EIM Manual: Installation and Operation Manual MCP-Japanese | EIM Manuals & Guides

取付け部品または技術的問題について 弊社に質問される場合は、製造番号、
モデル番号等を記載したアクチチュエ ーターの銘板情報が必要です。
これにより弊社から供給された製品の
記録を確認することが出来ます。 交換部の注文の際には、アクチュエー ターの銘版より部品番号を指定して下 さい。
EIM製品部門 : Fax (281) 261-3834
マニュアル E1195 (MCP)
シリーズ 2000
付け及び保守要領
(製品の生産中止)
‑目次‑
保管要領 ............................................................. 2
バルブとの組付け ................................................ 3
MCP及び結線要領 4
リミットスイッチセッティング
トルクスイッチセッティング ................................. 6
MDPI及びポテンションメーターギアボックス..... 7
結線用記号 .......................................................... 8
トラブル対策 ........................................................ 8
................................................
............................
5
本マニュアルをよく
お読み下さい
EIM COMPANY, INC. • 13840 PIKE ROAD • MISSOURI CITY, TX 77489 • (281) 499-1561 • FAX (281) 499-8445
保管要領
EIM E1195
短期保管
(出荷から1年以内、現場で保管される場合)
1. アクチュエーターは推奨された取付け位置で保管して 下さい。モーターは横置き、電気エンクロージャーは 横又は縦置きに保管してください。
厳守事項
1. 記載された正しい保管要領に従って下さい。正しい
保管が行われていない場合は保証を無効とします。
2. 危険:必ずモーターが正しく回転するか確認して下さい。
作動時にバルブが逆方向へ動く場合は、トルク又はリ ミットプロテクションがかかりません。電源又は、モ ーターの結線を逆にして下さい。
3. アクチュエーターを起動させる前に、手順書を参照し
それに従って操作を行って下さい。
4. スイッチコンポーネントを開ける場合は、必ず事前に
電源を切ってください。
5. ギアボックスの一番高い位置にプレッシャーリリーフ
ベントを取り付けてください。
6. バルブステム保護のために、十分な長さのステムカバ
ーを使用して下さい。
7. 電気エンクロージャーフランジを十分にクリーニング
し、閉じる前には軽くグリースを塗布して下さい。
8. 全てのボルトをしっかり締めて下さい。
9. 毎年の保守要領に従って下さい。
10. バルブ又はアクチュエーターを取り扱うということは
高圧・高トルク・高電圧又は可燃物や有毒物を扱って いる事を忘れず、十分な注意を払って下さい。
2. アクチュエーターは現場のほこり、泥、湿気や温度変 化等の少ない屋内に保管して下さい。
3. 屋内保管が出来ない場合は、アクチュエーターは水や 雪のレベルより上で、地面から離して保管して下さい。 MCP(モジュラーコントロールパッケージ)は取外し、 他の電気又は電子部品と一緒に管理された倉庫に保管 して下さい。もしMCPを取外さない場合は、電気や電子 部品の保護のためのスペースヒーターを導入して下さ い。
4.
EIMでは各コンジット入口にプラグを支給しています。
電気結線の直前まではそれを取外さないで下さい。
5. 風雨に対する部分的な保護となるよう、ユニットの一 部をプラスチックカバーで保護して下さい。
長期保管
(出荷から一年以上保管される場合)
1. 屋内保管又は、MCPは取外して管理されたエリアに保管 して下さい。以下、短期保管要領に従って下さい。
※適切な保管がなされていないアクチュエーターについ
ては電気及び電子部品の保障が無効となります。
禁止事項
1. 本マニュアルを参照せず起動しないで下さい。
2. アクチュエーターを積み重ねないで下さい。 養生されていない地面にアクチュエーターを置かないで下
3.
