取扱説明書(和文
/
英文、英文/中文)
チップ
白被覆
表側
裏側
赤被覆
PAT.P
3 個
センサーの取付方向、裏表を間違えないように取
り付けてください。取付方向が逆 の場合、測定時
に温度が逆 方向に変化します。
セン サー 接 続ピ ンにしっか りとはまる ように 取り付 け
てください。センサーが破 損する恐れがありますので、
大きく曲げたり変形させな いようご注意ください。
後述 のセンサーアラーム機能をご使 用されている
場合、センサー交 換後に測 定モードにてセンサー
ダメージのリセット操作 をしてくだ さい。
センサーと電池は消耗品です。
設 定モ ード では POWER➊ボタンによる 電源
OF F と、オートパワーオフ機 能による電源の OF F
ができません。必ず測定モードに戻ってください。
セン サーを 正しく取り付け てから測 定してくだ
さい。左図のアラートが表示される場合は、
センサーが正しく接続されていないか、測定
物が測定可能温度外です。センサーの断線
や、ご使用の機器の設定を確認してください。
センサーの 寿命について、『350 ℃設定のこて先を 3 秒 測定す
る 条件 の 場合 20 0 回 』を 暫定 的 に目安 にしてい ます が、ご 使
用条 件により真のセンサー 寿命は大 きく変化します。セン サー
交 換 時 、 ダメ ー ジ 値 の リセ ット を 行 い 、ご 使 用 条 件 下 で の 寿 命
を把 握され た上で、設 定 値を変 更し有 効にご 活用くださ い。
セン サー のチップに、は んだの フラックス残 渣 や、こて先の
汚れ が付くとセンサ ーの 測定精 度が 低下します。定 期的には
んだ 吸 取線( CP
シリーズ
)などで除去してください。※チッ
プ上のはんだが不足していると、こて先によっては正しく温度
が 計 れな い 場 合が あり ます。使 用 されて いる こて先の 大 きさ
に合わせて、チップ上のはんだの 量を調整してください。
測定 を繰り返 すと チップが 損耗し、感 度が 低下します。正確
な温 度を 測定するた め、チップの損 耗したセン サーは、新し
いセ ンサ ーに交 換してくだ さい。 交換 時 期に関して は、下 記
セン サーアラーム機 能などを 活用くださ い。
取扱説明書
太洋電機産業株式会社
この説明書はなくさないように大切に保管してください。
この度は こて先温度計 TM -100 をお買いあげい
ただきましてありがとうございます。この製品をご使用
になる前に本取扱説明書を必ずお読み下さい。
注 意
備 考
誤った取扱いをしたときに、傷害また
は物的損害が発生する恐れがある場
合、本機の動作不良に結び付くもの。
取扱注意事 項アドバイスおよび、諸注
意 が 記載 さ れて いま す。
この説明書では注意事項を次のように区分しています。
注意事項について
目 次 2. 梱包内容/各部の名称
3. センサーの着脱方法
4. 温度の測定方法
5. 各種機能と設定
6. 交換部品/オプション
7. 操作一覧
1. 仕様
測定時、センサーへの加圧が強すぎると損傷の
恐れ があります。チップにこて先 が軽 くタッチす
る程 度でご 使用くださ い。
1.計測するこて先は高温状態になっています。取扱いを誤
ると、やけど・火災原因になりますのでご注意ください。
2. 加熱したこて先をセンサー部以外に接触させたり、ケー
スに温風をあてるなど、樹脂製ケースに熱負荷のかかる
使い方をしないでください。溶融・破損の原因となります。
3.繊細な部品を内装しております、本機を分解しないでく
ださい。
4. 静電気の影響で、電源が OFF の時でも LE D が点滅す
る事がありますが、動作に問題はありません。
5.本器の損傷を防ぐため、運搬および取扱いの際は振動、
衝撃を避けてください。特に、落下などによる衝撃に
注意してください。本器を破損します。
T M-10 0 用 替 セ ン サ ー( 3 個 入 )
TM-100S
センサープローブ(1個 入)はんだ槽用
TM-100SP
■ 1.仕様
■ 2.
