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取扱説明書
Instruction Manual
3257
ディジタルハイテスタ
DIGITAL HiTESTER
2000年10月 発行 改訂5版
October 2000 Revised edition 5 3257A980-05 00-10H
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目次 1
目 次
はじめに 1
点検 1
安全について 2
ご使用にあたっての注意 4
第 1 章 各部の名称と機能 7
第 2 章 測定方法
2.1 電圧測定
2.2 周波数測定 13
2.3 デューティ比測定 14
2.4 電流測定 16
2.5 抵抗測定 18
2.6 導通チェック 19
2.7 ダイオードチェック 20
2.8 HOLD.Auto 機能 21
2.9 オーバーフロー警告機能 22
2.10 リラティブ（相対値表示）機能 23
2.11 オートパワーセーブ機能 24
第 3 章 仕様 25
3.1 一般仕様 25
3.2 確度表 27
第 4 章 保守・サービス 31
4.1 電池およびヒューズの交換方法 31
4.2 本器のクリーニング 33
4.3 サービス
4.4 保証について
11
12
33
34
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目次 2
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1
はじめに
このたびは、HIOKI3257ディジタルハイテスタをご選定
いただき、誠にありがとうございます。この製品を十分に活
用いただき、末長くご使用いただくためにも、取扱説明書は
ていねいに扱い、いつも手元に置いてご使用ください。
点検
本器がお手元に届きましたら、輸送中において異常または破
損がないか点検してからご使用ください。万一、破損あるい
は仕様どおり動作しない場合は、お買上店か最寄りの営業所
にご連絡ください。
○付属品
9170 テストリード（赤黒各 1） 1
9378 携帯用ケース 1
取扱説明書 1
単 4 形マンガン乾電池（R03） 2
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安全について
この取扱説明書には、本器を安全に操作し、安全な状態を保
つのに要する情報や注意事項が記載されています。本器を使
用する前に、下記の安全に関する事項をよくお読みください。
この機器はIEC 61010-1安全規格に従って、設計さ
れ、試験し、安全な状態で出荷されています。この
測定器は高電圧を測定するため、測定方法を間違
えると人身事故や機器の故障につながる可能性が
警告
あります。取扱説明書を熟読し、十分に内容を理解
してから操作してください。万一事故があっても、
弊社製品が原因である場合以外は責任を負いかね
ます。
○安全記号
・使用者は、機器上に表示されている マークの
所について、取扱説明書の マークの該当箇所
を参照し、機器の操作をしてください。
・使用者は、この取扱説明書の中の マークのあ
るところは必ず説明を読み、注意する必要があ
ることを示します。
二重絶縁または強化絶縁で保護されている機器を
示します。
直流（DC）を示します。
交流（AC）を示します。
直流（DC）と交流（AC）の両用を示します。
大地を示します。
この端子には、危険な電圧がかかっていることを
示します。
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本取扱説明書の注意事項には重要度に応じて以下の表記をし
ています。
操作や取扱いを誤ると、使用者が死亡または重傷
につながる危険性が極めて高いことを意味しま
危険
す。
操作や取扱いを誤ると、使用者が死亡または重傷
警告
につながる可能性があることを意味します。
操作や取扱いを誤ると、使用者が傷害を負う場合、
または機器を損傷する可能性があることを意味し
注意
ます。
3
注記
製品性能および操作上でのアドバイス的なことを
意味します。
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4
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ご使用にあたっての注意
本器を安全にご使用いただくために、また機能を十二分に活
用いただくために、下記の注意事項をお守りください。
・本器をぬらしたり、ぬれた手で測定しないでく
警告
注意
ださい。感電事故の原因になります。
・本器の調整や修理は、危険を良く知った技能者
の責任で行なってください。
・本器の使用環境、および設置場所は使用温湿度
範囲 0〜40℃、80% rh 以下の屋内ですが、安全
性を損なわないで-10℃までの範囲で使用でき
ます。
・直射日光や高温、多湿、結露するような環境下で
の保存、使用はしないでください。変形、絶縁劣
化を起こし、仕様を満足しなくなります。
・本器は防水、防じん構造となっていません。ほこ
りの多い環境や水のかかる環境下で使用しない
でください。故障の原因になります。
・強力な電磁波を発生するもの、または帯電して
いるものの近くで使用しないでください。誤動
作の原因となります。
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・強力な電磁波を発生するもの、または帯電して
いるものの近くで使用しないでください。誤動
作の原因となります。
・腐食性のガスや爆発性ガスが発生する場所では
使用しないでください。本器の破損、もしくは爆
発事故を誘発する可能性があります。
・本器の損傷を防ぐため、運搬および取扱いの際
注意
は振動、衝撃を避けてください。本器を破損しま
す。
・本器の保護機能が破損している場合は、使用で
きないように廃棄するか、知らないで動作させ
ることのないように表示しておいてください。
・電池の液漏れによる腐食を防ぐため、長い間使
用しないときは、電池を抜いて保管してくださ
い。
5
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ン
LCD
イ
RELキー
RANGEキー
V
子
SHIFT/H.AUTOキー
COM端子
A, mA端子
A端子
能
第 1 章 各部の名称と機
ディスプレ
ファンクショ
スイッチ
，Ω端
μ
7
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第 1 章 各部の名称と機能
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8
V, Hz/ /
V, Hz/ /
。
。
。
。
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ファンクション・スイッチ（ファンクション・SW）
ファンクションの選択、電源の ON/OFF を行います。
AC 電圧，周波数，デューティ比
V DC 電圧
Ω 抵抗
, 導通ﾁｪｯｸ，ﾀﾞｲｵｰﾄﾞﾁｪｯｸ
/ 50μA DC/AC50μA
/ μA DC/AC500μA, 5000μA
/ mA DC/AC50 mA, 500 mA
/ A DC/AC10 A
SHIFT/H.AUTO キー
V/ Hz/ DUTY を切り換えます。
, / を切り換えます。
/ 50μA / （DC/AC）を切り換えます
/ μA / （DC/AC）を切り換えます
/ mA / （DC/AC）を切り換えます
/ A / （DC/AC）を切り換えます
・オートパワーセーブ機能の解除を行います。
・HOLD.Auto 機能の起動と解除を行います。
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第 1 章 各部の名称と機能
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RANGE キー
・オートレンジ/マニュアルレンジを切り換えます。
・マニュアルレンジ時のレンジを切り換えます。
・Hz, DUTY ファンクションでは、アッテネータレンジを
切り換えます。アッテネータレンジの切換えは、
RANGE キーを押すごとに上位レンジに移行します。
REL キー
リラティブ（相対値表示）機能の起動と解除をします。
（リラティブ機能参照）
V，Ω端子
電圧、抵抗ファンクションのときに使用する端子です。
COM 端子
各ファンクションの共通端子です。（テストリードの黒を
接続します）
A 端子
A ファンクションのときに使用する端子です。
μA, mA 端子
μA,mA ファンクションのときに使用する端子です。
注記 端子部のシャッタは、誤操作防止用にファンクション・
SW と連動して動作します。テストリードを接続したま
まファンクション・SW を操作しますと、本器の故障を
起こす可能性があります。
9
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第 1 章 各部の名称と機能
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LCD ディスプレイ
・ 小数点
DCV, DC50μA, DCμA, DCmA, DCA
時に点灯
ACV, AC50μA, ACμA, ACmA, ACA
時に点灯
導通チェック時に点灯
ダイオードチェック時に点灯
AUTO オートレンジ動作時に点灯
HOLD HOLD.Auto 機能動作時に点灯
REL リラティブ機能動作時に点灯
APS オートパワーセーブ機能動作時に点灯
電池が確度保証電圧（2.25 V±0.15 V）以
下になったときに点灯
MkΩ 抵抗測定時、導通チェック時の単位
mV 電圧測定時、ﾀﾞｲｵｰﾄﾞ測定時の単位
μmA 電流測定時の単位
デューティ比のプラススロープ測定時に
点灯
デューティ比のマイナススロープ測定時
に点灯
% デューティ比測定の単位
ﾊﾞｰｸﾞﾗﾌ スケール表示 56 ドットバーグラフ表
示（極性表示付）
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第 1 章 各部の名称と機能
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法
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第 2 章 測定方
感電事故を防ぐため下記のことをお守りくださ
い。
・測定前に必ずファンクションスイッチの位置を
危険
注記 トランスや大電流路など強磁界の発生している近く、
確認してください。
・ファンクションスイッチを切り換えるときは、
テストリードを被測定物から外してください。
また無線機など強電界の発生している近くでは、正確
な測定ができない場合があります。
