Page 1

取扱説明書 38mm
ハンマドリル
本機はシングル絶縁構造ですの
で必ず接地(アース)してくだ
さい。
モデル
モデル
このたびは ハンマドリル
わり厚くお礼申し上げます。
ご使用に先立ち、この取扱説明書をよく
お読みいただき本機の性能を十分ご理解
の上で、適切な取り扱いと保守をしてい
ただいて、いつまでも安全
に能率よくお使いくださる
ようお願い致します。
なお、この取扱説明書はお
手元に大切に保管してくだ
さい。
HR3811
HR3811(P)
ハンマドリルをお買い上げ賜
ハンマドリル ハンマドリル
Page 2

主要機能
モデル
主要機能
電動機 直巻整流子電動機
電圧 単相交流 100V
電流 12A
周波数 50-60Hz
消費電力 1130W
最大穿孔能力
打撃回数
回転数
機体寸法 長さ 435mm ×幅 108mm ×高さ 243mm
質量 7.7kg
・ 改良のため、主要機能および形状などは変更する場合がありますので、ご
了承ください。
警告
注意文の ・ ・ の意味について
ご使用上の注意事項は と ・ に区分していますが、
それぞれ次の意味を表します。
警告
警告警告
HR3811 HR3811(P)
超硬ドリル 38mm
コアビット 118mm
3300min
270min
注意
注意
注意注意
警告 注意
-1
( 回 / 分 )
-1
( 回転 / 分 )
注注注注
注
警告
警告
警告警告
注意
注意
注意注意
注注注注
: 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷
を負う可能性が想定される内容のご注意。
: 誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能
性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定さ
れる内容のご注意。
なお、 に記載した事項でも、状況によっては重
大な結果に結び付く可能性があります。いずれも安全に
関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってく
ださい。
: 製品および付属品の取り扱い等に関する重要なご注意。
注意
2
Page 3

安全上のご注意
安全上のご注意
安全上のご注意安全上のご注意
JPA001-3
・ 火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐために、次に述べる「安全上の
ご注意」を必ず守ってください。
・ ご使用前に、この「安全上のご注意」すべてをよくお読みのうえ、指示に
従って正しく使用してください。
・ お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管し
てください。
・ 他の人に貸し出す場合は、いっしょに取扱説明書もお渡しください。
警告
安全作業のために:
ご使用前に取扱説明書を必ずよくお読みください。
1.
作業場は、いつもきれいに保ってください。
・ ちらかった場所や作業台は、事故の原因となります。
2.
作業場の周囲状況も考慮してください。
・ 電動工具は、雨ざらしにしたり、湿った、又はぬれた場所で使用しないでくだ
さい。
・ 作業場は十分に明るくしてください。
・ 可燃性の液体やガスのある所で使用しないでください。
3.
感電に注意してください。
・ 電動工具を使用中、身体を、アースされているものに接触させないようにして
ください。(例えば、パイプ、暖房器具、電子レンジ、冷蔵庫などの外枠)
4.
子供を近づけないでください。
・ 作業者以外、電動工具やコードに触れさせないでください。
・ 作業者以外、作業場へ近づけないでください。
5.
使用しない場合は、きちんと保管してください。
・ 乾燥した場所で、子供の手の届かない安全な所、又は錠のかかる所に保管して
ください。
6.
無理して使用しないでください。
・ 安全に能率よく作業するために、電動工具の能力に合った速さで作業してくだ
さい。
7.
作業に合った電動工具を使用してください。
・ 小型の電動工具やアタッチメントは、大型の電動工具で行なう作業には使用し
ないでください。
・ 指定された用途以外に使用しないでください。
8.
きちんとした服装で作業してください。
・ だぶだぶの衣服やネックレスなどの装身具は、回転部に巻き込まれる恐れがあ
るので着用しないでください。
・ 屋外での作業の場合には、ゴム手袋と滑り止めのついた履物の使用をお勧めし
ます。
・ 長い髪は、帽子やヘアカバーなどで覆ってください。
9.
保護めがねを使用してください。
・ 作業時は、保護めがねを使用してください。また、粉じんの多い作業では、防
じんマスクを併用してください。
3
Page 4

