FUJI xerox DocuPrint 350JM User Manual [ja]

DocuPrint 350JM
セットアップ&クイックリファレンスガイド
「Adobe」「Adobe ロゴ」は、Adobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の登録商標または
商標です。
「Microsoft」「Windows」「Windows NT」は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国にお
ける登録商標です。
画面の使用に際して米国マイクロソフト社の許諾を得ています。
「HP」「HP-GL」「HP-GL/2」「HP-UX」は、日本ヒューレット・パッカード社の登録商標です。
「Macintosh」「漢字 Talk」「MacOS」「AppleTalk」「EtherTalk」「TrueType」は、
Apple Computer, Inc. の登録商標です。
「Intel」「Pentium」は Intel Corporation の商標または登録商標です。
「UNIX」は、X/OPEN Company Ltd. がライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標です。
「Solaris」「SunOS」「NIS(Network Information Services)」は、
米国サンマイクロシステムズの商標または登録商標です。
本製品は、RSA Security Inc. の RSA
RSA は RSA Security Inc. の登録商標です。BSAFE は RSA Security Inc. の米国
およびその他の国における登録商標です。RSA Security Inc. All rights reserved.
その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
BSAFE Crypto-C を搭載しております。
「Printing Force FUJI XEROX ロゴマーク」が適用された商品は、富士ゼロックスおよび富
士ゼロックスプリンティングシステムズのプリンター技術を活用して製造し、安心と信頼のプ リント環境を提供します。
平成明朝体 W3、平成角ゴシック体 W5 は、財団法人日本規格協会を中心に制作グループが共同開 発したものです。なお、フォントの一部には、弊社でデザインした外字を含みます。許可なく複製する ことはできません。
本書は、地球環境への負担軽減を目的として再資源化(リサイクル ) に配慮して製本しています。製品 本体の使用を終了したら、本書は回収業者などによる再資源化にご協力ください。
ハードディスクドライブのデータ消失
外部からの衝撃やユーザーマニュアルなどに記載された方法に従わない電源の遮断などの理由によって、本 体のハードディスクに不具合が発生した場合、蓄積されたデータが消失することがあります。この場合のお 客様のデータ消失による直接、間接の損害につき、当社はその責任を負いかねますので、あらかじめご了承 ください。
コンピューターウィルスに関連する被害
コンピューターウィルスに感染することによって発生した障害については、当社はその責任を負いかねます ので、あらかじめご了承ください。
ご注意
① 本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。 ② 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 ③ 本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら弊社までご連絡ください。 ④ 本書に記載されていない方法で機械を操作しないでください。思わぬ故障や事故の原因となることがありま
す。万一故障などが発生した場合は、責任を負いかねることがありますので、ご了承ください。
⑤ 本製品は、日本国内において使用することを目的に製造されています。諸外国では電源仕様などが異なるた
め使用できません。 また、安全法規制 ( 電波規制や材料規制など ) は国によってそれぞれ異なります。本製品および、関連消耗 品をこれらの規制に違反して諸外国へ持ち込むと、罰則が科せられることがあります。
[XEROX][The Document Company][Ethernet(イーサネット)][ContentsBridge][PDF Bridge]
は登録商標です。
[DocuWorks][CentreWare][Printing Force FUJI XEROX ロゴマーク]は商標です。
はじめに
このたびはDocuPrint 350JM をお買い上げい ただき、まことにありがとうございます。本書は、 本機をはじめてご使用になるかたを対象に、本機 で印刷するための準備、操作方法、および使用上 の注意事項などについて記載してあります。製品 の性能を十分に発揮させ、効果的にご利用いただ くために、製品をご使用になる前に、必ず本書を お読みください。
