このたびはHonda車をお買い上げいただき、
ありがとうございます。
この本は の
取り扱いについて必要事項を説明しています。
安全で快適なドライブをお楽しみいただくために、
ご使用前に必ずお読みください。
●
運転はルールを守り、マナーよく。
シートベルトを着用しましょう。
•
法定速度を守りましょう。
•
子供やお年寄りをいたわりましょう。
•
駐停車は、ルールに従いましょう。
•
迷惑運転はやめましょう。
•
自然環境保護に気をくばりましょう。
•
●
保証や点検整備に関することはメンテナンス
ノートに記載しておりますので、ご使用前に
必ずお読みください。
車の仕様などの変更により、この本の内容と実車が一致しない場合がありますのでご了承ください。
●
お車に“ ”の表示があるところは、
ご使用前に本書の記載を確認してください。
●
取扱説明書は、メンテナンスノートと共に、
いつもお車に保管してください。
●
お車をゆずられるときは、つぎに所有される
かたのためにこの取扱説明書およびメンテナ
ンスノートを車につけておいてください。
●
ご不明な点は、担当セールスマンにおたずね
ください。
1
本書の読みかた
この本はドライバーの動作に沿って各部の取り扱いを説明しています。
また、装備、万一のときの応急処置、お車の手入れなど、必要な情報を説明しています。
「安全ドライブのための必読5ポイント」
重要ですので、しっかりお読みください。
安全に関する表示
「運転者や他の人が傷害を受ける可能性のあること」を回避方法と共に、下記の表示で記載し
ています。これらは重要ですので、しっかりお読みください。
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または重大な傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受ける可能性があるもの
その他の表示
お車に関することや、その他のアドバイスは下記の表示を使って記載しています。
お車のために守っていただきたいこと
(車が故障・破損するのを防ぐためのアドバイ
ス、異常事態の処置方法を記載しています)
2
知っておいていただきたいこと
知っておくと便利なこと
タイトル
階層ごとにデザインを
変えてあります
ヘッダー
ページの内容を
示しています
ページ
インデックス
(→4ページ)
ࡂࡦ࠼࡞ࡃ࠶ࠢࡒߩ⺞▵
࡞ࡓࡒ࠴࡞࠻ࠬ࠹ࠕࡦࠣ
ࡂࡦ࠼࡞ߩ㜞ߐࠍㆡಾߥ⟎ߦᄌ߃ࠆߎߣ
߇ߢ߈߹ߔޕ
ࡃࠍߒߍޔࡂࡦ࠼࡞ߩ㜞ߐࠍㆡಾ
ߥ⟎ߦߒߡޔࡃࠍరߩ⟎߹ߢ⏕ታ
ߦᒁ߈ߍߡ࿕ቯߒ߹ߔޕ
ࡃࡃ
ⴕߦ⺞▵ߔࠆߣࡂࡦ࠼࡞߇ᔅⷐએ
ߦേߊߎߣ߇ࠅޔᕁࠊߧߦߟ
ߥ߇ࠆ߅ߘࠇ߇ࠅ߹ߔޕ⺞▵ߪⴕ
ߔࠆ೨ߦⴕޔࡂࡦ࠼࡞ߦᣇะߩ
ജࠍട߃࿕ቯߐࠇߡࠆߎߣࠍ⏕ߒ
ߡߊߛߐޕ
ⴕߪࡒߩ⺞▵ࠍⴕࠊߥߢߊ
ߛߐޕ
٨㒐⌇ᑼ࡞ࡓࡒ
ᄛ㑆ⴕᤨޔᓟ⛯ゞߩࠗ࠻߇߹߱ߒߣ
߈ߦࠗ࠻ߩࠍᒙߊߢ߈߹ߔޕ
ࡁࡉࠍേ߆ߒߡಾࠅ឵߃߹ߔޕ
ⷺᐲ⺞▵ߪࡁࡉࠍᤤ㑆ߩ⟎ߦߒߡⴕߞߡ
ߊߛߐޕ
㧚
ゞߣߩᚻߥߟ߈߆ߚ
㧣
٨㐳ᦼ㑆ࠊߥߢ
Ⴃⵝ㕙ߩ⼔ߣ࠼ࠕ߹ࠊࠅߩಓ⚿ࠍ㒐
ߋߚߦޔࡏ࠺ࠖࠞࡃࠍߞߡߊߛ
ߐޕ
ࡁࡉ
ᤤ㑆
ᄛ㑆
Ⓧ㔐ኙ಄ᤨߩขࠅᛒ
ደᄖߦ߅ߊߣ߈
ᩰ⚊ߔࠆߣ߈ޔࠛࡦࠫࡦㇱࠍᲫ
Ꮣߢⷒߞߚࠅޔࠫࠛ࠲ߩ
߹ࠊࠅߦᲑࡏ࡞߿ᣂ⡞⚕ࠍߪ
ߐߺㄟࠎߛࠅߒߥߢߊߛߐޕ
ߘߩ߹߹ⴕߔࠆߣޔἫἴߩ߅
ߘࠇ߇ࠅ߹ߔޕ
193
44
説明文 安全に関する表示
装置/機構について
解説
に分けて記載しています。
操作方法
※このページはサンプルページですので、記載されている内容と実車は異なります。
3
本書の上手な使いかた
知りたい項目の説明がすぐ探せるように、いろいろな引きかたが用意されています。
タイトルから探すとき
目次(P.6)
ページインデックス:
目次と対応しているので、目的のページが
辞書を引くように探せます。
スイッチ類などの名称が
わからないとき
ビジュアル目次
(P.8~P.13)
名称から探すとき
さくいん
(P.332)
4
メーター内にランプ(警告灯)が
点灯したとき
警告灯目次(P.14)
故障かな、と思ったときや
万一のとき
さくいん(赤色文字)
(P.332)
