Kaspersky Endpoint Security 8 for Mac
管理者用ガイド
製品バージョン: 8.0, CRITICAL FIX 2
Kaspersky Lab の製品をお使いの皆さまへ
このたびは当社製品をお選びいただき、ありがとうございます。 このマニュアルがお客様の業務の一助となること、またお客様の
疑問にお答えできる内容であることを願っております。
警告! この文書は Kaspersky Lab ZAO (以降、「Kaspersky Lab」) の財産です。この文書に対するすべての権利は、ロシア
連邦の著作権法および国際条約によって留保されています。この文書またはその一部を不正に複製および配布すると、適用法
により民法上、行政上、または刑法上の責任を負うこととなります。
マニュアルの複製または配布は、いかなる形であれ (翻訳されたものも含む)、Kaspersky Lab の書面による同意がないかぎり
認められておりません。
このマニュアルおよびマニュアルに含まれる画像は、非商用 (個人使用) の目的で提供されています。
Kaspersky Lab は、このマニュアルを予告なく変更する場合があります。 最新版については、 Kaspersky Lab の Web サイト
(http://www.kaspersky.co.jp/docs) をご確認ください。
このマニュアルに利用されている資料のうち、他社が権利を有するものの内容または品質、妥当性、正確性について、また、そう
した資料の使用に関連する潜在的な損害、および実際に発生した損害について、Kaspersky Lab は一切の責任を負いません。
この文書には、所有者である各社の登録商標およびサービスマークが含まれています。
改訂日:2011 年 5 月 2 日
© 1997-2011 Kaspersky Lab ZAO. All Rights Reserved.
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KASPERSKY LAB 製品に関する使用許諾契約書
お客様への法律上の重要なお知らせ:本ソフトウェアのご使用を開始される前に、以下の契約書を注意深くお読みく
ださい。
お客様がライセンス契約ウィンドウの [ 承諾する] ボタンをクリック、または対応する記号を入力した時点で、この契
約条件に拘束されることに同意したことになります。当該行為はお客様の署名を示すものであり、お客様は本契約に
拘束され、その当事者となることに同意し、また、本契約書が署名入り契約文書と同様の執行力を持つことに同意す
るものとします。本契約の諸条件に同意されない場合は、本ソフトウェアのインストール作業を中断し、本ソフトウェア
をインストールしないでください。
ソフトウェアにライセンス契約書または同様の文書が付属する場合は、当該文書に定義されているソフトウェア使用
条件が、本契約よりも優先します。
ライセンス契約ウィンドウの [ 承諾する] ボタンをクリックするか、または対応する記号を入力すると、本契約の契約
条件にしたがって本ソフトウェアを使用する権利を得られます。
1. 定義
1.1. 本ソフトウェアとは、ソフトウェア、関連資料およびこれらのアップデートを意味します。
1.2. 権利者(独占的であるか否かを問わず、本ソフトウェアのすべての権利の所有者)は、ロシア連邦法に基づ
いて設立された企業、 Kaspersky Lab, ZAO を意味します。
1.3. コンピューターとは、本ソフトウェアをインストールおよび/または使用するハードウェアを意味し、パソコン、
ノート PC 、ワークステーション、個人用デジタル機器、スマートフォン、ハンドヘルド装置、その他、本ソフト
ウェアが対応する電子装置)を意味します。
1.4. エンドユーザー(お客様)とは、自身のために本ソフトウェアをインストールする個人または、本ソフトウェア
のコピーを合法的に使用する個人を意味し、また、個人が雇用者など組織を代表して本ソフトウェアをダウ
ンロードまたはインストールした場合、「お客様」とは、本ソフトウェアをその利益のためにダウンロードまた
はインストールした法人も意味するものとし、ここに、かかる法人は、個人に対しその法人を代表して本契約
を承諾するよう承認したものとみなします。本契約の目的において「法人」とは、合名会社、有限会社、企業、
協会、合資会社、合弁会社、労働組合、法人化されていない組織、政府当局を含むがこれらに限りません。
1.5. 代理店とは、権利者との契約およびライセンスに基づき本ソフトウェアを販売する法人または個人を意味し
ます。
1.6. アップデートとは、すべてのアップグレード、機能改修、パッチ適用、機能拡張、バグ修正、変更、コピー、追
加、メンテナンスパックの適用などを意味します。
1.7. ユーザーマニュアルとは、ユーザーマニュアル、管理者ガイド、リファレンス・ブックおよび関連する説明資料
またはその他の資料を意味します。
2. ライセンスの付与
2.1. お客様は、ライセンス料金を支払い、更に本契約の各条項に同意する限りにおいて、各ライセンスキーの初
回適用日あるいはアクティベーション初回実施日から、ライセンス有効期限までの間、お客様の所属する法
人内でのご利用に限り、本ソフトウェアがインストールされたお客様のコンピューターを、ユーザーマニュア
ルに記載される脅威から、ユーザーマニュアルに記載されるすべての技術要件に従って、かつ本契約の諸
条件に従って保護するために、指定された数のコンピューター上へ本ソフトウェアを保存、読み込み、インス
トール、実行、表示(「使用」するために)する非独占的使用許諾(「ライセンス」)を供与され、お客様はその
ライセンスを受諾するものとします。但し、ソフトウェアの新規バージョンあるいは後継製品の発売日を起算
日とする 1 年後が到来したとき、ユーザーマニュアルに記載の方法で、確認できるライセンス有効期限にか
かわらず現行バージョンの使用権は失効するものとします。この場合お客様は、バージョンアップサービス
でソフトウェアをバージョンアップすることにより、新規バージョンあるいは後継製品を継続してご使用いただ
けます。詳細は本ソフトウェアの各言語版に対応する国の Kaspersky ウェブサイト(www.kaspersky.co.jp )
をご確認ください。
トライアル版。本ソフトウェアのトライアル版を受領、ダウンロード、またはインストールし、ソフトウェアのトラ
イアル・ライセンスのみを認められている場合は、トライアル目的に限り、かつ別段の指定がない限り最初に
インストールした日より 1 トライアル期間に限り、本ソフトウェアを使用できることとします。トライアル期間中
の評価以外の目的での本ソフトウェアの使用および、トライアル期間終了後の使用は厳しく禁止します。
複数の環境で使用するソフトウェア、多言語ソフトウェア、デュアルメディアで使用するソフトウェア、複数コ
ピー、バンドル版。お客様が、本ソフトウェアの異なるバージョンもしくは異なる言語版を使用する場合でも、
または複数のメディアで本ソフトウェアを受領した場合でも、または本ソフトウェアの複数のコピーを受領した
場合でも、またはほかのソフトウェアにバンドルされた本ソフトウェアを受領した場合でも、本ソフトウェアの
すべてのバージョンをインストールすることが許可されるコンピューターの合計台数は、取得したライセンス
上のコンピューター数に一致するものとします。ライセンス条件で別段の規定がない限り、取得されたライセ
ンス数に応じて、第 2.2 条および 2.3 条で規定する台数のコンピューターにインストールし、使用する権利が
与えられます。
2.2. 本ソフトウェアを物理メディアで取得した場合、お客様は本ソフトウェアのパッケージに記載されている台数
のコンピューターを保護するために本ソフトウェアを使用する権利を持ちます。
2.3. 本ソフトウェアをインターネット経由で取得した場合、お客様は本ソフトウェアのライセンス取得時に指定され
た台数のコンピューターを保護するために本ソフトウェアを使用する権利を持ちます。
2.4. 上記第 2.2 条ならびに第 2.3 条の定めにかかわらず、1 台のコンピューターに複数の OS (仮想 OS も含み
ます)がインストールされている環境で、それぞれの OS にソフトウェアをインストールし、同時起動する場合
は、これらの OS 数に相当するライセンスが必要です。
2.5. お客様は、バックアップ目的でのみ、また合法的に所有する本ソフトウェアのコピーが紛失、破損、または使
用不可能になったために差し替える場合に限り本ソフトウェアのバックアップコピーを作成する権利を持ちま
す。このバックアップコピーは、他の用途に用いてはならず、本ソフトウェアを使用する権利を失った場合や、
お客様が本ソフトウェアを使用している国または地域で施行されている法令による以外の理由で、お客様の
ライセンスが期限切れまたは打ち切りとなった場合は、破棄しなくてはなりません。お客様が、ソフトウェアが
インストールされたコンピューターを譲渡または売却する場合は、本契約に基づきお客様がインストールし
たソフトウェアの全てがあらかじめインストール先のコンピューターから削除されていることを確認してくださ
い。
2.6. お客様は、本ソフトウェアのアクティベーション実施日を初日とする、またはライセンスキーファイルの適用後、
本ソフトウェアパッケージで指定された有限の期間(本ソフトウェアを物理メディアで取得された場合)、また
は取得過程で指定された有限の期間(本ソフトウェアをインターネット経由で取得された場合)に渡り、以下
のサービスを受ける権利を与えられます(本ソフトウェアのトライアル版を除く)。
- 権利者によりウェブサイトまたは他のオンラインサービスを介したアップデートが公開された時、イン
ターネット経由で本ソフトウェアのアップデートを受け取れます。受け取ったアップデートは本ソフトウェア
の一部となり、本契約の契約条件が適用されます。
- インターネット経由の技術サポートおよび電話による技術サポート。
3. アクティベーションおよびライセンス有効期間
3.1. お客様がご自身のコンピューターの改造やコンピューターにインストールされたほかのベンダーのソフトウェ
アの変更を行った場合、本ソフトウェアの再アクティベーションまたはライセンスキーファイルのインストール
が必要となる場合があります。権利者は、ライセンスの有効性および/またはお客様のコンピューター上に
インストールおよび/または使用される本ソフトウェアのコピーの合法性について確認する手段ならびに検
証手順を実行する権利を保有します。
3.2. 本ソフトウェアが物理メディアで取得された場合、本契約に同意すると、パッケージに指定され本契約の同
意時に発効する期間中、本ソフトウェアを使用することができます。
3.3. 本ソフトウェアがインターネット経由で取得された場合、本契約に同意すると、取得の過程で指定される期間
中、本ソフトウェアを使用することができます。
3.4. お客様は、第 2.1 条の規定に従って、本契約に従って行われる本ソフトウェアの初回アクティベーション時点
より、1回限りのトライアル期間中(30 日間)、本ソフトウェアのトライアル版を無料で使用する権利を有しま
す。ただし、トライアル版期間は、アップデートならびにインターネット経由のサポートまたは電話によるサ
ポートを受けることはできません。
3.5. 本ソフトウェアを使用するお客様のライセンスは、第 3.2 条または第 3.3 条(場合に応じて)に記載の期間に
限定されます。残存期間はユーザーマニュアルに記載の方法で確認することができます。
K A S P E R S K Y LAB 製 品 に 関 す る 使 用 許 諾 契 約 書
3.6. 1 台以上のコンピューターに適用が可能なライセンスの利用期限は、1 台目のコンピューターでライセンスを
適用あるいは、アクティベーションを実施した日を起算とする有効期間に限定されます。
3.7. 権利者が保有することができる法律上または均衡法上の他のあらゆる救済方法を妨げることなく、お客様
が本契約の契約条件のいずれかに違反した場合、権利者は、お客様に通知することなく、また、ライセンス
費用またはその一部を返金することなく、ライセンスを打ち切る権利を有するものとします。
3.8. お客様は、本ソフトウェアの使用、また本ソフトウェアの使用により得られたレポートその他の情報の使用に
あたって、プライバシー法、著作権法、輸出管理法、わいせつ物取締法を含むがこれらに限らない適用され
るすべての国際法、国内法、州法、地域および地方の法律および規制を順守することに同意するものとしま
す。
3.9. 本契約に別段の具体的規定がない限り、お客様は本契約に基づき与えられた権利または権利を移転また
は譲渡することができません。
4. 技術サポート
4.1. 本契約の第 2.6 条に記載の技術サポートは、本ソフトウェアの最新アップデートがインストールされている場
合に提供されます(本ソフトウェアのトライアル版を除く)。
テクニカルサポートサービス:http://support.kaspersky.co.jp
5. 制限事項
5.1. お客様は、放棄不可能な権利を適用法で許可された場合を除き、本ソフトウェアのエミュレート、複製、貸与、
レンタル、リース、販売、変更、逆コンパイル、逆アセンブルまたはリバースエンジニアリングを行ったり、本
ソフトウェアまたはその一部の派生物を作成したりすることはできません。また、前述の制限事項が適用法
により明示的に禁止された場合を除き、ソフトウェアの一部を可読可能な形式に変換すること、ライセンスさ
れたソフトウェアまたはそのサブセットを第三者に譲渡すること、あるいはそのような行為を第三者に許可す
ることはできません。本ソフトウェアのバイナリコードおよびソースコードのいずれについても、独占所有物で
ある本プログラムアルゴリズムの再作成に使用すること、またはそのためにリバースエンジニアリングするこ
とはできません。本書に明示されていないすべての権利は権利者またはそのサプライヤーのどちらかが保
有するものとし、不正な本ソフトウェアの使用は、本契約および本契約により許諾されるライセンスの即時自
動解除ならびに刑事上民事上の訴追がなされる場合があります。
5.2. お客様は、本ソフトウェアを使用する権利を第三者に譲渡またはサブライセンスすることはできません。
5.3. アクティベーションコードおよびライセンスキーファイルは権利者の機密情報とみなされ、第三者に提供また
は、アクセス可能にしないものとします。
5.4. お客様は、本ソフトウェアを第三者に貸与、レンタル、リースしてはなりません。
5.5. お客様は、ユーザーマニュアルに記載される脅威の検出、ブロック、処理に使用されるデータまたはソフト
ウェアの作成に本ソフトウェアを使用しないものとします。
5.6. お客様が本契約の契約条件に違反した場合、キーファイルがブロックされることがあります。
5.7. お客様がソフトウェアのトライアル版を使用する場合、本契約の第 4 条による技術サポートを受ける権利や、
本ソフトウェアを使用するライセンスや権利を第三者に譲渡する権利を持ちません。
6. 限定保証と免責条項
6.1. 権利者は、本ソフトウェアが、ユーザーマニュアルに規定の仕様および説明に従って実質的に機能すること
を保証します。ただし、(w )権利者が明示的に保証責任を否認しているお客様のコンピューターの欠陥なら
びに関連する権利侵害、(x )誤用から生じる不調、欠陥、エラー。乱用、事故(アクシデント)、不履行。不適
切なインストールならびに操作またはメンテナンス。盗難、破壊行為、不可抗力、テロ、停電または電力サー
ジ、不慮の事故。改造ならびに許可されていない変更。権利者以外による修理または権利者の合理的な管
理の範囲外である第三者もしくはお客様の行為もしくは原因、(y )最初に生じてから合理的な期間内にお客
様が権利者に通知しなかった欠陥、(z )お客様のコンピューターにインストールされているハードウェアまた
はソフトウェアコンポーネントとの互換性の欠如、の場合にはかかる限定的保証は適用されないものとしま
す。
6.2. お客様は、エラーのないソフトウェアは存在しないことを認知、承諾、同意し、お客様にとって適切な頻度と
信頼性に基づき、コンピューターのバックアップをとるようアドバイスを受けたことを認めるものとします。
6.3. ユーザーマニュアルまたは本契約の条件に違反している場合、権利者は、本ソフトウェアの正常動作を保
証しません。
6.4. 本契約の第 2.6 条に指定のアップデートを定期的にダウンロードしていない場合は、権利者は、本ソフトウェ
