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DocuPrint P300 d
ネットワーク設定説明書
本書には、ネットワーク上で本機を使用して
印刷するときに必要な情報を記載しています。
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Adobe、 Adobe ロゴ、 Acrobat、 Acrobat Reader、 Adobe Reader は、
Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft、 Windows、 Windows Server、 Windows Vista、 Internet Explorer は、米国 Microsoft Corporation の
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。
Macintosh、 Mac OS は、 Apple Inc. の商標です。
Intel、 Pentium は、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
Oracle と Java は、 Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
この取扱説明書のなかで と表記されている事項は、安全にご利用いただくための注意事項です。
必ず操作を行う前にお読みいただき、指示をお守りください。
コンピューターウィルスや不正侵入などによって発生した障害については、弊社はその責任を負いかねますので、あらか
じめご了承ください。
ご注意
① 本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。
② 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
③ 本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら弊社までご連絡ください。
④ 本書に記載されていない方法で機械を操作しないでください。思わぬ故障や事故の原因となることがあります。万一
故障などが発生した場合は、責任を負いかねることがありますので、ご了承ください。
⑤ 本機は、日本国内において使用することを目的に製造されています。諸外国では電源仕様などが異なるため使用でき
ません。
また、安全法規制 ( 電波規制や材料規制など ) は国によってそれぞれ異なります。本機および、関連消耗品をこれら
の規制に違反して諸外国へ持ち込むと、罰則が科せられることがあります。
XEROX
、そのロゴと“コネクティング・シンボル”のマークは、
米国ゼロックス社または富士ゼロックス株式会社の登録商標または商標です。
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はじめに
このたびは DocuPrint P300 d をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
本書には、ネットワーク上で本機を使用して印刷するときに必要な情報を記載しています。
DocuPrint P300 d の性能を十分に発揮させ、効果的にご利用いただくために、 DocuPrint P300 d
(以降、本機と表記します)をご使用になる前に、必ず本書をお読みのうえ、正しくご利用ください。
本書の内容は、お使いのパーソナルコンピューター(以降、パソコンと表記します)の環境や、ネッ
トワーク環境の基本的な知識や操作方法を理解されていることを前提に記載しています。
本書は、読み終わったあとも必ず保管してください。本機をご使用中に、操作でわからないことや
不具合が出たときに読み直してご活用いただけます。
富士ゼロックス株式会社
3
Page 4
マニュアル体系
本機では、以下のマニュアルを提供しています。
●クイックセットアップガイド
本機の設置手順、用紙のセット方法、プリンタードライバーのインストール方法などを説明してい
ます。
●プリンタードライバーのオンラインヘルプ
プリンタードライバーの項目や各機能の設定方法を説明しています。
●取扱説明書(PDF 文書)
本機の基本的な機能の説明、トレイや用紙ごとの印刷方法、および本機のメンテナンスについて説
明しています。
また、紙づまりの解決方法などのトラブルシューティングも記載しています。トラブルの原因や対
処方法を調べたいときにお読みください。
(このマニュアルは、
●ネットワーク設定説明書(PDF 文書) (本マニュアル)
ネットワーク上で本機を使用して印刷するときに必要な情報について説明しています。
ネットワーク環境の基本的な説明から、プリントサーバーの設定方法、プロトコルの追加方法など
について説明しています。
(このマニュアルは、
CD-ROM に格納されています。)
CD-ROM に格納されています。)
文書を表示するには、お使いのパソコンに
PDF
いる必要があります。
Adobe® Reader
®
がインストールされて
4
Page 5
本書の使い方
本書の表記
本書では、以下の記号を使用しています。
マークについて
本機をご使用になるにあたって、注意していただきたいことを説明しています。
本機の操作手順に関する補足情報を説明しています。
参照先のページを記載しています。
記号について
本文中では、次の記号を使用しています。
「 」
『 』
[ ]
: 本書内の参照先を表します。
: 参照先のほかのマニュアルを表します。
: パソコンやプリンター操作パネルのディスプレイに表示される
メニュー、項目、メッセージを表します。
用紙の向きについて
本文中では、用紙の向きを次のように表しています。
、タテ、たて置き:プリンター正面からみて、用紙を縦長にセットした状態です。
、ヨコ、よこ置き:プリンター正面からみて、用紙を横長にセットした状態です。
たて置き よこ置き
5
Page 6
目次
目次
はじめに...................................................................................................3
マニュアル体系 ........................................................................................4
本書の使い方............................................................................................5
目次..........................................................................................................6
本書の読み方............................................................................................8
第 1 章 ネットワークの準備................................ 1-1
ネットワークで使う前に ..................................................... 1-2
ネットワークの概要.............................................................................. 1-2
ネットワーク設定作業の流れ................................................................ 1-4
ネットワークの接続方法を決める ......................................................... 1-5
IP
アドレスを決める............................................................................. 1-7
ネットワーク接続に必要な環境を整える............................................. 1-10
第 2 章 ネットワークの設定................................ 2-1
ネットワークプリンターの設定をする.................................... 2-2
概要...................................................................................................... 2-2
操作パネルを使用する ........................................................ 2-3
ネットワークの設定をする ................................................................... 2-4
プリンター設定一覧を印刷する .......................................................... 2-13
ネットワーク設定をリセットする ....................................................... 2-14
BRAdmin Light で設定する ............................................ 2-15
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
.......................... 2-15
ウェブブラウザーで管理する ............................................. 2-20
概要.................................................................................................... 2-20
ウェブブラウザーで本機の設定を変更する ......................................... 2-21
ウェブブラウザーで印刷ログ機能を設定する...................................... 2-22
第 3 章 ネットワーク印刷機能 ............................. 3-1
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®).................. 3-2
プリンタードライバーをインストールしていない場合 .......................... 3-2
プリンタードライバーがインストールされている場合 ........................ 3-10
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )............... 3-12
Macintosh プリンタードライバーを使う ............................................. 3-12
Macintosh BR-Script 3
プリンタードライバーを使う ......................... 3-14
第 4 章 インターネット印刷機能 .......................... 4-1
インターネット印刷機能を設定する ...................................... 4-2
概要...................................................................................................... 4-2
6
Page 7
目次●
Windows Vista
Windows
別の URL を指定する.......................................................................... 4-10
®
®
、Windows Server
2000/XP/7、 Windows Server® 2003 の場合 ...................... 4-6
®
2008/2008 R2 の場合 ................ 4-2
第 5 章 セキュリティーの設定 ............................. 5-1
セキュリティーを設定する .................................................. 5-2
概要...................................................................................................... 5-2
ネットワークプリンターを安全に管理する ........................................... 5-5
IPPS
ユーザー認証付 E メール通達を使用する.............................................. 5-9
証明書を作成してインストールする.................................................... 5-11
を使って文書を安全に印刷する ................................................... 5-8
第 6 章 こんなときには...................................... 6-1
トラブルシューティング ..................................................... 6-2
概要...................................................................................................... 6-2
一般的な問題........................................................................................ 6-2
接続と設定の問題 ................................................................................. 6-3
印刷の問題 ........................................................................................... 6-5
プロトコル固有の問題 .......................................................................... 6-7
ファイアウォールの問題....................................................................... 6-9
その他の問題...................................................................................... 6-12
第 7 章付 録.................................................... 7-1
ユーティリティ以外から IP アドレスを設定する ...................... 7-2
概要...................................................................................................... 7-2
IP
アドレスの設定方法 ......................................................................... 7-3
その他のプリンタードライバーのインストール方法.................. 7-5
Web Services を使用する( Windows Vista
ネットワークプリンターキューと共有を使用する ................................. 7-6
ネットワークの仕様 ........................................................... 7-7
プリントサーバー ................................................................................. 7-7
動作環境............................................................................................... 7-8
管理ユーティリティ.............................................................................. 7-9
お買い上げ時のネットワーク設定 ....................................................... 7-10
オープンソースライセンス公開 .......................................................... 7-11
用語集と索引 .................................................................. 7-14
用語集 ................................................................................................ 7-14
索引.................................................................................................... 7-19
®