「こんなことでお困りのとき」
(巻末)
5
目次
安全ドライブのための必読5ポイント
◆
車を運転する前に
1.
車を運転するときに
2.
安全装備
3.
ドライブを快適にする装備
4.
万一のとき
5.
車の手入れ
6.
車との上手なつきあいかた
7.
・サービスデータ
・さくいん
・こんなことでお困りのとき
6
1.お出かけまえに 16 2.お子さまに思いやりを 18
3.正しい知識で最適運転 22 4.駐車や停車はしっかりと 26
5.こんなことにも注意をしよう 28
15
・各部の開閉
・シートの調節
・シートベルト
・メーター
・表示灯
・スイッチの使いかた
・
コーナーセンサー/バックソナー
・SRSエアバッグシステム
・
アンチロックブレーキシステム(ABS)
・ブレーキアシスト
・エアコン
・工具・タイヤパンク応急修理キット・発炎筒
・事故が起きたとき
・ジャッキの取り扱い
・点検・整備について
・車にあった部品の使用
116
82
176
34
54
64
172
250
132
264
288
304
156
150
166
・オーディオ
・けん引
・
オーバーヒートしたとき
・簡単な整備
・セキュリティーシステム
・ハンドル・バックミラーの調節
・チャイルドシート固定装置
・マルチインフォメーションディスプレイ
・警告灯
・運転のしかた
・リミテッドスリップデフ(LSD)
244
252
120
144
・
シートベルトプリテンショナー
・
ビークルスタビリティアシスト(VSA)
・その他の安全装備
192
290
・室内装備品
・故障したとき
・パンクしたとき
266
・電気系統が異常のとき
・日常の手入れ
50
60
76
154
164
173
228
248
256
296
88
168
268
33
81
155
175
243
287
・積雪・寒冷時の取り扱い
・環境にやさしい省エネドライブをするために
306
・こんなときは
320
316
305
324
332
巻末
7
ビジュアル目次
ライト/方向指示器(ウィンカー)スイッチ
フォグライトスイッチ
メーター
マルチインフォメーションディスプレイ
表示灯
警告灯
オーディオリモートコントロールスイッチ
ワイパー/ウォッシャースイッチ
非常点滅表示灯(ハザード)スイッチ
82
116
120
138
139
143
135、138
88
227
エアコン
ヒーテッドドアミラースイッチ
リヤデフロスタースイッチ
ホーンスイッチ
インフォメーション( ꭒ)スイッチ
SEL/RESETスイッチ
フューエルリッドオープナー
ボンネット解錠ノブ
エンジンスタートスイッチ
176
143
8
42
89
63
142
89
45
134
オーディオ
センターポケット
VSA OFFスイッチ
コーナーセンサー/
バックソナー
メインスイッチ
192
236
170
150
エンジンスイッチ
チルト/テレスコピックステアリング
シガレットライター
132
232
60
9
ビジュアル目次
SRSエアバッグシステム(運転席用)
コンソールボックス
チェンジレバー
ルームミラー
SRSエアバッグシステム(助手席用)
237
148
60
156
156
発炎筒
グローブボックス
クールボックス
AUX端子
アクセサリーソケット
USB接続端子
ヒューズボックス
パワーウィンドースイッチ
247
222
10
236
238
241
242
270
47
前席室内灯
マップランプ
後席室内灯
グラブレール
コートフック
汎用型ISOFIX取付装置
シートベルト(チャイルドシート
固定機構付き)
カーゴスペース照明灯
アクセサリーソケット
リヤシェルフ
228
230
229
240
241
78
76
232
241
235
トランクリッド
カップホルダー
リヤシート
シートベルト
バニティミラー
パーキングブレーキ
フロントシート
237
239
58
64
234
146
56
11
ビジュアル目次
ヘッドライト
ワイパー
ボンネット
ドアの施錠・解錠
135
139
42
36
ドアミラー
フォグライト
12
61
138
ハイマウントストップランプ
173
テールゲート 36、
