
操作マニュアル
®
I/P
モジュラー
ポンプ駆動部
モデル番号
07594-00
®
MASTERFLEX® I/P®
07594-10
(US & Canada only) Toll Free 1-800-MASTERFLEX • 1-800-637-3739
(Outside US & Canada) 1-847-549-7600 • 1-847-381-7050
www.masterflex.com • techinfo@masterflex.com
A-1299-1095B
第3版

© 2019 Cole-Parmer Instrument Company. 版権所有。
Masterflex – Reg TM Cole-Parmer Instrument Company.
この出版物内で ® の記号が付いた商標は、米国および他の国で登録されています。
液体用ポンプ
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflexii MASTERFLEX® I/P

序文
安全上の注意
安全上の注意
危険:高電圧がかかっていて、接触可能です。機器の内部を点検修理する
ときは、細心の注意を払ってください。
清掃作業の前に、ポンプから電源を外してください。
警告:メンテナンスを実施する前に、ポンプから電源を外してください。
警告:チューブが破損すると、ポンプから液体が飛散する恐れがあります。
オペレータや機器を保護するために、適切な措置を取ってください。
チューブの取り付け/取り外しを行うときは、駆動部を停止してから行ってく
ださい。指やゆったりした衣類が、駆動部に挟み込まれる危険があります。
注意:外部のリモートコントロールケーブルに接続するときは、駆動部の損
傷を防止するために、電源を遮断してから行ってください。
容器の中、シャフトやシールの上の潤滑剤に、異物による汚染が起きないよ
うにしてください。注意を怠ると、シールに損傷がつき、シールの早期故障
の原因になりかねません。
フロントプレート裏側のガスケットの下、またはネジ頭の下に、異物が入ら
ないようにしてください。注意を怠ると、駆動部のウォッシュダウン時に、
漏れが起きかねません。
注意:感電を避けるために、電源コードのアース線を必ず接地してくださ
EN61010-1
い。
ください。
で定義されているように、湿気のある場所での操作は避けて
記号の説明
警告:
製品の使用制限
注意:ポンプ操作中は、指を回転部に近づけないでください。管の取り付け
や取り外しの前には、ポンプを止めてください。
注意:危険のリスクがあります。オペレータのマニュアルをよく読んで、危
険となり得る行為および是正措置を確認してください
注意:破砕のリスクがあります。ポンプ操作中は、指を回転部に近づけない
でください。管の取り付けや取り外しの前には、ポンプを止めてください。
注意:表面が熱くなっています。触らないでください。
注意:感電のリスクがあります。オペレータのマニュアルをよく読んで、
危険となり得る行為および是正措置を確認してください。
この製品は、医療または歯科的用途を含む、しかしそれに限定されない、
患者用機器として設計されておらず、そのような用途を想定しておりま
せん。従って
この製品は、可燃性液体との使用を含む、しかしそれに限定されない、
ATEXまたは
での使用を想定しておりません。そのような用途での使用に適した製品
に関しては、工場までお問い合わせください。
FDA (米国食品医療品局) 認証の申請も行っておりません。
NEC
(米国電気工事規定) で定義されている危険職務エリア
。
Masterflex MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
iii


目次
セクション
セクション
セクション
1
はじめに
アプリケーションソリューション
一般的な説明
2
設置とセットアップ
駆動部を始動する前に
ポンプヘッド装着
3
操作
駆動部をオンにする
コントロールパネル
ポンプのプライミング
メインメニュー
チュービングキャリブレーション
セットアップメニュー
連続モードスクリーン
連続モードス操作
定時給液モードスクリーン
定時給液モード操作
コピー給液モードスクリーン
コピー給液モード操作
コピー設定スクリーン
コピー設定操作
定時給液モードスクリーン
定時給液モード操作
リモートコントロールメニュー
DB-25
31
ピン形状と結線図
リモートコントロール入力および出力
オープンコレクター出力
モーター稼動コンタクト
アンチドリップ機能
.....................................................1-1
.................................................1-2
...........................................2-1
.........................................2-1
.............................................2-1
.........................................................3-1
...........................................3-1
...........................................3-2
.........................................3-2
...............................................3-3
.........................................3-6
.........................................3-7
.............................................3-8
.....................................3-9
n.........................................3-10
..................................3-12
........................................3-13
........................................3-15
..............................................3-16
....................................3-17
..........................................3-18
ピン形状と結線図
......................................3-23
.........................................3-24
......................................3-26
......................................3-26
..........................................3-27
ページ
...............................1-1
...............................3-4
................................3-20
..........................3-25
セクション
メンテナンス
4
交換部品と付属品
ヒューズ交換
清掃
.........................................................4-2
.................................................4-1
.............................................4-1
.................................................4-2
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
vMasterflex

目次
目次 (続き)
セクション
セクション
セクション
セクション
5
トラブルシューティング
トラブルシューティング表
エラー定義
6
付属品
7
仕様
.........................................................7-1
8
保証、返品、テクニカルアシスタンス
保証
.........................................................8-1
返品
.........................................................8-2
...................................................5-2
.......................................................6-1
テクニカルアシスタンス
.......................................5-1
.....................................5-1
.......................................8-2
ページ
...........................8-1
vi MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

図
図
コントロールパネル
連続モードスクリーン
連続モード操作
定時給液モードスクリーン
定時給液モード操作
コピー給液モードスクリーン
コピー給液モード操作
コピー設定スクリーン
コピー設定操作
定時給液モードスクリーン
定時給液モード操作
リモートコントロールメニュー
25
ピン形状
31
ピン形状
オープンコレクター出力から
アンチドリップ画面
アンチドリップ角度画面
ヒューズ交換
.................................................3-23
.................................................3-24
.................................................4-2
...........................................3-2
.........................................3-7
...............................................3-8
.....................................3-9
..........................................3-10
..................................3-12
........................................3-13
........................................3-15
..............................................3-16
....................................3-17
..........................................3-18
................................3-20
PLC
への終端処理
..........................................3-27
......................................3-27
ページ
...................3-26
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
viiMasterflex


表
表
キャリブレーション充填 (単位: リットル)
連続モード操作
定時給液モード操作
..............................................3-22
..........................................3-22
ページ
........................3-5
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
ixMasterflex

セクション
デジタル駆動部は、MASTERFLEX® I/P ポンプヘッドの流量速度
を、0.001 から 19 L/min.の範囲で調節します。
最高2個のMASTERFLEX I/P EASY-LOADまたは標準ポンプヘッド、
あるいは1個のMASTERFLEX高性能I/Pポンプヘッドを取り付けて
使用できます。
1
はじめに
アプリケーション
ソリューション
蠕動ポンプの利点:
• 研磨スラリーや腐食性流体を取り扱っても、損耗が少ない。
二酸化チタンや珪藻土ろ過アプリケーションに最適。
• ポンプされる媒体とシールの接触無し。
• バルブが無いので詰まらない。
• 内面はスムーズで、清掃も簡単。
• 液体はチュービングやチューブ素材にのみ接触。
• 海水位で、最高8mまでの水柱を持ち上げプライムできる
吸収力。
• ラテックスや消火器の泡のように、せん断に敏感な液体を
取り扱えるように、せん断が低い。
• 空での稼働、および黒液石鹸のように同伴空気が多い液体を
ポンプできる。
• 容量定量効率が高いので、高い精度が要求される測定や投与
が可能となる。
• 非常に粘性が高い液体を取り扱うことができる。
• 食品や薬品に適したチュービングおよびチューブ素材もある。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
1-1Masterflex

セクション
はじめに
1
一般的な説明
MASTERFLEX I/P モジュラーポンプ駆動部は、MASTERFLEXの
標準品、EASY-LOAD®、または高性能I/Pポンプヘッドを使って、
0.001 L/minから19 L/minの流量を取り扱うことができます。
MASTERFLEXデジタルポンプは、精密な液体投与、バッチ分注、
充填応用などの生産性を最大限にするために、0.1パーセントの
モーター速度再現性を備えています。最高6500:1のターンダウン
比、双方向の流れ、セルフプライミング能力などによって、ス
ムーズでシームレスな操作が可能となり、ひとつのチュービング
サイズで非常に広範な流量域を得ることができます。
速度 (流量) における高い正確性、精度、再現性、解明性に加え
て、MASTERFLEX駆動部は、多言語、直観性、ポンプ速度 (rpm)
の直接読み出し、流量 (ユーザ選択単位)、分注数、メニューオプ
ションを提供する、4行グラフィックLCD付きのマン・マシン・イン
タフェースなどの機能を備えています。
使い易いキーパッドが設定点の行き過ぎを防ぎ、スクリーン上
プログラミング機能などを含むメニューオプションでのナビゲー
ションを簡単にします。
この駆動部は高精度、メンテナンス不要で、しかもブラシレス
モーターを使用しているので、高い信頼性が確保できます。さら
に、高いターンダウン、優れた精度、直観的インタフェースな
どにより、MASTERFLEX 駆動部は、極度な精度と再現可能流量
制御などが要求されるアプリケーションでの使用に最適です。
ポンプは様々な製品充填量やバッチ分注プロフィールに対応で
き、液体はチュービングにのみ接触するので、ポンプの汚染を
防ぎます。
MASTERFLEXポンプはセルフプライミングで、空で稼働させて
も破損せず、ほとんどの化学薬品での使用が可能で、バルブや
シールはありません。このフラッシュドライブ内またはインター
ネット上の、
ポンプヘッド
および
チュービングガ
イドをご覧く
ださい。
1-2 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
2
設置とセットアップ
駆動部を始動する
前に
• 駆動部は水平な表面に取り付けてください。ポンプヘッドは
2個が限度です。
• 周囲温度は104° F (40° C)を超えてはならず、十分な空気流通
が必要です。
• チュービングはきれいで、曲げ半径は最小でもチューブ直径
の4倍はあるようにし、しかもできるだけ短くしてください。
警告:チューブの取り付け/取り外しを行うときは、駆動部を停止
してから行ってください。指やゆったりした衣類が、駆動部に
挟み込まれる危険があります。
• 必要な流量や粘度に適した直径のチューブを使用してくだ
さい。
• 流量の精度を維持するために、チュービングのキャリブレー
ションを定期的に実施してください。このマニュアルの、
チュービングキャリブレー ションセクション
をご覧ください。
ポンプヘッド
装着
• チュービングの選択および適合性に関しては、このフラッシュ
ドライブ内またはインターネット上の、
をご覧ください。
イド
• ポンプヘッドに関するインフォメー
ドライブ内またはインターネット上の、
メーションをご覧ください。
• 清掃やメンテナンスの際は、駆動部から電源を外してください。
危険:高電圧がかかっていて、接触可能です。機器の内部を点検
修理するときは、細心の注意を払ってください。
ポンプヘッドを装着し、チュービングを取り付けます (このフラッ
シュドライブ内またはインターネット上の、ポンプヘッドインフォ
メーションをご覧ください)。ローラーがきれいで欠陥がないこと
を確認してください。
チュービング選択ガ
ションは、
ポンプヘッド
このフラッシュ
インフォ
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
2-1Masterflex


