Euphonix Studio Monitor Express User Guide [ja]

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Document Revision: A
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EuCon は、Euphonix, Inc. の商標です。その他、記載の各製品名は、各社の商標 です。
スタジオモニターエクスプレス・ガイド
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目次
第 1 節 はじめに............................................................................................................5
第2節 Main...................................................................................................................6
第 3 節 Sources ...........................................................................................................8
第4節 Patching........................................................................................................10
第 5 節 Speakers.......................................................................................................11
第6節 Config.............................................................................................................12
第 7 節 トークバックの設定...................................................................................13
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目次

第 1 節 はじめに

Studio Monitor Express(以下、SME)は、アプリケーション、外部入力、およ び Core Audio 対応ハードウェアの間でルーティングを行うための、強力かつ柔軟 なオーディオモニタリングソフトウェアです。ワークステーションまたは専用コン ピュータ上で実行することができます。SME は、一般的なミキシングコンソールの マスターセクションとコミュニケーションセクションをソフトウェア化したプロ フェッショナルサラウンドサウンドモニターミキサーです。出力は 5.1 スピーカー 出力が 2 つと、ステレオ出力が 1 つ用意されており、それぞれレベル、カット、 トークバックのコントロールが可能です。SME の出力はオーディオ I/O ハードウェ アにルーティングされ、Artist デバイスのモニターセクションからコントロールす ることができます。また、SME は、単独で外部入力をリッスンすることもできま す。
注: SME 使用時は、EuControl 単体使用時よりも CPU 負荷が高くなりま
す。SME によって追加される機能が不要である場合(または、これらの 機能がご使用中のオーディオインターフェースソフトウェアによって既 に提供されている場合)、SME をインストールする必要はありません。
SME のインストーラーは、お求めいただいた製品に付属の EuControl CD-ROM に収められています。必要に応じて別途インストールしてください。なお、SME を Mac アプリケーションと連携させるための Euphonix Monitor Core Audio ドラ イバも同時にインストールされます。
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はじめに

第2節 Main

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Main
図2-1 Main タブ
Source: Sources タブ(8 ページ参照)で作成したソースを、コントロールルー ム、モニター A、モニター B にマッピングします。(MC Control の Monitor タッ チスクリーン画面でも選択可能)
Control Room、Monitor A、Monitor B レベルスライダー : それぞれコントロー ルルーム、モニター A、モニター B のレベルをコントロールします。MC Control のモニターセクションにある CONTROL ROOM/MONITORS ノブと相関してい ます。モニター A をセットする場合、ファンクションキーを押したまま、 CONTROL ROOM/MONITORS ノブを回してください。モニター B は、マウス 操作でのみコントロールすることができます。
Cut: 信号を完全にカットします。
Dim: Config タブ(13 ページ参照)で設定した Dim Level(ディムレベル)まで 信号を減衰させます。
Fix: Config タブで設定した Fixed Level(固定レベル)に信号をセットします。
(MC Control の Setup: Control Room タッチスクリーン画面上 Dim ボタンと相
関)
Phase: 左チャンネルのフェーズを反転します。(このパラメータに対応したサー フェスコントロールはありません)
各 Source 枠内(図 1 参照)には、Sources タブで作成したセクションのみ表示 されます。モニター A または B にソースをルーティングする場合、該当モニター出 力の Source 枠からソースを選択してください。MC Control の Control Room ま たは Monitor Setup タッチスクリーン画面からソースを選択することもできます。
ワークステーションと Artist デバイスが接続されている場合、このタブ上の設定 と、サーフェスのモニターセクションおよびコントロールルームセクションの設定 は、相互に反映されます。
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Main