本書は、読んだあとも必ず保管してください。 本書の内容は、お使いのコンピューターの環境
や、ネットワーク環境の基本的な知識や操作方法 を理解されていることを前提に説明しています。
富士ゼロックスプリンティングシステムズ株式会社
本書の表記
この取扱説明書のなかで と表記されている 事項は、安全にご利用いただくための注意事項 です。
必ず操作を行う前にお読みいただき、指示をお 守りください。
また、本書の「安全にご利用いただくために」 をご一読ください。
この装置は、危険なレーザー光を出さない「ク ラスⅠのレーザーシステム」です。取扱説明書 に従って操作してください。取扱説明書に書か れた以外の操作は行なわないでください。思わ ぬ故障や事故を起こす原因になります。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制 協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情報 技術装置です。
この装置は、家庭環境で使用することを目的と していますが、この装置がラジオやテレビジョ ン受信機に近接して使用されると、受信障害を 引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてく ださい。
1. 本文中の「コンピューター」は、パーソナル コンピューターやワークステーションの総 称です。
2. 本文中では、説明する内容によって、次の マークを使用しています。
注記 注意すべき事項を記述しています。
必ずお読みください。 補足 補足事項を記述しています。 参照 参照先を記述しています。
3. 本文中では、次の記号を使用しています。 参照「   」: 参照先は、本書内です。 参照『   』: 参照先は、本書内ではなく、
ほかのマニュアルです。
[   ] : コンピューターやプリン
ター操作パネルのディスプ レイに表示される項目を表 します。また、プリンター から出力されるレポート / リスト名を表します。
〈   〉 : キーボード上のキーや、プリ
ンターのハードウエアボタ ン、ランプなどを表します。
受信障害について ラジオの雑音、テレビなどの画面に発生するチ
ラツキ、ゆがみがこの商品による影響と思われ ましたら、この商品の電源スイッチを一旦切っ てください。電源スイッチを切ることにより、 ラジオやテレビなどが正常な状態に回復する ようでしたら、次の方法を組み合せて障害を防 止してください。
・ 本機とラジオやテレビ双方の位置や向きを
変えてみる。
・ 本機とラジオやテレビ双方の距離を離して
みる。
・ この商品とラジオやテレビ双方の電源を別
系統のものに変えてみる。
・ 受信アンテナやアンテナ線の配置を変えて
みる。(アンテナが屋外にある場合は電気店 にご相談ください。)
・ ラジオやテレビのアンテナ線を同軸ケーブ
ルに変えてみる。
はじめに 3
マニュアル体系
本機に同梱されているマニュアルと記載 内容
セットアップ & クイックリファレンスガイド
本機の設置手順、用紙のセット方法、困ったとき の対処方法などを説明しています。
CentreWare の CD-ROM 内のマニュアル
(HTML 文書)
プリンター環境の設定方法と、プリンタードライ バーおよび弊社ソフトウエアのインストール方法 を説明しています。
CentreWare Internet Services のオンライ ンヘルプ
CentreWare Internet Servicesの項目や各機能 の設定方法を説明しています。
プリンタードライバーのオンラインヘルプ
プリンタードライバーの項目や各機能の設定方法 を説明しています。
ユーザーズガイド (PDF)
印刷設定の説明や、操作パネルのメニュー項目、日
常管理について、詳しく説明しています。 「ユーザーズガイド目次」を参照してください。 (このマニュアルは、CentreWare の CD-ROM 内
の機種固有マニュアルの中に格納されています。)
オプション製品に同梱されているマニュ アル、購入するマニュアル
設置手順書
各オプション製品の設置手順を説明しています。
商品マニュアル(必要に応じて購入してください)
プリンター(プロッター)制御言語のコマンドな どを説明したマニュアル(リファレンスマニュア ル(ART IV 対応)など)です。
補足 ・ PDF 文書を表示するには、お使いのコンピューターに
Adobe る必要があります。インストールされていない場合は、 CentreWare の CD-ROM を使って、まず Acrobat Reader をインストールしてください。
Acrobat Reader がインストールされてい
各エミュレーション設定ガイド (PDF)
ART IV、ES C/P、2 01H 、HP-GL 、HP-G L/2 の
各エミュレーションについて説明しています。 (このマニュアルは、CentreWare の CD-ROM 内