燃料補給口
40
45
13
警告灯目次
ブレーキ警告灯
→121ページ
油圧警告灯
→122ページ
PGM-FI警告灯
→122ページ
充電警告灯
→123ページ
タイヤ空気圧警報システム
警告灯
→126ページ
シートベルト非着用
警告灯
→124ページ
燃料残量警告灯
→124ページ
アンチロックブレーキ
システム(ABS)
警告灯 →
SRSエアバッグシステム
警告灯
125ページ
→125ページ
ビークルスタビリティ
アシスト(VSA)
警告灯 →
エレクトリックパワー
ステアリング(EPS)
警告灯 →
125ページ
128ページ
14
安全ドライブのための
必読
ご使用の前に知っておいていただきたいこと、
守っていただきたいことをまとめてあります。
5
● お出かけまえに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● お子さまに思いやりを・・・・・・・・・・・・・・・・
● 正しい知識で最適運転・・・・・・・・・・・・・・・・
● 駐車や停車はしっかりと・・・・・・・・・・・・・
● こんなことにも注意をしよう・・・・・・・
ポイント
16
18
22
26
28
安全ドライブのための必読5ポイント
シートベルトを正しく着用。
<56ページ参照>
●
運転する人はもちろん、同乗する人
にも必ず着用させてください。
●
シートに深く腰かけ、背もたれは必
要以上に倒さないでください。
●
腰骨のできるだけ低い位置に着用し
お出かけまえに・・・
点検をわすれずに。
<メンテナンスノート参照>
●
道路運送車両法により、法定定期点
検と日常点検が義務づけられていま
す。
安全・快適にお使いいただくために、
Hondaの点 検要領 に従って必ず点
検してください。
日常 点 検は車の使 用 状況に応じて、
お客様の判断で適時行う点検で、お
客様自身で実施が可能な項目となっ
ています。
●
普 段 と 違 う 点 に 気 づいたら、
Honda販売 店で点 検を受けてくだ
さい。
(音 、におい、ブレーキ液 の不 足 、
地 面 に 油 のあとが残 っている
時・・・)
●
走行中も車の状態に気を配り、いつ
もと違う音やにおい、運転感覚など
を感じたら早めに点検しましょう。
てください。
●
ベルトにねじれがないか確かめてく
ださい。
●
ベルトがくび、あご、顔などに当た
らないようにしてください。
●
一本のベルトを二人以上で使用しな
いでください。
16
燃料の入った容器やスプレー缶な
どはのせないで。
引火、爆発のおそれがあります。
運転の妨げになる物には注意を。
●
運転者の足もとに、物を置かないで
ください。
●
フロアマットが、ペダルに引っかか
らないように以下のことに注意して
ください。
フロアマットが固定されている。
•
フロアマットを重ねていない。
•
車に合ったフロアマットを使用し
•
ている。
POINTS
5
排気ガスには十分に気をつけて。
●
排気ガスには無色・無臭で有害な一
酸化炭素が含まれているため、吸い
込むと一酸化炭素中毒のおそれがあ
ります。
●
車庫や屋内などの換気の悪いところ
では、エンジンをかけたままにしな
いでください。
車内や屋内などに排気ガスが充満し
一酸化炭素中毒のおそれがあります。
ブレーキやアクセルのペダル操作が、
確実にできないおそれがあります。
●
手荷物はシートの高さを越えないよ
うにしましょう。
後方視界を妨げたり、急ブレーキの
ときなどに荷物がとび出すおそれが
あります。
●
排気管に穴や亀裂があったり、排気
音の 異常に 気づいたらHonda販売
店で点検を受けてください。
車内に排気ガスが侵入するおそれが
あります。
17
安全ドライブのための必読5ポイント
お子さまにもシートベルトを。
●
お子さまにも必ずシートベルトを着
用させるか、チャイルドシートをお
使いください。
お子さまを抱いていても、衝突した
ときなどに支えることができず危険
です。
お子さまに思いやりを
お子さまは、うしろの席に。
●
助手席にのせるのは避けましょう。
不 意 の 動 作 が 気 になったり、ス
•
イッチ・レバー類のいたずらなど
