
Honda
車をお買いあげいただきありがとうございます。
安全に留意し快適なバイクライフをお楽しみください。
お車の引き渡しについて 運転免許について
お買いあげになりましたら、 販売店にてこの取扱
★★
説明書と共に「メンテナンスノート」を受取り、下記の説
明を受けてください。 この車は、第1種原動機付自転車です。
お車の正しい取扱いかた
保証内容と保証期間
点検・整備について
車両受領書・保証書受領書の記入・捺 印
Honda
この車を一般公道で運転するには、運転免許が必要です。ご自身
の免許で運転できるか、確認してください。
乗車定員
★
この車の乗車定員は、運転者のみの1人です。
排出ガス規制について
この車は排出ガス規制適合車です。
★
−
(型):
BB TA02GYRO Canopy
平成10年排出ガス規制適合車

取扱説明書について
安全に関する表示について
★
この取扱説明書には、お車の正しい取扱いかた、安全な運
転のしかた、簡単な点検の方法などについて説明してあ
ります。
「安全に関する表示」「安全運転のために」「メンテナンス
を安全に行うために」は重要ですので、しっかりお読みく
ださい。
★
車の取扱いを十分にご存じの方も、この車独自の装備や
取扱いがありますので、運転する前に必ずこの取扱説明
書をお読みください。
また、メンテナンスノートもぜひお読みください。
★
車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書およびメン
テナンスノートをお渡しください。
★
車の仕様、その他の変更により、この本の内容と実車が一
致しない場合があります。ご了承ください。
★
この取扱説明書はリヤトランク付き(ワゴン)仕様車を中
心に説明してあります。
★
販売店で取り付けられた アクセサリーなど
Honda Honda
の取り扱いについては、その商品に付属の取扱説明書を
お読みください。
★安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のあること」を
回避方法と共に、下記の表示で記載しています。これら
は重要ですので、しっかりお読みください。
指示に従わないと、死亡または重大な
傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または重大な
傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受ける可能
性があるもの
★その他の表示
お車のために守っていただきたいこと
知っておいていただきたいこと
知っておくと便利なこと

目次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安全運転のために ・5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・触媒装置について ・15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・各部の名称 ・16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・計器類 ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料計 ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警告灯・表示灯 ・21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイル残量警告灯 ・21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・速度警告灯 ・21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器表示灯 ・21
前照灯上向き表示灯
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチの使いかた ・22
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メインスイッチ ・22
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スタータスイッチ ・23
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホーンスイッチ ・23
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器スイッチ ・24
前照灯上下切換えスイッチ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワイパスイッチ ・26
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メータの見かた、使いかた ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・速度計(スピードメータ) ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・積算距離計(オドメータ) ・20
・・・・・・・・・・・(ハイビームパイロットランプ) ・21
・・・・・・・・・(ヘッドライト上下切換えスイッチ) ・25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウォッシャ液噴射スイッチ ・25
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・装備の使いかた ・27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パーキングロックレバー ・27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シート ・28
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘルメットホルダ ・29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・書類入れ ・30
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リヤトランク ・31
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料とエンジンオイルの補給 ・33
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料の補給 ・33
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンオイルの補給 ・35
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正しい運転操作 ・37
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンのかけかた ・37
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・走りかた ・39
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキの使いかた ・40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・駐車 ・41

・・・・・・・・・・・・・・・メンテナンスを安全に行うために ・42
・・・・・・・・・日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス ・45
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日常点検 ・47
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定期点検 ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単なメンテナンス ・51
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ ・52
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前輪ブレーキ ・52
・・・・・・・・・・・ブレーキレバーの遊びの点検 ・52
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後輪ブレーキ ・54
・・・・・・・・・・・ブレーキレバーの遊びの点検 ・54
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前輪・後輪ブレーキ ・56
・・・・・・・・・・・ブレーキシューの摩耗の点検 ・56
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パーキングロックレバー ・57
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・遊びの点検 ・57
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイヤ ・58
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気圧の点検 ・58
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀裂と損傷の点検 ・59
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・異状な摩耗の点検 ・59
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・溝の深さの点検 ・60
・・・・・・・・・・・・・・・交換タイヤの選択について ・60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バッテリ ・61
・・・・・・・・・・・・・バッテリターミナル部の清掃 ・62
・・・・・・・・・・・・・・・・バッテリの取付け、取外し ・63
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズ ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズの点検、交換 ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイナルリダクション ・66
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイル量の点検 ・66
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイル漏れの点検 ・68
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エアクリーナ ・69
エアクリーナエレメントの
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取付け、取外し ・69
・・・・・・・・・・・エアクリーナエレメントの点検 ・70
・・・・・・・・・・・エアクリーナエレメントの清掃 ・71
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウォッシャ液 ・72
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・点検 ・72
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・補給 ・72
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワイパ ・73
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・点検 ・73
・・・・・・・・・・・・・ワイパブレードラバーの交換 ・74
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類 ・75
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ラバーブーツの点検 ・75
・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類の点検 ・75

目次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車のお手入れ ・76
・・・・・・・・・・・・・・・・・ウインドスクリーンの取扱い ・79
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保管のしかた ・80
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地球環境の保護について ・80
・・・・・・・・・・・お車および部品等の廃棄をするとき ・80
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・色物部品をご注文のとき ・82
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マフラの純正マークについて ・83
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フレーム号機 ・84
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンが始動しないとき ・85
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主要諸元 ・86
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サービスデータ ・87

安全運転のために
運転する前に
ここであげた項目は、日常この車を取扱う上で必要な基本的なもので
す。これらの項目をいつもお守りいただき、安全運転を心がけてくださ
い。
スピードメータ部に速度警告灯が装備されています。
車の速度が法定最高速度()を越えると速度警告灯が点滅し
運転者に注意をうながします。
30 km/h
速度警告灯
日常点検を行ってください。
車は常に清潔に手入れをし、定められた点検整備を必ず行いましょ
う。
日常点検は、 ページ参照。
定期点検を実施してください。
定期点検は、 ページ参照。
47
49

安全運転のために
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳禁で行ってください。 排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が含まれています。エン
ジンは、風通しの良い場所でかけてください。

服装
運転者は、必ずヘルメットを着用してください。これは、法令でも定
められています。ヘルメットの着用は、あごひもを確実に締めるなど、
正しく行ってください。
ヘルメットは二輪車用で 、 マークか マークのあるものをお
勧めします。頭にしっくり合って圧迫感のないものをお選びくださ
い。
保護具や保護性の高い服を着用してください。
フェイスシールドまたはゴーグルの使用
・
くるぶしまで覆い、かかとのある靴の着用
・
−二輪車用ブーツが望ましい
摩擦に強い皮製の手袋の着用
・
長ズボンと長袖のジャケットの着用
・
−
明るく目立つ色の動きやすい服装で体の露出の少ないものを着
用してください。
−
すその広いズボンや袖口の広いジャケットは、ブレーキ操作な
どの運転動作のじゃまになり思わぬ事故の原因にもなりますの
で避けてください。
PSC SG JIS
ヘルメットを正しく着用していないと、
万一の事故の際、死亡または重大な傷害
に至る可能性が高くなります。
運転者は乗車時、必ずヘルメット、保護具
および保護性の高い服を着用してくださ
い。

安全運転のために
乗りかた
走行中、運転者は両手でハンドルを握り、両足をフロアに置いてくだ
さい。
急激なハンドル操作や、片手運転は避けてください。
これは、安全運転の原則です。

ゆっくりスタートし、足はすばやくフロアに乗せてください。
足が後輪に接触すると、思わぬ事故をまねきます。
カーブでは車体をスイング(内側に傾ける)させて曲がります。
スイング時にはルーフが運転者より内側や外側に来て接触や衝突を
起こさないように注意して、走行してください。
・
カーブを曲がるときは、スピードを控えめに走行してください。
・
カーブを曲がるときには、二輪車と比べて内輪差が大きくなり
ます。
後輪がカーブ内側の縁石などに乗り上げたりしないようにハ
ンドルを切り、余裕を持った走行ラインで走ってください。
・
バックミラーを有効に使って車体幅を確認してください。

安全運転のために
悪路走行
凸凹の路面を走るときは、バランスをくずさないように十分にスピ
ードを落して走行してください。また段差がある場合には、車体がは
ねないようにゆっくりと走行してください。
高さ制限のあるトンネルなどを通るときは高さに注意してください。
(車の全高は、 です)
1.69m
強い風を受けると走行が不安定になります。風の強い日やビルとビ
ルの谷間を通るときなどは、スピードを控え特に注意してください。
雪道や凍った道はすべりやすくなっています。必ずタイヤチェーン
またはスノータイヤを装着し、ゆっくり走ってください。
タイヤチェーンのお求めは 販売店にお申しつけください。
Honda