の機種固有マニュアルの中に格納されています。)
4 マニュアル体系
本機はこんな印刷ができます
本機はこんな印刷ができます 5
目次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 本書の表記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 マニュアル体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 本機はこんな印刷ができます ・・・・・・・・ 5 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ユーザーズガイド目次(参考)・・・・・・・ 7 安全にご利用いただくために ・・・・・・・・ 8
1 設置について ・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
同梱品を確認してプリンターを 取り出す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 オプション製品を取り付ける ・・・・・・・・・ 12
増設メモリーを取り付ける ・・・・・・・・・ 13 ドラム / トナーカートリッジを 取り付ける ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 インターフェイスケーブルを 接続する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 電源コードを接続して電源を入れる ・・・ 15 用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 レポート / リストを印刷する ・・・・・・・・・ 17
2 プリンター環境の設定 ・・・・・・・・ 18
使用できる環境について ・・・・・・・・・・・・・ 18 IP アドレスを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・ 19 CentreWare Internet Services で プリンターを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・ 20 プリンタードライバーをインストール する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
3 プリンターの基本操作 ・・・・・・・・ 23
コンピューターから印刷する ・・・・・・・・・ 23 電源を入れる / 切る ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
電源を入れる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
電源を切る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 節電状態を解除する ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 印刷を中止する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
4 用紙について・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
用紙について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
使用できる用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 使用できない用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
用紙トレイに用紙をセットする ・・・・・ 27 用紙のサイズを設定する ・・・・・・・・・・・・ 28 用紙の種類を設定する ・・・・・・・・・・・・・・ 29
5 操作パネルで設定できる
項目一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
6 困ったときには・・・・・・・・・・・・・・・ 35
用紙が詰まったときは ・・・・・・・・・・・・・・ 35 異常が発生したら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 印刷の品質が悪いとき ・・・・・・・・・・・・・・ 41 主なエラーメッセージ ・・・・・・・・・・・・・・ 43
主なエラーメッセージ
(50 音順) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43
エラーコード一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
