CG-WLAP54AG
取扱説明書
PART1
まず準備が必要
PART2
アクセスポイント
の設定をする
PART3
トラブルや疑問が
あったら
PART4
設定ユーティリティー
を見てみよう
1
2
3
4
付録
5.2GHz を屋外で使用することは電波法により禁止されています。
IEEE802.11aは屋外で使用することはできませんのでご注意ください。
PNY613-03162-00Rev.B
付
録
安全にお使いいただくために 必ずお守りください
本書では、製品を安全にお使いいただくための注意事項を次のように記載しています。
注意事項を守っていただけない場合、どの程度の影響があるかを表しています。
人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示します。
注意事項を守っていただけない場合、発生が想定される障害または事故の内容を表しています。
感電の可能性が想定されることを示しま
す。
けがを負う可能性が想定されることを示
します。
障害や事故の発生を防止するための、その他の注意事項は次のマークで表しています。
電源プラグを抜く
電源ケーブルのプラグを抜くように指示するものです。
発煙または発火の可能性が想定されるこ
とを示します。
警告
分解や改造をしない
本製品は、取扱説明書に記載のない分解や改造はしないでください。
けが注意
感電注意発火注意
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
雷のときはケーブル類・機器類にさわらない
感電注意
感電の原因となります。
設置・移動のときは電源プラグを抜く
感電の原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
異物は入れない 水は禁物
火災や感電の恐れがあります。水や異物を入れないように注意してください。万が一水や
発火注意
異物が入った場合は、電源プラグをコンセントから抜いてください(弊社のサポートセン
ターまたは販売店にご連絡ください)。
感電注意
湿気やほこりの多いところ、油煙や湯気のあたる場所には置かない
内部回路のショートの原因になり、火災や感電の恐れがあります。
交流 100V の電源でお使いください
異なる電源電圧で使用すると、火災や感電の原因となります。
添付の専用 AC アダプター以外で使用しない
火災や感電の原因となります。必ず、添付の専用 AC アダプターを使用してください。
火災や感電、けがの原因となります。
専用 AC アダプターのコードを傷つけない
火災や感電の原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
電源コンセントや配線器具の定格を超える使い方はしない
たこ足配線などで定格を超えると発熱による火災の原因となります。
発火注意
1
ご使用にあたってのお願い
次のような場所での使用や保管はしないでください。
・直射日光の当たる場所
・暖房器具の近くなどの高温になる場所
・急激な温度変化のある場所(結露するような場所)
・湿気の多い場所や、水などの液体がかかる場所(湿度 90%以下の環境でご使用ください)
・振動の激しい場所
・ほこりの多い場所や、ジュータンを敷いた場所(静電気障害の原因になります)
・腐食性ガスの発生する場所
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
静電気注意
本製品は、静電気に敏感な部品を使用しています。部品が静電破壊する恐れがありますので、コネ
クターの接点部分、ポート、部品などに素手で触れないでください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
取り扱いはていねいに
落としたり、ぶつけたり、強いショックを与えないでください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
本製品は一般使用を目的とした製品です
本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や
機器、及び高度な信頼性を必要とする設備や機器としての使用またはこれらに組み込んでの使用は
意図されておりません。これら、設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、本製品の故
障により、人身事故、火災事故、社会的な損害などが生じても、弊社ではいかなる責任も負いかね
ます。設備や設計、制御システムなどにおいて、冗長設計、火災延焼対策設計、誤動作防止設計な
ど、安全設計に万全を期されるようご注意願います。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
日本国内でご使用ください
本製品は日本国内仕様となっておりますので、本製品を日本国外で使用された場合、弊社ではいか
なる責任も負いかねます。
お手入れについて
清掃するときは電源を切った状態で
誤動作の原因になります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
機器は、乾いた柔らかい布で拭く
汚れがひどい場合は、柔らかい布に薄めた台所用洗剤(中性)をしみこませ、堅く絞ったものでふ
き、乾いた柔らかい布で仕上げてください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
お手入れには次のものは使わないでください
・石油・みがき粉・シンナー・ベンジン・ワックス・熱湯・粉せっけん(化学ぞうきんをご使用の
ときは、その注意書にしたがってください)
2
電波に関する注意
本製品を下記のような状況でご使用になることはおやめください。
また設置の前に、「安全にお使いいただくために」を必ずお読みください。
・心臓ペースメーカーをご使用の近くで、本製品をご使用にならないでください。
心臓ペースメーカーに電磁妨害を及ぼし、生命の危険があります。
・ 医療機器の近くで、本製品をご使用にならないでください。
医療機器に電磁妨害を及ぼし、生命の危険があります。
・ 電子レンジの近くで、本製品をご使用にならないでください。
電子レンジによって、本製品の無線通信への電磁妨害が発生します。
この機器の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療機器のほか、工場の製造ラインで
使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許
を要しない無線局)が運用されています。
1 この機器を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局が運用さ
れていないことを確認してください。
2 万が一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して電波干渉の事例が発生した場合には、
本製品の周波数を変更して、混信を回避してください。
3 その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線局に対して電波干渉の事例が発生した場
合などは本製品の使用を停止し、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
無線 LAN 製品ご使用におけるセキュリティーに関する注意
無線 LAN では、LAN ケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と無線アクセスポ
イント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く範囲であれば自由にLAN接続が可能であるとい
う利点があります。
その反面、電波はある範囲内であれば障害物(壁等)を超えてすべての場所に届くため、セキュリ
ティーに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
●通信内容を盗み見られる。
悪意ある第三者が、電波を故意に傍受し、
・ID やパスワード又はクレジットカード番号等の個人情報
・メールの内容
等の通信内容を盗み見られる可能性があります。
●不正に侵入される
悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
・個人情報や機密情報を取り出す(情報漏洩)
・特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す(なりすまし)
・傍受した通信内容を書き換えて発信する(改ざん)
・コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する(破壊)
などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線 LANカードや無線アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティー
の仕組みを持っていますので、無線LAN製品のセキュリティーに関する設定を行って製品を使用す
ることで、その問題が発生する可能性は少なくなります。
セキュリティーの設定を行わないで使用した場合の問題を十分理解した上で、お客様自身の判断と
責任においてセキュリティーに関する設定を行い、製品を使用することをお奨めします。
3
はじめに
このたびは、「CG-WLAP54AG」をお買い上げいただきまして誠にありがとうございます。本書
は、本製品を正しくご利用いただくための手引きです。必要なときにいつでも参照していただける
ように、大切に保管してください。
「CG-WLAP54AG」に関する最新情報(ファームウェアのバージョンアップ情報など)は、弊社の
ホームページでお知らせします。
無線LANに関する情報や活用例なども紹介しておりますので、ぜひ弊社のホームページをご覧くだ
