインワイヤを完全に覆うようにしてください。
f. ケーブルを焦がさないようにチューブに熱を加えて (120 °C または 250 °F)
チューブを収縮させます。
3-13 を参照してください。
3-13: 露出したドレイン ワイヤを熱収縮シールドチューブで完全に覆う
g. 内部終端が熱収縮チューブと同じ高さになるようにグランド留めの挿入部の位
置を決めます。
h. クロスシールドまたは編組とドレインワイヤをグランド留めの挿入部上で O
ングを約 3mm (1/8 インチ ) 越えるように折り返します。
3-14 を参照してく
ださい。
3-14: 折り返したクロス
i. グランドの本体を、コアプロセッサハウジングの電線管接続口に挿入してくだ
さい。
3-15 を参照してください。
22
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 23
配線
電源 +
( 赤のワイヤ )
電源 –
( 黒のワイヤ )
RS-485A ( 白のワイヤ )
RS-485B ( 緑のワイヤ )
コアプロセッサハウジングの内部接地ネジ
3-15: グランド本体の取り付け
7. ワイヤをグランド本体を通して挿入し、グランドのナットを締め付けてグランドを
組み立てます。
8. 4 線ケーブル中のワイヤを確認してください。
この Micro Motion 供給の 4-線ケーブルは 2 組の 2 線ケーブルから構成されていま す。1 組(赤と黒)は 0.75 mm 0.35mm
2
(22AWG) の RS-485 接続用です。
2
(18AWG) の VDC 接続用です。もう 1 組(緑と白)
9. 4 本のワイヤをコアプロセッサの番号が付いたスロットに接続してください。
3-16 を参照してください。
3-16: 4 本のワイヤを番号が付いたスロットに接続
10. アース接地が必要な場合はコアプロセッサハウジングの内部接地ネジに接続しま
す。アース接地は、コアプロセッサがセンサの配管経由では接地ができず、地域の 規制で内部接地接続が必要とされる場合に必要となります。
シールドドレインワイヤはこのターミナルに接続しないでください。
11. コアプロセッサカバーを再度取付けて締め付けます。
警告!
センサの損傷を防ぐため、コアプロセッサを強くねじり込まないでください。
設置説明書
12. ケーブルを伝送器に接続します。
23
Page 24
配線
接続の種類 手順
ネジ型配線コネクタ
I/O ケーブル
コアプロセッサからの 4 本のワイヤを伝送器の正しいターミナル に接続します。
ワイヤをむき出しにしないでください。
伝送器でシールド、編組、またはドレインワイヤを接地しない
1. 付属のターミナルブロックを DIN レールに取り付けます。この
2. I/O ケーブルコネクタをターミナルブロックに接続します。
3. コアプロセッサからの 4 本のワイヤをターミナルブロックの
3-3 および図3-6 を参照してください。
でください。
ターミナルブロックは各種レールタイプに取り付けが可能で す。
3-8 を参照してください。
キャプティブスクリューを締め付けて、コネクタをターミナ ルブロックに固定します。
該当するターミナルに接続します。 してください。ケーブルの被覆を剥がした部分が外に露出し ないようにしてください。トランスミッタでシールド、編組、 またはドレインワイヤを接地しないでください。
3-3 および図3-9 を参照