セクション
3
操作
駆動部をオンにする
1. 電源コードを、ベンチトップ駆動部背面またはウォッシュダ
ウン駆動部のIEC延長コードにある、IECコネクタに差込んで
ください。電源コードの反対側の端を、電源コンセントに差
込みます。
2. 駆動部背面にある電源スイッチを入れてください。
3. 駆動部を最初にオンにしたときに、言語を選択できるように
なっています。選択した言語はディフォルトとなりますが、
メインメニューで “LANGUAGE” を選ぶことにより、いつでも
変更できます。
4. 言語を選ぶと、LCDスクリーンにメインメニューがでてきま
注:
す。(
スクリーンのモードに戻ります。)
5. 間違って言語を変更してしまい、ユーザがディフォルト言語
(英語) にリセットしたい場合には、電源を入れるときに UP/
DOWN (/) キーを押し続けてください。
6. 駆動部をディフォルト設定に戻すには、電源を入れるとき
に、LEFT/RIGHT (/) キーを押し続けてください。
初期始動後に始動させる毎に、前に使っていた操作
注意:感電を避けるために、電源コードのアース線を必ず接地して
ください。
は使用できません。
注意:外部のリモートコントロールケーブルに接続するときは、
駆動部の損傷を防止するために、電源を遮断してから行ってくだ
さい。
警告:チューブが破損すると、ポンプから液体が飛散する恐れが
あります。オペレータや機器を保護するために、適切な措置を
取ってください。
EN61010-1
で定義されているように、湿気のある場所で
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-1Masterflex

セクション
操作
3
コントロールパネル
図
3-1.
コントロールパネル
• 駆動部のメニューをナビゲートするには、LCDスクリーンの
すぐ右にある
• 方向パッドの中央にある (ENTER)
方向パッドを使います
キーは、入力、また
はハイライトされたフィールドやオプションの選択に使いま
す。このキーはマニュアル内で ENTER キーと称され、よく
でてきます。
• コントロールパネル右上にある (START/STOP) キーは、
駆動部の始動や一時停止に使用します。このキーは、次の4つ
の操作モードになっているときにのみ稼動します: 連続モード、
定時給液モード、コピー給液モード、または分量給液モード。
このキーはマニュアル内でSTART/STOPキーと称され、よく
でてきます。。
• コントロールパネル右下にある
(PRIME) キーは、プライ
ムへのアクセス (早送り) に使います。押し続けていると、こ
のキーは駆動部を許される限りの最大速度/流量で、ディスプ
レーに表示されている方向に操作します。押している指を離
すと、駆動部は本来の速度/流量に戻ります。
ポンプのプライミング
3-2 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
1. ポンプヘッドを駆動部に装着します。
2. 適切なチュービングをポンプヘッドに挿入してください。
3. チューブのインレットを供給液に挿入します。
4. 供給アウトレットを、希望する容器に挿入してください。
5. 駆動部背面にある電源スイッチで、ポンプをオンにしてくだ
さい。
6. 駆動部コンソールの PRIME
キーを押し続け、ポンプをプ
ライムします。キーを押している指を離すと、プライミングが
停止します。
注意:ポンプ操作中は、指を回転部に近づけないでください。チュー
ビングの取り付けや取り外しの前には、ポンプを止めてください。
Masterflex

セクション
操作
3
メインメニュー
CONTINUOUS MODEは、このマニュアルの
連続モード
を指して
います。
TIME DISPENSE MODEは、このマニュアルの
定時給液モード
を
指しています。
COPY DISPENSE MODEは、このマニュアルの
コピー給液モード
を指しています。
VOLUME DISPENSE MODEは、このマニュアルの
分量給液モード
を指しています。
REMOTE CONTROL MODEは、このマニュアルの
ロールモード
を指しています。
リモートコント
CUMULATIVE VOLUME: 駆動部は、流量単位に基いて、累積容量
を保存·表示します (このセクションの SETUP MENU 参照)。累積
容量は、ゼロにリセットすることもできます。
注:
累積容量は、選択されたチュービングサイズによって決まり
ます。(このセクションの SETUP MENU 参照。)
SOUNDS: キーパッドを押したとき、あるいは分注またはバッチ
終了時に、「ビープ」という音が聞こえます。
AUTOSTART: ディフォルトでは、電源が入ったときに駆動部は
再始動しないようになっています。この機能を利用するには
AUTOSTART を選び、ON にしてください。これで、電源が入っ
たときに駆動部が再始動するようになりました。
DISPLAY CONTRAST: このディスプレーは、このメニューアイテム
を選んだ後、UP/DOWN (/) 矢印を使って調節できます。
LANGUAGE: このメニューを選ぶと、ユーザは7つの言語から選ぶ
ことができます。
注:
間違って言語を変更してしまい、ユーザがディフォルト言語 (英
語) にリセットしたい場合には、電源を入れるときに UP/DOWN
(/) キーを押し続けてください。
DEFAULT SETTINGS: このメニューアイテムを選び ENTER キー
を押すと、ディフォルト設定に戻ります。駆動部をディフォルト
設定に戻すには、電源を再び入れるときに、LEFT/RIGHT (/)
キーを押し続けてください。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-3Masterflex

セクション
操作
3
チュービング
キャリブレーション
1. ポンプヘッドを駆動部に装着します。
2. 適切なチュービングをポンプヘッドに挿入してください。
3. チューブのインレットを供給液に挿入します。
4. チューブアウトレットを、希望する容器に挿入してくださ
い。容器はメモリ付きのものを使うか、または精度を高める
ために計量装置にのせた容器でもかまいません。
計量装置を使う場合、水の重量とかさの許容換算比は
1 gram = 1 mLです。
5. 駆動部背面にある電源スイッチで、駆動部をオンにしてくだ
さい。
6. メインメニューにいくか、SETUPアイコン
ENTER キーを押してモードセットアップメニューにいって
を選んで
ください。UPとDOWNキーを押してメインメニューまたは
セットアップメニューのTUBING CALをハイライトし、
ENTER キーを押します。
7. 駆動部を、希望する流れ方向、チューブサイズ、流量に設定
します。この設定は、TUBING CAL スクリーンを出入りする
際に、他のモードスクリーンで維持·転送されます。
• 流れ方向は、方向キーパッドで方向矢印をハイライトして
設定します。ENTER を押すと、矢印がCW と CCWで切り
替わります。
• チューブサイズは、方向キーパッドでチューブサイズ
フィールドをハイライトして設定します。ENTERを押し、
UP/DOWNキーを使ってチューブサイズを選びます。
ENTERを押して選択項目を SAVE し、TUBING CAL
スクリーンに戻ります。
• 推定流量は、方向キーパッドで流量フィールドをハイライ
トして設定します。ENTERを押し、LEFT/RIGHT キーを
使って変更する桁を選びます。UP/DOWN キーを使って
流量値を調節します。ENTERを押して設定をSAVEし、矢印
キーを使ってフィールドから EXIT します。キャリブレー
ションが完了すると、駆動部がこの流量を調節します。
• キャリブレーション容量は一定で、変更できません。
8. 駆動部コンソールの PRIME
キーを押し続け、ポンプを
プライムします。キーを押している指を離すと、プライミング
が停止します。
9. 計量容器をポンプアウトレットに置きます。START フィール
ドをハイライトし、ENTERキーを押します。選択された推定
流量のディフォルト値に基いて、駆動部が稼働します。
3-4 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
チュービング
キャリブレーション
(続き)
10. キャリブレーション稼働が完了すると、CAL VOLUMEフィール
ドがハイライトされます。ENTERキーを押し、CAL VOLUME
を測定量に調節します。LEFT/RIGHTキーを使って変更する桁
を選び、UP/DOWNキーで量を調節し、ENTERを押して設定を
SAVEしてフィールドから EXIT します。
キャリブレートされたチュービングサイズを選ぶと、小文字
の “c” が表示されます。容量の単位は、流量の単位によって決
まります。容量単位がmLの場合、流量単位はmL/minになり、
容量単位がozの場合、流量単位はoz/minになります。
チュービングキャリブレーションに関する注記
• キャリブレーションの最中に駆動部が停止したら、容器を
空にして、手順を最初から始めてください。
• 許容最大流量 (ディフォルト最大流量) でのキャリブレー
ション時間は5-10秒で、許容最小流量 (最大流量の約4%)
での時間は4分です。他のチュービングサイズまたはより
低い流量の場合は、CUSTOMチューブサイズを選んでくだ
さい。
• 容量/回転の再計算によって、チュービングキャリブレー
ションの後で最小・最大流量が変わります。
• チュービングをポンプに取り付けて最低10分間稼働させて
慣らすと、ベストな結果を得ることができます。チュービ
ングのキャリブレーション精度上げるために、ステップ8
から10を必要に応じて繰り返してください。
キャリブレーション稼働時間フォーミュラ
60 / (流量 [L/min] / キャリブレーション容量 [L]) =
キャリブレーション稼働時間 (秒)
キャリブレーション稼働時間例
• チューブサイズ89の流量域は0.02 - 17.0 L/min
• 流量17 mL/minで、キャリブレーション稼働時間は次の
通り:
60 / (17 / 5.25 L/min) = 18.5 秒
表
3-1
キャリブレーション充填 (単位:リットル)
チュービングサイズ
26 73 82 70 88 89
カスタム
概容量
1.25 2.5 4 2.5 4 5.25 200
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
回転
3-5Masterflex

