Micro Motion Installation Manual: 9739 MVD INSTALLATION MANUAL JAPANESE|Micro Motion Manuals & Guides

P/NMMI-20016458,Rev.AA 1月2010
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配 配
線 線
安全および認定についての情報
ヨーロッパ指令適合のためには、MicroMotion製品を本説明書に従い正しく取付ける必要があります。製品に適用されるヨーロッ パ指令については、EC適合宣言をご参照ください。適用するヨーロッパ指令すべてとEC適合宣言の関連書類、ATEX取付図面は、
www.micromotion.com/atexにアクセスしてご入手いただくか、弊社カスタマサービスへお問合せください。
本質的に安全な設置を行うため、本説明書は弊社ウェブサイトwww.micromotion.com/documentationもしくは弊社カスタマサービスにてご入 手いただける適切なUL-D-ISおよびCSA-D-ISの設置指示書と併せてご使用ください。
圧力容器指令に適用する機器に添付されている情報についてはwww.micromotion.com/documentationでご覧いただけます。
ヨーロッパにおける危険場所での取付けについては、該当する国や地域の規定が当てはまらない場合EN60079-14のガイドライン に従ってください。
その他の情報
製品仕様の詳細については製品仕様書をご参照ください。トラブルシューティングについては、トランスミッタの説明書をご参照くだ さい。製品仕様書と取扱説明書は、MicroMotionのウェブサイトwww.micromotion.com/documentationでご覧いただけます。.
返品について
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の安全性を維持するために重要な要件となっており ます。定められた返品手続きが守られない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返品手続きの詳細につきましては、弊社ウェブサイト
www.micromotion.comのサポートシステムをご利用いただくか、または弊社カス
タマサービスまでご連絡ください。
MicroMotionカスタマサービス
国 国
アメリカ
カナダ、ラテンアメリカ
アジア
ヨーロッパ
マイクロモーションのカスタマサービスに電子メールでお問合せいただくこともできます。ow.support@emerson.com.
日本エマソン株式会社エマソン・ プロセス・マネジメントカスタマ サービス
日本以外
UK
UK以外
電 電電話 話話番 番番号 号
800-522-6277(フリーダイヤル)
+1303-527-5200(アメリカ)
+81(0)35769-6803
+656777-8211(シンガポール)
08702401978(フリーダイヤル)
+31(0)318495555(オランダ)
著作権および商標
2010MicroMotion,Inc.Allrightsreserved.MicroMotionおよびEmersonのロゴは、EmersonElectricCo.の商標およびサービス
© マークです。MicroMotion、ELITE、MVD、ProLink、MVDDirectConnect、およびPlantWebは、エマソン・プロセス・マネジメントの関 連会社のいずれかのマークです。その他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
コンテンツ
第1ご使用の前に...................................................1
設置チェックリスト...................................................................1
モデル9739MVDトランスミッタの部品...................................................2
第2取付け........................................................4
モデル9739MVDトランスミッタの壁取付け...............................................4
モデル9739MVDトランスミッタのポール取付け...........................................5
電子モジュール(オプション)のユーザインターフェースの回転............................6
第3電源の配線およびトランスミッタの接地...........................8
電源の要件...........................................................................8
電源の配線...........................................................................8
モデル9739MVDトランスミッタの接地...................................................9
第4モデル9739MVDトランスミッタからセンサへの配線.................11
9線ケーブルの準備....................................................................11
被覆ケーブルを用いたトランスミッタからセンサへの配線..................................13
シールドケーブルまたは外装ケーブルを用いたトランスミッタからセンサへの配線.............15
センサとトランスミッタの端子.........................................................17
MicroMotion9線ケーブルの種類と使用..................................................18
第5出力の配線.....................................................22
アナログ出力端子.....................................................................22
第一電流および第二電流出力の配線.....................................................23
周波数/パルス出力の配線..............................................................25
制御出力の配線.......................................................................29
制御入力の配線.......................................................................30
圧力トランスミッタへの配線...........................................................30
第6デジタル通信の配線.............................................33
トランスミッタからRS-485マルチドロップネットワークへの配線............................33
トランスミッタからBell202マルチドロップネットワークへの配線...........................34
設置説明書
i
第1章
ご使用の前に
本章に含まれるトピック
♦設置チェックリスト ♦モデル9739MVDトランスミッタの部品