さい。
コレガのホームページ http://www.corega.co.jp/
本書の読み方
本書で使用している記号や表記には、次のような意味があります。
●記号について
操作中に気を付けていただきたい内容です。必ずお読みください。
補足事項や、参考となる情報を説明しています。
●表記について
本製品 CG-WLAP54AG を指します。
「 」−「 」−「 」 「 」 で囲まれた項目を順番に選択することを示します。
●イラスト、画面について
本文中に記載の画面やイラストは、実際と多少異なることがあります。
4
作業の流れ
本書では、本製品を使って無線LAN のネットワークを構築するまでの作業をPART に分けて説明
しています。
各 PART での作業は次のとおりです。順番に読んで、作業を進めてください。
PART1
PART2
PART2までの作業が終われば、本製品を使った無線LAN でのネットワーク構築は完了です。
PART3 以降は、必要に応じて読んでください。
PART3
PART4
まず準備が必要
① 添付品の確認
② 本製品について
本製品を使って構築できるネットワーク例や、無線LAN 環境で必要なセキュ
リティー対策についてご確認ください。
③ 本製品の特長、各部の名称と役割の確認
④本製品を接続して起動しよう
パソコンと本製品を無線で接続して起動します。
アクセスポイントの設定をする
① 設定用パソコンを準備しよう
本製品と無線で接続するパソコンや、本製品の設定を行うときに必要なパソコ
ンを準備してください。
② 本製品の設定をするときは
本製品の設定を行いたいときは、設定ユーティリティーを使って行います。
トラブルや疑問があったら
PART2までの作業で、無線 LANへの接続ができなかった場合や、本製品の操作
でわからないことがあった場合には、このPARTを読んで解決方法を探してくだ
さい。
設定ユーティリティーを見てみよう
本製品は、内蔵の設定ユーティリティーによって、詳細な設定ができます。この
PART では、設定ユーティリティーで設定できる項目について説明しています。
付 録
付録
5
目次
安全にお使いいただくために必ずお守りください .................................................................... 表紙裏
ご使用にあたってのお願い .................................................................................................................... 2
お手入れについて ................................................................................................................................... 2
電波に関する注意 ................................................................................................................................... 3
無線 LAN 製品ご使用におけるセキュリティーに関する注意 ........................................................... 3
はじめに .................................................................................................................................................. 4
本書の読み方 ........................................................................................................................................... 4
作業の流れ ............................................................................................................................................... 5
PART1まず準備が必要 ........................................................... 8
添付品の内容を確認しよう .................................................................................................................... 8
本製品について ....................................................................................................................................... 9
本製品を使ったネットワーク構築例 ............................................................................................ 9
相互接続性 ....................................................................................................................................... 9
無線LANのセキュリティー対策について .................................................................................. 10
製品の特長をとらえよう .....................................................................................................................10
各部の名称と機能を覚えよう .............................................................................................................. 11
本体前面 ......................................................................................................................................... 11
本体背面 ......................................................................................................................................... 12
本体底面 ......................................................................................................................................... 13
本製品を接続して起動しよう .............................................................................................................. 14
本製品を設置する場所について .................................................................................................. 14
本製品の電源を入れるには .......................................................................................................... 14
本製品にルーターやハブなどを接続する ................................................................................... 15
PART2アクセスポイントの設定をする ............................. 16
設定用パソコンを準備しよう .............................................................................................................. 16
設定用パソコンの構成 .................................................................................................................16
設定用パソコンのTCP/IPの設定を確認する ............................................................................16
パソコンと本製品を無線で接続する .......................................................................................... 19
