Masterflex 75211-70 Instruction Manual

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デジタルギアポンプ駆動部 75211-70
操作マニュアル:
デジタルギアポンプ 駆動部
モデル番号
75211-70
A-1299-1142
2
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© 2019 Cole-Parmer. 版権所有。
Masterflex – Cole-Parmer Instrument Companyの登録商標 NORPRENEPHARMED および TYGON – Saint-Gobain Performance Plastics Corp. の登録商標
この出版物内で ® の記号が付いた商標は、米国および他の国で登録されています。
A-1299-1142
1 19400 2014-04-15
改訂
ECR/ECN
日付
液体用ポンプ
初版
BK
概要
担当
ii
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 3
序文
安全上の注意
安全上の注意
危険:高電圧がかかっていて、接触可能です。機器の内部を点検修理 するときは、細心の注意を払ってください。
警告:操作マニュアルで説明されている以外の方法でポンプ駆動部を
 使用しないでください。ポンプ駆動部の誤操作は危険を引き起こし、 ポンプ駆動部に組み込まれている安全保護機能に支障を与えることが あります。ポンプ駆動部に損傷がある場合は、オフにし、トレーニング を受けた保守要員が安全性を確認するまで使用しないでください。
単相のみ。分相線では使用しないこと。
バックパネルの電源スイッチは、メイン遮断スイッチではありません。 メイン遮断をするには、電源接続器またはメインプラグの取り外し可能 な電源コードを外してください。緊急事態が起きたときに即座に取り
 外せるように、電源コードはすぐ外せるような状態にしておいてくだ さい。
オペレータは、取り外し可能な電源コードの状態をチェックしてくださ い。電源コードにひびが入っていたり損傷がある場合は、その機器は
 使用しないでください。ケースに損傷がある場合は(落下などが原因)、 内部部品がゆるんでいたり傷がついていないか保守要員によるチェック を受けてください。
注意:外部のリモートコントロールケーブルに接続するときは、駆動部 の損傷を防止するために、電源を遮断してから行ってください。
ポンプ駆動部のバックパネルへのアクセスを妨げないようにしてくださ い。電源スイッチは簡単に手が届くような状態にしておいてください。 電源コードは簡単に外せるような状態にしておいてください。
コードの交換には、同じタイプと格付けのものを使用してください。 最小電力定格は、バックパネルに記載されています。
ポンプ駆動部についてきた電源コードセットは、ポンプ駆動部を購入し た国の必要条件を満たすようになっています。ポンプ駆動部を別の国で 使用する場合は、その国の必要条件を満たす電源コードセットを使って ください。
有害化学物質や生物因子を使用する際は、使用する物質に対する耐性 がある手袋や保護眼鏡を着用するなど、適切な保護措置をとってくださ い。使用する国や地域の、安全操作やシステム維持に関する規則に従っ てください。
注意:感電を避けるために、電源コードのアース線を必ず接地してくだ さい。
EN61010-1
で定義されているように、湿気のある場所での操作は
避けてください。
注意:ポンプ操作中は、指を回転部に近づけないでください
傾かないようにするために、装置についてきたスタッキングクリップを 使ってください。
Masterflex
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
iii
Page 4
序文
安全上の注意
記号の説明
警告:
製品の使用制限
注意:危険のリスクがあります。オペレータのマニュアルをよく読ん で、危険となり得る行為および是正措置を確認してください。
注意:負傷のリスクがあります。シャフトが回転しているときは、 指を電磁カップリングに近づけないでください。ギアポンプヘッドを 設置しないで稼動することは絶対に避けてください。
注意:表面が熱くなっています。触らないでください。
注意:感電のリスクがあります。オペレータのマニュアルをよく読ん で、危険となり得る行為および是正措置を確認してください。
この製品は、医療または歯科的用途を含む、しかしそれに限定されない、 患者用機器として設計されておらず、そのような用途を想定しておりま
FDA
せん。従って
この製品は、可燃性液体との使用を含む、しかしそれに限定されない、
ATEX
または での使用を想定しておりません。そのような用途での使用に適した製品 に関しては、工場までお問い合わせください。
(米国食品医療品局)認証の申請も行っておりません。
NEC
(米国電気工事規定)で定義されている危険職務エリア
iv
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
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目次
セクション
セクション
セクション
1
はじめに
一般的な説明
2
設置とセットアップ
駆動部を始動する前に ポンプヘッド装着
3
操作
駆動部をオンにする コントロールパネル ポンプのプライミング メインメニュー ポンプヘッドキャリブレーション セットアップメニュー 連続モードスクリーン 連続モードス操作 定時給液モードスクリーン 定時給液モード操作 コピー給液モードスクリーン コピー給液モード操作 コピー設定スクリーン コピー設定操作 分量給液モードスクリーン 分量給液モード操作 リモートコントロールメニュー
DB-25
リモートコントロール入力および出力 オープンコレクター出力
.....................................................1-1
..................................................1-2
...........................................2-1
..........................................2-1
..............................................2-2
.........................................................3-1
............................................3-1
............................................3-2
..........................................3-2
................................................3-3
..........................................3-6
..........................................3-7
..............................................3-8
......................................3-9
...........................................3-10
...................................3-12
.........................................3-13
.........................................3-15
...............................................3-16
.....................................3-17
...........................................3-18
.................................3-20
ピン形状と結線図
.......................................3-23
.......................................3-25
ページ
................................3-4
...........................3-24
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
vMasterflex
Page 6
目次
目次(続き)
セクション
セクション
セクション
セクション
セクション
メンテナンス
4
交換部品と付属品 ヒューズ交換 清掃
.........................................................4-2
5
トラブルシューティング
トラブルシューティング表 エラー定義
付属品およびギアポンプヘッド
6
仕様
7
8
.........................................................7-1
保証、返品、テクニカルアシスタンス
保証
.........................................................8-1
返品
.........................................................8-2
テクニカルアシスタンス
.................................................4-1
..............................................4-1
..................................................4-2
.......................................5-1
......................................5-1
...................................................5-2
........................................8-2
ページ
.................................6-1
...........................8-1
vi
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 7
コントロールパネル 連続モードスクリーン 連続モード操作 定時給液モードスクリーン 定時給液モード操作 コピー給液モードスクリーン コピー給液モード操作 コピー設定スクリーン コピー設定操作 分量給液モードスクリーン 分量給液モード操作 リモートコントロールメニュースクリーン
DB-25
ピン形状と結線図 オープンコレクター出力から ヒューズ交換
..................................................4-2
............................................3-2
..........................................3-7
................................................3-8
......................................3-9
...........................................3-10
...................................3-12
.........................................3-13
.........................................3-15
...............................................3-16
.....................................3-17
...........................................3-18
........................3-20
.......................................3-23
PLC
への終端処理
.....................3-25
ページ
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
viiMasterflex
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Page 9
公称キャリブレーション容量 連続モード操作
給液モード操作 リモートコントロール入力および出力 ギアポンプヘッド
...............................................3-22
..............................................3-22
..............................................6-1
....................................3-5
...........................3-24
ページ
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
ixMasterflex
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セクション