アの正常動作を保証しません。
6.5. 本契約の第 3.2 条または第 3.3 条に指定されている期間の経過後、または、何らかの理由で本ソフトウェア
を使用するライセンスが終了している場合は、権利者は、ユーザーマニュアルに記載される、脅威からの保
護を保証しないものとします。
6.6. 本ソフトウェアは「現状有姿」で提供され、権利者は、その使用または性能に関し言質を与えず、保証を行い
ません。適用法により、除外または限定が行えない範囲の保証、条件、言質、契約条件を除き、権利者およ
びその代理店は、第三者の権利を侵害していないこと、商品性、十分な品質、完全性、特定目的への合致
性を含むが、それに限らない事柄に関し、一切の保証、条件設定、言質、契約条件設定(明示的または黙
示的を問わず、また、法令、普通法、習慣、利用その他にかかわらず)を行いません。お客様は意図した結
果を得るために本ソフトウェアを選択したこと、また、そのインストール方法、使用方法、および得られた結果
について、その性能に関し、すべての責任とリスクを負うこととします。前項の規定を制限することなく、権利
者は、本ソフトウェアにはエラーがないことや、障害その他の故障がないこと、または、権利者に開示されて
いるか否かにかかわらず、お客様の要件の一部またはすべてを満たしているかどうかについて、一切の保
証を行わず、言質を与えないものとします。
7. 免責事項
7.1. 適用法により許可される最大範囲において、権利者または代理店は、本ソフトウェアの使用あるいは使用不
能、またはソフトウェアあるいはソフトウェアの使用を通じた、または本契約の条項の下におけるサポートあ
るいはその他サービス、情報、ソフトウェア、および関連コンテンツの提供あるいは提供不能またはそれに
関連して発生する、または、契約違反あるいは不法行為(過失、誤解、厳格責任による義務を含む)、法的
義務の違反、権利者ならびに/ あるいは代理店の保証の不履行により発生する特別的、偶発的、懲罰的、
間接的、あるいは結果的な損害(利益、機密情報あるいはその他情報の損失、ビジネスの中断、プライバ
シーの損失、データまたはプログラムの破損あるいは損失、法的義務、誠意、または当然の配慮の不足、
過失、経済的損失、その他罰金またはその他損失による損害を含む)について、権利者および/ または代理
店がそのような損害の可能性について知らされていたとしても、その責任を負いません。
お客様は、権利者および/ または代理店が責任を負う場合でも、権利者および/ または代理店の当該責任は
本ソフトウェアの価格に制限されることに同意するものとします。いかなる場合であっても、権利者および/ ま
たは代理店の当該責任は、その損害を引き起こしたソフトウェアの入手時にお客様が支払った金額または本
製品の標準価格の何れか低い方を上限とします。
本契約は、死亡または身体障害に対するいかなる請求も除外または制限するものではありません。さらにま
た、本契約の免責事項、除外事項または制限事項が適用法により除外あるいは制限不可能な場合、そのよ
うな免責事項、除外事項、または制限事項のみはお客様に適用されず、その他の免責事項、除外事項、お
よび制限事項は、引き続きお客様に適用されるものとします。
8. GNU およびその他のサードパーティ・ライセンス
8.1. 本ソフトウェアは、GNU 一般公有使用許諾(GPL )または同様のフリーソフト・ライセンスに基づきお客様に
ライセンスされている(またはサブライセンスされている)ソフトウェア・プログラムを含む場合があります。こ
れらのプログラムはほかの権利のほかに、お客様に対し、一定のプログラムまたはその一部をコピー、変更、
再配布することを許可し、またソースコードへのアクセスを許可しています(オープンソース・ソフトウェア)。
バイナリ形式の実行ファイルで配布されるかかるソフトウェアの当該ライセンスで必要な場合、ソースコード
をそれらのお客様 が利用できるようにしなくてはならず、この場合、ソースコードはsource@kaspersky.com
までリクエストを送付し入手するか、またはソースコードは本ソフトウェアに付属しています。オープンソース・
ソフトウェア・ライセンスが権利者に対し、オープンソース・ソフトウェア・プログラムを使用、コピー、変更する
権利を提供するよう要求し、かかる権利が、本契約で認められている権利よりも大きい場合、かかる権利は、
本書における権利および制限に対し優先するものとします。
9. 知的財産権
9.1. 本ソフトウェアおよび本ソフトウェアに含まれる著作、システム、アイデア、操作方法、マニュアル、およびそ
K A S P E R S K Y LAB 製 品 に 関 す る 使 用 許 諾 契 約 書
の他の情報は、権利者またはその代理店の独占所有物である知的財産および/ または重要な企業秘密で
あって、また、権利者および該当する場合その代理店は、刑法および民法によって、また、ロシア連邦、EU 、
合衆国およびその他の国の著作権、企業秘密、商標、特許法ならびに国際条約によって保護 されることに
お客様は同意するものとします。本契約は、お客様に対し、権利者やその代理店の商標や商号(「本商標」)
を含む、知的財産権への権利を与えるものではありません。お客様は、商標に関する認められた慣習に
従って、本ソフトウェアが生成した印刷物を商標所有者の名前等により特定する場合に限り、本商標を使用
することができます。このような形で本商標を使用することにより、本商標の所有権がお客様に与えられるも
のではありません。権利者およびその代理店は、本ソフトウェアに関連するすべての権利、権限、および利
益を所有し継続してこれを保有します。これには、権利者が行ったかまたは第三者が行ったかにかかわら
ず、本ソフトウェアへのエラー修正、拡張機能、アップデート、またはその他の修正が含まれ、また、すべて
の著作権、特許、企業秘密権、商標権、その他の知的財産権が含まれます。お客様による本ソフトウェアの
所有、インストール、使用は、お客様に対して本ソフトウェアの知的財産権の所有権を移譲するものではなく、
お客様は、本契約に明示的に規定されたものを除き、本ソフトウェアに対するなんらの権利を取得しないも
のとします。本契約に基づいて作成された本ソフトウェアのすべてのコピーには、本ソフトウェアに表示され
るものと同じ著作権表示を行わなくてはなりません。本契約は、本ソフトウェアに対する本書に記載される以
外の知的所有権をお客様に供与するものではなく、本書で詳しく定義する本契約に基づき供与されるライセ
ンスは、本契約の条件に従った限定的使用権のみを提供するものであることをお客様は認めるものとしま
す。権利者は、本契約において明示的に供与された権利以外のすべての権利を保有するものとします。
9.2. お客様は、いかなる形でも本ソフトウェアを修正または改ざんしないことに同意し、本ソフトウェアのコピー上
の、著作権表示その他独占所有権表示を削除または変更することもできません。
10. 準拠法、仲裁
10.1. 本契約はロシア連邦の法律に管轄され、同法にしたがって解釈され、法の抵触に関する原則の適用は受け
ません。本契約は、「物品の国際売買契約に関する国連条約」によって管轄されないものとし、同法の適用
を明示的に排除します。本契約の条件の解釈または適用、あるいは違反に起因する論争については、直接
交渉により解決しない限り、ロシア連邦内の、ロシア連邦モスクワ商工会議所の国際商事仲裁裁判所に
よって仲裁されるものとします。仲裁人による裁定は最終的なもので、両当事者を拘束するものとし、かかる
仲裁裁定は、管轄権のある裁判所により執行できるものとします。第 10 条の規定は、仲裁手続きの前、途
中、後のいずれの時期においても、当事者が裁判管轄権のある法廷に衡平法上の救済を求める、または
得ることを阻まないものとします。
11. 訴訟期間
11.1. 本契約のどちらかの当事者に対し起こされる、本契約に基づく取引に由来する訴訟は、その形式を問わず、
訴訟の原因が発生または、発生したことが発見されてから一(1 )年以上経過した後には起訴されないものと
します。ただし、知的所有権の侵害訴訟は、該当する法定期間の最大限まで起訴できるものとします。
12. 完全合意条項、分離条項、権利不放棄
12.1. 本契約は、お客様と権利者との間の完全なる合意であり、口頭または書面による、本ソフトウェアまたは本
契約の主題に関する、それ以前の取り決め、提案、通信内容、広告に優先するものとします。お客様は本契
約を読み、理解し、その条件に拘束されることに同意するものとします。裁判管轄権のある法廷によって、何
らかの理由により本契約のある条項は、一部または全部が効力がなく、無効である、または執行不可能で
あるとされた場合も、かかる条項を狭く解釈して、合法かつ執行可能にされるものとし、また、これにより契
約全体が無効とはならず、本契約の残りの部分は、できる限りその元の意味を維持しながら、法および衡平
法上許される最大限まで、完全なる効力を持続するものとします。本書の条項または条件の権利放棄は、
書面により、お客様と権利者の権限を与えられた代表者の両方の署名によらない限り、有効ではないものと
し、本契約の条項違反に対する異議申し立ての権利放棄は、以前、現在(同時進行)、および将来の権利放
棄を構成しないものとします。本契約の条項または権利の厳守について、その不履行を権利者が指摘しな
かったことは、かかる条項または権利の権利放棄として解釈されないものとします。
13. 権利者の連絡先
本契約に関する質問がある場合や、何らかの理由で権利者に連絡する場合は、以下に記載する当社の顧客サービ
ス部門まで連絡してください。
Kaspersky Lab ZAO
10/1 1st Volokolamsky Proezd, Moscow, 123060
ロシア連邦
電話: +7-495-797-8700
Fax: +7-495-645-7939
メールアドレス: info@kaspersky.com
ウェブサイト: www.kaspersky.com
日本の連絡先
〒101-0032
東京都千代田区岩本町 3-11-9 KDX 岩本町ビル
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定され、著作権法ならびに国際著作権条約、ならびにその他の知的所有権関連の法律ならびに条約により保護され
ています。
目次
KASPERSKY LAB 製品に関する使用許諾契約書 ........................................................................................................... 3
目次 ................................................................................................................................................................................ 9
このマニュアルについて ................................................................................................................................................. 14
このマニュアルの内容 .............................................................................................................................................. 14
表記規則 ................................................................................................................................................................. 16
自分で調べる場合の情報入手先 ................................ ................................ .................................................................... 17
KASPERSKY ENDPOINT SECURITY 8 ...................................................................................................................... 19
配布キット ................................................................................................................................................................ 20
ハードウェアおよびソフトウェアのシステム要件 .......................................................................................................... 20
製品のインストール ........................................................................................................................................................ 21
インストールの準備 .................................................................................................................................................. 21
製品のインストール .................................................................................................................................................. 21
Kaspersky Endpoint Security の標準インストール ............................................................................................. 22
Kaspersky Endpoint Security のカスタムインストール ........................................................................................ 23
インストール後の使用準備 ....................................................................................................................................... 24
製品の削除 .............................................................................................................................................................. 24
ライセンス管理............................................................................................................................................................... 26