本製品の設定をしよう ......................................................................................................................... 19
設定ユーティリティーを開く ......................................................................................................19
基本的な設定をする(ESSIDの変更).........................................................................................20
無線 LAN に接続できたら ...................................................................................................................23
6
PART3トラブルや疑問があったら ..................................... 25
解決のステップ .....................................................................................................................................25
取扱説明書や契約書を再確認する。管理者に確認する ................................................................... 25
Q&A ....................................................................................................................................................... 26
本製品の設定ユーティリティーが表示されない .......................................................................26
無線LANアダプターを取り付けたパソコンからネットワークに接続できない .................... 27
本製品のパスワードを忘れた ......................................................................................................28
ファームウェアの更新に失敗した .............................................................................................. 28
パソコンのネットワーク設定を調べたい ................................................................................... 29
本製品のパスワードを変更したい .............................................................................................. 30
最新のファームウェアを入手して更新したい ...........................................................................31
本製品を再起動したい .................................................................................................................32
本製品を工場出荷時の状態に戻したい ......................................................................................33
コレガのホームページの情報を活用する .......................................................................................... 33
それでも解決しなければ、サポート窓口に問い合わせてみる ........................................................ 33
PART4設定ユーティリティーを見てみよう ..................... 34
Web ブラウザーで設定しよう ............................................................................................................ 34
設定ユーティリティーを開く ......................................................................................................34
Web ブラウザーでの設定項目について ............................................................................................ 35
状態 ................................................................................................................................................36
簡単設定 ......................................................................................................................................... 37
詳細設定 ......................................................................................................................................... 38
統計 ................................................................................................................................................48
再起動 ............................................................................................................................................. 49
付録 ........................................................................................... 50
製品仕様 ................................................................................................................................................50
工場出荷時の設定 .................................................................................................................................51
MAC アドレスについて ....................................................................................................................... 51
保証と修理について ............................................................................................................................. 51
おことわり ............................................................................................................................................. 52
7
PART1 まず準備が必要
5.2GHzを屋外で使用することは電波法により禁止されています。
IEEE802.11aは屋外で使用することはできませんのでご注意ください。
添付品の内容を確認しよう
本製品のパッケージには、以下のものが同梱されています(下記以外に添付紙が同梱されている場
合があります)。
お買い上げ商品についてご確認いただき、万が一不足するものがございましたら、お手数ですが、弊
社サポートセンターまでご連絡ください。
.
2
G
H
z
.