Masterflexデジタルギアポンプ駆動部をお買い求めいただき、あり がとうございます。この駆動部は、蠕動ポンプ用標準型L/Sデジタ ル駆動部と同様の機能を多く備えています。異なったギアポンプ ヘッドを使うことにより、このシステムは、0.61から4210 mL/min の流量域を確保できます。
1
はじめに
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
1-1Masterflex
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セクション
はじめに
1
一般的な説明
Masterflexデジタルギアポンプ駆動部は、Cole-Parmerギアポンプ ヘッドに取り付けて、デジタル給液および測定ポンプシステムの 機能を果たすことができます。機能には、小型フットプリントと 積み重ね可能な駆動部が含まれています。
Masterflex デジタルドライブは、精密な液体投与、バッチ分注、 充填応用などの生産性を最大限にするために、0.1パーセントの モーター速度再現性を備えています。最高100:1のターンダウン 比、双方向の流れ、セルフプライミング能力などによって、 スムーズでシームレスな操作が可能となり、非常に広範な流量 域を得ることができます。
速度(流量)における高い正確性、精度、再現性、解明性に加え て、Masterflex駆動部は、多言語、直観性、ポンプ速度 (rpm) の 直接読み出し、流量(ユーザ選択単位)、分注数、メニューオプ ションを提供する、4行グラフィックLCD付きのマン・マシン・ インタフェースなどの機能を備えています。
使い易いキーパッドが設定点の行き過ぎを防ぎ、スクリーン上 プログラミング機能などを含むメニューオプションでのナビゲー ションを簡単にします。
この駆動部は高精度でメンテナンス不要のブラシレスモーターを 使用しているので、高い信頼性を確保できます。さらに、高い ターンダウン、優れた精度、直観的インタフェースなどにより、 Masterflex駆動部は、極度な精度と再現可能流量制御などが要求 されるアプリケーションでの使用に最適です。ポンプは様々な 製品充填量やバッチ分注プロフィールに対応できます。
1-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
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セクション
2
設置とセットアップ
駆動部を始動する
前に
周囲温度は 104° F (40° C) を超えてはならず、十分な空気流通 が必要です。
注意:ポンプ駆動部のバックパネルへのアクセスを妨げないよう にしてください。電源スイッチは簡単に手が届くような状態にし ておいてください。電源コードは簡単に外せるような状態にして おいてください。
警告:
ださい。ギア
に従ってください。
流量の精度を維持するために、ポンプヘッドのキャリブレー ションを定期的に実施してください。このマニュアルの、
キャリブレーションセクション
ポンプヘッドに関するインフォメーションは、このフラッシュ ドライブ内またはインターネット上の メーションをご覧ください。
ポンプヘッドを取り付けないで稼動することは絶対に避けてく
ポンプヘッドの適切な操作のために、すべての説明書
をご覧ください。
ポンプヘッド
インフォ
清掃やメンテナンスの際は、駆動部から電源を外してくだ さい。
注意:ポンプ駆動部についてきた電源コードセットは、ポンプ 駆動部を購入した国の必要条件を満たすようになっています。 ポンプ駆動部を別の国で使用する場合は、その国の必要条件を 満たす電源コードセットを使ってください。
危険:高電圧がかかっていて、接触可能です。機器の内部を点検
修理するときは、細心の注意を払ってください。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
2-1Masterflex
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セクション
設置とセットアップ
2
ポンプヘッド
装着
このフラッシュドライブ内またはインターネット上の、
ヘッド
インフォメーションをご覧ください。
ポンプ
注意:有害化学物質や生物因子を使用する際は、使用する物質に 対する耐性がある手袋や保護眼鏡を着用するなど、適切な保護措 置をとってください。使用する国や地域の、安全操作やシステム 維持に関する規則に従ってください。
2-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
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セクション
3
操作
駆動部をオンにする
警告:操作マニュアルで説明されている以外の方法でポンプ駆動 部を使用しないでください。ポンプ駆動部の誤操作は危険を引き 起こし、ポンプ駆動部に組み込まれている安全保護機能に支障を 与えることがあります。ポンプ駆動部に損傷がある場合は、オフ にし、トレーニングを受けた保守要員が安全性を確認するまで使 用しないでください。
1. 電源コードを、駆動部背面にあるIECコネクタに差込んでくだ さい。電源コードの反対側の端を、電源コンセントに差込み ます。
2. 駆動部背面にある電源スイッチを入れてください。
3. 駆動部を最初にオンにしたときに、言語を選択できるように
なっています。選択した言語はディフォルトとなりますが、 メインメニューで “LANGUAGE” を選ぶことにより、いつでも 変更できます。
4. 言語を選ぶと、LCDスクリーンにメインメニューがでてきま
注:
す。( スクリーンのモードに戻ります。)
初期始動後に始動させる毎に、前に使っていた操作
5. 間違って言語を変更してしまい、ユーザがディフォルト言語 (英語)にリセットしたい場合には、電源を入れるときにUP/
DOWN (䊱/䊲) キーを押し続けてください。
6. 駆動部をディフォルト設定に戻すには、電源を入れるとき に、 LEFT/RIGHT (䊴/) キーを押し続けてください。
注意:感電を避けるために、電源コードのアース線を必ず接地して ください。 は使用できません。
注意:外部のリモートコントロールケーブルに接続するときは、 駆動部の損傷を防止するために、電源を遮断してから行ってくだ さい。
EN61010-1
で定義されているように、湿気のある場所で
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-1Masterflex
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セクション
操作
3
コントロールパネル
3-1.
コントロールパネル
駆動部のメニューをナビゲートするには、LCDスクリーンの すぐ右にある
方向パッドの中央にある (ENTER) はハイライトされたフィールドやオプションの選択に使いま す。このキーはマニュアル内で ENTER キーと称され、よく でてきます。
コントロールパネル右上にある 駆動部の始動や一時停止に使います。このキーは、次の4つの 操作モードになっているときにのみ稼働します:連続モード、 定時給液モード、コピー給液モード、または分量給液モー ド。このキーはマニュアル内でSTART/STOPキーと称され、 よくでてきます。
コントロールパネル右下にある へのアクセス(早送り)に使います。押し続けていると、この キーは駆動部を許される限りの最大速度/流量で、ディスプレー に表示されている方向に操作します。押している指を離すと、 駆動部は本来の速度/流量に戻ります。
方向パッドを使います。
キーは、入力、また
(START/STOP) キーは、
PRIME) キーは、プライム
ポンプの
プライミング
3-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
1. ポンプヘッドを駆動部に装着します。
2. 吸引と放出をポンプヘッドに接続します。ポンプヘッドの説
明書に従って、ポンプをプライムします。
3. 駆動部背面にある電源スイッチで、ポンプをオンにしてくだ さい。
4. 駆動部コンソールの PRIME プライムします。キーを押している指を離すと、プライミング が停止します。
5. ポンプヘッドの操作と安全要件に関しては、ポンプヘッド操 作マニュアルを参照してください。
キーを押し続け、ポンプを
Masterflex
Page 17
セクション
操作
3
メインメニュー
CONTINUOUS MODEは、このマニュアルの
連続モード
を指して
います。
TIME DISPENSE MODE
は、このマニュアルの定時給液モードを
指しています。
COPY DISPENSE MODEは、このマニュアルの
コピー給液モード
を指しています。
VOLUME DISPENSE MODEは、このマニュアルの
分量給液モード
を指しています。
REMOTE CONTROL MODEは、このマニュアルの
ロールモード
を指しています。
リモートコント
CUMULATIVE VOLUME: 駆動部は、流量単位に基いて、累積容 量を保存·表示します(このセクションの SETUP MENU 参照)。 累積容量は、ゼロにリセットすることもできます。
注:
累積容量は、選択されたチュービングサイズによって決まり
ます。(このセクションのSETUP MENU参照。)
SOUNDS: キーパッドを押したとき、あるいは分注またはバッチ 終了時に、「ビーッ」という音が聞こえます。
AUTOSTART: ディフォルトでは、電源が入ったときに駆動部は 再始動しないようになっています。この機能を利用するには AUTOSTARTを選び、ONにしてください。これで、電源が入っ たときに駆動部が再始動するようになりました。
DISPLAY CONTRAST: このディスプレーは、このメニューアイテム を選んだ後、UP/DOWN (/䊲) 矢印を使って調節できます。
LANGUAGE: このメニューを選ぶと、ユーザは7つの言語から選ぶ ことができます。
注:
間違って言語を変更してしまい、ユーザがディフォルト言 語(英語)にリセットしたい場合には、電源を入れるときに UP/ DOWN(/) キーを押し続けてください。
DEFAULT SETTINGS: このメニューアイテムを選び ENTER キー を押すと、ディフォルト設定に戻ります。駆動部をディフォルト 設定に戻すには、電源を再び入れるときに、LEFT/RIGHT (/䊳) キーを押し続けてください。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-3Masterflex
Page 18
セクション
操作
3
ポンプヘッド
キャリブレーション
1. ポンプヘッドを駆動部に装着します。
2. 吸引と放出をポンプヘッドに接続します。
3. ポンプヘッドの説明書に従って、ポンプをプライムします。
4. 容器はメモリ付きのものを使うか、または精度を高めるため
に計量装置にのせた容器でもかまいません。
計量装置を使う場合、水の重量とかさの許容換算比は
1 gram = 1 mLです。
5. 駆動部背面にある電源スイッチで、駆動部をオンにしてくだ
さい。
6. メインメニューにいくか、SETUPアイコン
を選んで
ENTERキーを押してモードセットアップメニューにいって
ください。UPDOWNキーを押してメインメニューまたは セットアップメニューの CAL をハイライトし、ENTERキーを 押します。
7. 駆動部を、希望する流れ方向、ポンプヘッド、流量に設定し ます。この設定は、CAL スクリーンを出入りする際に、他の モードスクリーンで維持・転送されます。
流れ方向は、方向キーパッドで方向矢印をハイライトして 設定します。ENTERを押すと、矢印がCWCCWで切り 替わります。
ポンプヘッドは、方向キーパッドでチューブサイズフィー ルドをハイライトして設定します。ENTERを押し、UP/ DOWNキーを使ってポンプヘッドを選びます。ENTERを 押して選択項目をSAVEし、CALスクリーンに戻ります。
推定流量は、方向キーパッドで流量フィールドをハイライ トして設定します。ENTERを押し、LEFT/RIGHT キーを 使って変更する桁を選びます。UP/DOWN キーを使って 流量値を調節します。ENTERを押して設定をSAVEし、矢印 キーを使ってフィールドから EXITします。キャリブレー ションが完了すると、駆動部がこの流量を調節します。
キャリブレーション容量は一定で、変更できません。
8. 駆動部コンソールの PRIME
キーを押し続け、ポンプを
プライムします。キーを押している指を離すと、プライミン グが停止します。
9. 計量容器をポンプアウトレットに置きます。STARTフィール ドをハイライトし、ENTER キーを押します。選択された推定 流量のディフォルト値に基いて、駆動部が稼働します。
3-4
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 19
セクション
操作
3
ポンプヘッド
キャリブレーション
(続き)
10. キャリブレーション稼働が完了すると、CAL VOLUMEフィール ドがハイライトされます。ENTERキーを押し、CAL VOLUME を測定量に調節します。LEFT/RIGHTキーを使って変更する 桁を選び、UP/DOWN キーで量を調節し、ENTERを押して設 定をSAVEしてフィールドからEXITします。
キャリブレートされたチュービングサイズを選ぶと、小文字
の“c”が表示されます。容量の単位は、流量の単位によって決 まります。容量単位がmLの場合、流量単位は mL/min にな り、容量単位がozの場合、流量単位はoz/minになります。
ポンプヘッドキャリブレーションに関する注記
キャリブレーションの最中に駆動部が停止したら、容器を 空にして、手順を最初から始めてください。
許容最大流量 (ディフォルト最大流量) でのキャリブレー ション時間は30秒です。
容量/回転の再計算によって、ポンプヘッドキャリブレー ションの後で最小・最大流量が変わります。
3-1.
