Manley STINGRAY Owner's Manual

MANLEY
LABORATORIES, INC.
OWNER'S MANUAL
THE "STINGRAY"
INTEGRATED AMPLIFIER
MANLEY LABORATORIES, INC.
プロメディア・オーディオ㈱
電話03-5397-7092
URL:http://www.promediaaudio.com
REV. 1-J 2005
CONTENTS
SECTION PAGE
INTRODUCTION 3
MAINS CONNECTIONS 3
OPERATIONAL NOTES 4
CONNECTING YOUR STINGRAY 5&6
SIMPLE TROUBLESHOOTING 7
FRONT PANEL, LAMP, BACK PANEL 8
TUBE LOCATIONS 9
SIDE PANELS 10
OPTIMIZING YOUR SOUND SYSTEM 11&12
REPLACING TUBES & SETTING BIAS 13&14
CREDITS 15
SPECIFICATIONS 16
WARRANTY 17
WARRANTY REGISTRATION 18
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INTRODUCTION
Manley社“スティングレイ/100V”インテグレテッド・アンプリファイアーのご購入、ありがとうございます。多分、本 製品を選ばれたのは、お店でオーディションされたか、Hi-Fiショーでお聞きになり、その音に印象つけられたかと思い ます。価格、パワー、フィーチャー、そして、デザインのすべてのコンビネーションが、優れていたと思います。 Manley社の品質、信頼性、そして、誠実さの評判をお聞きになっておられたのかもしれません。いずれにしましても、 お客様は、正しい選択をなさいました。
スティングレイの基本モデルは、一般に言われているパッシブ・プリアンプを結合した“Manley 50Watt Monoblocks” です。モデル“50 Watt Monoblocks”は、滑らかな、抜けの良い、高域と立体感(空気感)、そして、ステレオ・イメ ージに対して、当社のベスト・アンプに属します。当社はさらに改良し、出力トランスのすべての性能を精錬しました 。パッシブ・アンプの優位性は、よく知られているように、圧倒的にトランスペアレンシーであること、全くノイズが なく、限りなくシグナルパスがシンプルなことです。
本製品は、上記と同じ哲学と高品質部品、そして、最新のManley製品と同じ組立技術を採用しています。シグナルパス を可能な限り短縮化しクリーンにする為に、ベスト品質部品を使用しています。視覚的に、本製品はユニーク且つ、エ レガント、そして、実用的です。見た目の美しさは、最優先ファクターです、しかし、そのサイズ、外観、そして、真 空管等の部品の配置は、最高の性能の為に優先的に決定された結果です。
このマニュアルを一読して、スティングレイについてのフィーチャーとインフォーメーションに親しんでください。
GENERAL NOTES (序章)
LOCATION & VENTILATION(設置場所と換気
スティングレイは、 、理想的な設置場所です。スピーカーの上は、避けてください。なぜなら、振動がスティングレイに伝わり、音を劣化 させ、真空管をマイクロロフォニックにさせます。家族に、子供がいる場合は、子供の手が届かない所に、スティング レイを置いてください。同様に、ペットがいる場合も、配慮してください。犬や猫がジャンプして、本体の上に乗った り、飛び越えたり、 及び埃を避けてください。3面構造のキャビネットの中に設置するのは、避けてください。本製品を他の機材の上に設置 する場合は、機材表面のスクラッチ防止のために、ゴム足または、パッドを敷いてください。
WATER & MOISTURE
他の電気製品同様、本製品を水の近辺や、湿気の多い場所には、置かないでください。
SERVING
このマニュアルに記述されている内容を超えて、本製品をサービスしないでください。 真空管及び、フューズ交換以外のことは、しないでください。
涼しく、通気の良い安定した場所に設置してください。テーブルの上や、キャビネットの上は
熱くなった真空管に触れたりしないようにしてください。本製品は、室内使用ですが、湿気
MAINS CONNECTIONS
ご購入いただいた“スティングレイ”は、日本仕様の100Vに設定・変更されています。 設定電圧は、リアパネルのシリアル・バッジの上に表記されています。 日本仕様の100Vに変更・設定されていることを確認ください。
警告
すべての接続が完了するまで、電源ケーブルを繋げたり、電源スイッチを入れないで下さい
