Datasheet TC90A67F Datasheet (TOSHIBA)

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東芝 CMOS デジタル集積回路 シリコン モノリシック
TC90A67F
ビデオデコーダ (PAL/NTSC) 内蔵1チップPIPコントローラ
TC90A67F ADC、ビデオデコーダ (PAL/NTSC)、垂直フィル タ、フィールドメモリ、DAC を内蔵した TV 用 PIP コントロール IC です。子画面コンポジット信号、親画面 HDVD タイミング信号を 入力すると、I YUV もしくは RGB の信号形態で出力されます。
特 長長長長
子画面用ビデオデコーダ部
子画面用ビデオデコーダ部
子画面用ビデオデコーダ部子画面用ビデオデコーダ部
· fH同期システムクロック(24 MHz)
· NTSCPALM-PALN-PAL 対応 (SECAM 時は白黒)
· 入力信号方式自動判別
· 8 bit ADC 内蔵
· デジタルフィルタによる Y/C 分離回路内蔵
· ACC、カラーキラー回路内蔵
· 画質調整 (コントラスト、ブライトネス、カラー、TINT)
· 輝度信号用ピーキング回路内蔵
· V-CHIP 規格対応スライス回路内蔵
· 無信号判別回路内蔵
親システムクロック部
親システムクロック部
親システムクロック部親システムクロック部
· 外付け PLL 回路 (推奨 TI TLC2933) (親ビデオデコーダから HD を入力)
PIP コントローラ
コントローラ
コントローラコントローラ
· 525-60 Hz626-50 Hz 対応
· 垂直フィルタ用ラインメモリ内蔵
· フィールドメモリ (181 kbit) 内蔵
· 画面サイズ: 1 画面 PIP: 1/91/166 画面 PIP: 1/36 (デフォルト)
· 水平間引き: 1/31/41/61/8、垂直間引き: 1/31/41/51/6 (水平/垂直を独立に設定可)
· 表示位置可変
· YUVRGB 8 bit DAC 3 ch 内蔵
· RGB マトリックス回路内蔵
その他
その他
その他その他
· 42 MHz 発振器
· I2C bus 対応
· パッケージ : QFP 80
· 電源電圧 : 3.3 V 単一
2
C バスで選択された表示モードに従った子画面信号が
質量: 1.6 g (標準)
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TC90A67F
Yout
Rout
Bout
Ys
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X´tal
DAC YUV/RGB
Field
Memory
PIP
Control
DAC
DAC
42 MHz
Oscillator
Gene
VD-main
Gene
Main-
Timing
Gene
HD-main
42 MHz
VD
main
HD
main
Line
PDVCO
Vertical
Y signal
Filtering
Processing
LPF
ADC
Memory
Demo
Chroma
Gene
VD-sub
fsc
PLL
Clamp BPF ACC
fH PLL
Sync
Sepa
Sepa
V.Sync
C BUS
2
I
Slice
V-chip
2
ブロック図
ブロック図ブロック図
ブロック図
CVI
CLMP
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TC90A67F
A
R
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DD
SS
CSTD
CVREF
CFIELD
CHREF 40
39 NC CKILL VCHIP RESET
DD
V SDA SCL NC PIPEN YS NC
SS
V PVD
53 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41
DD
V NC PHREF CKPSEL CKP
SS
V PHD NC TESTM0 TESTM1 TESTM2
64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54
38
PFIELD
37
V 36
V 35
34
NC 33
TC90A67F
NC 32
(QFP80)
V 31
DD
NC 30
XO 29
XI 28
V 27
SS
TEST 26
V 25
DD
18 19 20 21 22 23 24 17 16 15 14131211109
1 8765432
SS
DD
SS
DD
SS
DD
SS
SS
V
NC
NC NC
REF
NC
CVI
CKC
CKIN
V
REFL
REFH
CLMP
AV
AV
BIASD
AV
AV
V
AV
AV
V
BIAS
AV
CKCSEL
FILTE
3
CKOUT
65
66
67
68
69
70
SS
DD
V
V
TEST2
端子接続図
端子接続図端子接続図
端子接続図
NC
NC
REFD
V
71
BIAS2
72 NC
73
BIAS1
74 NC
75
DD
AV
76
BOUT
77
SS
AV
78
ROUT
79
DD
AV
80
YOUT
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TC90A67F
端子機能
端子機能
端子機能端子機能
QFP80-P-1420-0.80B
端子 名称 I/O 説明 動作条件
1 AVSS ¾ 映像 DAC GND ¾ 2 BIASA ¾ ADC 用バイアス端子 ¾ 3 V 4 AVSS ¾ ADC GND ¾
5 CVI I 映像入力端子
6 AVDD ¾ ADC用電源 ¾ 7 V 8 AVSS ¾ 子画面 H-lock クロック再生用 DAC GND ¾
9 NC ¾¾ ¾ 10 CKOUT O 子画面 H-lock クロック出力端子 6 MHz 11 AVDD O子画面 H-lock クロック再生用 DAC 電源 ¾ 12 BIASD ¾ 子画面 H-lock クロック再生用 DAC バイアス端子 ¾ 13 V 14 NC ¾¾ ¾ 15 NC ¾¾ ¾ 16 AVSS ¾ 8 逓倍 VCO GND ¾ 17 FILTER O 8 逓倍 VCO 用フィルタ接続端子 ¾ 18 AVDD ¾ 8逓倍 VCO VDD ¾ 19 CKIN I 子 VCO 用 H-lock クロック入力端子 6 MHz 20 NC ¾¾ ¾ 21 VSS ¾ デジタル GND ¾ 22 CKC I 子画面用 H-lock クロック入力端子 24 MHz 23 CKCSEL I 子画面用内蔵 VCO/外付 VCO 切り替え端子 L: 内蔵、H: 外付け 24 CLMP O ペデスタルクランプ制御端子 ¾ 25 VDD ¾ デジタル電源 ¾ 26 TEST I テスト用入力端子 通常動作時 H 固定 27 VSS ¾ 42 MHz 水晶発振回路用 GND ¾ 28 XI I 42 MHz 水晶発振用インバータ入力端子 ¾ 29 XO O 42 MHz 水晶発振用インバータ出力端子 ¾ 30 NC ¾¾ ¾ 31 VDD ¾ 42 MHz水晶発振回路用電源 ¾ 32 NC ¾¾ ¾ 33 NC ¾¾ ¾ 34 CSTD O 標準、非標準判定出力端子 ¾ 35 VSS ¾ DRAM GND ¾ 36 VDD ¾ DRAM VDD ¾ 37 PFIELD O 親映像用フィールド判定信号出力端子 H: even, L: odd 38 CFIELD O 子映像用フィールド判定信号出力端子 H: even, L: odd 39 CVREF O 子垂直同期信号出力端子 ¾ 40 CHREF O 子水平基準信号出力端子 ¾ 41 NC ¾¾ ¾
¾ ADC 用ハイレベルリファレンス電圧端子 ノーマル時: 2.3 V
REFH
ダイナミックレンジ:
1.32 V
p-p
¾ ADC 用ローレベルリファレンス電圧端子 ノーマル時: 1.0 V
