
CT9555
CT9556
取扱説明書
CT9557
セン サユ ニット
SENSOR UNIT
传感器单元
Instruction Manual
使用说明书
保留备用
Feb. 2022 Revised edition 3
CT9555A960-03 22-02H
使用前にお読みください
大切に保管してください
Read carefully before use.
Keep for future reference.
使用前请阅读
请妥善保管
JA/EN/CN
*600483573*


目 次
はじめに .....................................................................................1
梱包内容の確認 ............................................................................1
安全について ...............................................................................3
ご使用にあたっての注意 ...............................................................4
概要と特長 ..................................................................................7
■ 概要 ............................................................................................. 7
■ 特長 ............................................................................................. 7
各部の名称と機能 ........................................................................8
測定前の点検 .............................................................................13
測定方法 ...................................................................................14
■ CT9555または CT9556を使う ................................................... 14
■ CT9557を使う ..........................................................................16
■ 加算機能を使用する場合 .............................................................18
■ センサの接続・取り外し方法 ....................................................... 20
■ BNCケーブルを接続する ............................................................ 21
■ CT9557と測定機器を CT9904で接続する ..................................21
■ CT9557と測定機器を取り外す ...................................................22
応用例 .......................................................................................23
■ 電流を観測する(CT9555, CT9556) ...........................................23
■ 大電流、多条回路を測定する(加算機能) ...................................... 24
■ 漏れ電流、非測定ラインの電流を測定する(加算機能) ..................25
仕様 ..........................................................................................26
■ CT9555(1チャネル)、CT9556(1チャネル /RMS)仕 様 ............. 26
■ CT9557(4チャネル /RMS)仕 様 .................................................28
保守・サービス ..........................................................................32
CT9555A960-03
i

ii

はじめに
はじめに
このたびは、HIOKI CT9555, CT9556, CT9557 センサユニット をご選定いただき、誠にあ
りがとうございます。この製品を十分にご活用いただき、末長くご使用いただくためにも、取
扱説明書はていねいに扱い、いつもお手元に置いてご使用ください。
取扱説明書の最新版
取扱説明書の内容は、改善・仕様変更などのために変更する場合があります。
最新版は、弊社ウェブサイトからダウンロードできます。
https://www.hioki.co.jp/jp/support/download/
梱包内容の確認
本器がお手元に届きましたら、輸送中における異常または破損がないか点検してからご使用く
ださい。特に付属品、パネル面のスイッチ、および端子類に注意してください。万一、破損が
ある場合や仕様どおりに動作しない場合は、お買上店(代理店)か最寄りの営業拠点にご連絡く
ださい。
本体と付属品
梱包内容が正しいか確認してください。
CT9555, CT9556
本体(イラストはCT9555)
Z1008 ACアダプタ(電源コード含む)
CT9557
本体
取扱説明書
Z1002 ACアダプタ(電源コード含む)
取扱説明書
1

梱包内容の確認
オプション
本器には次のオプションがあります。お買い求めの際は、お買上店(代理店)か最寄りの営業拠
点にご連絡ください。オプションは、変更になる場合があります。弊社ウェブサイトで最新の
情報をご確認ください。
CT9900 変換ケーブル L9217 接続コード
CT9901 変換ケーブル 9165 接続コード CT9902 延長ケーブル
各BNC 端 子からは、L9217 または9165 で接続先の機器に接続します。
9272-05
CT684x-05
CT684xA
CT686x-05
9709-05
CT687x (-01)
CT687xA (-1)
PW9100s
CT6904s*¹*²
CT6904As*¹
CT9902*³
延長ケーブル(5 m)
CT9555, CT9556
Z1008
CT9901
CT9904 接続ケーブル
コネクタ HIOKI/
PL23
メス・3390
CT6841
CT6843
CT6844
CT6845
CT6846
CT6862 (-10)
CT6863 (-10)
CT6865 (-10)
9709 (-10)
9272-10
*1: CT9902 に非対応
*2: CT9555のみに対応
*3: CT9902 を最大で2本使用し、10 m まで延長できます。CT9902を使用する場合、
確度が加算されます。詳細は各電流センサーの取扱説明書をご確認ください。
2
CT9557
CT9904
接続ケーブル(1 m)
コネクタ
ME15W
PW6001, PW8001
HIOKI/
メス・
Z1002