のみ).............................. 7-5
7
Page 8
本書の読み方
2-1
BRAdmin Light ȺᜫްȬɞ
BRAdmin Light
ȺᜫްȬɞ
IP
ɬʓʶʃǾɿʠʗʍʒʨʃɹǾɼ˂ʒɰɱɮɥᜫްȬɞ
BRAdmin Light ɂǾʗʍʒʹ˂ɹʡʴʽʉ˂ɥከျȬɞʇʟʒɰɲɬȺȬǿ
ʗʍʒʹ˂ɹʡʴʽʉ˂ɥᜫްȬɞ
TCP/IP ɥҟႊȪȹԱҥȬɞȾɂǾటൡȾ IP ɬʓʶʃɥҾɝȹɞᛵȟȕɝɑȬǿ
Windows
®
Ɂکն
ɼ˂ʒɰɱɮɁᜫް
ʵ˂ʉ˂ɂʗʍʒʹ˂ɹȻʗʍʒʹ˂ɹɥ˹ፕȬɞᚽᏚȺȬǿႱȽɞʗʍʒʹ˂ɹᩖɁ˹
ፕ٥ཟȺᣞαȨɟɞʑ˂ʉɥඩȪȢᄻᄑɁکȾࠍȤɞЄȠɥȪȹȗɑȬǿȦɁʵ˂ʉ˂
ȟધȷ
IP ɬʓʶʃɥɼ˂ʒɰɱɮɁɬʓʶʃȻȪȹᜫްȪɑȬǿʵ˂ʉ˂Ɂ IP ɬʓʶʃ
ɂʗʍʒʹ˂ɹከျᐐȾץȗնɢȮɞȞǾʵ˂ʉ˂ɁᝢంɥՎྃȪȹȢȳȨȗǿ
ᵘʃʉ˂ʒᵚʫʕʯ˂ȞɜᵘȬɌ
ȹɁʡʷɺʳʪᴥʡʷɺʳʪᴦᵚ
ᴪᵘ
FujiXeroxᵚᴪ
ᵘ
BRAdmin Lightᵚᴪ
ᵘ
BRAdmin LightᵚɁᬲȾɹ
ʴʍɹȪȹǾ
BRAdmin Light
ɥᠭӦȪɑȬǿ
ᒲӦᄑȾȪȗʑʚɮʃɁ೫ጪȟᩒܿȨ
ɟɑȬǿ
Ȫȗʑʚɮʃɥʊʠʵɹʴʍɹ
ȪɑȬǿ
Windows® XP ȺǾȈɮʽʉ˂ʗʍʒፖʟɫɮɬɰɳ˂ʵᴥWindows
®
ʟɫɮɬɰɳ˂
ʵᴦȉɥӛȾȪȹȗɞکնɂǾ
BRAdmin Light ɁȈሜӦ˹ɁʑʚɮʃɁ೫ጪȉൡᑤȟҟ
ႊȺȠɑȮɦǿҟႊȬɞکնɂǾˢᄑȾʟɫɮɬɰɳ˂ʵൡᑤɥིӛȾᜫްȪȹȢȳȨ
ȗǿᴥ
Windows® XP Service Pack 2 ᪃ɥȝΈȗɁȝറɂǾ BRAdmin Light Ɂɮʽʃ
ʒ˂ʵȾǾ
Windows
®
ʟɫɮɬɰɳ˂ʵɁ۶ȻȪȹ BRAdmin Light ɥᣜӏȬɟɃǾ
Windows
®
ʟɫɮɬɰɳ˂ʵൡᑤɥིӛȾȬɞᛵɂȕɝɑȮɦǿᴦ
ᝊȪȗᜫްศȾȷȗȹɂȈ
Windows® XP Service Pack2 ᪃Ɂکնȉ ɥՎྃȪ
ȹȢȳȨȗǿ
±
²
P.6-11
参照ページです。
クリックすると、関連す
る情報が記載されてい
るページに移動します。
大見出しです。
小見出しです。
注意項目です。
補足情報です。
操作手順です。
操作手順を補足す
る手順画面やイラ
ストです。
ページ番号です。
中見出しです。
大見出しです。
インデックスです。
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クリックすると、各章に移動
します。
本書のレイアウトについて
このページは説明のために作成したもので、実際のページとは異なります。
8
Page 9
第 1 章
ネットワークの準備
ネットワークで使う前に ................................1-2
ネットワークの概要............................................................1-2
ネットワーク設定作業の流れ.............................................. 1-4
ネットワークの接続方法を決める .......................................1-5
IP
アドレスを決める...........................................................1-7
ネットワーク接続に必要な環境を整える...........................1-10
Page 10
ネットワークで使う前に
ネットワークの概要
概要
本機は、ネットワーク対応プリントサーバーを内蔵しており、10BASE-T/100BASE-TX ネットワー
ク上で共有できます。プリントサーバーは、
オペレーティングシステム(OS)と、TCP/IP をサポートする Macintosh の印刷サービスを提供し
ます。次の表では、各オペレーティングシステムでサポートするネットワークの機能と接続につい
て示しています。
オペレーティング
システム(
10BASE-T/100BASE-TX
ネットワーク(TCP/IP )
BRAdmin Light
ウェブブラウザー ○○
インターネット印刷 ○
ステータスモニター
OS)
印刷 ○○
※
TCP/IP プロトコルをサポートする下記の Windows
Windows® 2000 Professional 、
Windows® XP Home Edition 、
Windows® XP Professional、
Windows® XP Professional x64 Edition 、
Windows Vista
Windows Vista® x64 Edition、
Windows ® 7、
Windows ® 7 x64 Edition、
Windows Server® 2003 、
Windows Server® 2003 x64 Editions 、
Windows Server® 2008 、
Windows Server® 2008 x64 Edition 、
Windows Server® 2008 R2
®
、
○○
○○
○○
®
Mac OS X 10.4
以降
※ 詳しい情報は、『取扱説明書』を参照してください。
1-2
ネットワークで使う前に
Page 11
ネットワークの概要●
特長と機能
ネットワーク印刷
本機は、TCP/IP プロトコルをサポートしている Windows
2008/2008 R2
(Mac OS X 10.4 以降)の印刷サービスを提供しています。
、および Windows Vista ®と、TCP/IP プロトコルをサポートしている Macintosh
管理ユーティリティ
● BRAdmin Light
BRAdmin Light は、ネットワークに接続されている初期設定用ユーティリティです。ネットワーク
上の検索やステータス表示、
BRAdmin Light は、Windows ® 2000/XP/7、 Windows Vista
、Mac OS X 10.4 以降のパソコンで利用できます。
R2
Windows
Light
®
をご使用の場合は、本機に付属の『クイックセットアップガイド』を参照し、BRAdmin
をインストールしてください。
Macintosh をご使用の場合は、プリンタードライバーをインストールすると、自動的に BRAdmin
もインストールされます。すでにプリンタードライバーをインストールしている場合は、再
Light
度インストールする必要はありません。
IP アドレスなどのネットワークの基本設定ができます。
®
2000/XP/7、 Windows Server® 2003/
®
、Windows Server
®
2003/2008/2008
● ウェブブラウザー
HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)を使用してネットワークに接続されているプリンター
の管理ができます。パソコンにインストールされている標準ウェブブラウザーを使用して、ネット
ワーク上のプリンターのステータス情報を取得し、本機およびネットワーク設定を変更できます。
詳細は、「ウェブブラウザーで管理する」 を参照してください。
1-3
ネットワークで使う前に
Page 12
ネットワーク設定作業の流れ
ネットワークの接続方法を決める
お使いの環境に合わせて本機をどのように接続
するかを決めます。
IP アドレスを決める
本機に割り当てる IP アドレスを決めます。
ネットワーク接続に必要な環境を整える
本機をネットワーク上で使用するために必要な
ものを準備します。
ネットワークの設定を行う
BRAdmin Light などを使用して、本機をネット
ワーク上で利用できるように
IP アドレスなどを
設定します。
パソコンにプリンタードライバーをインストールし、ポートを追加する
『クイックセットアップガイド』の手順に従ってドライバーのインストールを進めると、自動的に
ネットワークの設定が完了します。
手動でインストールする場合は、以下の手順でネットワークを設定します。
1-4
ネットワークで使う前に
Page 13
ネットワークの接続方法を決める
Windows
®
Windows
®
Windows
®
టൡ
ʵ˂ʉ˂
TCP/IP TCP/IP
本機を各パソコンからネットワーク上で共有する場合、各パソコンから直接プリンターと通信する
「ピアツーピア接続」と、共有パソコンを経由して通信する「ネットワーク共有」があります。
本書ではピアツーピア接続の設定方法について記載しています。
ネットワーク共有の設定方法については、オペレーティングシステム(
ンターに関する説明やヘルプを参照してください。
ピアツーピア接続
ピアツーピア接続では、各パソコンが本機(ネットワークプリンター)と直接データを送受信しま
す。ファイルの送受信を操作するサーバーやプリントサーバーなどは必要ありません。
各パソコンにプリンターポートの設定が必要です。
OS)の共有プリ
• パソコン 2、3 台程度の小規模なネットワーク環境では、ネットワーク共有印刷よりも簡単に設
定できるピアツーピア印刷をお勧めします。ネットワーク共有印刷については、 を参照
してください。
• どのパソコンも、 TCP/IP プロトコルを使用している必要があります。
• ネットワークプリンターに適した IP アドレスを設定する必要があります。
• ルーターを使用している場合は、パソコンと本機にゲートウェイアドレスを設定する必要があり
ます。
1-5
ネットワークで使う前に
Page 14
ネットワークの接続方法を決める●
Windows
®
TCP/IPɑȲɂ
USBǾʛʳʶʵ
Windows
®
Windows
®
Windows
®
టൡ
ɿ˂ʚ˂ɑȲɂ
ʡʴʽʒɿ˂ʚ˂
ネットワーク共有
ネットワーク共有では、各パソコンが本機(ネットワークプリンター)とデータを送受信するため
に、サーバーまたはプリントサーバーを経由する必要があります。
ネットワークプリンターに直接接続されているパソコンにだけプリンターポートを設定し、そのパ
ソコンを経由して他のパソコンもネットワークプリンターを共有します。ただし、ネットワークプ
リンターに接続されているパソコンの電源が入っていないと、他のパソコンはネットワークプリン
ターを使用できません。
• 大規模なネットワーク環境では、ネットワーク共有印刷環境をお勧めします。
• サーバーまたはプリントサーバーは、 TCP/IP 印刷プロトコルを使用してください。
• サーバーまたはプリントサーバーには、本機の IP アドレスを設定する必要があります。
• ネットワークプリンターとサーバーを、 USB またはパラレルインターフェイスを経由して接続
することもできます。
ネットワーク共有の方法についてはWindows ®の共有プリンターに関する説明やヘルプを
参照してください。
1-6
ネットワークで使う前に
Page 15
IP アドレスを決める
TCP/IP を利用して印刷するには、本機に IP アドレスを割り当てる必要
があります
使用するパソコンと同じネットワーク上に本機が接続されている場合は、IP アドレスとサブネット
マスクを設定します。パソコンと本機の間にルーターが接続されている場合は、さらに「ゲート
ウェイ」のアドレスも設定します。
ゲートウェイの設定
ルーターはネットワークとネットワークを中継する装置です。異なるネットワーク間の中
継地点で送信されるデータを正しく目的の場所に届ける働きをしています。このルーター
が持つ
はネットワーク管理者に問い合わせるか、ルーターの取扱説明書をご覧ください。
IP アドレスは以下の方法で割り当てます。
● IP アドレス配布サーバーを利用している場合
本機は各種の IP アドレス自動設定機能に対応しています。DHCP 、BOOTP 、RARP などの IP ア
ドレス配布サーバーを利用している場合は、本機が起動すると自動的に
れるとともに、
れます。
IP アドレスをゲートウェイのアドレスとして設定します。ルーターの IP アドレス
IP アドレスが割り当てら
RFC1001 および 1002 対応ダイナミックネームサービスによって、名称が登録さ
● IP アドレス配布サーバーを利用していない場合
DHCP、BOOTP、RARP などの IP アドレス配布サーバーを利用していない場合は、APIPA(AutoIP)
機能により、本機が自動的に
ワーク環境の
Light
を使用して、本機の IP アドレスを設定してください。
IP アドレスの設定規則に適さない場合は、本機の操作パネルを使用するか BRAdmin
お買い上げ時の IP アドレス
IP アドレス配布サーバーを利用していない場合、お買い上げ時の設定は以下のとおりで
す。
IP アドレス: 169.254.xxx.xxx( APIPA 機能による自動割当)
・
現在の
リンター設定一覧を印刷する」
IP アドレスを調べるときは、「プリンター設定一覧」を印刷します。詳しくは、「プ
IP アドレスを割り当てることができます。ただし、お使いのネット
を参照してください。
1-7
ネットワークで使う前に
Page 16
IP アドレスを決める●
192.168. 1.2 IP アドレス
255.255.255.0 サブネットマスク
192.168. 1. 2
ネットワークアドレス部
ホストアドレス部
IP アドレスとは
IP アドレスは、接続しているパソコンの住所にあたるものです。 TCP/IP ネットワークに接続する
パソコンなどの機器
IP アドレスは、0 ~ 255 までの数字を「.( ピリオド )」で区切って「192.168.1.2」のように表現します。
ローカルネットワークでは、
と「ホストアドレス部」に分割されています。サブネットマスクを設定することにより、ホストア
ドレス部だけでそのネットワーク全体を管理できます。
トで管理してください。
と設定されている場合、
( ノード ) には、必ず IP アドレスを割り当てる必要があります。
IP アドレスはサブネットマスクによって「ネットワークアドレス部」
IP アドレスとサブネットマスクは常にセッ
という意味を持っています。このうち利用可能なホストアドレス部の値は、予約された
を除いた 1 ~ 254 の範囲で、「192.168.1.2 」は、
の中のひとつのアドレスであることがわかります。このネットワークに本機を追加する場合は、ホ
ストアドレス部に重複しないよう変更した値を割り当ててください。
予約されているアドレス
上記の例では、「
ストアドレスとなり、割り当てることはできません。
192.168.1.0」 がネットワークアドレス、「192.168.1.255」 がブロードキャ
"0" と "255"
1-8
ネットワークで使う前に
Page 17
IP アドレスを決める●
టൡ
192.168.1.2
ʛʇɽʽ 1
192.168.1.11
ʛʇɽʽ 2
192.168.1.12
ʛʇɽʽ 3
192.168.1.13
ʙʠ
ʵ˂ʉ˂
192.168.1.1
IP アドレスの決め方
本機を同じネットワーク上に接続するためには、現在使用しているルーターなどの初期値に合わせ
ると簡単に設定、管理できます。
ルーターの
LAN 側 IP アドレスが「 192.168.1.1」、サブネットマスクが「255.255.255.0」である
場合、接続する本機やパソコンのネットワークアドレス部は同じ値を設定し、ホストアドレス部に
はそれぞれ異なる値を割り当てます。ここでは「
に、接続する機器の
IP アドレスを設定してください。
例)
機器名(ノード) IP アドレス サブネットマスク
ルーター
本機
パソコン
パソコン
パソコン
1 192.168.1.11 255.255.255.0
2 192.168.1.12 255.255.255.0
3 192.168.1.13 255.255.255.0
192.168.1. 1 255.255.255.0
192.168.1. 2 255.255.255.0
IP アドレスを手動で設定する場合は、以下のように設定します。
2 ~ 254」の範囲で設定します。以下の例を参考
ネットワーク管理者がいるときは
ネットワークを管理している担当者に使用できる
IP アドレスなどを問い合わせてくださ
い。数値を適当に設定すると、ネットワーク接続ができないなどのトラブルの原因になり
ます。
ネットワーク内にルーターがあるときは
ルーターにも
ンに設定しないでください。ルーターの
か、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
IP アドレスが割り当てられています。その IP アドレスを本機またはパソコ
IP アドレスはルーターの取扱説明書を確認する
ネットワークで使う前に
1-9
Page 18
ネットワーク接続に必要な環境を整える
టൡ ʛʇɽʽ1 ʛʇɽʽ2 ʛʇɽʽ3
ʙʠ
ʗʍʒʹ˂ɹɻ˂ʠʵ
ʵ˂ʉ˂
本機をネットワーク上で使用するために、あらかじめ準備したり調べておくものについて説明しま
す。
準備するもの
● ネットワークケーブル
ケーブルの長さは、機器間の距離に多少の余裕を持って購入してください。
ただし、ケーブル長は
● ハブ
ハブに接続できる機器の数はハブのポート数によって決まります。
お使いの環境から、何台の機器を接続するかを検討して購入してください。
● ルーター
10BASE-T/100BASE-TX ともに最大 100m です。
1-10
ネットワークで使う前に
Page 19
第 2 章
ネットワークの設定
ネットワークプリンターの設定をする ..............2-2
概要....................................................................................2-2
操作パネルを使用する ...................................2-3
ネットワークの設定をする .................................................2-4
プリンター設定一覧を印刷する ........................................2-13
ネットワーク設定をリセットする .....................................2-14
BRAdmin Light で設定する .......................2-15
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
ウェブブラウザーで管理する ........................2-20
