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第5章 インターフェースの設定
5.1 インターフェース設定メニュー
この章では、パラレル、ネットワークおよびUSBの各インターフェースの設定を変更する
方法を示します。
変更できる項目は以下の通りです。
l
インターフェース設定値印刷[セッテイチ インサツ]
インターフェース設定項目で設定した値の一覧を出力します。
l
I/F選択[I/F センタク]
HOSTとのインターフェースを選択します。
1. ジドウセンタク パラレル、ネットワーク、USBの各インターフェースのうち、
最初に印刷データを受信したインターフェースを有効にし
ます。
他のインターフェースは無効になります。
印字が終了後、「I/F切り替え時間」で設定された時間が経過
すると全てのインターフェースが受信可能になります。
どのインターフェースが有効になった場合でも、ネットワー
クからプリンターのステータスを確認することができます。
2. パラレル
3. USB USBインターフェースからのデータのみを受信できます。
4. ネットワーク ネットワーク・インターフェースからのデータのみを受信で
l
I/F切り替え時間[I/F キリカエジカン]
「I/F選択」を「ジドウセンタク」に設定した時に、占有されたインターフェースが開放さ
れるまでの時間を設定します。
切り替え時間は全ての印字が終了してから開始します。 印刷不可の場合は時間は停止
しています。
パラレル・インターフェースからのデータのみを受信できま
す。
きます。
第5章 インターフェースの設定
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l
パラレル設定[パラレル ポート]
パラレル・インターフェースのモードを選択します。
1. スタンダード(ECP) IEEE1284準拠双方向パラレル・インターフェースでECPモー
ドまでをサポートしています。
2. スタンダード(ニブル) IEEE1284準拠双方向パラレル・インターフェースで、ニブル
モードまでをサポートしています。
3. USPC 単方向パラレル・インターフェースです。従来の5577シリー
ズ(5577-V02/W02)における「スタンダード」と同じになりま
す。
4. コンバージド 3270PC、5250PC等のオンライン・アプリケーションを使用す
る時、5400エミュレーターを使用する時に選択してください。
l
ネットワーク設定[ネットワーク セッテイ]
ネットワーク・インターフェースの設定とネットワーク設定値の詳細印刷を行います。
以下の項目に関しては、 『ネットワーク設定ガイド』を参照。
1. NW詳細印刷
2. DHCP設定
3. IP アドレス
4. サブネットマスク
5. ゲートウェイアドレス
6. エラー表示
7. NWモニタ
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拡張インターフェース設定[カクチョウ I/Fセッテイ/カクチョウ I/Fキノウ]
拡張USBインターフェースに関する設定を行います。
以下の項目に関しては、第6章『拡張インターフェース設定』(6-1ページ)を参照。
1. USBインターフェース選択
2. 設定値転送機能
3. ユーザー一時切り替え機能
4. プリンター設定ファイル保存
5. プリンター設定ファイル読み込み
InfoPrint 5577-G05/H05 設置・操作ガイド
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インターフェース設定項目
メニュー項目 選択項目
セッテイチ インサツ
I/F センタク
I/F キリカエジカン
パラレル ポート
ネットワーク セッテイ
カクチョウ I/Fセッテイ
カクチョウ I/Fキノウ
ショキカ
― インターフェース設定値の一覧を印刷します。
ジドウセンタク
パラレル
USB
ネットワーク
5 sec ~ 255 sec の範囲で
1 sec単位で設定
(初期設定値: 30 sec)
スタンダード(ECP)
スタンダード(ニブル)
USPC
コンバージド
― 詳細に関しては、『ネットワーク設定ガイド』を
― 詳細に関しては、第6章『 拡張インターフェー
―
トリヤメ
ジッコウ
*
データを受信するインターフェースを選択し
ます。
ジドウセンタク:プリンターの電源投入後、最初
にデータを受信したインターフェースを有効に
します。パラレル・ インターフェースが有効に
なった場合も、 ネットワークからプリンターの
ステータスを確認することができます。
