Genie Z®-45/25 (J) IC Operator's Manual [ja]

操作説明書
ル番号の範囲
Z®-45/25J
Z4525D-3958 から
ANSI/CSA
Asia
IC Power
メンテナンス情報付き
英語版操作説明書の翻訳
Sixth Edition Third Printing Part No. 1299167JAGT
シリア
North America South America
操作説明書 6 3
Front Matt er
目次
はじめに ............................................................. 1
シンボルと危険を表すイラストの定義................... 5
一般的な安全 ..................................................... 7
作業員の安全 ................................................... 15
作業場の安全 ................................................... 16
説明 .................................................................. 24
操作パネル ....................................................... 25
点検 .................................................................. 33
操作手順 .......................................................... 48
輸送および持ち上げの手順 ............................... 57
メンテナンス ...................................................... 61
仕様 .................................................................. 65
Copyright © 2012 Terex Corporation
6 版: 第 3 , 6 2023
「Genie」 および 「Z」 は米国およびその他の国における Terex South Dakota, Inc. の登録商標です。
本機械は
ANSI/SAIA A92.20 CAN/CSA B354.6 に適合しています。
Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
シリ シに記載
ルラベル
の下)
はじめに
はじめに
この説明書について
用途および訓練ガイド
当社の製品をお選びいただき、ありがとうござい ます。当社はユーザーの安全を最優先に考えてお り、その達成には皆様のご協力が必要です。本著 は、Genie 機械のユーザーもしくはオペレータのた めの操作および毎日の保守点検説明書となってい ます。
本説明書は機械の一部とみなされ、必ず機械と一 緒に置かれていなければなりません。ご質問等が ありましたら、Genie にお問い合わせください。
製品の識別
この機械のシリアル番号はシリアルラベルに記載さ れています。
アル番号はシャー
.
シリア
(カバー
本機械は、作業員を工具や機材と共に高所作業場 まで上げることを用途としています。機械を操作す る前に、この訓練ガイドを読み、理解することはオ ペレータの任務です。
各作業員は可動式上昇作業台(MEWP)を操
作するためのトレーニングを受けなければなり ません。
MEWP の訓練は認定され、技能を持ち、ト
レーニングされた担当者に実施されなければな りません。
トレーニングを受け、認定された担当者のみが
機械を操作することを許可されなければなりま せん。
操作説明書の製品取扱説明書と安全規則をよ
く読み、理解し、従うことはオペレータの任務 です。
操作説明書は作業台のマニュアル保管場所に
あります。
具体的な製品の適用性に関しては、次のペー
ジ記載の さい。
「製造者への連絡」を参照してくだ
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 1
操作説明書 6 3
作業台レベルスイ 作業台回転スイ
ジブブ
主ブ タ
主ブ 補助ブ
走行前進
操舵右
作業台レベル、ジブブ ム上昇 延長 昇 ブ
タ び作業台回転
はじめに
作業台操作の記号の説明とそれに関連する機械 の動作は以下のとおりです。
地上操作の記号の説明とそれに関連する機械の 動作は以下のとおりです。
ーム上昇/下降
ーム上昇/下降
ーンテーブル回転
ッチ
ッチ
/下降、主ブーム
/収縮、主ブーム上
/下降、および補助
ーム収縮/下降
ーンテーブル回転およ
連続機能と動作は以下のとおりです。
走行および操舵。
インターロック機能は以下のとおりです。
上昇時走行速度。
非水平状態での上昇時の走行。
非操舵ホイールを越えてブームが回転している
場合の走行機能。
2 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
ーム延長/収縮スイッチ
全ての作業台および地上操作。
使用の制限は以下の場合です。
ーム上昇/下降
本機械は、作業員を工具や機材と共に高所作
業場まで上げることを用途としています。
機械がしっかりとした平坦な地面に設置されて
いる場合以外は、作業台を上昇させないでくだ
/逆進
さい。
安定性増強とは以下を示します。
フォームタイヤ。
/
6 3 操作説明書
はじめに
通知の配布と準拠
製品ユーザーの安全は Genie の最優先事項 です。数多くのさまざまな通知は Genie が販売業 者および機械の所有者に重要な安全規約と製品情 報を知らせるために使用されます。
通知に含まれる情報は、機械モデルとシリアル番 号を使用して特定の機械に関連付けられてい ます。
通知の配布は、お客様を担当している販売業者に よって記録されている最新の所有者情報に基づい て行われます。そのため、ご利用の機械を登録し、 連絡先情報を更新することは重要です。
従業員の安全、使用している機械の継続した安全 な操作を保証するために、それぞれの通知に記載 されている事項に必ず準拠してください。
ご利用の機械に関する公開されている通知は www.genielift.com にアクセスしてご確認ください。
製造者への連絡
Genie にご連絡いただく必要が出てくる場合があ るかもしれません。その場合には、ご利用の機械の モデル番号とシリアル番号、またお客様のお名前と ご連絡情報とを合わせて提供いただくためのご準 備をお願いいたします。Genie にご連絡いただく事 項には最小限であっても以下があります。
事故のご報告
製品の適用性および安全性に関するご質問
標準および法規制の順守情報
機械の所有権の変更、または連絡情報の変更など の現在の所有者情報の更新以下の「所有権の譲 渡」を参照してください。
機械所有権の譲渡
所要時間数分で所有者情報を更新していただくと、 ご利用の機械に適用する重要な安全、保守および 操作に関する情報を取得できます。
www.genielift.com にアクセスしてただくか、また はフリーダイヤル 1-800-536-1800 までご連絡い ただき、ご利用の機械をご登録ください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 3
操作説明書 6 3
製品ステ シンボル、色別コ ていま
安全警報マ があることを知らせま 死亡の危険を避けるために、この シンボルの安全警告に従 さ
回避しないと、重傷または死に至 る危険があることを示しま
回避しないと、重傷または死に至 る可能性のある危険があることを 示しま
回避しないと、軽度または中程度 のケガを負う可能性のある危険 があることを示しま
物品の損傷に関するメ で
はじめに
安全ステッカーの保守
危険 本説明書の操作指示と安全規則に
従わなかった場合、死亡または重 傷事故の原因となることがあり ます。
操作を行う必須条件は、以下のとお りです。
本操作説明書の安全な機械操作の原則を学
び、実施してください。
1
危険な状態での使用を避ける。
次のセクションに進む前に、安全規則を承知し 理解する。
2 必ず操作前の点検を行う。
安全ステッカーがない場合または破損している場合 は、新しいステッカーを貼付します。常にオペレータ の安全に配慮してください。安全ステッカーの汚れ を取るには、刺激の少ないせっけんと水を使用し ます。安全ステッカーの素材を傷つける場合がある ため、溶剤を使用したクリーナーを使用しないでくだ さい。
危険の分類
ッカーは、識別しやすいよう、下記のような
ード、および注意喚起語を使用し
す。
ーク - ケガの危険
す。ケガや
ってくだ
い。
す。
3 使用する前に必ず機能テストを行う。
4 作業場を点検する。
5 決められた用途にのみ機械を使用する。
製品取扱説明書と安全規則 安全マニュア
ルおよび操作説明書と機械ステッカーをよく読 み、理解し、それに従う。
従業員の安全規則と作業場所の規則をよく読
み、理解し、それに従う。
該当するすべての法規をよく読み、理解し、そ
れに従う。
使用者は安全に機械操作を行うための適切な
トレーニングを受ける。
4 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
す。
す。
す。
ッセージ
6 3 操作説明書
シンボルと危険を表すイラストの定義
シンボルと危険を表すイラ ストの定義
感電の危険
暴走の危険
外圧
必要な間隔を維持し てください
転倒の危険
爆発の危険
挟まる危険
爆発の危険
色分けされた方向 矢印
衝突の危険
風速
最大積載荷重量
作業台への電力の定 格電圧
作業台への空気配 管の定格圧力
上昇中に傾斜アラームが鳴った場合の復元 手順
同様の仕様のタイヤ と交換してください。
操作説明書を読んで ください
禁煙。 火気厳禁。 エンジン停止。
グロープラグを搭載し た機械に、エーテルな どの高エネルギーな 始動補助剤を使用し ないでください。
上り傾斜にある作 業台:
1 主ブームを下げ
ます。
2 補助ブームを下げ
ます。
3 主ブームを収縮し
ます。
下り傾斜にある作 業台:
1 主ブームを収縮し
ます。
2 補助ブームを下げ
ます。
3 主ブームを下げ
ます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 5
操作説明書 6 3
シンボルと危険を表すイラストの定義
安全帯の取り付け 場所
サービスマニュアルを 読んでください
車輪荷重
吊り上げ&荷締め 手順
保守作業中は作業台 またはブームを支える
トレーニングを受け認 定された担当者のみ によるアクセス
補助下降
作業台過負荷
火災の危険
6 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
一般的な安全
一般的な安全
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 7
操作説明書 6 3
一般的な安全
8 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
一般的な安全
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 9
操作説明書 6 3
一般的な安全
10 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
一般的な安全
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 11
操作説明書 6 3
一般的な安全
12 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
一般的な安全
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 13
操作説明書 6 3
一般的な安全
14 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
作業員の安全
作業員の安全
作業員の落下防止
この機械を操作する際、落下防止装置 (PFPE) の 着用が必要です。
作業員は、法規に従って安全ベルトまたはハーネ スを着用する必要があります。安全帯を作業台 のアンカーに取り付けてください。
安全装備の使用に関して、作業員は従業員規則、 作業現場の規則、および法規に従う必要があり ます。
