本機の紹介
1
スタートアップガイド
スタートアップガイド
プリンタのセットアップと日常使用において必要な基本情報を記載しています。
さらに詳細な情報はCD-ROMに収録されている「ユーザーズガイド」をご覧ください。
2
3
4
5
6
7
プリンタの準備
オプションの装着
Windowsでの
セットアップと印刷手順
Macintoshでの
セットアップと印刷手順
使用可能な用紙と給紙装置
困ったときは
CD-ROMには『EPSONプリンタ活用ガイド』も収録されています。本機の機能を十
分に活用していただくために知って便利な情報(印刷枚数を1/4にする機能、印刷ミス
をなくすためのチェックポイントなど)を掲載しています。
是非一度ご覧ください(活用ガイドの見方は、この裏ページを参照)。
付録
8
本書は、プリンタの近くに置いてご活用ください。
4020010-01
F04
活用ガイドを見るには
活用ガイドを見るには
活用ガイドは、同梱のEPSONプリンタソフトウェアCD-ROMに収録さ
れています。
CD-ROMをコンピュータにセットして以下の手順で起動してください。
Windows
CD-ROMをセットすると自動的に表示されるメニューから起動します。
②クリック
①クリック
Macintosh
ユーザーズガイドを見るには
ユーザーズガイドを見るには
CD-ROMをセットすると表示されるフォルダ内のアイコンをダブルクリックします。
①ダブルクリック
④クリック
③クリック
②ダブルクリック
⑥クリック
⑤クリック
活用ガイドは
知ってお得な情報あれこれ
知ってお得な情報あれこれ
活用ガイドにはこんな情報が掲載されています。
●用紙を有効に使いたい
1ページに4ページ分のデータを縮小して印刷す
れば、使う用紙の枚数は1/4になります。文字の
多いデータや、とりあえず印刷してみたいとき、
そして用紙を節約したいときにお奨めの機能を紹
介しています。
●印刷ミスをなくしたい
印刷実行する前に、印刷プレビューで印刷結果を
画面で見る、あるいはプリンタドライバの設定を
確認する。そんな少しの労力で印刷ミスが防げ
る、チェックポイントを紹介しています。
●拡大・縮小をプリンタでしたい
A3やB4の大きなデータをA4やB5サイズに縮小
して印刷する、または逆に拡大して印刷すること
ができます。コピー機で拡大/縮小するより安
く、手軽に印刷してみましょう。
●文書とマークを重ねて印刷したい
ビジネス文書には欠かせない「重要」や「回
覧」、「外秘」といったスタンプを印刷データ上
に重ねて出力すれば、あとでゴム印を押したり手
書きをしたりする手間が省けます。
その他にも、トナーの消費量を節約したり、コ
ピー機のような丁合いをプリンタでする方法など
をご紹介しています。是非一度ご覧ください。
ユーザーズガイドには、プリンタドライバの詳細な機能説明や困ったときのさまざまな事例とその対処
方法などの情報が記載されています。画面上または印刷してご覧いただくことができます。
本書67ページ「電子マニュアルの見方」
もくじは 4 ページにあります
安全にお使いいただくために
本製品を安全にお使いいただくために、製品をお使いになる前には、必ず本書および
製品に添付されております取扱説明書をお読みください。
本書および製品添付の取扱説明書は、製品の不明点をいつでも解決できるように、手
元に置いてお使いください。
本書および製品添付の取扱説明書では、お客様や他の人々への危害や財産への損害を
未然に防止するために、危険を伴う操作・お取り扱いについて、次の記号で警告表示
を行っています。内容をよくご理解の上で本文をお読みください。
abc
ade
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可
能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定
される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
この記号は、してはいけない行為(禁止行為)を示しています。
この記号は、分解禁止を示しています。
安全上のご注意
abc
煙が出たり、変なにおいや音がするなど異常状態のまま使用しない
でください。
感電・火災の原因となります。
すぐに電源スイッチを切り、電源ケーブルをコンセントから抜いて、
販売店またはエプソンの修理窓口にご相談ください。
お客様による修理は危険ですから絶対しないでください。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。
感電の原因となります。
通風口など開口部から内部に金属類や燃えやすい物などを差し込ん
だり、落としたりしないでください。
感電・火災の原因となります。
異物や水などの液体が内部に入った場合は、そのまま使用しないで
ください。
感電・火災の原因となります。
すぐに電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜き、販売店ま
たはエプソンの修理窓口にご相談ください。
この記号は、濡れた手で製品に触れることの禁止を示しています。
この記号は、製品が水に濡れることの禁止を示しています。
この記号は、電源プラグをコンセントから抜くことを示しています。
破損した電源ケーブルを使用しないでください。
感電・火災の原因となります。
電源ケーブルを取り扱う際は、次の点を守ってください。
•
電源ケーブルを加工しない
•
電源ケーブルの上に重い物を載せない
•
無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしない
•
熱器具の近くに配線しない
電源ケーブルが破損したら、販売店またはエプソンの修理窓口にご
相談ください。
電源ケーブル電源ケーブルのたこ足配線、テーブルタップやコン
ピュータなどの裏側にある補助電源への接続はしないでください。
発熱による火災や感電のおそれがあります。
家庭用電源コンセント(AC 100V)から電源を直接取ってください。
4020010
安全にお使いいただくために −
1
abc
ade
電源プラグの取り扱いには注意してください。
取り扱いを誤ると火災の原因となります。
電源プラグを取り扱う際は、次の点を守ってください。
•
電源プラグはホコリなどの異物が付着したまま差し込まない
•
電源プラグは刃の根元まで確実に差し込む
取扱説明書で指示されている以外の分解は行わないでください。
安全装置が損傷し、レーザー光漏れ・定着器の異常加熱・高圧部で
の感電などの事故のおそれがあります。
添付されている電源ケーブル以外の電源ケーブルは使用しないでく
ださい。
感電・火災の原因となります。
ET カートリッジを、火の中に入れないでください。
トナーが飛び散って発火し、火傷のおそれがあります。使用済みの
ET カートリッジは回収しておりますのでご協力をお願いします。
小さなお子さまの手の届く所には、設置、保管しないでください。
落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
ET カートリッジは子供の手の届く場所に保管しないでください。
