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Micro Motion
設置説明書
設置説明書
20003413、 Rev. DA
2021 年 01 月
TM
モデル 2400S トランスミッタ
Page 2

安全および各種認定についての情報
欧
州指令に適合するには、 Micro Motion 製品を本説明書に従って正しく取り付ける必要があります。本製品に適用される欧州
指令については、 EC 適合宣言を参照してください。適用される全てのヨーロッパ指令と EC 適合宣言の関連書類、 ATEX 設置図
面
および説明は www.emerson.com/flowmeasurement にアクセスしてご入手いただくか、弊社カスタマケアセンターへお問い合わせ
ださい。
く
力容器指令に適用する機器に添付されている情報は www.emerson.com/flowmeasurement で入手することができます。
圧
欧州における危険場所での取り付けについては、該当する国や地域の規定が当てはまらない場合は EN 60079-14 のガイドライン
に従ってください。
その他の情報
製
品仕様の詳細については、製品仕様書を参照してください。トラブルシューティングについては、トランスミッタの説明書
を参照してください。製品仕様書と取扱説明書については、弊社のウェブサイト (www.emerson.com/flowmeasurement) をご覧く
ださい。
返品について
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の安全性を維持する上で重要な要件となっ
ております。定められた返品手続きが守られない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返
品手続きと返品フォームの詳細については、弊社ウェブサイト (www.emerson.com/flowmeasurement)をご覧ください。また弊社カスタマ
サービス部門までお電話でご連絡いただくこともできます。
Micro Motion のカスタマサービス
E メール:
• 世界共通: flow.support@emerson.com
• アジア太平洋 : APflow.support@emerson.com
電話:
南北アメリカ 欧州および中東 アジア太平洋地域
合衆国
カナダ
メキシコ
アルゼンチン
ブラジル
チリ
ペルー
800-522-6277
+1 303-527-5200
+52 55 5809 5300
+54 11 4809 2700
+55 15 3413 8000
+56 2 2928 3800
+51 15190130 ロシア /CIS +7 495 995 9559
英国およびアイル
ランド
オランダ
フランス
ドイツ
イタリア
中央・東ヨーロッパ
エジプト
オマーン
カタール
クウェート
南アフリカ
サウジアラビア
アラブ⾸⻑国連邦
0870 240 1978
+31 (0) 704 136 666
+33 (0) 800 917 901
0800 182 5347
+39 8008 77334
+41 (0) 41 7686 111
0800 000 0015
800 70101
431 0044
663 299 01
800 991 390
800 844 9564
800 0444 0684
オーストラリア
ニュージーランド
インド
パキスタン
中国
日本
韓国
シンガポール
タイ
マレーシア
800 158 727
099 128 804
800 440 1468
888 550 2682
+86 21 2892 9000
+81 3 5769 6803
+82 2 3438 4600
+65 6 777 8211
001 800 441 6426
800 814 008
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目次
第 1 ご使用の前に .................................................................................................... 5
1.1 安全性 ................................................................................................................................. 5
1.2 流量計の構成部品 ............................................................................................................... 5
1.3 トランスミッタ設置の概要 ................................................................................................. 6
1.4 流量計に関する参考資料..................................................................................................... 7
第 2 流量計の⽅向と電源供給..................................................................................... 9
2.1 湿気に対する注意 ............................................................................................................... 9
2.2 センサ上でのトランスミッタの回転 ( オプション ) ........................................................... 9
2.3 トランスミッタ上でのユーザ・インターフェイス・モジュールの回転 ( オプション ) ..... 10
2.4 電源の要件 .......................................................................................................................... 12
2.5 モデル 2400S アナログと PROFIBUS-DP トランスミッタの DC 電源要件 ......................... 12
2.6 電源の配線 .......................................................................................................................... 13
第 3 アナログトランスミッタの I/O 配線 ..................................................................... 15
3.1 湿気に対する注意 ............................................................................................................... 15
3.2 I/O オプション .................................................................................................................... 15
3.3 出力の配線 .......................................................................................................................... 16
第 4 I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トランスミッタ .......... 27
4.1 湿気に対する注意 ............................................................................................................... 27
4.2 I/O の配線 ( モデル 2400S PROFIBUS-DP
トランスミッタの場合 ) ...................................................................................................... 27
4.3 I/O の配線 ( モデル 2400S DeviceNet トランスミッタの場合 ) .......................................... 29
付録 A 寸法と仕様 ....................................................................................................... 31
A.1 寸法..................................................................................................................................... 31
A.2 物理的仕様 .......................................................................................................................... 33
A.3 電源 ― モデル 2400S アナログおよび PROFIBUS-DP........................................................ 33
A.4 電気接続.............................................................................................................................. 34
A.5 ユーザインターフェイス..................................................................................................... 35
A.6 入力 / 出力信号 ................................................................................................................... 37
A.7 デジタル通信....................................................................................................................... 38
A.8 ホストインターフェイス..................................................................................................... 38
A.9 環境条件.............................................................................................................................. 39
A.10 環境の影響 .......................................................................................................................... 39
A.11 危険場所の等級 ................................................................................................................... 39
付録 B 返品ポリシー .................................................................................................... 41
B.1 未使用の新品の機器............................................................................................................ 41
B.2 使用した機器....................................................................................................................... 41
設置説明書 3
Page 4