安全について
安全について
本器はIEC 61010安全規格に従って設計され、試験し、安全な状態で出荷されてい
ます。ただし、この取扱説明書の記載事項を守らない場合は、本器が備えている安
全確保のための機能が損なわれる可能性があります。
本器を使用する前に、次の安全に関する事項をよくお読みください。
危 険
誤った使いかたをすると、人身事故や機器の故障につながる可能性があり
ます。この取扱説明書を熟読し、十分に内容を理解してから操作してくだ
さい。
警 告
電気計測器を初めてお使いになる方は、電気計測の経験がある方の監督の
もとで使用してください。
表記について
本書では、リスクの重大性および危険性のレベルを以下のように区分して表記しま
す。
危 険
警 告
注 意
重要
*
作業者が死亡または重傷に至る切迫した危険がある場合について記述し
ています。
作業者が死亡または重傷を負う可能性がある場合について記述していま
す。
作業者が軽傷を負う可能性がある場合、または機器などに損害や故障を
引き起こすことが予想される場合について記述しています。
操作および保守作業上、特に知っておかなければならない情報や内容が
ある場合に記述します。
高電圧による危険があることを示します。
安全確認を怠ったり取り扱いを誤ったりすると、感電によるショック、
火傷、あるいは死に至る危険を警告します。
してはいけない行為を示します。
必ず行っていただく「強制」事項を示します。
説明を下部に記載しています。
3

ご使用にあたっての注意
機器上の記号
注意や危険を示します。機器上にこの記号が表示されている場合は、取扱説明書
の該当箇所を参照ください。
直 流( DC)を示します。
規格に関する記号
EU加盟国における、電子電気機器の廃棄に関わる法規制(WEEE 指令)のマーク
です。
EU指令が示す規制に適合していることを示します。
ご使用にあたっての注意
本器を安全にご使用いただくために、また機能を十二分にご活用いただくために、
次の注意事項をお守りください。
本器の仕様だけではなく、使用する付属品、オプションなどの仕様の範囲内で本器
をご使用ください。
•
•
4
危 険
本器を使用して、センサ(「仕様」(
器(オシロスコープや記録計など)、および他の測定器は、使用上の注意
事項を守ってご使用ください。
入力端子と筐体、他の入力端子間が絶縁されていない測定器をご使用に
なる場合は、以下の点にご注意ください。
センサを接続する入力端子以外の端子に信号を入力する際、グランド側
の端子を接地電位以外には接続しないでください。グランド側の端子か
らセンサや本器に短絡電流が流れ、感電事故や破損の原因になります。
図のようには絶対に接続しないでください。
p. 26)参照)を接続する波形観測機