荷物
荷物を積むと、積まないときにくらべてハンドルの感覚が少し変わり
ますから注意しましょう。積みすぎると、ハンドルがふられ運転を誤ま
ることがありますので、積みすぎに注意しましょう。
荷物の積載は下記重量までです。
ただし、リヤトランクまたはリヤデッキとオプションのインナバス
ケットに荷物を積むときは、両方の荷物を合わせて最大 までで
す。
例:
インナバスケットに荷物を 積んだ場合は、リヤトランクま
たはリヤデッキには まで荷物を積めます。
1kg
29kg
30kg
〈リヤトランク付き仕様車〉
リヤトランクを閉め、完全にロックしてください。ロックをかけない
で走行すると、荷物が落下します。
オプションの
インナバスケットを
取付けた場合:
1.5kg
合計の最大荷物重さ:
30kg
リヤトランクまたは
リヤデッキ:
オプションのインナバスケットから荷物がはみ出さないようにしま
しょう。ハンドル操作に支障をきたすことがあります。
30kg

安全運転のために
〈リヤトランク無し仕様車〉
荷物を高く積み過ぎると走行中に風の影響を受けたり、カーブでバ
ランスを失うことがあります。
〈リヤトランク無し仕様車〉
荷物はしっかりと固定してください。
〈リヤトランク付き仕様車〉
レンガや鉄片等、固くて重いものをトランクに入れたまま走行しな
いでください。積載重量以内でもトランク本体が損傷する場合があ
ります。
ルーフピラーにロープなどを掛けないでください。損傷することが
あります。
ヘッドライトレンズの前を荷物等でさえぎらないでください。過熱
によりレンズが溶けたり、荷物等まで損傷する場合があります。
ハンドルの近くに物を置くと、ハンドル操作ができなくなる場合が
あります。物を置かないでください。
荷物は指定の場所以外には積まないでください。カバー等が破損す
ることがあります。
オイルタンクキャップのまわりに布等を置かないでください。オイ
ルタンクキャップの空気穴をふさいで、エンジンオイルの給油が悪
くなり、エンジンが焼付くことがあります。
エンジンカバーとプラグキャップの間に物を入れないでください。
入れると走行に支障をきたすことがあります。
シート前方下部の針金部分に物をつり下げないでください。物をつ
り下げると針金部分がこわれることがあります。
針金部分

改造
車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪化させたり、排気音を
大きくしたり、ひいては車の寿命を縮めることがあります。
不正改造は法律に触れることは勿論、他の迷惑行為となります。
このような改造に起因する場合は、保証が受けられません。
この車は平成 年排出ガス規制適合車です。
排出ガス濃度を劣化させるような不正改造は行わないでください。
また、マフラには排出ガスを浄化する触媒装置が内蔵されています。
他のマフラをこの車に取付けると、排出ガス規制に適合しなくなる
可能性があります。
マフラを交換する場合は、 販売店にご相談ください。
10
Honda

安全運転のために
駐車
駐車するときは
盗難防止のため、車から離れるときは必ずパーキングロックをかけ、キ
ーを抜いてお持ちください。
水平でしっかりした地面の場所に、車体を垂直にしパーキングロッ
クをかけ駐車してください。
交通のじゃまにならない安全な場所を選んで駐車しましょう。
マフラなどが熱くなっています。他の方が触れることのない場所に
駐車しましょう。
エンジン回転中および停止後しばらくの間はマフラ、エンジンなど
に触れないでください。
マフラ、エンジンなどは、エンジン回転中
および停止後しばらくの間は熱くなって
います。このとき、マフラ、エンジンなど
に触れるとヤケドを負う可能性がありま
す。
エンジン回転中および停止後しばらく
の間はマフラ、エンジンなどに触れな
いでください。
他の方がマフラ、エンジンなどに触れ
ることのない場所に駐車してください。
傾斜地での駐車について
やむをえず傾斜地で駐車する場合は、パーキングロックのスイングロ
ック機構を利用し車体本体を垂直にしてください。
パーキングロックについては、27ページ参照。

触媒装置について
触媒装置の働き
この車のマフラには、触媒装置が内蔵されています。
触媒装置の働きにより、排出ガスに含まれる一酸化炭素()、炭化水素
HC NOx
()、窒素酸化物()の3つの有害物質の排出量を低減します。
CO
可燃物には注意を
触媒装置は高温になります。枯れ草や紙、油、木材など燃えやすいものがあ
るところには駐停車しないでください。
触媒装置を大切に
不適切な取扱いをすると触媒温度が異常に高くなり焼損するおそれがあ
りますので、次のような取扱いはしないでください。
《不適切な取扱いの例》
走行中にメインスイッチのキーを操作すること。
エンジンを止めるとき、空ぶかし直後にメインスイッチのキーを切るこ
と。
触媒装置が損傷したまま使用すると排出ガス濃度を劣化させるだけでは
なく、この車本来の性能を発揮できなくなりますので次のことをお守りく
ださい。
燃料は必ず無鉛ガソリンをご使用ください。
定められた点検整備を実施してください。
点火系、充電系、燃料系の不調は触媒装置に大きく影響を与えますので、
エンジン不調を感じたときはただちに 販売店で点検を受けてくだ
さい。
Honda

各部の名称
バックミラーバックミラー
ウォッシャ液噴射スイッチ
(P.25)
後輪ブレーキレバー
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
(P.25)
方向指示器スイッチ
(P.24)
ホーンスイッチ
(P.23)
ウォッシャタンクキャップ
前輪ブレーキレバー
スロットルグリップ
ワイパスイッチ
(P.26)
スタータスイッチ
(P.23)
メインスイッチ
(P.22)
パーキングロックレバー
(P.27)

速度計(スピードメータ)
(P.20)
積算距離計(オドメータ)
(P.20)
方向指示器表示灯
(P.21)
前照灯上向き表示灯
(P.21)
速度警告灯
(P.21)
オイル残量警告灯
(P.21)
燃料計
(P.20)

各部の名称
ブレーキレバー
アジャスタ(前輪)
(P.52)
ルーフ
ウインドスクリーン
リヤトランク
(P.31)
ヘルメットホルダ
(P.29)
エアクリーナエレメント
(P.69)
ファイナルリダクションオイル
チェックボルト
(P.66)
シートロック
(P.28)
サイドプロテクタ
キックスタータペダル
イラストは、リヤトランク付き(ワゴン)仕様車です。

ルーフピラー
ワイパブレード(P.73)
エンジンカバー
ブレーキレバー
アジャスタ(後輪)
(P.54)
リヤデッキ
ワイパアーム
燃料タンクキャップ
(P.34)
バッテリ(P.61)
ヒューズ(P.64)
エンジンオイルタンクキャップ
(P.36)
サイドプロテクタ
イラストは、リヤトランク無し(デッキ)仕様車です。

メータの見かた、使いかた
計器類
速度計(スピードメータ)
走行中の速度を示します。法定速度を守り安全走行してください。
積算距離計(オドメータ)
走行した総距離を の単位で示します。
白地に黒数字は の単位です。
燃料計
燃料タンク内のガソリンの量を示します。
指針が丸い赤マークをさしたときは、早めにガソリンを補給してくだ
さい。
燃料計の指針が丸い赤マークをさしたときの
燃料有効残量 : 約
km
100 m
1.5
積算距離計(オドメータ)
速度計(スピードメータ)
燃料計丸い赤マーク

警告灯・表示灯
オイル残量警告灯
オイルタンク内のオイルが少なくなると点灯します。点灯したら、でき
るだけ早目にオイルを補給してください。
オイルの補給は、 ページ参照。
オイルは切らさないでください。オイル残量警告灯が点灯した
まま走行するとオイルが切れエンジンがこわれます。
速度警告灯
速度が を越えると、点滅します。
30 km/h
35
方向指示器表示灯
前照灯上向き表示灯
方向指示器表示灯
方向指示器が点滅しているときに点滅します。
前照灯上向き表示灯(ハイビームパイロットランプ)
照射角が上向きのときに点灯します。
速度警告灯
オイル残量警告灯

スイッチの使いかた
メインスイッチ
メインスイッチは電気回路の断続を行います。
メインスイッチ
メインスイッチのキー
キーの位置 作 用
ON
OFF
LOCK
走行中はメインスイッチのキーを操作しないでください。
メインスイッチのキーをやの位置にすると電気系統は
作動しません。走行中にメインスイッチのキーを操作すると思わぬ事
故につながるおそれがありますので必ず停車してから操作してくださ
い。
パーキングロックがかかった状態でLOCKにできます。
車をはなれるときは、キーを必ず抜いてお持ちください。
始動・昼夜間走行
ホーン・方向指示器・制動灯(スト
ップランプ)などが使える
停止
電気回路を全部遮断する
パーキングロックレバーを固定する。
電気回路を全部遮断する。
OFF LOCK
キーの脱着
抜けない
抜けない
抜ける
ONの状態
OFFの状態
LOCKの状態

スタータスイッチ
ホーンスイッチ
メインスイッチのキーをにしてブレーキレバーを握り、スイッチ
を押すとエンジンがかかります。
ブレーキをかけた状態でないとエンジンはかかりません。
スタータスイッチ
メインスイッチがのとき、ホーンスイッチを押すとホーンが鳴り
ます。
ONON
ホーンスイッチ