警告
10.
防音保護具を着用してください。
・ 騒音の大きい作業では、耳栓、耳覆い(イヤマフ)などの防音保護具を着用し
てください。
11.
集塵装置が接続できるものは接続して使用してください。
・ 電動工具に集塵機などが接続できる場合は、これらの装置に確実に接続し、正
しく使用してください。
12.
コードを乱暴に扱わないでください。
・ コードを持って電動工具を運んだり、コードを引っ張って電源コンセントから
抜かないでください。
・ コードを熱、油、角のとがった所に近づけないでください。
13.
材料を加工する工具では、加工する材料をしっかりと固定してください。
・ 加工する材料を固定するために、クランプや万力などを利用してください。手
で保持するより安全で、両手で電動工具を使用できます。(加工する材料を動
かす製品は除く。)
14.
無理な姿勢で作業をしないでください。
・ 常に足元をしっかりさせ、バランスを保つようにしてください。
15.
電動工具は、注意深く手入れをしてください。
・ 安全に能率よく作業していただくために、刃物類は常に手入れをし、よく切れ
る状態を保ってください。
・ 注油や付属品の交換は、取扱説明書に従ってください。
・ コードは定期的に点検し、損傷している場合は、お買い求めの販売店、又は弊
社営業所に修理を依頼してください。
・ 延長コードを使用する場合は、定期的に点検し、損傷している場合には交換し
てください。
・ 握り部は、常に乾かしてきれいな状態に保ち、油やグリースなどが付かないよ
うにしてください。
16.
次の場合は、電動工具のスイッチを切り、電源プラグを電源コンセン
トから抜いてください。
・ 使用しない、又は修理する場合。
・ 刃物、砥石、ビットなどの付属品を交換する場合。
・ その他危険が予想される場合。
17.
調節キーやレンチなどは、必ず取り外してください。
・ 電源を入れる前に、調節に用いたキーやレンチなどの工具類が取り外してある
ことを確認してください。
18.
不意な始動は避けてください。
・ 電源につないだ状態で、スイッチに指を掛けて運ばないでください。
・ 電源プラグを電源コンセントに差し込む前に、スイッチが切れていることを確
かめてください。
19.
屋外使用に合った延長コードを使用してください。
・ 屋外で使用する場合、キャブタイヤコード、又はキャブタイヤケーブルの延長
コードを使用してください。
4
Page 5

警告
20.
油断しないで十分注意して作業を行ってください。
・ 電動工具を使用する場合は、取扱方法、作業の仕方、周りの状況など十分注意
して慎重に作業してください。
・ 常識を働かせてください。
・ 疲れている場合は、使用しないでください。
21.
損傷した部品がないか点検してください。
・ 使用前に、保護カバーやその他の部品に損傷がないか十分点検し、正常に作動
するか、また所定機能を発揮するか確認してください。
・ 可動部分の位置調整及び締付け状態、部品の破損、取付け状態、その他運転に
影響を及ぼす全ての箇所に異常がないか確認してください。
・ 破損した保護カバー、その他の部品交換や修理は、取扱説明書の指示に従って
ください。取扱説明書に指示されていない場合は、お買い求めの販売店、又は
弊社営業所に修理を依頼してください。スイッチが故障した場合は、お買い求
めの販売店、又は弊社営業所に修理を依頼してください。
・ スイッチで始動及び停止操作の出来ない電動工具は、使用しないでください。
22.
正しい付属品やアタッチメントを使用してください。
・ この取扱説明書及び弊社カタログに記載されている付属品やアタッチメント以
外のものを使用すると、事故やけがの原因となる恐れがあるので使用しないで
ください。
23.
電動工具の修理は、専門店に依頼してください。
・ この製品は、該当する安全規格に適合しているので改造しないでください。
・ 修理は、必ずお買い求めの販売店、又は弊社営業所にお申し付けください。
・
修理の知識や技術のない方が修理すると、十分な性能を発揮しないだけでな
く、事故やけがの原因となります。
この取扱説明書は、大切に保管してください。
5
Page 6

