スーパーカブ
110
Honda 車をお買いあげいただきありがとうござ
います。
安全で快適なバイクライフをお楽しみください。
この取扱説明書と共に「メンテナンスノート」
を受取り、下記を確認してください。
● お車の正しい取り扱いかた
● 保証内容と保証期間
● 点検・整備について
● 車両受領書・保証書受領書の記入・捺印
安全運転の基本として以下は重要ですので、お
守りください。
● この取扱説明書を、よくお読みください
● 取扱説明書の推奨手順に従ってください
● 安全に関する表示を理解し、守ってください
安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のあること」
を回避方法と共に、右記の表示で記載しています。こ
れらは重要ですので、しっかりお読みください。
1 危険
1 警告
1 注意
その他の表示
アドバイス
車の仕様、その他の変更により、この本の表紙や内容
と実車が一致しない場合があります。
車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書およびメ
ンテナンスノートをお渡しください。
指示に従わないと、死亡または
重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または重
大な傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受け
る可能性があるもの
お車のために守っていただきた
いこと
目次
安全なライディング P. 2
操作ガイド
メンテナンス
こんなときは P. 51
インフォメーション P. 57
スペック P. 67
索引 P. 70
P. 12
P. 27
安全なライディング
この章では安全な運転のために必要な情報を記載しています。
安全のためによくお読みください。
安全上守っていただきたいこと ...................... P. 3
安全運転のために .........................................P. 3
運転するときの注意 ...................................... P. 5
アクセサリーと改造について ....................... P. 10
積載について.............................................. P. 11
安全上守っていただきたいこと
安全上守っていただきたいこと
安全のため、日常的に次の内容をお守りください。
● 道路運送車両法に準じて設けられた日常点検・
定期点検を行ってください
● ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気
厳禁で行ってください
● 排気ガスには一酸化炭素(CO)などの有害な成
分が含まれているため、エンジンは、風通しの
良い場所でかけてください
安全運転のために
● 走行中、運転者は両手でハンドルを握り、両足
をステップに置いてください
● 同乗者が両手でからだを固定し、両足を後席用
ステップにのせているか確認してください
● 急激なハンドル操作や片手運転などはさけ、安
全な運転を心がけてください
● 同乗者、他の車両、歩行者などに対する配慮を
欠かさないでください
乗車時の服装
運転者と同乗者は必ずヘルメットを着用し、天候や
走行状況に応じ、安全性が高く運転操作のしやす
い、被視認性の高い二輪車用の服装を着用してくだ
さい。
次ページに続く
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
3
安全運転のために
ヘルメット
#
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
安全基準を満たし、頭のサイズにあった視認性の高
いもの
● 二輪車用で PSC、SG マークか JIS マークのある
ものを推奨します
● 正しくかぶり、あごひもを確実に締めてくださ
い
● 視界を妨げないフェイスシールドまたはゴーグ
ルなどを使用し、眼を保護してください
1 警告
ヘルメットを正しく着用していないと、万一
の事故の際、死亡または重大な傷害に至る可
能性が高くなります。
運転者と同乗者は乗車時、必ずヘルメット、
保護具および保護性の高い服を着用してく
ださい。
4
グローブ
#
摩擦に強い皮製のもの
ブーツまたはライディングシューズ
#
滑りにくく、くるぶしまで覆われたもの
ジャケット・パンツ
#
プロテクターを備え、体の露出の少ない長袖・長ズ
ボン
運転するときの注意
運転するときの注意
慣らし運転
適切な慣らし運転を行うと、お車の性能をより良い
状態に保つことができます。
慣らしのポイント(走行距離 500 km まで)
#
● 急発進、急加速をさける
● 急ブレーキ、急なシフトダウンをさける
● 控えめな運転をする
ブレーキ
次の項目に注意してください。
● 制動力を効果的に得るために前輪ブレーキと後
輪ブレーキを同時に使う
● 不必要な急ブレーキ、急なシフトダウンをしな
い
u タイヤをロックさせるなど、車体の安定性を
損なうおそれがあります。
u コーナリングの際は、コーナーの手前で減速
してください。
● 雨天走行など滑りやすい路面に注意する
u タイヤがロックしやすく、制動距離が長くな
ります。
● 連続したブレーキ操作をしない
u
長い坂や急な坂で繰り返しブレーキをかける
と、ブレーキの温度が上昇して効きが悪くなる
おそれがあります。エンジンブレーキと断続
的なブレーキ操作を併用してください。
エンジンブレーキ
#
スロットルを戻すと、エンジンブレーキが効きま
す。さらにエンジンブレーキを必要とするときは
3 速、2 速・・・とシフトダウンを行ってください。
急激なシフトダウンは、尻振りなどの原因や、エン
ジンやトランスミッションに悪影響を与えます。
また、長い下り坂や急な下り坂などでは、断続的な
ブレーキ操作とエンジンブレーキを併用してくだ
さい。
次ページに続く
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
5
運転するときの注意
雨天または水たまりを走行したとき
#
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
路面が滑りやすくなったり、ブレーキの効き具合が
変化します。慎重なブレーキ操作を心がけてくだ
さい。ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキを軽
く作動させながらしばらく低速で走行して、ブレー
キを乾かしてください。
6
運転するときの注意
駐車するとき
● 交通の邪魔にならない平坦で足場のしっかりし
た安全な場所に駐車する
● やむをえず傾斜地や足場の悪い場所に駐車する
ときは、車の転倒や動き出しがないよう安全処
置に十分注意する
● 盗難防止のため、車から離れるときは必ずハン
ドルロックをかけ、キーを抜く
サイドスタンドまたはメインスタンドでの駐
#
車
1.
メインスイッチを OFF にする。
2.
サイドスタンドでの駐車
サイドスタンドを下げ、車の重量がサイドスタ
ンドにかかるまで、車をゆっくり左に傾ける。
u ハンドルを右にきった状態での駐車は、車が
不安定になり、転倒するおそれがあります。
メインスタンドでの駐車
左手でハンドルをまっすぐにし、右手でラゲッ
ジキャリアをしっかり持ち右足でスタンドを左
右同時に地面につけて、立たせる。
3.
ハンドルバーを左いっぱいにきる。
4.