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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2
――――――――――――――――――――――――――
.1 電圧測定
・最大入力電圧は DC1000 V、AC1000 Vrms、また
７
V･Hz です。最大入力電圧を超えると本
は 10
器を破損し人身事故になるので測定しないでく
ださい。
・感電事故を防ぐため、テストリードの先端で電
危険
圧のかかっているラインを短絡しないでくださ
い。
・テストリードによる測定箇所は、安全のため必
ずブレーカの 2 次側で行なってください。
(1) ファンクション・SW を交流の場合には〜V に、直流の場
合には V にします。赤のテストリードを V，Ω端子に、
黒を COM 端子に接続します。
(2) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
(3) マニュアルレンジ操作の場合、RANGE キーを押します。
（AUTO マークが消えます）再びオートレンジにする場合
は、RANGE キーを 1 秒以上押します。
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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)
2
13
.2 周波数測定
・最大入力電圧は DC1000 V、AC1000 Vrms、また
７
V･Hz です。最大入力電圧を超えると本
は 10
危険
(1) ファンクション・SW を〜V にし、SHIFT/H.AUTO キーを
(2) 入力のアッテネータを RANGE キーで選択します。
(3) 赤のテストリードを V，Ω端子に、黒を COM 端子に接続
(4) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
注記
・アッテネータレンジは下記のとおりです。適切なアッテネ
ータレンジを選択してください。周波数レンジはオートレ
ンジのみです。
・周波数測定時、バーグラフはアッテネータの状態を表示し、
バーグラフの目盛り数字が 1/10
周波数の確度保証範囲
ｱｯﾃﾈｰﾀﾚﾝｼﾞ 最高入力感度 最大定格電圧
5.6 V(1/10) 400 mVrms(<10 kHz)
56 V(1/100) 40 Vrms 500 Vrms
560 V(1/1000) 400 Vrms 750 Vrms
750 V(1/10000
器を破損し人身事故になるので測定しないでく
ださい。
・テストリードによる測定箇所は、安全のため必
ずブレーカの 2 次側で行なってください。
押します。
します。
n
の n に対応します。
800 mVrms(10〜50 kHz)
4 Vrms(50〜400 kHz)
− 750 Vrms
50 Vrms
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第 2 章 測定方法
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2
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.3 デューティ比測定
・最大入力電圧は DC1000 V、AC1000 Vrms、また
７
V･Hz です。最大入力電圧を超えると本
は 10
危険
(1) ファンクション・SW を〜V にし、SHIFT/H.AUTO キーを
(2) 入力のアッテネータを RANGE キーで選択します。
注記
・アッテネータレンジは周波数測定の場合と同じです。適切
・デューティ比測定時、バーグラフはアッテネータの状態を
(3) 赤のテストリードを V，Ω端子に、黒を COM 端子に接続
(4) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みま
器を破損し人身事故になるので測定しないでく
ださい。
・テストリードによる測定箇所は、安全のため必
ずブレーカの 2 次側で行なってください。
2 回押すと が点灯し、プラススロープ測定状態となり
ます。もう 1 回 SHIFT/H.AUTO キーを押すと が点灯
し、マイナススロープ測定状態になります。
なアッテネータレンジを選択してください。
n
表示します。バーグラフの目盛り数字が 1/10
します。
します。
す。（5%以下および 95%以上では表示が「−−−−」とな
ります）
の n に対応
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第 2 章 測定方法
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tTtw-tw
+
0V
15
■ デューティ（DUTY）比測定について
デューティ比（Duty factor, Duty ratio）とはパルス波形にお
いて、パルス幅とパルス繰り返し周期との比をいいます。
３２５７ではこの比を 100 分率で表示しています。
下図の方形波パルスについて、
+
：パルス幅（プラススロープ）
tw
-
：パルス幅（マイナススロープ）
tw
T：パルス繰り返し周期（=tw
と定義すると、
プラススロープのデューティ比 D
+
+
/T×100(%)
=tw
D
となります。
同様に、マイナススロープのデューティ比 D
-
-
/T×100(%)
=tw
D
+
+tw
-
）
+
は
-
は
となります。
方形波パルスとデューティ比
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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16
2
――――――――――――――――――――――――――
.4 電流測定
・電気事故を防止するために、600 V 以上の電位の
場合、回路内の電流測定は行わないでください。
電流ファンクションの過負荷保護はDC600 Vま
たは AC600 Vrms です。
・電気事故を防止するために、いったん電源を切
危険
ってから接続し、測定してください。
・電流測定のファンクションに電圧を入力しない
でください。電圧を入力すると本器を破損し、人
身事故になります。
■ 50μA 測定
(1) ファンクション・SW を 50μA にします。
(2) 赤のテストリードを50μA 端子に、黒をCOM 端子に接続
します。
(3) SHIFT/H.AUTO キーで DC か AC を選択します。
(4) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
■μA 測定（500μA，5000μA）
(1) ファンクション・SW をμA にします。
(2) 赤のテストリードをμA 端子に、黒を COM 端子に接続し
ます。
(3) SHIFT/H.AUTO キーで DC か AC を選択します。
(4) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
(5) マニュアルレンジ操作の場合、RANGE キーを押します。
（AUTO マークが消えます）再びオートレンジにする場合
は、RANGE キーを 1 秒以上押します。
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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■ mA 測定（50 mA，500 mA）
(1) ファンクション・SW を mA にします。
(2) 赤のテストリードを mA 端子に、黒を COM 端子に接続し
ます。
(3) SHIFT/H.AUTO キーで DC か AC を選択します。
(4) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
(5) マニュアルレンジ操作の場合、RANGE キーを押します。
（AUTO マークが消えます）再びオートレンジにする場合
は、RANGE キーを 1 秒以上押します。
■ A 測定（10 A）
・10 A レンジの最大許容入力は ACrms、DC とも、
警告
(1) ファンクション・SW を A にします。
(2) 赤のテストリードを A端子に、黒を COM 端子に接続します。
(3) SHIFT/H.AUTO キーで DC か AC を選択します。
(4) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
10 A です。
・10 A レンジの測定時間は 7Aまで連続、7〜10
A は 1 分以内です。
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第 2 章 測定方法
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2
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.5 抵抗測定
・抵抗ファンクションに電圧を入力しないでくだ
さい。電圧を入力すると本器を破損し、人身事故
危険
(1) ファンクション・SW をΩにします。
(2) 赤のテストリードを V，Ω端子に、黒を COM 端子に接続
(3) 被測定回路にテストリードを接続し、表示の値を読みます。
(4) マニュアルレンジ操作の場合、RANGE キーを押します。
（AUTO マークが消えます）再びオートレンジにする場合
になります。
・電気事故防止のため、電源を切ってから回路内
の測定をしてください。
します。
は、RANGE キーを 1 秒以上押します。
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第 2 章 測定方法
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2
19
.6 導通チェック
・導通チェックファンクションに電圧を入力しな
いでください。電圧を入力すると本器を破損し、
危険
(1) ファンクション・SW を にします。
(2) 赤のテストリードを V，Ω 端子に、黒を COM 端子に接続
(3) 導通／ダイオードの切換えは、SHIFT/H.AUTO キーで行
(4) 導通チェック時は
(5) 被測定回路にテストリードを接続します。
(6) 導通時（しきい値：100 Ω±80 Ω以下）に、ブザーが鳴り、
人身事故になります。
・電気事故防止のため、電源を切ってから回路内
の測定をしてください。
します。
います。
マークを表示します。
抵抗値を表示します。（500 Ωレンジ固定）
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第 2 章 測定方法
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2