REFL
¾ 子画面 H-lock クロック再生用 DAC リファレンス電圧端子 ノーマル時: 1.8 V
REF
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端子 名称 I/O 説明 動作条件
42 CKILL O カラーキラー判定出力端子
43 VCHIP I ライン判定信号出力端子 23rd-line: H 44 RESET I リセット端子 L: リセット 45 VDD ¾ デジタル電源 ¾ 46 SDA I/O I2C バスデータ入力、アクノリッジ出力端子 5 V耐圧 47 SCL I I2C バスクロック入力端子 5 V 耐圧 48 NC ¾¾ ¾ 49 PIPEN I PIPイネーブル端子 通常動作時 H 固定 50 YS O 親、子信号切り替え信号出力端子 子画面期間時 H 51 NC ¾¾ ¾ 52 VSS Oデジタル GND ¾
53 PVD I 親垂直同期信号入力端子
54 VDD Oデジタル電源 ¾ 55 NC ¾¾ ¾ 56 PHREF O 親水平基準信号出力端子 ¾ 57 CKPSEL I 親画面用 H-lock クロック入力切り替え端子 L: 24 MHz, H: 48 MHz 58 CKP I 親 H-lock クロック入力端子 ¾ 59 VSS ¾ デジタル GND ¾
60 PHD I 親水平同期信号入力端子
61 NC ¾¾ ¾ 62 TESTM0 I テスト用入力 通常動作時 H 固定 63 TESTM1 I テスト用入力 通常動作時 H 固定 64 TESTM2 I テスト用入力 通常動作時 H 固定 65 TEST2 I テスト用入力 通常動作時 H 固定 66 VDD ¾ デジタル電源 ¾ 67 VSS ¾ デジタル GND ¾ 68 NC ¾¾ ¾ 69 NC ¾¾ ¾ 70 V 71 BIAS2 ¾ 映像 DAC 用バイアス端子 2 ¾ 72 NC ¾¾ ¾ 73 BIAS1 ¾ 映像 DAC 用バイアス端子 1 ¾ 74 NC ¾¾ ¾ 75 AVDD ¾ 映像 DAC 用電源 ¾ 76 BOUT O アナログ映像出力端子 (B-Y or B) ¾ 77 AVSS ¾ 映像 DAC GND ¾ 78 ROUT O アナログ映像出力端子 (R-Y or R) ¾ 79 AVDD ¾ 映像 DAC 用電源 ¾ 80 YOUT O アナログ映像出力端子 (Y or G) ¾
I 映像 DAC 用基準電圧入力端子 ノーマル時: 1.8 V
REFD
H: color killer ON, L: OFF
5 V 耐圧、 ノーマル時: 負極性
5 V 耐圧、 ノーマル時: 正極性
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システムブロック図
deo
sTC90A6
システムブロック図
システムブロック図システムブロック図
TC90A67F
PIP Mode
Main Vi
Chroma
Demo
Sync
Processor
H/V
PIP
Controller
Sub
V/C/J
RGB Text Processor
YUV
Processor
YUVYUV
Y
7F
1 PIP MODE Size: 1/9, 1/16
6 PIP MODE 1 Size: 1/36 ´ 6
6 PIP MODE 2 Size: 1/36 ´ 6
6
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TC90A67F
機能説明
機能説明
機能説明機能説明
本 IC は子画面用水平・垂直同期回路、子画面用色復調回路、親画面用水平・垂直タイミング発生回路、PIP コントロール 回路で構成されています。 子画面用色復調回路はデジタル回路で構成されており、M-NTSC、PAL 、M-PAL、N-PAL に対応できます。また、f 同期型デジタル PLL 回路によるシステムクロック (24 MHz) を採用することにより、子画面処理を容易に行うことがで きます。親画面用水平・垂直タイミング回路はアナログ PLL 回路で f ロックにしています。 PIP コントロール回路は水平間引きフィルタ、垂直間引きフィルタ、ラインメモリ、フィールドメモリから構成されてお り、水平・垂直の間引き率などを変えることにより、さまざまな表示をすることができます。
1. ADC、クランプ
2. 親画面用水平・垂直同期再生回路
3. f
4. 水平間引き
、クランプ
、クランプ、クランプ
子画面映像は CVI 端子に入力し AD 変換を行い、デジタルデータに変換されます。ADC の D レンジは内部で 固定になっており、1.32 V かけておりクランプ基準電圧は CLMP 端子から出力されます。よって、映像信号をコンデンサで AC カップリ ングし、CLMP 端子から出力されている基準電圧に帰還抵抗を介して接続してください。ペデスタルレベルは約
1.32 V (64LSB) になります。
親画面用水平・垂直同期再生回路
親画面用水平・垂直同期再生回路親画面用水平・垂直同期再生回路
読み出し系クロック、タイミングを再生するために、親画面の HDVD をそれぞれ PHDPVD に入力して ください。この PHDPVD 端子は 5 V 耐圧になっています。極性は内部に反転回路があり、29hex: WVINVWHINV 1 にすると内部で反転します。初期値では、HD: 正極性、VD: 負極性入力となります。
外部 VCO からのクロックは 2 種類選択でき (24 MHz、48 MHz)、切り替えは CKPSEL 端子 (57 ピン) で行 います。(CKPSEL = L: 24 MHzCKPSEL = H: 48 MHz)
なお、内部分周比 (15hex: PHC で設定) を変化させると発振周波数を変えることができます。
同期システムクロック
同期システムクロック
同期システムクロック同期システムクロック
H
AD コンバータによりデジタル信号に変換されたデジタルビデオ信号より、水平同期分離、水平同期回路を通 じて PLL 回路を構成し、fLPF に通し、内蔵の VCO に入力することで 24 MHz のシステムクロックを発生します。ただし、発振周波 数は内部分周比 (20hex: CHLOADN、CHLOADP) を変化させることにより、可変することができます。(初期 値では、f
水平間引き
水平間引き水平間引き
PIP 処理を行う場合、輝度信号、復調後の色信号に対してそれぞれダウンサンプリングする必要があります。 水平の間引き率は 10hex: HWS 4 状態を設定できます。
= 15.734 kHz 24.230 MHzfH = 15.625 kHz 24.063 MHz となります。)
H
です。(top 電圧: 2.31 Vbottom 電圧: 0.99 V) IC ではペデスタルクランプを
p-p
に位相同期した 6 MHz クロックをクロック用 DAC より出力します。このクロック
H
同期型クロック (24 MHz) を発生し、システムク
H
H
HWS [1:0] 水平間引き率 輝度信号レート 色差信号レート
00 1/3 4 MHz 1 MHz 01 1/4 3 MHz 0.75 MHz 10 1/6 2 MHz 0.5 MHz 11 1/8 1.5 MHz 0.375 MHz
水平のサンプル数は 1Ahex: HSPL で設定します。設定値としては 1 step 当たり輝度信号: 4 サンプル、復調 色信号: それぞれ 1 サンプルとなります。また、間引きに合わせて輝度、色信号に対し LPF が必要となります。 本 IC では間引き用 LPF を輝度信号 2 種類、色信号 6 種類変化させることができます。
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5. 垂直間引き
垂直間引き
垂直間引き垂直間引き
PIP 処理を行う場合、垂直方向に圧縮する必要があります。そこで、ラインメモリを用い、以下のような係数 により、垂直方向の間引きを行います。間引き率の設定は 10hex: VWS にて行います。
