Mcafee INTERNET SECURITY SUITE 2008 User Manual [ja]

ユーザガイド
目次
McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ) 3
McAfee SecurityCenter......................................................................................................................................... 5
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン) .................................................................................27
McAfee Personal Firewall..................................................................................................................................61
McAfee Anti-Spam ............................................................................................................................................. 117
McAfee Privacy Service .................................................................................................................................. 149
McAfee Data Backup ........................................................................................................................................ 173
i
ii 目次
McAfee QuickClean........................................................................................................................................... 189
McAfee Shredder ................................................................................................................................................ 201
McAfee Network Manager.............................................................................................................................. 205
McAfee EasyNetwork ....................................................................................................................................... 221
リファレンス .............................................................................................................................................................. 236
用語集 237
マカフィーについて 251
カスタマおよびテクニカルサポート................................................................................................................. 253
索引 263
1
McAfee Internet Security(マカフィー・ インターネットセキュリティ)
McAfee Internet Security Suite with SiteAdvisor(マカフィー・インター ネットセキュリティ スイート with サイトアドバイザ)は、10 個の機能が ひとつになっており、常時アップデートされる防止セキュリティ機能を備 えています。自宅で複数のユーザが使用した場合もユーザの大切なも のを守り、個人情報漏えいやコンピュータウイルス、スパイウェア、詐欺 メール、メッセンジャー詐欺、ハッカーなどによるオンライン攻撃などを 防止します。また、重要なファイルに対して自動バックアップ機能を提供 します。また、ネットサーフィン、オンラインショッピング、オンラインバン キング、E メール、メッセンジャー、ファイルのダウンロードなどに信頼性 の高い防護機能を提供します。McAfee SiteAdvisor(マカフィー・サイト アドバイザ)および保護者機能を使用して、危険な Web サイトからご家 族を保護することができます。マカフィーのセキュリティサービスは常時 自動的に、最新機能、拡張機能および脅威のデータを配信しています。 また、パソコンを最高のパフォーマンスで動作させるために、パソコンの 自動調整機能によって不要なファイルが自動的に削除されます。
3
このセクションの内容
McAfee SecurityCenter..............................................5
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン) .......27
McAfee Personal Firewall..........................................61
McAfee Anti-Spam.....................................................117
