Hioki 3441, 3442 Instruction Manual

3441 3442
取扱説明書
Instruction Manual
温度ハイテスタ
Apr.2016 Revised edition 13 3441A980-13 16-04H
JA/EN
* 6 0 0 2 1 8 6 0 D *
目次
じめに 1 点検 輸送上の注意 につい ご使用にあたって注意 本書の構成と 第1
1.1 製品概要 7
1.2 特長
1.3 各部の名称と機能
第2章 11
2.1 一般仕様 11
2.2 境条件
2.3 適合規格
13 13
3 測定を始め前に 15
3.1 電源の準備 15
3.2 温度プローブの接続
3.2.1 9180・9181・9182・9183 度プローブの接続
3.2.2 9472・9473・9474・94759476 度プローブの接続
3.3 トラップバンドの取り付け 20
18
19
19
1 1 1 4 6 7
8 9
3441A980-13
第4章 21
4.1 電源の ON/OFF 21
4.2 測定について
4.3 表示ホルド
4.4 レコード測定
4.5 最高値・最低値表示
4.6 トパワーセーブ機能
4.7 バーフー表示
4.8 センサ断線表示
4.9 電池消耗表示
4.10 表示分解能の切換
21 23 23 23 24 24 24 24 25
5 センサ(プション) 27
5.1 9180・9183 シース形温度プローブ 一般用) 27
5.2 9181 表面形温度プローブ
5.3 9182 シース形温度プローブ (高温用)
5.4 9472・9473 シー形温度プロー (一般用 滴構
5.5 9474・9475 シー形温度プロー (食品用 滴構
5.6 9476 表面形温度プローブ
28 29
30
31 32
6 保守・サービス 33
6.1 お手入れの方法 33
6.2 電池の交換
6.3 正常に動作しないと
および修理に出される前に
33
34
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はじめに
このたびは、 いただき、誠にありがとうございまこの製品を十分に 活用いただき末長くご使用いただくためにも取扱説明 はていねいに扱い、いつもお手元に置いてご使用ください。
HIOKI34413442
温度ハイテスタ ご選
点検
本器がお手元に届きましたら、輸送中において異常また 損がないか点検してからご使用ください特に付属品および、 パネル面のスイッチ端子類に注意してください。万一 損あるいは仕様どおり動作しない場合はお買上店(代理店) か最寄りの営業所にご連絡ください。
○付属品
3マンガン乾電池 ストラップバンド 取扱説明書
(R6P)
4 1 1
輸送上の注意
本器を輸送する場合は、お届 けした 時の梱 包材料 をご使 ださい。
安全について
1
この機器 れ、試験し、安全な状態で出荷されて います 方法を間違えると人身事故や機器の故障につなが る可能性があります取扱説明書を熟読し、十分
警告
内容を理解してから操作してくださ。万一事故 があっても弊社製品が原因である場合以外は責 任を負いかねす。
IEC 61010
全規格に従って、計さ
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2
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○安全記
この取扱説明書には本器を安全に操作し安全な状態に保 のに要る情報や注意事項が記載されています本器を使 る前に下記の安全に関する事項をよくお読みください。
・使用者は、機器上に表示されている ークの
ころについて、取扱説明書 所を参照し機器の操作をしてください。
・使用者は、取扱説明書内の
、必ず読み注意する必要があることを示し ます
直流DC)を示します
取扱説明書の注意事項には重要度に応じて以下の表記が います
操作や取り扱いを誤ると使用者が死亡または重
警告
傷につながる可能性があることを意味しす。
操作や取り扱いを誤ると使用者が傷害を負う場 または機器を損傷する可能性があることを意
注意
味します。
製品性能および操作上でのアドバイスを意味しま
注記
す。
マークの該
マークのあると
確度につい
弊社では測定値の限界誤差を、次に示す に対する値として定義していま
rdg. (
値、表示値、指示値
現在測定中の値、測定器が現在指示している値を表しま
)
rdg.