3.3 センサのリモートコアプロセッサへの配線

注意!
計器エラーの原因となる場合があるので、シールド ドレインワイヤがセンサの端子箱に触れな いようにしてください。
1. ケーブルのシールド方法と準備については、Micro Motion の「9
ルの準備と設置ガイド
」を参照してください。
センサ側で、ケーブルの種類に応じて手順説明に従ってください。
コアプロセッサ側で、MVD 伝送器のケーブルの種類に応じて手順説明に従っ
てください。
2. ワイヤを接続するには、MVD 伝送器のセンサの種類に応じて、Micro Motion の「9
線式流量計ケーブルの準備と設置ガイド
」を参照してください。コアプロセッサ側
のワイヤの配線についての追加情報は以下のとおりです:
a.
2-1 に示されている構成部品を確認します。
b. コアプロセッサの終端キャップを取り外します。
c. 9 線ケーブルを電線管開口部を通して挿入します。
d. ワイヤをコアプロセッサに付属しているプラグに接続します。
e. プラグを下部電線管リングの内部にあるソケットに差し込みます。
照してください。
線式流量計ケーブ
3-17 を参
24
モデル
3500
伝送器またはモデル
3300
ペリフェラル
-
パネル取り付け
Page 25
配線
茶 赤
緑 白
青 灰
橙 紫 黄
黒 ( ワイヤのすべ てのセットから のドレイン )
プラグと ソケット
取付け用ネジ
青 灰 橙
赤 緑 白
茶 紫 黄
接地ネジ
センサから 9 線ケーブル コアプロセッサ
3-17: コアプロセッサへの 9 線ケーブル
3. ケーブルを接地します。
ケーブルタイプ 手順
被覆ケーブル シールドドレインワイヤ(黒ワイヤ)の接地は、下部電線管リ
シールドケーブルおよび外装 ケーブル
ングの内側にある接地用ネジをコアプロセッサに取り付け、コ アプロセッサ側でのみ行ってください。コアプロセッサの取り 付けネジには絶対に接地しないでください。センサの端子箱の ケーブルは絶対に接地しないでください。
シールドドレインワイヤ(黒ワイヤ)の接地は、下部電線管リ ングの内側にある接地用ネジをコアプロセッサに取り付け、コ アプロセッサ側でのみ行ってください。コアプロセッサの取り 付けネジには絶対に接地しないでください。センサの端子箱の ケーブルは絶対に接地しないでください。
両端のケーブル編組をケーブルグランド内で終端処理した上 で接地します。
4. ガスケットに傷がないことを確認し、すべての O リングにオイルを塗布して、端
子箱ハウジングとコアプロセッサの後端キャップ閉じ、すべてのネジを締め付け ます。
注意!
測定エラーやメーターの故障を防ぐため、ハウジングを閉じるときにワイヤが引っかかったり挟 まったりしていないか確認してください。

3.4 電源配線の接続

注意!
計測や機器エラーを防ぐため、入力/出力配線と同じケーブルトレイや電線管に電源配線を
入れないでください。
アプリケーションプラットフォームを設置する前に、必ず電源を落としてください。
電源電圧が電源配線ターミナルに示されている電圧に一致していることを確認してくださ
い。図3-18
設置説明書
を参照してください
25
Page 26
配線
DC 電源ターミナル指定
AC 電源ターミナル指定
電源用接地つまみ
電源配線端子
モデル 3300 またはモデル 3500 の電源を以下の手順に従って接続します :
2
1. 0.75 2.5 mm
1-1 を参照してください。
(18 14 AWG) のワイヤを電源配線コネクタに配線します。
2. 伝送器の接地手順は次のとおりです :
a. 接地ワイヤを緑の電源接地ネジに接続します。
3-1 を参照してください。
b. アース接地に電源接地ワイヤを直接接続します。
c. すべての接地リード線はできるだけ短くしてください。
d. 接地配線は必ずすべてインピーダンスが 1 オームより小さくなるようにしてく
ださい。
3. 電源配線コネクタを電源配線ターミナルに接続します。
3-18 を参照してくださ
い。
4. 保持クリップを配線の上にスライドさせてから、ネジを締めてクリップを所定の位
置に固定します。
1-1 を参照してください。
5. ( オプション ) 電源供給線に客先提供のスイッチを取り付けます。
欧州では、スイッチを指令 2006/95/EC に従いモデル 3300 とモデル 3500 に近接し て取り付ける必要があります。詳細については、EN 61010-1:2010 条項 5.4.3.d. を 参照してください。
3-18: 電源配線端子
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モデル
3500
伝送器またはモデル
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