McAfee Privacy Service.............................................149
McAfee Data Backup.................................................173
McAfee QuickClean...................................................189
McAfee Shredder.......................................................201
McAfee Network Manager .........................................205
McAfee EasyNetwork ................................................221
リファレンス .................................................................236
マカフィーについて ......................................................251
カスタマおよびテクニカルサポート................................253
2
McAfee SecurityCenter
McAfee SecurityCenter を使用することで、コンピュータのセキュリティ
の状態を監視し、ウイルス対策、スパイウェア対策、E メール保護、お よびファイアウォールが最新の状態かどうかを簡単に確認でき、セキュ リティ上の脆弱性に対処できます。またナビゲーションツールと管理画 面で、コンピュータの保護機能全体を管理できます。
コンピュータの保護の設定管理を開始する前に McAfee SecurityCenter の画面を確認し、保護の状態、保護のカテゴリ、保護 サービスの違いがわかるようにしてください。その上で McAfee SecurityCenter を最新の状態に更新してください。
初期設定が完了したら、McAfee SecurityCenter を使用して、コン ピュータの保護の状態を監視します。保護に関する問題が検出される と、McAfee SecurityCenter からアラートが通知され、重大度に応じて 問題を修復、または無視するかを判断できます。また、スキャンの設定 変更など McAfee SecurityCenter 内での変更を、イベントログで確認 できます。
5
注: McAfee SecurityCenter は、問題を検出するとただちに重要な問
題かどうかをレポートします。保護の問題を診断する上で詳細情報が 必要な場合は、McAfee Virtual Technician を実行します。
このセクションの内容
McAfee SecurityCenterの機能 ...................................6
McAfee SecurityCenterを使用 ...................................7
McAfee SecurityCenterの更新 ...................................11
保護の問題を修復または無視 .....................................15
アラートを使用 ............................................................19
イベントを表示.............................................................25
6 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
McAfee SecurityCenter の機能
McAfee SecurityCenter には、次の機能が搭載されています。
見やすくなった保護の状態
コンピュータの保護の状態の把握、更新の確認、保護の問題の修復を 簡単に実行できるようになりました。
自動的な更新およびアップグレード
登録済みのプログラムの更新を自動的にダウンロードおよびインストー ルします。登録済みのマカフィープログラムの新しいバージョンが提供 された場合、契約期間内は無料で自動的に入手できます。これにより、 常に最新の保護を利用できます。
リアルタイムのセキュリティ アラート機能
緊急のウイルス発生やその他のセキュリティの脅威を通知します。また、 脅威を削除または無効にし、また詳細を確認する対策オプションがあり ます。
3
McAfee SecurityCenter を使用
McAfee SecurityCenterの使用を開始する前に、コンピュータの保護の
状態を管理するためのコンポーネントと設定領域を確認してください。 この画像で使用されている用語の詳細については、 の状態について」および てください。マカフィーアカウントの情報から、契約の有効期限を確認で きます。
7
8 ページの「保護
9 ページの「保護カテゴリについて」を参照し
このセクションの内容
保護の状態について ...................................................8
保護カテゴリについて ..................................................9
保護サービスについて.................................................10
アカウント情報の管理..................................................10
8 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
保護の状態について
コンピュータの保護の状態は、McAfee SecurityCenter の[ホーム]パ ネル上の、保護の状態の領域に表示されます。ここには、最新のセ キュリティ脅威からコンピュータが確実に保護されているかどうか、また は外部からの攻撃や他のセキュリティプログラム、インターネットにアク セスするプログラムなどからの影響を受けているかどうかが表示されま す。
コンピュータの保護の状態は、赤色、黄色、緑色で表示されます。
保護の状態 説明
赤色 このコンピュータは保護されていません。McAfee