すべての PFPE は、適用した法規に準拠したもの でなければならず、PFPE 取扱説明書の指示に 従って検査して使用してください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 15
操作説明書 6 3
電線から離す必要のある 距離については、地域およ び国のすべての規制に 従 以下の表に記載の必要距 離を空けなければなりま せ
線間電圧
必要な距離
0
t
m
50
t
m
200
t
m
350
t
m
500
t
m
750
t
m
通電している電線に機械 が接触している場合は、 機械に近づかないでくだ さ の従業員は、電線の電気 が止められるまで、絶対 に機械に触れたり操作し たりしないでくださ
作業台最大積載荷重量
bs
kg
最大作業員数
2
最大積載荷重量 航空機保護パッケージ装備の機 械
bs
kg
作業場の安全
作業場の安全
感電の危険
この機械は絶縁されておらず、電流との接触または 電流への近接に対する保護は施されていません。
い。地上もしくは作業台
ってください。少なくとも、
ん。
50KV
200KV
350KV
500KV
750KV
1000KV
10 f
15 f
20 f
25 f
35 f
45 f
3.05
4.60
6.10
7.62
10.67
13.72
作業台の動きや電線の揺れやたるみを考慮にい れ、強風および突風に注意してください。
い。
雷や暴風などの悪天候下では、機械を操作しない でください。
溶接するときに、機械をアースとして使用しないでく ださい。
転倒の危険
作業員、装備、および機材の重量は、作業台最大 積載荷重量を超えてはなりません。
500 l
440 l
定格作業台最大積載荷重量には、パイプクレード ル、パネルクレードル、溶接機などのオプションや 付属品の重量が含まれるため、作業台積戴荷重量 からこれらの重量を差し引く必要があります。オプ ションおよび付属品に付いているステッカーを参照 してください。
227
200
16 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
付属品を使用する場合には、付属品に付いている ステッカー、指示およびマニュアルをよく読んで理解 し、従ってください。
6 3 操作説明書
機械を固い水平な地面に設 置している場合以外は、 ブ ないでくださ
作業台が上り傾斜にあ るときに傾斜 鳴った場合には、以下の 操作を行いま
1
2
3
作業台が下り傾斜にあ るときに傾斜 鳴った場合には、以下の 操作を行いま
1
2
3
風速が
12.5
ブ さ
12.5
以上の風速のもと でブ 合は、ブ の操作を中止してくだ さ
平らでない場所、障害物の ある場所、不安定な場所、 または滑りやすい場所を、 収納した状態で走行してい るとき、あるいは、くぼみや 急に低くな 近辺で走行しているとき は、細心の注意を払うととも に、機械を減速してくだ さ
作業場の安全
アラームが
ームを上昇もしくは延長し
い。
主ブームを収縮し
ます。
補助ブームを下げ
ます。
主ブームを下げ
ます。
す。
水平位置の指標として傾斜アラームに依存しない でください。傾斜アラームは、機械が急な斜面にあ る場合にのみ作業台内で鳴ります。
作業台が上昇しているときに傾斜アラームが鳴る 場合には、細心の注意を払ってください。下記の傾 斜アラームの手順で示されるように、斜面上におけ るブームの状態がどれに当てはまるかを判断してく ださい。安定した水平な地面に移動する前に、手順 に従ってブームを下げてください。作業台の下降中 は、ブームを旋回しないでください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 17
28 mph/秒速
m を超える場合は
ームを上げないでくだ
い。28 mph/秒速
m
ームを上げている場
ームを下げ、機械
い。
強風や突風の状況で機械を操作しないでください。 作業台や積荷の表面積を大きくしないでください。 風にあたる面積が増えるにつれて機械の安定性が 低下します。
アラームが
す。
主ブームを下げ
ます。
っている場所の
補助ブームを下げ
ます。
主ブームを収縮し
ます。
い。
平らでない不安定な地面、またはその他の危険が ある状況では、ブームを上昇したあるいは延長した 状態で機械を走行しないでください。
操作説明書 6 3
作業台の外にある物体を 押したり、引 いでくださ
最大許容外圧力
lbs /
400
機械から荷物をぶら下げ たり、取り付けたりしない でくださ
はしごや足場を作業台に 設置しないでくださ た、本機械のどの部分に も立てかけないでくだ さ
作業場の安全
機械をクレーンとして使用しないでください。
機械や他の物体をブームで押さないでください。
ブームを近辺の建造物に接触させないでください。
ブームや作業台を近辺の建造物につながないでく ださい。
作業台の周囲から荷物が突き出ないようにしてくだ さい。
っ張ったりしな
い。
近くの構造物に挟まったり、引っ掛かったりして、通 常の運行を妨げられている作業台を、作業台操作 を使用して解放しようとしないでください。作業員が 作業台から降りてから、地上操作を使用して作業台 を解放してください。
製造元の書面による事前の許可なしに、可動式上 昇作業台を変更、または改造しないでください。工 具や他の機材を収納するためのアタッチメントを作 業台、踏み板、またはガードレールに取り付けると、 作業台の重量および作業台や積荷の表面積を増 大させます。
- 90
N
機械の部品を改造したり、使用不能にしたりしない でください。機械の安全性と安定性に影響します。
機械の安定性に影響する部品を、重量や仕様の異 なるものと取り替えないでください。
工場出荷時に取り付けられているタイヤを、異なる 仕様またはプライ数評価値のものと交換しないでく ださい。
航空機保護パッケージを搭載した Z-45/25J モ デル: 空気タイヤを使用しないでください。これらの 機械はフォームタイヤを装備しています。ホイール の重量は、安定性に大きな影響を及ぼします。
い。
い。ま
い。
18 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
最大定格勾配、収納状態、
作業台が下り傾斜にある場
30%
作業台が上がり傾斜にある場
25%
横勾
25%
最大定格勾配、収納状態、
作業台が下り傾斜にある場
45%
作業台が上がり傾斜にある場
25%
横勾
25%
作業員は、法規に従 全ベルトまたはハ 着用する必要がありま 安全帯を作業台の に取り付けてくださ
作業台の手摺りの上に座 たり、立 いでください。作業台の上で は常にし 確保してくださ
作業台が上が で、作業台から降りないでく ださ
作業場の安全
工具や機材を運ぶ場合は、作業台に均等に配置 し、作業員が作業台で安全に使用できるようにして ください。
動いている、または動く可能性のある表面、もしくは 車両上で機械を使用しないでください。
タイヤの状態がすべて良好であり、タイヤに適切に 空気が入れられていること、およびラグナットが適 切に締められていることを確認してください。
落下の危険
って安
ーネスを
す。 アンカー い。
ったり、登ったりしな
傾斜面での操作の危険
機械の最大上り、下りおよび横勾配の定格値を超 える斜面では、機械を走行しないでください。定格 勾配は、機械が収納状態の場合にのみ適用され ます。
2WD
4WD
注記:定格勾配は、1 名の作業員が作業台にいる 場合と車輪と地面との摩擦の状態により異なり ます。作業台への追加の重量は定格勾配を低減す る場合があります。操作手順の「傾斜面における走 行」のセクションを参照してください。
17°
14°
14°
24°
14°
14°
っかりとした足場を
い。
っている状態
い。
作業台の床面は、常にきれいにしておいてくだ さい。
操作前に、作業台出入口中間レールを下げるか、 もしくは出入口ゲートを閉めてください。
機械が作業台を収納した状態で、作業台が地上に ある場合以外は、作業台に出入りしないでくだ さい。
機械が高い位置の時に作業員が機械から出ようと する特定の場合の危険性については、設計の時に 想定されています。詳細は Genie にお問い合わ せください(「製造者への連絡」を参照)。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 19
操作説明書 6 3
走行中または操作中は、 視界の限度および死角 に注意してくださ
作業場において、頭上に 障害物もしくは他に危険 なものがないことを確認し てくださ
作業台の手摺りにつか ま まないよう注意してくだ さ
ブ 下に人がいないこと、お よび障害物になるものが ないことを確かめてくだ さ
路面の状態、交通量、傾 斜、人の位置、およびそ の他追突の要因となるも のに従 制限してくださ
作業場の安全
衝突の危険
い。
ターンテーブルを旋回しているときは、ブームの位 置および後方車体の揺れに注意してください。
い。
っているときは、手を挟
い。
走行や操舵機能を使用する際は、作業台操作およ び走行シャーシの色分けされた方向矢印をよく見て ください。
ームを下げる場合は、
い。
って、走行速度を
い。
クレーンの軌道内においてブームを操作する場合 は、必ずクレーンの制御をロックし、衝突を防ぐため の予防措置を講じてください。
作業員は、安全装備の使用において、従業員規 則、作業場規則、および適合する法規に従わなけ ればなりません。
20 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
いでください。
機械の操作時は、危険な走行や乱暴な運転をしな
6 3 操作説明書
作業場の安全
人体への傷害の危険
一酸化炭素中毒を避けるため、常によく換気された 場所で機械を操作してください。
作動油や空気が漏れている状態で機械を操作しな いでください。空気や作動油が漏れると、皮膚に染 み込んだり、やけどを負う原因となります。
カバーの下の部品に不用意に触れると重傷を負う ことがあります。適切なトレーニングを受けたメンテ ナンス担当者以外は、これらのコンパートメントへの 作業を行わないでください。オペレータは、作業前 の点検を行うときのみにこれらのコンパートメント にアクセスしてください。機械の操作中は、すべて のコンパートメントがしっかりと閉じられていなけれ ばなりません。
爆発と火災の危険
LP ガス、ガソリン、ディーゼル、または他の爆発性
物質の臭いがする場合、あるいはそれらを検知した 場合は、エンジンを始動しないでぐださい。
エンジンが作動している状態で、燃料を補給しない でください。
燃料の補給とバッテリーの充電は、火花、炎、また は火のついたタバコのない、換気された広い場所で 行ってください。
機械故障の危険
損傷もしくは故障している機械は使用しないでくだ さい。
作業シフトの前に、機械の操作前の点検を完全に 行い、すべての機能をテストしてください。損傷もしく は故障している機械は、直ちに故障の貼り紙を付 けて、作業を中止してください。
本説明書と Genie サービスマニュアルに記載され ているすべてのメンテナンスを必ず行ってください。
すべてのステッカーが適切な位置にあり、文字が読 める状態であることを確認してください。
オペレータの安全と責任に関するマニュアルが完 備され、読める状態で、機械の保管場所に保管さ れているようにしてください。
部品の損傷の危険
ブースターケーブルを使ってエンジンを始動する場 合は、12V より高いバッテリーもしくは充電器を使 用しないでください。
溶接するときに、機械をアースとして使用しないでく ださい。
非常に磁気の高い場所が近くに存在するような現 場では、機械を操作しないでください。
可燃性ガス、爆発性ガス、もしくは微粒子が存在す る危険な場所では、機械を操作したり、バッテリーを 充電したりしないでください。
グロープラグを搭載したエンジンにエーテル製スプ レーをかけないでください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 21
操作説明書 6 3
バ ま は、必ず保護服と保護メガネ を着用してくださ
バ 酸に触れたりしないようにし てくださ ぼれた場合は重曹と水を 使
火花、炎、火のついたタバコ などをバ いでくださ 発性ガスを放出しま
作業場の安全
バッテリーの安全管理
やけどの危険
ッテリーには酸が入ってい
す。バッテリーを扱うときに
ッテリーの酸をこぼしたり
って中和してください。
爆発の危険
い。
い。バッテリー液がこ
ッテリーに近づけな
い。バッテリーは爆
す。
接触アラーム安全規則
接触アラームに付属しているすべての警告と指示 をよく読み、理解し、それに従ってください。