ハンドルロックをかけ、キーを抜く。 2 P. 18
次ページに続く
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
7
運転するときの注意
● マフラーなどが熱くなっているので、他の方が
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
触れることのない場所に駐車する
8
● エンジン回転中および停止後しばらくの間はマ
フラー、エンジンなどに触れない
1 注意
マフラー、エンジン、ブレーキなどは、エン
ジン回転中および停止後しばらくの間は熱
くなっています。触れるとヤケドを負う可
能性があります。
• マフラー、エンジン、ブレーキなど高温
になる部分は冷えるまで触れないこと
•
高温になる部分に可燃物が接触せず、他の
方が触れることのないよう配慮すること
運転するときの注意
燃料補給およびガソリンの取り扱い
エンジン、燃料装置、触媒装置の損傷を防ぐため、
下記に注意してください。
● 無鉛レギュラーガソリンを使用する
● 高濃度アルコール含有燃料を補給しない
● 軽油や粗悪ガソリン(長期間保管したガソリ
ン)、または不適切な燃料添加剤を使わない
●
燃料タンクの中に、泥、ほこり、水などを入れない
1 警告
ガソリンは燃えやすくヤケドを負ったり爆
発して重大な傷害に至る可能性があります。
また身体に帯電した静電気の火花により引
火する可能性があります。
ガソリンを取り扱 うときは以下のことを
守ってください。
エンジンを止め、火元を遠ざける
•
• 給油は必ず屋外で行う
• こぼれたガソリンは、すぐに拭き取る
• 給油作業前に車体や給油機などの金属部
分に触れて静電気を除去する
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
9
アクセサリーと改造について
アクセサリーと改造について
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
アクセサリーを装着する際は、安全面から Honda
純正アクセサリーを推奨します。Honda 販売店に
ご相談ください。
Honda 販売店で取り 付けられた Honda アクセサ
リーなどの取り扱いについては、その商品に付属の
説明書をお読みください。
車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪化さ
せたり、排気音を大きくしたり、ひいては車の寿命
を縮めることがあります。不正改造は法律に触れ
ることはもちろん、他の迷惑行為となります。
車の改造は保証の適用を除外されます。
10
1 警告
不適切なアクセサリーや改造は、万一の事故
の際、死亡または重大な傷害に至る可能性が
高くなります。
アクセサリーを装着する際は、Honda 販売店
にご相談のうえ、取扱説明書に従ってくださ
い。
積載について
積載について
●
荷物を積むと積まないときにくらべて操縦安定性
が変わるため、安全な速度で走行してください
● 荷物の積みすぎに注意し、確実に固定して安全
な速度で走行してください
● フックには、車体からはみ出したり、足に当た
るような大きな荷物はかけないでください
u
走行やハンドル操作に支障をきたすことが
あります。
● ハンドル操作 ができなくなる場合があるので、
ハンドル付近に物を置かないでください
● ヘッドライト、ウィンカー、ストップ/テール
ランプ、マフラー周辺への積載はさけてくださ
い
u 過熱によりレンズが溶けたり、荷物が損傷す
る場合があります。
● カバー等が破損する場合があるので、指定の場
所以外に荷物を積まないでください
u 走行やハンドル操作に支障をきたすことが
あります。
● 貴重品やこわれ易いものは積まないでください
● 荷物の積載は下記重量までです
フック:1.0 kg
安 全 な ラ イ デ ィ ン グ
フック:1.0 kg
11
基本操作の流れ
エンジン始動前 (P.28)
#
運転する前に日常点検を行いましょう。
操 作 ガ イ ド
燃料残量を確認しましょう。
エンジン始動 (P.19)
#
周囲の安全を確認して、エンジンをかけます。
空ぶかしはさけましょう。
基本装備の使いかた
-
メーター/警告灯/表示灯 (P.16)
-
スイッチ (P.17)
-
ハンドルロック (P.18)
12
加速
#
発進や加速はスロットルを
ゆっくり回し、急加速はさけ
ましょう。
ギアチェンジ (P.21)
#
発進
#
後方の安全や周囲の状況に注
意し、方向指示器で合図を出し
走り出します。
減速
#
停止
#
早めに方向指示器で合図を出し、後方
や側方の車に注意しながら、徐々に路
肩に寄ります。
燃料補給 (P.22)
#
スロットルを素早く戻し、前後のブ
レーキの両方を使い速度を下げ、不必
要な急ブレーキはさけましょう。制動
灯(ストップランプ)が点灯し、後車
への合図になります。
手前で十分に減
速して・・・
駐車 (P.7)
#
安全な場所に駐車しましょう。
サイドスタンド、メインスタンド、ハン
ドルロックを確認します。
コーナリング
#
スロットルをゆっくり回
して加速します。
操 作 ガ イ ド
13
各部の名称
バッテリー (P.40)
ヒューズボックス (P.54)
操 作 ガ イ ド
携帯工具 (P.25)
FI ヒューズ (P.55)
ラゲッジキャリア
14
スロットルグリップ (P.50)
ブレーキレバー (P.43)
右サイドカバー (P.38)
ブレーキペダル (P.45)
オイルレベルゲージ (P.41)
キックスターターペダル (P.19)
フック (P.26)
センターカバー (P.39)
ブリーザードレーン (P.49)
操 作 ガ イ ド
燃料タンクキャップ (P.23)
シート (P.22)
左サイドカバー (P.38)
ヘルメットホルダー (P.24)
ヒューズプーラー (P.25)
書類入れ (P.25)
ドライブチェーン (P.48)
サイドスタンド (P.7)
センタースタンド (P.7)
チェンジペダル (P.21)
15
メーター/警告灯/表示灯
警告灯/表示灯が点灯すべきときに点灯しない場合は、Honda 販売店で点検を受けてください。
操 作 ガ イ ド
16
方向指示器表示灯
燃料計
指針が赤ワク(E)に入りかけたと
きの燃料残量:約 1.37 ℓ
オドメーター
総走行距離を表示
u 走行した総距離を km の単
位で示します。白地に黒数
字は 100 m の単位です。
速度範囲表示
各ギアでの上限速度を表示
u
上限速度を超えるとエンジンの
故障や損傷の原因となります。
ギアチェンジ (P.21)
PGM-FI 警告灯
メインスイッチをONにすると
点灯し、数秒後に消灯
走行中またはアイドリング中に
点灯したときは (P.53)
ニュートラル表示灯
トランスミッションがニュートラ
ルの位置にあるときに点灯
スピードメーター(速度計)
ハイビームパイロットランプ
(前照灯上向き表示灯)
スイッチ
ヘッドライト(前照灯)
上下切り換えスイッチ
• :ヘッドライトが上向き
• :ヘッドライトが下向き
ウィンカー(方向指示器)
スイッチ
u 解除はスイッチを押して行いま
す。
ホーンスイッチ
OFF
停止
LOCK
ハンドルロックが
できる
操 作 ガ イ ド
スタータースイッチ
メインスイッチ
電気回路の ON / OFF、ハンド
ルロックに使用
u OFF または LOCK の位置
で、キーを抜くことができ
ます。
ON
始動・走行
次ページに続く
17
スイッチ
前ページの続き
ハンドルロック
盗難予防のため、駐車するときは必ずハンドル
操 作 ガ イ ド
ロックをかけましょう。U 字ロックなどの使用
も推奨します。
メインスイッチのキー
a
18
押す
b 回す
かけかた
#
a
ハンドルを左にいっぱいにきる。
b
キーを押し込みながら、LOCK の位置まで回す。
u ロックがかかりにくい場合は、ハンドルを左
右に軽く動かしてください。
c
キーを抜く。
外しかた
#
キーを OFF の位置まで回す。
エンジン始動
始動するには、エンジンの温度にかかわらず、
次の手順で行ってください。
b
c
a
c
アドバイス
• スタータースイッチを押して 5 秒以内でエンジン
がかからないときは、一度メインスイッチを OFF に
してください。その後バッテリー電圧回復のため