運転の妨げになるおそれがありま
す。また、事故が起きた場合、後
席のほうが安全といわれています。
インストルメントパネルに手をつ
•
いたり、顔や胸を近づけた状態で
の乗 車 は、SRSエアバッグが膨
らむ際、強い衝撃を受けるおそれ
があり危険です。
お子さまを後席に乗せることがで
•
きなく、やむをえず助手席に乗せ
るときは、一番大きなお子さまを
乗せてください。
18
POINTS
5
●
お子さまのくびやあごにシートベル
トがあたる場合や腰骨にかからない
場合は、チャイルドシートを使用し
てください。
シートベルトをそのまま使うと衝
•
突のときに腹部などに強い圧迫を
受けるおそれがあります。
また、ひとりですわることのでき
ない小さなお子さまは後ろ向きの
チャイルドシートを使用してくだ
さい。
チャイルドシートは安全装備です。
•
ヨーロッパの安全基準に合格して
いるものを必ず選んでください。
シート形状などにより、チャイル
•
ドシートを正しく取り付けできな
い席があります。このようなとき
は、他の席で試してください。ま
たは、この車に合ったチャイルド
シートを使用してください。
この車には、汎用型 ISOFIXチャ
•
イルドシートを固定するためのロ
アアンカレッジとトップテザーア
ンカレッジが装備されています。
汎用型ISOFIX取付装置 →78ページ
Honda純正品のチャイルドシート
•
をご用意しています。ご購入、ご
使用に際してはHonda販売店にご
相談ください。
●
チャイルドシートは確実に取り付け
てください。
お子さまを乗せるときは、チャイル
ドシートが車に確実に取り付けられ
ていることを確認してください。
また、お子さまの体をチャイルドシ
ートにきちんと固定してください。
シートベルトで固定するチャイル
•
ドシートは、シートベルトの種類
により固定方法が異なります。
シートベルトの種類 →66ページ
チャイルドシート固定機構付き
シートベルト →
汎用型ISOFIXチャイルドシート
•
は、ロアアンカレッジとトップテ
ザーアンカレッジを用いて固定し
ます。トップテザーアンカレッジ
にトップテザーストラップを結合
することにより、チャイルドシー
トを確実に固定することができま
す。
チャイルドシートを前向きに取り
付けるときは、ロアアンカレッジ
とトップテザーアンカレッジを用
いて固定します。
後 ろ 向 きに取 り 付 けるときは、
トップテザーアンカレッジは使用
しません。
汎用型ISOFIXチャイルドシート
•
は、シートベルトで固定する必要
はありません。
汎用型ISOFIX取付装置 →78ページ
詳しくはチャイルドシートに付属
•
の取扱説明書をご覧ください。
76ページ
19
安全ドライブのための必読5ポイント
●
助手席には後ろ向きのチャイルドシ
ートを取り付けないでください。ま
た、チャイルドシートを後ろ向きに
取り付けないでください。
SRSエアバッグが膨 らむ際 、
•
チャイルドシートの背面に強い衝
撃を受け危険です。
やむをえず前向きにチャイルドシ
•
ートを取り 付 ける場 合は、SRS
エアバッグから遠ざけるため、シ
ートを一番後ろに下げてください。
ドア、ウィンドー、シートの操作
は必ず大人が。
●
手、 足 、顔などをはさまないよう、
気をつけてください。
●
走行する前にすべてのドアが完全に
閉まっていることを確認してくださ
い。
ドアが完全に閉まっていないと走行
中にドアが開き、思わぬ事故の原因
となります。
●
パワーウィンドーのメインスイッチ
は、“OFF”にしておきましょう。
<47ページ参照>
●
走行中、一時停止のときなど、窓か
ら手 や 頭、物などを出さないよう、
注意してください。
思わぬ障害物で事故のおそれがあり
ます。
20
●
チャイルドシートを取り外したまま
車内に放置しないでください。
ブレーキや衝突のときなどにチャイ
ルドシートがとび出し傷害を受ける
おそれがあります。
お子さまを乗せないときでも確実に
取り付けるか、家などに保管してく
ださい。
POINTS
5
お子さまをシートベルトで遊ばせ
ないで。
●
チャイルドシート固定機構付きシー
トベルトでは、ベルトをすべて引き