定格作業台積載荷重量を超えないでください。定格 作業台最大積載荷重量には接触アラームアッセン ブリの重量が含まれるため、合計作業台荷重量か らこれらの重量を差し引く必要があります。
接触アラームアッセンブリの重量は 10 lbs/4.5 kg です。
接触アラームがしっかりと設置されていることを確 認してください。
使用後のロックアウト
1 固い水平な地面で、障害物や人や車の往来の
ない、安全な駐車場所を選んでください。
2 ブームを収縮し、収納位置まで下げます。
3 ブームが非操舵ホイールの間にくるように、
ターンテーブルを回転させます。
4 キースイッチをオフの位置に回し、関係者以外
による使用を避けるためキーを取り外します。
感電の危険
電気端子に触れないでください。
22 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
5 輪止めをかまします。
6 3 操作説明書
作業場の安全
パイプクレードルの安全
パイプクレードルに付いているすべての警告と指示 をよく読み、理解し、それに従ってください。
定格作業台積載荷重量を超えないでください。パイ プクレードルのアッセンブリとパイプクレードルの重 量は定格作業台積載荷重量に含まれるため、作業 台に載せることのできる積荷の合計荷重量は小さく なります。
パイプクレードルのアッセンブリの重量は 21 lbs/9.5 kg です。
パイプクレードルのアッセンブリの最大積載重量は 200 lbs/91 kg です。
パイプクレードルのアッセンブリとパイプクレードル の積荷の重量によって、作業台の最大作業員数が 制限される可能性があります。
積荷を作業台の外周の中心に置いてください。
積荷を作業台に固定してください。
作業台への出入りが妨げられないようにしてくだ さい。
作業台操作や赤色の緊急停止ボタンの操作が妨 げられないようにしてください。
荷がぶら下がっている状態の作業台の移動に関す る危険について、すべて適切に指示され認識してい る場合以外は、操作を行わないでください。
機械に水平力あるいは側面荷重を与える原因にな るので、固定されている積荷やぶら下っている状態 の積荷を上下に移動させないでください。
感電の危険:パイプを通電状態の導体にいっさい 近づけないでください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 23
操作説明書 6 3
説明
説明
1 ペダルスイッチ 2 マニュアル保管場所 3 スライド式中間レール 4 安全帯固定場所 5 ジブブーム (Z-45/25J) 6 作業台
8 主ブーム 9 補助ブーム 10 地上操作パネル 11 操舵輪 12 LPG タンク(搭載されている場合) 13 非操舵側タイヤ
7 作業台操作パネル
24 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
操作パネル
操作パネル
地上操作ステーションは、保管する際の作業台上昇手段、および機能テストのために使用します。地上操作 ステーションは、非常事態の際に、作業台に閉じ込められた作業員を救出するために使用することができ ます。作業台操作ステーションが選択されている場合、非常停止スイッチを含めた作業台操作は不可能に なります。
Z-45/25J モデル機の地上操作パネルは、これら 2 種類のスタイルのいずれかになります。このセクション の説明と、「機能テスト」および「操作手順」の手順は、特に記載されていない限り両方の操作パネルに適用 されます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 25
操作説明書 6 3
操作パネル
1 LCD 出力画面
画面には、時間計、電圧、油圧および冷却水温 度が表示されます。また、故障コードとその他 の点検情報も表示されます。
2 エンジン始動スイッチ
エンジン始動スイッチをいずれかの側に動かす と、エンジンが始動します。
3 未使用
4 未使用
5 エンジンアイドリング (rpm) 選択スイッチ
エンジンアイドリング選択スイッチをカメの位置 に動かすと、ペダルスイッチにより低速アイドリ ングが開始します。 エンジンアイドリング選択スイッチをウサギの位 置に動かすと、ペダルスイッチにより高速アイド リングが開始します。
6 未使用
7 ターンテーブル旋回スイッチ
ターンテーブル旋回スイッチを右に動かすと、 ターンテーブルが右に旋回します。ターンテー ブル旋回スイッチを左に動かすと、ターンテーブ ルが左に旋回します。
9 作業台回転スイッチ
作業台回転スイッチを右に動かすと、作業台が 右に回転します。作業台回転スイッチを左に動 かすと、作業台が左に回転します。
10 作業台水平スイッチ
作業台水平スイッチを上に動かすと、作業台が 上昇します。作業台水平スイッチを下に動かす と、作業台が下に移動します。
11 作業台過負荷表示ランプ
12 作業台に負荷がかかりすぎている場合に、この
ランプが点滅します。エンジンが停止すると、す べての機能は作動しません。ランプが消えるま で、重量を減らしてください。その後エンジンを 再始動します。
13 機能作動スイッチ
機能作動ボタンを押したままにすると、地上操 作パネルの機能を操作できます。
14 ジブブーム上昇/下降スイッチ
ジブブームスイッチを上に動かすと、ジブブーム が上昇します。ジブブームスイッチを下に動か すと、ジブブームが下降します。
15 主ブーム延長/収縮スイッチ
8 補助電源スイッチ
主電源(エンジン)が始動しない場合に、補助電 源を使用します。
主ブーム延長/収縮スイッチを右に動かすと、主 ブームが収縮します。ブーム延長/収縮スイッチ を左に動かすと、主ブームが延長します。
補助電源スイッチを片方に押し続けながら、同 時に必要な機能を作動させます。
26 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
操作パネル
16 作業台/オフ/地上操作選択用キースイッチ
22 時間計
キースイッチを作業台の位置に回すと、作業台 操作パネルが作動します。キースイッチを OFF (オフ) の位置に回すと、機械はオフにな ります。キースイッチを地上位置まで回すと、地 上操作が作動します。
17 赤色非常停止ボタン
赤色非常停止ボタンを押してオフの位置にする と、全機能が停止し、エンジンがオフになり ます。赤色非常停止ボタンを引いてオンの位置 にして、機械を操作します。
18 主ブーム上昇/下降スイッチ
主ブーム上昇/下降スイッチを上に動かすと、 ブームが上昇します。主ブーム上昇/下降スイッ チを下に動かすと、ブームが下降します。
19 エンジン電気回路用 15A ブレーカー
20 制御電気回路用 15A ブレーカー
21 補助ブーム上昇/下降スイッチ
補助ブーム上昇/下降スイッチを上に動かすと、 補助ブームが上昇します。補助ブーム上昇/下
降スイッチを下に動かすと、補助ブームが下降 します。
時間計は、機械を操作した時間数を表示し ます。
23 Deutz ディーゼルモデル:グロープラグスイッ
チ(搭載されている場合)
グロープラグスイッチをどちらか一方に動し、35 秒そのままにします。
Perkins モデル:グロープラグ表示ランプ。
24 ガソリン/LPG モデル:エンジン点検ランプ
ディーゼルモデル: 油圧ランプ
ランプが点灯し、エンジンが停止した場合:故障 の張り紙をつけて作業を中止してください。 ランプが点灯して、エンジンがまだ作動している 場合:24 時間以内にサービス担当者に連絡し てください。
25 ガソリン/LPG モデル:燃料選択スイッチ
燃料選択スイッチをガソリンの位置に動かして ガソリンを選択します。燃料選択スイッチを LPG の位置に動かして LPG を選択します。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 27
操作説明書 6 3
操作パネル
作業台操作パネル
28 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
操作パネル
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 29
操作説明書 6 3
操作パネル
作業台操作パネル
1 ホーンボタン
このボタンを押すと、ホーンが鳴ります。ボタン を離すと、ホーンが止まります。
2 作業台水平スイッチ
作業台水平スイッチを上 に動かすと、作業台は水 平に上昇します。作業台 水平スイッチを下に動か すと、作業台は水平に下 に移動します。
3 作業台回転スイッチ
作業台回転スイッチを 右に動かすと、作業台 が右に回転します。作 業台回転スイッチを左 に動かすと、作業台が 左に回転します。
4 ジブブーム上昇/下降スイッチ
ジブブームスイッチを上 に動かすと、ジブブー ムが上昇します。ジブ ブームスイッチを下に 動かすと、ジブブーム が下降します。
5 作業台過負荷表示ランプ
作業台に負荷がかかりすぎている場合に、この ランプが点滅します。エンジンが停止すると、す べての機能は作動しません。ランプが消えるま で、重量を減らしてください。その後エンジンを 再始動します。
6 非水平表示ランプ
傾斜アラームが鳴ると、傾斜表示ランプが点灯 します。
7 補助電源スイッチ
主電源(エンジン)が始動しない場合に、補助電 源を使用します。 補助電源スイッチを片方に押し続けながら、同 時に必要な機能を作動させます。
8 走行速度選択スイッチ
機械が傾斜面上にあるシンボル:傾斜用の狭 範囲操作。 機械が水平面上にあるシンボル:最大走行速 度用の広範囲運転。
9 作業台操作ボックスヒーター(搭載されている
場合)
ヒータースイッチを上に動かすと作業台操作 ボックスヒーターが作動します。ヒータースイッ チを下に動かすと作業台操作ボックスヒーター の電源が切れます。
10 発電機スイッチ(搭載されている場合)
発電機を作動させるには、発電機ボタンを上に 動かします。発電機を停止するにはスイッチを 下に動かします。
30 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
操作パネル
11 航空機保護優先スイッチ(搭載されている場)
14 走行機能表示ランプ
作業台のバンパーが何らかの物体に接触した 場合に、機械を操作するために航空機保護優 先スイッチを動かしてそのままにします。
12 赤色非常停止ボタン
赤色非常停止ボタンを押してオフの位置にする と、全機能が停止し、エンジンがオフになり ます。赤色非常停止ボタンを引いてオンの位置 にして、機械を操作します。
13 走行および操舵機能用ダブル車軸比例コント
ロール ハンドル もしくは 走行機能用比例コントロール ハンド ルおよび操舵機能用ロッカースイッチ。
操作パネルの青色矢印の方向にコントロール ハンドルを動かすと、機械が前方に走行し ます。コントロール ハンドルを黄色の矢印の方 向へ動かすと、機械が後方に走行します。コン トロール ハンドルを青色三角の方向へ動かす と、機械が左側に曲がります。コントロール ハ ンドルを、黄色の三角形の方向に動かすと、機 械が右に曲がります。 もしくは コントロール ハンドルを操作パネルの青色の
矢印の方向に動かすと、機械が前方に走行し ます。コントロール ハンドルを黄色の矢印の方 向へ動かすと、機械が後方に走行します。ロッ カースイッチの左側を押すと、機械が左に曲が ります。ロッカースイッチの右側を押すと、機械 が右に曲がります。
ブームが非操舵輪を越えて移動し、走行機能 が妨げられると、ランプが点灯します。
15 走行機能スイッチ
走行機能表示ランプが点灯しているときに走行 するには、走行機能スイッチをいずれかの側に 押したまま、走行コントロールハンドルを中央か らゆっくり動かします。走行コントロール ハンド ルおよび操舵コントロール ハンドルの方向とは 反対の方向に機械が動く場合があるので、注 意してください。
16 ディーゼルモデル: グロープラグスイッチ
グロープラグスイッチをどちらか一方に動し、35 秒そのままにします。
または LCD 計測値表示画面付きのモデルの 場合は、ランプが点灯するとグロープラグがオ ンになっていることを表示します。ランプが消灯 したときにエンジンを始動します。
17 エンジンアイドリング (rpm) 選択スイッチ
エンジンアイドリング選択スイッチをカメの位置 に動かすと、ペダルスイッチにより低速アイドリ ングが開始します。 エンジンアイドリング選択スイッチをウサギの位 置に動かすと、ペダルスイッチにより高速アイド リングが開始します。
18
エンジン始動スイッチ
エンジン始動スイッチをいずれかの側に動かす と、エンジンが始動します。
19 LCD 画面付きのモデル:エンジン運転停止表
示ランプ