10 秒ほど経ってからやり直してください。
• 無用な空ぶかしや長時間のアイドリングはエンジン
やマフラー、触媒装置に悪影響を与えます。
• 万一転倒した場合は、一旦メインスイッチを OFF に
してください。再度走行を行う際は、各部の損傷状
態や、走行に支障が無いかを十分に確認してくださ
い。
a
メインスイッチを ON に回す。
b
ギアをニュートラルにする。(表示灯点灯)
c
スロットルグリップを閉じたまま、スターター
スイッチを押すか、キックスターターペダルを
キックする。
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
19
エンジン始動
d
キックスターターペダルとサイドスタンドを確
実にたたんでいることを確認し、スタートする。
u もし、エンジンがかからない場合は、スロッ
操 作 ガ イ ド
トルグリップをわずかに(遊 びを除いて
3 mm 程度)回しながらスタータースイッチ
を押すかキックスターターペダルを使用し
てください。
前ページの続き
遊びを除いて 3 mm 程度
エンジンがかからないときは
#
次の方法を試してください。
a
メインスイッチを OFF にする。
b
スロットルグリップを全開にし、キックスター
ターペダルをキックする。
c
通常手順(a ~ c )でエンジンをかける。
d
エンジンがかかり、エンジン回転が安定しない
場合はスロットルグリップを少し開ける。
e
エンジンがかからないときは、a ~ c の手順
を繰り返す。
20
それでも始動できないときは (P.52
#
)
ギアチェンジ
停止時と走行時では、チェンジ操作が異なりま
す。停止時は、4段ロータリー式で4速から直
接ニュートラルにチェンジできます。走行時
は、前進4段リターン式となります。
4速からは、直接ニュートラルにチェンジでき
ません。
停止時
走行時
ギアチェンジはスロットルグリップを一度戻し
てから行います。
チェンジペダルの操作は、つま先かかかとで軽
く行い、ペダルにコツンと足ごたえのあるまで
確実に操作してください。無理をすると、チェ
ンジ機構を痛める原因となります。
速度範囲
#
1 速 0 - 30 km/h
2 速 13 - 55 km/h
3 速 20 - 80 km/h
4 速 25 km/h 以上
シフトダウンについて
追い越しなど、強力な加速が必要なときはシフトダ
ウンをします。高い速度でのシフトダウンは、尻振
りなどの原因や、走行安定性を損なうほか、エンジ
ンやトランスミッションに悪影響を与えます。次
の速度内で行ってください。
シフトダウン可能限界速度
#
4 速→3 速 75 km/h 以下
3 速→2 速 55 km/h 以下
2 速→1 速 30 km/h 以下
操 作 ガ イ ド
21
燃料補給
燃料補給を行うためにはシートを開ける必要が
あります。
操 作 ガ イ ド
シート
シート
22
開けかた
シート後部を持ち上げる。
閉じかた
シートをおろす。
キーカバー
燃料タンクキャップ
メインスイッチのキー
5 マーク
給油口の下端
燃料がにじみ出ることがあるので、給油口の下
端以上入れないでください。
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
タンク容量:4.3 ℓ
燃料についての注意 (P.9
#
)
燃料タンクキャップの開けかた
a
シートを開ける。(P.22)
b
キーカバーを開け、キーを差し込み右に回して、
燃料タンクキャップを左に回して開ける。
燃料タンクキャップの閉じかた
a
燃料タンクキャップを溝に合わせ、キャップの
5 マークとタンク後方の 5 マークが合うまで
右に回す。
b
キーを左に回してキーを抜き、キーカバーを閉じる。
u 燃料タンクキャップがロックされないと、
キーは抜けません。
c
シートを閉じる。
1 警告
ガソリンは燃えやすいため、ヤケドを負った
り、爆発して重大な傷害に至る可能性があり
ます。
燃料補給およびガソリンの取り扱い 2 P. 9
操 作 ガ イ ド
23
その他装備の使いかた
ヘルメットホルダー
車体の左側にヘルメットホルダーがあります。
操 作 ガ イ ド
ピン
a
メインスイッチのキーを左に回してロックを解
除する。
b
ピンにヘルメットの金具をかけ、ピンを押して
ロックする。
c
キーを抜く。
1 警告
ヘルメットホルダーにヘルメットをつけた
まま走行しないでください。
メインスイッチのキー
ヘルメットホルダー
u ヘルメットホルダーは駐車時のみお使いくださ
い。
24
走行の妨げになり、重傷を負ったり死亡した
りする事故が発生することがあります。
書類入れ
左サイドカバーの内側に書類入れとヒューズ
プーラーがあります。
ヒューズプーラー
サイドカバーの取り外しかた (P.38)
#
書類入れ
携帯工具
シート下前方のセンターカバーの内側に携帯工
具があります。
携帯工具 バンド
u 携帯工具はバッテリーカバーにしっかりと固定
してください。
センターカバーの取り外しかた (P.39)
#
操 作 ガ イ ド
次ページに続く
25
その他装備の使いかた
前ページの続き
フック
レッグシールド左側にフックがあります。
u 積載重量上限: 1.0 kg
操 作 ガ イ ド
u フックには車体からはみ出したり、足に当たる
ような大きな荷物はかけないでください。走行
やハンドル操作に支障をきたすことがありま
す。
26
フック
メンテナンス
メンテナンスを行う前に必ず「メンテナンスの基礎知識」をお読みください。
また、サービスデータについては「スペック」を参照ください。
メンテナンスの基礎知識.............................. P. 28
主要部品の脱着方法 ....................................P. 38
サイドカバー ..................................................... P. 38
センターカバー ................................................. P. 39
バッテリー ......................................................... P. 40
エンジンオイル........................................... P. 41
ブレーキ ....................................................P. 43
ドライブチェーン .......................................P. 48
ブリーザードレーン ....................................P. 49
スロットル ................................................. P. 50
メンテナンスの基礎知識
メンテナンスの基礎知識
メンテナンスの重要性
お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いた
メ ン テ ナ ン ス
だくために、日常のお車の使用状況に応じて、お客
様の判断で適時行っていただく日常点検と、1 年ご
と(12 か月ごと)、2 年ごと(24 か月ごと)の定
期点検整備を設けてあります。安全快適にお乗り
いただくために、必ず実施してください。
1 警告
誤った点検整備や、不適当な整備、未修理
は、転倒事故などを起こす原因となり、死亡
または重大な傷害に至る可能性があります。
• 点検整備は、取扱説明書・メンテナンス
ノートに記載された点検方法・要領を守
り、必ず実施してください。
• 異状箇所は乗車前に修理してください。
28
安全なメンテナンスのために
メンテナンスにあたっては、次のことに注意してく
ださい。
● エンジンを停止し、キーを抜いた状態で行う
● 平坦地で足場のしっかりとした場所で行う
● エンジン、マフラー、ブレーキなど高温になる
部分はヤケドのおそれがあるので、冷えるまで
触れない
● エンジンを始動して作業をする場合は、換気を
十分に行う
日常点検
安全快適にご使用いただくために法令に準じ、日常
のお車の使用状況に応じて、お客様の判断で適時行
う点検です。
点検時期の目安としては、長距離走行や洗車時、給