ライセンスについて ................................................................................................................................................... 26
ライセンス情報の表示 ................................................................ .............................................................................. 27
ライセンスの購入 ..................................................................................................................................................... 27
ライセンスの更新 ..................................................................................................................................................... 28
使用許諾契約書について ......................................................................................................................................... 29
アクティベーションコードについて .............................................................................................................................. 29
キーファイルについて ............................................................................................................................................... 29
Kaspersky Endpoint Security のアクティベーション.................................................................................................. 29
アクティベーションコードを使用した製品のアクティベーション ................................................................................ 30
キーファイルを使用した製品のアクティベーション ................................................................................................. 31
インターフェイス ............................................................................................................................................................. 32
Kaspersky Endpoint Security のアイコン ................................................................................................................ 32
メインウィンドウ ................................ ................................................................ ........................................................ 34
設定ウィンドウ .......................................................................................................................................................... 35
通知画面とポップアップメッセージ ............................................................................................................................. 36
通知について ..................................................................................................................................................... 37
通知の受信方法 ................................................................................................................................................. 37
通知の受信設定 ................................................................................................................................................. 38
ポップアップメッセージについて ........................................................................................................................... 39
Kaspersky Endpoint Security インターフェイスの設定 ............................................................................................. 39
製品の起動および停止 ................................................................ ................................................................ .................. 41
Kaspersky Endpoint Security の終了 ..................................................................................................................... 41
Kaspersky Endpoint Security の自動起動の設定 ................................................................................................... 41
電源節約モードの設定 ............................................................................................................................................. 42
コンピューターのプロテクションステータス ....................................................................................................................... 43
コンピューターのプロテクションステータスの評価 ....................................................................................................... 43
セキュリティアシスタント ................................ ............................................................................................................ 44
通常のタスクの解決 ....................................................................................................................................................... 46
完全スキャンの実行 ................................................................................................................................................. 46
簡易スキャンの実行 ................................................................................................................................................. 47
ファイル、フォルダー、ドライブ単位のスキャンの実行 ................................................................................................. 47
スケジュール設定されたスキャンの設定 .................................................................................................................... 47
ライセンスの購入または更新 .................................................................................................................................... 48
定義データベースおよびアプリケーションモジュールの更新 ....................................................................................... 48
設定の書き出しと読み込み ....................................................................................................................................... 48
ファイルアクセスがブロックされた場合の操作 ............................................................................................................ 49
オブジェクトがウイルスに感染していることが疑われる場合の操作.............................................................................. 50
アプ リ ケー シ ョン に よ り 削 除 ま た は駆 除 さ れた オブ ジェ ク トの 復 元 .................................................................. 50
製品の動作レポートの表示 ....................................................................................................................................... 50
製品の通知画面が表示された場合の操作 ................................................................................................................ 51
詳細な環境設定 ............................................................................................................................................................ 52
スキャン範囲の設定 ................................................................................................................................................. 52
監視対象の設定 ................................................................................................................................................. 52
信頼ゾーンの作成 .............................................................................................................................................. 54
ファイルアンチウイルス ............................................................................................................................................. 56
ファイルプロテクションの無効化 ........................................................................................................................... 57
プロテクションの再開 .......................................................................................................................................... 59
ファイルアンチウイルスの設定 ............................................................................................................................ 60
セキュリティレベルの設定 .............................................................................................................................. 60