ハンマドリル安全上のご注意
・ 先に電動工具としての共通の注意事項を述べましたが、ハンマドリルとし
て、さらに次に述べる注意事項を守ってください。
JPB047-3
警告
1.
必ず接地(アース)してください。
・ 故障や漏電の時、感電する原因になります。
・ 接地は、プラグの横から出ているアースク
リップをアース線に接続してください。
・ 3ピンプラグ(アースピン可倒式)の場合
は、電源コンセントに合わせて、接地
(アース)してください。
シングル絶縁
アースクリップ
電源コンセント
プラグ
アース線
・ アース付(3ピン)電源コンセントの場合
3ピンプラグを電源コンセントに差し込ん
でください。(アースクリップによる接地
(アース)は不要)
2極電源コンセントの場合
・
アースクリップをアース線に接続してくだ
さい。
・ アースクリップやアースピン、アース線に
異常がないか確認してください。
・ テスターや絶縁抵抗計をお持ちでしたら、
アースクリップ、アースピンと機械本体の
金属(外郭部)間の導通を確認してくださ
い。
・ アース棒やアース板を地中に埋め込み、
アース線を接続するような電気工事は、電気工事士の資格が必要ですので最寄
りの電気工事店に相談してください。
・ 接地と共に感電防止用漏電しゃ断器の設置された電源に、接続されますことを
お奨めします。
・ 漏電しゃ断器や接地については、次の法規がありますので、ご参照ください。
※労働安全衛生規則 第 333 条・第 334 条
電気設備の技術基準 第 18 条・第 28 条・第 41条
2.
アース線をガス管に接続しないでください。
・ 爆発の恐れがあります。
3.
つなぎコードは、アース中継線を備えた 3 芯コードを使用してください。
4.
使用電源は、必ず銘板に表示してある電圧で使用してください。
アース付(3 ピン)
電源コンセント
アースピン
により接地
(アース)
2 極電源
コンセント
アースクリップ
により接地
(アース)
3ピンプラグ
( アースピン可倒式)
アース線
6
Page 7

警告
5.
穴あけ作業中、本体が振り回されることがあります。使用中は、振り
回されないようにサイドハンドルを付け本体を両手で確実に保持して
ください。
6.
使用中は、工具類(ビットなど)や切り屑などに手や顔などを近づけ
ないでください。
7.
作業中、工具が電線管・水道管やガス管などの埋設物に触れると感電
やガス漏れの恐れがあります。作業前に埋設物がないかどうか十分確
認してください。
8.
誤って落としたり、ぶつけたときは、ビットなどの工具類や機体など
に破損や亀裂、変形がないことをよく点検してください。
9.
使用中、機械の調子が悪かったり異常音がしたときは直ちにスイッチ
を切って使用を中止し、お買い求めの販売店、又は弊社営業所に点検・
修理を依頼してください。
10.
シリカや石綿は人体に有害です。このような材料に穴あけする時は、
防塵対策をしてください。
7
Page 8

