Fujitsu AH58/CM, AH58/CNM For those using the 3D function [ja]

B5FH-D819-01
3D機能をお使いになる方へ
目次
1. お使いになる前に.................................................................................. 4
1.1 このパソコンでできること............................................................. 4
1.2 3D表示の仕組み.............................................................................. 5
1.3 3D表示機能をお使いになるうえでの注意...................................... 6
2. 3Dコンテンツを観る ............................................................................. 9
2.1 Blu-rayを再生する .......................................................................... 9
2.2 3D番組を視聴する ........................................................................ 10
2.3 サンプルコンテンツを観る........................................................... 11
2.4 3Dゲームを楽しむ ........................................................................ 13
3. 2Dコンテンツを3Dコンテンツに変換する.......................................... 14
3.1 通常のDVDコンテンツを3D映像に変換する................................ 14
3.2 通常の写真を3D写真に変換する .................................................. 16
4. オリジナル3Dコンテンツを作成する.................................................. 17
4.1 オリジナル3Dコンテンツの作成 .................................................. 17
4.2 困ったときのQ&A......................................................................... 23
はじめに
このマニュアルの表記について
●本文中の記号について
本文中に記載されている記号には、次のような意味があります。
操作に関連することを記述しています。必要に応じてお読みください。
冊子のマニュアルを表しています。
●製品などの呼び方について
このマニュアルでは製品名称などを、次のように略して表記しています。
製品名称 このマニュアルでの表記
Fujitsu PowerDVD9 3D Player PowerDVD
Corel® WinDVD® WinDVD
3D機能を安全にお使いいただくために
光過敏の既往症のある方、心臓に疾患のある方、重度の病気を患っている方、睡眠障害
の方、てんかんを患っている方、妊娠している方、年配の方、体調不良の方、睡眠不足 の方、酒気を帯びた方は、3D映像の視聴を控えてください。
3D映像の視聴中に、吐き気、知覚・視覚の異常や方向感覚の喪失、眼精疲労、姿勢が不
安定になるなどの異常を感じた場合は、ただちに視聴を中止してください。
3D映画などを視聴する場合は、1作品の視聴ごとに適度に休憩を取ってください。オリジ
ナルの3D映像を作る場合は、3060分を目安に適度に休憩を取ってください。
 3D映像の視聴年齢については、およそ5~6歳以上を目安にしてください。 お子様が視聴するときは、疲労や不快感などに対する自覚症状がわかりにくいため、保
護者の方が視聴環境の調整や目の疲れがないか注意してください。
3D映像を安全にご利用いただくための注意事項などの詳細は、「3DC安全ガイドライン」
をご覧ください。(http://www.3dc.gr.jp/jp/index.html)
3D機能を正しくお使いいただくために、「1.3 3D表示機能をお使いになるうえでの注意」 もご覧ください。
●商標および著作権について
Microsoft、Windows、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporationの米国および/またはそ の関連会社の商標です。 インテル、Intelは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。 Blu-ray(ブルーレイ)、Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)、Blu-ray 3D(ブルーレイ3D) は、ブルーレイディスク アソシエーションの商標です。 PowerDVDはサイバーリンク株式会社の商標です。
その他の各製品名は、各社の商標または登録商標です。 その他の各製品は、各社の著作物です。
Copyright FUJITSU LIMITED 2011

1. お使いになる前に

1. お使いになる前に
本章では、3D機能でできること、3D表示の仕組み、3D機能を使うときの注意事項について説 明します。

1.1 このパソコンでできること

見る
Blu-ray 3D™」に対応した映像や放送されている3D番 組をパソコンで楽しむことができます。映画館で見る ような迫力のある3D映像を、自宅で気軽に楽しめます。
変換する
市販されているDVDの映画コンテンツや写 真などの静止画を、3D映像に変換して楽し めます。
作る
パソコンに搭載されている左右2つのWebカメラ で、オリジナルの3D写真や3D動画を作ることがで きます。
画像はイメージです。 ※ 3D映像の表示方式は複数存在するため、Blu-ray Discおよびご購入時にインストールされているソフトウェア
以外の3Dコンテンツをご利用・ご購入の際は、必ず事前に対応状況をご確認ください。また、それらコンテ ンツの動作については、各コンテンツのメーカーへお問い合わせください。
4

1.2 3D表示の仕組み

1.2 3D表示の仕組み
人は、左右の目でわずかに異なる角度からものを見ることによって、立体的に感じます。こ のパソコンでは、専用の液晶ディスプレイとメガネを使うことによって、左右の目に違う映 像を見せることで、3D表示を実現しています。 このパソコンで採用している立体映像表示方式は、「円偏光方式」です。ディスプレイ上に合 成表示された左目用と右目用の映像を偏光メガネを通して見ると、左右の目で異なる映像を 見ることができ、映像を立体的に認識することができます。
左目用、右目用の映像として、わず かに異なる角度から撮影した映像 があります。
左目用と右目用の映像を、水平1ラ インごとに抽出します。
左目用の映像と右目用の映像を 1ラインごとに合成して表示しま す。
添付のメガネをかけると、左目には 左目用の映像、右目には右目用の映 像だけが見え、立体視することがで きます。
左目用の映像 右目用の映像
メガネをかけずに見た場合
※画像は、イメージです
5
1. お使いになる前に