スイッチの使いかた
方向指示器スイッチ
右左折する時や、進路変更する場合には方向指示器で合図します。
《使いかた》
メインスイッチのキーをにしてスイッチを入れると、方向指示器
が作動します。
…右に曲がるときに操作します。
…左に曲がるときに操作します。
解除は、方向指示器スイッチを中央に戻します。
方向指示器スイッチは、自動的に解除しません。使用後は、必ず
解除してください。つけたままにしておくと他の方に迷惑とな
ります。
電球(バルブ)は、正規のワット数以外のものを使用すると、方向
指示器が正常に作動しなくなります。必ず正規のワット数のも
のを使用してください。
ON
方向指示器スイッチ

前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
前照灯(ヘッドライト)の照射角を上下に切換えるスイッチです。
前照灯の上下切換えは、スイッチを押して行います。
ウォッシャ液噴射スイッチ
メインスイッチがONのとき、ウォッシャ液噴射スイッチを押す
とウォッシャ液が噴射します。
(上向き)
・・・・遠くを照らしたい場合に使用します。
(下向き)
・・・・対向車のあるとき、市街地走行など上向きが不適当なときは、
下向きにしてください。
昼間は、下向き(ロービーム)に点灯しましょう。
前照灯上下切換えスイッチ
(ヘッドライト上下切換えスイッチ)
ウォッシャ液が出ないときには、ウォッシャ液噴射スイッチを
作動させないでください。ウォッシャ液が空のままで動かすと
ポンプの故障の原因となります。
ウォッシャ液噴射スイッチ

スイッチの使いかた
ワイパスイッチ
メインスイッチがONのとき、ワイパスイッチをONにするとワ
イパが作動します。
ON …ワイパが動作します。
OFF…停止します。
ワイパを止めるときはメインスイッチがONのままワイパス
イッチをOFFにしてください。ワイパを正しい位置に止め
るためです。
ウインドスクリーンは樹脂部品のため、ガラス製と異なる注意が必要
です。次の項目をお守りください。
空ぶきはスクリーン面に傷を付けたり、ワイパを傷めたりします。
ウォッシャ液を噴射してからワイパを作動してください。
ウインドスクリーンに泥や虫などが固着している場合は、ワイパス
イッチを使用しないでください。固着物がウインドスクリーンを傷
つけます。スイッチを使用する前に固着物を水で洗い流してくださ
い。
寒冷時、ワイパブレード(ゴム部)がスクリーン面に張り付くことが
あります。ぬるま湯でスクリーン面を暖めてからワイパを作動させ
てください。
凍りついたまま動かすとワイパの故障の原因になります。
ワイパブレード(ゴム部)がスクリーン面に張り付いた状態やスクリ
ーン面に着氷、積雪した状態でワイパを動かすと、ワイパブレードを
損傷したり、ワイパモータの故障の原因となります。必ず取り除いて
から動かしてください。
ワイパスイッチ

装備の使いかた
パーキングロックレバー
この車には、駐車時に使用する、パーキングロックが装備されています。
駐車するときは、パーキングロックレバーを操作し、必ずパーキングロ
ックをかけてください。パーキングロックをかけないと車が転倒しま
す。また、パーキングロックをかけた状態で、メインスイッチを
LOCKにすると、パーキングロックレバーが動かなくなります。
パーキングロックは、パーキング機構とスイングロック機構を
備えています。どちらの機構もパーキングロックレバーの操作
で作動します。
・
パーキング機構は、減速機を固定して後輪を回らなくします。
・
スイングロック機構は、後輪部分と車体本体がスイングする
のを止めます。
パーキングロックレバー
上げる(駐車時)
走行中はパーキングロックレバーを操作しないでください。
走行中にパーキングロックレバーを上げ
ると、後輪がロックすると共に車体がス
イングしなくなります。これらは、転倒事
故などを起こす原因となり、死亡または
重大な傷害に至る可能性があります。
走行中は、パーキングロックレバーを操
作しないでください。パーキングロック
レバーの操作は、車が完全に停止してか
ら行ってください。
走行中や停止直前にパーキングロックレバーを操作すると、パ
ーキング機構を損傷し、スイングロック機構に悪影響を与えま
す。パーキングロックレバーの操作は、車が完全に停止してから
行ってください。
下げる(走行時)

装備の使いかた
《パーキングロックのかけかた》
1.
車体本体を垂直状態にします。
2.
パーキングロックレバーを上げます。車体本体を左右に軽く揺り、
車体が固定されたことを確認します。
3.
メインスイッチをLOCKにします。
スイングロック機構は、段階的に 箇所の位置(範囲)でロック
できます。パーキングロックをかける時は、必ず車体本体を垂直
に最も近い状態でロックしてください。
車をはなれるときは、メインスイッチのキーを必ず抜いてお持
ちください。
《外しかた》
1.2.メインスイッチをOFFまたはONにします。
車体本体を保持しながら、パーキングロックレバーを下げます。
パーキングロックレバー
5
上げる(駐車時)
シート
《外しかた》
メインスイッチのキーを使ってシートロックを解除し、シートを開け
ます。
《かけかた》
1.
シートを閉じ、上から押し下げてロックします。
2.
シート後部を軽く持ち上げ、シートが確実にロックされたことを
確認します。
キーをシートの下に置き忘れた状態でシートを下げると、自動
的にロックされ、キーを取出すことができなくなりますのでご
注意ください。
シートを閉めた後、完全にシートロックがかかったか確かめて
ください。
ロックをかけないで走行すると、走行に支障をきたすことがあ
ります。
解除
下げる(走行時)
メインスイッチのキー
シートロック

ヘルメットホルダ
ヘルメットホルダは、駐車時のみに使用するものです。
走行時に使用すると、ヘルメットが運転を妨げたり、車体に損傷を与え
ることがあります。また、ヘルメットに損傷を与え保護機能を低下させ
ます。
《使いかた》
1.
メインスイッチのキーを使いシートロックを解除し、シートを開
けます。( ページ参照)
2.
ヘルメットホルダにヘルメットの金具をかけます。
3.
シートを閉じ、上から押してロックします。
4.
シート後部を軽く持ち上げ、シートが確実にロックされたことを
確認します。
《外しかた》
メインスイッチのキーを使いシートを開けて、ヘルメットを取外しま
す。
キーをシートの下に置き忘れた状態でシートを下げると、自動
的にロックされ、キーを取出すことができなくなりますのでご
注意ください。
28
ヘルメットホルダ

装備の使いかた
書類入れ
シート裏側に書類入れがあります。
取扱説明書やメンテナンスノートなどは、ビニール袋に入れ、ここに格
納してください。
(シートの開閉は、 ページ参照)
洗車時、書類の格納場所付近に強く水をかけないでください。内
部に水が入ることがあります。
28
書類入れ

リヤトランク(装備車のみ)
リヤトランクは、専用のキーで施錠できます。車を離れるときは、必ず
施錠キーをお持ちください。
トランク内への荷物の積載は、 以下です。
《開けかた》
リリースボタンを押し、ロックを解除します。
1.
とってを持ちリッドを持ち上げて、リヤトランクを開けます。
2.
《閉じかた》
リッドを下げます。
1.
リッドのとって部分を押して、ロックします。
2.
とってを持ちリッドを軽く持ち上げ、リッドが確実にロックされ
3.
たことを確認します。
《施錠、解錠のしかた》
リヤトランク専用のキーをリリースボタンに差し込み、回して行いま
す。
リッド
30kg
とって
《施錠》
《解錠》
リヤトランクの穴の部分にはトランクリッドの金具が入ります。
リッドを閉める時は、金具で荷物を傷つけないようご注意くだ
さい。
リヤトランクを閉めた後、完全にロックされたかを確かめてく
ださい。ロックをかけないで走行すると、荷物が落下するばかり
でなくリッドがこわれることがあります。
リヤトランク内はエンジンの熱などで温度が高くなることがあ
ります。熱の影響を受け易い食料品や品物または可燃性のもの
などは入れないでください。
貴重品やこわれ易いものは入れないでください。
洗車時等、内部に水が入ることがあります。大切なものを入れる
場合はご注意ください。
穴の部分
リリースボタン

装備の使いかた
オープナーダンパに手をかけたり、ものを下げたりしないでく
ださい。ロッドが曲がって作動不良をおこすことがあります。
リッドを閉じたまま長期保管する場合は、オープナーダンパの
ロッド側取付け部を外し、その状態でリッドを閉じ保管してく
ださい。
オープナーダンパのロッド側取付け部を取付けたままリッドを
閉じて長期保管すると、トランクシール性の不良や、オープナー
ダンパの保持力の低下をきたすことがあります。
リッド
オープナーダンパ
ロッド
ロッド側取付け部

燃料とエンジンオイルの補給
燃料の補給
《使用燃料》
無鉛レギュラーガソリン
必ず無鉛ガソリンを補給してください。
補給するときは、無鉛ガソリンである
ことを確認してください。
有鉛ガソリンを補給すると、触媒装置
などを損ないます。
高濃度アルコール含有燃料を補給する
と、エンジンや燃料系などを損傷する
原因となります。
軽油や粗悪ガソリン(長期間保管した
ガソリン)などを補給したり、不適切な
燃料添加剤を使うと、エンジンなどに
悪影響を与えます。
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気
厳禁で行ってください。
ガソリンは、燃えやすくヤケドを負った
り、爆発して重大な傷害に至る可能性が
あります。
ガソリンを取扱う場合は、
エンジンを止めてください。また、裸火、
火花、熱源などの火元を遠ざけてくだ
さい。
燃料補給は、必ず屋外で行ってくださ
い。
こぼれたガソリンは、すぐに拭き取っ
てください。
身体に帯電した静電気の放電による火花
により、気化したガソリンに引火し、ヤケ
ドを負う可能性があります。
ガソリンを補給するときは、
燃料タンクキャップを開ける前に車体
や給油機などの金属部分に触れて身体
の静電気を除去してください。
給油作業は静電気を除去した人のみで
行ってください。