4
G
H
z
□ CG-WLAP54AG 本体
□ LAN ケーブル 1.8m(1 本) □取扱説明書(本書)
corega WLAP-54GT
□製品保証書
□ACアダプター
□壁掛けキット
□電波注意ラベル
□ACケーブル
□クイック設定ガイド
8
CG-WLAP54AG
取扱説明書
PART1
まず準備が必要
PART2
アクセスポイント
の設定をする
PART3
トラブルや疑問が
あったら
PART4
設定ユーティリティー
を見てみよう
付録
PNY613-03162-00Rev.B
1
2
3
4
付
録
本製品について
本製品は、IEEE802.11a、IEEE802.11g、IEEE802.11b規格に対応したワイヤレス(無線
LAN)通信のアクセスポイントです。IEEE802.11a、IEEE802.11gまたは IEEE802.11b規
格に対応した無線LANアダプターと組み合わせることで、無線 LANのネットワークを構築するこ
とができます。また、本製品はLANポート(RJ-45)を持っていますので、下図のような無線 LAN
環境と有線 LAN環境を統合したネットワークを構築することができます。
無線LANの通信モードには、「インフラストラクチャーモード(Infrastructuremode)」
と「アドホックモード(AdHocmode)」の 2 種類がありますが、下図のように本製品
と組み合わせてネットワークを構築する場合には、「インフラストラクチャーモード」で
ネットワークを構築します。
本製品は、アドホックモードでのネットワーク構築にはお使いになれません。
■本製品を使ったネットワーク構築例
1
■相互接続性
・本製品は、各社の無線 LAN機器との間で相互接続性を確保していますが、個別製品の接続
可否については、お使いの機器の製造・販売元にお問い合わせください。また、コレガのホー
ムページでは、本製品との接続が確認された動作検証表を随時公開していますので、あわせ
てご覧ください。
一部機能が制限されたり、接続できない場合があります。
9
■無線 LAN のセキュリティー対策について
無線 LAN では電波を使って通信を行うため、電波が届く範囲であれば、通信内容を傍受されたり、
不正侵入されたりする恐れがあります。このようなことがないように、次のようなセキュリティー
対策を行うことをおすすめします。設定方法など詳しくは、「PART2アクセスポイントの設定をす
る」「本製品の設定をしよう」(P.19)、または「PART4設定ユーティリティーを見てみよう」「Web
ブラウザーでの設定項目について」(P.35)を参照してください。
・通信相手を識別、限定する
ESSID の設定を変更する
フィルタリング設定をする
・通信内容を暗号化する
WEP(暗号キー)を設定する
WPA(暗号キー)を設定する
本製品の工場出荷時の設定は、右表のとおりです。
項目 出荷時設定
ESSID corega
フィルタリング設定 無効
WEP 設定(暗号化) OFF
WPA 設定(暗号化) OFF
製品の特長をとらえよう
本製品には、次のような機能があります。
・IEEE802.11a 規格、IEEE802.11g 規格を使った、54Mbps 対応の高速無線 LAN
IEEE802.11a、IEEE802.11g は、最大 54Mbps の通信が可能な高速無線方式です。
・IEEE802.11b 互換
IEEE802.11g 対応の製品は、IEEE802.11b との高い互換性を維持しているので、
IEEE802.11b 対応の機器とも接続可能です。
・設定ユーティリティー添付
内蔵の設定ユーティリティーを使って簡単に設定可能です。
・無線アンテナ搭載により受信感度がアップ
・WDS 搭載
アクセスポイント同士の通信(WDS)が可能なので無線通信範囲が広がります。
・64/128/152bitsWEP 対応
WEP に対応しており、セキュリティーも安心。
・WPA、無線パーティーションなどの高度なセキュリティーに対応
・SuperA/G 対応
「SuperA/G」を搭載した無線機器との通信時にデータの圧縮をさせ、スループット値を向
上させます。
10
各部の名称と機能を覚えよう
■本体前面
①②③
④
⑤
① PowerLED(緑)
本製品の電源が入っているときに、緑色に点灯します。
② aWLANLED(緑)
本製品が IEEE802.11a で無線通信をしているときに、緑色に点滅します。
③ b/gWLANLED(緑)
本製品がIEEE802.11bまたは IEEE802.11g で無線通信をしているときに、緑色に点滅します。
④ 100MLANLED(緑)
本体背面の LAN ポートの状態が表示されます。100M で通信している場合は 100M が、10M で通
信している場合は 10M が下記のように動作します。
点灯:接続先の機器とリンクが確立されている状態です。
点滅:接続先の機器とデータ通信中です。
