ifm efector500 User Manual

エフェクター社の製品をお求め頂き誠に有難くお礼を申し上げます。正しくご使用 頂き、十分なる機能を発揮させるために以下の取扱説明をよくお読み頂きますよう にお願い致します。
取 扱 説 明 書
R
圧力センサー
本社[〒283-0826]千葉県東金市丘山台2-9-20         千葉東テクノグリーンパーク           ℡(047550-3000(代)
PI2x9x
営業所   東京 名古屋 大阪 広島 九州
目次
安全のための注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 2 パラメータ構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 3 簡易設定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 4 操作部の説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 4 機能と特徴・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 5 操作モード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 6 取付方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 7 接続方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 8 設定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P 9 動作確認/メンテナンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・P10 テクニカルインフォメーション/出力機能/パラメータ  パラメータ説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P11...14  出力機能・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P15...16 仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P17 外形寸法図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18 設定範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P19...20 パラメータ値記入用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P20

安全のための注意

製品がご使用でのアプリケーションに適している事をお確かめください。 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的又は人的損害をもた らす恐れがあります。 あらゆるアプリケーションにおいて製品の材質が測定する圧力媒体に対 して耐性がある事を確認してください。
気体の圧力を測定する場合は2.5MPaを超える圧力をセンサーに加えな いでください。
この製品は人体の保護を目的とした安全回路に組込むことはできません。
・センサーの表示圧力はゲージ圧です。 ・センサーのセンシング部(ダイアフラム)を手で触ったり、固い物で押したりしな いでください。 ・許容圧力Pmaxを越えないよう注意してください。 ・測定媒体によっては、センサーの接液部を腐食させる恐れがあります。  耐性を確認のうえご使用ください。(接液部材質:SUS316L,セラミック,PTFE) ・使用環境は所定の条件(例えば温度等)を守ってください。 ・薬品のかかる所では、原則として使用しないでください。使用する場合は前もって テストし、確認のうえご使用ください。 ・センサーに荷重をかけないでください。 ・コネクター付きケーブルを接続する際は手でしっかりと締め、工具(プライヤー) 等は絶対に使用しないでください。 ・使用済みのセンサーは産業用廃棄物として処理してください。 ・日本国内では新計量法によりSI単位以外使用できません。
2

パラメータ構成

M
S
Mode/Enter Set
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
RUN
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
M
RUN
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
S
M
M
3
簡易設定方法
Mode/Enter
Set
Mode/Enter
Set
Mode/Enter
Set
Mode/Enter
Set
1 x
1
パラメータの選択
2 x
2
3
1 x
*値の減少:値は減少させることができません。減少させたい場合は最大値       まで値を増加させてください。値は最小値から再び増加してい       きます。
...
パラメータ値の変更*
> 5s
パラメータ値の決定

操作部の説明

1 2 3 4 5
4
1
LED x 4(5)
LED x 1
4桁デジタル表示
Setボタン
Mode / Enterボタン
2 3
Mode/Enter Set
4 5
LEDが点灯している単位で圧力を表示
接点出力状態を表示;出力1ON時点灯
測定圧力、パラメータ、パラメータ値を表示
パラメータ値の変更
パラメータの選択とパラメータ値の決定

機能と特徴

この圧力センサーはシステム圧を検出し、設定したパラメータに基 づいて2つの出力が信号を出します。
表示
現在のシステム圧をMPa/kPa
*日本国内では新計量法によりSI単位以外使用できません。 ・現在のシステム圧を%で表示することもできます。 注意:0%はシステム圧力=0ということではありません。
で表示します。
出力信号
出力1: ・
接点信号(システム圧の限界値、ヒステリシス/ウインド機能、  ノーマルオープン/ノーマルクローズ) ・自己診断機能(異常時には出力1OFFになります) 出力2: ・アナログ信号(4...20mA / 20...4mA) ・アナログ信号(0...10V / 10...0V)  測定範囲は最大測定範囲の25%までスパン調整できます。 (スパン調整比1:4)
測定範囲、許容圧力、破壊圧力は下記の通りです。
コードNo.
PI2692 PI2x93 -0.1...+2.5 10 35
測定範囲
MPa MPa MPa
-0.1...+10
許容圧力
100100
20 65
破壊圧力
PI2x94
PI2x95 PI2x96
PI2x97 PI2x98 PI2x99
センサーには許容圧を超える圧力を絶対に加えないでください。 気体の圧力を測定する場合、2.5MPaを超える圧力をセンサーに 加えないでください。破壊圧力を超える圧力が瞬間的に加わった 場合でもセンサーは損傷する恐れがありますので注意してくださ い。(事故につながる恐れがあります。)
-0.1...+1.0 kPa
-100...+400
-12.4...+250
-5.0...+100
-1.24...+25
-100...+100
5 72.5
kPa kPa
3000 10000 2000 5000
1 3 1 3 1 3
bar=10 x MPa mbar=10 x kPa
5

操作モード

動作モード(RUNモード):
電源を投入すると動作モード(RUNモード)になります。 設定されたパラメータに従って出力します。 デジタル表示LEDには現在の圧力値が緑LEDが点灯している単位で 表示されます。 黄LEDは接点出力の開閉状態を表示します。
ディスプレイモード:
パラメータとパラメータ値の表示 Mode/Enterボタンを押すと、パラメータ値を読むことが出来るディ スプレイモードになります。
Mode/Enterボタンを押すごとにパラメータの表示がスクロールし
ていきます。(パラメータ構成はP3参照)
・パラメータが表示されてSetボタンを押すと、対応するパラメータ
値が約15秒表示されます。 さらに15秒後、動作モードにもどります。
プログラミングモード:
パラメータ値の設定 パラメータ値を表示した後Setボタンを5秒以上押すことで、プログ ラミングモードになります。 Setボタンを押すことでパラメータ値を変更することが出来ます。 値を変更しMode/Enterボタンを押すことで新しい値を決定できます。 15秒以上ボタンを押さなかった時は、設定を変えずに動作モードに戻 ります。
Mode/Enterボタン、Setボタンは先の尖った物で押さない様にして ください。  又、あまり強い力でボタンを 傷する恐れがありますのでご注意ください。
6
押し込むとボタンの下の電子回路が損
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