公称キャリブレーション容量
“N21” 1137.6 568.8 “N23” 2304 1152 “N25” 3276 1638 “P23” 936 468 “P25” 2088 1044 “P35” 4212 2106 “T23” 331.2 165.6 “V21” 151.2 75.6 “V23” 302.4 151.2 “X21” 61.2 30.6
サイズ
最大
(mL/min)
キャリブレーション充填容量
ギアサイズとモデル番号は、セクション6-1を参照してください。
(mL)
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-5Masterflex
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セクション
操作
3
セットアップ
メニュー
4つのどの操作モードスクリーンでも、右上にSETUPアイコン がありますが、これを使うとSETUPメニューへのアクセスが素早 くできます。SETUPメニューからアクセスできるオプションは、 その時使用している操作モードによって異なります。
1. SETUPメニューの選択:4つのどの操作モードにいても、 方向パッドと入力キーを使って、モード操作スクリーンから
SETUPアイコンを選択できます。
2. SETUPメニューのナビゲーション:方向パッドと ENTERキー
を使って、希望する設定を選んでください。
全モードに共通な設定機能の詳細は次の通りです。他の設定は その時点で使用されている特定の操作モードによって異なり、 モード操作スクリーンからもアクセスできます。
流量単位:表示したい流量単位を選んでください。
ポンプヘッド:サイズと最大流量が表示されます。希望するポンプ
ヘッドサイズを選んでください。
流量:スクリーンの一番上にでている流量単位で、流量を設定し ます。(
流量単位を変更するには、上記の
流量単位
を参照。)
注:
レートフィールド全体がハイライトされたら、ENTERキーを 押します。桁はUP/DOWN矢印を使って個別にナビゲートでき、 LEFT/RIGHT矢印を使って桁の切替ができます。ベストな流量を 選んだら、再び ENTER を押して確定します。
ポンプヘッドキャリブレーション:
ション
参照。
ポンプヘッドキャリブレー
ポンプ方向:ポンプの流れ方向を選択します。
サウンド:キーパッド、分注やバッチ終了のビーッというを選択
します。
リモートコントロール:
リモートコントロール
参照。
キーパッドロックアウト:キーパッドのロックやロック解除を 可能にします。
累積容量:累積容量を見て、リセットします。
3-6
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
メインメニュー:メインメニューに戻ります。
出る:モード操作スクリーンに戻ります。
Masterflex
Page 21
セクション
操作
3
連続モードスクリーン
ディスプレー凡例:下図は、連続モードでの駆動部のスクリーンディスプ レーです。スクリーン上のインフォメーションの説明は次の通りです。
I
G
H
3-2.
連続モードスクリーン
A
100.00
F
B
C
D
mL/min
E
P25
A. モードディスプレー:駆動部操作に使われる、現在の操作モー
ド。ハイライトされたときにENTERキーを押すと、異なった 操作モードを循環します。
B. セットアップ
このアイコンのENTERキーを押すと、セッ
トアップスクリーンにいきます。セットアップスクリーンに、 連続モード操作スクリーンからアクセスできるほとんどの機能 が入っています。それには、流れの単位、チュービングサイズ、 流量、ポンプ方向、リモートコントロール、キーパッドロック アウトなどが含まれています。セットアップスクリーンから は、ポンプヘッドキャリブレーション、サウンド、累積容量、 メインメニューへもアクセスできます。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの方
向が右回りと左回りで切り替わります。
D. 流れの単位:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの単位
選択クリーンにいきます。
注:
%rpmは、連続モードでのみ 選択できます。コピー給液モードまたは分量給液モードに切り 替えると、%とrpm 単位はmL/minに変わり、値は選んだポンプ ヘッドサイズによって決定されます。
E. ポンプヘッドサイズ:このアイコンのENTERキーを押すと、
ポンプヘッドサイズ選択スクリーンにいきます。
F. 現在の流量:中央の桁は、右側に表示されている選択された単
位での、駆動部の流量を示しています (図3-2、位置D参照)。
G. ローカル/リモート
または
PこのアイコンのENTERキー
を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンに いきます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロー ルモードかリモートコントロールモードかを表示しています。 中央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカル モードになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかっ たら、駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
このアイコンのENTERキーを押すと、
キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キーパッドを ロックすると、駆動部の設定の変更が防止されます。ロックさ れると、このアイコンが
に変わります。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-7Masterflex
Page 22
セクション
操作
3
連続モード操作
100.00
3-3.
連続モード操作
1. 始動:メインメニューで ENTER キーを使って連続モードを 選び、連続モード操作スクリーンにいきます。
2. ポンプヘッドのキャリブレーション:詳細に関しては、「ポン プヘッドキャリブレーション」参照。
3. 外部供給品の準備:吸入端を供給液に挿入します。次に放出末 端を、希望する容器に挿入してください。
4. 駆動部始動:この操作スクリーンでSTART/STOPキーを押す と、表示されている速度/流量および方向で、駆動部が始動し ます。連続モードでは、駆動部は表示された速度/流量および 方向で、連続して操作します。
5. 駆動部停止:駆動部を一時休止/停止させるには、コンソール 右上角にあるSTART/STOPキーを押してください。
6. 速度/流量変更:駆動部の速度/流量を変更するには、方向 パッドでディスプレー中央の数値フィールドをハイライト し、ENTERキーを押します。これによって、駆動部の速度/ 流量の、一番右側の桁 (流れの単位によって、1/10、1/100、 1/1000等) が変えられるようになります。方向パッドでUP矢印 を押すと、速度/流量が1だけ増え、DOWN矢印を押すと速度/ 流量が1だけ減ります。ENTERキーをもう一度押 すと、現在使 用している特定の流れ単位で操作可能な桁がすべて表示され、 方向パッドのLEFT/RIGHT矢印で桁間移動、そしてUP/DOWN 矢印で値の増減変更ができます。希望する速度/流量を選んだ ら、ENTERキーをもう一度押して、駆動部がその速度/流量で 操作するように確定します。
mL/min
P25
3-8
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
7. 流れの単位変更:駆動部の流れの単位を変えるには、START/ STOPキーを使って駆動部を一時休止させます。次に方向パッ
ドで流れの単位アイコンを選び、ENTERキーを押してくださ い。方向パッドのUP/DOWN び、ENTERキーを押して確定します。駆動部はその流れの 単位で操作します。駆動部の操作を再開するには、START/ STOPキーを押してください。
矢印で希望する流れの単位を選
Masterflex
Page 23
セクション
操作
3
定時給液モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、定時給液モードでの駆動部のスク リーンディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの 説明は次の通りです。
I
G
H
3-4.
定時給液モードスクリーン
00:00:00
A
1000/2000
B
C
D
E
F
A. モードディスプレー:現在の操作モード。 B. セットアップ
セットアップスクリーンを使って、流れの 単位、ポンプヘッドサイズ、流量、ポンプヘッドキャリブレー ション、サウンド、累積容量、メインメニューを選択できま す。セットアップスクリーンには、定時給液モード操作スク リーンからアクセスできるいくつかの機能が入っています。 それには、ポンプ方向、オン/オフ時間、バッチ数、リモートコ ントロール、キーパッドロックアウトなどが含まれています。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの方
向が右回りと左回りで切り替わります。
D. ポンプON時間:このフィールドがハイライトされていると、
駆動部はONになっています。
注:
ONからOFF時間に切り替
えると、駆動部は00:00を表示しません。
E. ポンプOFF時間:このフィールドがハイライトされていると、
駆動部はOFFになっています。
F. バッチ数:そのバッチで分注されたサイクル数を表示します。 G. ローカル/リモート
または :このアイコンの ENTER キー を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンに いきます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロー ルモードかリモートコントロールモードかを表示しています。 中央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカル モードになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかっ たら、駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
このアイコンの ENTER キーを押す
と、キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キー パッドをロックすると、駆動部の設定の変更が防止されま す。ロックされると、このアイコンが
に変わります。
I. 時間表示:中央の桁は、ディスプレーの右側にハイライトさ
れているONまたはOFF時間の、残り時間を示しています ( 3-4、位置 D または E)
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-9Masterflex
Page 24
セクション
操作
3
定時給液モード操作
00:00:00
1000/2000
3-5.
