製品仕様
IEEE802.3/IEEE802.3u/IEEE802.3x
ポート
規格
MDI/MDI-X切換
アクセス方式
スイッチング方式
伝送速度
フローコントロール
バッファ容量
アドレスエントリ数
定格入力電圧
動作時温度/湿度
保管時温度/湿度
160(W)×80(D)×31(H)mm(突起部を含まず)
220g
VCCIクラスB
サポート規格
LANインタフェース
電源部(本体)
環境条件
外形寸法(本体のみ)
質量
取得承認
RJ-45×8ポート
FullDuplex/HalfDuplexオートネゴシエーション
全ポート自動認識
CSMA/CD
ストア&フォワード
100Mbps/10Mbps
FullDuplex時:PAUSEパケット(IEEE802.3x)
HalfDuplex時:バックプレッシャ
96KB
1000個
DC5V
0〜40゜C/90%以下(結露なきこと)
ー20〜60゜C/95%以下(結露なきこと)
100BASE-TX/10BASE-Tオートネゴシエーション
最大消費電力 4.2W
製品に関するご質問は・・・
■お問い合わせ先
製品に関するご質問はコレガサポートセンタまでお問い合わせくだ
さい。お問い合わせの際には弊社ホームページ掲載の「お問い合わせ
用紙」または下記の必要事項をご記入いただいた書面を用意して、
メール、FAX、電話のいずれかでお問い合わせください。
Y613-07689-00Rev.A
CG-SW08TXPL
取扱説明書
このたびは「CG-SW08TXPL」をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本書をお読みになり、正しい設置・操
作を行ってください。また、お読みになった後も大切に保管してください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基
づくクラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを
目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して
使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
保証と修理について
■保証について
製品保証書に記載されている「製品保証規定」を必ずお読みになり、
本製品を正しくご使用ください。無条件で本製品を保証するという
ことではありません。正しい使用方法で使用した場合のみ、保証の
対象となります。本製品の保証期間については、製品保証書に記載
されている保証期間をご覧ください。
■修理について
故障と思われる現象が生じた場合は、まず取扱説明書をご覧いただ
き、設定や接続が正しく行われているかを確認してください。現象
が改善されない場合は、弊社ホームページに掲載されている「修理依
頼用紙」をプリントアウトの上、必要事項を記入したものと製品保証
書および購入日の証明できるもののコピー(レシート等可)を添付
し、製品(付属品一式と共に)をご購入された販売店へお持ちくださ
い。修理をご依頼する際は、以下の点にご注意ください。
※弊社へのお持ち込みによる修理は受け付けておりません。
・修理期間中の代替機等は弊社では用意しておりませんので、予
・製品保証書に販売店の押印がない場合は、保証期間内であって
・製品購入日の証明ができない場合、無償修理の対象となりませ
・修理依頼時の運送中の故障や事故に関しては、弊社はいかなる
■有償修理について
有償修理の場合は、ご購入の販売店へお持ちください。下記ホーム
ページに、有償修理価格が記載されておりますのでご覧ください。
めご了承ください。
も有償修理になる場合があります。
んのでご注意ください。
責任も負いかねますので、予めご了承ください。
http://www.corega.co.jp/repair/
〈coregaサポートセンタ〉
Mailサポート:下記URLからユーザ登録をした後、お問い合わせく
ださい。
http://www.corega.co.jp/faq/
TEL.045-476-6268
FAX.045-476-6294
〈受付時間〉
10:00〜12:00、13:00〜18:00 月〜金(祝・祭日を除く)
※サポートセンタへのお問合せは日本語に限らせていただきます。
ThisproductissupportedbyJapaneseonly.
■必要事項
あらかじめ下記の必要事項を控えておいてください。
□ 製品名
□ シリアル番号(S/N)、リビジョンコード(Rev.)