ご使用にあたっての注意
警 告
本器の故障、事故の原因になりますので、次のような場所には設置しない
でください。
•
直射日光があたる場所、高温になる場所
•
腐食性ガスや爆発性ガスが発生する場所
•
強力な電磁波を発生する場所、帯電しているものの近く
•
誘導加熱装置の近く(高周波誘導加熱装置、
•
機械的振動が多い場所
•
水、油、薬品、溶剤などがかかる場所
•
多湿、結露する場所
•
ホコリが多い場所
•
電源を入れる前に、本器の電源接続部に記載されている電源電圧と、ご
使用になる電源電圧とが一致していることを確認してください。指定電
源電圧範囲外で使用すると、本器の破損や電気事故の原因になります。
•ACアダプタは、付属のZ1008 ACアダプタ(CT9555/CT9556用)、ま
Z1002 AC アダプタ(CT9557 用)を必ず使用してください。AC
たは
アダプタの定格電源電圧はAC100 V 〜 240 V、定格電源周波数は
50 Hz/60 Hz です。機器の損傷および電気事故を避けるため、それ以外
の電圧での使用は絶対にしないでください。
•
感電事故を避けるため、また本器の安全性を確保するために、接地形
極コンセントに付属の電源コードを接続してください。
IH調理器具など)
2
•
•
•
•
•
注 意
電源電圧の接続を間違えないでください。内部回路が破壊される場合が
あります。
本器の電源が切れている状態で、センサに電流を入力しないでください。
本器およびセンサを破損することがあります。
本器の損傷を避けるため、出力端子(
WAVE 出力端子)に電圧を入力しないでください。
および
SENSOR 端子からはセンサに電源電圧(12 V)を供給していま
本器の
SENSOR 端子のピン端子間を短絡したり、センサのコネクタ以外
す。
を挿入したりしないでください。
本器の電源が入った状態、測定導体をクランプした状態、または電流を
測定した状態で、センサのコネクタを抜き差ししないでください。本器
およびセンサの故障の原因になります。
OUTPUT 端子、RMS 出力端子、
5

ご使用にあたっての注意
注 意
•AC アダプタを本器および商用電源に接続する場合は、必ず本器の電源
を切ってください。
•
本器の損傷を防ぐため、運搬および取り扱いの際は振動、衝撃を避けて
ください。特に、落下などによる衝撃に注意してください。
•
ケーブル類
す。感電や火傷などの危険がありますので、金属部が露出したコードは
使用しないでください。
ご使用前の確認
保存や輸送による故障がないか、点検と動作確認をしてから使用してください。故
障を確認した場合は、お買上店(代理店)か最寄りの営業拠点にご連絡ください。
/ コード類の被覆が溶けると金属部が露出することがありま
6

概要と特長
概要と特長
概要
CT9555, CT9556, CT9557 センサユニットは、HIOKI製の高性能電流センサを接
続し、記録計、オシロスコープ、電力計などの計測機器に測定データを出力できる
入力ユニットです。
多条配線の電力測定をはじめ、さまざまな電流測定にご使用いただけます。
特長
•9272-05、CT684x-05、CT684xA、CT686x-05、9709-05、CT687x、
CT687xA、CT687x-01、CT687xA-1、PW9100s、CT6904s*、CT6904As 対応
*:CT9555のみに対応
•AC電流に対応したRMS変換機能(1チャネル、RMS)
•
コンパクトな
•4チャネル加算機能による4条までの1000 A以上の電流測定
•
本体は外部バッテリに対応した
4チャネルタイプ
10 V 〜 30 V 電源
7

各部の名称と機能
各部の名称と機能
CT9555
正面 背面
CT9556
CT9557
正面
11
22
33
44
正面 背面
11
22
33
44
背面
77
88
55
66
77
99
88
55
66
99 101012121313
1111
1414
88
11
22
33
44
8
55
6677

各部の名称と機能
No. 名称 説明
電源 LED
11
DEMAG
スイッチ
CT9555
電源 ON時:緑点灯
電源 OFF時:消灯
CT9556
電源 ON時:緑点灯
電源 OFF時:消灯
定格電圧の 2.8倍ピークの入力があった場合:赤点灯
CT9557
•
CH A
電源 ON時:緑点灯
電源 OFF時:消灯
定格電圧の 2.8倍ピークの入力があった場合:赤点灯
•
接続されているセンサへ
します。
DEMAG信号が送られ、消磁が動作
•DEMAG機能のないセンサが接続されている場合は消磁が動
作しません。
22
CT9557
加算出力をCT9904接続ケーブルでPW6001 などの電流セン
サ入力部にHIOKI ME15Wを有する機器に接続した場合は、
CH AのDEMAGは動作しません。接続機器側のゼロアジャス
ト機能でゼロ補正をしてください。
OUTPUT端子
(
BNC端子)
フロントパネル側
33
SENSOR
端 子( HIOKI
44
ME15W
電源スイッチ ON:電源が入ります。OFF:電源が切れます。
55
電源ジャック Z1008 AC アダプタ(CT9555/CT9556 用)、またはZ1002
メス)
66
ロッキング
77
クランプ
機能接地端子 この端子を接地したり、接続先機器の接地端子と接続したりす
88
•BNCケーブルで計測機器と接続します。
•
センサからの信号波形を出力します。出力信号の確度はセン
サの確度になります。
•CT9557 ではTOTAL OUTPUTスイッチの設定に関係なく
出力します。
「ご使用にあたっての注意」(p. 4)
弊社のセンサを接続します。
接続可能センサは「仕様」(p. 26、p. 28)をご覧ください。
「ご使用にあたっての注意」(p. 4)
AC
アダプタ(CT9557用)を接続します。
「ご使用にあたっての注意」(p. 4)
ACアダプタが電源ジャックから抜けないように、Z1008また
は Z1002のコードを固定します。
るとノイズが軽減できる場合があります。使用状況により使い
分けてください。
9