定時給液モード操作
1. 始動:メインメニューで、定時給液モードを選択する入力キー を使って、定時給液モード操作スクリーンにいきます。
2. ポンプヘッドのキャリブレーション:詳細に関しては、「
ンプヘッドキャリブレーション
3. 設定の選択:流れの単位、ポンプヘッドサイズ、流量、ポンプ 方向等を選びます。詳細については「 してください。
4. ポンプヘッドの準備:吸入端を供給液に挿入します。次に放 出末端を、希望する容器に挿入してください。
5. 流量の選択:方向パッドと ENTER キーを使って、セットアッ プアイコンを選んでください。方向パッドのUP/DOWN矢印 を使って、流量を選択します。流量選択スクリーンでENTER キーを押し、方向パッドのUP/DOWN矢印で希望する流量を 選んでください。素早く入力するには、方向パッドの LEFT/ RIGHT矢印を使って桁間移動、そしてUP/DOWN矢印で値の 増減変更ができます。ENTERをもう一度押して、選んだ流量 を確定します。方向パッドでEXITを選び、定時給液モード セットアップスクリーンに戻ります。
6. ON時間設定:ON時間を設定するには、方向パッドとENTER キーを使って、ONフィールドを選んでください (図3-4、位 置D参照)。こうすると、スクリーン中央のタイマーがハイ ライトされます (図3-4、位置I参照)。ENTERをもう一度押 して、UP/DOWN矢印でタイマーをセットします。LEFT/ RIGHT矢印で、桁を切り替えます。ベストなON時間を選ん だら、再びENTERを押して確定します。駆動部は、スクリー ンの中央にでている時間だけ稼働します。
」参照。
SETUPメニュー
」を参照
3-10
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 25
セクション
操作
3
定時給液モード操作
(続き)
7. OFF時間設定:OFF時間を設定するには、方向パッドと ENTER キーを使って、OFFフィールドを選んでください (図3-4、位置E 参照)。こうすると、スクリーン中央のタイマーがハイライト されます (図 3-4、位置 I 参照)。ENTER をもう一度押して、 UP/DOWN矢印でタイマーをセットします。LEFT/RIGHT矢印 で、桁を切り替えます。ベストな OFF 時間を選んだら、再び ENTERを押して確定します。駆動部は、スクリーンの中央に
注:
でている時間だけ停止します。
OFF時間が00:00:00に設定 されている場合、次の分注を開始するには、キーパッドまたは リモートI/OコネクタからのSTART/STOP入力が必要です。
8. バッチサイズの選択:選択されたON/OFF時間で駆動部を稼 働させる前に、バッチサイズを選んでください。そうするに は、方向パッドと ENTERキーを使って、BATCH アイコンを 選びます (図3-4、位置F参照)。バッチカウントスクリーンで ENTER キーを押し、方向パッドのUP/DOWN矢印で希望する バッチサイズを選んでください。LEFT/RIGHT矢印で、桁を 切り替えます。ENTERをもう一度押して、選んだバッチサイ ズを確定します。ゼロ (0) に設定されている場合、駆動部は無 限のサイクルで稼働し、∞記号が表示されます。方向パッドで
EXITを選び、定時給液操作スクリーンに戻ります。
9. 駆動部始動:これで駆動部操作の設定ができました。駆動部
を始動させるには、右上角にあるSTART/STOPキーを押して ください。バッチ操作中に流れ方向、ポンプヘッドサイズ、 流れの単位、流量などを調整するために、駆動部はいつでも 一時休止できます。
10. バッチの再設定:バッチを再設定するには、方向パッドと ENTERキーを使って、BATCHアイコンを選びます ( 3-4
位置F参照)。バッチ数スクリーンで方向パッドを使ってRESET を選びENTERキーを押すとバッチ数が再設定され、EXITを 選ぶとメインの定時給液モード操作スクリーンに戻ります。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-11Masterflex
Page 26
セクション
操作
3
コピー給液モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、コピー給液モードでの駆動部のスク リーンディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの 説明は次の通りです。
A
J
I
H
3-6.
コピー給液モードスクリーン
100.00
53 %
1000/2000
G
B
C
D
E
F
A. モードディスプレー:現在の操作モード。 B. セットアップ
セットアップスクリーンを使って、流れの 単位、ポンプヘッドサイズ、流量、ポンプヘッドキャリブレー ション、サウンド、累積容量、メインメニューを選択できま す。セットアップスクリーンには、定時給液モード操作スク リーンからアクセスできるいくつかの機能が入っています。 それには、ポンプ方向、オン/オフ時間、バッチ数、リモートコ ントロール、キーパッドロックアウトなどが含まれています。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの方
向が右回りと左回りで切り替わります。
D. コピー量スクリーン:
コピーセッティングスクリーン
、図3-8
参照。
E. ポンプOFF時間:駆動部がOFFになっているとハイライトされ
ます。
F. バッチ数:そのバッチで分注されたサイクル数を表示します。 G. ローカル/リモート
または :このアイコンのENTERキー を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンに いきます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロー ルモードかリモートコントロールモードかを表示しています。 中央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカル モードになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかった ら、駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
このアイコンの ENTER キーを押す
と、キーパッドロ ックアウトスクリーンにいきます。キー パッドをロックすると、駆動部の設定の変更が防止されま す。ロックされると、このアイコンが
に変わります。
I. 終了率:このアイコンは、分注済み液体をパーセントで表し
ています。
3-12
J. コピー容量: 分注時または OFF 時間のコピー容量を表示し
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
ます。
Masterflex
Page 27
コピー給液モード操作
セクション
操作
100.00
53 %
1000/2000
3-7.
コピー給液モード操作
1. 始動:メインメニューで、ENTERキーを使ってコピー給液モー ドを選択し、コピー給液モード操作スクリーンにいきます。
3
2. ポンプヘッドのキャリブレーション:詳細に関しては、「
ンプヘッドキャリブレーション
3. 設定の選択:希望する流れの単位、ポンプヘッドサイズ、 流量、ポンプ方向等を選びます。詳細については「SETUPメ ニューを使って」を参照してください。
4. ポンプヘッドの準備:吸入端を供給液に挿入します。次に放 出末端を、希望する容器に挿入してください。
5. コピー量設定:
6. OFF 時間設定:方向パッドと ENTER キーを使ってディス
プレーでOFFを選び、ポンプOFF時間を入力します。方向パ ッドとENTERキーを使って、ポンプOFF時間を設定してく ださい。スクリーン中央のタイマーがハイライトされ、UP/ DOWN矢印を使うと、時間間隔の最も右側の桁を増加/減少さ せることができます。LEFT/RIGHT矢印で、桁を切り替えま す。ベストなOFF時間を選んだら、再び ENTER を押して確定 します。駆動部は、スクリーンの中央にでている時間だけ休 止します。 の分注を開始するには、キーパッドまたはリモートI/Oコネク タからのSTART/STOP入力が必要です。
コピー設定操作
注:
OFF時間が00:00:00に設定されている場合、次
」参照。
を参照。
7. バッチサイズ設定:方向パッドと ENTER キーを使って、操作 スクリーンからバッチ数アイコンを選んでください(図3-6、 位置F参照)。バッチ数スクリーンで、UP/DOWN矢印を使って バッチサイズを選びます。ENTERを押してバッチサイズを確 定します。ゼロ (0) に設定されている場合、駆動部は無限の サイクルで稼働し、∞記号が表示されます。EXITを選んで、 コピー給液モードスクリーンに戻ります。
バッチ数は、BATCH COUNTスクリーンでRESETを選ぶこ とにより、リセットできます。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-13Masterflex
Page 28
セクション
操作
3
コピー給液モード操作
(続き)
8. 駆動部操作:選択されてスクリーンに表示されている設定で 駆動部を操作するには、START/STOPキーを押してください。 もう一度押すと、駆動部が一時休止·停止します。バッチが完 了すると、駆動部は自動的に停止します。
9. バッチ数リセット:方向パッドとENTERキーを使って、 BATCH COUNTアイコンを選びます (図3-6、位置F参照)。 BATCH COUNTスクリーンでRESETを選び、ENTER キーを
押すとバッチ数がリセットされます。EXITを選んで、コピー モード操作スクリーンに戻ります。
10. 最大給液時間:コピーモードでの最大給液仕様は、3600rpm 80+時間以上です。実際の最大容量は、選択されたポンプヘッド
サイズと流れの単位によって決まります。
3-14
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 29
セクション
操作
3
コピー設定スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、コピー設定モードでの駆動部のスク リーンディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの 説明は次の通りです。
H
3-8.
コピー設定スクリーン
A
10000
GF
B
mL/min
L
C
D
E
A. モードディスプレー:現在の操作モード。
B. STARTこのアイコンは、コピー容量を設定できるように
駆動部を始動させます。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの
方向が右回りと左回りで循環します。
D. 容量単位:これは、流量によって決まります。
E. STOPこれはコピーを停止させ、分注容量を設定します。
位置Hに表示されます。
F. CLEARこれを選択すると、スクリーンに表示されている数
字がクリアされ、新しいコピー容量を選べるようになります。
G. EXITコピー給液モードに戻ります。
H. 容量:これはコピー時に分注された量です。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-15Masterflex
Page 30
セクション
操作
3
コピー設定操作
始動
mL/min
mL
停止出口
3-9.