エンジンが停止した場合に、このランプが点灯 します。サービス担当者に連絡してください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 31
操作説明書 6 3
ムが
操作パネル
20 ガソリン/LPG モデル:燃料選択スイッチ
燃料選択スイッチをガソリンの位置に動かして ガソリンを選択します。燃料選択スイッチを
LPG の位置に動かして LPG を選択します。
21 補助ブーム上昇/下降スイッチ機能用比例コン
トロールハンドル
コントロールハンドルを上 に動かすと、補助ブームが 上昇します。コントロール ハンドルを下に動かすと、 補助ブームが下降します。
22 主ブーム延長/収縮スイッチ
主ブーム延長/
収縮スイッチ を上に動かすと、主ブー 収縮します。ブーム延長/収 縮スイッチを下に動かすと、 主ブームが延長します。
23 主ブーム上昇/下降と、ターンテーブル左/右旋
回機能用デュアル車軸比例コントロールハン ドル
コントロールハンドルを上 に動かすと、主ブームが上 昇します。コントロールハ ンドルを下に動かすと、主 ブームが下降します。
コントロールハンドルを右 に動かすと、ターンテーブ ルが右に回転します。コン トロールハンドルを左に動 かすと、ターンテーブルが 左に回転します。
32 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
点検
点検
操作前の点検の基本
操作を行う必須条件は、以下のとお りです。
本操作説明書の安全な機械操作の原則を学
び、実施してください。
1 危険な状態での使用を避ける。
2 常に操作前の点検を行う。
次のセクションに進む前に、操作前の点検につ いてよく理解してください。
3 使用する前に必ず機能テストを行う。
4 作業場を点検する。
5 決められた用途にのみ機械を使用する。
操作前の点検と規定メンテナンスはオペレータが責 任をもって行ってください。
操作前の点検とは、各シフトの前にオペレータが目 で見て行う点検です。この点検は、オペレータが機 能テストを行う前に、目で点検して異常な箇所を見 つけることを目的としています。
さらに操作前の点検によって、規定メンテナンスが 必要かどうかを判断します。オペレータは、本説明 書で指定されている規定メンテナンス項目のみを 行ってください。
次のページのリストを参照し、それぞれの項目を チェックしてください。
損傷もしくは工場出荷時の状態からの無許可での 改造を発見した場合は、機械に故障中の貼り紙を つけて使用を停止してください。
機械の修理は、認定を受けたサービス担当者のみ がメーカーの製品仕様に基づいて行ってください。 修理が終了したら、オペレータは機能テストに移る 前に再度操作前の点検を行ってください。
定期保守点検は、認定を受けたサービス担当者が メーカーの製品仕様と責務マニュアルに記載されて いる要項に基づいて行ってください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 33
操作説明書 6 3
点検
操作前の点検
オペレータの安全と責任に関するマニュアルが
完備され、文字が読める状態で、作業台の保 管場所に保管されていることを確認してくだ さい。
すべてのステッカーが、文字が読める状態で所
定の位置にあるか確認します。「点検」のセク ションを参照してください。
作動油の漏れがなく、量が適当であることを
チェックしてください。必要に応じてオイルを補 充してください。「メンテナンス」のセクションを参 照してください。
バッテリー液の漏れがないか、量が適当かどう
かをチェックします。必要に応じて蒸留水を補 充してください。「メンテナンス」のセクションを参 照してください。
エンジンオイルの漏れがないこと、適切な量で
あることをチェックします。必要に応じてオイル を補充してください。「メンテナンス」のセクション を参照してください。
エンジン冷却液の漏れがないか、冷却液の量
が適当かどうかをチェックしてください。必要に 応じて冷却液を足してください。「メンテナンス」 のセクションを参照してください。
以下の部品もしくは部分が損傷していたり、変更さ れていないか、きちんと設置されていなかったり、な くなっている部品がないかチェックしてください。
燃料と油圧タンク
走行とターンテーブル用のモーター、およ
び走行ハブ
磨耗板
タイヤとホイール
エンジンと関連部品
リミットスイッチと警報
アラームとビーコン(装備されている場合)
ナット、ボルト、他の締め具
作業台出入口中間レールまたはゲート
機械全体にわたって下記をチェックします。
溶接や機械部品の割れ
機械のへこみと故障
過度のさび、腐敗または酸化
機械を構成している全ての部品が欠けておら
ず、適合するファスナーやピンが正しい位置に しっかりと締められた状態にあることを確認し ます。
点検が終了後、コンパートメントのすべてのカ
バーがすべてしっかりと閉められ、ラッチで留め られていることを確認します。
電気部品、配線、電気ケーブル
油圧ホース、フィッティング、 シリンダー、
マニフォールド
34 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
点検
機能テストの基本
操作を行う必須条件は、以下のとお りです。
本操作説明書の安全な機械操作の原則を学
び、実施してください。
1 危険な状態での使用を避ける。
2 必ず操作前の点検を行う。
使用する前に常に機能テストを行う。
3
次のセクションに進む前に、機能テストについ てよく理解してください。
4 作業場を点検する。
5 決められた用途にのみ機械を使用する。
機能テストは、機械を使用する前に故障を見つける ことを目的としています。オペレータは、指示された 手順に従ってすべての機能をテストしてください。
故障している機械は決して使用しないでください。 故障が見つかった場合は、故障の貼り紙を付けて 作業を中止してください。機械の修理は、認定を受 けたサービス担当者のみがメーカーの製品仕様に 基づいて行ってください。
修理が終了後、オペレータは機械を使用する前に、 操作前の点検と機能テストを再度実行してくだ さい。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 35
操作説明書 6 3
7
9
チを回して作業台
10
を開いて、油圧ポンプ
14
点検
地上操作の場合
1 テストを行う場所として、障害物がなく、安定し
た平坦な場所を選びます。
2 キースイッチを回して地上操作に切り替え
ます。
3 赤色非常停止ボタンを引いてオンにします。
結果:ビーコンが点滅します (搭載されている
場合)
4 エンジンを始動させます。「操作手順」のセク
ションを参照してください。
非常停止のテスト
5 赤色非常停止ボタンを押してオフの位置にし
ます。
結果:エンジンが 2、3 秒後に停止します。
6 地上操作の赤色非常停止ボタンを引いてオン
にしてエンジンを再始動します。
機械機能のテスト
機能作動ボタンを押したまま
にしないでください。各ブー ムおよび作業台の機能トグ ルスイッチが作動するか試し ます。
傾斜センサーのテスト
キースイッ
操作に切り替えます。作業 台の赤色非常停止ボタンを 引いて
オン の位置にし
ます。
エンジン側のターンテーブル
カバー の右の傾斜センサーを見つ けてください。
11 傾斜センサーの片側を下に押します。
結果:作業台のアラームが鳴ります。
補助制御のテスト
12 キースイッチを回して地上操作にし、エンジンを
停止します。
13 赤色非常停止ボタンを引いてオンにします。
同時に補助電源スイッチをオンにし
たまま、各ブーム機能トグルスイッ チを作動させます。
注記:バッテリーの消耗を防ぐため、各機能を 部分的なサイクルでテストしてください。
結果:すべてのブーム機能が作動します。
結果:ブームおよび作業台の機能は何も作動し
ません。
8 機能作動ボタンを押したままにし、各ブームお
よび作業台トグルスイッチを有効にします。
結果:ブームと作業台のすべての機能がフルサ
イクル作動します。ブームが下降しているときに は下降アラームが鳴ります。
36 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
点検
作業台操作
非常停止のテスト
15 キースイッチを回して作業台操作に切り替え
て、エンジンを再始動します。
16 作業台の赤色非常停止ボタンを押してオフにし
ます。
結果:エンジンが 2、3 秒後に停止します。
17 赤色非常停止ボタンを引いてエンジンを再始動
します。
警報のテスト
18 ホーンボタンを押します。
結果:ホーンが鳴ります。
ペダルスイッチのテスト
19 作業台の赤色非常停止ボタンを押してオフにし
ます。
20 赤色非常停止ボタンを引いてオンの位置にし
ます。エンジンは始動しないでください。
21 ペダルスイッチを踏み、始動トグルスイッチをど
ちらか片側に動かして、エンジンが始動するか 試します。
機械機能のテスト
24 ペダルスイッチを踏みます。
25 機械機能コントロール ハンドルまたはトグルス
イッチを作動させます。
結果:ブームと作業台のすべての機能がフルサ
イクル作動します。
ステアリングのテスト
26 ペダルスイッチを踏みます。
27 走行コントロールハンドルの先端にあるロッ
カースイッチを、操作パネルの青色の三角が示 す方向に押します。あるいは、コントロールハン ドルをゆっくりと青色の三角が示す方向に動か します。
結果:操舵輪が走行シャーシ上の青い三角が
示す方向に回ります。
28 ロッカースイッチを操作パネルの黄色い三角が
示す方向に押します。あるいは、コントロール ハンドルを、黄色い三角が示す方向にゆっくり と動かします。
結果:操舵輪が走行シャーシ上の黄色い三角
が示す方向に回ります。
結果:エンジンは始動しません。
22 ペダルスイッチを踏まずにエンジンを再始動し
ます。
結果:エンジンは始動します。
23 ペダルスイッチを踏まずに各機械機能をテスト
します。
結果:機能は何も作動しません。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 37
操作説明書 6 3
点検
走行とブレーキのテスト
走行傾斜カットアウトのテスト
29 ペダルスイッチを踏みます。
30 走行コントロールハンドルを操作パネルの青い
矢印の方向に、機械が動き始めるまでゆっくり と動かしたあと、ハンドルを中央位置まで戻し ます。
結果:機械が走行シャーシの青色矢印の方向
に動き、急停車します。
31 コントロール ハンドルを操作パネルの黄色い
矢印の方向に機械が動き始めるまでゆっくりと 動かしたあと、ハンドルを中央位置まで戻し ます。
結果:機械が走行シャーシの黄色矢印の方向
に動き、急停車します。
注記:ブレーキは、機械が登ることのできるすべて の斜面上で機械を止める能力を持っている必要が あります。
32 ペダルスイッチを踏みます。
33 ブームを完全に収納した状態で、シャーシの
ピッチ角度が 4.5° 以上になる傾斜面で機械を 走行します。
結果:機械は走行を続けます。
34 水平な地面に戻し、主ブームを収納位置から上
昇します(水平から約 10°)。
35 シャーシのピッチ角度が 4.5° 以上になる傾斜
面で機械を走行します。
結果:機械のシャーシ傾斜が 4.5°になると、機
械は停止し、作業台操作パネルでアラームが 鳴ります。
36 主ブームを収納位置まで下げるか、または逆
進で走行します。
結果:機械は走行します。
37 機械を水平な地面に戻し、主ブームを約 1.6 ft
/ 0.5 m 上昇します。
38 シャーシのピッチ角度が 4.5° 以上になる傾斜
面で機械を走行します。
結果:機械のシャーシ傾斜が 4.5°になると、機
械は停止し、作業台操作パネルでアラームが 鳴ります。
38 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
点検
39 主ブームを収納位置まで格納するか、または
逆進で走行します。
48 主ブームを収納位置まで下げるか、または逆
進で走行します。
結果:機械は走行します。
40 水平な地面に戻し、ブームを収納します。
41 ブームを完全に収納した状態で、シャーシの
ピッチ角度が 4.5° 以上になる傾斜面で機械を 走行します。
結果:機械は走行を続けます。
42 水平な地面に戻し、補助ブームを収納位置から
上昇します(水平から約 15°)。
43 シャーシのピッチ角度が 4.5° 以上になる傾斜
面で機械を走行します。
結果:機械のシャーシ傾斜が 4.5°になると、機
械は停止し、作業台操作パネルでアラームが 鳴ります。
44 補助ブームを収納位置まで下げるか、または
逆進で走行します。
結果:機械は走行します。