垂直間引き 1H 係数 2H 係数 3H 係数 4H 係数 5H 係数 6H 係数
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1/3 間引き
(VWS = 00)
1/4 間引き
(VWS = 01)
1/5 間引き
(VWS = 10)
1/6 間引き
(VWS = 11)
書き込みライン数は内部にて固定となっており、親信号の 50 Hz/60 Hz 検出結果により切り替わります。
なお、一画面分の表示ライン数は (書き込みライン数 -1) となります。
6. 書き込み
書き込み・読み出し
書き込み書き込み
書き込みの範囲設定は水平書き込みスタートポイント (16hex: CHS)、垂直書き込みスタートポイント (子画f
V
また水平サンプル数は 1Ahex: HSPL で設定し、書き込みライン数は垂直間引き率により決定します。
読み出し位置の設定は水平読み出しスタートポイント (14hex: PHS)、垂直読み出しスタートポイント (親画f
V
また水平表示サイズは 12hex: PHW で設定し、読み出しライン数は親画面 f 画面 f
7. 映像用
映像用 DAC
映像用映像用
IC では映像用として 3ch 8 bit DAC を搭載しています。この DAC 24 MHz で動作します。
出力 D レンジは V
8. ACC 制御
ACC 制御はカラーバースト信号の復調結果とコマンドで設定したリファレンスレベル (21hex: ACCPAL ACCNTSC) を比較することで行っています。
その比較値より小さい場合ゲインを上げ、大きい場合にはゲインを下げます。
9. 輝度信号ピーキング回路
輝度信号ピーキング回路
輝度信号ピーキング回路輝度信号ピーキング回路
間引きに伴う LPF の使用により、高域成分が除去され、PIP の映像としてぼやけた映像になります。
よってある帯域を持ち上げることにより鮮明な映像にすることができます。この回路の特性は 2 種類あり (10hex: YPKGS で切り替え)、それぞれに対してゲインを 4 段階 (10hex: YPKGG) 選択できます。
10. コントラスト、色レベル調整
コントラスト、色レベル調整
コントラスト、色レベル調整コントラスト、色レベル調整
輝度信号に対してコントラスト、復調後色信号に対して色レベル調整が行えます。
コントラスト (1Ahex: CTRT 値) : +1.0dB (00000)~+3.5dB (11111)
色レベル (1Ahex: CVLV 値) : -6dB (10000)~0dB (00000)~+6dB (01111) となります。初期値ではコントラスト+1dB、色レベル 0dB になっています。
・読み出し範囲設定
・読み出し・読み出し
= 60 Hz 16hex: CVSN、子画面 fV = 50 Hz 17hex: CVSP) にて書き込み開始位置を設定します。
= 60 Hz 14hex: PVSN、親画面 fV = 50 Hz 15hex: PVSP) にて読み出し開始位置を設定します。
= 50 Hz 13hex: PVWP で設定します。
V
制御
制御制御
1/4 1/2 1/4 ¾ ¾ ¾
1/8 3/8 3/8 1/8 ¾ ¾
1/16 1/4 3/8 1/4 1/16 ¾
1/16 3/16 1/4 1/4 3/16 1/16
範囲設定
範囲設定範囲設定
(top)-V
DD
(bottom) 端子電圧差で決まります。1.5 V
REFD
= 60 Hz 12hex: PVWN、親
V
(標準) で使用してください。
p-p
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11. RGB マトリクス
マトリクス
マトリクスマトリクス
IC では RGB マトリクスを内蔵し、1Fhex: RGBON ‘1’ にすると PIP 映像を RGB で出力することがで きます。
以下のように係数を設定します。
1Chex: MTXCR: aMTXCG2: bMTXCG1: c (ただし、a、b、c は正数)
R = a (R - Y) + Y G = b {-(R - Y)} + c {-(B - Y)} + Y B = (B - Y) + Y
12. ブルーバック機能
ブルーバック機能
ブルーバック機能ブルーバック機能
ブルーバックは、動画部分に対して、固定値を書き込むことで実現しています。13hex: BBACK を ‘1’ に設定 すると、13hex: BLEVEL で設定した値がメモリに書き込まれます。
なお、BLEVEL は、黒、青 3 種類の計 4 種類設定できます。
13. 枠設定
枠設定
枠設定枠設定
子画面に対して枠を付加することができます。枠幅は 1Ehex: FRAMEW、枠色は 1Ehex: FRAMEYG FRAMERFRAMEB で設定します。
14. CCD スライス回路
スライス回路
スライス回路スライス回路
IC では CCD スライス回路を内蔵し、CCD データを抜き出すことができます。抜き出したデータ、スライ ス状態は READ バスで読み出すことができます。READ バスデータは以下のとおりです。
Sub Add D15 D14 D13 D12 D11 D10 D9 D8 D7 D6 D5 D4 D3 D2 D1 D0
CRI3
00H
01H
CRIN3 CRIN2 CRIN1 CRIN0 C
DET
CCD
CCD
CCD
DATA
8
DATA
9
DATA
10
CCD
DATA
11
CCD
DATA
12
FIELD
CCD
DATA
SB
DETA EDGEB EDGE
CCD
DATA
13
14
CCD
DATA
15
SLV6 SLV5 SLV4 SLV3 SLV2 SLV1 SLV0
CCD
CCD
CCD
CCD
CCD
DATA
0
DATA
1
DATA
2
DATA
3
DATA
4
CCD
DATA
5
· CRI3DET
通常、CRI (clock run-in) 6.5 ck (32f
レート) ありますが、3 ck 以上確認 (スライス) できたときに ‘1’
H
になります。
· CRIN [3:0]
スライスした CRI の数を出力します。値は、6.5 ck の場合、1101 (13) になります。
· CFIELD
データをスライスしたフィールドの判定結果を出力します。 0: 第 2 フィールド、1: 第 1 フィールド
· SBDET
スタートビット (001) がデコードできたときに ‘1’ を出力します。
· AEDGE、BEDGE
データを取り込む位相はデータの変化点の真中ですが、VTR などで位相がずれる場合があります。 取込位相とデータの変化点が近い場合、AEDGE、BEDGE が ‘1’ になります。このとき、26hex: CCDSBH
[4:0]を変化させ、安定している位相に取込位相を変化させることができます。
· SLV [6:0]
スライスレベルを出力します。 初期スライスレベルは 26hex: SSLV [5:0] で設定しますが、SLVFIX = ‘1’ に設定すると、CRI のデューティ
を 50%にするようにスライスレベルが変化します。(スライスレベルは V ごとにリセットされます。)
27hex: SLVFIX = ‘0’ にすると初期値固定になります。
· CCDDATA [15:0]
CCD データを出力します (パリティビットも含みます)。
CCD
DATA
6
CCD
DATA
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RGBON (0)
SLVFIX (1)
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(0) MSON (0)
[2:0]
MSNUM
PALDET
(0000)
[12:0]
WADOS
(0000)
[12:0]
RADOS
PD
UNLOCK
(0) RON (0)
[2:0]
PIPNUM
(0A)
FRAMEB
[14:10]
MTXCG
FRAMER
(0)