コピー設定操作
複写
10000
解消
1. 始動:COPY DISPENSE MODEスクリーンからCOPYを選ん で、ENTERを押します。
2. 容量をクリアする:方向キーバッドでCLEARを選んで、 ENTERを押します。
3. コピー容量を確立する:ユーザは3つの方法から選べます。
a. 希望する容器を放出末端に置きます。 START/STOPキー
を押して、液体分注を開始します。希望する容量になった ら、START/STOPキーをもう一度押してください。EXITを 選び、ENTERを押します。駆動部がコピー値をメモリに保 存し、その値をCOPY DISPENSEMODEで使います。
b. 希望する容器を放出末端に置きます。スクリーンでSTART
フィールドを選び、ENTERキーを押すと液体の分注が始ま ります。駆動部は、スクリーンのSTOPフィールドをハイ ライトしています。希望する容量になったら、ENTERキー を押して停止させます。EXITを選び、ENTERを押しま す。駆動部がコピー値をメモリに保存し、その値をCOPY
DISPENSE MODEで使います。
c. 希望する容器を放出末端に置きます。START/STOP入力
接点をクローズし、液体分注を開始します。希望する容 量になったら、START/STOP入力の接点をクローズし、 リリースしてください。EXITを選び、ENTERを押しま す。駆動部がコピー値をメモリに保存し、その値をCOPY DISPENSE MODEで使います。
注:
COPY SETTINGスクリーンとCOPY DISPENSEモードスクリー ンで容量として表示されている値は、選択された流れの単位に基 いています。RPM%は無効です。そのような単位が選択された 場合には、駆動部はCOPY DISPENSE MODEで、ポンプヘッドサ イズによって決定される容量をmLで表示します。
3-16
この換算の精度を高めるには、PUMP HEAD CALIBRATIONを ご覧ください。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 31
セクション
操作
3
分量給液モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、連続モードでの駆動部のスクリーン ディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの説明 は次の通りです。
3-10.
A
I
G
H
100.00
1000/2000
分量給液モードスクリーン
B
C
D
mL
E
F
A. モードディスプレー:現在の操作モード。
B. セットアップ
セットアップスクリーンを使って、流れの 単位、ポンプヘッドサイズ、流量、ポンプヘッドキャリブレー ション、サウンド、累積容量、メインメニューを選択できま す。セットアップスクリーンには、定時給液モード操作スク リーンからアクセスできるいくつかの機能が入っています。 それには、ポンプ方向、オン/オフ時間、バッチ数、リモートコ ントロール、キーパッドロックアウトなどが含まれています。
C. 流れの方向:このアイコンの ENTER キーを押すと、流れの
方向が右回りと左回りで循環します。
D. 流れの単位:希望する流れの単位を選んでください。
E. ポンプOFF時間:駆動部がOFFになっているとハイライトされ
ます。
F. バッチ数:そのバッチで分注されたサイクル数を表示します。
G. ローカル/リモート
または :このアイコンのENTERキー を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンにい きます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロール モードかリモートコントロールモードかを表示しています。中 央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカルモー ドになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかったら、 駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
このアイコンのENTERキーを押すと、
キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キーパッドを ロックすると、駆動部の設定の変更が防止されます。ロックさ れると、このアイコンが
に変わります。
I. 容量:分注時またはOFF時間のコピー容量を表示します。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-17Masterflex
Page 32
セクション
操作
3
分量給液モード
操作
100.00
1000/2000
3-11.
1.
2. ポンプヘッドのキャリブレーション: 詳細に関しては、「
3. 設定の選択:希望する流れの単位、ポンプヘッドサイズ、
4. チュービングの準備:吸入端を供給液に挿入します。次に放
5. 希望する容量設定:方向パッドでディスプレー中央の数値
分量給液モード操作
始動:メインメニューで、ENTERキーを使って分量給液モードを 選択し、分量給液モードスクリーンにいきます。
ンプヘッドキャリブレーション
流量、ポンプ方向等を選びます。詳細については「
メニュー
出末端を、希望する容器に挿入してください。
フィールドをハイライトし、ENTERキーを押します。これに よって、駆動部の液体容量の、最も右側の桁 (流れの単位に よって、1/10、1/100、1/1000等)が変えられるようになります。 方向パッドでUP矢印を押すと、容量が1だけ増え、DOWN矢 印を押すと容量が1だけ減ります。ENTERキーをもう一度押す と、現在使用している特定の容量単位で操作可能な桁がすべ て表示され、方向パッドのLEFT/RIGHT矢印で桁間移動、そし てUP/DOWN矢印で値の増減変更ができます。希望する容量 を選んだら、ENTERキーをもう一度押して、駆動部がその容 量で操作するように確定します。駆動部の操作を再開するに は、START/STOPキーを押してください。
」を参照してください。
」参照。
L
SETUP
3-18
6. ポンプOFF時間設定:方向パッドとENTERキーを使ってディス
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
プレーでOFFを選び (図3-10、位置E参照)、休止時間を入力しま す。方向パッドとENTER キーを使って、ポンプOFF時間を 設定してください。スクリーン中央のタイマーがハイライトさ れ、UP/DOWN矢印を使うと、時間間隔の最も右側の桁を増加/ 減少させることができます。タイマーがハイライトされている ときにもう一度ENTERを押すと、桁はUP/DOWN矢印を使って 個別にナビゲートでき、LEFT/RIGHT矢印を使って桁の切替が できます。ベストなOFF時間を選んだら、再びENTERを押して 確定します。駆動部は、スクリーンの中央にでている時間だけ
注:
休止します。 分注を開始するには、キーパッドまたはリモートI/Oコネクタか らの START/STOP入力が必要です。
OFF時間が00:00:00に設定されていると、次の
Masterflex
Page 33
セクション
操作
3
分量給液モード
操作(続き)
7. バッチサイズ設定:方向パッドとENTERキーを使って、操作 スクリーンからバッチ数アイコンを選んでください (図3-10、 位置F参照)。バッチ数スクリーンで、UP/DOWN矢印を使って バッチサイズを選びます。ENTERを押してバッチサイズを確 定します。ゼロ (0) に設定されていると、駆動部は無限のサイ クルで稼働し、∞記号が表示されます。EXITを選んで、駆動 部操作スクリーンに戻ります。
バッチ数は、BATCH COUNTスクリーンで RESET を選ぶ
ことにより、リセットできます。
8. 駆動部の操作:選択されてスクリーンに表示されている設定 で駆動部を連続して操作するには、START/STOPキーを押して ください。もう一度押すと、駆動部が一時休止・停止します。 バッチが完了すると、駆動部は自動的に停止します。
9. バッチ数リセット:方向パッドとENTER キーを使って、 BATCH COUNTアイコンを選びます (図3-10、位置F参照)。 BATCH COUNTスクリーンでRESETを選び、ENTERキー を押すとバッチ数がリセットされます。EXIT を選んで、 COPYMODE OPERATIONスクリーンに戻ります。
10. 最大給液時間:容量モードでの最大給液仕様は、3600rpm 80+時間以上です。実際の最大容量は、選択されたポンプヘッ
ドサイズと流れの単位によって決まります。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-19Masterflex
Page 34
セクション
操作
3
リモートコントロール
メニュー
3-12.