SecurityCenter の[ホーム]パネルの保護の状態の 領域には、コンピュータが保護されていない状態が 赤色で表示されます。McAfee SecurityCenter か ら、少なくとも 1 つの重要なセキュリティ問題がレ ポートされます。
万全な保護を維持するには、各保護カテゴリで、重 要なセキュリティの問題をすべて修復する必要があ ります(問題のカテゴリの状態は赤色で[対応してく ださい!]に設定されています)。保護の問題の修復
方法については、
」を参照してください。
黄色 このコンピュータの一部は保護されていません。
McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルの保護 の状態の領域には、コンピュータが保護されていな い状態が黄色で表示されます。McAfee SecurityCenter により、少なくとも 1 つの重要では ないセキュリティ問題がレポートされます。
万全な保護を維持するためには、各保護カテゴリに 関連付けられている重要ではないセキュリティの問 題を修復するか、または無視してください。保護の問 題を修復または無視する方法については、
ジの「
保護の問題を修復または無視」を参照して
ください。
緑色 このコンピュータは万全に保護されています。
McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルの保護 の状態の領域には、コンピュータが保護されている 状態が緑色で表示されます。McAfee SecurityCenter からは、いかなるセキュリティ上の 問題もレポートされていません。
16 ページの「保護の問題を修
15 ペー
各保護カテゴリに、コンピュータの保護サービスが表 示されます。
第 3 章 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ) 9
保護カテゴリについて
SecurityCenter の保護サービスはコンピュータとファイル、インターネッ トとネットワーク、E メールとメッセンジャー、および保護者機能の 4 つ のカテゴリに分けられます。この 4 つのカテゴリにより、コンピュータを 保護するセキュリティサービスを参照、設定できます。
カテゴリ名をクリックして保護サービスを設定し、サービスに対して検出 されるセキュリティ上の問題を表示できます。コンピュータの保護の状 態が赤色か黄色の場合は、[必要なアクション]または[注意]メッセー ジに 1 つ以上のカテゴリが表示され、そのカテゴリ内で問題が検出され ていることが通知されます。保護の状態の詳細については、 の「保護の状態について」を参照してください。
保護カテゴリ 説明
コンピュータとファイル コンピュータとファイルのカテゴリには、次の保護
サービスが設定されています。
8 ページ
ウイルス対策
怪しいプログラム(PUP)対策
システム監視機能
Windows 保護
インターネットとネット ワーク
インターネットとネットワークのカテゴリには、次の 保護サービスが設定されています。
ファイアウォール保護
個人情報の保護
E メールとメッセン ジャー
E メールとインスタントメッセージのカテゴリには、 次の保護サービスが設定されています。
E メール保護
スパム対策
保護者機能 保護者機能のカテゴリには、次の保護サービス
が設定されています。
コンテンツブロック
10 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
保護サービスについて
保護サービスはコンピュータを保護する上で必要となる、McAfee SecurityCenter の主要なコンポーネントです。保護サービスは、マカ フィープログラムに直接対応しています。たとえば、McAfee VirusScan (マカフィー・ウイルススキャン)をインストールすると、ウイルス対策、怪 しいプログラム(PUP)対策、システム監視機能、Windows 保護といっ た保護サービスが利用できます。これらの保護サービスの詳細につい ては、McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)ヘルプを参照 してください。
プログラムインストール時には、プログラムに関連付けられたすべての 保護サービスはデフォルトで有効になっています。ただし、保護サービ スはいつでも無効にできます。たとえば、McAfee Privacy Service のイ ンストール時には、コンテンツブロックと個人情報の保護は両方とも有 効になっています。コンテンツブロックを使用しない場合は、完全に無 効化できます。タスクの設定またはメンテナンスの実行中に、一時的に 保護サービスを無効にすることも可能です。
アカウント情報の管理
マカフィーアカウントを管理するには McAfee SecurityCenter からアカ ウント情報にアクセスして契約状況を確認してください。
注:CD からマカフィープログラムをインストールした場合は、マカフィー
Web サイトでプログラムを登録し、マカフィーアカウントを設定また は更新する必要があります。これは、定期的なプログラムの自動更新 を入手できる場合に限ります。
アカウント情報の管理
McAfee SecurityCenter からマカフィーのアカウント情報(マイアカウン ト)に簡単にアクセスできます。
1 [よく使う機能]で[マイアカウント]をクリックします。
2 マカフィーアカウントにログインします。
契約の確認
契約の期限が切れていないか確認してください。
タスクバーの右端の通知領域に表示される McAfee SecurityCenter のアイコン
クします。
を右クリックし、[契約の確認]をクリッ
4
McAfee SecurityCenter の更新
McAfee SecurityCenter は、登録済みのマカフィープログラムを 4
間ごとに確認し、オンラインで更新をインストールして、最新の状態を維 持します。インストールおよび登録したプログラムによっては、最新のウ イルス定義、ハッカー対策、スパム対策、スパイウェア対策またはプラ イバシー保護のアップグレードがオンラインアップデートに含まれる場 合があります。デフォルトでは 4 時間ごとに更新が確認されますが、更 新の確認はいつでも可能です。McAfee SecurityCenter によって更新 の有無の確認が行われている間も、他のタスクを継続して実行できま す。