A 付録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
オプション品と消耗品の紹介 ・・・・・・・・ 50
オプション品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
消耗品について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 製品情報の入手方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 51
最新のプリンタードライバーについて
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51
本機のファームウエアのバージョン
アップについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
商品のお問い合わせ先について
6 目次
ユーザーズガイド目次(参考)
はじめに 本書の表記 マニュアル体系 国際エネルギースタープログラムの目的 法律上の注意事項
1 プリンターの基本操作 ・・・・ UG-12
1.1 各部の名称と働き
1.2 電源を入れる / 切る
1.3 節電状態を解除する
1.4 印刷を中止する / 確認する
1.5 オプション品の構成やトレイの用紙 設定などを取得する
2 印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・ UG-21
2.1 コンピューターから印刷する
2.2 ユーザー定義サイズの用紙に印刷す る
2.3 機密文書を印刷する - セキュリ ティープリント -
2.4 出力結果を確認してから印刷する
- サンプルプリント -
2.5 指定した時刻に印刷する - 時刻指定 プリント -
2.6 PDF ファイルを直接印刷する
2.7 Web ブラウザーから印刷する
2.8 電子メールを使って印刷する
- E メールプリント -
5 困ったときには・・・・・・・・・・・ UG-86
5.1 用紙が詰まったときは
5.2 異常が発生したら
5.3 印刷の品質が悪いとき
5.4 メッセージ一覧
5.5 ネットワーク関連のトラブル
5.6 メール関連のトラブル
6 日常管理・・・・・・・・・・・・・・・ UG-111
6.1 ドラム / トナーカートリッジを交換 する
6.2 レポート / リストを印刷する
6.3 Web ブラウザーでプリンターの状態 を確認 / 管理する
6.4 電子メールでプリンターの状態を確 認する
6.5 印刷枚数を確認する
6.6 清掃について
6.7 プリンターを移動するときは
A 付 録・・・・・・・・・・・・・・・・・ UG-130
A.1 主な仕様 A.2 オプション品と消耗品の紹介 A.3 消耗品と定期交換部品の寿命につい
A.4 製品情報の入手方法 A.5 注意 / 制限事項 A.6 用語集
3 用紙について ・・・・・・・・・・・・ UG-43
3.1 用紙について
3.2 用紙をセットする
3.3 用紙のサイズを設定する
3.4 用紙の種類を設定する
4 操作パネルの設定 ・・・・・・・・ UG-50
4.1 共通メニューの概要
4.2 メニュー項目の説明
4.3 メニュー一覧
索引
商品のお問い合わせ先について
ユーザーズガイド目次(参考) 7
安全にご利用いただくために
機械を安全にお使いいただくために、本機をご使用になる前に必ず「安全にご利用いただくために」の ページを最後までお読みください。
各図記号は以下のような意味を表しています
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能 性があると思われる事項があることを示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が障害を負うことが想定される内 容および物的損害の発生が想定される事項があることを示しています。
記号は、製品を取り扱う際に注意すべき事項があ ることを示しています。指示内容をよく読み、製品 を安全にご利用ください。
記号は、行ってはならない禁止事項があることを 示しています。指示内容をよく読み、禁止されてい る事項は絶対に行わないでください。
記号は、必ず行っていただきたい指示事項がある ことを示しています。指示内容をよく読み、必ず実 施してください。
設置および移動時の注意
高温、多湿の場所や換気が悪くホコリの多 い場所には機械を設置しないでください。 発熱による火災や感電の原因となるおそ れがあります。
ストーブやヒーターなどの発熱器具に近 い場所、強燃性スプレーや引火性溶剤、 カーテンなどの燃えやすいものに近い場 所には機械を設置しないでください。発火 の原因となるおそれがあります。
機械を持ち上げるときは、次の点を守って ください。守らないと、落下によるケガの 原因となります。
・ 2 人で機械正面(操作パネル側)と背面