燃料とエンジンオイルの補給
《補給のしかた》
1.
メインスイッチのキーを使いシートロックを解除し、シートを開
けます。( ページ参照)
2.燃料タンクキャップを左に回して外します。
3.
ガソリンを注入口の下側にあるレベルプレートの下端まで入れま
す。
ガソリンをレベルプレート下端以上に入れると、燃料タンクキャ
ップをブリーザ孔からガソリンがにじみ出ることがあります。
燃料タンクキャップを右に回すとしまります。タンクキャップの
4.
△と燃料タンクの△マークが合うところまで確実に回してく
ださい。
シートを閉じ、上から押してロックします。
5.
シート後部を軽く持ち上げ、シートが確実にロックされたことを
6.
確認します。
28
燃料タンクキャップ
△マーク
レベルプレート下端

エンジンオイルの補給
《推奨オイル》
純正オイル(2サイクル二輪車用)
Honda
JASO M 345規 格
ウルトラスーパー
ファイン
相当品をご使用の場合、オイル容器の表示を確認し、 級をお選
びください。
なお、 級オイルでも、特性が微妙に異なり、この車本来の性能
JASO FC
が発揮できない場合があります。
銘柄やグレードの異なるオイルを混用しないでください。オイ
ルの変質などにより、この車本来の性能が発揮できないばかり
でなく、エンジンの故障や損傷の原因となります。
FC
JASO FC
JASO M 345
する規格です。
なお、規格に適合し届け出されたオイルの容器には、次の表示が
あります。
規格とは、2サイクルエンジンオイルの性能を分類
上段:
オイル販売会社の
整理番号
下段:
性能分類の表示
FC性能であること
を示しています

燃料とエンジンオイルの補給
《補給のしかた》
1.
メインスイッチのキーを使いシートロックを解除し、シートを開
けます。( ページ参照)
2.
オイルタンクキャップをおこすように引抜きます。
3.
オイルタンクの補給レベルまでオイルを補給します。
オイルは補給レベル以上に入れないでください。オイルがにじみ
出るおそれがあります。
4.
オイルタンクキャップを取付けます。キャップは2段モーション
になっています。キャップを押し込むと重くなるところがありま
すから、キャップをその位置からもう一度、強く根元まで確実に押
し込みます。
5.
シートを閉じ、上から押してロックします。
6.
シート後部を軽く持ち上げ、シートが確実にロックされたことを
確認します。
28
オイルタンクキャップ
補給レベル
ここまで押し込む

正しい運転操作
エンジンのかけかた
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が含まれています。エンジ
ンは、風通しの良い場所でかけてください。
エンジン始動は、 ページの「始動手順」に従い行ってください。
エンジンをかける前に、オイル、ガソリンなどの点検をしましたか。
必ず点検を行ってください。
(日常点検は、47ページ参照)
急な飛び出しを防ぐため、始動時は必ずパーキングロックレバーを
上げた状態にしてください。
スタータスイッチとキックスタータペダルは、同時に使用しないで
ください。
キックスタータペダルを使用しエンジンがかかったら、すぐにキッ
クスタータペダルから足を離してください。また、使用後キックスタ
ータペダルは、必ず折りたたんでください。
38
スタータスイッチを押して5秒以内でエンジンがかからないと
きは、一度メインスイッチをにし、10秒くらい休んでから
再びメインスイッチをにして、スタータスイッチを押して
ください。
これはバッテリ電圧を回復させるためです。
エンジンがかかっているときパーキングロックレバーを上げた
状態でスロットルグリップを回さないでください。動力伝達装
置が異常摩耗を起こします。
無用の空ふかしや長時間の暖機運転はしないでください。ガソ
リンの無駄使いになるばかりでなく、エンジン等に悪影響を与
えます。
OFF
ON

正しい運転操作
《始動手順》
1.
パーキングロックレバーが上げられていることを確認します。
2.
メインスイッチをONにします。
後輪ブレーキレバーを握ります。
3.
4.
スロットルグリップを回さずに、スタータスイッチを押すか、キッ
クスタータペダルをキックします。
「スタータスイッチを5〜6秒押しても(キックスタータペダルの
場合は、5〜6回キックしても)エンジンがかからない」このよう
な場合は、スロットルグリップを少し回すとかかりやすくなりま
す。
エンジンがかかったら、回転がスムーズになるまでパーキングロ
5.
ックレバーをあげたままスロットルグリップを回さずに暖機運転
します。(普通30秒ぐらい、特に寒いときは2〜3分ぐらい)
パーキングロックレバー
上げた
状態
エンジンが回転しているときスタータスイッチを押さないでく
ださい。エンジンに悪影響を与えます。
キックスタータペダル

走りかた
乗車する前に、キックスタータペダルは完全に納まっているか確認し
てください。
乗車時はルーフにヘルメットが当たらないように気をつけて乗車して
ください。
後輪ブレーキレバーを握り、パーキングロックレバーを下げます。
1.
車を左右に軽く動かして、スイングロック機構が解除されている
2.
ことを確認します。
後輪ブレーキレバーを放し、スロットルグリップをゆっくり回せ
3.
ば車はゆっくりと走り出します。
走行中に異音や異常を感じたときは、ただちに 販売店で
調べましょう。
発進は、できるだけ静かに行いましょう。
法定速度を守って走りましょう。
《慣らし運転》
適切な慣らし運転を行うと、その後のお車の性能を良い状態に保つこ
とができます。
この車は乗り初めてから を走行するまでは急発進、急加速を避
け控えめな運転をしてください。
100 km
Honda

正しい運転操作
ブレーキの使いかた
ブレーキは、前輪ブレーキと後輪ブレーキを同時に使いましょう。制
動力を効果的に得るためには、前輪ブレーキと後輪ブレーキを同時
に使う必要があります。
不必要な急ブレーキは避けましょう。急激なブレーキ操作は、タイヤ
をロックさせ車体の安定性を損なうおそれがあります。
雨天走行や路面が濡れている場合、タイヤがロックしやすく、制動距
離が長くなります。スピードを落として、余裕をもったブレーキ操作
をしてください。
連続的なブレーキ操作は、ブレーキ部の温度上昇の原因となり、ブレ
ーキの効きが悪くなるおそれがありますので避けてください。
水たまりを走行した後や雨天走行時には、ブレーキの効き具合が悪
くなることがあります。
水たまりを走行した後などは、安全な場所で周囲の交通事情に十分
注意し、低速で走行しながらブレーキを軽く作動させて、ブレーキの
効き具合を確認してください。もし、ブレーキの効きが悪いときは、
ブレーキを軽く作動させながらしばらく低速で走行して、ブレーキ
のしめりを乾かしてください。

駐車
車してください。
(パーキングロックレバーの使いかたは、27ページ参照)
雪の日は、ワイパアームを起こしノブを引きだして、アームを固定し
てください。雪の重みでアーム取付け部がこわれることがあります。風の強い日は、車が倒れるのを避けるために安全な場所を選んで駐
アームを起こす
雪、氷柱が落下する可能性のあるアーケード、軒下等での駐車はしな
いでください。
車体後部を持つ必要があるときは、
リヤトランクを持たずにサイドプロ
テクタを持ってください。
また、ウインドスクリーンやルーフ
を持って車を動かさないでください。
ウインドスクリーンやルーフに衝撃
を与えると損傷します。
ノブ
ノブを引く
アームを起こした状態
サイドプロテクタ

メンテナンスを安全に行うために
整備はエンジンを停止しキーを抜いた状態で行ってください。 場所は、平坦地で足場のしっかりした所を選び、パーキングロックを
かけてください。

エンジン停止直後のメンテナンスは、エンジン本体、マフラやエキゾ
ーストパイプなどが熱くなっています。ヤケドにご注意ください。
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が含まれています。しめ
きったガレージの中や、風通しの悪い場所でエンジンをかけての点
検はやめてください。

メンテナンスを安全に行うために
走行して点検する必要があるときは、安全な場所で周囲の交通事情
に十分注意して行ってください。
メンテナンスに工具を必要とするときは、適切な工具を使用してく
ださい。