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.7 ダイオードチェック
・ダイオードチェックファンクションに電圧を入
力しないでください。電圧を入力すると本器を
危険
(1) ファンクション・SW を にします。
(2) 赤のテストリードを V，Ω端子に、黒を COM 端子に接続
(3) , の切換えは、SHIFT/H.AUTO キーで行います。
(4) ダイオードチェック時は マークを表示します。
(5) 被測定回路にテストリードを接続します。
(6) 正常なシリコンダイオードでは、順方向電圧 0.4 V〜0.7 V
破損し、人身事故になります。
・電気事故防止のため、電源を切ってから回路内
の測定をしてください。
します。
を表示します。逆方向では、開放端子電圧（1.7 V 以下）
を表示します。ダイオードが短絡している場合は0V付近
を、断線している場合は順方向で開放端子電圧を示しま
す。
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第 2 章 測定方法
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2
21
.8 HOLD.Auto 機能
HOLD.Auto 機能は、導通およびダイオードチェックを除く
全ての測定ファンクションで、測定値の最大（電圧、電流、
周波数、DUTY 測定時）、あるいは最小（抵抗測定時）の値を
表示固定する機能です。
SHIFT/H.AUTO キーを 1 秒以上押し続けると、HOLD マーク
が点灯します。
再度 SHIFT/H.AUTO キーを 1 秒以上押しつづけると解除さ
れ HOLD マークは消灯します。
注記 HOLD.Auto機能はファンクションの切換え、REL キーの
操作、または電源を切ることでも解除できます。
■ 電圧、電流、周波数，DUTY 測定の場合
・測定値が不感領域のときは表示を書き換えません。このと
き HOLD マークは点滅しています。
・測定値が不感領域から外れた場合の最大測定データの表示
を固定し、確認音（ブザーがピッと鳴る）で知らせます。
・再び表示値を超える測定値が得られるまで表示を書き換え
ません。このとき HOLD マークは連続点灯しています。
・測定値が再び不感領域になると、測定回路より切り離され
たものと判断し、次に不感領域を外れる測定データが得ら
れるまで表示は固定したままで HOLD マークが点滅を始
めます。
不感領域：
5.6V レンジ ±270 カウント
電圧のその他のレンジと電流，周波数 ±30 カウント
DUTY 50カウント以下または950カウント以上
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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2
――――――――――――――――――――――――――
注記 AC/DC560 mV レンジには、HOLD.Auto 機能はありませ
ん。
■ 抵抗測定の場合
・測定値が OF のときは表示を書 き換えません。このとき
HOLD マークは点滅しています。
・測定値の最小測定データの表示を固定し、確認音（ブザー
がピッと鳴る）で知らせます。
・再び表示値より小さな測定値が得られるまで表示を書き換
えません。このとき HOLD マークは連続点灯しています。
・測定値が再び OF になると、測定回路より切り離されたも
のと判断し、次に測定データが得られるまで表示は固定し
たままで HOLD マークが点滅を始めます。
.9 オーバーフロー警告機能
電圧および電流測定時、測定値が最大表示値（5610 カウント）
を超えた場合に極性を含めた OF 表示、およびブザーを鳴ら
す機能です。
注記 DCV の最高レンジ、10 A レンジでは「1010」カウントを
超えた場合に、また ACV の最高レンジでは「760」カウ
ントを超えた場合に警告します。
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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2
23
.10 リラティブ（相対値表示）機能
リラティブ機能は全てのファンクションで動作し、測定デー
タからデータ補正値（基準値）をマイナスする演算処理を行
い、演算結果を表示する機能です。
REL キーを押すと、REL マークが点灯します。再度REL キ
ーを押すと解除され REL マークは消灯します。
リラティブ機能に設定された時点で以下の動作を行います。
(1) 測定レンジを固定します。オートレンジ動作の場合はレ
ンジホールドされ、マニュアルレンジ動作になります。
(2) 表示されているデータを基準値としてセットします。
(3) 基準値をセットするとき、表示データがオーバーフローの
場合は、基準値に0000をセットします。
(4) 測定データがオーバーフローの場合は極性を含めたオー
バーフロー表示を行います。
(5) アナログバーグラフは、測定データを表示します。
(6) オーバーフロー警告機能は、測定データにより動作しま
す。（オーバーフロー警告機能参照）
注記 リラティブ機能は、ファンクションの切換え、
SHIFT/H.AUTO キー、RANGE キーの操作、または電
源を切ることでも解除できます。
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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2
――――――――――――――――――――――――――
.11 オートパワーセーブ機能
オートパワーセーブ機能は、最終操作をしてから約 30 分後に
自動的にパワーセーブ状態になる機能です。電源を入れると、
自動的にオートパワーセーブ機能が働きます。（APS マーク
点灯）
オートパワーセーブモードから復帰させたい場合は、ファン
クション・SW，SHIFT/H.AUTO キー，RANGE キー，REL
キーのいずれかを操作してください。
■ オートパワーセーブ機能の解除
パワーオンオプションにより、オートパワーセーブ機能を解
除することができます。機能を解除する場合は、
SHIFT/H.AUTO キーを押しながら電源を投入し、確認音
（ブザーがピッと鳴る）がでるまで SHIFT/H.AUTO キーを押
し続けます。電源を切るまでは、オートパワーセーブ機能は
解除された状態となります。（APS マーク消灯）
注記 パワーセーブ状態では、LCD の表示を OFF にし ますが、
電源はOFFにされていません。パワーセーブ状態から復
帰する場合は、すべてリセットされます。長時間連続使
用したい場合はあらかじめオートパワーセーブを解除し
てください。
―――――――――――――――――――――――
第 2 章 測定方法
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様
3
25
第 3 章 仕
.1 一般仕様
測定方式 二重積分方式
交流測定方式 真の実効値測定方式
表示方式 ＴＮ型液晶表示体 1/4Duty ダイナミック
駆動
最大測定カウント 3 桁「5610」
ただし Hz ファンクションのみ「14999」
極性表示 −マークのみ自動点灯
電池消耗表示 マーク点灯
レンジ切換え オートレンジおよびマニュアルレンジ
（電流測定はファンクション内のみ）
ﾌｧﾝｸｼｮﾝｽｲｯﾁ ロータリースイッチ
ｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞﾚｰﾄ 2.5 回／秒（Hz 以外）、2 回／秒（Hz）
20 回／秒（バーグラフ）
使用場所 屋内、高度 2000 m まで
使用温湿度範囲 0〜50℃，80％rh 以下（結露なし）
保存温湿度範囲 -20〜60℃，70％rh 以下（結露なし）
温度特性 23℃±5℃以外、（測定確度）×0.1/℃
電源 単 4 形マンガン乾電池（R03）×2
定格電源電圧 DC1.5 V×2
連続使用時間 約 500 時間（DC V 時）
―――――――――――――――――――――――
第 3 章 仕様
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）
）
――――――――――――――――――――――――――
最大定格動作電圧 DCV, ACV, Hz, DUTY：
DC1000 V/AC750 Vrms (sin) または
7
V･Hz
10
Ω：DC600 V/AC600 Vrms (sin)
DCA, ACA：
56μA〜560 mA レンジ：
ヒューズ保護 1 A/600 V
10 A レンジ：ヒューズ保護 10 A/600 V
耐電圧 ケース−入力端子間
AC7.4 kVrms sin （50/60 Hz 1 分間）
ﾉｲｽﾞ除去 NMRR
CMRR
DCV -60dB 以上（50/60 Hz）
DCV -100dB 以上（50/60 Hz）
ACV -60dB 以上（50/60 Hz）
定格電力 2.0 mW Typ.（DC V 時 電源電圧 3.0 V）
9.0 mW Typ.（AC V 時 電源電圧 3.0 V）
0.15 mW Typ.（ｵｰﾄﾊﾟﾜｰｾｰﾌﾞ時 電源電圧 3.0 V
最大定格電力 15 mVA
電池寿命警告電圧 2.25 V±0.15 V 以下で マーク点灯
寸法・質量 76(W)×167(H)×33(D) mm
（突起部含まず） 約 300 g
付属品 9170 テストリード、取扱説明書、
単 4 形マンガン乾電池（R03）×2、
9378 携帯用ケース
適合規格 安 全 性
EN 61010-1:1993+A2:1995
EN 61010-2-031:1994
汚染度 2 過電圧カテゴリ （1000 V
過電圧カテゴリ （600 V）
（予想される過渡過電圧 6000 V）
ＥＭＣ
EN 55011：1991
EN 50082-1：1992
―――――――――――――――――――――――
第 3 章 仕様
Page 31
――――――――――――――――――――――――――
.
.
.
3
27
.2 確度表
23℃±5℃，80% rh 以下 ただし結露しないこと
■ 電圧測定
ﾌｧﾝｸｼｮﾝレンジ 測定確度 入力ｲﾝﾋﾟｰﾀﾞﾝｽ
DCV 560.0 mV±0.35%rdg.±4dgt
5.600 V ±0.35%rdg.±2dgt
56.00 V
1000 V ±1.0%rdg.±2dgt.
ACV 560.0 mV±2.0%rdg.±8dgt.
5.600 V
56.00 V
・ACVでの測定周波数範囲は、750 Vレンジが50〜500 Hz、それ以外のレ
ンジは50 Hz〜2 kHzです。
・ｸﾚｽﾄﾌｧｸﾀ：1.7以下(560.0 mVレンジ)、3 以下(その他のレンジ)
・ACVでの測定確度はフルスケールの10%以上の入力について規定します。
±0.6% rdg.±2dgt
±1.5%rdg.±4dgt.