油時などに実施し、その結果をメンテナンスレコー
ドに記入してください。
異音や異状を感じたときは、直ちに Honda 販売店
にご相談ください。
メンテナンスの基礎知識
日常点検項目
#
この車には下記の日常点検項目が適用されます。
● ブレーキ
• レバーの遊び(機械式)
• ペダルの遊び(機械式)
• ブレーキの効き具合
● タイヤ
• 空気圧
• 亀裂、損傷
• 異状な摩耗
• 溝の深さ
● エンジン
オイルの量
•
かかり具合、異音
•
低速、加速の状態
•
● 灯火装置および方向指示器
● 運行において異状が認められた箇所
● ドライブチェーンの緩み(Honda 指定)
定期点検
安全快適にお車をご使用いただくために、定期点検
を必ず実施してください。
また、これらの他にも使い始めてから1か月目(ま
たは、1,000 km 時)に行う点検、Honda が指定す
る点検整備項目もあります。
道路運送車両法に準じて設けられた点検
#
道路運送車両法に準じて設けられた点検には、以下
の種類があります。
●
日常点検
●
1 年ごと(12 か月ごと)に行う点検
●
2 年ごと(24 か月ごと)に行う点検
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
29
メンテナンスの基礎知識
ご自身で点検を実施する場合
#
安全のため、ご自分の知識と技量に合わせた範囲内
で行ってください。難しいと思われる内容につい
ては、Honda 販売店にご相談ください。
メ ン テ ナ ン ス
点検結果は、メンテナンスノートの定期点検整備記
録簿に記入し、大切に保存、携行してください。
1 か月目点検について
#
新車から 1 か月目(または、1,000 km 時)は、特
に初期の点検整備が車の寿命に影響することを重
視し、点検を無料でお取り扱いいたします。お買い
あげの Honda 販売店で行ってください。他の販売
店にてお受けになると有料となる場合があります。
また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実
費をいただきます。詳細については、メンテナンス
ノートをご覧ください。
交換部品について
#
整備の際は、Honda 純正部品を使用してください。
色物部品をご注文のときは、カラーラベルに記載さ
れているモデル名、カラーおよびコードをお知らせ
ください。
30
カラーラベルは、シートを開けると確認できます。
2 P. 22
カラーラベル
1 警告
Honda 純正部品以外のアクセサリー・部品の
使用や、不正な改造は思わぬ事故の原因とな
り、重傷を負ったり、死亡したりすることが
あります。
Honda 純正部品を使用してください。
メンテナンスの基礎知識
バッテリー
この車は、メンテナンスフリータイプのバッテリー
を使用しており、バッテリー液の点検、補給は必要
ありません。バッテリーのターミナル部に汚れや
腐食がある場合のみ清掃してください。
また、密閉式の液口キャップは絶対に取り外さない
でください。バッテリー充電時も液口キャップを
取り外す必要はありません。
アドバイス
バッテリーには寿命があります。交換時期について
は、Honda 販売店にご相談ください。交換する場合
は、必ず同型式のメンテナンスフリーバッテリーを使
用してください。
万一の場合の応急処置
#
以下のようなときは、応急処置したあと、直ちに医
師の診察を受けてください。
● 電解液が眼に付着したとき
u コップなどに入れた水で、15 分以上洗浄し
てください。加圧された水での洗浄は、眼を
痛めるおそれがあります。
● 電解液が皮膚に付着したとき
u 電解液のついた服を脱ぎ、皮膚を多量の水で
洗浄してください。
● 電解液を飲み込んだとき
u 水、または牛乳を飲んでください。
1 警告
バッテリーには、希硫酸が電解液として含ま
れています。希硫酸は腐食性が強く、眼や皮
膚に付着すると重いヤケドを負います。
• バッテリーの近くで作業するときは、保
護メガネと保護服を着用
• バッテリーを子供の手の届く所に置かな
い
• ショートによる火花やたばこなどの火気
に十分注意する
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
31
メンテナンスの基礎知識
ターミナル部の清掃
#
1.
バッテリーを取り外す。 2 P. 40
2.
ターミナル部が腐食して白い粉が付いている場
合は、ぬるま湯を注いで拭く。
メ ン テ ナ ン ス
3.
ターミナル部の腐食が著しいときは、ワイヤー
ブラシまたはサンドペーパーで磨く。
4.
清掃後、バッテリーを取り付ける。
電装部品やアクセサリーを取り付けるときは純正
アクセサリーをご使用ください。それ以外のもの
を使用するとバッテリーあがりや故障の原因とな
ります。
32
ヒューズ
この車の電気回路は、ヒューズで保護されていま
す。電装部品が動作しないときは、ヒューズを調
べ、必要に応じて交換してください。 2 P. 54
ヒューズの点検・交換
#
メインスイッチを OFF にして、ヒューズを取り外
して点検します。切れている場合は、指定されてい
る容量のヒューズと交換してください。
ヒューズの容量はスペックページをご確認くださ
い。 2 P. 69
ヒューズ切れ
アドバイス
指定容量を超えるヒューズを使用すると、配線の過熱
焼損の原因になるので絶対に使用しないでください。
メンテナンスの基礎知識
交換してもすぐにヒューズが切れる場合は、ヒュー
ズの劣化以外の原因が考えられます。 Honda 販売
店にご相談ください。
エンジンオイル
エンジンオイルは走行距離や走行状況、時間の経過
とともに劣化したり減っていきます。そのため、定
期交換時期に行う交換だけではなく日常点検によ
るオイル点検・補給が必要です。汚れたり古くなっ
たオイルはエンジンに悪影響を与えますので早め
に交換してください。
オイル交換は Honda 販売店で行うことを推奨しま
す。交換時期はスペックページをご確認くださ
い。 2 P. 68
エンジンオイルの選びかた
#
推奨エンジンオイル:
Honda 純正 ウルトラ G1
相当品をご使用の場合は、オイル容器の表示を確認
し、下記の全ての規格を満たしているオイルをお選
びください。全ての規格を満たしている場合でも
特性が異なりこの車に適合しない場合があります。
● JASO T 903 規格
● SAE 規格
● API 分類
※ 3
※ 1
※ 2
:MA
:10W-30
:SG・SH・SJ・SL 級相当
また、必要以上に摩擦を低減するオイル添加剤はエ
ンジンやクラッチの性能や寿命に悪影響を与える
場合がありますので使用しないでください。
※1:
JASO T 903 規格は、二輪車用4サイクルエンジン
オイルの性能を分類する規格です 。適合 し届け出
されたオイルの容器には、次の表示があります。
上段:オイルコード
下段:性能分類の表示
MA 性能であることを示
しています
※2:
SAE 規格は、オイルの粘度を定めた規格です。
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
33
メンテナンスの基礎知識
※3:
API 分類は、エンジンオイルのグレードに関する分
類です。API マークの入っている相当品を使用す
る場合、下記のものをご使用ください。
メ ン テ ナ ン ス
推奨しません 推奨します
エアクリーナー
この車には、ろ紙にオイルを含ませたビスカス式の
エアクリーナーエレメントが装備されており点検・
清掃は不要ですが定期的な交換が必要です。
エアクリーナーエレメントの交換は、Honda 販売店
にご相談ください。交換時期はスペックページを
ご確認ください。 2 P. 68
ドライブチェーン
チェーンは、定期的に点検および給油を行ってくだ
さい。また悪路走行が多い場合や連続高速走行、急
34
加速を繰り返すような運転を行う場合には、頻繁に
点検を行ってください。 2 P. 48
チェーンの異常(回転が滑らかでない、異音、固
着、ローラーやブッシュの損傷)は、Honda 販売店
にご相談ください。
ドライブチェーンの清掃と給油
#
緩み(たるみ)の点検後、後輪をゆっくりと回しな
がら、チェーンやスプロケットに付着した泥、汚れ
を中性洗剤またはチェーンクリーナーを使用し、乾
いた布などで落とします。汚れがひどい場合、やわ