1.3 3D表示機能をお使いになるうえでの注意

3D表示を正しくお使いいただくために
近視や遠視の方、左右の視力が異なる方や乱視の方は視力矯正メガネの装着などにより、
視力を適切に矯正したうえで、3Dメガネをご使用ください。
3Dメガネを上下逆に装着して視聴しないでください。
右目(眼)と左目(眼)に映像が正しく表示されず視聴不良や不快に感じることがあり ます。
3D映像の視聴中に、映像が二重に見えたり、3Dの凹凸が逆に見えたり、立体的に感じに
くい場合は視聴を中止し、視聴位置やソフトウェアの設定を確認してください。
左右のカメラからの映像が入れ替わった状態で作成した3Dコンテンツを視聴すると、視
覚疲労や不快感の原因になるため、左右のカメラ映像が正しい設定であることを確認し てください。設定方法については「4.1 オリジナル3Dコンテンツの作成」の「カメラの初 期設定をする」をご覧ください。
3Dメガネを使用するときは周囲に壊れやすいものを置かないでください。3D映像を実際
3D映像の視聴は、吐き気、知覚・視覚の異常や方向感覚の喪失、眼精疲労、姿勢が不安
定になるなどの症状を引き起こす可能性があるため、転倒のおそれがある場所でパソコ ンをお使いにならないでください。
液晶ディスプレイには、市販の保護フィルムを貼らないでください。保護フィルムを貼
ると、保護フィルムがもつ光を拡散させる効果により、画面の光(左目用・右目用の映 像)が混ざって目に届いてしまうため、3D映像として認識することができなくなる場合 があります。
6
1.3 3D表示機能をお使いになるうえでの注意
3D表示を視聴するために
3Dメガネは純正品をお使いください。 3D映像を視聴するには、3D放送もしくは3Dに対応したコンテンツと、3Dに対応したパ
ソコン、3D立体視ソフトウェアが必要です。
映像や個人差によって、3D映像として見えにくい場合があります。  3D表示機能をお使いになるときは、顔を傾けず、両目を水平にした状態でご覧ください。  ESPRIMO FH58/CM、FH55/CNの場合、3D映像を効果的に視聴できる推奨位置は、液晶
ディスプレイの垂直方向から約614°の角度、約5570cmの距離です。
14°
6°
5570cm
ESPRIMO FH98/CM、FH90/CNの場合、3D映像を効果的に視聴できる推奨位置は、液晶
ディスプレイの垂直方向から上に約4°、下に約4°の角度、約5570cmの距離です。
4°
4°
5570cm
LIFEBOOKの場合、3D映像を効果的に視聴できる推奨位置は、液晶ディスプレイの垂直
方向から約410°の角度、約5570cmの距離です。
10°
4°
5570cm
7
1. お使いになる前に
3Dメガネの取り扱いについて
3D映像を視聴するとき以外は、3Dメガネを装着しないでください。 3Dメガネをかけたまま移動しないでください。周りが暗くなり、転倒などによるけがの
原因になることがあります。
3Dメガネは、このパソコンで3D表示を視聴する以外の用途に使用しないでください。他
3D表示機器の視聴や、サングラスとして使用しないでください。
3Dメガネに使用している偏光フィルム(レンズ表面)は水分、温度、湿度の影響を受け
やすく、損傷しやすい性質をもっています。取り扱いにはご注意ください。
3Dメガネの偏光フィルムは、強く押したり、擦ったりしないでください。 3Dメガネは、直射日光の当たる場所やヒーター付近などの高温になる場所に放置しな
いでください。
3Dメガネをご使用にならないときは、付属のケースに入れて、お子様の手の届かない
ところに保管してください。
3Dメガネには、投げたり、落とすなどの強い衝撃を与えないでください。 3Dメガネの汚れは、乾いた柔らかい布で拭き取ってください。シンナーやベンジン、
清掃用スプレー、洗剤、メガネ用スプレーなど(液体のもの)は絶対に使用しないでく ださい。
水滴が付着したときは、すぐに乾いたやわらかい布(市販のメガネ用清掃クロス)で軽
く拭き取ってください。
 3Dメガネに異常・故障があったときはただちに使用を中止してください。  3Dメガネを分解したり、改造しないでください。 必要に応じて、ノーズパッドを下図のように3Dメガネにはめてご使用ください。
視力矯正用メガネの上から3Dメガネを装着するときは、ノーズパッドをはずして、装着 することをお勧めします。
3D
メガネについての注意は、
8
『取扱説明書』の「安全上のご注意」もご覧ください。
Loading...
+ 16 hidden pages