4
モデル
2400S トランスミッタ
Page 5

ご使用の前に
1 ご使用の前に
本書では、下記トランスミッタの設置に必要な手順について解説しています。
• モデル 2400S トランスミッタ ( アナログ出力 )
• モデル 2400S PROFIBUS-DP トランスミッタ
• モデル 2400S DeviceNet
1.1 安全性
次の手順に進む前に安全性に関する注意事項をよく読んでください。
警告 !
危険場所で不適切な設置を⾏った場合、爆発する危険性があります。危険な利⽤に関する情報
については、メータに同梱されている該当の説明書を参照するか、弊社のウェブサイトにアク
セスし入手してください。
注意!
トランスミッタを取り付ける時は、あらかじめ電源を切っておいてください。電源電圧が高す
ぎる場合、トランスミッタが損傷するおそれがあります。
TM
トランスミッタ
注意!
すべての手順指示に従ってください。不適切な設置は流量計の不良や測定誤差の原因となります。
1.2 流量計の構成部品
モデル 2400S トランスミッタは、マイクロモーションセンサに取り付けられます。
マイクロモーション流量計は、トランスミッタとセンサによって構成されます。
図 1-1 モデル 2400S トランスミッタのセンサ上の取り付け図。
設置説明書 5
Page 6

図 1-1 モデル 2400S トランスミッタ
トランスミッタのハウジングカバー
電線管接続口
クランプリング
センサケース
ご使用の前に
1.3 トランスミッタ設置の概要
モデル 2400S トランスミッタコンポーネントはセンサと一体型で、センサを介して接
地されます。センサの設置および接地については、センサの設置説明書を参照してく
ださい。
本説明書に記載するトランスミッタのその他の設置手順 :
• センサについているトランスミッタの回転 ( オプション )
セクション 2 を参照してください。
• トランスミッタ上のユーザインターフェイスモジュールの回転 ( オプション )
セクション 2 を参照してください。
• トランスミッタの電源の配線と接地
セクション 2 を参照してください。
• トランスミッタ I/O の配線 :
- モデル 2400S アナログトランスミッタの場合は、セクション 3 を参照してく
ださい。
- モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トランスミッタの場合は、を参照し
てください。
セクション 4
6
モデル
2400S トランスミッタ
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ご使用の前に
1.4 流量計に関する参考資料
表 1-1 流量計関連の資料
トピック ドキュメント
センサーの設置 センサについての文書は、センサと一緒に納品されます
危険場所での設置
トランスミッタの構成、流量
計のスタートアップと使用、
および流量計トラブルシュー
ティング
トランスミッタと一緒に納品される認定文書をご利用いただく
か、弊社ウェブサイト www.emerson.com/flowmeasurement か
ら認定文書をダウンロードできます。
Micro Motion モデル 2400S アナログ出力トランスミッタ :
構成と使用説明書
Micro Motion モデル 2400S PROFIBUS-DP トランスミッタ :
構成と使用説明書
Micro Motion モデル 2400S DeviceNet トランスミッタ :
構成と使用説明書
設置説明書 7
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ご使用の前に
8
モデル
2400S トランスミッタ
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流量計の⽅向と電源供給
2 流量計の⽅向と電源供給
本章の内容 :
• センサ上でのトランスミッタの回転 ( オプション )
• トランスミッタ上でのユーザ・インターフェイス・モジュールの回転 ( オプション )
• 電源要件と配線
2.1 湿気に対する注意
トランスミッタを回転させたり、配線を⾏う場合は、トランスミッタハウジング内の
結露や過度の湿気の浸入を防⽌してください。設置および配線が完了したら、電線管
接続口を完全にシールしてください。
注意!
筐体を適切に密封しないと、電子機器が湿気にさらされて、誤測定や流量計の故障が⽣じる可
能性があります。流量計では、コンジットの開口部が上に向かないようにし、またコンジット
やケーブルのドリップレッグを取り付けてください。すべてのガスケットと O リングを点検し、
グリースを塗布します。すべての筐体カバーと導線管接続口をしっかり閉めて締め付けます。
2.2 センサ上でのトランスミッタの回転
( オプション )
ユーザインターフェイスまたは配線用端子に簡単にアクセスできるように、トランス
ミッタはセンサ上で 45° 毎に 8 ⽅向に回転させることができます。
センサ上でのトランスミッタの回転 :
1. トランスミッタをフィードスルーに固定しているクランプのネジを外します。
図 2-1 を参照してください。
2. トランスミッタを、フィードスルーの切り込みから外れるまで静かに持ち上
げます。トランスミッタを完全に取り外すことはできません。
3. トランスミッタを目的の位置に回します。
4. トランスミッタを下ろし、フィードスルーの切り込みにスライドさせます。
5. クランプを戻し、ネジを締めます。
設置説明書 9
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図 2-1 センサ上でのトランスミッタの回転
フィードスルー
クランピングリ
フィードスルーノッチ
流量計の⽅向と電源供給
注意!
ハウジングは 360° 以上回転させることはできません。それ以上回転させると、配線の損傷、
計測エラーや流量計の故障につながります。
2.3 トランスミッタ上でのユーザ・インターフェイ
ス・モジュールの回転 ( オプション )
簡単にアクセスできるように、インターフェイスモジュールはトランスミッタ上で、
90° 毎に 360° まで回転させることができます(トランスミッタのLCDディスプレイの有
無は問いません )。
警告!
危険区域でハウジングカバーを取り外す場合、爆発の危険があるため、電源は必ず落としてく
ださい。
トランスミッタ上でインターフェイスモジュールを回転させるには、下記のように操
作します。
1. ユニットの電源を遮断します。
10
モデル
2400S トランスミッタ
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流量計の⽅向と電源供給
トランスミッタのハウジング
カバーネジ x4 (固定)
ユーザインターフェ
イスネジ x2 (固定)
トランスミッタのハウ
ジングカバー
ユーザインターフェ
イスモジュール
* アルミニウム製ハウジングつきのトランスミッタを
示しています。ステンレス製ハウジングの場合も手順
は同一です。
2. 次の手順に従い、トランスミッタのハウジングカバーとユーザインターフェイス
モジュールを取り外します ( 図 2-2 を参照 )。
a. トランスミッタのハウジングカバーの 4 つのネジを緩めます。
b. トランスミッタのハウジングカバーを取り外します。
c. ユーザインターフェイスの 2 つのネジを緩めます。
d. ユーザインターフェイスモジュールを静かに持ち上げ、トランスミッタ上のイン
ターフェイスコネクタから取り外します。