らかいブラシを使用してください。汚れを落とし
たあとは、十分に乾燥させ、推奨オイルをチェーン
ローラーの両側に給油してください。
推奨オイル:
Honda 純正チェーンオイルまたは相当品
オイルがブレーキやタイヤに付着しないようにし
てください。チェーンにオイルをつけ過ぎると、衣
服や車に飛び散り汚しますので、オイルをつけ過ぎ
ないよう注意してください。
ブリーザードレーン
エンジンの性能を維持するためには、定期的なブ
リーザードレーンの清掃が必要です。2 P. 49
メンテナンスの基礎知識
タイヤ
空気圧の点検
#
タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、タイヤ
によっては空気圧不足が見た目ではわかりづらい
ため、少なくとも 1 か月ごとにタイヤゲージを使用
して空気圧を点検してください。
タイヤは、走行後は温まり空気圧が高くなることが
ありますので、必ず冷えた状態で点検してくださ
い。
亀裂と損傷の点検
#
タイヤの全周に、亀裂や
損傷、ひび割れおよび釘、
石、 その他 の 異物が刺
さったり、かみ込んだり
していないかを点検しま
す。道路の縁石などにタ
イヤ側面を接触させた
り、大きな凹みや突起物を乗り越したときは、必ず
点検してください。
メ ン テ ナ ン ス
次ページに続く
35
メンテナンスの基礎知識
異状な摩耗の点検
#
タイヤの接地面が異状に
摩耗していないかを点検
します。
メ ン テ ナ ン ス
溝の深さの点検
#
ウェアインジケーター(スリップサイン)により溝
の深さを確認します。サインが現れたときは、直ち
に交換してください。
または TWI
ウェアインジケーター
表示マーク
36
1 警告
過度にすり減ったタイヤの使用や、不適正な空気
圧での運転は、転倒事故などを起こす原因となり、
死亡または重大な傷害に至る可能性があります。
取扱説明書に記載されたタイヤの空気圧を
守り、規定の数値を超えてすり減ったタイヤ
は交換してください。
タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤを使用し
てください。指定以外のタイヤは、操縦性や走行安
定性に悪影響を与えることがありますので使用し
ないでください。
タイヤの交換は、Honda 販売店にご相談ください。
指定タイヤ、空気圧はスペックページをご確認くだ
さい。 2 P. 68
1 警告
指定以外のタイヤを取り付けると、操縦性や
走行安定性に悪影響を与えることがありま
す。また、そのことが原因で転倒事故などを
起こし、死亡または重大な傷害に至る可能性
があります。
タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に記載さ
れた指定タイヤを取り付けてください。
メンテナンスの基礎知識
メ ン テ ナ ン ス
37
主要部品の脱着方法
サイドカバー
メ ン テ ナ ン ス
サイドカバー
上図は左サイドカバーを示しています。
右サイドカバーも同じ要領で行います。
38
スクリュー
取り外し
#
スクリューを取り外し、サイドカバーを取り外
します。
取り付け
#
取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。
センターカバー
スクリュー
センターカバー
主要部品の脱着方法 u センターカバー
取り外し
#
スクリューを取り外し、センターカバーを取り
外します。
取り付け
#
サイドのカバー両端を左右に少し拡げるように
しながらツメをガイドに合わせてセンターカ
バーを取り付け、スクリューを締め付けます。
メ ン テ ナ ン ス
39
主要部品の脱着方法 u バッテリー
バッテリー
スクリュー
メ ン テ ナ ン ス
-端子
取り外し
#
メインスイッチが OFF になっていることを確
認してください。
1.
40
ターミナルカバー
スクリュー
バッテリーカバー
センターカバーを取り外す。2 P. 39
+ 端子
バッテリー
携帯工具を取り外す。2 P. 25
2.
3.
-端子のボルトを外し、 -コードを外す。
4.
スクリューを外し、バッテリーカバーを取り
外す。
5.
ターミナルカバーをめくり、+端子のボルト
を外し、+ コードを外す。
6.
端子のナットを落とさないようにバッテ
リーを取り出す。
取り付け
#
取り付けは、取り外しの逆の手順で行います。
バッテリーコードは、必ず先に+ 側より取り付
けてください。また、ターミナル部にゆるみが
生じないように、確実にボルトを締め付けてく
ださい。
バッテリーの取り扱いについてはメンテナンス
の基礎知識をご確認ください。 2 P. 31
エンジンオイル
オイルの量の点検
1.
エンジンが冷えている場合は、3 ~ 5 分ほど
アイドリングさせる。
2.
メインスイッチを OFF にしてエンジンを止
め、2 ~ 3 分間待つ。
足場のしっかりとした平坦地にメインスタ
3.
ンドを立てる。
オイルレベルゲージを外す。
4.
布等でオイルレベルゲージについたオイル
5.
を拭く。
6.
オイルレベルゲージをねじ込まずに差し込
む。
7.
オイルがオイルレベルゲージの上限と下限
の間にあることを確認する。
8.
オイルレベルゲージを確実に取り付ける。
オイルレベルゲージ
上限
下限
メ ン テ ナ ン ス
注入口
41
エンジンオイル u オイルの補給
オイルの補給
エンジンオイルが不足している、またはオイル
レベルが下限に近いときは、推奨エンジンオイ
メ ン テ ナ ン ス
ルを上限まで補給してください。 2 P. 33,
2 P. 68
1.
エンジンオイルの点検後、オイルレベルゲー
ジで確認(2 P. 41 )しながら、オイルを注入
口より補給する。
u 上限を超えて補給しないでください。
u ゴミが入らないようにしてください。
オイルをこぼしたときは完全に拭き取っ
u
てください。
オイルレベルゲージを確実に取り付ける。
2.
アドバイス
オイルは規定量より多くても少なくても、エンジンに
悪影響を与えます。また 銘柄やグレードの異なるオ
イルを混用しないでください。
42
推奨エンジンオイルやオイルの選びかたについ
てはメンテナンスの基礎知識をご確認くださ
い。 2 P. 33
オイル漏れの点検
エンジンなどから、オイルが漏れていないこと
を確認します。
ブレーキ
前輪ブレーキレバーの遊びの
点検
抵抗を感じるまで、ブレーキレバーを引き、レ
バー先端の遊びの量が規定の範囲内にあること
をスケールなどで確認します。
前輪ブレーキレバーの遊び: 10 - 20 mm
遊び
規定の範囲を超えている場合は調整してくださ
い。
前輪ブレーキレバーの遊びの
調整
ブレーキレバーの遊びはハンドルを直進状態に
して調整します。
1.
ブレーキアームのアジャスターを半回転ず
つ回し、ブレーキレバーの遊びを調整する。
遊びが
少なくなる
アジャスター
遊びが
多くなる
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
43
ブレーキ u 前輪ブレーキレバーの遊びの調整
遊びの調整時は必ず、アジャスターの凹部をピ
ンの凸部に一致させてください。
アジャスター
メ ン テ ナ ン ス
44
ピン
2.
ブレーキアームを押してアジャスターとピ
ンの間に隙間があることを確認する。
ブレーキアーム
押す
ピン
アジャスター
隙間
調整後は、ブレーキレバーの遊びを確認してく
ださい。
ブレーキレバーの調整範囲を超えた場合は、
Honda 販売店にご相談ください。
ブレーキ u 後輪ブレーキペダルの遊びの点検
後輪ブレーキペダルの遊びの
点検
抵抗を感じるまで、手でブレーキペダルを押し、
ペダル先端の遊びの量が規定の範囲内にあるこ
とをスケールなどで確認します。
後輪ブレーキペダルの遊び:
20 - 30 mm
遊び
規定の範囲を超えている場合は調整してくださ
い。
後輪ブレーキペダルの遊びの
調整
ブレーキアームのアジャスターを半回転ず
1.
つ回し、ブレーキペダルの遊びを調整する。
遊びが少なくなる
アジャスター
遊びが多くなる
次ページに続く
メ ン テ ナ ン ス
45
ブレーキ u 後輪ブレーキペダルの遊びの調整
遊びの調整時は必ず、アジャスターの凹部をピ
ンの凸部に一致させてください。
アジャスター
メ ン テ ナ ン ス
46
ピン
2.
