Operating
Instructions
RI FB/i FANUC 1.0
RI MOD/i CC-M40 Ethernet/IP - 2P
JA
操作手順
42,0426,0223,JA 023-06092022
目次
一般 事項 4
安全上の 注意 4
装置のコンセプト 4
ブロック図 5
同梱 物 5
必要 な道具 と材料 5
設置要件 5
接続と 指示 6
ロボットインターフェース上の接続 6
ロボットインターフェース PCB の LED 6
電源診断 用 LED 7
ネットワーク接続診断 の LED 8
RJ 45 モジュールの接続 とインジケータ 9
技術 データ 11
環境 状況 11
ロボットインターフェースの技術 データ 11
データ伝送 の特 性 11
設定 パラメータ 11
ロボットインターフェースの設定 13
一般 事項 13
プロセスイメージの設定 13
IP アドレスの設定 13
ロボットインターフェースの設定 14
ロボットインターフェースの設置 15
安全記号 15
準備 15
データケーブルの配線 16
ロボットインターフェースの設置 17
最終 作業 17
バスモジュールの設置 18
安全 に関 する注意 18
バスモジュールの設置 18
入力および出 力信号標準 イメージ FANUC 1.0 19
データタイプ 19
入力信号 の利 用可能 性 19
入力信号 (ロボットから電源 へ) 19
Working mode の値範 囲 28
値 の範 囲 Process line selection 29
TWIN モードの値 の範 囲 29
Documentation mode の値 の範 囲 29
値 の範 囲 Process controlled correction 29
Command value selection の値 の範 囲 29
値の 範囲 Process controlled correction 2 30
出力 信号の 利用可 能性 31
出力 信号( 電源からロボットへ) 31
センサーステータスの 割り当て 1~4 39
値範囲 Safety status 39
Function status の値 の範 囲 39
Process Bit の値範 囲 39
入力信号 の TAG の表 40
Cooling unit mode の値 の範 囲 41
値の 表 41
出力 信号の TAG 表 43
JA
3
一般 事項
(3) (1) (2) (5) (4)
Robot
Control
(6) (7) (8)
安全上の 注意
誤操作を不 適切に行うと 危険です 。
重 度の傷 害や物体への損傷が発生するおそれがあります 。
▶
▶
▶
計画外 の信号伝送 を行うと危険 です。
重度 の傷害 や物体への損傷が発生するおそれがあります。
▶
装置 のコンセプト ロボットインターフェースは 、溶接電源 と 標準 のバスモジュールのインタフェースとし
て機能 し、 幅広 い通信 プロトコルに対応 しています。
Fronius は、溶接電源 にロボットインターフェースを工場で装着 する場合 がありますが、
適切なトレーニングを受けた 有資格者によりレトロフィットすることも可 能です 。
警告!
本書に 記載されているすべての操作と機能は、トレーニングを受けた有資格者のみ
が実 行してください。
この文 書を読 み、 理解してください。
システム部 品のすべての操 作手順(特 に安全規 則)を読 み、 理解してください。
警 告!
インターフェースを介 して安全信号 を伝送 しないでください。
4
(1) ロボット制御 システム
(2) SpeedNet データケーブル
(3) ロボットインターフェース
(4) 溶接電源
(5) 冷却 ユニット
(6) 連結 ホース
(7) ワイヤ送給装置
(8) ロボット
ブロック図
Spider NT241
RI FB/i FANUC 1.0
Data
24 V
Module
JA
同梱 物
必要 な道具 と材料
-
ネジ回し TX8
-
ネジ回し TX20
-
ネジ回し TX25
-
ペンチ
(1) RI FB/i FANUC 1.0
(2) データケーブル
4 ピン
(3) つのケーブルタイ
(4) 操 作手順
(画像 なし)
設置要 件 ロボットインターフェースは 、溶接電源 の 後部 の 指定 された開口 部 にのみ 設置 すること
ができます。
5
接続と 指示
(14)
(13)
(12)
(11)
(2)
(1)
(9)
(10)
(8)
(7)
(3) (4)
(5) (6)
ロボットインター
フェース上の接続
ロボットインター
フェース PCB の
LED
(1) 電源接続接続
2 ピン
(2) SpeedNet データケーブル接続、 4
ピン
(3) バスモジュール接続
6
(1) ETH1 LED 緑色
(2) ETH2 LED
オレン
ジ
ネットワーク接続 の診断 用。
詳細 は、 以下の「ネットワーク接続診断 用
LED」セクションを参 照してください