750 V
約11 MΩ
約10 MΩ560.0 V
約11 MΩ
約10 MΩ560.0 V
■ 周波数測定（測定範囲：4.00 Hz〜400.0 kHz）
ﾌｧﾝｸｼｮﾝレンジ 測定確度 過負荷保護(1分間)
Hz 149.99 Hz
1499.9 Hz
14.999 kHz
149.99 kHz
400.0 kHz
ｱｯﾃﾈｰﾀﾚﾝｼﾞ 最高入力感度 最大定格電圧
5.6 V(1/10)
56 V(1/100) 40 Vrms 500 Vrms
560 V(1/1000) 400 Vrms 750 Vrms
750 V(1/10000) − 750 Vrms
±0.02%rdg.±1dgt.
400 mVrms(<10 kHz)
800 mVrms(10 kHz〜50 kHz)
4 Vrms(50 kHz〜400 kHz)
―――――――――――――――――――――――
過負荷保護
(1分間)
DC1000 V/
AC750
Vrms(sin)
または
7
V･Hz
10
DC1000 V/
AC750 Vrms(sin)
または
7
V･Hz
10
50 Vrms
第 3 章 仕様
Page 32
28
――――――――――――――――――――――――――
■ DUTY 比測定
ﾌｧﾝｸｼｮﾝレンジ 測定確度 周波数範囲
・測定確度は、デューティ比10%〜90%の矩形波（5 Vp‑p）について規定
・5.0%以下および95.0%以上は、−−−−表示
・過負荷保護(1分間)：DC1000 V/AC750 Vrms(sin)または10
,
100.0 %
(5〜95%)
±1.0%rdg.±15dgt. 10 Hz〜1 kHz
±1.0%rdg.±50dgt. 1〜10 kHz
7
V･Hz
■ 抵抗／導通／ダイオード測定
ﾌｧﾝｸｼｮﾝレンジ 測定確度 開放端子電圧
Ω 560.0 Ω ±1.0%rdg.±6dgt.
5.600kΩ
56.00kΩ
560.0kΩ
5.600MΩ ±1.0%rdg.±4dgt.
56.00MΩ ±2.0%rdg.±4dgt.
導通 560.0 Ω ±1.5%rdg.±6dgt. 約1.23 V
しきい値：100Ω±80Ω、導通時：連続ブザー音
ﾀﾞｲｵｰﾄﾞ2.000 V ±5.0%rdg.±2dgt.
・ﾀﾞｲｵｰﾄﾞの測定方式：300μA定電流方式
±0.5%rdg.±4dgt.
約0.3 V
過負荷保護
(1分間)
DC600 V/
AC600
Vrms(sin)
―――――――――――――――――――――――
第 3 章 仕様
Page 33
――――――――――――――――――――――――――
ﾞ
V
29
■ 電流測定
ﾌｧﾝｸｼｮﾝレンジ 測定確度 内部抵抗
DCA 56.00μA±1.5%rdg.±4dgt. 10.5 kΩ以下 56 μA〜
560.0μA±1.5%rdg.±4dgt. 110 Ω以下
5600μA ±1.5%rdg.±4dgt. 110 Ω以下
56.00 mA±1.5%rdg.±4dgt. 3Ω以下
560.0 mA±1.5%rdg.±4dgt. 3Ω以下
10.00 A ±1.5%rdg.±4dgt. 0.1 Ω以下
ACA 56.00μA±2.5%rdg.±4dgt. 10.5 kΩ以下
560.0μA±2.5%rdg.±4dgt. 110 Ω以下
5600μA ±2.5%rdg.±4dgt. 110 Ω以下
56.00 mA±2.5%rdg.±4dgt. 3Ω以下
560.0 mA±2.5%rdg.±4dgt. 3Ω以下
10.00 A ±2.5%rdg.±4dgt. 0.1 Ω以下
・ACAでの測定周波数範囲は、50 Hz〜2 kHzです。
・ｸﾚｽﾄﾌｧｸﾀ：1.7以下(560.0μA,56.00mAﾚﾝｼﾞ)､3 以下(その他のﾚﾝｼﾞ)
・ACAでの測定確度はフルスケールの10%以上の入力について規定します。
・10 Aレンジの測定時間は、7 Aまで連続、7〜10 Aは１分以内
過負荷保護
(1分間)
560 mAﾚﾝｼ
1 A/600 V
ヒューズ
10 Aﾚﾝｼﾞ
10 A/600
ヒューズ
―――――――――――――――――――――――
第 3 章 仕様
Page 34
30
――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――
第 3 章 仕様
Page 35
――――――――――――――――――――――――――
ス
4
31
第 4 章 保守・サービ
.1 電池およびヒューズの交換方法
・感電事故を避けるため、テストリードを被測定
物より外してからケースを開け、電池、ヒューズ
を交換してください。また、交換後は必ず ケー
スをしてから、ねじ止め後使用してください。
・電池交換するときは極性＋−に注意し、逆挿入
しないでください。性能劣化や液漏れの原因と
なります。また、必ず指定の電池と交換してくだ
さい。
・使用済の電池をショート、分解、火の中に投入し
警告
ないでください。破裂する恐れがあり、危険で
す。
・使用済の電池は、地域で定められた規則に従っ
て処分してください。
・ヒューズ交換は、指定された形状と定格電流、電
圧のものを使用してください。指定以外のヒュ
ーズを用いたりヒューズホルダを短絡すると、
人身事故になるので注意してください。
―――――――――――――――――――――――
第 4 章 保守・サービス
Page 36
32
μA・mA 端子用ヒューズ
C
-1
1 A/600 Vφ10.319-38.1 mm
単 4 形マンガン乾電池
(R03)×2
10 A 端子用ヒューズ
C
0
10 A/600 Vφ10.319-38.1 mm
上ケース
下ケース
――――――――――――――――――――――――――
μA, mA および A 端子には、回路保護の目的でヒューズが入
っています。電流測定ができないときは、過電流によるヒュ
ーズの断線が考えられます。
図を参照し、以下の手順で交換してください。
(1) テストリードを測定回路から外し、ファンクション・SW
が OFF になっていることを確認します。
(2) 下ケース（本体底面）を上にし、プラスドライバーを使用
してケース止めネジを 3 本外します。
(3) 下ケースを持ち上げて外します。
(4) 単4形マンガン乾電池(R03)×2個、または断線ヒューズを
交換します。ヒューズは、μA、mA 用端子と 10 A 用端子
が有りますので、間違えないようにしてください。
(5) 下ケースを取り付け、ねじ止めします。
個
―――――――――――――――――――――――
第 4 章 保守・サービス
ooper Bassmann 社製 KTK-1
ooper Bassmann 社製 KTK
Page 37
――――――――――――――――――――――――――
4
4
33
.2 本器のクリーニング
本器の外装の汚れをとるときは、柔らかい布に水または中性
洗剤を少量含ませ軽く拭いてください。ベンジン、アルコー
ル、アセトン、エーテル、シンナー、ガソリン、ラッカー、
ケトン系を含む洗剤は絶対に使用しないでください。変形、
変色することがあります。
.3 サービス
故障と思われるときは、電池の消耗、ヒューズ、テストリー
ドの断線を確認してから、お買上店か最寄りの営業所に送っ
てください。輸送中に破損しないように梱包し、故障内容も
書き添えてください。輸送中の破損については保証しかねま
す。
―――――――――――――――――――――――
第 4 章 保守・サービス
Page 38
34
4
――――――――――――――――――――――――――
.4 保証について
この製品は、弊社の厳密なる検査を経てお届けしたもの
です。万一ご使用中に故障が発生した場合は、お買い求
め先に依頼してください。
1. 本器の保証期間は購入日より 3 年間です（ご購入日が不明
の場合は、製品製造月から 4 年を目安とします）。
2. 取扱説明書・本体注意ラベルなどの注意事項にしたが
った正常な使用・保管状態で保証期間内に発生した故
障は、弊社規定により無償修理いたします。ただし、
確度は除きます。
3. 保証期間内でも、次の場合には有償修理となります。
・本体から取り外し可能なテストリード・プローブ・キ
ャリングケース・コード類
・お客様で修理や改造をされた場合
・お買い上げ後の輸送や落下等による故障
・本体のきずや汚れなど外観上の変化
・火災、地震等天災地変および不可抗力での人災、事故に
よる故障
・電池など消耗部品および取扱説明書の交換
・その他弊社の責任とみなされない故障
―――――――――――――――――――――――
第 4 章 保守・サービス
Page 39
HIOKI 3257 ディジタルハイテスタ
取扱説明書
発行年月 2000 年 10 月 改訂 5 版
編集・発行 日置電機株式会社
販売支援課
〒386-1192 長野県上田市小泉 81
TEL: 0268-28-0560
FAX: 0268-28-0579
E-mail: info@hioki.co.jp
Printed in Japan 3257A980-05
・本書の内容に関しては万全を期していますが、ご不明な
点や誤りなどお気づきのことがありましたら、本社 販売
支援課または最寄りの営業所までご連絡ください。
・本書は改善のため予告なしに記載事項を変更すること
があります。
・本書を無断で転載、複製することは禁止されています。
Page 40
Page 41
3257
DIGITAL HiTESTER
INSTRUCTION MANUAL
Page 42
Page 43
Contents
Introduction i
Inspection i
Safety Notes ii
Notes on Use v
Chapter 1 Names and Functions
of parts 1
Chapter 2 Measurement Procedures 7
2.1 Voltage Measurement 8
2.2 Frequency Measurement
2.3 Duty Factor Measurement
2.4 Current Measurement
2.5 Resistance Measurement
2.6 Continuity Checking
2.7 Diode Check
2.8 HOLD.Auto Function
2.9 Overvoltage warning function
2.10 Relative (Relative display) function
2.11 Auto Power Save Function
Chapter 3 Specifications 25
3.1 General Specifications 25
3.2 Accuracy Chart
11
13
16
17
18
19
21
22
24
28
9
Page 44
Chapter 4 Maintenance and Service 31
4.1 Changing the Batteries and Fuses 31
4.2 Service
4.3 Cleaning
33
33
Page 45
―――――――――――――――――――――――――――
I
I
ntroduction
Thank you for purchasing this HIOKI "3257
DIGITAL HiTESTER." To get the maximum
performance from the unit, please read this
manual first, and keep this at hand.
