makita 3701 User Manual

取扱説明書
トリマ
本機はシングル絶縁構造ですの で必ず接地(アース)してくだ さい。
6mm モデル
このたびはトリマ くお礼申し上げます。 ご使用に先立ち、この取扱説明書をよく お読みいただき本機の性能を十分ご理解 の上で、適切な取り扱いと保守をしてい ただいて、いつまでも安全 に能率よくお使いくださる ようお願い致します。 なお、この取扱説明書はお 手元に大切に保管してくだ さい。
3701
トリマトリマ
主要機能
モデル
主要機能
電動機 直巻整流子電動機
電圧 単相 100V 電流 4A
周波数 50-60Hz
消費電力 380W
回転数
チャック孔径 6mm
全長 181mm 質量 1.7kg
・ 改良のため、主要機能および形状などは変更する場合がありますので、ご
了承ください。
警告
注意文の の意味について
ご使用上の注意事項は に区分していますが、そ れぞれ次の意味を表します。
警告
警告
警告警告
警告
警告警告
警告 注意
: 誤った取り扱いをしたときに、使用者が死亡または重傷を
負う可能性が想定される内容のご注意。
30,000min
注意
注意
注意注意
3701
-1
(回転 / 分)
注注注注
注意
注意
注意注意
注注注注
: 誤った取り扱いをしたときに、使用者が傷害を負う可能性
が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される 内容のご注意。
なお、 に記載した事項でも、状況によっては重大 な結果に結び付く可能性があります。いずれも安全に関す
る重要な内容を記載していますので、必ず守ってくださ い。
: 製品および付属品の取り扱い等に関する重要なご注意。
注意
2
安全上のご注意
安全上のご注意
安全上のご注意安全上のご注意
JPA001-2
・ 火災、感電、けがなどの事故を未然に防ぐために、次に述べる「安全上の
ご注意」を必ず守ってください。
・ ご使用前に、この「安全上のご注意」すべてをよくお読みの上、指示に
従って正しく使用してください。
・ お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管し
てください。
警告
1.
ご使用前に取扱説明書を必ずよくお読みください。
2.
作業場は、いつもきれいに保ってください。
・ ちらかった場所や作業台は、事故の原因となります。
3.
作業場の周囲状況も考慮してください。
・ 電動工具は、雨中で使用したり、湿った、または、ぬれた場所で使用しないで
ください。 ・ 作業場は十分に明るくしてください。 ・ 可燃性の液体やガスのある所で使用しないでください。
4.
感電に注意してください。
・ 電動工具を使用中、身体を、アースされているものに接触させないようにして
ください。(例えば、パイプ、暖房器具、電子レンジ、冷蔵庫などの外枠)
5.
子供を近づけないでください。
・ 作業者以外、電動工具やコードに触れさせないでください。 ・ 作業者以外、作業場へ近づけないでください。
6.
使用しない場合は、きちんと保管してください。
・ 乾燥した場所で、子供の手の届かない高い所または錠のかかる所に保管してく
ださい。
7.
無理して使用しないでください。
・ 安全に能率よく作業するために、電動工具の能力に合った速さで作業してくだ
さい。
8.
作業に合った電動工具を使用してください。
・ 小型の電動工具やアタッチメントは、大型の電動工具で行なう作業には使用し
ないでください。 ・ 指定された用途以外に使用しないでください。
9.
きちんとした服装で作業してください。
・ だぶだぶの衣服やネックレス等の装身具は、回転部に巻き込まれる恐れがあり
ますので着用しないでください。 ・ 屋外での作業の場合には、ゴム手袋と滑り止めのついた履物の使用をお勧めし
ます。 ・ 長い髪は、帽子やヘアカバー等で覆ってください。
3
警告
10.
保護めがねを使用してください。
・ 作業時は、保護めがねを使用してください。また、粉じんの多い作業では、防
じんマスクを併用してください。
11.
防音保護具を着用してください。
・ 騒音の大きい作業では、耳栓、イヤマフなどの防音保護具を着用してくださ
い。
12.
コードを乱暴に扱わないでください。
・ コードを持って電動工具を運んだり、コードを引っ張ってコンセントから抜か
ないでください。 ・ コードを熱、油、角のとがった所に近づけないでください。
13.