パラレル:パラレル・インターフェースを有効
にします。
USB:USBインターフェースを有効にします。
ネットワーク:ネットワーク・インターフェー
スを有効にします。
I/F選択が「自動選択」の場合に、インターフェー
ス切り替え時間を設定します。
スタンダード(ECP):IEEE1284準拠双方向パ
ラレル・インターフェースで、ECPモードまで
をサポートします。
スタンダード(ニブル):IEEE1284準拠双方向
パラレル・インターフェースのニブルモードま
でをサポートします。
USPC:単方向パラレル・インターフェースで
す。
コンバージド:IBM PS/55、5550で使用するた
めのモードで、3270PC、5250PC等のオンライ
ン・アプリケーションを使用するとき選択しま
す。
参照してください。
ス設定』(6-1ページ)を参照してください。
インターフェースの設定を工場出荷時の値に
戻します。
解説
* 網かけされている項目が出荷時の初期設定値です。
第5章 インターフェースの設定
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5.2 インターフェース設定値の変更方法
印刷スイッチを押して印刷可ランプを消し、下段選択スイッチを押して「ゲダン キノウ」
と表示していることを確認します。
ࠥ࠳ࡦޓࠠࡁ࠙
次項目あるいは前項目スイッチを押し、「5 インターフェース セッテイ」を選択し、設
定スイッチを押します。
5 インターフェース セッテイ
セッテイ・キーテ゛ スタート
インターフェース設定項目(5-3ページ)を参照しながら、次項目あるいは前項目スイッチ
を押して、変更するモードを選択し、設定スイッチを押します。
IF:I/F センタク
セッテイ・キーテ゛ スタート
InfoPrint 5577-G05/H05 設置・操作ガイド
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次項目あるいは前項目スイッチを押し、 インターフェース設定項目を参照しながら項目
を選択し、設定スイッチを押します。
初期設定を記憶します。
IF:I/F センタク
シ゛ト゛ウセンタク
設定値を印刷するときは、「1 オフライン インサツ」の「I/F セッテイチ インサツ」
を選択します。
I/F セッテイチ インサツ
セッテイ・キーテ゛ スタート
用紙をセットし、印刷スイッチを押します。
セッテイチ インサツ
インサツ・キーテ゛ インサツ
第5章 インターフェースの設定
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I/F設定値を印刷します。印刷形式は次の通りです。
印刷したデータは記録として日付を記入して、本書と共に保管してください。
印刷が終了し、
初期診断テストを実行し、初期設定モードから抜けます。
の表示に戻ったら、印刷スイッチを押します。
I/F セッテイチ インサツ
セッテイ・キーテ゛ スタート
設定した初期設定値は、電源を切っても消えません。
以上で、初期設定値の変更は終了です。操作パネル・カバーを閉じてください。
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5.3 インターフェース設定値の初期化
印刷不可状態(印刷可ランプが消えている)で、操作パネル・カバーを開け、下段選択ス
イッチを押して「ゲダン キノウ」を選択します。
ࠥ࠳ࡦޓࠠࡁ࠙
次項目あるいは前項目スイッチを押して、「5 インターフェース セッテイ」を選択し、
設定スイッチを押します。
5 インターフェース セッテイ
セッテイ・キーテ゛ スタート
次項目あるいは前項目スイッチを押し、「IF:ショキカ」を選択し、設定スイッチを押しま
す。
IF:ショキカ
セッテイ・キーテ゛ スタート
第5章 インターフェースの設定
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次項目あるいは前項目スイッチを押して、「ジッコウ」を選択(初期化を中止する場合は
「トリヤメ」を選択)し、設定スイッチを押します。
IF:ショキカ
トリヤメ [シ゛ッコウ]
初期化が開始されます。
ネットワーク セッテイ チュウ
>>>
表示が「デンゲンヲ キッテクダサイ」に変わったら、プリンターの電源をオフにします。
デンケ゛ンヲ キッテクタ゛サイ
2秒ほど待って、プリンターの電源をオンにします。
この初期化はインターフェース設定値にのみ適用されます。
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