3. ユーザインターフェイスモジュールを望ましい位置に回転させ、トランスミッタ
上のインターフェイスコネクタに取り付けます。
インターフェイスモジュールの背面に、インターフェイスコネクタが
トランスミッタ上のインターフェイスコネクタを、
図 2-3 に示します。
4
つあります。
4. ユーザインターフェイスのネジを締めます。
5. トランスミッタのハウジングカバーを戻し、トランスミッタのハウジングカバー
のネジを締めます。
6. 必要に応じて、トランスミッタの電源を再度入れます。
図 2-2 トランスミッタ上でのユーザインターフェイスの回転 ( オプション )
設置説明書 11
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流量計の⽅向と電源供給
最小供給電圧 18V ケーブル抵抗 ケーブル⻑× 0.5A×()+=
2.4 電源の要件
モデル 2400S アナログおよびモデル 2400S PROFIBUS-DP トランスミッタは、 AC 電源
または DC 電源のいずれも使用できます。トランスミッタは電源電圧を⾃動的に認識
します。電源の要件は下記のとおりです。
• AC 電源 :
-85〜 265 VAC
-50∕ 60 Hz
-4 W (通常 )、 7 W ( 最大 )
• DC 電源 :
- 18-100 VDC
-4 W (通常 )、 7 W ( 最大 )
モデル 2400S DeviceNet トランスミッタは、 DeviceNet 仕様に従い、 DeviceNet ネッ
トワークから電源供給されます。モデル 2400S DeviceNet トランスミッタの場合は、
別電源を接続配線する必要がありません。セクション 4 に進んでください。
2.5 モデル 2400S アナログと PROFIBUS-DP トラン
スミッタの DC 電源要件
モデル 2400S アナログまたは PROFIBUS-DP トランスミッタで DC 電源を使用する場合
は、下記の要件に従ってください。
• 起動時、トランスミッタの電源は、トランスミッタごとに最低 1A の短期電流を
供給してください。
•
電源ケーブルの⻑さと導体部の直径は、負荷電流が
子で
たり
18 VDC
1
以上の電源を供給できるように調整する必要があります (ケーブルあ
台のトランスミッタを想定しています)。複数のトランスミッタを単一のケー
ブルに接続することは通常は避けてください。
表 2-1
を参照し、下記の公式を使用してください。
表 2-1 20 °C (68 °F) における通常の電源ケーブルの抵抗
(1)
ゲージ
14 AWG 0.0050 W/ft
16 AWG 0.0080 Ω/ft
18 AWG 0.0128 Ω/ft
20 AWG 0.0204 Ω/ft
2,5 mm
1.5 mm
1 mm
0.75 mm
0.5 mm
(1) これらの値には、ケーブルの上位と下位の導体の抵抗が含まれています。
2
2
2
2
2
抵抗
0.0136 Ω/m
0,0228 Ω/m
0.0340 Ω/m
0.0460 Ω/m
0,0680 W/m
0.5
アンペアの場合に、電源端
)
ケーブルのサイズを決定する際は、
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モデル
2400S トランスミッタ
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流量計の⽅向と電源供給
最小供給電圧 18V 0.0080 Ω/ft 350 ft× 0,5A×()+=
最小供給電圧 19,4V=
最小供給電圧 18V ケーブル抵抗 ケーブル⻑× 0,5A×()+=
例
トランスミッタが DC 電源から 350 フィート (107m)の距離に取り付けられている場合。
16 AWG ケーブル使用の場合は、 DC 電源で必要な電圧を次のように算出してください
:
2.6 電源の配線
電源の配線 :
1. セクション 2.3 での解説に従って、トランスミッタのハウジングカバーおよびユー
ザインターフェイスモジュールを取り外します。
2. 警告フラップネジを緩め、警告フラップを持ち上げます。
図 2-3 警告フラップが開いた位置にあるときの図。
3. 図 2-3 に示すように、電源線を端子 9 および 10 に接続します。
4. 図 2-3 に示すように、電源をトランスミッタの内部接地ネジに接地します。
5. 警告フラップを下げて警告フラップネジを締めます。
6. ( オプション ) 電源供給線に客先提供のスイッチを取り付けます。低電圧指令
2006/95/EC ( 欧州設置 ) に準拠するため、スイッチはトランスミッタの近くに設置
する必要があります。
設置説明書 13
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図 2-3 トランスミッタの電源の配線
+ (L)
– (N)
トランスミッタ内部
接地ネジ
ユーザインターフェイ
スコネクタ
警告フラップネジ
警告フラップ
モデル 2400S アナログトランスミッタ
+ (L)
– (N)
トランスミッタ内部
接地ネジ
ユーザインターフェイ
スコネクタ
警告フラップネジ
警告フラップ
モデル 2400S PROFIBUS-DP トランスミッタ
流量計の⽅向と電源供給
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モデル
2400S トランスミッタ
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アナログトランスミッタの I/O 配線
3 アナログトランスミッタの I/O 配線
本章では、モデル 2400S アナログ トランスミッタの I/O の配線⽅法について解説して
います。
注記 :
モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トランスミッタの I/O 配線については、セクション 4 を参照してください。
重要事項 :
各企業、各地域および国で定めた安全規制要件と電装関連規制用件を充足するようにしてください。
3.1 湿気に対する注意
トランスミッタを回転させたり、配線を⾏う場合は、トランスミッタハウジング内の
結露や過度の湿気の浸入を防⽌してください。設置および配線が完了したら、電線管
接続口を完全にシールしてください。
注意!
筐体を適切に密封しないと、電子機器が湿気にさらされて、誤測定や流量計の故障が⽣じる可
能性があります。流量計では、コンジットの開口部が上に向かないようにし、またコンジット
やケーブルのドリップレッグを取り付けてください。すべてのガスケットと O リングを点検し、
グリースを塗布します。すべての筐体カバーと導線管接続口をしっかり閉めて締め付けます。
3.2 I/O オプション
表 3-1 トランスミッタの 2 つの I/O チャネルを示します。チャネル B の配線を⾏う前に、
コンフィギュレーションについて知っておく必要があります。チャネル B の機能および
電源のコンフィギュレーションについては、『トランスミッタ取扱説明書モデル 2400S
トランスミッタアナログ出力』を参照してください。
表 3-1 端子設定オプション
チャンネル 端子 機能 電源 通信
A1 & 2 mA
B3 & 4
(1) 出荷時のデフォルト
(1)
周波数
内部
(1)
内部
または外部
(1)
または外部
HART/Bell 202
なし
ディスクリート出力 内部または外部 なし
ディスクリート入力 内部または外部 なし
設置説明書 15
Page 16