不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所など)に置かないでく
ださい。
落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
湿気やホコリの多い場所に置かないでください。
感電・火災の危険があります。
本製品の上に乗ったり、重い物を置かないでください。
特に、小さなお子さまのいる家庭ではご注意ください。倒れたり、
壊れたりしてけがをする危険があります。
本製品の通風口をふさがないでください。
通風口をふさぐと内部に熱がこもり、火災の危険があります。
次のような場所には設置しないでください。
•
押し入れや本箱など風通しの悪い狭いところ
•
じゅうたんや布団の上
壁際に設置する場合は、壁から 20cm 以上のすき間をあけてくださ
い。また、毛布やテーブルクロスのような布はかけないでください。
2
− 安全にお使いいただくために
長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをコン
セントから抜いてください。
ade
ade
各種コード(ケーブル)は、取扱説明書で指示されている以外の配
線をしないでください。
配線を誤ると、火災の危険があります。
本製品を移動する場合は、電源を切り、電源プラグをコンセントか
ら抜き、すべての配線を外したことを確認してから行ってください。
他の機械の振動が伝わる所など、振動しがちな場所には置かないで
ください。
落下によって、そばにいる人がけがをする危険があります。
オプション類を装着するときは、表裏や前後を間違えないでくださ
い。
間違えて装着すると、故障の原因となります。取扱説明書の指示に
従って、正しく装着してください。
紙詰まりの状態で放置しないでください。
定着器が加熱し、発煙・発火の原因となります。
使用中に、プリンタカバーを開けたときは定着器部分に触れないで
ください。
定着器内部は高温(約 190 度以下)になっているため、火傷のおそ
れがあります。
電源プラグをコンセントから抜くときは、必ず電源プラグを持って
抜いてください。
電源ケーブルを引っ張ると、ケーブルが傷付いて、火災や感電の原
因となることがあります。
本製品の電源を入れたままインターフェイスケーブルやオプション
製品を接続しないでください。
感電の原因となることがあります。
電源投入時および印刷中は、排紙ローラ部に指を近付けないでくだ
さい。
指が排紙ローラに巻き込まれ、けがをするおそれがあります。用紙
は、完全に排紙されてから手に取ってください。
本製品の電源を入れたままでコンセントから電源プラグを抜き差し
しないでください。
電源プラグが変形し、発火の原因となることがあります。
安全にお使いいただくために −
3
もくじ
安全にお使いいただくために .................................1
安全上のご注意 ................................................................1
本書中のマーク、画面、表記について.....................5
スタートアップガイドの使い方.............................. 5
本機の紹介
本機の特長..........................................................6
各部の名称と働き ................................................7
プリンタの準備
プリンタを設置する ...........................................10
設置上のご注意 .............................................................10
設置スペース .................................................................11
設置作業時のご注意.....................................................11
ET カートリッジを取り付ける.............................12
オプションを装着する場合は ...............................13
用紙カセットに用紙をセットする.........................14
電源ケーブルを接続する .....................................16
動作の確認をする ..............................................17
電源のオン......................................................................17
ステータスシートの印刷............................................. 17
電源のオフ......................................................................18
コンピュータと接続する .....................................19
パラレルインターフェイスケーブルの接続............19
USB インターフェイスケーブルの接続 ..................19
ネットワークへの接続.................................................21
オプションの装着
増設メモリの取り付け ........................................22
インターフェイスカードの取り付け......................26
両面印刷ユニットの取り付け ...............................27
オプションカセットユニットの取り付け ...............29
オプション装着時の設定(Windows).................. 31
Windows でのセットアップと
印刷手順
セットアップ ....................................................33
システム条件の確認.....................................................33
コンピュータと直接接続したプリンタの
セットアップ.................................................................. 34
インターフェイスカードを使用したネットワーク
プリンタのセットアップ............................................. 36
Windows のプリンタ共有機能を使用したネット