McAfee SecurityCenter の確認および更新インストール方法を変更す ることもできますが、これはお勧めしません。たとえば、更新をダウン ロードしてもインストールは保留するように設定したり、更新をダウン ロードまたはインストールする前に通知するように McAfee SecurityCenter を設定できます。また、自動更新を無効にすることも可 能です。
11
注:CD からマカフィープログラムをインストールした場合は、マカフィー
Web サイトでプログラムを登録しない限り、プログラムの定期的な 自動更新を受信できません。
このセクションの内容
更新の確認.................................................................11
自動更新の設定 .........................................................12
自動更新を無効化 ......................................................13
12 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
更新の確認
デフォルトでは、コンピュータがインターネットに接続すると、McAfee SecurityCenter によって 4 時間ごとに自動的に更新が確認されます。 ただし、4 時間より短い間隔で更新の確認を行うこともできます。自動 更新を無効にする場合は、必ず手動で定期的に更新を確認してくださ い。
McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルで[更新]をクリックしま す。
ヒント:タスクバー右側の通知領域にある[McAfee SecurityCenter]ア
イコン を右クリックして、[更新]をクリックすると、McAfee SecurityCenter を起動せずに更新の確認をできます。
自動更新の設定
デフォルトでは、コンピュータがインターネットに接続すると、McAfee SecurityCenter によって 4 時間ごとに自動的に更新が確認されます。 このデフォルト設定を変更する場合は、自動的に更新をダウンロードし てインストール可能な状態になったら通知するか、更新をダウンロード する前に通知するよう設定できます。
:更新がダウンロードまたはインストール可能な状態になると、アラー
トで通知されます。アラートから、更新をダウンロードまたはインストー ルするか、更新を延期するか決定できます。表示されるアラートからプ ログラムを更新する場合は、ダウンロードおよびインストール前に契約 を確認するプロンプトが表示される場合があります 詳細については、 19 ページの「アラートを使用」を参照してください。
1 McAfee SecurityCenter の設定パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
2 SecurityCenter の設定]パネルの[自動更新が無効です]で[オ
ン]をクリックし、[詳細設定]をクリックします。
3 以下のボタンのうち、いずれかをクリックします。
サービスが更新されたら自動的に更新をインストールして通知 (推奨)
更新を自動的にダウンロードし、インストール可能な状態になっ
たら通知
更新をダウンロードする前に通知
4 OK]をクリックします。
4 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ) 13
自動更新を無効化
自動更新を無効にする場合は、最新のセキュリティ保護を維持するた めに、必ず定期的に更新を確認してください。手動での更新の確認に ついては、
1 McAfee SecurityCenter の設定パネルを開きます。
2 SecurityCenter の設定]パネルの[自動更新が有効です]で、[オ
フ]をクリックします。
ヒント:[オン]ボタンをクリックするか、[更新オプション]パネルで[自動
更新を無効にして更新の有無を手動で確認]をクリックすると、自動更 新を有効化することができます。
11 ページの「更新の確認」を参照してください。
機能の内容
1. [よく使う機能][ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック
します。
5
保護の問題を修復または無視
McAfee SecurityCenter は、問題を検出するとただちに重要な問題か どうかをレポートします。重要な保護の問題は早急な対応が求められ、 保護の状態が赤に変わります。保護の問題が重要でない場合は、早急 な対応は必要ではありませんが、保護のステータスが問題の種類に応 じて変わる場合があります。保護の状態を緑にするためには、すべて の重要な問題を修復し、重要でない問題を修復するか無視するかを決 定する必要があります。保護の問題を診断する上で詳細情報が必要な 場合は、McAfee Virtual Technician を実行します。McAfee Virtual Technician の詳細については、McAfee Virtual Technician ヘルプを 参照してください。
このセクションの内容
15
保護の問題を修復 ......................................................16
保護の問題を無視 ......................................................18
16 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
保護の問題を修復
ほとんどのセキュリティの問題は自動的に修復されますが、手動による 対応が必要な場合もあります。たとえば、ファイアウォールによる保護 が無効になっている場合、McAfee SecurityCenter により自動的に有 効化されますが、ファイアウォールによる保護がインストールされてい ない場合は、インストールする必要があります。以下の表に、保護の問 題を手動で修復する際に必要な対応を示します。
問題 対応
コンピュータのフルスキャンが過去 30 日以上実行されていません。
シグネチャファイル(DAT)ファイル が最新ではありません。
プログラムがインストールされてい ません。
プログラムのコンポーネントが不足 しています。
プログラムが登録されていないた め、万全な保護を実行できません。
プログラムの期限が切れていま す。
コンピュータを手動でスキャンします。 詳細については、McAfee VirusScan (マカフィー・ウイルススキャン)ヘルプ を参照してください。