45 ブームを完全に収納した状態で、シャーシの
ピッチ角度が 4.5° 以上になる傾斜面で機械を 走行します。
結果:機械は走行を続けます。
結果:機械は走行します。
49 機械を水平な地面に戻し、主ブームを約 1.6 ft
/ 0.5 m 上昇します。
50 機械のロール角度が 4.5° 以上になる傾斜面
で機械を走行します。
結果:機械のシャーシ傾斜が 4.5°になると、機
械は停止し、作業台操作パネルでアラームが 鳴ります。
51 主ブームを収納位置まで格納するか、または
逆進で走行します。
結果:機械は走行します。
52 水平な地面に戻し、ブームを収納します。
53 ブームを完全に収納した状態で、機械のロール
角度が 4.5° 以上になる傾斜面で機械を走行 します。
結果:機械は走行を続けます。
54 水平な地面に戻し、補助ブームを収納位置から
上昇します(水平から約 15°)。
55 機械のロール角度が 4.5° 以上になる傾斜面
で機械を走行します。
46 水平な地面に戻し、主ブームを収納位置から上
昇します(水平から約 10°)。
47 機械のロール角度が 4.5° 以上になる傾斜面
で機械を走行します。
結果:機械のシャーシ傾斜が 4.5°になると、機
械は停止し、作業台操作パネルでアラームが
結果:機械のシャーシ傾斜が 4.5°になると、機
械は停止し、作業台操作パネルでアラームが 鳴ります。
56 補助ブームを収納位置まで下げるか、または
逆進で走行します。
結果:機械は走行します。
鳴ります。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 39
操作説明書 6 3
作業台操作および走行シ の色分けされた矢印で進む方向 を確認してくださ
点検
走行機能システムのテスト
走行制限速度のテスト
57 ペダルスイッチを踏み、ブームを収納位置まで
下げます。
58 主ブームが非操舵輪の 1 つを超えるまで、
ターンテーブルを旋回させます。
結果:走行機能表示ラン
プが点灯し、ブームが示 された範囲にある間、点 灯を続けます。
59 走行コントロール ハンドルを中心の位置から
動かします。
結果:走行機能は作動しません。
60 走行機能トグルスイッチをどちらか一方に動か
してそのままにし、走行コントロールハンドルを ゆっくりと中心の位置から動かします。
結果:走行機能が作動します。
注記:走行機能システムを使用の際、走行および操 舵コントロール ハンドルを動かした方向と反対の 方向に機械が動く場合があります。
61 ペダルスイッチを踏みます。
62 主ブームを約 2 ft/61 cm 上昇します。
63 走行コントロール ハンドルをゆっくりとフル走行
の位置に動かします。
結果:主ブームが上昇した状態での最大走行
速度は 1 秒間に 1 ft/30 cm を超えてはいけ ません。
64 主ブームを収納位置まで下ろします。
65 補助ブームを約 2 ft/61 cm 上昇します。
66 走行コントロール ハンドルをゆっくりとフル走行
の位置に動かします。
結果:補助ブームが上昇した状態での最大走
行速度は秒速 1 ft/30 cm を超えてはいけま せん。
67 補助ブームを収納位置まで下ろします。
68 主ブームを約 1 ft/30 cm 延長します。
69 走行コントロール ハンドルをゆっくりとフル走行
の位置に動かします。
40 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
い。
ャーシ
結果:主ブームが延長した状態での最大走行
速度は 1 秒間に 1 ft/30 cm を超えてはいけ ません。
70 ブームを収納位置まで収縮します。
主ブームが上昇した状態、補助ブームが上昇し た状態、あるいは主ブームを伸長した状態で、 走行速度が秒速 1 ft/30 cm を超えた場合、直 ちに故障中の貼り紙をつけて機械の使用を中 止してください。
6 3 操作説明書
78
82
点検
振動軸のテスト(搭載されている場合)
71 作業台操作でエンジンを始動します。
72 右の操舵側タイヤを 6 in/15 cm のブロックま
たは留めぐつわの上に置きます。
結果:他の 3 つのタイヤが地面としっかり接触
していなければいけません。
73 左の操舵側タイヤを 6 in/15 cm のブロックま
たは留めぐつわの上に置きます。
結果:他の 3 つのタイヤが地面としっかり接触
していなければいけません。
航空機保護パッケージのテスト (搭載されている場合)
注記: このテストの実施には 2 名で行う必要があ る場合があります。
79 主ブームを約 1 ft/30 cm 延長します。
80 作業台底部の黄色いバンパーをいずれかの方
向に 4 インチ/10 cm 動かします。
81 各機能コントロールハンドルもしくはトグルス
イッチを作動します。
結果:ブームおよび操舵機能は作動しません。
74 2 つの非操舵側タイヤを 6 in/15 cm のブロッ
クまたは留めぐつわの上で運転します。
結果:非操舵側タイヤが地面としっかり接触し
ていなければいけません。
補助制御のテスト
75 エンジンを停止します。
76 赤色非常停止ボタンを引いてオンにします。
77 ペダルスイッチを踏みます。
同時に補助電源スイッチをオンにし
たまま、各ブーム機能トグルスイッ チを作動させます。
注記:バッテリーの消耗を防ぐため、各機能を 部分的なサイクルでテストしてください。
結果:すべてのブーム機能が作動します。走行
機能は、補助動力では作動しません。
航空機保護優先スイッチを動
かしてそのままにします。
83 各機能コントロールハンドルもしくはトグルス
イッチを作動します。
結果:すべてのブームおよび操舵機能が作動し
ます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 41
操作説明書 6 3
点検
接触アラームのテスト (搭載されてい る場合)
84 ペダルスイッチを作動させ、接触アラームケー
ブルを押すことで、スイッチソケットからアクチュ エータを解除しないでください。
88 機械の各機能を作動してください。
結果:すべての機能は作動しません。
89 アクチュエータをスイッチソケットに挿入します。
結果:ランプが消え、ホーンが止まります。
結果:接触アラームランプが点滅せず、機械の
ホーンが鳴りません。
85 ペダルスイッチを踏んで、作動させてください。
結果:接触アラームランプが点滅し、機械の
ホーンが鳴ります。
86 アクチュエータをスイッチソケットに挿入します。
結果:ランプが消え、ホーンが止まります。
87 ペダルスイッチを踏んで作動させ、接触アラー
ムケーブルを押して、スイッチソケットからアク チュエータを解除してください。
結果:接触アラームランプが点滅し、機械の
ホーンが鳴ります。
90 機械の各機能を作動してください。
結果:すべての機能が作動します。
1 アクチュエータ 2 接触アラームケーブル 3 点滅アラーム 4 スイッチソケット
42 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
点検
作業場の点検
操作を行う必須条件は、以下のとお りです。
本操作説明書の安全な機械操作の原則を学
び、実施してください。
1 危険な状態での使用を避ける。
2 必ず操作前の点検を行う。
3 使用する前に必ず機能テストを行う。
作業場を点検する。
4
次のセクションに進む前に、作業場の点検につ いてよく理解してください。
5 決められた用途にのみ機械を使用する。
作業場の点検の基本
次の危険な状態に注意し、これらを回避してくだ さい:
急に低くなっているところ、くぼみ
でこぼこした道、床の障害物もしくは破片
傾斜面
不安定な地面、滑りやすい地面
頭上の障害物、高圧送電線
危険な場所
機械の重量に耐えられない地面
風や天候の状態
関係作業員以外の人の存在
その他、起こりうる危険な状態
作業場を点検することによって、オペレータは作業 場が安全な機械操作に適しているかどうかを判断 することができます。オペレータは、作業場に機械 を移動する前に作業場の点検を行わなければなり ません。
オペレータは作業場で起こりうる危険を心得た上 で、機械の移動、セットアップ、運転の際に注意を 払い、危険を回避してください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 43
操作説明書 6 3
品番
ステッカーの説明
数量
27204
1
27205
1
27206
2
27207
2
28158
*
1
28159
*
1
28174
230V*
2
28235
2
28236
1
31060
3
31788
1
38149
1
44981
2
52475
4
52607
*
1
52865
1
72086
4
72875
(
)***
2
77398
*
1
77399
*
4
82243
1
82366
1
82410
(
)***
2
97548
(F3L 2011 & D2011 L03i)*
1
97602
1
97815
1
97865
1
114258
1
114390
3
114397
1
品番
ステッカーの説明
数量
133278
*
1
160516 LCD
*
1
214932
1
214933
*
1
218550
1
218555
*
1
218557
4
218558
*
4
218559
1
218562
Z-45/25J
4
219484
*
4
219486
1
219487
1
219488
1
219952
1
822131
1
823766
LCD
1
825579
– LCD 画面
1
826345
*
1
1263543
2
1264307
1
1267121
2
1272242
1
1278542
1
1278982
1
1280819
Prop 65
1
1280820
Prop 65
1
1281174
8
1284004
D1105-E4B*
1
1294398
1
点検
警告用語付きステッカーの点検
機械に貼られているステッカーの警告用語やシンボ ルを確認します。適切な点検方法で、ステッカーの 文字がすべて読める状態で所定の位置に貼られて いることを確認してください。
下記は、番号順に並べられたステッカーの数量と詳 細です。
矢印 - 青色
矢印 - 黄色
三角 青色 三角 黄色
ラベル - 無鉛 ラベル - ディーゼル ラベル - 作業台への電力、
ラベル - 作業台への電力、115V*
警告 - 不適切な操作
危険 - 転倒の危険、リミット スイッチ
危険 - 爆発/やけどの危険
ラベル 特許 ラベル 作業台への空気管 *オプション
ラベル - 輸送用の荷締め ラベル - テストスイッチ
警告 1 年毎の点検記録 ラベル 吊り上げ点
警告 - パイプクレードル ラベル - タイヤのシーリング ラベル - タイヤのシーリング
ラベル 故障コード ラベル Chevron Rando*
警告 - パネルクレードル
指示 – Deutz エンジン仕様
オプション
オプション
ラベル - 低硫黄燃料
(ディーゼルモデル)
画面搭載の地上操作パネル
地上操作パネル*
作業台操作パネル
危険 - 転倒の危険、500 lbs/227 kg
ラベル
注 – タイヤ仕様*
指示 危険、警告 - 転倒、挟まる危険 ラベル - 輪荷重、 危険 - タイヤ仕様
指示 - 操作指示
ラベル ラベル ラベル - 緊急下降
指示 – Deutz エンジン仕様 (D2.9 L4)*
作業台操作パネル、 モデル*
指示
ラベル - 超低硫黄燃料のみ
(ディーゼルモデル) 警告 - コンパートメントへのアクセス
ラベル - リレー、Z-45 IC
警告 - 手のケガの危険、点検 ラベル - 機械の登録/所有権の譲渡 指示
ラベル – アクチュエータスイッチソケット
ラベル - 警告、がんと生殖害、 ラベル - 燃料、ディーゼル排気、
ラベル – 安全帯固定箇所、転倒阻止/転
倒防止
指示 - クボタエンジン仕様 、
ハイフロテーションタイヤ仕様
接触アラーム
暴走の危険、傾斜
作業台過負荷 輸送図
画面搭載の
警告 - 爆発の危険*
ラベル - 中間レールを下げる 警告 - 感電の危険 危険 - 爆発の危険
危険 - 感電の危険
危険 - 傾斜アラーム
44 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
* これらのステッカーはモデル、オプションまたは構成の仕様
*** これらのステッカーはシャーシの両側面に付いており、モデ
ラベル ANSI/CSA 準拠
影の部分はステッカーが隠れていて見えないことを示してい
ます (例:カバーの下など) 。
を示します。
ル、オプションまたは構成の仕様を示します。
6 3 操作説明書
*218558 *219484
114390