(0)
CFLDREV
(51)
[6:0]
ACCNTSC
(14)
[6:0]
KILOFF
(0)
[3:0]
PFLDREV
(0)
CHLOADP
[3:0]
(F9)
[7:0]
(0C)
(76)
[6:0]
[6:0]
NTSON
PIDREF
(0) FSMO [1:0] (1)
[1:0]
FSSEL
(1)
[1:0]
FSSTM
(0)
SELFLOOP
(4)
(1)
FLDSEL
[4:0]
CCDSBL
0 0 0 0 0 WS262 (0)
(0)
F50
CLPF [2:0] VWS [1:0] (0) HWS [1:0] (0)
(0C)
0 0 0 0 0
YPKGG
YLPFS (0)
YPKGS
YDLY1 [1:0] (1)
[1:0]
(0)
(0)
TATEON
PHW 0 [2:0] (0) PVWP [8:0] (05C)
(0)
SELGAIN
(00) 1 CVSP [8:0] (112)
[24:20]
MTXCG
(00) HUE [7:0] (00)
[5:0]
HUEBIAS
(31)
FRAMEYG
(0)
SELREV
(0)
(0)
OFF2527
[3:0]
PMDS [1:0] (0)
(0)
(0)
PMDFIX
(3A)
[6:0]
ACCPAL
(FE)
[7:0]
CHLOADN
(14)
[6:0]
NTSOFF
(0C)
[4:0]
CCDSBH
(0)
F60
0 0 0 0 0 0 0 0
F50
F60
WHINV
WVINV
WS262
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
カッコ内は初期値を示します。網掛けは固定値で、表示してある値を設定してください。カッコ内は初期値を示します。網掛けは固定値で、表示してある値を設定してください。
カッコ内は初期値を示します。網掛けは固定値で、表示してある値を設定してください。)
(カッコ内は初期値を示します。網掛けは固定値で、表示してある値を設定してください。
Bus Map
[15:0]
CCDATA
00 (READ) CR13DET CRIN [3:0] CFIELD SBDET AEDGE BEDGE SLV [6:0]
Sub Address 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0
01 (READ)
(0) 0
[1:0]
1F
20
21 0 0
22 0 0 KILON [6:0] (0C)
23 0 0
24 0 0 0 0 0 0 0 0 0
25 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0
26 SSLV [5:0] (20)
27 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
28 1 0 1 0 CCDL [3:0] (8)
29 0 1 1
(0)
TRAP358
(0)
TRAPFIX
10 0
11 0 0 MF (0) STRO [3:0] (0)
02 (READ) NOSIG CVMD525 CNOVPN CVDET60 BCF [1:0] PVMD525 PNOVPN PVDET60 CKIL
(0)
[1:0]
BLEVEL
(0)
BBACK
12 PHW [6:0] (31) PVWN [8:0] (04A)
13
14 PHS [7:0] (2B) PVSN [7:0] (99)
15 PHC [6:0] (00) PVSP [8:0] (83)
[5:0]
BRTRGB
1 0
(0)
DRAMCLRN
16 CHS [7:0] (19) CVSN [7:0] (0A)
17
18
[5:0]
MTXCB
19 0 0 0
1A HSPL [5:0] (32) CLVL [4:0] CTRT [4:0] (00)
1B 0 0
1C
[1:0]
FRAMEW
(0)
[1:0]
YSDLYS
1E
1D YGOS [5:0] (00) ROS [4:0] (00) BOS [4:0] (00)
TYDLY
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コマンドリスト
コマンドリスト
コマンドリストコマンドリスト
TC90A67F
WRITE コマンド
コマンド
コマンドコマンド
1: 通常使用する WRITE コマンドは 10H~29H です。それ以外のサブアドレスにデータを転送しないでください。
誤作動の原因となります。また、PIP 映像を表示中に◎の付いたコマンドを変更すると、画面が乱れる可能性 があります。
サブ
アドレス
10H
11H
12H
Bit 名前 初期値 機能
D15 ¾ 0 0 を入力してください D14 TRAPFIX 0 fsc-trap 特性 自動/固定設定 0: 自動、1: 固定 (TRAP358 で特性設定)
D13 TRAP358 0
D12, D11 YDLY1 [1:0] 01
D10 YPKGS 0
D9 YLPFS 0 Y信号用フィルタ切り替え 0: 広帯域、1: 狭帯域
D8, D7 YPKGG [1:0] 00
D6~D4 CLPF [2:0] 000 復調後色差信号用フィルタ設定 D3, D2 ◎VWS [1:0] 00 垂直間引き率設定 00: 1/301: 1/410: 1/511: 1/6 D1, D0 HWS [1:0] 0 0 水平間引き率設定 00: 1/301: 1/410: 1/611: 1/8
D15, D14 ¾ 00 0を入力してください
D13 MF 0
D12~D9 STRO [3:0] 0000
D8 TATEON 0 マルチ画面表示時、縦表示セレクト
D7~D5 PIPNUM [2:0] 000
D4 RON 0 子画面読み出し設定 0: 子画面 OFF、1: 子画面 ON
D3~D1 MSNUM [2:0] 000
D0 MSON 0
D15~D9 PHW [6:0]
D8~D0 PVWN [8:0]
011000
1
001001
010
TRAPFIX = 1時、f 0: 4.43 MHz 用、1: 3.58 MHz Y 遅延調整 1 調整: 間引きクロック (HWS [1:0] にて決定) 単位 Y 信号用ピーキング特性切り替え 0: 高域、1: 低域
Y 信号用ピーキングゲイン設定 00: 001: 1/410: 1/211: 1
PIP 映像強制片フィールド 0: ノーマル表示、1: 強制片フィールド表示
書き込みサイクル設定 (4 field 単位) 0000: 通常表示、0001: 6 field0010: 10 field1101: 54 field
1110: 58 field1111: 静止
PIP 動画部分設定
1 画面目 or 単画面時: 0、第 2 画面目: 1、第 6 画面目: 5
マルチストロボ時、ストロボ画面数設定 0: 1 画面、1: 2 画面、2: 3 画面、3: 4 画面、4: 5 画面、5: 6 画面
マルチストロボ設定 0: 1 画面ストロボモード、1: マルチストロボモード
水平表示範囲設定 1 (PMD [1:0] で設定変更) 以下のように設定してくだ さい。
PMD [1:0] = 00 333 ns ´ PHW [6:0] 値、 PMD [1:0] = 01 1333 ns ´ PHW [6:0]
PMD [1:0] = 10 667 ns ´ PHW [6:0] 値、 PMD [1:0] = 11 500 ns ´ PHW [6:0]
親画面 60 Hz 時、垂直表示範囲設定
表示画面ライン数を設定します。多画面縦表示の場合、“表示画面 ´ イン数の値で設定してください。
-trap 特性設定
sc
11
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サブ
アドレス
13H
14H
15H
16H
17H
18H
Bit 名前 初期値 機能
D15 BBACK 0 動画部ブルーバック ON/OFF (1: ブルーバック)
