makita HR3811, HR3811P User Manual

取扱説明書 38mm
ハンマドリル
本機はシングル絶縁構造ですの で必ず接地(アース)してくだ さい。
モデル
モデル
このたびは ハンマドリル わり厚くお礼申し上げます。
ご使用に先立ち、この取扱説明書をよく お読みいただき本機の性能を十分ご理解 の上で、適切な取り扱いと保守をしてい ただいて、いつまでも安全 に能率よくお使いくださる ようお願い致します。 なお、この取扱説明書はお 手元に大切に保管してくだ さい。
HR3811 HR3811(P)
ハンマドリル ハンマドリル
主要機能
モデル
主要機能
電動機 直巻整流子電動機
電圧 単相交流 100V 電流 12A
周波数 50-60Hz
消費電力 1130W
最大穿孔能力
打撃回数
回転数
機体寸法 長さ 435mm ×幅 108mm ×高さ 243mm
質量 7.7kg
・ 改良のため、主要機能および形状などは変更する場合がありますので、ご
了承ください。
警告
注意文の の意味について
ご使用上の注意事項は に区分していますが、 それぞれ次の意味を表します。
警告
警告警告
HR3811 HR3811(P)
超硬ドリル 38mm
コアビット 118mm
3300min
270min
注意
注意
注意注意
警告 注意
-1
( / )
-1
( 回転 / )
注注注注
警告
警告
警告警告
注意
注意
注意注意
注注注注
: 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷
を負う可能性が想定される内容のご注意。
: 誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能
性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定さ れる内容のご注意。
なお、 に記載した事項でも、状況によっては重 大な結果に結び付く可能性があります。いずれも安全に
関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってく ださい。
: 製品および付属品の取り扱い等に関する重要なご注意。
注意
2
安全上のご注意
安全上のご注意
安全上のご注意安全上のご注意
JPA001-3
・ 火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐために、次に述べる「安全上の
ご注意」を必ず守ってください。
・ ご使用前に、この「安全上のご注意」すべてをよくお読みのうえ、指示に
従って正しく使用してください。
・ お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管し
てください。
・ 他の人に貸し出す場合は、いっしょに取扱説明書もお渡しください。
警告
安全作業のために: ご使用前に取扱説明書を必ずよくお読みください。
1.
作業場は、いつもきれいに保ってください。
・ ちらかった場所や作業台は、事故の原因となります。
2.
作業場の周囲状況も考慮してください。
・ 電動工具は、雨ざらしにしたり、湿った、又はぬれた場所で使用しないでくだ
さい。 ・ 作業場は十分に明るくしてください。 ・ 可燃性の液体やガスのある所で使用しないでください。
3.
感電に注意してください。
・ 電動工具を使用中、身体を、アースされているものに接触させないようにして
ください。(例えば、パイプ、暖房器具、電子レンジ、冷蔵庫などの外枠)
4.
子供を近づけないでください。
・ 作業者以外、電動工具やコードに触れさせないでください。 ・ 作業者以外、作業場へ近づけないでください。
5.
使用しない場合は、きちんと保管してください。
・ 乾燥した場所で、子供の手の届かない安全な所、又は錠のかかる所に保管して
ください。
6.
無理して使用しないでください。
・ 安全に能率よく作業するために、電動工具の能力に合った速さで作業してくだ
さい。
7.
作業に合った電動工具を使用してください。
・ 小型の電動工具やアタッチメントは、大型の電動工具で行なう作業には使用し
ないでください。 ・ 指定された用途以外に使用しないでください。
8.
きちんとした服装で作業してください。
・ だぶだぶの衣服やネックレスなどの装身具は、回転部に巻き込まれる恐れがあ
るので着用しないでください。 ・ 屋外での作業の場合には、ゴム手袋と滑り止めのついた履物の使用をお勧めし
ます。 ・ 長い髪は、帽子やヘアカバーなどで覆ってください。
9.
保護めがねを使用してください。
・ 作業時は、保護めがねを使用してください。また、粉じんの多い作業では、防
じんマスクを併用してください。
3
警告
10.