出すと完全にベルトを戻すまでは引
き出し方向には動きません。
ベルトを身体に巻きつけたりして遊
んでいると、固定機構が作動してベ
ルトがゆるまなくなり、窒息などの
重大な傷害を受けるおそれがありま
す。
万一ベルトをゆるめることができな
くなった場合は、はさみなどでベル
トを切断してください。
車から離れるときは、お子さまも
一緒に連れて。
●
お子さまだけを車内に残さないでく
ださい。
炎天下の車内は、高温になり危険
•
です。
お子さまのいたずらにより車の発
•
進、火災などの思わぬ事故につな
がるおそれがあります。
21
安全ドライブのための必読5ポイント
●
走行中はエンジンを止めないでくだ
さい。
ブレーキ倍力装置が作用しないた
•
め、ブレーキの効きが悪くなりま
す。
パワーステアリングのパワー装置
•
正しい知識で最適運転
●
走行 中 ハンドルの中に手を入 れて、
スイッチを操作しないでください。
ハンドル操作の妨げになり大変危険
です。
がはたらかなくなり、ハンドル操
作が重くなります。
エンジンスイッチを“0”にすると、
•
キーが抜けることがあり、ハンド
ルがロックされ危険です。
22
POINTS
5
長い下り坂ではエンジンブレーキ
を。
●
ブレーキペダルを踏み続けて走行す
るとブレーキが過熱して、効きが悪
くなることがあります。
●
長い下り坂では、走行速度に合わせ、
ギヤを一段ずつ落として、エンジン
ブレーキを併用してください。
エンジンブレーキ:
走行中アクセルペダルを戻したとき
にかかるブレーキ力のことで、低速
ギヤほどよく効きます。
霧が出たときは。
●
霧が出たときは、視界が悪くなりま
す。昼間でもヘッドライトを下向き
で点灯し、中央線、ガードレールや
前の 車 の尾灯などをめやすにして、
速度を落として運転してください。
横風の強い日は。
●
横風を受け、車が横に流されるよう
なときは、ハンドルをしっかり握り、
スピードを徐々に下げて進路を立て
直してください。
トンネルの出口、橋・土手の上、山
を削った切り通し、大型トラックを
追い越したり、追い越されたりする
ときなどには、特に横風の影響を受
けやすいので十分注意してください。
23
安全ドライブのための必読5ポイント
雨天時の走行には注意を。
●
雨天時やぬれた道路では、路面が滑
りやすくなっておりタイヤのグリッ
プ力が低下するため、通常より注意
深い運転が必要です。
急加速、急ブレーキや急ハンドルを
避け、スピードを落として安全運転
に心がけてください。
●
わだちなどの水のたまりやすい場所
では、ハイドロプレーニング現象を
起こしやすくなります。
ハイドロプレーニング現象とは
316ページ
→
●
冠水路などの深い水たまりは走行し
ないでください。
エンジンの破損や電装品の故障およ
び車両故障につながるおそれがあり
ます。
水たまりに入ったあとはブレーキ
の効き具合を確認。
●
水たまり走行後や洗車後は、低速で
走行しながらブレーキペダルを軽く
踏んで効き具合を確認してください。
ぬれたブレーキは効きが悪かったり、
ぬれていない片側だけが効いてハン
ドルをとられることがあります。
●
ブレーキの効きが悪いときは、前後
の車に十分注意しながら低速で走行
し、ブレーキの効きが回復するまで、
繰り返しブレーキペダルを踏んでく
ださい。
24
走行中異常があったら。
●
警告灯が点灯したら、ただちに安全
な場所に停車し処置をしてください。
<120ページ参照>
点灯したまま走行を続けると、思わ
ぬ事故のもとになったり、エンジン
などを損傷するおそれがあります。
●
走行中にタイヤがパンクやバースト
(破裂)してもあわてずに、ハンドル
をしっかり握り、徐々にブレーキを
かけてスピードを落とし、安全な場
所に停車してください。
急ブレーキや急ハンドルは車のコン
トロールを失うことがあり危険です。
●
床下に強い衝撃を受けたときは、た
だちに車を止めて、ブレーキ液や燃
料の漏れ、各部に損傷がないかを確
認してください。
ブレーキ液や燃料の漏れ、損傷など
により思わぬ事故につながるおそれ
があります。
POINTS
5
25
安全ドライブのための必読5ポイント