(リーディグ)
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――――――――――――――――――――――――――
○測定カゴリついて
3
測定器を安全に使用するため、 とし、使用する場所により安全レベルの基準を
CAT
Ⅳで分類していま概要は次のようになりま
CAT
Ⅱ:コンセントに接続する電源コード 付き機 (可
具・家庭用電気製品などの一次側電 ンセント差込口を直接測定する場合は
CAT
Ⅲ:直接分電盤から電気を取り込む機(固定設備
次側および分電盤からコンセントまでの電
CAT
Ⅳ:建造物への引込み電路、引込み口から電力量メー
よび一次側電流保護装置(分電盤)までの電
カテゴリの数値の小さいクラスの測定器で、数値の大き ラスに該当する場所を測定ると重大な 事故に つなが る恐 がありますで、絶対に避けてくだい。 カテゴリのない測定器で、 を測定ると重大な事故につながる恐れがありますで、 対に避けてください。
CAT
IEC61010
Ⅱ~
CAT
では測定カテゴリ
CAT
Ⅱ~
CAT
Ⅱで
Ⅳの測定カテゴ
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4
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ご使用にたっの注意
本器を安全にご使用いただくために、また機能を十二分 活用いただくために下記の注意事項をお守りください。
本器の設置につい
使用温湿度範囲:040℃、 確度保証温湿度範囲23±5℃、
本器の故事故の原因になりますので、次のような場所には設置 いでください
直射日光があたる 高温になる場所
80%rh
以下(結露しないこと)
80%rh
以下(結露しないこと)
腐食性ガスや爆発性ガ スが八瀬逸する場所
水のかかる場所 多湿結露するよう な場所
ほこりの多い場所 誘導加熱装置の近く
機械的振動の多い
強力な電磁波を発生す る場所 帯電しているものの近
(高周波誘導加熱装置、
IH
調理器具など)
使用前の点
使用前には、保存や輸送による故障がないか点検と動作 認をしてから使用してください。故障を確認した場合は、 買上店(代理店)か最寄りの営業所にご連絡くだい。
プローブの被覆が破れた、金属が露出していな いか、使用する前に確認してください損傷があ
警告
場合は感電事故になるので、弊社指定のものと 換してください。
―――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――
・本器は熱電対センKタイプ)のみ使用可
す。他のセンサを接続したりセンサ端子から 信号を入力しないでくださ。本器を破損す ることがります
・本器の使用環境および設置場所は使用温湿度範
040 温度プローブの使用温度範囲について5章に 載されている各プローブの仕様に従ってくだ さい
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の多い環境や水のかかる環境下で使用しない ください。故障の原因になりす。
3442
へのホコ水滴の侵入を防ぐもので全防水 はありません。故障の原因になりますので、 た状態では使用しないでください。
注意
・本器に油などが付着したままの状態で長期間使
するとケースの変形や破損につながります で注意してください。
・本器の汚れをとるとき、柔らかい布に水か中
洗剤を少量含ませて、軽く拭いてください。 ジンアルコールアセトン、エーテル、 ン、シンナー、ガソリン系を含む洗剤は絶対に使 しないでください変形変色することがあ ます
・温度プローブのシースの中には酸化マグネシウ
ムの粉末 破損した場合酸化マグネシウムの粉末が流 する可能性がありますのでシース度な 力が加わないように取り扱い注意くださ 酸化マグネシウム粉末を量に取すると
健康
80% rh
以下の屋内す。
は防水、防塵構造となっていません。
は防滴・防塵構造となっていますが、
されています。万が一、ローブ
損なうれがあります。
5
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6
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本書の構と説明
1
本器の概要と特長また本器の各部の名称および や各キーの機能について説明してありま
2章仕
製品仕様について説明してありま
3章測始める前
センサ電源の準備等について説明してありま
4章測
測定方法について説明してありま
5章セ
別売オ りま
ンの温度プついて説明し
6
保守
保守について説明してあり
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――――――――――――――――――――――――――
1 章 概要
1.1
製品概要
7
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使用して高分解能、広温度範囲測定が可能な温度計です。 レコード測定機能により、測定中の高温度および最低温 を記憶することが可能ですまた いるため、専用温度プローブと組み合わせて使用する により水滴がかかるような環境での定も可能となりま で幅広い用途での温度測定に役立ちます。
―――――――――――――――――――――――
温度ハイテスタは熱電対センKタイプ)
3442
は防滴構造となっ
1章概
8
