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取扱説明書
Instruction Manual
FT3424
照度計
LUX METER
2014年9月 発行 改訂1版
September 2014 Revised edition 1 FT3424A980-01 14-09H


目 次
はじめに ..................................................................................1
梱包内容の確認 .........................................................................2
オプション(別売)について .......................................................3
安全について ............................................................................4
ご使用にあたっての注意 ............................................................ 7
1 概要 11
1.1 概要と特長 ............................................................ 11
1.2 各部の名称と機能 ..................................................12
1.3 LCD表示について .................................................15
2 測定方法 17
2.1 測定の流れ ............................................................17
2.2 電池を取り付ける・交換する ..................................18
2.3 ストラップを取り付ける ........................................20
2.4 使用前の点検.........................................................22
2.5 測定する ...............................................................23
2.6 測定レンジを選択する ...........................................26
オートレンジで測定する ....................................................26
マニュアルレンジで測定する .............................................26
3 応用機能 27
3.1 設定時間後に測定値をホールドする
(タイマホールド機能) ...........................................27
測定値をホールドする(TIMER) ........................................27
3.2 表示部と受光部を離して使う ..................................28
受光部に三脚を取り付ける ................................................29
3.3 電池の消耗を抑える(オートパワーオフ機能) ..........30
FT3424A980-01
i

3.4 測定値を保存する(メモリ機能) ..............................31
測定値を保存する(MEM) .................................................31
保存した測定値データを読み出す(READ) .........................32
最後に保存した測定値データを消去する(CLEAR) .............33
保存したすべての測定値データを消去する .........................33
3.5 照度をロギングする(出力機能) ..............................34
3.6 PC
3.7 ブザー音を無効にする ...........................................37
3.8 バックライトを点灯する ........................................38
と通信する ......................................................36
4 仕様 39
4.1 基本仕様 ...............................................................39
4.2 測定仕様 ...............................................................40
確度 .................................................................................40
特性 .................................................................................40
4.3 出力仕様 ...............................................................41
4.4 機能仕様 ...............................................................42
4.5 一般仕様 ...............................................................42
5 保守・サービス 45
5.1 修理・点検・クリーニング .....................................45
5.2 困ったときは.........................................................46
5.3 エラー表示 ............................................................47
5.4 メッセージ一覧 .....................................................48
付録 付 1
付録 1 法定照度計について ........................................ 付 1
付録 2 照度基準例(参考) ........................................... 付 2
付録 3 センサ特性グラフ ........................................... 付 3
可視域相対分光応答度特性 .............................................. 付 3
斜入射光特性 .................................................................. 付 4
付録 4 その他の特性 .................................................. 付 5
付録 5 寸法図 ............................................................ 付6
ii

はじめに
はじめに
このたびは、HIOKI FT3424 照度計 をご選定いただき、誠にあり
がとうございます。この製品を十分にご活用いただき、末長くご使
用いただくためにも、取扱説明書はていねいに扱い、いつもお手元
に置いてご使用ください。
FT3424を以降「本器」または「本体」と記載します。
1

梱包内容の確認
梱包内容の確認
本器がお手元に届きましたら、輸送中において異常または破損がな
いか点検してからご使用ください。
特に付属品および、パネル面の操作キー、端子類に注意してくださ
い。万一、破損あるいは仕様どおり動作しない場合は、お買上店(代
理店)か最寄りの営業所にご連絡ください。
梱包内容が正しいか確認してください。
FT3424 単 3形アルカリ乾電池(LR6) 2本
取扱説明書
携帯用ケース
(ソフトケース)
CD-R*
(USBドライバ、
PCアプリケーション
専用
ソフトウェア、通信仕様書)
ストラップ(本体用)
(
p. 20)
センサキャップ
(ストラップ付)
(
p. 23)
USBケーブル
(
0.9 m)
*最新バージョンは、弊社ホームページからダウンロードできます。
2

オプション(別売)について
オプション(別売)について
本器には次のオプションがあります。お買い求めの際は、お買上店
(代理店)か最寄りの営業所にご連絡ください。
接続ケーブル・出力コード
受光部と表示部を分離して使用
するときの接続ケーブルです。
出力機能を使用するときに必要
です。
L9820 接続ケーブル
(長さ
2 m)
9094 出力コード
(長さ
1.5 m)
携帯用ケース
L9820 接続ケーブルや、9094 出力コード、USBケーブルを一緒に収納す
るのに便利な携帯用ケースです。
C0201 携帯用ケース
(セミハードケース)
※
L9820 接続ケー
ブルは収納でき
ません。
C0202 携帯用ケース
(ソフトケース)
3