可燃物には注意を。
●
枯草や紙、油、木材など燃えやすい
物があるところには、駐停車しない
でください。
排気管や排気ガスの熱により、着火
するおそれがあります。
駐車や停車は
しっかりと
植込みなどにも注意して。
●
植込みなどの近くに駐停車するとき
には、排気ガスが当たらないように、
車の向きを決めましょう。
26
POINTS
5
仮眠するときはエンジンを止め
る。
●
エンジンを必ず止めてください。
無意識にチェンジレバーを動かした
り、アクセルペダルを踏み込んだり
して、思わぬ事故を起こすおそれが
あります。
また、無意識にアクセルペダルを踏
み続けたりした場合、オーバーヒー
トなどを起こしたり、エンジンや排
気管などの異常過熱による火災事故
が発生するおそれがあります。
さらに風向や周囲の状況等によって
は、車内に排気ガスが侵入し一酸化
炭素中毒のおそれもあります。
車から離れるときには施錠を。
●
必ずパーキングブレーキをかけ、エ
ンジンを止め、ドアを施錠してくだ
さい。
●
車内の見えるところに、貴重品など
を置かないようにしましょう。
●
お子さまも連れていきましょう。
車の移動はエンジンをかけて。
●
車を移動するときは、必ずエンジン
をかけてください。
下り坂を利用しての移動などは、思
わぬ事故を招くことがあります。
坂道での駐車は。
●
パーキングブレーキをかけ、チェン
ジレバーを平地や下り坂ではR に、
上り坂では1に入れてください。
さらに、タイヤに輪止めをすると効
果があります。
27
安全ドライブのための必読5ポイント
飲み物などを電装品にこぼさない
ように注意して。
オーディオやスイッチなどの電装品に
飲み物がかかると、故障の原因となっ
たり、車両火災につながるおそれがあ
ります。
こんなことにも
注意をしよう
アクセサリーの取り付けには注意を。
●
運転視界の中にアクセサリーなどを
取り付けないでください。
視界の妨げにより思わぬ事故のも
•
とになります。
アクセサリーなどの揺れる動きが、
•
車外の状況認識を遅らせることが
あります。
●
ガラス面にアクセサリーなどを取り
付けないでください。
吸盤がレンズのはたらきをして火
•
災につながるおそれがあります。
万一、電装品に飲み物をこぼしたとき
は、Honda販売店にご相談ください。
28
POINTS
5
車内にライターや炭酸飲料缶など
を放置しないで。
炎天下での駐車などで車内温度が上昇
すると、ライターなどの可燃物は自然
発火したり、缶などは破裂したりする
おそれがあります。
ラジエーターキャップに気をつけ
て。
●
ラジエーターキャップが熱いときは、
外さないでください。
蒸気や熱湯が吹き出し危険です。
動物を乗せるときは、動きまわら
ないように注意して。
運転の妨げになったり、急ブレーキの
ときなどに思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
携帯電話の使用は停車中に。
●
運転者は、携帯電話を走行中に使用
しないでください。
運転者が運転中にハンズフリー以
•
外の自動車電話や携帯電話を使用
することは、法律で禁止されてい
ます。
運転中の使用により周囲の状況に
•
対する注意が不十分になると、思
わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
改造はしない。
●
Honda純正 部品以 外の、車の性 能
や機能に適さない部品を、使用しな
いでください。
適正な性能や機能を発揮しなかっ
•
たり、思わぬ事故のもとになった
りすることがあります。
Hondaが国土交通省に届け出をし
•
た部品以外の物を装着すると、違
反になることがあります。
●
ホイールは、CIVIC TYPE R EURO
専用品をご使用ください。
専用品以外のホイールを使うと、走
行装置やブレーキ装置に支障をきた
すことがあります。
Honda販売店にご相談ください。
●
無線装置や自動車電話などの取り付
けの際には、必 ずHonda販売 店に
ご相談ください。
装置や取り付け方法が適切でない場
合、電子機器部品に悪影響をおよぼ
すことがあります。
29