注意
1.
工具類(ビットなど)や付属品は、取扱説明書に従って確実に取付け
てください。
2.
使用中は、軍手などの巻き込まれる恐れのある手袋をしないでください。
3.
作業時はヘルメット、安全靴を着用してください。
4.
高所作業のときは、下に人がいないことをよく確認してください。また、
コードを引っ張られたり、引っかけたりしないようにしてください。
5.
作業直後の工具類(ビットなど)、材料、切り屑などは非常に熱くなっ
ているので、触れないでください。
6.
本体を作動させたまま床などに放置しないでください。
7.
使用前に必ずネジ類にゆるみがないか点検してください。
注注注注
・ 気温が低いとき、あるいは長時間使用しなかったときにはグリスが固く
なってモーターが回転しても打撃しない場合があります。このような場合
には数分間空転し、本機があたたまってからご使用ください。
・ 電源が離れていて、つなぎコードが必要なときは、本機を最高の能率で支
障なくご使用いただくために、十分な太さのコードをできるだけ短くお使
いください。
使用できるコードの太さ(公称断面積)と最大長さの関係
コードの太さ
(導体公称断面積)
0.75mm
1.25mm
2.00mm
・ つなぎコードは本機のコードと同じような被ふくを施したコードを使用し
てください。
2
2
2
銘板記載の定格電流値で使用できる最大の長さ
~ 5A 5 ~10A 10 ~15A
20m ――
30m 15m 10m
50m 30m 20m
8
Page 9

各部の名称および標準付属品
チョウボルト
ストッパポール
ツールリテーナー
サイドグリップ
標準付属品
・ ストッパポール
部品番号 321248-4
クランクキャップ
スイッチの引金
ホルダバンド
・スポイド
部品番号 765009-6
・ 六角棒レンチ
部品番号 783202-0
・ プラスチックケース
部品番号 150875-8
9
Page 10

別販売品のご紹介
・ 別販売品の詳細につきましてはカタログを参照していただくか、お買い上
げ販売店もしくは、裏表紙掲載の直営事業所へお問い合わせください。
超硬ドリル
六角シャンク
錐径
(mm)
10 A-00789
10.5 A-00795
11 A-00577
12 A-00804
12.5 A-34419
12.7 A-00810
13 A-30025
13.5 A-00826
14.5 A-00848
16 A-00854
17 A-00739
17.5 A-00583
18 A-05284
19 A-00608
20 A-05290
21.5 A-00599
22 A-05309
23 A-30031
24 A-30047
25 A-30053
25.5 A-05315
28 A-05321
30 A-30069
32 A-05337
35 A-05343
38 A-05359
部品番号
全長
(mm)
280 170
最大穿孔
深さ (mm)
10
Page 11

別販売品のご紹介
16A-21668
18A-21674
19A-21680
20 A-21696
22 A-21705
25.5 A-21711
28 A-21727
32 A-21733
35 A-21749
38 A-21755
22 A-21761
25.5 A-21777
28 A-21783
35 A-21799
ケミカルアンカアダプタ
505 380
905 800
角ドライブ
(mm)sq
12.7 798331-6
19 798332-4
部品番号
11
Page 12

別販売品のご紹介
コアビット
コンクリートの大径穴あけ用
錐径
(mm)
25 A-21945
30 A-21951
35 A-21967
40 A-21973
45 A-21995
54 A-22006
65 A-22012
79 A-22028
105 A-22034
118 A-22040
ハンマドリル、電動ハンマの先端に取付けてアース棒を地中に打ち込むため
の工具です。
部品
番号全長(mm)
150
センタービット
穴あけ
位置決め用
最大
穿孔
深さ
(mm)
200 752045-1
315 752027-3
部品
番号
アース棒アダプタ
アダプタ
センタビット・
ロッド含む
部品
番号
A-22056
(六角シャンク)
A-22078
(六角シャンク)
ロッド
コアビット・アダ
プタ取り外し用
部品
番号
256806-6
256815-5
アース棒サイズ 部品番号
W3/4(6 分 ) まで可能 A-21509
ビシャン
ビシャン
ビシャンビシャン
面荒らし用
寸法(mm)
AB
67 67 A-21484
部品番号
12
Page 13

別販売品のご紹介
スコップ
スコップ
スコップスコップ
土堀用
寸法(mm)
AL
105 400 A-25214
105 405 A-05119
ランマ
ランマ
ランマランマ
地固め用
外径(mm)部品番号
140 A-21428
コールドチゼル
コールドチゼル
コールドチゼルコールドチゼル
溝切り、角出し、切削用
寸法(mm)
AL
19
ブルポイント
ブルポイント
ブルポイントブルポイント
ハツリ、破砕用
280 A-21331
450 A-21347
部品番号
部品番号
寸法(mm)
AL
280 A-14489
17
280 A-01769
360 A-06943
450 A-21244
部品番号
13
Page 14