リモートコントロールメニュースクリーン
NAVIGATIONメインメニューまたはSETUPメニューでREMOTE CONTROLを選んで、ENTERを押してださい。
LOCALこれが選択されていると、駆動部はフロントパネルキーパッ ド、始動/停止入力、方向入力、またはプライム入力でコントロール されます。
CURRENT INPUTこれが選択されていると、駆動部はリモートコ ントロールになっています。この状態になっていると、ユーザが流れ を制御する電流信号を入力できます。ユーザは、電流と流れの最小 設定点、最大設定点、中間設定点を調節するオプションから選べま す。ディフォルトとして、最小 (MIN) 電流は4.2 mA、流れは0に設定 されています。最大 (MAX) 電流は20 mA、流れは最大に設定されてい ます。中間 (MID) は電流と流れに対して自動的に計算され、MINMAXの真ん中になります。他のプロフィールが必要な場合、MIDは 調節できます。必要な場合には、スケーリングを逆にすることもでき ます。CURRENT INPUT MODEが選択されていることを確認するに は、リモートコントロールメニューに戻ってからEXITを選び、次に CONTINUOUS PUMP MODEを選んでください。リモート電流入力 モードを解除するには、LOCALを選びENTERを押してください。
3-20
注:電流入力が選択されていると、REMOTE CONTROL MODEから出CONTINUOUS PUMP MODEを選ぶまで、駆動部は始動しません。
CURRENT OUTPUT:この状態になっていると、特定の流れでの電 流出力をユーザが調節できます。ユーザは、電流と流れの最小設定 点、最大設定点、中間設定点を調節するオプションから選ぶことが できます。ディフォルトとして、最小 (MIN) の流れは0.00に、電流 は4.0 mAに設定されています。最大 (MAX) は流れが最大、電流は
20.0 mAに設定されています。中間 (MID) は電流と流れに対して自 動的に計算され、MINとMAXの真ん中になります。他のプロフィー ルが必要な場合、MIDは調節できます。これによって、電流出力の 3点キャリブレーションが可能になります。この3 です。必要な場合には、スケーリングを逆にすることもできます。 注:電流出力を選んでも、リモートコントロールモードにはなりま せん。VOLTAGE INPUTまたはCURRENT INPUTを選んで初めて、 リモートコントロールモードにすることができ、ハウスアイコンが 空になります (図3-2、位置G参照)。注:電流出力は、稼働コマンド 速度を表しています。ポンプが稼働しているかを示すには、モーター 稼働接点 (普通はオープン/クローズ) を使ってください。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
点間の流れは線形
Masterflex
Page 35
セクション
操作
3
リモートコントロール
メニュー(続き)
VOLTAGE INPUT:これが選択されていると、駆動部はリモートコン トロールになっています。この状態になっていると、ユーザが流れを 制御する電流信号を入力できます。ユーザは、電流と流れの最小設定 点、最大設定点、中間設定点を調節するオプションから選べます。 ディフォルトとして、最小 (MIN) 電圧は00.1 V DCに、そして流れは
00.0に設定されています。最大 (MAX) 10.0 V DCに、そして流れは最
大に設定されています。中間 (MID) は電圧と流れに対して自動的に計 算され、MINMAXの真ん中になります。他のプロフィールが必要な 場合、MIDは調節できます。必要な場合には、スケーリングを逆にす ることもできます。VOLTAGE INPUT MODEが選択されていることを 確認するには、リモートコントロールメニューに戻ってからEXITを選 び、次にCONTINUOUS PUMP MODEを選んでください。リモート 電圧入力モードを解除するには、LOCALを選びENTERを押してくだ さい。
注:電圧入力が選択されていると、REMOTE CONTROL MODEから出CONTINUOUS PUMP MODEを選ぶまで、駆動部は始動しません。
VOLTAGE OUTPUT:この状態になっていると、ユーザが特定の流れ での電圧出力を調節できます。ユーザは、電圧と流れの最小設定点、 最大設定点、中間設定点を調節するオプションから選べます。ディフォ ルトとして、最小 (MIN) の流れは 00.00 に、電圧は00.0 V DCに設定さ れています。最大 (MAX) は流れが最大、電圧は10.0 V DCに設定され ています。中間 (MID) は電圧と流れに対して自動的に計算され、MIN とMAXの真ん中になります。他のプロフィールが必要な場合、MIDは 調節できます。これによって、電圧出力の3点キャリブレーションが 可能になります。この3点間の流れは線形です。必要な場合には、 スケーリングを逆にすることもできます。注:電圧出力を選んでも、 リモートコントロールモードにはなりません。VOLTAGE INPUTまたは CURRENT INPUTを選んで初めて、リモートコントロールモードにす ることができ、ハウスアイコンが空になります (図
3-2、位置G参照)。 注:電圧出力は、稼働コマンド速度を表しています。ポンプが稼働し ているかを示すには、モーター稼働アウトプットを使ってください。
START/STOPSTART/STOP入力は、駆動部の稼働時にOFF (工場ディ フォルト) またはONに設定できます。
OFFを選んだ場合 (工場ディフォルト)、START/STOP入力の使用はオプ ションになります。START/STOP入力がオープンになっていると、駆 動部はSTART/STOPキー、PRIMEキー、またはPRIME入力を使って始 動できます。リモートモードでは、入力で十分な電流または電圧があ れば、駆動部は稼働します。
START/STOP入力がクローズになっていると、START/STOP入力が オープンになる、またはSTART/STOPキーを押すまで駆動部が稼働し ます。定時給液モード、コピー給液モード、分量給液モードでは、 START/STOPを瞬時クローズさせるだけで駆動部を始動させること ができます。駆動部が給液モードのどれかですでに稼働している場 合には、START/STOPを瞬時クローズさせるだけで駆動部を停止さ せることができます。SET COPY MODEでのSTART/STOP入力機能は CONTINUOUS MODEと同じで、クローズすると駆動部はオープン するまで稼働します。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-21Masterflex
Page 36
セクション
操作
3
リモートコントロール
メニュー(続き)
ONを選んだ場合、START/STOP入力機能は、かなり簡略化されま す。START/STOP入力がクローズされていない場合、駆動部はど のような状態でも稼働しません。
3-2.
メニュー設定 セットアップ 入力
オプション
自動 始動/停止 始動 必要
(十分なレベル)
駆動部応答  (十分なレベル存在)
オフ オフ オフ
オフ オン
オフ
オン オン オン
オン
オン
注:
連続モードでSTART/STOP入力を使っていると、駆動部は接点をクローズすると始動し、
接点がオープンすると停止します。
連続モード操作
始動/停止 内部モード
オフ オフ オフ
オン
オフ オフ オフ
オン
オン
駆動部状態
オープン オープン クローズ
オープン
クローズ
オープン オープン クローズ
オープン
クローズ
S/S
S/S
S/S
S/S
S/S
S/S
電源オフ時の
稼働
非稼働
クローズにより
強制稼働
オープンにより
強制非稼働
クローズにより
強制稼働
クローズにより
強制稼働
オープンにより
強制非稼働
クローズにより
強制稼働
稼働
非稼働
mA
電源オン時の
駆動部応答
非稼働 非稼働 非稼働
非稼働
非稼働
稼働
非稼働
稼働
非稼働
稼働
または
電源オフ時の
駆動部稼働
電源オン時の
V
非稼働 非稼働 非稼働
非稼働
非稼働
稼働 稼働 稼働
非稼働
稼働
モード
3-3.
メニュー設定セットアップオプション 始動/停止
自動始動
必要
オフ オフ オフ
オフ
オフ
オン オン オン
オン
オン
注:
給液モードでSTART/STOP MENU SETUPオプションがOFFになっていると、駆動部は瞬時
*
の接点閉鎖で分注を始動し、分注周期と間隔周期にあるときの瞬時の接点閉鎖で分注を停止 します。
給液モード操作
始動/停止
オフ オフ オフ
オン
オン
オフ オフ オフ
オン
オン
入力
オープン オープン
クローズ
* S/S
オープン
S/S
クローズ
S/S
オープン オープン
クローズ
* S/S
オープン
S/S
クローズ
S/S
電源オフ時の
駆動部状態
非稼働
クローズにより
強制稼働
オープンにより
強制非稼働
クローズにより
強制稼働
非稼働
クローズにより
強制稼働
オープンにより
強制非稼働
クローズにより
強制稼働
稼働
稼働
電源オン時の
駆動部応答
非稼働 非稼働 非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
稼働
稼働
稼働
3-22
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 37
セクション
操作
3
DB-25
ピン
形状と結線図
接点構成
A.
停止/始動
B.
右回り/左回り
C. 出力 0-20mA; 4-20mA D.
入力
0-20mA; 4-20mA
E.
入力
0-10V
F.
出力
0-10V
G.
タコメータ出力
3-13. DB-25
ピン番号 概要
DB-25
1 2 3 4 5 6 ( 7 8 ( 14 15 16 17 18 19 20 9 10 11 12 21 22 23 24 25 Aux 24V+ (150 mA) 13 Aux 24V- (150 mA)
M
L
JI C E
13 112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2
25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14
K
H. I. J. K. 24V (150mA L. M.
G
HA
プライム モーター稼働 モーター稼働
最大 一般的な警報 ローカル/リモートインディケータ
F
D
B
N.O.接点 (1A @ 24 V) N.C.接点 (1A @ 24 V)
)
ピン形状と配線方式
速度制御電圧入力 速度制御電流入力 速度制御入力地帰路 速度信号電流出力 速度信号出力基底基準
モーター稼働
モーター稼働地帰路
モーター稼働 速度信号電圧出力 リモート始動/停止入力 リモート右回り/左回り入力 リモート始動/停止、右回り/左回り、プライム基底基準 タコメータ基底基準 タコメータ出力(オープンコレクター) リモートプライム入力 保留
使用しない
保留
使用しない
保留
使用しない
保留
使用しない
保留
使用しない
保留
使用しない 一般的な警報(オープンコレクター) ローカルリモートインディケータ(オープンコレクター)
(0-10 V) (0-20 mA)
(0-20 mA)
N.O.
ディフォルト
N.C.
ディフォルト
(0-10 V)
) 1A @24 V (
) 1A @24 V (
オープンコレクター
オープンコレクター
)
)
注:
ピン5、13、17、18は接地で、START/STOPPRIME、方向、 タコメータ、LOCAL/REMOTE、一般的な警報シグナル、電流/ 電圧出力と共に使用できます。
注意:駆動部への損傷を防ぐために、外部リモートコントロール ケーブルを接続する前に、必ず電源を切ってください。
注:
「低インピーダンス」状態でのオープンコレクター出力は接 地されていますが、「高インピーダンス」では基本的に浮遊状態 です。次のオープンコレクターのページを参照してください。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-23Masterflex
Page 38
セクション
操作
3
リモートコントロール
入力および出力
入力
リモート右回り/左回り、リモート始動/停止、リモートプライム、 Auxイン:
リモートコントロール入力は、電流シンク出力 (パッシブなプル アップ抵抗無しのオープンコレクター NPN トランジスタ出力)、 またはDCコモンへの接点閉鎖 (接地) で稼働します。リモート始 動/停止入力への継続したアクティブローは駆動部を稼働させ、 リモート右回り/左回り入力への継続したアクティブローは駆動 部を左回りに稼働させます。モーターは、方向を変える前に、 制御された停止状態になります。リモートプライム入力への継続 したアクティブローは、駆動部をフル速度で稼働させます。
3-4.