日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス
送車両法に準じて1日1回の日常点検と6か月、12か月毎の定期点検
整備を設けてあります。
安全快適にお乗りいただくために、必ず実施してください。
点検整備の方法を正しく行わないことや、
不適当な整備,未修理は、転倒事故などを
起こす原因となり、死亡または重大な傷
害に至る可能性があります。
点検整備は、取扱説明書・メンテナンス
ノートに記載された点検方法・要領を
守り、必ず実施してください。
異状箇所は乗車前に修理してください。
各点検、メンテナンス等については、以下のページをご覧ください。お車をご使用の方の安全と車を快適にご使用いただくために、道路運
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1か月目点検について ・46
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・交換部品について ・46
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日常点検 ・47
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メンテナンス部品配置図 ・48
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定期点検 ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6か月点検項目 ・50
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単なメンテナンス ・51
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ ・52
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パーキングロックレバー ・57
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイヤ ・58
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バッテリ ・61
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズ ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイナルリダクション ・66
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エアクリーナ ・69
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウォッシャ液 ・72
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワイパ ・73
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類 ・75

日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス
1か月目点検について 交換部品について
新車から1か月目(または、 時)は、特に初期の点検整備が車の
寿命に影響することを重視し、点検を無料でお取扱いいたします。
お買いあげの 販売店で行ってください。
他の販売店にてお受けになると有料となる場合があります。
また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実費をいただきます。
また、オイル代、消耗部品代および交換工賃等は実費をいただきます。
詳細については、別冊「メンテナンスノート」の14ページをご覧くださ
い。
Honda
1,000 km
点検整備の結果、部品の交換が必要となった場合は、あなたのお車に最
適な 純正部品をご使用ください。
Honda
純正部品は、厳しい検査を実施し、 車に適合するように作られて
います。
お求めは、 販売店にご相談ください。
純正部品には、次のマークがついています。
Honda
Honda
純正部品マーク

日常点検
日常点検
日常点検は、お車を使用する方が1日1回運転する前に実施する点検
です。
安全快適にお乗りいただくために、必ず実施してください。
この車に適用される点検項目は、右記「日常点検項目」です。
下線のついている項目については、「簡単なメンテナンス」に説明があ
ります。 ページ以後を参照してください。
また、点検項目の部位を次ページの「メンテナンス部品配置図」で示し
ます。参照してください。
点検方法・要領は、別冊「メンテナンスノート」の21ページ以後をご覧く
ださい。
51
日常点検項目
ブレーキ
タイヤ
エンジン
灯火装置及び方向指示器
運行において異状が認められた箇所
(※)印の点検は、お車の走行距離、運転時の状態等から判断した適切な
時期(長距離走行前や洗車時、給油時等)に行う項目です。
レバーの遊び
ブレーキのきき具合
空気圧
亀裂、損傷
異状な摩耗
溝の深さ(※)
エンジンオイルの量(※)
(2サイクル車)
かかり具合、異音(※)
低速、加速の状態(※)

日常点検
メンテナンス部品配置図
点検の方法・要領は、取扱説明書の「簡単なメンテナンス」および
別冊「メンテナンスノート」の21ページ以後をご覧ください。
フロントウインカランプ
前照灯上下切換えスイッチ
方向指示器スイッチ
メインスイッチ
後輪ブレーキレバー
リヤウインカランプ
ストップ・テールランプ
タイヤ
前輪ブレーキレバー
ヘッドライト

定期点検
定期点検
定期点検は、道路運送車両法に準じて設けられた6か月、12か月ごとの
点検と、使い始めてから1か月目(または、 時)に行う点検があ
ります。
また、これらの点検項目のほかに が指定する点検整備項目もあ
ります。
安全快適にお車をご使用いただくために、点検整備を必ず実施してく
ださい。
点検整備の実施は、お客様の責任です。これは、ご自身で行う場合も、他
に依頼する場合も同様です。
ご自身で実施できない場合は、 販売店にご相談ください。
ご自身で実施する場合は、安全のためご自分の知識と技量に合わせ
た範囲内で行ってください。難しいと思われる内容については、
販売店にご相談ください。
Honda
Honda
Honda
1,000 km
点検整備のデータは、 ページのサービスデータを参照してくださ
い。
点検結果は、別冊「メンテナンスノート」の定期点検整備記録簿に記入
し、大切に保存、携行してください。
6か月点検項目は、次ページにあります。
点検内容等、詳しくは別冊「メンテナンスノート」の定期点検の解説
(25ページ)をご覧ください。
87

定期点検
6か月点検項目
点火装置 スパークプラグの状態
エンジン本体
潤滑装置
トランスミッション オイルの漏れ、量
ブレーキペダル及び
ブレーキレバー
ブレーキシュー
ホイール タイヤの状態
点検内容は、別冊「メンテナンスノート」の25ページをご覧ください。
排気ガスの状態
エアクリーナエレメントの汚れ、詰まり
エンジンオイルの漏れ
クラッチの作用クラッチ
遊び
ブレーキのきき具合
ドラムとライニングのすき間ブレーキドラム及び
ホイールのボルト、ナットの緩み

簡単なメンテナンス
簡単なメンテナンス
ここでは、通常行われることが多い簡単なメンテナンス(点検整備)に
ついて説明しています。
ご自身の知識、技量に合わせた範囲内で、適切な工具を使用し、メンテ
ナンスを行ってください。
安全のため、技量や作業に必要な工具をお持ちでない場合は、 販
売店にご相談ください。
Honda

簡単なメンテナンス
ブレーキ
前輪ブレーキ
《ブレーキレバーの遊びの点検》
抵抗を感じるまで、手でブレーキレバーを引き、レバー先端の遊びの量
が規定の範囲内にあることをスケールなどで確認します。
前輪ブレーキレバーの遊び:
規定の範囲を越えている場合は調整してください。
調整のしかた
ブレーキレバーの遊びはハンドルを直進状態にして調整します。
ブレーキアーム部のアジャスタにより遊びを調整します。
調整は、アジャスタを半回転ずつ回して行います。
10 20 mm
−
遊遊びびがが多多くくななるる
アジャスタ
遊遊びびがが少少ななくくななるる

調整後、ブレーキアームを押してアジャスタとピンの間に隙間がある
ことを確認します。
ブレーキアーム アジャスタ
押押すす
ピン
調整後は、ブレーキレバーの遊びを確認してください。
ブレーキレバーの遊びの調整について、詳しくは 販売店にご相
Honda
談ください。
アジャスタの凹部は、半回転ごとにピンの凸部に一致します。遊
びの調整後、これらが一致していることを確認してください。
レバーの調整範囲を超えた場合は、 販売店にご相談ください。
Honda

簡単なメンテナンス
後輪ブレーキ
《ブレーキレバーの遊びの点検》
抵抗を感じるまで、手でブレーキレバーを引き、レバー先端の遊びの量
が規定の範囲内にあることをスケールなどで確認します。
後輪ブレーキレバーの遊び:
規定の範囲を越えている場合は調整してください。
調整のしかた
ブレーキレバーの遊びはハンドルを直進状態にして調整します。
ブレーキアーム部のアジャスタにより遊びを調整します。
調整は、アジャスタを半回転ずつ回して行います。
右側のアジャスタを半回転させたら左側も半回転させるというよう
に、左右のアジャスタを半回転ずつ同じ方向に回して遊びを調整し
ます。その後、左右のブレーキアームを指で押して、ブレーキアーム
に左右ほぼ同等の遊びがあることを確認します。
−
10 20 mm
《右側アジャスタ》(左右共)
ブレーキアーム
遊遊びびがが多多くくななるる
遊遊びびがが少少ななくくななるる
アジャスタ

調整後、ブレーキアームを押してアジャスタとピンの間に隙間がある
ことを確認します。
ブレーキアーム アジャスタ
押押すす
ピン
調整後は、ブレーキレバーの遊びを確認してください。
ブレーキレバーの遊びの調整について、詳しくは 販売店にご相
Honda
談ください。
アジャスタの凹部は、半回転ごとにピンの凸部に一致します。遊
びの調整後、これらが一致していることを確認してください。
レバーの調整範囲を超えた場合は、 販売店にご相談ください。
Honda

簡単なメンテナンス
前輪・後輪ブレーキ
《ブレーキシューの摩耗の点検》
ブレーキレバーをいっぱいに引いて、ブレーキインジケータの矢印(前
輪)または△穴の頂点(後輪)とブレーキパネルの△マークが一致しな
いことを確認します。
一致する場合は、ブレーキシューの使用限界ですので交換してくださ
い。
ブレーキシューの交換は、 販売店にご相談ください。
Honda
《前輪ブレーキ》
矢印
△マーク
《右側後輪ブレーキ》(左右共)
△穴
△マーク

パーキングロックレバー
《遊びの点検》
1.
平坦で足場のしっかりした場所に駐車し、車止めを行います。
2.
メインスイッチにキーを差込んでOFFの位置にします。
3.
車体本体を保持しながら、パーキングロックレバーを下げます。
4.
抵抗を感じるまで、手でパーキングロックレバーを上げ、レバー先
端の遊びの量が規定の範囲内にあることをスケールなどで確認し
ます。
−
レバーの遊び:
5.
遊びの量の確認後、パーキングロックレバーを上げます。
510mm
規定の範囲を越えている場合は、調整が必要です。 販売店にご相
談ください。
Honda
パーキングロックレバー

