
注文コード No. N7340
N7340
N0502
厚膜混成集積回路
STK402-950
概要
STK402-900 シリーズは、ディスクリート構成により最適設計されたオーディオパワーアンプ回路
を、独自の絶縁金属基板技術 IMST により小型実装した、オーディオパワーアンプ用ハイブリッド IC
です。新低熱抵抗基板の採用により、5ch でありながら小型パッケージを実現しています。
特長
・20W×5ch~45W×5ch(10%/1kHz)まで、ピンコンパチブルでシリーズ化。出力グレードによる、PCB
基板の共通化が図れます。
・STK403-000 シリーズ[2ch]、STK403-200 シリーズ[3ch]とピン配列を統一しています。
・小型パッケージ
15W/ch~45W/ch(THD=0.4%,f=20Hz~20kHz);78.0mm×32.0mm×8.5mm *
・出力負荷インピーダンス RL=6Ω
・負荷短絡許容時間 0.3s
・スタンバイ回路、ミューティング回路、負荷短絡保護回路等への対応が容易です。
5ch AB
30W
×
級オーディオパワー
5ch
*ピン含まず
IC
外形図 4200
(unit:mm)
3.6
1
(12.0) 23 2.0=46.0
78.0
70.0
32.0
21.0
16.5
24
0.52.0
×
N0502 HK IM◎片岡 5-6108 No.7340-1/6
8.5
27.3
4.0
2.9
0.4
5.5

STK402-950
シリーズ構成
本製品は、出力容量によりシリーズ化されています。
項目
出力 1
(10%/1kHz)
出力 2
(0.4%/20Hz~20kHz)
最大電源電圧
(No signal)
最大電源電圧
(6Ω)
推奨電源電圧
(6Ω)
外形
STK402-920 STK402-930 STK402-940 STK402-950
20W×5ch 30W×5ch 40W×5ch 45W×5ch
15W×5ch 20W×5ch 25W×5ch 30W×5ch
±30V ±36V ±38V ±40V
±28V ±34V ±36V ±38V
±20V ±23V ±26V ±28V
78.0mm×32.0mm×8.5mm
最大定格/Ta=25℃
項目 記号 条件 定格値 unit
無信号時最大電源電圧 VCC max(0) ±40 V
最大電源電圧 VCC max(1) RL=6Ω ±38 V
熱抵抗 θj-c パワーTr 一石当たり 3.6 ℃/W
接合部温度 Tj max 150 ℃
動作時 IC 基板温度 Tc max
保存周囲温度 Tstg -30~+125 ℃
Tj max と Tc max を共に
満足すること
機種名
125 ℃
負荷短絡許容時間*4 ts
VCC=±28.0V, RL=6Ω
f=50Hz,PO=30W
0.3 s
動作特性/Tc=25℃, RL=6Ω(無誘導負荷),Rg=600Ω,VG=30dB
項 目 記号
出力電力*1
全高調波ひずみ率
*1
周波数特性*1 fL,fH ±28.0 1.0 +0 -3dB 20~50k Hz
入力インピーダンス
出力雑音電圧*3 VNO ±34.0 Rg=2.2kΩ 1.2 mVrms
無信号時電流 I
中点電圧 VN ±34.0 -70 0 +70 mV
PO (1) ±28.0 20~
PO (2) ±28.0 1k 10 45
THD(1) ±28.0 20~
THD(2) ±28.0 1k 5.0 0.01
ri ±28.0 1k 1.0 55 kΩ
CCO
VCC(V) f(Hz) PO(W) THD(%)
±34.0 70 95 120 mA
測定条件 *1 規格値
min typ max
20k
20k
0.4 27 30
1.0 0.4
unit
W
%
No.7340-2/6

STK402-950
備考
*1 1ch 動作時
*2 検査時の電源には指定のないかぎり定電圧電源を使用する。
*3 出力雑音電圧は、平均値指示型実行値目盛(VTVM)のピーク値を示す。但し、AC 電源は AC
一次側ラインのフリッカ性ノイズの影響をなくすため AC 安定化電源(50Hz)を使用する。
*4 負荷短絡許容時間、出力雑音電圧の測定は、下図の指定トランス電源を使用する。
指定トランス電源(RP-25 相当)
内部等価回路図
No.7340-3/6

STK402-950
応用回路例
放熱設計例
H-IC内全消費電力Pdに対して必要な放熱器の熱抵抗θc-aは、次の様にして求めます。
条件1 ICの基板温度Tcが125℃を越えないこと。
Pd×θc-a+Ta<125℃ ・・・・・・(1)
Ta:セットの保証周囲温度
条件2 個々のパワ-・トランジスタのジャンクション温度Tjが150℃を越えないこと。
Pd×θc-a+Pd/N×θj-c+Ta<150℃ ・・・・・・(2)
N:パワ-・トランジスタの個数
θj-c:パワ-・トランジスタ1石当りの熱抵抗
ただし、パワー・トランジスタの消費電力は、PdをN個で均等に分担するものとします。
(1)式(2)式をθc-aについて整理すると以下の式が得られます。
θc-a<(125-Ta)/Pd ・・・・・・(1)’
θc-a<(150-Ta)/Pd-θj-c/N ・・・・・・(2)’
この2式を同時に満足する値が必要とする放熱器の熱抵抗となります。
(1)’式(2)’式より、次の仕様が決まると必要とする放熱器の熱抵抗を求めることができます。
・電源電圧 VCC
・負荷抵抗値 RL
・保証周囲温度 Ta
No.7340-4/6

STK402-950
[例]
ICの電源電圧がVCC=±28V、RLが6Ωの時のIC内全消費電力Pdは、正弦波連続信号の場合、Pd-PO特
性より周波数1kHzで最大135Wとなります。
実際の音楽信号に対しては、この様な連続信号で消費電力を見積もる時1/8 PO max.(安全規格によ
り多少異なる)時のPdを使用するのが一般的です。
すなわち
Pd=85W (1/8 PO max.=3.8W 時)
H-ICのAUDIOアンプ部のパワ-・トランジスタの個数Nは10個であり、1石当りの熱抵抗θj-cは
3.6℃/Wであるので、保証周囲温度Taを50℃とすると必要とする放熱器の熱抵抗θc-aは、
(1)’式より θc-a<(125-50)/85
<0.88
(2)’式より θc-a<(150-50)/85-3.6/10
<0.81
ゆえに、この2式を同時に満足する0.81℃/Wが、必要とする放熱器の熱抵抗となります。
尚、この放熱設計例は、定電圧電源使用での参考例であり、貴社にてセット実装での設計確認をお
願いいたします。
No.7340-5/6