各部の名称と機能
No. 名称 説明
RMS出力端子
(BNC端子)
リアパネル側
99
WAVE 出力端子
(BNC端子)
リアパネル側
1010
WAVE 出力端子
(HIOKI ME15W
オス)
1111
TOTAL OUTPUT
スイッチ
1212
TOTAL
OUTPUT LED
1313
製造番号 9 桁の数字で構成されています。このうち、左から2 桁が製造
1414
CT9556
•
センサからの信号波形を
の定格入力時DC 2V f.s.)として出力します。確度は「-2.
RMS
出力の確度仕様 CT9556(1 チャネル/RMS)のみ」
(p. 27)を参照ください。
CT9557
•
TOTAL OUTPUT スイッチを ONにしたチャネルに接続さ
れているセンサの波形信号を加算およびRMS変換し、直流
電圧(各センサ定格入力時DC 2V f.s.)として出力します。確
度 は「 -3. 加算RMS出力の確度仕様」(p. 30)を参照くださ
い。
CT9557
•
接続されているセンサの波形信号を加算し、波形信号(各セ
ンサに定格入力時
2 V f.s.)として出力します。
•TOTAL OUTPUT スイッチを ONにしたチャネルに接続さ
れているセンサの波形信号を加算し、波形信号(各センサ定
格入力時2V f.s.)として出力します。確度は「-2. 加算波形出
力の確度仕様」(p. 30)を参照ください。
CT9557
•
No.10端子と同じ波形信号が出力されますが、PW6001など
に対応した専用コネクタになります。オプションのCT9904
接続ケーブルで接続します。
•
波形信号以外に、
伝送され、PW6001側でセンサを自動認識します。
CH A に接続したセンサの識別信号(ID)も
CT9557に接続したセンサの中から加算するチャネルを選択す
るスイッチです。
スイッチが OFFの場合は加算されません。
なお、フロントパネルのOUTPUT端子への出力には影響あり
ません。
•
CH B、CH C、CH D
加算チャネル選択スイッチが ONの場合:緑点灯
加算チャネル選択スイッチが OFFの場合:消灯
加算チャネル選択スイッチがONで定格電圧の2.8 倍ピークの
入力があった場合:赤点灯
年(西暦の下2 桁)、次の 2桁が製造月を表しています。
管理上必要です。はがさないでください。
RMS 変換し、直流電圧(センサ
10
CT9555とCT9556は、下面にラベルがあります。