簡単なメンテナンス
タイヤ
車を安全に運転するには、タイヤを良い状態に保つことが必要です。
常に適正な空気圧を保ってください。
また、規定の数値を超えてすり減ったタイヤは、使用せず交換してくだ
さい。
過度にすり減ったタイヤの使用や、不適
正な空気圧での運転は、転倒事故などを
起こす原因となり、死亡または重大な傷
害に至る可能性があります。
取扱説明書に記載されたタイヤの空気圧
を守り、規定の数値を超えてすり減った
タイヤは交換してください。
《空気圧の点検》
タイヤの接地部のたわみ状態を見て、空気圧が適当であるかを点検し
ます。
タイヤ接地部のたわみ状態が異状な場合は、タイヤが冷えている状態
でタイヤゲージを使用し、適正な空気圧に調整してください。

タイヤの空気圧は徐々に低下します。また、タイヤによっては空気圧不
足が見た目ではわかりづらいものもあるため、少なくとも一カ月に一
度はタイヤゲージを使用して空気圧の点検を行ってください。
走行後のタイヤが温まっている状態ではタイヤの空気圧は高くなるこ
とがありますので、必ず冷えた状態で調整してください。
タイヤ空気圧
前輪
後輪
《亀裂と損傷の点検》
タイヤの全周に亀裂や損傷及び釘、石、その他の異物が刺さったり、か
み込んだりしていないかを点検します。
道路の縁石等にタイヤ側面を接触させたり、大きな凹みや突起物を乗
り越した時は、必ず点検してください。
200 kPa (2.00 kgf/cm
150 kPa (1.50 kgf/cm
)
)
《異状な摩耗の点検》
タイヤの接地面が異状に摩耗していないかを点検します。
タイヤの状態が異状な場合は、 販売店にご相談ください。
Honda

簡単なメンテナンス
《溝の深さの点検》
溝の深さに不足がないかをウェアインジケータ(スリップサイン)によ
り確認します。
ウェアインジケータがあらわれたときは、ただちに交換してください。
ウェアインジケータ表示マーク
《交換タイヤの選択について》
タイヤを交換するときは、必ず指定タイヤを使用してください。
指定以外のタイヤは、操縦性や走行安定性に悪影響を与えることがあ
りますので使用しないでください。
タイヤの交換は、 販売店にご相談ください。
指定タイヤ
前輪後輪サイズ
Honda
4.00 12 65J
−
チューブ付き
サイズ
指定以外のタイヤを取付けると、操縦性
や走行安定性に悪影響を与えることがあ
ります。
そのことが原因で転倒事故などを起こし、
死亡または重大な傷害に至る可能性があ
ります。
タイヤ交換時には、必ず取扱説明書に記
載された指定タイヤを取付けてください。
130/90 6 53J
−
チューブ付き

バッテリ
この車は、メンテナンスフリータイプのバッテリを使用しています。バ
ッテリ液の点検、補給は必要ありません。
バッテリのターミナル部に汚れや腐食がある場合のみ清掃してくださ
い。
バッテリの取扱い
バッテリ取扱い時には、ショートによる火花やたばこ等の火気に十
分注意してください。
バッテリ液は、希硫酸ですので目や皮膚に付着しないよう十分注意
してください。
バッテリには、希硫酸が電解液として含
まれています。希硫酸は腐食性が強く、目
や皮膚に付着すると重いヤケドを負いま
す。
バッテリの近くで作業する時は、保護
メガネと保護服を着用してください。
バッテリを、子供の手の届く所に置か
ないでください。
密閉式バッテリですので、液口キャップは絶対に取外さないで
ください。
バッテリの充電時も液口キャップを取外す必要はありません。
万一の場合の応急処置
電解液が目に付着したとき
−
コップなどに入れた水で、15分以上洗浄してください。加圧された
水での洗浄は、目を痛めるおそれがあります。
電解液が皮膚に付着したとき
−
電解液のついた服を脱ぎ、皮膚を多量の水で洗浄してください。
電解液を飲み込んだとき
−
水、または牛乳を飲んでください。
応急処置後、直ちに医師の診察を受けてください。

簡単なメンテナンス
《バッテリターミナル部の清掃》
清掃のしかた
バッテリを取外します。(次ページ参照)
ターミナル部が腐食して白い粉が付いている場合は、ぬるま湯を注
いで拭きます。
ターミナル部の腐食が著しいものは、ワイヤブラシまたはサンドペ
ーパで磨きます。
清掃後、バッテリを取付けます。
その後、ターミナル部にグリースを薄く塗ります。
バッテリを交換する場合は、必ず同型式のメンテナンスフリーバッテ
リをご使用ください。

《バッテリの取付け、取外し》
取外し
1.
メインスイッチをOFFにします。
2.
ビスを外します。
3.
カバー下部を上方に浮かしながら手前に引き出して、カバーを取
外します。
4.
バッテリセットプレートのボルトを外し、バッテリセットプレー
トを取外します。
5.
○−側コード端子のボルトを外して、○−側コードを外します。
6.
ターミナルカバーをめくり、○+側コード端子のボルトを外して、○+
側コードを外します。
7.
バッテリを取出します。
取付け
取付けの逆手順でバッテリを取付けます。
○−側コード
バッテリセットプレート
○+側コード
カバー
ビス
バッテリコードは、必ず先に○+側より取付けてください。
また、ターミナル部にゆるみが生じないように確実にボルト/ナット
を締付けてください。
バッテリ
ボルト

簡単なメンテナンス
ヒューズ
《ヒューズの点検、交換》
メインスイッチを切り、ヒューズが切れていないことを確認します。
ヒューズが切れている場合は、指定されている容量のヒューズと交換
します。
指定容量を超えるヒューズを使用すると、配線の過熱、焼損の原因にな
るので絶対に使用しないでください。
交換してもすぐにヒューズが切れる場合はヒューズの劣化以外の原因
が考えられます。原因を調べて、直してから新品と交換しましょう。
電装品類(ライト、計器など)を取付けるときは車種毎に決めら
れている「 アクセサリ」をご使用ください。それ以外のも
のを使用するとヒューズが切れたり、バッテリあがりをおこす
ことがあります。
Honda
ヒューズ切れ
取外し
1.メインスイッチがOFFになっていることを確認します。
ビスを外します。
2.
カバー下部を上方に浮かしながら手前に引き出して、カバーを取
3.
外します。
ヒューズは、バッテリ近くのヒューズホルダにセットされていま
4.
す。ヒューズホルダを引き出します。
スペアヒューズ
ヒューズホルダ
カバー
ビス

ヒューズホルダを開け、ヒューズが切れていないか確認します。
5.
スペアヒューズはバッテリの近くにあります。
ヒューズコード両端を持って引き上げ、ヒューズコネクタをスラ
6.
イドさせます。
ヒューズコネクタをひろげないように注意して取外します。
7.
取外し
取付け
1.ヒューズをヒューズコネクタに取付け、ヒューズが容易に横方向
に動かないことを確認します。
ヒューズの両端を真上から押し込んでヒューズホルダに取付けま
2.
す。
ヒューズホルダを閉じ、格納します。
3.
カバーを取付けます。
4.
ヒューズコード
取付け
真上から押す
ヒューズコネクタ

簡単なメンテナンス
ファイナルリダクション
《オイル量の点検》
1.
平坦地に車体を置きパーキングロックレバーを上げます。
2.
ボルトを外し、エンジンカバーを取外します。
ボルト
エンジンカバー
3.
ボルトを外し、リヤフェンダを持ち上げます。
ボルト
リヤフェンダ
4.
ボルト、ナットを外し、リヤフェンダステーを取外します。
リヤフェンダステー リヤフェンダ
ボルト
ナット
ボルト

エンジン停止2〜3分後にオイルチェックボルトを外します。
5.
オイルがボルト穴の下端まであることを油面の位置で確認します。
6.
油面が低い場合は、ボルト穴からオイルが出てくるまでオイルを
補給してください。
補給するときは、オイル注入口からゴミなどが入らないようにし
てください。オイルをこぼしたときは、完全に拭き取ってください。
7.オイルチェックボルトを確実に取付けます。
オイルは規定量より多くても少なくても、悪影響を与えます。
オイルチェックボルト

簡単なメンテナンス
推奨オイル
純正オイル(4サイクル二輪車用) ファイナルリダクションケースなどから、オイルが漏れていないこと
Honda
JASO
T903規 格
ウルトラG1 MA 10W −30 SJ級
相当品をご使用の場合、オイル容器の表示を確認し、次の範囲内でお
選びください。
JASO T 903 MA
SAE 10W 30
分類: 、 、 級相当
API SG SH SJ
交換時期
4年ごと
ファイナルギアオイルの交換は、 販売店にご相談ください。
規格(二輪車用オイル規格):
規格:−
銘柄やグレードの異なるオイルを混用しないでください。また、
低品質オイルは使用しないでください。オイルの変質などによ
り、この車本来の性能が発揮できないばかりでなく、エンジンの
故障や損傷の原因となります。
SAE規格 API分類
Honda
《オイル漏れの点検》
を確認します。