消灯:接続先の機器とリンクが確立されていない状態です。
100Mbps/10Mbps の切り替えは、オートネゴシエーション機能によって自動的に行われます。
1
11
■本体背面
①
③② ④
LAN
5V 2.5A
RESET
①アンテナ
電波の送受信部です。左右のアンテナの周波数帯域が異なっているので、それぞれ正しい位置に取
り付ける必要があります。無線接続する場合は、立ててください。別売のオプショナルアンテナ
(CG-WLANTODAG)を接続することもできます。
1234
②DCジャック
添付の専用 ACアダプターの DC プラグを接続するためのコネクターです。
③ RESET スイッチ
本製品の設定内容を工場出荷時の状態に戻す場合に使用します。操作方法については、「本製品を工場
出荷時の状態に戻したい」(P.33)を参照してください。RESET スイッチを使用して工場出荷時の
状態に戻すと設定内容が失われますので操作方法をよくお読みになって使用してください。
④ LAN ポート
ADSLモデムやパソコンを接続するためのポートです。AutoMDI/MDI-X 機能を搭載しています
のでケーブルの属性を選びません。
また、100Mbps/10Mbps の切り替えは、オートネゴシエーション機能によって自動的に行われ
ます。
12
■本体底面
1
①
④
⑤
①
③②
①壁掛け用穴
添付の壁掛けキットを使って、本製品を壁に掛けて使うときに使用します。
② MAC アドレスラベル
本製品の MAC アドレスが記載されています。
③シリアル番号シール
本製品のシリアル番号とリビジョンが記載されています。シリアル番号とリビジョンは、ユーザー
サポートへの問い合わせの際に必要となります。
④警告ラベル
本製品を安全にご使用いただくための重要な情報が記載されておりますので、必ずお読みください。
⑤ファームウェアラベル
本製品をご購入時のファームウェアバージョンが記載されています。
上の図で
2.4 DS 4 2.4 OF 4
使用周波数帯域 2.4GHz帯
伝送方式 DS-SS方式 /OFDM方式
想定干渉距離 40m以下
周波数変更の可否 全帯域を使用し、かつ「構内局」あるいは「特小局」帯域を回避可能
は次の内容を意味しています。
13
本製品を接続して起動しよう
■本製品を設置する場所について
本書冒頭の「安全にお使いいただくために」をお読みになり、使用時の注意についてご確認くださ
い。
●設置に適した場所
・水平で落下の恐れがない場所(机の上など)
・風通しのよい涼しい場所
●設置に適さない場所
・直射日光が当たる場所
・暖房器具の近くなど
・高温多湿でホコリの多い場所
・パソコンやモデムなど、発熱する機器の上
■本製品の電源を入れるには
●本製品の電源の取り方
本製品の電源は、たこ足配線などを避け、他の機器と別系統で取るようにしてください。必ず付属
の専用AC アダプターを使用し、AC100V の電源コンセントに接続してください。それ以外のAC
アダプターやコンセントを使用すると、発熱による発火や感電の恐れがあります。
●本製品の電源の入れ方 / 切り方
AC ケーブルと ACアダプターを接続します。本製品背面のDC ジャックに AC アダプターの DC プ
ラグを接続し、ACケーブルのAC プラグを電源コンセントに差し込むと電源が入ります。ACケーブ
ルの AC プラグを電源コンセントから抜くと電源が切れます。
・本製品には電源スイッチがありません。ACプラグを電源コンセントに接続した時点で、
電源が入りますのでご注意ください。
・ACケーブルのACプラグを電源コンセントに差し込んだままDC プラグを抜かないでく
ださい。感電事故を引き起こす恐れがあります。
14
■本製品にルーター(ADSL モデム)やハブなどを接続する
企業内で使用する場合は、本製品との間にルーターやレイヤー3 スイッチなどを挟んでい
ない個所に、設定用パソコンを接続してください。一般のご家庭など、ルーターが存在し
ないか、もしくはインターネット接続のためのルーターだけが存在する環境では、考慮す
る必要はありません。
本製品、ルーター(ADSLモデム)、ハブ、パソコンなどネットワーク接続する機器の電源をすべ
1
て切るか、電源コンセントから抜いてください。
本製品背面のLANポートに添付のLANケーブルを接続します。
2
ルーター(ADSLモデム)、ハブのLANポートにLANケーブルのもう一方を接続します。
3
ルーター(ADSLモデム)、ハブの電源を入れます。
4
本製品背面のDCジャックにACアダプターのDCプラグを接続します。
5
ACケーブルの一方をACアダプターに、もう一方をコンセントに接続します。
6
本製品の電源が入り、本製品前面のPowerLEDとLANLED(100Mまたは10M)が点灯し
ます。
AC ケーブル
6
1
インターネットへ
ルーター(ADSL モデム)、
スイッチ、ハブなど
DC ジャック
LAN ポート
5
2
3
15