各部の名称と機能
•CT9557の加算出力電圧の計算方法
V
+ V
加算出力 (V)=
V
: CH Aのセンサ出力電圧(V)
CH A
V
: TOTAL OUTPUTスイッチで選択したチャネルのセンサ出力電圧の総和(V)
SELECT
N
: TOTAL OUTPUTスイッチで選択したチャネル数
SELECT
例: 4本の同じ形名(機種)の電流センサCT6846A(2 V/1000 A)を CH A/B/C/D に接続し、
各センサに定格電流が入力された場合
V
+ V
加算出力 (V)= = 2(V)= =
CH A
1 + N
SELECT
SELECT
CH A
2 + (2 + 2 + 2) 8
SELECT
1 + N
SELECT
1 + 3 4
CT9557からの加算出力は 2 V/4000 A のレートとなります。
•CT9557の加算出力電圧の誤差計算方法
ε
ε
+
CH A
加算出力の誤差 = + CT9557の加算確度
1 +
N
SELECT
SELECT
ε
CH A
ε
SELECT
N
SELECT
: CH Aのセンサ誤差
: TOTAL OUTPUTスイッチで選択したチャネルのセンサ誤差の総和
: TOTAL OUTPUTスイッチで選択したチャネル数
11

各部の名称と機能
具体的な確度計算例
DC 1200 A が2本の電線に分岐して流れているライン(2条配線)を測定しま
す。
それぞれの電線(
で加算します。
その加算出力を
設定で電流を測定した場合の総合誤差は次式で表すことができます。
DC 600 A)を CT6846-05 で測定し、CT9557の加算機能
PW6001 に入力し、2 kAレンジ(1 kAレンジ CT 比 2)の
(0.38% 1200 A) + (0.05% 1000 A 2 0.03% 2000 A) +
(
0.001% 2000 A) = 6.18 A
従って、1200 A の測定値に対する誤差限界値は、1193.82 A 〜 1206.18 A
になります。
測定器 リーディング誤差
CT6846-05 0.3% rdg. 0.02% f.s. –
CT9557
CT9904 – – –
PW6001
合計 0.38% rdg.
0.06% rdg. 0.03% f.s. –
0.02% rdg. 0.03% of range 0.001% range*
フルスケール
(レンジ)誤差
0.05% f.s.
0.03% of range
その他の誤差
0.001% range
*:Probe1使用時には、DC確度に20 µVを加算(ただし2 V f.s.)
•
リーディング(表示値):
測定器が表示している値を示します。リーディング誤差の限界値は「
reading (% rdg.)
•
フルスケール(定格電流):
定格電流を示します。フルスケール誤差の限界値は「
f.s.)
」を用いて表しています。(加算確度 1台分)
•
レンジ:
測定器のレンジを示します。レンジ誤差の限界値は「
を用いて表しています。
」を用いて表しています。(加算確度 1台分)
% of full scale (%
% of range (% rng)」
% of
12

測定前の点検
測定前の点検
保存や輸送による故障がないか、点検と動作確認をしてから使用してください。
故障を確認した場合は、お買上店(代理店)か最寄りの営業拠点にご連絡ください。
点検項目 「いいえ」の場合
接続ケーブル/電源コードの被覆が破れた
1
り、金属が露出したりしていませんか?
はい
ACアダプタに破損はないですか? 損傷がある場合は、感電事故の原因にな
2
はい
点検完了
電源スイッチを入れても電源 LEDが点灯しない故障が考えられます
損傷がある場合は、感電事故や短絡事故
の原因になりますので、使用しないでく
ださい。
お買上店(代理店)か最寄りの営業拠点に
ご連絡ください。
りますので、使用しないでください。 損
傷がある場合は、指定のものと交換して
ください。
13

測定方法
測定方法
CT9555または CT9556 を使う
「ご使用にあたっての注意」(p. 4)を必ずお読みください。
本器の電源スイッチが切れていることを確認する
1
AC アダプタと電源コードを本器に接続する
2
AC アダプタのコードをロッキングクランプにと
3
おす
センサを SENSOR端子に接続する
4
参照:「センサの接続・取り外し方法」(p. 20)
BNC ケーブルで本器正面のOUTPUT端子と計測
5
機器を接続する
参照:「BNCケーブルを接続する」(p. 21)
(RMS機能を使用する場合;CT9556のみ)
3
1
2
BNC ケーブルで本器背面のRMS端子と計測機器
6
を接続する
参照:「BNCケーブルを接続する」(p. 21)
14