ワークプリンタのセットアップ ................................ 36
日常の操作 .......................................................37
印刷の流れと手順 ......................................................... 37
プリンタや印刷の状態を見る..................................... 39
印刷の中止方法 ............................................................. 40
Macintosh でのセットアップと
印刷手順
セットアップ ....................................................41
システム条件の確認 .....................................................41
プリンタソフトウェアのインストール.................... 42
プリンタドライバの選択............................................. 43
日常の操作 .......................................................44
印刷の流れと手順 ......................................................... 44
プリンタや印刷の状態を見る..................................... 46
印刷の中止方法 ............................................................. 47
使用可能な用紙と給紙装置
用紙について ....................................................48
印刷できる用紙の種類................................................. 48
印刷できない用紙 ......................................................... 49
印刷できる領域 ............................................................. 49
用紙の保管......................................................................49
給紙装置について.............................................. 50
セットできる用紙サイズと容量 ................................ 50
給紙装置の優先順位 .....................................................50
困ったときは
コンピュータ画面上のメッセージを確認しま
しょう .............................................................51
操作パネルのランプの状態を確認しましょう......... 52
用紙が詰まったときは........................................57
紙詰まりの原因 ............................................................. 57
給紙部で用紙が詰まったときは ................................ 57
プリンタ内部で用紙が詰まったときは.................... 58
両面印刷ユニット内で用紙が詰まったときは ....... 60
プリンタソフトウェアの削除方法 ........................61
Windows の場合 ........................................................... 61
Macintosh の場合 .........................................................64
プリンタドライバをバージョンアップしたい......... 65
最新ドライバの入手方法.............................................65
インストール手順 .........................................................65
付録
電子マニュアルのご案内..................................... 66
電子マニュアルの見方........................................ 67
Windows での見方 .......................................................67
Macintosh での見方 ....................................................68
ユーザーズガイド(PDF)のもくじ .................... 70
DOS 環境でお使いのお客様へ ............................ 72
プリンタ機種名の選択.................................................72
印刷の手順......................................................................72
サービス・サポートのご案内 .............................. 73
インターネットサービス.............................................73
エプソンインフォメーションセンター....................73
エプソン FAX インフォメーション ..........................73
ショールーム..................................................................73
パソコンスクール .........................................................73
保守サービスのご案内.................................................73
4
− もくじ
本書中のマーク、画面、表記について
スタートアップガイドの使い方
マークについて
本書中では、いくつかのマークを用いて重要な事項を記載しています。マークが付い
ている記述は必ずお読みください。
それぞれのマークには次のような意味があります。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、プリンタ本体が損傷す