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OPERATIONAL NOTES
SWITCHING ON
電源スイッチは、バックパネルに設置されています。スティングレイ本体を回したり、お客様自身が、本体の後に回る 必要はありません。電源コードに隣接したロッカースイッチです。 電源を入れるには、コードから離れる方向に、電源を切る場合は、コード側に指で押してください。
RUNING
本製品に電源を入れたまま、放置しないでください。単に、真空管と電気パーツの寿命を浪費するだけです。スティン グレイは、30分ほどで、ウォームアップ完了です。
TUBE
 LIFE
他の真空管と同じく、性能は、経年変化します。カソード(陰極)のエミッションが徐々に低下してゆくためです。こ れは、真空管に見受けられる自然なプロセスです。使用頻度によりますが、4-5年毎にアンプの検査をしてください。 ノイズレベルが、かなり増加したり、真空管バイアスの出力が非常に不安定になってきたら、真空管の交換時期と考え てください。
REPLACING
詳細は、ページ13と14の“真空管の交換とバイアス調整をお読みください。小さなフィリップスのスクリュードライバ ーと指定の交換ヒューズ、真空管、もしくは、ランプが必要です。最初に、電源オフを確認して、IEC電源ケーブルを外 してください。全ての電源キャパシターが放電されるまで、20分間、放置してください。本体の電源ケーブルが外れて いても、感電することがあるからです。真空管を小刻みに揺するようにして、ソケットから引き抜いてください。 プリント回路基板を曲げないよう注意してください。新しい真空管を挿入する前に、真空管を見て、ピンがまっすぐな ことを確認してソケットにあわせてください。過剰な力を加えずに、ソケットに真空管を小刻みに揺り動かしながら挿 するとよいでしょう。
インディケーターランプの交換の場合は、ボトムカバーを取り外してください。サイドの6個のスクリューがボトムカバ ーを固定しています。6個のスクリューを外したら、カバーは、スライドして外してください。黒いネームパネルの真後 に、ヒューズのようなものが、見えるでしょう。優しく、ランプをテコの原理で取り外し、ランプ (ヒューズと間違え ないように!) を交換してください。本体に電源を入れる前に、カバーを交換してください。メインフューズは、IEC 電源コネクターのサブアッシーの内部にあります。フューズカバーは、大きなスロットと小さなスロットのついたグレ イの長方形です。小さなスロットは、カバーを外すのを助けます。爪か小さなスクリュードライバーで押すか、カバー の方向にタブをひっぱると開きます。ボトムカバーの下に2個の“B+フューズ”があります。8ページの“ONE CHANNEL DEAD”に交換の詳細があります。フューズのタイプは、17ページに記載しています。
 A TUBE, INDICATOR LAMP or FUSE
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CONNECTING YOUR STINGRAY
このインテグレイテッド・アンプリファイアーの設定は、本当に、簡単です。 スティングレイの後のダイアフラムについては、8ページを参照ください。
1. ケーブル接続の際の“不快なノイズ”や、アンプとスピーカーへのダメージを防ぐ為に、他の接続を 終えてから、システムをオンにして、最後に、電源を入れます。一般的に、電源を切ったり、ボリュ ームコントロールを絞って、接続するのが、ベストです。他の真空管アンプ同様、電源を入れる前に 、スピーカー端子に、正しく、スピーカーを接続しなければなりません。スピーカーを接続しないで 、電源を入れた場合は、真空管や、真空管のソケットやトランスの内部に電気放電を引き起こしかね ないほどの電圧変動が生じ、アンプにダメージを与えかねません。ソリッドステートアンプは、スピ ーカーに接続しなくても、オペレイトしますが、一般的に、スピーカー端子をショートさせると故障 します。殆どの真空管アンプは、ショートさせても故障しませんが、これは避けてください。
2. インターコネクトにプラグインする前に、真空管の外観検査をしてください。時々、運送中や開梱する 際に、ぶつかり合ったりしていることがあります。全部の真空管が、しっかりとソケットに填まり、 直立していることを確認してください。真空管の内部が白くなっていないかも確認してください。内 部が白くなった真空管は、空気が管内に侵入していることを示します。こんなことは、滅多に起こり ませんが、真空管は、時々クラックが入ったり輸送中に壊れたりします。その場合、アンプに電源を 入れる前に、交換が必要です。