防音保護具を着用してください。
・ 騒音の大きい作業では、耳栓、耳覆い(イヤマフ)などの防音保護具を着用し
てください。
11.
集塵装置が接続できるものは接続して使用してください。
・ 電動工具に集塵機などが接続できる場合は、これらの装置に確実に接続し、正
しく使用してください。
12.
コードを乱暴に扱わないでください。
・ コードを持って電動工具を運んだり、コードを引っ張って電源コンセントから
抜かないでください。 ・ コードを熱、油、角のとがった所に近づけないでください。
13.
材料を加工する工具では、加工する材料をしっかりと固定してください。
・ 加工する材料を固定するために、クランプや万力などを利用してください。手
で保持するより安全で、両手で電動工具を使用できます。(加工する材料を動
かす製品は除く。)
14.
無理な姿勢で作業をしないでください。
・ 常に足元をしっかりさせ、バランスを保つようにしてください。
15.
電動工具は、注意深く手入れをしてください。
・ 安全に能率よく作業していただくために、刃物類は常に手入れをし、よく切れ
る状態を保ってください。 ・ 注油や付属品の交換は、取扱説明書に従ってください。 ・ コードは定期的に点検し、損傷している場合は、お買い求めの販売店、又は弊
社営業所に修理を依頼してください。 ・ 延長コードを使用する場合は、定期的に点検し、損傷している場合には交換し
てください。 ・ 握り部は、常に乾かしてきれいな状態に保ち、油やグリースなどが付かないよ
うにしてください。
16.
次の場合は、電動工具のスイッチを切り、電源プラグを電源コンセン
トから抜いてください。
・ 使用しない、又は修理する場合。 ・ 刃物、砥石、ビットなどの付属品を交換する場合。 ・ その他危険が予想される場合。
17.
調節キーやレンチなどは、必ず取り外してください。
・ 電源を入れる前に、調節に用いたキーやレンチなどの工具類が取り外してある
ことを確認してください。
18.
不意な始動は避けてください。
・ 電源につないだ状態で、スイッチに指を掛けて運ばないでください。 ・ 電源プラグを電源コンセントに差し込む前に、スイッチが切れていることを確
かめてください。
19.
屋外使用に合った延長コードを使用してください。
・ 屋外で使用する場合、キャブタイヤコード、又はキャブタイヤケーブルの延長
コードを使用してください。
4
警告
20.
油断しないで十分注意して作業を行ってください。
・ 電動工具を使用する場合は、取扱方法、作業の仕方、周りの状況など十分注意
して慎重に作業してください。 ・ 常識を働かせてください。 ・ 疲れている場合は、使用しないでください。
21.
損傷した部品がないか点検してください。
・ 使用前に、保護カバーやその他の部品に損傷がないか十分点検し、正常に作動
するか、また所定機能を発揮するか確認してください。 ・ 可動部分の位置調整及び締付け状態、部品の破損、取付け状態、その他運転に
影響を及ぼす全ての箇所に異常がないか確認してください。 ・ 破損した保護カバー、その他の部品交換や修理は、取扱説明書の指示に従って
ください。取扱説明書に指示されていない場合は、お買い求めの販売店、又は
弊社営業所に修理を依頼してください。スイッチが故障した場合は、お買い求
めの販売店、又は弊社営業所に修理を依頼してください。 ・ スイッチで始動及び停止操作の出来ない電動工具は、使用しないでください。
22.
正しい付属品やアタッチメントを使用してください。
・ この取扱説明書及び弊社カタログに記載されている付属品やアタッチメント以
外のものを使用すると、事故やけがの原因となる恐れがあるので使用しないで
ください。
23.
電動工具の修理は、専門店に依頼してください。
・ この製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないでください。 ・ 修理は、必ずお買い求めの販売店、又は弊社営業所にお申し付けください。 ・
修理の知識や技術のない方が修理すると、十分な性能を発揮しないだけでな
く、事故やけがの原因となります。
この取扱説明書は、大切に保管してください。
5
ハンマドリル安全上のご注意
・ 先に電動工具としての共通の注意事項を述べましたが、ハンマドリルとし
て、さらに次に述べる注意事項を守ってください。  
JPB047-3
警告
1.