概要..................................................................................2-20
ウェブブラウザーで本機の設定を変更する .......................2-21
ウェブブラウザーで印刷ログ機能を設定する.................... 2-22
........2-15
Page 20
ネットワークプリンターの設定をする
概要
ネットワーク環境で本機を使用する前に、TCP/IP の設定をする必要があります。
この章では、
て説明します。
TCP/IP プロトコルを使用したネットワーク印刷をするために必要な基本手順につい
本機をネットワークに接続するには、付属の
お勧めします。『クイックセットアップガイド』の手順に従ってプリンタードライバーのインストー
ルを進めると、簡単に本機をネットワークに接続できます。
ネットワークを設定するには、次の方法があります。
●
操作パネルを使用する
本機の操作パネルを使用して、ネットワーク設定のリセット、プリンター設定一覧の印刷、TCP/IP
の設定ができます。詳細は、「操作パネルを使用する」 を参照してください。
●
BRAdmin Light
BRAdmin Light は、ネットワークに接続されている初期設定用ユーティリティです。ネットワーク
上の検索やステータス表示、
BRAdmin Light で設定する」 を参照してください。
「
を使用する
IP アドレスなどのネットワークの基本設定ができます。詳細は、
CD-ROM 内の自動インストーラーを使用することを
● ウェブブラウザーを使用する
HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)を使用してネットワークに接続されているプリンター
の管理ができます。パソコンにインストールされている標準ウェブブラウザーを使用して、ネット
ワーク上のプリンターのステータス情報を取得し、本機およびネットワーク設定を変更できます。
詳細は、「ウェブブラウザーで管理する」 を参照してください。
● その他の設定方法を使用する
他の方法を用いて、本機を設定できます。詳細は、「ユーティリティ以外から IP アドレスを設定す
る」 を参照してください。
2-2
ネットワークプリンターの設定をする
Page 21
操作パネルを使用する
● ボタンとランプ、液晶ディスプレイ
7 つのボタンと 1 つのランプ、および液晶
ディスプレイで構成されています。
①データランプ
②液晶ディスプレイ
③+ボタン
④戻るボタン
⑤-ボタン
⑥セットボタン
⑦セキュリティープリントボタン
⑧ Go ボタン
⑨プリント中止ボタン
● 操作パネルからできる項目
本機の操作パネルを使って、以下の操作ができます。
操作内容 参照ページ
IP
取得方法
IP アドレス
サブネットマスク
ネットワーク
プリンター設定一覧の印刷
ネットワーク設定リセット
お買い上げ時の設定や選択項目を確認する場合は、「お買い上げ時のネットワーク設定」
TCP/IP
イーサネット
を参照してください。
ゲートウェイ
IP 設定リトライ
APIPA
IPv6
2-3
操作パネルを使用する
Page 22
ネットワークの設定をする
操作パネルの液晶ディスプレイは、各設定項目を表示したり、 、 などで選択した設定値を表示し
1 行 16 文字で表示されます。
ます。
操作パネルを使用すれば、[ネットワーク]モードの設定メニューを通じてネットワーク設定をす
ることができます。
[インサツデキマス]と表示されているときに、 、 、 、 のどれかを押し、 または で
[ネットワーク]モードを選択してください。
TCP/IP の設定
TCP/IP を使用して印刷するには、本機に IP アドレスを設定します。
パソコンと同じネットワーク上に本機が接続されている場合は、
設定します。ルーターの先に本機が接続されている場合は、ルーターのアドレス(ゲートウェイ)
も設定します。
本機のお買い上げ時の設定は、以下のとおりです。
•IPアドレス:169.254.xxx.xxx(「APIPA」機能による自動割当)
IP アドレスとサブネットマスクを
パソコンを使用する場合は、ウェブブラウザーや BRAdmin Light を使用して、[IP の設定
方法]または[
本機の操作パネルを使用する場合は、「
IP 取得方法]を[STATIC(固定)]に設定します。
IP 取得方法」 を参照してください。
TCP/IP のメニューは 7 つの項目で構成されています。
•IP取得方法
•IP
アドレス
•
サブネットマスク
•
ゲートウェイアドレス
•IP
設定リトライ
•APIPA
•IPv6
操作パネル以外で TCP/IP を設定する方法
• BRAdmin Light を使用する場合は、「ネットワークプリンターを設定する」 を参
照してください。
• ウェブブラウザーを使用する場合は、「ウェブブラウザーで本機の設定を変更する」
を参照してください。
• その他 TCP/IPを設定する方法は「IP アドレスの設定方法」 を参照してください。
2-4
操作パネルを使用する
Page 23
IP 取得方法
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
IP の取得方法を設定します。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
または を押して[TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
します。
ネットワークの設定をする●
または を押して[IP シュトク ホウホウ]を選択し、 を
押します。
お買い上げ時は[AUTO ]になっています。
または を押して[AUTO ]、[STATIC]、[RARP ]、
[BOOTP ]、[DHCP ]を選択し、 を押します。
IP の取得方法の設定が確定されます。
● IP の取得方法について
AUTO
STATIC
このモードでは、まずネットワーク上の DHCP サーバーを検索し、DHCP サーバーが
ある場合は、その
DHCP サーバーがない場合は、 BOOTP サーバーを検索します。 BOOTP サーバーが
あり正しく構成された場合は、その
てられます。
BOOTP サーバーがない場合は、RARP サーバーを検索します。利用可能な RARP サー
バーもない場合は、
細は「
APIPA を使用して自動的に設定する」 を参照してください。
このモードでは、必ず手動で本機の IP アドレスを設定します。設定した IP アドレス
に固定されます。
DHCPサーバーから本機に自動的に IPアドレスが割り当てられます。
BOOTP サーバーから本機に IP アドレスが割り当
APIPA 機能を使用して本機に IP アドレスが割り当てられます。詳
RARP
BOOTP
®
UNIX
ホストコンピューターで Reverse ARP ( RARP)機能を使用し、本機の IP ア
ドレスを設定できます。詳細は「
参照してください。
BOOTP はサブネットマスクとゲートウェイの構成を許可する利点を持つ、 RARP へ
の代替方法です。
BOOTP の詳細は「BOOTP を使用する」 を参照してください。
RARP を使用して IP アドレスを設定する」 を
2-5
操作パネルを使用する
Page 24
ネットワークの設定をする●
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
▼
IP
アドレス
=
169.254.000.000
▼
192 .254.000.000
199 .254.000.000
DHCP
動的ホスト構成プロトコル(DHCP )は、IP アドレス自動割り当て機能の 1 つです。
ネットワーク(
2008/2008 R2
自動的に
ような
IP アドレスが割り当てられます。また、 RFC1001 と 1002 の対応するどの
dynamic name services にも名前を登録できます。
Windows® 2000/XP/7、 Windows Vista
)上に DHCP サーバーがある場合は、その DHCP サーバーから本機に
®
、Windows Server
®
IP アドレス
本機の現在の IP アドレスが表示されます。お買い上げ時は APIPA により自動的に割り当てられま
IP アドレスを変更する場合は、[IP シュトクホウホウ](IP 取得方法)を[STATIC]に指定し
す。
てください。また、
自動的に[
STATIC]以外の[IP シュトクホウホウ](IP 取得方法)が選択されている場合は、DHCP または
[
BOOTP のプロトコルを使用して IP アドレスを自動的に取得します。
STATIC]になります。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
IP アドレスを手動で変更した場合は、[IP シュトクホウホウ](IP 取得方法)は
2003/
す。
または を押して[TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
します。
または を押して[IP アドレス = ]を選択し、 を押しま
す。
お買い上げ時は[169.254.xxx.xxx ](xxx は自動付与)または
000.000.000.000](ケーブル未接続の場合)になっています。
[
または を押して 1 桁ずつ IP アドレスを変更し、 を押
します。
次のブロック(右)にカーソルが移動します。
同様の手順で
を押すと、
2 桁目以降の IP アドレスを変更します。
1 つ前のブロックにカーソルが移動します。
IP アドレスの変更が完了したら、 を押します。
IP アドレスの設定が確定されます。
2-6
操作パネルを使用する
Page 25
ネットワークの設定をする●
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
▼
サブネット マスク
=
255.255.000.000
▼
255 .255.000.000
255 .255.000.000
サブネットマスク
本機が使用する現在のサブネットマスクを表示します。DHCP または BOOTP、APIPA を使用して
いない場合、サブネットマスクを手動で入力してください。設定するサブネットマスクについては
ネットワーク管理者にお問い合わせください。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
または を押して[
TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
します。
または を押して[サブネットマスク = ]を選択し、 を
押します。
お買い上げ時は[255.255.000.000 ]または[000.000.000.000 ](ケーブ
ル未接続の場合)になっています。
または を押して 1 桁ずつサブネットマスクを変更し、
を押します。
次のブロック(右)にカーソルが移動します。
同様の手順で
を押すと、
2 桁目以降のサブネットマスクを変更します。
1 つ前のブロックにカーソルが移動します。
サブネットマスクの変更が完了したら、 を押します。
サブネットマスクの設定が確定されます。
2-7
操作パネルを使用する
Page 26
ネットワークの設定をする●
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
▼
ゲートウェイ
=
000.000.000.000
▼
000 .000.000.000
192 .000.000.000
ゲートウェイ
本機の現在のゲートウェイアドレス(ルーター)のアドレスを表示します。DHCP や BOOTP を使
用していない場合はアドレスを手動で指定します。ゲートウェイやルーターを使用しない場合は初
(000.000.000.000) にしてください。アドレスが不明な場合はネットワーク管理者へお問い合
期値
わせください。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
または を押して[TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
します。
または を押して[ゲートウェイ = ]を選択し、 を押し
ます。
お買い上げ時は[000.000.000.000 ]になっています。
または を押して 1 桁ずつゲートウェイを変更し、 を押
します。
次のブロック(右)にカーソルが移動します。
同様の手順で
を押すと、
2 桁目以降のゲートウェイを変更します。
1 つ前のブロックにカーソルが移動します。
ゲートウェイの変更が完了したら、 を押します。
ゲートウェイの設定が確定されます。
2-8
操作パネルを使用する
Page 27
IP 設定リトライ
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
自動で IP アドレスを取得できなかった場合のリトライ回数を設定します。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
または を押して[TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
します。
ネットワークの設定をする●
または を押して[IP セッテイリトライ]を選択し、 を
押します。
お買い上げ時は[3 ]になっています。
または を押してリトライ回数を変更し、 を押します。
リトライ回数の設定が確定されます。
2-9
操作パネルを使用する
Page 28
ネットワークの設定をする●
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
APIPA
DHCP、BOOTP、RARP などの IP アドレス配布サーバーを利用していない場合に、APIPA(AutoIP)
機能によって本機に
169.254.1.0 ~ 169.254.254.255 の範囲で割り当てられます。割り当てられた IP アドレスがお使い
のネットワーク環境の
Light
から IP アドレスを変更してください。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
IP アドレスを自動的に割り当てることができます。このとき、 IP アドレスは
IP アドレスの設定規則に適さない場合は、操作パネル や BRAdmin
または を押して[TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
します。
または を押して[APIPA]を選択し、 を押します。
お買い上げ時は[ON ]になっています。
または を押して[ON ]または[OFF ]を選択し、 を
押します。
APIPA の設定が確定されます。
IP アドレスの自動設定機能( APIPA)
•APIPAプロトコルを使用していると、169.254.1.0 ~ 169.254.254.255 の範囲で自動
IP アドレスが割り当てられます。
的に
サブネットマスク:
ゲートウェイ:0.0.0.0
•APIPA
ない場合があります。そのような場合は、使用しているネットワークに合わせて手動で
IP アドレスを設定します。
• お買い上げ時は、 APIPA プロトコルは使用可能に設定されています。
による割り当ては、使用しているネットワークでの IP アドレス設定規則に適さ
255.255.0.0
2-10
操作パネルを使用する
Page 29
IPv6
▼
TCP/IP
セッテイ
IP
シュトク ホウホウ
本機は次世代インターネットプロトコル IPv6 に対応しています。
以下は
設定メニューが表示されます。
す。
IPv6 を有効にする手順です。
、 、 、 のどれかを押します。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
または を押して[TCP/IP セッテイ]を選択し、 を押
ネットワークの設定をする●
します。
または を押して[IPV6]を選択し、 を押します。
お買い上げ時は[OFF ]になっています。
または を押して[ON ]または[OFF ]を選択し、 を
押します。
IPv6 の設定が確定されます。
設定を変更した場合は、本機の電源を入れ直した後に設定が有効になります。
2-11
操作パネルを使用する
Page 30
イーサネット
イーサネットの転送速度を設定します。
この設定に対する変更を有効にするためには、本機の電源を入れ直す必要があります。
誤った設定をすると、本機にアクセスできなくなることがあります。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
ネットワークの設定をする●
または を押して[イーサネット]を選択し、 を押しま
す。
または を押して[AUTO ]、[100B-FD ]、[100B-HD ]、
10B-FD]、[10B-HD]から選択し、 を押します。
[
お買い上げ時は[AUTO ]になっています。
イーサネットの設定が確定されます。
● Ethernet リンクモードについて
AUTO: 100Base-TX(全二重 / 半二重)、10Base-T(全二重 / 半二重)モードを自動接続に
より選択します。
100B-FD/100B-HD/10B-FD/10B-HD:
それぞれのリンクモードに固定されます。
設定を変更した場合は、本機の電源を入れ直した後に設定が有効になります。
2-12
操作パネルを使用する
Page 31
プリンター設定一覧を印刷する
本機の設定値を一覧で表示した「プリンター設定一覧」を印刷します。
ノード名
プリンター設定一覧にはノード名が印刷されます。お買い上げ時のノード名は、
BRNxxxxxxxxxxxx」です。(「xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレ
「
ス)の
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
[インフォメーション]が表示されていることを確認して、
を押します。
[セッテイリストインサツ]が表示されていることを確認し
12 桁です。)
て、 を押します。
設定メニューと設定値のリストが印刷されます。
「プリンター設定一覧」の IP アドレスが「0.0.0.0 」になっているときは、約 1 分待ってか
ら操作をやり直してください。
2-13
操作パネルを使用する
Page 32
ネットワーク設定をリセットする
▼
ネットワーク リセット
プリンタ リスタート ?