セクション
操作
3
セットアップ
メニュー
4つのどの操作モードスクリーンでも、右上に SETUPアイコン
がありますが、これを使うとSETUPメニューへのアクセスが素早
くできます。SETUPメニューからアクセスできるオプションは、
その時使用している操作モードによって異なります。
1. SETUPメニューの選択:4つのどの操作モードにいても、方
向パッドと入力キーを使って、モード操作スクリーンから
SETUPアイコンを選択できます。
2. SETUP メニューのナビゲーション:方向パッドとENTER
キーを使って、希望する設定を選んでください。
全モードに共通な設定機能の詳細は次の通りです。他の設定はその
時点で使用されている特定の操作モードによって異なり、モード
操作スクリーンからもアクセスできます。
流量単位:表示したい流量単位を選んでください。
チュービングサイズ:サイズと最大流量が表示されます。希望する
チュービングサイズを選んでください。
流量:スクリーンの一番上にでている流量単位で、流量を設定
します。(
流量単位を変更するには、上記の
流量単位
を参
注:
照。)レートフィールド全体がハイライトされたら、ENTERキー
を押します。桁は UP/DOWN矢印を使って個別にナビゲートで
き、LEFT/RIGHT矢印を使って桁の切替ができます。ベストな
流量を選んだら、再びENTERを押して確定します。
3-6 MASTERFLEX® I/P
チュービングキャリブレーション:
ション
参照。
ポンプ方向:ポンプの流れ方向を選択します。
サウンド:キーパッド、分注やバッチ終了のビーッというを選択
します。
リモートコントロール:
キーパッドロックアウト:キーパッドのロックやロック解除を
可能にします。
累積容量:累積容量を見て、リセットします。
メインメニュー:メインメニューに戻ります。
出る:モード操作スクリーンに戻ります。
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
チュービングキャリブレー
リモートコントロール
参照。
Masterflex

セクション
操作
3
連続モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、連続モードでの駆動部のスクリーンディ
スプレーです。スクリーン上のインフォメーションの説明は次の通
りです。
C
図
G
H
3-2.
連続モードスクリーン
15.000
F
L/min
89
D
E
A. モードディスプレー:駆動部操作に使われる、現在の操作モー
ド。ハイライトされたときに ENTER キーを押すと、異なっ
た操作モードを循環します。
B. セットアップ
:このアイコンの ENTER キーを押すと、セッ
トアップスクリーンにいきます。セットアップスクリーンに
は、連続モード操作スクリーンからアクセスできるほとんど
の機能が入っています。それには、流れの単位、チュービン
グサイズ、流量、ポンプ方向、リモートコントロール、キー
パッドロックアウトなどが含まれています。セットアップス
クリーンからは、チュービングキャリブレーション、サウン
ド、累積容量、メインメニューへもアクセスできます。
C. 流れの方向:このアイコンの ENTER キーを押すと、流れの
方向が右回りと左回りで切り替わります。
D. 流れの単位:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの単
注:
位選択クリーンにいきます。
%とrpmは、連続モードでの
み選択できます。コピー給液モードまたは分量給液モードに
切り替えると、%とrpm単位はmL/minに変わり、値は選んだチ
ュービングサイズによって決定されます。
E. チュービングサイズ:このアイコンのENTERキーを押すと、
チュービングサイズ選択スクリーンにいきます。
F. 現在の流量 中央の桁は、右側に表示されている選択された単
位での、駆動部の流量を示しています (図 3-2、位置 D 参照)。
G. ローカル/リモート
または :このアイコンのENTERキー
を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンにい
きます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロール
モードかリモートコントロールモードかを表示しています。
中央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカル
モードになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかった
ら、駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
:このアイコンの ENTERキーを押すと、
キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キーパッド
をロックすると、駆動部の設定の変更が防止されます。ロック
されると、このアイコンが
に変わります。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-7Masterflex

セクション
操作
3
連続モード
操作
15.000
図
3-3.
連続モード操作
1. 始動:メインメニューで ENTER キーを使って連続モードを
選び、連続モード操作スクリーンにいきます。
2. チュービングのキャリブレーション:ポンプ操作を始める前
に、適切なチュービングをポンプヘッドに挿入してください。
詳細に関しては、「
3. 外部供給品の準備:チューブのインレットを供給液に挿入しま
す。次にチューブアウトレットを、希望する容器に挿入してく
ださい。
4. 駆動部始動:この操作スクリーンで START/STOPキーを押す
と、表示されている速度/流量および方向で、駆動部が始動し
ます。連続モードでは、駆動部は表示された速度/流量および
方向で、連続して操作します。
チュービングキャリブレーション
L/min
89
」参照。
5. 駆動部停止:駆動部を一時休止/停止させるには、コンソール
右上角にあるSTART/STOPキーを押してください。
6. 速度/流量変更:駆動部の速度/流量を変更するには、方向
パッドでディスプレー中央の数値フィールドをハイライト
し、ENTERキーを押します。これによって、駆動部の速度/
流量の、一番右側の桁 (流れの単位によって、1/10、1/100、
1/1000等)が変えられるようになります。方向パッドでUP矢印
を押すと、速度/流量が1だけ増え、DOWN矢印を押すと速度/
流量が1だけ減ります。ENTERキーをもう一度押すと、現在
使用している特定の流れ単位で操作可能な桁がすべて表示
され、方向パッドのLEFT/RIGHT矢印で桁間移動、そして
UP/DOWN矢印で値の増減変更ができます。希望する速度/
流量を選んだら、ENTER キーをもう一度押して、駆動部が
その速度/流量で操作するように確定します。
7. 流れの単位変更: 駆動部の流れの単位を変えるには、START/
STOPキーを使って駆動部を一時休止させます。次に方向パッ
ドで流れの単位アイコンを選び、ENTERキーを押してくださ
い。方向パッドのUP/DOWN矢印で希望する流れの単位を選
び、ENTERキーを押して確定します。駆動部はその流れの
単位で操作します。駆動部の操作を再開するには、START/
STOPキーを押してください。
3-8 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
定時給液モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、定時給液モードでの駆動部のスクリー
ンディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの説明は
次の通りです。
C
D
E
図
I
G
H
3-4.
定時給液モードスクリーン
00:00:00
1000/2000
F
A. モードディスプレー:現在の操作モード。
B. セットアップ
:セットアップスクリーンを使って、流れの
単位、チュービングサイズ、流量、チュービングキャリブレー
ション、サウンド、累積容量、メインメニューを選択できます。
セットアップスクリーンには、定時給液モード操作スクリーン
からアクセスできるいくつかの機能が入っています。それに
は、ポンプ方向、オン/オフ時間、バッチ数、リモートコント
ロール、キーパッドロックアウトなどが含まれています。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの方
向が右回りと左回りで切り替わります。
D. ポンプON時間:このフィールドがハイライトされていると、
駆動部はONになっています。
注:
ONからOFF時間に切り替
えると、駆動部は00:00を表示しません。
E. ポンプOFF時間:このフィールドがハイライトされている
と、駆動部はOFFになっています。
F. バッチ数:そのバッチで分注されたサイクル数を表示します。
G. ローカル/リモート
または :このアイコンの ENTER キー
を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンにい
きます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロール
モードかリモートコントロールモードかを表示しています。中
央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカルモー
ドになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかったら、
駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
:このアイコンのENTERキーを押すと、
キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キーパッド
をロックすると、駆動部の設定の変更が防止されます。ロッ
クされると、このアイコンが
に変わります。
I. 時間表示:中央の桁は、ディスプレーの右側にハイライトさ
れているONまたはOFF時間の、残り時間を示しています (図
3-4、位置 D または E)。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-9Masterflex