エアクリーナ
この車には、ウレタンフォームにオイルを含ませたエアクリーナエレ
メントが装備されています。
6か月毎に点検してください。
《エアクリーナエレメントの取付け、取外し》
取外し
1.
ボルトを外し、エンジンカバーを取外します。
ボルト
エンジンカバー
2.リヤフェンダの下側より手を入れ、セットスプリングを下方に押
しエアクリーナケースから外して、エアクリーナカバーを取外し
ます。
エアクリーナカバー
セットスプリング リヤフェンダ
エアクリーナエレメントを取外します。3.
ベルトケースエアクリーナエレメント
エアクリーナエレメント

簡単なメンテナンス
取付けは、取外しの逆手順で行います。
エアクリーナカバーを確実に取付け、セットスプリングで固定して
ください。
エンジンカバーはリヤフェンダ差し込み部へ取付け、ボルトを確実
に締付けてください。
エアクリーナエレメントの取付けが不完全であると、ゴミやほ
こりを直接吸ってシリンダの摩耗や出力低下を起こし、エンジ
ンの耐久性に悪影響を与えます。確実に取付けてください。
また、洗車時エアクリーナに水を入れないようご注意ください。
エアクリーナ内部に水が入ると、始動不良等の原因になります。
ボルト
エンジンカバー
《エアクリーナエレメントの点検》取付け
エアクリーナエレメントを取外し、汚れ、詰まり、損傷などがないかを
目視などにより確認します。
汚れがひどい、詰まりがある場合は、清掃してください。
清掃の方法は、 ページ参照。
損傷がある場合は、交換してください。
71
差し込み部

《エアクリーナエレメントの清掃》
ガソリンや引火点の低い洗浄剤は、非常に燃えやすいので、エレメント
の清掃には、使用しないでください。
エアクリーナエレメントを取外します。
1.
エアクリーナエレメントをきれいな洗油で洗い、絞ってから乾い
2.
た布でつつみ、さらに絞ります。
きれいなオイルに浸し、固くしぼって取付けます。
3.
推奨オイル
Honda
純正オイル(4サイクル二輪車用)
JASO
T903規 格
ウルトラG1
相当品をご使用の場合、オイル容器の表示を確認し、次の範囲内でお
選びください。
MA 10W −30 SJ級
SAE規格
API分類
ベルトケースエアクリーナの点検、清掃
エアクリーナエレメントの点検時には、ベルトケースエアクリーナエ
レメントの点検清掃もいっしょに行ってください。
ベルトケースエアクリーナエレメントはエアクリーナエレメントの
近くにあります。
1.
エアクリーナカバーを外します。( ページ参照)
ベルトケースエアクリーナエレメントを取外し、水で洗います。
2.
エレメントを乾かし、取付けます。
3.
エレメントは完全に乾かしてから取付けてください。また、オイ
ルには浸さないでください。
69
JASO T 903 MA
SAE 10W 30
分類: 、 、 級相当
API SG SH SJ
規格(二輪車用オイル規格):
規格:−

簡単なメンテナンス
ウォッシャ液
《点検》
ウォッシャ液噴射スイッチを押して、ウォッシャ液がウインドスク
リーンのワイパ拭き取り面の中心部に当るか確認します。また、ウイ
ンドスクリーンを越え後方に飛ばないことを確認します。
ウォッシャ液噴射スイッチ
スリットからウォッシャタンクを見て、タンク内にウォッシャ液が
十分に入っているか確認します。
スリット
《補給》
ウォッシャタンクキャップを外し、ウォッシャ液を補給します。
ウォッシャ液は、注入口の口元まで補給できます。ウォッシャ液がこぼ
れたときは布で拭いてください。
ウォッシャタンクキャップ
ウォッシャ液には凍結防止剤が入っていますので気温
Honda
に合わせた濃度でお使いください。ウォッシャ液が凍結すると
モータなどが損傷します。
ウォッシャ液の濃度の使いわけおよび注意事項はウォッシャ液
の容器に記載してあります。
ウォッシャタンク

ウォッシャ液をご使用の場合は、下表を参考に原液を水でう
Honda
すめてください。
使用地
冬期
夏期
粗悪品や不凍液、石けん水および他のケミカル用品などをウォ
ッシャ液に使用すると、樹脂部品や塗装面などに害を与えます。
ウォッシャ液を補給するときは、ゴミ、ほこりなどが入らないよ
うに注意してください。ノズルのつまりや故障の原因となりま
す。
補給してもウォッシャ液が噴射しないときは、 販売店に
ご相談ください。
寒冷地
一般
全地域
うすめる割合
原液
1
1
1
水
−
1
3
凍結温度
℃
−25以 下
−9
−4
Honda
ワイパ
《点検》
ウォッシャ液を噴射させながら、ワイパを作動させ点検します。
ワイパの拭き取りが円滑かつ良好に行えるか確認します。
ワイパモータやワイパブレードから異常な音が出ていないか確認し
ます。
ワイパブレード
ワイパモータ
(ボディカバーの裏側にあります。)

簡単なメンテナンス
《ワイパブレードラバーの交換》
ワイパブレードラバーが傷んでいると、拭きむらがあるばかりでなく
ウインドスクリーンを傷つけることがありますので、早めに交換して
ください。
ワイパアームを起こし、ノブを引きだして、アームを固定します。1.
アームを起こす
ノブ
ノブを引く
アームを起こした状態
2.ノブを押しながら、ワイパブレードを引いてワイパアームから取
外します。
ワイパブレード
ノブ
3.
ワイパブレードラバーの突起部が外れるまでワイパブレードラバ
ーを引き、そのままワイパブレードから引き抜きます。
ワイパブレードラバー
引引きき抜抜くく
突起部
ワイパブレード
4.
新品のワイパブレードラバーを突
起部の反対側からワイパブレード
に沿って差し込み、突起部を元の
位置に入れます。
差差しし込込むむ
ワイパアーム
押押すす
引引きき抜抜くく
5.取外しの逆手順でワイパブレードを取付け、ワイパアームを戻し
ます。

ケーブル・ワイヤ類
《ラバーブーツの点検》
ケーブル類にはインナーケーブル保護のため、ラバーブーツが取付け
られています。常に正しく取付けられているか点検してください。
洗車時には、ラバーブーツに直接水をかけたり、ブラシを当てたりしな
いでください。汚れのひどい場合は、固くしぼった布等で拭き取るよう
にしてください。
ラバーブーツ
《ケーブル・ワイヤ類の点検》
ブレーキレバー、スロットルグリップを作動させ、スムーズに動くか、
作動が異状に重くないか、ブレーキレバー、スロットルグリップから手
を放したときにレバーやグリップがスムーズに戻るかを点検してくだ
さい。また、ケーブル・ワイヤの外表部に損傷がないかを点検してくだ
さい。異状を感じた場合は 販売店にご相談ください。
Honda
ブレーキケーブル
スロットルワイヤ

車のお手入れ
お車を定期的に清掃することは、品質や性能を維持するために大切な
作業です。
普段見逃しがちな異常の発見にもつながります。
また、海水や路面凍結防止剤などに含まれる塩分は、車体のサビを促進
します。
海岸付近や凍結防止剤を散布した路面を走行した後は必ず洗車してく
ださい。
水を流しながら柔らかい布やスポンジで汚れを落としてください。
1.
汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤を使用し、十分な水で洗剤を
洗い流してください。
柔らかい布で拭きあげてください。車体を乾燥させた後、ブレーキ
2.
レバー等の取付け部へ注油し、その後、車体の腐食を防ぐため、ワ
ックスがけを行ってください。

洗車は、エンジンが冷えているときに行ってください。
高圧洗車機などのような車体に高い水圧がかかる洗車は避けてくだ
さい。
特に可動部や電装部品等にかかると、作動不良や故障の原因となる
ことがあります。
洗車時、吸気口に水を入れないでください。水が入ると始動不良の原
因になったり、動力伝達機構を損傷します。
吸気口
マフラ
ボディカバーやリヤトランクなどの樹脂部を清掃するときは、水で
洗い流してください。
汚れがひどい場合は、水で洗い流しながら中性洗剤を含ませた柔ら
かい布またはスポンジで汚れを落し、もう一度水で洗い流してから
拭き取ってください。
乾いた状態で拭くと、樹脂部に傷をつけますので避けてください。
洗車時、マフラに水を入れないでください。マフラ内部に水がたまる
と始動不良やサビの発生などの原因になることがあります。

車のお手入れ
洗車時、ブレーキの制動部分に水をかけないようにしてください。水
がかかるとブレーキの効き具合が悪くなることがあります。
洗車後は、安全な場所で周囲の交通事情に十分注意し、低速で走行し
ながらブレーキを軽く作動させて、ブレーキの効き具合を確認して
ください。もし、ブレーキの効きが悪いときは、ブレーキを軽く作動
させながらしばらく低速で走行して、ブレーキのしめりを乾かして
ください。
ワックスやケミカル類を使用するときは、ボディの目立たないとこ
ろでくもりやキズ、色むら等が生じないか確認してからご使用くだ
さい。また、ワックス等で強く磨くと塗膜が薄くなったり、色むらが
生じますのでご注意ください。
洗車直後などにヘッドライト内部がくもることがあります。この場
合、ヘッドライトを点灯することでくもりは除々に消えていきます。
ヘッドライトの点灯は、エンジンをかけながら行ってください。