3.3 出力の配線
警告 !
危険場所で不適切な設置を⾏った場合、爆発する危険性があります。危険な利⽤に関する情報
については、メータに同梱されている該当の説明書を参照するか、弊社のウェブサイトにアク
セスし入手してください。
注意!
トランスミッタを取り付ける時は、あらかじめ電源を切っておいてください。電源電圧が高す
ぎる場合、トランスミッタが損傷するおそれがあります。
出力の配線は下記の手順に従って⾏ってください。
1. トランスミッタのハウジングカバーとユーザインターフェイスモジュールを取り
外します。セクション 2.3 を参照してください。
2. 下記の配線図に基づいて、出力の配線を⾏います。
• 電流出力の配線図については、セクション 3.3.1 を参照してください。
• 周波数出力の配線図については、セクション 3.3.2 を参照してください。
• 制御出力の配線図については、セクション 3.3.3 を参照してください。
• 制御入力の配線図については、セクション 3.3.4 を参照してください。
アナログトランスミッタの I/O 配線
3. ユーザインターフェイスモジュールとトランスミッタカバーを元に戻します。
注記 :
出力の配線を⾏う時、電源部を開く必要はありません。また、電源の配線を⾏う場合以外電源部は開かないでください。
3.3.1 mA 出力の配線
本セクションでは、モデル 2400S 電流出力の下記オプションについての正しい配線の
例を示しています。
• 内部電源 :
- 基本 mA 出力配線 – 図 3-1
-HART∕アナログ単一ループ配線 – 図 3-2
• 外部電源 :
- 基本 mA 出力配線 – 図 3-3
-HART/アナログ単一ループ配線 – 図 3-4
• HART マルチドロップ配線 ( 内部電源または外部電源 ) ― 図 3-6
注記 :
外部の温度機器または圧力機器をポーリングするようトランスミッタを設定する場合は、 HART 通信をサ
ポートするよう電流出力を配線する必要があります。
ドロップ配線を使用する必要があります。
HART/ アナログ単一ループ配線または HART マルチ
16
モデル
2400S トランスミッタ
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アナログトランスミッタの I/O 配線
図 3-1 電流出力の基本配線 ― 内部電源
図 3-2 HART/ アナログ単一ループ配線 ― 内部電源
アナログ通信の場合:820 オーム (最大ループ抵抗)
HART 通信の場合 :
• 600 オーム (最大ループ抵抗)
• 250 オーム (最小ループ抵抗)
設置説明書 17
Page 18

図 3-3 電流出力の基本配線 ― 外部電源
アナログトランスミッタの I/O 配線
注記 :
電圧値および抵抗値については、図 3-5 を参照してください。
注意!
30 VDC 入力を超過させないでください。端⼦の電流は 500 mA 未満でなければなりません。
過電流になると、トランスミッタが損傷します。
18
モデル
2400S トランスミッタ
Page 19

アナログトランスミッタの I/O 配線
VDC
R
負荷
(250 〜 600 オームの抵抗 )
–
+
+
HART 対応ホ
スト / コント
ローラ
–
0
4
8
12
16
20
24
28
30
0 200 400 600 800 1000 1200
HART との通信では、最低 250 オームが必要です。
mA 負荷抵抗総計 ( オーム )
最小必要外部電圧 ( ボルト )
運転領域
図 3-4 HART/ アナログ単一ループ配線 ― 外部電源
注記 :
電圧値および抵抗値については、図 3-5 を参照してください。
図 3-5 必要な外部電圧と電流出力負荷抵抗値
設置説明書 19
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図 3-6 HART マルチドロップ配線 ― 内部電源または外部電源
HART 対応ホスト /
コントローラ
HART 互換トランスミッタ
SMART FAMILY
™
トラ
ンスミッタ
HART 4 〜 20 mA パッシ
ブトランスミッタに必
要な 24 VDC ループ電源
最大抵抗 600 オーム
最小抵抗 250 オーム
モデル 2400S 外部電源
モデル 2400S 内部電源
アナログトランスミッタの I/O 配線
注記 :
最適な HART 通信を⾏うために、出力ループは 1 点で機器アースを取るようにしてください。
3.3.2 周波数出力配線
周波数出力の配線は、内部電源か外部電源かによって異なります。下図は、これらの
構成の正しい配線例を示しています。
• 内部電源 – 図 3-7
• 外部電源 – 図 3-8
20
モデル
2400S トランスミッタ
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アナログトランスミッタの I/O 配線
カウンタ
000042
+
–
出力電圧レベルは⾼抵抗負荷で +24 VDC ±3%。
–
+
000042
カウンタ
プルアップ抵抗
3-30 VDC
+
–
図 3-7 周波数出力配線 ― 内部電源
注記 :
出力電圧と負荷抵抗については、図 3-11 を参照してください。
図 3-8 周波数出力配線 ― 外部電源
注記 :
供給電圧と推奨抵抗値の関係については、図 3-12 を参照してください。
設置説明書 21
Page 22