安全について
安全について
本器は IEC 61010 安全規格に従って、設計され、試験し、安全な
状態で出荷されています。ただし、この取扱説明書の記載事項を守
らない場合は、本器が備えている安全確保のための機能が損なわれ
る可能性があります。
本器を使用する前に、次の安全に関する事項をよくお読みください。
注 意
•
誤った使いかたをすると、機器の故障につながる可能
性があります。この取扱説明書を熟読し、十分に内容
を理解してから操作してください。
• 電気計測器を初めてお使いになる方は、電気計測の経
験がある方の監督のもとで使用してください。
表記について
本書では、リスクの重大性および危険性のレベルを以下のように区
分して表記します。
警 告
注 意
重要
作業者が死亡または重傷を負う可能性のある場合につい
て記述しています。
作業者が軽傷を負う可能性のある場合、または機器など
に損害や故障を引き起こすことが予想される場合につい
て記述しています。
操作および保守作業上、特に知っておかなければならな
い情報や内容がある場合に記述します。
してはいけない行為を示します。
必ず行っていただく「強制」事項を示します。
*
説明を下部に記載しています。
4

機器上の記号
安全について
注意や危険を示します。機器上にこの記号が表示されている
場合は、取扱説明書の該当箇所を参照ください。
直流(DC)を示します。
規格に関する記号
EU加盟国における、電子電気機器の廃棄に関わる法規制
WEEE指令)のマークです。
(
欧州共同体閣僚理事会指令(EC指令)が示す規制に適合してい
ることを示します。
画面表示について
本器の画面では、英数字を次のように表示しています。
ABCDEFGH I JKLMNOPQRSTUVWXY Z
1234567890
ただし、一部上記と異なる表示があります。
電源遮断時に表示(p. 16)
表示部と受光部が接続されていないときに表示
5

安全について
確度について
弊社では測定値の限界誤差を、次に示す f.s.(フルスケール)、rdg.
(リーディング)、dgt.(ディジット)に対する値として定義してい
ます。
(最大表示値)
f.s.
最大表示値を表します。一般的には、現在使用中のレンジを表
します。
(読み値)
rdg.
現在測定中の値、測定器が現在表示している値を表します。
(分解能)
dgt.
最小表示単位、最小桁の “
1” を表します。
6

ご使用にあたっての注意
ご使用にあたっての注意
本器を安全にご使用いただくために、また機能を十二分にご活用い
ただくために、次の注意事項をお守りください。
ご使用前の確認
保存や輸送による故障がないか、点検と動作確認をしてから使用し
てください。故障を確認した場合は、お買上店(代理店)か最寄り
の営業所にご連絡ください。
本器の 設置について
使用温湿度範囲については仕様(p. 42)をご覧ください。
警 告
本器の故障、事故の原因になりますので、次のような場
所には設置しないでください。
• 高温になる場所
• 腐食性ガスや爆発性ガスが発生する場所
• 水、油、薬品、溶剤などのかかる場所
• 多湿、結露するような場所
• ホコリの多い場所
•
機械的振動の多い場所
光学部品は熱に弱いため、本器を使用しないときは、冷暗所で保
管してください。
7

ご使用にあたっての注意
ケーブル、コード類の取り扱い
注 意
• ケーブル、コード類の被覆が破れたり、金属が露出し
たりしていないか、使用する前に確認してください。
損傷がある場合は、正しい測定・通信ができませんの
で、弊社指定のものと交換してください。
• ケーブル、コード類の被覆に損傷を与えないため、踏
んだり挟んだりしないでください。
• 断線による故障を防ぐため、コネクタやジャックの付
け根を折ったり、引っ張ったりしないでください。
• 0℃以下の環境では、ケーブル、コード類が硬くなりま
す。この状態でケーブル、コード類を曲げたり、引っ張っ
たりした場合、ケーブル、コード類の被覆破損および
断線の可能性がありますので注意してください。
本器の取り扱い
注 意
•
本器は受光部と表示部が分離できる構造になっていま
す。本器の故障を避けるため、必ず電源を切ってから
受光部と表示部を分離または接続してください。
• 本器の損傷を防ぐため、運搬および取り扱いの際は振
動、衝撃を避けてください。特に、落下などによる衝
撃に注意してください。
• 本器の損傷を避けるため、D/A OUTPUT 端子を短絡し
たり、電圧を入力したりしないでください。
8