スキャン対象のファイル形式の指定 ............................................................................................................... 61
スキャン範囲の設定 ...................................................................................................................................... 62
モードとスケジュール ..................................................................................................................................... 63
感染オブジェクトの処理方法の設定 ............................................................................................................... 64
設定の初期化 .................................................................................................................................................... 65
ファイルプロテクションのスキャン情報 .................................................................................................................. 66
ウイルススキャン ...................................................................................................................................................... 67
ウイルススキャンタスクの管理 ............................................................................................................................. 68
ウイルススキャンタスクの起動/ 一時停止 ........................................................................................................ 68
ウイルススキャンタスクの作成 ................................................................ ....................................................... 70
スキャン対象オブジェクトリストの作成 .................................................................................................................. 72
ウイルススキャンタスクの設定 ............................................................................................................................. 74
セキュリティレベルの設定 .............................................................................................................................. 74
スキャン対象のオブジェクト形式の指定 ......................................................................................................... 75
感染オブジェクトの処理方法の設定 ............................................................................................................... 76
ウイルススキャンタスクのスケジュール設定 ................................................................................................... 77
タスクを実行するユーザーアカウントの指定 ................................................................................................... 78
スキャンタスク共通の設定 ............................................................................................................................. 79
スキャンの設定の初期化 .................................................................................................................................... 80
ウイルススキャンのスキャン情報 ......................................................................................................................... 81
製品の更新 .............................................................................................................................................................. 83
更新の開始 ........................................................................................................................................................ 84
前回の更新のロールバック ................................................................................................................................. 84
ローカルの更新元からの更新 ............................................................................................................................. 85
更新の設定 ........................................................................................................................................................ 87
更新の方法と対象の設定 .............................................................................................................................. 87
更新元の設定 ............................................................................................................................................... 88
スケジュール設定された更新処理タスクの起動の設定 ................................................................................... 90
プロキシサーバーへの接続の設定 ................................................................................................................ 90
更新の統計 ........................................................................................................................................................ 91
レポートと保管領域 .................................................................................................................................................. 92
隔離フォルダー ................................................................................................................................................... 93
隔離フォルダーの内容の確認........................................................................................................................ 93
隔離されたオブジェクトの処理 ....................................................................................................................... 94
更新後の隔離フォルダーのスキャン .............................................................................................................. 95
バックアップ保存先フォルダー ............................................................................................................................. 96
バックアップの内容の確認 ............................................................................................................................. 96
バックアップの処理 ....................................................................................................................................... 97
レポート .............................................................................................................................................................. 97
レポートと保管領域の設定 .................................................................................................................................. 99
レポートの設定 ............................................................................................................................................. 99
隔離フォルダーとバックアップ保存先フォルダーの設定 ................................................................................. 100
コマンドラインからの製品の操作 ................................................................................................................................... 102
ヘルプの表示 ......................................................................................................................................................... 103
ウイルススキャン .................................................................................................................................................... 103
製品の更新 ............................................................................................................................................................ 105
前回の更新のロールバック ..................................................................................................................................... 106
プロテクションコンポーネントまたはタスクの開始/ 停止 ............................................................................................. 106
コンポーネントの動作またはタスクの統計 ................................................................................................................ 107
プロテクション設定の書き出し ................................................................................................................................. 108