1263543
52865
27205
27207
27206
31060
52475
*77399
31788
72086
218562
218562
72086 52475
97865
1294398
28236
*28174 *28235
82243
114397
218550
218555
219487
97815
218559
114390
*44981
*214933 *823766
1278982
1278542
1281174
*218557
27207 27206
27204
219488
52475
72086
72086
52475
218562
218562
*218558 *219484
*218557
*82366
219486
114390
*133278 *826345
*52607
1264307
*44981
*28174 *28235
114258
*28158 *28159
*77398
825579
*214932 *160516
1280820
1280819
219952
1263543
*77399
31060
31060
*77399
1267121
*97602
38149
*1284004
*97548
*822131
1272242
***72875
***82410
点検
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 45
操作説明書 6 3
品番
ステッカーの説明
数量
27204
1
27205
1
27206
2
27207
2
28158
*
1
28159
*
1
28174
230V*
2
28235
2
44981
*
2
52475
4
72086
4
82481
1
82487
6
97815
1
114248
1
114249
4
114251
1
114252
3
133067
3
133205
1
品番
ステッカーの説明
数量
161162
*
1
214932
1
214933
1
218562
Z-45/25J
4
219488
1
219952
1
219954
1
219956
1
219957
1
219958
1
823766
*
1
1263542
2
1272242
1
1278542
1
1278982
1
1281174
8
1286362
1
1294398
ANSI/CSA 準拠
1
1304217
*
1
点検
シンボル付きステッカーの点検
機械に貼られているステッカーの警告用語やシンボ ルを確認します。適切な点検方法で、ステッカーの 文字がすべて読める状態で所定の位置に貼られて いることを確認してください。
下記は、番号順に並べられたステッカーの数量と詳 細です。
矢印 - 青色
矢印 - 黄色
三角 青色 三角 黄色
ラベル - 無鉛 ラベル - ディーゼル ラベル - 作業台への電力、
ラベル - 作業台への電力、115V*
ラベル - 作業台への空気管
ラベル - 輸送用の荷締め
ラベル - 吊り上げ点
ラベル バッテリー/充電器の安全 ラベル マニュアルを読む***
ラベル - 中間レールを下げる ラベル - 転倒の危険、傾斜アラーム
ラベル 転倒の危険、タイヤ ラベル 爆発の危険
ラベル - 転倒の危険、リミットスイッチ ラベル - 感電の危険 ラベル - 感電/やけどの危険
オプション
危険、警告 - 転倒の危険、CE、航空機
保護 地上操作パネル
作業台操作パネル*
ラベル - 輪荷重、
ラベル – 輸送図
ラベル - 緊急下降
ラベル - 転倒の危険*
ラベル ラベル ラベル - 転倒、挟まる危険
作業台操作パネル、LCD 画面搭載のモ
デル
ラベル - コンパートメントへのアクセス
ラベル
ラベル – 接触アラーム重量
ラベル
ラベル – 安全帯固定箇所、転倒阻止/転倒
防止*
ラベル – 挟まる危険、点検
ラベル - 警告 - 爆発の危険
作業台過負荷 暴走の危険、傾斜
機械の登録
アクチュエータスイッチソケット
影の部分はステッカーが隠れていて見えないことを
示しています (例:カバーの下など) 。
* これらのステッカーはモデル、オプションまたは構成
の仕様を示します。
*** これらのステッカーはシャーシの両側面に付いてお
り、モデル、オプションまたは構成の仕様を示し ます。
46 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
133067
1263542
27205
27207
27206
114252
52475
82481
72086
218562
218562
72086 52475
133205
1294398
82487
*28174 *28235
114248
*219954
219957
219956
97815
219958
133067
*44981
*823766
12789821278542
1281174
114249
27207 27206
27204
219488
52475
72086
72086
52475
218562
218562
114249
82487
214932
*44981
*28174 *28235
*28158 *28159
219952
114251
133067
1263542
1286362
114252
114252
*161162
*1304217
*1304217
1272242
*214933
***82487
***82487
6 3 操作説明書
点検
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 47
操作説明書 6 3
操作手順
操作手順
原則
操作を行う必須条件は、以下のとお りです。
本操作説明書の安全な機械操作の原則を学
び、実施してください。
1 危険な状態での使用を避ける。
2 必ず操作前の点検を行う。
3 使用する前に必ず機能テストを行う。
4 作業場を点検する。
決められた用途にのみ機械を使用する。
5
操作手順のセクションでは、機械操作の手順を機 能ごとに説明しています。安全規則やオペレータの 安全および責務マニュアルの手順に従うことは、オ ペレータの任務です。
作業員を工具や機材と一緒に高所作業場まで上げ る目的以外で、機械を使用することは危険です。
トレーニングを受け認定された担当者のみが、機械 を操作することを許可されます。複数のオペレータ が同じ勤務時間内で異なる時間帯に機械を使用す る場合、すべてのオペレータが資格を有し、オペ レータの安全および責任に関するマニュアルの安 全規則と手順にすべて従わなければなりません。 すなわち、オペレータが交替するたびに、次のオペ レータが機械の操作前に、操作前点検、機能テス ト、作業場点検を行う必要があります。
48 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
5
プラグシンボ
操作手順
エンジンの始動
ガソリン/LPG モデル
1 地上操作で、キースイッチを目的の位置まで回
します。
2 地上操作と作業台操作の両方の赤色非常停止
ボタンが引かれ、オンの位置にあることを確認 します。
3 燃料選択スイッチを任意の位置に動かして燃
料を選択します。
4 エンジン始動トグルスイッチをどちらか一方に
動かします。エンジンが始動しない、あるいは 停止した場合、再始動遅延機能によって 3 秒 間始動できなくなります。
ディーゼルモデル
1 地上操作で、キースイッチを目的の位置まで回
します。
2 地上操作と作業台操作の両方の赤色非常停止
ボタンが引かれ、オンの位置にあることを確認 します。
自動グロープラグ付きのモデル:
自動グロープラグが作動しているとき
に、LCD ルが表示されます。
6 自動グロープラグシンボルが消えたときに、エ
ンジン始動トグルスイッチをいずれかの方向に 動かします。エンジンが始動しない、あるいは 停止した場合、再始動遅延機能によって 3 秒 間始動できなくなります。
画面にはグロー
すべてのモデル
15 秒間のクランク後エンジンが始動しない場合、 故障の原因を判別して修理してください。60 秒間 待ってから、再度始動を試みてください。
20°F/-6°C 以下の寒い状況では、油圧システムの 損傷を避けるため、操作の前に 5 分間エンジンを 温めてください。
0°F/-18°C 以下の極寒の状況では、オプションの 低温スタートキットを機械に搭載する必要があり ます。気温 0°F/-18°C 以下の環境でエンジンを始 動する場合、ブースターバッテリーが必要な場合が あります。
グロープラグトグルスイッチ付きのモデル: 3 グロープラグスイッチをどちらか一方に動し、3
5 秒そのままにします。
4 エンジン始動トグルスイッチをどちらか一方に
動かします。エンジンが始動しない、あるいは 停止した場合、再始動遅延機能によって 3 秒 間始動できなくなります。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 49
ガソリン/LPG モデル:20°F/-6°C 以下の低温の状 況では、機械をまずガソリンで始動し、2 分間温め てから、LPG に切り替える必要があります。温まっ たエンジンは LPG で始動することができます。
操作説明書 6 3
4
1 機能作動ボタンを押したままにし
操作手順
非常停止
地上もしくは作業台操作の赤色非常停止ボタンを 押してオフにし、すべての機能を停止してエンジン を切ります。
赤色非常停止ボタンが押されている状態で作動す る機能は修理する必要があります。
地上操作を選択して操作すると、地上操作が優先 されるため、作業台の赤色非常停止ボタンは使用 できません。
補助動力
主動力源(エンジン)が停止した場合、補助動力を 使用してください。
1 キースイッチを回して地上もしくは作業台操作
に切り替えます。
2 赤色非常停止ボタンを引いてオンの位置にし
ます。
3 作業台から操作する場合は、ペダルスイッチを
踏みます。
地上からの操作
1 キースイッチを回して地上操作に切り替え
ます。
2 赤色非常停止ボタンを引いてオンの位置にし
ます。
3 ガソリン/LPG モデル:燃料選択スイッチを任意
の位置に動かして燃料を選択します。
4 エンジンを始動させます。
作業台を配置する
ます。
2 操作パネルのマークに従って、適切なトグルス
イッチを動かします。
走行とステアリング機能は地上操作から操作できま せん。
補助電源スイッチをいずれかの方
向に押したままにして、必要な機 能を作動させます。
50 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
操作手順
作業台からの操作
1 キースイッチを回して作業台操作に切り替え
ます。
2 地上操作と作業台操作の両方の赤色非常停止
ボタンを引いてオンにします。
3 ガソリン/LPG モデル:燃料選択スイッチを任意
の位置に動かして燃料を選択します。
4 エンジンを始動させます。エンジンを始動すると
きは、ペダルスイッチを踏まないでください。
操舵
1 ペダルスイッチを踏みます。
2 走行コントロールハンドルを青色もしくは黄色の
三角が示す方向にゆっくり動かします。 もしくは、走行コントロー ハンドルの先端にあ るロッカースイッチを押します。
作業台操作および走行シャーシにある色別された 矢印マークを見ながら、ホイールの曲がる方向を確 認してください。
走行
1 ペダルスイッチを踏みます。
2 速度を上げるには、次の操作を行います。走行
コントロールハンドルを中心の位置からゆっくり と動かします。
速度を下げるには、次の操作を行います。走行 コントロールハンドルを中心の位置に向かって ゆっくりと動かします。
停止するには、次の操作を行います。走行コン トロールハンドルを中心の位置へ戻すか、ペダ ルスイッチを解除します。
作業台操作と走行シャーシの色別された方向矢印 で、機械の進む方向を確認してください。
機械の走行速度はブームが上昇しているときは制 限されます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 51
操作説明書 6 3
最大定格勾配、下り傾斜に作業台が ある場合
登坂能力):
2W 4W
最大定格勾配、上り斜面に作業台が ある場合:
25% (14
最大定格横勾配:
25% (14
操作手順
傾斜面における走行
機械に対する上り傾斜、下り傾斜、および横傾斜の 定格勾配を確認し、傾斜勾配を判断します。
(
D: 30% (17°) D
45% (24°)
°)
°)
注記:定格勾配は、1 名の作業員が作業台にいる 場合と車輪と地面との摩擦の状態により異なり ます。作業台への追加の重量は定格勾配を低減す る場合があります。登坂能力という用語は、カウン ターウェイトが上り坂にある構成の場合にのみ適用 されます。