梱包内容/各部の名称
■ 3.センサーの着脱方法
■ 4.温度の測定方法
■ 5.各種機能と設定
■ 6.交換部品
/
オプション
■ 7.操作一覧
注 意
注 意
注 意
備考
備考
備考
備 考
備 考
備考
Printed in Japan, JANUARY 2014 A9430AW00
www.goot.co.jp E-mail: info@goot.co.jp
東 京
03(3832)1774
大 阪
06(6644)3508
新 潟
0256(35)5379
広 島
084 (951)9010
お客様相談窓口
型 番 TM -100
電源 単3乾電 池
LR6×4本: 6V
外形寸法 83(W) x 41(H) x 140(D)mm
重量
150 g
(電池 除く)
温度分解能
1˚C
測定範囲
センサー
(TM-100S) : 0-500˚C(32–932˚F)
プ ローブ
(TM-10 0SP )
使用時
: 0–70 0˚C(32–1292˚F)
精度フルス ケールの ±
0.5%
(セン サー誤 差含 まず)
表示
LED
表示
動作環境
0-50˚C、 20-85%RH
(結 露なきこと)
型 番 TM -100 S
センサ ータイプ
Type K(CA
方式)
サイズ
9(W)×45(H)×3(D)mm
重量
0.8g
センサー
本体
取付方法
1. センサーの赤い被覆
側 を、シリ コン プレ
ー ト( 赤 ) 側 の セ ン
サー 接続ピ ンに取り
付 けま す。
A.測定モードの機能と操作方法
電源を ON すると常に測定モードからスタートします。測定モード
には次 のような 機能 があり ます。
(数値の切り替え・数値の設定は設 定モ ードで 行 い ま す 。)
・ピー クホ ールド 機能 (出荷時設定 :OFF)
測 定モ ードの とき、
PEAK HOLD/MODE SET ➌
ボタ ンを 押すと 、ホー
ルドラ ンプ
➏
が点灯し、常に計測温度の最大値が表示されるよう
にな ります。 もう一 度
PEAK HOLD/MODE SET➌
ボタ ンを 押すとピ
ークホールド機能が解除されます。
・オ ートパ ワー O FF 機能 (出荷時 設定 :60 秒)
電 源 ON 後、設 定時間 より長く測 定値 100 ℃以下 が続くと、電 源
OFF にします。電源OFF までの設定時間を 30 秒単位で変更可
能です(最大 300 秒)。測定モードで表示温 度が100℃以下の時、
設定 時間までに
SENSOR RESET➋
ボタン を押すこと で経 過時間
が リセ ットさ れ 、オ ート パ ワー O F F ま で の 時 間が 延長 しま す。
・セン サーアラーム(寿命 アラーム)機 能( P A T . P )(出荷時設定 :200 回)
350℃で 3 秒計測を 1単位として、当社独自の計算 方法によりセン
サーのダメージを秤量・積算し、設定された数値寿命に達したら、セ
ン サーア ラーム ランプ
➎
が点 滅する ことでセン サー交 換の大 まかな
時期を通知します。設定値を 0にすれば機能 OFF になります。
測 定モ ードで
SENSOR RESET ➋
を 3 秒 長押しす ることで積 算ダ
メー ジ 値 をリ セ ット( 0 復 帰 )し ま す。
・バッテ リーアラ ーム
電池 電圧 が規 定値 以下にな ると、バッテリーアラ ームランプ
➍
が点
滅し 、電 池交 換時 期を 通知 します。
2.センサー着脱ボタンを軽く押すと、シリコンプレート側の接続ピンが、
反対側のピン方向へ移動します。センサーの白被覆側をもう一方の
接 続ピ ンに 取り付 けま す。
取外方法
本体 をしっかりと保 持した
まま 逆さ まにし、セ ンサ ー
着 脱ボ タンを 数回 押すと 取
り外 すこと がで きま す。
1.
POWER
ボ タ ン を 押 すと、 設 定 単 位 摂 氏、ま たは
華氏を 表示します。その後、室温が表示されれば測定可
能 で す 。( 測 定 モ ー ド )
2. センサー のチップ上とこて先に 新鮮な はんだを 盛りながらこて先を チ
ップ に当 て、温 度が 安 定した 状態 で読 み取り ます。
ボタン操作 順 表示
項目の意味と設定域
オートパワーOFFまでの時
間( 秒 )を 設 定 し ま す。
設定範囲:0—300(30秒刻み)
出荷時 60、設定値 0 で機能
オフ になりま す。
摂氏(℃)/ 華氏(℉)の表示
を 設定 をします。
設定値 : ℃⇔℉の設 定されて い
る方 が点 灯します。
出荷時 ℃
セン サー 寿命 値を 設定 します。
設定範囲 : 0—500(50 回
刻み) 出荷時 200、
設定値
0 で 機能 オフに なります。
センサーの消耗換算値を表
示し ます。
セ ン サ ー ダメ ー ジリ セット を 行
うと0 を表示します。出荷時0。
ピー クホ ールド
ON/OFF
自動 OFF 時間延 長 セン サーダメー ジ
リ セ ット ( 0 復 帰 )
➔
➔ ➔➔
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項目送り
設定値変更
B . 設定モードの機能と操作方法
測 定モ ードで 、
PEAK HOLD/MODE SET➌
ボタン を 3 秒以 上長 押しす
ると 、設 定モ ードに なりま す。設 定モ ードで は、
PEAK HOLD/MODE
SET
➌
ボタン を押 すごとに、設 定項目 が切り替 わり、
SENSOR RESET➋
ボタ ンで 、設 定値 の変 更が 可能 です。
B . 設 定モード
A . 測 定 モ ード
PEAK HOLD/
MODE SET
ボタンを押す
PEAK HOLD/
MODE SET
ボタンを押す
電源 ON直後は、測定モードです。
「測定」と「設定」のモード切替は、両方向とも
PEAK HOLD/MODE SET
ボ タン を 3 秒以 上 長 押してく ださ い。
SENSOR RESET
ボタンを押す
SENSOR RESET
ボタンを
3 秒以 上長 押し
SENSOR RESET
ボタンを押す
校正について
購入日より 1 年間精度を保証致します。(日本国内は同梱の保証
書により保証しますので、ユーザー登録カードにご記入の上返
送ください。)保証期間以降も有償で校正を承ります。詳しくは
お客様相談窓口にお問い合わせください。
■パネル部の名称
TM-100SP
各機能の設 定方法は
[7. 操 作一 覧 ] をご参照ください。
設 定モ ードで 、
PEAK HOLD/MODE SET➌
ボタンを 3 秒以上 長押
しす ると 、測 定モ ードに 戻りま す。
付属の電池はテスト用です。
パネル部とピン下部の円板に透 明な保護シートがあります。
※
1000˚F
以上は
F-1
と下3桁を 交互に 表示しま す。
T M -10 0
こて先 温 度 計