w
る可能性が想定される内容およびプリンタ本体、プリンタドライバや
ユーティリティが正常に動作しないと想定される内容、必ずお守りいた
だきたい(操作)を示しています。
補足説明や知っておいていただきたいことを記載しています。
p
*1
用語
s
Windows の画面について
本書に掲載する Windows の画面は、特に指定がない限り Windows 98 の画面を使用
しています。
Windows の表記について
Microsoft ®Windows ®95 Operating System 日本語版
Microsoft
Microsoft
Microsoft
Microsoft
本書では、上記各オペレーティングシステムをそれぞれ、Windows 95、Windows 98、
Windows Me、Windows NT4.0、Windows 2000 と表記しています。またこれらを
総称する場合は「Windows」、複数の Windows を併記する場合は「Windows 95/98」
のように Windows の表記を省略することがあります。
用語の説明を記載していることを示しています。
関連した内容の参照ページを示しています。
®
Windows ®98 Operating System 日本語版
®
Windows ®Millennium Edition Operating System 日本語版
®
Windows NT ®Operating System Version 4.0 日本語版
®
Windows ®2000 Operating System 日本語版
本書は、プリンタのセットアップから日常操作における基本的な情報について記載し
てあります。
以下の手順で読み進めてください。
本機の概要を理解しましょう。
A
本書 6 ページ「本機の紹介」
s
プリンタ本体のセットアップをしましょう。
B
本書 10 ページ「プリンタの準備」
s
オプションを装着される方は、以下のページを参照してオプションを装着してくださ
い。
本書 22 ページ「オプションの装着」
s
プリンタを使えるようにするためのソフトウェアをインストールしましょう。
C
本書 33 ページ「Windows でのセットアップと印刷手順」
s
本書 41 ページ「Macintosh でのセットアップと印刷手順」
s
使用できる用紙や給紙方法などについて理解しましょう。
D
s
本書 48 ページ「使用可能な用紙と給紙装置」
日常操作の基本を知りましょう。
E
s
本書 37 ページ「日常の操作」
s
本書 44 ページ「日常の操作」
プリンタドライバの詳細な機能説明はユーザーズガイド(PDF)に掲載されておりま
す。以下のページを参照して、ユーザーズガイド(PDF)を活用してください。
s
本書 67 ページ「電子マニュアルの見方」
この他に、困ったときの対処方法についても掲載しています。必要に応じてお読みく
ださい。なお、「困ったときは」の詳細な情報は、ユーザーズガイド(PDF)に掲載し
てあります。ユーザーズガイド(PDF)も合わせてご覧ください。
本書中のマーク、画面、表記について −
5
本機の紹介
ここでは本製品の特長や、各部の名称と働きについて説明しています。
● 本機の特長........................................................... 6
● 各部の名称と働き ..................................................7
本機の特長
● 高速印刷を実現
高速エンジンに、ハイパフォーマンスコントローラを組み合わせ、さらにパラレルイ
ンターフェイスのIEEE 1284 ECP
プット向上を実現しています。
*1
ECP:(Extended Capability Port)パラレルインターフェイスの拡張仕様の 1 つ。
*2
PPM:Pages Per Minute[1 分間に印刷できる用紙(A4 横送り / コピーモード / 片面印刷時)の枚数]
● ウォームアップ時間の短縮
ウォームアップ時間が従来機に比べ大幅に短縮されています。電源オンから印刷可能
状態になるまで約 13 秒。さらに節電 モード状態で印刷データを受信するとウォーム
アップ時間約 7 秒で印刷を開始します。
● さまざまな用紙サイズ、用紙種類に対応
最大で 297 × 900mm の長尺紙へ印刷が可能です(印刷領域は用紙の端から 5mm を
除いた範囲)。このため、文字印刷だけでなく、CAD
しています。また、ハガキや各種封筒、さらに不定形紙までさまざまな種類の用紙へ
の印刷が可能です。
*1
CAD:(Computer Aided Design)コンピュータを使用した設計。
● 両面印刷対応
オプションの両面印刷ユニットを装着することにより、両面印刷を実現します。
● RIT*1機能による高品位な印刷
EPSON 独自の RIT(Resolution Improvement Technology)機能により、曲線や小さ
い文字を印刷する場合でもギザギザの少ない美しい印刷結果が得られます。
RIT を有効にしている場合と有効にしていない場合では、印刷結果が下図のように異な
ります。
*1
RIT:印刷時に走査線方向を 2400dpi、紙送り方向を 600dpi の高精度でコントロールすることで、1200dpi
相当の高解像度印刷を実現する EPSON 独自の機能。
*1
モード対応により、最速 21PPM*2の大幅なスルー
*1
の出力まで広範囲な用途に対応
6
− 本機の紹介
解像度はやい , RIT OFF 解像度はやい , RIT ON
●
PGI*1機能による階調性豊かな印刷(Windows/Macintosh 対応)
EPSON 独自の PGI(Photo and Graphics Improvement)機能によ り、写真や グラ
デーションなど、モノクロの階調が変化する画像データを、より階調性豊かに表現で
きます。PGI 機能を有効に設定し、印刷品質を[きれい](600dpi)に設定することに
より、さらに美しい出力結果が得られます(印刷データのサイズによってはメモリの
増設が必要な場合があります)。
*1
PGI:階調表現力を 3 倍に高め、微妙な陰影やグラデーションを鮮明に印刷する EPSON 独自の機能。
各部の名称と働き
前面 / 右側面
①操作パネル
⑧排紙用延長トレイ
⑦用紙トレイ
⑥給紙用延長トレイ
解像度はやい , PGI 無効
(ハーフトーン処理を有効)
解像度きれい , PGI 有効
● ネットワーク対応
オプションのI/Fカードを装着することで各種プロトコルに対応したネットワークプリ
ンタとしてお使いいただけます。
● 従来のエプソン製ページプリンタの機能を継承
従来のエプソン製モノクロページプリンタがサポートしていた機能を継承していま
す。
•
エプソン独自のページプリンタ制御体系 ESC/Page による、自由な文字表現と高度
な図形処理。
•
インターフェイス自動切り替え機能。
•
国際エネルギースタープログラムに対応した省電力設計。
● 各種ユーティリティを添付