保護を手動で更新してください。詳細に ついては、McAfee VirusScan(マカ フィー・ウイルススキャン)ヘルプを参照 してください。
マカフィーの Web サイトまたは CD か らプログラムをインストールしてくださ い。
マカフィーの Web サイトまたは CD か らプログラムを再インストールしてくださ い。
マカフィーの Web サイトでプログラムを 登録してください。
マカフィーの Web サイトでアカウント状 況を確認してください。
:単一の保護の問題が複数の保護カテゴリに影響している場合もあり
ます。この場合、1 つのカテゴリ内の問題を修復すると、他の保護カテ ゴリの問題も修復されます。
保護の問題を自動的に修復
McAfee SecurityCenterでは、ほとんどの保護の問題を自動的に修復 できます。保護の問題が自動的に修復される際にMcAfee SecurityCenterで変更された設定は、イベントログには記録されません。 イベントの詳細については、
25 ページの「イベントを表示」を参照してく
ださい。
1 [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2 McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルの保護の状態領域で、
[修復]をクリックします。
5 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ) 17
保護の問題を手動で修復
自動修復を実行しても 1 つ以上の保護の問題が解決されない場合、手 動で問題を解決できます。
1 [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2 McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルで、レポートされた問題
を含む保護カテゴリをクリックします。
3 問題の詳細に続いて表示されているリンクをクリックします。
18 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
保護の問題を無視
McAfee SecurityCenter で重要でない問題が検出された場合は、その
問題を修復または無視できます。その他の重要でない問題は自動的に 無視されます(McAfee Anti-Spam McAfee Privacy Service がイン ストールされていない場合など)。コンピュータの保護の状態が緑色で ある場合を除き、McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルの保護カ テゴリ情報領域には、無視された問題は表示されません。コンピュータ の保護の状態が緑でなくても、一度問題を無視した後であれば、保護カ テゴリ情報領域内に無視した問題を表示させることはできます。
保護の問題を無視
McAfee SecurityCenter によって検出された重要でない問題を修復し ない場合は、その問題を無視することができます。問題を無視すると、 McAfee SecurityCenter の保護カテゴリ情報領域からその問題が削除 されます。
1 [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2 McAfee SecurityCenter の[ホーム]パネルで、レポートされた問題
を含む保護カテゴリをクリックします。
3 保護の問題の横にある[無視]リンクをクリックします。
無視した問題の表示または非表示
重大度に応じて、無視した保護の問題を表示または非表示にできます。
1 [アラートのオプション]パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
3. [アラート] [詳細設定] をクリックします。
2 SecurityCenter の設定]パネルで[無視された問題]をクリックしま
す。
3 [無視された問題]パネルで、次の手順を実行します。
問題を無視するには、チェックボックスを選択します。
保護カテゴリ情報領域の問題をレポートするには、チェックボッ
クスの選択を解除します。
4 OK]をクリックします。
ヒント:また、保護カテゴリ情報領域内のレポートされた問題の横にある
[無視]リンクをクリックすると、問題を無視できます。
6
アラートを使用
19
アラートは、何らかの McAfee SecurityCenter イベントが発生すると、 画面の右下隅に小さなポップアップ ダイアログ ボックスで表示されま す。アラートによって、イベントの詳細情報と、イベントに関連付けられ た問題を解決するための推奨事項とオプションが提示されます。アラー トに、イベントに関する詳細情報へのリンクが含まれる場合もあります。 これらのリンクを使用して、マカフィーのグローバルサイトを起動したり、 トラブルシューティングのために情報をマカフィーに送信できます。
アラートには赤、黄、緑の 3 種類があります。
アラートタイプ 説明
レッドアラートは、ユーザの対応が必要となる、重要な通
知です。McAfee SecurityCenter によって保護の問題を 自動的に修復できない場合、レッドアラートが表示されま す。
イエローアラートは、通常ユーザの対応が必要となるも
のの、あまり重要ではない通知です。
グリーンアラートは、ユーザの対応が必要ない、重要で
はない通知です。グリーンアラートは、イベントに関する 基本情報を提示します。
アラートには保護の状態を監視および管理する重要な役割があるため、 無効にすることはできません。ただし、アラート発生時に音を鳴らしたり、 起動時にマカフィーの起動画面を表示するなど、一部の情報アラートで その他のアラートオプションを表示したり設定するかどうかを制御できま す。
このセクションの内容
情報アラートの表示と非表示 .......................................20
アラートのオプションの設定 .........................................22
20 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
情報アラートの表示と非表示