に立ち、左右両側の下方にあるくぼみを 両手でしっかりと持ちます。
・ 十分にひざを折り、腰を痛めないように
注意してください。
・ 10 度以上に傾けないでください。
機械は、重さに耐えられる丈夫で水平な場 所に設置してください。機械の転倒などに よりケガの原因となるおそれがあります。
機械の重さは、標準構成時(消耗品を 含む)で 25.0kg です。必ず 2 人以上 で持ち運んでください。
8 安全にご利用いただくために
機械の側面および背面には通気口があり ます。機械の背面は壁から 255mm 以上、 正面から向かって左側は壁から 200mm、 右側は壁から 300mm 離して設置してく ださい。通気口をふさぐと内部に熱がこも
り、火災の原因となることがあります。 また、機械の操作および消耗品類の交換、 日常の点検など、機械を正しく使用し、機 械の性能を維持するために、下図の設置ス ペースを確保してください。
電源プラグやコンセントに付着したホコ リは、必ず取り除いてください。そのまま 使用していると、湿気などにより表面に微 小電流が流れ、発熱による火災のおそれが あります。
200 mm
402 mm 465.4 mm
255 mm
421.8 mm
300 mm
機械を移動する場合は、必ず電源プラグを コンセントから抜いてください。電源コー ドが傷つき、発熱による火災や感電の原因 となるおそれがあります。
用紙トレイを伸張した状態で、プリンター の前後(下図の位置)を持って移動しない でください。落下によるケガの原因となっ たり、用紙トレイが破損するおそれがあり ます。
延長コードは、定格 (125V、15A) 未満の ものは使用しないでください。発熱による 火災のおそれがあります。なお、延長コー ドが必要な場合は、弊社のプリンターサ ポートデスクまたは販売店にご相談くだ さい。
付属の電源コード以外は使用しないでく ださい。また、電源コードを扱う場合は次 の点を守ってください。守らないと、火災 や感電の原因となります。
・ 濡れた手で電源プラグに触れない
・ 電源コードを傷つけたり、破損させた
り、加工したりしない
・ 電源コードの上に重いものを載せたり、
引っぱったり、無理に曲げたりしない
・ 熱器具に近づけない
・ 束ねたり、結んだりしない
・ いつでも電源プラグが抜けるように、電
源プラグの周りには物を置かない
電源コードが傷んだら(芯線の露出、断線) 弊社のプリンターサポートデスクまたは 販売店に交換をご依頼ください。そのまま 使用すると火災や感電のおそれがありま す。
電源およびアース接続時の注意
電源プラグは、定格電圧 100V で、定格電 流 15A 以上のコンセントに単独で差し込 んでください。また、たこ足配線をしない でください。発熱による火災や感電のおそ れがあります。なお、本機の定格電源は、 100V 、 10A となっています。
次のようなときには直ちに使用を中止し、 電源スイッチを切り、電源プラグをコンセ ントから抜いてください。その後、弊社の プリンターサポートデスクまたは販売店 にご連絡ください。そのまま使用を続ける と火災のおそれがあります。
・ 機械から発煙したり、機械の外側が異常
に熱くなったとき
・ 異常な音やにおいがするとき
・ 機械の内部に水や異物(金属片、液体)
が入ったとき
万一漏電した場合の感電や火災事故を防 ぐため、電源プラグから出ている緑色の アース線を、必ず次のいずれかに取り付け てください。
・ 電源コンセントのアース端子
・ 銅片などを 650mm 以上地中に埋めた
もの
安全にご利用いただくために 9
・ 接地工事(D 種)を行っている接地端子 ご使用になる電源コンセントのアースを
ご確認ください。アースが取れない場合 や、アースが施されていない場合は、弊社 のプリンターサポートデスクまたは販売 店にご相談ください。
次のようなところには、絶対にアース線を 接続しないでください。
・ ガス管(引火や爆発の危険があります。)
インターフェイスケーブルおよびオプ ション製品を接続するときは、必ず電源ス イッチを切ってください。感電の原因とな るおそれがあります。
機械使用上の注意
・ 電話専用アース線および避雷針(落雷時
に大量の電流が流れる場合があり危険 です。)
・ 水道管や蛇口(配管の途中がプラスチッ
クになっている場合はアースの役目を 果たしません。)
電源プラグをコンセントから抜くときは、 必ず電源プラグを持って抜いてください。 電源コードを引っぱるとコードが傷つき、 火災、感電の原因となるおそれがありま す。
機械の清掃および保守、故障の処置を行う 場合は、必ず電源スイッチを切ってから、 電源プラグをコンセントから抜いてくだ さい。電源スイッチを切らずに機械の清掃 や保守を行うと、火災や感電の原因となる おそれがあります。
1 か月に一度は機械の電源スイッチを切 り、次のような点検をしてください。 なお、異常がある場合はお買い求めの販売 店までご連絡ください。
・ 電源プラグが電源コンセントにしっか
り差し込まれていますか。