別販売品のご紹介
プラグ内装用アンカ打込棒 めねじ径 部品番号
W1/4(2 分 ) 765016-9
W5/16(2 分半 ) 765017-7
W3/8(3 分 ) 765018-5
W1/2(4 分 ) 765019-3
プラグ外装用アンカ打込棒 めねじ径 部品番号
W1/4(2 分 ) 765014-3
W5/16(2 分半 ) 765015-1
スケーリングチゼル
溝つき用
寸法(mm)
AL
50 280 A-25161
グルービングチゼル
溝つき用
寸法(mm)
AL
22
26 A-25155
・ ホルダドライバ(アンカ No.3、No.4 打込み用当て工具)
部品番号 765012-7
・ ハンマ用グリス(30g 入)
部品番号 181490-7
・ ビット用グリス(100g 入)
部品番号 181573-3
・ ロックナットレンチ 35
部品番号 782407-9
280
部品番号
部品番号
A-25149
14
Page 15

使い方
ビットの取り付け・取りはずし方
警告
ビットの取り付け・取りはずしの際は、必ずスイッチを切りプラグを電源か
ら抜いてください。
・ プラグを電源につないだまま行うと事故の原因になります。
・ ビットをきれいに拭き、ビット用グリ
スを塗布します。
・ プッシュボタンをしっかり押しなが
ら(①)ツールリテーナを矢印の方向
へ上げます。(②)
・ ビットを六角穴の奥まで差し込みま
す。(③)
・ ツールリテーナをもとに戻して、ビッ
トが抜けないようにします。
・ ビットの取り付け後はツールリテー
ナを必ず元の位置に戻し、ビットが脱
落しないことを確認してください。
注注注注
プッシュボタンの動きが悪い場合は、排
出穴より針金などで内部のゴミを除去し
てください。その後、お手持ちの潤滑油
を注油してプッシュボタンを数回押す
と、動きが良くなります。
②
③
ツールリテーナ
排出穴
①
プッシュボタン
プッシュボタン
15
ツールリテーナ
Page 16

使い方
サイドグリップについて
警告
サイドグリップの位置を変更する場合は、必ずスイッチを切りプラグを電源
から抜いてください。
バレル部への取り付け、取り外し方
・ グリップクランプの穴にクランプ
ナットを片側ずつ通します。
グリップ
クランプ
クランプ
ナット
バレル
・ グリップベースの穴にグリップのネ
ジ部を通しクランプナットを締付け
ます。このとき、グリップベースの突
起部がバレルの溝にはまる位置でグ
リップを締付けてください。
16
グリップ
ベース
バレルの溝
突起部
グリップ
Page 17

使い方
バレル上での位置の変え方
・ サイドグリップを左に回すとゆるみ
ますので、作業のしやすい位置にしっ
かり固定して下さい。
クランクハウジングへの取り付け
・ サイドグリップをバレルから取り外
してクランクハウジングにねじ込ん
でお使いになることもできます。この
場合、サイドグリップは左右どちら側
にも取り付けることができます。
サイドグリップ
サイドグリップ
クランク
ハウジング
バレル
スイッチの操作
警告
電源にプラグを差し込む前に、スイッチが切れていることを必ず確認してく
ださい。
・ スイッチを入れたままプラグを差し込むと急に動きだし事故の原因になります。
・ スイッチは引金を引くと入り、離すと切れます。
注注注注
・ 起動時には反力が起りますので機械をしっかり保持してください。
17
Page 18