□ お名前、フリガナ
□ 連絡先電話番号、FAX番号
□ 購入店
□ 購入日付
□ お使いのパソコンの機種
□ OS
□ お問い合わせ内容(できる限り詳しくお知らせください)
□ ネットワーク構成
コレガホームページのご案内
コレガホームページでは、各種商品の最新情報、よくあるお問い合
わせなどをお知らせしています。本製品を最適にご利用いただくた
めに定期的にご覧いただくことをお奨めいたします。
http://www.corega.co.jp/
おことわり
・本書は、株式会社コレガが作成したもので、全ての権利を弊社
が保有しています。弊社に無断で本書の一部または全部をコ
ピーすることを禁じます。
・予告なく本書の一部または全体を修正、変更することがありま
すがご了承ください。
・改良のため製品の仕様を予告なく変更することがありますがご
了承ください。
・本製品の仕様またはそのご使用により発生した損害について
は、いかなる責任も負いかねますのでご了承ください。
Copyright©2005株式会社コレガ
coregaは、株式会社コレガの登録商標です。
その他、この文書に掲載しているソフトウェアおよび周辺機器の名称は各メー
カの商標または登録商標です。
2005年7月 初版
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
下記の注意事項を守らないと
警告
分解や改造をしない
本製品は、取扱説明書に記載
のない分解や改造はしないで
ください。火災や感電、けが
の原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
雷のときはケーブル類・
機器類にさわらない
感電の原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
異物は入れない
水は禁物
火災や感電の恐れがあります。
水や異物を入れないように注
意してください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
通風口はふさがない
内部に熱がこもり、火災の原因
となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
湿気やほこりの多いところ
油煙や湯気のあたる場所に
は置かない
火災や感電の原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
設置・移 動のときは電源等のプラグやケーブル類
を抜く
感電の原因となります。
火災・感電により、死亡や大
けがの原因となります。
製品概要
本製品は、100BASE-TX/10BASE-Tの自動認識およびMDI/
MDI-Xの自動認識ポートを8ポート装備したファーストイーサネッ
ト・スイッチです。接続先ポートの種別やケーブルタイプ、通信速
安全のために
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
交流100Vの電源でお使いください
火災や感電の原因となります。必ず付属の電源ケーブ
ルを使用して、日本国内の家庭用交流100Vの電源で
ご使用ください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
必ず付属の専用ACアダプタおよび電源ケーブルをお使
いください
同梱されているACアダプタは、本製品専用です。本製品以外に
使用しないでください。また、同梱されている以外のACアダプ
タを本製品に使用しないでください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
取り付け・取り外しのときは電源プラグを抜く
電源プラグをコンセントに差したままの状態では、
本製品やパソコンに電気が流れています。感電の恐
れがありますので、取り付け・取り外し作業を行う
前には必ず電源プラグを抜いてください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
電源コンセントや配線機具の定格を超える使い方はしない
たこ足配線などで定格を超えると発熱による火災の
原因となります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
電源ケーブルを傷つけない
火災や感電の原因となります。
電源ケーブルやプラグの取扱上の注意:
・加工しない、傷つけない
・重いものを乗せない
・暖房機具に近づけない、加熱しない
・電源ケーブルをコンセントから抜くときは、必ずプラグを
持って抜く
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
本製品は、一般使用を目的とした商品です
本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送
設備や機器など人命に関わる設備や機器、及び高度な信頼性を
必要とする設備や機器としての使用またはこれらに組み込んで
の使用は意図されておりません。これら、設備や機器、制御シ
ステムなどに本製品を使用され、本製品の故障により、人身事
故、火災事故、社会的な損害などが生じても、弊社ではいかな
る責任も負いかねます。設備や設計、制御システムなどにおい
て、冗長設計、火災延焼対策設計、誤作動防止設計など、安全
設計に万全を期されるようご注意願います。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