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1.2
特長
①高分解
0.1
高分解能で測定が可
広い測定温度範
-100
1300
までの広い範囲の度測定が可
レコード測定機
測定中に記憶した最高温度および最低温度を、キー操作で び出して表
オートパワーセーブ機
オートパワーセーブ機能により、電源切り忘れによる電 消耗を防
⑤防滴構造(
専用の温度プローブと組み合わせて使用 するこ とによ り防 構造となるため、水滴かかるような場所でも安心して使 が可
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のみ)
-100.0199.9
―――――――――――――――――――――――
1章概
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1.3
部の名称と機
⑥⑤
9
―――――――――――――――――――――――
1章概
10
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34413442
POWER
本体の電源を
HOLD
測定値をホールドしす。
REC START
レコード測定をスタートまたはストップします。
MAX/MIN
キーを操作するごとに、 →測定値の番で切り換えす。
⑤コ
温度プローブを接続します。
ストラップバンド取り付
付属のストラップバンドを取り付けます。
LCD
測定値および設定内容など各種情報を表示しす。
HOLD MAX MIN REC APS
では各部名称と機能は共通となっています。
キー
ON/OFF
キー
キー
ディスプレ
小数 ホールド機能動作時に点 最高値表示時に点 最低値表示時に点 レコード測定中に オートパワーセーブ機能動作時に点 電池消耗時に点 摂氏温度測定時の
キー
します。
LCD
表示を測定値→最高値→最低
―――――――――――――――――――――――
1章概
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11
2 章 仕様
2.1
一般仕様
サ種類 測定範 分解
本体確 (23
±5 )
温度係
サンプリング周 表示 機能
熱電対(K
-100~1300
0.1 [-100.0~199.9 ] 1
[200~1300 ]
(オートレンジ切り替え) 確度保証期間6ヶ月の
(0.1%rdg.+0.8 ) [-100~199.9 ]
(0.2%rdg.+1 ) [200~1300 ]
確度保証期間1年
(0.15%rdg.+1.2 ) [-100~199.9 ] (0.3%rdg.+1.5 ) [200~1300 ]
0.03 / (-100~199.9
0.05
/ (200~1300
0.5 LCD表示 REC(REC表示中は最高・最低値をメモリ)
MAX(REC測定中の 最高値 を表示) MIN(REC測定中の 最低値 を表示) HOLD(表示ータホー バーンアウト(センサ断線表示:- - - - オーバーレンジ表示(O.F、-O.F)
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2章仕
12
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APS(オートパワーセブ)
(電池消耗示)
電源
最大定格電 連続使用時 寸法
質量 付属
ション
単3形アルカリ乾電池(LR6×4 単3形マンガン乾電池(R6P×4 定格電源電圧 DC1.54
35 mVA 約200時間(R6P×4使用) 74W×155H×24D mm
(突起物およびプローブは含ず) 約160 g(電池およびプローブは含ず) 単3形マンガン乾電池(R6P×4
ストラップバ 説明書
9180 シース形温度プローブ(一般用)
[許容差:JIS ラス2] 9181 表面形温度プロー 9182 シース形温度プローブ(一般用)
[許容差:JIS ラス2] 9183 シース形温度プローブ(高温用)
[許容差:JIS ラス1] 9472 シース形温度プローブ(一般用)
[許容差:JIS ラス1] 9473 シース形温度プローブ(高温用)
[許容差:JIS ラス1] 9474 シース形温度プローブ(食品用)
[許容差:JIS ラス1] 9475 シース形温度プローブ(食品用)
[許容差:JIS ラス1] 9476 表面形温度プロー 9386-01 帯用
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2章仕
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2.2
環境条件
使用温湿度範 保存温湿度範 使用場
2.3
適合規格
安全 EM 防滴構
(3442のみ
0~40 80%rh下(
-10~50 80%rh下(
内使用、汚染2、高度2000 mま
EN61010 EN61326 EN60529
IP54
こと
13
こと
―――――――――――――――――――――――
2章仕
14
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―――――――――――――――――――――――
2章仕
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15
3 章 測定を始める前に