セクション
操作
3
定時給液モード操作
00:00:00
1000/2000
図
3-5.
定時給液モード操作
1. 始動:メインメニューで、定時給液モードを選択する入力キー
を使って、定時給液モード操作スクリーンにいきます。
2. チュービングのキャリブレーション:ポンプ操作を始める前
に、適切なチュービングをポンプヘッドに挿入してください。
詳細に関しては、「
3. 設定の選択:流れの単位、チューブサイズ、流量、ポンプ方
向等を選びます。詳細については「SETUP
してください。
チュービングキャリブレーション
メニュー
」参照。
」を参照
4. チュービングの準備:チューブのインレットを供給液に挿入し
ます。チューブアウトレットを、希望する容器に挿入してくだ
さい。
5. 流量の選択:方向パッドとENTERキーを使って、セットアップ
アイコンを選んでください。方向パッドのUP/DOWN矢印を
使って、流量を選択します。流量選択スクリーンで ENTER
キーを押し、方向パッドのUP/DOWN矢印で希望する流量を
選んでください。素早く入力するには、方向パッドの LEFT/
RIGHT矢印を使って桁間移動、そしてUP/DOWN矢印で値の
増減変更ができます。ENTERをもう一度押して、選んだ流量
を確定します。方向パッドでEXITを選び、定時給液モードセ
ットアップスクリーンに戻ります。
6. ON時間設定:ON時間を設定するには、方向パッドとENTER
キーを使って、ONフィールドを選んでください (図3-4、位置D
参照)。こうすると、スクリーン中央のタイマーがハイライト
されます (図3-4、位置I参照)。ENTERをもう一度押して、UP/
DOWN矢印でタイマーをセットします。LEFT/RIGHT 矢印
で、桁を切り替えます。ベストなON時間を選んだら、再び
ENTERを押して確定します。駆動部は、スクリーンの中央に
でている時間だけ稼働します。
3-10 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
定時給液モード操作
(
続き
)
7. OFF時間設定:OFF時間を設定するには、方向パッドと
ENTERキーを使って、OFFフィールドを選んでください(図3-4、
位置E参照)。こうすると、スクリーン中央のタイマーがハイ
ライトされます (図3-4、位置I参照)。ENTERをもう一度押し
て、UP/DOWN矢印でタイマーをセットします。LEFT/RIGHT
矢印で、桁を切り替えます。ベストなOFF時間を選んだら、再
びENTERを押して確定します。駆動部は、スクリーンの中央に
注:
でている時間だけ停止します。
されている場合、次の分注を開始するには、キーパッドまたは
リモートI/OコネクタからのSTART/STOP入力が必要です。
8. バッチサイズの選択:選択されたON/OFF時間で駆動部を稼
働させる前に、バッチサイズを選んでください。そうするに
は、方向パッドとENTERキーを使って、BATCHアイコンを
選びます (図3-4、位置F参照)。バッチカウントスクリーンで
ENTERキーを押し、方向パッドのUP/DOWN矢印で希望する
バッチサイズを選んでください。LEFT/RIGHT矢印で、桁を
切り替えます。ENTERをもう一度押して、選んだバッチサイズ
を確定します。ゼロ (0) に設定されている場合、駆動部は無限
のサイクルで稼働し、∞記号が表示されます。方向パッドで
EXITを選び、定時給液操作スクリーンに戻ります。
OFF時間が00:00:00に設定
9. 駆動部始動:これで駆動部操作の設定ができました。駆動部
を始動させるには、右上角にあるSTART/STOPキーを押して
ください。バッチ操作中に流れ方向、チューブサイズ、流れ
の単位、流量などを調整するために、駆動部はいつでも一時
休止できます。
10. バッチの再設定:バッチを再設定するには、方向パッドと
ENTERキーを使って、BATCHアイコンを選びます (図3-4、
位置F参照)。バッチ数スクリーンで方向パッドを使ってRESET
を選びENTERキーを押すとバッチ数が再設定され、EXITを選
ぶとメインの定時給液モード操作スクリーンに戻ります。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-11Masterflex

セクション
操作
3
コピー給液モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、コピー給液モードでの駆動部のスクリー
ンディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの説明は
次の通りです。
図
A
J
I
3-6.
コピー給液モードスクリーン
100.00
53 %
1000/2000
G
B
C
K
D
E
F
A. モードディスプレー:現在の操作モード。
B. セットアップ
:セットアップスクリーンを使って、流れの
単位、チュービングサイズ、流量、チュービングキャリブレー
ション、サウンド、累積容量、メインメニューを選択できます。
セットアップスクリーンには、定時給液モード操作スクリーン
からアクセスできるいくつかの機能が入っています。それに
は、ポンプ方向、オン/オフ時間、バッチ数、リモートコント
ロール、キーパッドロックアウトなどが含まれています。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの
方向が右回りと左回りで切り替わります。
D. コピー量スクリーン:
コピーセッティングスクリーン
、図3-8
参照。
E. ポンプOFF時間:駆動部がOFFになっているとハイライトされ
ます。
F. バッチ数:そのバッチで分注されたサイクル数を表示します。
G. ローカル/リモート
または :このアイコンのENTERキー
を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンにい
きます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロール
モードかリモートコントロールモードかを表示しています。中
央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカルモー
ドになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかったら、
駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
:このアイコンのENTERキーを押すと、
キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キーパッドを
ロックすると、駆動部の設定の変更が防止されます。ロック
されると、このアイコンが
に変わります。
I. 終了率:このアイコンは、分注済み液体をパーセントで表し
ています。
J. コピー容量:分注時またはOFF時間のコピー容量を表示します。
K. アンチドリップ:水滴のアイコンがでているときは、アンチド
リップ機能がオンになっています。詳細については、3-27ページ
の「アンチドリップ機能」をご覧ください。
3-12 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

コピー給液モード
操作
セクション
操作
100.00
53 %
1000/2000
図
3-7.
コピー給液モード操作
1. 始動:メインメニューで、ENTERキーを使ってコピー給液モード
を選択し、コピー給液モード操作スクリーンにいきます。
2. チュービングのキャリブレーション:ポンプ操作を始める前
に、適切なチュービングをポンプヘッドに挿入してください。
詳細に関しては、「
3. 設定の選択:希望する流れの単位、チューブサイズ、流量、
ポンプ方向等を選びます。詳細については「SETUPメニュー
を使って」を参照してください。
4. チュービングの準備:チューブのインレットを供給液に挿入し
ます。次に、チュープアウトレットを、希望する容器に挿入し
てください。
チュービングキャリブレーション」
参照。
3
5. コピー量設定:
6. OFF時間設定:方向パッドとENTERキーを使ってディスプレー
でOFFを選び、ポンプOFF時間を入力します。方向パッドと
ENTERキーを使って、ポンプOFF時間を設定してください。
スクリーン中央のタイマーがハイライトされ、UP/DOWN矢印
を使うと、時間間隔の最も右側の桁を増加/減少させることが
できます。LEFT/RIGHT矢印で、桁を切り替えます。ベストな
OFF時間を選んだら、再びENTERを押して確定します。駆動
部は、スクリーンの中央にでている時間だけ休止します。
注:
OFF時間が00:00:00に設定されている場合、次の分注を
開始するには、キーパッドまたはリモートI/Oコネクタからの
START/STOP入力が必要です。
7. バッチサイズ設定:方向パッドとENTERキーを使って、操作
スクリーンからバッチ数アイコンを選んでください (図3-6、
位置F参照)。バッチ数スクリーンで、UP/DOWN矢印を使っ
てバッチサイズを選びます。ENTERを押してバッチサイズ
を確定します。ゼロ (0) に設定されている場合、駆動部は無
限のサイクルで稼働し、∞記号が表示されます。EXITを選ん
で、コピー給液モードスクリーンに戻ります。
• バッチ数は、BATCH COUNTスクリーンでRESETを選ぶこ
とにより、リセットできます。
コピー設定操作
を参照。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-13Masterflex

セクション
操作
3
コピー給液モード
操作 (続き)
8. 駆動部操作:選択されてスクリーンに表示されている設定で
駆動部を操作するには、START/STOPキーを押してください。
もう一度押すと、駆動部が一時休止・停止します。バッチが
完了すると、駆動部は自動的に停止します。
9. バッチ数リセット:方向パッドとENTERキーを使って、
BATCH COUNTアイコンを選びます (図3-6、位置F参照)。
BATCH COUNTスクリーンでRESETを選び、ENTERキーを押す
とバッチ数がリセットされます。EXITを選んで、コピーモード
操作スクリーンに戻ります。
10. 最大給液時間:コピーモードでの最大給液仕様は、650rpmで
77時間です。実際の容量は、選択されたチュービングサイズと
流量によって決定されます。
3-14 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
コピー設定スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、コピー設定モードでの駆動部のスク
リーンディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの
説明は次の通りです。
図
H
3-8.
コピー設定スクリーン
A
10000
GF
B
mL/min
L
C
D
E
A. モードディスプレー:現在の操作モード。
B. START:このアイコンは、コピー容量を設定できるように駆動
部を始動させます。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの方
向が右回りと左回りで循環します。
D. 容量単位:これは、流量によって決まります。
E. STOP:これはコピーを停止させ、分注容量を設定します。
位置Hに表示されます。
F. CLEAR:これを選択すると、スクリーンに表示されている数字
がクリアされ、新しいコピー容量を選べるようになります。
G. EXIT:コピー給液モードに戻ります。
H. 容量:これはコピー時に分注された量です。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-15Masterflex