(3) LED 3 緑色
(4) LED 4 緑色
(5) LED 5 緑色
(6) LED 6 赤色
(7) +3V3 LED 緑色 電源 の診断 用。
(8) +24V LED 緑色
機能 なし
-
4 Hz でフラッシュ = SpeedNet 接続
なし
-
20 Hz でフラッシュ = SpeedNet との
接続 を確立 中
-
1 Hz でフラッシュ = SpeedNet 接続
を確立済 み
内部 エラーが発生すると点灯 します。
解決策 : ロボットインターフェースを再起
動してください。 問題が解決 しない場合
は、 サービスチームに連絡 して下さい。
詳細 は、 以下の「電源診断 用 LED」セクシ
ョンを参 照してください
JA
電源診断 用 LED
(9) DIG OUT 2 LED 緑色
(10) DIG OUT 1 LED 緑色
(11) LED 11 緑色
(12) LED 12 緑色
(13) LED 13 緑色
(14) LED 14 緑色
LED インジケ
ータ
オフ
+24V
点灯
意 味 原因
インターフェース用に使用可
能 な電源電 圧がありません
24 VDC 電源電 圧がロボットイ
ンターフェースに通電 してい
ます
デジタル出 力 2。 アクティブ時 に LED が
点灯 します
デジタル出 力 1。 アクティブ時 に LED が
点灯 します
機能 なし
-
ロボットインターフェー
スの電源 が確立 されてい
ません
-
電源 ケーブルの故障
+3V3
オフ
点灯
動作電 圧がロボットインター
フェースに通電 していません
3 VDC 動作電 圧がロボットイ
ンターフェースに通電 してい
ます
-
24 VDC 電源電 圧が通電 し
ていません
-
ロボットインターフェー
スの電源 ユニットが故障
しています
7
ネットワーク 接続
診断の LED
LED 表示器 意 味 原因
-
オフ ネットワーク接続 なし
ETH1
点灯 ネットワーク接続確立済 み
点滅 データ伝送 中
-
インターフェースのネッ
トワーク接続 未確立
ネットワークケーブル異
常
ETH2
オフ 伝送速度 10 メガビット / 秒
点灯 伝送速度 100 メガビット/秒
8
RJ 45 モジュール
(12) (11) (10)
(14) (13)
(9)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
の接続 とインジケ
ータ
(1) TX+
(2) TX-
(3) RX+
JA
(4),
(5)
(6) RX-
(7),
(8)
(9) 接続 2 の接続 /アクティビティを 示 す LED
(10) MS LED(モジュールステータス)
(11) RJ-45 イーサネット接続 2
(12) RJ-45 イーサネット接続 1
(13) 接続 1 の接続 /アクティビティを 示 す LED
(14) NS LED(ネットワークステータス)
通常は使用しません 。信号の 完
全性を 保証するために 、これら
のピンは相互接続 しなければな
らい。 また、 フィルタ回路通過
後 に、接地線 (PE)で終端 しな
ければならい。
通常は使用しません 。信号の 完
全性を 保証するために 、これら
のピンは相互接続 しなければな
らい。 また、 フィルタ回路通過
後 に、接地線 (PE)で終端 しな
ければならい。
NS LED(ネットワークステータス)
ステータス 意 味
オフ 電源電 圧または IP アドレスなし
緑色 に点灯 オンライン、確立 された接続 が一つ以上あり
(CIP カテゴリ 1 または 3)
緑色に点 滅 オンライン 、確立された 接続なし
赤色に点 灯 二重 IP アドレス 、重大なエラー
赤色に点 滅 一つ以上の 接続にてタイムアウト
(CIP カテゴリ 1 または 3)
MS LED(モジュールステータス)
ステータス 意 味
オフ 電源電 圧なし
緑色 に点灯 「実 行」状態 のスキャナーにより制御。 CIP Sync が有効 なと
き、時 間はグランドマスタークロックに同期されます
緑色 に点滅 未構成、 アイドル状態 のスキャナー。 CIP Sync が有効 なと
き、時 間はグランドマスタークロックに同期されます
赤色に点 灯 重大なエラー - 例外状況 、重大な 障害など
赤色に点 滅 修正可 能なエラー - モジュールは設定されていますが、保存
されているパラメータと使用されるパラメータ(設定 プロセ
スイメージ、 IP アドレス)に違 いがあります
9
接続 /動作 LED
ステータス 意 味
オフ 接続 なし、 アクティビティなし
緑色に点 灯 接続済み(100 Mbit/ 秒)
緑色の 明滅 アクティビティ(100 Mbit/秒)
黄色に点 灯 接続済み(10 Mbit/ 秒)
黄色の 明滅 アクティビティ(10 Mbit/秒)
10
技術 データ
JA
環境 状況
ロボットインター
フェースの技術 デ
ータ
注意!