必ず接地(アース)してください。
・ 故障や漏電の時、感電する原因になります。 ・ 接地は、プラグの横から出ているアースク
リップをアース線に接続してください。 ・ 3ピンプラグ(アースピン可倒式)の場合
は、電源コンセントに合わせて、接地
(アース)してください。
シングル絶縁
アースクリップ
電源コンセント
プラグ
アース線
アース付(3ピン)電源コンセントの場合
3ピンプラグを電源コンセントに差し込ん
でください。(アースクリップによる接地
(アース)は不要)
2極電源コンセントの場合
アースクリップをアース線に接続してくだ
さい。 ・ アースクリップやアースピン、アース線に
異常がないか確認してください。 ・ テスターや絶縁抵抗計をお持ちでしたら、
アースクリップ、アースピンと機械本体の
金属(外郭部)間の導通を確認してくださ
い。 ・ アース棒やアース板を地中に埋め込み、
アース線を接続するような電気工事は、電気工事士の資格が必要ですので最寄
りの電気工事店に相談してください。 ・ 接地と共に感電防止用漏電しゃ断器の設置された電源に、接続されますことを
お奨めします。 ・ 漏電しゃ断器や接地については、次の法規がありますので、ご参照ください。
※労働安全衛生規則  第 333 条・第 334
電気設備の技術基準 第 18 条・第 28 条・第 41条
2.
アース線をガス管に接続しないでください。
・ 爆発の恐れがあります。
3.
つなぎコードは、アース中継線を備えた 3 芯コードを使用してください。
4.
使用電源は、必ず銘板に表示してある電圧で使用してください。
アース付(3 ピン) 電源コンセント
アースピン により接地
(アース)
2 極電源 コンセント
アースクリップ により接地
(アース)
3ピンプラグ ( アースピン可倒式)
アース線
6
警告
5.
穴あけ作業中、本体が振り回されることがあります。使用中は、振り
回されないようにサイドハンドルを付け本体を両手で確実に保持して
ください。
6.
使用中は、工具類(ビットなど)や切り屑などに手や顔などを近づけ
ないでください。
7.
作業中、工具が電線管・水道管やガス管などの埋設物に触れると感電
やガス漏れの恐れがあります。作業前に埋設物がないかどうか十分確
認してください。
8.
誤って落としたり、ぶつけたときは、ビットなどの工具類や機体など
に破損や亀裂、変形がないことをよく点検してください。
9.
使用中、機械の調子が悪かったり異常音がしたときは直ちにスイッチ
を切って使用を中止し、お買い求めの販売店、又は弊社営業所に点検・
修理を依頼してください。
10.
シリカや石綿は人体に有害です。このような材料に穴あけする時は、
防塵対策をしてください。
7
注意
1.
工具類(ビットなど)や付属品は、取扱説明書に従って確実に取付け
てください。
2.
使用中は、軍手などの巻き込まれる恐れのある手袋をしないでください。
3.
作業時はヘルメット、安全靴を着用してください。
4.
高所作業のときは、下に人がいないことをよく確認してください。また、
コードを引っ張られたり、引っかけたりしないようにしてください。
5.
作業直後の工具類(ビットなど)、材料、切り屑などは非常に熱くなっ
ているので、触れないでください。
6.
本体を作動させたまま床などに放置しないでください。
7.
使用前に必ずネジ類にゆるみがないか点検してください。
注注注注
・ 気温が低いとき、あるいは長時間使用しなかったときにはグリスが固く
なってモーターが回転しても打撃しない場合があります。このような場合 には数分間空転し、本機があたたまってからご使用ください。
・ 電源が離れていて、つなぎコードが必要なときは、本機を最高の能率で支
障なくご使用いただくために、十分な太さのコードをできるだけ短くお使 いください。
使用できるコードの太さ(公称断面積)と最大長さの関係
コードの太さ
(導体公称断面積)
0.75mm
1.25mm
2.00mm
・ つなぎコードは本機のコードと同じような被ふくを施したコードを使用し
てください。
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2
2
銘板記載の定格電流値で使用できる最大の長さ
5A 5 ~10A 10 ~15A
20m ―― 30m 15m 10m 50m 30m 20m
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