リモートコントロール入力および出力
電流クローズド入力 電圧オープン入力 作動に必要な閾値電流 0.5 mA TYP
1 mA TYP
3.2 V TYP
リモートアナログ入力:
4-20 mA入力:
信号用接地への250オーム標準入力基準イン ピーダンス。4 mA、停止;20 mA、フル速度
(ディフォルト設定) 10 ビット解像度過負荷 容量: 10 Vまたは40 mA最大 0-10 V入力: 信号用接地への10オーム標準入力基準イン
ピーダンス。0 V、停止;10 V、フル速度
(ディフォルト設定) 10ビット解像度
出力
4-20 mA出力: 接地への0から600 オー ム最大負荷基準。
4 mA、停止;20 mA、フル速度(ディフォル
ト設定)10 ビット解像度 0-10 V出力: 接地への1.0 K オーム最小負荷基準。0 V、
停止;10 V、フル速度(ディフォルト設定)
10ビット解像度
タコメータ出力: オープンコレクター、1.0A @ 28V DC 周波数域: 60から6000 Hz 50% デューティサイクル。
(10 Hz = 6ポンプ rpm 論理出力: オープンコレクター、1.0 A @ 28V DC モーター稼働出力: 駆動部が稼働しているときは、モーター稼働
通常開または通常閉です。 一般的な警報出力: 警報が表示されているときはオープン
(高インピーダンス)。
3-24
ローカル/リモート リモートコントロールモード(電圧入力、 インディケータ: 電流入力)時にオープン\(高インピーダンス)。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 39
セクション
操作
3
オープンコレクター
出力
この駆動部のリモート出力 (タコメータ、ローカル/リモート、 警報) は「オープンコレクター」タイプの出力で、リレー出力と 同様に配線することはできません。オープンコレクター出力は分 離されていないので、リレー出力とは別に設定しなければなりま せん。オープンコレクター出力がアクティブの場合、出力は効果 的に接地されているため、不適格な終端処理が行われると駆動部 や外部装置に損傷を与えることがあります。
勧めする方法
オープンコレクター出力に接続する際は、出力が限流抵抗器、 さらに28V DC以下の正電源に接続されているようにしてくださ い。一般的には、24V PLC入力に接続します (図3-14参照)。]
注:インタフェースコネクタの
150mA
注:
に制限されます。
120V
の電源ラインをオープンコレクター出力に接続しないでくだ
さい!
24V
電源で使用する場合、電流引き込み
3-14.
+24V
出力
オープンコレクター出力から
PLC
10k
PLC
への終端処理
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
3-25Masterflex
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Page 41
セクション
4
メンテナンス
交換部品と付属品
警告:バックパネルの電源スイッチは、メイン遮断スイッチでは ありません。メイン遮断をするには、電源接続器またはメインプ ラグの取り外し可能な電源コードを外してください。緊急事態が 起きたときに即座に取り外せるように、電源コードはすぐ外せる ような状態にしておいてください。
オペレータは、取り外し可能な電源コードの状態をチェックして ください。電源コードにひびが入っていたり損傷がある場合は、 その機器は使用しないでください。ケースに損傷がある場合は(落 下などが原因)、内部部品がゆるんでいたり傷がついていないか保 守要員によるチェックを受けてください。
注意:コードの交換には、同じタイプと格付けのものを使用して ください。最小電力定格は、バックパネルに記載されています。
ポンプ駆動部についてきた電源コードセットは、ポンプ駆動部を 購入した国の必要条件を満たすようになっています。ポンプ駆動 部を別の国で使用する場合は、その国の必要条件を満たす電源 コードセットを使ってください。
概要 部品番号
ヒューズ ブラシ ブラシキャップホルダー
-T3.15A, 5 x 20 mm 77500-25
(2個) 07520-04
07520-03
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
4-1Masterflex
Page 42
セクション
メンテナンス
4
ヒューズ交換
1. 電源スイッチをオフの位置にしてください。
2. レセプタクルから AC 電源コードを外します。
3. ヒューズを取り外し点検し、不良の場合は交換してください。
A
B
C
4-1.
ヒューズ交換
 アイテム 概要
A I/O B IEC
C T3.15A (5 × 20 mm)
D
レセプタクル パワーエントリーモジュール
ラインコード
代用品使用禁止 電源スイッチ
メモリに入っている
すべての設定は
DB-25
ヒューズ
ピン
D
/
清掃
4-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
駆動部ケースは中性洗剤できれいにしてください。掃除をすると きに、水中に入れたり大量の液体を使わないようにしてください。
Masterflex
Page 43
トラブルシューティング
セクション
  かを点検する
3.
4.
5.

4.
5.
6.
I/O START/STOP
  になっている。
2. I/O
モーターが回転しない、 ディスプレーが点く。 している。
2.
3.
4.
  外して、ブラシを点検する。
5.
現象 原因 解決策
モーターが回転せず、 電源が供給されていない。 ディスプレーが点灯
しない。
モーターが回転しない。 リモートコントロールの不良、 ディスプレーは点灯 または設定エラー。 する。
する。
2.
2.
5
トラブルシューティング
1.
コネクタの入力無しで、
モードが
モード
モーターブラシが磨耗
1.
“ON”
1. IEC
ヒューズを点検し、不良の 場合は交換する
プラグを接続したコンセン トに電源が供給されている
電源コードの接続を点検 する。
結線部分を点検し、不良の場 合は交換する。
販売店へ連絡する。
1.
電源スイッチを
リモートケーブル接続部分 が、完全にレセプタクルへ 挿入されているか点検する。
3.
もう一度電源を入れてみる。 モーターがまだ回転しない
場合には、メインメニュー またはセットアップメニュー で設定を確かめる。
モードスクリーンに戻り、 アイコンが トロールモードを示している ことを確認する。
詳細に関しては、このマニュ アルの
リモートコントロール
モード
参照。
詳細に関しては、このマニュ アルのリモート
参照。
コネクタケーブルでの 入力無しに稼働させるに は、
START/STOP
“OFF”
を選ぶ。
ラインコードを外して、 駆動部への電源を切る。
底部の8個のネジを外す。 配線を外さずに、ハウジング
を丁寧に持ち上げて外す。 ブラシホルダーのキャップを
ブラシのベースから先端 までの長さが 未満の場合は、ブラシを 取り替える。
OFFに
リモートコン
コントロール
メニューで
7.6mm (0.3 in)
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
5-1Masterflex
Page 44
セクション
トラブルシューティング
5
エラー定義
エラー
#2
モーターの回転数オーバー
概要: 駆動部がコマンドの速度値を超過した。 エラー状態: モーターがコマンドの速度値を 対応方法: 駆動部がすぐに停止する。負荷が正しいか確認し、
20%
超過した。
 駆動部で動力サイクルする。それでもエラーが 発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
#3
瞬間的な電流オーバー
概要: 短時間、モーターに電流がかかり過ぎる。 エラー状態: モーターの電流がピークで
4.0 A
以上。
対応方法: 駆動部がすぐに停止する。ポンプヘッドが束縛されてい
ず、負荷が推奨最大値以上になっていることを確認する。 それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
#4
フラッシュチェックサム不良
概要: 稼働時間チェックサム(電源をオンにして検査)に不良
チェックサム値が入っている。
エラー状態: 電源をオンにしてチェックサムを検査し、無効値があるか
調べる。
対応方法: 駆動部を動力サイクルする。それでもエラーが発生する
場合には、工場に連絡する。
エラー
概要: パラメータおよび設定で不良
#7:EEPROM
チェックサム不良(設定)
EEPROM
チェックサムが
ある、またはデータが領域外。
エラー状態:
1) EEPROM
のチェックサム値が計算された値と一致し
ない。
2) EEPROM
対応方法: エラーは
のデータが領域外。
10
秒後にクリアされ、パラメータがディフォル ト値にリセットされる。それでもエラーが発生する場合に は、工場に連絡する。
エラー
概要: 工場計算での エラー状態:
#8:EEPROM
1) EEPROM
チェックサム不良(工場計算)
EEPROM
チェックサム不良
のチェックサム値が計算された値と一致し
ない。
2) EEPROM
のデータが領域外。
5-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
対応方法: エラーは
10
秒後にクリアされ、パラメータがディフォル ト値にリセットされる。それでもエラーが発生する場合に は、工場に連絡する。
Masterflex
Page 45
セクション
トラブルシューティング
5
エラー定義(続き)
エラー
概要:
#9:EEPROM
ライト検証エラー
EEPROM
にライトされたデータが一致しない。 エラー状態: データ値が一致しない。 対応方法: エラーは
10
秒後にクリアされ、パラメータがリセットされ
る。それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
#10
バス過電圧
概要: 駆動部のレポートで、計測AC電圧が高過ぎる。 エラー状態: 駆動部電圧が
260V AC
以上。
対応方法: ポンプがすぐに停止するので電源ラインの電圧を調べる。
それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
#11
バス不足電圧
概要: 駆動部のレポートで、計測AC電圧が高過ぎる。 エラー状態: 駆動部電圧が
90V AC
以下。
対応方法: ポンプがすぐに停止するので電源ラインの電圧を調べる。
注:
電源が切った状態でこのエラーが表示されるのは、正常。 それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
#12
モーター失速/モーター速度アンダー
概要: モーターに稼働のコマンドを与えたが、非常に遅くなった
か、または停止した。
エラー状態: モーター速度が、長時間、望ましい速度の
95%
となって
いる。
対応方法: モーターに停止コマンドが送られる。ポンプが自由に回転
できて束縛されていないことを確認する。それでもエラー が発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
#14
周囲温度加熱
概要: モーターコントロールボードが過熱している。 エラー状態: モーターコントロールボードの温度値が、スレッシュホー
ルド値を超えている。
対応方法: ポンプがすぐに停止する。周囲温度が
104° F (40° C)
以下に なっていることを確認する。ポンプが自由に回転できて、 空気の流れが妨げられていないことも確認する。それでも エラーが発生する場合には、工場に連絡する。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
5-3Masterflex
Page 46
セクション
トラブルシューティング
5
エラー定義(続き)
エラー
#15
モーターフィードバック不良
概要: モーターコントロールボードへの通信が適切でない、消え
てしまった、またはその他の通信に関する欠陥がある。
エラー状態: モーターコントロールボードからシリアルポートを通って
データが戻ってこない。
対応方法: 駆動部がポンプの停止を試みる。駆動部を動力サイクル
 する。それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡 する。
エラー
#16
無効インタラプトまたはアドレス
概要: ソフトウェアが無効アドレス、無効インタラプト、または
その他の中断/例外(データ中断除外等)にジャンプする。 これは、無効ポインターレファレンスまたはラムメモリ破 損が原因で起きる。
エラー状態: これは
CPU
内の除外中断/インタラプトによって処理さ
れ、該当する例外処理機能に範囲を広げることになる。
対応方法: 駆動部を動力サイクルして、エラーをリセットする。それ
でもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
5-4
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 47
セクション
6
付属品および ギアポンプヘッド
1. フットスイッチ w/DB-25 07523-92
2. コネクタ DB-25 07523-94
3. リモートケーブルアセンブリー、
07523-95
末端がストリップされている25ft (7.9m) ケーブル付きDB-25 コネクター
4. 分注ワンド DB-25 07523-97
3-5.