第3節 Sources

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Sources
図 3-1 Sources タブ
Sources タブでは、SME のミキサー入力に送るソースを作成することができます。 ソースを作成するには、Format(フォーマット:モノラル、ステレオ、5.1)と Start Channel(開始チャンネル)をそれぞれ選択し、Name(名称)フィールド にソース名を入力した後、Create(作成)ボタンをクリックしてください。入力モ ニタリングセクションが作成され、Main タブのセクション一覧に追加されます。 これだけでいつでもモニタリングが可能です。Studio Monitor Core Audio ドライ バを利用してアプリケーションの内部バスにアクセスする場合、チャンネル 1 ~ 8 を使用します。チャンネル 9 ~ 16 は、外部入力と、オーディオ I/O への物理的入 力(サウンドカードの入力端子に接続された外部 CD プレーヤーなど)のために使 用します。
Mac 用アプリケーションから SME にステレオオーディオをルーティングする場 合、アプリケーションの Core Audio 出力ドライバとして Euphonix Monitor を選 択してください。SME の Sources タブで、ステレオのソースを作成し、名前
(Logic、Nuendo 等)を付けた後、開始チャンネルを 1 に設定します。これによ
り、SME ミキサー入力チャンネル 1、2 用のステレオモニタリングソースが作成さ れます。作成したソースを有効にするには、SME の Main タブか、MC Control の Monitor または Control Room Setup タッチスクリーン画面でソースを選択して ください。
ステレオ外部入力(例 : CD プレーヤー)用ソースの作成手順は以下の通りです。
1. Format メニューから Stereo を選択
2. Start Channel メニューから 9 を選択
3. Name フィールドに
4. Create ボタンをクリック
これで SME ミキサー外部入力チャンネル 9、10 用のステレオソースが作成されま した。このソースへの入力は、Patching タブ(10 ページ参照)で定義します。
CD プレーヤー
と入力
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Sources

第4節 Patching

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Patching
図4-1 Patching タブ
Patching タブでは、Euphonix Monitor Core Audio ドライバを使用する Mac 用 アプリケーションからの SME 入力、ワークステーションのサウンドカードに接続 された外部入力、および SME 出力をルーティングすることができます。
画面左半分の Inputs(入力)部には、アプリケーション出力からの入力と、ワーク ステーションに装着されたオーディオデバイス(サウンドカード)からの入力が、 それぞれ 8 つずつ表示されます。アプリケーションを SME に対応させるには、 Euphonix Monitor Core Audio ドライバを使用してください。
画面右半分の Outputs(出力)部では、オーディオデバイスの出力を SME のメイ ン、Alt 1、Alt 2、モニター A、モニター B の各出力にルーティングすることがで きます。例えば、5.1 出力を L-C-R-Ls-Rs-LFE から L-R-Ls-Rs-C-LFE に変更 したい場合は、出力のルーティングを変更することにより、モニターへの出力を物 理的にパッチしなおす必要がなくなります。

第5節 Speakers

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図5-1 Speakers タブ
Speakers タブでは、出力レベルを調整またはミュートすることができます。 フェーダーを動かすと、右側の Trim(トリム)フィールドに現在のレベルが表示さ れます。出力をミュートする場合、Cut(カット)ボタンをクリックしてください。 Trim フィールドをダブルクリックすることにより、数値を直接入力することもでき ます。
コントロールは、モニタリングセクション別に用意されています。
Control Room(コントロールルーム): Main(メイン)、Alt 1、Alt 2
Monitor(モニター): A、B
Speakers

第6節 Config

図6-1 Config タブ
Config タブでは、現在選択されている Core Audio デバイスドライバ、Dim 出力 レベル、Fixed 出力レベルが表示されます。
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Audio Device(オーディオデバイス): SME で使用するサウンドカード用の Core Audio ドライバを、このドロップダウンメニューで選択します。
Dim Level(ディムレベル): Control Room Setup タッチスクリーン画面で Dim ボタンが有効になっている場合の、プログラム信号の絶対ディムレベルを設定しま す。
Fixed Level(固定レベル): Control Room 出力の固定出力レベルを設定します。 他のミキサーやルーターに DAW 出力する際に、SME で出力レベルをコントロー ルせず、出力先独自のレベルコントロールを使用する場合に便利です。
注: 出力ドライバを変更した場合、パッチがデフォルト状態にリセットされ、
外部パッチおよび出力パッチがない状態になります。Patching タブで パッチを設定しなおしてください。
Config

第 7 節 トークバックの設定

トークバックマイクの設定手順は以下の通りです。
1. マイク→マイクプリアンプ→オーディオインタフェースと接続し、ゲインを設
定する。
2. SME の Patching タブで、Audio Device In を上記の I/O チャンネルに合わ
3. SME の Sources タブで、Talkback というソースを作成する。
4. SME の Main タブで、トークバックのルーティングが必要な各セクション(モ
ニター A、B)に対し、上記で作成した Talkback ソースを有効にする。
5. Main タブ下部の Talkback ボタンをクリックし、トークバックを有効にする。
6. MC Control の Setup 画面で Talkback ボタンを押し、トークバックを開始
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トークバックの設定
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