FUJI xerox DocuPrint 3050, DocuPrint 2060 User Manual [ja]

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RSA は RSA Security Inc. の登録商標です。
BSAFE は RSA Security Inc. の米国およびその他の国における登録商標です。
HP、HP-GL、HP-GL/2 は、日本ヒューレット・パッカード社の登録商標です。
その他の製品名、会社名は各社の登録商標または商標です。
ライセンスについては、「ライセンスについて」(P. 19) に記載してあります。
この取扱説明書のなかで と表記されている事項は、安全にご利用いただくための注意事項です。 必ず操作を行う前にお読みいただき、指示をお守りください。
平成明朝体 W3、平成角ゴシック体 W5 は、財団法人日本規格協会を中心に制作グループが共同開発したもの です。なお、フォントの一部には、弊社でデザインした外字を含みます。許可なく複製することはできません。
本体のハードディスクに不具合が発生した場合、蓄積されたデータが消失することがあります。この場合のお客様 のデータの消失による直接、間接の損害につき、当社はその責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
コンピューターウィルスや不正侵入などによって発生した障害については、当社はその責任を負いかねますので、 あらかじめご了承ください。
ご注意
① 本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。 ② 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。 ③ 本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら弊社までご連絡ください。 ④ 本書に記載されていない方法で機械を操作しないでください。思わぬ故障や事故の原因となることがあります。
万一故障などが発生した場合は、責任を負いかねることがありますので、ご了承ください。
⑤ 本製品は、日本国内において使用することを目的に製造されています。諸外国では電源仕様などが異なるため
使用できません。 また、安全法規制(電波規制や材料規制など)は国によってそれぞれ異なります。本製品および、関連消耗品 をこれらの規制に違反して諸外国へ持ち込むと、罰則が科せられることがあります。
XEROX、THE DOCUMENT COMPANY、“デジタル X”のマーク、Ethernet(イーサネット)、ContentsBridge、
PDF Bridge、および CentreWare は、米国ゼロックス社または富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
DocuWorks は、富士ゼロックス株式会社の商標です。

はじめに

このたびは DocuPrint 3050/2060 をお買い上げいただき、まことにありがとうござい ます。
この取扱説明書には、本機の操作方法および使用上の注意事項を記載しています。 製品の性能を十分に発揮させ、効果的にご利用いただくために、製品をご使用になる前に
必ず本書をお読みのうえ、正しくご利用ください。 本書は、お使いのコンピューターの環境や、ネットワーク環境の基本的な知識や操作方法
を理解されていることを前提に説明しています。 また、読み終わったあとも大切に保管し、本機をご使用中に、操作でわからないことや不
具合が出たときに読み直してご活用いただけます。
富士ゼロックス株式会社
はじめに 3