注意!
30 VDC 入力を超過させないでください。端⼦の電流は 500 mA 未満でなければなりません。
過電流になると、トランスミッタが損傷します。
3.3.3 ディスクリート出力配線
制御出力の配線は、内部電源か外部電源かによって異なります。下図は、これらの構
成の正しい配線例を示しています。
• 内部電源 – 図 3-9
• 外部電源 – 図 3-10
図 3-9 制御出力配線 ― 内部電源
アナログトランスミッタの I/O 配線
注記 :
出力電圧と負荷の関係については、図 3-11 を参照してください。
22
モデル
2400S トランスミッタ
Page 23

アナログトランスミッタの I/O 配線
–
+
プルアップ抵抗または
DC リレー
3 〜 30 VDC
最大シンク電流 : 500 mA
+
–
図 3-10 制御出力配線 ― 外部電源
注記 :
供給電圧と推奨抵抗値の関係については、図 3-12 を参照してください。
注意!
30 VDC 入力を超過させないでください。端⼦の電流は 500 mA 未満でなければなりません。
過電流になると、トランスミッタが損傷します。
設置説明書 23
Page 24

図 3-11 出力電圧と負荷抵抗 ― 内部電源
24
22
20
18
16
14
12
10
8
6
4
2
0
0 20000 40000 60000 80000 100000
⾼レベル出力電圧 (ボルト)
負荷抵抗値 (オーム)
開回路出力電圧 =
24 VDC ±3%
運転領域
アナログトランスミッタの I/O 配線
24
モデル
2400S トランスミッタ
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アナログトランスミッタの I/O 配線
3
400
4400
4000
3600
3200
2800
2400
2000
1600
1200
800
6 9 12 15 18 21 24 27 30
電源電圧 (V)
外部プルアップ抵抗範囲 (オーム)
推奨
抵抗値範囲
図 3-12 供給電圧と推奨プルアップ抵抗 ― 外部電源
注記 :
リレーの駆動に制御出力を用いる場合、電流を 500mA 以下にするために外部プルアップを選択してください。
3.3.4 ディスクリート入力配線
制御出力の配線は、内部電源か外部電源かによって異なります。下図は、これらの構
成の正しい配線例を示しています。
• 内部電源 – 図 3-13
• 外部電源 – 図 3-14
外部電源で設定されている場合、電源は PLC か他の機器、または直接 DC 入力によっ
て供給されます。表 3-2 を参照してください。
表 3-2 外部電源の⼊力電圧レンジ
VDC
3 〜 30
0 〜 0.8
0.8 〜 3
レンジ
⾼レベル
低レベル
未定義
設置説明書 25
Page 26

図 3-13 制御⼊力配線 ― 内部電源
PLC または
その他の機器
VDC
( 表 3-2 を参照 )
直接 DC 入力
(表 3-2 を参照 )
–
+
+
–
または
アナログトランスミッタの I/O 配線
図 3-14 制御⼊力配線 ― 外部電源
26
モデル
2400S トランスミッタ
Page 27

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
4 I/O の配線 ― モデル 2400S
PROFIBUS-DP および DeviceNet
トランスミッタ
本章では、モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トランスミッタの I/O の配線
⽅法について解説します。
注記 :
モデル 2400S アナログ トランスミッタの I/O の配線⽅法については、章 3参照してください。
重要事項 :
各企業、各地域および国で定めた安全規制要件と電装関連規制用件を充足するようにしてください。
4.1 湿気に対する注意
トランスミッタを回転させたり、配線を⾏う場合は、トランスミッタハウジング内の
結露や過度の湿気の浸入を防⽌してください。設置および配線が完了したら、電線管
接続口を完全にシールしてください。
注意!
筐体を適切に密封しないと、電子機器が湿気にさらされて、誤測定や流量計の故障が⽣じる可
能性があります。流量計では、コンジットの開口部が上に向かないようにし、またコンジット
やケーブルのドリップレッグを取り付けてください。すべてのガスケットと O リングを点検し、
グリースを塗布します。すべての筐体カバーと導線管接続口をしっかり閉めて締め付けます。
4.2 I/O の配線 ( モデル 2400S PROFIBUS-DP
トランスミッタの場合 )
警告 !
必ず各企業、国、各地域の安全規制に従ってください。
モデル 2400S PROFIBUS-DP トランスミッタの I/O の配線は下記の手順に従って⾏って
ください。
1. インターフェイスカバーとインターフェイスモジュールを取り外します。
手順については セクション 2.2 を参照してください。
2. 図 4-1 に従って、 PROFIBUS-DP セグメントにトランスミッタを配線します。
3. インターフェイスモジュールとそのカバーを元に戻します。
設置説明書 27
Page 28

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
PROFIBUS-DP/FMS 設置ガイドラインに従った
PROFIBUS-DP セグメントへのスプールについては、
www.profibus.org からご利用いただけます。
COM A ( 緑 )COM B (赤 )
注記 :
出力の配線を⾏う時、電源部を開く必要はありません。また、電源の配線を⾏う場合以外電源部は開かないでください。
注記 :
PROFIBUS 用シールドケーブルは両端で接地する必要があります。 2400S 側で、シールドケーブルを適切なケーブル
グランドで接地してください。 PROFIBUS-DP ユーロファスト M12 コネクタ使用の場合は、コネクタのネジを通じて
シールドケーブルを接地してください。
警告 !
危険電圧によって、重篤な負傷または死亡につながる可能性があります。トランスミッタの出力
配線時は、電源コンパートメントを閉じるあるいはトランスミッタの電源を落としてください。
警告 !
トランスミッタの配線が、地域の規制要件に適合しているあるいは要件の規制値を上回ることを
確認してください。トランスミッタは、トランスミッタの危険区域分類タグに従った環境で設置
してください。不適切に配線した場合や危険区域で設置を⾏った場合、爆発の恐れがあります。
図 4-1 モデル 2400S PROFIBUS-DP 用 I/O の配線
28
モデル
2400S トランスミッタ
Page 29