設置チェックリスト

qトランスミッタが設置環境に適していることを確認してください。トランスミッタの防爆認定タグ
に記載されている危険場所を参照してください。
q以下の要件に従ってトランスミッタの配置、取付けを行ってください。
−サービスおよび校正を行うためアクセスが容易な場所にトランスミッタを設置する必要 があります。
−取付け場所の周囲温度範囲は–35~+55°C(–31~+131°F)です。ディスプレイ付きのトランス ミッタの場合、–10°C(14°F)以下の環境で文字が読み取りにくくなる可能性があります。
−取付け場所にはハウジングカバー取り外しのため、以下の間隔が必要です。
•ディスプレイなしの場合、292mm(11.50インチ)
•ディスプレイ付きの場合、266mm(10.46インチ)
−結露やその他の水分がハウジング内に侵入するのを防ぐため、トランスミッタの電線管接 続口は下へ向けてください。3つの3/4インチNPTメス型電線管接続口は必ずシールして トランスミッタの防水を行ってください。
q取付けに適した9線ケーブルとケーブル設置に必要な部品が準備されていることを確認してくだ
さい。MicroMotion9線ケーブルを使用してモデル9739MVDトランスミッタとセンサとを接続 します。トランスミッタとセンサ間の配線を行う場合は、最大ケーブル長が300m(1000フィー ト)を超えていないことを確認してください。
qすべての入出力接続にはツイストペアシールドケーブルを使用します。
qATEXの設置要件に適合させる場合、本説明書および次のウェブサイトから入手できるATEX認定文書
に記載されている安全指示を厳密に守ってください。www.micromotion.com.
qATEXの設置要件に適合させる場合、各トランスミッタにはハウジングへ取付けるための標準規格の
ロッククランプが同梱されています。このロッククランプはトランスミッタ配線端子と電子モ ジュールへのアクセスを防止します。トランスミッタのハウジングカバーを脱着する際には、ハウ ジングのロッククランプの取り外しおよび再装着する必要があります(図1-1参照)。
設置説明書
重要
米国および欧州において取引用に使用する場合は、特別に設計されたトランスミッタロッククラ ンプを取付ける必要があります。用途に適した部品の入手に関しては わせください。
MicroMotionまでお問い合
1
ご使用の前に
A
B
C
D
E
F
図1-1標準規格ハウジングロッククランプ部品(ATEXの設置要件に適合させる場合)
Aハウジングカバー Bリップ C取付けネジ Dクランプ Eネジ穴 Fハウジングベース
•トランスミッタのハウジングロッククランプを取付ける前に、トランスミッタが正しく設置され、流量 計がゼロに設定されていることを確認してください。

モデル9739MVDトランスミッタの部品

図1-2にモデル9739MVDトランスミッタを構成する部品を示します。
2
MicroMotion9739MVDトランスミッタ
図1-2モデル9739MVDトランスミッタの部品
A
G
F
B
C
E
H
D
I
ご使用の前に
A取り外し可能なハウジングカバー B電子モジュール C本質安全センサ配線端子 D非本質安全出力配線端子 Eセンサ配線の電線管接続口 F電源配線の電線管接続口 G出力配線の電線管接続口 Hハウジングベース Iユーザインターフェース:ディスプレイオプション付きまたはオプションなし
設置説明書
3
第2章
B
E
A
D
C
F
取付け
本章に含まれるトピック ♦
モデル9739MVDトランスミッタの壁取付け ♦モデル9739MVDトランスミッタのポール取付け ♦電子モジュール(オプション)のユーザインターフェースの回転