DocuPrint 3050/2060 の特長

■ハイスピード、高画質
・ DocuPrint 3050 の場合、A4 で毎分 35 ページ、
DocuPrint 2060 の場合、A4 で毎分 26 ページ の印刷スピード。(同一原稿、片面連続で印刷時)
・ オイルレス定着技術の採用で、
書き込みや捺印、付箋も貼りやすい。
・ 写真や図 / 表 / グラフ、文字など、原稿の内容に
合った画質で印刷
■さまざまな紙質やサイズに対応
・ 従来、手差しトレイで出力していた厚紙や OHP
などの特殊紙や、定形外用紙も用紙トレイにまと めてセットすることが可能。
・ 手差しトレイだけでなく、用紙トレイで、はがき
や封筒など、多くの用紙種類、サイズに対応。
■インストールや設定を簡単に
・ 付属の CD-ROM から起動する CentreWare Utilities でプリンタードライバーを簡単インストール。 ・ Web からプリンターの状況を確認、各種設定が可能(CentreWare Internet Services)。
■豊富な印刷機能
・ まとめて 1 枚 (N アップ)
複数ページを 1 枚に割り付けて 印刷します。
・ 両面印刷 ・製本
*1
*1
・ ポスター
ポスター作製で使用します。
・ スタンプ
「社外秘」などの文字を重ねて
印刷します。
・ お気に入り
よく使う印刷設定を登録でき ます。
・ サンプルプリント
1 部だけ印刷して内容を確認 してから、残りの部数を印刷し ます。
・PDF Bridge機能
ContentsBridge Utility を使 えば、PDF ファイルをドラッ グ & ドロップするだけで、直 接、簡単に、速く印刷できます。
*2
■各種セキュリティー機能も搭載
・ コンピューターとプリンター間の通信
経路の暗号化
ネットワーク上で不正アクセスによる情報漏 洩を抑止します。
・ 操作パネルのロック
パスワードの入力によって、操作パネルでの操 作を制限し、管理者以外のユーザーが勝手に設 定を変更できないようにします。
・ プリントユーザー制限
本機の認証機能によって、印刷できるユーザー を限定できます。
4 DocuPrint 3050/2060 の特長
*3
・ 受信制限
LPD または Port9100 ポートを使用して印刷 する場合、印刷を受け付ける IP アドレスを制 限できます。
・ セキュリティープリント
出力データを本体内に一時蓄積し、あらためて 本体の操作パネルでパスワードを入力して出 力させます。そのため、他のドキュメントと混 ざることも、回収し忘れることもなく、機密性 の高い出力ができます。
*1:両面印刷モジュール(オプション)が必要です。 *2:内蔵増設ハードディスク(オプション)が必要です。 *3:マルチプロトコル LAN カード(オプション)が必要です。
*2
目次
はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 DocuPrint 3050/2060 の特長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 マニュアル体系 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 本書の使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 安全にご利用いただくために ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ライセンスについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
RSA BSAFE について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 JPEG コードについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
法律上の注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
1 プリンター環境の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
1.1 使用できる環境について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
1.2 ケーブルを接続する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
1.3 ネットワーク環境を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 IP アドレス(IPv4)を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 IP アドレス(IPv6)を設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
1.4 使用するポートを起動する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
1.5 CentreWare Internet Services でプリンターを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・ 34 CentreWare Internet Services の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 CentreWare Internet Services を使用する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 ヘルプの使い方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37
1.6 プリンタードライバーをインストールする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 アンインストールについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
2 プリンターの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39
2.1 各部の名称と働き ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 プリンター本体 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 操作パネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 ディスプレイの表示について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43
2.2 電源を入れる / 切る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 電源を入れる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44 電源を切る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
2.3 漏電ブレーカーについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
2.4 節電モードを設定 / 解除する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
2.5 印刷を中止する / 確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 印刷を中止する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 印刷指示したデータの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
2.6 オプション品の構成やトレイの用紙設定などを取得する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
3 印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
3.1 コンピューターから印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
3.2 はがき / 封筒に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 はがきをセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 封筒をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 はがき / 封筒に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
3.3 OHP フィルムに印刷する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 OHP フィルムをセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 OHP フィルムに印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57
目 次 5
3.4 定形外サイズの用紙に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 定形外サイズの用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 定形外サイズを登録する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 定形外サイズの用紙に印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61
3.5 トレイの用紙種類を変更して印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63
3.6 機密文書を印刷する - セキュリティープリント -・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 セキュリティープリント機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67 セキュリティープリントをする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
3.7 出力結果を確認してから印刷する - サンプルプリント -・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 サンプルプリント機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 サンプルプリントをする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71
3.8 PDF ファイルを直接印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 ContentsBridge Utility を使用しないで PDF ファイルを印刷する ・・・・・・・ 75
3.9 電子メールを使って印刷する - E メールプリント -・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77 E メールプリントをするための環境設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77 メールを送信する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 79 メールによる文書送信時のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82
4 用紙について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83
4.1 用紙について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 使用できる用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 83 使用できない用紙 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86 用紙の保管と取り扱い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87
4.2 用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 手差しトレイに用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 トレイ 1 ~ 4 に用紙をセットする ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91 トレイにセットする用紙のサイズと種類について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95 排出延長トレイを引き出す ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95 トレイの用紙種類を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96 トレイの用紙サイズを設定する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97 自動トレイ選択について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99
5 操作パネルでの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100
5.1 共通メニューの概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100 メニューの構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 100 設定を変更する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102
5.2 共通メニュー項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105
[プリントゲンゴノ セッテイ](プリント言語の設定) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105 [レポート / リスト] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109 [メーター カクニン](メーター確認) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109 [キカイ カンリシャ メニュー](機械管理者メニュー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109 [ゲンゴ キリカエ](言語切り替え) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 144
6 困ったときには ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 145
6.1 紙づまりの処置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 145 手差しトレイでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 トレイ 1 ~ 4 での紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 148 フューザーユニットでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 150 両面印刷モジュールでの紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 151 排紙部での紙づまり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 152
6.2 電源、異常音など、機械本体のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 153
6.3 印刷が正しくできないトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 154
6.4 印字品質や画質のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156
6.5 トレイや用紙送りのトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 160
6 目次
6.6 主なエラーメッセージとエラーコード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 161 主なエラーメッセージ(50 音順) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 161 エラーコード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 165
6.7 ネットワーク関連のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 167 CentreWare Internet Services 使用時のトラブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 167 E メールプリント /StatusMessenger 機能使用時のトラブル ・・・・・・・・・・・ 169
7 日常管理 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170
7.1 消耗品を交換する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170 消耗品の種類と購入について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 170 使用済み消耗品の回収 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 171 ドラム / トナーカートリッジを交換する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 172
7.2 レポート / リストを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 177 レポート / リストの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 177 レポート / リストを印刷する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 179
7.3 Web ブラウザーでプリンターの状態を確認 / 管理する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 180
7.4 SimpleMonitor でプリンターの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 181
7.5 電子メールでプリンターの状態を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 182 StatusMessenger 機能を使用するための設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 183 メールで状態を問い合わせる ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 184
7.6 セキュリティー機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 185 HTTP 通信の SSL 暗号化について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 185 IP アドレスによる受信制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 190 IPsec によるセキュリティー通信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 192
7.7 印刷枚数を確認する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 193 総印刷枚数を確認する(メーター) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 193 コンピューター別に印刷枚数を確認する(プリンター集計レポート) ・・・・・・ 194
7.8 認証と集計管理機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 195 認証 / 集計管理機能の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 195 認証 / 集計管理機能を使用するための設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 196 本機への認証情報の登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 197
7.9 清掃について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 201 プリンター外部の清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 201 リブプレートの清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 202 用紙搬送ロールの清掃 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 204
7.10 プリンターを移動するときは ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 212
A 付 録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 214
A.1 主な仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 214
製品の仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 214 印刷保証領域 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 217 内蔵フォント ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 217
A.2 オプション品の紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 220 A.3 消耗品と定期交換部品の寿命について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 221 A.4 製品情報の入手方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 222
最新のプリンタードライバーについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 222 本機のファームウエアのバージョンアップについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 222
A.5 増設メモリーの取り付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 223
取り付け手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 224
A.6 内蔵増設ハードディスクの取り付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 227
同梱品の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 227 取り付け手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 228
A.7 注意 / 制限事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 231
本体の注意と制限 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 231
A.8 用語集・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 232
目 次 7
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 237
操作パネルメニュー一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 巻末
商品のお問い合わせ先について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 巻末
8 目次