ご使用にあたっての注意
重要
• 本器を使用するときは、必ず弊社指定の接続ケーブルを使用し
てください。指定以外の接続ケーブルを使用すると接触不良な
どで正確に測定できない場合があります。
• 一般の照明器具の下での照度測定において、表示が安定しない
ことがあります。これは照明器具の電源電圧の変動、周囲の環
境(人の影など)によるものがほとんどです。これらの点に注
意して測定してください。
• 低照度下で測定するときのために、LCD表示部にバックライ
トを備えています。測定値をホールドした状態、または、内部
メモリに保存した測定値データを読み出した状態で、低照度環
境(約
ます。バックライトが測定に影響しないよう、測定中にバック
ライトを点灯させることはできません。
•
本器の測定基準面(
•
本器を分解したり、衝撃を加えたりしないでください。
lx
750
以下)のときだけ、バックライトが自動で点灯し
REF.LEVEL
)は、下図の色付きの部分です。
測定基準面(REF.LEVEL)
9

ご使用にあたっての注意
CD-Rご使用にあたっての注意
•
ディスクの記録面に汚れや傷がつかないようご注意ください。
また、文字などをレーベル面に記入するときは、先の柔らかい
筆記用具をお使いください。
•
ディスクは保護ケースに入れ、直射日光や高温多湿の環境にさ
らさないでください。
•
このディスクのご使用にあたってのコンピュータシステム上の
トラブルについて、弊社は一切の責任を負いません。
輸送時の注意
本器を輸送する際は、以下のことにご注意ください。
なお、輸送中の破損については保証しかねますのでご了承ください。
注 意
• 振動や衝撃で破損しないように取り扱ってください。
• 本器の損傷を避けるため、付属品やオプション類を本
器から外してください。
長時間使用しない場合
重要
電池の液漏れによる腐食と本器の損傷を防ぐため、長い間使用し
ないときは、電池を抜いて冷暗所で保管してください。
10

概要
1
1.1 概要と特長
本器は堅牢性を備えた多機能高精度照度計です。
各種照明機器、照明工事、設備管理など幅広い分野で使用可能
広範囲な照度の測定(0.00 lx〜 200000
表示部と受光部を分離して使う
L9820 接続ケーブル
(オプション)
(PC)にデータ送信・制御
見やすい大画面
LCD表示
低照度の環境下
で測定値を保持
(ホールド)する
と、自動でバック
ライトが点灯
測定値ホールド
タイマホールド機能を搭載
(
lx
)
照度センサ部
波長に対する感度を人間の目
の応答に近づけるような視感
度フィルタを搭載
パーソナルコンピュータ
付属の専用PCアプリケー
ションソフトウェアを使用
USBケーブルで接続)
測定値をメモリ
本体内部メモリに最大99個
の測定値データを保存可能
PCに一括データ送信可能
11

各部の名称と機能
1.2 各部の名称と機能
正面・側面
受光部
照度センサ部
測定基準面
表示マーク
LCD表示部
表示部
p. 15)
(
操作キー部
p. 12)
(
ストラップ穴 (p. 20)
受光部と表示部の 2つに分かれていて、分離できます。(p. 28)
(オプションの L9820 接続ケーブルを使用)
センサ
キャップ
p. 23)
(
USB端子
Bタイプ)
(ミニ
D/A OUTPUT
端子(p. 34)
操作キー
1 2
3
5
6
12
4

各部の名称と機能
通常 1秒以上長押し
1
2
3
4
電源を入れる 電源を切る ー
測定値をホール
ドまたはホール
ドを解除
•
レンジを切り
替え(
p. 26)
•
内部メモリに
保存した測定
値データの読
み出しモー
ドを解除
(p. 32)
ゼロアジャスト
タイマホールド機能を起動
(p. 27)
5 〜 60秒後(時間指定可
能)に自動でホールド
AUTOレンジに切り替え 本体ソフトウェ
1
*
•
最後に保存した
測定値データを消去
(p. 33)
•[CAP]表示中にゼロア
ジャストモードを解除
•
5
6
内部メモリに
測定値を保存
(
p. 31)
•
メモリ
1 *2
増加
*
•
タイマ残時間
を増加
•
メモリ
1 *2
減少
*
•
タイマ残時間
を減少
メモリ No.を連続で増加 *
(p. 32)
No.を
3
*
•
No.を
内部メモリに保存した測
定値データを読み出し
(p. 32)
3
•
*
メモリ
減少
No.を連続で
1
*
(p. 32)
押しながら
電源を入れる
オートパワーオ
フ機能(
解除(
p. 30)
アのバージョン
を表示
内部メモリに保
1
存したすべての
*
測定値データを
消去できる状態
(
p. 33)
1
LCD全点灯
ブザー音を無効
に設定(
APS)の
p. 37)
*1 内部メモリに保存した測定値データの読み出しモード時
*2 内部メモリに測定値データが複数保存されているときだけ、
を操作できます。
*3 タイマホールド機能動作中
13