nspection
When the unit is delivered, check and make
sure that it has not been damaged in transit.
If the unit is damaged, or fails to operate
according to the specifications, contact your
dealer or HIOKI representative.
Accessories
9170 TEST LEADS 1
9378 CARRYING CASE 1
Instruction Manual 1
R03 manganese battery 2
(built into this unit)
i
――――――――――――――――――――――――
Introduction
Page 46
ii
G
S
―――――――――――――――――――――――――――
afety Notes
WARNIN
This equipment is designed to according to
IEC 61010-1 Safety Standards, and has been
tested for safety prior to shipment. During high
voltage measurement, incorrect measurement
procedures could result in injury or death, as well
as damage to the equipment. Please read this
manual carefully and be sure that you understand
its contents before using the equipment. The
manufacturer disclaims all responsibility for any
accident or injury except that resulting due to
defect in its product.
――――――――――――――――――――――――
Safety Notes
Page 47
―――――――――――――――――――――――――――
iii
This Instruction Manual provides information
and warnings essential for operating this
equipment in a safe manner and for
maintaining it in safe operating condition.
Before using this equipment, be sure to
carefully read the following safety notes.
Safety symbols
･ This symbol is affixed to locations on the
unit where the operator should consult
corresponding topics in this manual (which
are also marked with the
symbol)
before using relevant functions of the unit.
･ In the manual, this mark indicates
explanations which it is particularly
important that the user read before using
the unit.
Indicates a device which is doubleinsulated.
Indicates DC (Direct Current).
Indicates AC (Alternating Current).
Indicates both DC and AC.
Indicates grounding terminal.
Indicates that this terminal carries voltage
at dangerous levels.
――――――――――――――――――――――――
Safety Notes
Page 48
iv
R
G
N
―――――――――――――――――――――――――――
The following symbols are used in this
Instruction Manual to indicate the relative
importance of cautions and warnings.
Indicates that incorrect operation
DANGE
presents extreme danger of accident
resulting in death or serious injury to
the user.
Indicates that incorrect operation
WARNIN
presents significant danger of accident
resulting in death or serious injury to
the user.
Indicates that incorrect operation
CAUTIO
presents possibility of injury to the user
or damage to the equipment.
Denotes items of advice related to
NOTE
performance of the equipment or to its
correct operation.
――――――――――――――――――――――――
Safety Notes
Page 49
―――――――――――――――――――――――――――
N
otes on Use
In order to ensure safe operation and to
obtain maximum performance from the unit,
observe the cautions listed below.
DANGER
Before taking a measurement, check the
position of the function switch. Do not measure
voltage outside the set voltage range. Doing so
may damage the unit or cause an accident that
might result in injury or death. When changing
the function switch, disconnect the test leads
from the object to be measured.
Do not input voltage to the resistance
measurement, continuity checking, diode
checking, capacitor functions. Doing so may
damage the unit or cause an accident resulting
in injury or death.
v
――――――――――――――――――――――――
Notes on Use
Page 50
vi
G
―――――――――――――――――――――――――――
WARNIN
To prevent electric shock, do not allow the unit
to become wet and do not use the unit when
your hands are wet.
Do not attempt to adjust or repair the unit with
the case open and with voltage being generated
and input. Such adjustments or repairs should
only be made by a technician who fully
understands the dangers involved.
If the unit is connected to a line that is to be
measured, dangerous voltage levels may be
applied to the terminals, and removing the case
may expose live components. When opening
the case to replace the batteries, etc., the test
leads must be detached.
If the protective functions of the unit are
damaged, either remove the unit from service or
post warnings to prevent others from using the
unit inadvertently.
――――――――――――――――――――――――
Notes on Use
Page 51
―――――――――――――――――――――――――――
N
CAUTIO
vii
･ Do not store or use the unit where it will be
exposed to direct sunlight, high temperatures, high
humidity, or condensation. If exposed to such
conditions, the unit may be damaged, the insulation
may deteriorate, and the unit may no longer satisfy
its specifications.
･ This unit is not constructed to be waterproof or
dustproof, so do not use it in a very dusty
environment or in one where it will get wet.
･ Before using the unit, make sure that the sheathing
on the probes is not damaged and that no bare wire
is exposed. If there is damage, using the unit could
cause electric shock. Replace the probe with the
specified 9170.
･ For safety reasons, only use the 9170 TEST
LEADS provided with the unit for measurement.
――――――――――――――――――――――――
Notes on Use
Page 52
viii
―――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
Notes on Use
Page 53
―――――――――――――――――――――――――――
Function Switch
LCD Display
REL key
RANGE Key
V,ΩTerminal
SHIFT/H.AUTO Key
COM Terminal
A, mA Terminal
A Terminal
1
d
ts
Chapter
Names an
Functions of par
1
μ
――――――――――――――――――――――――
Chapter 1 Names and Functions of parts
Page 54
2
V, Hz/ /
y
V, Hz/ /
,
,
,
―――――――――――――――――――――――――――
Function Switch
Selects functions, and turns the unit on and
off.
AC voltage, Frequency and Dut
factor
V DC voltage
Ω Resistance
, Continuity check/Diode check
/ 50μA 50μA DC /AC
/ μA 500μA, 5000μA DC /AC
/ mA 50 mA, 500 mA DC /AC
/ A 10 A DC /AC
SHIFT / H.AUTO Key
With the V, Hz, Duty factor
function, switches the AC voltage
frequency and duty factor
measurement.
, With the function, switches
between continuity checking and
diode checking.
/ 50μA With the / 50 μA function,
switches between DC and AC.
/ μA With the / μA function
switches between DC and AC.
/ mA With the / mA function
switches between DC and AC.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 1 Names and Functions of parts
Page 55
―――――――――――――――――――――――――――
,
/ A With the /〜 A function
switches between DC and AC.
･ Disables the Auto Power Save function. (See
"Auto Power Save")
･ Starts and disables the HOLD.Auto function.
(See "HOLD.Auto Function")
RANGE Key
･ Switches between Auto Range and Manual
Range.
･ Changes range in the Manual Range mode.
･ With Hz function, changes Attenuator Range.
･ Each time the RANGE key is pressed, the
attenuator range goes up one range higher.
REL Key
･ Starts and disables the Relative (Relative
display) function. (See "Relative Function")
V, Ω Terminal
･ Use this terminal for voltage and resistance
functions.
3
COM Terminal
･ Common terminal for each function. (Please
connect the black test lead)
μA, mA Terminal
･ Use this terminal for μA and mA functions.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 1 Names and Functions of parts
Page 56
4
,
,
―――――――――――――――――――――――――――
A Terminal
･ Use this terminal for A functions.