ブームが水平より低く、作業台が丸印側のホイール の間にあることを確認します。
傾斜勾配の確認:
デジタル傾斜計を使用するか、あるいは以下の手 順で傾斜を測定します。
必要なものは以下のとおりです。
水準器
最低 3 ft/1 m の長さの真っ直ぐな木片
巻尺
傾斜面の上に木片を置きます。
谷側の端で、木片の上端に水準器を置いた後、木 片が水平になるまでその端を持ち上げます。
木片を水平に保ちながら、木片の端の底部から地 面までの距離を測ります。
巻尺で測った地面からの距離 (高さ) を木片の長 さ (水平距離) で割り、その数値に 100 を掛け ます。
例:
走行速度選択スイッチを機械が傾斜面上にあるこ とを示すシンボルの方向に動かします。
52 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
木片の長さが 144 in (3.6 m) なら、
水平距離 = 144 in (3.6 m)
高さ = 12 in (0.3 m)
12 in ÷ 144 in = 0.083 x 100 = 8.3% 勾配
0.3 m ÷ 3.6 m = 0.083 x 100 = 8.3% 勾配
上り/下り傾斜や横傾斜が最大定格勾配を超える場 合は、機械をウィンチで巻き揚げるか、もしくは傾斜 面の上または下に運ぶ必要があります。「輸送およ びリフト」のセクションを参照してください。
6 3 操作説明書
表示ランプの点灯は、ブ 非操舵輪を超えて移動し、走行 機能が妨げられたことを意味し ま
モデル
シャーシ角度 (片側からもう一方側)
シャーシ角度 (前方から後方)
Z
傾斜表示ランプが点灯し、傾斜 ラ 響を受けま なりま
ブ 照)に従 くださ
傾斜面で機械を収納し、傾斜 ラ 響を受けま なりま
リフト機能を復元するには、平らな 地面に機械を移動してくださ
発電機を始動するには、発電機 トグルスイ 動かしま
電動工具のプラグを作業台用
GFCI
操作手順
走行機能
ームが
す。
走行するには、走行機能スイッチをどちらか一方に 動かしてそのままにし、走行コントロール ハンドル をゆっくりと中心の位置から動かします。
走行コントロール ハンドルおよび操舵コントロール ハンドルの方向とは反対の方向に機械が動く場合 があるので、注意してください。
必ず作業台操作と走行シャーシの色分け矢印で、 機械の進む方向を確認してください。
作業台を位置につける
1 ペダルスイッチを踏みます。
2 操作パネルのマークに従って、適切な機能コン
トロールハンドルもしくはトグルスイッチをゆっく りと動かすか、適切なボタンを押します。
走行速度選択
機械が傾斜面上にあるシンボル:傾斜用の狭範
囲運転
機械が水平面上にあるシンボル:最大走行速度
用の広範囲運転。
傾斜センサー動作設定
-45J IC
4.5° 4.5°
ームが鳴る場合、次の機能が影
す。走行機能が無効に
す。
ーム下降手順(操作指示を参
って、走行機能を復元して
い。
ームが鳴る場合、次の機能が影
す。リフト機能が無効に
す。
い。
発電機(搭載されている場合)
ッチをオンの位置に
す。
コンセントに差し込み
す。
発電機を止めるには、発電機トグルスイッチをオフ の位置に動かします。
注記:機械機能は、発電機が作動し、べダルスイッ チを踏んでいない間は作動しません。ペダルスイッ チを踏むと、発電機は止まり機械機能が作動し ます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 53
操作説明書 6 3
作業台が上昇しているときに傾 斜 の非水平表示ランプが点灯し、一 方向または両方向への走行機能 は作動しませ ブ てはまるかを判断してくださ 定した固い水平な地面に移動する 前に、手順に従 てくださ ブ
作業台が上り傾斜にある ときに傾斜 鳴 操作を行いま
1
2
3
作業台が下り傾斜にある ときに傾斜 鳴 操作を行いま
1
2
3
ランプが点灯し、エンジンが停止し た場 業を中止してくださ
ランプが点灯して、エンジンがまだ 作動している場合、 にサ さ
作業台に負荷がかかりすぎてい る場合にランプが点滅しま ンジンが停止すると、すべての 機能は作動しませ
ランプが消えるまで、作業台に かか さ しま
操作手順
傾斜表示ランプ
アラームが鳴る場合には、機械
ん。斜面上における
ームの状態が、以下のどれに当
い。安
ってブームを下げ
い。作業台の下降中は、
ームを旋回しないでください。
アラームが
った場合には、以下の
す。
主ブームを下げ
ます。
補助ブームを下げ
ます。
主ブームを収縮し
ます。
エンジンアイドリング選択(rpm
ペダルスイッチを踏んでいない場合、エンジンは低
rpm でアイドリングします。
カメのシンボル:ペダルス
イッチによる低アイドリン グ開始
ウサギのシンボル:ペダ
ルスイッチによる高アイド リング開始
低アイドリングまたは高アイドリングを開始したペダ ルスイッチが作動しない場合は、24 時間以内に サービス担当者にご連絡ください。
アイドリング設定を開始したペダルスイッチはいくつ かの故障コードによって無効になります。
エンジンランプのチェック
合:故障の貼り紙をつけて作
ービス担当者に連絡してくだ
い。
い。
24 時間以内
54 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
アラームが
った場合には、以下の
す。
主ブームを収縮し
ます。
補助ブームを下げ
ます。
主ブームを下げ
ます。
作業台過負荷表示ランプ
っている重量を減らしてくだ
い。それからエンジンを再始動
す。
す。エ
ん。
6 3 操作説明書
作業台バンパ に接触すると、機械がシ ウンして機能が動作しなくなり ま
1
2
3
4
操作ボ ヒ
ランプが点 を中止してくださ
LCD
油圧および冷却水温度が表示さ れま 他の点検情報も表示されま
操作手順
航空機保護パッケージ (搭載されている 場合)
ーが何らかの物体
ャットダ
す。
エンジンを始動させます。
ペダルスイッチを踏みます。
航空機保護優先スイッチを
動かしてそのままにします。
適切な機能コントロールハン
ドルまたはトグルスイッチを 動かして、機械を航空機コン ポーネントから離してくだ さい。
操作ボックスヒーター(搭載されている場合)
ックスヒーターを上に動かすと、
ーターが作動します。
エンジン運転停止表示ランプ(搭載されてい る場合)
灯:故障の貼り紙をつけて作業
い。
LCD 画面(搭載されている場合)
画面には、時間計、電圧、
す。また、故障コードとその
Perkins
LCD 画面があり、Perkins ディーゼルエンジンを 搭載している機械には再生モードがあるため、必要 に応じて自動的に起動します。
左側の琥珀色のランプが点灯し、高温を知らせるテ キストが表示されている場合:再生モードが起動し ています。作業は必要ありません。
右側の琥珀色のランプが点灯または点滅している 場合:再生モードの起動が必要です。
1 赤色非常停止ボタンを押して OFF (オフ) の
2 エンジンを再始動します。再生モードは自動的
左側の琥珀色のランプが点灯し、高温を知らせるテ キストが表示されていない場合:再生モードが停止 しました。再生モードを開始するには:
1 赤色非常停止ボタンを押して OFF (オフ) の
2 エンジンを再始動します。
ランプが赤色に点滅している場合:サービス担当者 に連絡してください。
エンジン
位置にします。
に起動します。
位置にします。
す。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 55
ランプが緑色に点滅している場合:24 時間以内に サービス担当者に連絡してください。
Deutz
ランプが赤色に点滅している場合:サービス担当者 に連絡してください。
ランプが緑色に点滅している場合:24 時間以内に サービス担当者に連絡してください。
エンジン
操作説明書 6 3
操作手順
接触アラーム(搭載されている場合)
接触アラームはアラームと点滅した警告ランプで、 オペレータが作業台操作パネルに接触し、ブーム の動作を妨害したことを地上作業員に知らせること を目的としています。
接触アラームケーブルが作動すると、作業台でのリ フトおよび走行機能は無効になります。音声と視覚 を用いた警告は、他の作業員にサポートが必要で あることを知らせます。この通知の動作はシステム がリセットされるまで続きます。
1 スイッチソケットからアクチュエータが解除さ
れ、接触アラームケーブルが作動します。
2 アクチュエータをスイッチソケットに挿入して、ラ
ンプの点灯とアラームを止めます。
使用後の注意
1 固い水平な地面で、障害物や人や車の往来の
ない、安全な駐車場所を選んでください。
2 ブームを収縮し、収納位置まで下げます。
3 ブームが非操舵ホイールの間にくるように、
ターンテーブルを回転させます。
4 キースイッチをオフの位置に回し、関係者以外
による使用を避けるためキーを取り外します。
5 輪止めをかまします。
機械の収納
長期保管のための準備と収納を適切に行うことで、 機械を再び使用することが容易になります。
1 基本的な機械の収納方法については、「使用
後の注意」のセクションを参照してください。
2 この機会は、乾燥した風通しのよい場所に保管
してください。機械がきれいで、乾燥しているこ とを確認してください。
1 アクチュエータ 2 接触アラームケーブル 3 点滅アラーム 4 スイッチソケット
3 動作前点検を完全に実施します。
エンジン搭載モデル:燃料タンクを満タンにし ます。
4 該当するサービスマニュアルの「定期保守点
検」のセクションを参照し、各潤滑手順を完了さ せてください。
5 バッテリーを取り外して保管します。
6 エンジン搭載モデル:その他の長期保管の手
順については,OEM エンジンのマニュアルを 参照してください。必要に応じて、エンジンを始 動して 10 分間作動させます。
56 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
2WD
取外しキ て、非操舵輪のブレ キを解除しま
4 べての走行ハブ取外し キ イ しま
輸送および持ち上げの手順
輸送および持ち上げの手順
必ず以下に従うこと。
Genie は、以下の装置の輸送および設置に関
する情報を 1 つの提案として提示します。操 縦者は、米国運輸省の規定、地域のその他の 規定および自社の方針に従って、機械を正しく 固定し、正しいトレーラーを選択することに関し て、すべての責任を負っています。
Genie の顧客が任意のリフトまたは Genie
製品をコンテナに収める必要がある場合には、 建設用機器およびリフトを国際輸送用に準備、 積載、固定する作業の専門知識を持つ、認定さ れた運送会社に依頼してください。
機械のトラックからの積み下ろしは、認定を受
けた可動式上昇作業台の作業員のみが行って ください。
輸送車両は水平な地面に駐車してください。
輸送の前に、ターンテーブルがターンテーブル
旋回ロックで固定されていることを確認してくだ さい。操作を始める前に、ターンテーブルのロッ クが解除されていることを確認してください。
機械の定格勾配を超える上り傾斜、下り傾斜、
および横傾斜では、機械を走行しないでくだ さい。操作手順の「傾斜面における走行」のセ クションを参照してください。
輸送車両の荷台の傾斜が上り傾斜と下り傾斜
の最大定格勾配を越える場合、機械の積み下 ろしの際には「ブレーキ解除操作」の指示どお りにウィンチを使用する必要があります。定格 勾配については、「仕様」のセクションを参照し てください。
ウィンチ用のフリーホイール設定
機械が動かないよう輪止めをかましてください。
モデル:走行ハブ
ャップを回し
す。
機械を載せる際は、輸送車両を動かないように
固定してください。
車両の積載荷重量、積載面、チェーンやスト
ラップが機械の重量に十分に耐えうるものであ ることを確認してください。Genie リフトはその サイズと比べるとかなりの重量があります。機 械の重量についてはシリアルプレートをご覧く ださい。シリアルプレートの場所については、点 検のセクションを参照してください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 57
WD モデル:4 輪す
ャップを回して、ホ
ールブレーキを解除
す。
シャーシの荷締め箇所にウィンチラインがしっかりと 固定され、軌道に障害物が無いことを確認します。
再びブレーキをかけるには逆の手順を行ってくだ さい。
注記:Genie Z-45/25J の牽引は推奨しません。牽 引しなければならない場合は、2 mph または
3.2 km/h を超えないでください。
操作説明書 6 3
1
輸送および持ち上げの手順
輸送用トラックあるいはトレーラー への固定