D14, D13 BLEVEL [1:0] 00 ブルーバック設定 00: 黒、01、10、11: 青 3 種類
D12 SELGAIN 00 内部 Y レベル調整 0: 1.5 倍、1: 2
水平表示範囲設定 2
D11~D9 PHE0 [2:0] 000
D8~D0 PVWP [8:0]
D15~D8 PHS [7:0]
D7~D0 PVSN [7:0]
D15~D9 PHC [6:0]
D8~D0 PVSP [8:0]
D15~D8 CHS [7:0]
D7~D0 CVSN [7:0]
D15~D10 BRTRGB [5:0] 000000
D9 ¾ 1 1を入力してください
D8~D0 CVSP [8:0]
D15 DRAMCLRN 0 DRAM 初期化コマンド 0: ノーマル、1: 初期化 D14 ¾ 1 1 を入力してください D13 ¾ 0 0 を入力してください
D12~D0 WADOS [12:0]
001011
100
001010
11
100110
01
000000
0
010000
011
000110
01
000010
10
100010
010
000000 000000
0
親画面 50 Hz 時、垂直表示幅設定
子画面表示時、水平読み出しスタートポイント設定
子画面表示時、垂直読み出しスタートポイント設定
親画面分周比設定
子画面表示時、垂直読み出しスタートポイント設定
水平書き込みスタートポイント設定
垂直書き込みスタートポイント設定
ブライト調整 (RGB モード時) 100000: -32 LSB、000000: 0 LSB、011111: +31 LSB
垂直書き込みスタートポイント設定
多画面表示時、書き込みアドレスオフセット付加
168 ns 単位で設定 0: 0 ns1: 168 ns7: 1176 ns ただし、読み出しモードにより画面が乱れる値があります。
表示画面ライン数を設定します。多画面縦表示の場合、“表示画面 ´ イン数の値で設定してください。
読み出す水平の位置を設定します。基準としては、PHREF の立ち下 がりが 0 となり、1 step 当たり 167 ns 単位となります。
読み出す垂直の位置を設定します。(60 Hz/525 Line用)
読み出す垂直の位置を設定します。(50 Hz/625 Line用)
書き込む水平の位置を設定します。 基準としては、CHREF の立ち下がりが 0 となり、333 ns 単位で設定
します。
書き込む垂直の位置を設定します。(60 Hz/525 Line時)
書き込む垂直の位置を設定します。(50 Hz/625 Line時)
多画面時、メモリアドレスを分割しますが、1 画面分のアドレス値を 入力することで各画面に対して分割を行うことができます。
() 6 画面表示時 全アドレス: 0~50391画面のアドレス (設定値): 840 1画面: 0~839、2画面: 840~1679、3画面: 1680~2519 4画面: 2520~3359、5画面: 3360~4199、6 画面: 4200~5039
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サブ
アドレス
19H
1AH
1BH
Bit 名前 初期値 機能
D15~D13 ¾ 000 0を入力してください
多画面表示時、読み出しアドレスオフセット付加
D12~D0 RADOS [12:0]
D15~D10 HSPL [5:0] 110010
D9~D5 CLVL [4:0] 00000
D4~D0 CTRT [4:0] 00000
D15, D14 ¾ 00 0を入力してください
D13~D8 HUEBIAS [5:0] 000000
D7~D0 HUE [7:0]
000000 000000
0
1画面分水平サンプル数設定
色レベル設定
コントラスト設定
HUE オフセット調整
HUE 設定 (1 step 当たり 0.35°)
000000
00
多画面時、メモリアドレスを分割し書き込みを行いますが、1 画面分 のアドレス値を入力することで各画面のスタートアドレスを設定でき ます。
(例) 6 画面表示時
全アドレス: 0~50391 画面のアドレス (設定値): 840
1 画面: 0、2 画面: 840、3 画面: 1680、4 画面: 2520、5 画面: 3360 6 画面: 4200
水平のサンプル数を設定します。信号レートは Y:U:V = 4:1:1 ですの で、1 step 当たり Y: 4 サンプル、UV: 1 サンプルとなります。
() PAL (映像期間: 52.0 ms)
HWS [1:0] = 00 (サンプリングレート Y: 4 MHz、UV: 1 MHz) の
場合、52.0 ms ´ 1 MHz = 52.0 設定値: 32H (52)
コマンド値 (2 の補数表示) で以下のように設定します。 10000: -6dB、00000: 0dB、01111: +6dB
コマンド値 (ストレートバイナリ表示) で以下のように設定します。
00000: +1dB11111: +3.5dB
R-Y 復調軸位相を調整します。(NTSC 専用) 000000: 0°111111: 45°
B-YR-Y 復調軸位相を同時に調整します。(NTSC 専用) 10000000: -45°00000000: 0°01111111: +45°
1CH
1DH
D15~D10 MTXCB [5:0] 110001 RGBマトリクス回路係数 1
D9~D5 MTXCG [24:20] 01100 RGBマトリクス回路係数 2 D4~D0 MTXCG [14:10] 01010 RGBマトリクス回路係数 3
D15~D10 YGOS [5:0] 000000
D9~D5 ROS [4:0] 00000
D4~D0 BOS [4:0] 00000
Y 信号もしくは G 信号出力時、DC オフセット付加 (8 bit 換算時) 100000: -32 LSB000000: 0 LSB011111: +31 LSB
R-Y 信号もしくは R 信号出力時、DC オフセット付加 (8 bit 換算時) 10000: -16 LSB00000: 0 LSB01111: +15 LSB
B-Y 信号もしくは B 信号出力時、DCオフセット付加 (8 bit 換算時) 10000: -16 LSB00000: 0 LSB01111: +15 LSB
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サブ
アドレス
1EH
1FH
20H
21H
Bit 名前 初期値 機能
D15, D14 YSDLY [1:0] 01
D13, D12 FRAMEW [1:0] 00
D11~D8 FRAMEYG [3:0] 0000 フレーム色設定 (Y 信号もしくは G 信号)
D7~D4 FRAMER [3:0] 0000 フレーム色設定 (R-Y 信号もしくは R 信号) D3~D0 FRAMEB [3:0] 0000 フレーム色設定 (B-Y 信号もしくは B 信号)
D15, D14 TYDLY [1:0] 00
D13 ¾ 0 0 を入力してください D12 PMDFIX 0 読み出しモード強制コマンド 0: 自動、1: 強制
D11, D10 PMDS [1:0] 00
D9 OFF2527 0
D8 SELREV 0 左右反転設定 0: ノーマル、1: 左右反転
D7~D3 ¾ 00000 0 を入力してください
D2 PFLDREV 0
D1 CFLDREV 0
D0 RGBON 1 RGB 出力設定 0: YUV 出力、1: RGB 出力
D15~D8 CHLOADN [7:0]
D7~D0 CHLOADP [7:0]
D15, D14 ¾ 00 0を入力してください
D13~D7 ACCPAL [6 :0 ]
D6~D0 ACCNTSC [6:0]
111111
10
111110
01
011101
0
101000
1
親子切り替え信号調整 00: -1 ck01: 0 ck10: +1 ck11: +2 c k (24 MHz ) 単位