各部の名称と機能
背面
三脚取付ネジ穴
受光部を三脚に取り付ける場合に使用
します。正面の照度センサ中心位置の
真裏に位置します。(
合番号
受光部と表示部の合番号が同一である
ことを確認して使用してください。
製造番号
製品保証など、管理上必要ですので、
はがさないでください。
測定範囲
本器の測定範囲を表記しています。
電池カバー
電池交換(
します。
使用する電池の説明を記載しています。
p. 18)時にカバーを取り外
p. 29)
p. 18参照
14

LCD表示について
1.3 LCD表示について
メッセージ表示およびエラー表示については、「5.3 エラー表示」
(
p. 47)、「5.4 メッセージ一覧」(p. 48)をご覧ください。
2
1
3
4
5
6
8
7
1
2
3
4
5
6
7
8
測定値ホールド(p. 24、p. 27)
USB通信中(p. 36)
メモリ機能有効(p. 31)
内部メモリに保存した測定値データ読み出し状態
p. 32)、メモリ No.
(
タイマホールド機能有効(p. 27)
測定値をホールドするまでの残時間(秒)
の操作有効
/
(測定値データの読み出し、タイマ残時間の設定)
電池残量(p. 16)
オートパワーオフ機能有効(p. 30)
ブザー音有効(p. 37)
測定値が設定レンジの最大照度範囲を超えている状態
オートレンジ有効(p. 26)
出力機能有効(p. 34)
照度の単位記号(ルクス)
15

LCD表示について
測定値が各レンジの最大入力範囲を超えたとき
最大表示値が点滅し、LCD 表示部に
が点灯します。
電池残量表示
電池残量あり。
残量が減ると、左から目盛りが消えていきます。
まもなく電池残量がなくなります。新しい電池を準備してください。
【点灯】
電池残量なし。すぐに新しい電池と交換してください。(
【点滅】
電池残量なし。すぐに新しい電池と交換してください。使い続け
ると電源遮断する場合があります。(
消灯 USB通信時および USBバスパワー接続時は、電池残量表示が消
灯します。
電池残量表示は連続使用時間に対するおおよその目安です。
マンガン乾電池やニッケル水素電池を使用している場合は、電池残量表示が
正しく動作しません。
p. 18)
p. 18)
電源遮断
16
電池残量がなくなると、LCD表示部に
[b. Lo]
が 3秒間点滅し、自動で電源が切
れます。

測定方法
2
2.1 測定の流れ
使用前には、必ず「ご使用にあたっての注意」(p. 7)をご覧ください。
設置・接続
センサキャップを装着したまま電池を入れる
p. 18)
(
使用前の点検をする (p. 22)
測定
電源を入れてゼロアジャストを実行する
センサキャップを外して測定を開始する
(必要に応じて)
測定値をホールドする
測定値を内部メモリに保存する(
p. 31)
終了
電源を切ってセンサキャップを装着する
必要に応じて、その他オプ
ション類の準備をします。
17

電池を取り付ける・交換する
2.2 電池を取り付ける・交換する
本器を最初に使用するときは、単3形アルカリ乾電池(LR6)2本を
取り付けてください。また、測定前には十分な電池残量があるか確
認してください。残量が少ない場合は、電池を交換してください。
ニッケル水素電池の使用について
使用できますが、アルカリ乾電池とは放電特性が異なるため、電池
残量表示が正しく動作しません。ご注意ください。
警 告
•
電池をショート、充電、分解または火中への投入はしな
いでください。破裂する恐れがあり危険です。
• 感電事故を避けるため、出力コード、USBケーブルを
外してから、電池を交換してください。
• 交換後は、必ず電池カバーを取り付けてから使用して
ください。
注 意
性能劣化や電池の液漏れの原因になりますので、以下を
お守りください。
•
新しい電池や古い電池、種類の違う電池を混在して使
用しないでください。
•
極性+ーに注意し、逆向きに入れないでください。
•
使用推奨期限を過ぎた電池は使用しないでください。
•
使い切った電池を本器に
電池の液漏れによる腐食と本器の損傷を防ぐため、長い
間使用しないときは、電池を抜いて保管してください。
入れたままにしないでください。
18