3. 長方形のシャーシーでは、フロント、バック、サイド等は、容易に区別できますが、六面体の“スティ ングレイ”では、世間一般の習性に従って、サイドとして、左後と右後にRCA入力と入力選択スイッチ を配置しました。左後に4本のレフト入力、右後に4本のライト入力を配置しました。個別の入力選択 スイッチをこのようにレフトとライトに完全に分離した設計は、ちょっと不便かもしれません。もし 、そうでしたら、申し訳ありません。 しかし、このデザインを採用しました。理由は、オーディオ を楽しむ際、その時間の95%を、かなりの人が一つのソース(例えば、CDプレヤ-)に限定して楽 しみます。もう一つの理由は、このデザインは、最大限のステレオ・セパレーションを低コストで提 供できるからです。確かに、少し、不便かもしれません。 しかし、便利さのために、“完全にシー ルドされたケーブル”を10本以上使用しても、コストは、もっと掛かる上に、それほど、良いサウン ドには、ならないでしょう。
4. CD, チューナー、AUXから、一つのソースのみを選択して、プラグインして、“スティングレイ”の固 有のRCAジャックに入力を接続してください。RCAジャックは、一般的な機能として、解り易くラベル 表示されています。各入力は、ラベル表示以外は、すべて機能的にも電気的にも同じです。インター コネクトケーブルが“L/R一体型のペアタイプ”、もしくは、ペアを一緒にホールドするループをスラ イド調整するタイプの場合は、ジャックの先端から約30cmほど、割かなければなりません。ターン テーブル(LPレコード)に接続する場合は、カートリッジの微弱シグナルをレギュラーラインレベル に上げるのに、別にフォノプリアンプが必要です。Manley社も、他社と同様、これらのフォノプリプ を製造しております。
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5. スピーカーのリードをスティングレイの左右の奥の端子に接続してください。 RED(+)端子は、RED(+) ワイヤー、BLACK端子はBLACKに接続されていることを確認してください。反対側の端子もREDはRed、 Blackは、Blackと、間違いないように、接続してください。 これは、スピーカーの位相をあわせるた めです。しばしば、多くの人は、間違って、スピーカーを逆位相で接続してしまい、低域がほとんどで ない“ロー抜け”の音になってしまいます。私達は、このハプニングをHi-Fiショーやレコード会社の重 役室で、体験したことがあります。通常、正しい“ポラリティ(極性)”を得るために、ワイヤー上に ある種の表示があります。しかし、絶縁体上に目立たない程度の“リッジ(盛り上がり)”、もしくは 、違う色で区別されているかもしれません。殆どのハイエンドのスピーカーインターコネクトは、解り 易いラベル表示、もしくは、カラーコード化されています。これらの接続は、しっかりとされていなけ れば、なりません。端子を締めるのに、レンチやプライヤーの使用は、推奨できません。理由は、容易 に締めすぎたり、ボルトの表面を傷つけるからです。指での締めが、常にベストです。
警告:バナナプラグやスピーカーケーブルコネクターをスピーカー端子の後にあるト ランスに直接触れさせないでください!
スを生じるだけでなく、スティングレイにダメージを与えかねません。
 触れると、アンプ出力をショートさせ、シグナルロ
6. 次に進む前に、オン/オフのスイッチが、オフになっていること、そして、ボリュームが反時計方向に絞 りきられていることを確認してください。では、IEC電源ケーブルをスティングレイの後に接続して、そ れから、壁の主電源ソケットに接続してください。
7. オン/オフスイッチをオンして、2-3分スティングレイをウォームアップしてください。真空管が少 しグローし始めるのが、観察できるでしょう。真っ赤には、真空管は、なりません。真っ赤になったら 、故障しています。好みのCDでチェックしましょう。両方の入力選択スイッチ(後左と後右)が、CDに セットされていることを確認ください。CDの“PLAY”を押して、ゆっくりボリュ-ムをアップしてくだ さい。両方のスピーカーから、音が出てきましたらOKです。もし、音が出てこない場合、電源をオフに してCDプレイヤーとスティングレイとの接続とスティングレイからスピーカーへの接続をチェックして ください。時々、インターコネクトが、十分に、押し込まれないで、接触不良を起こしている場合があ ります。電源を入れて、再度試みてください。音が出れば、後方に座って、楽しんでください。各ソー スに対する入力選択スイッチを回して、他の入力を試してください。
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