コンピュータ上からプリンタの状態を監視できる EPSON プリンタウィンドウ !3
(Windows/Macintosh 対応)、またバーコードの作成が簡単にできる EPSON バーコー
ドフォント(Windows 対応)を標準添付しています。
②[電源]スイッチ
③[トレイ紙サイズ]スイッチ
⑤用紙カセット
④[カセット紙サイズ]スイッチ
① 操作パネル
プリンタを操作するときに使用します。詳細は以下のページを参照してください。
s
本書 9 ページ「操作パネル」
②[電源]スイッチ
③[トレイ紙サイズ]スイッチ
用紙トレイにセットした用紙のサイズをプリンタに記憶させるスイッチです。必ず
セットした用紙のサイズに合わせてください。
④[カセット紙サイズ]スイッチ
用紙カセットにセットした用紙のサイズをプリンタに記憶させるスイッチです。必ず
セットした用紙のサイズに合わせてください。
⑤ 用紙カセット
標準で装備されている給紙装置です。A4、B5 などの定形紙がセットできます。
⑥ 給紙用延長トレイ
A3、B4 などの大きい用紙を用紙トレイにセットするときに引き出して使用します。
⑦ 用紙トレイ
標準で装備されている給紙装置です。A4、B5 などの定形紙だけでなく、ハガキや封
筒などの特殊紙、あるいは不定形紙や長尺紙に印刷するときにここから給紙します。
⑧ 排紙用延長トレイ
A3、B4 などの大きい用紙に印刷するときに、引き出して使用します。
本機の紹介 −
7
内部
背面 / 左側面
①ラッチ
①定着器
② ET カートリッジ
① 定着器
用紙にトナーを固着させる装置です。
内部は高温(約 190 度以下)になりますので絶対に手を触れないでください。火傷の
原因になります。
② ET カートリッジ
印刷用トナーとドラムの一体カートリッジです。
②コネクタカバー
③パラレルインターフェイス
コネクタ
④ USB インターフェイス
コネクタ
⑤ AC インレット
⑥オプションカバー
①ラッチ
トナー交換などで上カバーを開けるときに押します。
② コネクタカバー
オプションのインターフェイスカードを差し込むスロットのカバーです。
③ パラレルインターフェイスコネクタ
コンピュータとパラレルインターフェイスで接続するコネクタです。
④ USB インターフェイスコネクタ
コンピュータと USB インターフェイスで接続するコネクタです。
⑤ AC インレット
電源ケーブルの差し込み口です。
8
− 本機の紹介
⑥ オプションカバー
オプションの両面印刷ユニットを装着する際に取り外すカバーです。
操作パネル
①[ステータスシート]
スイッチ
②[印刷可]スイッチ
③印刷可ランプ
④[ジョブキャンセル]
スイッチ
⑤データランプ
①[ステータスシート]スイッチ
•
プリンタのステータスシートを印刷します。
•
ワーニング(プリンタに何らかの問題が発生して適切な処置が必要な場合)の発生
時に押すと、ワーニング状態を解除します(ランプ表示が消えます)。
s
本書 52 ページ「操作パネルのランプの状態を確認しましょう」
②[印刷可]スイッチ
スイッチは、プリンタの状態によって処理が異なります。
エラーが発生していない通常の状態では、印刷可 / 印刷不可状態を切り替えます。
•
印刷不可状態でデータランプが点灯している場合に約2秒間押すと、受信している印
•
刷データの最初のページのみ印刷指定枚数分印刷します。
自動復帰できるエラーが発生している場合(エラーランプ点滅時)に押すと、エラー
•
を解除して印刷可状態へ自動的に復帰します。
自動復帰できないエラーが発生している場合(エラーランプ点灯時)は、適切な処
•
置を行ってエラー状態を解消すると自動的に印刷可能状態に復帰します。
⑦メモリランプ
⑧トナーランプ
⑨用紙ランプ
⑥エラーランプ
⑤ データランプ
ランプは、印刷データが残っているときや処理中に点灯または点滅します。
⑥ エラーランプ
エラーが発生したときに点滅または点灯します。
⑦ メモリランプ
メモリエラーが発生したときに点滅または点灯します。
⑧ トナーランプ
トナーエラーが発生したときに点滅または点灯します。
⑨ 用紙ランプ
用紙エラーが発生したときに点滅または点灯します。
ランプの点灯、点滅、消灯の組み合わせによって、プリンタの状態がわかります。詳
しくは以下のページを参照してください。
s
本書 52 ページ「操作パネルのランプの状態を確認しましょう」
Windows プ リンタ ドライ バの[プ リンタ 設定]ダ イアロ グや Macintosh 用
p
EPSON リモートパネル ! の[設定]ダイアログで[自動エラー解除]をオン
[チェックあり / する]に設定している場合、エラーランプが点滅しても[印刷
可]スイッチを押すことなく自動復帰する場合があります。
Windows:ユーザーズガイド(PDF)63 ページ「[プリンタ設定]ダイアログ」
s
Macintosh:ユーザーズガイド(PDF)172 ページ「[設定]ダイアログ」
s
③[印刷可]ランプ
ランプは印刷可状態のときに点灯します。
④[ジョブキャンセル]スイッチ
スイッチは、押し方によって処理が異なります。
スイッチを 1 回押すと、処理中の印刷データ(ジョブ単位)をキャンセルします。
•
スイッチを約 2 秒間押すと、処理中の印刷データをすべて削除します。
•
本機の紹介 −
9
プリンタを設置する
プリンタを梱包箱から取り出し、保護材の取り外しが終了したら、プリンタを設置し
ます。すべての保護材が取り外されたことを確認してから設置作業を行ってください。
プリンタの準備
プリンタを使用する前の準備について説明します。
● プリンタを設置する ............................................. 10
● ET カートリッジを取り付ける................................ 12
● オプションを装着する場合は .................................13
● 用紙カセットに用紙をセットする............................ 14
● 電源ケーブルを接続する ....................................... 16
● 動作の確認をする ................................................17
● コンピュータと接続する ....................................... 19
設置上のご注意
本プリンタは、次のような場所に設置してください。
水平で安定した場所 風通しの良い場所 次の気温と湿度の場所
水 平
本プリンタは精密な機械・電子部品で作られています。次のような場所に設置すると
動作不良や故障の原因となりますので、絶対に避けてください。
直射日光の当たる場所 ホコリや塵の多い場所 温度変化の激しい場所
湿度変化の激しい場所 火気のある場所 水に濡れやすい場所
揮発性物質のある場所 冷暖房機具に近い場所 震動のある場所
5〜32℃
15〜85%
10
− プリンタの準備
ベンジン
震 動
加湿器に近い場所
w
テレビ・ラジオに近い場所には設置しないでください。本機は、情報処理装置