セクション
操作
3
コピー設定操作
mL/min
10000
図
3-9.
コピー設定操作
1. 始動:COPY DISPENSE MODEスクリーンからCOPYを選んで、
ENTERを押します。
2. 容量をクリアする:方向キーバッドで CLEAR を選んで、
ENTERを押します。
3. コピー容量を確立する:ユーザは3つの方法から選べます。
a. 希望する容器をチュービングアウトレットに置きます。
START/STOPキーを押して、液体分注を開始します。希望
する容量になったら、START/STOPキーをもう一度押して
ください。EXITを選び、ENTER を押します。駆動部が
コピー値をメモリに保存し、その値をCOPY DISPENSE
MODEで使います。
L
b. 希望する容器をチュービングアウトレットに置きます。
スクリーンで STARTフィールドを選び、ENTER キーを
押すと液体の分注が始まります。駆動部は、スクリーンの
STOPフィールドをハイライトしています。希望する容量
になったら、ENTERキーを押して停止させます。EXITを
選び、ENTER を押します。駆動部がコピー値をメモリに
保存し、その値をCOPY DISPENSE MODE で使います。
c. 希望する容器をチュービングアウトレットに置きます。
START/STOP入力の接点をクローズし、液体分注を開始
します。希望する容量になったら、START/STOP入力の
接点をクローズし、リリースしてください。EXIT を選び、
ENTER を押します。駆動部がコピー値をメモリに保存
し、その値をCOPY DISPENSE MODEで使います。
注:
COPY SETTINGスクリーンとCOPY DISPENSEモードスクリーン
で容量として表示されている値は、選択された流れの単位に基い
ています。RPMと%は無効です。そのような単位が選択された場
合には、駆動部はCOPY DISPENSE MODEで、チュービングサイズ
によって決定される容量を ml で表示します。
この換算の精度を高めるには、TUBING CALIBRATIONをご覧くだ
さい。
3-16 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
分量給液モード
スクリーン
ディスプレー凡例:下図は、連続モードでの駆動部のスクリーン
ディスプレーです。スクリーン上のインフォメーションの説明は
次の通りです。
図
I
G
H
3-10.
分量給液モードスクリーン
100.00
A
1000/2000
B
C
J
D
L
E
F
A. モードディスプレー:現在の操作モード。
B. セットアップ
:セットアップスクリーンを使って、流れの
単位、チュービングサイズ、流量、チュービングキャリブレー
ション、サウンド、累積容量、メインメニューを選択できます。
セットアップスクリーンには、定時給液モード操作スクリーン
からアクセスできるいくつかの機能が入っています。それに
は、ポンプ方向、オン/オフ時間、バッチ数、リモートコント
ロール、キーパッドロックアウトなどが含まれています。
C. 流れの方向:このアイコンのENTERキーを押すと、流れの方
向が右回りと左回りで循環します。
D. 流れの単位:希望する流れの単位を選んでください。
E. ポンプOFF時間:駆動部がOFFになっているとハイライトされ
ます。
F. バッチ数:そのバッチで分注されたサイクル数を表示します。
G. ローカル/リモート
または :このアイコンのENTERキー
を押すと、リモートコントロールセットアップスクリーンにい
きます。このアイコンは、その駆動部がローカルコントロール
モードかリモートコントロールモードかを表示しています。
中央に塗りつぶした長方形がでていたら、駆動部はローカル
モードになっています。中央に塗りつぶした長方形がなかった
ら、駆動部はリモートコントロールモードになっています。
H. キーパッドロック
:このアイコンのENTERキーを押すと、
キーパッドロックアウトスクリーンにいきます。キーパッド
をロックすると、駆動部の設定の変更が防止されます。ロッ
クされると、このアイコンが
に変わります。
I. 容量:分注時またはOFF時間のコピー容量を表示します。
J. アンチドリップ:水滴のアイコンがでているときは、アンチド
リップ機能がオンになっています。詳細については、3-27ページ
の「アンチドリップ機能」をご覧ください。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-17Masterflex

セクション
操作
3
分量給液モード
操作
100.00
1000/2000
図
3-11.
分量給液モード操作
1. 始動:メインメニューで、ENTERキーを使って分量給液モード
を選択し、分量給液モードスクリーンにいきます。
2. チュービングのキャリブレーション:ポンプ操作を始める前
に、適切なチュービングをポンプヘッドに挿入してください。
詳細に関しては、「
3. 設定の選択:希望する流れの単位、チューブサイズ、流量、
ポンプ方向等を選びます。詳細については「SETUP
を参照してください。
4. チュービングの準備:チューブのインレットを供給液に挿入し
ます。次に、チューブアウトレットを、希望する容器に挿入し
てください。
5. 希望する容量設定:方向パッドでディスプレー中央の数値
フィールドをハイライトし、ENTERキーを押します。これに
よって、駆動部の液体容量の、最も右側の桁(流れの単位によっ
て、1/10、1/100、1/1000等) が変えられるようになります。
方向パッドでUP矢印を押すと、容量が1だけ増え、DOWN矢
印を押すと容量が1だけ減ります。ENTERキーをもう一度押す
と、現在使用している特定の容量単位で操作可能な桁がすべ
て表示され、方向パッドのLEFT/RIGHT矢印で桁間移動、そし
てUP/DOWN矢印で値の増減変更ができます。希望する容量
を選んだら、ENTERキーをもう一度押して、駆動部がその容
量で操作するように確定します。駆動部の操作を再開するに
は、START/STOPキーを押してください。
チュービングキャリブレーション
L
」参照。
メニュー
」
3-18 MASTERFLEX® I/P
6. ポンプOFF時間設定:方向パッドとENTERキーを使ってディ
スプレーでOFFを選び (図3-10、位置E参照)、休止時間を入力
します。方向パッドとENTERキーを使って、ポンプOFF時間
を設定してください。スクリーン中央のタイマーがハイライト
され、UP/DOWN矢印を使うと、時間間隔の最も右側の桁を増
加/減少させることができます。タイマーがハイライトされて
いるときにもう一度ENTERを押すと、桁はUP/DOWN矢印を
使って個別にナビゲートでき、LEFT/RIGHT矢印を使って桁の
切替ができます。ベストなOFF時間を選んだら、再びENTER
を押して確定します。駆動部は、スクリーンの中央にでている
時間だけ休止します。
ると、次の分注を開始するには、キーパッドまたはリモート
I/OコネクタからのSTART/STOP入力が必要です。
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
注:
OFF時間が00:00:00に設定されてい
Masterflex

セクション
操作
3
分量給液モード
操作 (続き)
7. バッチサイズ設定:方向パッドとENTERキーを使って、操作
スクリーンからバッチ数アイコンを選んでください (図3-10、
位置F参照)。バッチ数スクリーンで、UP/DOWN矢印を使っ
てバッチサイズを選びます。ENTERを押してバッチサイズを
確定します。ゼロ (0) に設定されていると、駆動部は無限の
サイクルで稼働し、∞記号が表示されます。EXITを選んで、
駆動部操作スクリーンに戻ります。
• バッチ数は、BATCH COUNTスクリーンでRESETを選ぶ
ことにより、リセットできます。
8. 駆動部の操作:選択されてスクリーンに表示されている設定
で駆動部を連続して操作するには、START/STOPキーを押し
てください。もう一度押すと、駆動部が一時休止·停止しま
す。バッチが完了すると、駆動部は自動的に停止します。
9. バッチ数リセット:方向パッドとENTERキーを使って、
BATCH COUNTアイコンを選びます (図3-10、位置F参照)。
BATCH COUNTスクリーンでRESETを選び、ENTERキー
を押すとバッチ数がリセットされます。EXITを選んで、
COPY MODE OPERATIONスクリーンに戻ります。
10. 最大給液時間:コピーモードでの最大給液仕様は、650rpmで
77時間です。実際の容量は、選択されたチュービングサイズと
流れの単位によって決まります。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-19Masterflex

セクション
操作
3
リモートコントロール
メニュー
図
3-12.
リモートコントロールメニュースクリーン
NAVIGATION:メインメニューまたはSETUPメニューで
REMOTE CONTROLを選んで、ENTERを押してださい。
LOCAL:これが選択されていると、駆動部はフロントパネルキー
パッド、始動/停止入力、方向入力、またはプライム入力でコント
ロールされます。
CURRENT INPUT:これが選択されていると、駆動部はリモート
コントロールになっています。この状態になっていると、ユーザ
が流れを制御する電流信号を入力できます。ユーザは、電流と流
れの最小設定点、最大設定点、中間設定点を調節するオプション
から選べます。ディフォルトとして、最小 (MIN) 電流は 4.2 mA、
流れは0に設定されています。最大 (MAX) 電流は20 mA、流れは最
大に設定されています。中間 (MID) は電流と流れに対して自動的に
計算され、MINとMAXの真ん中になります。他のプロフィールが
必要な場合、MIDは調節できます。必要な場合には、スケーリン
グを逆にすることもできます。CURRENT INPUT MODEが選択さ
れていることを確認するには、リモートコントロールメニューに
戻ってから EXITを選び、次にCONTINUOUS PUMP MODEを選ん
でください。リモート電流入力モードを解除するには、LOCALを
選び ENTER を押してください。
注:
電流入力が選択されていると、REMOTE CONTROL MODE
から出て CONTINUOUS PUMP MODE を選ぶまで、駆動部は始
動しません。
CURRENT OUTPUT:この状態になっていると、特定の流れでの
電流出力をユーザが調節できます。ユーザは、電流と流れの最小
設定点、最大設定点、中間設定点を調節するオプションから選ぶ
ことができます。ディフォルトとして、最小 (MIN) の流れは0.00
に、電流は4.0に設定されています。最大 (MAX) は流れが最大、
電流は20.0 mAに設定されています。中間 (MID) は電流と流れに
対して自動的に計算され、MINとMAXの真ん中になります。他の
プロフィールが必要な場合、MIDは調節できます。これによって、
電流出力の3点キャリブレーションが可能になります。この3点間
の流れは線形です。必要な場合には、スケーリングを逆にすること
もできます。
ドにはなりません。VOLTAGE INPUTまたは CURRENT INPUTを
注:
電流出力を選んでも、リモートコントロールモー
選んで初めて、リモートコントロールモードにすることができ、
ハウスアイコンが空になります (図3-2、位置G参照)。
注:
電流出力
は、稼働コマンド速度を表しています。ポンプが稼働しているかを
示すには、モーター稼働接点 (普通はオープン/クローズ) を使って
ください。
3-20 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
リモートコントロール
メニュー (続き)
VOLTAGE INPUT:これが選択されていると、駆動部はリモート
コントロールになっています。この状態になっていると、ユーザが
流れを制御する電流信号を入力できます。ユーザは、電流と流れ
の最小設定点、最大設定点、中間設定点を調節するオプションから
選べます。ディフォルトとして、最小 (MIN) 電圧は00.1V DCに、
そして流れは 00.0に設定されています。最大 (MAX) は10.0 V DC
に、そして流れは最大に設定されています。中間 (MID) は電圧
と流れに対して自動的に計算され、MINとMAXの真ん中になり
ます。他のプロフィールが必要な場合、MID は調節できます。
必要な場合には、スケーリングを逆にすることもできます。
VOLTAGE INPUT MODEが選択されていることを確認するには、
リモートコントロールメニューに戻ってからEXITを選び、次に
CONTINUOUS PUMP MODEを選んでください。リモート電圧入力
モードを解除するには、LOCALを選び ENTERを押してください。
注:
電圧入力が選択されていると、REMOTE CONTROL MODE
から出て CONTINUOUS PUMP MODE を選ぶまで、駆動部は始
動しません。
VOLTAGE OUTPUT:この状態になっていると、ユーザが特定の
流れでの電圧出力を調節できます。ユーザは、電圧と流れの最小
設定点、最大設定点、中間設定点を調節するオプションから選べ
ます。ディフォルトとして、最小 (MIN) の流れは00.00に、電圧
は 00.0 V DCに設定されています。最大 (MAX) は流れが最大、
電圧は10.0 V DCに設定されています。中間 (MID) は電圧と流れに
対して自動的に計算され、MINとMAXの真ん中になります。他
のプロフィールが必要な場合、MIDは調節できます。これによっ
て、電圧出力の3点キャリブレーションが可能になります。この
3点間の流れは線形です。必要な場合には、スケーリングを逆に
注:
することもできます。
電圧出力を選んでも、リモートコント
ロールモードにはなりません。VOLTAGE INPUTまたは CURRENT
INPUTを選んで初めて、リモートコントロールモードにすること
ができ、ハウスアイコンが空になります (図3-2、位置 G参照)。
注:
電圧出力は、稼働コマンド速度を表しています。ポンプが稼
働しているかを示すには、モーター稼働接点 (普通はオープン/ク
ローズ) を使ってください。
START/STOP:START/STOP入力は、駆動部の稼働時にOFF (工場
ディフォルト) または ON に設定できます。
OFFを選んだ場合 (工場ディフォルト)、START/STOP入力の使用
はオプションになります。START/STOP入力がオープンになって
いると、駆動部は START/STOPキー、PRIMEキー、またはPRIME
入力を使って始動できます。リモートモードでは、入力で十分な
電流または電圧があれば、駆動部は稼働します。
START/STOP入力がクローズになっていると、START/STOP入力
がオープンになる、または START/STOP キーを押すまで駆動部
が稼働します。定時給液モード、コピー給液モード、分量給液
モードでは、START/STOP を瞬時クローズさせるだけで駆動部を
始動させることができます。駆動部が給液モードのどれかですで
に稼働している場合には、START/STOP を瞬時クローズさせるだ
けで駆動部を停止させることができます。SET COPY MODEでの
START/STOP入力機能はCONTINUOUS MODEと同じで、クローズ
すると駆動部はオープンするまで稼働します。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
3-21Masterflex