禁止の 環境条件によりリスクが発生します 。
これは 機器に重大な損傷を 与える可 能性があります 。
次の 環境状況下でのみ 装置を 保管および 操作してください 。
▶
周囲 空気の温 度範囲:
-
作動中:-10 °C~+40 °C(14 °F~104 °F)
-
輸送時 および保管時 :-20 °C~+55 °C(-4 °F~131 °F)
相対 湿度 :
-
最大 50% 、40°C(104°F)
-
最大 90% 、20 °C(68 °F)
周囲 空気: 埃、酸、腐食性ガスや物 質などがない 。
海抜 高度: 最高 2000 メートル(6500 フィート)まで 。
電源 内 部(24 V)
保護等級 IP 23
データ 伝送の 特性
設定パラメータ いくつかのロボット制御システムでは、バスモジュールがロボットと通信できるように、
RJ-45 接続
伝送技 術:
Ethernet
中 (4 x 2 ツイストペアケーブル:
カテゴリ 3(10 メガビット / 秒 )
カテゴリ 5(100 メガビット / 秒 )
ケーブル、 プラグ、終端抵抗を選択する場合は、イーサネット/IP システムの計画 と設
置 に関 する ODVA の推 奨事項を守 ってください。
EMC 試験 は、 IE-C5ES8VG0030M40M40-F ケーブルを使用してメーカーが実施 します。
伝送速度 :
10 または 100 メガビット/秒
バス接続 :
RJ-45 イーサネット
ここで説明 する設定 パラメータを宣言 する必要 があります。
パラメータ 値
ベンダー ID 534
hex
(1332
dec
)
11
パラメータ 値
装置の種 類 C
hex
製 品コード 340
(12
hex
dec
(832
)
dec
)
12
ロボットインターフェースの設定
JA
一般 事項
プロセスイメージ
の設定
ロボットインターフェースのディップ ・ス
イッチは、 以下を設定 するために使用され
ます。
-
プロセスイメージ(標準 イメージ)
-
IP アドレス
プロセスイメージのデフォルト設定 :
OFF に設定 されたディップ・スイッチの位
置 7 と 8(1)= 標準 イメージ = RI FB/i
FANUC 1.0
IP アドレスのデフォルト設定 =
192.168.0.2:
-
OFF(1)に設定 されたディップ・スイ
ッチの 6、 5、 4、 3、 1 の位置
-
ON(2)に設定 されたディップ・スイ
ッチの位置 2
ディップ・スイッチ
8 7 6 5 4 3 2 1 設定
オフ オフ
オフ オン
オン オフ
オン オン
- - - - - -
- - - - - -
- - - - - -
- - - - - -
標準 イメージ
(FANUC 1.0)
未使用
未使用
未使用
プロセスイメージは転送 されたデータ量とシステム互換 性を定 義します。
IP アドレスの設定 IP アドレスは以下のように設定 できます。
-
ディップ・スイッチにより 192.168.0.xxx
(xx = ディップ・スイッチ設定 = 0~63)で定 義された範 囲内
ディップ・スイッチによるアドレス設定 :
ディップ・スイッチ
8 7 6 5 4 3 2 1
オフ オフ オフ オフ オフ オン
オフ オフ オフ オフ オン オフ
オン オン オフ オン オン オフ
オン オン オフ オン オン オン
- -
- -
- -
- -
IP アドレスはディップ・スイッチの 1~6 の位置 で設定 できます。
設定 はバイナリ形式で実 行されます。 10 進数 形式では、設定範 囲は 0~63 です。
IP アドレス
192.168.0.1
192.168.0.2
:
192.168.0.54
192.168.0.55
13
次の IP アドレスが 納品 時にディップ・スイッチで 設定されています 。
-
IP アドレス 192.168.0.2
-
サブネットマスク:255.255.255.0
-
デフォルトゲートウェイ:0.0.0.0
ロボットインター
フェースの設定
目的の構成に従ってディップ・スイッチを設定 します
1
注記 !
DIP スイッチ設定 が無効 だとリスクが発生します。
リスクは故障 の原因 となります。
ディップ・スイッチの設定 を変更したときは必ずインターフェースを再起 動する必
▶
要 があります。 これが変更を有効 にする唯 一の方法 です。
インターフェースの再起 動 = 電源 を遮断 してから復 旧するか、溶接電源 の Web サ
▶
イトで関連 する機能 を実 行します(SmartManager)。
14