マニュアル体系

本機に同梱されているマニュアル
セットアップガイド 本機の設置手順を説明しています。
知りたい、困ったにこたえる本 プリンターの基本的な使い方と、お客様からよくある質問を取り上げ、
ユーザーズガイド(PDF)
(本書)
マニュアル(HTML 文書) プリンター環境の設定方法と、プリンタードライバー、および弊社ソ
エミュレーション設定ガイド
(PDF)
1 冊にまとめました。トラブルで困ったときの解決方法も紹介してい ます。また、増設メモリー(オプション)や内蔵増設ハードディスク
(オプション)の取り付け手順も説明しています。
このマニュアルで紹介しきれない内容や、もっと詳しい情報が知りた い場合は、ユーザーズガイドを参照してください。
本機の設置が終わってから印刷するまでの準備、印刷機能の設定方法、 操作パネルのメニュー項目、トラブルの対処方法、および日常の管理 方法について、説明しています。 ・ このマニュアルは、ドライバー CD キットの CD-ROM 内の機種固
有マニュアルの中に収録されています。
フトウエアのインストール方法を説明しています。 ・ このマニュアルは、ドライバー CD キットの CD-ROM 内に収録さ
れています。
ART IV、201H、ESC/P、HP-GL および HP-GL/2、PCL の各エ ミュレーションについて説明しています。 ・ このマニュアルは、ドライバー CD キットの CD-ROM 内の機種固
有マニュアルの中に収録されています。
オプション品に同梱されているマニュアル、購入するマニュアル
設置手順書 別売りのオプション品には、必要に応じて、設置手順書が同梱されて
います。
PostScript CD-ROM 内のマニュアル
(PDF)
商品マニュアル(必要に応じて 購入してください)
補足 ・ PDF 文書を表示するには、お使いのコンピューターに Adobe
Readerがインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、ドライバー CD キットの CD-ROM を使って、まず Adobe Reader をインストールしてください。
Driver Library
PostScript プリンターとして使用するための設定方法や、プリンター ドライバーで設定できる項目を説明しています。 ・ このマニュアルは、PostScript ソフトウエアキットに同梱されて
いる CD-ROM 内に収録されています。
プリンター(プロッター)制御言語のコマンドなどを説明したマニュ アル(リファレンスマニュアル(ART IV 対応)など)です。
Acrobat Reader、または Adobe
マニュアル体系 9

本書の使い方

本書の構成
本書は、次のような章で構成されています。各章の概要を説明します。
1 プリンター環境の設定 本機の設置が終わってから、本機を使用できるようにするための設定
2 プリンターの基本操作 各部の名称と働きや、基本的な機能(電源の入 / 切、印刷の中止など)
3 印刷する 主な印刷方法について説明しています。
4 用紙について 使用できる用紙や用紙のセット方法について説明しています。
5 操作パネルでの設定 操作パネルで設定できる項目とその設定方法について説明していま
6 困ったときには トラブル(紙づまり、エラーメッセージなど)が発生したときの対処
7 日常管理 消耗品の交換方法やレポート / リストの印刷方法、日常の管理につい
A 付録 主な仕様や、オプション品の紹介、消耗品の寿命、製品情報の入手方
方法について説明しています。
の操作方法について説明しています。
す。
方法について説明しています。
て説明しています。 また、機械管理者を対象に、コンピューターから本機の状態を確認し たり、設定をしたりすることができるツールや、本機のセキュリティー 機能、認証 / 集計管理機能について説明しています。
法などを説明しています。
本書の表記
1. 本文中の「コンピューター」は、パーソナルコンピューターやワークステーションの
総称です。
2. 本文中では、説明する内容によって、次のマークを使用しています。
注記 注意すべき事項を記述しています。必ずお読みください。 補足 補足事項を記述しています。 参照 参照先を記述しています。
3. 本文中では、次の記号を使用しています。
参照「   」: 参照先は、本書内です。 参照『   』: 参照先は、本書内ではなく、ほかのマニュアルです。
[   ] : コンピューターやプリンター操作パネルのディスプレイに表示さ
れるメニュー、項目、メッセージを表します。また、プリンターか ら出力されるレポート / リスト名を表します。
〈   〉 : キーボード上のキーや、プリンターの操作パネル上のボタン、ラン
プなどを表します。
  > : 操作パネルのメニューや CentreWare Internet Services のメ
ニューの階層を表します。
4. 本文中で使用しているイラストは、DocuPrint 3050 を例にしています。DocuPrint
2060 をお使いの場合は、標準トレイ部分のみ異なります。
10 本書の使い方