情報アラートは、パソコンのセキュリティを脅かすことのないイベントが 発生したことを通知します。たとえば、ファイアウォールを設定している 場合、デフォルトでは、コンピュータのプログラムにインターネットへのア クセス権が付与されると情報アラートが表示されます。特定の種類の情 報アラートは非表示にできます。すべての情報アラートを非表示にする こともできます。また、全画面表示モードでゲームをプレイするときも、 情報アラートをすべて非表示にできます。ゲームが終了し、全画面表示 モードが終了すると、情報アラートは再表示されます。
誤って情報アラートを非表示にしてしまった場合にも、いつでも再表示 させることができます。デフォルトでは、すべての情報アラートが表示さ れます。
情報アラートの表示または非表示
McAfee SecurityCenter を使用して、一部の情報アラートのみを非表 示するか、すべての情報アラートを非表示にするかを設定できます。
1 [アラートのオプション]パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
3. [アラート][詳細設定]をクリックします。
2 [SecurityCenter の設定] パネルで[情報アラート]をクリックします。
3 [情報アラート]パネルで、次の手順を実行します。
情報アラートを表示させるには、チェックボックスの選択を解除 します。
情報アラートを非表示にするには、チェックボックスを選択します。
すべての情報アラートを非表示にするには、[情報アラートを表
示しない]チェックボックスを選択します。
4 OK]をクリックします。
ヒント:アラートの[今後このアラートを表示しない]チェックボックスを選
択すると、情報アラートを非表示にできます。その場合、[情報アラート] パネルで該当するチェックボックスの選択を解除すると、その情報ア ラートを再表示できます。
第 6 章 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ) 21
ゲーム時の情報アラートの表示または非表示
全画面表示モードでゲームを行う際に、情報アラートをすべて非表示に できます。ゲームが終了し、全画面表示モードが終了すると、情報ア ラートの表示が再開されます。
1 [アラートのオプション]パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
3. [アラート][詳細設定]をクリックします。
2 [アラートのオプション]パネルで、[ゲームモードが検出されたとき
に情報アラートを表示]チェックボックスを選択するか、選択を解除 します。
3 OK]をクリックします。
22 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
アラートのオプションの設定
アラートの表示頻度は McAfee SecurityCenter で設定されていますが、 一部の基本的なアラートオプションは調節できます。たとえば、アラート の発生時に音を鳴らしたり、Windows 起動時の起動画面のアラートを 非表示にできます。また、オンラインコミュニティ内でのウイルスの発生 やその他セキュリティ脅威に関して通知するアラートを非表示にできま す。
アラート発生時に音を鳴らす
アラート発生時に音による通知を受け取る場合は、アラートごとに音が 鳴るよう設定できます。
1 [アラートのオプション]パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
3. [アラート][詳細設定] をクリックします。
2 [アラートのオプション]パネルの[サウンド]で、[アラートが発生し
たときに音を鳴らす]チェックボックスを選択します。
起動時の起動画面を非表示にする
デフォルトでは、Windows の起動時にはマカフィーの起動画面が表示 され、McAfee SecurityCenter により保護が実行されていることが通知 されます。この起動画面を非表示にすることもできます。
1 [アラートのオプション]パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
3. [アラート][詳細設定]をクリックします。
2 [アラートのオプション]パネルの[起動画面]で、[Windows の起
動時にマカフィーの起動画面を表示]チェックボックスを選択します。
ヒント:[Windows の起動時にマカフィーの起動画面を表示]チェックボ
ックスを選択すれば、いつでも起動画面を再表示できます。
第 6 章 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ) 23
ウイルス発生によるアラートの非表示
オンラインコミュニティ内でのウイルスの発生やその他セキュリティ脅威 に関して通知するアラートを非表示にできます。
1 [アラートのオプション]パネルを開きます。
機能の内容
1. [よく使う機能]で[ホーム]をクリックします。
2. 右パネルの[SecurityCenter の情報]で、[設定]をクリック します。
3. [アラート][詳細設定]をクリックします。
2 [アラートのオプション]パネルで、[ウイルスまたはセキュリティの脅
威が発生した場合にアラートを表示]チェックボックスの選択を解除 します。
ヒント:[ウイルスまたはセキュリティの脅威が発生した場合にアラートを
表示]チェックボックスを選択すれば、いつでもウイルス発生によるア ラートを再表示できます。
7
イベントを表示
25
イベントとは、保護カテゴリや関連する保護サービス内で行われた対応 や設定変更のことです。さまざまな保護サービスにより、さまざまなイベ ントの種類が記録されます。たとえば、McAfee SecurityCenterでは、 保護サービスが有効化または無効化されるとイベントを記録し、ウイル ス対策では、ウイルスが検出および削除されるたびにイベントを記録し、 ファイアウォールによる保護では、インターネット接続がブロックされる たびにイベントを記録します。保護カテゴリの詳細については、
9 ペー
ジの「保護カテゴリについて」を参照してください。
トラブルシューティング発生時や他のユーザによって実行された操作を 確認する場合に、イベントを表示できます。保護者はイベントログを使 用して、子供のインターネット利用を監視できます。最近のイベントを表 示して、直近の 30 個のイベントのみ確認できます。すべてのイベントを 表示して、発生したすべてのイベントの包括的なリストを確認できます。 すべてのイベントを表示する場合、McAfee SecurityCenter によってイ ベントログが起動され、発生した保護カテゴリに従ってイベントが ソートされます。
このセクションの内容