・ 電源プラグに異常な発熱およびサビ、曲
がりなどはありませんか。
・ 電源プラグやコンセントに細かいホコ
リがついていませんか。
機械の上に花瓶、植木鉢、コップなど水の 入った容器を置かないでください。水がこ ぼれた場合、火災や感電のおそれがありま す。
機械の上に金属類を置かないでください。 すき間から内部に、クリップやホチキスの 針のような金属類や燃えやすいものが入 り込むと、機械内部がショートし、火災や 感電のおそれがあります。
ネジで固定されているパネルやカバーな どは、取扱説明書で指示している箇所以外 絶対に開けないでください。内部には電圧 の高い部分があり、感電のおそれがありま す。
機械を改造したり、部品を変更して使用し ないでください。火災のおそれがありま す。
この装置は、レーザーの国際規格 IEC60825-1(Class1) に適合していま す。このことはレーザー被爆の危険がない ことを意味しています。レーザーは装置内 部で放射されますが、部品内部の漏洩防止 筐体やカバーなどによって内部に閉じ込 められています。従って、お客様が使用さ れる場合はレーザーは被爆しません。取扱 説明書に書かれていること以外の、カバー を外すなどの操作はしないでください。 レーザーの被爆の原因になることがあり ます。
・ 電源コードにき裂や擦り傷などはあり
ませんか。
連休などで長期間、機械をご使用にならな いときは、安全のために電源スイッチを切 り、必ず電源プラグをコンセントから抜い てください。絶縁劣化による感電や漏電火 災の原因となるおそれがあります。
10 安全にご利用いただくために
付属の CD-ROM を CD-ROM 対応プレー ヤー以外では絶対に使用しないでくださ い。大音量により、耳に障害を被ったり、 スピーカーを破損したりするおそれがあ ります。
「高温注意」を促すラベルが貼ってある周
辺(定着ユニットやその周辺)には、絶対 に触れないでください。やけどの原因とな るおそれがあります。なお、ヒーター部や ローラー部に用紙が巻き付いているとき には無理に取らないください。ケガややけ どの原因となります。直ちに電源スイッチ を切り、弊社のプリンターサポートデスク または販売店にご連絡ください。
つまった用紙を取り除くときは、機械内部 に紙片が残らないようすべて取り除いて ください。紙片が残ったままになっている と火災の原因となるおそれがあります。 なお、紙片や用紙がヒーター部の見えない 部分およびローラーに巻き付いていると きは、無理に取らないでください。ケガや やけどの原因となるおそれがあります。直 ちに電源スイッチを切り、お買い求めの販 売店またはプリンターサポートデスクに 連絡してください。
消耗品取り扱い上の注意
ドラム / トナーカートリッジを、絶対に火 中に投じないでください。粉じん爆発によ り、やけどのおそれがあります。
床などにこぼしたトナーは、ほうきで掃き 取るか、または石けん水を湿らした布等で 拭き取ってください。掃除機を用いると、 掃除機内部のトナーが、電気接点の火花な どにより、粉じん発火する可能性がありま す。
ドラム / トナーカートリッジは、幼児の手 の届かないところに保管してください。
機械内部の電池は交換しないでください。 電池を誤って交換すると、破裂するおそれ があります。
安全にご利用いただくために 11
1 設置について
同梱品を確認してプリン ターを取り出す
1. 次のものが、すべてそろっていることを確認 します。
補足 ・ 移転など、プリンターを長距離移動する可能性がある場
合は、梱包材や箱を保管してください。
□プリンター本体 □ドラム / トナーカートリッジ □電源コード □セットアップ&クイックリファレンスガイド
(本書) □ CentreWare の CD-ROM □オンラインユーザー登録カード □保守連絡先カード □保証書
2. プリンターを梱包箱から取り出し、設置場所
に移動します。設置場所は次の事項、および
「設置および移動時の注意」(P. 8) に記載さ
れている注意と条件を守ってください。
・温度10~32° C 湿度 15 ~ 85% (結露が
ないこと) 温度が 32° C のときは湿度 70% 以下、湿度が 85% のときは温度 28° C 以下でお使いくださ い。
オプション製品を取り付ける
オプション製品を購入している場合は、ドラム / トナーカートリッジや用紙をセットする前に取 り付けます。オプション製品を取り付ける必要が ない場合は、このあとの「ドラム / トナーカート リッジを取り付ける」(P. 14) に進んでください。
本機に取り付けられるオプション製品について は、「オプション品と消耗品の紹介」(P. 50) を参 照してください。
ここでは、増設メモリーを取り付ける手順につい て説明します。それ以外のオプション製品につい ては、各オプション製品に同梱されている設置手 順書を参照してください。
警告
・ ネジで固定されているパネルやカバーなどは、