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
切り替えにより内部終
端インピーダンスを有
効にする
注記 :
モデル 2400 S PROFIBUS-DP トランスミッタには、端子配線用のターミナルがありません。外部端子は不要です。
トランスミッタには内部端子があります。内部終端を有効にするスイッチがユーザインターフェイスにあります。
セクション 4.2.1 を参照してください。
4.2.1 内部終端の有効化
モデル 2400 S PROFIBUS-DP トランスミッタはインターフェイスモジュール上に内部
終端電気抵抗を有効にするスイッチを備えています。図 4-2 を参照してください。
図 4-2 モデル 2400 DP 内部終端電気抵抗スイッチ
4.3 I/O の配線 ( モデル 2400S DeviceNet トランス
設置説明書 29
ミッタの場合 )
警告 !
必ず各企業、国、各地域の安全規制に従ってください。
1. 図 4-3 に従って、 DeviceNet セグメントにトランスミッタを配線します。
トランスミッタには、 DeviceNet シールされたマイクロコネクタ (Eurofast) が同梱
されています。マイクロコネクタ (Eurofast) は DeviceNet 仕様に従い設置および配
線されています。
Page 30

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
5 ピンメス Eurofastコネクタをこ
こに接続する
図 4-3 モデル 2400S DeviceNet 用 I/O の配線
30
モデル
2400S トランスミッタ
Page 31

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
寸法の単位
インチ
(mm)
4.545
(115.4)
3.140
(79.7)
3.140
(79.7)
4.689
(119.1)
.800
(20,3)
1.600
(40.6)
4.344
(110.3)
付録 A
寸法と仕様
A.1 寸法
図 A-1 と 図 A-2 に、モデル 2400S トランスミッタの寸法を示します。センサの寸法に
ついては、センサのデータシートを参照してください。
図 A-1 トランスミッタハウジング外形寸法 ‐ 塗装アルミニウム製ハウジング
設置説明書 31
Page 32

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
寸法の単位
インチ
(mm)
5.70
(114.8)
5.20
(132.1)
5.70
(114.8)
5.20
(132.1)
0.793
(20.1)
1.586
(40.3)
4.515
(114.7)
図 A-2 トランスミッタハウジング外形寸法 - ステンレス製ハウジング
注記 :
カバーのネジは 19 in-lbs (2.1 N-m)以上で締めてください。
32
モデル
2400S トランスミッタ
Page 33

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
1/2 NPT ネジ
チャンファ チャンファなし
M20 ネジ
A.2 物理的仕様
ハウジング ポリウレタン塗装アルミニウム
オプション:316L ステンレス鋼
重量 トランスミッタ、センサ一体型流量計の重量については、センサの仕様書を参照のこと
取付けと配線
モデル 2400S トランスミッタはセンサと一体型。トランスミッタはセンサ上で、 45° 毎に
360° まで回転可能。
ケーブル接続口は、 1/2-NPT および M-20 オプションから選択できます (注文の際には
2400 S プロダクトデータシートを参照してください)。
A.3 電源 ― モデル 2400S アナログおよび
PROFIBUS-DP
• AC/DC ⾃動切替、供給電圧を⾃動認識
•
修正2のEN61010-1(IEC 61010-1)に準拠し、低電圧指令2006/95 / ECに準拠しています
• 設置 ( 過電圧 ) カテゴリ II、汚染度 2
AC
DC
ヒューズ
設置説明書 33
85 〜 265 VAC
50/60 Hz
4 W (通常)、 7 W (最大)
18 〜 100 VDC
4 W (通常)、 7 W (最大)
ヒューズ 800 mA スローブロー型、 ICE60127-3
Page 34

A.4 電気接続
モデル 2400S アナログ
入出力接続
電源接続
デジタル通信保守用接続
モデル 2400S PROFIBUS-DP
PROFIBUS-DP セグメント 端子 1 組 ― PROFIBUS-DP セグメントへの接続用。
電源接続
デジタル通信保守用接続
モデル 2400S DeviceNet
DeviceNet セグメント 設置済みのオス型 5 ピン Eurofast コネクタ (1 個) ―
デジタル通信保守用接続
I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
端子 2 組 ― トランスミッタ入出力用。ネジ端子に
より固体導体またはより線導体を使用可、
26 〜 14 AWG (0.14 〜 2,5 mm
2
)
1 組の配線端子で AC/DC 電源に対応 . 内部接地
つまみ (1 個 ) ― 電源接地配線用
ネジ端子により固体導体またはより線導体を使用可、
26〜14 AWG(0.14〜2,5 mm2)
サービスポートへの一時接続用留め具 2 個 .
クリップ端子 (2 個 ) ― HART/Bell 202 端末への一時
的接続用
接続の種類 :
ネジ端子により固体導体またはより線導体を使
用可、 26 〜 14 AWG (0.14 〜 2,5 mm
5 ピンの PROFIBUS-DP M12 (Eurofast) メス型コネ
2
)
クタ ( オプション )。
1 組の配線端子で AC/DC 電源に対応 . 内部接地
つまみ (1 個 ) ― 電源接地配線用
ネジ端子により固体導体またはより線導体を使用可、
26〜14 AWG(0.14〜2,5 mm2)
サービスポートへの一時接続用留め具 2 個 .
I/O および電源の配線用
サービスポートへの一時接続用留め具 2 個 .
34
モデル
2400S トランスミッタ
Page 35

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
A.5 ユーザインターフェイス
モデル 2400S アナログ
モデル 2400S PROFIBUS-DP
モデル 2400S DeviceNet
設置説明書 35
Page 36