最近のイベントを表示..................................................25
すべてのイベントを表示...............................................25
最近のイベントを表示
最近のイベントを表示して、直近の 30 個のイベントのみ確認できます。
[よく使う機能]で[最近のイベントを表示]をクリックします。
すべてのイベントを表示
すべてのイベントを表示して、発生したすべてのイベントの包括的なリ ストを確認できます。
1 [よく使う機能]で[最近のイベントを表示]をクリックします。
2 [最近のイベント]パネルで[ログを表示]をクリックします。
3 イベントログの左ペイン(ウィンドウ枠)で、表示するイベントの種類
をクリックします。
8
McAfee VirusScan(マカフィー・ ウイルススキャン)
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)は、ウイルス、トロイ の木馬、トラッキング Cookie、スパイウェア、アドウェアおよび怪しいプ ログラムなどの最新のセキュリティ脅威から保護するための高度な検 出および保護サービスを提供します。E メール、インスタントメッセージ、 Web などさまざまなポイントからの脅威の対象となるデスクトップ上の ファイルおよびフォルダにも、保護機能が拡張されています。
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)を使用すれば、いつ でも、あるいは定期的にコンピュータを保護できます。面倒な管理も必 要ありません。作業や、ゲーム、Web 閲覧、E メールのチェック中にも、 バックグラウンドで常に脅威を監視、スキャン、検出しています。包括的 なスキャンをスケジュールに従って実行し、高度なオプションセットを使 用してコンピュータを定期的にチェックします。必要に応じて McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)を柔軟にカスタマイズできま すが、カスタマイズしなくてもコンピュータは保護できます。
27
コンピュータを通常どおり使用すると、ウイルスやワーム、およびその 他の脅威が侵入する可能性があります。脅威が侵入した場合は McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)から脅威が通知され、 通常は被害が発生する前に感染したアイテムを消去または隔離します。 ただしまれに別の対応が必要となる場合もあります。その場合、 McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)を使用すれば、コン ピュータの次回起動時に再スキャンしたり、検出したアイテムを保存し たり削除するなど、アクションを決定できます。
注: McAfee SecurityCenter は、問題を検出するとただちに重要な問
題かどうかをレポートします。保護の問題を診断する上で詳細情報が 必要な場合は、McAfee Virtual Technician を実行します。
このセクションの内容
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)の
機能 ...........................................................................
リアルタイムでのウイルス対策の開始 ..........................29
追加の保護の開始 ......................................................31
ウイルス対策の設定....................................................35
コンピュータをスキャン.................................................53
スキャン結果を使用.....................................................57
28
28 McAfee Internet Security(マカフィー・インターネットセキュリティ)
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)の機能
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)には、次の機能が
搭載されています。
総合的なウイルス対策
McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)は、ウイルス、トロイ の木馬、トラッキング Cookie、スパイウェア、アドウェアおよび怪しいプ ログラムなどの最新のセキュリティ脅威から保護するための高度な検 出および保護サービスを提供します。保護機能はデスクトップやラップ トップ上のファイルおよびフォルダにも拡張され、E メール、インスタント メッセージ、Web などさまざまな経路から侵入する脅威をターゲットとし ています。面倒な管理は必要ありません。
リソースに配慮したスキャンオプション
スキャン速度が遅い場合は、オプションを無効にして、コンピュータリ ソースの使用を最小限に抑えることができます。ただしウイルス対策は 他のタスクよりも優先度が高いことにご注意ください。必要に応じて McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)のリアルタイムの手 動スキャンオプションを柔軟にカスタマイズできます。カスタマイズしなく ても、コンピュータは保護できます。
自動修復
リアルタイムスキャンまたは手動スキャンの実行中にセキュリティ脅威 が検出されると、脅威の種類に応じて自動的に脅威が処理されます。 このようにしてほとんどの脅威が検出され、ユーザの操作を必要とせず に無効化されます。ただしまれに脅威を無効化できない場合もあります。 その場合、McAfee VirusScan(マカフィー・ウイルススキャン)を使用す れば、コンピュータの次回起動時に再スキャンしたり、検出したアイテム を保存したり削除するなど、アクションを決定できます。
全画面表示モードでのタスクの一時停止
映画鑑賞やゲームなど、全画面表示でコンピュータを使用する場合、 自動更新や手動スキャンなどの多数のタスクを一時停止できます。
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