NOTE
A shutter of the terminal moves together with
the function switch to avoid misoperation.
When operating the function switch leaving
the test lead connected to the terminal, there
is a risk of damage to the 3257.
LCD Display
・ Decimal point
Lights during VDC, 50 μADC, μADC
mADC and ADC measurement.
Lights during VAC, 50 μAAC, μAAC
mAAC and AAC measurement.
Lights during continuity checking
Lights during diode checking
AUTO Lights during Auto Range operation
HOLD Lights when setting HOLD.Auto
function
REL Lights when setting Relative function
APS Lights when the Auto Power Save
function is operating
Lights when the battery is below
assuring the voltage accuracy. (2.25 V
±0.15 V)
MkΩ Indicates the units during resistance
measurement or continuity checking
――――――――――――――――――――――――
Chapter 1 Names and Functions of parts
Page 57
―――――――――――――――――――――――――――
mV Indicates the units during voltage
measurement or diode checking
μmA Indicates the units during current
measurement
Lights during duty factor
measurement (plus side slope)
Lights during duty factor
measurement (minus side slope)
% Indicates the unit during duty factor
measurement
Bar GraphScale display 56 dots bar graph
display (with polarity indication)
5
――――――――――――――――――――――――
Chapter 1 Names and Functions of parts
Page 58
6
―――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
Chapter 1 Names and Functions of parts
Page 59
―――――――――――――――――――――――――――
G
2
nt
s
Chapter
Measureme
Procedure
WARNIN
Even when the shutter is closed, there
insulating clearance around the terminals is not
safe. Be careful when connecting test leads.
The changing of the function switch when
replacing the test terminals requires
disconnection of the test leads from the item
being measured and then the disconnection of
the test leads from the terminals.
If the shutter is damaged, stop using the tester
and send it in for repairs
7
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 60
8
2
―――――――――――――――――――――――――――
.1 Voltage Measurement
DANGER
The maximum allowable input is 1000 VDC, 750
Vrms, or 10７V･Hz. Do not measure voltage in
excess of these limitations, as doing so may
damage the unit or cause an accident that might
result in injury or death.
It is very dangerous to short two lines carrying
voltage with the tip of a test lead. Be very
careful when measuring voltage.
1. Set the function switch to V to measure an
AC voltage, or to V to measure a DC voltage.
Connect the red test lead to the V, Ω
terminal, and the black test lead to the COM
terminal.
2. Connect the test leads to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
3. For manual range operation, press the
RANGE key.
(The AUTO indication goes off.)
To return to the Auto Range mode, press the
RANGE key for at least 1 second.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 61
―――――――――――――――――――――――――――
2
.2 Frequency Measurement
DANGER
9
The maximum allowable input is 1000 VDC, 750
Vrms, or 10
７
V･Hz. Do not measure voltage in
excess of these limitations, as doing so may
damage the unit or cause an accident that might
result in injury or death.
1. Set the function switch to V, then press the
SHIFT/H.AUTO key.
2. Press the RANGE key again as necessary to
step through the input attenuators.
3. Connect the red test lead to the V, Ω
Terminal, and the black test lead to the COM
Terminal.
4. Connect the test lead to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 62
10
)
)
―――――――――――――――――――――――――――
･ Select suitable attenuators referring to the
NOTE
following list. But only the Auto Range is
available for the frequency range.
･ For frequency measurement, the bar graph
gives the attenuator condition.
(Scale number in the bar graph is equivalent
to "n" of "1/10
ｎ
".)
■ Accuracy guaranteed ranges for frequencies.
Attenuator rangeMax. input sensitivity Maximum rated
400 mVrms( < 10 kHz)
5.6 V(1/10)
56 V(1/100) 40 Vrms 500 Vrms
560 V(1/1000) 400 Vrms 750 Vrms
750 V(1/10000
800 mVrms(10 to 50 kHz
4 Vrms(50 to 400 kHz)
− 750 Vrms
power
50 Vrms
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 63
―――――――――――――――――――――――――――
2
11
.3 Duty Factor Measurement
DANGER
The maximum allowable input is 1000 VDC, 750
Vrms, or 10
excess of these limitations, as doing so may
damage the unit or cause an accident that might
result in injury or death.
1. Set the function switch to V, then press the
2. Press the RANGE Key again as necessary to
3. Connect the red test lead to the V, Ω
4. Connect the test lead to the circuit to be
７
V･Hz. Do not measure voltage in
SHIFT/H.AUTO Key two times.
The duty factor indicator (
plus side slope measurement function starts.
When pressing the SHIFT/H.AUTO Key
again, the indicator (
side slope measurement function starts.
step through the input attenuators.
terminal, and the black test lead to the COM
terminal.
measured, and read the value from the
display. (When the value is below 5% or over
95%, "
----" is displayed.)
) lights and the
) lights and the minus
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 64
12
tTtw-tw
+
0V
―――――――――――――――――――――――――――
■ About Duty Factor measurement
Duty Factor shows the ratio between pulse
width and pulse period.
3257 displays this ratio by percentage. In the
square wave shown in the figure below, tw
+
and tw-are the pulse width (plus and minus
side slope, respectively) and T is the pulse
period.
+
D
is the duty factor of plus side slope, given
as following.
+
D
=tw+/T ×100(%)
Similarly, D
slope, given as following.
-
D
=tw-/T ×100(%)
-
is the duty factor of minus side
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 65
―――――――――――――――――――――――――――
2
13
.4 Current Measurement
DANGER
Do not use the tester to measure current when
the electric potential is 600 V or greater.
The current function overload protection trips at
either 600 VDC, 600 Vrms.
To prevent electrical accidents, turn the power
off before connecting the test leads and then
take measurements.
Do not input voltage.
■ 50 microamp Measurement
1. Set the function switch to 50 μA.
2. Connect the red test lead to the 50 μA
terminal, and the black to the COM terminal.
3. Use the SHIFT/H.AUTO key to select DC or
AC.
4. Connect the test leads to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 66
14
―――――――――――――――――――――――――――
■ Microamp Measurement (500 μA, 5000 μA,)
1. Set the function switch to μA.
2. Connect the red test lead to the μA terminal,
and the black to the COM terminal.
3. Use the SHIFT/H.AUTO key to select DC or
AC.
4. Connect the test leads to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
5. For manual operation, press the RANGE key.
(The AUTO indication goes off)
To return to the Auto Range mode, press and
hold the RANGE key for at least 1 second.
■ Milliamp Measurement (50 mA, 500 mA)
1. Set the function switch to mA.
2. Connect the red test lead to the mA terminal,
and the black to the COM terminal.
3. Use the SHIFT/H.AUTO key to select DC or
AC.
4. Connect the test leads to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
5. For manual operation, press the RANGE key.
(The AUTO indication goes off)
To return to the Auto Range mode, press and
hold the RANGE key for at least 1 second.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 67
―――――――――――――――――――――――――――
G
15
■ Amp Measurement (10 A)
WARNIN
In the 10 A range, the maximum allowable input
is 10 A in both rms and DC.
In the 10 A range, the measuring time is
continuous up to 7 A, and one minute or less
from 7 A to 10 A.
1. Set the function switch to A.
2. Connect the red test lead to the A terminal,
and the black to the COM terminal.
3. Use the SHIFT/H.AUTO key to select DC or
AC.
4. Connect the test leads to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 68
16
2
―――――――――――――――――――――――――――
.5 Resistance Measurement
DANGER
Do not input voltage to the resistance
measurement function. Doing so may damage
the unit or cause an accident resulting in injury or
death.
1. Set the function switch to Ω.
2. Connect the red test lead to the V, Ω
terminal, and the black to the COM terminal.
3. Connect the test leads to the circuit to be
measured, and read the value from the
display.
4. For manual operation, press the RANGE key.
(The AUTO indication goes off)
To return to the Auto Range mode, press and
hold the RANGE key for at least 1 second.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 69
―――――――――――――――――――――――――――
2
17
.6 Continuity Checking
DANGER
Do not input voltage to the continuity checking
function. Doing so may damage the unit or cause
an accident resulting in injury or death.
1. Set the function switch to , .
2. Connect the red test lead to the V, Ω
terminal, and the black to the COM terminal.
3. To select or change between
press the SHIFT/H.AUTO key.
4. During the continuity check, the
lights.
5. Connect the test leads to the circuit to be
measured.