安全にご利用いただくために

本機を安全にご利用いただくために、本機をご使用になる前に必ず「安全にご利用いただくために」を最 後までお読みください。
お買い上げいただいた製品は、厳しい安全基準、環境基準に則って試験され、合格した商品です。常に安 全な状態でお使いいただけるよう、下記の注意事項に従ってください。
新機能の追加や外部機器との接続など、許可なく改造を加えた場合は、保証の対 象とならない場合がありますのでご注意ください。詳しくは、担当のサービスセ ンターへお問い合わせください。
各警告図記号は以下のような意味を表しています
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う 可能性があり、かつその切迫の度合いが高いと思われる事項があることを示し ています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う 可能性があると思われる事項があることを示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が障害を負うことが想定され る内容および物的損害の発生が想定される事項があることを示しています。
記号は、製品を取り扱う際に注意すべき事項があることを示しています。指示内容をよく読み、製
品を安全にご利用ください。
注  意 発火注意 破裂注意 感電注意 高温注意 回転物注意 指挟み注意
記号は、行ってはならない禁止事項があることを示しています。指示内容をよく読み、禁止されて
いる事項は絶対に行わないでください。
禁  止 火気禁止 接触禁止 風呂等での
記号は、必ず行っていただきたい指示事項があることを示しています。指示内容をよく読み、必ず
実施してください。
指  示 電源プラグ
を抜け
アース線を
接続せよ
使用禁止
分解禁止 水ぬれ禁止 ぬれ手禁止
安全にご利用いただくために 11
電源およびアース接続時の注意
万一漏電した場合の感電や火災事故を防 ぐため、電源プラグから出ている緑色の アース線を、必ず次のいずれかに取り付け てください。
・ 電源コンセントのアース端子
・ 銅片などを 750mm 以上地中に埋めた
もの
・ 接地工事(D 種)を行っている接地端子
ご使用になる電源コンセントのアースを ご確認ください。アースが取れない場合 や、アースが施されていない場合は、弊社 のプリンターサポートデスクまたは販売 店にご相談ください。
次のようなところには、絶対にアース線を 接続しないでください。
電源プラグやコンセントに付着したホコ リは、必ず取り除いてください。そのまま 使用していると、湿気などにより表面に微 小電流が流れ、発熱による火災の原因とな るおそれがあります。
同梱、または弊社が指定した専用電源コー ド以外は使用しないでください。発火、感 電のおそれがあります。 また、専用電源コードをほかの機器に使用 しないでください。
電源コードを傷つけたり、破損させたり、 加工したりしないでください。引っぱった り、無理に曲げたりすると電源コードを傷 め、発熱による火災や感電の原因となるお それがあります。
電源コードが傷んだら ( 芯線の露出、断線 ) 弊社のプリンターサポートデスクまたは 販売店に交換をご依頼ください。そのまま 使用すると火災や感電の原因となるおそ れがあります。
・ ガス管(引火や爆発の危険があります。)
・ 電話専用アース線および避雷針(落雷時
に大量の電流が流れる場合があり危険 です。)
・ 水道管や蛇口(配管の途中がプラスチッ
クになっている場合はアースの役目を 果たしません。)
アースとの接続が不十分な場合、感電の原 因となるおそれがあります。
電源コードは、機械近くのアースが確実に 取れるコンセントに、単独で差し込んでく ださい。延長コードは使わないでくださ い。たこ足配線をしないでください。発熱 による火災の原因となるおそれがありま す。
電源接続に関してご不明な点がある場合 は、弊社のプリンターサポートデスクまた は販売店にご相談ください。
機械の定格電圧値および定格電流値より 容量の大きい電源コンセントに接続して 使用してください。機械の定格電圧値およ び定格電流値は、機械背面パネルの定格銘 板ラベルを確認してください。
機械の清掃を行う場合は、電源スイッチを 切り、必ず電源プラグをコンセントから抜 いてください。電源スイッチを切らずに機 械の清掃を行うと、感電の原因となるおそ れがあります。
機械の電源スイッチを入れたままでコン セントからプラグを抜き差ししないでく ださい。アークによりプラグが変形し、発 熱による火災の原因となるおそれがあり ます。
電源プラグをコンセントから抜くときは、 必ず電源プラグを持って抜いてください。 電源コードを引っぱるとコードが傷つき、 火災、感電の原因となるおそれがありま す。
連休などで長期間、機械をご使用にならな いときは、安全のために電源スイッチを切 り、必ず電源プラグをコンセントから抜い てください。絶縁劣化による感電や漏電火 災の原因となるおそれがあります。
電源プラグは絶対に濡れた手で触らない でください。感電のおそれがあります。
電源コードにものを載せないでください。
12 安全にご利用いただくために
1 か月に一度は機械の電源スイッチを切
m
り、次のような点検をしてください。
・ 電源プラグが電源コンセントにしっか
り差し込まれていますか。
・ 電源プラグに異常な発熱およびサビ、曲
がりなどはありませんか。
・ 電源プラグやコンセントに細かいホコ
リがついていませんか。
・ 電源コードにき裂や擦り傷などはあり
ませんか。
異常な点にお気づきの場合はただちに使 用を中止し、電源スイッチを切り、電源プ ラグをコンセントから抜いてください。そ の後、弊社のプリンターサポートデスクま たは販売店までご連絡ください。
設置時の注意
機械は、電源コードの上を人が踏んで歩い たり足で引っ掛けたりするような場所に は設置しないでください。発熱による火災 や感電のおそれがあります。
以下のような場所には機械を設置しない でください。
・ 発熱器具に近い場所
・ 揮発性可燃物やカーテンなどの燃えや
すいものの近く
・ 高温、多湿の場所や換気が悪くホコリの
多い場所
・ 直射日光の当たる場所
機械には通気口があります。機械の通気口 をふさがないでください。通気口をふさぐ と内部に熱がこもり、火災の原因となるお それがあります。
機械を安全に正しく使用し、機械の性能を 維持するために、下図の設置スペースを確 保してください。
660 437 270
100
459
100
203
208
390
178
309
・ 調理台や加湿器のそばなど
・ 傾いた場所や不安定な場所
機械の重さ(本体のみ、消耗品を含む) は、 23.5kg(DocuPrint 3050 の場合) または 20.8kg(DocuPrint 2060 の場 合)です。必ず 2 人以上で持ち運んでく ださい。
機械を持ち上げるときは、腰を痛めないよ う、ひざを折り、指示された左右両側の下 方にあるくぼみを持ってから立ち上がる ようにしてください。
203
437660
安全にご利用いただくために 13
208
270
単位:m
機械を 10 度以上に傾けないでください。 転倒などによるケガの原因となるおそれ があります。
次のようなときにはただちに使用を中止 し、電源スイッチを切り、電源プラグをコ ンセントから抜いてください。その後、弊 社のプリンターサポートデスクまたは販 売店にご連絡ください。そのまま使用を続 けると、感電や火災の原因となるおそれが あります。
10°
10°
本機器の使用環境は次のとおりです。 温度:5 ~ 32 ℃ 湿度:15 ~ 85% ただし冷えきった部屋を暖房器具などで 急激に暖めると、機械内部に水滴が付着し 部分的に印刷できない場合があります。
機械使用上の注意
この説明書に明記されていない作業は危 険ですので、絶対に行わないでください。