本製品の使用は、日本国内で
本製品は日本国内仕様となっておりますので、本製品を日本国外
で使用された場合、弊社ではいかなる責任も負いかねます。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
同梱品一覧
本製品をご使用になる前に、以下のものが同梱されていることを確
認してください。万が一、欠品・不良などがございましたら、お買
い上げいただいた販売店までご連絡ください。
必ずお守りください
ご使用にあたってのお願い
次のような場所での使用や保管はしないでください
・ 直射日光の当たる場所
・ 暖房器具の近くなどの高温になる場所
・急激な温度変化のある場所(結露するような場所)
・ 湿気の多い場所や、水などの液体がかかる場所
・ 振動の激しい場所
・ ほこりの多い場所や、ジュータンを敷いた場所
(静電気障害の原因になります)
・ 腐食性ガスの発生する場所
・ 以下の環境条件に適応しない場所
温度:0〜40゜C
湿度:90%以下(結露なきこと)
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
静電気注意
本製品は静電気に敏感な部品を使用しています。部品が
静電破壊する恐れがありますので、コネクタの接点部
分、ポート、部品などに素手で触れないでください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
取り扱いはていねいに
落としたり、ぶつけたり、強いショックを与えないでください。
お手入れについて
清掃するときは電源を切った状態で
誤動作の原因になります。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
機器は、乾いた柔らかい布で拭く
汚れがひどい場合は、柔らかい布に薄め
た台所用洗剤(中性)をしみこませ、堅く
絞ったものでふき、乾いた柔らかい布で
仕上げてください。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
お手入れには次のものは使わないでください
石油・みがき粉・シンナー・ベンジン・ワックス・
熱湯・粉せっけん(化学ぞうきんをご使用のときは、
その注意書に従ってください)
度にかかわらず簡単にネットワークを構築することができます。ま
た、100Mbpsと10Mbpsの通信速度が混在したネットワーク環境
□ CG-SW08TXPL 本体
でもご使用になれます。
・オートネゴシエーション機能をサポート
・フローコントロールをサポート
HalfDuplex時:バックプレッシャ方式
FullDuplex時:IEEE802.3x
・100Mbps/10Mbps、FullDuplex/HalfDuplex自動認識、
自動切替え
・MDI/MDI-X自動認識
・ネットワークや機器の状態が一目でわかるLEDを装備
□ ACアダプタ
FullDuplex時のフローコントロールは、接続先の機器も
フローコントロール(IEEE802.3x)をサポートしている場
合に機能します。
□ 壁掛け用ネジセット(アンカ・2個、ネジ・2本)
□ 取扱説明書(本書)
□ 製品保証書
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各部の名称と機能
■上面 ■底面
②
③
①
※この溝は使用し
ないでください
④
⑤
■設置方法
壁掛け用ネジセットまたはマグネットキットを使用して本製品を壁
やスチール製家具に設置することができます。
使用中に本製品のLEDの状態が確認できる位置に取り付け
てください。
〈壁掛け用ネジセットを使用〉
①本体底面にある2つの壁掛け用穴の間隔で、付属の壁掛け用ネジ
セットのネジ(2本)を壁などに取り付けます。
推奨ケーブル
■LANケーブル
UTPケーブル(UnshieldedTwistedPairCable=シールドなし
ツイストペアケーブル)をご使用ください。100BASE-TXの場合は
カテゴリ5以上、10BASE-Tの場合はカテゴリ3以上のLANケーブ
ルを使用してください。
※コレガ社製LANケーブルをご使用されることをおすすめします。
接続の仕方
■カスケード接続の例
■背面 ■左側面
⑥
①PowerLED(緑)
本体に電源が供給されているときに点灯します。
②100MLED(緑)
点灯:100Mbpsで接続されています。
消灯:10Mbpsで接続されています。
100Mbps/10Mbpsの切り替えは、オートネゴシエー
ション機能により本製品が自動で行うため、設定の必
要はありません。
③Link/ActLED(緑)
点灯:接続されています。
点滅:通信中です。
④製品ラベル
本製品の名称や取得承認の情報などが記載されています。
⑤シリアル番号ラベル
本製品のシリアル番号とリビジョンが記載されています。シリア
ル番号とリビジョンは、ユーザサポートへの問合せの際に必要と
なります。
⑥
100BASE-TX/10BASE-Tネットワークポート(AUTOMDI/MDI-X)
LANケーブルを接続するためのポートです。
自動認識機能により、接続先のポートの種類・通信速
度(100Mbps/10Mbps)・ケーブルタイプ(クロス/スト
レート)に関係なく自動的に接続されるため、設定の必
要はありません。
⑦DCジャック
ACアダプタのDCプラグを接続するためのコネクタです。
⑦
本製品の取り付けについて
■設置場所