セクション
操作
3
リモートコントロール
メニュー (続き)
ONを選んだ場合、START/STOP入力機能は、かなり簡略化されま
す。START/STOP入力がクローズされていない場合、駆動部はどの
ような状態でも稼働しません。
表
3-2.
メニュー設定 始動/停止
セットアップオプション 入力
自動
始動 必要
オフ
オフ
オフ
強制稼働
オフ
オフ
強制稼働
オン
オン
オン
強制稼働
オン
オン
強制稼働
注:
連続モードでSTART/STOP入力を使っていると、駆動部は接点をクローズすると始動し、接点
がオープンすると停止します。
連続モード操作
始動/停止
オフ
オープン
オフ
オープン
オフ
クローズ
オン
オープン
オン
クローズ
オフ
オープン
オフ
オープン
オフ
クローズ
オン
オープン
オン
クローズ
電源オフ時の
駆動部状態
S/S
クローズにより
S/S
オープンにより
強制非稼働
S/S
クローズにより
S/S
クローズにより
S/S
オープンにより
強制非稼働
S/S
クローズにより
内部モード
稼働
非稼働
稼働
非稼働
mA
電源オン時の
駆動部応答
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
稼働
非稼働
稼働
非稼働
稼働
または
V
モード
電源オフ時の
駆動部稼働
(十分なレベル)
電源オン時の
駆動部応答
(十分なレベル存在)
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
稼働
稼働
稼働
非稼働
稼働
表
3-3.
メニュー設定セットアップ オプション 始動/停止
自動始動
オフ
オフ
オフ
強制稼働
オフ
オフ
強制稼働
オン
オン
オン
強制稼働
オン
オン
強制稼働
*
注:
給液モードでSTART/STOP MENU SETUPオプションがOFFになっていると、駆動部は瞬時の
接点閉鎖で分注を始動し、分注周期と間隔周期にあるときの瞬時の接点閉鎖で分注を停止し
ます。
給液モード操作
始動/停止
必要
オフ
オフ
オフ
オン
オン
オフ
オフ
オフ
オン
オン
入力
オープン
オープン
クローズ
オープン
クローズ
オープン
オープン
クローズ
オープン
クローズ
* S/S
S/S
S/S
* S/S
S/S
S/S
電源オフ時の
駆動部状態
非稼働
クローズにより
オープンにより
強制非稼働
クローズにより
非稼働
クローズにより
オープンにより
強制非稼働
クローズにより
稼働
稼働
電源オン時の
駆動部応答
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
非稼働
稼働
稼働
稼働
3-22 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
DB-25
ピン形状と
結線図
接点構成
図
注:
13 1 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2
25 24 23 22 21 20 19 18 17 16 15 14
A.
停止/始動
B.
右回り/左回り
C.
出力
0-20Ma; 4-20mA
D.
入力
0-20Ma; 4-20mA
E. 入力 0-10V
F.
出力
0-10V
3-13. DB-25
1
2
3
4
5
6 (
7 COM (
8 (
14
15
16
17
18
19
20
9
10
11
12
21
22
23
24
25 Aux 24V+ (150 mA)
13 Aux 24V- (150 mA)
ピン形状
速度制御電圧入力
速度制御電流入力
速度制御入力地帰路
速度信号電流出力
速度信号出力基底基準
モーター稼働
モーター稼働
モーター稼働
速度信号電圧出力
リモート始動/停止入力
リモート右回り/左回り入力
リモート始動/停止、右回り/左回り、プライム基底基準
タコメータ基底基準
タコメータ出力 (オープンコレクター
リモートプライム入力
保留
-
使用しない
保留
-
使用しない
保留
-
使用しない
保留
-
使用しない
保留
-
使用しない
保留
-
使用しない
一般的な警報 (オープンコレクター
ローカル/リモートインディケータ (オープンコレクター
ピン5、13、17、18は接地で、START/STOP、PRIME、方向、
L
K
JI CE
タコメータ出力
G.
H.
プライム
I. (
モーター稼働
J. (
モーター稼働
K.
一般的な警報
L.
ローカル/リモートインディケータ
(0-10 V)
(0-20 mA)
(0-20 mA)
N.O.
ディフォルト
)
N.C.
ディフォルト
(0-10 V)
G
HA
N.O.
N.C.
) 1A @24 V
) 1A @24 V
)
)
タコメータ、LOCAL/REMOTE、一般的な警報シグナル、電流/
電圧出力と共に使用できます。
F
B
接点
(1A @ 24 V)
接点
(1A @ 24 V)
D
)
注意:駆動部への損傷を防ぐために、外部リモートコントロール
ケーブルを接続する前に、必ず電源を切ってください。
注:
「低インピーダンス」状態でのオープンコレクター出力は接地されてい
ますが、「高インピーダンス」では基本的に浮遊状態です。次のオープンコ
レクターのページを参照してください。電圧出力と共に使用できます。
MASTERFLEX
®
P/S
モジュラーデジタルポンプ駆動部操作マニュアル
3-23Masterflex

セクション
操作
3
31
ピン形状と
接点構成
結線図
30
31
29
図
3-14. 31
ピン番号 概要
ピン形状
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11 (
12
13
14
15 (
16
17
18
19
20
21
22
23
24 Aux 24V+ (150 mA)
25 Aux 24V- (150 mA)
26
27
28
29
30
31
速度制御電圧入力
速度信号電流出力
速度制御電流入力
リモート始動/停止入力
速度制御入力地帰路
リモート右回り/左回り入力
速度信号電流出力
リモート始動/停止、右回り/左回り、プライム基底基準
速度信号出力基底基準
タコメータ基底基準
モーター稼働
タコメータ出力 (オープンコレクター
論理
COM (
リモートプライム入力
モーター稼働
保留
–
保留
–
保留
–
保留
–
一般的な警報
保留
–
ローカル/リモートインディケータ
保留
–
保留
–
保留
–
保留
–
保留
–
保留
–
保留
–
N.O.
モーター稼働
N.C.
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
使用しない
14
18
31- #20
)
8
13
19
25
24
(0-10 V)
(0-10 V)
(0-20 mA)
(0-20 mA)
ディフォルト
ディフォルト
3
1
2
7
) 1A @24 V
)
) 1A @24 V
3-24 MASTERFLEX
注:
ピン8、9、10、25は接地で、START/STOP、PRIME、方向、
タコメータ、LOCAL/REMOTE、一般的な警報シグナル、電流/
電圧出力と共に使用できます。
注:「
地されていますが、
です。オープンコレクターのページを参照してください。
®
I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
注意:駆動部への損傷を防ぐために、外部リモートコントロール
ケーブルを接続する前に、必ず電源を切ってください。
低インピーダンス」状態でのオープンコレクター出力は接
「
高インピーダンス」では基本的に浮遊状態
Masterflex