この機械はお客様が危険な箇所に触らな いよう設計されています。危険な箇所はカ バーなどで保護されていますので、ネジで 固定されているパネルやカバーなどは、絶 対に開けないでください。感電やケガの原 因となるおそれがあります。
10°
10°
・ 機械から発煙したり、機械の外側が異常
に熱くなったとき
・ 異常な音やにおいがするとき
・ 電源コードが傷ついたり、破損したとき
・ ブレーカーやヒューズなど部屋の安全
装置が働いたとき
・ 機械の内部に水が入ったとき
・ 機械が水をかぶったとき
・ 機械の部品に損傷があったとき
・ 異物が混入したとき
機械の隙間や通気口に物を入れないでく ださい。また、以下のものは、機械の上に 置かないでください。
・ 花瓶やコーヒーカップなどの液体の
入ったもの
・ クリップやホチキスの針などの金属類
・ 重いもの 液体がこぼれたり、金属類が隙間から入り
込むと機械内部がショートし、火災や感電 の原因となるおそれがあります。
電気を通しやすい紙(折り紙 / カーボン紙 / コート紙など)を使用しないでください。 ショートして火災の原因となるおそれが あります。
14 安全にご利用いただくために
機械の性能の劣化を防ぎ安全を確保する ため、清掃には指定されたものをご使用く ださい。スプレータイプのクリーナーは、 引火や爆発の危険がありますので、絶対に 使用しないでください。
レーザーについて 注意:取扱説明書に書かれていること以外 の、カバーを外すなどの操作はしないでく ださい。レーザーの被爆の原因になるおそ れがあります。失明、やけどなどの原因と なるおそれがあります。
この機械は、レーザーの国際規格 IEC60825-1(Class 1レーザー機器)に 適合しています。このことはレーザー被爆 の危険がないことを意味しています。レー ザーは機械内部で放射されますが、部品内 部の漏洩防止筐体やカバーなどによって 内部に閉じ込められています。したがっ て、お客様のご使用中にレーザーに被爆す ることはありません。
機械に貼ってあるラベルの警告や説明に は必ず従ってください。
特に「高温注意」「高圧注意」のラベルが 貼ってある箇所には、絶対に触れないでく ださい。やけどや感電の原因となるおそれ があります。
機械の安全スイッチを無効にしないでく ださい。機械の安全スイッチに磁気を帯び たマグネット類を近づけないでください。 機械が作動状態になる場合があり、ケガや 感電の原因となるおそれがあります。
機械の本体には漏電ブレーカーが付いて います。機械に漏電が起こったときに、電 気回路を自動的に遮断して漏電や火災な どの事故を防ぐためのものです。通常は 入っている状態にしておきます。1 か月に 一度は漏電ブレーカーが正常に働くかを 確認してください。異常などがある場合は 弊社のプリンターサポートデスクまたは 販売店までご連絡ください。 なお、漏電ブレーカーの確認手順は以下の とおりです。
1. 機械の電源スイッチを切ります。
2. 機械の本体背面左側にある漏電ブ レーカーの TEST(切)ボタンを先の 細い棒などで押します。
TESTボタン
RESETボタン
機械内部に詰まった用紙や紙片は無理に 取り除かないでください。 特に、ヒューザー部やローラー部に用紙が 巻き付いているときは無理に取らないで ください。ケガややけどの原因となるおそ れがあります。ただちに電源スイッチを切 り、弊社のプリンターサポートデスクまた は販売店にご連絡ください。
消耗品取り扱い上の注意
消耗品は、箱やボトルにある説明に従って 保管してください。
床などにこぼしたトナーは、ほうきで掃き 取るか、または石けん水を湿らした布など で拭き取ってください。掃除機を用いる と、掃除機内部のトナーが、電気接点の火 花などにより、発火または爆発するおそれ があります。大量にこぼれた場合、弊社プ リンターサポートデスクまたは販売店に ご連絡ください。
トナーカートリッジは、絶対に火中に投じ ないでください。トナーカートリッジに 残っているトナーが発火または爆発する 可能性があり、やけどのおそれがありま す。使い終わった不要なトナーカートリッ ジは、必ず弊社プリンターサポートデスク または販売店にお渡しください。弊社にて 処理いたします。
3. 漏電ブレーカーの RESET(入)ボタ ンが上がったことを確認します。
4. 確認後、漏電ブレーカーの RESET
(入)ボタンを押します。(テストが解
除されます。)
安全にご利用いただくために 15
次の事項に従って、応急処置をしてくださ い。
ドラム / トナーカートリッジは幼児の手が 届かないところに保管してください。幼児 がトナーを飲み込んだ場合は、ただちに医 師に相談し指示を受けてください。
ドラム / トナーカートリッジを交換する際 は、トナーが飛散しないように注意してく ださい。また、トナーが飛散した場合は、 トナーが皮膚や衣服に付いたり、トナーを 吸引したり、または目や口に入らないよう に注意してください。
・ トナーが皮膚や衣服に付着した場合は、
石けんを使って水でよく洗い流してく ださい。
・ トナーが目に入った場合は、目に痛みが
なくなるまで 15 分以上多量の水でよく 洗い、必要に応じて医師の診断を受けて ください。
・ トナーを吸引した場合は、新鮮な空気の
ところへ移動し、多量の水でよくうがい をしてください。
・ トナーを飲み込んだ場合は、飲み込んだ
トナーを吐き出し、水でよく口の中をす すぎ、多量の水を飲んでください。すみ やかに医師に相談し指示を受けてくだ さい。
16 安全にご利用いただくために
警告および注意ラベルの貼り付け位置
機械に貼ってあるラベルの警告や説明には必ず従ってください。 特に「高圧注意」「高温注意」を促すラベルが貼ってある箇所には、絶対に触れないでく
ださい。やけどや感電の原因となるおそれがあります。
安全にご利用いただくために 17
環境について
・ 本機は電源スイッチを切った状態でも、0.1W 以下の電力を消費しています。この消費
・ 回収したドラム / トナーカートリッジは、環境保護・資源有効活用のため、部品の再使
・ 不要となったドラム / トナーカートリッジは適切な処理が必要です。ドラム / トナー
・ 本書は、地球環境への負担軽減を目的として再資源化(リサイクル ) に配慮して製本し
規制について
電磁波障害対策自主規制について
電力を回避(または節約)するためには、機械の電源プラグをコンセントから外してく ださい。
用、材料としてのリサイクル、熱回収などの再資源化を行っています。
カートリッジの容器は、無理に開けたりせず、必ず弊社または販売店にお渡しください。
ています。製品本体の使用を終了したら、本書は回収業者などによる再資源化にご協力 ください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくク ラス B 情報技術装置です。 この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオや テレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがありま す。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
受信障害について
ラジオの雑音、テレビなどの画面に発生するチラツキ、ゆがみがこの商品による影 響と思われましたら、この商品の電源スイッチを一旦切ってください。電源スイッ チを切ることにより、ラジオやテレビなどが正常な状態に回復するようでしたら、 次の方法を組み合せて障害を防止してください。
・ 本機とラジオやテレビ双方の位置や向きを変えてみる。 ・ 本機とラジオやテレビ双方の距離を離してみる。 ・ この商品とラジオやテレビ双方の電源を別系統のものに変えてみる。 ・ 受信アンテナやアンテナ線の配置を変えてみる。(アンテナが屋外にある場合は
電気店にご相談ください。)
・ ラジオやテレビのアンテナ線を同軸ケーブルに変えてみる。
高調波対策自主規制について
本機器は JIS C 61000-3-2(高調波電流発生限度値)に適合しています。
18 安全にご利用いただくために