機械を輸送するときは、ターンテーブル旋回ロック ピンを必ず使用してください。
ターンテーブル旋回ロックピン
輸送の前にキースイッチをオフの位置に回し、キー を取り外してください。
緩んでいたり、固定されていない箇所がないか、機 械全体を点検します。
作業台の固定 - Z-45/25J
ジブと作業台が収納された状態であることを確認し てください。
作業台回転位置付近の作業台マウントにナイロン ストラップを掛けて、作業台を固定してください (下 図を参照) 。ブーム部分を固定するときは、下方へ 過度に力を加えないでください。
シャーシの固定
積載荷重量に十分耐えうるチェーンを使用してくだ さい。
最低でも 4 組のチェーンまたはストラップを使用し てください。
チェーンの損傷を防ぐため、装具を調節してくだ さい。
58 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
輸送および持ち上げの手順
必ず以下に従うこと。
機械の組み立ては、必ず認定されている整備
工が行ってください。
承認されたクレーン作業員のみが、適切なク
レーン規制のみに従い、機械の持ち上げを行 わなければなりません。
クレーンの積載荷重量、積載面、ストラップや
ロープが、機械の重量に十分に耐えうることを 確認してください。機械の重量についてはシ リアルラベルをご覧ください。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 59
操作説明書 6 3
重心
Y 軸
Z
n
m
n
m
1
Y
2
X
輸送および持ち上げの手順
リフトの手順
ブームを完全に下げて収縮します。ジブを完全に下 げます (搭載されている場合)。機械の緩んでいる 箇所はすべて取り外してください。
このページの表と図を参考にして、機械の重心を確 認してください。
機械の指定の吊り上げ点にのみ装具を取り付け ます。機械には吊り上げ点が 4 箇所あり、各車軸 に 1 つずつあります。
機械が損傷しないよう、また、機械の水平状態を保 てるよう、装具を調節してください。
X
-45/25J 47.3 i 120 c
44 i
112 c
60 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
この手順を行うために、工具が必要で
この手順を行うために、新たな部品が必要 で
この手順を行う場合には、エンジンが冷え た状態にな
Perkins 404D
オイルタイプ
40
オイルタイプ
40
Deutz D2011 L03i
オイルタイ
40
オイルタイプ
40
Deutz D2.9 L4
オイルタイ
40
オイルタイプ
40
クボタ
オイルタイ
30
Perkins 403J
オイルタイ
30
メンテナンス
メンテナンス
エンジンオイル量を点検
必ず以下に従うこと。
オペレータは、本説明書に記載してある規定メ
ンテナンス項目のみを行います。
定期保守点検は、認定されているサービス担
当者が、製品仕様と責務マニュアルに記載して いる要項に基づいて行ってください。
Genie 承認の交換部品のみを使用してくだ
さい。
メンテナンス記号の説明
以下の記号は、指示の目的をわかりやすくするた めに使用されています。メンテナンス手順の最初に 記載されている記号は、次のような意味を表してい ます。
す。
す。
エンジンを高性能に保ち、耐用年数を長く保つため に、エンジンオイルの量を適切にしておくことはきわ めて重要です。オイル量が不適切な状態で機械を 操作すると、エンジンの部品が損傷するおそれがあ ります。
注記:オイル量のチェックはエンジンを止めた状態 で行ってください。
1 オイル計量棒をチェックします。必要に応じてオ
イルを補充してください。
-22
エンジン
低温での状況
低温での状況
エンジン
低温での状況
D-1105-E4B
エンジン
エンジン
15W-
5W-
15W-
5W-
15W-
5W-
10W-
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 61
っていなければなりません。
-11
エンジン
10W-
操作説明書 6 3
Perkins 404D
燃料タイ
Deutz D2011 L03i
燃料タイ
Deutz D2.9 L4
燃料タイ
クボタ
燃料タイ
もしくは
Perkins 403J
燃料タイ
作動油の仕様
作動油タイ
相当物
メンテナンス
ディーゼル燃料要件
エンジンの性能は、使用する燃料の品質によって 影響を受けます。高品質の燃料を使用すると、エン ジンの寿命が長くなり、排出ガスの放出レベルが許 容範囲内になるという利点があります。
各エンジンに対応する最低ディーゼル燃料要件は 以下に一覧にしています。
-22
エンジン
D-1105-E4B
-11
エンジン
エンジン
エンジン
エンジン
低硫黄燃料(LSD
低硫黄燃料(LSD
超低硫黄燃料(ULSD
低硫黄燃料(LSD
超低硫黄燃料(ULSD
超低硫黄燃料(ULSD
作動油量の点検
作動油量を適切なレベルにしておくことは、機械操 作にとって非常に重要です。作動油量が適切でな い場合、油圧部品が損傷することがあります。点検 担当者は、毎日チェックすることにより、作動油量の 変化に気付き、油圧システムでの問題を早期に発 見することができます。
1 ブームが収納位置にあることを確認します。
2 油圧タンク側面にある表示計を目視点検し
ます。
結果:作動油の量は表示計の上から 2 インチ
/5 cm 以内にしなければいけません。
3 必要に応じてオイルを補充してください。このと
きに入れすぎないようにしてください。
Chevron Rando HD
62 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
メンテナンス
エンジン冷却液量の点検 - 液冷 モデル
エンジン冷却液の量を適切なレベルにしておくこと はエンジンを長持ちさせるのに非常に重要です。冷 却液の量が不適切な場合、エンジンの冷却能力に 影響し、エンジンの部品が損傷するおそれがあり ます。点検担当者は冷却液の量を毎日チェックする ことにより、冷却液の量の変化で、冷却システムで の問題を早期に見つけることができます。
やけどの危険。熱くなっているエンジン部分と
冷却液に注意してください。熱くなっているエン ジン部分や冷却液に触れると、重度の火傷を 負うことがあります。
やけどの危険。エンジンの始動中はラジエー
ターのキャップを外さないでください。加圧され た冷却水に触れると、重度の火傷を負うことが あります。ラジエーターのキャップを取り外す前 にエンジンを冷却してください。
1 冷却液回収タンク内の液量をチェックします。必
要に応じて液を足してください。
結果:液の量はタンクまたは表示計で full(満タ
ン)を指している必要があります。
バッテリーの点検
バッテリーを適切な状態に保つことは、機械の性能 を保ち、安全に操作するために重要です。不適切な 液量、あるいはケーブルや接続の損傷は、部品の 故障につながり、危険な状態を招くおそれがあり ます。
感電の危険。熱くなっている回路や通電してい
る回路に触れると、重傷を負ったり死に至るこ とがあります。指輪、時計などの装身具をすべ て外してください。
人体への傷害の危険。バッテリーには酸が入っ
ています。バッテリーの酸をこぼしたり酸に触れ たりしないようにしてください。バッテリー液がこ ぼれた場合は重曹と水を使って中和してくだ さい。
1 保護服と保護メガネを着用してください。
2 バッテリーケーブルがしっかりと接続され、腐食
していないことを確認します。
3 バッテリー固定ブラケットが適切な位置にしっか
りと取り付けられているか確認します。
注記:端子プロテクターや腐食防止シーリング剤を 使用することによって、バッテリー端子やケーブル の腐食を防止することができます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 63
操作説明書 6 3
メンテナンス
定期保守点検
四半期ごと、1 年ごと、2 年ごとに行われる保守点 検は、本機械の保守トレーニングを受け認定されて いる担当者が本機械のサービスマニュアルの手順 に従って行わなければなりません。
3 ヶ月以上使用されていない機械は、再び使用す る前に必ず四半期点検を行う必要があります。
機械の耐用年数を終えた際には、廃棄や廃車に関 する地域や政府の規制をすべて遵守してください。 詳細については、該当する Genie サービスマ ニュアルを参照してください。
64 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
6 3 操作説明書
Z-45/25J
高さ、操作時最大
52 ft 1 in
16.05 m
高さ、作業台最
46 ft 1 in
14.05 m
高さ、収納時最
7 ft
2.13 m
水平最大到達距
24 ft 8 in
7.52 m
幅、標準タイ
7 ft 6 in
2.29 m
幅、ハイフロ
8 ft 5 in
2.56 m
長さ、作業台収納
21 ft 10 in
6.65 m
最大積載荷重
500 lbs
227 kg
最大積載荷重、 航空機保護パ デ
440 lbs
200 kg
最大風速
28 mph
12.5 m/s
ホイ
6 ft 8 in
2.03 m
旋回半径 (外側)
14 ft 9 in
4.5 m
旋回半径
5 ft 6 in
1.68 m
355°
タ 揺
0 in
0 cm
走行速度、収納
4.5 mph
7.2 km/h
走行速度、ブ
0.9 ft/s
0.3 m/s
地上高さ、中央
14.8 in
37.5 cm
最低地上高さ、車
10.5 in
26.7 cm
操作パネル
12V DC 比例
重量
2WD 4W
bs bs
g g
機械の重量は、オプシ
作業台寸法
72 in x 30 in
183 cm x 76 cm
作業台水平維持 自動水平維持
作業台回転角度
160°
周囲操作温
120°F
49°C
作業台
標準
油圧、最大(ブ
3,200 psi
システム電
12 V
タイヤサイズ、4WD & 2WD RT
315/55 D20
タイヤサイズ、ハイフロ シ
33/16LL500
最大定格勾配、収納状態、
作業台が下り傾斜にある場
作業台が上がり傾斜にある場
横勾
最大定格勾配、収納状態、
作業台が下り傾斜にある場
作業台が上がり傾斜にある場合
25%(14°
横勾
注 輪と地面との摩擦の状態により異なりま 加の重量は定格勾配を低減する場合がありま
最大許容外圧
動作設定」の項
参照
燃料タンク容
ガロン
トル
床荷重表
最大輪荷
8,050 lbs
3,651 kg
タイヤ接地
60 psi
414 kPa
車体占有面の平均圧力 (
186 psf
909 kg/m2
Pa
車体占有面の平均圧力 (
190 psf
930 kg/m2
Pa
注 いを考慮したものではありませ 使用してくださ
仕様
仕様
ーテーションタイヤ
ッケージ搭載のモ
ールベース
-20°F
-29°C
AC コンセン
ーム機能)
ーテー
ョン
2WD
30%(17°
25%(14°
25%(14°
4WD
45%24°
221 バー
(内側)
ーンテーブル旋回
ーンテーブルによる後方車体の
ーム上昇時
D
ョン構成により異なります。
6 フィート
14,063 l 14,363 l
6,379 k 6,515 k
25%(14°
記:定格勾配は、1 名の作業員が作業台にいる場合と車
す。作業台への追
す。
17
「傾斜センサー
64.4 リッ
2WD
4WD
8.92 k
9.12 k
記:床荷重表は概算値であり、オプションによる構成の違
ん。安全上の要素を考慮して
い。
Genie では製品の改良を重ねていくことを方針としてい ます。このため製品の仕様を予告なく変更することがあり ます。
品番 1299167JAGT Z®-45/25J 65
操作説明書 6 3
作業台最大積載荷重量
1
500 lbs
227 kg
作業台最大積載荷重量、航空機保護パッケージ搭載モデル
1 44
20
水平値
垂直値 2 0
0
6
-
3 5
1.
7
0
4 1
4.
8
3
5 2
7.
9
6.
10
9.
11
12.
12
15.
Z®
操作説明書 第
仕様
Z-45/25J 動作範囲表
0 lbs
ft
ft
5 ft
5 ft
-45/25J 品番 1299167JAGT
66 Z®-45/25J 品番 1299167JAGT
0 kg
m
5 m
6 m
6 m
-5 ft
0 ft
10 ft
20 ft
30 ft
40 ft
6 3
50 ft
1.5 m
m
m
1 m
1 m
2 m
2 m
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