さい。
4. ユニットをクラッチ、又はハンドホイールを持って持ち上 げないで下さい。
5. バルブをアクチュエーターによって持ち上げないで下さい。
6. 正しい回転方向・バルブ位置・トルク及びリミットスイッ チ調節を確認せずに電気的に運転をしないで下さい。
7. 動きの硬いバルブを動かすために起動・停止を繰り返し
て、モーターをプラグしないで下さい。その場合は原因の 調査・確認をして下さい。
配線図又はバルブメーカーが推奨する以外にトルクスイッ
8.
チをジャンパーしないで下さい。
9.
トリップ問題解決のためにオーバーサイズサーマルモータ ーオーバーロードを使用しないで下さい。原因を調査し、 正して下さい。
10. ハンドホイールを回す為にチーターを使用しないで下さい。
原因を調査し、正して下さい。
11. バルブメーカーが推奨する以外に玉型弁、仕切弁又はダン
パーにトルクを与えないで下さい。
潤滑
弊社のアクチュエーターには指定された運転条件下での性能 を確保するために、注意深く選定された高品質潤滑油が工場 で充填されています。使用されている潤滑油を特定する際は EIM仕様書を参照して下さい。アクチュエーターを普通に使用 している場合は、潤滑油の交換は不要です。
メンテナンス
少なくとも年に一度は、ユニットの点検を行ってください。
a) アクチュエーターの全ての電源を切って下さい。 b) 電気エンクロージャーを開け、全ての電気接続を点検し締
めなおして下さい。
c) 電気的又は機械的ダメージがないかを目視点検し、磨耗
又はダメージがある部品は交換して下さい。
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d) 潤滑油の粘土及び量を点検し、必要な場合は補充又は
交換して下さい。
プレッシャーリリーフ
電動アクチュエーターの通常運転中、外気温の変化によるギ ア温度の上昇により、圧力が少し上昇します。弊社ではプレ ッシャーリリーフバルブフィッティング『部品No.83385』を 提供しております。アクチュエーターへの取り付けは、現場 でのバルブ取付け位置の決定後に判断するようにして下さい。 ギアボックスの最も高い位置の1/2NPTベントを選び、プラグ を取外し、『部品No.83385』を取り付けて下さい。プラグの 取り付け可能位置は、EIMの外形図をご参照下さい。
2
バルブとの組立て
EIM E1195
ねじ切りされたステム
2) ナンバー30(.1285)のドリルを使い、ロッ クナットロックピン(56)用に3/4インチの 深さの穴をドライブスリーブアッセンブ リースレッドに開けます。ガイドとして ステムナットロックナットスレッドの溝 を使って下さい。
3) ステムナットロックナットが緩むのを防 ぐために、先に開けた穴にロックナット ロックピン(56)を取付けて下さい。
注意:後で容易に取外しが出来るようロ ックナットロックピンはドライブスリー ブアッセンブリーから1/4インチ出るよう に取付けること。
スラストスプールの取付け
(複数回転)
1) スラスト取付けボルトを所定位置に置き ます。
2)
ステムナット組み付け
(複数回転)
1)ブロンズのステムナット(54)を支えている ロックナット(55)のネジを緩め、ステムナ ット及びキー(52)を取外して下さい。
2)ステムに潤滑油を塗り、ネジがよくフィッ トしているか確認するためにステムナット をステムの下まで動かします。そしてステ ムナットを外し、側に置いておきます。
3)アクチュエーターをバルブフランジまで下 げて下さい。バルブフランジを通してアク チュエーターに入るスクリューは少なくと も、ボトムベースにスクリューの直径分深 く噛み合い、スクリューの最大強度の75% のプリロードまで締め付けて下さい。
4)ステムナットをドライブスリーブに入る迄 バルブにねじ込みます。ナットキーをドラ イブスリーブキーウェイと一直線にし、ス テムナットキー(52)を挿入して下さい。
5)ハンドホイールを開方向に廻し、ステム ナットがボトムから出るまで(バルブが開 き始める)ドライブスリーブの中に引き入 れて下さい。
注意:ロックナットはステムナット ときつく締め付けられていること。