ウインドスクリーンの取扱い
ウインドスクリーンは安全視界を確保するためにいつもきれいにして
ください。また、ウインドスクリーンにアクセサリを取付けないでくだ
さい。運転の妨げになるばかりでなく、アクセサリの吸盤がレンズのは
たらきをして、火災などの思わぬ事故をまねくことがあります。
ウインドスクリーンは樹脂部品のため、ガラス製と異なる注意が必要
です。次の項目をお守りください。
ウインドスクリーンの表面が氷結している時は、スクレーパ、解氷剤
や霜取り剤などのケミカル用品は使用せず、多量のぬるま湯をかけ
氷解させてください。解氷剤や霜取り剤などのケミカル用品は、有機
溶剤を含んでいますのでウインドスクリーンやルーフに悪影響を与
えます。
ウインドスクリーンやルーフを清掃するときは、傷がつきやすいの
で多量の水を使って、やわらかい布かスポンジで汚れを落してくだ
さい。
汚れのひどい時は、スポンジに薄めた中性洗剤を含ませ汚れを落し、
さらに十分な水で洗剤を洗い流してください。
(洗剤成分が残っていると、ウインドスクリーンに亀裂が発生する場
合があります。)乾いた状態で拭くと、ウインドスクリーンやルーフ
に傷をつけますので避けてください。
ウインドスクリーンにワイパブレードの摩擦物が付着した場合も、
同様に清掃してください。
ガソリン、シンナーなどの有機溶剤および酸性・アルカリ性の洗剤は、
ウインドスクリーンやルーフに悪影響を与えますので使用しないで
ください。
コンパウンドやワックスなどで磨かないでください。ウインドスク
リーンやルーフに傷をつけます。
油膜とり剤、はっ水剤などのケミカル用品は、使用しないでください。
有機溶剤を含んだケミカル用品は、ウインドスクリーンに悪影響を
与えます。
ガソリン、ブレーキ液または洗浄液などの化学物質がメータ、ウイン
ドスクリーン、ルーフ、ボディカバーなどの樹脂部品にかかると、亀
裂などが発生しますので、絶対にかからないようにしてください。
ウインドスクリーンに貼付されているコーションラベルは、はがさ
ないでください。

車のお手入れ 地球環境の保護について
保管のしかた
お車はできるだけご自宅の敷地内に保管してください。
長期間、ご使用にならない場合は次の項目をお守りください。
保管する前に各部にワックスがけを行ってください。サビを防ぐ効
果があります。
バッテリは自己放電と電気漏れを少なくするため車から取外し、完
全充電して風通しのよい暗い場所に保存してください。もし車に積
んだまま保存する場合は○−側ターミナルを外してください。
お車および部品等の廃棄をするとき
地球環境を守るため、使用済みのバッテリやタイヤ、エンジンオイルの
廃油等はむやみに捨てないでください。これらのものを廃棄する場合
は、 販売店にご相談ください。
Honda
また、将来お車を廃車する場合も同様です。お車の廃棄を希望するとき
はお近くの廃棄二輪車取扱店へご相談ください。
《廃棄二輪車取扱店》
廃棄二輪車取扱店とは(社)全国軽自動車協会連合会の加盟販売店で廃
棄二輪車取扱店として登録されている廃棄二輪車を適正処理するため
の窓口です。廃棄二輪車取扱店には「廃棄二輪車取扱店の証」が掲示さ
れています。
廃棄二輪車取扱店の証

《二輪車リサイクルマーク/リサイクル料金》 《二輪車リサイクルマークの取扱い》
この車には、二輪車リサイクルマークが車体に貼付されています。
マークが車体に貼付されている二輪車は、再資源化するためのリサイ
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマークが必要となります。
マークは車体から、剥がさないでください。
クル費用がメーカー希望小売価格に含まれていますので、二輪車を廃
棄する際は、再資源化に必要なリサイクル料金はいただきません。
マークの紛失、破損による再発行および販売の取扱いはありません。
リサイクルマークの剥がれ等により、リサイクルマーク付対象車かど
ただし、お車をお客様から廃棄二輪車取扱店および指定引取場所まで
の収集・運搬料金はお客様のご負担となります。収集・運搬料金につい
ては廃棄二輪車取扱店にご相談ください。
うか不明の場合は、下記の(財)自動車リサイクル促進センターホーム
ページおよび二輪車リサイクルコールセンターにてご確認ください。
廃棄二輪車のお取扱いに関しては、最寄の廃棄二輪車取扱店または下
記二輪車リサイクルコールセンターまでお問い合わせください。
二輪車リサイクルマークは、シートを開けると確認できます。(ペー
ジ参照)
28
(財)自動車リサイクル促進センターホームページ
http://www.jarc.or.jp/
二輪車リサイクルコールセンター
電話番号 03
受付時間 9:30〜17:00
(土日祝日、年末年始等を除く)
二輪車リサイクルマーク
35988075

色物部品をご注文のとき
色物部品をご注文のときは、カラーラベルに記載されているモデル名、
カラーおよびコードをお知らせください。
カラーラベルは、シートを開けると確認できます。(28ページ参照)
カラーラベル

マフラの純正マークについて
マフラの後部には、 純正部品を表すHONDAマークが刻印
されています。
HONDAマークは、マフラ後部にあり、車体下側より確認できます。
HONDAマーク
Honda
HONDAマーク

フレーム号機
フレーム号機は、部品を注文するときや、車の登録に関する手続に必要
です。
また、フレーム号機は、お車が盗難にあった場合に、車を捜す手掛りに
もなります。ナンバプレートの登録番号と共に別紙に記録し、車と別に
保管することをおすすめします。
フレーム号機打刻位置
エンジン号機打刻位置

エンジンが始動しないとき
始動しないまたは動かなくなったときは、次の点を調べてください。
エンジンのかけかたは取扱説明書通りですか。
燃料タンクにガソリンはありますか。
スタータモータは回りますか。
バッテリあがりで、スタータモータが回らないときはキックによる
始動を試みましょう。
故障の修理
お近くの 販売店にお申しつけください。
むやみに修理しないで、早く 販売店で点検整備を受けること
が、お車を長持ちさせる秘けつです。
Honda
Honda

主要諸元
型式
長さ
幅
高さ
軸距
原動機種類/総排気量
車両重量
乗車定員
タイヤ 前輪
サイズ 後輪
最低地上高
燃料消費率
最小回転半径
圧縮比
最高出力
燃料タンク容量
点火形式
点火時期
アイドリング回転数
点火プラグ NGK
DENSO
バッテリ
クラッチ
燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。したがって、走行時の気象、道路、車両、整備などの諸条件により異なります。※
※
リヤトランク付き(ワゴン) リヤトランク無し(デッキ)
−
BB TA02
1,895 mm
650 mm
1,690 mm
1,410 mm
ガソリン 2サイクル
136 kg 132 kg
1人
−
4.00 12 65J
−
130/90 6 53J
85 mm
41.9 km/ 30 km/h
W20FSR W22FSR W24FSR W20FR L W24FR L
(車速 定地走行テスト値)
2.0 m
7.0
3.7 kW (5.0 PS) / 6,500 rpm
7.3
CDI
式 バッテリ点火
BTDC18° / 1,800 rpm
1,800 rpm
BR8HS BR8HSABR6HSABR7HSBR6HS
−
12V 6Ah
乾式多板シュー式
/
0.049
−−

サービスデータ
前輪ブレーキレバーの遊び
後輪ブレーキレバーの遊び
パーキングロックレバーの遊び
タイヤ空気圧 前 輪
後輪
オイルタンク容量
ファイナルリダクション 全 容 量
オイルの量 オイル交換時
ヒューズ メインヒューズ
ヒューズ
点火プラグの点火すきま
エアクリーナエレメントの形式
ウォッシャタンク容量
電球(バルブ) ヘッドライト
ストップ・テールランプ
方向指示器(ウインカ)ランプ
−
10 20 mm
10 20 mm
−
510mm
−
200 kPa (2.00 kgf/cm
150 kPa (1.50 kgf/cm )
1.2
0.40
0.39
20A
15A
0.6 0.7 mm
−
ウレタンフォーム式
1.2
−×
12V 18/18W 2
−
12V 18/5W
−
12V 10W
)

−メモ−

お車についてのお問い合わせ、ご相談は、まず、 販売店にお気軽に
Honda
ご相談ください。
販売店
TEL
お問い合わせ、ご相談は、全国共通のフリーダイヤルで下記のお客様相談センター
でもお受け致します。
本田技研工業株式会社 お客様相談センター
フリーダイヤル
受付時間 9:00〜12:0013:00〜17:00
〒351−0188 埼玉県和光市本町8ー1
所在地、電話番号が変更になることがありますのでご了承ください。
お車に関してお問い合わせいただく際は、お客様へ正確、敏速にご対応させていただくために、あらかじめ、お手元にお車の
車検証や届出済証などの登録書類をご準備いただき、下記の事項をご確認のうえ、ご相談ください。
車両型式、車台番号、エンジン型式、登録番号、登録年月日
ご購入年月日
0120086819
オーハローバ イ ク
車種名、タイプ名、走行距離
販売店名

30GAG660
00X30-GAG-6600
C
2007
N HC
1000.2007.01.7