フレーム幅設定 (垂直枠は 011011 時上下 1 V ) 00: 枠なし、01: 水平 3 ck (24 MHz) 幅、10: 水平 5 ck 幅、
11: 水平 7 ck
Y 遅延調整 2
調整: 12 MHz 単位 (00: 0 ck、01: 1 ck、10: 2 ck、11: 3 ck)
読み出しモード強制時設定 (周波数は Y 読み出しレート) 00: 12 MHz01: 9 MHz10: 18 MHz11: 16 MHz
垂直 1/3 時、親子ライン数相異時 2/52/7 モード設定 0: ON1: OFF
親信号 FIELD 判定結果反転コマンド (0 を入力してください) 0: ノーマル、1: 反転
子信号 FIELD 判定結果反転コマンド 0: ノーマル、1: 反転
子画面用 NTSC 時分周比設定
子画面用 PAL 時分周比設定
PAL ACC リファレンス値設定
NTSC ACC リファレンスレベル設定
子画面入力信号が NTSC の場合、この値で発振周波数を可変できます。 初期値での周波数は 24.230 MHz となります。
子画面入力信号が PAL の場合、この値で発振周波数を可変できます。 初期値での周波数は 24.063 MHz となります。
バースト信号復調結果とリファレンス値を比較し、ACC制御を行いま す。
入力信号が NTSC の場合、ACCNTSC [6:0] と比較します。
バースト信号復調結果とリファレンス値を比較し、ACC制御を行いま す。
入力信号が PAL の場合、ACCPAL [6:0] と比較します。
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サブ
アドレス
22H
23H
24H
25H
Bit 名前 初期値 機能
D15, D14 ¾ 00 0を入力してください
カラーキラー検出レベル設定
D13~D7 KILON [6:0]
D6~D0 KILOFF [6:0]
D15, D14 ¾ 00 0を入力してください
D13~D7 NTSOFF [6 :0 ]
D6~D0 NTSON [6:0]
D15~D7 ¾
D6~D0 PIDR EF [6 :0]
D15~D12 ¾ 0000 0を入力してください
D11~D8 ¾ 1111 1 を入力してください
D7, D6 ¾ 00 0 を入力してください
D5, D4 FSSTM [1:0] 01
D3, D2 FSSEL [1:0] 00
D1, D0 FSMO [1:0] 01
000110
0
001010
0
001010
0
000110
0
000000
000
111011
0
(カラーキラーが OFF の状態から ON へ移るときの基準値) 0000000: 最小レベル、1111111: 最大レベル
なお、KILON [6:0] < KILOFF [6:0] のように設定します。 カラーキラー非検出レベル設定
(カラーキラーが ON の状態から OFF へ移るときの基準値) 0000000: 最小レベル、1111111: 最大レベル なお、KILON [6:0] < KILOFF [6:0] のように設定します。
PAL/NTSC判別 NTSC非検出レベル設定 (判別状態が NTSC から PAL へ移るときの基準値) 0000000: 最小レベル、1111111: 最大レベル なお、NTSON [6:0] < NTSOFF [6:0] のように設定します。
PAL/NTSC判別 NTSC検出レベル設定 (判別状態が PAL から NTSC へ移るときの基準値) 0000000: 最小レベル、1111111: 最大レベル なお、NTSON [6:0] < NTSOFF [6:0] のように設定します。
0 を入力してください
PAL-ID基準レベル設定
方式判別切り替え間隔設定 field 単位で設定 00: 1 field 単位、11: 4 field 単位
FSMO [1:0] = 11時、方式判別強制モード設定 00: N-PAL01: M-PAL10: M-NTSC11: BG-PAL
方式判別自動切り替え設定 00: M-NTSC only01: BG-PAL ® M-NTSC 10: N-PAL ® M-PAL ® M-NTSC11: FSSEL [1:0] 切り替え
基準レベルは 2 の補数表現の負数下位ビットになります。よって大小 関係は逆になります。1111111: 最小レベル、0000000: 最大レベル
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サブ
アドレス
26H
27H
28H
Bit 名前 初期値 機能
CCD スライサ用初期スライスレベル設定
D15~D10 SSLV [5:0] 100000
CCD スライサ用スタートビット H 期間設定
D9~D5 CCDSBH [4:0] 01100
CCD スライサ用スタートビット L 期間設定
D4~D0 CCDSBL [4:0] 00100
D15, D14 ¾ 11 1を入力してください
D13~D3 ¾
D2 FLDSEL 1 D1 SELPLOOP 0 D0 SLVFIX 0
D15 ¾ 1 1 を入力してください D14 ¾ 0 0 を入力してください D13 ¾ 1 1 を入力してください D12 ¾ 0 0 を入力してください
D11~D8 CCDL [3:0] 1000
D7 F60 0
D6 F50 0
D5~D1 ¾ 00000 0 を入力してください
D0 WS262 0 子フィールド切り替え
000000
00000
0 を入力してください
組み合わせについては CCD データスライサ補足説明参照
CCD スライサ用データライン設定
子垂直同期強制 60 Hz 固定モード 0: ノーマル、1: 固定
子垂直同期強制 50 Hz 固定モード 0: ノーマル、1: 固定
スライスレベルは自動的に変化します (オートスライサ) が、初期値 をこのコマンドで与えます。(初期値は 25 IRE)
固定スライスにおいてはこの値でスライスします。 なお、オートスライサ時、実際にスライスしているレベルは SLV [6:0]
より READ バスから読み出すことができます。
スタートビットとして 001 が送られてきますが、1 の期間 (12 MHz クロックで 24 ck) の最小値を設定します。初期値では 12 ck 幅以上で あれば 1 としてみなします。
なお、デコードできた時点でデータ取込位相が決定しますので、この 値を変更することで、取込位相を変化させることができます。
スタートビットとして 001 が送られてきますが、00 の期間 (12 MHz クロックで 48 ck) の最小値を設定します。初期値では 36 ck 幅以上で あれば 00 としてみなします。001がデコードできた場合、SBDET が
1 となります。
CCD 付加ライン検出用タイミングの設定 1000: 21H (NTSC )
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サブ
アドレス
29H
D14, D13 ¾ 11 1を入力してください
READ コマンド
アドレス
サブ
00H
01H
02H
コマンド
コマンドコマンド
Bit 名前 初期値 機能
D15 ¾ 0 0 を入力してください
D12 WS262 0 親フィールド極性切り替え D11 WVINV 0 親 VD 入力時、極性反転 0: ノーマル、1: 反転 D10 WHINV 0 親 HD 入力時、極性反転 0: ノーマル、1: 反転
D9 F60 0
D8 F50 0
D7~D0 ¾
Bit 名前 機能
D15 CRI3DET CRI 検出結果 0: 3 ck未満、1: 3 ck 以上
D14~D11 CRIN [3:0] CRI 数検出結果
D10 CFIELD 子フィールド判定 1: 第 1 フィールド、0: 第 2 フィールド
D9 SBDET スタートビット (001) 検出結果 0: 未検出、1: 検出
D8 AEDGE
D7 BEDGE
D6~D0 SLV [6:0] スライスレベル出力
D15~D0