インターフェイス機能
全モデル (ディスプレイ付き / なし)
ディスプレイが付属しない全モデル
ディスプレイ付き全モデル
モデル 2400S アナログ
( ディスプレイ付き / なし)
モデル 2400S DeviceNet
(ディスプレイ付き / なし)
モデル 2400S PROFIBUS-DP
(ディスプレイ付き / なし)
I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
危険場所での設置に対応。
インターフェイスモジュールはトランスミッタ上
で 90° 毎に 360° まで回転
インターフェイスモジュール上の
3 色の LED
ステー
タスライト (緑、⻩、または赤)が流量計の状態を
表す。ゼロ点調整実⾏中は⻩色のライトが点滅する。
サービスポート接続用クリップ 2 個 (トランスミッ
タカバーを外す必要あり)
トランスミッタのハウジングカバーはすべて⾦属
製 (レンズなし)。
インターフェイスモジュールへアクセスするには、
トランスミッタカバーを取り外す必要がある。
ゼロボタンにより、現場で流量計のゼロ点調整が可
能 (トランスミッタカバーを取り外す必要がある)
IrDA なし。
トランスミッタのハウジングカバーはオプション
でガラス製またはプラスチック製から選択可。
インターフェイスモジュールには、 LCD パネルが
付属。 LCD の 1 ⾏目にはプロセス変数、 2 ⾏目に
は測定単位が表示される。
ディスプレイの更新速度は 1 〜 10 秒(1 秒毎に)
ユーザ設定が可能。
ディスプレイのバックライトは、調整または消灯
から選択可。
オペレータはレンズを通してトランスミッタメニュー
にアクセスし光学スイッチを用いて操作可能。「ボタ
LED
ン」を押下すると
赤外線ポートを使用すると、トランスミッタカバー
表示が点灯。
を取り外すことなく、 IrDA 機器 (Pocket ProLink
が動作する PDA など)からサービスポートにアクセ
スできる。
HART/Bell202 接続用クリップ 2 個 (トランスミッ
タカバーを取り外す必要あり)
HART セキュリティスイッチ (トランスミッタカ
バーを取り外す必要あり)
3 つの回転式スイッチでネットワークアドレスを
選択 (ネットワークアドレスはソフトウエアでも
選択可)。
モジュールとネットワーク LED で DeviceNet のス
テータスを表示。
3 つの回転式スイッチでネットワークアドレスを
選択 (ネットワークアドレスはソフトウエアでも
選択可)。
内部終端抵抗を有効化の DIP スイッチ。
アドレスおよびネットワーク LED が PROFIBUS-DP
ステータスを表示。
36
モデル
2400S トランスミッタ
Page 37

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
A.6 ⼊力 / 出力信号
A.6.1 モデル 2400S アナログ
チャンネル A4〜 20 mA 出力 1 出力 (内部電源または外部電源)
非本質安全
アイソレーション出力: ±50 VDC
最大負荷抵抗:820 オーム
質量流量、体積流量、密度、温度、またはドライブゲインを出力
NAMUR NE43 (1994 年 6 月 ) に基づき、出力は 3.8 〜 20.5 mA までプロセスに対して線形
チャネル B
( 設定および設定変更
可能 )
周波数∕パルス出力 1 出力 ( 内部電源または外部電源 )
非本質安全
質量流量または体積流量 ( 瞬時流量または積算流量 ) を出力
10,000 Hz までスケーラブル
電源 :
内部 ( アクティブ ): +24 VDC ±3% で、 2.2 キロオームの内部プルアップ抵抗
外部 ( パッシブ ): 最大 +30 VDC で、通常 +24 VDC
12,500 Hz までの線形流量
アクティブまたはパッシブディスクリート出力 × 1
非本質安全
ディスクリートイベント 5 件、流量スイッチ、前進 / 後進フロー、進⾏中の校正、エラーの
報告が可能
電源 :
内部 (アクティブ) : +24 VDC ±3% で、 2.2 キロオームの内部プルアップ抵抗
外部 (パッシブ) : 最大 +30 VDC で、通常 +24 VDC
最大シンク容量 : 500 mA
アクティブまたはパッシブディスクリート出力 × 1
非本質安全
電源 :
内部 ( アクティブ ): +24 VDC、最大電源電流 10 mA
外部 ( パッシブ ): +3 〜最大 30 VDC
すべての総計値、質量流量総計、体積流量総計、開始 / 停⽌流量総計機能、センサゼロ開
始のリセットが可能
A.6.2 モデル 2400S PROFIBUS-DP
• デジタル双⽅向 PROFIBUS-DP 信号。
• PNO 認定。
A.6.3 モデル 2400S DeviceNet
• デジタル双⽅向 DeviceNet 信号。
• ODVA 認定。
設置説明書 37
Page 38

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
A.7 デジタル通信
全バージョン
サービスポート
ワイヤレス
モデル 2400S アナログ
HART/Bell 202 HART 信号は、第一mA 出力に重畳。ホストシステムインターフェースで使用することが可能 :
モデル 2400S PROFIBUS-DP
デジタル双⽅向通信プロトコル
ネットワークのボーレートを⾃動認識
3 つのロータリースイッチまたは選択可能なソフトウェアによりアドレスを選択可。
モデル 2400S DeviceNet
デジタル双⽅向通信プロトコル
3 つのロータリースイッチまたは選択可能なソフトウェアによりボーレートおよびアドレスを選択可能。
サービスポート (1 つ ) ― フィールドサービス用として使用 (トランスミッタカバーを取り
外す必要あり)。
RS-485 Modbus 信号 (38.4 kBaud、ストップビット 1、パリティなし)を使用
アドレス: 111 ( コンフィギュレーション不可 )
トランスミッタがディスプレイ装備の場合、トランスミッタカバーを取り外すことなく、
IrDA 機器 (Pocket ProLink が動作する PDA など ) を使ってサービスポートにアクセスできる。
周波数 : 1.2 および 2.2 kHz
振幅 : 〜 1.0 mA
1200 ボー、 1 ストップビット、奇数パリティ
アドレス : 0 ( デフォルト )、設定変更可能
必要な抵抗 : 250 〜 600
A.8 ホストインターフェイス
®
モデル 2400S アナログ Micro Motion の ProLink
HART DD ファイルは、全機能をサポートしています。
モデル 2400S PROFIBUS-DP Micro Motion の ProLinkII v2.5 以降の製品は機器の構成を全てサポートしています。
PROFIBUS-DP 仕様に対応する GSD ファイル :
Profibus Class 1 Master 機能を提供
全プロセスデータの読み取りと制御が可能
PROFIBUS EDDL 仕様に対応する DD ファイル :
Profibus Class 2 Master 機能を提供
機器の構成が可能
Siemens Simatic PDM をサポート
モデル 2400S DeviceNet Micro Motion の ProLinkII v2.5 以降の製品は機器の構成を全てサポートしています。
機器の構成が可能な DeviceNet 仕様に対応する EDS ファイル
II v2.5 以降の製品は機器の構成を全てサポートしています。
38
モデル
2400S トランスミッタ
Page 39