取扱説明書で指示している箇所以外絶対に開 けないでください。内部には電圧の高い部分が あり、感電のおそれがあります。
・ 機械を改造したり、部品を変更して使用しない
でください。火災のおそれがあります。
注記 ・ 増設メモリーの端子部分に触らないでください。 ・ 増設メモリーを曲げたり、傷つけたりしないように注意
してください。
・ 増設メモリーに触れる前に、必ず金属などに触れて静電
気を逃がしてください。
・ プリンター使用中にメモリーを増設した場合は、プリン
タードライバーでメモリー容量を設定する必要があり ます。詳しくは、プリンタードライバーのオンラインヘ ルプを参照してください。
補足 ・ 冷え切った部屋を暖房器具などで急激に暖めたり、湿度
や温度が低いところから高いところへプリンターを移 動した場合は、プリンター内部に水滴が付着し(結露)、 印字品質が低下することがあります。結露が生じた場合 には、1 時間以上放置して環境になじませてからご使用 ください。
・ 直射日光の当たる場所には機械を置かないで
ください。
・ エアコン、ヒーターの風が直接当たる場所に設
置しないでください。
3. 梱包箱から取り出したプリンターは、開閉部
がテープで止められています。すべてのテー プを外します。
12 1 設置について
増設メモリーを取り付ける
本機には、128MB と 256MB の 2 種類の増設 メモリーが用意されています。128MB の増設メ モリーを取り付けると、メモリー総容量は 192MB になります。256MB の増設メモリーを 取り付けると、メモリー総容量は 320MB になり ます。
1. プリンターオプション用カバーのネジを外
します。
2. プリンターオプション用カバーを、背面側に
ずらし(1)、下側の突起を外してから下方向 に引き抜きます(2)。
4. 増設メモリーを、切り欠きとスロット側の凸 部分が正しく合うように持ちます。
注記 ・ 増設メモリーの取り付け位置を間違えないように注意
してください。
増設メモリー用
増設メモリー
切り 欠き
スロット
5. 増設メモリーを手順4 で確認したスロットに 斜めに差し込んだあと、カチッという音がし て増設メモリーが確実に差し込まれるまで、 プリンター本体側に倒します。
注記 ・ 増設メモリーは、基板に対して並行に取り付けます。
右側のスロット(基板に対して垂直に差し込むスロッ ト)には、差し込まないでください。
・ 増設メモリーを正しく差し込むことができない場合は、
無理な力で押し込まないで、増設メモリーとスロットの 位置が合っているかを確認してください。
3. 金属カバーの上側の2か所のネジを外し(1)、 金属カバーを上側に引き抜きます (2)。
6. 金属カバー下部の突起を、本体側の切り欠き に合わせて差し込み(1)、上側の 2 か所の ネジを締めます(2)。
オプション製品を取り付ける 13
7. プリンターオプション用カバー上部の突起 を、本体側の切り欠きに合わせて差し込みま す (1)。次に、下側の突起を本体に差し込ん でから (2)、前面側にずらして本体にしっか りとはめ込みます (3)。
8. プリンターオプション用カバーのネジを締 めます。 これで、増設メモリーの取り付けは完了で す。
1. カバー A を開けます。
注記 ・ プリンター内部の部品には、手を触れないでください。
2. ドラム / トナーカートリッジを梱包箱から取 り出し、図のように 7 ~ 8 回振ります。
ドラム / トナーカートリッ ジを取り付ける
ドラム / トナーカートリッジを取り扱う場合は、 次の点に注意してください。
警告
・ ドラム / トナーカートリッジを、絶対に火中に
投じないでください。粉じん爆発により、やけ どのおそれがあります。
・ 直射日光や強い光に当てないでください。
・ ドラム / トナーカートリッジの取り付け作業
は、強い光の当たる場所を避け、できるだけ 5 分以内に終了してください。
・ ドラム表面には手を触れないでください。ま
た、ドラム / トナーカートリッジを立てたり、 裏返して置いたりしないでください。ドラムを 傷つけることがあります。
・ ドラムシャッターは、中の感光体(ドラム)に
光が当たらないように保護しています。ドラム シャッターをむやみに開けないでください。
・ トナーは人体に無害ですが、手や衣服についた
ときにはすぐに洗い流してください。
3. ドラム / トナーカートリッジを平らな場所に 置き、トナーシールを水平に引き抜きます。
注記 ・ トナーシールを引き抜くときは、水平にまっすぐ引き抜
いてください。斜めに引くと、途中でテープが切れてし まうことがあります。
・ トナーシールを引き抜いたあとは、ドラム / トナーカー
トリッジを振ったり、ドラム / トナーカートリッジに衝 撃を与えたりしないでください。
・ ドラム / トナーカートリッジは、開封後、1 年
以内で使い切ることをお勧めします。
14 1 設置について
4. ドラム / トナーカートリッジの取っ手を持 ち、プリンター内部の溝に挿入します。