IP アドレス情報など、すでに設定しているネットワークのすべての情報をリセットします。
ネットワーク設定をお買い上げ時の設定にリセットする他の方法
• BRAdmin Light を使用できます。
• ウェブブラウザーを使用する場合は、「ウェブブラウザーで管理する」 を参照し
てください。
、 、 、 のどれかを押します。
設定メニューが表示されます。
または を押して[ネットワーク]を選択し、 を押しま
す。
または を押して[ネットワーク リセット]を選択し、
を押します。
再度 を押します。
設定メニューを終了します。
本機は自動的に再起動します。
2-14
操作パネルを使用する
Page 33
BRAdmin Light
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
BRAdmin Light は、ネットワークプリンターを管理するソフトウエアです。ネットワーク上のプリ
ンターの検索やステータス表示、
BRAdmin Light は、Windows ® 2000/XP/7、 Windows Vista
R2
、Mac OS X 10.4 以降のパソコンで利用できます。
Windows
Light
Macintosh をご使用の場合は、プリンタードライバーをインストールすると、自動的に BRAdmin
Light
度インストールする必要はありません。
®
をご使用の場合は、本機に付属の『クイックセットアップガイド』を参照し、BRAdmin
をインストールしてください。
もインストールされます。すでにプリンタードライバーをインストールしている場合は、再
IP アドレスなどのネットワークの基本設定ができます。
で設定する
®
、Windows Server
®
2003/2008/2008
ネットワークプリンターを設定する
TCP/IP を利用して印刷するには、本機に IP アドレスを割り当てる必要があります。
使用するパソコンと同じネットワーク上に本機が接続されている場合は、IP アドレスとサブネット
マスクを設定します。パソコンと本機の間にルーターが接続されている場合は、さらに「ゲート
ウェイ」のアドレスも設定します。
ゲートウェイの設定
ルーターはネットワークとネットワークを中継する装置です。異なるネットワーク間の中
継地点で送信されるデータを正しく目的の場所に届ける働きをしています。このルーター
が持つ
はネットワーク管理者に問い合わせるか、ルーターの取扱説明書を参照してください。
アドレスは以下の方法で割り当てます。
IP
•IPアドレス配布サーバーを利用している場合
本機は各種の
アドレス配布サーバーを利用している場合は、本機が起動したときに自動的に IP アドレスが
割り当てられます。
•IPアドレス配布サーバーを利用していない場合
DHCP、 BOOTP、 RARP などの IP アドレス配布サーバーを利用していない場合は、 APIPA
(AutoIP )機能により、本機が自動的に IP アドレスを割り当てることができます。ただし、お
使いのネットワーク環境の
して本機の
お買い上げ時の IP アドレス
IP アドレス配布サーバーを利用していない場合、お買い上げ時の設定は以下のとおりで
す。
現在の設定値を調べるときは、「プリンター設定一覧」を印刷します。詳しくは、「プリン
ター設定一覧を印刷する」 を参照してください。
IP アドレスをゲートウェイのアドレスとして設定します。ルーターの IP アドレス
IP アドレス自動設定機能に対応しています。DHCP、BOOTP、RARP などの IP
IP アドレスの設定規則に適さない場合は、 BRAdmin Light を使用
IP アドレスを設定してください。
•IPアドレス: 169.254.xxx.xxx( APIPA 機能による自動割当)
2-15
BRAdmin Light で設定する
Page 34
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
●
• Windows® XP で、「インターネット接続ファイアウォール(Windows
ル)」を有効にしている場合は、
利用できません。利用する場合は、一時的にファイアウォール機能を無効に設定してく
Windows® XP Service Pack 2 以降をお使いのお客様は、 BRAdmin Light の
Windows
Windows
®
ファイアウォール機能を無効にする必要はありません。)
Windows
ださい。(
インストール時に、
すれば、
詳しい設定方法については「
してください。
• アンチウイルスソフトのファイアウォール機能が設定されている場合、BRAdmin Light
の「稼働中のデバイスの検索」機能が利用できないことがあります。利用する場合は、
一時的にファイアウォール機能を無効にしてください。
ノード名
お買い上げ時のノード名は、「
レス(イーサネットアドレス)の
®
の場合
[スタート]メニューから[すべ
てのプログラム(プログラム)]
>[FujiXerox ]>
[BRAdmin Light ]>
[BRAdmin Light ]の順にク
リックして、BRAdmin Light
を起動します。
®
ファイアウォー
BRAdmin Light の「稼動中のデバイスの検索」機能が
®
ファイアウォールの例外として BRAdmin Light を追加
Windows® XP Service Pack2 以降の場合」 を参照
BRNxxxxxxxxxxxx」です。(「xxxxxxxxxxxx」は MAC アド
12 桁です。)
自動的に新しいデバイスの検索が開始さ
れます。
新しいデバイスをダブルクリック
します。
•IPアドレスがすでに設定されている場合や IP アドレスの自動設定機能により IP アドレ
スが割り当て済みの場合には、ウィンドウの右側に本機の
• 本機のお買い上げ時のパスワードは“ access”に設定されています。
• 新しいデバイスが表示されない場合は、[検索]をクリックしてください。
IP アドレスが表示されます。
2-16
BRAdmin Light で設定する
Page 35
[IP 取得方法]から[STATIC]を
選びます。[IP アドレス][サ ブ
ネットマスク][ゲートウェイ]を
入力し、[OK ]をクリックします。
アドレス情報が本機に保存されます。
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
●
Macintosh の場合
バージョン 1.4.1_07 以降の Java がインストールされている必要があります。
デスクトップの[Macintosh
HD
]アイコンをダブルクリック
します。
[ライブラリ]、[
[
FujiXerox]、[Utilities]の順
に選択します。
Printers]、
[BRAdmin Light.jar ]をダブル
クリックして、BRAdmin Light
を起動します。
2-17
BRAdmin Light で設定する
Page 36
新しいデバイスをダブルクリック
します。
•IPアドレスがすでに設定されている場合や IP アドレスの自動設定機能により IP アドレ
スが割り当て済みの場合には、ウィンドウの右側に本機の
• 本機のお買い上げ時のパスワードは“ access”に設定されています。
• 新しいデバイスが表示されない場合は、[検索]をクリックしてください。
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
IP アドレスが表示されます。
●
[IP 取得方法]から[STATIC]を
選びます。[IP アドレス][サ ブ
ネットマスク][ゲートウェイ]を
入力し、[OK ]をクリックします。
アドレス情報が本機に保存されます。
2-18
BRAdmin Light で設定する
Page 37
IP
アドレス、 サブネットマスク、ゲートウェイを設定する
本機の設定を変更する
BRAdmin Light を起動します。
● Windows
[スタート]メニューから[すべてのプログラム(プログラム)]>[
Light
Mac OS X 10.4 以降の場合
●
デスクトップ上の[
>[
設定を変更する本機を選択します。
[コントロール]メニューから[ネットワーク設定]をクリックします。
®
2000/XP/7、 Windows Server® 2003/2008/2008 R2、 Windows Vista
FujiXerox]>[ BRAdmin
]>[BRAdmin Light ]の順にクリックします。
Macintosh HD](起動ディスク)から[ライブラリ(Library)]>[ Printers]
FujiXerox]>[ Utilities]の順に開き、[BRAdmin Light.jar]をダブルクリックします。
®
の場合
●
パスワードを入力し、[OK ]をクリックします。
お買い上げ時のパスワードは“access ”に設定されています。
必要に応じて、本機の設定を変更します。
2-19
BRAdmin Light で設定する
Page 38
概要
ウェブブラウザーで管理する
HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)を使用してネットワークに接続されているプリンター
の管理ができます。パソコンにインストールされている標準ウェブブラウザーを使用して、ネット
ワーク上のプリンターのステータス情報を取得し、本機およびネットワーク設定を変更できます。
• Windows
Macintosh の場合は Safari 1.3 以降をお勧めします。
• どのウェブブラウザーの場合も、JavaScript およびクッキーを有効にして使用してくだ
さい。
• 上記以外のウェブブラウザーを使用する場合は、HTTP1.0 と HTTP1.1 に互換性がある
かを確認してください。
• ウェブブラウザーを使用するには、本機の IP アドレスが設定されていることが必要で
す。
• 本機のお買い上げ時のユーザー名は“admin”で、パスワードは“access”に設定され
ています。
ウェブブラウザーを使用して、以下のことができます。
• 本機のステータス、設定、メンテナンスに関する詳細情報の取得
• 本機とプリントサーバーのソフトウエアバージョン情報の取得
• 本機の設定変更
• ネットワークの設定変更
• テストページ、プリンター設定一覧、 LAN 設定内容リストの印刷
• プリンター設定リセット
• ネットワーク設定リセット
• 印刷ログの取得
®
の場合は Microsoft
®
Internet Explorer® 6.0 以降または Firefox 1.0 以降、
● 条件
• パソコンが TCP/IP プロトコルを使用可能なこと
• パソコンがネットワークに接続されていること
• 本機とパソコンに有効な IP アドレスが設定されていること
● 設定の流れ
1. TCP/IP プロトコルによってパソコンがネットワーク接続されていることを確認します。
2. ウェブブラウザーを起動し、アドレスに本機の IP アドレスを入力します。
BRAdmin アプリケーションを使用して、本機の管理やネットワーク設定ができます。
本機は
る」 を参照してください。
SSL 通信(HTTPS)に対応しています。「ネットワークプリンターを安全に管理す
2-20
ウェブブラウザーで管理する
Page 39
ウェブブラウザーで本機の設定を変更する
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力
欄に http://ip_address/
([ip_address ]はご使用になる
プリンターの IP アドレス)を入力
します。
例)
本機の
ブラウザーに
ます。
IP アドレスが 192.168.1.2 の場合
http://192.168.1.2/を入力し
• hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、 IP
アドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、TCP/IP および
NetBIOS をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。
NetBIOS 名は、プリンター設定一覧 に表示されます。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
•Macintoshをお使いの場合は、ステータスモニター画面のプリンターアイコンをダブ
ルクリックするだけで、ウェブブラウザーから本機の管理画面に簡単にアクセスでき
ます。詳しい情報は、『取扱説明書』を参照してください。
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」です。
[ネットワーク設定]をクリックし
ます。
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[OK ]をクリックします。
お買い上げ時のユーザー名は“admin ”で、パスワードは“access ”に設定されています。
必要に応じて、本機の設定を変更します。
プロトコル設定を変更した場合は、設定を有効にするために[OK ]をクリックして本機
を再起動してください。
2-21
ウェブブラウザーで管理する
Page 40
ウェブブラウザーで印刷ログ機能を設定する
ネットワーク上の本機で印刷したデータのログ(履歴)を記録し、HTML、CSV、TXT 形式でログ
データをエクスポートできます。
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力
欄に http://ip_address/
([ip_address ]はご使用になる
プリンターの IP アドレス)を入力
します。
例)
本機の
ブラウザーに
ます。
IP アドレスが 192.168.1.2 の場合
http://192.168.1.2/を入力し
• hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、 IP
アドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、TCP/IP および
NetBIOS をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。
NetBIOS 名は、プリンター設定一覧 に表示されます。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
•Macintoshをお使いの場合は、ステータスモニター画面のプリンターアイコンをダブ
ルクリックするだけで、ウェブブラウザーから本機の管理画面に簡単にアクセスでき
ます。詳しい情報は、『取扱説明書』を参照してください。
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」です。
[管理者設定]をクリックします。
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[OK ]をクリックします。
お買い上げ時のユーザー名は“admin ”で、パスワードは“access ”に設定されています。
[ログ設定]タブをクリックし、[ジョブ印刷ログ設定]を[On ]にします。プル
ダウンメニューから[ログファイルの最大サイズ]を選択します。
2-22
ウェブブラウザーで管理する
Page 41
ウェブブラウザーで印刷ログ機能を設定する●
再度[管理者設定]をクリックし、[印刷ログを見る]を選択します。表示させた
いアイテムをチェックし、エクスポートするフォーマットの種類を選択し、[OK ]
をクリックします。
印刷していない場合は、ジョブ印刷ログは表示されません。
以下のようなジョブ印刷ログが参照できます。
例)[ユーザー名]、[日付]、[入力インターフェイス]、[印刷ページ数]にチェックを入れた場合
USB ケーブルを使用して印刷した場合
①
② パラレルインターフェイスを使用して印刷した場合
③ ネットワーク経由で印刷した場合
④ セキュリティープリントで印刷した場合
2-23
ウェブブラウザーで管理する
Page 42
第 3 章
ネットワーク印刷機能
ネットワークプリンターとして使う(
プリンタードライバーをインストールしていない場合 ........3-2
プリンタードライバーがインストールされている場合
ネットワークプリンターとして使う(
Macintosh プリンタードライバーを使う .......................... 3-12
Macintosh BR-Script 3
プリンタードライバーを使う
Windows®)......3-2
..........3-10
Macintosh)....3-12
...........................3-14
Page 43
®
ネットワークプリンターとして使う(
『クイックセットアップガイド』の手順に従ってドライバーのインストールを進めると、自動的に
ネットワークの設定が完了します。
Windows® をご使用の場合で、自動インストーラーを使用しないでネットワークを設定するとき
は、ピアツーピア接続で
さい。
TCP/IP プロトコルを使用します。その場合は、以下の手順に従ってくだ
Windows
)
プリンタードライバーをインストールしていない場合
[プリンタの追加ウィザード]で本機へのポートの追加とプリンタードライバーのインストールを
行います。
すでにパソコンへプリンタードライバーをインストールしている場合は、「プリンタードライバー
がインストールされている場合」 を参照してください。
• この章の内容を操作する前に、本機の IP アドレスを設定する必要があります。詳細に
ついては、「第
• 本機のお買い上げ時のユーザー名は“admin”で、パスワードは“access”に設定され
ています。
• 本機のドメイン名のお買い上げ時の設定は、“workgroup”です。