6. When the circuit is conducting, (at a
threshold value : less than 100 Ω±80 Ω) the
buzzer sounds, and displays a resistance
value. (It is fixed in the 500 Ω range.)
and ,
indicator
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 70
18
2
―――――――――――――――――――――――――――
.7 Diode Check
DANGER
Do not input voltage to the diode checking
function. Doing so may damage the unit or
cause an accident resulting in injury or death.
To avoid electrical accidents, turn off the power
before measuring a circuit.
1. Set the function switch to , .
2. Connect the red test lead to the V, Ω
terminal and the black to the COM terminal.
3. To select or change between
press the SHIFT/H.AUTO key.
4. When the Diode check is selected, the
indicator lights.
5. Connect the test leads to the circuit to be
measured.
6. The display shows a value between 0.4 V and
0.7 V when the diode is normal. When the
test leads are reversed, an open circuit
voltage (less than 1.7 V) is displayed.
If the diode is short-circuited, the display
shows about 0 V ; if it is open-circuited, it
shows an open circuit voltage in both
directions.
and ,
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 71
―――――――――――――――――――――――――――
2
19
.8 HOLD.Auto Function
HOLD.Auto Function can display the
maximum value during voltage, current or
frequency, duty factor measurement or
minimum value during resistance
measurement.
When pressing the SHIFT/H.AUTO key for at
least 1 second, the HOLD indicator lights. To
cancel it press the key again for at least 1
second.
Then the indicator will go out.
NOTE
――――――――――――――――――――――――
HOLD.Auto Function is disabled by changing
functions or by turning off the power switch.
■ For voltage, current or frequency, duty
factor measurement
･ The display values are not renewed when the
measured value is less than the dead zone.
The HOLD indicator goes on and off.
･ When the measured value is more than dead
zone, the maximum data is displayed and the
tester beeps.
･ It is fixed until getting a new value higher
than the previous one. The HOLD indicator
remains lit.
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 72
20
―――――――――――――――――――――――――――
･ When the measured value is less than the
dead zone again, interprets it to be cut off
from the circuit to be measured, leaving it
fixed until getting a new value higher than
the dead zone until the interval, the HOLD
indicator starts to go on and off.
･ Dead zone
5.6 V range
±270 dgt.
The other voltage ranges, current and
frequency
Duty factor
±30 dgt.
below 50 dgt. or over 950 dgt.
NOTE
The HOLD.Auto function cannot be conducted
in the AC/DC 560 mV range.
■ For resistance measurement
･ The displayed values are not renewed when
the measured value is "OF". The HOLD
indicator goes on and off.
･ Display the minimum data and the tester
beeps.
･ It is fixed until getting a new value lower
than the previous one. The HOLD indicator
remains lit.
･ When the measured value is "OF" again,
interprets it to be cut off from the circuit to
be measured, leaving it fixed until getting a
new value next time, the hold indicator starts
to go on and off.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 73
―――――――――――――――――――――――――――
2
21
.9 Overvoltage warning function
During voltage or current measurement, the
"OF" indication appears indicating polarity
and overvoltage and the buzzer sounds when
the reading exceeds the maximum value
(5610 dgt.).
NOTE
――――――――――――――――――――――――
A warning is given if reading exceeds "1010"
in the maximum range of the DC V setting or
10 A range, or "760" in the maximum range of
the AC V setting.
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 74
22
2
n
―――――――――――――――――――――――――――
.10 Relative (Relative display) functio
Relative function operates on all
measurement functions. This function
displays the result of subtracting the
reference data from the measurement data.
When pressing the REL Key, the REL
indicator lights. To cancel it press the key
again, then the indicator will go out.
On starting the relative function, the
following operations are carried out.
1. The measurement range is fixed. If it is Auto
Range mode, it becomes manual range
operation (the AUTO indication goes off).
2. The displayed data is set as the reference
data.
3. If the displayed data overflows, the reference
data is set to zero.
4. If the measurement data overflows, or
overflow indication appears, including the
polarity of the overflow ("OF" or "-OF").
5. The bar graph displays according to the
measurement data (not the displayed data).
6. Overvoltage warning function operates
according to the measurement data. (See
Overvoltage warning function)
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 75
―――――――――――――――――――――――――――
NOTE
Relative function is disabled by changing
23
functions, by pressing SHIFT/H.AUTO Key or
RANGE key, or by turning off the power
switch.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
Page 76
24
2
―――――――――――――――――――――――――――
.11 Auto Power Save Function
･ The Auto Power Save function automatically
activates the Power Save mode about 30
minutes after the last operation.
･ The Auto Power Save function is
automatically enabled as soon as the power is
turned on (the APS indicator lights).
･ To restart operation from the Auto Power
Save mode, operate the function switch or
press the SHIFT/H.AUTO, RANGE or REL
key.
･ The Auto Power Save function can be canceled
by using the Power On Option. To cancel it,
turn on the power while pressing the
SHIFT/H.AUTO key. Continue pressing the
SHIFT/H.AUTO key down until the beep.
This disables the Auto Power Save function
until the power is turned off. (The APS
indicator goes off.)
NOTE
――――――――――――――――――――――――
Chapter 2 Measurement Procedures
In the Power Save mode, the LCD display
goes off, but the power remains on. When
restarting operation from the Power Save
mode, all settings are reset.
When using the unit for an extended period of
time, disable the Auto Power Save function
when you turn on the tester.
Page 77
―――――――――――――――――――――――――――
M
A
S
T
M
m
P
.
B
R
F
S
D
3
s
3
Chapter
Specification
.1 General Specifications
easurement System Dual integration
C Measurement
ystem
ype of Display TN type LCD, 1/4 Duty, Dynamic
aximum
easurement count
olarity Display Automatically lights only when ’−’
attery Low Display The indicator lights.
ange Selection Automatic or Manual (except
unction Switch Rotary switch
ampling Rate 2.5 times/s (except Hz)
imensions and Mass Approx. 76W×167H×33D mm
――――――――――――――――――――――――
True RMS measurement
Drive.
3-1/2 dgt., 5610 max. (however
with the Hz function, up to 14999)
current measurement)
2 times/s (Hz)
20 times/s (bar graph)
Approx. 2.99"W×6.58"H×1.30"D
(not including protrusion)
Approx. 280 g, 9.9 oz
Chapter 3 Specifications
25
Page 78
26
A
P
M
v
D
N
P
M
B
d
C
t
―――――――――――――――――――――――――――
ccessories 9170 TEST LEADS
ower Supply Rated supply voltage 1.5 VDC×2,
aximum rated
oltage
9378 CARRYING CASE
Instruction manual
Two R03 manganese batteries
two R03 manganese batteries
VDC, VAC, Hz, Duty factor : 1000
VDC/750 Vrms (sin) or 10
Ω: 600 VDC/600 Vrms (sin)
ADC, AAC :
56μA to 560 mA range:
Fuse protection 1 A/600 V
10 A range:
Fuse protection 10 A/600 V
ielectric Strength 7.4 kVrms sin for 50/60 Hz, 1
oise Resistance NMRR : VDC minimum -60 dB (50
ower Rated 2.0 mW typ.
minute (terminal to housing)
/60 Hz)
CMRR :
VDC minimum -100 dB (50/60 Hz)
VAC minimum -60 dB (50/60 Hz)
(VDC, supply voltage 3.0 V)
9.0 mW typ.
(VAC, supply voltage 3.0 V)
0.15 mW typ.
(Auto Power Save, supply voltage
3.0 V)
aximum rated power15 mVA
attery consumption
isplay
ontinuous operating
ime
――――――――――――――――――――――――
Chapter 3 Specifications
The indicator lights when 2.25
V ±0.15 V or less.
Approx. 500 h (VDC)
７
V･Hz
Page 79
―――――――――――――――――――――――――――
O
T
H
S
a
T
C
S
perating
emperature and
umidity Range
torage Temperature
nd Humidity Range
emperature
haracteristic
tandards Applying Safety: EN 61010-1:1993+A2:1995
0 ℃ to 50℃, 80% rh or less
32
F to 122 F, 80% rh or less
(no condensation)
-20℃ to 60℃, 70% rh or less
-4 F to 140 F, 70% rh or less
(no condensation)
0.1×(measurement accuracy)/℃
EN 61010-2-031:1994
Pollution Degree 2,
Overvoltage category
(1000 V)
Overvoltage category
(600 V)
(anticipated transient
overvoltage 6000 V)
E M C: EN 55011 : 1991
EN 50082-1 : 1992
27
――――――――――――――――――――――――
Chapter 3 Specifications
Page 80
28
e
3
―――――――――――――――――――――――――――
.2 Accuracy Chart
23℃±5℃(73 F±5 F), 80% rh or less (no condensation)
■ Voltage measurement
FunctionRange Accuracy Input
560.0 mV ±0.35%rdg.±4dgt. Approx.11 MΩ
VDC
5.600 V ±0.35%rdg.±2dgt.
56.00 V ±0.6%rdg.±2dgt.
560.0 V
1000 V ±1.0%rdg.±2dgt.
560.0 mV ±2.0%rdg.±8dgt. Approx.11 MΩ
VAC
5.600 V
56.00 V
560.0 V
750 V
±1.5%rdg.±4dgt.