プロテクション設定の読み込み ................................................................................................................................ 108
製品のアクティベーション ........................................................................................................................................ 108
製品の終了 ............................................................................................................................................................ 109
コマンドラインのリターンコード................................................................................................................................. 109
KASPERSKY ADMINISTRATION KIT を使用した製品の管理 ................................................................................... 110
標準の導入方式 .................................................................................................................................................... 112
Kaspersky Endpoint Security のリモート管理に必要なソフトウェアのインストール ................................................... 112
Kaspersky Endpoint Security 管理プラグインのインストール ............................................................................ 113
ネットワークエージェントのローカルインストール ................................................................................................. 113
SSH プロトコルを使用した ネットワークエージェントのインストール ................................................................ .... 114
Kaspersky Administration Kit を使用したネットワークエージェントの更新 .......................................................... 115
ネットワークエージェントのアンインストール ........................................................................................................ 117
Kaspersky Endpoint Security のリモートインストール ............................................................................................ 117
SSH プロトコルを使用した製品のインストール .................................................................................................. 117
Kaspersky Administration Kit を使用した製品のインストール ........................................................................... 118
Kaspersky Administration Kit を使用した製品の削除 ...................................................................................... 120
ネットワークエージェントの管理 ............................................................................................................................... 121
クライアントコンピューターの管理サーバーへの手動による接続 - klmover ユーティリティーツール ..................... 121
クライアントコンピューターと管理サーバー間の接続の手動による確認 - klnagchk ユーティリティーツール.......... 122
クライアントコンピューターでの ネットワークエージェントの起動/ 停止 .................................................................. 123
製品の管理 ............................................................................................................................................................ 123
製品の起動および停止 ..................................................................................................................................... 125
設定の変更 ...................................................................................................................................................... 125
ファイルプロテクションの有効化および無効化 .............................................................................................. 126
Kaspersky Endpoint Security の自動起動の設定 ...................................................................................... 127
信頼ゾーンの作成 ....................................................................................................................................... 128
監視対象の設定 ......................................................................................................................................... 130
電源節約モードの設定 ................................................................................................................................ 131
通知の受信設定 ......................................................................................................................................... 132
Kaspersky Endpoint Security アイコン表示の設定 ..................................................................................... 133
レポート設定の指定 .................................................................................................................................... 133
隔離フォルダーとバックアップ保存先フォルダーの設定 ................................................................................. 135
プロキシサーバーへの接続の設定 .............................................................................................................. 135
タスクの管理 .......................................................................................................................................................... 136
タスクの開始および停止 ................................................................................................................................... 138
タスクの作成 .................................................................................................................................................... 139
新規タスクウィザード ......................................................................................................................................... 140
手順 1 - タスクの一般データの入力 ........................................................................................................... 140
手順 2 - 製品の選択およびタスクの種類の定義 ......................................................................................... 140
手順 3 - 選択したタスクの種類の設定の指定 ............................................................................................. 140
手順 4 - スケジュールの設定 ..................................................................................................................... 141
手順 5 - タスク作成の完了 ......................................................................................................................... 141
タスク設定の指定 ............................................................................................................................................. 141
ファイルアンチウイルスの設定 ..................................................................................................................... 143
ウイルススキャンタスクの設定 ................................................................ ..................................................... 144
更新処理タスクの設定 ................................................................................................................................ 146
ポリシーの管理 ...................................................................................................................................................... 147
ポリシーの作成 ................................................................................................................................................ 148
ポリシー作成ウィザード ..................................................................................................................................... 148
手順 1 - ポリシーの一般的なデータの入力 ................................................................................................. 148
手順 2 - 製品の選択 ................................................................................................................................. 148
手順 3 - ポリシーステータスの選択 ............................................................................................................ 149
手順 4 - Web トラフィック設定の指定 ......................................................................................................... 149