等電波障害自主規制協議会(VCCI)基準に適合しておりますが、微弱な電波は
発信しております。近くのテレビ・ラジオに雑音を与えることがあります。
また、静電気の発生しやすい場所でお使いになるときは、静電気防止マットな
どを使用して、静電気の発生を防いでください。
設置作業時のご注意
プリンタは重い(約 19kg)ので、持ち運びには十分注意してください。プリンタを持
つときは、下図のように本体をはさんで 2 人で持ち、取っ手に手をかけて運んでくだ
さい。また、下図以外の部分に手をかけて運ぶとプリンタが破損する原因となります。
設置スペース
用紙や ET カートリッジが交換しやすいよう、下図のスペースを確保してください。
700mm
878mm
1354mm
*1: オプションの両面印刷ユニットを装着する場合は
300mm 必要です。
本機を「プリンタ底面より小さい台」の上には設置しないでください。プリン
w
タ底面のゴム製の脚が台からはみ出ていると内部機構に無理な力がかかり、印
刷や紙送りに悪影響を及ぼします。
200mm
200mm
200mm
400mm
*1
720mm
本
体
1人目 2人目
正
面
側
本
体
背
面
側
必ずプリンタ本体より広く平らな面の上に、プリンタ底面の脚が確実に載るよ
うに設置してください。
プリンタの準備 −
11
ET カートリッジを取り付ける
プリンタの設置が終了したら、ET カートリッジをプリンタ本体に取り付けます。
p
ET カートリッジの入っていた梱包箱は、プリンタの移動や輸送の際、または
使用済みのカートリッジを回収する際に必要となります。梱包材は、次回の交
換時まで大切に保管してください。
abc
w
ET カートリッジを梱包箱から取り出し、図のように左右に傾けながら 7 〜 8 回振りま
A
す。
トナーを振ることで中のトナーが均一な状態になります。
ET カートリッジは、絶対に火の中に入れないでください。トナーが飛び散っ
て発火し、火傷のおそれがあります。
ET カートリッジの取り扱いと取り付け作業は、次の点に注意してください。
トナーは人体に無害ですが、体や衣服に付着したときはすぐに水で洗い流し
•
てください。
寒い場所から暖かい場所に移動した場合は、ET カートリッジを室温に慣らす
•
ため 1 時間以上待ってから作業を行ってください。
•
感光体保護シャッタを絶対に開けないでください。また、内部の感光体(青
w
色の部分)には絶対に手を触れないでください。印刷品質が低下します。
ET カートリッジを平らな場所に置き、下図のようにしてシールドテープを引き抜きま
B
す。
ラッチを押して上カバーを開けます。
C
12
− プリンタの準備
感光体
•
取り出した ET カートリッジは、トナーがこぼれないよう、水平な場所へ置
いてください。トナーは人体に無害ですが、こぼれたトナーが体や衣服に付
着したときはすぐに水で洗い流してください。プリンタ内部にトナーがこぼ
れた場合は、きれいに拭き取ってください。
上部の取っ手を持ち、ET カートリッジ上面に表示されている矢印をプリンタの上カバー
D
側に向けてセットします。
両側のガイドを合わせながら底に突き当たるまで確実にセットしてください。
プリンタ内部のローラやギアには手を触れないでください。故障の原因になり
w
プリンタの上カバーを、カチッと音がするまでしっかり閉じます。
E
ます。
オプションを装着する場合は
オプションを装着される方は、本書の該当個所を参照して取り付けてください。各オ
プションの詳細な説明は、CD-ROM に収録されているユーザーズガイドに掲載されて
います。また、オプションの取扱説明書も併せてご覧ください。
ユーザーズガイド(PDF)199 ページ「オプションと消耗品について」
s
●増設メモリ
s
本書 22 ページ「増設メモリの取り付け」
●インターフェイスカード
本書 26 ページ「インターフェイスカードの取り付け」
s
●両面印刷ユニット(型番:LPDSP4)
s
本書 27 ページ「両面印刷ユニットの取り付け」
●大容量カセットユニット(型番:LPDC7)/
ユニバーサルカセットユニット(型番:LPUC2)
s
本書 29 ページ「オプションカセットユニットの取り付け」
p
Windows 環境下でお使いの場合は、オプションの取り付け後、プリンタドライ
バをインストールしてからオプションを使うための設定が必要です。
s
本書 31 ページ「オプション装着時の設定( Windows)」
プリンタの準備 −
13
用紙カセットに用紙をセットする
ここでは、標準装備の用紙カセットへの用紙のセット方法を説明します。用紙トレイ
への用紙のセット方法は、以下のページを参照してください。
ユーザーズガイド(PDF)20 ページ「用紙トレイへの用紙のセット」
s
印刷できる用紙の概要は、以下のページを参照してください。
本書 48 ページ「使用可能な用紙と給紙装置」
p
用紙カセットのカバーを取り外します。
A
ガイドクリップ、用紙ガイドをずらします。
B
•
A5、B5、A4、Letter(LT)サイズの用紙の場合:
s
また、用紙の詳細な説明は、以下のページを参照してください。
ユーザーズガイド(PDF)9 ページ「使用可能な用紙と給紙方法」
s
用紙ガイドを外側に
ずらします。
B4、A3、Legal(LGL)サイズの用紙の場合:
•
① 用紙カセットの左右の伸縮ロックレバーをアンロック( )位置にします。
伸縮ロックレバー
② 用紙カセット伸縮部をいっぱいに引き出し、左右の伸縮ロックレバーをロック()
位置にします。
w
この部分は持たないでください。
給紙不良の原因となります。
ガ イドクリップ を指でつまん で
セ ットする用紙 サイズに合わ せ
ます。
14
− プリンタの準備
③ ガイドクリップ、用紙ガイドをずらします。
ガ イド クリ ップを 指で つま んで
セ ット する 用紙サ イズ に合 わせ
ます
用紙をセットし、用紙ガイドを用紙の側面に合わせます。
C
A5、B5、A4、Letter サイズの用紙は
横長にセットします。
用紙ガイドを外側にずらします
B4、A3、Legal サイズの用紙は
縦長にセットします。
用紙カセットにカバーを取り付けます。
D
用紙カセットの側面にカバーをぴったり合わせてカバーをかぶせます。
ぴったり合わせてから
かぶせます。
用紙カセットをプリンタに差し込みます。
E
用紙ガイドを
合わせます
p
最大セット容量
用紙をセット
して
印刷面
どちらの場合も、用紙の四隅をそろえ、印刷する面を上に向けてセットします。
用紙は最大 250 枚(普通紙 64g/m2)までセットできます。最大枚数を超えて
用紙をセットすると、正常に給紙できない場合があります。
用紙ガイドを
合わせます
印刷面
最大セット容量
用紙をセットして
[カセット紙サイズ]スイッチをセットした用紙サイズに設定します。
F
設定できる用紙サイズは A4、A3、A5、B4、B5、Letter、Legal(LG14")です。
プリンタの準備 −
15
本機ではセットした用紙のサイズを[カセット紙サイズ]スイッチの設定値か
p
w