ブレーキアームを押してアジャスターとピ
ンの間に隙間があることを確認する。
ブレーキアーム
押す
ピン
アジャスター
隙間
調整後は、ブレーキペダルの遊びを確認してく
ださい。
ブレーキペダルの調整範囲を超えた場合は、
Honda 販売店にご相談ください。
ブレーキ u ブレーキシューの摩耗の点検
ブレーキシューの摩耗の点検
前輪
ブレーキ
インジケーター
5 マーク
後輪
ブレーキ
インジケーター
5 マーク
前輪は前輪ブレーキレバーをいっぱいに引い
て、後輪は後輪ブレーキペダルをいっぱいに踏
んで、ブレーキインジケーターの先端とブレー
キパネルの 5 マークが一致しないことを確認
します。
一致する場合は、ブレーキシューの使用限界で
すので交換してください。ブレーキシューの交
換は、Honda 販売店にご相談ください。
メ ン テ ナ ン ス
47
ドライブチェーン
緩み(たるみ)の点検
チェーンの緩み(たるみ)が適正かどうか、滑
らかに回転するか点検します。緩み(たるみ)
メ ン テ ナ ン ス
が規定の範囲を超えている場合、回転が滑らか
でないときは Honda 販売店にご相談ください。
トランスミッションをニュートラルに入れ
1.
て、エンジンを停止する。
足場のしっかりとした平坦地にメインスタ
2.
ンドを立てる。
チェーンケースキャップを取り外す。
3.
4.
点検窓からチェーンを手で 上下に動かし、
チェーンの緩みが規定の範囲内にあること
を確認する。
ドライブチェーンの緩み(たるみ):
20 - 30 mm
u 緩みが 50 mm 以上の場合、絶対に走行し
ないでください。
48
点検窓
ドライブチェーンの
緩み
チェーンケースキャップ
5.
後輪を手でゆっくり回しながらチェーンが
滑らかに回転することを確認する。
チェーンの回転が滑らかでない場合や、
u
異音が出 る 場合は給油を 行ってくださ
い。2 P. 34
調整などは Honda 販売店にご相談ください。
ブリーザードレーン
ブリーザードレーンの清掃
(Honda 指定 1 年点検整備項目)
エンジンの性能を維持するためには、定期的な
ブリーザードレーンの清掃が必要です。
エンジン停止直後のメンテナンスは、エンジン
本体、マフラーやエキゾーストパイプなどが熱
くなっています。ヤケドにご注意ください。
清掃のしかた
#
1.
ブリーザードレーンの下に受け皿などを用
意する。
2.
ブリーザードレーンを外し、ブリーザード
レーン内の堆積物を取り除く。
3.
ブリーザードレーンを確実に取り付ける。
ブリーザードレーン
メ ン テ ナ ン ス
49
スロットル
スロットルの点検
メインスイッチを OFF にした状態でスロット
ルを作動させ、スムーズに動くかどうか、ハン
メ ン テ ナ ン ス
ドルを左右にきっても作動が重 くないか、ス
ロットルグリップの遊びが適正か点検します。
異状を感じた場合やスロットルケーブル外表部
に損傷があるときは Honda 販売店にご相談く
ださい。
スロットルグリップの遊び:
2 - 6 mm
遊び
50
こんなときは
エンジンが始動しない ................................. P. 52
警告灯が点灯.............................................. P. 53
PGM-FI 警告灯 ................................................... P. 53
電装部品のトラブル ....................................P. 54
ヒューズ切れ..................................................... P. 54
エンジンが一時的に不調になる ....................P. 56
エンジンが始動しない
スターターモーターは作動するが
エンジンが始動しないとき
次の点を確認してください。
● 正 しい手順でエンジンをかけているか
2P. 19
こ ん な と き は
● 燃料タンクにガソリンはあるか
● PGM-FI 警告灯が点灯していないか
u 点灯している場合は、直ちに Honda 販売
店にご相談ください。
52
スターターモーターが作動せ
ず始動できないとき
次の点を確認してください。
● 正 しい手順でエンジンをかけているか
2P. 19
● ヒューズが切れていないか 2 P. 54
● バッテリーターミナル部に緩みや腐食がな
いか 2 P. 32
u バッテリーあがりで、スターターモー
ターが回らないときは、キックスター
ターによる始動を試みましょう。
これらに該当しない場合や異常がある場合は、
Honda 販売店にご相談ください。
警告灯が点灯
PGM-FI 警告灯
走行中またはアイドリング中に点灯した場合は
何らかの異常が 考えられます。高速走行をさ
け、直ちに Honda 販売店にご相談ください。
こ ん な と き は
53
電装部品のトラブル
ヒューズの取り扱いについてはメンテナンスの
基礎知識をご確認ください。 2 P. 32
ヒューズ切れ
ヒューズボックス内のヒューズ
#
こ ん な と き は
スペアヒューズ
ヒューズ
ヒューズ
ボックス
カバー
バッテリーカバー
54
1.
センターカバーを取り外す。2 P. 39
2.
ヒューズボックスカバーを開け、ヒューズが
切れていないか点検する。切れている場合
は バッテリーカバーを取り外す。2 P. 40
3.
ヒューズプーラーを使って同じ容量のスペ
アヒューズと交換する。
ヒューズプーラーは左サイドカバーを開
u
けると入っています。2 P. 38
u スペアヒューズは、バッテリーボックス
に取り付けられています。
4.
外した部品を逆の手順で取り付ける。
FI ヒューズ
#
ヒューズ
ヒューズ
ボックス
カバー
1.
右サイドカバーを取り外す。2 P. 38
2.
ヒューズボックスカバーを開け、ヒューズが
切れていないか点検する。切れている場合
は ヒューズプーラーを使って同じ容量のス
ペアヒューズと交換する。
u ヒューズプーラーは左サイドカバーを開
けると入っています。2 P. 38
u スペアヒューズは、バッテリーボックス
に取り付けられています。
電装部品のトラブル u ヒューズ切れ
3.