•“ホストコンピューターと本機が同じサブネット上にあるか”、または“ルーターが 2 つ
のデバイス間で正しくデータのやり取りができるように設定されているか”のどちらか
を確認してください。
2 章 ネットワークの設定」を参照してください。
Windows Vista
[スタート]メニューから[コントロールパネル]をクリックし、[ハードウェアと
サウンド]の[プリンタ]をクリックします。
[プリンタのインストール]をクリックします。
[プリンタの追加]が表示されます。
[ローカルプリンタを追加します]
をクリックします。
®
、
Windows Server® 2008/2008 R2
の場合
3-2
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 44
[新しいポートの作成]を選択し、
[ポートの種類]から[Standard
TCP/IP Port
]を選択します。
[次へ]をクリックします。
本機の[ホスト名または IP アドレ
ス]を入力します。
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
[ポート名]は自動的に入力されます。
192.168.1.2 の場合
例)
IP アドレスを入力すると、ポート
名には自動的に[
入力されます。
本機の IP アドレスが DHCP などで自動的に割り当てられている場合は、IP アドレスが自
動的に変更される場合があるため、ノード名で設定することをお勧めします。本機のノー
ド名は、
BRAdmin Light またはプリンター設定一覧 で確認できます。
192.168.1.2]が
[次へ]をクリックします。
入力したプリンター名または IP アドレスが間違っている場合はエラーメッセージが表示されます。
正しい内容を入力し直してください。
[ディスク使用]をクリックしま
す。
3-3
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 45
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットし、[参照]をクリッ
クします。
[ファイルの場所]から CD-ROM
ドライブを選択し、本機のプリン
タードライバーの保存フォルダー
を選択します。
X:install¥ jpn¥ PCL¥ 32
(64 ビット OS は 64 )
X は CD-ROM ドライブ)
(
[開く]をクリックします。
[OK ]をクリックします。
プリンターのリストから本機を選
択し、[次へ]をクリックします。
• パソコンがインターネットに接続されている場合は、[Windows Update]をクリック
Microsoft 社のホームページからプリンタードライバーを直接ダウンロードするこ
し、
ともできます。
•
すでにプリンタードライバーがインストールされている場合は、現在のドライバーを使
うかどうかを確認するメッセージが表示されます。
[現在のドライバーを使う(推奨)]を選択し、[次へ]をクリックします。
3-4
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 46
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
必要に応じて、[プリンタ名]を変
更します。
例) FX ネットワークプリンター
複数のプリンタードライバーがインストールされている場合は、本機を通常使うプ
リンターに設定するかどうかを選択し、[次へ]をクリックします。
•[ユーザーアカウント制御]画面が表示された場合は、[続行]をクリックします。
•[ドライバーソフトウエアの発行元を検証できません]という警告メッセージが表示さ
れた場合は、[このドライバーソフトウエアをインストールします]をクリックし、イ
ンストールを続けます。
テストページを印刷する場合は、[テストページの印刷]をクリックします。
正しく印刷されたか確認し、[閉じる]をクリックしてください。
[完了]をクリックします。
3-5
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 47
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
Windows® 2000/XP/7、Windows Server® 2003
● Windows
の順にクリックし、[プリンタの追加]をダブルクリックします。
● Windows
択し、[プリンタのインストール]をクリックします。
● Windows
を選択し、[プリンターの追加]をクリックします。
● Windows Server
FAX ]を選択し、[プリンタの追加]をダブルクリックします。
[プリンタの追加ウィザード]が表示されます。
[次へ]をクリックします。
®
2000 の場合は、[スタート]メニューから[設定]>[プリンタ]
®
XP の場合は、[スタート]メニューから[プリンタと FAX ]を選
®
7 の場合は、[スタート]メニューから[デバイスとプリンター]
®
2003 の場合は、[スタート]メニューから[プリンタと
の場合
[このコンピュータに接続されて
いるローカルプリンタ]をクリッ
クし、[プラグ アンド プレイ対応
プリンタを自動的に検出してイン
ストールする]のチェックをはず
します。
● Windows
プリンタ]をクリックし、[プラグ
ンド
出してインストールする]のチェック
をはずします。
®
2000 の場合は、[ローカル
ア
プレイ プリンターを自動的に検
[次へ]をクリックします。
3-6
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 48
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
[新しいポートの作成]をクリッ
クし、[ポートの種類]から
[Standard TCP/IP Port ]を選
びます。
[次へ]をクリックします。
[標準 TCP/IP プリンタポートの追加ウィザード]が表示されます。
[次へ]をクリックします。
本機の[プリンタ名または IP アド
レス]を入力します。
[ポート名]は自動的に入力されます。
192.168.1.2 の場合
例)
IP アドレスを入力すると、ポート
名には自動的に[
が入力されます。
本機の IP アドレスが DHCP などで自動的に割り当てられている場合は、IP アドレスが自
動的に変更される場合があるため、ノード名で設定することをお勧めします。本機のノー
ド名は、
IP_192.168.1.2]
BRAdmin Light またはプリンター設定一覧 で確認できます。
[次へ]をクリックします。
入力したプリンター名または IP アドレスが間違っている場合はエラーメッセージが表示されます。
正しい内容を入力し直してください。
3-7
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 49
[完了]をクリックします。
[標準 TCP/IP プリンタポートの追加ウィ
ザード]が終了し、[プリンタの追加ウィ
ザード]に戻ります。
[ディスク使用]をクリックしま
す。
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットし、[参照]をクリッ
クします。
[ファイルの場所]から CD-ROM
ドライブを選択し、本機のプリン
タードライバーの保存フォルダー
を選択します。
X:install¥ jpn¥ PCL¥ 32
(64 ビット OS は 64 )
X は CD-ROM ドライブ)
(
[開く]をクリックします。
[OK ]をクリックします。
3-8
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 50
プリンターのリストから本機を選
択し、[次へ]をクリックします。
• パソコンがインターネットに接続されている場合は、[Windows Update]をクリック
Microsoft 社のホームページからプリンタードライバーを直接ダウンロードするこ
し、
ともできます。
•
すでにプリンタードライバーがインストールされている場合は、現在のドライバーを使
うかどうかを確認するメッセージが表示されます。
[現在のドライバーを使う(推奨)]を選択し、[次へ]をクリックします。
プリンタードライバーをインストールしていない場合●
必要に応じて、[プリンタ名]を変
更します。
例) FX ネットワークプリンター
複数のプリンタードライバーがインストールされている場合は、本機を通常使うプ
リンターとして設定するかどうかを選択し、[次へ]をクリックします。
[プリンタ共有]の画面が表示され
た場合は、本機を共有するかどう
かを選択し、共有する場合は[共
有名]を入力して、 [次へ]をクリッ
クします。
共有した場合は、必要に応じて[場所]と[コメント]を入力して、[次へ]をクリックします。
3-9
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 51
テストページを印刷するかどうか
を選択し、[次へ]をクリックしま
す。
●[はい]を選んだ場合は、正しく印刷さ
れたか確認してください。
●[いいえ]を選んだ場合は、あとでテス
ト印刷を行い、正しく印刷されるか確
認してください。
[完了]をクリックします。
プリンタードライバーがインストールされている場合●
プリンタードライバーがインストールされている場合
以下の手順でポートの追加と本機の関連付けをします。
Windows Vista
[スタート]メニューから[コントロールパネル]をクリックし、[ハードウェアと
サウンド]の[プリンタ]をクリックします。
[FX DocuPrint P300 d ]のアイコンを右クリックし、
[プロパティ]をクリックします。
[ポート]タブをクリックし、[ポートの追加]をクリックします。
[Standard TCP/IP Port ]を選択し、[新しいポート]をクリックします。
[標準 TCP/IP プリンタポートの追加ウィザード]が表示されます。
[次へ]をクリックします。
®
、
Windows Server® 2008/2008 R2
の場合
3-10
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 52
プリンタードライバーがインストールされている場合●
本機の[ホスト名または IP アドレス]を入力します。
[ポート名]は自動的に入力されます。
192.168.1.2 の場合
例)
IP アドレスを入力すると、ポート名には自動的に[ 192.168.1.2]が入力されます。
[次へ]をクリックします。
入力したプリンター名または IP アドレスが間違っている場合はエラーメッセージが表示されます。
正しい内容を入力し直してください。
[完了]をクリックします。
[プリンタポート]ダイアログボックスおよび本機のプロパティ画面を閉じます。
Windows® 2000/XP/7、Windows Server® 2003
場合
● Windows
ニューから[プリンタと FAX ]をクリックします。
● Windows
の順にクリックします。
● Windows
をクリックします。
DocuPrint P300 d]のアイコンを右クリックし、[プロパティ]をクリックし
[
ます。
[ポート]タブをクリックし、[ポートの追加]をクリックします。
[
Standard TCP/IP Port]を選択し、[新しいポート]をクリックします。
[標準 TCP/IP プリンタポートの追加ウィザード]が表示されます。
®
XP および Windows Server® 2003 の場合は、[スタート]メ
®
2000 の場合は、[スタート]メニューから[設定]>[プリンタ]
®
7 の場合は、[スタート]メニューから[デバイスとプリンター]
の
「プリンタードライバーをインストールしていない場合」の「Windows® 2000/
XP/7
、Windows Server® 2003 の場合」の手順 7 ~ 10 を実行します。
3-11
ネットワークプリンターとして使う(Windows ®)
Page 53
ネットワークプリンターとして使う(
Macintosh
Macintosh プリンタードライバーを使う
簡易ネットワーク設定機能を使用すると、ネットワーク上に接続されているプリンターを簡単に使
用できるようになります。
簡易ネットワーク設定機能を使う前に、プリンタードライバーをインストールする必要がありま
す。『クイックセットアップガイド』の手順に従ってドライバーのインストールを進めてください。
自動的にネットワークの設定が完了します。
る必要はありません。
Mac OS X 10.4.x の場合
本機の電源スイッチを ON にします。
[移動]メニューから[アプリケーション]を選択します。
[ユーティリティ]をクリックします。
IP アドレスや本機のネットワーク構成を手動で設定す
)
[プリンタ設定ユーティリティ]をダブルクリックします。
[追加]をクリックします。
本機を選択し、[追加]をクリックします。
本機が利用できるようになります。
3-12
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )
Page 54
Mac OS X 10.5.x 以降の場合
本機の電源スイッチを ON にします。
[アップル]メニューの[システム環境設定]を選択します。
[プリントとファクス]をクリックします。
[+]をクリックします。
Macintosh プリンタードライバーを使う●
本機を選択し、[追加]をクリック
します。
本機が利用できるようになります。
3-13
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )
Page 55
Macintosh BR-Script 3
BR-Script 3( PostScript3 互換)ドライバーを使用する場合は、次の手順でプリンタードライバー
を選択します。
Macintosh プリンタードライバー(推奨)を使用する場合は、『クイックセットアップガイド』を
参照してください。
プリンタードライバーを使う
Mac OS X 10.4.x の場合
本機の電源スイッチを ON にします。
[移動]メニューから[アプリケーション]を選択します。
[ユーティリティ]をクリックします。
[プリンタ設定ユーティリティ]をダブルクリックします。
[追加]をクリックします。
[
IP プリンタ]をクリックします。
3-14
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )
Page 56
[アドレス]ボックスに IP アドレ
スを入力します。
• 本機の IP アドレスは、「プリンター設定一覧」で確認できます。詳細は「プリンター設
定一覧を印刷する」 を参照してください。
• キューを指定するときには、「BRNxxxxxxxxxxxx_AT」を使用してください。
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
Macintosh BR-Script 3 プリンタードライバーを使う●
[使用するドライバ]から
[FujiXerox ]と機種名を選択しま
す。
例)FujiXerox DocuPrint P300 d
[追加]をクリックします。
プリンター一覧から利用できるようになります。
[インストール可能なオプション]の画面が表示されたら、[続ける]をクリックし
ます。
3-15
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )
Page 57
Macintosh BR-Script 3 プリンタードライバーを使う●
Mac OS X 10.5.x 以降の場合
本機の電源スイッチを ON にします。
[アップル]メニューの[システム環境設定]を選択します。
[プリントとファクス]をクリックします。
[+]をクリックします。
[IP ]をクリックします。
[プロトコル]から[LPD (Line Printer Daemon )]を選択します。
3-16
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )
Page 58
[アドレス]ボックスに IP アドレ
スとキューを入力します。
キューを指定するときには、「BRNxxxxxxxxxxxx_AT 」使用してください。
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
Macintosh BR-Script 3 プリンタードライバーを使う●
[ドライバ]から機種名を選択しま
す。
例)FX DocuPrint P300 d BR-Script3
[追加]をクリックします。
プリンター一覧から利用できるようになります。
[インストール可能なオプション]の画面が表示されたら、[続ける]をクリックし
ます。
3-17
ネットワークプリンターとして使う(Macintosh )
Page 59
第 4 章
インターネット印刷機能
インターネット印刷機能を設定する .................4-2
概要....................................................................................4-2
Windows Vista®、Windows Server® 2008/2008 R2
Windows® 2000/XP/7
別の URL を指定する ....................................................... 4-10
、
Windows Server® 2003
の場合
の場合
..................... 4-2
........................... 4-6
Page 60