使い方
トルクリミッタ
・ ビットに所定のトルクがかかると、トルクリミッタが作動し、ビットにモー
タの回転が伝わらない構造になっています。
注注注注
・ トルクリミッタが作動したときは、作動時間を 2 秒以内にとどめてください。
穴あけ方法
警告
コンクリート壁の貫通時や鉄筋などに刃先が接触した場合に、本械が反動で
回ることがありますので、サイドグリップをしっかり固定し本械を両手で確
実に保持してください。
・ 確実に保持していないと、事故の原因になります。
・
穴あけ位置にドリルビットの先端を当
ててからスイッチの引金を引きます。
・ 本機が浮き上がらない程度に軽く押し
付けて作業してください。無理に押さ
えつけても作業能率は上がりません。
・ 深い穴で粉塵がつまりやすいときは、
超硬ドリルを回転させながら大きく
前後させ粉塵を排出させてください。
注注注注
・ 本械を無理に押し付けても決して穴は速くあきません。本機が浮き上がら
ない程度に軽く押えて作業してください。
18
Page 19

使い方
ハツリ・破砕方法
・ ハツリ・破砕は本機の自重を利用して
行ってください。無理に押えたり、突
きさしたりしても作業能率はあがり
ません。
ストッパポール(標準付属品)の使い方
・ 同じ深さの穴をたくさんあけたいと
きにお使いになると便利です。ストッ
パポールは、サイドグリップベースに
ついているチョウボルトによって調
節できます。
チョウボルト
ストッパポール
スポイド(標準付属品)の使い方
・ 穴あけ後、穴の中に残った粉塵を取り
除くときに使用してください。
ビット用グリス(別販売品)の使い方
・ ビットの取り付け部にビット用グリスを少量(0.5 ~1 g 程度)塗ってくだ
さい。シャンク部の潤滑が向上し、寿命が長くなります。
19
Page 20

使い方
コアビット(別販売品)の使い方
・ コアビットアダプタにコアビットを
取り付けます。
・ ビットの取り付け同様コアビットア
ダプタを本機に取り付けます。
・ センタビットを取り付けます。
コアビット
コアビット
アダプタ
・ センタビットを穴あけの中心にあて
てスイッチを入れ、コアビットで案内
溝ができましたら、センタビットを取
りはずして穴あけしてください。
・ コアビットの取りはずし方は、コア
ビットアダプタの 2 面幅をスパナ等で
つかんで固定し、コアビットの穴に
ロッドを挿入し、左回りの方向へハン
マでたたいて取りはずしてください。
注注注注
センタ
ビット
スパナ
ロッド
コアビットアダプタ
案内溝をつくるときにコアビットのネジがゆるむことがありますが、短時間
であり締まり勝手のため支障ありません。
20
Page 21

保守・点検について
警告
点検・整備の際には必ずスイッチを切り、プラグを電源から抜いてください。
・ プラグを電源につないだまま行なうと、感電や事故の原因になります。
カーボンブラシの交換
・ 本機はカーボンブラシが使用限界ま
で摩耗すると樹脂片が飛び出してコ
ミュテータに当たり、自動的に本機を
止めるしゃ断カーボンブラシを採用
しています。本機が停止したら、カー
ボンブラシを新品と取り替えてくだ
さい。このとき、カーボンブラシがブ
ラシホルダ内で前後にスムーズに動
くか確認してください。新品と交換す
る際は、必ず弊社指定のカーボンブラ
シをご使用ください。
・ ホルダバンドを固定している六角穴
付ボルトを、六角棒レンチでゆるめて
取りはずし、ホルダバンドを取りはず
してください。
コミュテータ
樹脂片
カーボンブラシ
ホルダバンド
・ ネジ回しでブラシホルダキャップを
取りはずしてください。
・ 中から摩耗したカーボンブラシを取
り出し、新品と取り替えて、ブラシホ
ルダキャップを組み付けてください。
カーボンブラシは 2 個で1 組になって
おります。取り替えるときは、必ず両
側とも同時に行ってください。
21
六角棒レンチ
-ネジ回し
ブラシホルダキャップ
Page 22