6) ロックナット(55)をバルブステムの下にさ げ、ステムトップにしっかりねじ込みます。 ロックナットの耳を胴ハンマーを使って軽 く叩いて下さい。
マウンティングスクリュー
弊社がアダプターを供給する場合はマウン ティングスクリューがセットになっていま すが、そうでない場合は弊社からは供給さ れません。スクリューからアダプターまで は、スクリューの直径と深さの最小値でア クチュエーター本体と接続されなければな りません。
ロックナット・ロックピンの取付け
1) アクチュエーターをバルブに取付け、フ ランジが正しく合っているのか、アクチ ュエータが正しい向きになっているのか を確かめて下さい。
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8ヶ所の取付けボルトを外し、スプール をアクチュエーターから外します。
3)
スプールをバルブステムの上に置き、ス テムナットスプールがバルブプレートと 合うまでバルブステムにねじ入れて下さ い。
4)
スプールをバルブにボルトで取付け、固 定して下さい。
5) アクチュエーターをスプールの上に置き ステムナットの耳をメインドライブスリ ーブの耳と噛合うまで、ユニットを手で 回転させながら、アクチュエーターをス プールの下にさげて下さい。
6) ユニットをスプールに固定する前にフラ
ンジ面にグリースを塗って下さい。
7) スラストプレート取付けボルトを再び取
付けます。適正トルクで締め付けて下さ い。
注意:ステムナットを交換する際は、 上記の手順に従うこと。この作業のた めにアクチュエーターを工場に戻す必 要はありません。
スプラインブッシング(1/4回転)
弊社の取外し可能なスプラインブッシ ングは、バルブシャフトの直径及びキ ーに容易に適用出来ます。予期せぬ又 は不都合な現場取付けの際には、アク チュエーターはバルブシャフトに対し て回転させる事が出来ます。
1) 全閉又は全開までバルブを動かします。
2) スプラインブッシングをバルブシャフト
にキーで取付け、セットスクリューを締 めて下さい。
3) アクチュエーターのハンドホイールを使 用てギヤポジションインジケーター(21) を全開又は全閉まで動かします(ステッ プ1と同じ位置)。
4) スプラインボアがステイシャフトのスプ ラインブッシングと正しく合うようにア クチュエーターを取付けて下さい。
5) フランジ面が正しく合うまでアクチュエ ーターをシャフト上で動かします。アク チュエーターのベースにアダプターフラ ンジを通してスクリューで固定して下さ い。
1/4回転バルブ
ストップセッティング要領
(1/4回転)
ハンドホイール操作でバルブの全トラベル (90±6°)を越えて回るのを防ぐために、組 込み機械式ストップが設けられています。
ポジティブ機械式ストップはAWWA250% リムプルオーバーロード条件に適合していま す。トラベルストップの端は独立して調整・ ロック・シールされています。
両方のロックナット(46)を緩めて2個の ストップボルト(86)を戻して、バルブ が全開・全閉出来るようにします。電 気式トラベルリミットスイッチが正しく 調節されていることを確かめて下さい。 (本マニュアルの適当なセクションを参 照のこと):以下の手順に従って下さい。
1) 全閉位置までアクチュエーターをモータ ーで作動させて下さい。
2) クローズストップボルト(85)をシートに 着く迄ねじ込みます。次に1/2回転戻し、 ワッシャー(48)を取付け、ロックナット (46)を締めて下さい。
3) 全開位置までアクチュエーターをモータ ーで作動させて下さい。
4)
オープンストップボルト(88)をシートに 着く迄ねじ込みます。次に1/2回転戻し、 ワッシャー(48)を取付け、ロックナット (46)を締めて下さい。
注意:アクチュエーターポジションリミッ トスイッチを機械式トップに入れるために セットしないで下さい。電気ユニットを繰 り返しエンドストップで停止させると、ダ メージを受ける場合があります。
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