I/O
の配線 ― モデル
2400S PROFIBUS-DP
および
A.9 環境条件
Devi-
周囲温度制限
湿度制限
振動の制限
動作時と保管時
–20 °C(–4 °F
なる可能性があります。
があります。
相対湿度
IEC 60068-2-6
: –40~+60 °C(–40~+140 °F
)以下の温度では、
5~95%、60 °C (140 °F
、耐久スイープ、5~
A.10 環境の影響
全モデル
EMI
効果
2400S
モデル
周囲温度の影響
アナログ
EN 61326
NAMUR NE-21 (09.05.2012
mA
産業用に基づく
出力に対して: スパンの
A.11 危険場所の等級
LCD
55 °C (131 °F
応答性が減少し、
)以 上 で は 、
)で結露なし
2000 Hz、1.0 g で 50
EMC 指令 2004/108/EC
)に準拠
±0.005% / °C
)
LCD
LCD
での読み取りができなく
パネルの輝度が低下する場合
スイープサイクルに適合
に適合
全モデル
CSA C-US
ATEX
IECEx
アナログまたは
PROFIBUS-DP
DeviceNet
アナログまたは
PROFIBUS-DP
DeviceNet
Class I Division 2 Groups A, B, C, D T4A
Class II Division 2 Groups F and G T4A
II 3G Ex nA nC IIC T5 Gc
II 3D Ex tc IIIC T70°CDc
II 3G Ex nA IIC T5 Gc
II 3D Ex tc IIIC T70°CDc
Ex nA IIC T5 Gc
Ex tc IIIC T70°C Dc
Ex nA IIC T5 Gc
Ex tc IIIC T70°C Dc
設置説明書
39
Page 40

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および DeviceNet トラン
40
モデル
2400S トランスミッタ
Page 41

I/O の配線 ― モデル 2400S PROFIBUS-DP および Devi-
付録 B
返品ポリシー
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の
安全性を維持する上で重要な要件となっております。定められた返品手続きが守られ
ない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返品手続きの詳細につきましては、弊社ウェブサイト (www.micromotion.com) をご
覧いただくか、弊社カスタマサービス部門までお電話でご連絡ください。
B.1 未使用の新品の機器
出荷時の梱包から取り出していない製品のみ、新品かつ未使用の機器とみなされます。
未使用の新品の機器の返品は 「RMA 申請書」への記入が必要です。
B.2 使用した機器
未使用の新品の機器以外はすべて使用した機器と⾒なされます使用した製品は完全に
除染し洗浄してから返却してください。
使用した製品は 「返品承認書式フォーム」および製造プロセスにおいて機器と接触し
た液体すべてについての 「除染文書」をすべて記入の上ご返送ください。「除染文
書」に不備がある場合 ( 例:⾷品グレードプロセス用流体など )、機器と接触した外部
の物質すべてについて除染を証明できる文書を添付していただくことが必要です。
設置説明書 41
Page 42

ؒواٝؔ٦زً٦ءّٝأُ٦ءّٝؤ
傈劤ؒواٝ吳䒭⠓爡
տ140-0002 匌❨鿪ㅷ䊛⼒匌ㅷ䊛1-2-5
T 03–5769–6803
F 03-5769-6844
Emerson Automation Solutions
Worldwide Headquarter
s
7070 Winchester Circle
Boulder, Colorado USA 80301
ꨵ鑧: +1 800-522-6277
ꨵ鑧: +1 303-527-5200
FAX: +1 303-530-8459
ًؗء؝: +52 55 5809 5300
،ٕئٝثٝ: +54 11 4809 2700
ـٓإٓ: +55 15 3413 8000
ثٔ: +56 2 2928 4800
لٕ٦: +51 15190130
Emerson Automation Solutions
⚥妌: +41 41 7686 111
匌妌: +41 41 7686 111
سغ؎: +971 4 811 8100
،ـتؽ: +971 2 697 2000
ؔ٦أزٔ،: +43 2236 607-0
ؿٓٝأ: +33 (0) 800 917 901
س؎خ: +49 (0) 2173 3348 0
؎ةٔ،: +39 8008 77334
ؔٓٝت: +31 (0) 70 413 6666
كؘٕ٦: +32 2 716 77 11
أل؎ٝ: 900 901 983
薉㕂ה،؎ٕٓٝس: 0870 240 1978
ٗء،/CIS: +7 495 995 9559
Emerson Automation Solutions
ؔ٦أزٓٔ،: (61) 3 9721 0200
⚥㕂: (86) 21 2892 9000
؎ٝس: (91) 22 6662 0566
傈劤: +81-3-5769-6800
ꯑ㕂: (82) 31 8034 0000
ءٝؖه٦ٕ: (65) 6 363 7766
20003413
Rev. DA
2021
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