測定方法
電源スイッチを入れ、電源LEDが点灯するのを確
7
認する
(消磁を実行したい場合)
DEMAGスイッチを押す
8
注)使用するセンサ側に
スト機能がある場合はセンサ側での実行をお勧
めします。
被測定導線をクランプして測定する
9
•
測定器の入力抵抗は
•
使用するセンサの取扱説明書も合わせてご覧ください。
•
本器と計測機器は同一の電源ラインに接続してください。グラウンドループによ
りノイズが増大する恐れがあります。
1 M
DEMAG 機能とゼロアジャ
以上のものをお使いください。
Ω
15

測定方法
CT9557を使う
「ご使用にあたっての注意」(p. 4)を必ずお読みください。
本器の電源スイッチが切れていることを確認する
1
AC アダプタと電源コードを本器に接続する
2
AC アダプタのコードをロッキングクランプに通
3
す
センサを SENSOR端子に接続する
4
参照:「センサの接続・取り外し方法」(p. 20)
加算機能を使用する場合は、次のことをお守りく
ださい。
•CH Aからセンサを接続する
•
加算したいチャネルには
ンサを接続する
CH A と同じ型番のセ
1
2
3
CH A
BNC ケーブルで本器正面のOUTPUT端子と計測
5
機器を接続する
参照:「BNCケーブルを接続する」(p. 21)
この OUTPUT端子からは、接続したセンサからの
波形信号が独立して出力されます。
加算チャネル選択スイッチの設定は関係ありませ
ん。
参照:「加算機能を使用する場合」(p. 18)
6
電源スイッチを入れ、CH A側の電源 LED が緑に
7
点灯したことを確認する
16

測定方法
(消磁を実行したい場合)
DEMAGスイッチを押す
8
注)使用するセンサ側に
スト機能がある場合はセンサ側での実行をお勧
めします。
CT9904 で自動認識する計測機器と接続されて
注)
いる場合は、
せん。
被測定導線をクランプして測定する
9
•
測定器の入力抵抗は
•
使用するセンサの取扱説明書も合わせてご覧ください。
•
本器と計測機器は同一の電源ラインに接続してください。グラウンドループによ
りノイズが増大する恐れがあります。
1 M
DEMAG 機能とゼロアジャ
CH A の DEMAG SW は機能しま
以上のものをお使いください。
Ω
17

測定方法
加算機能を使用する場合
加算機能を使用すると、接続したセンサの信号が加算されて、本器背面の TOTAL
OUTPUT
各センサに定格の
れます。
1
2
端子から加算信号が出力されます。
100% 入力した場合、加算平均後の出力信号は2 Vとして出力さ
本器正面の加算チャネル選択スイッチをONにし、
TOTAL OUTPUT LED が緑点灯することを確認す
る
参照:「
加算しないチャネルおよびセンサが接続されていな
いチャネルはスイッチを
BNCケーブルを接続する」(p. 21)
OFFにしてください。
BNC ケーブルで本器背面のWAVE(BNC)端子と
計測機器を接続する
参照:「BNCケーブルを接続する」(p. 21)
(加算信号を実効値変換し、直流信号で測定する場合)
BNC ケーブルで本器背面のRMS出 力( BNC)端 子
3
と計測機器を接続する
参照:「BNCケーブルを接続する」(p. 21)
18