電池を取り付ける・交換する
• 点灯時は、まもなく電池残量がなくなります。新しい電
池を準備してください。
• 点灯・点滅時は、電池残量がありません。すぐに交換し
てください。
•USB通信時および USBバスパワー接続時は、電池残量表示が
点灯しません。
• 電池を交換する前に、電源を切ってください。
• 使用後は必ず電源を切ってください。
•
電池は地域で定められた規則に従って処分してください。
以下のものを用意する
1
•
3形アルカリ乾電池
単
2
を長押しして電源を切る
背面
4, 5
3
6
(
LR6)2本
本器の電源を切る
2
電池カバーをスライドし
3
て外す
電池を交換する場合は、
4
古い電池をすべて取り出
す
新しい単3形アルカリ乾
5
電池2本を極性に注意し
て入れる
電池カバーを取り付ける
6
単 3形マンガン乾電池(R6)も使用できますが、連続使用時間が
アルカリ乾電池に比べ短くなります。
19

ストラップを取り付ける
2.3 ストラップを取り付ける
表示部の底面にあるストラップ穴に、付属のストラップ(本体用)
とセンサキャップのストラップを取り付けることができます。
注 意
ストラップは本器の取り付け部に確実に取り付けてくださ
い。取り付けが不十分だと、持ち運びの際に本器が落下し、
破損する恐れがあります。
ストラップを 1つ取り付ける場合
20

ストラップを 2つ取り付ける場合
1
センサキャップのストラップ
2
3
ストラップを取り付ける
ストラップ(本体用)
21
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使用前の点検
2.4 使用前の点検
保存や輸送による故障がないか、確認してから使用してください。
故障を確認した場合は、お買上店(代理店)か最寄りの営業所にご
連絡ください。
本器外観の確認
点検項目 対処
•
本器に破損しているところや
亀裂がない
•
内部回路が露出していない
電源投入時の確認
点検項目 対処
電池残量は十分にある
表示項目に欠けているところ
はない
目視で確認してください。
損傷がある場合は、正しく測定できませ
んので、使用しないで修理に出してくだ
さい。
LCD表示部右上の電池残量表示が の
場合は、すぐに新しい電池と交換してくだ
さい。使い続けると電源遮断する場合があ
ります。(
全点灯表示で確認してください。
(
欠けている場合は修理に出してください。
p. 18)
p. 13、p. 15)
22
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2.5 測定する
測定する
センサキャップを装着
を押して電源を入れる
付属のセンサキャップを照度セン
1
サ部に装着した状態で、電源を入
れる
LCD表示部に数字が表示されます。
2
3
を押す
[ADJ]が表示され、すべてのレンジの
ゼロアジャストが実行されます。
ゼロアジャストが完了すると[
消えます。
センサキャップを外し、測定する
位置に受光部を近づける
ADJ]が
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測定する
センサキャップを装着
(特定のレンジに固定して測定したいときは)
4
5
(測定値をホールドしたいときは)
を押してレンジを選択する
参照:「2.6 測定レンジを選択する」(p. 26)
測定値が安定したら測定値を読み
取る
を押し、測定値を読み取る
再度 を押すと、測定値のホー
ルドが解除されます。
設定した時間経過後に測定値をホールド
することもできます。
参照:「3.1 設定時間後に測定値をホールドする
(タイマホールド機能)」(
測定が終了したら、センサキャッ
6
プを装着して電源を切る
p. 27)
を長押しして電源を切る
24
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測定する
•
測定範囲を超えると
•
電源を入れた後すぐにゼロアジャストを実行すると、数カウン
ト数字が残ることがあります。その場合は、再度ゼロアジャス
トを実行してください。
•
測定値をホールドした状態では、ゼロアジャストを実行できま
せん。
が表示されます。
センサキャップ未装着で を押したとき
付属のセンサキャップを照度センサ部に正
しく装着していない(
ントがある)場合に
表示部に[CAP]が表示されます。
センサキャップを正しく装着してから、
再度
を押してください。
[CAP] 表示中に を長押しすると、ゼロアジャストモードが
解除されます。
lx
1
相当以上のカウ
を押すと、LCD
25
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測定レンジを選択する
2.6 測定レンジを選択する
オートレンジまたはマニュアルレンジを選択できます。
•
オートレンジ 測定値に合わせて最適なレンジに自動設定
(出力機能(
•
マニュアルレンジ 特定のレンジに固定設定
オートレンジで測定する
マニュアルレンジで測定する
OUTPUT)使用時は無効)
電源を入れると、オートレンジで測定が始ま
ります。
点灯(初期設定)
を押す
AUTOレンジからマニュアルレンジに切り替
わり、オートレンジで選択されていたレンジ
に固定されます。(
を押すたびに、レンジが切り替わります。
200000 lx → 20.00 lx → 200.0
↑ ↓
20000 lx ← 2000
オートレンジに切り替えたいとき
消灯)
lx
lx
を長押しする( 点灯)
測定値をホールドした状態では、レンジの切り替えができません。
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