カタログ ギア ポンプ
番号 セット ヘッド
空洞型ポンプヘッド
74012-61 T23 GAT-T23 0.092 75 PPS 316 SS EPDM 07002-17 N21 GJ-N21 0.316 80 316 SS PTFE PTFE 74012-11 N21 GJ-N21 0.316 80 316 SS PPS PTFE 73011-00 N21 GJ-N21 0.316 80 316 SS PEEK PTFE 73011-02 N21 GJ-N21 0.316 80 316 SS PEEK PTFE 07002-23 N23 GJ-N23 0.64 80 316 SS PTFE PTFE 07001-80 N23 GJ-N23 0.64 80 316 SS PPS PTFE 73011-08 N23 GJ-N23 0.64 80 316 SS PEEK PTFE 74012-21 N23 GJ-N23 0.64 80 316 SS PPS PTFE 73011-10 N23 GJ-N23 0.64 80 316 SS PEEK PTFE 07001-40 N25 GJ-N25 0.91 80 316 SS PTFE PTFE 73011-16 N25 GJ-N25 0.91 80 316 SS PEEK PTFE 74012-31 N25 GJ-N25 0.91 80 316 SS PPS PTFE 73011-18 N25 GJ-N25 0.91 80 316 SS PEEK PTFE
吸引シュースタイルポンプヘッド
07002-25 X21 GA-X21 0.017 75 316 SS 07002-26 V21 GA-V21 0.042 75 316 SS 07002-27 V23 GA-V23 0.084 75 316 SS 07002-14 T23 GA-T23 0.092 75 316 SS PPS PTFE 73003-14 T23 GA-T23 0.092 75 316 SS PEEK PTFE 73004-00 P23 GB-P23 0.261 125 316 SS PEEK Viton 74012-51 P23 GB-P23 0.261 125 316 SS PEEK Viton 07003-02 P25 GB-P25 0.58 25 316 SS PPS Viton 73004-02 P25 GB-P25 0.58 125 316 SS PEEK VIton 73004-04 P35 GB-P35 1.17 125 316 SS PEEK VIton 07003-04 P35 GB-P35 1.17 125 316 SS PPS Viton
ギアポンブヘッド
給液
(mL/rev) 差圧
モデル
(psi) 本体
最大
湿潤 部品 ギア シール
グラファイト グラファイト グラファイト
PTFE PTFE PTFE
内部
バイパス
ノー
イエス
ノー
ノー イエス イエス イエス
ノー
ノー イエス イエス
ノー
ノー イエス
ノー
ノー
ノー
ノー
ノー イエス
ノー イエス イエス イエス イエス
Masterflex
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
6-1
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Page 49
セクション
出力
速度:
36 ~ 3600 rpm
トルク出力、最大: 30 oz-in (2kg•cm) 速度調整:
7
仕様
ライン
±0.1% F.S.
ディスプレー: 128 x 64 LCD w/ LED リモート出力:
(0–10V DC @ 1 k˖
(0–20 mA @ 0–600
(60 ~ 6000Hz, 50%
(N.O. & N.C.

入力
供給電圧制限: 90 ~ 260 Vrms @ 50/60 Hz
電流、最大: リモート入力:
1.9A @ 115 Vrms
ロード ドリフト
電圧速度出力
電流速度出力
タコメータ出力
1.67 Hz/rpm)
モータ稼働出力
1A @ 28V DC)
(ユニバーサル入力)単相のみ
停止/始動、右回り/左回り、プライム (コンタクトクロージャ)
±0.1% F.S.
±0.1% F.S.
最小
˖)
デューティサイクル、
コンタクトクロージャ、
または
バックライト
)
1.6A @ 230 Vrms
±50V
(0–20 mA ±50V
電圧入力
電流インプット
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
(0–10V DC @ 10 k˖),
コモンモード範囲
コモンモード範囲
または
4–20mA @ 250 ˖),
7-1Masterflex
Page 50
セクション
仕様
7
構造
寸法 (長さ
x
奥行き
x
高さ
): 10.5 in × 8 in × 8 in
(267 × 203 × 203 mm)
重量: ケースの格付け:
15.5 lb (7.0 kg) IP 33 - IEC 60529
使用環境
操作時の温度: 保管時の温度: 湿度(結露のないところ): 海抜: 汚染度:
2000 m
(
耐薬品性:
0° ~ 40°C (32° ! 104°F) –25° ~ 65°C (–13° ~ 149°F)
10% ~ 90%
以下
汚染度
外装はアルミニウム、
ABS
2
屋内使用
ラボ、オフィス
プラスチック、ビニール
)
コンプライアンス:
ANSI/UL Std 61010-1
に適合
CAN/CSA Std C22.2 No. 61010-1
この製品は 修正
1
CAN/CSA-C22.2 No. 61010-1
を含む第2版、または同レベルの
テスト要件を包含した同基準の後の
認定
バージョンの要件に従ってテストされて います。
(CE Mark用): EN61010-1 (EU EN61326 (EU EMC
低電圧指令) および
指令
)
7-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
Page 51
セクション
8
保証、返品、
テクニカルアシスタンス
保証
この製品は、素材または仕上げでの欠陥に対して保証されていま す。次の条件が満たされた場合に、製造業者またはディストリビ ュータの裁量で、欠陥製品を無料で修理または交換するか、購入 者に購入金額を払戻しいたします。その条件とは:(a) 保証に対 するクレームが保証カードに記載されている期間内に書面でなさ れていること、(b) 売買証書または領収証付き請求書をクレーム と同時に提出し、その製品の保証期間が切れていないこと、(c) 購入者は製造業者またはディストリビュータの最新カタログに掲 載されている一般条件で説明されている返品手順に従う、という 3点です。
次のような場合には、この保証は適用されません:(a) 次のこと が原因による欠陥または損傷:(i) 製品の誤用、(ii) 一般的に慣習 となっている方法以外での製品の使用、(iii) 事故または配慮の欠 如、(iv) 不適切なテスト、操作、メンテナンス、点検、修理、設 置または保管、(v) 許可されていない変更または改良、または(b) 期限切れの素材。
この保証は購入者の唯一の法的救済であり、製造業者およびディ ストリビュータは、明示、暗示、または法定保証を問わず、商品 性および特定の目的に対する適性保証を含む、しかし必ずしもこれ に限定されない他のすべての保証を拒否します。製造業者やディ ストリビュータの従業員、エージェント、代理人は誰も、製造業 者またはディストリビュータを他のどのような保証にも拘束する 権限を与えられていません。いかなる場合にも、製造業者または ディストリビュータは、偶発的、間接的、特別または誘発的な損 害に対しても法的責任を負うことはできません。
この製品の保証期間は、購入日から2年間です。
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
8-1Masterflex
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セクション
保証、返品、および テクニカルアシスタンス
8
返品
テクニカル
アシスタンス
料金や遅延を最小限にするために、保証期間中あるいは期間外を問 わず、製品を返品する前に製造業者または認可販売業者に連絡して 返品許可を受け、返品方法を確認してください。返品の際は、その 理由を同封してください。お客様を保護するために、製品は十分な 注意を払って梱包し、損害や紛失に対する保険をかけてください。 不適切な梱包が原因となる損傷は、お客様の責任となります。
この製品の使用に関するご質問は、製造業者または認可販売業者 までご連絡ください。
8-2
デジタルギアポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex
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US & Canada only
Toll Free 1-800-MASTERFLEX | 1-800-637-3739
Outside US & Canada
1-847-549-7600 | 1-847-381-7050
*EN809 manufactured by:
Cole-Parmer Instrument Company 28W092 Commercial Avenue, Barrington, IL 60010 techinfo@masterflex.com | www.masterflex.com
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