手順 5 - ウイルススキャン設定の調整 ........................................................................................................ 149
手順 6 - 更新設定の指定 .......................................................................................................................... 149
手順 7 - ネットワーク設定 .......................................................................................................................... 150
手順 8 - ユーザー操作設定の指定 ............................................................................................................ 150
手順 9 - レポートと保管領域の設定 ........................................................................................................... 150
手順 10 - ポリシー作成の完了 ................................................................................................................... 151
ポリシー設定の指定 ......................................................................................................................................... 151
お問い合わせ .............................................................................................................................................................. 153
付録 ............................................................................................................................................................................ 154
拡張子によるスキャンの対象 .................................................................................................................................. 154
使用可能なファイルの除外マスク ............................................................................................................................ 156
ウイルス百科事典のウイルスの分類に基づいた除外マスク ..................................................................................... 157
用語集 ........................................................................................................................................................................ 158
サードパーティーのコードに関する情報 ......................................................................................................................... 163
プログラムコード ..................................................................................................................................................... 163
その他の情報 ........................................................................................................................................................ 172
索引 ............................................................................................................................................................................ 173
このマニュアルについて
このセクションの内容:
このマニュアルの内容 ....................................................................................................................................................... 14
表記規則 .......................................................................................................................................................................... 16
このマニュアルは Kaspersky Endpoint Security 8 for Mac のインストール、セッ トアップおよび操作のほか、 Kaspersky
Administration Kit を使用した製品のリモート管理について説明しています。このマニュアルは、一般の読者およびシステム管理
者に向けて書かれています。ユーザーは、Apple Macintosh の使用に関する基本的な知識を持っている必要があります。ユー
ザーは、Mac OS X のインターフェイスに詳しく、このインターフェイスで作業する基本的なスキルを持っており、メールプログラム
およびインターネットを使用することができる必要があります。
このマニュアルの目的は次のとおりです:
ユーザーが独力でコンピューターに製品をインストールし、必要に応じてアクティベートおよび設定できるように支援する
Kaspersky Administration Kit を使用した製品のリモート管理に関連する問題を管理者が解決できるように支援する
製品に関連する問題についての情報をすばやく検索できるようにする
製品に関する情報入手先を提示し、ご購入元の販売代理店へのお問い合わせ方法を説明する
このマニュアルの内容
このマニュアルは、次の項で構成されています:
自分で調べる場合の情報入手先
この項では、製品に関する情報入手先と、意見交換、情報共有、質問、回答の受け取りが可能なインターネットリソースに関する
情報源を示します。
Kaspersky Endpoint Security 8
この項では、製品の新機能と、コンポーネントおよび機能の概要を示します。提供するパッケージの各部の機能と、製品の登録
ユーザーが利用できるサービスの範囲について説明します。また、Kaspersky Endpoint Security をインストールするコンピュー
ターが満たす必要のあるハードウェアおよびソフトウェアの要件を示します。
製品のインストール
この項では、製品をローカルのコンピューターにインストールする場合に役立つ手順について説明します。また、製品のアンイン
ストール手順についても説明します。
ライセンス管理
この項では、製品のライセンスに関する基本概念を示します。この項では、製品のアクティベーション方法、現在のライセンスに関
する情報の表示場所、ライセンスの購入方法、およびライセンスの更新方法について説明します。
インターフェイス
この項では、製品の基本 GUI コンポーネント (アイコン、コンテキストメニュー、メインウィンドウ、設定ウィンドウ、および通知画
面) について説明します。
製品の起動および停止
この項では、製品の起動方法および終了方法について説明します。
コンピューターのプロテクションステータス
この項では、コンピューターが保護されているかどうかやセキュリティが脅威にさらされていないかどうかを確認する方法に加え、
セキュリティアシスタントを使用して新たな脅威を排除する方法について説明します。
通常のタスクの解決
この項では、ほとんどのユーザーが製品を操作するときに実行するタスクおよびそれらのタスクを実行するための手順について
説明します。
詳細な環境設定
この項では、各製品コンポーネントの詳細および各コンポーネントの動作アルゴリズムと設定アルゴリズムについて説明します。
コマンドラインからの製品の操作
この項では、コマンドラインによる製品およびコンポーネントの使用方法について説明します。
Kaspersky Administration Kit を使用した製品の管理
この 項 で は、 リ モート ユ ーザ ー コンピ ュ ータ ー へ の Kaspersky Endpoint Security の イ ン スト ー ル、 お よ び Kaspersky
Administration Kit を使用した製品のリモート管理に必要なソフトウェアのインストールの詳細について説明します。この項では、
ネットワークへの製品の導入と、タスクとグループポリシーを使用した Kaspersky Administration Kit での製品のリモート管理に
ついて説明します。
お問い合わせ
この項では、テクニカルサポートサービスへのお問い合わせ手順について説明します。
付録
この項では、このマニュアルの内容を補足する参照情報を示します。
用語集
この項では、このマニュアルで使用する用語とその定義のリストを示します。
表記規則
警告は、フレームで囲んで赤色で示します。コンピューターのセキュリティ上重要
な操作などの情報が含まれています。
注記はフレームで囲んで示します。注記には、追加情報や参照情報が含まれま
す。
例は、「例」という見出しが付いた黄色い背景のセクションに示します。
Command-A
キーボードキーの名前は太字の大文字で表記されます。
「マイナス」記号で結合されたキーの名前はキーを同時に押すことを示します。
インターフェイス要素 (入力フィールド、メニューコマンド、ボタンなど) の名前は
太字で表記されます。
画面に表示されるコマンドラインのテキストまたはメッセージのテキストには特殊
なフォントが使用されます。
変数は山括弧で囲んで示します。変数の場所には状況に応じた値を入れ、山括
弧は除去します。
このマニュアルで使用されている表記規則は次のとおりです。
表 1. 表記規則
自分で調べる場合の情報入手先
製品に関する情報は次で参照できます:
カスペルスキーの Web サイトの製品ページ
テクニカルサポートサービスの Web サイト (ナレッジベース ) の製品ページ
カスペルスキー製品のユーザーフォーラム
ヘルプ
カスペルスキーの Web サイトの製品ページ
このページ (http://www.kasperksy.co.jp/endpoint-security-mac ) では、Kaspersky Endpoint Security 8、機能、およびオ
プションに関する一般的な情報が提供されます。オンラインストアで Kaspersky Endpoint Security 8 を購入したり、ライセ
ンスを延長したりできます。
テクニカルサポートサービスの Web サイト (ナレッジベース) の製品ページ
ナレッジベースは、カスペルスキー製品の使用方法に関する推奨事項が記載されている、テクニカルサポートサービスの
Web サイト (http://support.kaspersky.co.jp/kes8mac ) の別セクションです。このページには、テクニカルサポートサービス
が公開した記事が含まれます。
これらの記事には、Kaspersky Endpoint Security 8 の購入、インストール、および使用に関連する有用な情報や推奨事項、
よくある質問に対する回答が記載されています。記事は、「トラブルシューティング」「アップデート設定」「ファイルアンチウイ
ルスの設定」などのトピックごとに分類されています。記事で回答されている質問の中には、Kaspersky Endpoint Security 8
だけでなくほかのカスペルスキー製品にも関連する質問があります。また、テクニカルサポートサービスの新着情報が含ま
れることもあります。
ユーザーフォーラム
回答を急がない質問であれば、ユーザーフォーラム (http://forum.kaspersky.com ) でカスペルスキーの担当者やほかの
ユーザーと議論できます。これもテクニカルサポートサービスの Web サイトの別セクションであり、Kaspersky Endpoint
Security 8 ユーザーの質問、フィードバック、および要望が含まれます。
このフォーラムでは、既存のトピックの参照、コメントの書き込み、新しいトピックの作成、および検索エンジンの使用を行うこ
とができます。
このリソースを表示するには、メインウィンドウ (34 ページを参照) を表示して をクリックし、表示されるウィンドウで
[フォーラム] をクリックします。
ヘルプ
この製品には、通常のヘルプファイルとコンテキストヘルプファイルが含まれています。通常のヘルプファイルには、プロテク
ションステータスの表示、コンピューターのさまざまな領域でのウイルススキャン、更新の実行、レポートと保管領域の取り扱
いなどの、コンピューターの保護を管理する方法が記載されています。また、コンテキストヘルプファイルには、製品のすべて
のウィンドウについての情報が、関連する設定およびタスクとともに記載されています。
通常のヘルプを表示するには、メインウィンドウ (34 ページを参照) を表示して をクリックします。コンテキストヘルプ
を表示するには、目的のウィンドウまたはタブを表示して をクリックします。
問題に対する解決策がナレッジベース、ユーザーフォーラム、ヘルプまたはマニュアルで見つからない場合は、ご購入元の販売
代理店までお問い合わせください(153 ページの「お問い合わせ」を参照) 。
K A S P E R S K Y E N D P O I N T S E C U R I T Y 8
KASPERSKY ENDPOINT SECURITY 8
Kaspersky Endpoint Security 8 for Mac ( 以下、Kaspersky Endpoint Security) は Mac OS X で使用するためのものであり、
コンピューターをウイルスおよびマルウェアから保護します。この製品で実装されているオプションは次のとおりです:
ファイルアンチウイルス
コンピューターのファイルシステムをリアルタイムで保護します。ファイルシステムへのアクセスのインターセプトと分析、悪意
あるオブジェクトの駆除と削除、感染の可能性があるオブジェクトの隔離を実行します。
ウイルススキャン
悪性コードを検知し、削除します。悪意あるオブジェクトや、感染の可能性があるオブジェクトの検知/ 駆除/ 削除/ 隔離を実行
します。
コンピューターの完全スキャンおよび簡易スキャン、ファイル、フォルダー、ドライブ単位でのスキャンができます。