B4 以上のサイズの用紙に印刷する場合は、排紙用延長トレイを引き出します。
G
用紙サイズ表示ラベルをカセット前面に貼り付けます。
H
本機には、用紙サイズシールが同梱されています。セットした用紙サイズのシールを
用紙カセットや用紙トレイに貼ってご利用ください。
ら検知します。[カセット紙サイズ]スイッチはセットした用紙サイズに合わせ
て正しく設定してください。
印刷中は[カセット紙サイズ]スイッチを操作しないでください。プリンタが
誤動作する場合があります。
電源ケーブルを接続する
続いて電源ケーブルをプリンタと電源(コンセント)に接続します。
ade
[電源]スイッチがオフ ( ○ ) になっていることを確認します。
A
プリンタ背面の AC インレットに電源ケーブルを差し込みます。
B
以下のページを参照の上、正しくお取り扱いください。
本書 1 ページ「安全にお使いいただくために」
s
16
− プリンタの準備
AC 100V のコンセントに電源ケーブルのプラグを正しく差し込みます。
C
動作の確認をする
付属品の取り付けと電源への接続が終わったら、プリンタに異常がないかを確認する
ために、電源のオン / オフと、ステータスシートの印刷を行ってください。
電源のオン
プリンタの右側にある[電源]スイッチのオン ( I ) 側を押します。
電源をオンにすると、プリンタが次の動作を行うかを確認してください。
① すべてのランプが点灯し、続いて消灯します。
② ランプの点灯状態が以下の順に変わります。
メモリランプ トナーランプ 用紙ランプ
ステータスシートの印刷
[電源]スイッチをオンにして、印刷可能な状態になったら、ステータスシートを印刷
してみましょう。ステータスシートは、プリンタの現在の状態や設定値を印刷したも
のです。プリンタやオプションが正常に使用できるかどうかを確かめることができま
す。
<ステータスシート出力例>
用紙ランプ点灯(ROM チェック)
↓
トナーランプ点灯(RAM チェック)
↓
メモリランプ点灯(システムチェック)
↓
印刷可ランプ点灯(印刷可能)
プリンタが正常に起動し、印刷可能になった
ことを示します。
印刷可ランプ
p
ステータスシートの印刷は、次の場合に行います。
•
プリンタの動作に異常がないかを確認する場合
•
プリンタの現在の設定状態を確認したい場合
•
プリンタにオプションを装着した場合(装着したオプションが正しく認識さ
れていれば、ステータスシートの印刷内容にそのオプションが追加されま
す)
プリンタの準備 −
17
用紙カセットに用紙が正しくセットされていること、印刷可能な状態になっている(印
A
刷可ランプが点灯している)ことを確認します。
[ステータスシート]スイッチを押します。
B
•
データランプが点滅し、ステータスシートが印刷されます(印刷を始めるまで数秒
時間がかかります)。
•
印刷が終了すると印刷可ランプが点灯し印刷可能な状態になります。
押します
点灯します
電源のオフ
[電源]スイッチのオフ ( ○ ) 側を押します。
次の場合は、[電源]スイッチをオフにしないでください。
•
p
w
データランプが点灯または点滅中
•
印刷中
•
電源オンの後、印刷可ランプが点灯するまでの間
プリンタの電源をオフにした場合、30 秒以上経過するまで再び電源をオンにし
ないでください。電源を続けてオフ / オンすると故障の原因となります。
p
18
− プリンタの準備
ステータスシートがうまく印刷できないときは、以下のページを参照してくだ
さい。
s ユーザーズガイド(PDF)241 ページ「困ったときは」
コンピュータと接続する
プリンタ単体での動作確認が終了したら、次にコンピュータと接続します。
ケーブルはお使いのコンピュータや接続環境によって異なるため、本機には同
p
パラレルインターフェイスケーブルの接続
本機のパラレルインターフェイスに接続するパラレルインターフェイスケーブルは、
コンピュータによって異なります。主なコンピュータの機種(シリーズ)でご使用い
ただけるパラレルインターフェイスケーブルは、次の通りです。
DOS/V 系 EPSON、IBM、
PC-98 系 EPSON EPSON PCシリーズデスクトップ #8238
*1
拡張漢字(表示専用 7921 〜 7 C7E)は印刷できません。
*2
Windows 95/98/Me の双方向通信機能および EPSON プリンタウィンドウ !3 は、コンピュータの機能制限
により対応できません。
*3
ハーフピッチ 36 ピンのコンピュータには PRCB5N をご使用ください。
梱されていません。以下の説明を参照してご利用の環境に合ったケーブルをお
買い求めください。
2001 年 1 1 月現在
メーカー 機種 接続ケーブル 備考
富士通、東芝、
他各社
NEC PC-98NX シリーズ
NEC PC-9801 シリーズデスクトップ
DOS/V 仕様機 PRCB4N −
EPSON PCシリーズ NOTE 市販品(ハーフピッチ 20 ピ
ン)をご使用ください。
PC-9821 シリーズ
(ハーフピッチ 36 ピン)
(14 ピン)
PC-9801 シリーズ NOTE
(ハーフピッチ 20 ピン)
PRCB5N
#8238
市販品(ハーフピッチ 20 ピ
ン)をご使用ください。
*1 *2
*1 *2
*1
*1 *2 *3
*1 *2 *3
コンピュータとの接続手順は以下の通りです。
プリンタとコンピュータの電源をオフにします。
A
プリンタにパラレルインターフェイスケーブルを接続します。
B
インターフェイスケーブルの一方の端をプリンタ背面のパラレルインターフェイスコ
ネクタに差し込み、上下の固定金具で固定します。
ケーブルのもう一方のコネクタをコンピュータに接続します。
C
コンピュータ側への接続については、コンピュータの取扱説明書を参照してください。
USB インターフェイスケーブルの接続
USB インターフェイスコネクタ装備のコンピュータとプリンタを接続する場合は、以
下のオプションのケーブルを使用してください(2001 年 11 月現在)。
● EPSON USB ケーブル(型番:USBCB1)
USB ハブ(HUB:複数のコンピュータをネットワーク環境へ接続するための中
p
継機)を使用して接続する場合は、コンピュータに直接接続された 1 段目 の
USB ハブに接続してご使用いただくことをお勧めします。また、お使いのハブ
によっては動作が不安定になるものがありますので、そのような場合はコン
ピュータの USB ポートに直接接続してください。
p
NEC PC-98LT/DO シリーズとは接続できません。
•
NEC PC-9801LV/LX/LS/NシリーズはNEC製の専用ケーブルを使用してくだ
•
さい。
富士通 FM/R、FM TOWNS は富士通製の専用ケーブルを使用してください。
•
推奨ケーブル以外のケーブル、プリンタ切替機、ソフトウェアのコピー防止
•
のためのプロテクタ(ハードウェアキー)などを、コンピュータとプリンタ
の間に装着すると、プラグアンドプレイやデータ転送が正常にできない場合
があります。
ECPモード対応コンピュータを ECP モードで接続する場合は、PRCB4N をご
•
使用ください。