D15 NOSIG 無信号検出結果 0: 信号あり、1: 信号なし D14 CVMD525 子標準/非標準判定結果 0: 非標準、1: 標準 D13 CNOVPN 子 VSYNC 検出結果 0: VSYNC あり、1: VSYNC なし D12 CVDET60 子垂直周波数検出結果 0: 50 Hz1: 60 Hz
D11, D10 BCF [1:0]
D9 PVMD525 親標準/非標準判定結果 0: 非標準、1: 標準 D8 PNOVPN 親 VSYNC検出結果 0: VSYNCあり、1: VSYNCなし D7 PVDET60 親垂直周波数検出結果 0: 50 Hz1: 60 Hz D6 CKIL 子画面カラーキラー判定結果 0: カラーキラーOFF、1: カラーキラーON D5 PDUNLOCK 子画面水平同期引き込み状態 0: ロック状態、1: アンロック状態 D4 PALDET 子画面 PAL 判別 0: NTSC or 色なし、1: PAL
CCDDATA
[15:0]
000000
00
データ取り込み位相・データ変化点バックエッジ検出結果 0: OK1: too near データ取り込み位相・データ変化点フロントエッジ検出結果 0: OK1: too near
CCD データ (含パリティビット)
fsc 周波数判別結果 00: N-PAL01: M-PAL10: M-NTSC 11: BG-PAL/4.43NTSC
親垂直同期強制 60 Hz 固定モード 0: ノーマル、1: 固定
親垂直同期強制 50 Hz 固定モード 0: ノーマル、1: 固定
0 を入力してください
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CCD データスライサ補足説明
データスライサ補足説明
データスライサ補足説明データスライサ補足説明
(以下の組み合わせで制御が異なります
以下の組み合わせで制御が異なります)
以下の組み合わせで制御が異なります以下の組み合わせで制御が異なります
TC90A67F
SLVFIX SELFLOOP FLDSEL
1 0 ¾
1 1 ¾
0 1 ¾
0
0 0
1
スライスレベル
制御回路動作
SLV V ごとに読みスライスレベルを更新する
スライスレベルの検出を行いその値でスライスする。 ただし検出結果は次の V に反映させないで SSLV 値から検出を行う。
SSLV 値固定でスライスする。(固定スライス)
SLV 1 V おき (CFIELD = 0 時) に読みスライスレベルを更新する。
SLV 1 V おき (CFIELD = 1 時) に読みスライスレベルを更新する。
2: スライスしたデータは V ごとに出力されます
検出スライスレベル
フィードバック
ON ON 両フィールド
ON OFF 両フィールド
OFF OFF ¾
ON ON 片フィールド (CFIELD = 0)
ON ON 片フィールド (CFIELD = 1)
オートスライス 動作フィールド
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C Standard Specification as defined
2
DATA (LSB)
ACK ACK END
DATA (MSB)
DATA (LSB)
DATA (MSB)
C バスコントロールフォーマットに準拠しています。
2
ACK
R/W
SLAVE ADDRESS
START ACK END
C system, provided that the system conforms to the I
2
(0010111)
C Patent Rights to use these components in an I
2
バスコントロールフォーマット概要バスコントロールフォーマット概要
バスコントロールフォーマット概要
TC90A27N/F のバスコントロールフォーマットは PHILIPS 社 I
C バスコントロールフォーマット概要
2
I
ブアドレスブアドレス
ブアドレス
A6 A5 A4 A3 A2 A1 A0 R/W
スレー
スレースレー
スレーブアドレス
0 0 1 0 1 1 1 1/0
データ書き込みフォーマット
データ書き込みフォーマットデータ書き込みフォーマット
データ書き込みフォーマット
SUB ADDRESS
ACK
R/W ACK ACK ACK END
(0010111)
START SLAVE ADDRESS
データ読み出しフォーマット
データ読み出しフォーマットデータ読み出しフォーマット
データ読み出しフォーマット
SDA
SCL
SUB ADDRESS
ACK
R/W
C components conveys a license under the Philips I
2
(0010111)
SLAVE ADDRESS
START
SCL
SDA
Purchase of TOSHIBA I
by Philips.
Page 20
最大定格
最大定格
最大定格最大定格
電源電圧 VDD VSS~VSS + 4.5 V
入力電圧
許容損失
保存温度 T
(VSS ==== 0 V, Ta ==== 25°C)
項目 記号 定格 単位
V
-0.3~VDD + 0.3
IN1
V
IN2
(3)
PD
(4)
-55~125 °C
STG
-0.3~5.5
1538 mW
V
3: 適応端子: SDASCLPVDPHD 4: Ta = 25℃以上で使用する場合は、1°C につき 15.4 mW を減じてください。
消費電力の温度低減曲線
消費電力の温度低減曲線
消費電力の温度低減曲線消費電力の温度低減曲線
(基板実装時
基板実装時)
基板実装時基板実装時
1538 1500
TC90A67F
1000
(mW)
846
D
500
許容損失 P
25 70 100
12550 0
動作温度 (°C)
推奨動作条件
推奨動作条件
推奨動作条件推奨動作条件
項目 記号 最小 標準 最大 単位
電源電圧 VDD 3.0 3.3 3.6 V 入力電圧 VIN 0 ¾ V 動作温度 T
-10 ¾ 70 °C
opr
DD
V
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電気的特性
電気的特性
電気的特性電気的特性
直流特性
直流特性
直流特性直流特性
デジタル部
デジタル部 動作条件
デジタル部デジタル部
動作条件: VDD ==== 3.3 V, Ta ==== 25°C, VSS ==== 0 V
動作条件動作条件
TC90A67F
項目 記号
消費電流 IDD ¾ ¾ ¾ 160 230 mA ¾
高レベル 入力電圧
低レベル 入力電圧
入力電流
CMOS V
シュミットトリガ 入力
CMOS V
シュミットトリガ 入力
高レベル IIH ¾ VIH = VDD ¾ ¾ 10 mA
低レベル I
高レベル VOH ¾ IOH = 4 mA 2.4 ¾ ¾ V (注 8)
IH1
V
IH2
V
IH3
IL1
V
IL2
V
IL3
¾ VIL = GND -10 ¾ ¾ mA
IL
測定 回路
¾ ¾
¾ ¾
¾ ¾
¾ ¾ ¾ ¾
¾ ¾ ¾ ¾
¾ ¾ ¾ ¾
測定条件 最小 標準 最大 単位 該当端子
´
V
DD
0.8
V
DD
0.8
V
DD
0.8
´
´
¾ V
¾ V
¾ 5.25
V (注 5)
DD
(注 6)
DD
V
´
V
DD
0.2
V
DD
0.2
V
DD
0.2
V (注 5)
´
V
´
(7)
(6)
(7)
(5) (6) (7) (5) (6) (7)
出力電圧
低レベル V
¾ IOL = 4 mA ¾ ¾ 0.4 V (8)
OL
5: CKCCKCSELTESTSDAPIPENCKPSELCKPTESTM0TESTM1TESTM2TEST2 6: RESET 7 SCLPVDPHD 8 CLMPCSTDPFIELDCFIELDCV
REF
CH
CKILLVCHIPYsPH
REF
REF
ADC 特性
特性 動作
特性特性
AD
コンバータ
動作: VDD ==== 3.3 V, Ta ==== 25°C,
動作動作
項目 記号
分解能 RSA ¾ ¾ ¾ ¾ 8 bit ¾ 入力 D レンジ ADIN ¾ ¾ ¾ ¾ 1.32 V