更新
スキャン に 使 用する定義 デ ー タ ベ ースとア プ リ ケーションモ ジ ュ ールを、 カ ス ペ ルスキーの ア ッ プ デートサ ー バ ー や
Kaspersky Administration Kit 管理サーバーから取得し、更新する機能です。さらに、更新前の状態に戻すロールバック機
能、ローカルフォルダーに更新ファイルを保存してほかのコンピューターに配布する機能も使用できます。
隔離
感染の可能性があるオブジェクトを隔離フォルダーに移動する機能です。隔離フォルダーへのオブジェクトの保存、更新後の
定義データベースを使用した再スキャン、オブジェクトの復元が可能です。
バックアップ保存先フォルダー
感染した各オブジェクトを駆除したり削除したりする前にコピーを作成します。これによって、後で復元したりさらに調査したり
することができます。
レポート
Kaspersky Endpoint Security の各機能の動作を詳細に記録する機能です。
イベントの通知
Kaspersky Endpoint Security の実行中に発生したイベントを通知する機能です。イベントごとに、サウンドまたはポップアッ
プ (通知画面) で通知するよう設定できます。
スキンを使用して、Kaspersky Endpoint Security の外見を変更することもできます。
Kaspersky Endpoint Security の使用時には、情報が詳細に提供され、プロテクションステータスに関するメッセージおよび詳細
なガイダンスが表示されます。製品パッケージに含まれているセキュリティアシスタント (44 ページを参照) では、コンピューター
の現在のプロテクションステータスに関する概観およびトラブルシューティングのオプションが提供されます。
このセクションの内容:
配布キット......................................................................................................................................................................... 20
ハードウェアおよびソフトウェアのシステム要件 .................................................................................................................. 20
配布キット
Kaspersky Endpoint Security は、販売代理店を通じて購入できます。
製品のパッケージ版を購入した場合、パッケージには次のものが含まれます:
プログラムファイルおよびマニュアル (PDF 形式 ) を格納したインストール CD の入った封をした封筒
エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA)
また、パッケージには次のものも含まれます:
印刷版ユーザーガイド (注文に含まれている場合 ) または製品ガイド
製品のアクティベーションコード (インストール CD の封筒に添付 )
登録カード (製品のシリアル番号記載 )
使用許諾契約書をよく読んでからインストール CD の封筒を開封してください。インストール CD の封筒を開封することで、使用
許諾契約書のすべての条項に同意したことになります。
Kaspersky Endpoint Security をオンラインで購入する場合は、カスペルスキーの Web サイトから製品およびこのマニュアルを
ダウンロードします。お支払いの確認後に、キーファイルまたはアクティベーションコードが送付されます。
ハードウェアおよびソフトウェアのシステム要件
Kaspersky Endpoint Security を適切に機能させるために、コンピューターは次の最小要件を満たす必要があります:
Intel プロセッサーを搭載した Apple Macintosh コンピューター (PowerPC プロセッサーはサポート対象外 )
1 GB の メモリ
500 MB の空きハードディスク容量
Mac OS X 10.4.11 以上の OS、または Mac OS X Server 10.6
Kaspersky Administration Kit を使用して Kaspersky Endpoint Security をリモートで管理するために ネットワークエージェン
トをインストールする場合、コンピューターは次の最小要件を満たす必要があります:
Intel ベースの Apple Macintosh コンピューター (PowerPC プロセッサーはサポート対象外 )
512 MB の メモリ
30 MB の空きハードディスク容量
Mac OS X 10.4.11 以上の OS、または Mac OS X Server 10.6
このセクションの内容:
インストールの準備 ........................................................................................................................................................... 21
製品のインストール ........................................................................................................................................................... 21
インストール後の使用準備 ................................................................................................................................................ 24
製品の削除 ...................................................................................................................................................................... 24
製品のインストール
この項では、製品をローカルのコンピューターにインストールする場合に役立つ手順について説明します。また、製品のアンイン
ストール手順についても説明します。
Kaspersky Endpoint Security インストールパッケージにはインストールアシスタントおよびアンインストールアシスタントが含ま
れています。
Kaspersky Administration Kit を使用 して Kaspersky Endpoint Security をリ モート 管理する には、 Kaspersky Endpoint
Security プラグインが管理コンピューターに、 Kaspersky ネットワークエージェントがユーザーのコンピューターにインストールさ
れている必要があります (112 ページの「Kaspersky Endpoint Security のリモート管理に必要なソフトウェアのインストール」を
参照)。Kaspersky Endpoint Security をユーザーのコンピューターにリモートインストールすることもできます (117 ページの
「Kaspersky Endpoint Security のリモートインストール」を参照)。
インストールの準備
Kaspersky Endpoint Security をコンピューターにインストールする前に、次の準備手順を実行します:
コンピューターが最小限のシステム要件 (20 ページの「ハードウェアおよびソフトウェアのシステム要件」を参照) を満
たしていることを確認します。
インターネットへのコンピューターの接続を確認します。アクティベーションコードを使用して製品をアクティベートしたり、
更新をダウンロードする場合は、インターネットにアクセスする必要があります。
システムの競合を回避し、最大限のパフォーマンスを実現するために既存のウイルス対策ソフトウェアを削除します。
製品のインストール
Kaspersky Endpoint Security のインストールには次の 2 つの方法があります:
標準インストール (22 ページの「Kaspersky Endpoint Security の標準インストール」を参照)
デフォルトの製品コンポーネントがインストールされます。
カスタムインストール (23 ページの「Kaspersky Endpoint Security のカスタムインストール」を参照)
上級ユーザーが対象です。コンポーネントのインストールをカスタマイズできます。
KASPERSKY ENDPOINT SECURITY の標準インストール
標準設定を使用して Kaspersky Endpoint Security 8 をインストールするには:
1. Kaspersky Endpoint Security インストールファイルの内容を開きます。
2. Kaspersky Endpoint Security インストールアシスタントを起動します。配布パッケージが表示されているウィンドウで、
Kaspersky Endpoint Security インストールパッケージを開きます。
インストールアシスタントの指示に従って製品をインストールします。
3. [はじめに ] ウィンドウで、 [続ける ] をクリックします。
4. [大切な情報 ] ウィンドウで、製品に関する情報を参照します。
コンピューターが最小限のシステム要件を満たしていることを確認します。この情報を印刷するには、[ プリント] をクリッ
クします。この情報をテキストファイルとして保存するには、[ 保存] をクリックします。インストールを続行するには、[ 次
へ] をクリックします。
5. [ 使用許諾契約] ウィンドウで、Kaspersky Endpoint Security の使用許諾契約書の内容を参照します。使用許諾契約
書の内容は複数の言語で表示できます。使用許諾契約書の内容を印刷するには、[プリント] をクリックします。使用許
諾契約書をテキストファイルとして保存するには、[ 保存] をクリックします。
使用許諾契約書のすべての条項に同意する場合は、[ 続ける] をクリックします。使用許諾契約書の条件への同意を求
めるウィンドウが表示されます。次の処理を実行できます:
Kaspersky Endpoint Security のインストールを続行します。 [同意する ] をクリックします。
使用許諾契約書の内容に戻ります。 [使用許諾契約書を読む ] をクリックします。
インストールを停止します。 [同意しない ] をクリックします。
6. [ インストールの種類] ウィンドウで、製品がインストールされるドライブおよび必要な空きディスク容量に関する情報を参
照します。
推奨設定を使用して製品をインストールするには、[ インストール] をクリックし、管理者のパスワードを入力して選択を確
定します。
インストール用に別のドライブを選択するには、[ インストール先を変更] をクリックし、別のドライブを選択してから [ 続け
る] をクリックします。
製品のインストールに使用されるドライブは起動ディスクである必要があります。システム要件 (20 ページの「ハード
ウェアおよびソフトウェアのシステム要件」を参照) で指定されているバージョン以上の OS がハードディスクにインス
トールされている必要があります。
製品コンポーネントが Kaspersky Endpoint Security インストールアシスタントによってインストールされるまで待ちま
す。
7. [ 概要] ウィンドウで、インストール処理に関する情報を参照し、[ 閉じる] をクリックしてインストールアシスタントを終了し
ます。
インストールが完了すると、Kaspersky Endpoint Security が自動的に起動されます。コンピューターを再起動する必
要はありません。
KASPERSKY ENDPOINT SECURITY のカスタムインストール
Kaspersky Endpoint Security のカスタムインストールを実行するには:
1. Kaspersky Endpoint Security インストールファイルの内容を開きます。
2. Kaspersky Endpoint Security インストールアシスタントを起動します。配布パッケージが表示されているウィンドウで、
Kaspersky Endpoint Security インストールパッケージを開きます。
インストールアシスタントの指示に従って製品をインストールします。
3. [はじめに ] ウィンドウで、 [続ける ] をクリックします。
4. [情報 ] ウィンドウで、製品に関する情報を参照します。
コンピューターが最小限のシステム要件を満たしていることを確認します。この情報を印刷するには、[ プリント] をクリッ
クします。この情報をテキストファイルとして保存するには、[ 保存] をクリックします。インストールを続行するには、[ 次
へ] をクリックします。
5. [ 使用許諾契約] ウィンドウで、Kaspersky Endpoint Security の使用許諾契約書の内容を参照します。使用許諾契約
書の内容は複数の言語で表示できます。使用許諾契約書の内容を印刷するには、[プリント] をクリックします。使用許
諾契約書をテキストファイルとして保存するには、[ 保存] をクリックします。
使用許諾契約書のすべての条項に同意する場合は、[ 次へ] をクリックします。使用許諾契約書の条件への同意を求め
るウィンドウが表示されます。次の処理を実行できます:
Kaspersky Endpoint Security のインストールを続行します。 [同意する ] をクリックします。
使用許諾契約書の内容に戻ります。 [使用許諾契約書を読む ] をクリックします。
インストールを停止します。 [同意しない ] をクリックします。
6. [ インストールの種類] ウィンドウで、製品がインストールされるドライブおよび必要な空きディスク容量に関する情報を参
照します。
インストール用に別のドライブを選択するには、[ インストール先を変更] をクリックし、別のドライブを選択してから [ 次
へ] をクリックします。
製品のインストールに使用されるドライブは起動ディスクである必要があります。システム要件 (20 ページの「ハード
ウェアおよびソフトウェアのシステム要件」を参照) で指定されているバージョン以上の OS がハードディスクにインス
トールされている必要があります。
[カスタマイズ ] をクリックしてカスタムインストール用の製品コンポーネントを選択します。
7. 表示されるウィンドウで、コンピューターにインストールするコンポーネントを指定します。インストールしないコンポーネ
ントの横のチェックボックスをオンにします。
ウイルススキャン -ユーザー定義の範囲内のオブジェクトをスキャンします。
Kaspersky Endpoint Security のこのコンポーネントは常にデフォルトでインストールされます。
ファイルアンチウイルス -開かれたオブジェクト、実行されたオブジェクト、または保存されたオブジェクトをすべてリ
アルタイムでスキャンします。
ネットワークエージェントコンソールプラグイン - Kaspersky Administration Kit を使用してプログラムをリモート管
理する場合に必要です。
コンポーネントを選択した後、[インストール] をクリックし、管理者のパスワードを入力してインストールを確定します。標
準インストールの設定 (22 ページの「Kaspersky Endpoint Security の標準インストール」を参照) に戻るには、[標準
インストール] をクリックします。
選択したアプリケーションコンポーネントが Kaspersky Endpoint Security インストールアシスタントによってインストー
ルされるまで待ちます。
8. [ 概要] ウィンドウで、インストール処理に関する情報を参照し、[ 閉じる] をクリックしてインストールアシスタントを終了し
ます。