(加算信号を PW6001などで測定する場合)
オプションのCT9904接続ケーブルで本器背面の
4
WAVE 出力端子(HIOKI ME15W)を PW6001など
に接続する
参 照 :「 CT9557 と測定機器をCT9904 で接続する」
(p. 21)
•CH Aに接続されているセンサが接続先の電力計で自動
認識されます。
HIOKI PL23
る場合、電流センサの取扱説明書に記載されている CT
比を設定してください。
•
接続されているセンサの本数から、電力計での
1
本( CT比 = 1)、 2 本( CT比 = 2)、 3 本( CT 比 = 3)、 4本( CT 比 = 4)
•PWシリーズ(HIOKI ME15W コネクタ)の場合
CT
比 = CT9557に接続したセンサ本数
•PWシリーズ(HIOKI PL23 樹脂コネクタ)の場合
CT
比 = CT9557に接続したセンサ本数 センサの取扱説明書に記載のCT比
例
•CT6844A(500 A 定格)2本をPW6001に接続した場合:CT 比 = 2
•
CT6843A(200 A 定格)3本をPW6001に接続した場合:CT 比 = 3
•
CT6846A(1000 A 定格)2本を3390に接続した場合:CT 比 = 2 2 = 4
•
CT6877A(2000 A 定格)4本を3390に接続した場合:CT 比 = 4 10 = 40
を用いている電力計(3390など)に接続す
CT比を設定します。
測定方法
CH A
CT9904接続ケーブル
(メス端子側)
オフセットがある場合は、電力計側でゼロアジャスト(0ADJ)を実行してく
ださい。
接続図
センサ
正面 背面
メス側
タグ
オス側
接続機器
CT9904
19

測定方法
センサの接続・取り外し方法
接続する 取り外す
広い部分が本器の上に
くるように
取り外し方法
金属部の上部を持つ
金属部を持つ
9272-05、CT684x-05、
CT684xA、CT686x-05、
9709-05
、CT687x、CT687xA、
CT687x-01、CT687xA-1、
PW9100s、CT6904s*、
CT6904As
*
:CT9555のみに対応
HIOKI ME15W:金属コネクタ)
(
9709、CT686xシリーズ、
および CT684xシリーズ
HIOKI PL23:樹脂コネクタ)
(
直接接続可能
オプションの
使用して接続
CT9900変換ケーブルを
CT9900
20

BNCケーブルを接続する
測定方法
本器のBNC端 子( OUTPUT 端子、RMS端子、ま
1
WAVE 端子)の凸部と BNC ケーブルの凹部を
たは
合わせて差し込む
右に回してロックする
2
取り外すときは、
回してロックを解除し、コネクタを引き抜きます。
BNC ケーブルのコネクタを左に
CT9557と測定機器を CT9904 で接続する
CT9557、接続する測定機器(PW6001等)の電源
1
が切れていることを確認する
CT9557 に接続した電流センサに電流入力がない
ことを確認してください。
CT9557 のリアパネルにあるWAVE 端 子( HIOKI
2
ME15Wオス)と測定機器を CT9904 接続ケーブ
ルで接続する
•CT9557:CT9904ケーブルのメス端子側
•
測定機器:
参照:「接続図」(
CT9904ケーブルのオス端子側
(タグのある側)
p. 19)
BNCケーブル
本器の
BNC端子
出力端子
BNCケーブル
CT9557背面
1
2
メス端子側
CT9557の電源をONにする
3
21

測定方法
測定機器の電源を ONにする
4
測定が可能となります。
測定機器に電流センサの自動認識機能がある場合、
CT9557のCH Aに接続した電流センサを認識しま
す。
CT9557と測定機器を取り外す
CT9557 に接続した電流センサに電流入力がない
1
ことを確認する
測定機器の電源を OFFにする
2
CT9557の電源をOFFにする
3
CT9904接続ケーブルを取り外す
4
22

応用例
応用例
電流を観測する(CT9555, CT9556)
DC 電流側(Idc)はフロントパネルの OUTPUT 出力、AC 電流側(Iac)はリアパネル
の RMS出力を観測します。
無線ロガーのような RMS変換機能のないロガーでもAC電流を測定できます。
また、高精度のDMMと組み合わせて、DC 電流や AC 電流を高精度で測定すること
もできます。
商用電力系統
太陽光パネル
I
dc
波形出力
パワーコンディショナ
ロガー
ac
I
RMS出力
LR 8410
WIRELESS LOGGING STATION
波形/数値設定ファイル
モニタ
キーロック
秒押し
3
取消
保存開始停止
電源
アラーム
充電
チャネルユニット
設定ナビ
決定
スクロール/カーソル
23