保守・点検について
グリスの交換
・ 本機はグリス密封式のため常時補給
する必要はありませんが、グリス交換
はカーボンブラシ交換のときに行
なってください。
・
グリス交換は数分間空運転し機体を
あたためてから、クランクキャップを
ロックナットレンチで左へ回してゆ
るめ、キャップをはずし機体を上に向
けてグリスをクランク室に溜めてか
ら布で拭き取り、グリス(マキタハン
マ用グリス 60g )を入れてください。
このとき、グリスを規定量(60g )以 上
入れますと、打撃不良などの故障の原
因になりますので、必ず規定量にとど
め、入れ過ぎないようにしてください。
注注注注
ロックナットレンチ
クランクキャップ
ハンマ用グリス
・ キャップを締め付けるときは、キャップが樹脂ですので、締めすぎないよ
うに注意してください。
ご修理の際は
・ 修理はご自分でなさらないで、必ずお買い求めのマキタ電動工具登録販売
店または裏面掲載の最寄りのマキタ直営事業所にお申しつけください。
22
Page 23

23
Page 24

全国に拡がるアフターサービス網
お買い上げ商品のご相談は、最寄りのマキタ登録販売店もしくは、下記の当社営業所へお気軽にお尋ねください。
事業所名 電話番号
札幌支店〈011〉(783) 8141
札幌営業所 〈011〉(783) 8141
旭川営業所〈0166〉(29)0960
釧路営業所 〈0154〉(37) 4849
函館営業所 〈0138〉(49) 9273
苫小牧営業所 〈0144〉(68) 2100
帯広営業所 〈0155〉(36) 3833
北見営業所 〈0157〉(26) 9011
仙台支店〈022〉(284) 3201
仙台営業所 〈022〉(284) 3201
古川営業所 〈0229〉(24) 0698
青森営業所 〈017〉(764) 4466
八戸営業所 〈0178〉(43) 3321
盛岡営業所 〈019〉(635) 6221
水沢営業所 〈0197〉(22) 5101
郡山営業所 〈024〉(932) 0218
いわき営業所 〈0246〉(23) 6061
新潟支店〈025〉(247) 5356
新潟営業所 〈025〉(247) 5356
長岡営業所 〈0258〉(30) 5530
山形営業所 〈023〉(643) 5225
酒田営業所 〈0234〉(26) 3551
秋田営業所 〈018〉(863) 5205
宇都宮支店 〈028〉(634) 5295
宇都宮営業所 〈028〉(634) 5295
小山営業所 〈0285〉(25) 5559
水戸営業所 〈029〉(248) 2033
土浦営業所 〈029〉(821) 6086
関東物流センター
埼玉支店〈048〉(771) 3462
さいたま営業所
川越営業所 〈049〉(222) 2512
熊谷営業所 〈048〉(521) 4647
越谷営業所 〈0489〉(76) 6155
前橋営業所 〈027〉(232) 5575
高崎営業所 〈027〉(365) 3688
両毛営業所 〈0276〉(46) 7661
千葉支店〈043〉(231) 5521
千葉営業所 〈043〉(231) 5521
市川営業所 〈047〉(328) 1554
成田営業所 〈0478〉(73) 8101
木更津営業所 〈0438〉(23) 2908
柏営業所〈04〉(7175) 0411
東京支店〈03〉(3816) 1141
東京営業所 〈03〉(3816) 1141
中野営業所 〈03〉(3337) 8431
〈048〉(771) 3451
〈048〉(777) 4801
事業所名 電話番号
足立営業所 〈03〉(3899) 5855
大田営業所 〈03〉(3763) 7553
江戸川営業所 〈03〉(3653) 5171
多摩営業所 〈042〉(384) 8411
立川営業所 〈042〉(542) 1201
横浜支店〈045〉(472) 4711
横浜営業所 〈045〉(472) 4711
川崎営業所 〈044〉(811) 6167
平塚営業所 〈0463〉(54) 3914
相模原営業所 〈042〉(757) 2501
湘南営業所 〈0466〉(87) 4001