For VAC function,
・Frequency range:50 Hz to 500 Hz(750 V range), 50 Hz to 2 kHz
(other ranges)
・Crest factor:1.7 (560 mV range), 3 (other ranges)
・The accuracy figures are determined with at least 10% of full
scale deflection.
■ Frequency measurement（4.00Hz to 400.0kHz）
FunctionRange Accuracy Over Protection for 1
149.99Hz
Hz
1499.9Hz
14.999kHz
149.99kHz
400.0kHz
Attenuator range Max. input sensitivity Maximum rated power
5.6 V(1/10)
56 V(1/100) 40 Vrms 500 Vrms
560 V(1/1000) 400 Vrms 750 Vrms
750 V(1/10000) − 750 Vrms
――――――――――――――――――――――――
Chapter 3 Specifications
±0.02%rdg.±1dgt.
400 mVrms( < 10 kHz)
800 mVrms(10 kHz to 50 kHz)
4 Vrms(50 kHz to 400 kHz)
impedance
Approx.10 MΩ
Approx.10 MΩ
minute
1000 VDC/
750 VAC sin
107V･Hz
50 Vrms
Over
Protection
for 1 minut
1000 VDC/
750 VAC sin
or
107V･Hz
or
Page 81
―――――――――――――――――――――――――――
e
C
ty
29
■ Duty factor measurement
FunctionRange Accuracy
・The accuracy figures are determined with the square wave (5 V p‑
p) from 10% to 90% of duty factor.
・For inputs below 5% or over 95%, "
・Over protection for 1 minute:1000 VDC/750 VACrms (sin) or 10
Hz.
100.0 %
(5 to 95%)
±1.0%rdg.±15dgt. 10 Hz to 1 kHz
±1.0%rdg.±50dgt. 1to10kHz
‑‑‑‑" indication appears.
7
V･
■ Resistance /Continuity /Diode measurement
FunctionRange Accuracy Open Terminal
560.0 Ω ±1.0%rdg.±6dgt.
Ω
5.600 kΩ
56.00 kΩ
560.0 kΩ
5.600 MΩ ±1.0%rdg.±4dgt.
56.00 MΩ ±2.0%rdg.±4dgt.
560.0 Ω ±1.5%rdg.±6dgt. Approx.1.23 V
ontinui
2.000 V ±5.0%rdg.±2dgt.
Diode
±0.5%rdg.±4dgt.
Threshold level：100Ω±80Ω
Voltage
Approx.0.3 V
Measurement method of diode check:Measured with 300μA constant
current
Over
Protection
for 1 minut
600 VDC/
600 VAC sin
――――――――――――――――――――――――
Chapter 3 Specifications
Page 82
30
e
)
―――――――――――――――――――――――――――
■ Current measurement
FunctionRange Accuracy Input
56.00μA ±1.5%rdg.±4dgt. 10.5 kΩ
ADC
560.0μA ±1.5%rdg.±4dgt. 110 Ω
5600μA ±1.5%rdg.±4dgt. 110 Ω
56.00 mA ±1.5%rdg.±4dgt. 3Ω
560.0 mA ±1.5%rdg.±4dgt. 3Ω
10.00 A ±1.5%rdg.±4dgt. 0.1 Ω
56.00μA ±2.5%rdg.±4dgt. 10.5 kΩ
AAC
560.0μA ±2.5%rdg.±4dgt. 110 Ω
5600μA ±2.5%rdg.±4dgt. 110 Ω
56.00 mA ±2.5%rdg.±4dgt. 3Ω
560.0 mA ±2.5%rdg.±4dgt. 3Ω
10.00 A ±2.5%rdg.±4dgt. 0.1 Ω
impedance
(less than)
In the 10 A range, the measuring time is continuous up to 7 A, and
one minute or less from 7 A to 10 A.
For AAC function,
・Frequency range:50 Hz to 2 kHz
・Crest factor:1.7 (560.0μA, 56.00 mA ranges) 3 (other ranges)
・The accuracy figures are determined with at least 10% of full
scale deflection.
Over
Protection
for 1 minut
1 A/600 V
FUSED
(56μA to
560 mA
range)
10 A/600 V
FUSED
(10 A range
――――――――――――――――――――――――
Chapter 3 Specifications
Page 83
―――――――――――――――――――――――――――
G
4
d
e
4
31
Chapter
Maintenance an
Servic
.1 Changing the Batteries and Fuses
WARNIN
To avoid electric shock when replacing the
batteries and fuses, first disconnect the test
leads from the object to be measured. Also,
after replacing the batteries and fuses, always
replace the cover and tighten the screws before
using the tester.
When replacing the batteries, do not install old
batteries with new ones, and do not mix
different types of batteries. Check the battery
polarity carefully when inserting the batteries.
Do not short-circuit used batteries, disassemble
them, or throw them in a fire. Doing so may
cause the batteries to explode.
Be sure to dispose of used batteries according
to their type in the prescribed manner and in the
proper location.
Only use fuses of the specified type that is rated
for the specified current and voltage. Using a
fuse that does not meet the specifications or
shorting the fuse holder may cause an accident
that might result in injury or death.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 4 Maintenance and Service
Page 84
32
For μA・mA Terminal fuse
‑1
Two R03 manganese
10 A Terminal fuse
10
Lower case
―――――――――――――――――――――――――――
In order to protect the circuitry, a fuse is
provided for μA, mA or A terminals.
When current does not measured normally,
the fuse might be blown by over current.
Referring to the diagram, change the
batteries or fuses as follows:
1. Disconnect the test leads from the circuit
being tested, and place them in such a way
that they do not wind around the unit. Set
the function switch to OFF.
2. Turn the unit so that the lower case (the
underside of the unit) faces upwards, then
remove the three screws using a phillips
screwdriver.
3. Take off the lower case.
4. Change the batteries or the fuses.
5. Attach the lower case, and then tighten the
screws.
batteries
――――――――――――――――――――――――
Chapter 4 Maintenance and Service
Made by Cooper Bussmann Inc. KTK‑
10 A/600 V φ10.319×38.1 mm
Made by Cooper Bussmann Inc. KTK
1 A/600 V φ10.319×38.1 mm
Page 85
―――――――――――――――――――――――――――
4
4
33
.2 Service
If the unit is not functioning properly, check
the batteries, the test leads wiring and fuse
blowing. If a problem is found, contact your
dealer or HIOKI representative. Pack the unit
carefully so that it will not be damaged
during transport, and write a detailed
description of the problem. HIOKI cannot
bear any responsibility for damage that
occurs during shipment.
.3 Cleaning
Gently wipe dirt from the surface of the unit
with a soft cloth moistened with a small
amount of water or mild detergent.
Do not try to clean the unit using cleaners
containing organic solvents such as benzine,
alcohol, acetone, ether, ketones, thinners, or
gasoline. They may cause discoloration or
damage.
――――――――――――――――――――――――
Chapter 4 Maintenance and Service
Page 86
34
―――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
Chapter 4 Maintenance and Service
Page 87
Page 88
Page 89
HIOKI 3257 DIGITAL HiTESTER
l
Instruction Manual
Publication date: October 2000 Revised edition 5
Edited and published by HIOKI E.E. CORPORATION
Technical Sales Support Section
All inquiries to Sales and Marketing International
Department
81 Koizumi, Ueda, Nagano, 386-11, Japan
FAX: 0268-28-0568 TEL: 0268-28-0562
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･ All reasonable care has been taken in the production
of this manual, but if you find any points which are
unclear or in error, please contact your supplier or
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at HIOKI headquarters.
･ In the interests of product development, the contents
of this manual are subject to revision without prior
notice.
･ Unauthorized reproduction or copying of this manua
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Page 90
H
EAD OFFICE
8
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8
E
H
6
T
8
3257A980-05 00-10-0004H
1 Koizumi, Ueda, Nagano 386-1192, Japan
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