インターネット印刷機能を設定する
概要
Windows
することができます。
Windows
®
が標準サポートしている TCP/IP と IPP プロトコルを使用して、インターネット印刷を
®
のインターネット印刷機能を使用するには、次の手順を実行します。
• この章の内容を操作する前に、本機の IP アドレスを設定する必要があります。詳細に
ついては、「第
•“ホストコンピューターと本機が同じサブネット上にあるか”または“ルーターが 2 つ
のデバイス間でデータを渡すように正しく設定されているか”のどちらかを検証してく
ださい。
• お買い上げ時のユーザー名は“admin”で、パスワードは“access”に設定されています。
• 本機は IPPS に対応しています。「IPPS を使って文書を安全に印刷する」 を参照
してください。
®
Windows Vista
[スタート]メニューから[コントロールパネル]をクリックし、[ハードウェアと
サウンド]の[プリンタ]をクリックします。
、
Windows Server
2 章 ネットワークの設定」を参照してください。
®
2008/2008 R2
の場合
[プリンタのインストール]をクリックします。
[プリンタの追加]ウィザードが表示されます。
[ネットワーク、ワイヤレスまたは
Bluetooth プリンタを追加しま
す]をクリックします。
4-2
インターネット印刷機能を設定する
Page 61
[探しているプリンタはこの一覧
にはありません]をクリックしま
す。
[共有プリンタを名前で選択する]
をクリックし、ボックスに次の
URL を入力します。
Windows Vista
®
、Windows Server
®
2008/2008 R2 の場合●
http://printer_ip_address:631/ipp
printer_ip_address
スまたは
例)本機のIPアドレスが
http://192.168.1.2:631/ipp
DNS 名です。
は本機の IP アドレ
192.168.1.2
hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IP ア
ドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、
をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。NetBIOS 名は、
プリンター設定一覧 に表示されます。お買い上げ時の
BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。(「xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットア
「
ドレス)の
12 桁です。)
の場合
TCP/IP および NetBIOS
NetBIOS 名は、ノード名
4-3
インターネット印刷機能を設定する
Page 62
Windows Vista
®
、Windows Server
®
[次へ]をクリックします。
指定した URL に接続されます。
● 必要なプリンタードライバーがインストールされている場合
適したプリンタードライバーがパソコンにインストールされている場合は、そのドライバーが自
動的に使用されます。
すでにインストールされているプリンタードライバーを使用するかどうかを選択し[
リックします。
13 に進んでください。
手順
● 必要なプリンタードライバーがインストールされていない場合
IPP 印刷プロトコルのメリットの 1 つは、通信先のプリンターのモデル名が自動的に確定される
ことです。プリンターとの通信が確立すると、自動的にプリンターのモデル名が表示されるた
め、使用するプリンタードライバーの種類を
ん。
プリンタードライバーがインストールされていない場合は、[プリンタの追加]ウィザードのプ
リンター選択画面が表示されます。手順
Windows Vista
7 に進んでください。
®
に対して指定する必要はありませ
2008/2008 R2 の場合●
OK]をク
[ディスク使用]をクリックしま
す。
付属の
CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットし、[参照]をクリッ
クします。
[ファイルの場所]から CD-ROM
ドライブを選択し、本機のプリン
タードライバーの保存フォルダー
を選択します。
X:install¥ jpn¥ PCL¥ 32
(64 ビット OS は 64 )
X は CD-ROM ドライブ)
(
[開く]をクリックします。
4-4
インターネット印刷機能を設定する
Page 63
[OK ]をクリックします。
プリンターのリストから本機を選
択し、[OK ]をクリックします。
• すでにプリンタードライバーがインストールされている場合は、現在のドライバーを使
うかどうかを確認するメッセージが表示されます。
[現在のドライバーを使う(推奨)]を選択し、[次へ]をクリックします。
Windows Vista
®
、Windows Server
®
2008/2008 R2 の場合●
複数のプリンタードライバーがイ
ンストールされている場合は、本
機を通常使うプリンターに設定す
るかどうかを選択し、[次へ]をク
リックします。
テストページを印刷する場合は、
[テストページの印刷]をクリック
します。
正しく印刷されたか確認し、[閉じる]を
クリックしてください。
[完了]をクリックします。
4-5
インターネット印刷機能を設定する
Page 64
Windows® 2000/XP/7
[スタート]メニューから[プリンタと FAX ]を選択し、[プリンタのインストー
ル]をクリックします。
● Windows
し、[プリンタの追加]をダブルクリックします。
Windows® 7 の場合は、[スタート]メニューから[デバイスとプリンター]を選択し、[プリン
●
ターの追加]をクリックします。
Windows Server® 2003 の場合は、[スタート]メニューから[プリンタと FAX]を選択し、[プ
●
リンタの追加]をダブルクリックします。
[プリンタの追加ウィザード]が表示されます。
[次へ]をクリックします。
®
2000 の場合は、[スタート]メニューから[設定]>[プリンタ]の順にクリック
、
Windows Server
®
2003
の場合
[ネットワークプリンタ、またはほ
かのコンピュータに接続されてい
るプリンタ]をクリックし、[次へ]
をクリックします。
● Windows
ワークプリンタ]をクリックします。
[プリンタの指定]画面が表示されます。
®
2000 の場合は、[ネット
4-6
インターネット印刷機能を設定する
Page 65
[インターネット上または自宅 / 会
社のネットワーク上のプリンタに
接続する]をクリックし、[URL: ]
ボックスに次の URL を入力しま
す。
● Windows
ネットまたはイントラネット上のプリ
ンタに接続します]をオンにし、
URL:]ボックスに次の URL を入力し
[
ます。
http://printer_ip_address:631/ipp
®
2000 の場合は、[インター
Windows® 2000/XP/7、 Windows Server® 2003 の場合●
printer_ip_address
スまたは
例)本機のIPアドレスが
http://192.168.1.2:631/ipp
DNS 名です。
は本機の IP アドレ
192.168.1.2
の場合
hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IP ア
ドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、
をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。NetBIOS 名は、
プリンター設定一覧 に表示されます。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。
TCP/IP および NetBIOS
[次へ]をクリックします。
指定した URL に接続されます。
● 必要なプリンタードライバーがインストールされている場合
適したプリンタードライバーがパソコンにインストールされている場合は、そのドライバーが自
動的に使用されます。
すでにインストールされているプリンタードライバーを使用するかどうかを選択し[次へ]をク
リックします。
12 に進んでください。
手順
● 必要なプリンタードライバーがインストールされていない場合
IPP 印刷プロトコルのメリットの 1 つは、通信先のプリンターのモデル名が自動的に確定される
ことです。プリンターとの通信が確立すると、自動的にプリンターのモデル名が表示されるた
め、使用するプリンタードライバーの種類を
対して指定する必要はありません。
プリンタードライバーがインストールされていない場合は、プリンターの追加ウィザードのプリ
ンター選択画面が表示されます。手順
Windows® 2000/XP/7、Windows Server ® 2003 に
6 に進んでください。
4-7
インターネット印刷機能を設定する
Page 66
Windows® 2000/XP/7、 Windows Server® 2003 の場合●
[ディスク使用]をクリックしま
す。
付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットし、[参照]をクリッ
クします。
[ファイルの場所]から CD-ROM
ドライブを選択し、本機のプリン
タードライバーの保存フォルダー
を選択します。
X:install¥ jpn¥ PCL¥ 32
(64 ビット OS は 64 )
X は CD-ROM ドライブ)
(
[開く]をクリックします。
OK]をクリックします。
[
プリンターのリストから本機を選
択し、[
OK]をクリックします。
• すでにプリンタードライバーがインストールされている場合は、現在のドライバーを使
うかどうかを確認するメッセージが表示されます。
[現在のドライバーを使う(推奨)]を選択し、[次へ]をクリックします。
複数のプリンタードライバーがインストールされている場合は、本機を通常使うプ
リンターとして設定するかどうかを選択し、[次へ]をクリックします。
4-8
インターネット印刷機能を設定する
Page 67
テストページを印刷するかどうか
を選択し、[次へ]をクリックしま
す。
●[はい]を選んだ場合は、正しく印刷さ
れたか確認してください。
●[いいえ]を選んだ場合は、あとでテス
ト印刷を行い、正しく印刷されるか確
認してください。
[完了]をクリックします。
Windows® 2000/XP/7、 Windows Server® 2003 の場合●
これで、Windows
Windows Server® 2003 のインターネッ
ト印刷機能の設定は完了しました。
このパソコンを経由してインターネット
印刷ができます。
®
2000/XP/7、
4-9
インターネット印刷機能を設定する
Page 68
別の URL を指定する
URL 欄には、下記の入力が可能です。
[詳細]タブをクリックしても本機のデータは表示されません。
http://printer_ip_address:631/ipp
推奨 URL です。
http://printer_ip_address:631/ipp/port1
HPJetdirect 互換の URL です。
http://printer_ip_address:631/
URL の詳細を忘れた場合は、上記のテキストだけでも本機に受け付けられ、データが処理されます。
[
printer_ip_address]は、ご使用になるプリンターの IP アドレスまたはノード名を入力します。
4-10
インターネット印刷機能を設定する
Page 69
第
5
章
セキュリティーの設定
セキュリティーを設定する .............................5-2
概要....................................................................................5-2
ネットワークプリンターを安全に管理する .........................5-5
IPPS
ユーザー認証付 E メール通達を使用する............................5-9
証明書を作成してインストールする..................................5-11
を使って文書を安全に印刷する .................................5-8
Page 70
セキュリティーを設定する
パソコンをネットワークに接続していると、悪意のある第三者によって不正にネットワークにアク
セスされてデータや機密情報が読み取られてしまうなどの危険性があります。
本機は、最新のネットワークセキュリティーおよび暗号化プロトコルを使用して、機器への不正ア
クセスを防ぐ機能を搭載しています。
この章では、本機がサポートしているセキュリティープロトコルやその設定方法について説明しま
す。
概要
セキュリティー用語
● 証明機関(CA )
電子的な身分証明書(X.509 証明書)を発行し、証明書内の公開鍵などのデータと、その所有者の
結び付きを保証する機関です。
● CSR (証明書署名要求)
証明書の発行を申請するために、証明機関(CA )に送信するメッセージです。CSR には、申請者
を識別する情報、申請者が作成した公開鍵、申請者のデジタル署名が含まれます。
● 証明書
公開鍵と本人を結び付ける情報です。証明書を用いて、個人に所属する公開鍵を確認できます。形
x.509 規格で定義されています。
式は、
● デジタル署名
データの受信者がデータの正当性を確認するための情報です。暗号アルゴリズムで計算される値
で、データオブジェクトに付加されます。
● 公開鍵暗号システム
秘密鍵と公開鍵で一対の鍵になります。暗号化するための公開鍵と復号化するための秘密鍵に、そ
れぞれ異なるキーを用いる暗号方法です。
● 共有鍵暗号システム
暗号化するための公開鍵と復号化するための秘密鍵に、同じキーを用いる暗号方法です。
5-2
セキュリティーを設定する
Page 71
セキュリティープロトコル
本機は、以下のセキュリティープロトコルに対応しています。
プロトコルの設定方法については、「プロトコルを設定する」を参照してください。
● SSL (Secure Socket Layer )/TLS (Transport Layer Security )
これらのセキュリティー通信プロトコルは、データを暗号化して、セキュリティーを強化します。
● HTTPS
ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP )で SSL を用いるインターネットプロトコルです。
● IPPS
インターネット印刷プロトコル(IPP バージョン 1.0 )で SSL を用いる印刷プロトコルです。
概要●
● SNMPv3
ネットワーク機器を安全に管理するため、ユーザー認証とデータの暗号化を行います。
E メール通達のセキュリティーを設定する
本機は、以下の E メール通達のセキュリティーに対応しています。
プロトコルの設定方法については、「プロトコルを設定する」を参照してください。
● POP before SMTP (PbS )
クライアントから E メールを送信する際のユーザー認証方法です。クライアントは、E メールを送
信する前に
● SMTP-AUTH (SMTP 認証)
クライアントから E メールを送信する際のユーザー認証方法です。SMTP-AUTH は、SMTP(イン
ターネット
のです。
● APOP
APOP は、POP3(インターネット E メール受信プロトコル)を拡張し、クライアントが E メール
を受信するときに用いるパスワードを暗号化する認証方法を取り入れたものです。
POP3サーバーにアクセスすることによって、SMTP サーバーを使用する許可を得ます。
E メール送信プロトコル)を拡張し、送信者の身元を確認する認証方法を取り入れたも
5-3
セキュリティーを設定する
Page 72
プロトコルを設定する
ウェブブラウザーを使って、各プロトコルおよびセキュリティー方法を有効または無効にできま
す。
概要●
• Windows
Macintosh の場合は Safari 1.3 以降をお勧めします。
• どのウェブブラウザーの場合も、JavaScript およびクッキーを有効にして使用してくだ
さい。
• 上記以外のウェブブラウザーを使用する場合は、HTTP1.0 と HTTP1.1 に互換性がある
かを確認してください。
• ウェブブラウザーを使用するには、本機の IP アドレスが必要です。
本機のお買い上げ時のユーザー名は“
ています。
®
の場合は Microsoft
®
Internet Explorer® 6.0 以降または Firefox 1.0 以降、
admin”で、パスワードは“access”に設定され
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力欄に http://ip_address/ を入力します。
([ip_address ]はご使用になるプリンターの IP アドレス)
例) 本機の
ブラウザーに
IP アドレスが 192.168.1.2 の場合
http://192.168.1.2/ を入力します。
hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IP ア
ドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、
をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。
NetBIOS 名は、プリンター設定一覧に表示されます。プリンター設定一覧の印刷方法につ