静岡支店〈054〉(281) 1555
静岡営業所 〈054〉(281) 1555
沼津営業所 〈055〉(923) 7811
浜松営業所 〈053〉(464) 3016
甲府営業所 〈055〉(276) 7212
金沢支店〈076〉(249) 5701
金沢営業所 〈076〉(249) 5701
七尾営業所 〈0767〉(52) 3533
富山営業所 〈076〉(451) 6260
高岡営業所 〈0766〉(21) 3177
福井営業所 〈0776〉(35) 1911
岐阜支店〈058〉(274) 1315
岐阜営業所 〈058〉(274) 1315
多治見営業所 〈0572〉(22) 4921
松本営業所 〈0263〉(25) 4696
長野営業所 〈026〉(225) 1022
上田営業所 〈0268〉(22) 6362
飯田営業所 〈0265〉(24) 1636
名古屋支店 〈052〉(571) 6451
名古屋営業所 〈052〉(571) 6451
一宮営業所 〈0586〉(75) 5382
東名古屋営業所
知多営業所 〈0569〉(48) 8470
岡崎営業所 〈0564〉(22) 2443
豊橋営業所 〈0532〉(46) 9117
四日市営業所 〈0593〉(51) 0727
津営業所〈059〉(232) 2446
伊勢営業所 〈0596〉(36) 3210
京都支店〈075〉(621) 11 35
京都営業所 〈075〉(621) 1135
福知山営業所 〈0773〉(23) 7733
大津営業所 〈077〉(545) 5594
彦根営業所 〈0749〉(22) 6184
大阪支店〈06〉(6351) 8771
大阪営業所 〈06〉(6351) 8771
〈0561〉(73) 0072
事業所名 電話番号
東大阪営業所 〈06〉(6746) 7531
関西物流センター
南大阪営業所 〈0725〉(46) 6611
奈良営業所 〈0742〉(61) 6484
橿原営業所 〈0744〉(22) 2061
和歌山営業所 〈073〉(471) 4585
田辺営業所 〈0739〉(25) 1027
沖縄営業所 〈098〉(874) 1222
兵庫支店〈0794〉(82) 7411
三木営業所 〈0794〉(82) 7411
尼崎営業所 〈06〉(6437) 3660
神戸営業所 〈078〉(672) 6121
姫路営業所 〈0792〉(81) 0204
広島支店〈082〉(293) 2231
広島営業所 〈082〉(293) 2231
福山営業所 〈084〉(923) 0960
三原営業所 〈0848〉(64) 4850
岡山営業所 〈086〉(243) 4723
宇部営業所 〈0836〉(31) 4345
徳山営業所 〈0834〉(21) 5583
鳥取営業所 〈0857〉(28) 5761
松江営業所 〈0852〉(21) 0538
高松支店〈087〉(841) 2201
高松営業所 〈087〉(841) 2201
徳島営業所 〈088〉(626) 0555
松山営業所 〈089〉(951) 7666
宇和島営業所 〈0895〉(22) 3785
高知営業所 〈088〉(884) 7811
福岡支店〈092〉(411) 9201
福岡営業所 〈092〉(411) 9201
北九州営業所 〈093〉(551) 3481
飯塚営業所 〈0948〉(26) 3361
久留米営業所 〈0942〉(43) 2441
佐賀営業所 〈0952〉(30) 6603
長崎営業所 〈095〉(882) 6112
佐世保営業所 〈0956〉(33) 4991
熊本支店〈096〉(389) 4300
熊本営業所 〈096〉(389) 4300
八代営業所 〈0965〉(43) 1000
大分営業所 〈097〉(567) 3320
宮崎営業所 〈0985〉(26) 1236
鹿児島営業所 〈099〉(267) 5234
沖縄営業所 大阪支店の欄をご覧
〈0725〉(46) 6715
ください。
881196M4
愛知県安城市住吉町 3-11-8 〒 446-8502
TEL.0566-98-1711 (代表)