本書の「安全のために」をよくお読みになり、正しい場所に設置して
ください。
■電源
ACアダプタをAC100Vの電源に接続してください。指定された電
源・電圧以外や、同梱されている以外のACアダプタを本製品に使用
しないでください。
石膏ボード、ベニヤなど中空になっている壁で、ネジが取
り付けづらい場合は、付属の壁掛け用ネジセットの「プラス
チックアンカ(2個)」を併用します。ネジを取り付ける位置
に、キリやドリルなどで穴
アンカをかなづちで軽く叩いて壁に埋め込みます。
※穴はプラスチックアンカがやっと入る程度の大きさにして
ください。穴が大きすぎると、がたつきの原因になり、製
品が落ちるなどして破損の原因になる恐れがあります。
②ネジ頭が約5mm残るようにして、付属のネジを壁(またはプラス
チックアンカ)に取り付けます。
③本体底面の壁掛け用穴に取り付けたネジ頭を押し込み、右図のよ
うに下にスライドさせて、しっかり固定してください。
〈マグネットを使用〉
付属のマグネットを使用して、本製品をOAデスクの横などの垂直な
場所に設置することができます。取り付けの際には、本製品やケー
ブルの重みによって本製品が落下しないよう、確実に取り付けてく
ださい。
・振動や衝撃の多い場所、不安定な場所、高所への取り付
けをしないでください。落下によるケガや故障の原因と
なる恐れがあります。
・マグネットにフロッピーディスクや磁気カードなどを近
づけないでください。磁気の影響により記録内容が消去
される恐れがあります。
・本製品をマグネットでパソコン、およびディスプレイな
どの電子機器に取り付けないでください。故障の原因と
なる恐れがあります。
・設置面の状態によっては、マグネットの十分な強度が得
られないことがあります。
■起動と停止
起動させるときは、ACアダプタを電源コンセントに差し込みます。
停止させるときは、ACアダプタを電源コンセントから抜きます。
・本製品には電源スイッチがありません。ACアダプタを電
源コンセントに差し込んだ時点で電源が入りますのでご
注意ください。
・ACアダプタを電源コンセントに差し込んだままDC
ジャック側を抜かないでください。感電事故を引き起こ
すおそれがあります。
※
を開けておき、プラスチック
すべてのケーブルが機器間を接続するのに適切な長さであることを
確認します。本製品とパソコンを接続するケーブルの長さは100m
以内にしてください。
■接続手順
①本体背面のネットワークポートにLANケーブルを接続します。
②ネットワークに接続するパソコンに、LANアダプタが正しく取り
付けられていることを確認して、LANケーブルのもう一方をパソ
コンのLANアダプタに接続します。
③ACアダプタのDCプラグを本体左側面のDCジャックに接続し、
ACアダプタを電源コンセントに差し込みます。
④本体前面のPowerLEDが点灯することを確認します。正しく接
続されているときは、接続したポートのLink/ActLEDが点灯し
ます。
スタンドアローン
本製品は単純なスタンドアローンの環境で使用できます。
■スタンドアローン接続の例
カスケード接続
本製品は、全てのポートでMDI/MDI-X自動認識機能を搭載していま
すので、ケーブルタイプや接続する機器のポートに関係なく、簡単
にカスケード接続することができます。また、リピータやハブとは
異なり、スイッチのカスケード接続はコリジョンドメインを分割す
るので、カスケード接続できる数に理論上の制限がありません。
そのため、本製品をカスケード用途に合わせて何段でも拡張するこ
とができます。
カスケードの段数は、ネットワーク上で動作している
アプリケーションのタイムアウトによって制限される
ことがあります。
■接続手順
①本製品の任意のポートにLANケーブルを接続します。
②LANケーブルのもう一方の端を、接続機器(スイッチングハブ)の
ネットワークポートに接続します。
トラブルシューティング
「通信できない」・「故障かな?」と思われる前に、以下のことを確認
してください。
●PowerLEDは点灯していますか?
PowerLEDが点灯していない場合は、ACアダプタに断線がない
か、電源プラグが正しく差し込まれているか、正しい電源・電圧の
コンセントを使用しているかなどを確認してください。
●Link/ActLEDは点灯していますか?
Link/ActLEDは接続先の機器と正しく接続されている場合に点灯
します。点灯しない場合、以下のことを確認してください。
□接続先の機器に電源が入っているか確認してください。また、
パソコンに取り付けられているLANアダプタに障害がないか、
ケーブルがLANアダプタに正しく接続され、通信可能な状態に
あるかなどを確認してください。
□LANケーブルが正しく接続されているか、正しいLANケーブル
を使用しているか、LANケーブルが断線していないかなどを確
認してください。また、ケーブルの長さが制限を超えていない
か確認してください。2つのネットワーク機器と直接リンクを
形成するLANケーブルは最長100mと規定されています。
□特定のポートが故障している可能性もあります。ケーブルを別
のポートに差し替えて、正常に動作するか確認してください。
□LANケーブルに問題はありませんか? ケーブルの不良は外観
からは判断しにくいため(結線は良いが特性が悪い場合など)、
他のケーブルに交換して試してみてください。
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