いては、「プリンター設定一覧を印刷する」 を参照してください。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。
TCP/IP および NetBIOS
[ネットワーク設定]をクリックします。
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[
お買い上げ時のユーザー名は“admin ”で、パスワードは、“access ”に設定されています。
OK]をクリックします。
[プロトコル設定]をクリックします。
必要に応じてプロトコルの設定を変更します。
設定を変更した場合は、[OK ]をクリックします。
本機の電源を入れ直した後に、設定が変更されます。
5-4
セキュリティーを設定する
Page 73
ネットワークプリンターを安全に管理する
ネットワークプリンターを安全に管理するには、セキュリティープロトコルと合わせて、以下の管
理ソフトウエアを使用する必要があります。
• ウェブブラウザー
ウェブブラウザーを使って安全に管理する
ネットワークプリンターを安全に管理するためには、HTTPS と SNMPv3 の使用をお勧めします。
HTTPS プロトコルを使用するには、以下のプリンター設定が必要です。
• 証明書と秘密鍵を本機にインストールする必要があります。証明書と秘密鍵のインストール方法
については、「証明書を作成してインストールする」 を参照してください。
• HTTPS プロトコルを有効にする必要があります。 HTTPS プロトコルを有効にするには、ウェ
ブブラウザーから本機にアクセスし、[プロトコル設定]の[
)]の[詳細設定]で、[SSL 通信を使う(ポート 443 )]を有効にします。本機の[プロ
Server
トコル設定]ページにアクセスする方法については、「プロトコルを設定する」 を参照し
てください。
Web Based Management( Web
• Windows
Macintosh の場合は Safari 1.3 以降をお勧めします。
• どのウェブブラウザーの場合も、JavaScript およびクッキーを有効にして使用してくだ
さい。
• 上記以外のウェブブラウザーを使用する場合は、HTTP1.0 と HTTP1.1 に互換性がある
かを確認してください。
• ウェブブラウザーを使用するには、本機の IP アドレスが必要です。
本機のお買い上げ時のユーザー名は“
ています。
• Telnet、 FTP、 TFTP プロトコルを無効にしてください。これらのプロトコルを使って
機器にアクセスすることは、セキュリティー上安全ではありません。プロトコルの設定
方法については、「プロトコルを設定する」 を参照してください。
®
の場合は Microsoft
®
Internet Explorer® 6.0 以降または Firefox 1.0 以降、
admin”で、パスワードは“access”に設定され
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力欄に https://Common_Name/ を入力します。
([Common_Name ]は 、IP アドレス、ホスト名、ドメイン名などの証明書に割り当てたコモンネー
ムを入力します。証明書にコモンネームを割り当てる方法については、「証明書を作成してインス
トールする」 を参照してください。)
https://192.168.1.2/([Common_Name]が本機の IP アドレスである場合)
例)
hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IP ア
ドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、
をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。
NetBIOS 名は、プリンター設定一覧に表示されます。プリンター設定一覧の印刷方法につ
いては、「プリンター設定一覧を印刷する」 を参照してください。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。
5-5
TCP/IP および NetBIOS
セキュリティーを設定する
Page 74
ネットワークプリンターを安全に管理する●
HTTPS を使って本機にアクセスできます。
HTTPS プロトコルを使用するときは、SNMPv3 を合わせて使用することをお勧めします。
SNMPv3 を使用する場合は以降の手順に従ってください。
[ネットワーク設定]をクリックします。
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[OK ]をクリックします。
お買い上げ時のユーザー名は“admin ”で、パスワードは、“access ”に設定されています。
[プロトコル設定]をクリックします。
必ず SNMP 設定を有効にし、
SNMP の[詳細設定]をクリッ
クします。
右の画面から SNMP 設定を設定できま
す。
5-6
セキュリティーを設定する
Page 75
ネットワークプリンターを安全に管理する●
SNMP 動作モードは次の 3 種類です。
● SNMPv3 read-write access
このモードでは、SNMP プロトコルのバージョン 3 が使用されます。安全に本機を管理する場合
は、このモードを選択してください。
「SNMPv3 read-write access 」を使用する場合は、次の点に注意してください。
•SSL通信(HTTPS)の使用をお勧めします。
•SNMPv1/v2cを使用するすべてのアプリケーションが制限されます。SNMPv1/v2c で
動作するアプリケーションを使用するには、「
read-only access
」または「SNMPv1/v2c read-write access 」を使用してください。
SNMPv3 read-write access and v1/v2c
● SNMPv3 read-write access and v1/v2c read-only access
このモードでは、SNMP プロトコルのバージョン 3 の読み書きと、バージョン 1 および 2c の読み
取りが使用されます。
「SNMPv3 read-write access and v1/v2c read-only access 」を使用する場合は、バージョ
1 および 2c は読み取り認証されるため、 BRAdmin Light が正しく動作しません。
ン
BRAdmin Light を使用する場合は、「SNMPv1/v2c read-write access」を使用してくださ
い。
● SNMPv1/v2c read-write access
このモードでは、SNMP プロトコルのバージョン 1 および 2c が使用されます。
すべてのアプリケーションが使用できます。ただし、ユーザーが認証されず、データが暗号化され
ないため、安全ではありません。
詳細については、ウェブブラウザーの SNMP 設定のヘルプ を参照してください。
5-7
セキュリティーを設定する
Page 76
IPPS を使って文書を安全に印刷する
文書を暗号化し、インターネットを経由して安全に印刷するには、IPPS プロトコルを利用します。
IPPS を使用した通信では、本機への不正アクセスを防ぐことはできません。
IPPS は、 Windows® 2000/XP/7、 Windows Server® 2003/2008/2008 R2、
Windows Vista
IPPS プロトコルを使用するには、以下のプリンター設定が必要です。
• 証明書と秘密鍵をプリンターにインストールする必要があります。証明書と秘密鍵のインストー
ル方法については、「証明書を作成してインストールする」 を参照してください。
•IPPSプロトコルを有効にする必要があります。 IPPS プロトコルを有効にするには、ウェブブ
ラウザーから本機にアクセスし、[プロトコル設定]の[
使う(ポート
ついては、「プロトコルを設定する」 を参照してください。
IPPS 印刷の基本的な手順は、IPP 印刷と同じです。詳細については、「第 4 章 インターネット印刷
機能を設定する」 を参照してください。
443)]を有効にします。本機の[プロトコル設定]ページにアクセスする方法に
®
で利用できます。
IPP]の[詳細設定]で、[SSL 通信を
別の URL を指定する
URL 欄には、下記の入力が可能です。
[詳細]タブをクリックしても本機のデータは表示されません。
https://Common_Name/ipp
推奨 URL です。
https://Common_Name/ipp/port1
HPJetdirect 用の URL です。
https://Common_Name/
URL の詳細を忘れた場合は、上記のテキストだけでも本機に受け付けられ、データが処理されます。
[
Common_Name](コモンネーム)は、IP アドレス、ホスト名、ドメイン名などの証明書に割り
当てたコモンネームを入力します。証明書にコモンネームを割り当てる方法については、「証明書
を作成してインストールする」 を参照してください。
https://192.168.1.2/([Common_Name]が本機の IP アドレスである場合)
例)
5-8
セキュリティーを設定する
Page 77
ユーザー認証付 E メール通達を使用する
ユーザー認証を必要とする SMTP サーバーを経由して、E メール通達機能を使用するには、
POP before SMTP」または「 SMTP-AUTH」の認証方法を使用する必要があります。これらの
「
方法は、無許可のユーザーがメールサーバーに不正アクセスすることを防ぎます。ウェブブラウ
ザーを使用して設定できます。
POP3/SMTP 認証の設定を E メールサーバーのどれかに合わせる必要があります。使用
前の設定については、ネットワーク管理者またはインターネットサービスプロバイダー
にお問い合わせください。
E メール通達(エラー情報)]から設定してください。
し、[
ウェブブラウザーを使って POP3/SMTP を設定する
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力欄に http://ip_address/ を入力します。
([ip_address ]はご使用になるプリンターの IP アドレス)
E メール通達機能は、ウェブブラウザーから本機にアクセス
例) 本機の
ブラウザーに
IP アドレスが 192.168.1.2 の場合
http://192.168.1.2/ を入力します。
hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IP ア
ドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、
をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。
NetBIOS 名は、プリンター設定一覧に表示されます。プリンター設定一覧の印刷方法につ
いては、「プリンター設定一覧を印刷する」 を参照してください。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。
TCP/IP および NetBIOS
[ネットワーク設定]をクリックします。
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[OK ]をクリックします。
お買い上げ時のユーザー名は“admin ”で、パスワードは、“access ”に設定されています。
[プロトコル設定]をクリックします。
POP3/SMTP 設定を必ず有効にし、 [POP3/SMTP 詳細設定]をクリックします。
5-9
セキュリティーを設定する
Page 78
POP3/SMTP の設定を変更しま
す。
ユーザー認証付 E メール通達を使用する●
• ウェブブラウザーで SMTP ポート番号も変更できます。これは、ご使用の ISP(イン
ターネットサービスプロバイダー)が「
ビスを実施している場合に便利です。
SMTP ポート番号を ISP が SMTP サーバーで使用している特有の番号(例:ポート
587)に変更することで、 SMTP サーバー経由で E メールを送信できるようになりま
SMTP サーバー認証を有効にする場合は、[送信メールサーバ(SMTP)認証方式]
す。
SMTP-AUTH]を選択する必要があります。
の[
•[ POP before SMTP]と[ SMTP-AUTH]の両方を使える場合は、[SMTP-AUTH]を
選択することをお勧めします。
•[送信メールサーバ( SMTP)認証方式]を[ POP before SMTP]に設定すると、[受
信メールサーバ(
クして、
•
詳細については、ウェブブラウザーの
さい。
• 設定後にテストメールを送信し、 E メール設定が正しいことを確認してください。
APOP 方式を使用することもできます。
POP3)]の設定が必要となります。また、[APOP を使用]をチェッ
Outbound Port 25 Blocking ( OP25B)」サー
POP3/SNMP
設定のヘルプ を参照してくだ
設定を変更した場合は、[OK ]をクリックします。
テストメール送信設定画面が表示されます。
現在の設定をテストしたい場合は、画面上の指示に従ってください。
5-10
セキュリティーを設定する
Page 79
証明書を作成してインストールする
本機では、証明書と該当する秘密鍵を設定することによって、SSL/TLS 通信を行うことができま
す。本機は、自己署名証明書と証明機関(
● 自己署名証明書を使用する
本機自ら証明書を発行します。証明機関(CA )から証明書を取得することなく、この証明書を用い
て、簡単に
SSL/TLS 通信を行うことができます。「自己署名証明書を作成してインストールする」
を参照してください。
● 証明機関(CA )発行の証明書を使用する
既に証明機関(CA )を持っている場合、または外部の信頼された証明機関(CA )が発行した証明
書を使用したい場合は、次の
• 本機から CSR(証明書署名要求)を送信するには、「CSR を作成してインストールする」
を参照してください。
• 証明書と秘密鍵をインポートするには、「証明書と秘密鍵をインポート / エクスポートする」
を参照してください。
•SSL/TLS 通信を行う場合は、あらかじめシステム管理者にお問い合わせいただくこと
をお勧めします。
• 本機は、インストールした、または以前にインポートした一対の証明書と秘密鍵だけを
保存します。新しいものをインストールすると、古い証明書と秘密鍵に上書きされます。
• 本機を工場出荷時の設定にリセットすると、インストールした証明書と秘密鍵は削除さ
れます。本機をリセットした後も、同じ証明書と秘密鍵を使用したい場合は、リセット
する前にエクスポートしておいてください。「証明書と秘密鍵をエクスポートする」
を参照してください。
2 つのインストール方法があります。
CA)発行の証明書の 2 種類の証明書に対応しています。
証明書設定画面を表示する
証明書機能は、ウェブブラウザーだけで設定できます。ウェブブラウザーを使用して証明書設定画
面を表示する場合は、次の手順に従ってください。
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力欄に
([ip_address ]はご使用になるプリンターの IP アドレス)
例) 本機の
ブラウザーに
IP アドレスが 192.168.1.2 の場合
http://192.168.1.2/ を入力します。
hosts ファイルを編集した場合や、ドメインネームシステムを使用している場合は、IP ア
ドレスではなく、本機に割り当てた名前を入力します。本機は、
をサポートしているため、本機の NetBIOS 名を入力することもできます。
NetBIOS 名は、プリンター設定一覧に表示されます。プリンター設定一覧の印刷方法につ
いては、「プリンター設定一覧を印刷する」 を参照してください。
お買い上げ時の
xxxxxxxxxxxx」は MAC アドレス(イーサネットアドレス)の 12 桁です。)
(「
NetBIOS 名は、ノード名「 BRNxxxxxxxxxxxx」と同じです。
http://ip_address/ を入力します。
TCP/IP および NetBIOS
[ネットワーク設定]をクリックします。
5-11
セキュリティーを設定する
Page 80
証明書を作成してインストールする●
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[OK ]をクリックします。
お買い上げ時のユーザー名は“admin ”で、パスワードは、“access ”に設定されています。
[証明書設定]をクリックします。
右の画面から証明書を設定できます。
• リンクされていないグレー表示の機能は、利用できません。
• 詳細については、ウェブブラウザーの証明書設定のヘルプ を参照してください。
5-12
セキュリティーを設定する
Page 81
自己署名証明書を作成してインストールする
自己署名証明書を作成してプリンターにインストールする
証明書設定画面の[自己署名証明書の作成]をクリックします。
コモンネームと有効期限を入力して、[OK ]をクリックします。
[自己署名証明書を作成しました]と表示されます。
• コモンネームは、 64 バイト未満にしてください。 SSL/TLS 通信を経由して本機にアク
セスする際に用いる
買い上げ時の設定として、ノード名が表示されます。
• IPPS または HTTPS プロトコルを使用している場合に、自己署名証明書に用いたコモ
ンネームと異なる名前を
IP アドレス、ノード名、ドメイン名などの識別子を入力します。お
URL に入力すると警告画面が表示されます。
証明書を作成してインストールする●
自己署名証明書が正しく作成されました。
他の証明設定を作成する場合は、画面の指示に従います。