注記 ・ プリンター内部の部品には、手を触れないでください。 ・ ドラム /トナーカートリッジが確実にセットされている
ことを確認してください。
5. カバー A をしっかり閉じます。
インターフェイスケーブル
電源コードを接続して電源 を入れる
電源コードを接続する場合は、「電源およびアー ス接続時の注意」(P. 9) に記載されている警告、 および注意を守ってください。
1. 電源コードを、プリンター背面の電源コード コネクターに接続します。電源コードの他方 を、電源コンセントに差し込みます。 電源コンセントにアース線が付いている場 合は、アース線も接続します。
を接続する
使用するインターフェイスケーブルをプリン ターに接続します。
USB ケーブルは、コンピューターにプリンタード ライバーをインストールしてから接続します。
注記 ・ パラレルケーブルは、弊社オプション製品を使用してく
ださい。弊社オプション製品以外のケーブルを使用する と、電波障害を起こすことがあります。
1. プリンター背面のインターフェイスコネク ターに、インターフェイスケーブルを接続し ます。 パラレルケーブルの場合は、ケーブルを差し 込んだあとで、両側のツメを起こして固定し ます。
USB
2. プリンターの電源スイッチの〈 〉側を押し ます。 電源が入り、「プリント デキマス」と表示さ れます。
補足 ・ お使いのネットワーク環境によっては、印刷可能になる
までに数分かかることがあります。
・「プリントデキマス IP アドレス シュトク フカ」と表示
されることがありますが、そのまま操作を続けてくださ い。
ネット ワーク
パラレル
2. パラレルケーブルおよび USB ケーブルの場 合は、ケーブルの他方をコンピューターのイ ンターフェイスコネクターに接続します。
インターフェイスケーブルを接続する 15
用紙をセットする
ここでは、用紙トレイ 1 に A4 サイズの普通紙を たて置きにセットする例で説明します。
■ たて置き
参照 ・ セットできる用紙の種類とサイズ:「用紙について」
(P. 26)
4. 用紙の四隅をそろえ、印刷したい面を上にし てセットします (1)。 縦ガイドクリップと横ガイドクリップを動 かして、用紙のサイズに合わせます (2)。
1. 用紙トレイを平らな場所に置き、フタを取り ます。
2. 用紙トレイの底にある板が上がっている場 合は、押し下げます。
注記 ・ 横ガイドに用紙がのり上げないようにしてください。 ・ 最大収容枚数、または用紙上限線を超える用紙をセット
しないでください。
・ 横ガイドは、用紙の幅に正しく合わせてください。横ガ
イドの位置がずれていると、用紙が正常に搬送されず、 紙づまりの原因になることがあります。
・ A4、B5、A5 サイズの用紙をセットする場合は、縦お
よび横ガイドをトレイの用紙サイズ目盛りに正しく合 わせてください。
5. 用紙トレイのフタを閉め、プリンターの奥に 突き当たるまでしっかり押し込みます。
3. 縦ガイドクリップを指でつまみ、トレイの端 まで動かします (1)。右側の横ガイドクリッ プを指でつまみ、右端まで動かします (2)。
16 1 設置について
注記 ・ 用紙トレイのフタは必ず閉めてください。フタを閉めな
いと、用紙がずれる原因になることがあります。
6. セットした用紙の種類やサイズによっては、 操作パネルでの設定が必要です。 再生紙や厚紙など、普通紙以外の用紙をセッ トした場合は、用紙の種類を変更します。 かんばんや現品票、ユーザー定義サイズの用 紙をセットした場合は、用紙サイズを設定し ます。
参照 ・ セットできる用紙の種類とサイズ:「用紙について」
(P. 26) ・ 用紙種類の設定:「用紙の種類を設定する」(P. 29) ・ 用紙サイズの設定:「用紙のサイズを設定する」(P. 28)
レポート / リストを印刷する
印刷例
本機が正しく設置されたことを確認するために、 操作パネルを使って[機能設定リスト]を印刷し ます。
補足 ・ 操作を間違って、途中でわからなくなった場合は、〈メ
ニュー〉ボタンを押して最初からやり直してください。 操作パネルの操作方法については、「5 操作パネルで設 定できる項目一覧」(P. 30) を参照してください。
1. 〈メニュー〉ボタンを押して、メニュー画面 を表示します。
2. 〈 〉または〈 〉ボタンを何度か押して、
[レポート / リスト]を表示し、〈 〉ボタン
を押します。
3. 〈 〉または〈 〉ボタンを何度か押して、
[キノウ セッテイ リスト]を表示し、〈〉
ボタンを押します。
4. 〈排出 / セット〉ボタンを押します。
[機能設定リスト]が印刷されます。
5. 印刷が終わったら、〈メニュー〉ボタンを押 します。
補足 ・ 本機のオプション構成、および設定によって、[機能設
定リスト]のレイアウトは異なることがあります。
取り付けたオプション製品を 確認できます。
レポート / リストを印刷する 17
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