プリンタの準備 −
19
OS およびコンピュータの条件
本機を USB ケーブルで接続するための条件は、以下の通りです。
Macintosh
Apple 社により USB ポートの動作が保証されているコンピュータと OS の組み合わせ
によるシステム。
Windows
以下の条件をすべて満たしている必要があります。
USB に対応していて、コンピュータメーカーにより USB ポートの動作が保証されて
•
いるコンピュータ
Windows 98/Me/2000 がプレインストールされているコンピュータ(購入時、す
•
でに Windows 98/Me/2000 がインストールされているコンピュータ)または
Windows 98 がプレインストールされていて Windows Me/2000 にアップグレー
ドしたコンピュータ
USB に対応したコンピュータであるか確認するには:
•
p
①[マイコンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を開きます。
②[デバイスマネージャ]タブをクリックします。
③[ユニバーサルシリアルバスコントローラ]の下に、USB のホストコントロー
ラと[USB ルートハブ]が表示されていることを確認します。表示されてい
れば、USB に対応したコンピュータです。
コンピュータとの接続手順は以下の通りです。
プリンタとコンピュータの電源をオフにします。
A
プリンタに USB ケーブルを接続します。
B
ケーブルのもう一方のコネクタを、コンピュータの USB コネクタに差し込みます。
C
コンピュータ側への接続については、コンピュータの取扱説明書をお読みください。
20
− プリンタの準備
確認します
Windows 95/NT4.0 ではご使用になれません。
•
コンピュータのUSB ポートに関しては、コンピュータメーカーにお問い合わ
•
せください。
パラレルインターフェイスの機能であるEPSONプリンタポートおよびDMA
•
転送は、USB ケーブル接続時はご利用いただけません。
ネットワークへの接続
本機をネットワーク接続するには、オプションのインターフェイスカードが必要です。
オプションのインターフェイスカードを装着してから Ethernet ケーブルの接続を行っ
てください。ネットワーク上の設定については、オプションの取扱説明書を参照して
ください。
2001 年 1 1 月現在
型番 名称 解説
PRIFNW3S 100BASE-TX/
10BASE-T
マルチプロトコル
Ethernet I/F カード
ネットワークへは 10BASE-T/100BASE-TX どちらでも接続できますが、ネッ
•
p
トワーク機能を最高のパフォーマンスに保つためには、100BASE-TX の最速
ネットワークを、ネットワーク負荷の軽い環境で使うことをお勧めします。
100BASE-TX 専用 HUB(ハブ:複数のコンピュータをネットワーク環境へ接
•
続するための中継機)を使用する場合は、接続されるすべての機器が
100BASE-TX 対応であることを確認してください。
オプションI/F カード(PRIFNW3S)は 10BASE-T/100BASE-TX 自動切り替え
•
で動作します。
ネットワークに接続するときは HUB をお使いください。HUB を使わずにク
•
ロスケーブルで接続することはできません。
一部スイッチングHUB では正常に動作しないことがあります。その場合はス
•
イッチングHUB と本機の間に自動切り替えのない HUB を入れるなどの方法
をお試しください。
解像度の高い画像データなどを印刷する場合は、印刷データが膨大となりま
•
す。本機用のネットワークセグメント(ネットワーク環境内の同一グループ)
を他のセグメントと合わせるなど、本機の使用頻度や印刷データの容量に合
わせたネットワーク環境にしておいてください。
IPX/SPX 、TCP/IP 、AppleTalk、NetBEUI に対応して います。本機
を Ethernet 接続するためには、次のいずれかのケーブルが必要です。
Ethernet 100BASE-TX ツイストペアケーブル(カテゴリー 5)
•
Ethernet 10BASE-T ツイストペアケーブル
•
本機に、Ethernet ケーブルを接続する手順は以下の通りです。
プリンタの電源をオフにします。
A
プリンタに Ethernet ケーブルを接続します。
B
ケーブルのもう一方のコネクタを、HUB の空いているポートに差し込みます。
C
HUB 側への接続については、コンピュータの取扱説明書をお読みください。
プリンタの準備 −
21
増設メモリの取り付け
ここでは、増設メモリを取り付ける方法について説明します。プラスドライバを使用
しますので、あらかじめご用意ください。
オプションの装着
ここでは、オプションの装着方法について説明します。
● 増設メモリの取り付け .......................................... 22
● インターフェイスカードの取り付け......................... 26
● 両面印刷ユニットの取り付け .................................27
● オプションカセットユニットの取り付け ...................29
● オプション装着時の設定(Windows)...................... 31
メルコ製の以下のメモリ(1 枚のみ)を取り付けることができます(2001年11月現在)。
型番 容量 使用可能なメモリ容量
EP01-16M 16MB 24MB
EP01-32M 32MB 40MB
EP01-64M 64MB 72MB
EP01-128M 128MB 136MB
使用できるメモリの入手方法などについては、(株)メルコのお客様窓口までお問い合
わせください。
指示されている以外の分解は行わないでください。内部には高電圧の部分が
abc
•
あり、感電のおそれがあります。
本作業で取り外すネジは下図の 2 個です。指示以外のネジは取り外さないで
•
ください。
ネジ
22
− オプションの装着
取り付けは以下の手順に従って行ってください。
ade
w
本作業は必ず電源ケーブルを抜いた状態で行ってください。感電の原因となる
おそれがあります。
増設メモリの取り付けの際、静電気放電によって部品に損傷が生じるおそれが
あります。作業の前に必ず、接地されている金属に手を触れるなどして、身体
に帯電している静電気を放電してください。
ade
カバーを開けたとき、次の部分に手を触れないようご注意ください。
定着器部分(内部は約 190 度以下と高温のため火傷の原因になります)
•
転写ローラ部分(印刷品質劣化の原因になります)
•
定着器
プリンタの電源をオフ(○ )にして、電源ケーブルとインターフェイスケーブルを取り外
A
します。
ラッチを押して、上カバーを開けます。
B
転写ローラ
プリンタ正面から見て右側のカバーを外します。
C
ボタンを押して、右カバーの上部
を外します。
スライドさせます。
手前に倒してカバーを外します。
オプションの装着 −
23