ライセンスについて

RSA BSAFE について
本機(マルチプロトコル LAN カード(オプション))は、RSA Security Inc. の RSA BSAFE ソフトウェアを搭載しています。
JPEG コードについて
本プリンターのソフトウエアには、the Independent JPEG Group で作成されたコー ドの一部を利用しています。
ライセンスについて 19

法律上の注意事項

1. 本物と偽って使用する目的で次の通貨や有価証券を複製することは、犯罪として厳し く処罰されます。
紙幣(外国紙幣を含む)、国債証書、地方債証書、郵便為替証書、郵便切手、印紙。
これらは、本物と偽って使用する意図がなくても、本物と紛らわしいものを作る こと自体が犯罪になります。
株券、社債、手形、小切手、貨物引換証、倉荷証券、クーポン券、商品券、鉄道
乗車券、定期券、回数券、サービス券、宝くじ・勝馬投票券・車券の当たり券な どの有価証券。
2. 次の文書や記名捺印などを複製・加工して、正当な権限なく新たな証明力を加えるこ とは、犯罪として厳しく処罰されます。
各種の証明書類など、公務員または役所を作成名義人とする文書・図画。契約書、遺産分割協議書など私人を名義人とする権利義務に関する文書。推薦状、履歴書、あいさつ状など、私人を名義人とする事実証明に関する文書。役所または公務員の印影、署名、記名。私人の印影または署名。
3. 著作権が存在する書籍、新聞、雑誌、冊子、絵画、図画、版画、図面、地図、写真、 映像、映画、音楽、コンピュータープログラムなどの著作物は、権利者の許諾なく、 次の行為はできません。
(1) 複製 紙に定着させた著作物を複写機でコピーすること、磁気テープに記録し
た映像や音楽をダビングすること、電子的に読み取った著作物のデータ をハードディスクや外部メディアに記録すること、記録した著作物の データをプリンターで出力すること、ネットワークを介してダウンロー ドすることなど。
(2) 改変 紙に定着させた著作物を加工や修正すること、電子的に読み取った著作
物のデータを切除、書き換え、切り貼りすることなど。
(3) 送信 電子的に読み取った著作物のデータを、公衆の電気通信回線(インター
ネットを含む)を通じてファクシミリや電子メールで送信すること、 ホームページへの掲載など、公衆の電気通信回線に接続したネットワー クサーバーに著作物のデータを搭載することなど。
権利者の許諾なく複製・改変・送信したときは、使用の差止、損害賠償の請求、刑事 罰を受けることがあります。ただし、次の場合は例外的に権利者の許諾なく著作物を 複製することができます。
個人的または家庭内、その他これに準ずる生活範囲での私的な使用を目的とした
複製。
国立図書館、私立図書館、学校付属施設、公立の博物館、公立の各種資料セン
ター、公益目的の研究機関など、公衆利用への提供を目的とする図書館等におけ る複製。
公正な慣行に合致し、報道・批評・研究など、目的に照らして、正当な範囲内で
の引用。
国または地方公共団体が発行する公報資料・調査統計資料・報告書の新聞・雑
誌・その他刊行物への転載。 ただし、複製禁止の表示がある著作物は除かれます。
学校教科書への掲載。
ただし、権利者への補償金が必要です。
学校その他教育機関における複製。
ただし、種類・用途・部数・態様に照らして、権利者の利益を不当に害しない範 囲内に限ります。
試験問題としての複製。
ただし、権利者への補償金が必要です。
20 法律上の注意事項

1 プリンター環境の設定

セットアップガイドに従って、プリンター本体の設置が終わったら、続けてプリンター環 境を設定します。

1.1 使用できる環境について

本機は、直接コンピューターと接続するとローカルプリンターとして、ネットワークを経 由するとネットワークプリンターとして使用できます。
使用するポートは、操作パネルで [ キドウ ] に設定してください。
ローカルプリンターとして使用する場合
ローカルプリンターとして使用する場合は、次の接続形態があります。
・ パラレル接続 : 本機とコンピューターをパラレルケーブルで接続して使用します。
(工場出荷時:キドウ)
・ USB 接続 : 本機とコンピューターを USB ケーブルで接続して使用します。
(工場出荷時:キドウ)
ネットワークプリンターとして使用する場合
ネットワークプリンターとして使用する場合は、次の環境で使用できます。
・ LPD : TCP/IP プロトコルを使用し、本機と直接通信できる場合に使用しま
す。(工場出荷時:キドウ)
・ Port9100 : ポートとして Port9100 を利用している場合に使用します。
(工場出荷時:キドウ)
・ FTP : FTP サービスを利用して印刷する場合に使用します。
(工場出荷時:キドウ)
1.1 使用できる環境について 21
マルチプロトコル LAN カード(オプション)を装着すると、さらに次の環境で使用でき るようになります。
・NetWare
: NetWare サーバーを使用し、本機を共有管理する場合に使用します。
(工場出荷時:キドウ)
・SMB :Windows
ネットワークを使用して印刷する場合に使用します。
(工場出荷時:キドウ)
・ IPP : インターネットを経由して印刷する場合に使用します。
(工場出荷時:キドウ)
・EtherTalk
・ WSD : Windows Vista
:Macintoshから印刷する場合に使用します。(工場出荷時:キドウ)
TM
から印刷する場合に使用できます。
(工場出荷時:キドウ)
コンピューターの OS と使用できる環境
補足 ・ 対象 OS は予告なく変更されることがあります。弊社ホームページを参照してください。
接続形態 ローカル ネットワーク
ポート名
プロトコル
Windows 95
Windows 98
Windows Me
Windows
NT
4.0
Windows 2000
Windows XP
Windows
Server 2003
Windows
TM
Vista
パラ レル
--
○○
USB
*2
LPD
TCP
/ IP
*3
NetWare
TCP
/ IP
*4
○○ ○ ○
*4
○○ ○ ○
*4
○○ ○ ○ ○
*1
IPX/ SPX
Net
BEUI
SMB
*1
TCP
/ IP
IPP
TCP
/IP
Port
*1
9100
TCP/IPApple
Ether
Talk
Talk
*4
*4
*4
FTP
*1
TCP
/ IP
○○○○ ○
○○○○○○○○○
○○○○○ ○○○
○○○○○ ○○○
○○○○○ ○○○ ○ ○
WSD
WSD
*1
22 1 プリンター環境の設定
接続形態 ローカル ネットワーク
ポート名
プロトコル
Mac OS
*5
8.6 ~ 9.2
Mac OS X
*5
10.2.8
/
10.3.9/
*7
10.4
パラ レル
--
USB
*2
*6
○○
LPD
TCP
/ IP
NetWare
TCP
/ IP
*1
IPX/ SPX
Net
BEUI
SMB
*1
TCP
/ IP
IPP
TCP
/IP
Port
*1
9100
TCP/IPApple
*8
Ether
Talk
Talk
*1:マルチプロトコル LAN カード(オプション)が必要です。 *2:接続するコンピューターに USB ポートが必要です。また、Windows 98/Me の
場合は、USB Print Utility(富士ゼロックス株式会社製)を使用します。USB Print Utility は、同梱されているドライバー CD キットの CD-ROM からインス
トールできます。 *3:Windows 98 Second Edition 以降をサポートします。 *4:Windows 95/98/Me の場合は、TCP/IP Direct Print Utility(富士ゼロック
ス株式会社製)を使用します。TCP/IP Direct Print Utility は、プリンタード
ライバーをインストールすると自動的にインストールされます。 *5:PostScript ソフトウエアキット(オプション)を取り付けると、Macintosh か
ら、PostScript データを印刷できるようになります。 *6:Mac OS 9.2 以降でサポートします。 *7:Mac OS X 10.3.9 以降は、Macintosh 用プリンタードライバーを使用して印
刷できます。対応用紙サイズは、A3、B4(JIS)、A4、B5(JIS)、A5、レター、
リーガル、タブロイドです。ほかの用紙サイズおよびユーザー定義用紙サイズは、
使用できません。PostScript ドライバー(オプションの PostScript ソフトウ
エアキット装着時)で印刷してください。Macintosh 用プリンタードライバー
は、弊社のホームページからダウンロードできます。詳しくは、ドライバーと同
じホームページ上にあるマニュアルを参照してください。 *8:Mac OS X 10.3.9 以降でサポートします。
FTP
*1
TCP
/ IP
WSD
WSD
*1
補足 ・ そのほかの Macintosh からの印刷については、弊社プリンターサポートデスクに
お問い合わせください。
・ PostScript ソフトウエアキット(オプション)を取り付けた場合は、256MB 以
上のメモリーを増設することをお勧めします。
1.1 使用できる環境について 23