加工する物をしっかりと固定してください。
・ 加工する物を固定するために、クランプや万力などを利用してください。手で
保持するより安全で、両手で電動工具を使用できます。
14.
無理な姿勢で作業をしないでください。
・ 常に足元をしっかりさせ、バランスを保つようにしてください。
15.
電動工具は、注意深く手入れをしてください。
・ 安全に能率よく作業していただくために、刃物類は常に手入れをし、よく切れ
る状態を保ってください。 ・ 注油や付属品の交換は、取扱説明書に従ってください。 ・ コードは定期的に点検し、損傷している場合は、お買い求めの販売店または弊
社営業所に修理を依頼してください。 ・ 延長コードを使用する場合は、定期的に点検し、損傷している場合には交換し
てください。 ・ 握り部は、常に乾かしてきれいな状態に保ち、油やグリースがつかないように
してください。
16.
次の場合は、電動工具のスイッチを切り、プラグを電源から抜いてく
ださい。
・ 使用しない、または、修理する場合。 ・ 刃物、といし、ビット等の付属品を交換する場合。 ・ その他危険が予想される場合。
17.
調節キーやレンチ等は、必ず取りはずしてください。
・ 電源を入れる前に、調節に用いたキーやレンチ等の工具類が取りはずしてある
ことを確認してください。
18.
不意な始動は避けてください。
・ 電源につないだ状態で、スイッチに指を掛けて運ばないでください。 ・ プラグを電源に差し込む前に、スイッチが切れていることを確かめてくださ
い。
19.
屋外使用に合った延長コードを使用してください。
・ 屋外で使用する場合、キャブタイヤコードまたは、キャブタイヤケーブルの延
長コードを使用してください。
4
警告
20.
油断しないで十分注意して作業を行なってください。
・ 電動工具を使用する場合は、取扱方法、作業の仕方、周りの状況など十分注意
して慎重に作業してください。 ・ 常識を働かせてください。 ・ 疲れている場合は、使用しないでください。
21.
損傷した部品がないか点検してください。
・ 使用前に、保護カバーやその他の部品に損傷がないか十分点検し、正常に作動
するか、また所定機能を発揮するか確認してください。 ・ 可動部分の位置調整および締め付け状態、部品の破損、取り付け状態、その他
運転に影響を及ぼすすべての箇所に異常がないか確認してください。 ・ 損傷した保護カバー、その他の部品交換や修理は、取扱説明書の指示に従って
ください。取扱説明書に指示されていない場合は、お買い求めの販売店または
弊社営業所に修理を依頼してください。スイッチが故障した場合は、お買い求
めの販売店または弊社営業所で修理を行なってください。 ・ スイッチで始動および停止操作の出来ない電動工具は、使用しないでくださ
い。
22.
指定の付属品やアタッチメントを使用してください。
・ 本取扱説明書および弊社カタログに記載されている付属品やアタッチメント以
外のものを使用すると、事故やけがの原因となる恐れがあるので使用しないで
ください。
23.
電動工具の修理は、専門店に依頼してください。
・ 本製品は、該当する安全規格に適合していますので改造しないでください。 ・ 修理は、必ずお買い求めの販売店または弊社営業所にお申し付けください。 ・ 修理の知識や技術のない方が修理しますと、十分な性能を発揮しないだけでな
く、事故やけがの原因となります。
5
トリマ安全上のご注意
先に電動工具としての共通の注意事項を述べましたが、トリマとして、さら に次に述べる注意事項を守ってください。
JPB094-1
警告
1.