設定を有効にするために、プリンターを再起動します。
自己署名証明書がプリンターのメモリーに保存されました。
SSL/TLS 通信を行うには、ご使用のパソコンにも自己署名証明書をインストールする必要がありま
す。次の「プリンターの自己署名証明書をパソコンにインストールする」 に進んでください。
5-13
セキュリティーを設定する
Page 82
証明書を作成してインストールする●
プリンターの自己署名証明書をパソコンにインストールする
以下の手順は、Microsoft
ザーを使用している場合は、ウェブブラウザー自身のヘルプに従ってください。
● 管理者アカウントで Windows Vista ®をご使用の場合
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]をクリックします。
[Internet Explorer ]を右ク
リックし、[管理者として実行]
をクリックします。
®
Internet Explorer® 6.0 を例にしています。他のウェブブラウ
この画面が表示されたら、[許可]
をクリックします。
5-14
セキュリティーを設定する
Page 83
ウェブブラウザーのアドレス入力欄
に
https://printer_ip_address/
を入力します。
([printer_ip_address ]はご使用になるプ
リンターの
IP アドレスまたはノード名)
次に、[このサイトの閲覧を続行す
る(推奨されません)。]をクリッ
クします。
[証明書のエラー]をクリックし、
次に[証明書の表示]をクリック
します。
証明書を作成してインストールする●
手順 4 に進んでください。
5-15
セキュリティーを設定する
Page 84
証明書を作成してインストールする●
● 管理者ではないアカウントで Windows Vista ®をご使用の場合
[スタート]メニューから[すべてのプログラム]をクリックします。
[Internet Explorer ]を右ク
リックし、[管理者として実行]
をクリックします。
この画面が表示されたら、管理者
アカウントを選択し、管理者アカ
ウントのパスワードを入力して、
[OK ]をクリックします。
5-16
セキュリティーを設定する
Page 85
ウェブブラウザーのアドレス入力欄
に
https://printer_ip_address/
入力します。
([printer_ip_address ]はご使用になるプ
リンターの
次に、[このサイトの閲覧を続行す
る(推奨されません)。]をクリッ
クします。
[証明書のエラー]をクリックし、
次に[証明書の表示]をクリック
します。
IP アドレスまたはノード名)
を
証明書を作成してインストールする●
[詳細]タブを選択し、[ファイル
にコピー]をクリックします。
5-17
セキュリティーを設定する
Page 86
[次へ]をクリックします。
[DER encoded binary X.509
(.CER)
確認し、[次へ]をクリックします。
]が選択されていることを
証明書を作成してインストールする●
[参照]をクリックします。
[フォルダの参照]をクリックしま
す。
5-18
セキュリティーを設定する
Page 87
証明書ファイルを保存したいフォ
ルダーを選択し、ファイル名を入
力して、[保存]をクリックします。
デスクトップを選択した場合は、選択した管理者アカウントのデスクトップに保存されま
す。
証明書を作成してインストールする●
[次へ]をクリックします。
[完了]をクリックします。
[OK ]をクリックします。
5-19
セキュリティーを設定する
Page 88
[OK ]をクリックします。
手順 11 で証明書ファイルを保存
したフォルダーを開き、証明書
ファイルをダブルクリックしま
す。
証明書を作成してインストールする●
4 に進んでください。
手順
5-20
セキュリティーを設定する
Page 89
証明書を作成してインストールする●
● Windows
®
2000/XP/7、Windows Server ® 2003/2008/2008 R2 をご使用
の場合
ウェブブラウザーを起動します。
ウェブブラウザーのアドレス入力欄に https://printer_ip_address/ を入力しま
す。
([printer_ip_address ]はご使用になるプリンターの IP アドレスまたはノード名)
[証明書の表示]をクリックしま
す。
[全般]タブで[証明書のインス
トール]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
5-21
セキュリティーを設定する
Page 90
[証明書をすべて次のストアに配
置する]を選択し、 [参照]をクリッ
クします。
[信頼されたルート証明機関]を選
択し、[OK ]をクリックします。
証明書を作成してインストールする●
[次へ]をクリックします。
[完了]をクリックします。
5-22
セキュリティーを設定する
Page 91
フィンガープリント(拇印プリン
ト)が正しければ、 [はい]をクリッ
クします。
フィンガープリント(拇印プリント)は、プリンター設定一覧で印刷されます。プリン
ター設定一覧の印刷方法については、「プリンター設定一覧を印刷する」 を参照し
てください。
[OK ]をクリックします。
証明書を作成してインストールする●
自己署名証明書がパソコンにインストールされ、SSL/TLS 通信が可能になりまし
た。
5-23
セキュリティーを設定する
Page 92
証明書を作成してインストールする●
CSR を作成してインストールする
CSR を作成する
証明書設定画面の[CSR の作成]をクリックします。
コモンネームと組織などの情報を入力して、[OK ]をクリックします。
•CSRを作成する前に、証明機関(CA)発行のルート証明書を、お使いのパソコンにイ
ンストールすることをお勧めします。
• コモンネームは、 64 バイト未満にしてください。 SSL/TLS 通信を経由して本機にアク
セスする際に用いる
買い上げ時の設定として、ノード名が表示されます。コモンネームは必須入力項目です。
• 自己署名証明書に用いたコモンネームと異なる名前を URL に入力すると、警告画面が
表示されます。
• 組織、部署、市、県の長さは、 64 バイト未満にしてください。
• 国 / 地域は、 2 文字からなる ISO 3166 国コードを使用してください。
IP アドレス、ノード名、ドメイン名などの識別子を入力します。お
CSR の内容が表示されたら[保存]をクリックし、 CSR ファイルをパソコンに
保存します。
CSR が作成されました。
•CSR を証明機関( CA)に送信する方法については、証明機関( CA)の方針に従って
ください。
• Windows Server® 2003/2008 の「エンタープライズのルート CA」をご使用の場合は、
証明書の作成時に[証明書テンプレート]の[
めします。
Web サーバ-]を選択することをお勧
5-24
セキュリティーを設定する
Page 93
証明書を作成してインストールする●
証明書をプリンターにインストールする
証明機関(CA )から証明書を受け取ったら、以下の手順に従って本機にインストールしてください。
本機の CSR で発行された証明書以外はインストールできません。
証明書設定画面の[証明書のインストール]をクリックします。
証明機関(CA )が発行した証明書のファイルを指定し、[OK ]をクリックします。
証明書が正しく作成されました。
他の証明設定を作成する場合は、画面の指示に従います。
設定を有効にするために、プリンターを再起動します。
証明書がプリンターにインストールされました。
SSL/TLS 通信を行うには、ご使用のパソコンにも証明機関(CA)発行のルート証明書をインストー
ルする必要があります。インストールについては、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
5-25
セキュリティーを設定する
Page 94
証明書を作成してインストールする●
証明書と秘密鍵をインポート / エクスポートする
証明書と秘密鍵をインポートする
証明書設定画面の[証明書と秘密鍵のインポート]をクリックします。
インポートしたいファイルを指定します。
ファイルが暗号化されている場合は、パスワードを入力し、[OK ]をクリックし
ます。
証明書と秘密鍵が正しく作成されました。
他の証明設定を作成する場合は、画面の指示に従います。
設定を有効にするために、プリンターを再起動します。
証明書と秘密鍵がプリンターにインポートされました。
SSL/TLS 通信を行うには、ご使用のパソコンにも証明機関(CA)発行のルート証明書をインストー
ルする必要があります。インストールについては、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
5-26
セキュリティーを設定する
Page 95
証明書を作成してインストールする●
証明書と秘密鍵をエクスポートする
証明書設定画面の[証明書と秘密鍵のエクスポート]をクリックします。
ファイルを暗号化したい場合は、パスワードを入力し、[OK ]をクリックします。
パスワードが空白のままだと、暗号化されません。
確認のため、再度パスワードを入力し、[OK ]をクリックします。
ファイルを保存したい場所を指定します。
証明書と秘密鍵がパソコンにエクスポートされました。
エクスポートしたファイルをインポートすることもできます。
5-27
セキュリティーを設定する
Page 96
第 6 章
こんなときには
トラブルシューティング ................................6-2
概要....................................................................................6-2
一般的な問題...................................................................... 6-2
接続と設定の問題...............................................................6-3
印刷の問題 .........................................................................6-5
プロトコル固有の問題 ........................................................ 6-7
ファイアウォールの問題.....................................................6-9
その他の問題.................................................................... 6-12
Page 97
概要
トラブルシューティング
本機を使用する上で、発生する可能性のある問題とその解決方法について説明しています。
問題が解決しない場合は、富士ゼロックスホームページ(
てください。
http://www.fujixerox.co.jp/)を参照し
問題の種類を以下の
• 一般的な問題
• 接続と設定の問題
• 印刷の問題
• プロトコル固有の問題
• ファイアウォールの問題
一般的な問題
CD-ROM
ご使用のパソコンが自動起動に対応していないと、CD-ROM を挿入した後にメニューが自動的に
表示されません。この場合は、[マイコンピュータ
し、画面を表示させてください。
1 Windows Vista
※
を挿入しても自動的に開始しない(
5 つに分けています。該当する問題のページを参照してください。
Windows
1
※
]から CD-ROM ドライブをダブルクリック
®
の場合は[コンピュータ]です。
®
のみ)
本機のネットワーク設定をお買い上げ時の設定にリセットする方法
「ネットワーク設定をリセットする」を実行します。
6-2
トラブルシューティング
Page 98
接続と設定の問題
インストール中に本機が見つからない場合
ネットワークプリントソフトウエアのインストール中、または Windows
から本機が見つからない場合、
以下の手順で確認します。
Macintosh 簡易ネットワーク設定機能で本機が見つからない場合は、
®
のプリンタードライバー
本機の電源スイッチが ON で、印刷できる状態であることを確認します。
プリンター設定一覧は印刷できるのに、通常の原稿が印刷できない場合は、以下の手順を確認して
ください。
プリンター設定一覧が印刷できない場合は、『取扱説明書』を参照してください。
ネットワーク LED の表示をチェックします。
ネットワークインターフェイスには本機の背面に 2 個のネットワーク LED があります。この LED
を使用して、問題の診断を行うことができます。
上の緑色の Link/Activity
下のオレンジ色の Speed
LED は、ネットワーク接続(データ送受信)の状態を示します。
LED は、アクセス速度を示します。
• 上の LED が緑色に点灯
Link/Activity LED が緑色に点灯しているときは、本機が Ethernet ネットワークに接続されてい
ます。
• 上の LED が消灯
Link/Activity LED が消灯しているときは、本機がネットワークに接続されていません。
• 下の LED がオレンジ色に点灯
Speed LED がオレンジ色に点灯しているときは、本機が 100BASE-TX Fast Ethernet ネット
ワークに接続されています。
• 下の LED が消灯
Speed LED が消灯しているときは、本機が 10BASE-T Ethernet ネットワークに接続されてい
ます。
IP アドレスの不一致や重複が原因で問題が発生していないか確認します。
• 本機に IP アドレスが正しく設定されていることを確認します。
プリンター設定一覧を印刷して、
印刷する」
• ネットワーク上のノードで、この IP アドレスが別のパソコンやプリンターに使用されていない
ことを確認します。
を参照してください。
IP アドレスを調べることができます。「プリンター設定一覧を
手順 1 ~ 3 までを試しても正常に動作しない場合は、本機のネットワーク設定を
リセットし 、最初から設定をやり直してください。
6-3
トラブルシューティング
Page 99
接続と設定の問題●
Windows
®
でインストールが正しくできなかった場合は、ファイアウォールがプ
リンターとのネットワークに必要な接続を阻んでいる可能性があります。
この場合は、一時的にファイアウォール機能を無効にしプリンタードライバーを再
インストールする必要があります。
プリンタードライバーを再インストールし、正常に印刷できることを確認したら、
ファイアウォールの設定を有効に戻します。
ファイアウォールの解除の方法については、「ファイアウォールの問題」 を参照してください。
6-4
トラブルシューティング
Page 100
印刷の問題
● 印刷できない
本機のステータスと設定を確認してください。以下の手順で確認します。
本機の電源スイッチが ON で、印刷できる状態であることを確認します。
「プリンター設定一覧を印刷する」 を印刷し、以下について確認します。
•IPアドレスがネットワークに対して正しく設定されていることを確認します。
•IPアドレスの不一致や重複が原因で問題が発生していないことを確認します。
• 本機に IP アドレスが正しく設定されていることを確認します。
• ネットワーク上のノードで、この IP アドレスが使用されていないことを確認します。
プリンター設定一覧は印刷できるのに通常の原稿が印刷できない場合は、次の手順
を実行します。
次の手順を実行しても印刷できない場合は、ハードウエアまたはネットワークに問題があると考え
られます。
TCP/IP を使用している Windows
●
①[スタート]メニューから[すべてのプログラム(プログラム)]>[アクセサリ]>[コマ
プロンプト]の順にクリックします。
ンド
®
の場合
②
ping ipaddress を入力します。
ipaddress は本機の IP アドレスです。
本機に
ます。
• 応答が正しく返される場合は、「インターネット印刷のトラブルシューティング」 の各ト
ラブルシューティングへ進みます。
例)
応答が返らない場合は、手順 4 へ進みます。
•
例)
IP アドレスが設定されるまでに、IP アドレスの設定後最大 2 分間程度かかる場合があり
C:¥ >ping 192.168.0.2
Pinging 192.168.0.2 with 32 bytes of data:
Reply from 192.168.0.2: bytes=32 time<10ms TTL=255
Reply from 192.168.0.2: bytes=32 time<10ms TTL=255
Reply from 192.168.0.2: bytes=32 time<10ms TTL=255
Reply from 192.168.0.2: bytes=32 time<10ms TTL=255
Ping statistics for 192.168.0.2:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms
C:¥ >ping 192.168.0.2
Pinging 192.168.0.2 with 32 bytes of data:
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Ping statistics for 192.168.0.2:
Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4 (100% loss),
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トラブルシューティング