1.2 ケーブルを接続する

接続形態に合ったインターフェイスケーブルで、プリンターとコンピューターを接続しま す。
インターフェイスケーブルは、本製品に添付されていません。別途、購入してください。
パラレル接続の場合
パラレル接続の場合は、弊社オプション製品のパラレルケーブルを用意してください。弊 社オプション製品以外のケーブルを使用すると、電波障害を起こすことがあります。
1. 本機の電源を切ります。
2. パラレルケーブルを本体のインターフェイ スコネクターに差し込みます。 そのあと、両側の金具で固定します。
3. パラレルケーブルの他方のコネクターを コンピューターに接続します。
4. 本機の電源を入れます。
USB 接続の場合
USB 接続の場合は、ケーブルで接続する前に、コンピューターにプリンタードライバー をインストールしてください。インストール方法は、「1.6 プリンタードライバーをイン ストールする」(P. 38) および、ドライバー CD キットの CD-ROM 内の『マニュアル
(HTML 文書)』を参照してください。
1. 本機の電源を切ります。
2. USB ケーブルを、本体のインターフェイス コネクターに差し込みます。
3. USB ケーブルの他方のコネクターを、コン ピューターに接続します。
4. 本機の電源を入れます。
24 1 プリンター環境の設定
ネットワーク接続の場合
ネットワークケーブルは、100BASE-TX または 10BASE-T に対応したストレートケー ブルを用意してください。
1. 本機の電源を切ります。
2. ネットワークケーブルを本体のインター フェイスコネクターに差し込みます。
3. ネットワークケーブルの他方のコネクター をハブなどのネットワーク機器に接続しま す。
4. 本機の電源を入れます。
1.2 ケーブルを接続する 25

1.3 ネットワーク環境を設定する

ここでは、TCP/IP プロトコルを使用するための設定を説明します。その他の環境で使用 する場合は、ドライバー CD キットの CD-ROM 内の 照して、ネットワーク環境を設定してください。
補足 ・ 本機は、IPv6 ネットワーク環境の場合は、IPv6 アドレスを使用できます。IPv6 アドレスの設定につ
いては、「IP アドレス(IPv6)を設定する」(P. 29) を参照してください。