BIASA ¾ ¾ 0.7 0.9 1.1 V BIASA
端子電圧レベル
積分非直線性誤差 ILE1 ¾ (8 bit 精度) ¾ ¾ ±3 LSB ¾ 微分非直線性誤差 DLE1 ¾ (8 bit 精度) ¾ ¾ ±2 LSB ¾
DG DG ¾ ¾ 0 ¾ 6.5 % ¾
DP DP ¾ ¾ 0 ¾ 4.0 deg ¾
V
¾ ¾ 2.25 2.31 2.35 V V
REFH
V
¾ ¾ 0.95 0.99 1.05 V V
REFL
測定 回路
VSS ==== 0 V
測定条件 最小 標準 最大 単位 該当端子
CVI
p-p
REFH REFL
21
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TC90A67F
DAC、、VCO 特性
DA コンバータ ( 映像信号)
DA コンバータ ( クロック)
VCO
特性 動作
特性特性
項目 記号
分解能 R
出力 D レンジ
積分非直線性誤差 ILE2 ¾ (8 bit 精度) ¾ ¾ ±1 LSB ¾ 微分非直線性誤差 DLE2 ¾ (8 bit 精度) ¾ ¾ ±1 LSB ¾
端子電圧レベル
リファレンス 電圧レベル
出力抵抗 Z
分解能 R 出力 D レンジ CKOUT ¾ (VDD - V 積分非直線性誤差 ILE3 ¾ (6 bit 精度) ¾ ¾ ±3 LSB ¾ 微分非直線性誤差 DLE3 ¾ (6 bit 精度) ¾ ¾ ±2 LSB ¾ 端子電圧レベル BIASD ¾ ¾ 0.8 1.0 1.4 V BIASD リファレンス 電圧レベル 出力抵抗 Z 引き込み 周波数範囲 引き込み時の 発振周波数範囲 FILTER 端子電圧 FILTER ¾ ¾ 0.8 ¾ 2.7 V FILTER 入力振幅 VCK ¾ ¾ 1.0 2.0 ¾ V CKIN
動作: VDD ==== 3.3 V, Ta ==== 25°C,
動作動作
測定 回路
¾ ¾ ¾ ¾ 8 bit ¾
SD1
YOUT ¾ (VDD - V
ROUT ¾ (VDD - V
BOUT ¾ (V
BIAS1 ¾ ¾ 0.8 1.0 1.4 V BIAS1 BIAS2 ¾ ¾ 1.8 2.0 2.2 V BIAS2
¾ ¾ 1.8 ¾ ¾ V V
V
REFD
¾ ¾ ¾ 200 ¾ W
OUT1
¾ ¾ ¾ ¾ 6 bit ¾
SD2
¾ ¾ 1.3 ¾ ¾ V V
V
REF
¾ ¾ ¾ 200 ¾ W CKOUT
OUT2
FCK1 ¾ (9) 5.4 6.0 6.6 ¾
FCK2 ¾ (9) 21.6 24.0 26.4
測定条件 最小 標準 最大 単位 該当端子
- V
DD
VSS ==== 0 V
) ¾ ¾ 1.5 V
REFD
) ¾ ¾ 1.5 V
REFD
) ¾ ¾ 1.5 V
REFD
) ¾ ¾ 2.0 V
REF
YOUT
p-p
ROUT
p-p
BOUT
p-p
YOUT, ROUT,
BOUT
CKOUT
p-p
MHz
REFD
REF
¾
9 引き込み時の発振周波数範囲は、CKIN 端子よりクロック (1.0 V
て測定します。
22
) を入力し、4 逓倍したクロックを 1/8 にし
p-p
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270
A
A
A
A
A
A
A
A
100
0.1
100
0.1
1.5
18
0.1 mF
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pF
C19
mH
42 MHz
CY1
LQ11
L1
LQ12
SW2
R14
REF
PH
LQ13
C21
33 NC
C20
32 NC
0.1 mF
C22
35
SS
V
CSTD
34
CSTD
PFIELD
CFIELD
CVREF
CHREF
40
39
38
37
36
DD
V
CVREF
NC
CHREF
CKILL VCHIP
CKILL
VCHIP
CFIELD
PFIELD
RESET
DD
V
SD
SCL
NC
R15
30 kW
30 kW
PIPEN
Ys
NC
SW3
SS
V
PVD
0.1 mF
C23
DD
V
NC
TC90A67F
(QFP80)
PHREF
CKPSEL
CKP
SS
V
PHD
NC
TESTM0 TESTM1
TEST2 65
TESTM2
V
DD
66
SS
V 67
NC
68
NC 69
REFD
V 70
BIAS2
71
NC 72
BIAS1 73
64 63 62 61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50 49 48 47 46 45 44 43 42 41
31
DD
V
NC 74
C18
0.1 mF
R13
1000 pF
30
29 XO
NC
DD
V
BOUT
75
76
100 W
kW
R12
28 XI
V 77
SS
C17
27
SS
V
ROUT 78
12 pF
26
TEST
DD
V 79
C16
25
DD
V
DD
SS
DD
SS
DD
SS
SS
YOUT 80
0.1 mF
CLMP CKCSEL CKC
SS
V NC CKIN
V
FILTER
V
NC NC
REF
V BIASD
V
CKOUT NC
V
REFL
V
V
CVI
V
REFH
V BIASA
V
171 8765432 161514131211109 18 19 20 21 22 23 24
0.1 mF
C15
0.1 mF
0.1 mF C6
0.1 mF C5
0.1 mF C4
0.1 mF C14
0.1 mF C9
0.1 mF C8
C7
SW1
CKC
180 pF
C13
0.01 mF
C12
0.1 mF C10
10 kW
R7 R8
820 W
R11
8.2 kW
2SC1815
Q1
R3
C2
LQ9
Q2
R9
LQ7
C3
VIDEO
33 k W
2SC1815
1.5 kW
10 mF
1 mF
CKIN
360 W
R10
4 pF C11
LQ10
10 kW
R6
1 kW
R5
47 kW
R4
1 kW
R2
68 pF
LQ8
23
LQ6
LQ5
C1
C24
0.1 mF
C25
C26
R17
0.1 mF
C27
0.1 mF
10 kW
0.1 mF
4.3 kW
R16
C28
C29
0.1 mF
0.1 mF
R1
VIDEO
510 W
INPUT
LQ4
LQ3
応用回路例
応用回路例応用回路例
応用回路例
LQ15
BOUT
LQ14
C30
0.1 mF
SCL
Ys
PVD
SDA
7
6
5
4
3
2
TLC2933
8
9
10
11
12
13
mF
PHD
2 kW
0.1 C31
R20
R19
560 W
C33
0.1 mF
C32
F 10
LQ16
1
LQ17
14
3 kW R18
R21
Q3
4.7 kW
2SC1815
B-Y (B)
ROUT
6 pF C34
470 W
R24
OUT
Q4
4.7 kW
2SC1815
R-Y (R)
6 pF
C35
470 W
R25
OUT
Q5
4.7 kW
2SC1815
Y (G)
6 pF
C36
470 W
R26
OUT
LQ2
LQ1
mF
mF
C38
C40
mF
mF
C37
C39
LQ18
LQ19
SS
V
+3.3 V
74HC14AP
0.1 mF
YOUT
C41
14 13 12 11 10 9 8
1 2 3 4 5 6 7
HD
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外形図
外形図
外形図外形図
TC90A67F
質量: 1.6 g (標準)
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TC90A67F
当社半導体製品取り扱い上のお願い
当社半導体製品取り扱い上のお願い
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