セクション
操作
3
リモートコントロール
入力および出力
入力
リモート右回り/左回り、リモート始動/停止、リモートプライム、
Auxイン:
リモートコントロール入力は、電流シンク出力 (パッシブなプル
アップ抵抗無しのオープンコレクター NPN トランジスタ出力)、
またはDCコモンへの接点閉鎖 (接地) で稼働します。リモート始動/
停止入力への継続したアクティブローは駆動部を稼働させ、リモート
右回り/左回り入力への継続したアクティブローは駆動部を左回り
に稼働させます。モーターは、方向を変える前に、制御された停
止状態になります。リモートプライム入力への継続したアクティ
ブローは、駆動部をフル速度で稼働させます。
電流クローズド入力
電圧オープン入力
作動に必要な閾値電流
リモートコントロール入力および出力
1 mA TYP
3.2 V TYP
0.5 mA TYP
リモートアナログ入力:
4-20 mA 入力: 信号用接地への250オーム標準入力基準イン
ピーダンス。4 mA、停止;20 mA、フル速度
(ディフォルト設定) 10 ビット解像度過負荷
容量: 10 Vまたは40 mA最大
0-10 V 入力: 信号用接地への10オーム標準入力基準イン
ピーダンス。0 V、停止;10 V、フル速度
(ディフォルト設定)10 ビット解像度
出力
4-20 mA 出力: 接地への0 から600オーム最大負荷基準。
4 mA、停止;20 mA、フル速度(ディフォル
ト設定)10 ビット解像度
0-10 V 出力: 接地への1.0 Kオーム最小負荷基準。0 V、
停止;10 V、フル速度(ディフォルト設
定)10ビット解像度
タコメータ出力:
オープンコレクター、1.0A @ 28VDC
100から6500 Hz、50%デューティサイクル。
(10 Hz = 1 ポンプ RPM)
論理出力: オープンコレクター、1.0A @ 28VDC
モーター稼働出力: 常時開リレー接点および常時閉リレー接点
一般的な警報出力: 警報が表示されているときはオープン
(高インピーダンス)
ローカル/リモート リモートコントロールモード (電圧入力
インディケータ:
または電流入力) 時にオープン (高インピー
ダンス)。
MASTERFLEX
®
P/S
モジュラーデジタルポンプ駆動部操作マニュアル
3-25Masterflex

セクション
操作
3
オープンコレクター
出力
モーター稼動
コンタクト
この駆動部のリモート出力 (タコメータ、ローカル/リモート、警
報) は「オープンコレクター」タイプの出力で、リレー出力と同
様に配線することはできません。オープンコレクター出力は分離
されていないので、リレー出力とは別に設定しなければなりませ
ん。オープンコレクター出力がアクティブの場合、出力は効果的
に接地されているため、不適格な終端処理が行われると駆動部や
外部装置に損傷を与えることがあります。
勧めする方法
オープンコレクター出力に接続する際は、出力が限流抵抗器、さら
に28VDC以下の正電源に接続されているようにしてください。
一般的には、24V PLC入力に接続します (図3-14参照)。
注:インタフェースコネクタの
150mA
この駆動部のモーター稼動出力(常時開および常時閉)はリレー出力
に制限されます。
で、24Vの正電源は必要ありません。
24V
電源で使用する場合、電流引き込みは
注:
3-14.
図
120V
電源をリレーコンタクトに接続することはお勧めできません!
+24V
10k
出力
オープンコレクター出力から
PLC
への終端処理
PLC
へ
3-26 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
操作
3
アンチドリップ機能
同じ駆動部ばアンチドリップ機能を備えています。給液の後で液体
が落ちるのは、チュービングサイズ、チュービング方法、液体の粘
度などのいくつかの要素に関係しています。この滴りを最小限にす
るために、給液の後で駆動部が方向を逆転して、チュービングの端
にある液体を引き込みます。
この機能を使うには、Copy Dispense ModeまたはVolume Dispense
Mode ANTI-DRIPを選んでください。
図
3-15.
アンチドリップ画面
アンチドリップ機能を使用するには、ONを選ぶと2番目の画面が
でてきます。ユーザは、この画面で駆動部の逆転度数をインプッ
トします。5度から45度が一般的です。現在の設定を変更しない
で終了させるには、EXITを選んでください。
45
図
3-16.
アンチドリップ度数画面
数字をハイライトしてENTERキーを押し、上、下、右、左の
アローを使って数字や桁数を変えます。ENTERキーを押し、次に
EXITを押して設定をセーブしてください。これで、給液後に駆動
部が逆転するようになりました。
°
3-27 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
4
メンテナンス
交換部品と付属品
警告:メンテナンスを実施する前に、ポンプから電源を外してくだ
さい。
概要
ヒューズ
注:
ていません。シールやギアに故障がある場合は、認可サービス
センターまでご連絡ください。)
T6.3A, 5 X 20 mm 77500-24
(シールキットとギア交換部品は、エンドユーザに提供され
部品番号
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
4-1Masterflex

セクション
メンテナンス
4
ヒューズ交換
1. 電源スイッチをオフの位置にしてください。
2. レセプタクルから AC 電源コードを外します。
3. ヒューズを取り外し点検し、不良の場合は交換してください。
スタイル
B
C
スタイル
“A”
D
“B”
A
4-2 MASTERFLEX® I/P
図
4-1.
ヒューズ交換
アイテム 概要
A I/O
B IEC
C T6.3A (5×20 mm)
D
E
清掃
警告:清掃作業の前に、ポンプから電源を外してください。
駆動部ケースは中性洗剤できれいにしてください。掃除をするとき
に、水中に入れたり大量の液体を使わないようにしてください。
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
D
B
レセプタクル
パワーエントリーモジュール
電源スイッチ
I/Oレセプタクル31ピン(ウォッシュダウン
–
C
DB-25
ピン (スタイル
ヒューズ
すべての設定はメモリに入っている
–
代用品使用禁止
E
A)
–
スタイルB)
Masterflex

トラブルシューティング
表
セクション
モーターが回転せず、 電源が供給されていない。
2.
3.
4.
5.
2.
3.
4.
5.
6.
I/O
START/STOP
2. I/O
現象
ディスプレーが点灯しない。
モーターが回転しない。 リモートコントロールの不良、
ディスプレーは点灯する。 または設定エラー。
5
トラブルシューティング
になっている。
原因
1.
コネクタの入力無しで、
モードが
モード
1.
“ON”
ヒューズを点検し、不良の
場合は交換する。
プラグを接続したコンセント
に電源が供給されているかを
点検する。
電源コードの接続を点検
する。
結線部分を点検し、不良の
場合は交換する。
販売店へ連絡する。
1.
電源スイッチを
リモートケーブル接続部分
が、完全にレセプタクルへ
挿入されているか点検する。
もう一度電源を入れてみる。
モーターがまだ回転しない
場合には、メインメニュー
またはセットアップメニュー
で設定を確かめる。
モードスクリーンに戻り、
アイコンが
コントロールモードを示し
ていることを確認する。
詳細に関しては、このマニュ
アルの
モード
詳細に関しては、このマニュ
アルの
入力無しに稼働させるには、
START/STOP
“OFF”
解決策
OFF
にする。
リモート
リモートコントロール
参照。
リモートコントロール
参照。
コネクタケーブルでの
メニューで
を選ぶ。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
5-1Masterflex

セクション
トラブルシューティング
5
エラー定義
エラー
概要:
エラー状態: モーターがコマンドの速度値を
#2
:モーターの回転数オーバー
駆動部がコマンドの速度値を超過した。
20%
超過した。
対応方法: 駆動部がすぐに停止する。負荷が正しいか確認し、駆動
部で動力サイクルする。それでもエラーが発生する場合に
は、工場に連絡する。
エラー
#3
:瞬間的な電流オーバー
概要: 短時間、モーターに電流がかかり過ぎる。
4.0 A
エラー状態: モーターの電流がピークで
以上。
対応方法: 駆動部がすぐに停止する。ポンプヘッドが束縛されてい
ず、負荷が推奨最大値以上になっていることを確認する。
エラー
概要:
それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
#4
:フラッシュチェックサム不良
稼働時間チェックサム (電源をオンにして検査) に不良チェ
ックサム値が入っている。
エラー状態:
電源をオンにしてチェックサムを検査し、無効値があるか
調べる。
対応方法:
駆動部を動力サイクルする。それでもエラーが発生する場
合には、工場に連絡する。
エラー
概要:
#7:EEPROM
チェックサム不良 (設定)
パラメータおよび設定で不良
ある、またはデータが領域外。
エラー状態:
1) EEPROM
2) EEPROM
対応方法:
エラーは10秒後にクリアされ、パラメータがディフォル
ト値にリセットされる。それでもエラーが発生する場合に
は、工場に連絡する。
エラー
概要:
エラー状態:
#8:EEPROM
工場計算での
1) EEPROM
チェックサム不良 (工場計算)
2) EEPROM
対応方法:
エラーは10秒後にクリアされ、パラメータがディフォル
ト値にリセットされる。それでもエラーが発生する場合に
は、工場に連絡する。
EEPROM
チェックサムが
のチェックサム値が計算された値と一致しない。
のデータが領域外。
EEPROM
チェックサム不良
のチェックサム値が計算された値と一致しない。
のデータが領域外。
5-2 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
トラブルシューティング
5
エラー定義 (続き)
エラー
概要:
#9:EEPROM
EEPROM
ライト検証エラー
にライトされたデータが一致しない。
エラー状態: データ値が一致しない。
対応方法:
エラーは10秒後にクリアされ、パラメータがリセットされ
る。それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡
する。
エラー
概要:
エラー状態:
対応方法:
#10
:バス電圧オーバー
駆動部のレポートで、計測
駆動部電圧が
ポンプがすぐに停止するので電源ラインの電圧を調べる。
260V AC
AC
以上。
それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
概要:
エラー状態: 駆動部電圧が
対応方法:
注:
#11
:バス電圧アンダー
駆動部のレポートで、計測
ポンプがすぐに停止するので電源ラインの電圧を調べる。
電源が切った状態でこのエラーが表示されるのは、正常。
90V AC
AC
以下。
それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
電圧が高過ぎる。
電圧が高過ぎる。
エラー
概要:
エラー状態:
対応方法:
エラー
概要:
エラー状態:
対応方法:
#12
:モーター失速/モーター速度アンダー
#14
:周囲温度加熱
モーターに稼働のコマンドを与えたが、非常に遅くなった
か、または停止した。
モーター速度が、長時間、望ましい速度の
95%
となって
いる。
モーターに停止コマンドが送られる。ポンプが自由に回転で
きて束縛されていないことを確認する。それでもエラーが発
生する場合には、工場に連絡する。
モーターが過熱している。
モーターの温度値が、スレッシュホールド値を超えている。
ポンプがすぐに停止する。周囲温度が
104° F (40° C)
以下に
なっていることを確認する。ポンプが自由に回転できて、
空気の流れが妨げられていないことも確認する。それでも
エラーが発生する場合には、工場に連絡する。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
5-3Masterflex