IP アドレス(IPv4)を設定する

TCP/IP プロトコルを使用するためには、IP アドレスの設定が必要です。 工場出荷時の本機は、[IP アドレスシュトクホウホウ]が[DHCP/Autonet]に設定さ
れています。そのため、DHCP サーバーがあるネットワーク環境では、本機をネットワー クに接続すると、自動的に IP アドレスが設定されます。
[プリンター設定リスト]を印刷して、IP アドレスがすでに設定されているかどうかを確
認してください。 IP アドレスが何も設定されていない場合は、[IP アドレスシュトクホウホウ]を[パネル]
に変更し、IP アドレスを設定する必要があります。
マニュアル(HTML 文書)を参
IP アドレスが 設定されていれば OK。
設定されていない、 または、変更したい場合は、 次のページの手順に従って、IP アドレスを設定してください。
補足 ・[プリンター設定リスト]の印刷方法については、「7.2 レポート / リストを印刷する」(P. 177) を参照
してください。
・ 本機は、BOOTP サーバーまたは RARP サーバーを使用してアドレス情報を自動的に取得することも
できます。この場合は、操作パネルで、[IP アドレス シュトクホウホウ]の項目を[BOOTP]または
[RARP]に変更してください。
・ DHCP で運用する場合は、IP アドレスが変更されていることがあるので、定期的に IP アドレスを確認
して使用する必要があります。
・ WINS(Windows Internet Name Service)環境下で DHCP を使用する場合は、マルチプロトコル
LAN カード(オプション)が必要です。
26 1 プリンター環境の設定
ここでは、操作パネルで IP アドレスを設定する手順について説明します。使用するネッ トワーク環境によって、サブネットマスクやゲートウェイアドレスの設定が必要です。 ネットワーク管理者にご相談のうえ、必要な項目を設定してください。
IP アドレスを設定する
1. 操作パネルの〈メニュー〉ボタンを押して、 メニュー画面を表示します。
2. [キカイ カンリシャ メニュー]が表示され るまで、〈 〉ボタンを押します。
補足 ・ 選択したい項目を行き過ぎてしまった場合は、〈〉
タンで戻ります。
3. 〈 〉ボタンで選択します。
[ネットワーク / ポート セッテイ]が表示
されます。
補足 ・ 間違って、違う項目で〈 〉ボタンを押してしまった
場合は、〈 〉ボタンで前の画面に戻ります。
・ 最初からやり直したい場合は、〈メニュー〉ボタンを
押します。
4. 〈 〉ボタンで選択します。
[パラレル]が表示されます。
メニュー プリントゲンゴノ セッテイ
メニュー キカイ カンリシャ メニュー
キカイ カンリシャ メニュー ネットワーク / ポート セッテイ
ネットワーク / ポート セッテイ パラレル
5. [TCP/IP]が表示されるまで、〈 〉ボタン を押します。
6. 〈 〉ボタンで選択します。
[IP ドウサ モード]が表示されます。
7. [IPv4]が表示されるまで、〈 〉ボタンを 押します。
8. 〈 〉ボタンで選択します。
[IP アドレスシュトクホウホウ]が表示され
ます。
9. 〈 〉ボタンで選択します。 現在の設定値が表示されます。
10.[パネル]が表示されるまで、〈 〉ボタン を押します。
ネットワーク / ポート セッテイ TCP/IP
TCP/IP
IP ドウサ モード
TCP/IP
IPv4
IPv4
IP アドレスシュトクホウホウ
IP アドレスシュトクホウホウ DHCP/Autonet *
IP アドレスシュトクホウホウ パネル
1.3 ネットワーク環境を設定する 27
11.〈排出 / セット〉ボタンで決定します。
[デンゲンノ キリ/イリデ セッテイガ ユ
ウコウニナリマス]と 3 秒間表示されたあ と、設定画面に戻ります。 プリンターの電源は、ゲートウェイアドレ スを設定終了後に入れ直します。このまま 先に進んでください。
IP アドレスシュトクホウホウ パネル *
12.〈 〉ボタンで、[IP アドレスシュトクホウ ホウ]に戻ります。
13.〈 〉ボタンで、[IP アドレス]を表示します。
14.〈 〉ボタンで選択します。 現在の IP アドレスが表示されます。
15.〈 〉〈 〉ボタンで最初のフィールドに値 を入力し、〈 〉ボタンを押します。
補足 ・ 変更の必要がない場合は、〈 〉ボタンを押すと次の
フィールドに移動します。
・〈 〉〈 〉ボタンを押し続けると、値が 10 ずつ変わ
ります。
・ 前のフィールドに戻る場合は、〈〉ボタンを押します。
16. 他のフィールドも同様に入力し、最後の 4 つめのフィールドを入力したら、〈排出 / セット〉ボタンで決定します。
IPv4 IP アドレス シュトクホウホウ
IPv4 IP アドレス
IP アドレス
000.000.000.000*
IP アドレス
192.000.000.000
IP アドレス
192.168.001.100*
17. 続けて、サブネットマスクとゲートウェイア ドレスを設定する場合は、〈 〉ボタンを押 して、手順 18 に進みます。 これで、操作を終了する場合は、手順 25 に進みます。
サブネットマスク / ゲートウェイアドレスの設定
18.[サブネット マスク]が表示されるまで、
〈 〉ボタンを押します。
19.〈 〉ボタンで選択します。 現在のサブネットマスクが表示されます。
20. IP アドレスと同様に、サブネットマスクを 入力し、〈排出 / セット〉ボタンで決定しま す。
IPv4 サブネット マスク
サブネット マスク
255.255.000.000*
サブネット マスク
255.255.255.000*
28 1 プリンター環境の設定
21.〈 〉ボタンで、[サブネット マスク]に戻 ります。
IPv4 サブネット マスク
22.〈 〉ボタンで、[ゲートウェイ アドレス] を表示します。
23.〈 〉ボタンで選択します。 現在のゲートウェイアドレスが表示されま す。
24. IP アドレスと同様にゲートウェイアドレス を入力し、〈排出 / セット〉ボタンで決定し ます。
25. これで、すべての設定が終了です。 プリンターの電源を切り、入れ直します。
26.[プリンター設定リスト]を印刷して、設定 した内容を確認します。

IP アドレス(IPv6)を設定する

本機は、IPv6 アドレスに対応しています。IPv6 ネットワーク環境では、IPv6 アドレス を使用できます。
IPv4 ゲートウェイ アドレス
ゲートウェイ アドレス
000.000.000.000*
ゲートウェイ アドレス
192.168.001.254*
補足 ・ IPv6 を使用するには、マルチプロトコル LAN カード(オプション)が必要です。また、マルチプロト
コル LAN カードのファームウエアのバージョンが IPv6 に対応している必要があります。
工場出荷時の本機は、[IP ドウサ モード]が[デュアル スタック](IPv4/IPv6 を自動的 に検知して動作するモード)に設定されています。IPv6 のネットワーク環境で、本機を ネットワークに接続すると、自動的に IPv6 アドレスが設定されます。
IPv6 アドレスだけをお使いの環境で、本機を固定アドレスで使用する場合は、IPv6 の固 定アドレスを手動で設定できます。
本機に IPv6 の固定アドレスを割り当てる手順は、次のとおりです。
1.3 ネットワーク環境を設定する 29
CentreWare Internet Services で固定アドレスを設定する
1. [プリンター設定リスト]を印刷し、自動で割り当てられている IP アドレスを確認し ます。 IP アドレスは、リストの[IPv4]または[IPv6]の欄に印刷されています。
現在の IP アドレスが確認でき ます。
参照 ・[プリンター設定リスト]の印刷方法については、「7.2 レポート / リストを印刷する」(P. 177) を参照
してください。
2. 確認した IP アドレスを使って、CentreWare Internet Services を起動します。
参照 ・ 起動方法は、「CentreWare Internet Services を使用する」(P. 37) を参照してください。 ・ 使用方法は、CentreWare Internet Services のヘルプを参照してください。ヘルプの表示方法は、
「CentreWare Internet Services を使用する」(P. 37) を参照してください。
3. [プロパティ]タブをクリックします。
30 1 プリンター環境の設定
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