インストールが完了すると、Kaspersky Endpoint Security が自動的に起動されます。コンピューターを再起動する必
要はありません。
インストール後の使用準備
Kaspersky Endpoint Security をインストールしたら、次の操作を実行してください:
Kaspersky Endpoint Security をアクティベートします (29 ページの「Kaspersky Endpoint Security のアクティベー
ション」を参照)。ライセンス版では、定義データベースを定期的に更新したり、ご購入元の販売代理店へのお問い合わ
せができます。
現在のプロテクションステータス (43 ページの「プロテクションステータスの概要」を参照 ) を評価して Kaspersky
Endpoint Security が正しいセキュリティレベルに設定されていることを確認します。
Kaspersky Endpoint Security を更新します (48 ページの「定義データベースおよびアプリケーションモジュールの更
新」を参照)。マルウェアを検知して処理するには定義データベースを最新の状態に保つ必要があります。
コンピューターの完全スキャン (46 ページの「完全スキャンの実行」を参照) を実行します。
製品の動作で問題またはエラーが発生した場合は、Kaspersky Endpoint Security の動作のレポートウィンドウ (97 ページの
「レポート」を参照) を表示します。レポートには原因が記載されていることがあります。問題を解決できない場合は、ご購入元の
販売代理店までお問い合わせください (153 ページの「お問い合わせ」を参照)。
製品の削除
Kaspersky Endpoint Security をアンインストールすると、コンピューターが感染の危険にさらされます。
製品をアンインストールする前に、隔離フォルダーとバックアップ保存先フォルダーに格納されているすべてのオブジェクトを処理
することをお勧めします。処理されていないオブジェクトはすべて削除されます。後で復元することはできません。
Kaspersky Endpoint Security をコンピューターからアンインストールするには:
1. Kaspersky Endpoint Security インストールファイルの内容を開きます。
2. Kaspersky Endpoint Security アンインストーラを起動します。インストールファイルの内容が表示されているウィンドウ
で、[Kaspersky Endpoint Security アンインストーラ ] を選択します。
手順に従って製品をアンインストールします。
3. [ はじめに] ウィンドウで、[ 続行] をクリックします。
4. [ 情報] ウィンドウで、重要な情報を参照します。アンインストール手順を開始するには、[ 削除] をクリックし、管理者のパ
スワードを入力して確定します。製品の削除が完了するまで待ちます。
5. [ 概要] ウィンドウで、アンインストール手順の終了に関する情報を参照し、[ 完了] をクリックしてアンインストールアシス
タントを終了します。
Kaspersky Endpoint Security のアンインストール後にコンピューターを再起動する必要はありません。
このセクションの内容:
ライセンスについて ........................................................................................................................................................... 26
ライセンス情報の表示 ....................................................................................................................................................... 27
ライセンスの購入 .............................................................................................................................................................. 27
ライセンスの更新 .............................................................................................................................................................. 28
使用許諾契約書について .................................................................................................................................................. 29
アクティベーションコードについて ....................................................................................................................................... 29
キーファイルについて ........................................................................................................................................................ 29
Kaspersky Endpoint Security のアクティベーション .......................................................................................................... 29
ライセンス管理
この項では、製品のライセンスに関する基本概念を示します。この項では、製品のアクティベーション方法、現在のライセンスに関
する情報の表示場所、ライセンスの購入方法、およびライセンスの更新方法について説明します。
ライセンスについて
ライセンス – Kaspersky Endpoint Security や、カスペルスキーおよびパートナーが提供する追加の関連サービスを使用する
権限です。
各ライセンスは、有効期限および種類によって定義されます。
ライセンスの有効期間 – 追加のサービスが提供される期間:
テクニカルサポート
定義データベースおよびアプリケーションモジュールの更新
使用可能なサービスはライセンスの種類によって異なります。
ライセンスには、次の 2 つの種類があります:
試用 – 有効期間が 30 日間などに制限されている無料ライセンス。Kaspersky Endpoint Security への導入として提
供されています。
試用ライセンスが使用できるのは 1 回だけです。
試用ライセンスを使用している場合は、製品のアクティベーションまたは商用ライセンスの購入に関する質問の場合の
み、テクニカルサポートサービ スにお問 い合わせいただけます。試用ライセンスの期限が切れた場合、 Kaspersky
Endpoint Security のすべての機能は継続して実行されますが、定義データベースは更新されません。製品の使用を
続行するには、製品をアクティベートする必要があります (29 ページの「Kaspersky Endpoint Security のアクティベー
ション」を参照)。
商用 – 有効期間が (1 年間などに) 制限されている有料ライセンス。
商用ライセンスの有効期間中は、すべての機能および追加サービスが使用できます。
商用ライセンスの期限が切れた直後、Kaspersky Endpoint Security はすべての機能を備えたアプリケーションのまま
ですが、定義データベースは更新されません。以前のようにコンピューターをスキャンしてウイルスを調べたり、プロテク
ションコンポーネントを使用したりできますが、ライセンスの期限が切れたときの定義データベースしか使用できません。
新たな脅威に対応するには、ライセンスを更新してください。
商用ライセンスを使用して製品をアクティベートした後で、Kaspersky Endpoint Security の追加ライセンスを購入し、そ
れをアクティベートできます。この場合、アクティブなライセンスの期限が切れると、自動的に追加ライセンスがそれに置
き換えられ、製品を変更することなく継続して実行できます。Kaspersky Endpoint Security の場合は 1 つの追加ライ
センスのみアクティベートできます。
ライセンス情報の表示
現在のライセンスの情報を表示するには
メインウィンドウ (34 ページを参照) を表示して をクリックします。
表示されるウィンドウにライセンス番号、ライセンスの種類、ホスト数の上限、有効期限、有効期限までの日数が表示されます
(次の図を参照)。
図 1 :ライセンスの管理
ライセンスがない場合、Kaspersky Endpoint Security によってそのことが通知されます。製品がアクティベートされていない場
合、アクティベーション処理 (29 ページの「Kaspersky Endpoint Security のアクティベーション」を参照) を開始できます。試用
版がアクティベートされている場合、商用ライセンスを購入 (27 ページの「ライセンスの購入」を参照) できます。商用ライセンス
の期限が切れた場合、ライセンスを更新 (28 ページの「ライセンスの更新」を参照) できます。
ライセンスの購入
新しいライセンスを購入するには:
1. メインウィンドウ (34 ページを参照 ) を表示して をクリックします。
2. 表示されるウィンドウ (次の図を参照 ) で [購入 ] をクリックします。
表示される Web ページには、キー購入に関する情報が表示されます。
図 2 :ライセンスの購入
ライセンスの更新
現在 のライセン スの期限が 切れた場合 は、製品の ライセンス を更新す る 必要があ ります。 こ の場合、 Kaspersky Endpoint
Security のすべての操作は継続して実行されますが、定義データベースは更新されません。
現在のライセンスを更新するには:
1. メインウィンドウ (34 ページを参照 ) を表示して をクリックします。
2. 表示されるウィンドウ (次の図を参照 ) で [更新 ] をクリックします。
表示される Web ページには、販売代理店を通したライセンス更新に関する情報が含まれます。
図 3 :ライセンスの管理
このセクションの内容:
アクティベーションコードを使用した製品のアクティベーション .............................................................................................. 30
キーファイルを使用した製品のアクティベーション ............................................................................................................... 30
使用許諾契約書について
使用許諾契約書 - Kaspersky Endpoint Security 製品の所有における、法律上の自然人または法人とカスペルスキー間の契
約です。使用許諾契約書は各カスペルスキー製品に含まれます。Kaspersky Endpoint Security に関する権利および使用制限
についての詳細情報が示されています。
アクティベーションコードについて
アクティベーションコードは、Kaspersky Endpoint Security の商用ライセンスと一緒に提供されるコードです。このコードは製品
のアクティベーションに必要です。
アクティベーションコードは 5 桁の半角英数字 4 組をハイフンでつないだものです。(例:11111-11111-11111-11111。)
キーファイルについて
キーファイルによって Kaspersky Endpoint Security が使用できるようになります。製品の購入時に取得したアクティベーション
コード (29 ページの「アクティベーションコードについて」を参照) に基づいてキーファイルが提供されます。キーファイルによって、
アクティベートした日から製品を使用する権利が与えられます。キーファイルにはライセンスの種類、有効期限、ホスト数などのラ
イセンス情報が含まれます。
K ASPERSKY E NDPOINT S ECURITY のアクティベーション
Kaspersky Endpoint Security をアクティベートする前に、コンピューターの現在の日付が実際の日時と一致していることを確認
してください。
アクティベーション処理では、製品の使用に必要な権限を確認し使用期間を定義するために Kaspersky Endpoint Security が
適用するキーファイル (29 ページの「キーファイルについて」を参照) をインストールします。
製品のアクティベーションには、アクティベーションアシスタントを使用します。次の手順に従って製品をアクティベートします。
アクティベーションウィザードでは、[ キャンセル] をクリックしてアクティベーションをいつでも中断できます。アクティベーションウィ
ザードは終了します。製品がアクティベートされていない場合、更新ファイルの取得を除く Kaspersky Endpoint Security のすべ
てのオプションを使用できます。インストール後、製品は 1 回だけ更新できます。
アクティベーションコードを使用した製品のアクティベーション
製品版を購入しており、アクティベーションコードが手元にある場合は、この方法を選択します。Kaspersky Endpoint Security の
機能を有効期限まで使用可能にするライセンスキーファイルが提供されます。
アクティベートするには、コンピューターがインターネットに接続している必要があります。
アクティベーションコードを使用して製品をアクティベートするには:
1. メインウィンドウ (34 ページを参照 ) を表示して をクリックします。
2. 表示されるウィンドウで [アクティベート ] をクリックします。これによってアクティベーションアシスタントが起動します。次
の手順に従って製品をアクティベートします。
3. [アクティベーション方法 ] ウィンドウで、 [アクティベーションコードを使用する ] を選択します。
4. [アクティベーションコードの入力 ] ウィンドウで、 Kaspersky Endpoint Security の購入時に取得したアクティベーション
コードを入力します。
ア ク テ ィ ベ ー シ ョ ン コ ー ド は 5 桁の半角英数字 4 組 を ハ イ フ ン で つ な い だ も の で す ( 例:
11AA1-11AAA-1AA11-1A111)。入力するときはハイフンを忘れないでください。アクティベーションコードは半角英数字
で入力します。
5. [ キーファイルの取得] ウィンドウで、アクティベーションアシスタントがカスペルスキーのサーバーとの接続を確立し、検
証のためにデータを送信するまで待ちます。アクティベーションコードが認証されれば、OS に保存する関連情報がサー
バーからダウンロードされます。
実際のキーファイル (拡張子が key のファイル) を入手するには、ご購入元の販売代理店を通じてユーザー登録を完
了する必要があります。
アクティベーションコードが認証されない場合、その情報が画面に表示されます。この場合は、 ご購入元の販売代理店
までご連絡ください (153 ページの「お問い合わせ」を参照)。。
6. [キーファイル情報] ウィンドウでは、アクティベーション処理が正常に完了したことがアクティベーションアシスタントによ
り通知されます。加えて、ライセンス番号、ライセンスの種類 (商用)、および有効期限が表示されます。[完了] をクリッ
クしてアクティベーションアシスタントを閉じます。