応用例
大電流、多条回路を測定する(加算機能)
分岐したラインにそれぞれセンサを接続し、本器でその信号を加算した信号に変換
します。
下図のように、複数センサを 1個のセンサとして扱えるため、電力計は1台で対応で
きます。
太陽光パネル
パワーコンディショナ
I
a
I
b
I
c
I
d
=
abcd
I
+
a
I
4条配線AC測定
=Ir1+Ir2+Ir3+Ir4
r
=Is1+Is2+Is3+Is4
I
s
=It1+It2+It3+It4
I
+
+
b
c
d
I
I
I
t
交流電流
商用電力系統
I
r
I
s
I
t
合計電流が、使用する電流センサの定格を超える多条ラインを測定する場合、電
流センサが近接導体の影響を受ける恐れがあります。電流センサに隣接する導体
は極力離してください。
24

応用例
漏れ電流、非測定ラインの電流を測定する(加算機能)
配線方法で、加算機能を減算機能として使用できます。
単相ライン、三相ラインを加算すると、簡易的に漏れ電流を測定できます。
また、三相ラインでセンサが2 本しかない場合でも、測定していないラインの電流
も測定できます。
太陽光パネル
I
Hi
I
Lo
簡易漏れ電流計測
(波形観測、
パワーコンディショナ
-
≒
Hi
Lo
I
o
I
I
RMS出力)
簡易漏れ電流計測
(波形観測、
+
+
I
≒
I
I
r
I
s
t
o
RMS出力)
+
+
I
被測定ラインの電流計測
(電流計による
=0 →
I
I
r
s
t
3V3A測定への応用)
商用電力系統
I
R
r
I
S
s
I
T
t
=-(
+
I
I
t
r
)
I
s
漏れ電流を計測する場合は、各電流センサの誤差の影響を受けます。
たとえば
相当の誤差となりますので、簡易計測としての測定となります。
500 A ラインで組み合わせる電流センサの誤差が0.1%あると、0.5 A
25

仕様
仕様
CT9555(1チャネル)、CT9556(1 チャネル /RMS)仕 様
1. 一般仕様
使用場所 屋内使用、汚染度 2、高度 2000 m まで
使用温湿度範囲 温度
保存温湿度範囲
適合規格 安全性
電源
入力端子(本体正面) HIOKI ME15W(メス)
出力端子
CT9555 WAVE 出力(本体正面) BNC(メス)
CT9556 WAVE 出力(本体正面) BNC(メス)
LED表示表示 電源ON 時 緑点灯
外形寸法 約
質量 約
製品保証期間
付属品 参照:「本体と付属品」(
接続可能電流センサ 出力端子に
-10C 〜 50C
湿度 40C未満、80% RH以下(結露しないこと)
40C以上〜 45C 未満、60% RH 以下(結露しないこと)
45C以上〜 50C 以下、50% RH 以下(結露しないこと)
-10C 〜 50C、80% RH 以下(結露しないこと)
EN 61010
EMC EN 61326
•
Z1008 ACアダプタ
定格電源電圧:AC 100 V 〜 240 V
(定格電源電圧に対し 10%の電圧変動を考慮)
定格電源周波数: 50 Hz/60 Hz
予想される過渡過電圧:2500 V
最大定格電力: 45 VA(AC アダプタ含む)、15 VA(本体の
み)
•
外部電源
定格電源電圧:
最大定格電力 : 15 VA
DC 10 V 〜 30 V
RMS出力(本体背面) BNC(メス)
OFF時 消灯
電源
OVER検出時
(CT9556のみ)
クレストファクタ2.8(正弦波
2 V rms入力時)を超える
入力があった場合:赤点灯
33 mm(W) 67 mm(H) 132 mm(D)
(突起物含まず)
200 g(AC アダプタ含まず)
3年間
p. 1)
HIOKI ME15W(オス)を有する電流センサ
9272-05、CT684x-05、CT684xA、CT686x-05、
9709-05
CT687xA-1、PW9100s、CT6904s*
*1
、CT687x、CT687xA、CT687x-01、
:CT9555のみに対応
1
、CT6904As
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