必ず接地(アース)してください。
・ 故障や漏電の時、感電する原因になります。 ・ 接地は、プラグの横から出ているアースク
リップをアース線に接続してください。 ・ 3ピンプラグ(アースピン可倒式)の場合
は、電源コンセントに合わせて、接地
(アース)してください。
アースクリップ
電源コンセント
プラグ
アース線
・ アース付(3ピン)電源コンセントの場合
3ピンプラグを電源コンセントに差し込 んでください。(アースクリップによる接 地(アース)は不要)
アース付 (3 ピン ) 電源コンセント
・ 2極電源コンセントの場合
アースクリップをアース線に接続してく ださい。
・ アースクリップやアースピン、アース線に
異常がないか確認してください。 ・ テスターや絶縁抵抗計をお持ちでしたら、
アースクリップ、アースピンと機械本体の
金属(外郭部)間の導通を確認してくださ
い。 ・ アース棒やアース板を地中に埋め込み、
アース線を接続するような電気工事は、電気工事士の資格が必要ですので最寄
りの電気工事店に相談してください。 ・ 接地と共に感電防止用漏電しゃ断器の設置された電源に、接続されますことを
お奨めします。 ・ 漏電しゃ断器や接地については、次の法規がありますので、ご参照ください。
※ 労働安全衛生規則  第 333 条・第 334
電気設備の技術基準 第 18 条・第 28 条・第 41条
2.
アース線をガス管に接続しないでください。
・ 爆発の恐れがあります。
2 極電源 コンセント
3ピンプラ ( アースピン可倒式)
アースピンにより 接地(アース)
アースクリップにより接地 ( アース)
アース線
6
警告
3.
つなぎコードを使用するときは、アース線を備えた 3 芯コードを、使
用してください。
・ アース線のない 2 芯コードですと、感電の原因になります。
4.
使用電源は、銘板に表示してある電圧で使用してください。
・ 表示を超える電圧で使用すると、回転が異常に高速となり、けがの原因になり
ます。
5.
作業する箇所に、電線管・水道管やガス管などの埋設物がないことを、
作業前に十分確かめてください。
・ 埋設物があるとビットが触れ、感電や漏電・ガス漏れの恐れがあり、事故の原
因になります。
6.
使用中は、振り回されないよう本体を確実に保持してください。
・ 確実に保持していないと、けがの原因になります。
7.
使用中は、ビットなどの工具類や回転部、切クズなどの排出物に手や
顔などを近づけないでください。
・ けがの原因になります。
8.
使用中、機体の調子が悪かったり、異常音がしたときは、直ちにス
イッチを切って使用を中止し、お買い求めの販売店、または弊社営業
所に点検、修理を依頼してください。
・ そのまま使用していると、けがの原因になります。
9.
誤って落としたり、ぶつけたときは、ビットなどの工具類や機体など
に破損や亀裂、変形がないことをよく点検してください。
・ 破損や亀裂、変形があると、けがの原因になります。
7
注意
1.
工具類(ビットなど)や付属品は取扱説明書に従って確実に取り付け
てください。
・ 確実でないと、はずれたりし、けがの原因になります。
2.
回転中のビットにコードが接触しないようにしてください。
・ 感電の原因になります。
3.
ビットを取り扱うときには、刃先に十分注意してください。
・ けがの原因になります。
4.
き裂があるもの、変形したもの、指定外のビットは使用しないでくだ
さい。
・ けがの原因になります。
5.
材料は確実に固定してください。
・ 確実に固定してないと、けがの原因になります。
6.
材料に釘などの異物がないことを確かめてください。
・ 刃こぼれだけでなく、思わぬけがの原因になります。
7.
回転させたまま、台や床などに放置しないでください。
・ けがの原因になります。
8.
作業直後のビットは大変熱くなっていますので触れないでください。
・ やけどの原因になります。
9.
使用中以外はビットをベ-ス面より引っ込めておいてください。
・ けがの原因になります。
10.
使用中は、軍手など巻き込まれる恐れがある手袋を着用しないでくだ
さい。
・ 回転部に巻き込まれ、けがの原因になります。
注注注注
1.
材料を加工した後、機械を持ち上げたり、移動させたりするときには、 ビットの回転が完全に止まってから行なってください。
・ 材料を傷つける恐れがあります。
2.
シンナー、ガソリン、油等の薬品類がベースにつくと、ひび割れなどする ことがありますので充分注意してください。
3.
電源が離れていてつなぎコードが必要なときは、機械を最高の能率で故障 なくご使用いただくために十分な太さのコードをできるだけ短くお使いく ださい。
使用できるコードの太さ(公称断面積)と最大長さの関係
コードの太さ(導体公称断面積) コードの最大長さ
0.75mm
1.25mm
つなぎコードは本機のコードと同じような被ふくを施したコードを使用し てください。
2
2
20m 30m
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