外した部品を逆の手順で取り付ける。
アドバイス
ヒューズが切れた際は、早めに Honda 販売店で点検
し、スペアのヒューズを補充してください。
こ ん な と き は
55
エンジンが一時的に不調になる
燃料ポンプのフィルターがつまると、走行中ス
ロットルグリップを戻したような減速が散発的
に発生します。
この症状が発生しても再走行は可能です。
ガソリンがあるにもかかわらず、走行中一時的
なエンジン不調が発生した場合は、 直ちに
こ ん な と き は
Honda 販売店にご相談ください。
56
インフォメーション
キーの取り扱い........................................... P. 58
装備に関する補足情報 ................................. P. 58
車のお手入れ.............................................. P. 59
保管のしかた.............................................. P. 63
廃棄するとき.............................................. P. 63
フレームおよびエンジンナンバー .................P. 65
触媒装置について .......................................P. 66
キーの取り扱い
キーの取り扱い
メインスイッチのキー
メインスイッチのキーについているキーナンバー
プレートには、シリアルナンバーがあります。
このシリアルナンバーは、メインスイッチのキーを
注文するときに必要になります。メインスイッチ
のキーを注文する際は、Honda 販売店にご相談くだ
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
さい。盗難防止のため、シリアルナンバーは他人に
知られないように保管してください。
メインスイッチのキー キーナンバープレート
シリアルナンバー
キーに金属製のキーホルダーを使用するとメイン
スイッチ周辺に傷がつくおそれがあります。
58
装備に関する補足情報
メインスイッチ
#
エンジンをかけずにメインスイッチを ON の状態
にしておくとバッテリーあがりの原因となります。
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでく
ださい。
オドメーター
#
オドメーターは、99,999.9 km を 超 えると
00,000.0km に戻ります。
書類入れ
#
取扱説明書、登録書類、保険証、メンテナンスノー
トなどは書類入れに入れ、左サイドカバー内に収納
してください。
ヘッドライト
#
LED 使用のライトは一体式です。
もし、1 個でも点灯しなくなった場合は、Honda 販
売店にご相談ください。
ヘッドライトが上向き状態で、エンジン停止後すぐ
に、ヘッドライト(前照灯)上下切り換えスイッチ
を操作した場合、コンデンサーに残された電気に
よって、ヘッドライトが瞬間的に光る場合がありま
す。
ハイビームパイロットランプ(前照灯上向き表
#
示灯)
ヘッドライトが上向き状態で、メインスイッチを
OFF にしてすぐに ON にした場合、コンデンサーに
残された電気によって、ハイビームパイロットラン
プ(前照灯上向き表示灯)が瞬間的に光る場合があ
ります。
車のお手入れ
車のお手入れ
お車を長持ちさせるため、清掃などのお手入れは大
切です。普段見逃しがちな異状の発見にもつなが
ります。また、海水や路面凍結防止剤などに含まれ
る塩分は、車体のサビを促進します。海岸付近や凍
結防止剤を散布した路面を走行したあとは、必ず洗
車してください。
洗車
エンジン、マフラー、ブレーキなど高温になる部分
は冷えるまで洗車しないでください。
1.
全体を水洗いして、汚れを取り除く。
2.
汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、
スポンジか柔らかいタオルを使って洗う。
u 傷を防ぐため、多量の水を使って、汚れを落
としてください。
3.
十分な水で洗剤を洗い流しやわらかい布で拭き
あげる。
4.
車体を乾燥させた後、ドライブチェーンと可動
部分に注油する。
5.
車体の腐食を防ぐためワックスがけを行う。
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
次ページに続く
59
車のお手入れ
洗車にあたっての注意
#
洗車するときは、次のことをお守りください。
● 高圧洗車機の使用はさける
車体に高い水圧がかかる洗車を行うと、可動
u
部や電装部品などの作動不良や故障 の原因
となることがあります。
u ヘッドライトレンズやフェアリング、その他
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
のプラスチック部品を洗うときは、傷を防ぐ
ため、多量の水を使って、汚れを落としてく
ださい。
● マフラーに水を入れない
u 始動不良やサビの発生などの原因になりま
す。
● 左サイドカバーの上方から水を強くかけない
u 内部に水が入り、書類などが濡れることがあ
ります。
● エアクリーナー周辺に水を強くかけない
u エアクリーナー内部に水が入ると、始動不良
などの原因になります。
60
● ブレーキを濡れたままにしない
u 水によってブレーキの効き具合が悪くなる
ことがあります。洗車後は十分に乾かし、慎
重なブレーキ操作を心がけてください。
● ワックス、ケミカル類や油脂類を扱うとき
u ブレーキやタイヤにオイル等の油脂類、ワッ
クスやケミカル類が付着しないよう注意し
てください。ブレーキが効かなくなり、事故
の原因になる場合があります。
u ワックスやケミカル類を使用するときは、ボ
ディーの目立たないところでくもりや傷、色
むらなどが生じないか確認してください。
種類によっては塗膜が薄くなったり色むら
が生じるものがあります。
u つや消し塗装が使われている場合は、塗装面
にワックスやケミカル類を使用すると、つや
消し感が無くなったり、色むらが生じるおそ
れがありますので、使用しないでください。
車のお手入れ
● ヘッドライトがくもったとき
u ヘッドライトは雨天走行や洗車などにより、
レンズ面が一時的にくもることがあります。
また、ヘッドライト内と外気との温度差によ
り、レンズ内面が結露することもあります。
これは、雨天時などに窓ガラスがくもるのと
同様の自然現象で、機能上の問題ではありま
せん。
また、ヘッドライトの構造上、レンズの縁に
水滴が付着することがありますが、機能上の
問題ではありません。
但し、ヘッドライト内に水がたまっている場
合や大粒の水滴がついている場合は Honda
販売店にご相談ください。
アルミ部品
アルミ部品は土や泥、あるいは塩分によって腐食し
ます。傷をつけないよう、取り扱いについては次の
ことに注意してください。
● 硬いブラシやスチールウールを使用しない
樹脂部品
傷やひび割れ等を防ぐため、取り扱いについては次
のことに注意してください。
清掃するときは多量の水を使って、やわらかい
●
布やスポンジで汚れを落とす
汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、
●
十分な水で洗剤を洗い流す
● メーター、ヘッドライトレンズなどの樹脂部品
にガソリン、クリーナーなどがかからないよう
にする
次ページに続く
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
61
車のお手入れ
エキゾーストパイプ、マフラー
エキゾーストパイプ、マフラーが塗装されている場合
は、ステンレス用台所洗剤や市販のコンパウンドを使
用しないでください。塗装面の清掃には中性洗剤を使
用してください。もし、塗装処理されているかわから
ない場合は、Honda 販売店にご相談ください。
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
62
保管のしかた
保管のしかた
屋外に保管する場合はボディーカバーをかけてく
ださい。なお、ボディーカバーはエンジンやマフ
ラーが冷えてからかけてください。
また、長期間ご使用にならない場合は、次のことを
お守りください。
● サビを防ぐために、保管前にワックスがけを行
う(つや消し塗装面を除く)
● 雨上がりにはボディーカバーを外し、車体を乾
燥させる
● バッテリーは自己放電と電気漏れを少なくする
ため、車から取り外し、完全充電して風通しの
よい暗い場所に保存する
u もしバッテリーを車に積んだままにする場
合は、-側ターミナルを外してください。
長期保管後にお車を乗る際は、保管期間を考慮した
上で、各部の点検を実施してください。
廃棄するとき
地球環境を守るため、お車や交換した部品、なかで
も使用済みのバッテリーやタイヤ、エンジンオイル
の廃油等はむやみに捨てないでください。これら
のものを廃棄する場合は、Honda 販売店にご相談く
ださい。
また、将来お車の廃棄を希望するときはお近くの廃
棄二輪車取扱店へご相談ください。
廃棄二輪車取扱店とは
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の登録販売
店で広域廃棄物処理指定店として登録されている
廃棄二輪車を適正処理するための窓口です。
店頭に「廃棄二輪車取扱店の証」が掲示されていま
す。
次ページに続く
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
63
廃棄するとき
二輪車リサイクルマーク、リサイクル料金
この車には、二輪車リサイクルマークが車体に貼付
されています。マークが車体に貼付されている二
輪車は、再資源化するためのリサイクル費用がメー
カー希望小売価格に含まれていますので、二輪車を
廃棄する際は、再資源化に必要なリサイクル料金は
いただきません。
ただし、廃棄二輪車取扱店および指定引取場所まで
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
の収集・運搬料金はお客様のご負担となります。収
集・運搬料金については廃棄二輪車取扱店にご相談
ください。
二輪車リサイクルマークは、シートを開けると確認
できます。2 P. 22
64
二輪車
リサイクルマーク
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマークが必要
です。マークは剥がさないでください。マークの
再発行や販売の取り扱いはありません。二輪車リ
サイクルシステムの概要、ご利用方法等は、Honda
ウェブサイト「廃棄段階のリサイクル 二輪車リサ
イクル自主取り組み」にてご確認いただけます。
http://www.honda.co.jp/motor-recycle/
フレームおよびエンジンナンバー
フレームおよびエンジンナンバーは、部品を注文す
るときや、車の登録に関する手続きに必要です。ま
た、フレームナンバーは、お車が盗難にあった場合
に、車を捜す手がかりにもなります。ナンバープ
レートの登録番号とともに別紙に記録し、車と別に
保管することを推奨します。
フレームナンバー打刻位置
フレームおよびエンジンナンバー
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
エンジンナンバー打刻位置
65
触媒装置について
触媒装置について
この車は平成 28 年排出ガス規制適合車です。 こ
の車には触媒装置が搭載され、排出ガスに含まれる
一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、窒素酸化物
(NOx)の 3 つの有害物質の排出量を低減します。
他のマフラーをこの車に取り付けると、排出ガス規
制に適合しなくなる可能性があります。触媒装置
イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン
は高温になるので、枯れ草や紙など燃えやすいもの
があるところには駐停車しないでください。
走行上の注意
次のような取り扱いはしないでください。触媒温
度が異常に高くなり、損傷するおそれがあります。
● 走行中にメインスイッチを操作すること
● 空ぶかし直後にエンジンを止めること
66
触媒装置の損傷を防ぐために
触媒装置が損傷すると、排出ガス濃度を劣化させる
だけではなく、車本来の性能を発揮できなくなりま
す。損傷を防ぐために、次のことをお守りくださ
い。
● 燃料は、必ず無鉛ガソリンを使用する
● 定められた点検整備を実施する
● エンジン不調を感じたときは、直ちに Honda 販
売店で点検を受ける
スペック
■ 主要諸元
型式 2BJ-JA44
全長 1,860 mm
全幅 695 mm
全高 1,040 mm
ホイールベース