セクション
トラブルシューティング
5
エラー定義 (続き)
エラー
概要:
#15
:モーターフィードバック不良
エラー状態:
対応方法:
エラー
概要:
#16
:無効インタラプトまたはアドレス
エラー状態:
対応方法:
モーターへの通信が適切でない、消えてしまった、または
その他の通信に関する欠陥がある。
モーターからシリアルポートを通ってデータが戻って
こない。
駆動部がポンプの停止を試みる。駆動部を動力サイクル
する。それでもエラーが発生する場合には、工場に連絡
する。
ソフトウェアが無効アドレス、無効インタラプト、または
その他の中断/例外
これは、無効ポインターレファレンスまたはラムメモリ
(
データ中断除外等) にジャンプする。
破損が原因で起きる。
これは
CPU
内の除外中断/インタラプトによって処理さ
れ、該当する例外処理機能に範囲を広げることになる。
駆動部を動力サイクルして、エラーをリセットする。それ
でもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
エラー
概要:
#18
:ウォッチドッグエラー
エラー状態:
対応方法:
ウォッチドッグをアップデートしてないので、プログラム
が稼働を停止した。例:ソフトウェアロックアップ。
ウォッチドッグがアップデータされていず、インタラプト
が誘発された。
駆動部を動力サイクルして、エラーをリセットする。それ
でもエラーが発生する場合には、工場に連絡する。
5-4 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
6
付属品
1. フットスイッチ、DB-25雄付き 07523-92
2. コネクタDB-25雄 07523-94
3. フットスイッチ (NEMA 4X)* 07575-84
4. リモートコントロールケーブル、
31ピン(NEMA 4X)*、25ft (7.62 m) 07575-80
* ウォッシュダウン駆動部のみ。
MASTERFLEX
®
I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
6-1Masterflex

セクション
出力
速度:
全モデル
トルク出力、最大:
全モデル
速度調整:
全モデル
ディスプレー:
全モデル
リモ ート出 力:
全モデル
全モデル
全モデル
全モデル
入力
7
0.1 - 650 rpm
520 oz-in (37.4 kg•cm)
128 x 64 LCD w/ LED
仕様
1560 oz-in
ライン
ロード
ドリフト
電圧速度出力
(0–10V DC @ 1 kΩ min)
流速度出力
(0–20 mA @ 0–600ΩΩ)
タコメータ出力
(100 to 6500 Hz
50%
モータ稼働出力
(N.O. & N.C.
1A @ 28V DC)
始動
±0.1% F.S.
±0.1% F.S.
±0.1% F.S.
バ ックラ イト
、
デューティサイクル、
コンタクトクロージャ、
10 Hz/rpm)
供給電圧制限:
全モデル
電流、最大:
全モデル
リモート入力:
全モデル
全モデル
全モデル
90 - 260 Vrms @ 50/60 Hz
(
ユニバーサル入力
4.5A @ 115 Vrms
停止/始動、右回り/左回り、プライム
(
コンタクトクロージャ
電圧入力
±50V
電流インプット
(0–20 mA
±50V
MASTERFLEX® I/P
(0–10V DC @ 10 kΩ),
コモンモード範囲
または
コモンモード範囲
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
)
または
)
4–20mA @ 250 Ω)、
2.6A @ 230 Vrms
7-1Masterflex

セクション
仕様
7
構造
寸法 (長さ
ベンチトップモデル
x
奥行き
x
高さ):
コントローラー:
ポンプ駆動部
ウォッシュダウンモデル
コントローラー:
ポンプ駆動部
重量:
ベンチトップモデル
9 in × 11.8 in × 4.5 in (229 × 298 × 114mm)
15.7 in × 7 in × 6 in (395 × 178 × 152 mm)
コントローラー:
ポンプ駆動部
ウォッシュダウンモデル
コントローラー:
ポンプ駆動部
エンクロージャ定格:
ベンチトップモデル
ウォッシュダウンモデル
使用環境
10.5 in × 8.3 in × 5 in (267 × 209.5 × 27mm)
15.7
in
x 7
in
x 6 in (395 x 178 x 152 mm)
6.8 lb (3.1 kg)
21 lb (9.5 kg)
9.8 lb (4.5 kg)
21 lb (9.5 kg)
IP 33 (IEC 60529
IP 66 (IEC 60529
に準じて)
に準じて
)/NEMA 4X –
屋内使用
操作時の温度:
全モデル
保管時の温度:
全モデル
湿度 (結露のないところ):
ベンチトップモデル
ウォッシュダウンモデル
海抜:
全モデル
騒音レベル:
汚染度:
ベンチトップモデル
0° - 40°C (32° - 104°F)
–25° - 65°C (–13° - 149°F)
10% - 90%
10% - 100%
2000 m
<70dBa @ 1 m
ウォッシュダウンモデル 汚染度
(
以下
汚染度
(屋内使用
2
—
ラボ、オフィス)
3
屋内使用 — 保護された場所)
7-2 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

セクション
仕様
7
耐薬品性:
ベンチトップモデル 外装はアルミニウム、
ABS
プラスチック、
ビニール。モーターは粉体コーティング
アルミニウム
ウォッシュダウンモデル 外装はポリエステルコーティングスチー
ル、粉体コーティングアルミニウム
コンプライアンス:
ANSI/UL Std 61010-1
に適合
CAN/CSA Std C22.2 No. 61010-1
この製品は
CAN/CSA-C22.2 No. 61010-1
認定
、
修正1を含む第2版、または同レベルのテスト
要件を包含した同基準の後のバージョンの
要件に従ってテストされています。
用
(CE Mark
EN61010-1: (EU
EN61326: (EU EMC
):
低電圧指令) および
指令
)
MASTERFLEX
®
I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
7-3Masterflex


セクション
8
保証、返品、
テクニカルアシスタンス
保証
最高の性能を発揮するために、
MASTERFLEX
チュービングを使用した場合には、この保証が無効となります。
この製品は、素材または仕上げでの欠陥に対して保証されてい
ます。次の条件が満たされた場合に、製造業者またはディストリ
ビュータの裁量で、欠陥製品を無料で修理または交換するか、
購入者に購入金額を払戻しいたします。その条件とは:(a) 保証に
対するクレームが保証カードに記載されている期間内に書面
でなされていること、(b) 売買証書または領収証付き請求書を
クレームと同時に提出し、その製品の保証期間が切れていない
こと、(c) 購入者は製造業者またはディストリビュータの最新カ
タログに掲載されている一般条件で説明されている返品手順に
従う、という3点です。
次のような場合には、この保証は適用されません:(a) 次のこと
が原因による欠陥または損傷:(i) 製品の誤用、(ii) 一般的に慣習
となっている方法以外での製品の使用、(iii) 事故または配慮の欠
如、(iv) 不適切なテスト、操作、メンテナンス、点検、修理、設
置または保管、(v) 許可されていない変更または改良、または (b)
期限切れの素材。
精密チュービングのみを使用してください。他の
MASTERFLEX
ポンプには
この保証は購入者の唯一の法的救済であり、製造業者およびディ
ストリビュータは、明示、暗示、または法定保証を問わず、商品
性および特定の目的に対する適性保証を含む、しかし必ずしもこ
れに限定されない他のすべての保証を拒否します。製造業者や
ディストリビュータの従業員、エージェント、代理人は誰も、製
造業者またはディストリビュータを他のどのような保証にも拘束
する権限を与えられていません。いかなる場合にも、製造業者ま
たはディストリビュータは、偶発的、間接的、特別または誘発的
な損害に対しても法的責任を負うことはできません。
この製品の保証期間は、購入日から2年間です。
MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
8-1Masterflex

セクション
保証、返品、および
テクニカルアシスタンス
8
返品
テクニカル
アシスタンス
料金や遅延を最小限にするために、保証期間中あるいは期間外を問わ
ず、製品を返品する前に製造業者または認可販売業者に連絡して返品
許可を受け、返品方法を確認してください。返品の際は、その理由を同
封してください。お客様を保護するために、製品は十分な注意を払って
梱包し、損害や紛失に対する保険をかけてください。不適切な梱包が原
因となる損傷は、お客様の責任となります。
この製品の使用に関するご質問は、製造業者または認可販売業者まで
ご連絡ください。
8-2 MASTERFLEX® I/P
モジュラーポンプ駆動部操作マニュアル
Masterflex

®
US & Canada only
Toll Free 1-800-MASTERFLEX | 1-800-637-3739
Outside US & Canada
1-847-549-7600 | 1-847-381-7050
*EN809 manufactured by:
Cole-Parmer Instrument Company
28W092 Commercial Avenue, Barrington, IL 60010
techinfo@masterflex.com | www.masterflex.com