モデル9739MVDトランスミッタの壁取付け

必要条件
•プロセス環境に耐えられる5/16インチ径(またはM8)のボルトとナット4本を使用します。 MicroMotionではボルトやナットはご提供いたしません(適切なボルトとナットを別途ご購 入ください)。
•壁表面が平らで堅く、振動せず、過度に動かないことを確認してください。
手順
図2-1と図2-2に従いトランスミッタを取付けてください。 ハウジングにかかる応力を少なくするため、4本すべてに同じ構造の取付けボルトを使用してください。
独立して別々に動く桁、梁、壁間柱にはボルトを固定しないでください。
図2-1トランスミッタの取付け寸法(正面図および側面図)
A71mm(2.81インチ) B186mm(7.31インチ) C115mm(4.51インチ) D213mm(8.39インチ) E233mm(9.19インチ)
Fデ デ
ィ ィィス ススプ ププレ レレイ イイ付 付付き きき: ::173mm(6.82インチ);デ デディ ィィス ススプ ププレ レレイ イイな ななし しし: ::185mm(7.28インチ)
4
MicroMotion9739MVDトランスミッタ
図2-2トランスミッタの取付け寸法(底面図)
A
B
C
D
E
A5mm(0.19インチ) B60mm(2.38インチ) C60mm(2.38インチ) D39mm(1.53インチ)
Eデ デ
ィ ィィス ススプ ププレ レレイ イイ付 付付き きき: :
266mm(10.46インチ);デ デディ ィィス ススプ ププレ レレイ イイな ななし しし: ::292mm(11.50インチ)
取付け

モデル9739MVDトランスミッタのポール取付け

必要条件
•プロセス環境に耐えられる2インチパイプ用の5/16インチU字ボルト2本とナット4個を使用します。 MicroMotionではU字ボルトやナットはご提供いたしません。
•機器用ポールは底の部分から測って少なくとも305mm(12インチ)の長さがあり、直径が50.8mm (2インチ)を超えていないことを確認してください。
手順
図2-3に従いトランスミッタを機器用ポールに取付けてください。
設置説明書
5
取付け
A
A
B
C
D
F
G
H
E
図2-3モデル9739MVDトランスミッタのポール取付け
A取付け穴の間隔71mm(213/16インチ) B8mm(5/16インチ)U字ボルト取付け用の8mm(5/16インチ)ナットが4個必要 C213mm(83/8インチ) D2インチパイプ E5/16インチ18U字ボルト2本が必要 F出力配線用電線管 G電源配線用電線管 Hセンサケーブル配線用電線管

電子モジュール(オプション)のユーザインターフェースの回転

トランスミッタ電子モジュールのユーザインターフェースは元の位置から180°回転させることが できます。
手順
1.ユニットへの電源を遮断します。
2.トランスミッタのハウジングカバーからネジを外し、カバーを取り外します。
トランスミッタを危険場所に取付ける場合、ハウジングカバーを外す前にトランスミッタへ の電源が遮断されていることを必ず確認してください。トランスミッタへの電源が入ったま までトランスミッタのハウジングカバーを取り外した場合、爆発などの恐れがあります。
3.ユーザインターフェースを取り外します。
a.ユーザインターフェースのネジ2個を緩めます。 b.ゆっくりとユーザインターフェースを持ち上げ、電子モジュールのコネクタから外します。
6
MicroMotion9739MVDトランスミッタ
4.変えたい位置までユーザインターフェースを回転させ、電子モジュールのユーザインターフェース コネクタに差し込みます。
5.ユーザインターフェースのネジを締めます。
6.トランスミッタのハウジングカバーを取付け、ネジを締めます。
7.トランスミッタの電源を投入します。
取付け
設置説明書
7
第3章
電源の配線およびトランスミッタの接地
本章に含まれるトピック
♦電源の要件 ♦電源の配線 ♦モデル9739MVDトランスミッタの接地

電源の要件

モデル9739MVDトランスミッタはAC電源でもDC電源でも使用できます。トランスミッタは電源電 圧を自動的に認識します。
表3-1はモデル9739MVDトランスミッタ用AC電源およびDC電源の要件一覧です。
表3-1電源の要件
AC電源要件
DC電源要件
•85~265VAC
•50/60Hz
•4W(代表値)、7W(最大値)
•12~30VDC
•4W(代表値)、7W(最大値)

電源の配線

電源配線の端子はトランスミッタハウジングのベースにあります。電源端子および電源接地端子にアク セスするには電子モジュールを取り外す必要があります。
手順
1.トランスミッタのハウジングカバーを取り外します。
2.電子モジュールをトランスミッタハウジングのベースに固定している3個のネジを取り外します。
3.電子モジュールの電源コネクタをモジュールのベースから抜きます。
4.電子モジュールをトランスミッタハウジングのベースから取り外します。
図3-1に電源配線端子と電源接地端子の位置を示します。
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MicroMotion9739MVDトランスミッタ
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