最低地上高 135 mm
キャスター 26° 30’
トレール長 73 mm
車両重量 99 kg
乗車定員 2 名
最小回転半径 1.9 m
排気量 109 cm
ボア×ストローク
圧縮比 9.0:1
燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量
1,205 mm
3
50.0 x 55.6 mm
4.3 ℓ
バッテリー容量
変速比
減速比
GTZ4V
12 V-3 Ah (10HR)
1 速 2.615
2 速 1.555
3 速 1.136
4 速 0.916
1 次 4.058
2 次 2.500
ス ペ ッ ク
67
スペック
■ サービスデータ
ブレーキレバー
の遊び
ブレーキペダル
の遊び
タイヤサイズ
タイヤタイプ バイアス、チューブ
指定タイヤ
タイヤ空気圧
点火プラグ 標準 CPR6EA-9S(NGK)
ス ペ ッ ク
プラグギャップ 0.8 - 0.9 mm
アイドル回転数 1,400 ± 100 rpm
推奨エンジン
オイル
エンジンオイル
容量
エンジンオイル
交換時期
推奨ドライブ
チェーンオイル
前輪 70/90-17M/C 38P
後輪 80/90-17M/C 44P
前輪 CST C-6016
後輪 CST C-6016R
前輪
後輪
Honda 純正 ウルトラ G1
JASO T 903 規格: MA
SAE 規格: 10W-30
API 分類: SL 級
オイル交換時(オイル・フィ
ルター交換時を含む)
全容量 1.0 ℓ
初回: 1,000 km または 1 ヶ月
以後: 3,000 km または 1 年ごと
Honda 純正チェーンオイルまたは相当品
10 - 20 mm
20 - 30 mm
200 kPa (2.00 kgf/cm2)
225 kPa (2.25 kgf/cm2)
68
0.8 ℓ
ドライブ
チェーンの
緩み(たるみ)
エアクリーナー
エレメント
交換時期
20 - 30 mm
交換:20,000 km ごと
■ バルブ(電球)
ヘッドライト LED
ストップ/テールランプ 12 V-21/5 W
フロントウィンカー 12 V-10 W X2
リアウィンカー 12 V-10 W X2
■ ヒューズ
メインヒューズ 15 A
その他のヒューズ 10 A
スペック
ス ペ ッ ク
69
索引
P
PGM-FI 警告灯 .............................................. 16
ア
アクセサリー................................................. 10
安全運転のために ............................................ 3
安全上守っていただきたいこと ......................... 3
安全なライディング ......................................... 2
イ
インフォメーション ....................................... 57
索 引
ウ
運転するときの注意 ......................................... 5
エ
エンジン
エンジンオイル............................................... 33, 41
エンジンオイルレベルゲージ............................. 41
エンジンナンバー................................................. 65
エンジンブレーキ................................................... 5
エンジンがかからないとき.............................. 52
70
オ
お手入れ ....................................................... 59
オドメーター................................................. 16
カ
改造.............................................................. 10
各部の名称 .................................................... 14
ガソリン .................................................... 9, 22
キ
ギアチェンジ................................................. 21
基本操作の流れ.............................................. 12
ケ
警告灯
PGM-FI 警告灯................................................ 16, 53
携帯工具 ....................................................... 25
コ
こんなときは................................................. 51
サ
サイドカバー................................................. 38
サイドスタンド ............................................... 7
セ
積載について................................................. 11
洗車.............................................................. 59
シ
シート .......................................................... 22
触媒装置 ....................................................... 66
書類入れ ....................................................... 58
ス
スイッチ
ウィンカー(方向指示器)スイッチ................. 17
スタータースイッチ............................................. 17
ヘッドライト(前照灯)上下切り換えスイッ
チ.......................................................................... 17
ホーンスイッチ..................................................... 17
メインスイッチ..................................................... 17
スピードメーター(速度計)........................... 16
スペック ....................................................... 67
スロットル .................................................... 50
ソ
速度範囲表示................................................. 16
その他装備の使いかた .................................... 24
タ
タイヤ .......................................................... 35
チ
駐車 ............................................................... 7
テ
点検
定期点検 ................................................................ 29
日常点検 ................................................................ 28
電装部品のトラブル ....................................... 54
ト
ドライブチェーン...................................... 34, 48
索 引
71
ナ
慣らし運転...................................................... 5
ネ
燃料
使用燃料 ................................................................ 23
燃料タンク容量..................................................... 23
燃料補給 ................................................................ 22
燃料計 .......................................................... 16
フ
服装 ............................................................... 3
ブリーザードレーン .................................. 35, 49
ブレーキ
使いかた................................................................... 5
ブレーキシュー..................................................... 47
ブレーキペダルの遊び......................................... 45
ブレーキレバーの遊び......................................... 43
フレームナンバー........................................... 65
ハ
廃棄.............................................................. 63
索 引
ハイビームパイロットランプ........................... 16
バッテリー ............................................... 31, 40
ハンドルロック.............................................. 18
ヒ
ヒューズ .................................................. 32, 54
表示灯
ニュートラル表示灯............................................. 16
方向指示器表示灯................................................. 16
72
ヘ
ヘルメットホルダー ....................................... 24
ホ
方向指示器表示灯........................................... 16
保管.............................................................. 63
メ
メインスイッチ.............................................. 17
メインスイッチのキー .................................... 58
メーター ....................................................... 16
メンテナンス................................................. 27
リ
リサイクルマーク........................................... 64
索 引
73
お問い合わせ
30K88710
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N
2020
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本田技研工業株式会社
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