本器の損傷を防ぐため運搬および取り扱いの際 は振動衝撃を避けてください。特に落下など
注意
よる衝撃に注意してください。本器を破損します。
3.1
源の準
・感電事故を避けるため、電源 スイッチ
プローブを外してから電池を交換してくだ 。また交換後は必ず下ケースを取り付けて 使用してださい
・電池交換するときは新旧および異種の混合はし
いでください。また極性+-に注意し、逆挿
警告
―――――――――――――――――――――――
ないでくださ。性能劣化や液漏れの原因に なります
・使用済の電池をショー、分解または火中への
入はしないでください破裂する恐れがあり 危険です
・使用済の電池は地域で定められた規則に従って
処分してださい
3 測定を始める
OFF
16
――――――――――――――――――――――――――
・電池交換の際には下ケースをはずす必要があり
下ケースは2のネジで固定してありま ので、電池交換の際にはネジをなくさないよ に注意してください。
3442
は、下ケースおよび固定ネジの部分にゴ
注意
電池の液漏れによる腐食を防ぐため、長い間使用しな
リングが挿入してあります電池交換などで ケースをはずした場合はゴムのリングを確 に取り付けてあることを確認してから下ケー を固定してくださいゴムのリングが確実に り付けられていない場合は防滴構造が保て 内部に水が侵入して本器の破損の原因となり ます
ときは電池を抜いて保管してください。
―――――――――――――――――――――――
3 測定を始める
――――――――――――――――――――――――――
34413442
ルカリ乾電池
○電池の実装
本体面のジ(2
電池極性を確して単3形マンガン乾電池 は、3形アルカリ乾電池
下ケースを取り付けて、2本)定します。
は、3形マンガン乾電池
LR6×4
での使用が可能です。
本)し、下ケースをします。
LR6×4)を実装
R6P×4
します。
、単3形ア
R6P×4
17
また
下ケー
―――――――――――――――――――――――
ネジ(2本)
3 測定を始める
18
――――――――――――――――――――――――――
3.2
度プローブの
91809181918291839476
構造となっていません握り部およびコネク 部に水滴が付着すると故障の原因になりま すので注してださい
9472947394749475
となっていますが、コネクタの端子部分 水滴が付着したまま使用すると、測誤差 因になりますので注意してください。
94749475
ているため危険です。けがのないよう、取り いに分注意してください。
断線による故障を防ぐためプローブをった
注意
ったりしないでください。
・高温の測定をう場合、温度プローブの握り
部および ンサ(オプション)参照)を超えないよう注 してください
・温度プローブのシースの中にはグネ
ムの粉末充填されています。が一ローブ 破損した場合グネシムの粉末
する
力が加わ い。グネシ粉末を大量に取すると
健康
シース温度プローブの先端はとが
補償導線
能性がありますのでシース度な
ないように取り扱い注意くださ
損なう恐れがあります。
温度プローブは
温度プローブは防滴構
定の温度範囲(5
オプシンの温度プローブを接続します。 クタ極性を確して接続して
―――――――――――――――――――――――
3 測定を始める
くだ
い。
――――――――――――――――――――――――――
3.2.1 9180918191829183
本体のタに温度プローブのプラを接続します。
温度プローブの
19
3.2.2 94729473947494759476
本体のタに温度プローブのプラを接続します。
―――――――――――――――――――――――
温度プローブの
3 測定を始める
20
――――――――――――――――――――――――――
3.3
トラップバンドの取り付
付属のストラップバンドを取り付けるこ とがでます 本体の部と下部の2所に にストラップバンドを通して取り付けます。
りますの必要
―――――――――――――――――――――――
3 測定を始める
――――――――――――――――――――――――――
21
4 章 測定
4.1
電源
ON/OFF
POWER
LCD
POWER
す。
4.2
測定いて
測定するとは、ージ記を参考にして
キーします
表示2秒間点灯した温度測定値を表示します。
キーと、表示が消え電源が切れま
くださ
い。
―――――――――――――――――――――――
4章測
22
――――――――――――――――――――――――――
注記
シース形温度プローブの測温部 シース先端りま
す。定物の内部温度を測定する場合、に測定する めに属シース直径1520長さ挿入してくださ い。
15D20D
D
表面形温度プローブで表面温度を測定する場合、確に測定
するために測温部を分に触させて 形温度プローブの合、プをはずして測定し
ださ
い)
×
くだ
い。
内部温 測定
9181
表面
測温
温度が急激変化る場所での使用は、基準接点補償
安定になり測定差の原因となりますで、本体と温度 ローブを接続した状態1020分間使用環境に放置し、本体 温度にじんでか測定をって
・本近くにモータなど磁界発生する場合、
定値が
ふらつ
ことます。場合には、磁界
する機ら離してして
―――――――――――――――――――――――
4章測
くだ
×
い。
くださ
温度 測定
い。
発生
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